藤田幸久

ふじたゆきひさ



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藤田幸久の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  きょうは、まず防衛庁長官に、次期初等練習機の疑惑について、昨年来話題になっておりますが、そのことについてお伺いをいたしたいと思います。  まず、全般的な経過として、数年前には機体部分が四億六千万円あるいは機体価格が五億五千万...全文を見る
○藤田(幸)委員 目的が違うとはおっしゃいますが、それから中期防に対する試算で何らかの計算が必要だと言いますが、実際につくっている会社は同じでございまして、内容の同じ飛行機でございます。そして、これは、少なくとも国が民間企業に委託をし、数字を民間企業が出してくるわけですから、仮に...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、T5、海上自衛隊の練習機の大部分を使って一部を改良するということであるならば、そもそもの海上自衛隊のT5のコストに近い形のコストが要求書の中に出てきていいと思うわけですが、T5の方も実は四億六千万円ということでございますので、T5と今度のT7が、今の御説明で...全文を見る
○藤田(幸)委員 T5の契約が決定したのは一九八六年。それから、納入が始まったのが八八年。それから、昨年の購入価格も、やはり四億数千万円で実際に購入されておるわけです。  ということは、仮にT5のある程度の部分を削ったにしても、それが昨年、T7では二億四千万円になっている。一方...全文を見る
○藤田(幸)委員 今の論理でいきますと、自衛隊がこれからいろいろな航空機を調達していく場合に、年がたてばいろいろなノウハウ、あるいは作業員の習熟度が高まるわけですから、年々開発費が安くなっていくという論理になりますが、それでよろしいでしょうか、長官。
○藤田(幸)委員 五%じゃなくて五〇%の話をしているわけですから、半分以下になったということと五%削減というのは、非常に質的にも本質的に違うわけです。それでは今までの説明の整合性がないと思います。  ちょっと今の答弁は非常に承服できませんが、また戻ってまいりたいと思います。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、外国企業も含めて国際入札的な説明会を開いたということでございます。  それで、この中で最終的に二社が残るわけですけれども、このいわば提案要求書といいますか、外国企業も含めました企業に対する要求書が、外国企業も参入するということで、今までの国内のメ...全文を見る
○藤田(幸)委員 つまり、今まで国内メーカーだけの機種選定の場合と、今回外国企業も含めた機種選定、国際入札の形にしたわけですが、その提案要求書の内容に変化があったんでしょうか、なかったんでしょうか。  それから、ついでに伺いますと、そもそも、今回、外国企業も含めた会社説明会の案...全文を見る
○藤田(幸)委員 なぜ今回は海外メーカーも対象にしたかということをもう一度お聞きしたいことと、それから、今の理由で、性能仕様等についての要求を機種選定に対してしているということであるならば、例えば、T5、海上自衛隊の練習機の際にも提案要求書があったはずでございますが、実際そうであ...全文を見る
○藤田(幸)委員 二つ、論理矛盾だろうと思うのです。  一つは、昨年はできるだけ広く該当企業を広げたということは、昨年の五月なりまでは広くなかった、つまり狭くやっておった。つまり、国内企業だけしておったということにとっていいのかということが一つ。  それからもう一つ。今、T5...全文を見る
○藤田(幸)委員 今のでは答えになっていないと思います。  つまり、KM2を改造したT5は、改造した飛行機であるから提案要求書が要らなかった。一方、このT5を改造したT7の場合には、提案要求書が要る。これは同じ改造機でありまして、しかもT5とT7の類似性の方がはるかに高い、同じ...全文を見る
○藤田(幸)委員 委員長の了承を得まして、資料を準備しておりますので、お配りをしていただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 資料をお配りいたしましたが、これは、昨年の五月十五日に防衛庁が六社に対して配ったとされております提案要求書でございます。  この三十ページと三十二ページ、それからほかに十ページにも、実はIRANという記述がございます。しかも、IRAN、つまり定期検査という意味...全文を見る
○藤田(幸)委員 それは詭弁じゃないですか。この提案要求書の中に相当詳しく、別紙第一以下別紙二十四まで入っておりまして、今お配りしたようなマニュアルまで入っておるわけです。これをもって要求じゃない、提案する企業の方が勝手に独自の方式でやっていいというのは詭弁じゃないですか。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 それは詭弁だろうと思います。一国が、政府がこういう提案要求書といったものを出す際に、しかも、目的、意義、性格、前提条件、提案要領、要領まで書いてあるわけです。しかも、これは拘束をするということも先ほど申しましたように入っているわけです。しかも、客観的に見て公正か...全文を見る
○藤田(幸)委員 二枚舌でなければ、提案要求書のこの要求という言葉と先ほどからの答弁ですと、論理矛盾じゃないですか、どうですか。
○藤田(幸)委員 提出されたというのはあくまでも結果でありまして、実際に要求をしている。それで、そういう形で、もしIRANなりを提案をしなかった場合には、これは入札から外れる、機種選定から外れるという非常に大きなポイントになっているんじゃないでしょうか。  これは先ほど長官が例...全文を見る
○藤田(幸)委員 問題は、この提案要求書、つまり要求書の中に記載されておるということは、今の局長あるいは先ほどの長官からの答弁ですと、これは要求書として出していながら、出す側の方は、これにこだわらず全く勝手気ままにやっても影響がないということでしょうか、そういうふうに論理的にはな...全文を見る
○藤田(幸)委員 修理ということが非常にたくさんの分量において書かれておるわけです。それから一般の輸入関連事項ということも特に項目を持たせて書いておるわけです。これは恐らく外国企業というものを想定してこの一般輸入関連事項ということも入っておるわけです。その一般輸入関連事項というと...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、ですから、提案要求書にこのIRAN方式ということが、整備のところに、一般輸入関連事項のところに入っておって、しかも先ほどお配りしたような非常に細かい例示までしてあるわけです。これをもって要求じゃないと。だって要求書の中にこれだけ詳細に記述をされているわけで...全文を見る
○藤田(幸)委員 しかしながら、先ほど私がこの資料を配る前の段階で長官は記述がないとおっしゃったわけですね。ところが、実際に明らかに記述がされておるわけですね。ところが、資料を渡した途端に記述はあったというふうに切りかえをしているわけです。そもそもそのこと自体がおかしいじゃないで...全文を見る
○藤田(幸)委員 要求書の中に記述があるということは、要求を求める記述じゃないんですか。
○藤田(幸)委員 ちょっと堂々めぐりになりますから、またこの件については戻ってまいりますけれども、一方で、採用を経た富士重工のT7、先ほど来話が出ておりますが、T5を改造した飛行機でございますけれども、この要求書を出した段階で、このT7にはいわゆる型式証明がないということになって...全文を見る
○藤田(幸)委員 T7とか、あるいは一方で入札に参加をしたピラタス社のPC7というのは、これは民間機じゃないんでしょうか、長官。
○藤田(幸)委員 そうすると、自衛隊で使わない、例えば富士重工がこれに類似する飛行機を実際に飛ばしていると思いますが、それは民間機じゃないんでしょうか。
○藤田(幸)委員 そもそも目的が、つくられた用途が必ずしも軍事的な飛行機ではないという意味で申し上げたわけですが、型式証明がないというのは、自衛隊機の場合には型式証明が一切要らないと考えていいのでしょうか。
○藤田(幸)委員 ただ一方で、またこの提案要求書の二十八ページに、過去発生した航空事故の状況というところに、型式と書いてあるわけです。それから一方で、この三十六ページですか、整備のところで、算定の根拠となった実績総飛行時間あるいは実績値というようなことが書いてあるわけです。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ミラージュというのはいわば戦闘機だろうと思いますが、今回問題になっておりますT7とか、PC、スイスの飛行機等に関しましては、ごく普通の民間用にも使える飛行機でございます。先ほどからミラージュとかF15とかいう例示を出されておりますが、もうちょっと通常使われるよう...全文を見る
○藤田(幸)委員 今回は、T7とかいう、いわば二人乗りとか小さな飛行機についての選定についての話をしている際に、その型式証明についてあるいはその実績について話しておるときに、ミラージュとかF15とかいう例を出してきて、極めて実態の違った例を出してこられて科学的根拠というのは、非常...全文を見る
○藤田(幸)委員 実績がないということについてはいかがでしょうか。もう一度、長官あるいは局長にお伺いしたいと思います。
○藤田(幸)委員 それでは、ちょっと違った角度から質問したいと思います。  この今回の機種選定国際入札、先ほど来、なぜ国際入札、企業に門戸を開いたかという理由づけも、非常にあいまいな理由でございましたけれども、少なくとも結果的に国際入札にして機種選定を行った。しかも、契約時期ま...全文を見る
○藤田(幸)委員 十一年度に執行しないとして、十二年度はどうなるんでしょうか。つまり、十二月十五日で一年間の停止が解けた後、このT7を採用するということはあり得るんでしょうか。
○藤田(幸)委員 やり直すあるいはそれにかわるものがあるかどうかも含めてということですが、これは国際入札の場合には、普通でしたらば、採用された企業が何らかの事情で採用が取り消された、あるいは延期になったという場合には、それに準ずる企業が落札する、あるいは採用されるというのが合理的...全文を見る
○藤田(幸)委員 私もいろいろな国の事情にそれなりに通じているつもりでございますが、ましてこれだけ、いろいろきょうかなり細かい質問をしてまいりましたが、やはり長官、どう考えても、数年前に四億幾らしたものが数年後には二億四千万円で落札をし、しかもその飛行機の型式もなかったし実績もな...全文を見る
○藤田(幸)委員 今の前向きな答弁、ありがとうございました。  それからIRANのことでございますけれども、余りにも、要求でないということをおっしゃられますが、これは報道にもありますけれども、実際にこの提案要求をされた昨年の五月十五日の説明会の際に、装備部長の方が海外の企業も自...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうすると、IRAN方式というのは、今後国際入札等に関する際にはいわば国内ルール、通常的な言葉で言うといわば航空機に関する車検制度のようなものではないかという気がいたしますが、そのいわば飛行機の車検制度に関するようなものをこれから国際入札を防衛庁の方でされる場合...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、大分初等練習機の問題について質問してまいりましたけれども、いずれにいたしましても、価格が半分以下になっている。この価格が半分以下になっているということ、本当にそれで富士重工の方が今後採算がとれて妥当なビジネスが行われていくのか。  それから、改めて確...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。  長官、本当に非常に重要な問題でございますので、きょう非常に整合性のない矛盾した答弁もあったかと思いますけれども、ただ、幾つか前向きなお答えをいただきましたので、前防衛庁長官もこちらにいらっしゃいますけれども、ぜひ防衛庁の信頼回復のた...全文を見る
○藤田(幸)委員 防衛庁長官はもう結構です。
○藤田(幸)委員 では、外務大臣と大蔵大臣にお願いをしたいと思いますが、七万人ぐらいの方がそのバーミンガムのサミット会場を囲みまして、債務帳消しについての訴えをしたわけであります。それで……
○藤田(幸)委員 済みません。そうしたら、一問忘れましたので、会計検査院長に。  先ほどのあの初等練習機の機種選定に関しまして、会計検査院の方で調査を今までしたことがあるか、あるいは今後されるおつもりがあるのかということについてお答えをいただきたいと思います。失礼しました。
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
○藤田(幸)委員 はい、結構でございます。
○藤田(幸)委員 どうも長い間お待たせしました。  ジュビリー二〇〇〇に戻ってまいりたいと思いますが、これは大蔵大臣あるいは外務大臣御承知のとおり、西暦二〇〇〇年に、最貧国で返済不可能な対外債務を帳消しにしようということでございます。主にアフリカ諸国等の最貧国がこの対象になるわ...全文を見る
○藤田(幸)委員 それで、この無償援助供与による債務削減という形で日本が対応しておるわけですが、ということは、無償援助供与による債務削減を図ろうとしている場合に、結局、日本のODAが相当吸収されてしまうということは、非常に、最貧国にとって、ある意味では、一方ではよくなるけれども、...全文を見る
○藤田(幸)委員 もうちょっと詳しくお話をお伺いしたいと思いますけれども、結局、債務は今の方式ですとわずかながら削減されるわけですが、必要な日本からのODAそのものが余り行かなくなってしまうということになっているんじゃないでしょうか、いかがでしょうか。
○藤田(幸)委員 鶏が先か卵が先かということになるわけですが、今、パリ・クラブということを局長がおっしゃいましたが、ある最貧国がパリ・クラブに入りますと、パリ・クラブに入ったがゆえに日本からの返済が受けられないという矛盾した状況になるだろう、そういうシステムだろうと思います。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 国民の税金だからという理由づけでございますが、そうすると、昨年の金融機関に関する支援というようなこととの比較で申しますと、今対象にされておりますサハラ以南の諸国の状況あるいは構造的な苦しみということを考えてみた場合に、私はちょっと今の理由だけで放置していいのかな...全文を見る
○藤田(幸)委員 延長上ということは、哲学はまだ変わっていないということかと思いますが、昨年のバーミンガム、今度はG8になりましたが、この最貧国の債務帳消しに反対をしたのは、日独伊、防共協定じゃありませんが日独伊だけだったわけですが、その中で、イタリアの新しい政権は、今度のケルン...全文を見る
○藤田(幸)委員 やはり、このサミット八カ国の中で日本だけが孤立をするのかどうなのかという問題でもありますし、今、いわば繰り延べになった場合にという話がありましたが、これははるかにもっと次元を超えた重要な問題ではないかというふうに思っております。  そんな意味で、大蔵大臣あるい...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が参りましたから一言申し上げますが、これはいつまでも借金が云々のレベルではなくて、日本の信頼と、それから国連を含めた国際社会における日本の地位と、それから広い意味での、長期的な意味での日本の安全保障の問題だろうと思っておりますので、それを申し上げまして、私の...全文を見る
02月10日第145回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  まず、昨日小渕総理がヨルダンの弔問から帰られましたが、中東和平に大変功績のあったフセイン国王の死去というのは、中東にとりまして、あるいは世界の情勢にとりまして大変残念だと思っております。それから私個人は、急遽の決断で総理がヨル...全文を見る
○藤田(幸)委員 今回見ておりまして、シリアのアサド大統領も出席をされ、それから、いわゆる今まで敵対していた国との会話もされた。そもそも首脳の今回の弔問外交というのは立ち話が多かったようですが、それも大変意味があるのではないかというふうに見ておりましたけれども、総理に外務大臣はき...全文を見る
○藤田(幸)委員 一月に高村外務大臣御自身が中東を歴訪されました際に、四項目でしょうか、包括的な解決策の提案をされておられるわけですが、その中にはシリアとイスラエルの和平交渉推進を含めた包括的解決というようなものも入っておりまして、この間アサド大統領が来られたということ、それから...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、朝鮮半島の問題に移りたいと思います。  きょう外務大臣がソウルに飛ばれるということ、大変御苦労さまでございますが、幾つかお聞きしようと思った点は先ほど上原議員の方から質問が出ましたので、ちょっと違った角度から質問させていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、昨年のテポドン発射以降、人道援助の凍結あるいはKEDOの一時凍結等の政策がございましたけれども、今北朝鮮側の方が核開発疑惑などを含めた環境が変わってくれば、人道的な、ということは、食糧援助、これは大規模援助とは違った次元での支援というものが可能であ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、アメリカのペリー前国防長官が、各国を回りながら報告書の作成に当たっておられますけれども、ということは、北朝鮮の方からできるだけそういう、日本としても動きやすいような環境づくりを進めてほしいというようなアプローチを、アメリカ側の方からも北朝鮮の方に発してもらう...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、ちょっと別の質問の方に移ってまいりたいと思います。  昨年の末でございますけれども、国連の人権規約委員会の方から、日本政府が一昨年の六月に出しました第四回の報告というものに対する勧告の内容が示されたわけでございます。これは、今まで国連の人権委員会にお...全文を見る
○藤田(幸)委員 昨年の十二月にハノイで小渕総理が、人間の安全保障ということについて提案をされました。人間の尊厳に立脚した平和と繁栄の二十一世紀というような言葉も使われましたし、それから一月の、今回の国会の外務大臣の演説の中でも、人間の安全保障ということを言われたわけでございます...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  そうおっしゃっていただいたわけですが、にもかかわらず、実は、人権という言葉がハノイにも、それから今回の外務大臣の言葉にも入っていなかった。それから、ハノイの小渕総理大臣の提案の中で、五億円の人間の安全保障基金ということが盛り込まれてお...全文を見る
○藤田(幸)委員 いつも同じような答弁が法務省側の方から出てきておるようでございますけれども、そもそも検察側が持っておる情報量の方が弁護側が持っておる情報量よりもはるかに多いわけでございます。  そもそも、例えば、弁護側が請求をしたらという話ですけれども、検察側がどんなものを持...全文を見る
○藤田(幸)委員 大臣にここでお聞きしたいのですが、人権委員会が言っておる人権というのは非常に、法律にあるいは匹敵するぐらい重いのではないかという認識についてのコメントをいただきたいことが一つ。  それからもう一つは、いわゆる被疑者の保護ということから考えますと、これは結果的に...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょっと二つほどまたこの勧告についてお伺いしたいと思いますが、一つは、政府から独立した国内の人権救済機関の設置というものを強く勧告する。強く勧告するという幾つかの勧告の一つですけれども。それで、こういった政府から独立した人権救済機関については、例えばアジアにおい...全文を見る
○藤田(幸)委員 では、簡潔にお願いします。
○藤田(幸)委員 大臣にまた申し上げたいと思いますが、国連の人権委員会における、日本がどういう、いろいろな提案に対して賛成しているか反対しているかという表を実は取り寄せたのですが、かなり欧米系の国々と同じ投票パターンになっておりまして、アジアのほかの国に比べて、日本それから若干韓...全文を見る
○藤田(幸)委員 いえ、逆でございまして、ずっと続いておる事柄がたくさん、二十幾つものことについて指摘をされておるわけであります。つまり、男女共同参画の問題にしてもそうですし、在日外国人の問題もそうでございますし、それから同和問題もそうでございますし、戸籍の、相続権の問題もそうで...全文を見る
○藤田(幸)委員 ガイドラインあるいは周辺事態法、これは、いわば日本の周辺におきまして米軍と共同行動をするということになっておるわけです。それで、今いろいろ国会で論議されておる内容の事柄を、アメリカ側といろいろな時期に、頻繁に協議をしながら説明していかなければ、そもそもアメリカ側...全文を見る
○藤田(幸)委員 つまり、それだけ説明をしなければいけない。多分、人によって、場合によって違った英語で説明をされているのじゃないかという気がするわけですけれども。  そうしますと、今、武力行使との一体化ということを、日本語でも非常にわからないというか難しい、それをまたいろいろな...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○藤田(幸)分科員 きょうは文部大臣に二つほど質問させていただきたいと思いますが、いろいろな意味で、広い意味での教育障壁と申しますか、そういったことに関することでございます。  まず最初の質問でございますけれども、年末にも日経新聞の「春秋」に取り扱われておりました、アメリカの大...全文を見る
○藤田(幸)分科員 仮に、アメリカのテンプル大学を卒業した人が、国籍あるいはどういうパスポートを持っているかは別にいたしまして、卒業して日本に帰ってきた。例えば卒業式の数日前とかに、アメリカのテンプル大学、あるいはイタリアにもテンプル大学がございますが、日本人でも結構でございます...全文を見る
○藤田(幸)分科員 別に意地悪で申し上げるわけじゃありませんが、私、今大臣がおっしゃっていただいた実態論というのが教育において非常に重要ではないかと思っております。  テンプル大学のいわゆる卒業証書というものを、実際にどんなものか取り寄せてみたのですが、このテンプル大学において...全文を見る
○藤田(幸)分科員 設置基準に触れる前に、もう一つ申し上げておきたいのは、日本の大学がアメリカにも進出をしております。例えば帝京大学。この帝京大学も、幾つか提携をしてキャンパスがあるようでございますけれども、例えば、ここの帝京大学を卒業した場合には、アメリカのいかなる大学院でも受...全文を見る
○藤田(幸)分科員 また実態の話に戻りますが、設置基準は決して高くない、建物とか土地という話になってくるわけですけれども、建物とか土地とか、そういう設置基準とは別にしまして、実態として、非常にいい教育が行われておる、その数も非常に多くの学生さんがいらっしゃるわけです。それから、日...全文を見る
○藤田(幸)分科員 設置基準の壁がだんだん低くなってきたとおっしゃいますが、現在、これから日本で大学をつくる場合には、恐らく東京から一時間以上のところに結局つくらざるを得ないというようなことになっておりますね。  そういうことと、本来、できるだけいい教育を、しかも、ライシャワー...全文を見る
○藤田(幸)分科員 その一番大切な教員の質ということに関しては、私もちょっと調べてみましたけれども、既にワールドスタンダードにいっているというふうに思っております。実際に、先ほど申しましたようなアメリカのある意味では非常に優良大学のファクリティーがそろっておるわけです。  一方...全文を見る
○藤田(幸)分科員 今おっしゃいました安定的、経済的な基盤ということに関しましては、例えば本校の方が非常に安定した、ある意味でいえば、数年前のバブルの時代と違いまして、アメリカに優良なキャンパスを持って財政的に豊かな大学であれば、それ自体が、逆に言いますと今日本の大学よりは経営状...全文を見る
○藤田(幸)分科員 今のは、局長、私のさっきの話を聞いていなくて、去年と同じ答弁をしているわけです。  私が今申し上げましたのは、そういう補習塾としてのサポート校という認識では違うということをさっき申し上げたわけです。それを聞かないで、準備された答弁を、去年と同じものを言われた...全文を見る
○藤田(幸)分科員 まず、一律ではないというのは、これは当たり前の話でございます。フリースクールもそうなっているわけでございまして、ここにも、「本人の自立を助けるうえで有効・適切であると校長が判断する場合」となっているわけですから、一律ではないというのは、それはもう当たり前の言わ...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ということは……
○藤田(幸)分科員 では、一環ということは別にして、つまり、少なくとも定期のことに関して言えば、今の答弁でも矛盾がないように存じますので、大臣の方も今ゆっくり聞いていらっしゃいましたけれども、非常に重要な問題でございますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。どうもあ...全文を見る
04月20日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○藤田(幸)委員 きょうは、主に防衛庁長官に質問させていただきます。以前も二月に予算委員会で質問させていただきましたが、航空自衛隊のいわゆる初等練習機の後継機の機種選定について質問をさせていただきたいと思います。  おさらいにもなりますが、初等練習機T3の後継機につきまして昨年...全文を見る
○藤田(幸)委員 著作権の問題ということは、前のUXの場合にもそういった理由でこの資料提出を拒否しておるわけでございますけれども、一企業、そしてその企業の提案書に基づいて機種選定をしておる、そして、これだけ実は昨年以来調達に対して疑惑があり、かつ、これだけはっきりした価格が下がっ...全文を見る
○藤田(幸)委員 慣行的に著作権の問題である、商業上の機密であるということでございますけれども、そのことと、国の利益、つまり国民の利益との比較においてどちらが重要だと長官はお考えですか。
○藤田(幸)委員 長官、質問に答えてないわけです。つまり、契約ではないといっても、慣行的に、著作権、商業上の問題だと言っていることと国民の利益とどちらが重要かということを申し上げております。
○藤田(幸)委員 契約でないということをおっしゃっていますけれども、これは前も質問いたしましたが、機種選定をした後、その後、随意契約です。つまり、これは一般公開入札じゃないということを防衛庁の立場はとっておるわけですから、機種選定そのものが決定権を持つわけです、その後、随意契約に...全文を見る
○藤田(幸)委員 この資料を提出しないということについてでございますけれども、これは後でこの資料の請求ということについても申し上げたいと思いますが、これは一九九四年、参議院の内閣委員会でございますけれども、当時の航空自衛隊のUXの機種選定をめぐる疑惑問題について集中審議がございま...全文を見る
○藤田(幸)委員 会社の許諾以上に国のあるいは国民の利益が優先するということを申し上げており、かつ先例があるということを申し上げておるわけでございますので、理事会の方で御検討いただきたいと思います。  それで、なかなか資料が出てまいりませんけれども、私の方で独自にこの価格につい...全文を見る
○藤田(幸)委員 これは、今まで申し上げたこと、それから、二月二日に野呂田防衛庁長官の方から価格が安くなったという理由の説明を受けましたが、それも勘案をしてつくった資料でございます。  上からまいりまして、一番上の数字が中期防の試算でございます。この右側の四億四千万円というのは...全文を見る
○藤田(幸)委員 社給ということは、今まで防衛庁が国産のメーカーにエンジンを社給という形で発注したことはあるのでしょうか。
○藤田(幸)委員 今お配りした資料の三枚目でございますが、これは機体価格総括表というものですが、一番下の総計の二つ上に「エンジン(一機分)」とありますが、このエンジンは機体とは別になっているわけです。社給という場合にはこの機体の中に入るはずだろうと思うのですが、機体の中に入れば、...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、私の質問はそうじゃなくて、社給品であったならば、当然利益が上乗せされるわけでしょう。ですから高くなるのじゃないですか。
○藤田(幸)委員 全然質問に答えていないわけで、社給品であれば、当然、ここのGCIPというのが上乗せされるわけですから、その分利益が二重取りあるいは二重上乗せということになるのじゃないですか。したがって、社給であれば、そもそも提案要求書にあるところのエンジンが上の機体部分に繰り上...全文を見る
○藤田(幸)委員 つまり、部材費の方に普通は入るということであれば、当然それに対して利益が上乗せされるわけですね。
○藤田(幸)委員 いや、ですから、繰り返しますが、つまり官給品ということは、今まで自衛隊の飛行機がほとんどすべてかあるいはほとんどが官給品であったということは、利益を上乗せさせないために政府が直接購入をしてきたわけです。ところが、社給品ということであれば、利益が上乗せされてしまう...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、質問に答えてください。つまり、社給品であれば利益が上乗せされるわけですね、長官。
○藤田(幸)委員 つまり、利益が、GCIPが上乗せされるということであります。  それから、先ほど来、五十機、五十機とおっしゃっていますが、T5も四十機発注しているのです。だから、あたかもT7が五十機発注されたから非常に安くなるというのは、T5であったって四十機発注されているわ...全文を見る
○藤田(幸)委員 では、もう一度今の数字を、幾ら下がったかという数字じゃなくて、絶対数字でおっしゃっていただけますか。つまり、直接材料費、加工費、直接経費等々。
○藤田(幸)委員 今、一見まともな答弁のように聞こえましたけれども、根本が違っているわけです。  この資料を見ていただければ、長官、ぜひお目通しをいただきたいと思いますが、長官がこの紙の下の方の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)で言っております比較の対象は、中期防との比較で...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、ですから、中期防との比較ではなくてT5との比較で前回答弁をされておるわけでございまして、今の数字は、先ほどの局長と同じように、中期防に比べて幾ら下がったという数字だったわけです。それではこの前の五つの理由と整合性がないと思います。
○藤田(幸)委員 違います。その後で、T5の、昨年も五億五千万、あるいは平成八年の調達でいっても四億という話から申し上げましたし、この資料も、前回の防衛庁長官の答弁はT5との比較においてこれだけ五つ例を挙げておっしゃるので、T5との比較ということで聞いておるわけです。
○藤田(幸)委員 いろいろつじつまが合わない形で苦労をされておるようですけれども、二枚目の数字をごらんいただければわかると思いますけれども、T5自体が、例えばこの調達価格が毎年毎年上がってきているわけです。去年はたまたま富士重工が取引停止になっておりますから執行しておりませんけれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 まず、下がった、下がったとおっしゃいますけれども、下がったというのは、しかも単に徐々に下がったわけではなく、急にがけを落ちるように下がっているわけですけれども、急に下がっているということは、そもそも高過ぎたという可能性があるわけです。つまり、水増し疑惑の点につい...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょっとそれでは違った角度で聞きますけれども、何回も委員会あるいは質問主意書等で資料の提示を求めているわけですけれども、結局なかなか出してこない。そして、私が調べましたらば、防衛庁の機密保有数というのが、平成六年末で十一万八千四百五十五件、百六十八万八千九百八十...全文を見る
○藤田(幸)委員 そういう秘密があるわけですが、今度のこの機種選定に関しましても、あるいは防衛庁の調達全般に関しましても、調達適正化会議というものが開かれるということになっていますけれども、その適正化会議のメンバーは、こういう今の防衛機密に対するアクセスが当然認められるべきだと思...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が大分なくなってまいりました。きょうずっと聞いてまいりましても、説得力のある説明が全然出てこない。そしてこれは、急にこういった形で価格が下がったということに対しまして、やはりいろいろな防衛庁内部での動きがあったのではないかということが想像にかたくないわけです...全文を見る
○藤田(幸)委員 ほかの政府関係者、あるいはほかの国会議員とのかかわりについてはどうでしょうか。
○藤田(幸)委員 長官にお尋ねをいたしますが、きょうずっと、前回でも、予算委員会でもそうですけれども、お聞きをしてまいりましたが、これだけ具体的な数字も含めまして、そして随分報道もされておる内容でございますけれども、どう考えても、きょういただいた説明では、説得力のある、しかも、国...全文を見る
○藤田(幸)委員 では、ぜひその許諾を得るように努力をしていただき、また、委員長初め理事の方で、ぜひ前向きに資料開示がされるように努力をしていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
05月13日第145回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。きょうは二十五分でございますので、簡潔に質疑をさせていただきたいと思います。  まず、コソボのことについて御質問したいと思いますけれども、今回、いろいろな出来事、中国大使館に対する誤爆の問題、それから、ロシアの首相も解任をされた、...全文を見る
○藤田(幸)委員 その中で、G8あるいはNATO、国連といろいろございますが、誤爆の関係など見ておりまして、事実関係の確認が非常に重要だろうと思っております。  伝えられるところによりますと、中国大使館に対する誤爆というのは、そもそもCIAがつくった地図が古いものであったという...全文を見る
○藤田(幸)委員 この前、G8に大臣が出席をされましたが、NATOに入っていないG8の加盟国であるという特徴があったわけでございます。逆に言いますと、NATOに入っていないがゆえにNATOよりも情報が劣るということであっては、私はまずいんだろうと思うんです。というのは、先ほどの大...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、そういうことを言っているわけじゃございませんで、中国あるいはNATOと話をする際にも、例えば、前の地図を使ったというならば、その間違えられた、現在中国大使館があるところは建物がなかったはずなわけで、今、日本大使館を新たにつくるところも建物がないようですけれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今の答弁は去年と全く同じ答弁でございますが、私は先ほどの質問で、アメリカはその後、第二追加議定書に対しては、締約はしていないけれども批准をする意思を表示しているわけであります。それから今の、戦闘員と非戦闘員との識別に関しましてはこれは第一追加議定書の問題でありま...全文を見る
○藤田(幸)委員 自助努力というと、形式論としてはそのとおりなわけですが、しかしながら実際問題としますと、そもそも輸出等で外貨調達力がないという国である。それから日本の場合も、例えばアメリカ、カナダあたりも、いわゆる贈与、グラントの比率を九〇%とか一〇〇%というふうに上げるという...全文を見る
○藤田(幸)委員 もちろん、これは非常に難しい問題だろうと思いますが、私が申し上げておりますのは、今大島局長が答えていただいた問題は具体的な質問通告ではございませんでしたが、ほかの質問通告に関連しておるので先にお聞きしたわけです。  つまり、贈与資金がそのまま返済資金に使われる...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間がないのであれですが、そうじゃないんだろうと思うんですね。  つまり、今大島局長は、今回は債務救済だけだとおっしゃるんですが、四月二十八日の政府の発表も「重債務貧困国に対する開発と」と入っているわけでして、高村外務大臣、サミットに行かれて、単に今回ほかのG...全文を見る
○藤田(幸)委員 どうもありがとうございました。
05月19日第145回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○藤田(幸)委員 引き続きまして、コソボについて質問させていただきたいと思います。  先ほどの上原委員の質問に対する答弁でも、外務省の方ではNATOの空爆に対する法的評価はしないというお立場でございますけれども、ただ、法的評価をしないまでも、今まで外務省のいろいろな説明を聞きま...全文を見る
○藤田(幸)委員 詳細な情報を有していないというのは、例えば、実際にいろいろなエスニッククレンジングがあったのかどうかというような情報を有していないこと自体、私は決して芳しいことではないと思います。そういうことに関しては情報を有していないということが、評価を差し控える理由になるか...全文を見る
○藤田(幸)委員 しかしながら、国連におきましても、他国の国内事項への不干渉の原則といったことを言っているわけでございまして、それを、今の大臣の答弁のようなお答えでありますと、世界的ないろいろな毎日のように起こっている事柄について、いつまでたっても日本政府は評価をしないまま、一方...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、ですから、完全に履行されるということですけれども、であるならば、そもそも、ユーゴ軍のコソボからの撤退あるいはエスニッククレンジングが必ず終わるという前提でなければ空爆ができないという理論にもなってしまうわけでございまして、要は、外務大臣ですから交渉事をされ...全文を見る
○藤田(幸)委員 柔軟というのは、やはりそもそも、判断の根拠を示して、いろいろな選択肢がある、その中でこういうこともあるんではないかというような話し合いを進めるのが柔軟な外交ではないかと思います。  私が、あるいはほかの委員もいろいろきょう問題にしておりますのは、やはりその根拠...全文を見る
○藤田(幸)委員 これは本当に、日本が人道的根拠ということだけは今回はっきり言いながら、理解という言葉を使っておるわけですので、しっかりとこの普及ということと、それから、たびたび申し上げておりますけれども、その二つの議定書の批准ということについて積極的に取り組んでいただきたいとい...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  時間が大分迫ってきましたので、別の観点からこの政治解決に向けての動きについて御質問したいと思います。  それは、最近の報道によりますと、日本政府がセルビア難民の支援を検討しているということが出ておりますが、私は、これは大変重要だし、...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、非常に複雑に民族等が錯綜した地域におきまして、全体の厭戦気分、あるいは復興に対する気持ち、あるいはできるだけ停戦に持っていきたいというような、いろいろな意味での環境づくりということを、特に特定の人種等々に限定をせずに行っていきたい、そういうお考えで...全文を見る
○藤田(幸)委員 結果的に役立てば大変うれしいと。それは難民、避難民対策に限ればそれで大変いい話ではないかと思いますが、難民、避難民対策というのは、私は、被害をこうむった方々を救済するという意味だけではなく、やはり将来の政治的解決、それから復興援助の話も既に始まっているようですけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 その際に、あるいはそのほかのいろいろな外交チャンネルを通しまして、先ほど来申し上げてまいりましたが、イタリアの首相の案、それからドイツの緑の党の案、それからロシアと中国の動き等を含めまして、もちろん、コソボからのユーゴ軍の撤退あるいはコソボにおけるアルバニア人の...全文を見る
○藤田(幸)委員 大変前向きな答弁、ありがとうございました。  参考までに、私ども民主党、きょうは、玄葉部会長、私は副部会長を務めておりますが、コソボ情勢について私どもの考えているメモがございますので、簡単に御紹介をいたしまして、また参考にしていただければ幸いと思います。  ...全文を見る
06月01日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  きょうは、中央省庁改革法案の中で防衛庁設置法につきまして、主に防衛庁長官にいろいろと御質問をさせていただきたいと思っております。  今回の中央省庁等改革のための法律案の第十二条におきまして、防衛庁設置法の改正について規定をさ...全文を見る
○藤田(幸)委員 私の質問に余り答えていない感じでございまして、つまり意識改革とか競争原理とか抽象的なことでございまして、組織そのものに関しましては、技本とか、それからいわゆる幕と言われる陸海空について、余りあるいはほとんど組織としての改革には手がつけられていない。  実際に、...全文を見る
○藤田(幸)委員 本来は、今の質問は長官が答えるべき質問、つまり防衛庁全体の問題でございますので、装備局長、つまり川下での調達の問題ではないわけでございますので、長官からお答えがいただけないということ自体が、非常に、防衛庁全体のこの組織改革に関する姿勢の欠如ではないかというふうに...全文を見る
○藤田(幸)委員 何か抽象的なお答えばかりで、私の質問を繰り返し反復されたような答えでございますので、甚だ不満ではございますけれども、時間の関係で、もっと具体的な質問に移ってまいりたいと思います。  委員長の御了解をいただきまして、資料をお配りさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 それは、合計何件に対する二件でしょうか。それから、何年間にわたって、合計何件に対する二件でしょうか。
○藤田(幸)委員 少なくとも通告していたわけでしょう。それで、合計、何年にわたって二件ですか。
○藤田(幸)委員 ということは、昭和四十九年から平成九年ですから、もう数十年にわたり、何千か何万かわかりませんけれども、それに対して二件しか不成功に終わったものはないということですけれども、差し支えない範囲で、二件というのはどういう失敗例でしょうか、その内容についても簡潔に答えて...全文を見る
○藤田(幸)委員 とにかく、何十年にわたって、本当にごく一部のそういう不良品が見つかったというだけで、あとはすべて満足されるような結果に試験が終わったというふうに技本の統計上はなっているのだろうと思うのです。  それで、実は、ちょっと具体的な話ですが、資料をお配りしておりますけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、局長が早く言われましたので一見そのような報告書があったように聞こえますが、今、所内研究を含めという話でございましたけれども、つまり、所内研究というのは平成二年から三年度にかけて十億円を使った、そして研究試作された将来機雷用複合センサーの報告書ではございません...全文を見る
○藤田(幸)委員 したがって、確認試験前の報告書、つまり技術報告書は存在しないわけですね。
○藤田(幸)委員 確認試験をしたものは技術報告書をつくらなければいけないという義務があるのではないでしょうか。
○藤田(幸)委員 原則とおっしゃいますが、これは六カ月以内につくらなければいけないという作成義務があるんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 特段の事情がない限りということですが、報告書がないまま十億円が支払われたんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 それはいわゆる領収試験ということとの混同をおっしゃっているだけでございまして、支払いに関しては領収試験が必要ですが、いずれにしましても、つくったセンサーというものが合格しているかどうかについて報告書を半年以内につくらなければならないという義務があるんじゃないです...全文を見る
○藤田(幸)委員 原則ではなくて、それでは、今までこういう試作試験があって、報告書がない試作試験があるんですか。
○藤田(幸)委員 いや、後刻の問題ではないと思うんです。つまり、今まで研究試作でつくったものはすべて報告がなければ、それがしっかりとした、防衛庁の今回の場合でしたら技術本部の方が委託した製品が、つまりこのセンサーですけれども、真っ当な、つまり合格品であるという認定ができない、認定...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、このいわゆる研究試作によってできたセンサーの性能を確認したデータはあるんですか。
○藤田(幸)委員 それは平成四年から六年にかけてのデータですか。その後のデータじゃないんですか、あるのは。
○藤田(幸)委員 四年から六年のデータというものは、そうすると、いわゆる浮上ブイから支援船に対して無線で送られたデータが存在するんですか。
○藤田(幸)委員 ですから、有線のデータはあっても、その前の無線のデータはないわけでしょう。
○藤田(幸)委員 技術報告書というのは、いわゆる品質を証明する、できた製品を証明するものですから、そのデータが存在しないということは不良品ということじゃないですか。
○藤田(幸)委員 ですから、試験のデータがあるんですか、無線を使ったデータが。
○藤田(幸)委員 現時点ではというのはおかしいんじゃないですか。つまり、平成二年から三年にかけて行った試作、それについてデータがなければ製品として合格とは認められないんじゃないですか。それを今になってあるかどうかわからないということは、ないということじゃないですか。  そもそも...全文を見る
○藤田(幸)委員 技術報告書というのは、六カ月以内につくらなければいけない、そういう義務報告のものじゃないんですか。本部長に報告することになっているわけでしょう、六カ月以内に。
○藤田(幸)委員 それでは、性能確認ができていないわけですね。
○藤田(幸)委員 ですから、性能確認ができていないわけですね。つまり、性能確認がないのに、そして技術報告がないのに、このセンサーというものが合格したというふうに言えないわけでしょう。つまり、はっきり申し上げますけれども、要するに、データを伝送する無線送受信機が誤作動して正常に働か...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、資料請求したのは先週の金曜日です。  それから、その性能確認試験前に、要するにデータがないわけですね。それで、これは無線送受信機が結局動かなかった。動かなかったということは不良品じゃないんですか。不良品であるならば、この十億円の支払いというものは、これは...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうではなくて、今調査をしなければいけないということは、つまり、はっきりこれは合格でなかったということですよね、合格であったならばデータがあるわけで。つまり、防衛庁の技術部の方に、今まで合格したもののリストと技術報告書があって、私はここにその技術報告書のいわゆる...全文を見る
○藤田(幸)委員 違います。平成七年じゃありません。この試作品は平成四年の三月に納入されたものですから、平成四年中にこの技術報告書が出ていなければいけないんです。根本的に、今局長がおっしゃっていることは違うんです。  つまり、もともと無線で、センサーを平成二年から三年にかけて試...全文を見る
○藤田(幸)委員 正確なことを報告しなければいけないと、もっとものようですけれども、とにかくこれだけの税金を使って、そして製品が納入をされ、そして支払いをされているわけで、その裏づけの性能確認がなされていない、データもない、これは大変なことですよ。  それで、今、ちょっと別の方...全文を見る
○藤田(幸)委員 今の平成九年で結構ですが、七十四億円というのを人数割りいたしますと、一日大体十万円というのは合っておりますか。
○藤田(幸)委員 今、計測の補助ということでございますけれども、ここに実は、技術研究本部に対しまして会計検査院の調査を前にして、技術研究本部の中で予行演習をしたというメモがございます。それによりますと、技術研究所の内部の人間が実際に労務借り上げで来ている人に対して、どんな仕事をし...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうすると、これは後でお見せしても結構ですけれども、実際に技術本部の中でのやりとりの中で御本人たちが、つまり、今局長がおっしゃった計測補助以外のことを実際の仕事としてはやっているというふうに答えている、これについてはどう思われますか。
○藤田(幸)委員 つまり、昨年以来調達本部のことばかり問題になっておりますけれども、そもそも、いろいろな調達要求、装備品の決定権を持っておる、あるいはいろいろな装備品を調達本部よりも先に実際につくる技術研究本部において、この何十年間にわたって二件しか不合格品がない、全部いわば合格...全文を見る
○藤田(幸)委員 各技術報告というものは、年次報告になって毎年出ているんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 いや、そうじゃなくて、平成四年に納入をしているわけですよね。ですから、四年じゅうに、つまり半年以内にこの技術報告書というのを出さなきゃいけないんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 いや、ですから、試作についての技術報告がなければいけないんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 委員長、これは、ないということは非常に重要なことでございまして、今局長がおっしゃいましたけれども、これはなければならないものなんです。防衛庁において試作をした場合にはなければならないものがないということが、今はっきりしたわけでございます。  防衛庁長官、今局長...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、データがないということをはっきりお認めになって、かつ徹底究明ということでございますので、当時のいろいろなことも恐らくないというのはすぐわかるんだろうと思うのです。  それで、先ほど申しましたが、要するに無線受信機が働かなかった。したがって、データが出...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  行革委員会との関係で言うと、つまり調達本部ではなくて技術本部がいかに重要かということからお話をしているわけで、調達本部よりもはるかに技術本部の方が非常に重要なわけでございますので、したがって、今回の行革法案に技術本部、陸幕、海幕、空幕...全文を見る
○藤田(幸)委員 ですから、その報告がなかったといっても、実際にこういうふうに言っているんじゃないですか。事実関係、違うんじゃないですか。
○藤田(幸)委員 そうすると、その回答した人は、この三名の方々も意見聴取したわけですね。そうすると、ここに言っていることと内局からのいわゆる質問に対して違った答えを言っているということですか。
○藤田(幸)委員 ですから、この三名も回答しているんだろうと思いますが、この三名は内局からの調査とそれから実際に言ったことと違った答えをしているということですね。
○藤田(幸)委員 全然私の質問に対して答えていません。つまり、この津曲さんなり佐野さんなり宮下さんという人は、防衛庁内部から聴取を受けたときと実際に言ったことは違った答えを内局の調査に対して言っているということですね。
○藤田(幸)委員 ちょっと時間ばかりたっていますけれども、言った覚えはないというふうに言っているというふうに理解をしているとかいう答弁では答弁になっておりませんので、では、この三名の方にはっきりともう一度調査をしてください。でなければ、結局うそを言っているということになると思いま...全文を見る
○藤田(幸)委員 それでは、もう一度再調査をお願いしたいと思いますが、時間がありませんので、長官、今まで何回も、きょうまたあの表を配らせていただきましたけれども、同じ飛行機でありながら、T5という海軍の方の飛行機とT7という今度新しい航空自衛隊用のものが、ほんの一、二年の間にこれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今まで何回か答えられてきたことと実際に矛盾することが、私の方が何か矛盾をお知らせしているような形で進んでおりますのは、こういう形でまた機種選定というものがされると、またやり直しということでございますけれども、そういうことでは、これは多額の税金を払ってのことでござ...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○藤田(幸)委員 きょうは、まず日本とイスラエルの航空協定について御質問したいと思います。  イスラエルのエルアルという航空会社、非常にいろいろなところで今までテロ等の洗礼を受けてきているわけです。したがいまして、日本に乗り入れをするとなるとさまざまな安全措置が必要であるという...全文を見る
○藤田(幸)委員 午後の時間ですので、ジョークじゃありませんが、六月五日土曜日に関空に着く場合にというふうに私は質問したんですが、土曜日はエルアル航空は飛ばないことになっております。  つまり、実は私、前にジュネーブにおりましたときに、エルアル航空に乗った日本人の乗客がジュネー...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。ぜひその辺、よく詰めて、お願いをしたいと思います。  次に、ケルン・サミットについて、もう間近でございますのでお聞きしたいと思いますが、国会で私も何回か債務の帳消し問題について質問してまいりましたが、また引き続き質問させていただきたいと...全文を見る
○藤田(幸)委員 結局、基本的な考え方ですが、いわゆる金を貸している側が金貸しの論理で自助努力ということを話しているような気がしまして、自助努力をはるかに超えて、それが構造的に、場合によっては紛争、不安定の原因にもなりかねない。したがって、ストックそのものを変えていかない限り根本...全文を見る
○藤田(幸)委員 別の角度から、日本政府がこういう日本スキームで行う場合に、債務救済の適用を受ける国には新規の円借款を供与しないということになっている関係で、対象国四十一カ国のうち、ベトナム、ミャンマー、ガーナ、ケニアですか、が恐らくそれを辞退するというふうに判断されておる、ある...全文を見る
○藤田(幸)委員 前にも御質問しましたが、債務救済の無償資金協力というのがあります。要するに、まず返しなさい、そうしたらすぐその分を充当します、したがって負担はふえませんよという、便法的にそうなんですけれども。例えば、その場合に商品購入が義務づけられる、そうすると、やはりもともと...全文を見る
○藤田(幸)委員 大臣にお伺いしたいと思いますが、この債務帳消し問題というものは、来年サミットが沖縄で開かれますが、私は来年沖縄でサミットが開かれるというのは大変いいことではないかと思っておりますけれども、この問題が来年の沖縄サミットでも取り上げられるというのは御存じでしょうか、...全文を見る
○藤田(幸)委員 恐らく取り上げられるんだろうと思いますが、六月十九日に、ケルン・サミットが行われるときに、先ほど言いました十万人ぐらいの方が人間の鎖というのを使ってその会場を取り巻くそうですけれども、ケルンが終わった後は今度は沖縄に向かって活動を始めようというようなことになって...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  残された時間、ちょっとコソボの和平案についてお聞きをしたいと思います。  今回は、ロシアとそれからアハティサーリ大統領の動きが非常に多かったわけですが、ロシアに関しましては大臣みずからがいろいろ動かれた点が多かったのかという、多かっ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今回、ユーゴの議会でも随分、相当激論があった、それから、ロシアの方もある意味では反発が出ているというふうに聞いておりますし、一方、クリントン大統領の方は、いわゆるユーゴ軍の方が撤退という状況が確認をされないうちは空爆を続けるということで、各交渉に関係をされた指導...全文を見る
○藤田(幸)委員 日本の場合には、今まで空爆を理解ということできたわけですけれども、今後、ここまで和平案がきた段階におきまして、もちろんG8の合意の中でそれに従っていくということでしょうけれども、例えばアメリカの方で、いわゆるユーゴ軍の撤退が確認をされなければ空爆を続行していくと...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
06月10日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第14号
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○藤田(幸)委員 私は、民主党を代表して、本日与野党五会派共同で提出された地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案及び修正部分を除く同法案に賛成する立場で討論を行います。  民主党は、政府提出の地方分権一括法案について、その基本的な枠組みは十分な評...全文を見る
07月01日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○藤田(幸)委員 私は民主党の藤田幸久でございます。本日は、防衛庁長官にお越しいただきまして、防衛庁の技術研究本部の不正について、引き続き質問をさせていただきたいと思います。  六月一日にも行政改革特別委員会で質問いたしましたが、昨年問題になりました調達本部の問題というのは、い...全文を見る
○藤田(幸)委員 前回の国会の行革委員会でも、長官の方で、前向きな調査をするという対応をいただきましたし、装備局長の方でも大変一生懸命調査に努力をしていただいているということを大変感謝申し上げたいと思います。  ただ、例えば、十六日の装備局長の報告の三ページに、不完全な形で報告...全文を見る
○藤田(幸)委員 それはちょっと一見まともに聞こえますけれども、この技術報告というのは、ちょうどその六月一日に装備局の方から摘要表を私いただいておりますので、これははっきり出ておりますけれども、そもそもこの目的が、ここに書いてありますけれども、データ解析の一部として、機雷の起爆論...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、装備局長はその報告を受けたというふうにおっしゃっていますが、今回いろいろな調査で、いわゆる技術研究本部の方から報告を受けているその報告自体が、今おっしゃっているように実は情報隠しのいろいろな操作が行われている。一見これは、私もよっぽど調べてみないとわからない...全文を見る
○藤田(幸)委員 局長みずから持ってこられたこの報告、六月十六日には、平成四年ないし六年度の性能確認試験に関する技術報告とあるわけです。だから、これは違うわけですよね。三ページの上から九行目、性能確認試験に関する技術報告は出ていないわけですよね、これは所内研究ですから。  です...全文を見る
○藤田(幸)委員 今長官のお話の中で、性能確認試験が終わってから六カ月以内ということが一点、それから、個別の技術報告は後でつくり直すということですから、その二つから類推いたしまして、要するに、性能確認試験に関する技術報告が出ていないということを確認いただけますか。そういうことです...全文を見る
○藤田(幸)委員 それは、技術報告じゃないというのははっきりいたしましたので、ぜひ対応していただきたいと思います。  時間がこれで大分とられましたので、先に移りたいと思います。  資料としてお配りしております一番目の、この研究経緯というものをつくってまいりました。実は、その技...全文を見る
○藤田(幸)委員 今回の場合に、納入時における三つの検査がありますが、そこで、例えばその性能や仕様書を満足しなくても三つの検査が通ってしまう。そして、通しておいて、性能確認試験期間中に修正を加えれば、検査のときに実は不良品があっても後で通ってしまうというようなシステムがあるようで...全文を見る
○藤田(幸)委員 ぜひ、納入時のシステムの改善については研究をしていただきたいと思いますが、でき得れば、第三者も含めた方もはいれる。今回気がつきますことは、私は国会議員でございますけれども、例えば国会議員であっても、あるいは防衛庁長官であってもそうかもしれませんけれども、実際に第...全文を見る
○藤田(幸)委員 これも先ほど来出ております、恐らく技術研究本部の方からそういう説明を局長が受けられたと思いますけれども、そもそも感度については、センサーというのは材料が同じであれば感度というのはそんなによくならない、例えば光ファイバーでもつくれば別ですけれども。  それから、...全文を見る
○藤田(幸)委員 報告を受けている、報告を受けているとおっしゃっていますが、報告をしている方々が、先ほど来責任の所在といって私が明らかにした、今回いろいろな管理報告も間違った報告を出した、必要な技術報告も出していない、そういった方々が局長に報告をされて、それを局長は読んでおられる...全文を見る
○藤田(幸)委員 これは、もし調査をしていただいたら、あるいは今私がお話ししていることで大分はっきりしてきたと思いますけれども、例えば、その3というものは日立造船が元請で石川製作所が下請でしたね。ところが、今度は石川製作所の方が元請になって、日立造船の方が下請になっていますね。こ...全文を見る
○藤田(幸)委員 いや、今回の検知装置の方は、ここに書いていますけれども、石川製作所が元請になるんじゃないですか。その前の、その3のときには日立造船が元請になっていたのが今度ひっくり返っているわけですね、同じものをつくっていながら。
○藤田(幸)委員 ですから、非常におかしいんだろうと思うんですね。今回は石川製作所の方がこういうふうな元請の形になっている。これは先ほど来言っていますように、同じものが、大体七千万円ぐらい、二年にわたってできているものが、これだけ、ほぼ同じものが五、六倍にふえて、そして元請がこう...全文を見る
○藤田(幸)委員 語尾が聞き取れませんでしたけれども、これは私が先ほど来御説明しております流れだろうと思いますので、今局長が、それは技術研究本部からの報告ではこうなっておりますとおっしゃっていましたが、それが違うということをはっきりと調査していただきたいと思います。  というこ...全文を見る
○藤田(幸)委員 いやいや、一般論で聞いているわけです。つまり、納入時にこういう、三つ検査がございますが、その際に不良品であるとか不合格品というのが見つかった場合に、それを合格として支払ってしまったと。これから検査体制を改善されますから、その段階で不合格がわかることがあり得るわけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、瑕疵担保というのは納入後の話ですけれども、例えば試作研究中の破損とかあるいは不良が発生した、それから納入後の瑕疵担保、これは契約にあるわけでしょうけれども、そういった、つまり仕様書性能を満たさないという場合、それで支払ってしまったという場合には、こ...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が迫ってまいりましたので一言、長官、こういういろいろなことが明らかになっておりますけれども、この一連の不祥事に対する責任をどういうふうに長官はお考えになりますでしょうか。
○藤田(幸)委員 最後に一つ、航空自衛隊の次期初等練習機につきまして、以前別の委員会で質問いたしました際に、長官の方から選定のやり直しを考えておるという答弁がございましたが、どういう選定のやり直しをお考えなのか、最後に長官の方からお答えをいただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。どうもありがとうございました。
07月23日第145回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○藤田(幸)委員 七月の上旬でございますが、ユーゴスラビアのベオグラードとマケドニア、それからコソボの内部にも行ってまいりまして、ちょっと順番はずれますが、まずユーゴ情勢、コソボについて質問させていただきたいと思います。  岡田克也議員と私と二名でこの三つの地域を訪問いたしまし...全文を見る
○藤田(幸)委員 であれば、ぜひごらんいただきたいと思うのですが、実は、空爆において被害に遭った方々の例えば首が飛んだ写真がそのまま出ております。それから、焼けただれた死体の顔とか、それから衣服がはがれてもう死体になって、広島の原爆の被害に遭われたような焼け焦がれた死体とか、そっ...全文を見る
○藤田(幸)委員 一方、私どもコソボの中にも丸一日入ってまいりました。コソボに入ることについては外務省の方から、非常に危険な地域なのでむしろ遠慮した方がいいのではないかというようなお話もございましたけれども、実際に日本の約四つのNGOの方々、若い女性も含めまして駐在をしております...全文を見る
○藤田(幸)委員 民主化の進展ということに関しましては、私どももドラシュコビッチという野党第一党セルビア復興運動の代表にもお目にかかりましたが、セルビア復興運動のドラシュコビッチそれから民主党のジンジッチ、野党の方がどうもまとまりがないということで、残念な気もするわけです。ところ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ということは、少なくてもミロシェビッチのいわゆる弾劾というものが、戦後のユーゴに対する、あるいはユーゴを含めた地域の復興に対する支援の条件には必ずしもならないというふうに受けとめてよろしいでしょうか。一言お答えいただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 それでは、その関連もありまして、私、今まで何回か質問しております、いわゆる赤十字条約について質問したいと思います。  と申しますのは、今度の八月十二日が、一九四九年に採択されたジュネーブ四条約の五十周年になります。それから、つい先日も、昨年タジキスタンで殺害を...全文を見る
○藤田(幸)委員 ただ、赤十字条約において国内における普及義務という義務があるわけで、義務は赤十字に課されているのじゃなくて、日本政府に課されているのじゃないですか。
○藤田(幸)委員 ですから、国が義務を負っているわけで、赤十字にやらせて、それの後援とか協賛では国が義務を果たしていることにならないわけです。  それから、前回も自衛隊に対する教育ということがありましたが、赤十字条約の一番大きな目的は文民の保護です。タジキスタンの秋野さんのお話...全文を見る
○藤田(幸)委員 平時には必要ないと言いますが、そうしますと、例えば、タジキスタンで秋野さんが殺害をされたというのは平時と考えるのか、平時でないと考えるのかというのが一つ。  それから、先ほどコソボのお話をしましたが、コソボに日本のNGOが数団体行っております。外務省の方で非常...全文を見る
○藤田(幸)委員 ですから、普及義務を果たしていないわけですよね、日本政府として。どうですか。
○藤田(幸)委員 平時、有事にかかわらずという今の発言と、先ほどの平時においては必要ないという上田部長の答弁と、矛盾があるという点が一つ。それから二つ目は、じゃ、今の東郷局長の御答弁ですと、とにかく具体的なことが起こった場合に、主に赤十字がやっていたのでそれでカバーができたんだと...全文を見る
○藤田(幸)委員 一言。ということは、日米同盟の同盟国である日本に対するそういう発射があった場合には、やはり同盟国であるアメリカに対して撃たれたというような同じ扱いの認識に基づいた一種の軍事的なメッセージを発信するということも、その具体的な対応策に入りますでしょうか。
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
07月30日第145回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○藤田(幸)委員 脇阪参考人とそれから大島局長に、私の意見を含めてお聞きしたいと思います。  まず、脇阪さんにお伺いしたいのですが、脇阪さんがおっしゃってこられたこと、重要な点を指摘していただきましたけれども、問題点を解決して実現する一つの大きな考え方として、単年度制の弊害とい...全文を見る
08月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  予算委員会それから決算行政監視委員会で質問してまいりました防衛庁の技術研究本部の問題について、きょうも御質問させていただきたいと思います。  昨年問題になりましたいわゆる調達本部を川下に例えるならば、技術研究本部というのは川...全文を見る
○藤田(幸)委員 今回のことは、単に事柄が余りにずさんであるといったこと、あるいは私が質問してからいろいろな方からインターネットとか投書が来ておりますが、技術研究本部の内部の方あるいは出入りをしているメーカーの一般の方々からも、非常にひどい体質であるというようなことが寄せられてお...全文を見る
○藤田(幸)委員 その知見とか助言を求めることが有益だ、それから予算についてのお話がございましたが、二月とか三月というのは、後でも質問いたしますが、技術研究本部で長期計画の作成を終わった、あるいは終わる段階なんですね。それから、四月に人事異動がございますが、まさにその人事の予定を...全文を見る
○藤田(幸)委員 まさに計画ができつつあるときにここまでの資料を出していること自体、つまり長期計画というのは項目が重要でございますので、ある意味では項目を明かしているわけですので、ある意味では一番トップシークレットに近いものをやめていったばかりの方々に見せているわけですね。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間の関係で、また戻ってまいりますが、先に進みます。  前回決算行政監視委員会でも質問したこととの関連でございますけれども、この技術研究本部で将来対機雷戦技術の研究というものがございますが、これは平成九年度の概算要求時には、その年の、同じ年の二月につくられた技...全文を見る
○藤田(幸)委員 長期計画に確かに基づくということですが、単に言葉だけで基づくということではなくて、予算要求する項目は一年ぐらい前から本部の了解をとってあるはずだろうと思います。  それで、試作をする場合には、試作の前提として所内研究というのがあるわけですから、所内研究で一定の...全文を見る
○藤田(幸)委員 ただ、今までの成果を踏まえてということになっていますが、将来対機雷戦技術の研究というふうに変わった後は、過去の将来機雷の研究というところが切られていますよね。だから、すりかわっているわけです。それが一つ。  それから、もし、将来対機雷戦技術の研究というふうに変...全文を見る
○藤田(幸)委員 ですから、申し上げているように、もともと、将来機雷の研究の目的に、対機雷戦能力向上型艦艇に有効に対処するためと入っているわけです、既に。視野を広げるということですけれども、要するに、全く同じ趣旨の研究を逆方向から言っているだけでございまして、つくるものそのものは...全文を見る
○藤田(幸)委員 もう一枚資料をお配りしておりますが、「複合検知センサと複合センサIII型の機能」という防衛庁からの資料です。  要するに、左側の「複合センサIII型」というのが、実際につくるハードそのものだろうと思います。その右側に、今度新たに、真ん中辺ですが、「目標速度推定...全文を見る
○藤田(幸)委員 ですから、逆じゃないですか。つまり全体の、つまりデータ融合技術を持っていて――局長、対将来機雷戦技術の研究というのは掃海、掃討技術のためのものじゃないのですか、基本的には。
○藤田(幸)委員 ですから、目的はどっちなんですか。将来機雷の研究なんですか、将来対機雷戦技術の研究なんですか、どっちなんですか。
○藤田(幸)委員 ですから、どちらですか。
○藤田(幸)委員 両方ならば、そういうソフト、つまり全体の、単なるハードをつくるメーカーじゃなくて、全体、両方ということならば、両方ができるメーカーがたくさんありますね、掃海、掃討関係でもそうですし、ソフトの面でもそうですし。例えば石川製作所が浮上機雷というのをつくっていますけれ...全文を見る
○藤田(幸)委員 その石川製作所がもともとつくった左側の「複合センサIII型」というのは、三台で七千百万円です。それで、先ほどおっしゃったように、真ん中のいろいろな「目標速度推定」等々は、技術研究本部の方が特許を持っている。それで、汎用品も使う。それが一台一億九千万円になってしま...全文を見る
○藤田(幸)委員 局長、技術研究本部からどういう説明を聞いていられるか知りませんけれども、私が聞いている範囲においては、この複合検知センサーというのは有線ですね、ケーブルがつながっている。したがって、これはある意味では非常に単純なものだろう。つまり、複合センサー研究装置というのは...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間があと少なくなりましたので、ちょっとさらにお調べをいただきたいと思います。  それで、もう一つ技術研究本部のことについて、昨年の七月十五日でございますけれども、北海道において高機動装輪車両走行試験というものが行われました際に、この車両が横転をして、乗ってお...全文を見る
○藤田(幸)委員 警察の介入がなかったということですが、警務隊が担当したということで警察は調査をしていなかったんではないかというふうに聞いておりますが。  それから、処分といいますが、どういう処分であったのか、その内容について簡単に答えてください。
○藤田(幸)委員 さらに内局の方でも調べていただきたいと思います。  それから最後に、航空自衛隊の初等練習機の件について質問したいと思います。  いわゆる航空自衛隊の初等練習機T7とほぼ同じT5というのが昨年度発注が予定されていたわけですが、海上自衛隊の方が発注をしていないと...全文を見る
○藤田(幸)委員 最後に、それは真にやむを得ないものであったのかどうなのかというのが、疑問が残りますが。  逆に、航空自衛隊のT7の方ですけれども、再三長官の方で見直しということを選定作業についておっしゃっておられました。十二月に富士重工の契約停止の期限が切れますけれども、そも...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○藤田(幸)委員 藤田幸久でございます。  河野外務大臣に質問をさせていただくというのを大変心待ちにしておりました。私が質問させていただく多分三人目の外務大臣になりますけれども、特に平和というもの、それから民主主義というもの、そして人権というものを標榜される河野外務大臣が外務大...全文を見る
○藤田(幸)委員 せっかく政治家同士の議論でございますので、言葉じりをとらえるわけじゃない形で今の議論に対して議論を深めさせていただきたいと思います。  今外務大臣は、民主主義の国であるかどうかということも一つの判断基準ということでございましたが、たまたま私が先ほど例を挙げたよ...全文を見る
○藤田(幸)委員 できるだけ私を理解していただこうという形で答弁をいただくのには感謝を申し上げたいと思います。  ただ、私が申し上げておりますのは、単に民主化支援あるいは経済支援というだけではございません。例えば、マンデラ現大統領が日本に、大統領になる前ですから一九九〇年ごろい...全文を見る
○藤田(幸)委員 単なる私個人の気持ちとか議員外交のレベルにかこってお考えをいただきたくないと思うわけです。  例えば、ノーベル平和賞を受賞された方々が、G7でもG8でも結構ですけれども、それぞれの国に行かれたときに、政府のどなたがお会いになっているかとか、あるいは、例えばまだ...全文を見る
○藤田(幸)委員 そういう専門家の検討、そもそも始まったこと自体が二十二年たってからでございますけれども、それも踏まえて、今月の四日でしょうか、ジュネーブの赤十字の国際会議に日本の遠藤実大使が出席をされて、追加議定書締結、つまり、コンクルージョンという言葉を使っていますが、締結、...全文を見る
○藤田(幸)委員 大臣、知っている範囲でお答えいただきたいと思いますが、もともとの赤十字条約が四九年にできて、日本が五三年に加入をしているわけですが、その国内法がそもそもまだ存在しないのは御存じでしょうか。  一方、国内整備というふうに今おっしゃいました。議定書の方は国内法の整...全文を見る
○藤田(幸)委員 報告を聞いておられるというだけでなく、今のような状況をお聞きになって、恐らく大臣自身も、なぜこんなにおくれているのか、今ごろという感じをお持ちになったのではないかというふうに思います。  といいますのは、先ほどのティモールの問題では、コソボにも日本のNGOがた...全文を見る
○藤田(幸)委員 と同時に、一九四九年のその条約、私はことし四十九歳ですけれども、ちょうど五十年前の話ですが、その国内法がまだないという。ぜひ外務大臣のリーダーシップで、もちろん、戦後いろいろな条約があったので、必ずしも全部が国内法がないのかもしれません。あるいは、細かい条約で国...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。