藤田一枝

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藤田一枝の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○藤田(一)分科員 民主党の藤田一枝でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  私は、本日は、九五年に政府の決定によって設立をされましたアジア女性基金についてお尋ねをいたしたいと思います。  御承知のように、戦時性的強制被害者、いわゆる従軍慰安婦問題が、日本の社会にお...全文を見る
○藤田(一)分科員 合計二百八十五名という今お話でございました。それぞれの国別の数字は当然把握されていると思いますけれども、お示しいただけますか。
○藤田(一)分科員 本当にそういうふうなことで外務省は納得をされているわけですか。それぞれの国で認定されているわけでしょう。プライバシーという問題になるんでしょうか。数の問題です。固有名詞ではありません、数の問題です。  本当に外務省、把握をなさっていらっしゃらない、基金がそう...全文を見る
○藤田(一)分科員 この数字については、前々からいろんな形で質問が出ていたというふうに思うので、その都度同じような答弁が繰り返されておりまして、今回も同じような答弁がまた出たというふうに思います。  認定被害者の全体の何割かということについてもお答えいただけないんでしょうか。何...全文を見る
○藤田(一)分科員 このことだけでやっていても時間がなくなってしまいますので、少し角度を変えたいと思いますけれども、その他の事業として、財・サービス、医療、福祉、いろいろおっしゃられました。  まず、その財源についてお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、その財源は何が充て...全文を見る
○藤田(一)分科員 私は新人でございますので、教えていただきたいと思います。政府出資金というのは具体的にどういうものでございますか。
○藤田(一)分科員 一部に聞きますと、ODA予算も充当されたというふうに、これは基金のホームページ上にも載っております。ODA予算と外務省の政府拠出金と、どういう形で支出されていっているんでしょうか。どういう流れの中で、ODAと非ODAの内訳等々、具体的にお示しください。
○藤田(一)分科員 具体的なODA予算と非ODA予算の内訳について、今お持ちでないということでございますか。  この基金を所管されているのは外務省のはずでございます。そして、この基金については、既に二〇〇二年に、先ほど申しましたように、参議院において審議がいろいろと行われました...全文を見る
○藤田(一)分科員 はい。
○藤田(一)分科員 本当は、お答えが出るまで待っておきたいというふうに思う気持ちなんですけれども、最初の質問でございますから、それでは、その数字がわかるまで、別のことをちょっとお尋ねしたいというふうに思います。  今、外務省の政府拠出金として支出をしていったというお話でありまし...全文を見る
○藤田(一)分科員 済みません、事業実施委員会というのは、どこの実施委員会でございますか。
○藤田(一)分科員 これはぜひ大臣に伺いたいというふうに思うんですけれども、なぜここで国連大学が出てくるのか。そこでその実施機関を双方でつくって、そのような形のサービス提供を行ったのか。この辺について、どういう見解のもとに行われたのかということをお聞かせいただきたいと思います。
○藤田(一)分科員 私は、通告のときに、償いのほかにどういう事業をこの基金は行ってきたのかということでお話をしておりました。事業を行うということは、当然財源を伴うわけでして、そのお金の流れがどうなっているかというのは、これは、これからやろうとしていることであればそういういろんなこ...全文を見る
○藤田(一)分科員 この事業が、先ほどのお話ではフィリピン、韓国、台湾、そしてまた財・サービスというところでインドネシアとか、いろいろ国の名前が挙がってきているわけですけれども、このオランダで被害に遭った方々というのは、インドネシアの地で被害に遭われているわけですよね。インドネシ...全文を見る
○藤田(一)分科員 それでは、もう一度伺いますけれども、インドネシアの高齢者社会福祉推進事業、これは老人ホームの建設ということであったと思いますけれども、この老人ホームというのは、元慰安婦の方たちが入居をされているんでしょうか。
○藤田(一)分科員 ちょっと細かい話になりますが、含めましてというのは、どのぐらいの割合でございますか。
○藤田(一)分科員 この基金の事業について、私は、大変疑問を持っております。この基金が発足をしたときに、本当にいろんないきさつがありまして、やむを得ないという状況の中でこの基金にかかわった方々、本当にやむを得ない苦渋の選択の中で一生懸命頑張ってこられたと思うんですけれども、非常に...全文を見る
○藤田(一)分科員 これ以上この話をしていても余り意味がないので、少し基本的なお尋ねをしたいと思います。  アジア女性基金にかかわる予算の流れというのは、大変複雑になってきています。先ほど国連大学のお話もありましたけれども、要するに個人補償というものを避けるために行ってきた、そ...全文を見る
○藤田(一)分科員 今私がお尋ねしたのは、要するに、政府の拠出だということは、もとは国民の税金によって賄われたということですね。そういう理解でよろしいですね。
○藤田(一)分科員 具体的な細かい話は切りがありませんので、少し先に進みたいと思うんですが、先ほども申しましたように、この基金の事業についてはいろんな国で反対運動が起きました。台湾や韓国でも、受け取りを拒否した被害者の方々も出てまいりました。しかも、その台湾や韓国で受け取りを拒否...全文を見る
○藤田(一)分科員 今、大臣が尊厳事業について税金が使われていたとおっしゃられたんですけれども、いろいろな社会福祉の財・サービス事業というのもそこに含まれていると思います。これは先ほどの答弁のとおりですから、今ここの段階でそのことについてもう細かく確認はいたしません。  それで...全文を見る
○藤田(一)分科員 時間になりましたので、今の大臣の発言に対してそれ以上お尋ねできないのがちょっと残念でございますが、また別の機会に譲りたいと思います。  問題は何も解決をしていないわけでございます。そこはしっかりと受けとめていただきまして、そして私は、ぜひ川口大臣の時代にこの...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○藤田(一)分科員 民主党の藤田一枝でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日は、地産地消と学校給食というテーマで、学校給食への地元農産物の利用拡大ということについて幾つかお尋ねをしてまいりたい、このように思っております。  さて、大臣は学校給食を召し上がった...全文を見る
○藤田(一)分科員 ありがとうございました。大変心強い御答弁をいただきまして、食育の推進が人間力の向上につながっていく、学校給食に地産地消をしっかり取り入れなければいけない、この大臣の御答弁、本当に心強く思うところでございます。  それでは、少し実態的な問題について御質問をさせ...全文を見る
○藤田(一)分科員 現在、農水省が今年度から始められたこの事業、地元の農産物を活用していく活動を進めていく上では大変効果のある取り組みであろうというふうに思うんですが、ちょっと細かいことを確認させてください。  この補助事業は食材の補助にも使うことができるということでございます...全文を見る
○藤田(一)分科員 ありがとうございました。  農水省では、例えば、米の消費拡大の一環として、米飯給食を拡大しようというような働きかけもかねてから取り組んでいらっしゃいますし、そのために給食食器の補助を行うとか、いろいろと学校給食に対して積極的にかかわっていらっしゃる、アプロー...全文を見る
○藤田(一)分科員 いろいろお答えをいただいたんですけれども、先ほど大臣が御答弁をくださった、学校給食の中に地産地消をきちっと位置づけていかなければいけない、学校給食にいろいろな地元農産物を利用することで安全性の追求というものも考えていかなきゃいけない、こういう本当にすばらしい心...全文を見る
○藤田(一)分科員 いろいろおやりになるということはわかるんですけれども、食育の教育をそこでやると。しかし、実際の学校給食の食材が、先ほど申しましたように全国あちこちに散らばっていたり国際色豊かでは、これは始まらないわけでございます。そこが問題でございまして、この問題というのは本...全文を見る
○藤田(一)分科員 大臣の方から非常に総括的に、今後しっかり農水省とも連携をとりながらというようなことでいろいろお話をいただいたので、余りそこから先に細かいことをお尋ねするのもどうかなというふうには思って、今後の取り組みに期待をしなければいけないと思うんですけれども、残念ながら、...全文を見る
○藤田(一)分科員 ありがとうございました。  ぜひ指針というものはつくっていただきたいと思います。そういうことを通して現場が動いていくということになると思いますので、そういった取り組みをぜひ積極的にお願いしたいと思います。  私は、学校給食に地元農産物を使っていくということ...全文を見る
03月12日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○藤田(一)委員 おはようございます。民主党の藤田一枝でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私は、公立保育所の運営費負担金を今回一般財源化するということでございまして、この問題についてお尋ねをしてまいりたいというふうに思っております。  御承知のように、この問...全文を見る
○藤田(一)委員 今伺った限りにおいては、とてもとてもそんなことではないなというふうに思うわけであります。  本来、三位一体改革の理念というものを現実化させていくということは、地方自治体が行っている事務事業に比べて小さ過ぎる地方税という、この地方税の割合をいかに高めていくのかと...全文を見る
○藤田(一)委員 所得譲与税というのは、将来の所得税から個人住民税への財源移譲を実施するまでのつなぎなんですよね。ですから、これは税源移譲の先送りでしかないわけです。今おっしゃられたことでは到底地方は納得できない。  現実に、本当に初年度だけの問題じゃなくて、来年度以降もっと厳...全文を見る
○藤田(一)委員 要するに、改革をするというふうに言ったとしても、一体、国は、公共サービスというものやあるいは公共事業について、何についてどのような基準を定めていくのか、あるいは、自治体は何について自己決定をし、そして財政システムはどうあるべきなのかという、いろいろな具体的な制度...全文を見る
○藤田(一)委員 今、大臣の方から、公立保育所は地方自治体、市町村の責務で行っているんだというお話がございました。確かに公立保育所はそうであろうというふうに思いますけれども、保育所の定義というのは、市町村みずからが設置する、または民間に委託をして保育を実施する児童福祉施設というこ...全文を見る
○藤田(一)委員 公立保育所が非常に自由度がなくなっているとか、コストが高いとか、あるいは硬直した状況が出てきてしまっているということであれば、それはやはり変えなければいけないだろうというふうに私も思います。  しかし、公立保育所というのは、大臣も今申されましたけれども、私は常...全文を見る
○藤田(一)委員 今大臣がおっしゃられた、本当に、幼稚園と保育園と、それぞれの地域の実情に応じて相互にうまく組み合わせていくようなことができるようにするとか、いろいろな将来に向けてのことが本来だったらばやられるようにならなければいけない。それは自治体の責任において、自治体の判断に...全文を見る
○藤田(一)委員 ということでございますので、少し具体的にお尋ねをしたいと思うんです。  今回の一般財源化に当たって、公立保育所の運営に関して、今もお話がありましたが、財源不足は生じない、運営費負担金相当額を基準財政需要額に全額算入をした、つまり、地財計画上は、歳出規模が変わら...全文を見る
○藤田(一)委員 それでは全然わからないわけですよ。もう本当にそれぞれの自治体のところは、どうやってやっていったらいいんだろうかと困っているわけです。それは地方が不勉強だからということなんでしょうか。私はそういうことではないと思います。具体的にどう担保できるのかということをお聞か...全文を見る
○藤田(一)委員 本当に全額措置をしたということであれば、やはり、保育サービスの水準を維持していくということのために、きちっとそれぞれの自治体でこれだけのものを措置しているんだからちゃんと使ってくださいよという話にならなければいけないんですね。  ところが、一般財源化になってい...全文を見る
○藤田(一)委員 いいですか。国の国庫負担の基準というのは、人件費の積算などを見ても、大変勤続年数が短いところをとったりして低いんですね。今お話があったように、もともとから自治体というのは超過負担しているんですよ。地方交付税や何かで、一般財源の中で超過負担をいっぱいしているわけで...全文を見る
○藤田(一)委員 必ずしもそれが徹底されているというふうにも思えない。それが徹底されていれば、こんなにいろいろな声は出ないというふうに思いますけれども、ぜひこの現実をしっかり見ていただいて、そして本当に、先ほど御答弁いただいたように、保育サービスの水準には影響させないんだというふ...全文を見る
○藤田(一)委員 いえいえ、どういう保育施設というものを考えているのかというのをお尋ねしたんです。  基礎数値の中には、保育所の入所者の人数を基本にして数えるということはわかりましたけれども、今回示されている二つの定義では、本当に子供の安全であるとか発育を阻害しない保育かどうか...全文を見る
○藤田(一)委員 確かに保育に対するニーズというのは多様化をしていますし、いろいろな形で、従来の保育所ということに固定されないでいろいろなことが行われるということは、今後必要なことだろうというふうに思うんです。  ただ、それと、全く基準がない、何でも、ではこういうのがあった方が...全文を見る
○藤田(一)委員 確かに、自治体の裁量性であるとか自己責任の仕組みということは、これはもう絶対に必要なことでありますから、そのことには全く異論はございません。しかし、子供が保障されるべき最低水準というのは、財源の流れに関係なく、やはりちゃんと堅持をされなければならないというふうに...全文を見る
○藤田(一)委員 この公立の保育施設の問題というのは、私なんかにしますと、非常に唐突に出てきたという印象を受けるわけであります。どういう基準を守っていくのか、あるいはどういう部分を緩和していくのかということを、本当に具体的に総務省と厚労省としっかりと協議をして決められていったのか...全文を見る
○藤田(一)委員 一般財源化をすることによってこういうものをまた新たに入れたということが、先ほどから繰り返しになりますけれども、それぞれの自治体においては、本当に財政を確保できるんだろうかと苦労しているところに、さらに不安感を増すようなことになってしまっている部分がやはりあるのだ...全文を見る
○藤田(一)委員 これも当然のことだと思います、確認をさせていただきたいと思いますけれども、そういうことであれば、児童家庭局がこれまで出してきた子供の生活に関する各種の通知だとか通達だとかがあろうかと思います。そしてまた、今後、児童虐待対策などを考えれば、保育所というのは、どのよ...全文を見る
○藤田(一)委員 ありがとうございました。  それでも私は、この公立の保育施設というもののイメージがつかみにくいんです。条例で設置をするというふうになっておりますので、どうもわかりにくい。  厚労省として、この公立の保育施設なるものが今後増加をしていく可能性があるのかどうか。...全文を見る
○藤田(一)委員 僻地保育所というのは当然そうであろうというふうに思いますけれども、それ以外、私もよくわからない部分があります。今いろいろお尋ねをしてまいりましたけれども、公立保育所の運営費負担金のみを一般財源化していくというその合理的理由というものが、どうも私にはやはりわかりか...全文を見る
○藤田(一)委員 新年度の保育対策関係予算というものを見ましても、待機児童ゼロ作戦の推進であるとか、あるいは多様な保育サービスの整備ということが大変積極的に盛り込まれているというふうに思います。  とするならば、なおのこと、今お話がありましたように、計画の策定というのが順調に進...全文を見る
○藤田(一)委員 先ほど来、この一般財源化に伴って財源不足は起きないんだ、そのためのきちっとした説明も、あるいは通知もそれぞれの自治体に行うんだというお答えをいただいてまいりました。しかし、それでもやはり現実に地方は不安を持っている。しかも、この子育ての計画というものは、財源がな...全文を見る
03月17日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○藤田(一)委員 民主党の藤田一枝でございます。  私は、ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案について、政府原案に反対の立場で討論を行います。  まず、小泉内閣のいわゆる三位一体改革がいかにいいかげんであり、看板だけの、改悪にすぎないかということは、この...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○藤田(一)委員 おはようございます。民主党の藤田一枝でございます。  早速質問に入らせていただきます。  三人の閣僚の方々が国民年金未納、未加入だった、閣僚みずからが公的年金の責任を果たしていない、空洞化の一翼を担っていた、まさに言語道断の出来事でございます。国民はみんな怒...全文を見る
○藤田(一)委員 入ってもらうためには、制度の信頼というものが極めて大事なわけであります。国民年金の空洞化というのが今最大の課題になっている、にもかかわらず、法案提出者が不信感に拍車をかけた。その責任というものは極めて重大だと言わざるを得ません。しかも、法案には、未納、未加入対策...全文を見る
○藤田(一)委員 どうしていくのかということについての答えが今回のこの政府案には全然入っていない、こういうふうに言わざるを得ないと思うんです。今、大臣の御答弁を聞いていても、私は、大臣はやはりお気持ちの中に、今回の法案はまだまだ問題がある、そういうふうに思っていらっしゃると思うん...全文を見る
○藤田(一)委員 大臣が、本当に大丈夫なのかというふうにおっしゃった、それで、指示をもっとちゃんと徹底すればよかったんだ、そういう思いもされていたという御答弁をいただいた。私は、これはもう地方分権一括法で決まったから見直せないんだ、そういうことではないはずなんですね。  大臣が...全文を見る
○藤田(一)委員 一体それではどうされようとするんでしょうか。この間、特別推進員等を配置するというようなことも何回か御答弁の中に出てきています。しかし、本当にそういう問題なんでしょうかね。  市町村との連携協力ということ、今大臣も地方分権一括法に制約をされていると言われていた。...全文を見る
○藤田(一)委員 事態は非常に深刻なんですよね、この空洞化の問題というのは。これからまたいろいろ考えて検討していこうなんて話で事が済む話では絶対ないんです。  大臣、市町村が今までどういう努力をされてきたのかということを、まあ大臣もよく御承知だろうというふうに思いますけれども、...全文を見る
○藤田(一)委員 副大臣、全然違うことをおっしゃっている。そういうことを聞いているわけじゃないんですよ。つまり、答えられないような実務対応のおくれでしょう。  要するに、いいですか、今の副大臣は全然お答えになっていない、国は、当時の厚生省は、当初から市町村を当てにしていたという...全文を見る
○藤田(一)委員 いや、何のために国一元化したかということを伺っているのに、全然お答えが出てきていない。国一元化の理由というのが全然わかりません。  これは地方六団体も反対したんです。地方議会も反対をしたんです。そもそも、地方分権の趣旨に反している。社会保険庁というのは実施庁で...全文を見る
○藤田(一)委員 もっと危機感を持っていただきたいと思うんです。この空洞化の問題というのは本当に深刻で、年金制度の根幹にかかわる問題なんです。ましてや、閣僚の皆さんが入っていないなんという問題が出て、不信感がもっともっと増大をしている。もっと空洞化が進むということは十分に予想でき...全文を見る
○藤田(一)委員 採決だけを急いで十分な検討もできない、まさに抜本改革の名に値しない、そのことを強く指摘をして、質問を終わりたいと思います。
11月02日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○藤田(一)委員 民主党の藤田一枝でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私も、社会保険庁改革についてはいろいろとお尋ねをしたいことがございますけれども、それはまた別の機会にぜひやらせていただきたい、このように思っております。  きょうは、三位一体改革に関連をし...全文を見る
○藤田(一)委員 ありがとうございました。  私も、まさに三位一体改革の中身というのはそういうことであろうというふうに思います。  そのことを前提にして、十月二十八日に、地方六団体の提案に対する厚労省の、意見というか、対案というものが示されたんであろうというふうに思います。私...全文を見る
○藤田(一)委員 今国と地方が重層的に協力をし合ってその政策を進めていくというお話でございました。それは全くそういうことが必要であろうというふうに思いますけれども、そうなってきますと、今回の案というのは、私はもう少し違うことがその中に出てこなければいけなかったのではないかなという...全文を見る
○藤田(一)委員 地方が求めているのは、補助金の使い勝手の問題ではないと思うんですね。使い勝手が悪いからもう少し使い勝手をよくしてくれということで地方六団体、こういう案が出たわけではありませんし、この間の三位一体改革の補助金削減議論というのはそういうことでやられていたわけではない...全文を見る
○藤田(一)委員 施策を推進する手段ということ、まさにそのとおりなんですね。この手段をどういうふうに考えていくのかということが今この三位一体改革の流れの中で一番問われている、この補助金をめぐるやりとりの中の基本的な問題だと私は思うんです。  そこは簡単には知恵は出てこないのかも...全文を見る
○藤田(一)委員 今のお答えですと、要するに、一般財源化をしたことを機に、地方が、ちょうどいいからこの際値上げをしようということで値上げしたということですか。そういうふうに聞こえてしまいました。そういうことなんでしょうか。地方が一般財源化で自由にできるようになった、だから、では、...全文を見る
○藤田(一)委員 国の存立にかかわる少子化問題にしっかり対応していくために民間保育所の運営費は残さなきゃいけないんだということであれば、民間であろうと公立であろうと、保育所の運営という問題については、少子化対策という意味からいっても大変重要だということは当然のことではないでしょう...全文を見る
○藤田(一)委員 公立保育所の役割が不十分だから、そちらは一般財源化して値上げになっても何してもいいよという話にはちょっとならないんじゃないかなと思いますよ。その中身に不十分な部分があるならば、公立保育所しかない地域だってやはりあるわけですから、それはきちっと充実をさせていくとい...全文を見る
○藤田(一)委員 公立保育所の問題、あるいは、公立保育所がいいのか、民間保育所がどうなのかという議論は、きょうこの場ではとても時間がありませんからこれ以上申し上げませんけれども、今私がお尋ねをしたのは、そういう形で地方財政が大変危機に陥っているんだということに対する認識を大臣はち...全文を見る
○藤田(一)委員 時間がなくなってしまいましたけれども、もう少し今の地方自治体の状況ということは危機意識を持って見ていただきたいというふうに思いますし、やはり税源移譲というものが値切られているというところもあるわけですから、その辺もしっかり踏まえてこの問題については対応をしていた...全文を見る
○藤田(一)委員 ありがとうございました。  また次の機会にいろいろ議論を詰めさせていただきたいと思います。
11月12日第161回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○藤田(一)委員 おはようございます。民主党の藤田一枝でございます。  内閣委員会では初めての質問でございますので、よろしくお願い申し上げます。  早速質問に入らせていただきますけれども、まず初めに、婚外子の戸籍表記改正についてお尋ねをしたいと思います。  この問題は、二十...全文を見る
○藤田(一)委員 表記の改正の理由というのでしょうか考え方ということは今御答弁をいただいたことであろうと思いますけれども、この国連の各委員会、人権関連委員会から出されていた勧告というのは、ただ表記を変えるということだけではなくて、婚外子差別そのものを指摘してきた、相続差別、そうし...全文を見る
○藤田(一)委員 たしか、さきの通常国会のときの御答弁もそういう枠組みの中での御答弁だったというふうに記憶をいたしておりますけれども、それでは、いわゆる相続差別を残している国というのが、よその国がほかにあるのでしょうか。どこの国が相続差別というようなものをまだ残しているのか、もし...全文を見る
○藤田(一)委員 国際的な流れは、みんな、全部もう改正をしてきているわけですね。ですから、日本のこの制度というものは、本当に、国連の各人権委員会から指摘されるまでもなく、大変な大きな問題になっているわけでして、ここに踏み込まない限り、やはり本当の意味での差別をなくしていくというこ...全文を見る
○藤田(一)委員 作業量、事務量が膨大になる、こういうことでされたという話ですけれども、住民票のときは全部是正しているんですよね。変えていらっしゃるわけです。本当に作業量の問題なんだろうかということを私はやはり疑問に思うわけです。  今回のこの記載方法の変更に当たってパブリック...全文を見る
○藤田(一)委員 法務省案に賛成が十件。十件でなさったわけですか。これはどういうことなんでしょうか。もう一度お願いいたします。
○藤田(一)委員 パブリックコメントには、この表記の仕方、つまり生まれ順にするのかとかいうことについての意見も求めていらっしゃったんですよね。初めからそうであれば、そんなこと求めなければいいじゃないですか。初めからそういうふうなお考えでやられているんだったら、そして、十件以外はみ...全文を見る
○藤田(一)委員 それでは、そういった実際に戸籍事務を扱う自治体の意見ということについては求められなかったんでしょうか。
○藤田(一)委員 どういう問題点がそこでは上がってまいりましたんでしょうか。
○藤田(一)委員 今のそれぞれの疑問、意見というのは、心配の向きというのは、当然のことであろうというふうに思うんですね。  今回、あえて長男・長女型、いわゆる生まれ順にしたということによって、非常に認定の仕方が複雑になるということだろうと思うんです。それはまさに窓口の皆さんが心...全文を見る
○藤田(一)委員 要するに、婚内子の場合には父母との続柄で、婚外子の場合には母との続柄を基準として決定をする。  ということになりますと、戸籍法十三条の四号では、「実父母の氏名及び実父母との続柄」ということを記載するようにしているわけですよね。当然、婚外子もこれに従って同じ記載...全文を見る
○藤田(一)委員 今の御説明、なかなか理解しがたいところがあるんですけれども。要するに、婚外子の責任はすべて母に押しつける、こういう感覚なんでしょうかね。  要するに、今回、先ほど自治体の皆さんのところの心配ということで上がってきたように、母との続柄で判断をする、証明をする書類...全文を見る
○藤田(一)委員 しかし、長男・長女型にするがゆえに、そういう非常に複雑な問題も出てきているということがあるんじゃないですか。要するに手続の問題、ちょっと伺いますけれども、市町村の戸籍窓口で判断できないようなケースというのは、これからいろいろ出てくるのであろうと思います。想定する...全文を見る
○藤田(一)委員 そんなに単純なんですかね。それだったら、市町村の戸籍の窓口の皆さんも余り心配する必要はないということになるんですよね。いろいろな御心配があるということは、いろいろなケースが想定されるということだと思いますけれども。
○藤田(一)委員 今の御答弁、大変重要でございまして、そのことは確認してよろしいわけですね。  今回の規則の改正については、やはり証明書の添付とかということを具体的にいろいろと出していらっしゃるんですよね。指示していらっしゃる。だからそういう問題が起きているわけでして、今の御答...全文を見る
○藤田(一)委員 では、それはしっかり確認をさせていただきたいと思いますし、ぜひ、そのことを各市町村の担当の方などにもきちっと周知徹底をしていただきたいと思います。そして、申請をされた方に余計な負担、苦痛というものを与えることのないように、ぜひ、取り扱いについては十分配慮をしてい...全文を見る
○藤田(一)委員 そういたしますと、やはり申し出をしなかった人の分は残るわけですね。それは、今回の戸籍の表記の改正の趣旨という意味、つまり、何度も言いますけれども、ただ記号を変えるということではないわけでして、これはやはり婚外子差別をなくしていくその第一歩、一つなわけですね。その...全文を見る
○藤田(一)委員 やはり、すべて長男・長女型にするということでそういうことが起きてくるんですね。そのことをやはり御理解いただきたいというふうに思うんです。  今回、パブリックコメントの中で百二十五件が反対だった。子という表記に統一すべきか、あるいは男・女型にすべきだという意見が...全文を見る
○藤田(一)委員 なかなかその辺はかみ合わないというか、基本的な問題なのかなと。  ただ、長男・長女型というのは、要するに、実務上の問題ではないという気がするんですね、この判断というのは。その点は多分おわかりになっていらっしゃるんではないかと思います。  作業量が膨大だといっ...全文を見る
○藤田(一)委員 いやいや、税金の話まで持ち出されるというのは大変問題だと私は逆に思いますね。差をなくすことが指摘をされて、差別をなくす、差をなくすということでやられたということですね。何度もおっしゃっていらっしゃいますね。ということでも、差はなくならないじゃないですか。本当に差...全文を見る
○藤田(一)委員 なかなか水かけ論のような話になって申しわけないんですけれども、冒頭に私が、婚外子差別そのものをなくすというか、差別解消をしていくということに踏み込んでいただきたいというお尋ねをしたときに、婚姻制度のあり方とか家族観であるとかという御答弁がありましたけれども、まさ...全文を見る
○藤田(一)委員 ですから、別の問題だとおっしゃって、このことを契機にその別の問題についてもやはり検討をしなければ問題が残るということを私は先ほどから指摘しているんですね。そのことは御理解いただけるんではないかというふうに思うんです。  見解が違うということはあったとしても、問...全文を見る
○藤田(一)委員 今回、長男・長女型ではなくて女とか男とかという記載になっていればもう少し事はわかりやすいことであったというふうに思いますし、あるいは、申し出制ということではなくて、きちっと全部を是正していくという形で事が進められれば、もうちょっとすっきりした形でこの戸籍の表記の...全文を見る
○藤田(一)委員 対応が必要であればではなくて、ぜひ、実態を把握していただいて、きちっと対応をしていただくということを強く要望して、この質問については終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。  もう一点通告をしておりましたので、次の質問に入らせていただきたい...全文を見る
○藤田(一)委員 御決意が最後出てまいりましたけれども、私は、この一・三%という数字を見た後に、その後いろいろ資料を見ておりましたら、一九八五年当時は〇・五%だったんですね。それから十年たった一九九五年でやっと一・〇%。〇・五ポイントしかそこで上がっていないんです。十年間で〇・五...全文を見る
○藤田(一)委員 具体的な御決意と方向性もお答えをいただいたんですけれども、私は別に揚げ足をとったり重箱の隅をつつくようなことをするつもりは全然ないんですけれども、そういう形で今後計画的に進めていくということをおやりになろうとしているのであれば、少し、この間の実態についてもきちっ...全文を見る
○藤田(一)委員 確かに、新規採用の方については、たしか二〇一〇年ですか、に向けての目標も設定されているようですし、既にその目標に向けては動かれているということは十分私も承知をしておりますけれども、先ほど副大臣もおっしゃったように、その層が上がっていくのを待つとまた随分の時間がか...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○藤田(一)委員 おはようございます。民主党の藤田一枝でございます。  先週から質疑が続いておりますけれども、きょうは、私の方からも確認の部分も含めて何点かお尋ねをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  内閣府が先月発表いたしました世論調査、全国三千人...全文を見る
○藤田(一)委員 いろいろと状況についての数字を示していただきながらの御説明でしたけれども、もう少し率直にというか素直にというか、現実を見ていただきたい。確かに、晩婚化、晩産化という状況があるでしょう。そうなれば、それに対してどうしていくのかということが問われていて、その対策がや...全文を見る
○藤田(一)委員 それは非常にわかりにくいですよね。六四%という数字はずっとひとり歩きをしているじゃないですか。この委員会の審議の中でも、育児休業の取得率は皆さん六四%ということを前提にして話をされていましたよ、質問をされていましたよ。今のようなお話でいけば、六四%というのは何な...全文を見る
○藤田(一)委員 認識は変わらないとおっしゃっても、六四%という数字を、国民の皆さんは日本の育児休業の取得率六四%と理解しちゃいますよ。実態と全然違うということじゃないですか。  しかも、厚労省が行った調査なんですよね、二十一世紀出生児縦断調査というのは。ここにちゃんとそのデー...全文を見る
○藤田(一)委員 そうしますと、内閣府が書いているこの記事というのが誤っているということになるんですかね。今の局長の御答弁は完全にそうですね。七割の人がすべて出産を機にやめたわけじゃない、自己都合でそれぞれの理由でやめているんだから、それをそのまま見てもらっては困るという御答弁で...全文を見る
○藤田(一)委員 「第一子を産むと、」と書いてあるんですけれども、第一子を産むと約七割がと書いてあるんですよ。  いずれにしても、数字というのはひとり歩きをするわけですから、そこはやはり、誤解のないように、きちっとした説明というものをしていただかなければいけないというふうには思...全文を見る
○藤田(一)委員 いろいろ、残業時間の時間外労働の問題であるとか年休だとか弾力的な時間管理だとかというお話をいただきましたけれども、決定的に効果が上がっているかというと、大変難しい問題がまだまだあるのではないかというふうに思っています。  ただ、その中で、労働時間の短縮というも...全文を見る
○藤田(一)委員 そのときに大変重要になってくるのが、やはりパートも含めた均等待遇の確保の問題であろうというふうに私は思うんです。  雇用形態の多様化というのは、みずから働き方を選択できる一方で、現実には、安上がりで不安定な就労状況に追い込まれているという実態があるわけでして、...全文を見る
○藤田(一)委員 均等待遇というのは、きちっとそのことを押さえて進めていくということが今非常に大事なことであろうというふうに思っていますので、ぜひしっかりとこの実現に向けて御検討いただきたい。お願いをしておきたいと思います。  もう一つ、今回のこの法案の中からなかなか見えてこな...全文を見る
○藤田(一)委員 やはり労働力率を上げていくということになれば、現実に働いていたにもかかわらずやめてしまったというこの状況、M字形の雇用状況というものをどう変えていくのかということでありますから、そのためには再就職支援というのは非常に重要だというふうに思っています。これからもっと...全文を見る
○藤田(一)委員 そうしますと、少し細かい話ですけれども、このフローチャートのケースは、例えば育児休業の申請が雇用されてから大体一年六カ月というふうな形でモデルが書かれているんですけれども、もうちょっと早くとって、育児休業そのものを一年とらないで六カ月で出てきた、そうする場合に、...全文を見る
○藤田(一)委員 そういうケースは適用されない。  一年間継続して雇用されていて、一年間休むことが前提で、なおかつ、一年間働ける、こういう単位になるわけですかね。何かそこは、ちょっと問題があるのではないかな。対象範囲の拡大が何のために行われているのか、雇用継続のためだと先ほどか...全文を見る
○藤田(一)委員 指針をつくられるということでございますので、ぜひ具体的に、きちっと整理をしていただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、今回のこのフローチャートの中にも出てきているんですけれども、更新可能性があっても、六カ月契約の繰り返しでは該当しないというふうに...全文を見る
○藤田(一)委員 要するに、指針はちゃんと適用されるということでよろしいということですね。はい。ありがとうございました。  いろいろお尋ねをしてきたわけですけれども、今、有期契約労働者の置かれている状態というのが大変厳しいものがあります。契約更新をめぐって極めて不安定な状況に置...全文を見る
○藤田(一)委員 今の有期雇用の方々の実態というのは、多分皆さんの周りにもいらっしゃるんではないかなというふうに思うんですけれども、そういう方々の働き方、現実の契約形態を見たときにどうかということを、ぜひしっかりと踏まえていただきたいというふうに思うんですね。  今、ただでさえ...全文を見る
○藤田(一)委員 いずれにしても、有期契約の基本的な考え方というものが問われているのではないかというふうに思うんです。三年とか五年とかでその事業というものが完結をするということであれば、それは有期ということで理解をできるわけですけれども、現実に進行している有期契約の雇用実態という...全文を見る
○藤田(一)委員 実態的には、今有期というのは大変ふえてきているということはよく御存じのとおりだというふうに思うんです。そして、昨年の労基法の改正に当たって、三年見直しということも行われることは当然わかっているわけです。先ほど、今回この法律が適用されていく形でどういう影響が出てく...全文を見る
○藤田(一)委員 有期契約の問題について、ぜひしっかりと取り組んでいただきたい、公正なワークルール、社会的ルールの確立ということにしっかりと取り組んでいただきたいということをお願いしておきたいと思います。  そのほか、今回、育児休業の期間の延長の問題あるいは看護休暇の取得の問題...全文を見る
○藤田(一)委員 その点はしっかり確認をさせていただきたいと思います。慢性疾患も対象になるということで確認をさせていただきたいと思います。  それから、今申しましたように、本人の申し出であるということをきちっと徹底させていただきたいと思いますし、指針というものをいろいろつくられ...全文を見る
○藤田(一)委員 ぜひ徹底を図っていただきたいとお願いをしておきたいと思います。  もう一つ、この法案に関連をして、私は、これからの日本の社会のありようということを考えたときに、仕事と家庭の両立支援ということは性別に関係なく求められていることだというふうに思いますし、そのことは...全文を見る
○藤田(一)委員 この法案そのものは、育児・介護休業あるいは看護休暇ということでありますから、そのことが名称の中に出てくるということはやむを得ないというふうに思うんですけれども、ただ、そこだけに特化されているということではなくて、法律が持っている趣旨というのはもっと幅広いものがあ...全文を見る
○藤田(一)委員 この間、いろいろな形で施策が提起をされてきたわけですね、両立支援に当たって、あるいは少子化対策に当たって。しかし、少子化対策プラスワンなんかを見ましても、具体的な目標数値を掲げたということは非常に大事なことでありますけれども、実態との乖離を埋めていく展望がなかな...全文を見る
○藤田(一)委員 この五〇%の問題、一八・三%もそうなんですけれども、非常に議論になったところなわけですね。さきの通常国会の中で、この委員会でもこの問題をめぐって大変議論が行われたわけであります。  今御説明いただきましたけれども、ということは、やはり守れないこともあるというこ...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○藤田(一)委員 民主党の藤田一枝でございます。法務委員会では初めて質問をさせていただきます。朝からの御審議でお疲れかと思いますけれども、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日は、重国籍問題を中心にお尋ねをしたいと思いますけれども、この問題については、ここ何年間か重国籍容...全文を見る
○藤田(一)委員 最初から割と型どおりのお答えをいただいてしまいまして、ちょっと残念だなというふうに思います。  実は、本年の三月八日の参議院の決算委員会で、我が党の円より子議員が、グローバルな社会の中で、国籍選択でアイデンティティーに苦しむ人たちがいることは早急に改めるべきで...全文を見る
○藤田(一)委員 この間のこの重国籍の問題をめぐる議論の中で、当時の野沢法務大臣は、世界的な傾向として二重国籍を認める流れが大きくなっている、こういう認識を示されているわけであります。日本だけではなくて、どこの国でも問題が顕在化をしてきている。そして、その多くの国々でそれに対する...全文を見る
○藤田(一)委員 国際的な動向を注視して国民的議論を深めるというこの御答弁は、この間、過去何回かずっと繰り返されてきているわけであります。  いつになったらここから一歩前へ出るのだろうかという気持ちを私は持っているわけでございまして、今大臣もお示しくださいましたけれども、ヨーロ...全文を見る
○藤田(一)委員 国民的議論を深めるというのは、どういうことなのでしょうかね。一つは請願もそういう意味で出てきているわけでございますし、また、私どももこうやって国会の中で質問をさせていただいているわけでございます。それから、先日、法務省の方からいただきました国籍に関する資料を拝見...全文を見る
○藤田(一)委員 今のところ予定がないというのではお答えになっていないというふうに私は思うのでございます。  各国の国籍法の違いから、重国籍というのは必然的に生じてきてしまうんですね。それを日本だけが独自の道を歩もうということは、これはもう遅かれ早かれできなくなるんではないか。...全文を見る
○藤田(一)委員 ありがとうございます。  個人というお言葉がつきましたけれども、ぜひ在任期間中にしっかりと御関心を持っていただいて動かしていただく、そういう積み重ねなんですから、そのことを強くお願いしておきたいというふうに思います。  このことは繰り返し繰り返し、またこの後...全文を見る
○藤田(一)委員 いろいろな問題があるということは当然理解できるわけですが、それをよその国はみんな一生懸命努力をして、できるだけ問題が起きないように整理をしてきているということであろうと思うんです。そういうことで認めてきているわけであります。  そこで、今の局長の御答弁なんです...全文を見る
○藤田(一)委員 それではお伺いいたしますけれども、今後いわゆる重国籍の方々がふえるという見通し、どういうふうにお考えでございましょうか。
○藤田(一)委員 人数はこれからもふえていくであろう、しかし、法律の方は頑として動かない、規定は動かないということになれば、このギャップというものが広がっていくというのはだれでもわかることじゃないでしょうか。それが今問われているんじゃないでしょうか。もう本当にもどかしい思いがする...全文を見る
○藤田(一)委員 そういたしますと、揚げ足をとる気はないのでございますけれども、この何年間か国会に請願が続いている。それから、衆議院でも参議院でもいろいろな場面でこの問題に対するお尋ねが続いている。そういうことを受けて、何か検討をされた、具体的に政府の中で協議をされていった、それ...全文を見る
○藤田(一)委員 どのぐらい、何年ぐらい前から検討、情報収集、その他いろいろなさっていたんですか。  要するに、この間いろいろあって、一つも、何にも動いていないからですね。情報収集されている、国際的な傾向は容認の方向だというと、そこに意見の違いはないわけでございます。質問者と御...全文を見る
○藤田(一)委員 確かに今お話をいただいたようなことは私も伺っておりますし、承知をしております。だからこそ、機は熟してきているというふうに私は思うんです。そういうふうに返させていただきたいと思います。  各党もそういう問題意識を持ってきているわけです。国民的議論深まるということ...全文を見る
○藤田(一)委員 今お答えをいただきましたように、必ずしも全部の方々に行っているわけではない、徹底できているものではないということになるわけでございます。そうしますと、実態を見ますと、ある意味では、ある種の不公平みたいなものが生じてしまっているんではないか。  先日、私も当事者...全文を見る
○藤田(一)委員 いろいろな角度から見ても、やはり見直しの時期に来ているというふうに思いますので、その今の点も含めて、ぜひしっかりと御検討いただきながら、全体が動くように考えていただきたいというふうに思います。  いわゆる重国籍がもたらしている現実とか問題点とかということについ...全文を見る
○藤田(一)委員 先ほど私も申し上げましたように、国家の側から見た弊害というのは、今大臣もおっしゃったようなことがあるということ。ただ、それも唯一絶対のものではないんだというふうに先ほど私も申し上げましたし、この間の御答弁でも、そういうこともうかがえるというふうに思っております。...全文を見る
○藤田(一)委員 現実に、国籍選択によって、海外で活躍をされている日本の方が日本国籍を喪失する、しかし、日本で仕事をするあるいは招聘される、こういうこともあるわけでございます。  現実にそういう場面に直面されている方から伺ったんですけれども、日本国籍を喪失しているがゆえに、日本...全文を見る
○藤田(一)委員 局長のお立場からすると、その枠を超えるのはなかなか難しいのかなというふうに思うんですけれども、今、余りそういう内向きな発想というのはやはりだめだというふうに思うんですよ。  FTA関連の交渉というものが今いろいろ進行しているわけですね。物だけではなくて人の移動...全文を見る
○藤田(一)委員 御関心を持っていただくのは当然、ぜひお願いをしたいと思います。しかし、やはり大臣は大臣でございますので、どうぞそういう意味でこの問題について積極的に、デメリットのところにとらわれていたのでは前へ進まない。デメリットは、各国みんなそういうことを考えていた。国籍唯一...全文を見る
○藤田(一)委員 本当にいろいろと申し上げてまいりましたけれども、最後にもう一度、繰り返しになりますけれども、ぜひ検討ということをお願いしたいと思うんです。  そもそも、この法の十四条の国籍選択というのは、八五年に日本が女子差別撤廃条約を批准するに当たって、父系優先主義から父母...全文を見る
○藤田(一)委員 ありがとうございます。ぜひぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それで、次の質問に進めさせていただきたいと思うんですけれども、実は先日、内閣委員会において、婚外子の続柄表記改正をめぐってお尋ねをいたしましたけれども、あいにく大臣、副大臣ともにそのとき...全文を見る
○藤田(一)委員 これも先ほどの国籍と似たようなところがございまして、この間、御答弁が一貫して、今婚姻制度だとか家族のあり方だとかという、ここからやはり出ていないんです。  もちろん、戸籍の続柄の持っている意味、根拠というのは、確かに、なぜ区別をしてきたかといえば、やはり民法九...全文を見る
○藤田(一)委員 私も一生懸命声を上げてまいりたいと思っておりますけれども、意見が分かれている。分かれていることにいつまでも、分かれているからといってそれを放置するという、そこに任せるわけにはいかないんですね。やはりどうしていくのかということが問われるわけでございます。  私は...全文を見る
○藤田(一)委員 局長の御答弁は、この前も何度も何度も同じことをやりとりをやりましたので、またこれに対してそういうふうにおっしゃられると、それならばと言いたいところがいっぱいあるんですけれども、きょうはやめます。  きょうは私は大臣に、せっかく法務委員会まで伺わせていただいたわ...全文を見る
○藤田(一)委員 時間になりましたので、今大臣は、長男・長女型でよかったというお話でございましたけれども、二十一世紀、男女共同参画社会の実現というのは国の最重要課題だというふうに位置づけられております。そういう観点からいっても、長男とか次男とか、そういう考え方に余り意味がなくなっ...全文を見る
11月19日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○藤田(一)委員 民主党の藤田一枝でございます。  ただいま議題となりました特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案について討論を行います。  学生無年金障害者訴訟においては、本年三月の東京地裁判決、十月の新潟地裁判決のいずれにおきましても、原告の主張が認められ、...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○衆議院議員(藤田一枝君) お答え申し上げます。  今いろいろ御指摘がございましたように、今回、この法案は口座の規制ということで、もう一つのツールである携帯電話等についての規制が行われておりません。そういった意味では、この法案をもってすべてが解決するということではないというふう...全文を見る