藤島正之

ふじしままさゆき



当選回数回

藤島正之の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に両参考人にお伺いしますけれども、昨年秋にアメリカに行きましたときに、実は関係者が、先ほど森本参考人の資料にありましたけれども、米本土安全保障省がもうすぐできるんだといって非常に誇らしげに言っていたんですけれども、これは本...全文を見る
○藤島小委員 森本参考人にお伺いしますけれども、先ほど赤松委員の方から質問があった件とほぼ似たようなところなんです。テロに対して反撃する場合ですけれども、先ほど森本参考人は拒否的抑止という言葉をお使いになったんですけれども、かつての議論として、よくマイナー自衛権の問題という形なん...全文を見る
○藤島小委員 あと、有事に対する諸外国の規定ですね。これについては、あるパターンみたいなのがあるのかどうか、ただ適宜その国の考え方でばらばらになるのか、そういったばらばらなものも、みんなまとめてみると何かパターンみたいなのがあるかどうか。その点について、五十嵐参考人、聞かせてくだ...全文を見る
○藤島小委員 では、最後にもう一問ですけれども、自治体の長の協力というのがなければこれはなかなか成り立たないわけですけれども、先般の神戸の災害のときも、兵庫県知事がなかなか自衛隊に対して災害派遣要請を出さなかった、そのおくれが相当の被害を拡大した、こういうことになったわけなんです...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。
02月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  時間も短いものですから、端的にお伺いしたいと思うんです。いわゆる象徴天皇という制度をとっているわけですけれども、象徴というのはなかなかわかりやすいようでわからないような面があるんですが、どういうイメージを持つのがいいのか、お伺いし...全文を見る
○藤島小委員 象徴という言葉しか書いていないものですからあれなんですが、もう少し内容としてはどういう内容を考えるべきなのか。
○藤島小委員 それでは、次に政治的中立性、外交問題に絡んで先ほどちょっとお話がありましたけれども、これについてもう少し御説明いただけますか。
○藤島小委員 天皇に責任が及ぶようなことのないようにという意味では、ぜひこれは中立性を保たにゃいかぬ、こう思うわけであります。  先ほど赤松委員からもちょっとお話ありましたけれども、その際、元首としての立場と首相公選制、これもなかなか魅力のあるものだと思うんですね、首相公選制も...全文を見る
○藤島小委員 では、もう一つ最後に、皇位継承の問題で、先生は、第一子であればもういいんだというふうに決めるべきだ、こうおっしゃっているわけです。我が国の今までの考え方、これも赤松委員からもちょっとお話がありました。かつて女帝もおられたというお話もあるわけですけれども、これはまさに...全文を見る
○藤島小委員 終わります。
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  実は、昨日、参考人として東京都の関係の方をお願いしたんですが、自民党さんの方の反対で、ちょっと時間がないということもあったんですけれども、今回はだめだということで非常に残念に思っております。やはりこういうところで審議する場合に、地方...全文を見る
○藤島委員 創造的な外交は、確かに今ちょっと例を挙げられましたけれども、現実にイラクの問題なんか見まして、とても創造的な外交をやっているとは思えないんです、これはぼちぼち聞きますけれども。  昨年の暮れも、川口外務大臣に対して、民間人ではなくて政治家がやはり外務大臣をやるべきだ...全文を見る
○藤島委員 パウエルさんと何回会ったとか、そういう回数の問題じゃないので、むしろ日本国家の国益というものを考えて外務大臣としてどういうことをやっているかということが私は問題だ、こう思うわけであります。  というのは、これから日米関係についてちょっと問いただしたいと思うんですけれ...全文を見る
○藤島委員 要するに、時間待ちじゃないんですか。だって、この件は、アメリカを応援する形のイギリスのような形になるか、あるいはドイツ、フランス、ロシア型で行くのか、あとほかにあるんですか、どっちかしかないんじゃないですか、とどのつまりは。その間、時間待ちしているだけ。  いや、腹...全文を見る
○藤島委員 我が国は世界の主要国じゃないんですか。要するに、世界の主要国はそんなにあっちこっち右顧左べんしないで、自分の国はこうあるべきだと決めているわけですよね。我が国はまだ決めていないと。これはまさに我が国は主要国の一つじゃないということを言っているということになるんじゃない...全文を見る
○藤島委員 望ましいという言い方じゃとてもじゃないけれどもいかぬので、何としてでも、本当にイラクを攻撃するのであれば、新しい決議をするようにと。それを受けて米国が本当にするかどうかは別ですよ。ぜひやるように、何としてでもやるようにというのであってしかるべきで、望ましいというような...全文を見る
○藤島委員 私が申し上げたいのは、こんなとんでもない弱腰というか及び腰の外交で本当にいいのかと。我が国は、本当に主要国の重要な一つなんですよね。そういう自覚のもとに、アメリカに対しても言うべきことは言う、そういう態度が必要だ、こう思っているわけですね。  ところで、ちょっと話は...全文を見る
○藤島委員 そういう答弁じゃないんですよね。今や、アメリカの経済圏としてのアジアというのは、大変なウエートがあるということなんですよ。  それで、この次に申し上げたいのは、在日米軍の意味づけがそれによって少しずつ変わってきている。確かに、フィリピンにスービックだとかクラークの基...全文を見る
○藤島委員 そんな役人的な答弁を聞こうと思って言っているんじゃないんですよね。  要するに、今までは日米安保に基づく在日米軍は本当に極東及び日本の安全だったものが、フィリピンの米軍基地もなくなって、ベトナムもほとんどない、シンガポールもちょっとある程度だ、今や日本からペルシャ湾...全文を見る
○藤島委員 機会あるごとにこれは米側には伝えておく必要がある、こう思うわけです。  ところで、麻生政調会長が沖縄に行ったときに、十五年で廃止しちゃうようなところに数千億円もかけてつくるのはいかがかといったような発言をしたようで、これがまた自民党の中でごちゃごちゃやっているようで...全文を見る
○藤島委員 少しずつ話を進めていきたいと思いますけれども、先般、神奈川県の米軍施設について返還の方向で話し合いを進めたというふうに私は聞いておるんですけれども、これは私は非常にいいことだと思うんですね。米側に一たん提供しても米側が使わないままであるのを、今までの外務省の態度ですと...全文を見る
○藤島委員 どんどん前向きに進めていただきたいと思います。  それから、だんだん私の最終的な質問の方向に入っていくわけですけれども、岩国の基地がありますね。これは共用化の方向で今話を進めているということで、これも私は非常にいい方向だと実は思っています。これについては、あえて質問...全文を見る
○藤島委員 そうじゃないでしょう。ほかの国の首都圏に米軍の広大な飛行場なんてあるところはないということですよ。たまたま韓国だけは事情があって例外的にある。ほかの国はないでしょう、首都圏に米軍の広大な飛行場は。
○藤島委員 ただ、フランクフルトは、というか、ドイツはちょっと都市がばらばらですから、我が国みたいに集中していませんから。  というのは、ここで本題に入るんですけれども、横田の飛行場なんですよ、横田の飛行場。ここに地図があるんですけれども、これは相当広いんですよね。横田の飛行場...全文を見る
○藤島委員 七百ヘクタール、これは大変な広さなんです。  ところで、国土交通大臣、お待たせしました。羽田と成田、これの概要について、もしあれだったら政府参考人でも結構ですけれども、今の関係とのあれで比較してみまして、羽田と成田が今どうなっているのか、どんなものかというのを御説明...全文を見る
○藤島委員 横田が七百、羽田が千二百、成田が千、ほぼ似たような広さなんですよ。ゆったりしているんですよ、要は。  では、羽田、成田、それと横田、この三者の離発着回数、これをわかりましたら。
○藤島委員 お聞きになったとおりですよね。横田が四万、羽田と成田がそれぞれ二十四万とか十八万ですね。だから、横田はまだ十分あるんですよ。  それで、国交省の方に伺いますけれども、今後の旅客数の見通し、これをお伺いします。
○藤島委員 今の数字、すっと聞いているとそのままいっちゃうんですけれども、この数字の二〇〇七年、五千九百二十万、これは、二〇〇〇年が五千七百万人ですから、二百万人しかふえていない。それで二〇一二年には一気に七千三百万人と、余りふえなくてぴゅっとふえる。これはどうしてこういうふうな...全文を見る
○藤島委員 扇大臣、こういうことなんですよね。本当はずっと真っすぐ伸びたいんですよ。ところが、いろいろな事情もあって低く見積もらざるを得ない。それぐらい本来必要なんですよね。そこは御認識はよろしゅうございますか。
○藤島委員 今手元には、比較して、ロンドン、フランクフルト、パリ、ニューヨークの数字も持っているんですけれども、相当の回数、我が国に比べまして多いんですよね、首都圏の飛行場は。もっとも、ロンドンはヒースローとガトウィックとか、パリはシャルル・ドゴールとオルリーとか、ニューヨークは...全文を見る
○藤島委員 まさにそういうこと。これは我が国の経済の発展の阻害要因になりかねない。財務大臣は一生懸命財政金融でやっていても、こういうことが非常に足かせになる。これは、なかなか目に見えないようでも大変重要なことだと私は思っているわけなんですね。  ところで、防衛庁長官に伺いますけ...全文を見る
○藤島委員 私が申し上げたいのは、軍の、自衛隊を軍と言っちゃあれかもしれませんが、軍の飛行場であっても民間と十分共用はできるということを申し上げたいわけですよ。  それで、もう一つ、きのうの新聞ですか、羽田に深夜便の受け入れというようなことも国交省の方も考えているようですけれど...全文を見る
○藤島委員 いや、管制権の問題は最後に伺おうと思ったんだけれども、要するに、国交省としては、我が国は縦割りの役所ですけれども、非常に期待しておると。それはいいんですよ。だから、私が言った騒音の方は、さっき申し上げたでしょう、こういうふうにすっぽり入っておるんですよ。それは、地元は...全文を見る
○藤島委員 それは、国交省は自分の責任ですから、羽田をきちっとやらないかぬ。しかし、国民全体の立場からいえば、これは国民の財産なんですよ、言ってみれば。東京都だけの問題じゃない。国民全体の財産ですね。  そういうことからきちっとやるべきだということなんですが、このやりとりから、...全文を見る
○藤島委員 私が申し上げたように、今すぐということにはならぬのだけれども、中長期の問題ということで前向きに、積極的に取り組むという答弁というふうに私も受けとめて、ぜひそういう方向で頑張っていただきたい、こう思います。  同じ横田関係で管制の問題ももう一つあるんですけれども、先ほ...全文を見る
○藤島委員 非常に国民の関心事について明快にお答えになって、非常にいいことだと私は思うんです。  ところで、これで一つ、ちょっと心配なことが。それでは一体、我が国が対抗手段あるのかどうか。もう時間ありませんのであれですけれども、今、空中給油機を買うことにしていますので、今の戦闘...全文を見る
○藤島委員 要するに、北朝鮮が拉致を認めなかった時期と、明らかに国家犯罪としてやりました、主権を侵害しましたと言った時点からでは、同じ人道援助である米支援も性格が全く違っている、そこをよく認識して対応してもらいたい、こういうことなんです。  終わります。ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○藤島委員 天皇と元首の問題ですけれども、今までいろいろ議論が出ているわけですけれども、先ほど奥野委員がおっしゃったように、条文がいろいろありますから、それを見れば大体、元首制というのはわかるわけですけれども、やはりこの際はっきり元首はということを明記する方が、すっきりしてわかり...全文を見る
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  非常事態と憲法の問題でございますが、私は、まず我が国の安全保障について、二十一世紀に人類が起こした悲劇を繰り返さないために、現行憲法第九条の理念を継承すべきだと思います。  しかし、国家の責務は、国の名誉と国民の生命と財産を守るこ...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○藤島分科員 自由党の藤島正之でございます。  なるべく大臣、副大臣にお答えをいただきたいと思っております。  私は新潟県の柏崎市の出身でありまして、御承知の柏崎原発、今もう半分以上とまっちゃっているわけですけれども、この原発の問題についてきょうはお尋ねしたいと思いますが、ま...全文を見る
○藤島分科員 総括としては今お話のあったようなことだろうと思うんですけれども、私は、ほかの何物にも増して、この原発問題というのは、安全性に対する信頼、これがすべてだと思うんですね。先ほども大臣、そのことをちょっと触れられていたんですけれども、もう一度その点を確認したいと思うんです...全文を見る
○藤島分科員 この安全ということに対する認識に若干それぞれの部門で甘さがあった、こう思うわけですけれども、この点について少し具体的にお尋ねをしておきたいと思います。  まず、一部の報道ですけれども、二年ぐらい前に国の方からちょっと問題があるんじゃないかというような指摘をしたとい...全文を見る
○藤島分科員 大変反省して、新しくいろいろ考えておられるようですが、そこはしっかりやっていただきたい、こう思います。  もう少し、中身ですけれども、トラブル隠しの問題ですね。実際にそれがすぐ危険性に直結しているとは私も全然思っていないんですけれども、トラブル隠しをしていたという...全文を見る
○藤島分科員 やはり会社の組織の方を少し改革していかないといけないんじゃないかなという感じが実はしておるわけですね。  そこで、この端緒となったのが内部告発なんですけれども、それが出たころ、東京電力の広報部が、告発には当てにならないものも多いので、二〇〇〇年十二月に指摘を受けた...全文を見る
○藤島分科員 本来、監督ですから、法律に基づく違反があったところで明らかにチェックをするというのがきちっとした体制なんですけれども、私は、やはりその前の段階、これはその意味で、シュラウドのひび割れ、それはそもそも直ちに法令違反になるような、そういう問題ではない部分があるわけですね...全文を見る
○藤島分科員 本気でやる気になりますと、東電ぐらいの会社になりますと、関連会社とかみんな動員して、研修というか、この段階ではこういう説明でいいんだよという資料をつくってやりますと、二、三日でできちゃうんですよ、三万戸といいましても。何千人が動員できるんですよ。現にそういうやり方を...全文を見る
○藤島分科員 それで、国のチェック体制の問題なんですけれども、保安院がやるわけですけれども、やはりその中で気になるのが天下りの問題なんですね。  ほかの役所の件でもそうなんですけれども、端的に言えば、大蔵省と銀行行政の問題、金融行政の問題で、結局は、検査が甘いということから金融...全文を見る
○藤島分科員 今、大臣がそういうふうに言っていただければ、それ以上余り言う気はないんです。それは確かに、会社側も役人の経験、知識を活用したいということがあるわけで、これを全部否定するのはこれまたおかしいわけでありますけれども、私は、少なくとも民間会社に行った方は、普通の経済産業行...全文を見る
○藤島分科員 確かに振興する方とチェックが全く発想が違っていちゃいけないとは思うんですけれども、ほかの行政と違いまして、最初に私が申し上げたように、まさに原子力行政というのは信頼性そのものなんですよね。金融行政とかなんかとまたちょっと違っていると私は思うんですよ。  ですから、...全文を見る
○藤島分科員 終わります。
03月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第2号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど、小川参考人がソ連の上陸の話をちょっとされたんですけれども、私も実は、現役時代、いわゆる年度防衛計画を担当しておりまして、音威子府だとかいろいろな、ああいう言葉が出ていたのを懐かしく思い出したわけです。  有事というと、武...全文を見る
○藤島小委員 確かに、憲法の内容と構成について全面的に見直す必要があろうかとは思っておりますけれども、その中で、非常事態についての規定はどうしてもきちっとしておくべきだというふうに、憲法の内容の大きな要素の一つであるというふうに私は考えているわけです。  その際、なぜそうなるか...全文を見る
○藤島小委員 確かに、権利の制限についてはコンセンサスが必要なんですが、日本人の場合、理論だけでいくと、そういう制限ということになると、もう反対のための反対というのが非常に強くなって、なかなかうまくいくのかなと。現実に混乱が起これば、初めて、ああ、やはりそういうときにある程度の制...全文を見る
○藤島小委員 もう一つ、日米関係では、イギリスとアメリカとの関係のようにある程度対等な関係がやはり日米関係においても望ましいと思うんですね。確かに、ドイツやフランス、まあフランスはちょっと違うんですけれども、かつてNATOとワルシャワの関係があったものですから、アメリカの影響が非...全文を見る
○藤島小委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  我が国に天皇制、本当に私はあっていいなと考えているわけですけれども、象徴天皇とその行為の内容が非常に微妙に結びついていると思うわけです。国事行為から純然たる私的行為まであるわけですけれども、あるいは、もっと、若干政治的なにおいのす...全文を見る
○藤島小委員 天皇の行為というか立場、象徴制、あるいは元首との関係なんですけれども、首相公選制との関係なんですけれども、それはどのようにお考えになりますか。  やはり今の憲法のままでは首相公選制はできないんだという考え方もあるし、あるいは、今の憲法下でも首相公選制は十分可能だと...全文を見る
○藤島小委員 女性天皇の件ですけれども、先ほど中野委員から質問があって、考えても十分いいけれども、今早急に結論を出すことでもなかろう、こういうお話なんです。  女のお子さん一人だけの場合余り問題がないわけですけれども、その後、何人かお子さんが生まれた、男のお子さんが生まれたりし...全文を見る
○藤島小委員 最後にもう一点。  やはり天皇ももちろん大事なんですが、皇族も大変大事だと思うんですけれども、現在の制度で皇族の制度はよろしいんでしょうか。その辺、御意見を伺いたいと思います。
○藤島小委員 ありがとうございました。終わります。
03月19日第156回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、川口大臣は非常に頭がよろしいんですが、今の外交、まさに日本の外交、岐路に立っているわけですけれども、こういうときに、余り、頭のよさで、前後の理屈、つじつま、そういうことを合わせていく、こういうことにだけ腐心している、こういうの...全文を見る
○藤島委員 まさに、超大国アメリカが国連をどのように考えていくかということになるんだろうと思うんですね。その際、我が国の常任理事国入りの話が過去かなり強くあったわけですけれども、今のところ、ちょっと立ち消えになっているようです。もし日本が入った場合に、これはやゆされているわけです...全文を見る
○藤島委員 私には非常に目に見えないんですね。理解できない。これは私だけじゃなくて、国民も全般にそういうふうに考えているんじゃないでしょうか。本当に我が国は、アメリカに我が国の立場を明確に言っているのかどうか。今の答弁ではとても納得はできません。ただ、時間がありませんので、次に進...全文を見る
○藤島委員 アナンさんの発言をそういうふうに、私は曲解じゃないかと思うんですけれども、その後に、安保理事国が共通の立場となることができないということと、安保理の了解なしに行動がとられるとすれば、いかなる行動であっても正当性がない、こう言っておるわけですよね。いいですか、安保理の了...全文を見る
○藤島委員 何か今の位置づけも非常に無理な説明だと私は思うんですよ。本当に当時外務大臣が発言していたときは、そういう位置づけじゃなかったと思うんですよね。それが結局通らないということがわかったものだから、今度はこういう位置づけにしないとつじつまが合わないという外務官僚的な発想でや...全文を見る
○藤島委員 外務大臣は説明責任というのを誤解しているんじゃないですかね。タウンミーティングでやったとか、資料をどれだけ配ったとか、そんな問題じゃないんですよ。これは総理がきちっと我が国の立場を説明する、そこが大事なんですよ。ほかの諸外国は皆やっているじゃないですか、総理がきちっと...全文を見る
○藤島委員 要するに、精神的な支援だけということになりますね。あとは復興支援とか何か、それはまたあれですけれども。  ただ、現段階でもいろいろもう既に考えておく必要があると思うんですね、復興支援とかその他については。その前提になるのが、今回の戦闘についてのシナリオといいますか、...全文を見る
○藤島委員 要するに、今ちまたに言われているような、そういうのが大体考える想定であろう、こういうふうなことですね。  最後に、現在、PKO法だとかテロ対策法とか周辺事態法とかあるわけですけれども、私はこれができるとき、それぞれ別々にしないで恒久的な法律にすべきだ、そうしないと、...全文を見る
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  持ち時間五分でありますので、一、二点質問したいと思います。  まず、給与の方でありますけれども、昔は、防衛庁、自衛隊はよく税金泥棒と言われたのですけれども、その後一生懸命頑張って努力して、今や全くそういうことはないのでありまして、...全文を見る
○藤島委員 じゃ、外務大臣に伺いますけれども、今、外務人事審議会という制度でやっていますね。それで、内容的に見ると、若干透明性といいますか、あるいは客観性に欠ける部分があるんじゃないかなという感じはするのですけれども、このあり方について外務大臣はどういうふうに考えていますか。
○藤島委員 今まで幾ら幾らだったのを全般的に減らすとかそういう意味じゃなくて、やはり個別の公館ごとに個別に全部細かくやっていく、そういったのが必要なんじゃないかなと思うのですね。それぞれの国によってどんどん事情も変わってくるわけですからね。今のような包括、一括的な勧告を受けてやる...全文を見る
○藤島委員 前向きに進めていただきたいと思います。終わります。
○藤島委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国を取り巻く国際環...全文を見る
03月20日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○藤島委員 私は、先ほど前原委員がお話しになりましたけれども、今回の米国のイラク攻撃に対する正当性の議論については非常に問題があるとまず思っておりますし、あるいは北朝鮮問題に絡んだ米国の行動に対する我が国のありよう、これに対しても全く賛同するものであります。そういったものを踏まえ...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  私は、国際協力の面でまず二つに分けて、安全保障面と、経済関係ということでODAとに分けて考えてみたらいいんじゃないかと思うんです。  その中で、安全保障面でございますけれども、私は国連に大変期待しておったわけであります。特に米国...全文を見る
○藤島小委員 国益との関係で、我が国の経済にぶつかるような、国の援助でやっているというのは国益に反するんじゃないか。
○藤島小委員 終わります。
04月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  今ほど、遠藤委員の質疑の裏側のような議論になるんですが、改正権の法的限界の逆の面で、憲法は何でも規定できるのかどうか、逆に、規定したらすべて有効なのかどうか。  その一つは、国民の世代間の問題はあると思うんですけれども、憲法九条...全文を見る
○藤島小委員 いや、そうではなくて、要するに九条だけじゃないんですけれども、九条の例としまして、要するに自衛のために国民は、あるいはその手段を持つ権利があるわけですね。そういうものを持ってはいけないという規定を憲法には規定できないのではないか、また規定してもそれは無効ではないか、...全文を見る
○藤島小委員 まさに今長尾参考人がおっしゃったその分野だと思うんですね。要するに、規定しても、その意味で規定し切れない分野が、憲法といえども、最高法規といえどもあるのではないかということを私は申し上げたかったのです。  ところで、平和主義という、今の憲法九条の関係もあるわけです...全文を見る
○藤島小委員 終わります。ありがとうございました。
○藤島小委員 きょうも議論になったわけですけれども、改正規定の九十六条を実施するための法律がない。国会としての不作為かどうかという問題もあるわけですけれども、これは、憲法の規定の内容にかかわるものじゃないわけでありますので、速やかに制定されてしかるべきである。この小委員会も何らか...全文を見る
○藤島小委員 先ほど山口委員の方からありましたけれども、具体的な改正の中身の条文について決まる、そのときに並行的に議論すれば、その改正規定についてもいいんじゃないかという意見もあるわけですけれども、そこは、遠藤委員のおっしゃったように、改正規定、九十六条の実施規定だけでもいろいろ...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、イラク問題についてお尋ねしたいと思いますけれども、今回のイラクの戦争をどういうふうに見ておられるか、その意義づけについて、まずお伺いしたいと思います。     〔委員長退席、土肥委員長代理着席〕
○藤島委員 今おっしゃられたことだろうと思うのですけれども、私も、大量破壊兵器の拡散は絶対に阻止しなきゃいかぬ、こうは思っております。そのためには、今回、ある程度やむを得なかったのかな、国際法上の根拠については非常に問題があるとは思いますけれども、それはそれとしても、ある程度やむ...全文を見る
○藤島委員 やはり、もし大量破壊兵器が発見されないとなると、これは世界的な非難が大変なものになって、何のための戦争だったのかということになるのですけれども、仮に本当に出てこなかったとした場合に、我が国は、にもかかわらず米国を応援していたわけですけれども、仮にの話ですけれども、万一...全文を見る
○藤島委員 イラクは持っていないと言っているんじゃないんですか。米国は、にもかかわらず、持っているはずだということでやっているわけですね。だから、そういう意味で、大臣が説明されている前提は必ずしも、一方的な見方なんじゃないんですか。  今まであれだけ国連の方で査察をやったわけで...全文を見る
○藤島委員 ちょっとすれ違っているような気もするんです。  イラクも、小出しに少しずつやっているというのはけしからぬとは思いますけれども、全く協力しなかったわけではないので、少しずつ少しずつ時間を稼いでいたというのかもしれませんけれども、いや、私は、もうここまで来た以上は、むし...全文を見る
○藤島委員 まあ、日本に情報が来るのは一番最後になっているのかもしれませんけれどもね。  それから次は、イラクの次はシリアだとかイランだとかあるいは北朝鮮だというような問題がささやかれているわけです。これについては、先ほど首藤委員の方からも質問があったわけですけれども、我が国は...全文を見る
○藤島委員 事態を引き続き注視するんじゃなくて、シリアの方にそういう働きかけをするなということではない。その働きかけはいいんですけれども、アメリカに対して、もう戦争はやっちゃいかぬということを強く働きかけるべきじゃないかということを申し上げているわけですけれども、その点についてお...全文を見る
○藤島委員 全然そんなことを聞いているわけではないので、また下手をすれば、今の答弁のように、米英がシリアを攻撃したら、どうせ無条件でくっついていくようなことになるんじゃないかと思うんです。そうじゃなくて、そんなことは絶対やっちゃいかぬということを米英にきちっと今から働きかけをして...全文を見る
○藤島委員 ちまたにいろいろ言われているわけですよね、次はシリアかイランかとか。そういう中にあって、本当に意思決定してから議論したってしようがないわけですよ、米英に。そうじゃなくて、煙が出るか出ないかのうちに、きちっと我が国としては、絶対やっちゃいかぬと思っている、やるべきじゃな...全文を見る
○藤島委員 その想定をしていないという言葉は、非常に何かわかったようでわからないんですけれども、これ以上何回やっても答えは出てこないようなのでやめます。  時間がなくなってきましたけれども、先ほどORHAの件があったんですけれども、これは憲法上の問題についてすっきりさせておいた...全文を見る
○藤島委員 交戦権は、「交戦国が国際法上有する種々の権利の総称であつて、相手国兵力の殺傷及び破壊、相手国の領土の占領、そこにおける占領行政、」云々と、こうあるわけですね。その占領行政ということは、ORHAのやる仕事は占領行政になるんでしょうか。
○藤島委員 要するに、それじゃ、もうちょっとわかりやすく言いますと、この解釈は、我が国が占領行政をやるというようなのは、交戦権が憲法上認められていないのでできないということだろうと思うんですね。そこははっきりしていると思うんですが、米国が行う占領行政に我が国が参加するのは憲法上問...全文を見る
○藤島委員 川口大臣は大変頭のいい方ですので、すっきりしておいた方がいいと思うんですけれども、要するに、我が国は交戦権を持たない、我が国は持たないのはいいんです。ただ、アメリカなんかいわゆる交戦権を持っている、いわゆる戦う権利だという意味の交戦権じゃないわけですけれども、要するに...全文を見る
○藤島委員 では、なぜないかということをもう少し説明してほしいというわけなんです。
○藤島委員 そこはどうも、そういう筋書きにならないんじゃないかと思うんですよね。要するに、もう一つはっきりしておきたいのは、ORHAの行う行為は占領行政なのかどうか。もし占領行政であれば、そこに日本の、自衛隊でもいいし自衛隊じゃなくてもいいんです、それはもう一つ、実力組織か全然実...全文を見る
○藤島委員 時間が来たからやめますけれども、要するに、文民かどうかのところにどうもすれ違えるような形で、外国がやる占領行政に我が国が実力部隊だろうと文民だろうと参加してもいいということは大変な疑義があるんじゃないかなということを申し上げて、時間なので、質問をやめます。
04月23日第156回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは、安倍副長官にお忙しい中をおいでいただきましたので、本当は外務省にお伺いしてから副長官にお伺いした方が順序としてはいいんですけれども、時間の関係もありますので、安倍副長官の方に先にお伺いしたいと思います。  まず、北朝鮮の...全文を見る
○藤島委員 拉致は国家のテロと。夏までは国家的なテロではないと否定していたわけですけれども、平壌宣言で明らかに、国の行為であったということで、国家のテロということがまさに明らかになったということだと思うんです。  ちょっと話はずれますけれども、これはマスコミの情報なんですけれど...全文を見る
○藤島委員 私は出身が柏崎市なものですから、新潟二区なので曽我さんも範囲なんですけれども、蓮池さんのお宅は私の家から本当に車で五分もないぐらいのところにありまして、この問題についてはずっと最初から重大な関心を持って一生懸命応援をしてきているわけです。  今、外務大臣の最後の部分...全文を見る
○藤島委員 では、曽我さんの問題はとりあえずおいておきまして、次に、国連の人権委員会の決議の関係でございますけれども、細かい点は後ほど外務省に伺いますけれども、この手続で官房副長官は事前に相談を受けていたのかどうか、まず、この点について伺います。
○藤島委員 よくわからなかったのですが、要するに、出すときまでは聞いていなかったということですか。
○藤島委員 要するに、出す前には聞いていなかったということなんです。  外務省にいろいろ伺いますけれども、要するに政府の中で、こういうやり方で私はうまくいくのかなという非常に危惧を持っているわけですね。官房副長官が言うのは本当にごもっともなんですよ。  今後、こんなことはあっ...全文を見る
○藤島委員 九月からの当初の動きは、本当に、外務省もかなりよかったし、官邸も非常によかったと思うんですけれども、年が明けてから非常に動きがよくない。ちょっと忘れ去られたのかなと。核問題の方にどうしても重点を置いて、それはイラクの問題もあったわけですけれども、それなので、もう一度原...全文を見る
○藤島委員 茂木副大臣はいかがですか。
○藤島委員 これからの問題はこれからとしまして、外務省の、今おっしゃったような思い入れについて、しっかりしていないといかぬということなんだろうと思うんですけれども、これは警察庁とは協議はしたんですか。それは事務方でいいんですけれども。
○藤島委員 それでは、政府の拉致問題専門幹事会がありますね。ここには相談されたんですか。
○藤島委員 それでは、もう一つ。政府の拉致被害者・家族支援室には協議はしておりますか。
○藤島委員 これは一部の報道ですけれども、先ほど伊藤委員も触れたんですけれども、家族支援室に回答書を示したが、警察庁とは事前に協議と、虚偽の説明をしていたというんですけれども、これは事実ですか。もし事実だとすると大変な背信行為になるんですけれども。
○藤島委員 そういうことはないということは、どういうことですか、具体的に言うと。
○藤島委員 要するに、そういう言い方もしていないし、協議も何もしていないということですね。
○藤島委員 それでは、ちょっと視点を移しますけれども、人権委員会に北朝鮮の報告がかなりの内容で出されているわけですが、その概要を説明してください。
○藤島委員 要するに、五人の被害者の帰国はもともと二週間の滞在の約束だったのに、日本は約束を破ったとか、日本により暴力的に誘拐され、半世紀が過ぎ、行方不明の人や、その遺族がいるとか、あるいは、作業部会は、日本に対して、拉致問題を政治的に利用する汚い行動を速やかにやめさすべきだとか...全文を見る
○藤島委員 要するに、イギリスですら、そういうふうに、本当に真剣に、詳しく触れているんですよ。  それに対して、我が外務省の対応ですよ。これは本当にけしからぬ、私はとんでもないことだと思う。大臣、副大臣が知らなかったので、今それをとがめてもしようがないんですけれども、この事務方...全文を見る
○藤島委員 やはりこういう際には、担当官にかわってもらうということが一番いいと思うんですね。本当にこういう問題に思い入れのある人に担当してもらわないと、これは、たまたま手続上、どこかにやるのを忘れた、そんな次元じゃないんですよ、私にすれば。思い入れが深ければ、もっとちゃんとした対...全文を見る
○藤島委員 それは私も、今おっしゃったような、そんな人が担当していたら、とてもこれは話にならないので、私が言いたいのは、その手続だけの問題じゃなくて、内容の問題として、私が言ったように、ああいうものを出した、英国や北朝鮮は、さっき申し上げたようなものを出しておる、それに対して、そ...全文を見る
○藤島委員 この点について、北朝鮮との関係では、核問題が非常にクローズアップされてきたものですから、ついつい、この拉致問題は横にやられがちなんですけれども、私は、これは両方が並行して扱われていくべきもので、核は重くて拉致問題は小さい問題だ、こういうふうになっては困るわけですね。そ...全文を見る
○藤島委員 要するに、拉致問題の解決なくして日朝の問題はすべて解決することはないというふうに明言されているということですね。
○藤島委員 それから、蓮池さんのお兄さんが、去年のうちは外務省も一生懸命やってもらっていたのは非常に感じるけれども、最近は、外務省は全く頼りにならない、本当に自分たちのことを考えてくれているのか、全くそういう責任ある姿勢というんですか、そういうものが感じられないというふうに言って...全文を見る
○藤島委員 やはり今の状況は、ちょっと閉塞状態に陥っちゃって打つ手がなかなか具体的に見当たらないという点で、被害者の方も外務省も、皆さんいらいらしているんだろうと思うんですね。そこはよくわかるんですけれども、私はあらゆる手だてを尽くしてもらいたい、こう思うわけです。  その中で...全文を見る
○藤島委員 今おっしゃったのはいいけれども、それでいいんだ、こう思ってはとてもじゃないですけれどもね。それはそういうふうに言うでしょう。それは、あそこで、また外務省は全く非協力的だったとなかなか言うわけにいかないから、まあそういうことになるんでしょうけれども、そういうのを取り上げ...全文を見る
○藤島委員 経済制裁は何も軍事的手段じゃないですからね。そこはちょっと間違えないようにしてください。経済制裁そのものは平和的手段の中の一つですからね。  今の時点でそこまで具体的に考えていないということは今おっしゃったとおりなんでしょうけれども、これはやはり私は、一つの手段とし...全文を見る
○藤島委員 何かおくれた理由が余りよくわかりませんけれども、もっと単純に言うと、どういうことなんですか。  要するに、今まで考えていたのを、姿勢を変えてやることにしたということですか。
○藤島委員 では、七、八年前の九五年にはそこを見通していなかったということですか、採決したけれども。それは見通しの間違いだった、こういうことですか。その後やはりどんどんふえてきたのを見て、今回に至った、こういうことですか。  では、よその国がみんなその九五年の十二月にやっていた...全文を見る
○藤島委員 要するに、質の改善で対応できるんじゃないかと思っていたけれども、そうじゃなくて、もう当時予想していた以上に数がふえ過ぎちゃって、これはとても対応できないからしようがない、こういうことですか。ちょっと納得できませんけれども、まあいいです。答弁は要りません、何回言っても同...全文を見る
○藤島委員 この程度の改革では、また足らなくなって、また改正しないといけないような事態が来るんじゃないかなという感じはしますけれども。  それから、法務省に来ていただいていますので、国際的な犯罪防止の件についてお伺いしますけれども、これについては日弁連の方からいろいろな意見が出...全文を見る
○藤島委員 今回の部分はそれはそれでいいんですけれども、そうじゃなくて、全体的に見て、アメリカとかはかなり進んでいますよね、全体的に。我が国は、法務省として、おくれていないと考えているのか、やはり若干おくれているので間に合うように、いろいろ今後も積極的に追いつくように考えていきた...全文を見る
○藤島委員 何回言ってもこれ以上答えはないようなので、やめますけれども。  もう一つ最後に、この日弁連の言っている中で、証人の買収云々の問題とかいろいろありますね。三点ばかりあるんですが、この点について、法務省はどういうふうに考えて今回措置をしようとしたのか、その点について伺い...全文を見る
○藤島委員 終わります。
05月06日第156回国会 衆議院 本会議 第26号
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○藤島正之君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  まず、この法律案の提案理由は、我が国の経済社会を取り巻く状況が変化し、産業・雇用の構造変化が進む中で、経済社会の活力を維持向上させていくためと説明し...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは、安倍官房副長官にお忙しいところをおいでいただきましたので、最初にまず安倍副長官にお伺いしたいと思います。  PKOの武器使用の件でございますけれども、国連の組織に入って自衛隊が行動する場合は憲法の言う武力行使と次元が違う...全文を見る
○藤島委員 この点について、PKO事務局の方はどういうふうに考えていますか。
○藤島委員 実態面で支障がないと事務方としては言わざるを得ない面があるんですけれども、現実に実態面として支障があるわけですね。  それは、先ほど申し上げたように、もう既に、訓練においても、要するに一緒になって外敵に対して武器を使用するケースだってあり得るわけですけれども、その場...全文を見る
○藤島委員 所属する人たちというのはどういうことですか。それは北朝鮮じゃないんですか。北朝鮮そのものじゃないんですか。だって、金正日が自分の国でやったと言っているんでしょう。それが北朝鮮そのものでなくて、だれですか。所属する人々が、それぞれが勝手にやったというわけじゃないんでしょ...全文を見る
○藤島委員 北朝鮮と言ってもよかったかなということは、北朝鮮だということですね。はっきりしてくださいよ。
○藤島委員 だったら最初からそう言ってくれればいいんですよ。  ところで、ここが私は頭にきているところなんですけれども、この日の夕方、外務省首脳は、外務省首脳というのは事務次官ですよね、事務次官か大臣かしかないんですからね。外務省首脳がその同日の外相答弁について、思考の回路を説...全文を見る
○藤島委員 こんなんじゃ質疑できませんよ。委員長。どうするんですか、委員長。これがうそだということですか。これは、何で私こういうことを言っているかというと、この外務大臣のスタンスが今後の拉致問題にかかわってくるからなんですよ。どういうふうな認識でいるかが、この拉致問題をどういうふ...全文を見る
○藤島委員 この事実関係を本当は確認してもらいたいと思いますけれどもね。こんなことじゃ、大臣が、もう何やっているかわかりませんよ。大臣は勝手に言っているけれども、事務次官は、あんなものは勝手に言っておけばいいんだ、違うんだ、撤回もしていないんだと。こんな大臣の指導力のなさで外交が...全文を見る
○藤島委員 それではそういうことで、そういう認識のもとでこの拉致問題は進めていただきたい、こう思います。  次に、また言質をとったようなあれで悪いんですけれども、茂木副大臣に、テレビ報道で、二、三個北は核を保有しているというような発言をされておるようですけれども、これは事実です...全文を見る
○藤島委員 どうもちょっとよくわからないんですけれども、二、三個持っているという発言をしたんですか、何かはっきりしないんですけれどもね。もう一度。
○藤島委員 何かどうもやはりすっきりしないんですけれども、要するに、持っていないという認識よりは、持っているという認識で進めた方がいい、そういうつもりで言った、こういうことで、根拠は全然ないということですか。いやいや、根拠を聞きたいんですよね、正直なところ。根拠もないのに、ただそ...全文を見る
○藤島委員 確かに、いろいろな対応をするには、最悪の場合を考えてそれに備えてやらないかぬ、それはおっしゃるとおりだと思うんです。事こういう重大な問題は、やはりいろいろな観点から詰めて、マスコミ報道なんかじゃなくてきちっとした場でやる必要があるんじゃないかと思うんです。マスコミです...全文を見る
○藤島委員 何か抽象的過ぎちゃってわからないんですけれども、もうちょっと詳しく説明してください。
○藤島委員 もう少し具体的になんですよね。今ロシアはこの北朝鮮問題に関してどこでどういうことをやったとか、どういうふうな意見を言ったとか、あるいは我が国はどういう人を派遣してどういうふうにやっているとか、あるいは我が国はロシアに何も働きかけていないのなら働きかけていないと。今ちょ...全文を見る
○藤島委員 今、北朝鮮については、中国と韓国との関係だけがいろいろ言われるわけですけれども、私は、ロシアというのが大変また重要な国だと思うんですね、北朝鮮に関しても。積極的に我が国から働きかける。いろいろな意味で今手詰まりになっているわけですから、その中で大変意味のある仕事をして...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第4号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、菅波参考人にお伺いしたいと思います。  実は、私は、かつて国際平和協力本部事務局に次長で勤務しておったころ、AMDAの皆さんには大変お世話になりまして、モザンビークとかあるいはルワンダの件でかなり積極的にやっていただ...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。  次に、佐藤参考人にお伺いします。  国連の機能について、参考人は非常に楽観的というか期待感を持っておられるというふうに見えるのです。私もまさにそう思いたいんです。  実は、湾岸戦争のときまでは、常任理事国の拒否権の問題があって、安全...全文を見る
○藤島小委員 先ほど来議論が出ているんですけれども、国連の分担金が、二〇%近くやっているにもかかわらず、いろいろ意見は言っているのであるが、国連の改革は一向に進まない、常任理事国問題を含め。  きのうも外務委員会で実は議論があったんですけれども、しばらく不払いにしてみたらどうか...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。
05月08日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど来お話が出ているんですけれども、旧憲法のもとになったときに、坂本竜馬の考え方もかなりあったんじゃないかという気がするんですけれども、おっしゃるように、坂本竜馬がもうしばらく生きておったらどうなっていたのかなというのは、大変私...全文を見る
○藤島小委員 明治の元勲が一生懸命つくったわけですけれども、その後も不磨の大典としてもう祭り上げられちゃって、結局大戦になったということなんですけれども、当時、つくった人たちはやはりそういうふうに、全然手が加えられないで憲法がそのままずっといく、そういうふうに考えてつくっておった...全文を見る
○藤島小委員 おっしゃるように、やはり解釈改憲というのは一つの方法だと思うんですが、それに対して、今の憲法ももう五十年もたつんですが、九条の問題に関しては、政府はかたくなに解釈を変えようとしない。本当は、もうその点は変えていった方がいいんじゃないかなという気がするんですが、それは...全文を見る
○藤島小委員 最後に、先ほど遠藤委員からもちょっと質問があったんですが、国会との関係、議会との関係。これは、もう少し重視していく方向があってもよかったんじゃないかなという感じはするんです。天皇中心の方にウエートが非常にあって、民意を反映する議会のウエートがちょっと小さかったのかな...全文を見る
○藤島小委員 終わります。ありがとうございました。
05月09日第156回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  条約に入る前に、一、二、外務大臣にお伺いしたいと思います。  鳩山先生も中野先生もお触れになったんですけれども、北朝鮮との関係なんですけれども、御承知のように、一昨日、拉致被害者を救出する国民集会、第五回目が東京でありました。会場...全文を見る
○藤島委員 そのときに一部の方から、主催者側から出たんですが、外務省が、北を刺激したくないから、外務大臣や総理が被害者に会うといろいろな意味で北朝鮮を刺激することになるからあえて外務省が会わせないんだ、こういうふうに思うという主催者側の説明があるわけですけれども、こういうことは絶...全文を見る
○藤島委員 では、その件はそういうことで了解しました。  次に、その大会の中で、実はこれまでは北朝鮮にお願いベースで政府にも期待しておった、ずっと、それで話が進んできたと。しかし、全く、本当にらちが明かない状態に今はなっている。これで、今後はやはりお願いじゃなくて闘いに変えない...全文を見る
○藤島委員 昨日、官房長官と総理にお会いして、総理もかなり前向きな姿勢を示したようでございまして、日米首脳会談で必ず取り上げるとか、あるいは拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はないとか、そういうことをおっしゃったようで、家族の方も随分これまでと違って総理を見るようになったという...全文を見る
○藤島委員 ということは、現行法でやれる部分もかなりあるというふうに受け取っていいわけでしょうか。
○藤島委員 実効性がないものを幾らやっても、余り意味はないんですね。我々、議論している中で、やはり実効性のある制裁をするには新法が必要なんじゃないかという議論をしておるわけですけれども。  そうすると、今の御意見だと、何かわかったようなわからないんですけれども、要するに、実効性...全文を見る
○藤島委員 よその国が考えていないというんじゃなくて、日本と北朝鮮の関係とよその国と北朝鮮の関係は違うんですね。だから、日本単独でだってやる必要があると考えたらやったらいい。  というのは、先ほど申し上げたように、我が国と北朝鮮の関係はお願いの段階から闘う段階に来ている。そこを...全文を見る
○藤島委員 メッセージを送るといって、何かよくわからないんですけれども。要するに、その手段としての具体的な方法をいろいろ考えなければいかぬ、その中で経済制裁というのは大変有効な方法なんですよ。これは世界各国で一致してやらなくたって、我が国だけでやろうと思えばやれる分野が多い。それ...全文を見る
○藤島委員 その安全に対しては、地方自治体とか地元の問題じゃなくて、何といっても専門家のプロ集団を抱えている国が技術的に絶対安全であるという保証が必要なんですね。これは、まだとまっている原発をこれからどんどん再開していかなきゃいかぬわけですから、その責任は国にあるということを強く...全文を見る
○藤島委員 では次に、航空管制の問題ですけれども、今年三月、東京航空管制部でコンピュータートラブルが実は起きまして、大規模な、大変な混乱があったわけで、私もその被害者だったわけでありますけれども、このトラブルについてはどういうものであったのか、御説明ください。
○藤島委員 時間ですので終わりますけれども、そういうミスでもそれぐらいですから、サイバーテロが入ると大変なことになると思うんですね。その点も踏まえ、サイバーテロ対策もしっかりやっておいていただきたいと思います。  時間ですので、終わります。
05月14日第156回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、条約関係について何問か御質問をしたいと思います。  今度の条約のポイントは、一条の「適用範囲」の三項、「締約国の一の領域内に生ずる国際的性質を有しない武力紛争の場合には、各紛争当事者は、この条約及びこの条約の附属議定書に規定...全文を見る
○藤島委員 当然のことながら、個別具体的な事情を勘案して総合的に判断しなければいかぬ、これはもう抽象的に言えばそういうことなんですが、その中で今の三つですね、例えばチェチェンと東ティモールと旧ユーゴについては、政府というか外務省はどういうふうに判断しているか、それを伺っているわけ...全文を見る
○藤島委員 結局、外務省は判断をできないということですね。いや、何でこれを聞くかというと、今度内戦まで拡大するといっても、要するに、判断できないんでは余り拡大する意味そのものがないんじゃないかと私は思うから、あえて内戦というのは何ですかと聞いているわけですよ。  それでは、国際...全文を見る
○藤島委員 よく聞こえないんですけれども、もう一回はっきり言ってください。
○藤島委員 要するに、その国がやるんですね。間違いないですか。
○藤島委員 では、今確認したとおり、要するに内戦かどうかはその国が判断する。  そうしますと、その国は一体、自分の国で起こっている内部の武力紛争を本当に、うちは内戦だ、内戦だ、こう判断する国というのは一体あるんですか。そこをどういうふうに考えていますか。
○藤島委員 ということは、この締約国はみずからが判定する義務を持っているということですか。ちょっと、はっきり言ってください。
○藤島委員 想定をされているということは、なぜそういうふうに想定されているのか、その根拠を言ってください。
○藤島委員 その個別具体的にという、それはわかるんですよ、尺度として。  では、だれがやるかということになれば、その当事国だ、こういうことになるんですね。その場合に、なぜ、当事国だというのはどういうことからそういうことが出てくるんですかということを聞いているんですよ。
○藤島委員 その立場にあるというのがはっきりしないんですけれども、要は、その当事国は、やはり、自分のところは内戦ですと、テロとか今後いろいろなケースはあるわけですけれども、そのとき、自分の国は内戦ですと言う国はそうあるわけがないんじゃないかなという感じはするんですね。  そうす...全文を見る
○藤島委員 これは、最初私が申し上げたことで、それは当然、内戦に適用があるということで、そのために広げているわけですけれども、では、内戦はだれが認定するのかといったら当事国だとすれば、当事国は自分の国は今内戦ですよなんて、そんなばかなことをそう宣言するわけがないんじゃないですか。...全文を見る
○藤島委員 確かに、おっしゃるとおりだと思うんですよね。  ただ、そこは、どういう場合が内戦だというのをある程度はっきりしておかなきゃ、現実問題、適用しようがないんじゃないですか。だれが内戦と認定しているのかしていないのかわからない。だけれども、何となく、あの国の中では戦闘行為...全文を見る
○藤島委員 それではもう少し、これに関連してですけれども、これに入った場合、我が国は国内法制的には何ら手を加える必要がないのかどうか、何か新たな法律が必要となってくるのかどうか、この点について伺います。
○藤島委員 それをもうちょっと詳しく説明してください。ちょっとよくわからないんだけれども。
○藤島委員 そういうことを言うと、よその国は皆同じようなことを言うんじゃないですか。
○藤島委員 そうすると、この条約について、この部分についていえば、よその国も全部国内法的な措置は全く必要ない、ただこれに加入していればそれでいいんだ、こういうことですか。それとも、我が国だけ、政府として自衛隊を管理している、持っているわけですけれども、自衛隊はそういうのを持ってい...全文を見る
○藤島委員 ですから、そこがよくわからないんですよ。どういう意味で同様の扱いなのかということを説明してほしいと言っているんです。
○藤島委員 全然理解不能なんですけれども、これ以上何回やっても同じようなので、ともかく、国内法制は必要ないんだ、加入だけしておればいいんだ、こういうことですね。  それでは、この点、もう一つ、どんどん新しいものが出るわけですね。そうすると、後になってから、使われてから、使われた...全文を見る
○藤島委員 そうすると、結果的に使われてから、後で、やはりこれはいかぬ、こういうふうになっていく、こういうことですか。
○藤島委員 その予防的な部分というのをもう少し詳しく、具体的に言ってください。わかりやすく言ってください。
○藤島委員 今の話のように、要するに、少し前向きに、今後、そういうふうな可能性があるものについて、やはり事前に世界の中で議論を出していく、それで、そういうものができないうちにそういう兵器をつぶしていく、そこまでいく必要があるんだろうと思うんですね、この条約の本質は。そういうものの...全文を見る
○藤島委員 前々回、私も大分これについてしつこく質問をさせていただいたんですけれども、率直にこういうふうにやるんならやって、うやむやにしないでやったということを私は評価したいと思います。  最後にもう一つ、安倍副長官が新たな専守防衛が必要と、これは北のミサイル対応でこう言ってい...全文を見る
○藤島委員 最後にしようと思ったんですけれども、そういう答弁を外務大臣から聞くと、本当に情けなくなりますよ。もう外務大臣はいいですよ。  それでは、新藤政務官に伺います。
○藤島委員 細かいことを聞かなければコメントできない話じゃないんですよ。今私が読み上げた、それで大筋はもうはっきりしているわけですよ。それに対して、外務大臣のように、本当に役人的に逃げに逃げる、こんなことで本当に外務大臣としていいのかと言っているわけですよ。本当に残念に思いますけ...全文を見る
○藤島委員 最後に。  外務大臣であるからこそ聞いているので、一介の評論家だったらお聞きしません。それだけ申し上げて終わります。
05月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、条約に入る前に、有事法制の問題について、一問質問させていただきます。  この問題は二十年ぐらい前に起こったわけでありますが、当時、私は防衛庁におりまして、まさにこの研究の責任者に指名されまして、始まったわけであります。当時は...全文を見る
○藤島委員 これからまだ詰めなきゃいかぬ部分は十分あるわけですけれどもね。  せっかく土屋政務官お見えですので、政務官はどういうふうに考えておられますか。
○藤島委員 この問題は、本当に政治がやるべきことをやってこなかったということだろうとは思うんですね。遅まきながら、まだ本当に十分とは言えないと思うんですけれども、一つの成果を得たということを私は素直に喜びたい、こう思います。  それでは、条約関係に入りたいと思いますが、まず、船...全文を見る
○藤島委員 先ほど来議論があったんですけれども、これの処理について、これまで処理した分もあるんですが、今十二隻ある、こういうことなんですけれども、これまではどういうふうに処理してきたのか、そして、この十二隻について、もうそのままほったらかしにしておくつもりなのか、どう処理しようと...全文を見る
○藤島委員 その十二隻のうち、魚礁として使えるからほっておく、これはそれなりに意味はあるんでしょうけれども、そうじゃないものもあるわけですね。それについて、そんな悠々と検討していていいんですか。これは全然害がないんですか。
○藤島委員 役所が検討しているというのは、なかなか言葉だけでちっとも進まないんですよね。現に、危険なものは地方自治体が税金で処理せざるを得ない、早い話。こういうのは、何億か出してやっておるわけですよね。こういうのは、国がそのまま黙って、検討している、検討しているじゃ私は済まないと...全文を見る
○藤島委員 拒否をしているんですか、していないんですか。
○藤島委員 急いで検討しているのに、そんなことも調べないで、何を検討しているんですか。
○藤島委員 だから、役所が検討しているというのは、何をやっているか。集まって話し合いだけしていたってしようがないでしょう。こんな重要なことを事実も知らないで、実際何を検討しているんですか。これは大事なことなんでしょう。実際だれの費用負担で撤去するか、まさに一番大事なことじゃないで...全文を見る
○藤島委員 聞いていないのを答えて、聞いていることにきちっと答えていないんだな。  国が負担すれば、地方自治体が一回負担してその後国が補てんすればいい、こういう問題じゃないですよね。国の金だって税金じゃないですか。本来払うべき人が払わないでほっぽらかしているのを何でも国の責任で...全文を見る
○藤島委員 これは我が国だけの問題じゃないと思うんですよね。同じようなことがよその国だって起こり得るわけですね。大体、パナマ船籍とか、あとほかにもありますよね、タックスヘーブンとか何かで船籍だけそっちに置いているとか、そういうところは恐らく、船籍国といえども、無責任にやっていると...全文を見る
○藤島委員 これについては、ぜひ積極的に議論をしてもらいたいと思うんですね。  もう大体これで終わりますけれども、この件については国土交通委員会の方でもまたフォローを私もしていきたいと思いますので、ともかく急いで積極的にやってもらいたい、こう思います。この件はそれで終わります。...全文を見る
○藤島委員 外務省がいいのかどうかちょっとわかりませんけれども、きちっと職務を果たしてもらいたい、こう思います。  それから、化学物質の関係では、四十八年九月十二日の商工委員会で、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の附帯決議で、「本法を含め、化学物質による環境汚染を防止...全文を見る
○藤島委員 最初にあれしました、当局として指名されてそこがいろいろウオッチするわけですが、この条約自体は手続的な話なんですけれども、実態と中身が絡んできて、その辺を先ほど申し上げた外務省の今度指名された当局がしっかりウオッチしていかないと、また何のために条約に加盟するのかわからな...全文を見る
○藤島委員 ほかの役所も関係してくるわけですけれども、この遺伝子組み換え関係。この生物多様性条約なんですけれども、関係あるんですが、今、農水省の方から代表的に言っていただいたわけですけれども、この問題について、各国を見るに、米国、カナダ、オーストラリア、アルゼンチンなどの、要する...全文を見る
○藤島委員 結構なんですよ。どっちに寄りなさいと言っているわけではないので、その辺は我が国の立場があるので、これはまさに外務大臣がいつも言っている、自主的な我が国の立場をわきまえてやっていっていただきたい。なまじ、あっちこっち、すぐ対米追随、そんなものじゃないので、やはりここはき...全文を見る
○藤島委員 その場合に、この条約に我が国が加盟することによって、一番大きい穀物輸出国の米国が入っていないことによる効果、これについてはどういうふうに考えているのか、お伺いします。
○藤島委員 最後に、水際だけじゃなくて、入ってきた後のフォローも大事だと思いますので、外務省も関係省庁と連絡をとりながらきちっとフォローしてやっていっていただきたい、これを要請して、質問を終わります。
05月21日第156回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど、木下委員が、川口外務大臣がかわれば拉致問題は解決するかもしれないというようなことをおっしゃっていましたけれども、川口外務大臣がやめられても、拉致問題はそんなに簡単に解決するような問題かなという気はしますけれども、これまで、与...全文を見る
○藤島委員 外為法の輸出の四十八条第三項ですけれども、「経済産業大臣は、」云々で、下の方に「国際収支の均衡の維持並びに外国貿易及び国民経済の健全な発展に必要な範囲内で、政令で定めるところにより、承認を受ける義務を課することができる。」輸入については、五十二条で「外国貿易及び国民経...全文を見る
○藤島委員 全然答弁になっていないんですけれども、事前に通告していないので政府参考人としてはそういう答えになるんでしょうが、本当はさっきのように外務省に聞きたかったんですが、やはりこれは相当影響が大きいんじゃないかなと私は思うんですよね。  だからこそ、これはどうしてそこまで聞...全文を見る
○藤島委員 川口さんの答弁はそういうことになるんでしょう。ちょっと聞いていることと違うんですが、要するに、結局は答えていないんですよね。私は、我が国一国だけでも大変大きな意味があるんじゃないでしょうかと聞いているのに対して、ぐちゃぐちゃぐちゃと答える。大体いつもそういう答弁ですか...全文を見る
○藤島委員 役人的な答弁ならそうなるんですけれども、本当にそういう議論だけやっていたのでは審議が深まっていかないということを申し上げているわけですよ。本音で言ってもらわないといかぬ、こういうことを先ほど来からずっと申し上げているんですよね。  きょうはもうちょっと技術的なことに...全文を見る
○藤島委員 報道で、新見解というか解釈を変えたというのは、この報道が間違っているというふうに明快に言い切っていいわけですね。それをはっきりしてください。
○藤島委員 要するに、報道で、見解を変えたというのは誤りである、こういうふうに明確に言っているわけですけれども、共管の立場にある外務省、この解釈については外務省は関係ないでいいんですか。  一部、先ほどちょっと疑問があったので私は外務省の方に聞いたんですけれども、それについて、...全文を見る
○藤島委員 それでは、外務省は、この局じゃないというのは、ほかの局が所管しているんですか。
○藤島委員 わかりました。それでは、外務省はこの件については何ら関係ないということですね。そこをちょっと。
○藤島委員 どうも、都合のいいときだけいろいろ言って、いざとなるとさっと逃げる体質があるみたいな気がするんですね。何かこういうふうにいろいろなコメントはするんですよ。ところが、追及されると、うちは関係ないとさっと逃げる、これは本当に問題だと思うんです。あえてそこの点についてはこれ...全文を見る
○藤島委員 その点はわかりました。  この問題のまとめなんですけれども、要するに、私が昨年からずっと言っていた話が少しずつ現実味を帯びて前へ進んできたかなということで、私自身は少し評価はしているんです。  ところで、国連と日米関係になると、何となく最近政府が、小泉政権は、アメ...全文を見る
○藤島委員 まさにそういうことだろうと思うんですね。余りアメリカだけというのでは、日本というのはやはりいかぬだろうと思うんです。  だから、今おっしゃったように、どっちかがどっちかじゃなくて、両方本当に大事だろうと思うんです。軸足のちょっとしたかけ方の問題になるのかもわかりませ...全文を見る
○藤島委員 四月の事件以外に何件ですか。(細川政府参考人「十五件です」と呼ぶ)いや、キャッチオールの問題じゃなくて、四月のようなケース。
○藤島委員 やはり実績としてもかなりあるんですね。  それで、キャッチオール規制が昨年できたわけですけれども、その前に、こういうケースを摘発するというか見つけるというのはなかなか難しいんだろうと思うんですよね、実際問題。だから、北朝鮮系の商社とかメーカーがみんな絡んでいるわけな...全文を見る
○藤島委員 外務省は情報を相当いろいろな国からとっているわけですけれども、今の北朝鮮の軍事技術のほとんどが日本製の、汎用のものを転用したりしているのも含めまして、そういう意見についてはどんなふうに考えていますか。私、聞かれたときに答える参考にしたいと思いますので、ぜひお願いします...全文を見る
○藤島委員 要するに全くわからないということですね、はっきり言えば。単純に外務省としては全くその点はわからないと。それはそれでいいんですよ。そういうことでいいんですねということです。
○藤島委員 時間になりましたので終わりますけれども、これは本当にあってはならないことだと思うんです。ただ、非常に難しいんだろうと思うんですね。本当に専用のものならわかるんですが、汎用のものを転用するのについては非常に難しいんだろうと思うんです。そういう意味で、経済産業省も税関も非...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、質問通告はしていなかったんですけれども、沖縄の海兵隊の削減のニュースがあったものですから、これは大事な問題なので、最初にその点についてちょっとお伺いしておきたいと思います。  今約二万人のところを一万五千人削減していく...全文を見る
○藤島委員 仮定の話に答えられないということなんでしょうけれども、先ほど申し上げたように、これは沖縄における米軍基地のあり方について本当に重大なものになって、御破算になるぐらいなんですよね、今考えている普天間の移設の問題から全部、SACOの問題。  ですから、アメリカでこれだけ...全文を見る
○藤島委員 この問題は、法務委員会の方に今改正法が出されているわけですけれども、それはそれとしまして、東京の入国管理局が青山さんについて何か報告書を出したのかどうか、この点についてお伺いします。
○藤島委員 確かに、今おっしゃったような理由があるので具体的な案件について余り公にすることは望ましくないという点はわかるんですけれども、この青山さんについて言えば、実際問題としてもうかなり公になっているんですね。  ですから、普通の一般のケースの場合の今の理由と、この方の場合、...全文を見る
○藤島委員 これ以上追及しても同じようなお答えしか出ないのでしょうけれども、私は、もし報道が事実であるとしますと、やはり北朝鮮に対して、迫害している国だ、だから帰せないんだ、そういう国なんだということを我が国としてはっきり認定するというか、北朝鮮に対して、そういう意思を明確にする...全文を見る
○藤島委員 一般論のまた一般論になるかもしれませんけれども、要するに、それじゃ、青山さんという名前は法務省の方も先ほど言ったようなことでなかなか挙げられないとすれば、一般論として申し上げて、脱北者、これは帰れない、この青山さんのは特に問題が多いのは、いろいろなことを言っちゃってい...全文を見る
○藤島委員 委員長、これは答えになっていないんですけれども、どうしますか。もう一度、外務大臣。  そこを聞いているのじゃないんですよ。要するに、脱北者、帰ったら大変厳しい状況になる。そういう人に対して難民認定をするということは、北朝鮮に対して我が国の態度を厳しくアピールすること...全文を見る
○藤島委員 私は、法務省はああいうふうに控え目に言っていますけれども、実際これは事実だろうと思うんですね。この報道は事実だと思うんですよ。  それはそれとして、個人名でなくして、何回も聞きますけれども、一般論として、脱北者が帰ったら大変厳しくなるであろう、したがって難民認定をす...全文を見る
○藤島委員 何かよくわからないんですけれども、これは手段にはならない、難民を認定しても全然メッセージにも何にもならない、こういう意味なんですか。手段として使えないものは手段にならない、それは当然のことなんです。そこのところの答えは全然理解できないんですけれども。
○藤島委員 もう一回法務省に聞きますけれども、これは、現在認定の申請手続中だから公表とかなんかできないのか、あるいは、認定してしまったときにある確認があったときには確認もしないのかどうか、全くできない、こういうことなんですか。
○藤島委員 よくわかりました。  要するに、本人は事実として認定されるわけですから、日本政府としてはそういう事実をはっきりするわけですね。本人の了解を得てマスコミがそういう事実を公表することは自由なわけですから、そうすれば北朝鮮に伝わるわけですね。もしこの青山さんであれば、私は...全文を見る
○藤島委員 全然私の答えになっていないんですね。そういうことを聞いているわけじゃないんですね。外務大臣は常日ごろから、北朝鮮に対しては、拉致問題を含め、いろいろなことで、きちっと我が国政府の毅然とした態度を明確に伝えないかぬということをおっしゃっているわけですね。難民認定を脱北者...全文を見る
○藤島委員 その点は、事実として認定が行われればそれがメッセージになるんじゃないですかということを言っているわけですよね。これ以上言っても答えは出てこないと思います。  あと二分ぐらいなんですけれども、国土交通省に来ていただいていますので。  万景峰号の安全検査ですけれども、...全文を見る
○藤島委員 ぜひきちっとやっていただきたいと思います。  質問を終わります。
06月12日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  安全保障と憲法の問題及び国連との関係について、今回のイラク戦争との関係で意見を申し述べたいと思います。  今回のイラク戦争は、国連の機能あるいは存在意義あるいは重みが問われる非常に重要なものだったと思います。私は、個人的には大変残...全文を見る
06月13日第156回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○藤島委員 本日は、イラク復興支援法に絡んで御質問をさせていただきたいと思います。  十二日に自由民主党の総務会の中で議論があったようですけれども、何かいろいろな議論が出ておりますね。「先に自衛隊派遣ありきという法案を出すのは不見識だ。人道復興支援は民間でもできる」、これは野中...全文を見る
○藤島委員 再確認をしますけれども、ブーツ・オン・ザ・グラウンドというのは、政府に対しては全くなかった、そういう米側の要請は全くなかったというふうに理解していいわけですね。これは単にマスコミが勝手に聞いて発表していることであるというのが政府の正式な見解であるというふうに確認してい...全文を見る
○藤島委員 要するに、ブーツ・オン・ザ・グラウンド、そんな言葉もなければ、全く要請はないと本当に言い切ってよろしいわけですね。これは、この後の議論に重大な関係があるものですから、確認しておきたいと思います。
○藤島委員 ブーツ・オン・ザ・グラウンドという言葉は全くなかったということでいいんですか。言葉は非公式にも聞いていない、これでいいんですね。
○藤島委員 要するに、公式にはなかったということですね。  それから、十日にアーミテージ副長官がこちらに来られておって、山崎与党幹事長と会談をしたようですし、あるいは福田長官とも会談をしたようですけれども、この辺については外務省はどういうふうに認識しておりますか。  先ほどち...全文を見る
○藤島委員 要するに、この発言は政府側に対しては全くなくて、与党に対してだけあったようだというふうなことですか。
○藤島委員 要するに、日本に対して大変圧力的な要請があったということなんじゃないかと思うんです。  ところで、私は、我が国が今回貢献するに際して、我が国の独自の判断でやるべきであって、それが結果的に米側の思っているところに、何割か、合うか合わないかわかりませんけれども、合えばい...全文を見る
○藤島委員 自衛隊もきちっと入っていたということですけれども、この結果についても後で伺いますけれども、安倍副長官にお見えいただきましたので、一件だけお伺いしておきたい。  イラク復興支援法、今完全に固まったわけじゃないわけですけれども、こういう法律は、私は本来、自衛隊を派遣する...全文を見る
○藤島委員 PKO法はもうあるわけですから、やはりこういうケースもあった方が国民にわかりやすいし、政府としてもその都度、あるいは自衛隊としてもその都度準備じゃなくて、やはりある程度準備できるわけですね。  法律がないのに勝手に準備すると、また自衛隊の中で勝手に走っている、こうい...全文を見る
○藤島委員 どうしても自衛隊が行かなければいけないのかどうか、ここは余りはっきりしていないわけでありまして、先ほどの米側の要請との関係では、私は実はずれがあるんじゃないかという気はするんですけれども。  時間の都合もありまして、内閣法制局の方に来ていただいていますので、二点確認...全文を見る
○藤島委員 といいますと、今回の法律は主として自衛隊を派遣するための法律だというふうに考えていいわけですね。
○藤島委員 それじゃ、自衛隊を派遣する以外のものであれば、この法律はなくても文民等は、あるいは復興支援はやれるのか、あるいは、自衛隊を除いた部分であっても、こういう法律がないと政府としてはやれないのかどうか、そこをもう一回確認しておきたいと思います。
○藤島委員 政府は、北朝鮮の船の入港の問題でも、何もできない、できないとずっと言い続けて、何もできないとはおっしゃらなかったですね、川口さんも。一部できるものがあるというような答弁だったんですけれども、結果的には大変なことがやれて、事実上入港阻止できた。そんなことをやれるわけです...全文を見る
○藤島委員 ということは、どんなに議論しても今の政府の解釈が変わらない限りは、要するに業務遂行を妨げる者に対する、それを阻止するための武器の使用ということはあり得ないということになりますか。
○藤島委員 ということは、今回、例えば治安の問題として、これは相手は政府でもないし、あるいは準ずるものでもないわけでありますので、全くの暴徒かもしれませんしね。そういうものが相手であれば、そういうものが業務遂行を妨げるようなことであれば、自衛隊が組織体としての反撃をし業務の遂行を...全文を見る
○藤島委員 それはもう全く妥協の産物として、それを議論にのせたら国会が紛糾してなかなか通らないということからきているのであって、もうだれが考えても、今回のイラクについては、今、非戦闘地域であってもそこで何が起こるかわからない。本当に先ほどの民主党の報告にもあるし、それは皆さんがそ...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第5号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど来、近藤先生と葉梨先生の御意見に対してなんですけれども、確かに我が国は、我が国を守るため、あるいは国際的な協力はやらないかぬ。しかし、だからといって何でもいいというわけじゃないので、憲法の枠の中でなければいかぬわけですね。先...全文を見る
○藤島小委員 葉梨先生にですけれども、今の答弁に対して、憲法に抵触しない部分は当然あるわけですけれども、際どい部分でかなり抵触する部分があり、そこは結果的に、なし崩し的に憲法違反行為をやっているということではないかということを指摘しておきたいと思います。
07月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○藤島小委員 自由党の藤島正之でございます。  最近、特にグローバリゼーションだとか、あるいはボーダーレスだとかいう言葉が言われているわけですけれども、私は、いろいろそんなことが言われていても、国家というのは、その役割というのは大変重要なものであり、幾ら進んでもそれは別のものだ...全文を見る
○藤島小委員 今お話のあるアイデンティティーの問題でございますけれども、これを前文という短い中に書き込むというのは大変難しいことだと思うんですけれども、今先生の試案を読んでみまして、そのアイデンティティーの部分について、どこにどうだという、どういうふうに読めばいいのか、教えていた...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございます。  私もまさにそういうふうな感じはしておるんです。日本の歴史、文化、伝統について前文に書き込むべきだと私は考えているんですけれども、今のも、アイデンティティーの問題と歴史、文化、伝統というふうな、何か重なっているような感じもするんですけれども...全文を見る
○藤島小委員 最後に、自分が自分の生まれた国に自信を持って生きていくということは必要だと思うんですけれども、先生も先ほどのお話の中にありました。憲法の前文の中には我が国の進むべき道といいますか、夢といいますか、新しい理想といいますか、そういうものをそれとなく書き込んであるのが望ま...全文を見る
○藤島小委員 ありがとうございました。
07月18日第156回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、法務省においでいただいておりますので、お伺いします。  沖縄の婦女暴行ですか、強姦未遂事件の関係で裁判が行われているわけですけれども、那覇地裁で公判中の米海兵隊少佐による事件の問題です。  いろいろもめているようなん...全文を見る
○藤島委員 やはりこういう問題は、もともと主権国家が主体的に裁判制度、捜査の制度を決められる問題だと思うんですね。ですから、ほかの国もいろいろなレベルがあるわけですけれども、我が国は我が国なりの歴史と社会制度とか国民性とかいろいろなものがあって、そういうのを前提に今の制度があるわ...全文を見る
○藤島委員 確かに、おっしゃるように、なかなか難しい問題だと思うんですね。慎重に議論の上、双方納得のいく、また国民から見ても納得のいくような方向で検討して結論を出していただきたいと要望させていただきます。法務省、結構です。  次に、アメリカの投資会社が四百億円申告漏れ、ローンス...全文を見る
○藤島委員 国内の企業が一生懸命まじめに働いてきちっと税金払っているのに、法的な面で、若干アメリカの企業と日本の企業の国際の部分で難しい面があるのかもわかりませんけれども、いずれにしても、荒稼ぎの上、税金を逃れている、これは本当に許せないと思うんですね。  それでもう一つ聞きた...全文を見る
○藤島委員 私の質問は、もちろん努力はしてもらわないかぬし、そのための組織もいろいろあるでしょうし研修もあるでしょうけれども、今の制度でやはり限界がある部分がないのかどうか、今の法制度で十分と考えているのかどうか、そこをお聞きしているんです。
○藤島委員 しかるべき措置がされるものじゃなくて、国民感情として許されない部分があるんですから、今の制度で十分かどうか積極的に部内で検討して、問題があれば、やはり国会に法律として提起して、きちっと対処していただきたいと思います。  努力は多とするんですよ。今までの努力は多とする...全文を見る
○藤島委員 向こうから通知があった内容についてもう少し何か公にできるものがあればしていただきたいと思います。
○藤島委員 内容について、恐らくもう少し連絡はあったんでしょうけれども、まあ、今ここで話せないということかもわかりません。  ところで、この北朝鮮問題は、私は、自由党は国連中心主義ということで、国連の場で本来議論するのがいいのかもわかりませんけれども、やはり、今我が国は常任理事...全文を見る
○藤島委員 その点、最後に質問しようかと思ったんですけれども、先ほど、評価の点との関係ですけれども、やはり北朝鮮も若干多国間協議の方に前向きになってきているのかなという感じがしまして、その意味で今回の会談というかは評価できるのかな、私はそういうふうに評価しているわけですけれども、...全文を見る
○藤島委員 やはり北朝鮮との問題はもちろん我が国が主体的にやらないかぬ問題でありますけれども、アメリカも大事ですけれども、中国がかなり北朝鮮に対して影響力が大きいのじゃないかなという感じがします。そこで、政府としても、中国との連絡は本当に密接に、もちろん表に出てやることだけじゃな...全文を見る
○藤島委員 今後は国連の査察がやはり一番大事じゃないかなというふうに思いますので、意見として申し上げさせていただいて、質問を終わります。