西田昌司

にしだしょうじ

選挙区(京都府)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

西田昌司の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第180回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○西田昌司君 両参考人の先生方、ありがとうございます。  先ほどの質問の中でも、押し付けであったというような御感想、率直に中山先生からありましたけれども、もう片っ方で、しかし、そうはいってもそればっかり言ってはどうかという船田先生からの意見もあったんですが、しかし私は、どこまで...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  本日最後の質問者となりましたので、よろしくお願いします。  まず、先日、我が党の牧野たかお議員が質問したんですけれども、農林水産物等中国輸出促進協議会について、この問題について鹿野農林大臣にお聞きします、前回ちょっとお休みでしたので...全文を見る
○西田昌司君 農林水産物の輸出を増やすためにつくったと、こういうことなんですね。それで、中国側の中農集団と合意を受けてやったということですけれども、これは筒井副大臣がこの合意を受けてその後つくられたということですけれども、間違いないですか。
○西田昌司君 それは具体的にどういう合意内容だったんですか。
○西田昌司君 そのときに、向こう側との間で日本側が負うべき何か条件とかはなかったんですか。
○西田昌司君 それで、その展示館の開設を行うために費用負担があったと思うんですけど、どうだったんでしょう。
○西田昌司君 今、費用負担はどうなっているんですか、じゃ。
○西田昌司君 だから、もう少し具体的に言ってほしいんですけどね。我々が聞いているところでは、中国側に四億円を支払うというふうに聞いているんですが、違いますか。
○西田昌司君 それで、問題は、農林水産物を輸出していく、増やしていくのは別にいいんですよ。ただ、それが何か非常に不明朗な取引になっているのではないかという懸念があるんですね。  一番目の懸念は、まずこの交渉に当たるに当たって、田中さんを、樋口衆議院議員の公設秘書だった方を農林省...全文を見る
○西田昌司君 それでは、田中さんという方の御職業はどういう経歴の方だったんですか。
○西田昌司君 今聞いていただいてお分かりでしょうけれども、中国に人脈がある、詳しいと言っているんですが、経歴が分からない、樋口事務所の公設秘書であった。何でそれで中国に詳しいことが分かるんですか。
○西田昌司君 今の話もおかしいですね。要するに、このビジネスは、ビジネスというか、これを持ってこられたのは田中さんですね。
○西田昌司君 だから、そうしますと、筒井副大臣が、これはたしか平成二十二年十二月に中農集団との、子会社と協定書を締結されましたね。その後、田中さんが言ってきたんですか。その前じゃないですか。
○西田昌司君 これで明らかになりましたけれども、要するに中国側と協定を結ぶ前に、覚書を結ぶ前に田中さんが皆さん方に勉強会をやって、そこで売り込んできたと。これはいい話だから、じゃ、中国へ行ってくると、こういう話じゃないんですか。
○西田昌司君 鹿野大臣、鹿野大臣にちょっとお聞きしますよ。これ、任命されたのは鹿野大臣でしょう。
○西田昌司君 それで、今、筒井副大臣の話ですと、まず勉強会をやって、そこで田中さんからこういうビジネス的な話があって、そして協定をして、それで設立する話になっているんですよ。これでいいんですか、この流れで合っていますか。
○西田昌司君 それで、鹿野大臣に聞きます。さっきと同じ質問なんですよ。なぜその顧問に任命したのか、何をこの田中さんがいいと思って顧問に任命したのか、それを言ってください。
○西田昌司君 だから、その人脈とか、その人脈があるという根拠は何なんですか、それを教えてください。大臣に聞いているんです。
○西田昌司君 今また重要な発言がありましたよ。実質的に中農集団との間の人間関係、それを持っておられたと、田中さんが、そういうことですね。
○西田昌司君 とんでもない話ですよ、皆さん。今大臣も副大臣も認めたけれども、要するに、田中公男さんという方が自ら、中農集団との間のコネクションがあるから商売できますよと、そういう話を言ってきて、勉強会を通じて、ああ、なるほどコネクションあるんだなと、だったらやってみようということ...全文を見る
○西田昌司君 鹿野大臣にも聞きますが、今、筒井副大臣、何か開き直っておっしゃっていますが、鹿野大臣も同じように、それで、そういう見解でいいですか。
○西田昌司君 そうすると、今の話を集約すると、要するに民間の方、民間の方というか、この方はそもそも樋口俊一衆議院議員の秘書なんですけれども、元々、前の経歴はどういう、元々この樋口俊一議員というのは何の仕事をされている方ですか。
○西田昌司君 それで、この方の秘書はどういう経緯で、だから、田中さんはどういう経緯で中国側とのコネクションがあるということになったんですか。
○西田昌司君 だから、何にも要するに根拠ないんですが、なくやっている。  しかも、今言いましたように、樋口俊一議員は薬ヒグチ、ヒグチ産業の社長さんなんですね。四百二十七店か何か昔あったやつですよね。それで、その方が要するにまた非常に深くかかわっておられるんですよね。民主党のこれ...全文を見る
○西田昌司君 それで、もう一つ問題は、この顧問にされたときには当然まだ秘書だったんですね、田中さんは。樋口さんの秘書でした。それを秘書から辞められて顧問に就任されたということですけれども、それでいいですね。
○西田昌司君 それで、これもおかしいんですけど、まあ衆議院はそういう規則になっているそうです。  それで、問題は、この方は、だから田中さんは公設秘書のときには給料もらっておられるんですよ、当然公設秘書ですから。辞められたらどうなったんですか。この代表理事に選任されて、給料もらっ...全文を見る
○西田昌司君 ということは、この方は今まで公設秘書の給料があるんですけれども、このビジネスと申しましょうか協議会をつくったら、まあそれで給料はやめてやっていくと、こういう形でやられたわけですね。しかし、これは普通に考えましたら、要するに自分がビジネスするために、逆に言えば顧問の肩...全文を見る
○西田昌司君 いや、苦労されているかどうかは知らないんだけれども、元々、だからこの方は何のためにこの中国ビジネスやってきたかというと、自分が事業をやるために皆さん方にお話を持ち込み、そしてそのときに、田中さんは樋口さんの秘書だという肩書を利用して皆さん方に寄ってきて、そしてそれに...全文を見る
○西田昌司君 それと、今やっているのは中国の農産品等の輸出の促進の協議会なんですよ、それともう一つ、似たような名前で、中国輸出促進サプリメント協議会というのがあるんですね。この団体、副大臣、御存じですね。
○西田昌司君 これは、平成二十三年の三月二十九日、衆議院の第一議員会館の大会議室でこの協議会の議事が行われていまして、開会の挨拶で樋口俊一衆議院議員、それから農林水産省の挨拶で筒井副大臣がされています。それから、農林省の職員も含め、業界の方々がおられて、閉会の挨拶が、サプリメント...全文を見る
○西田昌司君 だから、ここで結び付いてくるんですけれども、農林水産物等中国輸出促進協議会の等ということで、これはサプリメントも入っていますよね。
○西田昌司君 それで、この先ほどの促進協議会、輸出促進協議会の会員さん、会費とかいろいろ集めておられますけれども、ほとんどが結局薬品関係、サプリメント関係の方が多額の寄附金をされていますが、それはそういう理由からですね。
○西田昌司君 それは、概略で結構ですけれども、金額的にはどれぐらいの金額がサプリメントから出ているんですか。要するに、農林水産物じゃなくて、結局、医薬品とかサプリメントの方が、健康食品の方が重きになっているはずなんですよ。それをちょっと説明してください。
○西田昌司君 それで、この促進協議会の事務所はどこにあるか御存じですか。
○西田昌司君 鹿野大臣はこの事務所に行かれたことありますか。
○西田昌司君 行かれたことありますか。
○西田昌司君 あります。  副大臣は行かれたことがない。それで、鹿野大臣は行かれたことがあるということですね。もう一度確認します。
○西田昌司君 どうぞ。
○西田昌司君 ちょっと今の意味が分からない。行かれたことないんじゃないんですか。
○西田昌司君 大臣、副大臣、じゃ、どういう理由でここの新紀尾井町ビルですね、その事務所に行かれた理由をおっしゃってください。
○西田昌司君 今、大事な発言がありましたね。要するに、民主党の代表選挙がありまして、鹿野大臣は代表選に立候補されたんです、御存じのように。そのときの事務所が今のこの促進協議会の事務所になっているんですよ。そして、その支援をしてくださった方が厚意でお貸しになった、お借りになったんで...全文を見る
○西田昌司君 いや、これすごいことを堂々とされていて本当に恐れ入りますが、だから、この代表選に提供された方に、その協議会の事務所があるということは、これ、あなたがそこを推薦されたわけですか。
○西田昌司君 じゃ、大臣、もう一度伺いますが、この方は病院等を経営されている方ですね。Oさんとしておきましょう、名前。この方とは面識ないんですか。(発言する者あり)  もう一遍言いましょう。要するに、あなたが代表選を行った事務所を貸していただいた方ですよ。その方とは面識ないんで...全文を見る
○西田昌司君 じゃ、それは誰なんですか。どういう経緯で借りられたんですか。そこを聞いているんですよ。
○西田昌司君 あなたは何を言っているんですか。この問題は、弁護士として法律上刑法に触れるとかなんとかという話じゃないんです。政治家のモラル、姿勢を私はさっきから聞いているんですよ。あなた、全くそれが分かっていない。  では、聞きますが、だから促進協議会の事務所に貸した、そのまた...全文を見る
○西田昌司君 というと、これまた面白い話になってきましたね。田中さんがこの促進協議会つくる話も持込みをし、そしてその前に、そもそも代表選に出るときに田中氏からの紹介でこの事務所の部屋を貸してもらい、代表選にあなた出た。田中さんに全部お膳立てしてもらっているんじゃないですか。そうい...全文を見る
○西田昌司君 大臣、そうおっしゃっていますが、副大臣が田中氏の紹介でやったものだと思いますと言っているんですよ。そのときに、今その話が明らかになって、つまり、あなたの代表選に世話をしてくれたのが、事務所の世話をしたのが田中さん、そして、この協議会をつくろうという知恵を入れてきたの...全文を見る
○西田昌司君 ちょっとあきれてしまってね、私も。  今の大臣の話を総合すると、要するに、中国に輸出するためには、なかなかこれはうまいこといかないから人脈が必要だと、コネクションが必要だと、だからそのコネクションを使って何が悪い。そして、代表選に出るためにもいろんな仲間から応援し...全文を見る
○西田昌司君 その言葉がでたらめなんですよ、あなたは。あなたは、平成六年の業際研事件、覚えておらないんですか。業際研事件は何だったんですか。あなたの元秘書が逮捕されて有罪確定になった事件ですよ。あなたの関連が、関係がその当時から言われていたんじゃないですか。あなたはそのために責任...全文を見る
○西田昌司君 もう少し、その事件は大分古いから忘れている人も多いんですよ。あなたから反省も含めてきっちりと説明してくださいよ。
○西田昌司君 もう答弁拒否も甚だしいですよ。どういうことか説明しなさいと言っているんですから、私は。  この事件は、平成六年に、いわゆる鹿野事務所におられたOさん、これは違うOさんですがね、業際都市開発研究所という、業際研、通称、これを設立されて、要するに、鹿野大臣の秘書、その...全文を見る
○西田昌司君 あなたの辞書には、李下に冠を正さず、瓜田にくつを入れずという、そういうことわざはないんですね。
○西田昌司君 いや、これしかも、今まだ犯罪だとかどうかということは分かりません、私も。しかし、明らかに構図は同じなんですよ。お金があのときは渡ったというのがはっきり立証されたから、これは犯罪になった。今このことが、要するに震災が起きたから中国に対する農産品の輸出自体が止まってしま...全文を見る
○西田昌司君 まあ、そうおっしゃるんですけれども、私はこの新紀尾井町ビル、行ってきましたよ。看板が掛けてありまして、中国輸出促進協議会、それから、ここの事務所を貸しておられる方がやっておられる事務所のまた看板もあるんです。この促進協議会に電話したんですよ、どういう業務をされておる...全文を見る
○西田昌司君 時間がないので、後で私の言った発言要領を見たらよろしいです。掛けて、なかったんですから。  それで、要するに、この問題は何かというと、先ほどから言っていますように、農水省が、農水大臣、副大臣が中心となって、まさにビジネスをするためにこの公設秘書を顧問にし、そしてそ...全文を見る
○西田昌司君 いや、あなたの言ったのは、その省庁としての話ですよ。一政治家として、政治のこの清潔さを常に言ってこられた小宮山大臣だから聞いているんですよ。一政治家として、今の仕組み、おかしいと思いませんか。  ないなら、ないと言っていただいて結構なんです。
○西田昌司君 結局、この話というのは、今答弁拒否を大臣されましたね、とんでもない話で、この問題はまだまだ奥が深いですから、是非、委員長、この問題についての集中審議していただきたいんです。お願いします。
○西田昌司君 それで、ちょっと時間がなくなってきたので次の話題に行きますが、いわゆるAIJ事件についてですよ。このAIJ事件について、どういうことになっているか、今までの経緯について、大臣じゃなくて事務方でも結構ですから、簡潔に分かりやすく説明してください。
○西田昌司君 今、大体概略説明あったんですが、とんでもない事件が起きて、それを、異例の措置ではあるけれども、まだこの検査をしている最中なんだけれども業務監視命令出したんだと、こういう答弁なんですよ。しかし、私は、これ余りにも手ぬるいというか、とんでもないと思いますよ。  という...全文を見る
○西田昌司君 大臣も事務方もいいかげんにしなさいよ。これ、あきれますよ。浅川さんとあなた方言っているけれども、今はまだ犯罪として成立していないかもしれないけど、はっきり言いましょう。浅川という、もう完全にこれは犯罪者ですよ、私は。つまり、この問題というのは初めから投資運用も何もし...全文を見る
○西田昌司君 だから、こういうふうに身柄拘束もできないし、そして海外渡航、逃亡も可能なんですよ。こんなことでいいんですか。  私が言いたいのは、法と証拠、当たり前ですよ、しかし同時に、行政権、政治家として責任持って、あなたが、この検査は今任意検査なんですよ、強制調査して、もっと...全文を見る
○西田昌司君 これはとんでもない問題で、実は私の地元の京都でも中小企業の団体がこの年金基金に入っているわけですよ、その方がお願いしているわけですね、信託。そして、その方々は三十億円預けていたと。ところが、三年前に、ちょっと預け方大きいんじゃないかというので二十五億下ろしたので五億...全文を見る
○西田昌司君 もう時間がなくなってきたので、これも委員長、集中審議をお願いしたいです。
○西田昌司君 それで、問題は要するに、これ様々な法的な、法律の欠陥があるんです。だから、これは早急に変えなきゃならないけれども、今起きているのは、財産が散逸してしまうのじゃないか、そして元々は当事者が海外逃亡の危険性もある、それについて政治が何にもできない。何ですか、これが政治主...全文を見る
○西田昌司君 先ほどから、私は鹿野大臣の話を言ってきました。これは政治主導によってという名前でビジネスをやっているんですよ。明らかなこの自分たちのコネクションを使うビジネスを政治主導でやって、何の問題があるんですかと言って開き直っている。そして、今、多くの国民が二千億という損害を...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  予算委員会でなかなか番が回ってきませんので、この場で、今日は徹底的にいわゆる増税論、今この時代に増税論というのがいかに間違っているかということを安住大臣や白川総裁との討論の中で明らかにしていきたいと思っております。  まず、安住大臣...全文を見る
○西田昌司君 よく分かりました。社会保障費等が増え続けていくといわゆる経常支出が増えていきますからね、その分については経常的な財源が当然必要だと、こういうことですね。
○西田昌司君 まさにそのとおりだと思うんです。  であるならば、なぜ民主党は野党時代に、我々が与党の時代にそういう理由で消費税の増税を提案していたわけなんですが、これ、真っ向反対されましたね。その理由を教えてください。
○西田昌司君 それは、そこからでたらめなんですよ。あなたは今、二〇〇四年のときにはそういうことを言ったんだと言ったけれども、直前の選挙では全く逆さまなことを言っているわけですよ。要するに、〇九年の選挙では、消費税値上げはする必要ない、反対であると。それから、おまけに、今消費税を値...全文を見る
○西田昌司君 だから、私が申し上げたいのが、要するに今消費税を値上げする、増税するという理由が、要するに社会保障費とかのそういうものに充てると、経常的な財源が必要であるというので言われるのは分かるんです。そのことについては私は理解します。  しかし、ならば、あなた方が言ってきた...全文を見る
○西田昌司君 全然向き合っていませんよ。何言っているんですか。  そもそも、だから、今言いましたように、アリバイづくりをあなた方は言っているだけなんですよ。あのときはこう言いました、このときはこう言っていますと。それで、今とにかくお金足らないから上げてくださいという話なんですよ...全文を見る
○西田昌司君 消費税と社会保障の関係を言っているんですよ。
○西田昌司君 今はっきり認められましたように、要するに、初めから、経常的な、恒久的な財源がないのに、社会保障費が伸びてくるのが分かっているのに、見通しが甘いというよりもでたらめを言ってきたわけですよ。  つまり、それは有権者、国民をだますつもりで言ったということじゃないですか。...全文を見る
○西田昌司君 いやいや、だから、野党だから分からなかったと、そんなでたらめ言っちゃ駄目ですよ。野党の時代であっても社会保障費が毎年一兆円近く伸びてくるということは御存じなかったんですか、じゃ、野党時代には。
○西田昌司君 それもまたでたらめなんですよ。  まず、支出の方が増えることは分かっていたと今認められました。そして、恒久財源、これができなかったことをおわびするとおっしゃったけれども、要するに初めから十六兆とか十八兆とかいう大きな、全てそれは経常支出に対してあなた方言われていた...全文を見る
○西田昌司君 私が言っているのはそういうことじゃないんです。あなた方は初めから恒久財源を財源としていなかったということを言っているんですよ。あなた方のマニフェストに恒久財源で十六兆も十八兆も書いていましたか。今、ワンショット、ワンショットとおっしゃったとおりですよ。特別会計をなく...全文を見る
○西田昌司君 いや、恒久財源ができなかったから無理だったんじゃないんです。初めからマニフェストで挙げていなかっただろうと言っているんですよ。違うんですか。マニフェストで恒久財源として十六兆も十七兆も挙げていましたか。
○西田昌司君 恒久財源ですから。
○西田昌司君 違うんです。そうじゃないんです。結果が間違ったということを私は指摘しているんじゃないんです。初めから間違っていたと言っているんですよ。何を言っているんですか。やったけれどもなかったんじゃないんです。初めからできなかったというよりも、経常的な財源で予算を組んでいない、...全文を見る
○西田昌司君 ちょっと委員長、ちゃんと大臣に言ってくださいよ。私が言っているのは、できなかったことを言っているんじゃないんです。初めから恒久財源を書かずに選挙をやったねと言っているんですよ。そのことが誤りじゃないかということを言っているんですよ。ちゃんと答弁してください。
○西田昌司君 何を言っているんですか、だから。(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。  大事なことは、こういうことなんです。これ一番大事なところですから。つまり、民主党の言っているマニフェストというのは、掲げたけれどもできなかったじゃなくて、初めから恒久財源ということを...全文を見る
○西田昌司君 もう全然、何かとにかく、分かっているのか、わざととぼけているのか、ちょっとその答弁の意図がよく分からない。分からないんですが、今の安住大臣の話でいくと、こういう話になるんですよ。  要するに、ワンショットでやっていたと。ということは、初めから消費税増税というか、増...全文を見る
○西田昌司君 最後謝ってしまえばいいみたいに思っていますが、これ、要するにはっきり言いましてこういうことですよ。AIJと同じですよ。AIJ問題というのは、これだけの投資をしていただいたらこれだけの配当がありますと、だから皆さん、どうぞ私たちのこのAIJの証券買ってくださいといって...全文を見る
○西田昌司君 何が違うんですか。
○西田昌司君 何を言っているんですか。だから、今まで詰めてきたんでしょう。マニフェストをやったけれども、できなかったんじゃないんですよと言っているんですよ。マニフェストを書いた時点で始めから経常支出を賄う恒久財源を想定していなかったんじゃないですか。今あなたがそう認めたじゃないで...全文を見る
○西田昌司君 何を言っているんですか。違うじゃないですか、何か個別の犯罪的なことをやらなかった。あなた方、ずっとどう言ってきたんですか。借金のツケ回しをしてはいけない、次の世代に借金のツケ回しをしてはいけない。今、野田総理が血道を上げてこの消費税増税を言っているけれども、その理由...全文を見る
○西田昌司君 あのね、安住大臣、ほとんど分かっておられませんよ、自分がおっしゃっていることが。  私が言っているのは、国債をたくさん出したのが悪いとは思っていないんです、実は、これからやっていきますが。国債をあなたは借金だと思っているんだけれども、借金であると同時に将来に対する...全文を見る
○西田昌司君 いや、だから、借金を、国債を返済していくのには増税してやっていかなければならないとお考えですかと言っているんです。簡潔に答えてください。
○西田昌司君 プライマリーバランスを均衡させるというのは、税収を上げるのか、支出を減らすと、両方ともありますよ、これね。どういう意味ですか。
○西田昌司君 じゃ、そこでですよ、その成長ということは、要するにGDPを上げるということですよね、GDPを上げると。  GDPというのは一体何かというと、要するに、これ分配面でいうと、もうはっきり言って所得そのものなんですよ、皆さん方のお給料、それから法人の所得ですね、それにあ...全文を見る
○西田昌司君 復興需要の中身って一体何ですか。はっきり言いまして、瓦れき処理とか除染とか、これが一番大きいんじゃないんですか。瓦れき処理とか除染というのは、一体どういう支出なんですか。新たな価値をつくっているんですか。
○西田昌司君 いや、私が聞いているのは、こういうことなんです。復興需要が、除染も、それから瓦れき処理も含めて、景気に、上向きにするのはそのとおりですよ。私はそのとおりだと思っています。だから、それはいいんですよ。  だから、何が言いたいかというと、除染とか瓦れき処理とかいうのは...全文を見る
○西田昌司君 そうですね、そういうふうに認めていただければいいんです。  じゃ、なぜそれをもっとやらないんですか。今、東日本でやっている復興なんというものは、復興といううちに入らないんです、原状回復をやっているだけなんです、まだまだ。それもまだできていません。そして、東日本の大...全文を見る
○西田昌司君 訳の分からぬ答え方なんですね。  じゃ、先に答え言っておきますが、私は自民党政権のときから間違った政策したと思っていますから。自民党の政策自体が間違っていたんです。それは、今あなたがおっしゃったように、無駄な公共事業をなくしていって、要は官から民へという流れでやっ...全文を見る
○西田昌司君 違うんですよ、今は公共事業。
○西田昌司君 公共事業の話。
○西田昌司君 ちょっと全然答えになってないし、安住大臣、本当にちょっと認識が違うんですね。まだ、いまだに、半分分かっておられて半分お分かりじゃないと思います、私、あなたの答弁聞いておりますと、失礼ながら。  といいますのは、先ほどから言いましたように、結局GDPというのは何かと...全文を見る
○西田昌司君 済みません、金融ともう一つ何だとおっしゃったんですか。
○西田昌司君 白川総裁の話がちょっとややこしくなってくるのは、金融だけではできない、成長率を高めるとおっしゃるから話が皆さんに分かりにくいんですよ。もっとはっきり言ってくださいよ。景気対策するのは、金融政策プラス財政政策じゃないですか。誰が考えても、どの教科書見てもそう書いてあり...全文を見る
○西田昌司君 白川総裁は非常に上品な方でありますからそういう言い方をされるんですけれども、その中でも、要するに財政政策が、大臣、非常に大事であるということは白川総裁も当然否定できない。ただ、中身については日銀の中央銀行総裁としてコミットはしませんということなんですよ。それは当然、...全文を見る
○西田昌司君 まず、だから、前半の話にちゃんと答えてください。要するに、この貯蓄性向が高い、消費性向が低い、その時代に減税すると、お金は貯蓄に回るのか、消費に回るのか、どっちですかという話ですよ。どちらなんですか。
○西田昌司君 大臣のおっしゃっているのは希望なんですよ。希望なんです。そう思ってやったんです。ところが、今言ったように結果は、貯蓄に回っているという歴然たる事実があるんですよ。日銀の白川総裁、そうじゃないですか。この二十年間で非金融部門の民間企業の貯蓄が二百兆円近く大きくなってし...全文を見る
○西田昌司君 今、安住大臣、白川総裁おっしゃったように、要するに、家計も民間企業の民間部門もどんどんどんどん貯蓄をしているんですよ。この状況で減税しても貯蓄に回るだけで意味がない。子ども手当とか、そういう所得移転政策も同じなんですよ。こういう状況で減税したり、例えば手当を上げる、...全文を見る
○西田昌司君 白川総裁がおっしゃいましたように、結局ヘリコプターマネーというのは、一番早い話、お金を本当にまいたらいいんですよ、ヘリコプターから。しかし、それをやるとどういうことになるかというと、取り合いでとんでもない犯罪が起きますし、一度やってみたらいいと思いますが、大変なこと...全文を見る
○西田昌司君 もうこれだけ分かりやすい例えをして、何という答えですか、それ。そうじゃないんですよ。馬が水を飲まない、どうしたら飲むかと。牛を連れてきて飲ましたらいいんですよ。分かります、牛なんですよ。牛は何かといえば、政府の話なんですよ。要するに、民間が水を飲まないんだから、ああ...全文を見る
○西田昌司君 ありがとうございます。  ただ、要するに、何か民意のリンチでつるし上げろなんて言っているんじゃないんです。これ、法と証拠とおっしゃっているけれども、誰がどう見ても、これはもう虚偽の報告をして、虚偽の報告に基づく報酬を取り、そして委託者から預かった財産を毀損している...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。おとといに続きまして、安住大臣、そして白川総裁に質問させていただきたいと思います。  それは、この前の後半で、今の日本の状況を、金融政策だけではデフレ脱却できないと、そのことを端的に表す金融界の格言を示したんですね。つまり、馬を水辺に...全文を見る
○西田昌司君 これは簡単な話でして、要するに馬が飲めないときに牛の方が、つまり政府がたくさんお金を、水を吸い上げますね、使っていってどんどん仕事をしていくわけですね。つまり、政府が、牛が水を飲んで仕事をすることによって馬にもたくさんの好影響を与えていく。  それは何かといえば、...全文を見る
○西田昌司君 それは、多分後ろにおられる方に大分レクチャーを受けられたから、素直な感覚がなくなるんですね。  もうちょっと単純に言いますと、まず、要するに公共事業投資が果たしてGDP押し上げ効果があるのかないのかという話をおっしゃったから、今日は一つ、この資料をお渡ししました。...全文を見る
○西田昌司君 今総裁がお認めいただいたように、そういうクラウディングアウトが起きるような状況にないということなんです。  ですから、安住大臣、あなたが、政府が使って民間の方の使いたいというお金なくなるんじゃないかという心配はないということです。ここで問題は、今こういう状況ですか...全文を見る
○西田昌司君 安住大臣のおっしゃっているのは、そのとおりなんですね。だから、どんどんそれをやっていくと金利が上がってくるということを言われるんですね。  つまり、国債をどんどん出していくと金利が上がるということなんですが、そこで、日銀の白川総裁に聞きますが、今日もこれ、もう一つ...全文を見る
○西田昌司君 要するに、安住大臣、事実として、先ほど言いましたように、公共事業投資をしたらGDPは上がってきていた、少なくとも下支えをずっとしてきていたと。そして、事実として長期金利は、国債をたくさん出している、出していると言われているけれども、ずっと安定しているということです。...全文を見る
○西田昌司君 いや、バブルの話。日銀が円キャリートレードでバブルつくったんじゃないかという話。
○西田昌司君 今、回りくどくおっしゃいましたけれども、要するに私がさっき言ったことを事実として認めていただいたと思うんです。  安住大臣、つまり、水をどんどん、水辺に連れていって、そこにどんどん日銀が水を供給しても、牛も馬も飲まなければ、その水はあふれて海外に出ちゃいますと。そ...全文を見る
○西田昌司君 安住大臣は、私は民主党の歴代財務大臣、菅さん、それから野田総理ですね、その二人よりもよっぽどまともだと思います、まず。といいますのは、非常に常識的なことをおっしゃっていましてね、そのとおりだと思うんです。  ただ、状況、状況、じゃ今どうだというのがもう少しつかみ切...全文を見る
○西田昌司君 それで、じゃ、もう一度答えてもらいたいんですが、要するに、給料が上がっていくということが経済が成長していく大きなポイントじゃないですかという質問なんです。
○西田昌司君 それでは聞きますが、私は反対しましたけれども、国家公務員の給料を七・八%下げるという、本当の暴挙ですよ、愚策、これしました。これすることによって、実は民間給料もどんどん下がるんですよ。それなぜかというと、要するに、中小企業なんかの場合、給与規程ないですから、公務員の...全文を見る
○西田昌司君 もうちょっとそこは、白川総裁、せっかく私、日銀をたたいている皆さん方から白川総裁を守ってあげようと思っているのに、ちゃんと答えてくれなきゃ困るじゃないですか。  つまり、なかなか言いにくい立場なんでしょうけれども、要するに、誰が見ても明らか、安住大臣も分かっていた...全文を見る
○西田昌司君 もうちょっとやりたいんですが、今日は四十分までしかないんです。  それで、言っておきますと、要するに今安住大臣がおっしゃったことは、民間がどんどんお金が必要だと言っているときには行政側の構造改革をしていく、身軽になっていく。それからお金も、国債を発行しない、むしろ...全文を見る
○西田昌司君 終わります。
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、私、小川法務大臣の問題なんです。この問題は随分この参議院の予算委員会でも衆議院でも質問されていますが、問題は、いわゆる自分の依頼者から常識外れの巨額の着手金報酬、弁護士報酬を請...全文を見る
○西田昌司君 小川大臣、要するにもうちょっと簡潔に言っていただきたいんですがね。この前からの答弁によると、一審では四千八百万円請求されているんですよね。ただ、一審のとき金額決まっていなかったとおっしゃったけれども、そもそも弁護士の成功報酬じゃなくて着手金ですから、着手金の金額が決...全文を見る
○西田昌司君 事実、認められたんです。要するに、七千三百万が少なくとも二十二年度に未収で、金額が確定して債権としてあるということを、今大臣認められたんです。  そうすると、当然のことながら、この時点で所得税の収入金額としてこれ申告をしなければならないんですが、七千三百万円の申告...全文を見る
○西田昌司君 ちょっと今、破産の手続中じゃないですか。今、破産の手続中で、まだ最後決まってないんじゃないですか。
○西田昌司君 そんなことにはなっていませんよ。  じゃ、事務方に聞きますが、要するに破産の開始決定は、この債権が放棄になったというのは確定じゃないんです。普通は、破産の開始手続になったときには、それは五〇%だけ、五〇%だけを貸倒引当金として損金に、必要経費に算入することができる...全文を見る
○西田昌司君 今聞いていただいたとおり、要するに破産開始手続では五〇%しか貸倒引当金に入れられないんです。そしてさらに、その手続をするためには、自ら申告書に貸倒引当金これだけ入れましたという形で申告要件なんですよ。  ところが、小川大臣、あなたはこの委員会、衆議院の委員会でも報...全文を見る
○西田昌司君 全然これ、でたらめですよ。要するに、じゃ、もう一度聞きますが、大臣は債権回収を目的として、破産の、要するに向こうが強制執行してくるから、強制執行の手続したんでしょう。だから、債権回収を目的とするためで、そして、しかも今この債権を放棄もされてませんよね。そうじゃないん...全文を見る
○西田昌司君 だから、今事務方からあったように、破産の開始申立て手続中では損金算入は五〇%しかできないんですよ。何を言っているんですか、あなたは。今、だから、破産が確定したんですか、どうなんですか、手続中でしょう。もう一度答えてください。
○西田昌司君 そんな規定はありませんよ。事務方に聞きましょう。そんな大臣が言ったような規定はあるんですか。慣習や特約でそんなの決めるような規定ないよ。何言ってんだ。
○西田昌司君 今言ったように、あなたが言っているような、そんな規定はどこにもないんですよ。税法上おかしいんですよ。  だから、私が言いたいのは、完全なこれは脱税行為なんです。そして、もし脱税行為じゃないと言うんなら、そもそもこの債権、大臣の言っているお話によりますと、自分が差押...全文を見る
○西田昌司君 これだけ言っても分かってないんです、あなたは。とんでもないあなたのその姿勢が、とんでもない大臣を生んでくるんですよ。  ついでにもう一つ言っておきますが、この前からずっと聞いてましたら、小川大臣は、しかも白色申告なんですよ。普通は、私も聞いて驚きましたけれども、弁...全文を見る
○西田昌司君 それでですね、問題はここから先なんですが、私はこの協議会自身が、初めそういう目的でつくられたんですが、実際には全く機能していないんじゃないかということを訴えてきたんですね。そして、その実態を、どうなっているのかということで筒井副大臣に聞いたんですね。要するに、私がそ...全文を見る
○西田昌司君 またでたらめを言っていたら駄目なんです。資料を渡しましたから、見てください。(資料提示)  これは先日、四月二日午前中に私の秘書が、もう一度この協議会、ここに電話しました。そして、男性の方が出られて、農林水産物輸出協議会の田中代表いらっしゃいますかと言ったら、その...全文を見る
○西田昌司君 これだけ厚顔無恥というのもなかなかいませんね。  要するに、勘違いされたもくそも、現場に行って、そこに一緒に事務所をやっていると副大臣おっしゃったんですよ。だから、現場に行ったら、そんな田中さんはおられませんと、元々、ふだんは樋口事務所ですと、こっちには会合のとき...全文を見る
○西田昌司君 いや、あなた方ね、何言っているんですか。要するに、盗人たけだけしいってこのことなんですよ。そもそも、前に私が質問したときに言った答弁と全然違うんですよ。そして、田中さんはこのビジネスをやっているからこっちの臨時職員もやっていますと、そして、退任されて今はこの代表でや...全文を見る
○西田昌司君 いや、本当に、どう考えてもでたらめやっているんですが。  じゃ、もう一つ聞きますが、この前送ったとおっしゃっているけれども、送られても、問題は、何のために送るかって、向こうで展示販売でしょう。送って、展示販売されているんですか。
○西田昌司君 だから、今言ったように、やってないんですよ。やってないどころじゃなくて、これ実は大きな問題引き起こしているんです。  これ何かというと、こういったことで筒井副大臣は、事業が全然まともに上がっていないんだけれども、三月一日の記者会見で、米の薫蒸なしで輸出が可能になっ...全文を見る
○西田昌司君 それで、これは私自身もその公電持っています、ここに。ところが、そのことを事前に外務省に確認しまして、この公電は本物ですね、そうですと、内容を見てもらいました。全部そうなんです。  だから、その内容を、じゃ、ちゃんと資料としてくれと言ったわけですね。そうすると、公電...全文を見る
○西田昌司君 だから、今言ったようなことをペーパーにして、その内容を我々委員会の方に提出してください。これを委員長に要求します。
○西田昌司君 それで、今外務大臣からお話しになったように、まさに中国政府側から、混乱してこういう電報が来ているんですよ。あなた方がやったことが全くでたらめだということじゃないですか。  大臣、大臣、どうなっているんですか、これは。
○西田昌司君 この勝手な例外規定を勝手にやって混乱させておいて、取りあえず言い訳を送ったんですよ。しかし、向こうが、質検総局、つまり中国側の当局ですよ。それ、了解しているんですか。大臣に聞いているんです。
○西田昌司君 あなたね、聞かれてもいない質問にとんちんかんなことを答えて、何言っているんですか。要するに、私が言っているのは、質検総局から抗議が来たんですよ、外務省に。そして、質検総局にあなた方は取りあえずファクスで送ったと言っているけれども、了解しているんですか。言っているのは...全文を見る
○西田昌司君 今言われたように、質検総局から返事ない。つまり、外交でも正規のルートでなくて勝手に民間と手前勝手なことをやってでたらめやっているんですよ。じゃ、こんなことで、だから公電が来て抗議が大使館に来たんです。  この仕組み、全てあなた方がつくった、混乱しているんですが。じ...全文を見る
○西田昌司君 まああっさり認めていただいて。  私、その現物持っています、それも。そこにどう書いてあるかというと、こう書いてあるわけですよ。そこには、日本の農水省の役割を書いていまして、どう書いてあるかというと、日本農水省は、所掌及び利用可能な予算の範囲で日本における農業団体、...全文を見る
○西田昌司君 ですから、今おっしゃったように、元々はオールジャパンでやっていこうと思っていた。そういう形ならまだ私も分かるんですよ。ところが、今大臣自らおっしゃったように、大震災で頓挫したんです。じゃ、そこで、この計画は元に戻してやめればいいのに、走り出してしまうからおかしなこと...全文を見る
○西田昌司君 いや、総理にまず私言いたいんですよ。(発言する者あり)私が質問中ですよ。ちょっと待ってください。  だから私は、総理、あなたが、あなた自身も実はこのビジネスに片棒を担がされているんですよ。  昨年末、筒井副大臣の要請で北京に行って、そしてその催事場に行って、そこ...全文を見る
○西田昌司君 本当に皆さん、国民の皆さん、これ恐ろしいですよ。これだけとんでもない、少なくとも疑いと言っておきましょう。それが出てきていて、そして今、大臣おっしゃったけれども、現に外務省に向こうの大使館から打電されているわけですよ、どうなっているんだという。それ事実で、それを受け...全文を見る
○西田昌司君 結局、それじゃもう一つ言いましょう。樋口事務所の田中さん。あなた、民主党の代表なんですから、樋口衆議院議員に、田中さん呼んで、あなたの権限でもう一度聞くべきじゃないですか。
○西田昌司君 もう本当に吐きそうになりますね、私。何ですか、一体。でたらめなことをこれだけやっておいて、何も調査もしない。民主党の皆さん方もおかしいと思うでしょう。これはここまでね……(発言する者あり)おかしいと思わないとおっしゃっているので、映してあげてください、こういう方々で...全文を見る
○西田昌司君 それじゃ、中国の問題でもう一つ言いますと、民主党は非常に面白いことをしているんですね。  平成十六年の民主党の活動費を見ていましたら、まあRさんと言っておきましょう、中国人の方です。そして、中国共産党の方であります。その方に留学生時代に毎月十三万九千九百円、定額を...全文を見る
○西田昌司君 中国共産党というのは、普通の国と違って党と政府一体で、そして中身もよく分からないんですよ、実は。だから、先ほど言ったように、片っ方で、当局どうした、了解しているんだと鹿野大臣言うけれども、片っ方で、外交ルートからおかしいとなってきたり、大変付き合うときに気を付けなき...全文を見る
○西田昌司君 はい。
○西田昌司君 じゃ、もう少し考えていただきたいんですが、要するに、これ組織の論理、組織の論理なんです。これはちゃんと判決に書いてあるんです。組織の病弊という当時の特捜部の体質、これが生み出したと。これは我々も肝に銘じなきゃならない。つまり、自分たちの、党なら党ですね、皆さん方もそ...全文を見る
○西田昌司君 今、端的に言っていただきましたけれども、それ当然なんですよ。所得が減れば全部減るんです、税収は減るんです。そして、今この所得自体、つまり国民の所得の合計というのはいわゆるGDPのことなんですね、これ、どんどん減っているんですよ。このGDPが減っているときに増税なんと...全文を見る
○西田昌司君 当然ですよ。これ、つまり民主党と同じことなんですよ。マニフェストも同じことなんですよ。だますつもりはなかったと、財源が出てこなかっただけだと安住大臣もおっしゃった。あの浅川さんと同じことを言っているんですよ。国民はもう一度民主党にやってください、言いますか、言いませ...全文を見る
05月16日第180回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  両先生、ありがとうございました。  それで、私は先に立場を明らかにしておきますと、今の憲法自身が制定過程においても内容においても憲法としてはふさわしくない、むしろ無効の存在であるという考えを持っております。  そんな中で、今非...全文を見る
05月30日第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  今、藤井先生から御指摘あったところと随分私も重なる部分があるんですけれども、まず、この緊急事態、今回の大震災を契機にそのことについて条項を設けるべきだという意見あるんですけれども、私は、今回の地震につきましては、そもそも、その条項がな...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  野田総理、私は、今のあなたの答弁を見て本当にびっくりしました。いまだに、つまり、この農水事件は問題ないというふうにお考えなんですか。
○西田昌司君 問題があるのかないのかを聞いているんですよ。
○西田昌司君 もうあきれてしまいましたが、郡司大臣、郡司大臣は、先ほど牧野委員の質問において、手続等に問題があったという認識ですよね。どうですか。
○西田昌司君 郡司大臣は問題があるという認識なんですよ。総理はないんですか。
○西田昌司君 まあ、無責任この上ないですね。  郡司大臣、じゃ、手続等に問題があると認識したのはいつですか。
○西田昌司君 総理、郡司大臣は就任してすぐそういう問題意識持っておられるんですよ。  もう一度聞きますが、総理はいまだに持っていないんですか、問題意識を。
○西田昌司君 あのね、まず、これは事業としても手続的におかしい。それだけじゃなくて、スパイということもはっきり言われているんですよ。そのことにおいても問題があると認識ないんですか、この期において。
○西田昌司君 あきれました。  岩本副大臣、前大臣から特命を受けて調査をしているということですが、調査された結果、どういうことが分かったんですか。
○西田昌司君 今副大臣がおっしゃいましたけど、結局機密漏えいについてだけで、郡司大臣がおっしゃっている手続的なことにあったんじゃないかということは調査していないんですか。
○西田昌司君 総理、今ああいうふうに結構問題意識を持ち始めた。総理、どうなんですか。
○西田昌司君 つまり、問題意識ないまま傍観している、そういう意味ですね。
○西田昌司君 あなたが指示をしたんですか、じゃ。
○西田昌司君 新たな大臣がやったのは分かったけど、あなたがこの問題について郡司大臣に指示したかと聞いているんですよ。
○西田昌司君 何でこれを聞くかというと、あなた自身の問題意識のなさがこの問題を大きくしているから言っているんですよ。  もう一度聞きます。あなた自身が問題意識を持って指示していないんでしょう。
○西田昌司君 官房長官いませんから、後で聞きましょう。  この問題はそれで公安の話もかかわっているんですよ。公安の方に聞きますが、このスパイ事件について、田中代表についていろんな意見聴取しましたか。
○西田昌司君 どこか、昔、柳田大臣のときの答弁とよく似ているんですが、これは個別なのは分かりますよ。  しかし、はっきり言いましょう。私は田中代表に直接話を聞きました。どう言っているか知っていますか。田中代表は、農水省からもこの協議会のことについて一切聞かれていないし、文書だけ...全文を見る
○西田昌司君 公安。
○西田昌司君 つまり、国民の皆さんが分かっていただけるように、要するに、総理のこのでたらめなやる気のない対応が全てに影響しているんじゃないですか。今この際、警察も含め内閣としてこの問題の実態解明をやると、指示をするということをここで明言してください。
○西田昌司君 まあ、こういう無責任な方が内閣総理大臣だということです。  それで、要するに、民主党に任せておいても、この政権に任せていても出てこないんですよ。それで、この際、はっきり皆さん方に聞きたい。事務方の皆さん方中心に聞きましょう。ここでさっき、出てきてもらわなあかんです...全文を見る
○西田昌司君 それで、事務方が行ったということは、ここで当然議事録付けていましたね。
○西田昌司君 それで、この議事録を私は見せるように要求したんですよ。ところが、見せてくれませんね。なぜですか。
○西田昌司君 総理、聞いていただけましたね。あなたの代表している民主党の方々の協力がないから事実が明らかにならないんです。この場ではっきり民主党としてこの調査を開示するようにあなたが指示をしてください。
○西田昌司君 話を聞いてないんですか。事務方が付けている議事録なんですよ。出せるんです。ところが、民主党の議員に反対されて出ないから言っているんですよ。
○西田昌司君 つまり、これも含めてあなたは何にも調べないからこういう恥をかくんですよ。あなたの問題意識のなさがこの事件を大きくしていると言っているでしょう。  もう一度言いますよ。あなたがこの事件、解明する気があるんなら、このことをちゃんとやると約束しなさいよ。
○西田昌司君 委員長の権限で、これは農水省の持っている議事録ですから、この予算委員会にこの議事録を提出するように要望します。
○西田昌司君 それで、その一番最初の勉強会から、この話題となっている李春光さん、そして田中代表がずっと参加していましたね。
○西田昌司君 ですから、これが一番発端ですから開示が必要なんです。  そこで、事務方に更に聞きますが、十二月八日、どういう経緯で田中さんがこの農水省の顧問に就任したんですか。
○西田昌司君 それは誰の判断ですか。
○西田昌司君 そうなんですがね。ところが、私、田中代表に聞いたんです。自分自身が何で顧問になったのかよく分からないと。といいますのは、事務方が自分のところへ来て、この承認書に判こを押してくださいと。何か分からないけど判こを押してやったら顧問になっていたというんですね。つまり、非常...全文を見る
○西田昌司君 こういうふうに、民主党の勉強会から始まり、そして鹿野大臣、筒井副大臣の肝煎りでこの覚書が作られ、そしてこの協議会が設立されたということですけれども、この設立事務手続やったのは農水省ですね。
○西田昌司君 ということは、誰の指示でされたんですか。
○西田昌司君 それで、こういうふうな形でやってきて、当初は順調にやってきたように見えたんですが、転換点が出てきたのは、要するに、年末になって、これは質検総局の方に問合せをしましたね。そうすると、検疫なしで輸入とか、これはできないという話になってきたんですが、この経緯、三回断られて...全文を見る
○西田昌司君 日付を言ってください。
○西田昌司君 それはどういう結果だったんですか。
○西田昌司君 これが最終的に、二十六日、副大臣が質検総局の副局長と会われてそう言われたんですよね。  そこで問題は、度々問題にもなっておりますが、総理、あなたが十二月二十五日に展示会の視察に行かれて、実はこの行かれたことによって、国を挙げてこの事業を応援しているんだからやっても...全文を見る
○西田昌司君 デモンストレーションに使われたという認識、いまだ持っていないんですか。
○西田昌司君 これ見ておられる方は、おかしなことを言っているのは総理だなというのはみんなお分かりになると思うんですね。まあその態度続けてください、支持率が落ちるだけですから。  それで、はっきり言いまして、総理は物すごく大きな責任があるんです、使われているんですね。しかも、この...全文を見る
○西田昌司君 だから、一助になると思って使われたんでしょう。
○西田昌司君 それで、二十三年末には、結局、年末には、総理も行かれたけれども、結局は輸出はできないということが分かったんですね。そういうことじゃないですか、事務方の方。
○西田昌司君 だから、そういう認識あったんでしょう、それは当然ですよ。  しかし、にもかかわらず、協議会は年明けてからも次々と会員を募ってお金入れていますね。これ、かなり問題があるんじゃないですか。あなた方はその認識なかったんですか。
○西田昌司君 つまり、問題があるから止めるようにと筒井副大臣でさえそう言ったのに、勧誘の方はやっていると。なぜ止めなかったの。
○西田昌司君 ちょっと意味が分からない。門戸が開かれている、どういう意味なんですか。
○西田昌司君 じゃ、協議会には慎重にやるようにという指示は農水省から出さなかったんですね。
○西田昌司君 それなんですが、結局、こういう状況だったのに、なぜか二月二十四日、輸出が強行されているんですね。この経緯は何なんですか、どこでこういうことになったんですか。
○西田昌司君 それで、ちょっと質問が違うんですけれども、まあいいや、続けますね。  その書面というのは、ここにある李春光さんの氏名の書面です。そうですね。(資料提示)
○西田昌司君 大体、そもそも私、大使館から出ている公文書は中国語じゃないんですか。これ、日本語なんだけれども、どういうこと。
○西田昌司君 おかしいけれども、書式おかしいけれどもそのまま通したということですね。
○西田昌司君 それで、要するに、もう一度質問に戻りますが、私が言いたいのは、十二月末で慎重な対応をしていたはずなのに何で二月二十四日に出したか。その間の経緯を聞いているんですよ、まず。
○西田昌司君 要するに、副大臣も慎重な姿勢と言っていたのに、なぜかそのときになって初めて知ったと、こういうことですね。
○西田昌司君 このように、筒井副大臣を呼ばなきゃ分からないし、今日実は、このことで六月十三日読売新聞にも出ているんですね、三十九面に。要するに、副大臣が署名した、私がこの食糧法による届出書類を受理しましたという書類、私も持っていますが、あるんですよ。こんな手続普通しますか。
○西田昌司君 いつから農水省は筒井商店になったんですか。  それで、これせっかく出したんですが、この質検総局からクレームが来ましたね。その経緯を教えてください。
○西田昌司君 もう一度、最後言ってください。
○西田昌司君 もう少しその間の間に、それじゃ、いろんなそういうことがあったから、農水省としてもこれは大変だということでいろいろ動いたんじゃないですか。また、鹿野大臣のところに田中代表らメンバーが来たはずなんですけれども、そのことについて教えてください。
○西田昌司君 あのね、質問通告しているんだから。この間の、輸出してから五月に廃棄になるまでの間、農水省と協議会、その間の時系列をちゃんと説明してくださいよ。
○西田昌司君 じゃ、それと、三月十九日に先ほど言ったように鹿野大臣のところに田中代表たちが来たでしょうと言っているんですよ。そのときの話を説明してください。
○西田昌司君 午前からの続きなんですが、要は、農水省がかなりこれはもうまずいなという形になってきていたのに、筒井副大臣、鹿野大臣の下でこの輸出が進められてきたと。しかし、こういう農水省がやってきた背景には官邸の協力があったんじゃないかなという話が出ているんです。  そこで、齋藤...全文を見る
○西田昌司君 それで、十二月二十五日に総理が急遽予定変更した件も、あなたの方が要請されたんじゃないですか。
○西田昌司君 もう一度確認しますが、本当にないですか。
○西田昌司君 じゃ、あなたの秘書官の松本秘書官が要請したことはないですか。
○西田昌司君 いや、だからあなたも秘書官も、この農水事業、それから総理日程には関与していないと言えるんですね。
○西田昌司君 じゃ、田中代表からいろんなことで要請があったことはないですか。
○西田昌司君 総理に最後もう一度聞きますが、一連のずっと聞いていまして、疑惑がいろいろ出てきたんですけれども、この期に及んでまだやっぱり何の問題もないという認識ですか。
○西田昌司君 これは、この問題は引き続き集中審議要求します。
○西田昌司君 それでは次に、あしなが育英会問題についてお聞きします。  官房長官、あなたは大学卒業されてからこの交通遺児の育英活動、熱心にされてきたと。ところが、衆議院議員になられてから、その母体である財団法人交通遺児育英会について再三質問されて、まあ非難をされてきているんです...全文を見る
○西田昌司君 ちょっと、質問をされたのはそういうことじゃなかったと思います。要するに、天下りだという形でお金を何かたくさん取っているみたいに言われていたんですけれども、事実はそうじゃなかったと思いますし、今言われたように、その要するに補助金で運営しているんじゃなくて寄附金で運営で...全文を見る
○西田昌司君 この話、話すと長くなるのでやめます。  それで、要は何が言いたいかというと、今路線の話言われましたね。そこなんですよ。  事務方に聞きますが、要するに、財団法人がこの寄附行為に係っているその事業をしますね。ところが、今官房長官言われるように、違う形でやっていこう...全文を見る
○西田昌司君 今言われましたように、財団法人ができないんです。だから、官房長官がおっしゃっている話は、路線対立と言われているけれども、要は、法令どおりやろうとするとできないわけですよ。それを、できる方を応援するということをあなたはおっしゃったわけです、目的外に。おかしいんじゃない...全文を見る
○西田昌司君 それで、実際に、ここにありますように、ちょっと出してください、それ分かれて、財団とあしなが育英会という団体とに分かれたんですね。  それで、事務方に聞きますが、要するに、交通遺児育英会の財団の方の予算規模はどれぐらいか教えてください。
○西田昌司君 つまり、要するに、法人格がないから政府も何も分からないんですよ。  官房長官、御存じですか。
○西田昌司君 それで、ちょっとはしょりますが、実際に収入金額はこういう形になっているんです。財団法人と任意団体の方とで、できたのは遅いですけれども、もうそれを上回るだけの寄附を集められておられます。  しかし、なぜこれだけやっておられるのに財団に法人格を取られないんですか。
○西田昌司君 なぜしないのかと聞いている。
○西田昌司君 事務方に聞きますが、法人格を取ることのメリットを教えてください。
○西田昌司君 だから、法人を取らない理由が分からないんですよ。もう一度お聞きします。
○西田昌司君 国税に聞きますが、これ、寄附される方は、法人格がないと、公益法人じゃないと税金の控除できないんじゃないですか。ちょっとその辺を教えてください。
○西田昌司君 分かりましたかね。  要するに、寄附者は控除受けられないんですよ。ところが、任意団体のままでもこの団体は税金掛かりますか。
○西田昌司君 つまり、法人格がない場合でも、この団体自体は非課税、寄附される方は課税される。そして、法人格を持たないことによって自由にできる。もちろん、自由にできるからいいところもありますよ、素早く、いろんな様々な事業。しかし、これだけ大きな事業をやったら、やっぱり透明性と、そし...全文を見る
○西田昌司君 まさにここが問題のポイントなんですよ。つまり、自分たちの身内だけでお金を使うことも全部やって、外にも公表しない。これはやっぱり寄附の善意の私物化ですよ。  官房長官、これはやっぱりきっちり指導すべきじゃないですか。
○西田昌司君 全く分かっていないですね。その方々はほとんど育英会から奨学金もらった方々じゃないですか。何言っているんですか。
○西田昌司君 だから、今事務方の指摘を受けて問題意識を持っておられませんか。どうなんですか。
○西田昌司君 あなたも含めてこの奨学金を受けておられる方々は、この会長の玉井さんの親分子分関係だと自ら公言しているんですね。だから、そこはやっぱり慎むべきだと、このことは一つ指摘しておきます。  それから最後に、もう時間がないので尖閣の問題に行きます。  尖閣のこの海はどこの...全文を見る
○西田昌司君 事務方に聞きましょう。
○西田昌司君 そこの海での外国船の操業はどうなりますか。
○西田昌司君 私は、先日、往復十八時間掛けて石垣から行ってまいりました。そうすると、そこに中国船じゃなくて台湾漁船たくさん出ているんですよ。この取締りというのはかなり海保もやっていますが、今までのこの力だけでは足りない、もう少し強化すべきだと思うんですけれども、どのようにお考えで...全文を見る
○西田昌司君 総理、この政権として、やっぱり今の尖閣問題が出てきたらもう少し海保機能を強化すべきだと思いますが、どうですか。
○西田昌司君 総理、それで、ところがこういった時期に、あの丹羽大使の発言ですよ。私、これはあり得ないと思うんですよ。実効支配をするということは、領海また排他的経済水域内での操業権を守るということもそうなんですよ。そのときに、東京都知事がああいう提案があって、私もそれに賛同しながら...全文を見る
○西田昌司君 ちょっと待って、待って、待ってください。これで質問終わりますが、私が終わると言ってから終わってくださいよ。  要するに、私が言いたいのは、この問題は……
○西田昌司君 まだ時間マイナスになっていないんだから。
○西田昌司君 要するに、この問題は、政権が中国に対して誤ったメッセージを送ることになるんですよ。そのことをはっきり私、指摘しておきます。  そして、もうあなたには政権担当能力ない、直ちに退陣を要求して、終わります。(拍手)     ─────────────
06月19日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  私もAIJ問題について質問させていただきますが、先ほど佐藤委員からもあったんですが、我々もこの問題が出てきたときに本当に余りにも、政府側といいましょうか、対応が遅いんですね。そのことに非常に、何と言いましょうか、不思議な気持ちでい...全文を見る
○西田昌司君 そんなことは聞いてないですから。
○西田昌司君 ちょっと通告をしなかったので申し訳ないんですが、基本的なことなんで、これ通告する以前の問題なんでしなかったんですが、要するに問題意識、そのお金の使い方とかそういう話じゃないんです。  規制を緩和すればそこに有象無象が出てくる、リスクが出てくると。それに対してどうい...全文を見る
○西田昌司君 じゃ、協力しながらということであるそうなんですけれどもね。  そこで、じゃどういう協力だったのかということなんですが、今日、実は私は、この委員会に証券取引等監視委員会の委員長さんを実はお呼びしていたんです。残念ながら、今までそういうここの委員会で呼ばれた慣例がない...全文を見る
○西田昌司君 いや、だから、それじゃ答弁になっていないんですよ。  だから、検察の出身の方がいて一体どういうメリットがあったのかと聞いているんですよ。今回の事件なら、個別具体的には言えなくても、何かそういうことが我々に分かるように、国会同意人事だと言うけれども、次、同意するかど...全文を見る
○西田昌司君 それじゃ、もうちょっと聞きますが、要するに今のこの検査のシステムですよ、八条委員会になっている。それから、様々なこういう問題出てきたけれども、実際に調査する人員も少ないし、あると思うんですけれども、これはこのままでいいんですか。これはやっぱりこのシステムがおかしいと...全文を見る
○西田昌司君 皆さん方の答弁、いつも、それは誰が聞いても同じような答弁ですよ。具体的に聞いているんだから、このシステムというのはまず委員長が検察で、数が足りないという話も言っていますから、私は。だから、それを具体的に検討して答えてくれないと、どなたが質問しても誰でも通用するような...全文を見る
○西田昌司君 なかなか、いずれにしましても、現状がこれ分からないと我々も様々な制度の改変を始め、これできないんですよ。  ですから、委員長にお願いします。  今回はここに来ていただけませんでしたけれども、是非、証券取引等監視委員会の委員長に出席していただいて、この問題を我々委...全文を見る
○西田昌司君 それで、続きまして、日銀の白川総裁に質問させていただきます。  先ほどから申し上げてまいりましたように、要するに、私はこのAIJ事件だけではなくて、年金のこの元本割れというやつですね、結局代行割れというやつですね。この背景にあるのは、投資の失敗、運用の失敗という以...全文を見る
○西田昌司君 そこで、そういうふうに総裁おっしゃるんですけれども、なかなかそれがそう容易ではないわけですよね、実際問題。日銀がやるこの金融政策といいますと、金利の調整ですよね、政策金利の決定の仕方。これが今〇・一%ぐらいですか、〇から、そうなってきています。そうすると、もうほとん...全文を見る
○西田昌司君 まあ白川総裁、学者ですから言葉がなかなかこだわりがあるようで、事実上しかし我々はそういうように認識しているんです。  そこで、私はびっくりしましたのは、たしか先月、買いオペをされて国債を買い取りますということで銀行に出したら、これは応札ができなかったんですね。要す...全文を見る
○西田昌司君 つまり、これはいわゆる世間で言われている札割れで国債が暴落するというのは全く逆さまなんですよね。むしろ、国債が非常に国際的にも信用が高い、金融機関も国債を持っておる方が得だと。売って日銀の当座預金に置いておいても、本来ゼロ%ですが、今〇・一%政策金利付けておられます...全文を見る
○西田昌司君 ということは、全く国債が、今、逆に言うと市場から、これは幸か不幸か、本当に市場の方が日本の国債を要求しているわけなんですよ。だから、日銀が買い取るんじゃなくて、今こそ政府が市場に安全資産である国債を供給する。そのことによって政府の方にお金が入ってくる。そのお金を基に...全文を見る
○西田昌司君 今、欧州問題もちょっとおっしゃいましたんですが、しかし、欧州問題は、一応ギリシャがユーロを離脱はしないような形ですが、これしかし、白川総裁、ユーロをギリシャが離脱しようが残ろうが、そのまま残ろうが、いずれにしましてもユーロ危機はずっと続くんですよ。つまり、ユーロの中...全文を見る
○西田昌司君 今日は、本当は安住大臣と一緒にお話を聞かせていただきたかったんですが、残念ながら大臣はおられないので白川総裁だけに話になっているんですが。  もう時間もないので最後にちょっとお伺いしたいのは、要するに、ちょっと白川総裁もお話しになるんですけれども、要は日本の中で今...全文を見る
○西田昌司君 ですから、こういうことを考えますと、実は今、税と社会保障の一体改革あります、言われています。我々自民党は元々、この一兆円以上毎年毎年いわゆる社会保障費が増えていきますから、その分に、当然これはいわゆる所得移転になるものですから、これを当然税金で賄っていく、若しくは保...全文を見る
○西田昌司君 もう少し本音の話ができるように、また次回以降、白川総裁に、安住大臣と一緒に質問させていただきたいと思います。  終わります。
08月02日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司です。  今日は国交委員会に差し替えていただきまして、JALの再上場、また企業再生の問題についてお聞きいたします。  まず、JALの再生についてかいつまんで説明しておきますと、御存じのように、二〇一〇年の一月に更生開始決定がされました。そして、二...全文を見る
○西田昌司君 選んだ理由。
○西田昌司君 そもそも、安定株主とおっしゃっているんだけれども、要するに、この会社更生計画の中ではそんなこと誰も言っていないんですよ。元々は、要するにスポンサーを求めるというのが本来の趣旨なんですけれども、今回の場合には特に上場によって投下資本を回収するという形にされているんです...全文を見る
○西田昌司君 民間企業からやった理由を聞いているだけだから、簡潔にやってください。
○西田昌司君 もう少し簡潔にやってください。三十分しか時間がないんで。  私が質問で問題意識を持っているのは、まず、資本増強が課題となっていたとおっしゃいました。ところが、このJALの裁判所に出している日本航空の更生計画案を見ますと、資本増強しなければならない理由はイベントリス...全文を見る
○西田昌司君 いつにやったかと聞いている、それだけだ。債務超過が終わったのはいつかということですよ、質問は。
○西田昌司君 お聞きになったとおり、十二月には債務超過は解消している。もちろんこれは三千五百億出したからですね。ですから、形式的には三月の二十八日に会社更生法を離脱していますが、この二〇一一年の時点ではもう既に債務超過が解消されて、要するにお金を、追加出資を求めなければならない合...全文を見る
○西田昌司君 当たり前なんですよ。なぜならば、上場の利益は国民の利益ですから。国家が全部入らなきゃおかしいんですよ。特に、JALの場合はなぜ上場できたのか。それは国民負担があったからですよ。五千二百五十億の債権の棒引き、それから二千五百億近いこの資本金が消却されているわけですよ、...全文を見る
○西田昌司君 一般論をおっしゃいましたけれども、その一般論からいっても、主幹事企業が自分が株を持つことによってそれは利益相反になる可能性があるんじゃないんですか。もう一度そこを答えてくださいよ。法律で規制されているとかいう以前に利益相反の可能性があるじゃないですか。
○西田昌司君 利益相反を聞いているんだよ。
○西田昌司君 要するに、これは利益相反の可能性あるんですが、普通こういう厚かましいことしないんですよ、普通はしない。それを、要するに、これ国民の企業ですよ、国有企業なんですよ。民間企業がやっているならいざ知らず、国家が事実上持っている企業が、そして国民負担によって再上場しようとす...全文を見る
○西田昌司君 読まなくていいんですよ、そんなものは。あなた、大臣の、自分自身の感覚で答えなさいよ。
○西田昌司君 あなたの答えているのは、私が次に質問する答えを答えているだけで、今言っているのは上場に対するこの経過を言っているんですよ。要するに、ぬれ手にアワというのが上場についてあったのではおかしいだろうと言っているんですよ。安全性の話とか競争環境はこれから言う質問です。ちょっ...全文を見る
○西田昌司君 その振り込み期日はいつですか。
○西田昌司君 この十二月下旬というのも、先ほどありましたように、もう事実上、いわゆる破綻がしない、債務超過の状況が終わった段階なんですね。  そして、もう一つ言いましたら、要するに、ここでインセンティブとおっしゃいましたけれども、JALの従業員、今何人いるんですか。
○西田昌司君 三万人の従業員の方がおられる。一万人以上の方がリストラされましたが、残りの方、一生懸命今仕事しているんですね。そうすると、一番インセンティブを持たなきゃならないのはこの三万人ですよ。二十人でJALの再生はできないんです。  三万人が一人二十万円ずつぐらい出しますよ...全文を見る
○西田昌司君 そういう無責任な立場がJALの再生を、公共の足としての翼の再生ではなくて、単なる企業再生屋による企業再生事案におとしめてしまったんですよ。あなたの責任は、元々はこれやったのは前原大臣ですよ、しかし、その後、今は所管大臣なんですから、もっと真剣に考えてくれないと困りま...全文を見る
○西田昌司君 そして、今現在、この二〇一二年の三月末現在の有利子負債残高は幾らですか。
○西田昌司君 そして、もう片っ方のANA、全日空の今の、この二〇一二年の三月末の有利子負債残高は幾らですか。
○西田昌司君 そして、JALの当期の利益と、そして全日空の利益、幾らか言ってください。
○西田昌司君 当期利益で。
○西田昌司君 今お聞きのように、有利子負債残高でいいますと、もう今二千億円台になって、もう既に事実上、今、無借金状態なんですよ、これは今の時期になっていますと。そして、ANAの方は九千億円を超える、一兆円弱の借金を持っています。そして、今言いましたように、この当期利益も十倍近い差...全文を見る
○西田昌司君 損金の額教えてくれたらいいんですよ。
○西田昌司君 一兆二千億円の税務上の損金がある。これ、どういう意味かといいますと、要するに今大体二千億円ずつ利益出ますね。これがずっと一兆円の利益が出るまでの間、一円の税金もJALは払う必要がないということです。これはどういうことを意味するかといいますと、ここ数年の間にこの調子で...全文を見る
○西田昌司君 ちょっと待って。まず、答弁するならまともに答えてくださいよ。
○西田昌司君 だから、これが公平だと思うかと聞いているんじゃないですか。そんな役人が書いた答弁書を読んでどうするんですか。あなたは政治家なんだから。  今言ったでしょう。今現在も、片っ方、国民負担によって無借金になっているんですよ、事実上JALは。そして、片っ方、真面目にやって...全文を見る
○西田昌司君 何でないんですか。
○西田昌司君 じゃ、もう一遍言ってください。筋だから、このことについては政府内で協議するとはっきり言ってくださいよ。問題意識を持っているなら、そう言いなさいよ。当たり前じゃないか。
○西田昌司君 これで持たなければどうかしてますよ。  そして、これは一番駄目なのは、要するに内閣府なんですよ。この企業再生支援機構を主管している内閣府の問題なんです。私が一番問題にしたのは、元々、この企業再生支援機構法、これを何で作ったのかと。  これは、要するに、元々中堅企...全文を見る
○西田昌司君 何を言っているんですか、あなたは。  これだけ事実を見て、何が過剰支援となっていないんですか。何で潰れた会社が無借金になって、数年後には一兆円の現金資産が手に入ることができるんですか。それが過剰でないとは何を言っているんだ、あなたは。何を言っているんですか、あなた...全文を見る
○西田昌司君 要するに、この期に及んでまだそんな寝言を言っているのでは駄目ですよ。不公正、不正義が民主党政権の下で、そして唯一のあなた方のこれは成功事例だと宣伝しているんだけれども、とんでもないことをやっているんですよ。  これをやめないと本当に後々大きな禍根を残す、そのことを...全文を見る