藤島正之

ふじしままさゆき



当選回数回

藤島正之の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、アフガンの支援の関係についてちょっとお尋ねしたいと思います。  御承知のように、さきの復興会議で主な国の支援が決まったわけですけれども、米国は一年目二億九千六百万ドル、欧州連合が一年目五・五億ユーロ、ドイツが〇一年度で...全文を見る
○藤島委員 要するに、私が申し上げたいのは、日本以外の国に比べて我が国の支援額がかなり大きいということなんですね。五億ドルということですので、これは今の我が国の財政事情からすると大変大きな負担があるということだと思うんですが、これについての大臣の評価を伺いたい。
○藤島委員 私は、この額が必ずしも大き過ぎるとは思っていないのですけれども、これからが問題なのは、これだけの我が国の負担、かなり世界的に評価されていると思うんですけれども、ついここのところ問題になっておりますNGOのこの会議に参加の問題。御承知のように、自由民主党の鈴木宗男氏がこ...全文を見る
○藤島委員 私は、外交問題に対しても、同じように金を出すのなら、やはり我が国はきちっとして対応しないと、本当にむだな部分が出るといいますか、そういう部分が出るんじゃないかなということからちょっと申し上げただけであります。  次に、経済財政の中期展望の関係でございますけれども、不...全文を見る
○藤島委員 さらに、都市再生や不動産市場の改革で地価下落に歯どめをかけるとか、政府と日銀が連携し適切な金融政策を行うとか、あるいは構造改革の取り組みを継続することによってその効果は峠を越えるように加速的にあらわれるとか、そういうことを言っておるわけですけれども、非常に、現実にこう...全文を見る
○藤島委員 プライマリーバランスの問題ですけれども、財務大臣は、二〇一〇年はちょっと早いかなと思っているというようなことをおっしゃっているわけですけれども、この数字を見ますと、そのトータルの数字としまして、三十兆円の国債発行が前提ではなくて、〇二年度は確かに三十兆円ですけれども、...全文を見る
○藤島委員 確かに、国債発行額が直にプライマリーバランスに関係してくるわけではありません。もちろん、経済成長率がどうなるかというところからプライマリーバランスになってくるわけですけれども、私の申し上げたいのは、要するに、国債発行額をこんなにふやしていくという前提でさえも、成長率の...全文を見る
○藤島委員 願望のような感じで持っておられるのは結構なんですけれども、本当に現実にそういうふうにいくのかどうかということになると、大変疑問がある。これはアメリカの経済がどういうふうに伸びていくかとかいろいろな要素があるので一概には言えないんですけれども、私は、我が国の経済の再生は...全文を見る
○藤島委員 今の例ですと、国民に余り説得力がないような感じがするのですね。確かに行政経費の削減というのを通じて効率化を迫られる部分はあると思いますけれども、これがどれだけ景気回復に役立つかというと、どうもぴんとこない。あるいは、道路公団の問題にしても、一たん整理がついたような感じ...全文を見る
○藤島委員 私は、この問題は時間をかけてやるべきじゃなくて、断固として短期間にやる、それでこそ効果が出るというふうに実は思っております。  柳澤大臣にお見えいただいていますので、ちょっとお伺いしたいのですが、現在、不良債権処理は進んでいるのかどうか。なかなかよく目に見えないもの...全文を見る
○藤島委員 単純に見まして、これが進むと景気はよくなるのかどうか。
○藤島委員 ところで、韓国はかなり景気回復に成功しているようでございますけれども、その一つはやはり金融機関の問題があるわけで、金融機関に韓国が投入した公的資金は百五十兆ウォン、約十五兆円、名目GDPでいいますと三割に相当している、国家予算では一・五倍に当たるものをやっている。我が...全文を見る
○藤島委員 まさに収益力の問題だろう、こう思うんですけれども、収益力を上げるには、一時的に公的資金を入れることによって、不採算の事業といいますか、そういうのを切っていくという作業がやはり必要なんだろうと思うんですね。そこをきちっとやらないと、確かに幾らつぎ込んでも本当に水をどんど...全文を見る
○藤島委員 終わります。
01月28日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○藤島委員 ちょっと最初に、急な質問なんですけれども、私が記事を見ましたのが土曜日だったものですから質問通告がきょうになって申しわけないんですけれども、沖縄に金融特区の創設ということで、政府は、二十五日の午前に官邸で第十八回沖縄政策協議会を開き、来年度から十年間にわたる沖縄県の振...全文を見る
○藤島委員 これはやはり大変な制度だと思うんですね。  それで、今回考えている概要といいますか内容について、詳しくまだ決まってはいないと思うんですが、どういう内容のものを考えているのか、ちょっと御説明いただきたいと思います。
○藤島委員 これは沖縄経済の振興に大変いい効果をもたらすと私は思うんですが、大体どういうような効果といいますか、どういう規模で、どんなふうに一応見積もっておられるのか、お伺いしたいと思います。
○藤島委員 今、東京都知事の石原さんは、東京のどこかにラスベガスのようなものをつくりたいというようなことをおっしゃっているようですけれども、私は、沖縄にできればそういうものができるといいな、こう思っておったんですが、それは先のこととして、この今の施策は非常に沖縄の振興にとっていい...全文を見る
○藤島委員 私の質問の趣旨は、地方公共団体が歓迎する、しないというんじゃなくて、要するに、三十兆に国債発行額を抑えたものですから、今回やる財源として、言ってみれば、もう国債発行と結果は全く同じになることを、まやかしで、とりあえずこちらのものを使う、こういうことになるんじゃないです...全文を見る
○藤島委員 要するに、我々が申し上げているように、これは、結果的には全く、国の将来の債務を今負担している、今それを使っているということになるということを申し上げたかったわけであります。  次に、その内容ですけれども、その内容に入る前に、第一次補正と第二次補正の違いはどこにあるの...全文を見る
○藤島委員 今なぜそれを伺ったかといいますと、先般財務大臣の財政演説では、その後、米国における同時多発テロの事件の発生を契機に世界経済が同時不況に陥るリスクが高まる中、我が国の景気は、生産、設備投資が減少し、個人消費が弱含むなど、一段と悪化しました。こうした経済環境の急激な変化に...全文を見る
○藤島委員 先ほど、私、読み上げましたでしょう。これは財務大臣が本会議で読んだものなんですよね。要するに、第一次補正をやったころから、もうこれはわかっていたということを言っているわけですね。国民やいろいろ要望があったと言いますけれども、第二次補正についていえば、はっきり言えば自民...全文を見る
○藤島委員 そうすると、何か、それを余り強調すると、今の補正予算が余り要らないという方向に行くんじゃないかという感じはしますけれども、その点はおいておいて、今回の社会資本の整備ということで、四項目にくくってあります。先ほど副大臣が区分をおっしゃいましたが、都市機能の高度化とか、環...全文を見る
○藤島委員 それは、今まで私が申し上げた中にごく一部にはそういうのはあるかもしれません。金曜日の答弁でもそういうことをおっしゃっていましたけれども、全体の中でそんなものはほんの数%なんじゃないですか。
○藤島委員 そんなものは、ですから、十四年度の普通の一般会計予算で十分やればいい話であって、今回、補正にあえて組む、そんな緊急性があるのかどうか、あるいは内容も全然同じじゃないですかということなんですよ。
○藤島委員 公務員宿舎については今のようなしどろもどろの答弁しかできないだろうと思うんですけれども、そのほか治山治水対策事業費、これが千八百九十八億、これは結構大きいわけですね。あるいは、このほか道路整備だとか住宅対策、自然公園等の事業とかいろいろなのがあるんですけれども、これは...全文を見る
○藤島委員 要は、緊急緊急と言いますけれども、具体的な内容を見れば決して緊急じゃない。それを、単に二次補正が必要だ必要だということで、そういうものをかき集めて、そのままの名前ではとても予算として成り立たないので、要するに、今緊急という名前とその四つの分類に分けてやったにすぎない。...全文を見る
02月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。三点ほど質問させていただきたいと思います。  まず第一点ですが、私は、先生がおっしゃる国民内閣制、これが現実にかなり近づいてきているんじゃないかという感じがします。特に、選挙の際は、選ぶ際は、次の総理がだれになるかというのをほとんど念...全文を見る
○藤島小委員 今の件に関係するんですけれども、今までのような官僚制度に政治が乗っかっているんじゃ、なかなか改善できないんじゃないかなという感じがするんです。要するに、政権が交代したら官僚の上層部分は全部かわるといったようなダイナミックな方法を考えないと、いつまでたっても官のしつら...全文を見る
○藤島小委員 今の与党とその与党の党首である総理とのずれみたいな部分については。
○藤島小委員 では、最後にもう一点。  先ほど先生は、参議院のあり方との関係で、憲法上問題が出ると。まさにそういうことだろうと思うんです。ですから、衆議院で与党が過半数をとっておっても、参議院で少数であれば、法律はもちろんですけれども、問責決議で、実際、問責決議が可決されますと...全文を見る
○藤島小委員 終わります。
02月19日第154回国会 衆議院 本会議 第9号
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○藤島正之君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました二法案につきまして質問いたします。(拍手)  まず、小泉内閣の経済財政運営についてお聞きいたします。  つい最近、内閣府が発表した二月の月例経済報告は、三カ月連続で、「景気は、悪化を続けている」との判断を示しました...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  今ほどもちょっとお話ありましたけれども、景気対策という観点から、供給サイドと需要サイドと両方あるわけですが、これはもちろん両方一緒に進めていかなければいかぬわけですけれども、私は、きょうは、需要サイドを喚起するための税制について議...全文を見る
○藤島委員 ところで、平成十三年度の、今年度の予算でございますけれども、予算編成当時見積もった税収に比べまして、現在はどれくらいになるというふうにお考えでしょうか。当初見積もっていたときに比べてかなり自然減収といいますか、税制はいじっていないのにもかかわらず、当時といいますから一...全文を見る
○藤島委員 おっしゃるように、もう少し間があるわけでありますので、決算段階を見ないとわからないわけですが、少なくとも、当初に比べ、既にもう一兆円以上下がってきておるわけですね。  これの処理としては、予算の節約でやるか、あるいは新たな国債を発行するか、あるいはほかに方法がある...全文を見る
○藤島委員 要するに、究極的に言えば、国債発行で穴埋めするか、あるいは翌年度以降の歳出を切り詰めていくしかないわけでありまして、結局、自然減収になればその分先のものを先食いするような形にしか処理できない。  何でこんなことを私申し上げているかといいますと、また平成十四年度予算...全文を見る
○藤島委員 確かに、そこにワンクッション入ったような形になっているんですけれども、実体的に言えば、公共事業を一〇・七%削減し、ほかもかなり削減して五兆円を削減した。通常であれば五兆円新規に回せるわけですね。前年規模の予算でいけば、五兆円削減すれば新規にその分は新しい事業、あるいは...全文を見る
○藤島委員 そこがちょっと違うんじゃないかと思うんですよ。  三十三兆発行しなければならないのを三十兆でとめたとおっしゃいますけれども、十三年度も三十兆で十四年度も三十兆なわけですから、要するに、三十三兆まで発行しなければならないのはなぜかというと、税収が三兆円ほど減っている...全文を見る
○藤島委員 どうも間に中期展望の三兆三千億の要調整額というのが出てきておるものですから、非常に複雑になっておりまして、結果的にはそういう、私が申し上げているような形になっているのだろう、こう思うわけです。  ところで、そういうふうに、要するに税収が減になりますと、何としても、...全文を見る
○藤島委員 こういう税制の改革によりまして、税制だけではないのですけれども、これによりまして、景気の回復があり、結果的に税収が上がってきた。  要するに、増税による税収増じゃなくて、損して得とるといいますか、最初に減税ありき、それが結局経済の活性化につながり、そこで経済活動が...全文を見る
○藤島委員 確かに、税制につきまして、恐らく、いろいろなのが出てきておりますけれども、これは政治の圧力と、大蔵省から財務省になる過程でもそうですけれども、要するに、収支の均衡を非常に大蔵官僚が考え過ぎておって硬直的にならざるを得なかったという面が非常に大きかったのじゃないかなとい...全文を見る
○藤島委員 これから一つずつ御質問をしていきたいんですけれども、確かに、今財務大臣がおっしゃるように、税制というのはそうくるくる変えちゃいかぬもので、継続性は必要だろうと思うんですけれども、継続性という名のもとに、抜本的な考え方を変えるのではなくて、いろいろな例が出るんですけれど...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは一般質疑でございますので、総括的な話を議論させていただきたいと思います。  まず最初に、アメリカのイラク攻撃があるのかどうか、この点についてはこの委員会でも先ほど来出ているのですけれども、実は、昨日、かなり著名なマスコミの...全文を見る
○藤島委員 役所的な考えでいけば当然そうなるんでしょう。ただ、私が申し上げたのは、先ほどのようなことにならなければいいけどな、こういうことで御質問しているんです。ですから、二つ目の点、仮にあったとした場合に何ができるんでしょうかという点はいかがですか。
○藤島委員 何か答弁にはなっていないんですけれども、これ以上追及しても答えは出てこないだろうと思いますので、この件はとりあえずおきまして、次に、外務大臣にちょっと感想といいますか、お伺いします。  田中前大臣は外務省のことをまさに伏魔殿、こう最初に言ったわけでありますけれども、...全文を見る
○藤島委員 まだ本当に中身が調査中で明らかになっていないし、私は、田中大臣は体を張って、まさに体を張って外務省改革をやられたわけですけれども、川口新大臣も本当に体を張る、そんなつもりでやっていく、そういう気持ち、気概がございますか。
○藤島委員 野獣はならしようで大分違ってくるような気もするんですね。怒らせれば怒らせて、もう歯をむいて、前大臣のときのようになるし、調教というか、ならし方によっては主人の言うことを忠実によく聞く、そういう面は持っているんじゃないかというふうに私も感じます。私も三十数年役人をやって...全文を見る
○藤島委員 今の点、二点あるわけですけれども、急ぐという意味は、二人の局長の更迭を発表したまま後任を任命していないわけですね。そうすると、今その二人はどういう立場になっているのかよくわかりませんけれども、もう一週間もたっているわけで、やはりそういうことでそのままずるずる、人事とい...全文を見る
○藤島委員 より精強であるのが自衛隊でありますので、そこだけは忘れていただきたくないな、こう思いますが、何か小泉総理は最近いろいろなキャッチフレーズを言っていますけれども、ついに防衛庁までそういうのが流れてきたかな、こんな感じがします。  次に、東ティモールにPKOの派遣が決ま...全文を見る
○藤島委員 もちろん手続的にはそうなるんですけれども、要するに、内容の実質的な決定に当たって、いろいろな意味での指図とか横やりがあってはいけない。  今度の鈴木宗男さんの外務省の関係みたいなもので、正式な決定はきちっとそれぞれ手続をとったような形になっていますけれども、その事前...全文を見る
○藤島委員 紙上報道されていますように、防衛庁は第一、第二分類の方から行く、官邸はむしろ全体を示すというふうにちょっと感じているんですが、その方向性は一致しているんですか。そこのところなんですけれども。
○藤島委員 抽象的な議論をしている段階は私はもう過ぎているんじゃないかな、こう思いまして、具体的な成果にできるだけ早くやる必要があろうかと思いますので、防衛庁長官にはぜひ自衛隊のために頑張っていただきたいと思います。  終わります。
02月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  私は、かつて、政府のPKO事務局の次長を二年間務めたことがありまして、実はかなりの箇所に行っております。例えば、エジプト・イスラエルのUNTSOだとかキプロス、あるいはもちろんカンボジアのUNTAC、そのほか選挙監視だけでエルサル...全文を見る
○藤島小委員 今お話があったそこにまさに行き着いてくるわけでありまして、いわゆる六章半のPKOと、拡大的なPKO、それから平和執行部隊、あるいはもう少し行きますと多国籍軍、それから、究極的には私は国連軍ということになるのだろうと思うんですけれども、ここで我が国の憲法との問題が出て...全文を見る
○藤島小委員 大変心強いお話だと思いますけれども、私は、国連軍はもちろんのこと、多国籍軍であっても憲法上の問題は生じないのではないかなと思います。ただ、現実問題として、これまで国連軍にしても多国籍軍にしても、紛争がありますと、冷戦があったころは、どちらかの利害に関係しているもので...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。
03月06日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど来から財務大臣をうかがっていますと大分お疲れのようでございますので、端的にお答えいただければと思います。  まず、株価についてちょっとお伺いしたいんですけれども、空売り規制の成果だとかPKOの成果だとかいう話もありますが、ま...全文を見る
○藤島委員 総理は、何か、支持率が落ちても株価が上がった方がいいというようなことを言っておられたようですけれども、財務大臣は、今、直接関与していないという点はおっしゃられましたけれども、水準についての、柳澤大臣はコメントはすべきではない、こうおっしゃったんですけれども、財務大臣も...全文を見る
○藤島委員 願望としては高い方がいい、しかし、具体的に操作には手を出していない、こういうことでございますね。  次に、デフレの問題についてちょっとお伺いしたいんですが、両大臣は現在もうデフレだというふうに考えているのか、あるいは、まだデフレではないと考えているのか、どちらなのか...全文を見る
○藤島委員 そうしますと、両大臣とも、現在は一応デフレである、こういう認識であるということでございますね。  それで、ただいま物価の問題と絡めて出たのですけれども、物価の下落が歯どめがかかり、本当に物価が上昇に転ずればこれは景気が回復するというふうにお考えなんでしょうか、両大臣...全文を見る
○藤島委員 そうしますと、財務大臣は、物価が上がるということが必ずしもデフレ阻止の要因ではなくて、安定していることがデフレ阻止にはいいんだ、こういうお考えのように聞こえたのですが、要するに、物価が上がることはデフレを抑止するということではないということですか。
○藤島委員 それでは、その件はこれくらいにしまして、次に、構造改革というか財政改革とデフレ対応策、これは本当に両立するのかどうか、私は大変疑問を持っているのですが、つい最近、財務大臣は、これは大変困難な問題だというようなことをおっしゃっているわけですが、その辺の真意といいますか、...全文を見る
○藤島委員 いわゆるある部分は、はっきり言って矛盾する部分はあるわけですね。そのときに、どちらを重点にやっていくかという問題は一つあろうかというふうに思うわけです。  その次に、景気対策ということで最初言っていたのが、いつの間にかデフレ対策というふうに名前が変わってきているわけ...全文を見る
○藤島委員 そこで、二十七日に政府のデフレ対策がまとまったわけですけれども、まさにこれは、日銀総裁はいないのですけれども、日銀に全部をしわ寄せして政府の方が何もやらないというような、そんな感じがするわけであります。  その際も財務大臣は、大変難しい問題だというようなことをおっし...全文を見る
○藤島委員 私は、いつも申し上げているのですけれども、兵力の小出しの運用は本当に負け戦のもとだと思うのです。日銀と政府の方であっちだ、こっちだと何か相手の方に責任をなすり合って、自分のところが後から少しずつ出ていくということで、ついこの間も、総力戦でやるべきだという意見もかなり出...全文を見る
○藤島委員 私は、まさにそこが問題だと思うのですね。規制緩和というのはまさに抵抗勢力との戦いになるわけですね。そこのところが解決しない限り、口先だけで、第二弾は規制緩和だ、こう言ってもなかなか出てこないと思うのです。  要するに、第二弾、三弾というのは、来年か再来年の話じゃない...全文を見る
○藤島委員 与党の方は余り、抵抗勢力との関係で党側から進めるというのは難しいので、今の小泉内閣は、それに対して、規制緩和を中心とした構造改革をやる、こういうふうに断言して、今も一生懸命やっている、こう言っているわけですから、内閣として、先ほどからしつこくなって恐縮なんですが、本当...全文を見る
○藤島委員 わかりました。  それでは次に、特別検査について柳澤大臣にお伺いしますけれども、いつから始めて、どういうやり方で、いつ終わるのか、これを御説明いただきたいと思います。
○藤島委員 大まかな点はわかったんですけれども、やり方として、どういうやり方をやっているのか。これはちょっと話しづらい面はあるかもわかりません。例えば、危険度が高いところとか、いや、そうじゃなくて、その一歩手前のところからやっていくんだとか、そういった何か手順みたいなものはあるん...全文を見る
○藤島委員 何で私こんなことを聞くかと申しますと、恐らく、もうかなりやってきておりますから、柳澤大臣のところには中間的な報告が上がっているんじゃないか、柳澤大臣だけは実態をほぼ把握しているというふうに思うのですけれども……(発言する者あり)時間につきましては、私のオーバー分は同僚...全文を見る
○藤島委員 もちろん明確な結論は最後になるんだろうと思うのですけれども、先ほど来私がどういう手順でやっているのかということを伺ったのは、まさか、一番大きいというか一番問題なのを最後のぎりぎりになってやるはずはない、その前に一番問題になりそうな部分はかなりやって、ある程度の中間的な...全文を見る
○藤島委員 何でこういうことを申し上げるかといいますと、やはり、せんだっても質問させてもらいましたけれども、各大臣がばらばらなことを言っているわけですね。これが非常に経済界や国民の不安を醸し出している。すなわち、本当に三月危機というのはあるのかどうか。かえって、ばらばらであること...全文を見る
○藤島委員 法人所得の三五%を損金算入だとか、あるいは従業員二十名以上とか、いろいろな条件がついているわけですけれども、私は、九州比例区ということもありまして、沖縄に随分行くんですけれども、普天間の飛行場の移転の代償といいますか、その対策としてもやるわけですから、きちっと成果があ...全文を見る
○藤島委員 せっかく日本のほかにない制度をつくってやろうということですので、実効のあるようにやってもらいたいし、また現在の案だけにこだわらず、やってみて余り実効が上がらないようであればもっと優遇、この枠でもいいので、今先ほど私が申し上げたような数字を変えるとか、いろいろな意味でも...全文を見る
○藤島委員 やはり納税者は本当に血のにじむ思いで行くわけですね。それで、やはり土日しか休めない人もおるわけですね。それが今のようにただ受付に出せばいいとかそういう問題じゃなくて、根本的に、我が自由党が言っているんですが、ともかく税制を簡素化しないと、本当に一人で納税の申告書を書く...全文を見る
03月08日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  通告をしておりました質問に入る前に、財務大臣の感触をお伺いしたいと思います。  けさほど内閣府が国民所得統計速報を発表いたしまして、昨年の十—十二月期の国内総生産、GDPは、個人消費は若干ふえましたが、民間設備投資が前期比一二・〇...全文を見る
○藤島委員 達成は、行けそうか行けないかという点はどうでしょうか。
○藤島委員 ちなみに、竹中大臣はもうだめだと言っておるのですけれどもね。  次に、二月二十七日に税のあり方について質問させていただいて、各論に入る前に時間切れになりましたので、その続きを幾つかやらせていただきたいと思います。  現行税制を全般的に例えると、よく旅館が、需要があ...全文を見る
○藤島委員 お言葉ですけれども、責任は、やはり国会というよりは自民党政権下の政府にあって、今おっしゃったように、やはり一つずつ減税をやっていくと、なかなか権益があってもとへ戻せなくなる、こういうことの積み重ねだったのではないかな、こう思うわけでありまして、それを国民、国会のせいに...全文を見る
○藤島委員 私は、必ずしも今のそういうお考えに賛同はできないんですけれども、過日、小泉総理は税制のあり方について、政府税調なり自民党の税調にも、どういうふうなのがいいか、もう全く白紙で丸投げをしているということでありますけれども、政府というのは本当にそんなことでいいのかどうか。や...全文を見る
○藤島委員 誤解ではないのであって、やはり政府は責任を持っておるわけですから、こういう方向だという、何もなくて、単に検討してくれ、いい案があれば虫食い的にちょっといただこうか、そういうものじゃないんじゃないでしょうか。そういう意味で、白紙に検討してくれというのは全く理解に苦しむ。...全文を見る
○藤島委員 その構造改革に資する税制というのはどういうものかというのは、大体、考えればほぼ見当がつくのは幾つかあるんだろうと思うんですけれども、それについて、全部白紙、白紙委任というのはいかがかなと私は思います。  ところで、主なものについて幾つかちょっとお尋ねしたいんですが、...全文を見る
○藤島委員 次に、我が国のような位置づけになりますと、常に新しい産業を起こし、新しい知識型の産業みたいなものをどんどんやっていく必要がある。それには、やはり研究開発投資、これは絶対必要だろうと思うんですね。これで開発したものを、ある程度我が国でその利益を享受した上で、いずれ開発途...全文を見る
○藤島委員 アメリカとの比較ではどうなっていますか。
○藤島委員 今の二つについては、実は、中長期的な課題として、相当いい税制をしいておかないと恐らく先進諸国でおくれをとることになりかねない、こういう観点から申し上げたわけですけれども。  ところで、景気の即効性という観点からいきますと、投資税制とか土地、不動産税制、特に土地、不動...全文を見る
○藤島委員 五百五十万じゃ余りインセンティブにならないと思うんですよね。五百五十万で家がどれほどできるかわかりませんけれども、やはり、今でいえば三千万とか五千万、そういった単位が必要なんじゃないかなと思いまして、これからもそういう方向で検討をしていただきたいなと私は思います。 ...全文を見る
○藤島委員 まだいろいろ聞きたいんですけれども、ちょっと時間がなくなってきまして、もう一点だけ税の問題で、私は、早く検討をして、結論が出たのから、その年の、来年の途中でもいいんですけれども、どんどんやはり実行していくべきだろうと。今のように、六月にかけて方針を出して、それから具体...全文を見る
○藤島委員 もう一問、今度は国税庁のOBの税理士の問題についてお伺いしたいと思います。  国税庁の方に伺いたいと思いますけれども、税理士の試験、これは毎年かなり受けているわけですね。五万人受けて合格者が千人、大変厳しい試験なんですね。それで、五科目ありますよね、大変難しいわけで...全文を見る
○藤島委員 さっき申し上げたように、大変な倍率なんですよね、試験自体は。五万人受けて千人しか入らないんですからね、最終合格は。合格者の年齢も、三十三歳から三十四歳ぐらいなんですよね。大変な負担なんですね。それを、税務行政に携わっていたというだけで資格を与えるというのは、さっき、ほ...全文を見る
03月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先生の御説明にもありますように、確かに政官和合の時代は今の制度で非常にうまくいっていたような気はするんですけれども、近年、政官矛盾の時代に入ってきて、ここでいろいろな問題が出てきているというふうな認識で、私は全くそういう感じがする...全文を見る
○藤島小委員 次に、今のところ、内閣は一つでも、総理はかわらなくても、大臣が大体十カ月とかぐらいでどんどんかわっておるということで、官僚をなかなか抑え切れていない。素人の大臣が次々かわるわけですから、やっとなれたころに、官僚を抑えられるころになるとかわっちゃっているということなん...全文を見る
○藤島小委員 次に、今回の鈴木宗男さんの問題にもあるんですけれども、与党の一議員が役所にいろいろ指図したりするということで問題になっているわけです。イギリスの場合はそういうことが許されないというふうに聞いているわけです。そうなりますと、国会の国政の調査権、それは与野党の国会議員を...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。  最後にもう一問だけ、法案提出権の問題ですけれども、現在、ほとんど内閣が提出することになっているわけですね。一部、議員立法ありますけれども、大体、それも内閣で出すのが若干不都合かどうかということで、実は裏はほとんど内閣がいるというようなこ...全文を見る
○藤島小委員 終わります。
03月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  北朝鮮の拉致問題に入る前に、外務省の人事といいますか、野上前次官の件についてまずお尋ねをしたいと思います。  まずお尋ねしますけれども、大臣と次官というのはどういう関係だというふうに御認識になっておりましょうか。
○藤島委員 国家行政組織法の方に書いてあるわけですけれども、次官は大臣を助けるというふうにはっきり書いてあるんですね。  前田中大臣と野上次官との関係は、本来、次官が大臣を助けなければならなかった、にもかかわらず、まさに大臣の足を引っ張る、そういうことばかりやっていたというふう...全文を見る
○藤島委員 形の上で結構なんですけれども、どういう理由で更迭されたんでしょうか。
○藤島委員 要するに、大臣の補佐が不十分だった、不適格だったということに尽きるんじゃないんでしょうか、どうですか。
○藤島委員 一般的にはそのNGOの問題と言いますけれども、要するに、事務次官は大臣の補佐をきちっとしなければならない、その任務に違背しておった、そういうことで更迭されたということなんですね、詰めて言いますと。  ところで、事務次官を終わってから各国の大使に行っている例があります...全文を見る
○藤島委員 もう一つ、野上前次官は今どういうふうな形になっておりますか。
○藤島委員 処遇はどういう形になっていますか。
○藤島委員 給与等は、前の次官の給与と現在はどういうふうになっていますか。
○藤島委員 恐らく、ほとんど差がないはずなんですね。  それで、大臣にお伺いしますけれども、大臣は、今のような野上さんの更迭の理由その他から考えて、私は、次によもや大使に転出するというようなことは絶対あってはならない。本来であれば、更迭ということは、総理は三方一両損とか言ってい...全文を見る
○藤島委員 事務次官というのは、もう功なり名を遂げた人なんですよ。これがさっきのような形で、責任をとったのかとらないかわからない。これはやはり、外務省の組織としてけじめをつけたことにならない。  大臣は、総理が国会対策上の責任をとらせたと言いますけれども、任命権者は外務大臣なん...全文を見る
○藤島委員 いずれも本当に悲惨な形、自分の意思にほとんど関係なく無理やり連れていかれている。本人もそうですけれども、残された家族も大変、何というんですかね、きつい思いをしていると思うわけですけれども、警察庁としての今後の対応といいますか、外務省とか何かはまた別に聞きますけれども、...全文を見る
○藤島委員 確かに、これは今明らかになったのが八件十一名なんですけれども、どうも水面下でわからないままというのが恐らく同じぐらいの数あるんじゃないかなという気もするのでありまして、警察庁としては全力を挙げてひとつ捜査をやっていただきたいと思いますし、ほんのちょっとした情報でも漏ら...全文を見る
○藤島委員 何もないのに槙田という名前がどんどん出るということはあり得ないのじゃないでしょうかね。そこはどうなんですか。その雰囲気があったということの中には、やはり槙田という名前が出るからには、そういう近い発言をされておったということじゃないんですか。  ということは、そういう...全文を見る
○藤島委員 そんな、理解できないなんて、そんな話じゃないです。これはそんな難しい話じゃないんですよ。要するに、本気できちっと調査をしていないということなんじゃないですか。本気で調査すれば、理解できないなんというような話で終わっているはずがないじゃないですか。(発言する者あり)本人...全文を見る
○藤島委員 だから、先ほど申し上げたでしょう、いつ、だれが、どういう形で本人に確認したのか、それを言ってください。
○藤島委員 ですから、大事な問題ですから、そういう仲間同士が電話で聞いたと。本人は言っていないと言うに決まっていますよ、そんな程度じゃ。当たり前ですよ、それは。そんな調査じゃ、この問題に関しては事の重要性からいけないんじゃないですかと言っているわけですよ。  よって、もう一回き...全文を見る
○藤島委員 安倍さんが、今の外務省がそうじゃないとかそうだとかいう、今そんな問題じゃないんじゃないですかね。それと、何年前だからうやむやにしておっていいという問題じゃないので、うやむやじゃなくてはっきり、当時はそういうことがありました、本人も言いました、しかし今は全く違いますとい...全文を見る
○藤島委員 私は本当に、今まで調査されたと言いますけれども、仲間内のうやむやな調査でまた終わらせようという、その外務省の体質そのものだというふうに思わざるを得ないんです。やはりもう一回、きちっと調査をされた方がいいと思います。  それはそれとしても、今外務大臣がおっしゃったよう...全文を見る
○藤島委員 時間の都合もありますので、もう一つ。  先ほどの続きになりますけれども、金正男の扱いの問題でありますが、要するに、外務省はこれを本当に金正男と認定しているんじゃないんですか。  もう一度その前にちょっと確認しますけれども、シンガポールから来まして、普通だとシンガポ...全文を見る
○藤島委員 大体、本人が希望すると希望した国にみんな行けるんですか、こういうケース。そこはどうなんですか。
○藤島委員 そんなことないと思うんですけれどもね。  それじゃ、またダブってあれですが、本当に、要するに、外務省はかつて、これだけの人間をつけていったというケースはないわけでしょう。
○藤島委員 警備局長、当時、警察庁は逮捕すべきだというふうに主張しておりましたか。
○藤島委員 警察の主張は本当に立派なんですよね。外務省が腰抜けだから、こういうことになるんですよ。  外務大臣、さっき、いろいろ問題が起こるかもしれないと、本当に、先ほど平沢委員が質問したように、何で問題が起こるんですか。  その前にちょっと聞きますけれども、防衛庁長官、北朝...全文を見る
○藤島委員 外務大臣、そういう意味ですか。この件はそういう問題がある、北朝鮮からそういうテロとかいろいろな行為が、これを逮捕し、あるいはいろいろな形で引き延ばした場合、今防衛庁長官が言ったようなおそれがある、そういう問題があるからうやむやにしようとしたんですか。
○藤島委員 そうじゃないんですよ。外務省、これは重大な外交問題なんですよ、もし金正男であれば。あったと私は思いますけれども。それは、単なる入管法の問題だといって措置すべき、そういう問題じゃないんですよ。重大な外交上の問題なんですよ。それを外務大臣は入管の問題だと言うだけで、外務省...全文を見る
○藤島委員 そんなばかなことないですよ。年齢だってにせのパスポートとみんな同じですし、写真なんかみんなそうじゃないですか。今まで警察庁だって情報をとって、間違いないから逮捕すべきだと言っているんじゃないですか。それを外務省は腰抜け外交で、問題になるかもしれないということであえて、...全文を見る
○藤島委員 全然答弁になっていないんですよね、要するに。  何回も言ってもしようがないんですけれども、外務省はちゃんと知っていたから、問題が起こるかもしれない、その問題が起こるというのは、私は、防衛庁長官がさっき言ったような意味で問題が起こると思っていたんじゃないと思いますけれ...全文を見る
○藤島委員 認識というより、現実の行動を見ればわかるじゃないですか、みんな。要するに、外務省は機密費を使って儀典で格好よくだけやっている、それが自分らの使命だ、こう思っているんですよ。国益なんか二の次の次なんですよ。だから、こういうことが次々行われるんですよ。  防衛庁長官だっ...全文を見る
○藤島委員 国民のせいにしないでくださいよ。防衛庁長官が、国防の、あるいは安全保障、生命財産を守るその最大の責任を負っている人が、外務省の腰抜け外交に一緒になってやらないでほしい、毅然としてやってほしい、こういうことなんですが、どうですか。
○藤島委員 ちょっと次元は違う答弁なんですけれども、よしとしましょう。  時間にもなりますので、この問題は大変重要な問題で、私は、金正男の問題をカードとして使うのを失したことを当時から非常に残念に思っていたものですから、質問をしたわけであります。いずれにしても、外務省としても、...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第2号
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○藤島小委員 自由党の藤島でございます。  まず最初に、九十二条の地方自治の本旨、これをどのようにお考えでしょうか。
○藤島小委員 昔は、移動にしましても、歩くか、かごか、せいぜい馬ぐらいだったわけですけれども、急速にモータリゼーションが進んできたわけです。この合併の問題もそういうところにかなりかかってくるんじゃないかと思うんですが、まず、世界的には、この動きはどんな動きになっておるんでしょうか...全文を見る
○藤島小委員 現在三千ぐらいあるところを、先ほどの数字で千というのがひとり歩きしているとおっしゃいましたけれども、私は三百ぐらいがいいんじゃないかなという感じはしておるんです。  いずれにしても、公共事業等を行うにしましても、現在の単位では、発想をし、それを設計したりあるいは発...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございます。私も全くそういうふうに考えておるわけでございます。  それから、先ほど江田委員からもちょっとお話があったんですけれども、先ほどのタイプの四、これが大変重要じゃないかなというふうに考えるわけです。というのは、御承知のように非常に今過疎化をしてい...全文を見る
○藤島小委員 最後に一問ですけれども、国と地方自治体との関係で、従来言われていた機関委任事務は廃止されたわけですけれども、この成果についてはどのように評価されておりましょうか。
○藤島小委員 ありがとうございました。  終わります。
04月04日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、PKO手当についてお伺いしたいと思います。今度行っております東ティモールですけれども、PKO事務局に伺いますが、これは予防注射はしなければいけないような、そういう場所でしょうか。
○藤島委員 要するに、非常に健康上問題がある、そういう地域であるということでありまして、かなり予防注射をやらないかぬ。全部打つには大体二、三カ月ぐらいかかる。そういう非常に厳しいところなんですね。毎日打つわけにいきませんので、二週間に一回ぐらいずつ予防注射をやるわけですけれども。...全文を見る
○藤島委員 いろいろな要素はありますけれども、ほぼ同等と見ていいんじゃなかろうかというふうに思うわけであります。危険度その他もあるわけですけれども、私はその辺とほぼ同等じゃないかなと思っているわけです。  そこで、PKO手当でありますけれども、今回の手当に当たって防衛庁が要求し...全文を見る
○藤島委員 いや、それを言っているんじゃなくて、最初に防衛庁が要求して、これだけ欲しいと言った額が幾らであるかということを伺っているのです。
○藤島委員 要するに、一万六千円で要求したものが一万円に削られたということなんですね。  そこで財務省、これはどうしてこういうふうに削ったのですか。
○藤島委員 今の説明では、なかなか私は納得できない。やはり危険もそんなに減っているということじゃなくて、それも変わるわけですからね。  それで、今の説明程度で、防衛庁がきちっと責任を持って要求した額を四割ぐらいカットしている、こんなことでいいんですか。
○藤島委員 今の説明の中で、政府部内の調整だからそれはコメントできないと言うのですけれども、やはり要求官庁として防衛庁が必要だと認めて出しているわけですから、きちっとした理由で防衛庁が納得いくのならいいけれども、今回のような措置は非常に納得いかないと思うんですよ。  やはり国際...全文を見る
○藤島委員 金額を見ますと、財政状況が苦しいからといって、これを四割も当初要求からカットする。それほど財政状況として、きついことはきついのはわかりますけれども、ほかの部分を削ったっていいじゃないですか、実際。  本当に隊員にしてみれば、大変な不満が残っていると思いますよ。それは...全文を見る
○藤島委員 やはり不審船の構造とか武装形態、そういったものがわかると、その資料の価値というのかな、大変大きなものがある、こう思うわけです。引き揚げに関して海上保安庁、防衛庁はぜひと、こういうことを望んでいるわけでありますけれども、外務省は引き揚げは慎重にというようなことを考えてお...全文を見る
○藤島委員 では、もう一つ、海上保安庁にちょっとお伺いしますけれども、先ほど前原委員のときも議論があったんですけれども、排他的経済水域と日本側の行動なんですけれども、そもそも、今回も漁業法違反ということでやっているわけですけれども、こういう案件については非常に限界があるんじゃない...全文を見る
○藤島委員 先ほど同僚議員からも質問があって、海外にどういうものがあるかということでアメリカの例とか何かありましたけれども、漁業法だけというケースは少ないんじゃないかと思うんですね。やはりこういう不審船のような対処については、もっといろいろな行動ができるように法的に措置されている...全文を見る
○藤島委員 それに対して中国側は、今一致していると言いますが、どういうような表現があったんでしょうか。
○藤島委員 要するに、私が伺いたいのは、引き揚げについて後ろ向きな方なのか、あるいは、我が国の意向はわかっているわけですから、前向きな方向だったのか、その感触を伺いたいということなんです。
○藤島委員 時間が参りましたのであれしますけれども、不審船一般の問題じゃなくて、今回、排他的経済水域の中でこの船を引き揚げるかどうか、そこがまさに問題なわけで、本当は外務大臣としては、そこを具体的な議論として、我が国の立場をきちっと要求して向こうの譲歩を引き出すのが外交の、本当に...全文を見る
○藤島委員 終わります。
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○藤島分科員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは、IT政策について幾つかお尋ねしたいと思います。  まず、ITについては小泉内閣の一つの大きな柱だったと私は認識しておるんですが、最近余り声が聞こえなくなってきているんですが、総務大臣にお伺いしますけれども、IT政策につ...全文を見る
○藤島分科員 小泉内閣はわっと行くんですけれども、しりすぼみみたいな部分が大変多いわけです。私は、このIT関係は、我が国が世界の中で生き残っていくためには、どうしても重要なものだと位置づけざるを得ないと思うんですね。  そこで、担当大臣におかれては、静かなことは順調に行っている...全文を見る
○藤島分科員 韓国の事情は事情ですけれども、我が国は我が国の事情があって、私は、その規模を国力の差から見て、今のは絶対数で若干負けているということなので、国力というか、人口その他の規模の数からいったら、とても比較が同列にならない。勝ち負けじゃないんですけれども、向こうの普及率が大...全文を見る
○藤島分科員 ぜひ、役所としてもそこら辺をバックアップして、世帯当たりでも韓国に負けるというようなことのないように、積極的な支援策をやっていただきたいと思います。  次に、ケーブルテレビの問題なんですけれども、同時に孫さんが、日本の場合は規制が多過ぎて、普及が思うに任せないと。...全文を見る
○藤島分科員 ところで、会社の数でいくとそういうことかもわかりませんけれども、内容なんですけれども、一社当たりといいますか、そういう面では実態はどんなふうになっているんですか。
○藤島分科員 CATVは、やはり一つの普及の柱じゃないかというふうに実は思うわけです。  それで、電柱の使用との関係がかなり多いわけですね。そこで、電柱使用のルールは、現在どういうふうになっておりますか。
○藤島分科員 今、電柱の使用状況はどうなっていますか。
○藤島分科員 おおむね順調にということなんですけれども、紛争みたいな形になったケースはありますか。
○藤島分科員 電柱は約二千万本ぐらいあるらしいんですけれども、そのうち一千数百万本が提供されているようで、その中で大きいのが、ほとんどがNTTなんですね。東京電力なりほかの電力会社は、大手で圧倒的に強い力を持っている。そういう中にあって、NTTは確かに、交渉力というんですか、それ...全文を見る
○藤島分科員 確かに、見直しは大事だろうと思うんです。  例えば今の一束化の話ですと、要するに、貸す側から見れば、ばらばらやられたんじゃかなわないという面があるんです。一束化といいますけれども、全く新しいところで引こうというときは、利用者側が何社かで話し合って決めますから、それ...全文を見る
○藤島分科員 大臣のそういう御答弁をいただきまして心強く思っておりますが、ぜひそういう方向で御検討いただきたいと思います。  それから、電線類の地中化について、私は日ごろ道路を走っていまして、電柱が非常に交通にも障害になっているということで、ヨーロッパやアメリカへ行きますと、電...全文を見る
○藤島分科員 かなり重要視しているということはわかるわけですけれども、これは、先ほど来のファイバー網とかそういうのもそこに一緒に設置するチャンスであるし、そうすれば先ほどのような電柱問題もだんだん解消できるわけで、現に、先ほどちょっと答弁ありましたけれども、電線地中化の場合には新...全文を見る
○藤島分科員 確かに、金がかかることは間違いないんですけれどもね。ちらっと聞いたところでは、おおむね行き渡るのに百年ぐらいかかるというような話もあるようなので、事業者の負担の問題もいろいろ難しい問題あると思いますけれども、ぜひ積極的にやっていただきたいと思います。これはまさに従来...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○藤島委員 前田参考人をお願いしておるのですが。
○藤島委員 先ほど来、事故について質疑があったわけでございます。サイバーテロじゃないかというような話もないわけではないのですが、私は、今回は単なる銀行側の技術的なミスではないか、こう思っておるわけですが、先ほど来の議論の中で、やはり会社側の事の重大性に対する認識の甘さといいますか...全文を見る
○藤島委員 私は寝てないんですとか言って、直後に結局やめた方もおりますけれども、これは、寝ている、寝てないの問題じゃない。国民に対する影響というのは甚大なものがあるわけですね。先ほど、どういう損害があったかどうかわからないというようなことをおっしゃっていますけれども、一部に、損害...全文を見る
○藤島委員 あってはならないことだと私は思います。  さればとて、若干会社にとって同情的な部分があるわけでありまして、営業のやり方をミスしたとか、そこに意図的な犯罪行為的なものがあったとかいうものではなくて、いわゆるコンピューターのシステムの問題でありますから、これはみずほ自分...全文を見る
○藤島委員 大変な額をかけてこういうことが起こったということは、人災でもあるようでもあるんですが、やはり事故といえば事故みたいなことがあるような気もいたします。  決して弁護するわけではないんですけれども、前田参考人は四月一日に社長になったばかりで、それこそみずほグループを挙げ...全文を見る
○藤島委員 原因の追求ももちろん大切なんですが、私は、現在困っているわけですから、この処理をともかくできる限り、全行員を挙げてやっていただきたいと思います。私は寝不足ですからなんて、そんなばかなことを言っている場合じゃないということを申し上げておきたいと思います。  とりあえず...全文を見る
○藤島委員 かなり膨大なものになってきているんですけれども、これで、実際にこれがマネロンだとわかったというような事実はあるんでしょうか。
○藤島委員 その具体的な、こうこうこういう事件だから言えないというのはわかるんですけれども、では、件数で何件ぐらいは言えるんじゃないですか。
○藤島委員 全然答弁になっていない。  要するに、数千件、数万件にわたって報告したものが本当にどういうふうに結びついているのか。結局それが何にも結びついていないのなら、今度のこれもやっても何にも意味もないんじゃないかということなんですがね。そこをはっきり答えてください。
○藤島委員 どうも、もうちょっと先まで、やはり捜査当局が実際問題どれぐらい使っている、そういうのもなくて、ただ送り込んだ、あとは捜査当局だ、これで本当にいいんでしょうかね。やはりそこは、自分らがやっている仕事がどれぐらいの効果があるか、こういうのを見きわめないで、次の、今度の、こ...全文を見る
○藤島委員 どうも、効果がよくわからないけれどもシステムだけつくります、今回もそういう前提のもとにまた新しいシステムをつくります、これはなかなか説得力がない、そういうふうに考えるわけですが、これ以上柳澤大臣と議論しても同じ答えしか返ってこないという気はしますけれどもね。  それ...全文を見る
○藤島委員 マネロンの場合より規模も大きくなるし、やり方もちょっと違ってくるんじゃないかなという感じはするんですよね。  例えば、一回に送る金額とか、あるいは一回ずつはある程度少なくても何回にもわたると結構大きくなるとかいう、形態的に見ればある程度は見当がつくんじゃなかろうかな...全文を見る
○藤島委員 記者にはいろいろお話しし、数字も若干ずつ話はしているようですけれども、この場ではなかなか無理なようですか。じゃ、何かお答えありますか。
○藤島委員 先ほど私が申し上げた数字は多分正しいんだろうというふうに理解しておきますけれども、もう時間がありませんので、最後に一問だけ質問したいと思います。  最近の景況感では、よくなっている部分、例えば、景気ウオッチャーによる部分なんかでは、全体五〇%を割っておりますけれども...全文を見る
○藤島委員 そういう状況に対する評価みたいなものは。
○藤島委員 終わります。
04月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  私は、二点についてお伺いしたいと思います。  第一点は、両院のあり方の問題なんです。  参議院は衆議院のダイナミズムを緩和する役割ということだろうと思うんですけれども、これもやはり選挙制度と非常に密接に絡みがあるわけでありまし...全文を見る
○藤島小委員 もう一点は、民主主義のこういう議会制度になってきますと、現実には政党政治にならざるを得ない。今、我が国の場合、政党がかなり信任を失ってきつつあるわけですが、さればとてほかにかわりようのないものだろうという感じがするので、きょうは、先生のお話の中には政党との関係は触れ...全文を見る
○藤島小委員 はい。
○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  昨年の参議院の選挙で選挙制度を変えたわけですけれども、まさにあれは自民党の党利党略ということで、あれを見ますと、ゲリマンダリングよりまだ悪いんじゃないか、こう思うわけですが、自民党の重鎮でいらっしゃる中山会長に、猛省をしているのか...全文を見る
○藤島小委員 結果は歴史が評価するんだろうと思うんですけれども、前回の改正については、非常に動機が、国民の納得を得られないものだろうと思うんですね。今の新しい制度そのものは、やはり長い目で国民が評価するんだろうと思いますけれども、そのことだけを申し上げておきます。
04月12日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  財務大臣ちょっとおられないので、先に柳澤金融大臣にお尋ねしておきたいと思います。  私は、三月の中ごろこの委員会で、大臣に、三月末の株価というか金融危機についてどんなことを考えていますかとお伺いしましたら、一万円台に乗っておれば金...全文を見る
○藤島委員 それじゃもう一問ですけれども、最近の銀行の姿勢なんですが、経営状態いろいろきついものですから、貸出先を選別して金利も差をつけよう、こういう傾向になっているようなんですが、結局、それを突き詰めていきますと、勢いリスクの大きいところ、すなわち零細でかつきちっとしたバックの...全文を見る
○藤島委員 貸す側の銀行だけの立場ではなくて、借りる側の中小零細になるべくしわ寄せのいかないような、きめの細かいそういう指導をできるだけお願いしたいと思います。結構です、ありがとうございました。  それでは、法案の方についてちょっとお伺いしたいと思います。  現在やっている事...全文を見る
○藤島委員 今るるお述べになったのは、効果を上げるための考え方みたいなものであるんですけれども、実際にそれでは、独立行政法人通則法第二条では、その目的は、今ちょっとお触れになりましたけれども「効率的かつ効果的に行わせる」、ここが最終的な目標になるわけですね。  そうすると、今回...全文を見る
○藤島委員 要するに、これは政府の自己満足だけであって、何ら効果を生まない、こういうことなんですよ。  見方を変えて言いますと、これはどうして完全民営化はできないんですか。
○藤島委員 現段階ではということは、この先、それじゃ、民営化を考えているわけですね。
○藤島委員 特に、印刷局の業務、これは、先ほどもありましたけれども、日銀券あるいは国債、印紙、郵便切手、郵便はがき、あるいは印刷物、官報、法令全書、白書、調査統計資料、こんなものを何で国がやらないかぬですか。それで、五千七百名も持っているんですよ。造幣局も同じような内容があるんで...全文を見る
○藤島委員 民業の圧迫にならない範囲じゃない。全然民業を圧迫しているんですよ、これは。全部民業にして差し支えないんですよ。競争させたらもっと安くなる。私も、現に役人時代、印刷局に白書等を頼んで、締め切りはうるさいわ、時間はかかるわ、こんなのは民間にやらせたらもっとスムーズにどんど...全文を見る
○藤島委員 全然答えになっていないわけですよね。そのために五千七百名も抱えておく、これはどう見てもおかしい。こんなもの、民間にどんどんやらせたら非常に安くできるわけですよ。今、各省が、印刷物を全部、例えば予算化して印刷局にやっていますが、あれを民間にやったら半値ぐらいでできるんで...全文を見る
○藤島委員 終わります。
04月18日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○藤島委員 外務大臣に一問だけ御質問させていただきます。  外務大臣は、大臣就任の際、小泉総理から、外交問題と同じように外務省改革についてもしっかりやってほしい、こういうふうに言われましたね。
○藤島委員 就任されたころ、非常に元気があって一生懸命やっておられたようなのですが、最近、どうもお見受けしますと余り元気がなくて、答弁の方も役人の答弁を読まれることが多いようで、ちょっと我々も期待がどうかなという感じもするのですけれども、外交問題についていえば、外交問題については...全文を見る
○藤島委員 大変期待をしておるのですが、ところで、昨日、四野党が共闘しまして、官房報償費、いわゆる官房機密費、この執行停止を求める申し入れというものを、小泉総理大臣と内閣官房長官の福田さんに持っていったわけです。その際に、内容は幾つかあるのですけれども、その一つに、外務省報償費に...全文を見る
○藤島委員 外務省の中での使用についてそういうふうな改革が行われたというのは大変な前進だと評価すべきものだとは思いますけれども、前半の部分の、官邸への上納について歴代の大臣がないと言っておるとか、総理もそう言っておるということでいいのかどうか。やはり事務的にどういう処理がなされて...全文を見る
○藤島委員 やはり緊急事態というのが非常に一番広い概念のような気がするわけですね。その中に、本当に国家が重大な危機に瀕している、そういうものが一番極端に、緊急事態の中でも一番上のレベル、そこまでにいかないけれどもかなり重大な事態、それともう一つが、一番ランクが低いといいますか、テ...全文を見る
○藤島委員 今の説明では何も説明になっていないので、例えば基本理念、この中に一部ありますけれども、「武力攻撃事態への対処においては、日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず、これに制限が加えられる場合は、その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであ...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  現在の不良債権問題でございますけれども、大方二つに分かれているんだろうと思うんですね。一つは、バブル時代の後遺症的なものがまだ残っているのかどうか。それと、最近のデフレの進行に伴うものということなんですけれども、私は、端的に言って、...全文を見る
○藤島委員 寺西参考人、いかがですか。
○藤島委員 前田参考人の答弁は、自分が担当していなかったからよくわからないというのは、そんなものは答弁にならないと私は思うんですけれども。  それでは、もう一方、三木参考人はいかがですか。
○藤島委員 ところで、明確に区分できるのかどうかわかりませんけれども、バブルに係る不良債権問題はもう済んだというふうに考えてよろしいんでしょうか。これは西川参考人にお伺いしたいと思います。
○藤島委員 ところで、第一弾がそういうことで、第二弾の、デフレの進行が新たな不良債権を生み出し、金融システムへの信頼回復を阻んでいる、これは二十三日の寺西参考人の記者会見でおっしゃっているんですが、そういう面もあると思うんですけれども、やはりこれも銀行経営の甘さによるところもかな...全文を見る
○藤島委員 各行合併をされているわけですけれども、同種のものが一緒になっただけではなかなか収益改善がいかないと思うんですけれども、今回みずほの場合ですと、一緒になったけれども今度縦割りに移行するわけですね。それで、それぞれまた新しい発想でやる。やはり何かそういう発想でないと、大き...全文を見る
○藤島委員 寺西参考人、いかがですか。
○藤島委員 努力されているとのことなんですけれども、我々国会議員も、実は一割歳費削減をやっておるわけです。必要な経費を余り削減するのはいかがかとは思うんですけれども、やはり、これまでの銀行経営の甘さの中で、ただ今までやっていたということでむだな経費が残っているのがかなりあるんじゃ...全文を見る
○藤島委員 ほかの公的金融についても一言。
○藤島委員 時間がありませんので全員というわけにいかないと思いますけれども、今、公的金融につきましても、今まで大蔵省が銀行業界を全部抑えておったもので、公的金融が民業圧迫になっているのを知りながら、恐らく不満や意見を言えなかったんだろうと思うんですね。今やもうそういう時代じゃない...全文を見る
○藤島委員 それでは、終わります。ありがとうございました。
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  今ほど原口委員からちょっと質問が最初にあったのとダブるかもわかりませんけれども、G7に行ったときの会議の話は、財務大臣、先ほどされたようですけれども、その前後にアメリカのオニール長官と会われて話をされているようなんですけれども、その...全文を見る
○藤島委員 その、あとはいろいろなという中で、やはり構造改革についても、あるいは不良債権処理についても、G7の会議とは別ですから、一対一ですから、かなり深く突っ込んでお話されたんじゃないかと思うんですが、それに対してオニールさんは、財務大臣の言うことを信用しているというかそういう...全文を見る
○藤島委員 何かかなり甘いような気もするんですけれども、そのほかに税制改革についても話をされたんですか。
○藤島委員 さて、その減税ですけれども、どうも今の政府の中ではばらばらで、いろいろなことを言うとそれを否定する人が出て、こういうものはいいんじゃないかと言うとまたそれもいかぬとか、いろいろ本当にばらばらでどうにもならないぐらいなんですが、その中で一つだけ。  財務大臣は減税先行...全文を見る
○藤島委員 ぶら下がりだからいいかげんなことを言っていいということじゃないんじゃないですかね。
○藤島委員 そうすると、あれですか、新聞が、一紙だけならいいんですけれどもいろいろな各紙が全部誤解をしている、こういうことになると、やはり、ぶら下がりといえども説明不足であるということになるんじゃないでしょうか。
○藤島委員 これは、幾つかあったんですけれども、毎日新聞と日経だったと思いますけれども、今ちょっとデータ、そこにないんですけれどもね。  国民は、そういうマスコミを見ながら判断するわけですから、大事な話は、ぶら下がりがどうのこうのじゃなくて、やはりきちっと真意も言った方がいいと...全文を見る
○藤島委員 なかなか点数制にはなじまないし、難しい面はあると思うんですけれども。これからちょっと御質問する方につながっていくんですけれども、それでは、今回行った検査の具体的な方法、これについては、例えば、どういうチームで、何人ぐらいで、何日間ぐらい、こういう点について御説明いただ...全文を見る
○藤島委員 こんな大事な検査なんですけれども、私の感覚としては、たった三班の十八人、これでいいのかなと。要するに、日本じゅうがこれを注視している中で、この程度の規模で十分だ、こういうふうに、これは金融大臣、よろしいんでしょうか。
○藤島委員 鳴り物入りでやったわけですね、三月危機との関係もあって。鳴り物入りでやるにしては内容が非常に限定されている。先ほど、原口委員からもあったように、大手行だけではなくて、ほかもいっぱいやる必要があったんじゃないかなと私は思うんです。  その点も、今の十八人体制というよう...全文を見る
○藤島委員 私は、なかなかここは難しいところじゃないかなという感じはするんですよね。かなり経営に詳しくないと判断できないんじゃなかろうか。資料的にいうと、確かに銀行は、自分の銀行が経営が悪化するかどうかの問題ですから、かなり貸出先に対する資料は整ってはいると思うんですね。しかし、...全文を見る
○藤島委員 どうもちょっとかみ合わないんですけれども、やはり、査定をするときに、その対象企業の将来の経営が少しずつ悪くなっていくのか、あるいは逆に、今は資産内容が悪くても人材その他でよくなっていくのか、こういう評価なんですね。これは企業経営的なセンスといいますか、なければ判断でき...全文を見る
○藤島委員 全体の経済がどうなっていくかにもかかってはくるんだと思いますけれども、全体の経済もここが底ばいという判断が恐らく根底にはあるんだろう、こうは思いますけれども。  その前に、資産査定の部分ですけれども、私も全く同じなんですけれども、ただ、経営ですから、数字に評価できて...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  私は、まず、自分の国は自分で守るということを憲法上明確に規定すべきだと思います。だからといって、一国平和主義になってはならないのであって、国連を中心とし、自衛隊の派遣を含め、積極的に協力をしていくべきである。すなわち、自分の国は自分...全文を見る
○藤島委員 私は、国の安全を保つのは、なかなか一国だけではできないので、国際的な機関、今で言えば国連なんですけれども、国連を非常に重要視して、我が国の安全を守っていくべきだというのが基本でありまして、それは先ほど安次富さんもおっしゃっておりましたけれども、基本は、今後の方向として...全文を見る
○藤島委員 はい。全員に一言ずつ。
○藤島委員 終わります。
05月09日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  米国が我が国を考える場合、日米安保条約もそうですが、やはり意識的には、当時は極東ソ連軍が随分大きなウエートを占めていたと思うんですが、今は、当時の十分の一ぐらいしかないわけで、全く考えていないわけです。それにかわって中国が出てきて...全文を見る
○藤島小委員 もう一点。  日米安保が、十五年ぐらい前には、日米の経済戦争に対する、非常に日米関係をうまくやっていく基本みたいなものがあったわけですけれども、今やアメリカと日本の経済がどんどん差がついて、逆にアメリカでは五十一番目の州みたいなことを言う人もおるし、我が国でもその...全文を見る
○藤島小委員 もう一点、日米安保の変質みたいな部分、極東条項で、本来、日米安保は極東の安全ということでできたわけですけれども、最近、アジア全般あるいは中東までをにらんだアメリカの世界戦略の中にどんどん組み込まれていっている。先ほど先生も、地位協定等を見直さなければいかぬというふう...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。
05月22日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、不良債権の処理の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、かつて債権放棄をかなり各銀行がやった、しかし、本当の意味で、債権放棄を受けた会社が、きちっとした改革といいますか計画じゃなかったせいか、数年後にまた債権放棄をし...全文を見る
○藤島委員 最近ではありませんか。例えば大京はその例じゃないんですかね。かつて債権放棄をして、またそういう、債権放棄でなくてもいいんですが、何らかの銀行の負担が出てきているそういったケースですね。
○藤島委員 必ずしも二回目が債権放棄でなくてもいいんですが、私が申し上げたいのは、一回目の再建計画が非常にずさんなために、結局、もう一回目は倒れてしまう、数年後倒れてしまうといったようなケースがあると思うんですけれども、要するに、最初の再建計画をつくるときに、貸し手の銀行が緩いん...全文を見る
○藤島委員 私は、要するに、債権放棄とかその他の手段で再建を図る際は、やはりこれまで以上に厳しくやっていく必要があるんだろうという点を申し上げたかったわけであります。  次に、最近、政府は整理回収機構の不良債権の買い取り価格、これについて何か方針を変更するようなことを言っておる...全文を見る
○藤島委員 要するに、民間で売買するときは簿価の一割から二割ぐらいだけれども、RCCが買うのは一割を割っていたと。なかなか、制度はできたけれども思うように買い取りがいかない。それはそうですね、売る方はそんな安いところにあえて売りたくないわけですから。そこで、少し本当に活躍してもら...全文を見る
○藤島委員 二千億ですから、それなりの機能だと思うんですけれども、せっかくできたんであれば、やはり思い切って買ってやらないと、私いつも思うんですけれども、こういう手段が幾つもあって、それを少しずつ少しずつ出していると、余り成果が上がらないわけですね。やはり、あっとみんなが驚くぐら...全文を見る
○藤島委員 これは、ある意味では隠れ不良債権みたいなものじゃないかという感じはするんですけれども、その辺は大臣はどういうふうに認識されていますか。
○藤島委員 私は、債務の株式化、これがすべて悪いとは思っていないんですけれども。本来、債権の市場価格みたいなもので形成された形で株式に転換されておれば、それはそれで実態としていいのかもわかりませんけれども、その株式にかえるときに価格をどれぐらいにするかどうかの際に、やはり債権放棄...全文を見る
○藤島委員 東京に住んでいまして大きな駅とかデパートなんか行くと余り不景気という感じは確かにしないのですけれども、私の郷里の新潟の柏崎なんかに行きますと非常に不景気なんですよ。東京でそんなに感じないのに、田舎の中小企業は非常に不景気なんですね。  中小企業金融公庫が発表した一—...全文を見る
○藤島委員 柳澤大臣、何かコメントがあればいただいて、それでもう結構でございます。
○藤島委員 では、柳澤大臣、結構です。ありがとうございました。  この点について、中小企業庁の方は、どういう認識のもと、どういう施策を今行っているのか。
○藤島委員 今御説明があったとおりだろうと思うんですけれども、恐らく中小企業庁始まって以来ぐらいに厳しい状況じゃないかなと実は思いますので、全力を挙げてやっていただきたいと思いますし、これは本当に今まだ底に入っていないので、まだ下がっていっているような状態だろうと思うんですね。そ...全文を見る
○藤島委員 それではお尋ねしますけれども、この制度を今採用しようという、今のこの時期というのはどういうことからなんですか。
○藤島委員 私は、この制度自体はいい制度なんだろうというふうに思うわけで、どうせ制度をつくるのなら、やはり多くの企業が採用するようにならないといかぬわけですね。ただ制度をつくって、はい、満足ですというようなものじゃないと思うんです。  その際、問題は二%の上乗せなんですね。これ...全文を見る
○藤島委員 そういうふうに一回採用したらそのままいくということで、その年その年によって今までのやり方を採用したりこの連結納税制度を採用したりする、そういうことはできないということなのでありますから、私は、数年ぐらいは少なくとも採用する方でメリットがないといかぬわけですから、なかな...全文を見る
○藤島委員 それは全く私は違うと思うんですよね。それであれば、もともと、二%上乗せしたらだれも採用しないということになるわけですよ。少なくとも二年間は、上乗せしないことによるメリットはあるわけですよね。ですから、今の話は全く成り立たない話だと思うんですよ。  要するに、二年間だ...全文を見る
○藤島委員 昨日もあれですけれども、大臣はまずやってみてというようなことをおっしゃっているんですけれども、こういう税制は、まずやってみてというだけでは済まないような大きな意味を持っているというふうには思うんですけれども、いずれにしても、この上乗せについて非常に批判が多いし、もし結...全文を見る
○藤島委員 金額はどれぐらい、どういうふうに投資してきていますか。
○藤島委員 全体事業費は六千億円、最終的には恐らくもっと大きくなるんだろうと思うんですが、そのうち用地補償費が五千六百八十億円。そうしますと、工事費は六百四十億円なんですね。十三年度まで見ますと、工事費はまだ二百四十億円ですよ。  先ほど、大分工事をやっているようにおっしゃって...全文を見る
○藤島委員 確かに今地下を、高速をやっているという事情はあるんですけれども、本気になって工夫すれば、まだまだ、さっきおっしゃったように、交差点から交差点だけでも、それこそ数百メートルあるいは一キロでも二キロでも大変な効果があるわけですよね。一カ所が詰まっているから全部詰まっている...全文を見る
○藤島委員 今御答弁があったとおりだと思うんですけれども、やはり、こういうのは素人が書くわけですから、素人でも本当にわかりやすいように、要するに、税務署が、国税庁が後処理に使いやすいようにという観点じゃなくて、書く人間が素人なので税理士が書くわけじゃないんですよね。書く人間がわか...全文を見る
05月23日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先生のおっしゃっている、民主政過程に不可欠な権利については厳しく、それから経済的自由については緩やかに違憲審査をすべきである、これは私も大変賛成なんですけれども、それはそれとしまして、統治行為論というのがあったわけですけれども、こ...全文を見る
○藤島小委員 それから、憲法裁判所の問題です。  先ほど先生、説明あったんですけれども、伊藤元判事のおっしゃっている和の問題だとか、他の行政機関との融和の問題だとか、あるいは熟慮している時間がないとか、人事だとか、いろいろな問題があるということなんですけれども、そうであればある...全文を見る
○藤島小委員 もう一つ、司法と行政との関係なんです。  最高裁判所が違憲審査である法律を違憲とした場合に、国会がそのままほっておくというケースは間々あるわけですけれども、その際に、行政府はどういうふうに行動するのがいいのかという点はどうでしょうか。
○藤島小委員 最後に、裁判も余り専門家ばかりでやるのはいかがかなという感じがするんですが、そういう観点から、今陪審制の問題が議論されているんですが、その点についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○藤島小委員 ありがとうございました。
○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  隣にいてあれなんですけれども、山口委員の方から発言が二点ありましたので、それについて私の方から意見を述べさせていただきたいと思います。  まず、憲法裁判所でございますけれども、きょうの松井先生は反対のようですけれども、私どもは賛...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど高村先生がお話しになったのに対して、田久保先生も、全く同感だということをおっしゃったので、私も本当に同感なんです。  それはそれとしまして、世界の二極構造から一極構造になってきたわけなんですけれども、我々日本のような国にと...全文を見る
○藤島小委員 次に、もし今後二極構造ができるとすれば、中国だろうと思うんですね、それは十年先かもっと先かはわかりませんけれども。今後の米中関係はどういうふうに動いていくというふうに想像しておりますか。
○藤島小委員 ありがとうございます。  あと、日米関係ですけれども、米英関係と同じような関係を日米関係には期待していないというような話もありますし、さればといって、アジアに米軍基地を考えた場合、まさに日本の基地は不沈空母みたいなものですから、米国にとっても大変重要な意味があるわ...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。終わります。
○藤島小委員 今の件に関してですけれども、戦争になったときに軍人軍属の犠牲者が多いか、一般の国民の犠牲者が多いかというふうに置きかえることがちょっと問題があるんじゃないかと思うんですね。  侵略されることで国民の権利とか自由が全く侵害され、あるいは婦女子が全部犯される、そういう...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まずムーディーズ社にお聞きしたいんですが、その前に、財務大臣に。  ムーディーズさん以下各社の格付機関があるんですけれども、これは完全な民間機関なわけですね。しかも、民間機関が主として民間の財務体質といいますか、そういったものを評...全文を見る
○藤島委員 私も大体似たような考え方を持っているんです。  ところで、ムーディーズ社さんにお伺いしますけれども、会社の収入源といいますか、それは大体どんな構成といいますか、大まかに言ってなっているんでしょうか。
○藤島委員 やはり、そういう業務といいますか、収入と格付との関係がかなりあるのではないかという感じはするんですが、そういう意味におきまして、格付の業務といわゆるコンサルティング業務というものと利益相反性があるのではないかという感じがするんですが、その点はいかがですか。
○藤島委員 格付の依頼とか取引、そういった関係、こういったところがある会社についての格付はやはり必然的にある程度甘くなり、政府のような、発行している国債のようなところについては、どうしても辛口の格付になる、こういう傾向が出るんじゃないかと思うんです。  特に我が国の場合は、余り...全文を見る
○藤島委員 対外的な強さについて反映されているというふうにおっしゃっていますけれども、それであれば、なぜ今回のように二段階も格下げされるのか、非常に説明とやっておられる結果が合わないんじゃないか、こう思うから伺っているんですが、今の答えはむしろ、そうであれば格下げする必要はなかっ...全文を見る
○藤島委員 要するに、債務の額の大きさ、これにこだわり過ぎているんじゃないかと思うんですね。それに対して、我が国の経済全般を考えた場合、ほかの国とは全然違う面があるわけですね。そこが配慮されていないのではないかという気がするわけです。  午前中の説明もありましたけれども、その正...全文を見る
○藤島委員 次に、内容に入りますけれども、今確かにプライマリーバランスが、二〇一〇年ぐらいにやっと、うまくいって、いくかということですので、国債の発行がふえていくというのはある程度は間違いないと思うんです。小泉政権がどうなるか先はわかりませんけれども、今のようなことであればそうな...全文を見る
○藤島委員 その問題についていきますと、資本逃避のリスクは小さいといったようなことも言っておられるんですけれども、経常収支の黒字は当面続くということもありますし、そういうことを考えると、午前中の説明でも同じような説明があったわけですけれども、デフォルトがどういう状況で発生すると考...全文を見る
○藤島委員 時間がないので、もうちょっと簡潔にお答えをお願いしたいと思いますが、今ロシアの例、午前中も出たんですけれども、これは確かに外貨建てじゃないというんですが、これは自国建てではありますけれども、かなりの部分を外国人が保有していたということと、ルーブルとドルレートとの関係等...全文を見る
○藤島委員 お話を伺っていると、いよいよ何かおかしくなってきまして、どんどん格上げした方がいいんじゃないかという説明をしているようにしか聞こえないんですよね。私は、トリプルAでもいいんじゃないかという感じがするんですが。  そのほか、普通のケースですと、国債の格付が一番上で、民...全文を見る
○藤島委員 何か全然説明になっていないので、全然私は納得はできないんですけれども、時間ですのであれですけれども。  ポンド危機後の英国外債、あるいは双子の赤字が大問題となっていた一九八〇年代後半の米国債は、トリプルAだったんですね。我が国の現状をそれに比べまして、何か意図的に低...全文を見る
○藤島委員 それでは、続きまして、みずほホールディングスの問題について質問させていただきます。  午前中も質疑があったわけですけれども、いずれにしましても、みずほホールディングスは、我が国で最大の銀行なわけですけれども、大変な社会的な使命を持っているはずでありますが、その社会的...全文を見る
○藤島委員 リストラの点もあるんですけれども、リストラを余りやり過ぎちゃってまた不都合が出ても、これはぐあいが悪いだろうと思うんです。合併したねらい、これは、ただ規模が大きくなるということじゃなくて、組織を割り直すといいますか、機能を割り直して効率化するということにあるんだろうと...全文を見る
○藤島委員 余り責任問題ばかり言っていてもしようがないと思うんですけれども、午前中にも議論ありましたけれども、端的に一口に言って、今回の原因といいますか、それと、今後はどういうふうにするから、絶対とは言えないんでしょうけれども、起こらないようにするというものがあるのかどうか、もし...全文を見る
○藤島委員 社会的使命をよく自覚されて頑張っていただきたいと思います。  最後に、金融担当大臣に伺いますけれども、今回の調査、もう早く結論を出して、早く指導するならするということが必要だろうと思うんですが、御意見を。     〔委員長退席、中野(清)委員長代理着席〕
○藤島委員 今、最後におっしゃったことに尽きるんだろうと思うんですね。早く立ち直る基盤づくりをきちっとやるということだろうと思うんです。  本当に最後の質問ですけれども、ほかの銀行も結構相前後して起こっていますね。UFJだとかあるいは東京三菱のATMの問題だとか、あるいは郵貯の...全文を見る
○藤島委員 終わります。
07月04日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  二、三点お伺いしたいと思うのですけれども、まず最初に、明治憲法ができたときは白紙にできたわけです。その際に、歴史と伝統というものを体現するようなものであるのがいいということで、伊藤博文が勉強した上でそういうことになったということな...全文を見る
○藤島小委員 先ほど斉藤委員もちょっとそんな感触であれしたんですけれども、明治憲法というのは本当に天皇の大権に一つにまとまった憲法で、今の憲法とは全然相入れないといいますか、対極にあるというような認識でいたんですけれども、きょうの御説明だと、ほとんど同じようなものだというようなお...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。終わります。
07月09日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、防衛庁の方にお伺いしたいと思います。情報公開請求者リストの件でございますけれども、私は、一般的に、国家機関である以上、その職務の遂行に必要な場合には、個人情報も当然収集しておかなければいけないと実は考えているわけです。 ...全文を見る
○藤島委員 今答弁ありましたように、当然、必要な個人情報の収集はあり得る、これは職務であるということ、これは明確なことだと思うので、はっきりしておきたいと思います。  ところで、今回起こりました海幕の三等海佐の事件ですけれども、この三海佐の事件と、もう一つ区分して内局、陸幕、空...全文を見る
○藤島委員 今、るる説明がありましたように、海幕の場合は若干不適切なものがあるけれども、内局と陸空幕については、発表当初、きちっと調べないままいろいろマスコミにせかされて公表したために、いろいろ混同されて、みんな悪者みたいになっていたんですけれども、よくよく調査してみると、今のよ...全文を見る
○藤島委員 要するに、今のお答えは、請求者によって開示、不開示ということはやっていない、やってはならないということなんですが、ところで、開示、不開示の決裁権者はだれがなっているんですか。それで、その人たちは請求者について全く知らないでいいのかなという疑問も実は若干あるんですけれど...全文を見る
○藤島委員 そこは非常に微妙な部分があると思うんですね。それは運用の問題かもわかりませんけれども、行き過ぎてはいけないけれども、しかし、何もよくわからないで、やみくもに局長さんに開示、不開示の判こをといっても、これは責任も絡んでなかなか難しい問題じゃないかなという感じはします。 ...全文を見る
○藤島委員 それでは、もう一つ伺いますけれども、LAN上の一部削除という問題が報道されていますけれども、これは実際どういうことだったのか。記述隠しというような表現をマスコミではしているようですけれども、これも国民に間違った報道といいますか、受けとめられ方をしているんじゃないかと思...全文を見る
○藤島委員 要するに、意図的じゃなかったんですね。しかも、まるで法律上問題なかった、結果的には。それで、途中の過程があたかも隠しているようにとられた。それは不適切というけれども、それは途中経過の問題であって、要するに、国民はそこを誤解されていると思うんですよね。  まるで、やっ...全文を見る
○藤島委員 こういう際、防衛庁長官は冷静になって、世論の動向その他に余り惑わされないで、組織のトップとして冷静になってやはり判断をしていっていただきたいな、こう思うんです。なぜかといいますと、仕事を一生懸命すればするほどペナルティーを科されたりばかな役回りになって、何もしなけりゃ...全文を見る
○藤島委員 事実として、報告書を出す際には、もう知っていた上で報告書にはあえて書いていないということですね。
○藤島委員 わかりました。この件はこれで終わります。  次に、韓国西方黄海沖における北朝鮮、韓国海軍による銃撃事件について、この概要についてごく簡単に防衛庁の方から報告してください。
○藤島委員 最近の報道によると、北朝鮮の方は若干意図的だったような記事もありますけれども、それについて防衛庁は、意図的なのか、偶発的と見ているのか、あるいは防衛庁はどういうふうな対応をしたのか、若干国民も関心がありますので、簡単で結構ですけれども、お願いします。
○藤島委員 今後、大紛争に発展するとかいうことはないとは思うんですけれども、注意深く監視はしておいていただいた方がいいんじゃないかなというふうに思います。  ところで、この件に関して外務大臣に一問お伺いしますけれども、韓国のとっているいわゆる太陽政策ですね、これに対する影響はど...全文を見る
○藤島委員 それじゃ最後、時間が少なくなってきましたけれども、また川口外務大臣には申しわけないんですけれども、外務省改革の点についてお伺いしておきたいと思います。  御承知のように、三井物産の社員の逮捕とか、いろいろな意味で事件の解明が進んでいるわけですけれども、外務省の方は、...全文を見る
○藤島委員 いろいろなものが出てきていますので、報告とちょっと変わっている部分も出てきておるような感じがするんですね。調査報告では、「鈴木議員の意向を配慮する形で案件内容、入札条件、入札評価等が変更された事実は発見されなかった。」というふうに断言したりしているわけですけれども、だ...全文を見る
○藤島委員 しっかりやっていただきたいと思います。  最後ですけれども、瀋陽事件関係者の処分について、最近あったわけですけれども、どうも処分の際に、阿南大使の関係で、彼は総領事を指揮する関係にはないから今回処分としては軽くていいんだというような話があるわけですけれども、外務大臣...全文を見る
○藤島委員 そうすると、中国だと総領事館は大分あるわけですね、それをそれぞれ外務本省が直轄しておって、大使は大使だけ、あと総領事はもう全然関係なく別個に動いているんだ、本当にこういうことなんですか。実態はそうじゃなくて、ある国には、大使がやはりその国の総領事館をある程度事実上統括...全文を見る
○藤島委員 そうすると、大使と総領事館というのは本当に何ら関係ないということですか、日常においても。直接的な法律上の指揮命令関係はないとしても、やはりそこに統括をするとかふだん指導をするとか、そういう関係はあるんじゃないんですか。  そういう意味で、大使が追い出せと言ったという...全文を見る
07月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  私も、考えていた以上によく進んだなという感じがするんですけれども、主権国家を残したままで共通通貨というのはそもそも可能なのかなというのから始まって、随分うまく統合化が進んでいると思うんです。  さればとて、連邦国家モデルでは説明...全文を見る
○藤島小委員 憲法の関係ですけれども、EC法によるイギリス憲法への影響といいますか、変容がどういうふうにあるのか、あるいは各国の憲法との関係、これはどういうふうに変わってきていると考えたらよろしいんでしょうか。
○藤島小委員 そうしますと、日本ではよく憲法優位か条約優位かということになりますけれども、この場合に、言ってみれば、まさに条約優位が典型的にあらわれるというふうに見てよろしいわけですか。
○藤島小委員 もう一点、法制についてですけれども、イギリスの場合はまさに英米法体系になっておるし、ドイツは特に大陸法系になっているわけです。そういう対立した法制が一本化的な形になるわけですけれども、いろいろな面で矛盾が出てくるような感じがするんですね。片や法律できちっと書いてない...全文を見る
○藤島小委員 このケースですと、イギリスとフランス、ドイツというのは、安全保障問題もそうですけれども、経済的にもほぼ似たような規模なんで、先ほど先生おっしゃいましたけれども、それぞれの国が必要に応じて一緒になっていくという感じは非常にわかりやすいんです。ASEANなんかも、アジア...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。  終わります。
07月19日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、最近の経済指標といいますか、先ほどの報告にも一部触れられているんですけれども、景気は底を打ったといいますか、若干回復の傾向の数字があるというふうに経済指標的には言われているんですが、我々、地方を回ってみますと実感としては...全文を見る
○藤島委員 私の申し上げたいのは、地方経済といいますか中小企業にはまだとても、いろいろな政府の施策なり日銀のそういった金融緩和の施策が行き届いていないんじゃないか、そういう実感がとても感じられないということについてどう思うか、こういう質問なんですけれども。
○藤島委員 今のような答弁ですね。やはり実感として地方経済というか中小企業はまだ非常によくなっていないということを、マクロの数字とはまた別に、よく踏まえてこれからもやっていただきたい、こう強く要望しておきたいと思います。マクロの数字だけで安心しているととんでもないことがあり得るわ...全文を見る
○藤島委員 報道は確かに対立したような形で書きたくなるものでしょうから、そういう書き方になっているんでしょうけれども、この二つの考え方自体を見れば、私は、総裁の方の厳しい見方というのを実は応援したくなるような、そういう感じが今実感としてはしておるんですね。  というのは、政府の...全文を見る
○藤島委員 おっしゃるとおりだと私も思うんですけれども、今総裁がおっしゃった中に、この段階でまだ言うべきでない、そういう言葉が入るんですよね。これが非常に誤解を招くんですよ。そうすると、ぎりぎりになればいいんじゃないかということが出てくるんじゃないか、そういった誤解を招くんですね...全文を見る
○藤島委員 私の申し上げたいのは、背景だとか事情説明、よく知っている、そういった問題じゃなくて、まさに総裁は、マスコミがどう書いているか私は見ていない、これはいかぬのですよ。やはり総裁の発言がマスコミを通して国民のもとに届くわけですから。マスコミがどう書いたか私は知りません、これ...全文を見る
○藤島委員 最初から今のような答弁があれば、非常にすっきり私も落ちたんですけれども、何かマスコミは知らないみたいな表現だったものですから、それは無責任だろうということで。今みたいに、自分の言ったことが違って報道されたらきちっと文句を言ってもらわないと、やはり責任者なんですから、そ...全文を見る
○藤島委員 こういう政策をとってきて、いい点と非常に効果があった点、私もある程度は認めますけれども、弊害もあるわけですね。その点について、日銀なりのこの政策をとってきたことに対する評価、こういう点は効果があって非常に政策としてはよかったと思うという点があればそれを。それで、やはり...全文を見る
○藤島委員 弊害もやはりあるわけなんで、その辺も常にウオッチしながらやっていかれた方がいいんじゃないか、こう思います。  最後に、通告していないんですけれども、オーバーバンキングという言葉がありまして、柳澤金融大臣もそういうことを言っておるんですが、今、地域金融機関で七百を超え...全文を見る
○藤島委員 終わります。
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第4号
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○藤島分科員 自由党の藤島正之でございます。 おはようございます。  きょうは、原発の警備の問題についてお尋ねしたいと思います。  その前に、村井国家公安委員長に、我が国の安全保障の考え方といいますか、現在、緊急事態法制が与党の方から出ておりまして、自由党の方からも対案が出...全文を見る
○藤島分科員 おっしゃるとおりだと思うんですね。今回の政府が出している緊急事態法関係も、そこの点がまだ研究が詰まっていないというところはあると思うんですけれども、確かに、国民の権利との関係で非常に微妙な部分が出てくる。これはもうこの法律といいますか、緊急事態の際の必要、避けられな...全文を見る
○藤島分科員 それでは、海上保安庁はどうでしょうか。
○藤島分科員 それでは、同じように、防衛庁はどうでしょう。
○藤島分科員 その防衛庁の問題ですけれども、今、高田、新発田という名前が出たんですが、柏崎はそのちょうど真ん中にありまして、両方から非常に遠いんですね。車で急いでも一時間ぐらいかかる。そういう状況で、最初に申し上げたような国家の生存をかけたような戦争ですと、前兆もあるし、いろいろ...全文を見る
○藤島分科員 もうちょっと具体的に、定員の増加とか、要するに、今おっしゃったように、これからずっと終わりなくやらなければいかぬ、それは常時やらなければいかぬ、こういうことなので、やはりそれなりに、これは柏崎だけじゃないわけですけれども、各原発全部、そういう心配があるわけですよ。正...全文を見る
○藤島分科員 確かに、自衛隊の行動に関してはいろいろ法的な問題があるんですけれども、今の法の体制でいいのかどうかは緊急事態法の範囲の中でまた考え直さなければいかぬと思うんですね。だから、今の現行法制を前提とすればそういう問題があるんですけれども、ほかに、自衛隊の行動について、緊急...全文を見る
07月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  私も、政治の基本機構のあり方に関する小委員会と国際社会における日本のあり方に関する小委員会、それと一部地方自治に関する小委員会も出させていただいたんですが、率直に言って大変有意義な小委員会制度だったというふうに感じております。この取...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず初めに、二十七日の日中首脳会談についてちょっとお伺いしたいのですが、江沢民主席がかなりの時間にわたって靖国神社参拝について抗議をした、こういうふうに言っておるのですね。要約しますと、昨年、首相は盧溝橋を訪問された。このような行動...全文を見る
○藤島委員 この段階になってきますと、率直な意見の交換、そういったものじゃない、よその国であれば、敢然として内政干渉として抗議する、そんな内容だと思うのですね。  昨日の自民党の総務会の方でも、これに対して断固とした抗議をすべきだ、こういうような意見がかなりあったと聞いておるわ...全文を見る
○藤島委員 今、川口大臣のような、そういう評価でございますので、外務本省としても最大限のバックアップをして、この件についてはぜひ成功の方に導いてやってもらいたい、こう実は思っているところであります。  次に、APECの件についてお伺いしたいと思います。  二十七日に閉幕してお...全文を見る
○藤島委員 私も、まさに今大臣がおっしゃったような方向が非常に望ましい、我が国にとってもあるいはアジア全般にとっても望ましい方向だというふうに考えておったわけですが、ここに来て急に流れが変わってきている。要するに、FTAですか、各国がそれぞれ相手を探していく自由貿易協定、こういう...全文を見る
○藤島委員 その点について、私は見解を異にするんですけれども、実はちょっとそこはまやかしじゃないかなと。  APECの、最初に申し上げていた、川口大臣もこういう方向が望ましいと言っていた方向がなかなかうまくいかない。それは、日本だけがうまくいかそうと思ってもなかなかうまくいかな...全文を見る
○藤島委員 最終的にアジア地域の発展という点では同じ結果になるのかもわかりませんけれども、当時、ドル、ユーロに対しまして、アジアではやはり日本の円圏、そういったものが念頭にもあったんじゃないかと思うんですね。それに対して、どうも草刈り場のような形でアメリカ、EUに食いちぎられてい...全文を見る
○藤島委員 やはりチャンスというかタイミングがあるわけですから、それに乗りおくれちゃってからではなかなか取り戻せないわけですよね。いろいろな有力な国が先にもう入り込んじゃっていろいろやっているところに日本がのこのこおくれて行ったんじゃ間に合わないわけですから、ぜひ急いで戦略を組ん...全文を見る
○藤島委員 やはり北方領土問題が我が国にとって一番関係あるわけですね、経済的な問題もあるんですけれども。議論をしてきたとおっしゃるんですけれども、単に議論をしてきただけなんですか、これまでと変わって何か成果があったかどうか。
○藤島委員 先ほど申し上げた鈴木さんの問題で、この日ロ関係、言葉はあれですけれども、かなりひっかき回されておった。そういうものがなくなって、整々とまた議論を進められる、そういう段階にちょうど行かれたわけなんですね。  だから、そういう意味で、何か今までとちょっと違った意味での進...全文を見る
○藤島委員 やはり、ロシアもそうですが、我が国も本当に頑張っていかないとどんどん世界の中で地盤沈下をしていきかねない。そういう中で、何となく似たような感じのする両国が隣の国同士であるわけで、単に行っていろいろ話をしてきましたということじゃなくて、やはり前向きに一つ一つ問題を解決し...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○藤島委員 きょうは北朝鮮関係に関する集中審議ということで、私もその点について質疑をさせていただきます。  まず、私は実は新潟県の柏崎市の生まれで育ったわけでありまして、被害家族のうちの蓮池さんと奥土さん、この実家は、今まだ私の実家があるんですけれども、そこから車で五分もかから...全文を見る
○藤島委員 私も、鄭大使が、必ずしも個人の問題だと思っているわけじゃないので、マンデートが非常に狭かったんじゃないかなというふうな感じを持っている、こういうことでありますけれども。  それにしましても、北朝鮮はこれまで、拉致問題にしても核問題にしてもあるいは不審船問題にしても、...全文を見る
○藤島委員 必ずしも順番が重要性の順番でないこともある、それはもうわかるんですけれども、やはり私が申し上げたいのは、この平壌宣言を書くとき、少し小泉総理の腰が引けている部分がこういう順序になってあらわれている、それが今度の交渉にウエートの置き方でかなり影響が出てきているんじゃない...全文を見る
○藤島委員 当然、会談が中断してメリットがあるということはないのでありますけれども、どちらが困るかといったらば、北朝鮮であって、我が国ではないんじゃないか。  これは、なぜこういうことを言うかといいますと、今後の交渉において大変なスタンスの差になって出てくるわけですね。ですから...全文を見る
○藤島委員 何回も同じことを言ってもあれなんですけれども、平壌宣言に従って誠実にやる、それはもちろん当然なんですけれども、要するに、これが中断してどちらの方が困るかというのは、認識としてはっきりしておかないと今後の交渉がきちっとできないと私は思うから申し上げているんです。  そ...全文を見る
○藤島委員 それで結構なんですけれどもね。  それから次に、これが大分問題になっているようなんですけれども、ピョンヤンでいろいろ交渉していたときかどうかわかりませんけれども、拉致家族について一時帰国ということになっているんですが、その一時帰国という言葉がいいかどうかわかりません...全文を見る
○藤島委員 どうも今のお答えでは、返すという約束があったかないか、ここは必ずしもはっきりしていないようですね。向こう側はそういうふうに約束に受け取った、しかしこちらの方は必ずしもそういう約束ではないということなんですか。
○藤島委員 一たん来られて、そのとき帰るか帰らないかは各本人の判断だと最初言っておったところ、だんだんいろいろ事情も変わってきて、これは、そういう自由な意思で決められればいいんですけれども、現実にはそうではないということで、今回政府の意思で返さないというふうに決めたことは、私は非...全文を見る
○藤島委員 具体的にといっても、余り明かしちゃいけないのかわかりませんけれども、北京にある大使館同士だけでやるというんじゃ、さまざまなチャンネルということで、被害者の家族に気を持たせるようなことになりはせぬかという感じがするものですから、そこはこれ以上聞いてもお答えできないのかも...全文を見る
○藤島委員 ぜひ調査団を派遣してはっきりさせていただきたい、こう思います。  それから、今回の交渉で北朝鮮側は、家族の安全に心配はない、こう言ったというんですが、この内容といいますかニュアンスといいますか、そういうことは、もし言えるようだったら言っていただきたいと思います。
○藤島委員 要するに、一種のいわば人質にとられているようなものなんですね。非常に心配なわけです。今のお答えだけでは必ずしもはっきりしないんですけれども、交渉に残された家族の安全を使うことがないということははっきりしておるようでございますが、その点についてはきちっとしておかないと、...全文を見る
○藤島委員 元気でおられる方はいいんですけれども、むしろ、生死がはっきりしていない、本当は生きているのかもしれませんけれども、こちらの方も同じように本当は重要なわけですね。今マスコミは、帰ってこられている家族の方に焦点を当てているんですけれども、本当は不明な方がむしろ多いんじゃな...全文を見る
○藤島委員 ぜひ、最大の努力をしていただきたいと思います。  それから、曽我ひとみさんの夫の訴追の件でございますね。これについて、免除してもらうようにという要請が御本人からあったと思うんですけれども、外務省としては、今これをどういうふうに扱って、今後どういうふうにしようと思って...全文を見る
○藤島委員 細かい内容については、この性質上オープンにはできないと思いますけれども、今の答弁ではきちっと米国政府と交渉しておるということでございますので、ぜひきちっと解決するようにお願いしたいと思います。  それから、最後になりますけれども、被害者家族の現在の生活、今後の生計、...全文を見る
○藤島委員 強く要請して、質問を終わります。
11月06日第155回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、北朝鮮の拉致問題に関して二、三質問をさせていただきたいと思います。  昨日、この拉致問題に関する超党派の議連の総会が夕方ありまして、実は、鈴木大使をお招きして御説明いただいた後、質疑をしたわけであります。  実は、私...全文を見る
○藤島委員 まさに自由な意思決定がどういう形で、どの場でなされなきゃいかぬかということだと私は思います。今の外務大臣のお考えでぜひやっていただきたい、こう思います。  それからもう一つ、この拉致問題、長期戦になるような雰囲気になっているわけですけれども、家族の方の生活の問題があ...全文を見る
○藤島委員 既に払われたものもあるわけですね。
○藤島委員 そうすると、これまでの分は御家族が自分で払ったままになっている、それを後から精算して払ってやる、こういうことですか、今のお答えは。
○藤島委員 そうすると、エージェントが払ったままで、エージェントが負担したままになっている、こういうことですか。
○藤島委員 こんなもの、払ったのは、はっきりした分はどんどん国が払ってやるべきじゃないんですか。それはすっきりやってやらないといかぬと思っているんですよ、急いで。それがいつまで続くかわからぬのに、既に払ったのがわかっている分ぐらいはどんどん払ってやるべきだと思うし、機密費とかいろ...全文を見る
○藤島委員 これは事務的な答弁じゃなくて、本当は政府の政治的な答弁をいただきたかったんです。きょうは安倍副長官は佐渡の方に行かれているのでお呼びできなかったんですが、いずれにしましても、これは本当に、一義的に国の全責任でやってもらわないかぬので、最後、万全を期すと言っていましたけ...全文を見る
○藤島委員 私の申し上げたのは、日朝の関係じゃなくて、要するに、いろいろな交渉事で、弱気に出れば向こうは強くなるし、ある交渉の場面によっては、ある程度強気に出ればおさまる場合もあるわけですね。したがって、今回のように、何か北朝鮮が行くところがなくなってだんだん居丈高になってきたの...全文を見る
○藤島委員 個別の戦術的な話についてはお話しいただけないのかもわかりませんけれども、最終的には日米韓の三者がやはり乱れることのないような形で対応していかないかぬということだけは言えると思うんですね。その辺をぜひしっかりやっていただきたい、こう思います。  韓国の問題なんですけれ...全文を見る
○藤島委員 核を認めた、このことについては韓国はどういうふうな考えを持っているんですか。
○藤島委員 太陽政策を進めてきたのは、本当に核がない前提だったんじゃないかと思うわけです。ここに来て北朝鮮が、核があった、あるいは、もう最近開き直って、また継続して開発を続けるような発言もしておるわけですけれども、こうなってくると、太陽政策そのものを我が国も理解できるのかとか、韓...全文を見る
○藤島委員 これは、日韓、日米、みんな共同して核の廃棄を求めていかないかぬのですけれども、現実には本当に北朝鮮のやることというのは信用できないものがあるので、余り甘い考えを持っていてはいけないんじゃないかということを再度申し上げておきたいと思うわけです。  時間がなくなってきま...全文を見る
○藤島委員 この自由貿易協定、確かに今おっしゃったような面があるんですが、特に重要なのは、アジア地域の経済の発展というのが目覚ましいわけですね。地球上の中で、やはりほかの、EUにしてもアメリカにしてもある程度安定してきている中で、アジアの経済の発展というのが本当に目覚ましい。そこ...全文を見る
○藤島委員 背景には日本の農業との問題があるので、余りその辺を詰めないまま進めてしまうと、我が国の農業のダメージが、大変な痛手になる可能性もあるので、やはり関係各省と緊密に連絡をとりながらやらざるを得ないと思うんです。  いずれにしても、今のままでいくと、一周のおくれが二周のお...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○藤島委員 まず最初に、北朝鮮問題の拉致被害者の支援についてお尋ねしたいと思います。  前回のこの委員会でもお尋ねしたんですが、拉致被害者が帰ってくるときの費用、それは当然なんですけれども、前回の答弁では、エージェントが払ってあって、まだ国が払ってないんで後から払う予定だ、こう...全文を見る
○藤島委員 安倍副長官には、この件で東奔西走で頑張っておられるので本当に感謝しておるわけですけれども、この支援の仕方ですけれども、今内閣官房の方の予算から一部出すと言っているんですが、やはり、すっきりするためには法律を制定してやった方がいい。  もともとこれは北朝鮮という国がや...全文を見る
○藤島委員 今検討中ということですが、その中に支援法の制定を含めてということで再度確認をさせていただきたいんですが、よろしゅうございますか。
○藤島委員 やはり、現行の法制の中では間に合わない部分が一部出てくるんじゃないかと思いますので、これはきちっと体系的に、新しい法律にした方がいいと思います。内閣提出であろうと議員立法の形であろうと私は構わないと思うんですが、ぜひそういう方向で御検討いただきたいと思います。  あ...全文を見る
○藤島委員 今二点お話があったわけですが、両方大事なことだと思うんですね。  一点は、派遣することによって我が国の守りに穴があくような、ローテーションの無理から、そういう問題が出てきていてはやはりまずいということですね。  それともう一点は、せっかく行くのなら、やはり現場で働...全文を見る
○藤島委員 今答弁があったわけですけれども、したがって、今回基本計画を延長するしないの問題とは全然次元の違う問題で、言ってみれば、向こうに行っている船がローテーション上帰ってくるときに出せばいいわけですから、そのタイミングを見計らって防衛庁が主体的に判断をして、さっきの二つの問題...全文を見る
○藤島委員 結局、断定したということだと思うんですけれども、そうだとしたら、この北朝鮮のやり方というのは本当にふざけたことというか、もう日本政府をばかにし切っておると思うんですよね。恐らくこの背景には、向こうの今のそういう判別の技術というか、そういったことからすれば、どうせ日本は...全文を見る
○藤島委員 川口外務大臣は優しいものですから、北朝鮮が一〇〇%松木さんの遺骨ではないかもしれないけれどもとか、オブラートに包んでおっしゃっていますけれども、そんなものじゃないんだろうと思うんですよね。そんないいかげんなもので送ってきたものじゃないと私は思いますけれども。  私の...全文を見る
○藤島委員 まさに今、我慢比べの状況に入り込んじゃったと思うんですね。今の答弁では、報道は全く誤りで、外務省の同行で帰るということについては北朝鮮側から全く要望はなかったと、これは再度確認します。
○藤島委員 私は、もしあっても、今齋木さんがおっしゃったように、これは断固として拒否し、現在とっている、要するに、家族を向こうからともかく我が国に帰すという、その大方針は変更しないでそのままやった方がいいだろう、こう思います。  それから、これもまた事実かどうかわかりませんけれ...全文を見る
○藤島委員 そうすると、これも事実無根で、向こうからそういう、五人を一たん返さない限りは安保協議にも応じない、そんな話は一切ないというふうに理解してよろしいんですか。
○藤島委員 いや、かつてはないんですけれども、最近に至ってもその話は一切ないというふうに理解していいかということなんですけれども。
○藤島委員 それはわかりました。  それでは、あと時間が余りないんですけれども、先ほど首藤委員の方から質問がありましたけれども、ジュネーブの方に行かれた点、副大臣が答えられたんですけれども、行かれた御本人から、実際どういうことを言って、向こうの反応はどうだったのか、あるいは今後...全文を見る
○藤島委員 大変御苦労さまでした。ただ、私、それで言いっ放しで終わったんじゃいかぬので、きちっとフォローアップだけはやっておいていただきたい、こう思います。  齋木さん、どうもありがとうございました。それでは、北朝鮮の問題はそれだけにしまして、李登輝さんの訪日の件なんですけれど...全文を見る
○藤島委員 いや、その点は実は確認しようと思っていたんですけれども、答弁がありましたので。  この李登輝さんの問題、前回の訪日の問題のときもかなりもめたんですけれども、私もそのとき一生懸命応援した方なんですけれども、そのときは病気だということで、治療ということで、人道上の問題と...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  ドイツは本当に我が国と似た道を歩いてきている。違う部分もかなりあるんですけれども、特に最近はかなり違ってきています。  というのは、NATOの中核として育って、その際に、ワルシャワ条約機構との関係でかなり厳しい対峙をしておったの...全文を見る
○藤島小委員 九条は侵略戦争は禁止している、そういう中にあって自衛隊の海外派遣についてどういうふうに考えていいのかという質問なんですけれども。
○藤島小委員 国連がやっている分にはもう全面的に問題ないんですけれども。  それでは、ちょっと違う質問に入りますけれども、我が国の緊急事態法制はどういうふうにあるべきかという点について、大きな枠組みみたいなもので結構なんですけれども。
○藤島小委員 もう一つ、今、ドイツの連邦軍のあり方が大分変わってきていると思うんですね。それはその環境が変わっているからだと思うんですけれども、どういうふうに変質していくと思いますか。
○藤島小委員 最後に、民主的な軍隊というのはどんなもので、それに絡んで、今、ドイツの場合、徴兵制をしいていますけれども、これについてドイツではどういうふうに感じられているのか、お伺いしたいと思います。
○藤島小委員 ありがとうございました。
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、我が国の政党は前近代的であるとか、そういうふうに言われているんですけれども、近代化というのは一体どういうことを示すのでしょうか。
○藤島小委員 次に、今世界で行われている最も理想的な政党政治は、どこが一体そういう、ドイツについて先生勉強されているんですけれども、ほかの国を含めて。
○藤島小委員 先ほど先生御説明がありましたけれども、その時代時代によっても違うし、その国の民度といいますか、進歩のぐあいによっても違うんだと思うんですけれども、今我が国では、特に二大政党制がいいんだというような意見がかなり言われているんですけれども、その点については、どういうふう...全文を見る
○藤島小委員 今度は、ちょっと次元の低い話かもわかりませんけれども、今の小選挙区制と比例代表制、どちらか一方だけでもいいかどうかというのは、先ほど先生ちょっと疑問を呈しておられたんですけれども、今、小選挙区で否定された人が重複立候補で比例区で救われる制度になっているんですけれども...全文を見る
○藤島小委員 最後に、他党のことで恐縮なんですけれども、派閥と政党というのは、我が国にもあるし、よその国もあるんだろうと思うんです。その辺については、どういうふうにお考えになりますか。
○藤島小委員 済みません、もう一問だけ。  党議拘束と議員の自由な活動、その関係を、最後に。
○藤島小委員 ありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、イラクと米国の同時多発テロとの関係、これについて水口参考人と大野参考人に、どういうふうにごらんになっているのか、お伺いしたいと思います。
○藤島委員 今、アルカイダと直接的な関係はないとおっしゃられたんですけれども、ビンラーディンが生きているとか生きていないとか、テープが出てきた、こんな話があるんですが、専門家から見て、その辺の信憑性というのはどういうふうにごらんになっておりますか、お二人。
○藤島委員 ビンラーデンをイラクがかくまっているとか直接的に保護しているとかいうことになりますと、米国も自衛権の問題が出てくると思うんですね、イラクの攻撃に際しては。  そこで、これは松井参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど、自衛権はもちろん客観的に条件が整っていないとい...全文を見る
○藤島委員 そうしますと、先ほども議論がありましたように、一四四一の決議、これの根拠というのは非常に、先ほど御説明がございましたように、単にほのめかしている程度では、これに基づいてやるのはやはり難しいんじゃないか。そうしますと、国際法的に見ましても、新たな決議を求めないと米国もイ...全文を見る
○藤島委員 私も、湾岸戦争のときのような明確な決議がやはりあった方がいいし、我が国としては国連にそれを、やるのであれば働きかけるべきだろうというふうに外務省には言っておるんですけれども。  それから、査察の関係でございますけれども、これは大野、水口参考人、どちらかがよろしいかと...全文を見る
○藤島委員 こういうことはあると思って、恐らくイラクも準備に準備をしていると思うんですね。丸裸になっていいとはなかなか考えていないんじゃないかと思うんです。そういう意味で、重大な違反にまではいかないけれども、違反をしながら引き延ばしていく、そんなふうなことも考えられるわけです。 ...全文を見る
○藤島委員 先ほど水口参考人が御説明になった中で、三、四の部分なんですが、統治能力を失いつつある国家、フセインに統治能力があるか、そういう御説明があったのですけれども、国家の意思としてフセインがやっておるというので、統治能力の問題よりむしろそういう問題なんじゃないかという感じがす...全文を見る
○藤島委員 それでは、アラブ諸国家の対応なんですけれども、三月の首脳会議では、いかなるアラブ国家に攻撃があった場合でも、それは全アラブ諸国への攻撃とみなすというようなことを決めたりしているようですが、最近、大分腰砕けみたいになっておりますですね。シリアは唯一の安保理の理事国なんで...全文を見る
○藤島委員 それでは、最後になりますけれども、日本の協力の問題ですね。  これは先ほどちょっとお話がありましたけれども、今まで本当にイラクとの関係はかなりよかったわけですけれども、対米支援に踏み切れば踏み切るほどその件が逆になってくるわけですね。そうしますと、我が国が対米支援を...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。終わります。
11月20日第155回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、きょうは本当は青山さんにおいでいただく予定だったんですけれども、来れなかったということなんですが、鈴木参考人は、向こうに行かれるときもそうですし、今もそうですけれども、いろいろな情報を集めていらっしゃっていると思うんです。青山...全文を見る
○藤島委員 それでは、交渉相手の北朝鮮、この国について、参考人はどういうふうな認識をお持ちでいらっしゃいましたか。
○藤島委員 といいますのは、やはり、この本にもあるように、要するに、地上の楽園どころか地獄みたいなことを平然とやっているとんでもない国である、そういう認識がないと、これは生易しいことじゃうまくいかない、こういうふうに私も思いますので、ちょっとお尋ねしたわけでございます。  それ...全文を見る
○藤島委員 結構でございます。  それでは、内容を幾つかちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、五人の家族がお帰りいただいたわけですけれども、このほかに七十人から八十人ぐらい拉致があったんじゃないかというふうに言われているわけです。この点については、大使はどのように認識した上で...全文を見る
○藤島委員 それに対して、向こうサイドはどういうふうな反応だったんでしょうか。
○藤島委員 それから、五人の家族の向こうにおる人の関係なんですけれども、私は、最初は一緒に帰ってもいいような話があったということから、約束を破ったというところに今度は固執し出してそこだけを言っているというので、非常に何かすっきりしないような感じがするんです。もともと自由な意思で帰...全文を見る
○藤島委員 この点については、中途半端な妥協はしないで、やはりきちっとした方がいいというのが国民全般の方向だろうというふうに思います。  それから、先ほど御説明ありましたけれども、今後の進め方なんですけれども、今のままだと膠着状態に陥って、何かきっかけがないと進まないようなもど...全文を見る
○藤島委員 ここは両方我慢比べみたいなところがあるので、今最後におっしゃったように、向こうの方にやはりその必要性がだんだん出てくるんだろうというふうに実は感じますので、本当に粘り強くやっていただくしかないんじゃないかなというふうに感じます。  それから、KEDOの打ち合わせに先...全文を見る
○藤島委員 この問題は、国民の大変強い気持ちを背景に、腰を据えて粘り強く頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございました。
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、我が国の安全保障にとって、本当に北朝鮮の核というのは大事な問題だと思うんですけれども、先般の平壌宣言の際に、総理はこの問題について知っていながら、国民の前に明らかにしないまま平壌宣言に署名したということだとしますと、これは国民...全文を見る
○藤島委員 私は、もう少し厳しい表現を盛り込んだ方がよかったんじゃないかな、そんな感じがするわけです。  次に、核にしても、生物化学兵器にしましても、輸送手段がないとこれは兵器にならないわけですけれども、このあたりについて、参考人は北朝鮮の輸送手段についてどのように把握しておら...全文を見る
○藤島委員 現在、その手段を持っておるとお考えですか。まだ今の段階では我が国に的確に落とせるようなレベルの輸送手段はないというふうにお考えですか。
○藤島委員 もう一つ、ミサイルの関係で、先ほど上田委員の方からも質問があったんですが、もし日本に向けて発射された場合、本格的にやられた場合に、我が国は何らかの対抗手段を現在持っているというふうに考えるべきですか。全く現段階では対抗のしようがないというふうにお考えですか。
○藤島委員 今おっしゃったような準備も本来しておかなくてはいけないんじゃないかなという感じはしますけれども、時間が来ましたので、最後にもう一つだけ。  対抗手段として我が国も核兵器を持つべきだといったような意見もあるわけですけれども、こういう意見について参考人はどういうふうにお...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。
11月22日第155回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、会計検査院に来ていただいていますけれども、外務省の予算のむだについて指摘されているようですが、ちょっと詳しくその内容を言っていただきたいと思います。
○藤島委員 外務大臣、お聞きいただけましたか。もう本当にずさんというか、めちゃくちゃというか、ちゃんとした国の機関じゃ考えられないようなことをずっとやっていたわけですね。国際機関としては全く形骸化して、支援要請がないままに支援をしたり、規則と全く異なるような入札参加をやったり、あ...全文を見る
○藤島委員 外務省の改革の問題については後日また質問する機会があると思うんですけれども、これは一部だと思うんですよね。たまたまこの十二の機関について調査したことがこれであって、恐らく外務本省自体の中でも相当ずさんな予算の執行が行われているに違いないんですよ。これは本当に省内の検討...全文を見る
○藤島委員 大臣、全く反省がなってないですよ、それは。  まず第一点の、前段の部分ですけれども、田中真紀子さんが外務大臣になって火をつけたわけですけれども、あのころ燃え盛っていた改革がもうしょぼしょぼとなっているんじゃないですか。  それと後段の部分、先ほど検査院が指摘し、私...全文を見る
○藤島委員 前段の部分、もう一回あれしますけれども、河野大臣のときに改革が始まったと今おっしゃっていましたけれども、これは明らかに間違いで、私は、田中真紀子さんになってから始まったと思っています。河野大臣とは議論もしましたけれども、改革が始まったというふうには思っていない。  ...全文を見る
○藤島委員 同じことになりますけれども、大臣、政務官が自分でみずからチェックしたって限界があるんですよ。役所の方から上がってきたものをチェックするしかないので、目が届くわけがないんですよ。だから、決裁をそんなことやったって、私は、改革にも何にもなっていないということをもう一回言っ...全文を見る
11月22日第155回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  法案の内容に入る前に、二点ほど法務大臣の見解を伺っておきたいと思います。  まず、検挙率のことについて、犯罪白書で、閣議了解されたわけですけれども、戦後初の一割台まで下がってきたということで、一九・八%ですか、大変な悪い数字になっ...全文を見る
○藤島委員 やはり治安の安定というのは一番大事なことなんだろうと思うんですけれども、今お話のありましたように、母数が何しろふえているということが、検挙数が上がっても上がっても母数がふえているということで検挙率はどうしても下がっていくということなので、今の社会風潮と相まって非常にゆ...全文を見る
○藤島委員 今大臣からお話ありましたので、この件はこれで終わります。  もう一つ、今度、前回もいろいろ議論になりましたけれども、名古屋刑務所の受刑者に対する事件、これも本当に事件になっているわけですけれども、小さい記事だったんですが木曜日の記事に、神戸刑務所の関係で、神戸刑務所...全文を見る
○藤島委員 法務省の大きな仕事の一つというのはやはり人権擁護の観点もあるわけなので、余りこういうのがありますとそっちの方の信頼性まで失いかねない、法務行政全般に対する信頼も揺らぎかねない。というのは、密室の中の話ですので、国民になかなかわからない話なので、こういうのが余りあちこち...全文を見る
○藤島委員 今の説明にありましたように、各国ともほぼ全面的な改正を近年やっているという意味で、今回の改正は本当に全面改正ということで、そういう流れに乗っているかなという感じはしているわけです。  こういった法律は、今後を考えるにやはり透明かつ公正でなければいけない、こういうふう...全文を見る
○藤島委員 今の流れ、手続は、アメリカの連邦倒産法との関係は大体どんな感じになっておりますか。
○藤島委員 それでは、順次もう少し内容に入りますけれども、株式会社についてなんですが、第一条に「窮境にある株式会社について、」その手続ということになっているんですけれども、この「窮境にある株式会社」というのはどういうものを意味しているのか。
○藤島委員 私は、株式会社だけに限定する必要はないんじゃないか、いわゆる再建型としてもうちょっと範囲を広くしていいんじゃないかと。今、「窮境にある」という言葉の内容は説明がありましたけれども、同類の、経済的にやはり窮境にある、この会社更生法は大規模なものを想定しているわけですけれ...全文を見る
○藤島委員 今の説明は説明で理解できるんですけれども、そうしますと、今のような医療法人だとか学校法人とか、そういったケース、これは特別法でやるという方が合理的だという説明なんですけれども、これはやる気がおありなんでしょうか、どうですか、法務大臣。
○藤島委員 株式会社じゃないんですけれども、個別に一つずつじゃなくて、通則法的な共通の枠組みというか手続の基本みたいなもの、こういうものを定める方が合理的じゃないかと思うんです。一個一個となると、なかなかこれは大変だと思うんですよ。その点についてどういうふうに考えますか。
○藤島委員 資本関係は株式という制度じゃない。そういう点は別かもしれませんけれども、ふだんの生活といいますか、企業体といいますか経営体の活動としては同じですよね。ですから今、株式会社の参入を認めたらどうかという議論が出てきているわけでしょう。ですから、その点を考えると共通じゃない...全文を見る
○藤島委員 でしょう。だから、民事再生法ではそうなっているんだから、逆に言うと、今すぐというわけじゃないけれども、やはり何か束ねた形で通則的なのを考えるべきだ、こう私は思うんですが、今の議論を聞いて、大臣はどういうふうにお考えになりますか。
○藤島委員 今できるところからやる、それはそれで結構ですけれども、ということは、私のような考え方も一つだという含みを持っているというふうに伺っておきます。  それで、今民事再生法の話が出ましたので、会社更生法と民事再生法との関係なんですが、最近の利用件数はそれぞれどのぐらいにな...全文を見る
○藤島委員 今御説明の中で、民事再生法のねらいは、中小企業で膨大な利害関係者がいないようなものを簡便に、迅速にやろうという発想だったんですが、その点、当初のねらいを超えて、かなり大規模なところまで行った。これはちょっと予想外だったんですが、今の最後の部分のように、またやはり再生法...全文を見る
○藤島委員 今回の改正される法律の内容というか、手続等との関係で今のようなすみ分けが必然的に出てくる、こういうことだろうと思うんです。  ところで、現場では経費の問題が結構問題になるんですよ。意外と高くつくんでどうしようかというような話が出るんですが、この点についてはどういうふ...全文を見る
○藤島委員 民事再生法でも結構金がかかるんですよね。倒産しそうになって、もう本当に金がないにもかかわらず大変金がかかるんですけれども、そこについてはどういうふうに認識していますか。
○藤島委員 せっかくやろうと思っても、お金がなくてやれなくて、そのまま破産して倒産していってしまうというようなものはないようにせないかぬので、そのためにも手続の簡素化はどうしても必要だろうという感じはするんですけれども、いずれにしても、金のかからないような方向を、これは裁判所もそ...全文を見る
○藤島委員 一番大きなのは、やはり時間がかかり過ぎていたということが大きな問題だろうと思うんですね。二年も三年もかかっているというんじゃどうしようもないので、それなら生きるか死ぬか早くはっきりさせてくれというようなところがあるわけなので、そういう意味では、私は、今回の改正自体は非...全文を見る
○藤島委員 これは本当に裁判所の方の努力いかんにかかる。せっかくこれをやったはいいけれども、現実にやってみたらもういっぱいになっちゃって、とても対応し切らぬと。逆に言うと、これは専門的な難しいもので、各地方でやれる弁護士も余りいないんですね。それで裁判所でもそれは大変だ、そういう...全文を見る
○藤島委員 今、労働組合の例をあれしたんですけれども、緩和はされていますけれども、書面審査とかそういう点でやれるということなんですけれども、それだけで十分とは言えない部分もあると思うんですね。やはり直接行かないかぬ。そういう点の不都合みたいなものはあり得ると思うんです。その点はど...全文を見る
○藤島委員 確かに管財人代理を活用することである程度はカバーできるのかもわかりませんけれども、しかし、この辺はやってみないことには、うまくいかない部分も出るかもわかりませんですね。  それでは次なんですが、手続の迅速化と先ほど来何回か出ているんですけれども、現在の可決要件といい...全文を見る
○藤島委員 確かに現場では、今おっしゃったように、債権総数、総金額、これを母数に持っていると本当に大変なんですよね。連絡するとか何かから始まって、確かに、会場に集まった人の総数を母数とするというのとは随分違うので、現場でやるとき、私も相談を受けたことがあるんです。どのぐらいどうな...全文を見る
○藤島委員 数字としては、確かにいい数字かなという感じはしていますけれどもね。  それから、手続の迅速化がうたいものなので、その中のもう一つ、更生計画案の提出、これを開始後一年以内にということを義務づけておりますね、今度は。これは従来と比べてどうだったのか。それから、なぜ一年に...全文を見る
○藤島委員 余り伸ばし伸ばししてもいかぬので、やはりそこはきちっと整理しないといけないという感じはしております。  それから、迅速化の問題ですけれども、終結時期を早期化するということになっているわけですけれども、この点について御説明願います。
○藤島委員 今、二百三十九条の二号のところですね。  これは終結決定の要件なんですが、「裁判所は、管財人の申立てにより又は職権で、更生手続終結の決定をしなければならない。」こうなっているんですよね。そうすると、今のお話だと、三分の二以上の弁済がされたときにおいては残り三分の一は...全文を見る
○藤島委員 それから、更生債権等の調査及び確定の手続を簡易かつ迅速に行うための見直しというんですか、そういうあれがあるんですけれども、それはどういうことにしているんですか。
○藤島委員 もう一つ、大きな今回の特色として、二十五条ですか、包括的禁止命令の導入がありますね。これについてはどういう考え方で入れたのか。これはまた、問題が逆にある部分もあると思うんですけれども、それは大丈夫なのか。民事再生法との関係ですね。民事再生法にはこれはあるんですね。今回...全文を見る
○藤島委員 管財人がやるわけじゃなく、裁判所がやるので、その点は大丈夫なんだろうなという感じはしております。  それから、弁済期限の上限を二十年から十五年に短縮しておりますね。これはどういう考え方でこうしたのか。これは二百三十三条の関係でしょうか。
○藤島委員 まだ幾つか質問したい事項もあるんですが、時間になりましたので、きょうはこれで終わりたいと思います。
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  私も、今回の会社更生法案は方向としても内容としても非常に立派なものだなという感じはしておりますけれども、二、三の点についてお尋ねしてみたいと思います。  まず、竹下参考人にお尋ねしますけれども、海外のこの制度と比べまして、今回の法...全文を見る
○藤島委員 今回の案につきまして、十分なのかどうか、あるいは積み残しが何かなかったのかどうか、この点についていかがでしょう。
○藤島委員 今回は株式会社に限定されているわけです。ほかの大型法人については今回外れているわけですが、これについては将来何か考えるのか、あるいはもうそれはそれで要らないのだということなのか、その辺、どういうふうにお考えでしょう。
○藤島委員 私の質問したかったのは、学校法人とか医療法人とか、ああいうので大型な法人がございますけれども、かつては倒れるようなことはなかったのでしょうけれども、最近、ああいうものが非常に経営が危なくなってきている、そんなものもあるものですから、そういう法人はどうでしょうかというこ...全文を見る
○藤島委員 この点、午前中の質疑で、法務省の方は、株式会社は一般的に今回あれして、ほかのそういう法人には特殊性があるので個別法で対応する方向で考えたいというような答弁もあったものですから、ちょっと参考人の意見を確認してみたかったわけであります。  それから、今度の制度は、裁判所...全文を見る
○藤島委員 綿引参考人にお尋ねします。  先ほど御説明ありましたけれども、今回の法案は、御説明によれば、いいばっかしみたいな説明に受け取られたんですけれども、制度ですから、どんな制度でもいい面もあれば悪い面もあるんですから、お立場から見まして、やはりこういう点が若干問題として残...全文を見る
○藤島委員 それじゃ、最後に小山参考人にお伺いします。  労働者に対するセーフティーネットという面はあるということなんですが、特に、五つぐらい御指摘になった中で、やはり営業譲渡の問題ですね。やはり、再生できる部分とできない部分を切って、できる部分を再生していくというか営業譲渡し...全文を見る
○藤島委員 そうすると、今のままでは不十分で、その制度について、この法律の中でやるか、別途何か措置をとるかということを要望しているということですか。
○藤島委員 終わります。ありがとうございました。
11月26日第155回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  法案の内容に入る前に、法務大臣の見解をもう一度確認しておきたいと思います。  実は、二十三日の新聞に、「革手錠され暴行」ということで、また高松刑務所の件が出ているんですね。ちょっと読んでみますと、「「監獄人権センター」は二十二日、...全文を見る
○藤島委員 我が国は本当に、民主主義国家として非常にいい国だと私は確信をしているんですね。そういうことからも、徹底的にこの件は調査して、きちっとした結論を出していただきたいと要望しておきます。  それでは、法案の内容について、前回に引き続き審議させていただきたいと思いますが、会...全文を見る
○藤島委員 今回の改正はそういうのを踏まえていたというふうに思いますけれども、実態面からいってもかなり、極端に言いますと半分ぐらいで済んでいるというのもあるわけですね。  次が、取引先の中小企業、これが、本当にこんな状況ですと大変なんですね。その点、今回の手続は、これまでの手続...全文を見る
○藤島委員 更生会社の方を円滑にするという意味で弁済を図れるというのを中身で説明されましたけれども、それはちょっと次元が違う話だろうと思うのです。  一緒に聞きたかったのは、連鎖倒産の防止について、今説明ありましたけれども、連鎖倒産は本当に大事なことなんですが、説明以外に何かほ...全文を見る
○藤島委員 中小企業だけじゃなくて、取引関係がかなり大きい関係になっていると、連鎖倒産ということはかなり大きいところでもあり得るんですけれども、そういう点については、今回は特段の配慮はなされていないということですね。
○藤島委員 それでは、次に移りますが、株主の責任ですね。やはりこれは債権者に大変な犠牲を強いるわけですね。恐らく九五%ぐらいカット、残りの五%を十年あるいは十五年返済というような。ふだん、倒産までわからなかったような債権者が急にそうなるわけですから、当然、株主も相当責任をとる必要...全文を見る
○藤島委員 ということは、法律上の規定じゃないけれども、実際には一〇〇%減資で一〇〇%責任をとる、こういうふうに理解していいんですか。
○藤島委員 新たな規定を設けなかったけれども、現実に今、大体そういうふうに行われているので同様に行われるだろう、こういうことですね。  それではもう少し、今度は、細かいんですけれども、文書の開示制度ですね。十四条とか十五条があるんですが、これは、今回のいろいろな意味での手続の透...全文を見る
○藤島委員 制度として非常にいいと思うんですけれども、現実に、非常に手間暇というか、いろいろやるに際して足かせみたいなものがあってはいかぬと思うんですが、その点についてどういうふうに考えていますか。
○藤島委員 裁判所の判断の問題になるんでしょうけれども、意外と、規定があっても実際になると、裁判所の判断で制限が現実に行われて、本当に欲しいものがなかなか手に入らないとか、あるいは、申し込んでから本当に手に入るまで大変な手間暇、時間がかかる、こういったことが現実にあるわけですね。...全文を見る
○藤島委員 これは本当に時代の流れというか趨勢なんだろうと思うので、この点は先を見てどんどん採用してもらう方向で、必要があれば規則等はどんどん改正して、やりやすいように前向きに取り入れる方がいいと私は思いますので、運用の方をきちっとしていただきたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○藤島委員 今、内容で秘密にわたるということなんですが、だれがどういうふうに判断するんですか。子会社、連結会社がこれは秘密ですといって全部拒否したらどうなるんですか。
○藤島委員 そのたびに、では裁判所に判断をしてもらうというんじゃちょっと手ぬるいような気はするんですけれども、もうちょっと拒否する理由を厳し目にしておいた方がいいかな。あるいは、例えば運用の指針でこういうのはどうかとかいうのを、指導指針みたいなものを出せばかなりまた明確になるとは...全文を見る
○藤島委員 子会社とか連結子会社といっても、かなり薄い関係もあればきつい関係で更生会社との関係があるわけですね。余りきつい関係じゃない場合は、みんなもういい、裁判所でやってくれ、全然うちには痛くもかゆくもないといったような形で断るケース。これは現実に運用されていくと、裁判で少しず...全文を見る
○藤島委員 それでは、次に移りますけれども、担保権消滅制度を今度新しくつくっておりますね、百四条から百十二条までですか。これについての趣旨を説明してください。
○藤島委員 大変いい制度だと私は思うんですけれども、百四条で、今おっしゃったように管財人が裁判所に納付しますね、それはどういうふうにその後扱っていくことになるのか、細かい話ですけれども。
○藤島委員 この担保権消滅制度の問題のもう一つとして、新しい制度になるわけですけれども、乱用というか悪用というか、先ほど、どういうケースがあるのでということで、そのために制度を設けた、こうおっしゃっているんですけれども、その制度の逆用というか、そういった面は全然心配しないでいいの...全文を見る
○藤島委員 裁判所がやることですから乱用はないのかもわかりませんけれども、新しい制度ということで要注意かな、こう思います。  それから、もう何回もここで議論がありましたけれども、営業譲渡と労働権の問題ですね。  先週金曜日に参考人質疑があったときも、制度的には今の法律制度なの...全文を見る
○藤島委員 何か指針を定めるような、そういう気持ちがあるのかどうか、あるいはもう現実に裁判所なりが判断するのに任すのかどうかですね。
○藤島委員 この問題は非常に深刻な問題になるんですね。どういう条件で何人ぐらい一緒に行くかどうかという話で、制度だけはあるんですが、私は、この会社更生において営業譲渡の制度はこれから不可欠だと思うんですね。やはり、切って生きていける部分は生かし、だめな部分は整理するということで、...全文を見る
○藤島委員 あと、労働関係で、労働債権の問題、先ほども出ていましたので伺いませんけれども、やはり、税金あるいは社会保険の方が優先しているということは本当にどういうものかな。現実に首を切られていく人が、その前に何十日か働いた、もらえるはずのものが結果的にほとんどもらえないで、税金と...全文を見る
○藤島委員 今、最後に言われた再生法の一部改正に及んでいる部分がありますね。それはどういうことを、どういう考えでどういうふうにしているか。
○藤島委員 もう一つ、今後、破産法等の見直しに絡んで、そちらの方でやろうといったことで今回盛り込まなかった部分があると聞いているんですけれども、それはどういうものがあるんですか。
○藤島委員 先週の参考人質疑の際に、今後の問題として指摘された部分があるんですね。それは、各倒産法制間の円滑な移行を可能とする措置、これがはっきりしていない。今説明があった部分とちょっと違うんですよ。各倒産法制、幾つかこれでまた整理されてできるわけですけれども、その相互間の移行が...全文を見る
○藤島委員 検討を進めているというのは、どんな方向というか、何かあるんですか。
○藤島委員 民事再生法をつくったときは移行が非常にすっきりわかりやすいことで選べるという、私は非常によかったなと実は思っているので、この法制について、その辺、幾つかあるのを選びやすく、またそれによって迷惑をこうむる人の少ないような、何かそういううまい方法を考えてやっていただきたい...全文を見る
○藤島委員 これはやはり法務省の方からでも持ち出さないと、財政当局の方からおのずと出てくる話じゃない。そこを踏まえて前向きに検討した方が、せっかくのこの新しい法律の運用が、法律だけできても実際使われなきゃ何も意味ないので、なるべくたくさん使われることがいいと思うので、そのためにあ...全文を見る
○藤島委員 これまで幾つか指摘した点その他、せっかく法律、私はいい法律だと思っているんですけれども、運用の方でも支障のないように、また今後の法制についても前向きにひとつ国民のために考えてやっていただきたいと思います。  終わります。
11月27日第155回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、防衛庁に来ていただいていますので、防衛庁の方に最初に質問したいと思います。  最近、テロだとか不審船、これは北朝鮮の工作船なんですが、こういうものが非常に身近な現実として出てきているわけです。こういうものに対する対策としての...全文を見る
○藤島委員 私は新潟県の柏崎の出身なんですけれども、よく帰るんですが、原発の問題と拉致の問題、両方抱えていまして、住民は大変不安がっているんですよ。西川局長も新潟県警本部長を長いことやっておられて、新潟の事情はよく御存じだと思うんです。  やはり訓練は、単に小銃なんかを扱うだけ...全文を見る
○藤島委員 その際、今私が申し上げた柏崎は、本当に世界第一の原発と拉致の問題の荒浜海岸といろいろあるわけですから、その辺を十分念頭に置いて計画を練っていただきたいということ。  それからもう一つ、これは答えづらいかもわかりませんけれども、やはり実戦的な訓練をやる必要があるんです...全文を見る
○藤島委員 私が申し上げたいのは、実戦的に、本当にいざとなったときに使える訓練、やはりそういうことを念頭に置いてやってもらう方がいいので、それを聞いた人が何だと言うだろうとか、そういう心配より、むしろ訓練の実効性の観点からはっきりしてやった方がいいだろうと思います。  いずれに...全文を見る
○藤島委員 先ほどの河野委員の質問とも関係するんですけれども、外務大臣として、警察庁から来ているそういったものを踏まえ、どういう認識のもとに交渉してきているのか、しようとしているのかということなんですよね。警察の方からは十五人ということで、それは確定の部分ですけれども、この九十人...全文を見る
○藤島委員 いると思っているのか、あるいはどれぐらいいると思っているのか、そういう認識が全然ないで、警察の話だ、警察が言ってくるまでは全然そういう認識は持たないんだというのでは、交渉の迫力が全然違うんじゃないですかね。単に調査を依頼しました、こんなことでいいんですか。
○藤島委員 そんなのでは答えにならないんですよね。  まさに、ある意味では軟弱外交的な一面がそもそも出ているということじゃないですか。口ではきちっとやっている、きちっとやっていると言っても、今の基本的なところが、九十人ぐらいいるんだという認識のもとに相手方とぶつかるのと、まあい...全文を見る
○藤島委員 終わります。