藤田幸久

ふじたゆきひさ



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藤田幸久の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○藤田(幸)委員 まず、防衛庁長官にお伺いしたいと思いますが、平成九年度予算の中に四百トン級の特務艇というものが計上されておりますけれども、これはいろいろ報道なんかもされておりますけれども、既に今まであるいわば接待を目的としたような迎賓艇といいますか、今までも、東京オリンピック時...全文を見る
○藤田(幸)委員 就職活動にこれだけ豪華なものが要るのかなという気もしますし、信頼醸成ということであるならば、実際に防衛庁なり自衛隊のもうちょっと具体的なものを見せた方がはるかにわかるのではないかな。最近の劣化ウランのこともございますけれども、そういう気がいたします。  それか...全文を見る
○藤田(幸)委員 米海軍の話はほかの議員の方に伺ったことでございますが、防衛庁長官にお伺いしたいのですが、財政再建元年といいますか、とにかく歳出を削減するということが橋本総理初め現内閣の課題だろうと思いますし、どうも今の説明を聞きましても、非常に経費がかかる折にこういう二十六億円...全文を見る
○藤田(幸)委員 現在あるものが半分くらいは国内向けに使っておったという話もございましたが、これは時間がありませんのでこのくらいにさせていただきまして、地雷の話に移りたいと思います。  地雷の件は、昨年の外務委員会でも外務大臣にお聞きしたわけですけれども、いよいよ三月六日、七日...全文を見る
○藤田(幸)委員 教育訓練と言いますけれども、実際に二十億円計上されているわけで、対人地雷は七億円でございますけれども。それから、既に百万個以上日本にあると言われているわけですけれども、使用しないといいましても、昨年の十二月に国連総会で、日本を含む八十八カ国が提唱して締結した決議...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、その地雷の探知とか除去技術の開発に世界各国――橋本総理がリヨン・サミットで提唱して、わざわざ日本でその会議をする。そして、それぞれ陸地続きの国が多い中にあって、それでも地雷というものを持っているものは破壊をし、そして生産をしないでという動きの中で、日本だけが...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間がなくなりましたので、外務大臣に一言。  三月六日、七日の地雷会議のホスト役を務められるわけですが、今日本の自衛隊といいますか、防衛庁がそういう状況でございまして、もちろんリハビリとかそういうことを中心に会議はおやりになるようですけれども、ほかの国の地雷に...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
02月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○藤田(幸)委員 外務大臣にまず御質問いたしますけれども、先ほど冒頭で、鈴木宗男議員の質問の中にもございましたけれども、外交実施体制の強化ということで、増員の要請も今回の予算に出ておりますが、ペルーのああいう事件等、あるいは今の北朝鮮の、あるいは最近の亡命事件を見ましても、やはり...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  これは、議員の方の立場から自主的に、例えば公務、党務等々を別にいたしまして、プライベートな性格のものとか、あるいは特に外務省の在外公館の方々のお忙しい手を煩わせずに済むようなことにつきましては議員の方で、特に外務委員会の方などが理解を...全文を見る
○藤田(幸)委員 そういう女性問題について知見のある国連ということでございますけれども、もしその知見のある国連というものを当時想定をして――当時確かに、平成八年度の積算内訳を見ますと、平成八年度は、補正も含めまして国連女性関係拠出金というふうになっておるわけです。その国連女性関係...全文を見る
○藤田(幸)委員 ただ、平成八年度の段階、あるいはその補正というのはごく最近のことでございますから、その段階で、アジア女性基金に渡るお金であったということは既にはっきりしておったのではないでしょうか。
○藤田(幸)委員 ただ、女性基金は既に昨年度の本予算が出てくる前から存在しておったのではないでしょうか。
○藤田(幸)委員 仮にそうであるにしましても、本年度の予算、また改めて申しますが、経済協力に係る国際分担金等の支払いに必要な経費となっておるのですが、その中にそのアジア女性基金、なぜこういう経済協力に係る国際分担金等に入るのでしょうか。
○藤田(幸)委員 これで余り時間をとりたくありませんので先に進みますけれども、結局、今回アジア基金の方で問題になっておりますが、いわゆる医療・福祉事業、これは国の予算からお金を出しているわけですが、せっかく国の予算で計上し拠出をしていながら、伝わる段になりますと国が消えてしまって...全文を見る
○藤田(幸)委員 政府が努力をされておられるということはわかるのですが、ただ政府の努力が渡す直前でどこかで消えてしまっているということが非常に残念である、それを越えられることができないかということを先ほどから申しておるわけで、それが外務省を初め、総理府、その他の皆さんの努力を生か...全文を見る
○藤田(幸)委員 外務大臣にお聞きしたいのですけれども、この慰安婦問題にかかわらず、最近出てきた、あるいは今も残っている戦争から波及をした問題、あるいは傷を背負っておられる方々の問題に関しましては、これは私は、いわゆる政府と政府との間の関係の問題ということよりも、もっと広い国全体...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。質問を終わらせていただきます。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○藤田(幸)分科員 外務大臣に御質問いたします。たまたま香港の友人から借りました新聞でございますが、昨年八月二十九日に、外務大臣が香港に行かれましたときに香港政庁に行かれまして、当時、軍票等の戦後処理に関して、香港の国会議員に当たる方々数名が大臣に面会を求められて、いろいろな事情...全文を見る
○藤田(幸)分科員 そうしますと、よく言われていることですけれども、昭和二十年の九月におきますいわゆるGHQによるところの覚書あるいはその後の大蔵省の声明によるところの、その軍票というのは無効・無価値だということがこれまでのいろいろなこの問題に関する根拠となっておるわけですが、今...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ということは、昭和二十年の十月十一日に軍票を持っていったということが確認がとれれば、今後も軍票を持っていった方々に関してはその換金が可能であるということでしょうか。
○藤田(幸)分科員 軍票を持っていっておれば、その軍票でそれを郵便局の方で受け入れたということが確認されればよろしいということになるんじゃないでしょうか。
○藤田(幸)分科員 これは当時の、昭和二十年で一万円ということは大変な額のお金でございますから、当時の郵便局に慰安婦の方、しかもシンガポールに住んでいない方が一万円という当時の大変な額のお金を、リュックサックかなんか知りませんけれども、郵便局に実際に持っていったということは、常識...全文を見る
○藤田(幸)分科員 郵政省の方にお伺いいたしますが、大分前の話ですけれども、実際に当時シンガポールにおきまして窓口にいらっしゃった方が、一万円という現金、いろいろな話がございまして、当時に比べれば二百倍とかいう価値があるという話もあるわけですけれども、実際に郵便局の方が、その場で...全文を見る
○藤田(幸)分科員 時間がありませんから、その事実関係は後で調べるということをまたさらに行ってまいりたいと思います。  よくその根拠になりますところの連合軍最高司令官の昭和二十年九月六日付の「法貨ニ関スル覚書」というものがございます。これをもって軍票は無効・無価値というふうに、...全文を見る
○藤田(幸)分科員 その判決は五十七年でございますから、ということは、きょう事例として挙げました昭和二十年の十月十一日の段階で判決前でございますし、ましてこの覚書自身が、先ほど申しましたように日本本土及びその近辺の水域ということになっていますから、十月十一日の段階では判決の以前で...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ただ、その九月十六日の声明の根拠が、今までいろいろな判例なんかでもあるようですけれども、この十日前の九月六日の連合国最高司令官の覚書になっておりまして、その覚書の対象地域が先ほどから申し上げております付近水域までとなっておりますので、十月十一日の段階でシンガポ...全文を見る
○藤田(幸)分科員 では、二つ確認をさせていただきたいと思いますが、後の五十七年の判決いかんにかかわらず、ここで昭和二十年の九月六日にGHQが言っておりますところの「本州、北海道、四国、九州及ビ附近水域」というところに台湾、香港、シンガポールが入るか入らないかについての判断をお願...全文を見る
○藤田(幸)分科員 いや、質問は無効・無価値かどうかということを聞いているのではなく、この覚書の四島及び付近水域という地理的な記述が香港、台湾あるいはシンガポールを含むかどうかということを伺っておるのですが。
○藤田(幸)分科員 いや、判決について聞いているのではなく、このいわゆる連合国最高司令官の覚書で言っているところの記述が、それらの地域が対象として含まれるかどうか。
○藤田(幸)分科員 ちょっと満足したお答えではございませんけれども、時間の関係でもう一つ、先ほどの確認になりますが、昭和二十年十月十一日にシンガポールの郵便局に行かれたお二人の方が、実際にリュックサックで現金を持っていっておらないわけだろうと思いますので、軍票を持っていったという...全文を見る
○藤田(幸)分科員 では、また引き続きこの事実関係につきまして調べてみたいと思いますので、また、きょうの御答弁に沿った形での努力というもの、先ほど申しましたように、私自身、別に揚げ足取りをするつもりで申し上げているのではなく、香港の返還の前に、やはり香港の方々にとっては恐らく返還...全文を見る
○藤田(幸)分科員 報道されたことに対して抗議を出されたということなわけですが、何名かの名前が、杉山さんとか森本さんとか出ているようですが、もしこの否定をされているということでありますならば、そしていわゆる報償費というものがほかの会計検査院の該当する対象のものと違う性質のものであ...全文を見る
○藤田(幸)分科員 たまたま行政監視院法案といったものも民主党で提出をしておるわけですけれども、報償費の中身そのものについてはなかなか、そういう性格があるにしても、いわゆる行政が行政を監視ということよりも、ちょっと違った立場で行政について監視をする。それから、ODAが聖域でないと...全文を見る
○藤田(幸)分科員 あと二、三分しかないので、きょうは外務大臣にお答えを全然いただいていないので一言。  今、レバノンに平林外政審議室長を派遣されておりますが、私も数年前に、日本人がほとんど行っていないときにレバノンに参りまして、空港にシリアのアサド大統領の肖像画がかかっておる...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ありがとうございました。
03月25日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  主に小川参考人、それから部分的に岡崎大使にもお答えをいただきたいと思います。  先ほどの上原康助議員の最初の質問の中で、海兵隊の地上部隊のグアム等への即応後方部隊配備という質問がございましたけれども、これは先ほどの二人のお答えから考...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  南極条約と郵便連合憲章については既に重複した質問もございましたので、ちょっと別の観点からお伺いしたいと思いますが、まず、私自身、カンボジア和平に民間の立場でかかわってきた立場から、カンボジアの最近の状況について御質問申し上げたいと思い...全文を見る
○藤田(幸)委員 カンボジアの和平は日本が大変尽力をしたわけですが、UNTACがかかわった和平で、やはり積み残しがいくつかあったと思います。その最大は、ポル・ポト派の武装解除ができなかったということ、それから二つ目は、かつてのプノンペン政権と言われておりました、軍あるいは警察に対...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  その捜査面での対応が一つでございますが、もう一つ、このカンボジアの数年間のテロ事件に関しまして感じますことは、指導者におけるところの言葉の暴力とでもいいますか、つまりテロそのものも非常にゆゆしきことでございますが、そのテロをめぐる言葉...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  確かに予告、予兆と実行犯の裏づけを特定するというのは、外国でのことでございますから非常に難しいと思いますが、ただ、これだけ続いてまいりますと、例えば過去に起きたことについての少なくとも状況証拠といいますか、恐らくこういった可能性があっ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。  それでは、時間の関係で、ちょっと別の課題に移りたいと思います。  きょうの中心になっております二つの条約にも若干関係をするわけですが、その二つの条約以上に関係のあることが、最近のペルーの人質事件との関連でございます。  今から申...全文を見る
○藤田(幸)委員 内容をさらに吟味ということは、二十年間吟味はされてこられなかったのかということにもなりますが、いかがでしょうか。
○藤田(幸)委員 四九年の四つの条約には加入をしておるわけですが、であるならば、その四九年の条約とそれから七七年の議定書の違いはどういう点でございますか。
○藤田(幸)委員 であるならば、例えば、ちょっと先ほどの話にも出ましたけれども、PKOで日本の自衛隊の方がカンボジアに出たというケース、あるいは最近もPKOで外国に出ていらっしゃるわけです。  最近のお話でございますが、国連の平和維持軍にこのジュネーブ条約を適用することについて...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、語尾が余りに小さいのでよく聞き取れなかったのですが、文民と戦闘員の識別がはっきりしていないという言い方かと思ったのですが、国連のPKOなどに日本の方がどんどん出ていかれる可能性も出てきたし、それからこの百日間のペルー事件その他、それからハイジャック等も含めま...全文を見る
○藤田(幸)委員 追加議定書に関して二十年間やってこられて、引き続きとおっしゃっておられるのですが、大体いつごろまで、あるいはどういったプロセスで、つまり、今たまたまペルーの件は早く解決してほしいと願っておりますけれども、残念でございますが、またいろいろな可能性がある中で、ことし...全文を見る
○藤田(幸)委員 できるだけ早くお願いをしたいと思います。それが恐らくいろいろな意味で日本の国益にかなう議定書ではないかと思っておりますので、次回またどなたかの委員が御質問をされる際に、さらに検討中というふうな答弁にならないようなことをぜひお願い申し上げたいと思います。  それ...全文を見る
○藤田(幸)委員 その辺の内容をお伺いしたかったのですが、これに関しまして科学調査が例外つけになっておるのですが、科学調査といわゆるコマーシャルなといいますか、目的で鉱物資源活動をする、その区別というものがどんな基準にあるのか。科学調査というのが英語でどうなっておるかちょっと見て...全文を見る
○藤田(幸)委員 前の質問に対する説明、ありがとうございました。  今の科学的調査ということについて、科学的という言葉の形容詞の定義づけをお聞きしたいと思います。
○藤田(幸)委員 つまり、科学的という内容についてそれぞれの国が主観的に、ある意味では科学的という定義づけといいますか、イメージを持って科学的というふうに解釈をしてしまって、ある国が科学的と思う事柄と別の国が科学的と思う事柄とが異なることがあり得るというふうに承ったのですが、その...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、そういった場を通して、締約国間同士でそういった共通の認識といいますか、科学的という内容についてできるだけ早目に共通の認識に至って、予防外交的なといいますか、あらかじめそういった内容について、解釈が分かれて対立の種にならないように努力をしていただきたいと...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
04月16日第140回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○藤田(幸)委員 ありがとうございます。条約の承認案件に移ります前に、ミャンマーのことについてお伺いをしたいと思います。  四月六日でございますが、ミャンマーの軍事政権SLORCの高官の一人でありますところのティン・ウ第二書記の自宅に日本から送られたという小包が届いて、それが爆...全文を見る
○藤田(幸)委員 その捜査協力に関しまして、ちょっと郵政省の方に聞きましたらば、まだ警察庁の方からは正式な捜査協力を受けていないと。日本政府としてまだ正式な捜査協力を受けていないということでございますでしょうか。
○藤田(幸)委員 新聞報道等によりますと、日本の五つぐらいのいわゆる反政府系の組織に対する疑いの目も向けられたけれども、それに対して否定をしておるような報道がございますが、この在日の反ビルマ勢力といいますかグループの動向について、日本政府の方でどういう把握をされておられるか、ある...全文を見る
○藤田(幸)委員 引き続き、そういった事実の解明に関しまして努力を続けていただきたいと思います。  ミャンマーの関係で触れましたので、ちょっと角度を変えまして、日本の外国政府に対する承 認方式についてちょっとお伺いしたいと思います。  と申しますのは、日本はいまだに政府承認...全文を見る
○藤田(幸)委員 今のお話ですけれども、新しい国に関してはすべて国家承認であって、新しい国じゃなくて憲法以外の手段で政権がかわった、例えばクーデター等々、あるいは転覆が起こったりとかそういう場合には政府承認というふうに、そういうふうに画一的に原則が確立しているんでしょうか。
○藤田(幸)委員 例えば、政府承認について実効支配それから統治能力というようなことをおっしゃいましたけれども、ぱっと思い浮かべますのは、このミャンマーのSLORCの場合ですけれども、一九八九年の二月にたしか承認をされておられるわけですが、その一年後の選挙でそのSLORCではないN...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、先ほど、条件が整っておった場合に実際に最終的に承認をするかどうかというのは、承認をする日本側の一方的判断であるということをおっしゃいましたが、それと今の御答弁をあわせて考えますと、こちらが法的に承認できるという条件が整っておれば、相手方の政府がいわ...全文を見る
○藤田(幸)委員 その八九年の二月の段階では、欧米の国でかなりの国が承認をされておった。政府承認を……(池田国務大臣「承認じゃない、関係を持っていた。接触していた」と呼ぶ)ですから、きょうは承認のお話をしておりますものですから……(池田国務大臣「いや、承認というあれはないけれども...全文を見る
○藤田(幸)委員 それはそれ以上申し上げませんが、カンボジアの場合には、ポル・ポト派を承認しておりましたときには、実際に承認をしておった、あるいは関係を持っておったという国の関係からいうと随分違っておると思いますし、実際に承認をしておった国というものは非常に少なかったということを...全文を見る
○藤田(幸)委員 といいますことは、例えば、たまたまきょうはカンボジアとミャンマーのことを申し上げておるわけですが、日本政府におかれましても、政府承認をせずにもろもろの関係を継続し得る可能性が、例えばポル・ポト派の政府の時代、七八年でございますが、あるいは八九年のミャンマーの二つ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、このことばかりに時間がかかってしまいましたが、いわゆる政府承認をとらずに関係を築く動きというものも可能であるということでしょうか。
○藤田(幸)委員 ということは、新しい世界情勢の中で、そういった方式を日本政府も検討するという可能性あるいはお考えがないのかどうかということをお伺いしたいと思います。
○藤田(幸)委員 時間がありませんので、条約、承認の案件の方に移りたいと思います。  海上人命安全の条約の議定書と満載喫水線の条約の議定書の関係でございますけれども、この二つの条約に関して言えますことは、漁船の海難事故に対する適用がないということがこの条約を読んで感じるわけです...全文を見る
○藤田(幸)委員 同じ関連で、漁船に関する条約に関しましては、今回の条約にも関係しておりますが、国際海事機関、IMOの方でトレモリノス条約というものを作成しているのですけれども、こういった漁船の海難事故を防止するためには、先ほど商船と分けておっしゃいましたけれども、しかしながら漁...全文を見る
○藤田(幸)委員 それから、この条約に関連して思い起こしますのは、この前の日本海におけるナホトカ号の重油の流出事故のことなわけでございますけれども、同じように八年ぐらい前ですか、アラスカ沖でアメリカのエクソン所有の原油流出事故がございまして、当時十万羽のウミドリとかそれから百万頭...全文を見る
○藤田(幸)委員 残念でございますが、時間が参ったようでございますので、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月22日第140回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  地雷の議定書について御質問を申し上げる前に、先日カンボジアに関する御質問を幾つかいたしましたが、最近の報道で、総理の親書を携えて高村外務次官がカンボジアに派遣をされて、カンボジアの指導者に総理、日本政府の意向をお伝えし、和平及びその後...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  この条約そのものについて、今の軍縮問題ではなく、いろいろな意味を対人地雷の問題が持っているとの関連でお聞きしたいと思います。  この条約そのものを見てみますと、議定書でございますけれども、幾つか不備な点があるような気がいたします。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、答弁をお伺いしていますと、けさほど来のオタワ・プロセスかジュネーブ軍縮会議がという話に関連いたしますけれども、結局、ジュネーブ軍縮会議、まず一つは、先ほどどなたかもおっしゃったように非常に時間がかかる。それから、仮に時間がかかりながら条約づくりを進めていって...全文を見る
○藤田(幸)委員 その対人の地雷というのはそうすると、水際ということを今おっしゃいましたけれども、水際地雷は敷設すると、対人地雷は敷設しないということですか、敷設するということですか。
○藤田(幸)委員 対人地雷に関しては、いわゆる散布型、ヘリコプターからまくということで、また、いわゆる自己破壊装置をつけるということが昨年来のこの議定書で出ておって、つまりスマート地雷、自己破壊装置をつけるとかいうことが何か言いわけのようになっておるわけですけれども、そもそもその...全文を見る
○藤田(幸)委員 また繰り返しのようになってしまうので、ちょっと新しい資料をお伝えしたいと思いますが、つまり軍事的な有効性ということについてです。  実は、三月二十八日と四月三日の二回にわたりまして、ニューヨーク・タイムズに、アメリカの退役軍人あるいは軍事的な専門家の方々が、い...全文を見る
○藤田(幸)委員 読んでおりませんからコメントをされないというのでは意味がないわけで、私が読み上げたわけです、日本語で。原文は英語でありますけれども。それで、相当懇切に必要な部分を読み上げましたので、それについてのコメントをいただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 この言っていることは、専守防衛ということをはるかに超えた意味での対人地雷の有効性そのものを否定しているのだろうと思うわけですけれども、それに対して、専守防衛ということ、つまり、先ほど来出ておりますように、地雷をつくっている国を巻き込むというような話がございますけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 自衛隊の最高司令官は橋本総理ではありませんか。先ほどクリントン大統領、最高司令官に対してこの十五人の将軍が手紙を出したわけですが、自衛隊の最高司令官であるところの橋本総理が昨年リヨン・サミットで公約をし、国連総会で公約をしたことですが、そのことと今のこととの矛盾...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、それは矛盾だろうと思います。  といいますのは、リヨン・サミットに参加をしたすべての国は、少なくとも対人地雷の削減、解体あるいはその生産中止ということをしております。リヨン・サミットに参加をした国だけを対象に、先ほど防衛庁の方が日本だけじゃありませんとい...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょっと何か、時間稼ぎをされては困りますので、それはもう何回も聞いていることですから。  私が申し上げていますのは、合意がなされる前にそれぞれの国が、特にリヨン・サミットに参加をした国はそれぞれ既に進めているということを申し上げておるわけです。日本政府が当時、...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間ばかり使われたような気がいたしまして大変残念でございますけれども、オタワ・プロセス、つまり、けさから大臣は理想と現実ということをおっしゃっておられましたけれども、やはり軍縮会議で来ている形では随分抜け穴があって、本当の意味での対人地雷全面禁止に行く道に関して...全文を見る
○藤田(幸)委員 先ほど私、この議定書の不備について申し上げまして、その答弁の中で、非同盟諸国の云々があるので国内の騒乱等は適用外になっているという話がございましたけれども、つまり軍縮会議の場で行った場合には、実際的になかなか実効性が上がらないというのが、したがって非現実的な面が...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。質問を終わります。
05月15日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○藤田(幸)委員 お三名の方々、大変いい御意見をいただきまして、大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。  私は前のお二人の方と違って十分しかございませんので、簡潔にお願い申し上げたいと思います。  西元参考人に二つ、三つ御質問を申し上げたいと思います。  ま...全文を見る
○藤田(幸)委員 一つ目の質問に関しましては、例えばNATOの場合には、域外派遣の聖域を設けるとかいうようなことをしておりますけれども、そういったことの関連において、国連の措置が機能するということに関して、いわゆる集団的自衛権のグレーゾーンをできるだけグレーにしないで、玉虫色にし...全文を見る
○藤田(幸)委員 もう一つ西元参考人に御質問したいと思いますけれども、日米安保第六条にいわゆる事前協議制ということがうたってあるわけですが、それで、配置の重要な変更とか装備の重要な変更とあわせまして、極東の平和と安全のための日本の基地使用ということも事前協議の対象になっておるわけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  私は十分しかありませんので、あと二分半しかございません。もう一問、西元参考人にお伺いをしたいと思います。  一昨日の夜かと思いますが、NHKのテレビでも報道しておりましたし、それから昨日の読売新聞の夕刊にも出ておるわけですが、六九年...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が参りました。阪中参考人と前田参考人に御質問しなかった意図は何もございませんが、時間の関係上、質問申し上げられなかったことをおわびいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○藤田(幸)委員 時間が多少あるようですから、西元参考人に最後に一言。  質問なんですが、一実務担当者としての意見、要望ということで最後におっしゃられた中で、協力すべき地域とはどこか、どのような事項について協力するのか、その目的は何か、我が方に能力はあるのかということを討議して...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  最初に、せっかくでございますので、対人地雷の問題からお伺いを申し上げたいと思います。  四月二十二日に、たしか同じこの部屋だったと思いますが、通常兵器制限交渉に関しまして外務委員会がございましたときに、自民党から共産党の七人...全文を見る
○藤田(幸)委員 防衛庁長官に聞いておるわけでございますし、それから今の秋山局長の答弁は、去年、安全保障委員会で全く同じ答えをいただいておりますので、それを繰り返しというのは、また時間を使われたという感じがしますので、私が質問したことについて答えていただきたいと思います。なぜ解体...全文を見る
○藤田(幸)委員 それぞれの国とおっしゃいましたが、それぞれの国に事情があって、それぞれの国が防衛をするという必要はありながら、こういう趨勢で動いているという前提があるということが一つだろうと思います。  それから、自己破壊装置のついてないものは使わないということですが、使わな...全文を見る
○藤田(幸)委員 今度のガイドラインの見直しに関しましては、周辺有事での想定というものがこれまでのガイドラインにはない特徴ということを伺っております。そうしますと、いわゆる国連決議による事態とか、あるいは国連軍との関係における実際の出動というようなことが今までより以上に考えられる...全文を見る
○藤田(幸)委員 例えば偵察機の出撃なんかの場合はどうなりますでしょうか。
○藤田(幸)委員 偵察機の場合には、出るときの状況というか、偵察機でありますから、出る前から偵察ということしか目的がないわけです。ということは、機体の性能、目的上、これは明らかに偵察以外はあり得ないわけですから、偵察機の場合にはそれに当たるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○藤田(幸)委員 偵察に関しては武力との一体化といいますか、国際的にも、偵察が来た場合には、敵側の方が偵察というのは戦闘行為として撃ち落としにかかるというふうに聞いておりますが、いかがでしょうか。
○藤田(幸)委員 ということは、これから沖縄からアメリカ軍の偵察機が周辺地域に飛び立つ、それで、例えば敵が、具体的にどこかわかりませんけれども、敵側の方からそれに対して迎撃があった場合に、日本側は、偵察は武力行動、戦闘作戦というふうに見ていないので対応のしようがないということにな...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、偵察命令は戦闘作戦命令とは違うということでしょうか。
○藤田(幸)委員 時間がかかりますので、一つ申し上げますが、最近アメリカの方で出た本に「ステルス戦闘機」というのがございます。これはロッキード社のステルス戦闘機を初めとした飛行機その他の開発責任者が書いたものですが、その中に、ベトナム戦争中に嘉手納からハノイに偵察行動に行った、あ...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうしますと、今の説明によった場合に、今、私がこの本に出ております形としての事例を申し上げましたが、こういう事例が事前にわかっていたとしても、今、最後におっしゃったことによってこれらの具体的事例も事前協議の対象にならないということでしょうか。
○藤田(幸)委員 ということは、これからガイドラインの見直しがありまして、その中に偵察まで入るかどうかわかりませんけれども、仮に、こういった、相手の領空にまで出向いていく偵察行動、そして、戦闘行為に極めて一つまり、敵の情報をとるということは非常に重要な戦闘行為だろうと思います。き...全文を見る
○藤田(幸)委員 私、事前協議制を取り上げましたのは、この前、特措法の委員会だろうと思いますが、民主党の前原議員が質問をした結果、結局、この事前協議は一度も実行されてないということがはっきりしたわけであります。  これからガイドラインを進めていく際に、この事前協議制というのは非...全文を見る
○藤田(幸)委員 国連との関係で申しますと、今直接関係ないというふうにおっしゃられましたけれども、いわゆる集団安保ということに関しまして、国連憲章と日米安保条約との関係、それから憲法との関係、この三者との整合性ということについては大臣はいかがお考えになりますでしょうか。
○藤田(幸)委員 時間が参りましたので、一つ防衛庁長官に、全く異質の質問でございますが、御承知のとおり、昨今、諌早湾の干拓事業ということが話題になっております。長官は諌早が選挙区というふうに伺っておりますけれども、この潮どめの点に関しまして、私どもの渡辺周議員が質問書を内閣あてに...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
05月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  まず、きのう安全保障委員会でも実は質問をさせていただきまして、その続きと言ってはなんですが、事前協議のことについてまず大臣にお伺いをしたいと思います。  きのう、実は沖縄の嘉手納から偵察機がベトナム戦争の間にハノイに偵察に行った事例...全文を見る
○藤田(幸)委員 例えば日本とは離れた意思でもっていろいろな不測の事態というものが起こり得る可能性がますます強いと思うのですが、これはガイドラインの見直しの意義づけにおいても書いてございますけれども、いわゆる冷戦後、安全保障の環境条件が変わってきた。したがって、日米以外の要因でも...全文を見る
○藤田(幸)委員 例えば、きのうも申し上げましたが、日米安保条約に対して国連憲章が優先をする。それで、国連軍の後方司令部が日本にあるわけです。そして在韓国連軍がございまして、米軍の在韓の司令官が国連の司令官も兼ねておるわけです。  例えば朝鮮半島に有事が生じまして、それで日本か...全文を見る
○藤田(幸)委員 また引き続きこういった議論は続けていきたいと思います。  ちょっと別の質問に移らせていただきたいと思いますが、最近の外国の国家あるいは政府の承認の件に関しまして、ユーゴスラビアを二十日の閣議で承認をしたという報道がございます。それから一方で、一昨日ですか、橋本...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間の配分を間違えまして、そろそろ時間が参りましたが、最後に一言、池田外務大臣に、諌早湾の干拓の件でございますが、環境の問題とそれから防災の問題と農業開発の問題でございますが、環境のことはけさも別の方がおっしゃっておられましたが、これから、デンバー・サミットでも...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
05月29日第140回国会 衆議院 本会議 第40号
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○藤田幸久君 私は、国民の負託を受けた国会議員として、内閣提出の金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案並びに新進党提出の金融委員会設置法案の両案に反対する民主党の立場から、意見を申し上げます。  金融ビッグバンの時代に対応した金融行政への...全文を見る
○藤田幸久君(続) 本院に御出席のお一人お一人の国会議員が十分御認識の上、良識ある御判断を下されることをお願いいたしまして、私の討論を終わります。(拍手)
05月30日第140回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○藤田(幸)委員 日本と香港の投資保護協定について御質問をさせていただきます前に、先週、外務委員会で質問をさせていただきました日米のガイドラインの見直しに関連して一つ質問をさせていただきます。  日米安保条約でいわゆる極東という範囲がよく用いられまして、それからガイドラインの関...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  ちょっと念のため、関連でお伺いしたいと思います。安保条約ができてからは極東というのはそういう関係の地域を指すということですが、その安保条約ができる前に、アメリカあるいは占領軍の文書の中に、例えば、本州、北海道、四国、九州及び付近水域と...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうしますと、例えば今ちょっと申しました四つの、本州、北海道、四国、九州及び付近水域というような表現は、今ポツダム宣言でおっしゃられたような大戦前の地域、大体そういうことを指しているという理解でよろしゅうございますでしょうか。
○藤田(幸)委員 それはただ、付近水域とか当時どういうことを指しているかということを念のためお聞きしたかったわけです。  それでは、香港との保護協定について一問質問したいと思いますけれども、いわゆる香港に中国の企業が進出をして子会社をつくっておるわけですが、日本と中国との関係に...全文を見る
○藤田(幸)委員 中国企業が香港に子会社を送っておるとしますと、その子会社は、今度は日本・香港投資保護協定ができますからその有資格企業になるわけです。そうすると、ある北京のA社という会社が香港にも法人を持っていると、いわゆる北京の本社に関しては、日本に対しては日中投資保護協定が適...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。香港の関係のテーマでございますので、ちょっと関連でお聞きしたいのですが、今回の保護協定の一番大きな目的は、香港が中国に返還された後、日本と香港の間でいわゆる経済的な相互利益を継承させるということが大きなテーマだろうと思います。  それに...全文を見る
○藤田(幸)委員 いろいろ私が申しましたように、ちょっとそういう扱い方とは違う質の問題であるというふうには思いますけれども、時間の関係で次の質問に移りたいと思います。  きょうはたまたま後で決議があるようでございますので、また大臣に対人地雷の件で質問をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○藤田(幸)委員 ほかの国はということではございませんが、とにかく世界的にそういうことでございますし、世界のそういう問題に一緒に取り組む日本という姿をぜひ見たいということをお願いいたしまして、時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
06月13日第140回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○藤田(幸)委員 私は、まず沖縄の米軍基地等に関しまして今回のガイドラインとの関係でいいますと、ガイドラインといいますのは、現在の実体的に存在しております日米安全保障体制というものをできるだけ透明化し、そして国内からもあるいは周辺諸国からも信頼されるような、なかんずく沖縄の方々に...全文を見る
○藤田(幸)委員 武力行使との一体化というのは、今まで随分アメリカ側とも協議をされてこられた中で、こういった概念というのは非常に重要な意味があると思いますけれども、仮に一語であらわせないにしても、あるいはコンセプトでも結構でございますけれども、どういうコンセプトでアメリカ側と交渉...全文を見る
○藤田(幸)委員 以前、安保委員会かあるいは外務委員会でも御質問したことですけれども、いわゆる国連軍のことでございますが、外務大臣の方は、いわゆる国連憲章第七章に基づく国連軍というものは編成されたことがないということでございますが、いわゆる在韓国連軍というのがございまして、これは...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょっと背馳されているという意味がわかりませんが、きょう私が特にお聞きしたいと思っておりましたのは、在韓国連軍あるいは朝鮮国連軍の司令官を在韓米軍の司令官が兼ねておるのだろうと思うのです。したがって、このガイドラインの場合に、特に周辺事態に対する対応あるいは臨検...全文を見る
○藤田(幸)委員 想定していないというお話がございましたが、先日も安保委員会で、たしか平田議員の質問だろうと思いますが、韓国軍と米軍が日本に相談なく三十八度線を越えた場合に後方支援を続けるのかというような質問に対して、そういう仮定の質問には答えられないというような話がございました...全文を見る
○藤田(幸)委員 私が在韓国連軍あるいは在日国連軍の司令部のお話等を前々から申し上げておりますのは、これから実際的にこういったガイドラインというものを進めていくに当たりまして、そういう国連軍の存在あるいは今までの協定というものが足かせにならないような交通整理をしていった方がいいの...全文を見る
○藤田(幸)委員 今のジュネーブ条約に関していえば、その後、七七年に議定書というものができまして、議定書には加入をしていないということがあると思いますが、ちょっと時間がないので、今のお答えいただけなかった点について、これからぜひ御検討いただきたいと思います。  それからもう一つ...全文を見る
○藤田(幸)委員 質問通告で直接的形では出しておりませんが、それをお許しいただいて、今の関連でお聞きしたいと思います。  沖縄に関連してでございますが、前も外務委員会、安保委員会等で質問をいたしましたが、いわゆるブラックバードといいますか、通称ハブと言われております戦略偵察機が...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。  最後に、この偵察機の観点に関しましても、これもアメリカの国防長官を歴任された方が本の中で書かれていることでもございますし、それから、先日もたしか上原議員の質問の中で、佐藤栄作総理の日記の件とか若泉敬さんの本のこととかございましたけれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょうど時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。
06月16日第140回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○藤田(幸)委員 私の公務の都合で時間を繰り上げて質問をさせていただく御配慮、関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。  ペルーの人質事件について御質問を幾つかさせていただきたいと思います。  まず、こういう事件が起こりますと、レポートが出てもどうしてもネガティブな批判等...全文を見る
○藤田(幸)委員 もう一つ、余り伝わってない出来事で、ちょっと直接質問通告をしておりませんが、知っている範囲で申しますと、よくマスコミに出ました共同通信とテレビ朝日の侵入事件というのがございましたが、一方で、NHKがいわゆるMRTAのセルパ代表の方から単独インタビューを申し込まれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今そういう余り伝わっていないポジティブなことをちょっと申し上げましたが、そういう延長上でちょっと幾つか質問したいと思いますけれども、今政府の中でも、内閣の安全保障室等も含めまして、こういう危機管理の体制についていろいろな検討が進められておるようでございます。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  東京といいますか、日本の国内におけるそういう体制と同時に、今度は対外的に、今度のレポートにも出ておりますけれども、情報収集が非常に重要だということをうたっておるわけです。その中で、例えばペルーの在外公館におきましても、政務班と警備班の...全文を見る
○藤田(幸)委員 今度は国内の方で、政府の方で、いわゆる特殊部隊、SATの創設ということが出ております。既に五つの都道府県に属する数百名の方がいらっしゃるということですけれども、どういう資格の方を選考されておられるのか、それからどういう内容の訓練をされておられるのか、そういう部隊...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、身体強健、それから健康や体力のような資格をおっしゃったのですが、多分、先ほど来出ております、あるいは今回のペルーのような事件にそういった方々が参画をされても、対応が難しいのではないかという気がするわけです。  例えば、比較はできないかもしれませんが、アメリ...全文を見る
○藤田(幸)委員 もう一つ、警察庁の方がいらっしゃっておられますので、今回のペルー事件を通しての危機管理の一つとして、例えば東京で大使館なりにそういう攻撃があったらというような、マスコミ等々でも出ておりますけれども、私もたまたまいろいろな国際関係のことに従事しておりましたときに、...全文を見る
○藤田(幸)委員 こういうことができるということではなくて、あったときにこうするという、今ガイドラインの話が出ておりますけれども、こういったことこそガイドラインをつくって、もうできるじゃなくてこういう体制ができているというふうにぜひ変えていただきたいということをお願いをいたしまし...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○藤田(幸)委員 小渕外務大臣に質問をさせていただきますことを大変光栄に存じます。民主党の考え方といたしまして、できるだけ、可能な限り大臣に政治家としてのお答えをいただければ幸いと存じております。  先週来外務委員会でも話に出ておりますけれども、やればできるという、対人地雷の件...全文を見る
○藤田(幸)委員 このオタワの条約に恐らく署名をされるのだろうと思いますけれども、このオタワ条約に調印をするということは決して最終的なゴールではなく、むしろいろいろな意味でのスタートではないかというふうに考えております。  例えば、具体的に対人地雷を廃棄していくということが非常...全文を見る
○藤田(幸)委員 大臣からもさらにお聞きをしたいと思いますけれども、この除去活動についてアメリカなんかもかなり、十億ドルの除去費用を各国から集めるというような訴えかけもしておりますし、それから一部伝えられるところによりますと、日本におきましても地雷除去予算というものを、数年間で例...全文を見る
○藤田(幸)委員 今ODA大綱に触れられましたけれども、もう一つ、やはりこの地雷の問題で、オタワ条約に調印するしないにかかわらず重要なことは、対人地雷の輸出の面だろうと思っております。  これに関しましては、エリツィン・ロシア大統領も、調印そのものは今回の十二月三日、四日には間...全文を見る
○藤田(幸)委員 たしか大臣が外務大臣に就任されて直後の記者会見で、素朴に考えても、日本の人々の浄財でカンボジアで地雷除去をしている、そうしている一方で、オタワ条約に調印をしないということは非常に理解が難しいと、大臣御自身のお気持ち、お言葉でお話しいただいたと思うわけです。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  それから、除去の問題について、もう一つお聞きしたいと思います。  昨年のリヨン・サミットで、橋本総理がこの対人地雷禁止に関して日本政府のいわば方針転換になるような発信をされてから一年ちょっとたちますけれども、その間言われてきたことは...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  地雷に関しまして、最後に御質問したいと思います。  先ほど申しましたように、調印は決してゴールではなくてスタートだろうと私は思っております。その関連で今幾つか質問をさせていただきましたが、もう一つの観点で、調印というのがスタートであ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。大変力強いお言葉をいただきまして、大変ありがたく存じた次第であります。  それでは、対人地雷とも関係をいたしますが、最近のカンボジアの情勢について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  御承知のとおり、七月五日にカンボジアにおきま...全文を見る
○藤田(幸)委員 最近、一連のフン・セン第二首相あるいはソル・ケン副首相等が来日をされまして、かいつまんで言いますと、中立で自由な総選挙の実行を図るためのいわば環境づくり、あるいはそのための条件ということについて、小渕外務大臣あるいは日本政府の関係の方からかなり率直なお話をされた...全文を見る
○藤田(幸)委員 実はいろいろそれに対してカンボジア政府の方から、言葉の面では保証するとか、あるいはラナリット殿下に関しては、仮に裁判で有罪になっても、シアヌーク国王からの恩赦による形での選挙参加という方法があるというようなお話があったというふうにも伺っております。  例えば、...全文を見る
○藤田(幸)委員 外交上そういったことは余り立ち入れず、あるいはこういった場ではお話しになれないかと思いますが、一般論といたしまして、有罪に対して恩赦で帰っていくという、いわば表でもって、平場で条件づくりみたいな話がどんどん、いろいろなところで行われております。  それとは別の...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間がありませんので、二つほど、政府の方で一応調査をしていただければありがたいと思うことがございます。それは、フン・セン氏の来日中もいろいろと約束をされたようなことが果たして実行されるかどうかということが、和平あるいは来年の選挙について重要だと思うからでございま...全文を見る
○藤田(幸)委員 対人地雷の問題それからカンボジアの問題に関しまして、大臣自身が直接足で行かれた国々、あるいは直接ボランティア団体にもかかわられて今までおやりになってきたことを、外務大臣として政策にいろいろ生かしていただいていることに感謝を申し上げまして、私の質問とさせていただき...全文を見る
11月28日第141回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○藤田(幸)委員 まず冒頭で、昨日オタワにおきまして、橋本総理の方から、対人地雷禁止のオタワ条約に正式署名の意を表していただきましたことに、小渕外務大臣の大変御尽力があったと思い ますので、お礼を申し上げたいと思います。  まず、東チモールのことについて御質問申し上げたいと思...全文を見る
○藤田(幸)委員 できれば、これから大臣御自身のお言葉でお答えをいただきたいと思いますが、これからもインドネシアの首脳とお会いになる機会もおありかと思います。それで、ロビーでお探しになったと言われましたが、多分ロビーで、あるいはインフォーマルなときにお話しになった方がお話ししやす...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  それで、同じアジアのミャンマーの方にちょっと移りたいと思いますが、最近、外務大臣がアメリカのオルブライト国務長官とお会いした際に、ミャンマーの首都ヤンゴンの空港拡張工事の支援の再開に関して可能性があるかのような発言をされたというふうに...全文を見る
○藤田(幸)委員 私も八月に全日空でヤンゴン空港に着きまして、空港も実際に視察をしまして、確かにこれは危ないなと。これはやはり、いわゆるミャンマーの政治問題がなければすぐにも直しておいた方がよろしいのだろうなと思うくらい、大変荒れた空港であることは実際に感じてまいりました。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 もう一つ、この条件に若干関係しますが、現在、ミャンマーの軍事政権に対して新規の有償資金協力、円借款は停止しているわけですが、いわゆるSLORCが発足以前の円借款の扱いはどうなっているのかということなんです。その円借款の一部にいわゆる債務不履行が存在するというふう...全文を見る
○藤田(幸)委員 延滞があると今後の援助再開等々に非常に難しいと思うのですけれども、これからいろいろな意味で条件が整いつつあるのかどうなのか、その辺について一言、もう一度お答えいただければ幸いです。
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  今度は、またODAのことについてお伺いしたいと思います。随分最近は外務委員会でもODAの関連の質問が多いのですが、マルチかバイかというような質問ばかり随分進んでおりますので、ちょっと掘り下げた質問をさせていただきたいと思います。つまり...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、大蔵省のことですのでコメントを差し控えたいという言葉もございましたが、今行財政改革でも言われておりますが、やはり四省庁の調整ということがこれから非常に大切になってくると思うわけです、結局予算を握っているところと、計画をするところと、実行するところが分かれてお...全文を見る
○藤田(幸)委員 それに関連しまして、先ほどの、国連機関に拠出したお金が、NGOが実際にその実行機関としてかなり顔の見える援助をしておるというようなお話がございましたけれども、例えば、アメリカはODAの三〇%を内外のNGOに使っておるというような数字もございます。それから日本政府...全文を見る
○藤田(幸)委員 そういった努力は以前と比べて大変進んできたということは評価しておりますが、もっと基本的に、政策として、今のお話は多分外務省関係が主に強かったわけですが、それからもちろん郵便貯金のボランティアというような関係も行っていると思いますが、もうちょっと政策的に全体の日本...全文を見る
○藤田(幸)委員 最後に、中国に対するODAについて一つ質問を申し上げたいと思います。  先ほどミャンマーの質問をいたしましたが、最近、中国政府がミャンマーにおけるダム建設のプロジェクトを落札したというような報道もございます。それから、いつも質問しております、カンボジア等におけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 そのボトルネックに対する対応、国づくり、人づくり、それぞれ非常に重要で必要なことだろうと思いますが、ただ、結果として、一方でそれだけ援助をもらっている国が例えば別の国のそういうプロジェクト、中国のお金でそれだけ出して、実際に援助をしているわけです。それからいろい...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。