西田昌司

にしだしょうじ

選挙区(京都府)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

西田昌司の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  今日は、この財政法についてまずお尋ねしたいんです。特例公債法というのは、財政法でそもそも赤字国債が禁止されていますので、その特例というのでやっているわけですけれども、この財政法により赤字国債の発行が禁じられたその理由は一体いかなる理由...全文を見る
○西田昌司君 ということは、要するに、財政を、赤字国債をむやみに出すと財政が破綻すると、規律がなくなって破綻すると、そういうことですね。破綻するってどういう意味なんですか。
○西田昌司君 この当たり前のように考えられているそこがそもそも一番問題でしてね。今、二十二年とおっしゃいました、昭和。この昭和二十二年というのは一体どういう時代なのか。  要するに、これ、戦争に負けて日本に主権がない、同じ時期に憲法も作られました、財政法も作られた。財政法が作ら...全文を見る
○西田昌司君 麻生大臣の言い方では、インフレ、当然デフレとインフレだったら、インフレの方が経済まともなんですから、全く問題ないわけで、いわゆるハイパーインフレになったのは、戦時経済でなったわけじゃないということは麻生大臣も半ば認められた答弁だと私は思います。  そこで、そもそも...全文を見る
○西田昌司君 財務省が言うように、要するに有名無実化しているんですよ、財政法、実は。そして、どんどんどんどん積み上がって一千兆円を超える国債残高になっていますが、あなたが一番初め、冒頭言ったような、財政の基盤が損なわれて何かおかしいことになっているんですか。  要するに、この財...全文を見る
○西田昌司君 麻生大臣から正直な答えをいただいて、大変ありがとうございます。  じゃ、そもそも、この金利がゼロ、マイナス、何でなっているのか。じゃ、黒田総裁、説明してください。
○西田昌司君 今、黒田総裁おっしゃいましたように、日銀がイールドカーブコントロールをやって、人為的にこのゼロ金利又は若しくはマイナス含め抑えているということですよ。で、それを抑え過ぎたから、今度はちょっと長期については〇・二五の幅を持ってちょっと市場の動向も見てみようかと、こうい...全文を見る
○西田昌司君 最後、そういう財務省が言っている公式答弁に戻るんですよね。  しかし、そうおっしゃったんで、それぞれ私がちょっと指摘したいんですが、そもそもですね、総理、総理というか大臣、日本がきっちりやっているなんておっしゃっているけれども、慢性的に、慢性的な赤字国債を出してい...全文を見る
○西田昌司君 まあ黒田総裁が謙虚におっしゃいましたけれども、間違いなく日銀のイールドカーブコントロールによって低く金利は抑えられているんですよ。そして、イエレン財務長官は、アメリカも随分これ金利を安くしました。イールドカーブコントロールはしていないけれども、金利は、短期金利、非常...全文を見る
○西田昌司君 私はそう言っているんですよ。言っているんですが、なかなか、党内含めなかなかそれが多数にならないのは、財務省が今まで禁じてきたルールにもう真正面からそうだと思い込んでいるんですね。おばかさんです、はっきり言いまして。だからもう、これはもう麻生大臣自身がおっしゃっている...全文を見る
○西田昌司君 まあ、麻生大臣の今おっしゃったことは一般論ですね。一般論としては貸したものは返す、これは当然の話で、それを返さなくていいからどんどん借りてくださいと、それは言えない、当然です。  ただ、私が申し上げたいのは、要するに、今コロナ禍の中においてのこの緊急融資、それは何...全文を見る
○西田昌司君 まあ財務大臣としてはそういうことでしょうけど、今、劣後ローンおっしゃいましたけれども、劣後ローンもいい制度ですよ。二十年劣後させていくと。しかし、この劣後ローンが劣後ローンとして機能するのは、二%のインフレ率があって初めて機能するんですよ。つまり、二十年二%のインフ...全文を見る
04月07日第204回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  先週、たしか麻生財務大臣に財金委員会でも質問させていただきましたが、引き続きまして今日もまた質問させていただきます。環境大臣には後ほどまたさせていただきますので、しばらく議論にお付き合いください。  それで、アメリカの方でござい...全文を見る
○西田昌司君 まあ大体こういう答弁から始まってくるんですよね。幾ら使ったかというのが問題じゃないんですね。成果がどうだったかという話なんですよ。  元々、日本は、このコロナショックが始まる前からいわゆる消費税を値上げしましたね。この八%から一〇%、私は与党ではありますが、絶対上...全文を見る
○西田昌司君 まだそこまで聞いていないんですけれどもね。常に財政は見ておかなきゃならない、返せなくなったらどうするんだと、返す努力をしていますから信用してもらっているんだと、結論を先に言われるんですが、そういうことじゃないんですよ、私が言っているのは。  そうじゃなくて、インフ...全文を見る
○西田昌司君 どうもなかなかかみ合っていないんですね、話がね。そんな話はしていなかったんですが。  それで、結局何でこういう話になるかというと、今財務大臣はおっしゃっていないけど、要するに、今は金利が安いからいいけれども、金利が一%でも上がったら利払い費が物すごく増えちゃうと、...全文を見る
○西田昌司君 総裁、慎重におっしゃっているんですが、今何言われたかよく分からないと思っておられる方が多いんですが、要するに、一%金利が上がるといっても、直ちに国債の金利が上がるんではなくて、徐々に決算上上がってくることになるから、日銀の、ということはどういうことかというと、要する...全文を見る
○西田昌司君 まあ、そういうことで、長い間、黒田バズーカされているんですがね。  私は、黒田総裁の金融緩和、異次元の緩和、これはこれで私はある種意味があったと思っています。問題は、せっかく、そうしていたら、本当はその資金需要が増えてどんどん出してくれるということですよ。ところが...全文を見る
○西田昌司君 まあ黒田総裁も元々財務官ですからね、なかなか古巣をやゆすることは当然できないわけでありますが、お顔を見れば何が言いたいかということは分かります。よく分かります。  それで、もう一つ大事なポイントは、金利が今低いことが、低いことがある種いいことのように思われてきた。...全文を見る
○西田昌司君 まあ、財務省に別に答えてもらわなくても誰でも分かる話なんですね。当然なんです、金利が増えればね。  こういうことで、要するに、私は、このインフレ懸念をしなきゃならないのは国債発行額じゃなくて供給力、それからもっと言ったら資源問題ですよ、資源。限りある資源で、例えば...全文を見る
○西田昌司君 それで、小泉大臣、お待たせしました。  小泉大臣に今日来ていただいたのは、いわゆるEVなんですね。環境のこの一つの柱として環境政策のEV、これを日本でも全てEV化するんだということを総理もお話しになっていますけれどもね。  私は、これは先ほど言いましたように、単...全文を見る
○西田昌司君 私も全くそう思います。大臣と同じ、同意しているんですがね。  その場合、一番問題になるのは、結局、じゃ、EV化していこうということでいいんですが、どこからその電力は供給を受けるのかという話なんですね。  もちろん、これ、テスラなんかはEVメーカーだと思われていま...全文を見る
○西田昌司君 今お話聞いていただいたように、健康被害なかったし、これからも起こらないと、こういうことなんですよ。国連科学委員会自身がそういうレポート出しているわけなんですね。  ですから、事実として、大きな事故であったことは間違いないんだけれども、そういう被害はなかったんですよ...全文を見る
○西田昌司君 そのサプライチェーンももちろんですけれども、是非、この原子力発電問題、この本質のところも是非環境省としてもコミットしていただくように、これは私から要望していきたいと思います。  私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月13日第204回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。  まず、麻生大臣、ちょっとおわび申し上げます。  今回、私、日銀報告に対する質問と勘違いしまして、黒田総裁ばかりに質問通告をしておりまして麻生大臣にはしていなかったんですけれども、ちょっと通告がないですけれども……(発言する者あり)は...全文を見る
○西田昌司君 今、事実関係、これから明らかになってきたらそういう犯罪行為につながることにもなりかねないので、重大な関心を持ってそれぞれ注視をしていただきたいと要望しておきます。  それと、そういう証券取引上の問題だけじゃなくて、そもそも東芝というのは原子力事業を行う国益に直結す...全文を見る
○西田昌司君 これから事実関係が明らかになるでしょうけれども、私自身、東芝の方からのいろんな情報も得て今述べているわけでありますので、しっかりここは調査していただきたいと思います。  黒田総裁、今日は来ていただきましてありがとうございます。本題に入ります前に、今も熱心に聞いてい...全文を見る
○西田昌司君 まあそういうことだと思いますが、重大な関心を持ってやっぱり見ていただきたいということであります。  それで、本題に入ります。  まず、日銀の黒田総裁にお伺いしますが、異次元金融緩和ということで二%の物価上昇を達成させると、これはもう短期間にやるということをそもそ...全文を見る
○西田昌司君 日銀としては、要するに金融緩和をしてお金を借りやすい、そういう環境を精いっぱいつくってこられたと。しかし、なかなかその効果が上がってこないということなんですね。  しかし、黒田総裁がされたことは私はそれなりの評価はもちろんしているんですけれども、実際問題、お金を借...全文を見る
○西田昌司君 黒田総裁も率直におっしゃっていただいたように、要するに、元々金融というのは需要を生み出すものじゃありませんから、引き締めさすことはできると。だから、逆に今おっしゃったことを言うと、要するに、私は前から言っているのは、財政出動がそもそも需要をつくり出すんですから、どん...全文を見る
○西田昌司君 今そういうふうに麻生大臣はお述べになったんですが、そこで、ちょっと黒田総裁にお伺いしますが、そもそも異次元の金融緩和というのは、政府側と日銀側が物価目標二%達成させるんだということで政策協定をされたわけですね。その政策協定というのは、日銀はとにかく異次元の緩和をする...全文を見る
○西田昌司君 まあ麻生大臣の前でなかなか足りませんでしたとは言えないでしょうけれども、しかし、日銀はそれでやっておられるのは事実です。そこは評価したいんですが、しかし、これはやっぱり副作用があるわけですよね。  昨今の金融、地銀の再編話なんかはまさにその典型で、麻生大臣は、リー...全文を見る
○西田昌司君 為替はいろんな理由がありますけれども、一般的に、経済が良くなると金利も上がるし、そしてアメリカの方もドル高ということになってくる可能性がありますよね。日本の場合は円高よりも円安の方がいいみたいに言っている人が多いんですが、だから、逆に日銀が金融緩和をやめて金利が付く...全文を見る
○西田昌司君 ありがとうございました。  もう時間がなくなってきましたので。  今、要するに、今の時点では金融緩和はまだそのまま続けるということですからね。ということは、これはもう何度も、釈迦に説法ですけれども、よく国債残高が増えると利払い費が増えて破産するんだというんですけ...全文を見る
○西田昌司君 時間になりましたので終わりますが、ようやくちょっと話が合いかけてきたかなと思ったときに時間になったので、また次回させていただきます。  ありがとうございました。
04月28日第204回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  私は、憲法審査会、何度か発言させていただいておりましたけれども、三年数か月ぶりにまた開かせていただいて、発言の機会を与えていただいて、大変有り難く思っております。  私が申し上げたいのは、まず、憲法、護憲、改憲、いろんな意見あり...全文を見る
05月12日第204回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  質問に入らせていただく前に、会派を代表いたしまして、今般の公職選挙法改正案、三十年と二十七年、我が派が提出した改正案に誤りがあったと、それを改めるための今回委員会を開催していただいたわけでございます。各会派の理事の皆さん方、また各...全文を見る
○西田昌司君 今、法制局長から過ちの概略を説明していただきました。  過ちて改めざる、これを過ちというという言葉がありますように、人間、過ちというのは、あってはならないんですけれども、あるものであります。したがいまして、その過ちがあればそれを改めると、これが一番大事なことなんで...全文を見る
○西田昌司君 あのね、山岸さん、あなたメモしている場合じゃないんです。あなたを呼んだのはね、その一番の現場の、一番の最初の取っかかりの責任者ですよ。メモを書いている場合じゃなくて、要するにこれは、ちゃんと私の目を見て、事の重大さを感じ取っていただかなければならないんですよ。  ...全文を見る
05月17日第204回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。  今日は、まず、東芝問題についてお聞きします。  実は、せんだって、先月の決算委員会で、財金の審査のときも質問したんですが、その当時は、東芝のCVCという、車谷社長の前に勤めておられた会社から提案があって、東芝、上場か再上場したと...全文を見る
○西田昌司君 まあ一応そういうことだろうと思います。思いますが、私はそもそも論としてちょっと議論していきたいんですがね。  まず、この東芝の外資割合なんですけど、これ外為法が改正されて、いろいろ基準がありますけれども、今自身も、結局そのアクティビストを始め外資が持っているわけで...全文を見る
○西田昌司君 六二・六ですか。そうすると、もう半数どころか大半が外国人株主のものになっているんですけれども。  これで、別にそのそれぞれの中身が多分あるんだと思うんですけれども、中身、この外資規制の対象になるのは、それぞれ個別の株主が持ってどうだということになると思うんですけれ...全文を見る
○西田昌司君 一〇%で、令和二年の六月以降は一%とおっしゃったわけですね。それで、かなり厳しくなってきたわけですよね。だから、保有目的が何なのかということが聞かれると思うんですがね。  私が一番気になっているのは、いわゆるこの東芝というのは、防衛産業もありますし、もちろん原子力...全文を見る
○西田昌司君 それで、事前に審査はされるということなんですが、いずれにしましても、六二%という、ちょっと私もびっくりしましたけれども、非常に高い外国人保有割合ですよね。そして、その企業が先ほど言いました国益に直結することになっているんです。  しかも、今、原子力問題もそうですけ...全文を見る
○西田昌司君 今おっしゃったように、その辺をしっかり注視して、外資に翻弄されたりしないように、国益を守るという観点でしっかり監視をしていただきたいと思います。  それで、この後、実は東芝がこういう経営危機になった一番の原因がやっぱりあの福島第一原発所のあの事故ですね。その結果と...全文を見る
○西田昌司君 二十ミリシーベルトとおっしゃっているんだけど、私の記憶するところでは、元々そうであったのを年間一ミリシーベルト以下ということにして避難をさせられたというふうに聞いているんですが、一ミリシーベルトという基準は今ないんですか。
○西田昌司君 じゃ、今現在、まだ二十ミリシーベルト以下になっていないということですか。
○西田昌司君 いや、それを聞いていない。だから、二十ミリシーベルト以下かどうかということを聞いているんです。そこを答えてください。
○西田昌司君 まず大事なことは、二十ミリシーベルト、それから長期的には一ミリシーベルトという話を答弁していますが、そもそも国連科学委員会なんかが言っているのは百ミリシーベルトなんですよ。要するに、年間百ミリシーベルトよりも下の値では、がんとかいろんな病気になるというリスクは、ほか...全文を見る
○西田昌司君 高い地域がたくさんあって、そしてその地域は逆に言うと平均寿命等高いと。もっと言えば、日本でも温泉療養というのがありますけれども、こういうところで入っていくと、線量率多少高くても体にいいんじゃないかという、ホルミシス効果といいますけれども、結構低線量率で放射線を浴びて...全文を見る
○西田昌司君 今述べられたようなことなんですがね。私は、先ほどからこの放射線の健康被害について国連科学委員会のこの百ミリシーベルトという数字を挙げていますけれども、もう片っ方、二十ミリシーベルト、いや、もっと、そもそも放射線量は少なければ少ないほどいいんだという、そういうことを言...全文を見る
○西田昌司君 今言われているのは、国の方がその医療費を無償で持っているんだけど、不公平じゃないかというので見直しすることも考えているというけど、それはちょっと方向が違うんですよ。そんなことをやるとますます帰れない。  だから、別に国が持たなくていいんですよ、先ほど言ったようにね...全文を見る