藤田幸久

ふじたゆきひさ



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藤田幸久の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。きょうは、瓦防衛庁長官にいろいろとお話を伺いたいと思います。  私は、国の防衛というのは大変重要なことである、これは長官も御存じだろうと思いますけれども、その防衛に関しまして、やはり内部がどう固まっているかということが非常に重要で...全文を見る
○藤田(幸)委員 ところで、ここ二、三年をとってみましても、例の調本の水増し請求の問題、それからジェット燃料の談合の問題、それから私も去年随分取り上げましたが、技術研究本部のいろいろな不祥事等々がございました。例えば、報告書が全く出されていない。不合格品でありながら合格の判こを押...全文を見る
○藤田(幸)委員 最近の不祥事で天下り問題等が背景にないと断言できる事例があったらば、お答えいただきたい。
○藤田(幸)委員 今の思い当たる節がないというのでは、私は大変認識が甘いのではないかと。これはすべて、今私が三つ四つ申し上げたことは、天下り問題そのものが本質ではないかという気がしておるわけで、天下りの関係がなければやはりこういった不祥事は起こらなかったのではないかと思いますが、...全文を見る
○藤田(幸)委員 材料ではなくて認識の問題であって、非常に基本的な問題であると思います。したがって、質問を続けたいと思います。  私の方で昨年、防衛庁の方に資料請求をいたしました。そして、防衛庁と過去十年間、一番契約高の高い企業五十社に対する天下り、再就職状況の資料提出をいただ...全文を見る
○藤田(幸)委員 質問は、なぜ内局が少ないのかということを聞いたわけで、それについてお答えをいただきたいと思います。長官。
○藤田(幸)委員 私は、三佐以上という資料請求をしているんです。ところが、一佐以上しか出てきていない。そして、内局の方がほとんど反映をされていない。三佐以上を請求したということは、防衛庁からの資料で明らかなんです。ですから、ちょっとそういう答えは筋違いでございますので、ちょっと事...全文を見る
○藤田(幸)委員 つかんでいるわけですよ。この「防衛庁OB就職状況」というリストがあると答えているわけですから、総務課長が。それから、「防衛庁OB企業別就職先名簿」というのが存在するわけです。つかんでいないのじゃなくて、存在しているわけですよ。それをなぜ出さないんですか、長官。
○藤田(幸)委員 三佐以上の資料請求をしたというのは、私は文書で出していますし、防衛庁から文書でそれに対して返事が来ています。ですから、三佐以上について資料請求したというのは間違いなくあるわけです。ですから、突然の質問というのは、この天下り問題について質問通告しているわけですから...全文を見る
○藤田(幸)委員 調査ではなくて、基本的な考え方として、透明性向上ということ、それから信頼性の向上ということを長官もお考えだろうと思いますから、そういう観点から、依頼をしたというのは事実でございますから、名簿があるというのも、これはあるわけですから、要はそれを開示する、公開する。...全文を見る
○藤田(幸)委員 とりあえず、時間がないので、私、審議官以上の資料は取り寄せましたけれども、実は、内局の場合でしたらばむしろ課長以下の方ぐらいからいろいろな天下りで出ているわけですから、内局の方もあわせてそういう開示をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田(幸)委員 離職者就職審査会というのは、今まで開かれたことはありますか。
○藤田(幸)委員 今まで開かれましたか。
○藤田(幸)委員 どの程度開かれましたか。
○藤田(幸)委員 再就職の問題というのは、多くの自衛官の方々で、若い年齢でいわゆる再就職をするそういった方々、大変重要なことだろうと思いますが、むしろ若い方々ではない、幹部の方々がいろいろな形で天下りをするということの方が非常に重要ではないかというふうに私は思っております。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 合計額は幾らですか。
○藤田(幸)委員 そういった答え方ですけれども、やはりもっと透明な答え方をしていただきたいと思います。  十ページに移りたいと思いますが、十ページの上から二つ目のコラムですけれども、調達実施本部副本部長、この方がいわば水増し請求の本人だったと思います。この方が、平成五年の十月に...全文を見る
○藤田(幸)委員 そうすると、これからは顧問も入るわけですね。  それでは、次にもう一つ、過去五年間の影響のある企業についてということがありますけれども、私は、企業だけではなくて、まさに防衛庁の外郭団体あるいは公益法人もその審査の対象にすべきではないかというふうに思います。 ...全文を見る
○藤田(幸)委員 長官、六ページをごらんいただきたいと思います。六ページの上から五行目ぐらい、例えば平成六年度であれば第五位に財団法人防衛技術協会五億三千四百万円と入っています。それから、この防衛技術協会は、平成七年度、八年度、九年度、十年度、約五億円ぐらいの受注があるんです、技...全文を見る
○藤田(幸)委員 長官、答えてください。防衛技術協会は、これだけの実は受注をして利益を上げているわけですね。それで、ここに天下りが相当行っている。これは、やはり公益法人も審査の対象にすべきじゃないですか。
○藤田(幸)委員 いや、防衛技術協会の中身じゃなくて、実際にこれだけ受注をした公益法人に天下りがこれだけ出ていて、そして公益法人であって、この公益法人が審査の対象になっていないのはおかしいということを言っているわけです。  それについて、公益法人も審査の対象——しかも、今の規定...全文を見る
○藤田(幸)委員 理事の数の問題ではないわけで、実際に仕事をとっているわけで、しかもその仕事の内容が、技術研究本部のいわば下請とまでいかずとも、実は労務借り上げでこれは相当の職員が、防衛技術協会の職員がいろいろ検査なんかをやっているわけです、技術研究本部に行って。労務借り上げです...全文を見る
○藤田(幸)委員 防衛技術協会の場合には、理事の数よりも、つまり内局から協会の役員で行った人よりも、実際に検査に通っているいわゆる職員の人が相当おるのです、防衛技術協会からこの技術研究本部に。ですから、労務借り上げの数が相当多いのです。月額二万円とかいうのじゃなくて、労務借り上げ...全文を見る
○藤田(幸)委員 長官、質問に答えてください。  要は、公益法人も対象にすべきではないか。つまり、五年間、退職前に影響があった公益法人等に関しては、民間、つまり営利企業でなくても対象にすべきではないかということを聞いているのです。十万円が平均値だというのはよく存じ上げています。
○藤田(幸)委員 整理をして御返事ではなくて、しっかりと調査をして、そして透明性と公平性の向上にしっかりと対応していただいて答えていただくということを、もう一度はっきりおっしゃっていただきたい。
○藤田(幸)委員 時間がありませんので、この天下りと関連をして、防衛庁の現役の方々とOBの方々との交流会について質問をさせていただきます。  これは、私は去年も取り上げたわけでございますが、そして、やはり防衛庁の方に資料請求をいたしましたところ、これは昨年の秋でございますけれど...全文を見る
○藤田(幸)委員 その姿勢を正すという一環でございますが、これは昨年の十二月ですか、海幕の航海会という、自衛官が宴会に出席したということに関して、防衛庁長官の方でしかるべき措置をとる、徹底調査を表明したということがございますが、どういう調査をしてどういう対応をされたのか、お答えを...全文を見る
○藤田(幸)委員 今度の四月からですか、自衛隊員の倫理法というものが成立するというふうに聞いておりますけれども、今政務次官の方からお話がありましたが、例えばOBではない業者を入れないとか、それから届け出の徹底とかいうことが言われております。今度の四月からどう倫理法が変わるのか、そ...全文を見る
○藤田(幸)委員 長官、よろしいですか。今伺っていまして、たまたまとか、たまたま今回の場合には翌日ゴルフをしたとかいう、私はその程度の問題じゃないと思うんですね。つまり、一部しか資料が出てきておりませんけれども、これだけ会があって、そしてあるときには内部資料のようなものまで使って...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  それでは具体的に、したがって、天下りの実態、その中には公益法人を審査の対象に入れるということと三佐以上、それからこの交流会の実態について、長官の方から調査をしていただく、そして答えていただく。つまり、把握をしていないということじゃなく...全文を見る
○藤田(幸)委員 あと数分残っておりますので、もう一つ質問したいと思いますが、一昨年来、これは野呂田前長官に質問してまいったことでございますが、いわゆる航空自衛隊の初等練習機の選定問題についてお聞きをしたいと思います。  この件は、一昨年、当時、富士重工に選定が決定をしたわけで...全文を見る
○藤田(幸)委員 非常に今度重要なことは、いわゆる空自がやるのではなくて調本が今度は担当するということの確認と、それから原価計算と契約が別組織になるということ、これも大きな点だろうと思います。原価計算と契約が別組織になること、それから調達本部が今度は担当するんだと。それから、概算...全文を見る
○藤田(幸)委員 調本がやるんですか。
○藤田(幸)委員 ですから、説明会それから入札そのもの、今までは例えば説明会は空自がやっていましたが、今度はどうなるんですか。一月の説明会はどうしたんですか。
○藤田(幸)委員 調本が一月にやったんですか、説明会。
○藤田(幸)委員 そうしますと、おととしの選定方式と今回の選定方式と違っている点をもう一度言ってください、長官。
○藤田(幸)委員 つまり今度は、長官あるいは政務次官でも結構ですが……
○藤田(幸)委員 国として、契約ですから、入札ですから、しかも国際入札ですから、国としての責任が——初めてこの機種選定に関して日本の防衛庁として行われる、画期的なことでございますので、その意味をはっきりと認識をして、国際的な公約を守っていただく方式であるということを確認していただ...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○藤田(幸)委員 外務大臣におかれましては、沖縄北方特別委員会、外務委員会、そしてまた北方委員会にお戻りという、大変お忙しい中、ありがとうございます。ちょうど正午になりましたので、ちょっと失礼になる質問かもしれませんが、単刀直入にお伺いをしたいと思います。  人事等昇任制度に関...全文を見る
○藤田(幸)委員 確かにアメリカの仕組みということは一つ要因にあると思います。ただ、私はちょっと認識を変えていただきたいと思っておりますのは、例えば、フランスの国境なき医師団の代表を務められたクシュネールさんが閣僚になられて、現在は国連のコソボの暫定統治機構の代表をされておられる...全文を見る
○藤田(幸)委員 大分懇切なお答えをいただいておりますので、ちょっと質問を一つはしょりまして、在外公館の問題について移ってまいりたいと思います。  ことしの二月でございますけれども、根室にロシア人の船員が入港してきた。これは不法上陸ということで逮捕されたわけですけれども、結局、...全文を見る
○藤田(幸)委員 確認しておきますが、つまり例外規定はないわけですか。
○藤田(幸)委員 ということは、先ほどの手続を経ないで不法に上陸をした場合には逮捕するということでしょうか。それから、そういう事例が今まであったかどうか、お答えいただきたい。
○藤田(幸)委員 同じように、北方領土の現状についての関係する質問でございますけれども、昨年、モスクワの連邦政府の方で、北方領土の国後島の地域をロシアの世界文化遺産としてユネスコに登録する準備をしている。ところが一方で、そのユネスコに登録する準備をしている地域において、金の採掘事...全文を見る
○藤田(幸)委員 全力を挙げておられるわけですが、一方で、例えばビザなし交流の関係をしてみたりとか、実態の中でできることをされている。そういう観点からしますと、例えばこの金の採掘事業を認める、それだけ世界遺産として大変有力なところを、ということであれば、そういう平和条約への努力を...全文を見る
○藤田(幸)委員 最後に、ちょっと時間がありますから、やはり人事制度等にかかわることについて一つ質問したいと思います。  昨年報道されたことですけれども、海外の日本人学校に派遣されている日本の先生方、いわゆる在外職員に関する手当というものが、例えばタンザニアに行っている校長先生...全文を見る
○藤田(幸)委員 開きがございますが、これで質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月13日第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  午前中の上原議員に続きまして、違法射撃事件、その他について御質問をしたいと思います。  午前中聞いておりまして、上原議員の質問に対しまして、長官は聞いておられないことにお答えになっているようなこともございましたので、質問を聞...全文を見る
○藤田(幸)委員 警務隊についてちょっと資料を見てみますと、過去五年間でございますけれども、例えば、警務隊が扱った中で、有罪と無罪になった割合を見てみますと、無罪は五年間でゼロ、全部一〇〇%有罪になっております。それから、起訴、不起訴の割合を見てみますと、例えば五年前には不起訴が...全文を見る
○藤田(幸)委員 議論が違うわけで、材料がないのでという話じゃなくて、材料は提供したわけです。それで、こういう環境からいいますと、これは身内が対象になっていて、それから、こういう起訴、不起訴の事例を見ても確実にそういう性向があるわけですから、これは公正さが危うくなっているというこ...全文を見る
○藤田(幸)委員 私の立場からさらにということではなくて、例えば警察も、任務を忠実に遂行しているということで終わっていればこういうことになっていないわけで、それで例えば国家公安委員会というものが存在をする。警務隊に関しては、結局、長官以外にチェックする人がいない。長官自身が一体ど...全文を見る
○藤田(幸)委員 それはおかしいので、実際に、自衛官等についての案件は、一般の警察ではなくて、警務隊が材料を提供するわけです。ですから、材料を提供しているのがまさに警務隊なわけです。この不起訴の割合が結局減ってきたということは、例えば五年前で九〇%であったものが四四に減ってきたと...全文を見る
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。  それに関連しまして、例えば今度の違法射撃事件ですけれども、目撃者がいたということになっておりまして、この人々が通報したと。警務隊が初めこれに関して刑事事件として捜査をしたという説と、初めはしていなかったという説と、両方ありますが、いず...全文を見る
○藤田(幸)委員 職務上は違っているけれども報告は陸幕長を通してということは、考えようによっては、例えば何か問題があった場合に、結局最終的な報告を受けるべき長官のところにいわば捜査の対象である陸幕の関係者を通して報告が来るということは、これは職務上まずいんじゃないですか。長官、今...全文を見る
○藤田(幸)委員 であるならば、調査が一月から今までかかっているのは、かかり過ぎだろうと思います。これはいわゆる秀島容疑者なる人々と三月までは接触していなかったということとは別の次元でありまして、警務隊が長官に報告をするということに対してなぜ報告がされていなかったということの調査...全文を見る
○藤田(幸)委員 全く論理矛盾でございまして、つまり地検の捜査中でということで、警務隊がいわばその捜査の対象になっているということは、長官の直属の警務隊自身が実は疑いの対象になっているということを今依田さん自身がお認めになったわけでしょう。だから、それをチェックする組織上の問題も...全文を見る
○藤田(幸)委員 要するに、警務隊に対する長官の監督不十分ですね。そう思われませんか。一言で答えてください。監督不十分ではないかと思いますが、一言、思われるかどうか、それだけお答えください。
○藤田(幸)委員 ちょっと時間が余りに過ぎるので、警務隊とかこういう不祥事に関して、実はほかにも自衛隊にいろいろな事例があるかのように私も聞いております。  これは、ちょっと私も正確な時期はわかりませんが、このいわゆる違法射撃事件が起こった東富士演習場で毎年、総合火力演習という...全文を見る
○藤田(幸)委員 その海佐の方というのは、なぜそこにいられたんでしょうか。  それから、当然、免許を持ってそこにいて、操縦をしていたということでしょうか。
○藤田(幸)委員 そうすると、一等海佐の人は運転はしていなかった。
○藤田(幸)委員 では、その一等海佐というのは、海上自衛隊でこの九〇式あるいは戦車の免許を持っておられたわけですか。
○藤田(幸)委員 それで、戦車というのは陸上自衛隊のものですね。それを海上自衛隊の海佐が演習場の中で、調本支部に来ていたにしても、そして仮に一般道路と違っても、運転をしていて、それで事故が起きた。いわゆる納入前という段階であっても、そもそも調本のそういう立場の人が運転していいんで...全文を見る
○藤田(幸)委員 検査ということであっても、戦車を操縦したわけですね。
○藤田(幸)委員 検査の実務のために海上自衛隊の人間が、たまたまそのとき調本にあっても、操縦をしたということであれば、逆に言うと、検査の段階の戦車の、しかも最新式のいろいろなメカがあるものの操縦ができるということになると、例えばだれでも調本に行っていた人間は、戦車、私はよくわかり...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間がないので、もう一つ念のため申し上げておきます。  これは去年もちょっと質問したことですけれども、ほかの、あるいは長官のためにも申し上げておきますけれども、一昨年、北海道の千歳地区の試験場におきまして、これは高機動装輪車両の研究という試験が行われたというふ...全文を見る
○藤田(幸)委員 最後に、つまり情報開示がされていない。ですから、今の自衛隊の北海道の演習あるいは実験の場合でも、結局公表がされていないのです。それから、先ほどの東富士演習場の場合も、それから今回の一連の問題もそうですけれども、やはりきちっと情報を開示して、実際に起こっているわけ...全文を見る
○藤田(幸)委員 一言、北海道の件は当時公表がされなかったということを、昨年装備局長が答弁をされておりますので、後になっての公表でございましたことを申し上げて、質問を終わらせていただきます。
04月19日第147回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。  まず、国際移住機関憲章改正関連について質問をしたいと思いますが、私も、昨年コソボに行ってまいりまして、それから東ティモールの関係の方にもお目にかかりまして、このIOMの方々、ある意味では、UNHCRと表裏一体といいますか、大変...全文を見る
○藤田(幸)委員 このIOMに対して、日本はアメリカに次いで第二位の分担金を支払っておるわけです。しかしながら、任意拠出金の方は非常に低い状況にある、九位に日本は位置している。分担金の方は二位でありながら、任意拠出金が非常に少ない、九位でございますけれども、任意拠出金が少ないとい...全文を見る
○藤田(幸)委員 コソボのIOMの責任者の方がたしか日本人だったかのような記憶をしておりますが、そんなことも含めて、ぜひ任意拠出金の方もふやしていただいた方がよろしいのではないかということを申し上げたいと思います。  このIOM、まさに移民の支援を目的としておるわけですが、今ま...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、大臣の御発言の中に、摩擦とか動揺をもたらさないという言葉がございましたが、実は最近、御承知のとおり、石原東京都知事がいわゆる三国人発言ということをおっしゃっております。  都知事の方は釈明の中で、今まで住んでおられた方というよりも新しく入ってくる方というこ...全文を見る
○藤田(幸)委員 その疑いを持たれるようなことがあってはならないと大臣の方からおっしゃっていただいていることは多としたいと思いますが、これは疑いどころか、先ほど大臣の方で、これは外務省の担当官の方のつくられた文章かもしれませんが、例えば居住とか公共施設を拒否するとかいう、一例とし...全文を見る
○藤田(幸)委員 「助長し又は扇動すること」ということを言っているわけですから、一例というのは勝手に外務省の方で言っていることであって、条約そのものを遵守しなければいけないという観点からしますと、今公職にある方の言葉ということですから、公職にある方の言葉がこの助長あるいは扇動とい...全文を見る
○藤田(幸)委員 実は、ことしですけれども、三月に、法務省の方で第二次出入国管理基本計画、外国人労働者の受け入れについて積極的に行うということの内容が官報に出ております。それによりますと、「これからの出入国管理行政は、」「人権尊重の理念の下で、社会のニーズに応える外国人の受入れを...全文を見る
○藤田(幸)委員 では、具体的方法は別にして、認めていないという対象になるわけですね、今回の発言は。
○藤田(幸)委員 いや、ですから、(a)と(b)は処罰が対象になっていて、それは留保している。(c)はそれがないにしても、しかしながら、このいわゆるシャル・ノット・パーミット、つまり許さない対象に発言はなっているということについては、この日本政府が留保をしていない前文で書いてある...全文を見る
○藤田(幸)委員 べっ視でなくても差別じゃないのですか。この対象は差別条約です。  石原都知事がおっしゃっていることは、私も全部見たわけじゃございませんけれども、主に今までずっと、戦後以来あるいは戦前から住んでおられる方を対象にしているのじゃなくて、今度入ってくる、あるいは、形...全文を見る
○藤田(幸)委員 この条文に、こういう差別の行為を根絶することを目的とする迅速かつ積極的な措置をとることを約束すると入っております。ですから、大臣、迅速かつ積極的な措置をとることを約束していただけますか。
○藤田(幸)委員 ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○藤田(幸)分科員 民主党の藤田幸久でございます。きのうに引き続きまた、河野外務大臣、よろしくお願いいたします。  きょう、初めにはいわゆる重債務最貧国の債務帳消しの問題、それからBC級戦犯等についてお聞きしたいと思いますけれども、その二つに関しましては、広い意味でのODAの問...全文を見る
○藤田(幸)分科員 大変すばらしいODAに関する理念を披瀝いただきまして、ありがとうございました。本来ならば党首討論でお答えいただくようなすばらしいメッセージをいただいたと思っておりまして、感謝を申し上げたいと思います。  次に、実はODAという言葉について、これは言葉の遊びじ...全文を見る
○藤田(幸)分科員 まさに今おっしゃっていただいた考え方が背景にあったんだろうと思うのです。ただ、実際に日本政府がその合意後に今やろうとしていることは、今大臣がおっしゃっていただいたこととむしろ逆になりつつあるのではないかという気がしております。  と申しますのは、今、日本政府...全文を見る
○藤田(幸)分科員 いろいろなときに、こういう方式が国際的に理解をされているとかいうことをおっしゃるのですけれども、それをお聞きしようと思っていたのです。  ケルン・サミットで多様な方法と言っているのを根拠にしているのですが、それは決して認知をされているという意味ではないと思う...全文を見る
○藤田(幸)分科員 一見似ているんですが、フランスのやり方は日本と違うと思うんですね、無償というところは似ていると思いますけれども。  ほかの国々もといいますけれども、G7なりで考えれば、日本とフランス以外は、合意したのは削減ですよね。削減を決めているわけですよね。日本は実は便...全文を見る
○藤田(幸)分科員 債務救済無償援助スキームの典型的な例は、数年前、あれは九四、五年でしょうか、カンボジアに対して同じような方式をとった。それから、ベトナムもほぼ同じような方式をとって、ベトナムの場合は当時の東京銀行がある意味では資金を提供して、よいしょとやった。確かに、カンボジ...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ですから、そういう一種の構造調整のような問題も含めて言っているわけですけれども、実際に今局長がおっしゃっているようなやり方で、では、それが受け入れられて、実際にそれができるかということになると、むしろそうはいかない可能性の方が……。  先ほど私がお金だけは上...全文を見る
○藤田(幸)分科員 この前もアフリカの方々がいらっしゃったときに大蔵省とか外務省の方々にお会いをしたそうですけれども、牧師さんが来ていまして、妹さんはウガンダの学校の先生だそうですが、過去二年間に学校の就学率は倍増したけれども、財政難から教師の採用をとめているので一クラスが三百人...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ちょっと技術的なことで時間をとりましたので、少し別の観点から申し上げたいと思いますが、これは大蔵省の関係かもしれませんけれども、債権を免除すると次にはもう貸せないのだ、そういう法律があるというようなことをつい先週も宮澤大蔵大臣が別の委員会で答弁しております。い...全文を見る
○藤田(幸)分科員 今大臣お聞きになったかもしれませんが、今まで大蔵大臣を含めて、日本は財政法の問題があるので残念だけれどもということをおっしゃってこられたわけですが、実は、法律的にはそういうことではないと。  冒頭で削減ということを申し上げましたが、削減というのは具体的にどう...全文を見る
○藤田(幸)分科員 お言葉を返すようですが、きょうはちょっとじっくりと思っているものですから。  先ほど来の日本のスキーム、メリット・デメリットの話が出ていますが、さらに申し上げますと、一たん返してもらったものに対してまたODAを与えるということですけれども、その財源は、通常の...全文を見る
○藤田(幸)分科員 何かちょっとよくわかりませんでしたけれども、要するに、本来はODAとして出すべきものであったものが、逆に減るということですね。  それから、先ほどの宮澤大蔵大臣のことは、そんなに言葉じりをとらえるつもりはありませんが、少なくとも、法律があるという答弁を今まで...全文を見る
○藤田(幸)分科員 それは、全体のアジェンダのセッティングのプロセスがそういうものなのか、今回は特に遅いのか。例年七月のサミットに対してアジェンダというのが、今四月の末ですから約二カ月前ですけれども、そういう漠然とした形で、いつもサミットというのはそういうものかどうかわかりません...全文を見る
○藤田(幸)分科員 随分時間が過ぎてまいりますが、実は三月三十日に、超党派の議員連盟がございまして、小渕総理にこの債務帳消しの問題について陳情いたしました。小渕総理が倒れられる二日前のことでございます。それが意味があったのかどうかわかりませんが、それから約十日後に非ODA債権の帳...全文を見る
○藤田(幸)分科員 ありがとうございます。  数分間残りましたが、もう一つのお金だけ上げないではございませんけれども、BC級戦犯について。  この事柄については外務大臣もよく御存じかと思いますが、一言で言いますと、政治的にも法律的にも谷間に置かれた方々。大変気の毒な状況にあら...全文を見る
○藤田(幸)分科員 時間が参りましたので、一言申し上げたいことは、冒頭で申しました、お金だけ上げないという形の対象になってしまった方々というのは、まさに法律とか政治の谷間になってしまった、そういう方々に対するお金というのは実はソフトなんだろうと思うんですね。  今までお金だけ上...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。建設委員会で初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  本日のこの土砂災害防止法でございますが、昨年の六月の梅雨前線豪雨による中国地方を中心とした土石流の災害、がけ崩れ等によりまして、昨年、今回のこの法案について...全文を見る
○藤田(幸)委員 今私は外務委員会の方から移ってまいりましたが、いわば災害に対する予防外交といいますか、あるいは、医療的にいいますと予防医学というのが今回のこの法案の重要な点であるかと思います。したがいまして、この予防医学あるいは予防外交というような点からいたしますと、これは天災...全文を見る
○藤田(幸)委員 その関係で、東京の首都高速道路の王子線の大気汚染について、今おっしゃっていただいた未然防止という観点から非常に関連がございますので質問をしてまいりたいと思いますが、その前に、これは大臣の地元でもございます大阪に隣接している尼崎の大気公害訴訟というものに判決が言い...全文を見る
○藤田(幸)委員 尼崎の道路と非常に似たような形での首都高速道路中央環状線王子線というものが今建設中でございます。私の事務所のすぐ近くでございますが、今地元の住民の方々が、これは尼崎と同じようなことが起きるんじゃないかというふうに実は心配しておるわけです。  それで、資料を何枚...全文を見る
○藤田(幸)委員 最後の三十秒で答えになっておりましたので、質問に答えて、今後答弁いただきたいと思います。  この構造上、大気汚染それから地震災害も含めまして、やはりトンネルよりも高架式の方が非常にいろいろな意味で問題が多いということは、いろいろな形ではっきりしていると思うんで...全文を見る
○藤田(幸)委員 資料の中で、図一というのがございますが、これはばい煙量の勾配に対する補正率をあらわしております。つまり、六%勾配の場合には、例えば走行速度が四十キロから六十キロメートルの場合に、三・六倍以上になるんです。そして、このばい煙量というのは、これは一目瞭然のとおり、非...全文を見る
○藤田(幸)委員 先ほど東京都の数字等々をおっしゃいましたけれども、住民集会等でいろいろな形で数字についてのやりとりもしてまいりましたけれども、道路公団側の方で、そういった数字に対して、具体的にこういう数字になるので、したがってこういう対策をとれば大気汚染に対してこれだけ対応がで...全文を見る
○藤田(幸)委員 そもそも前提として、道路公団の方では、このいろいろな数値に関しても、四%勾配までの数値しか出していませんですね。大臣、よく聞いていただきたいのですが、実際の道路は六%勾配で五百メートルです。しかしながら、今公団の方がおっしゃっていましたけれども、四%勾配までのい...全文を見る
○藤田(幸)委員 その浮遊粒子状物質の勾配の適用範囲が四%までしかない、これはなぜですか。
○藤田(幸)委員 大臣、お聞きのように六%の勾配、これは大変な、そして先ほど来この図表でお示ししていますように、例えばバスとかトラックの場合でも、勾配が六%も上がりますと排気ガスが五・八倍とか四・六倍に上がるのです。それに対して四%ですと、せいぜい三倍とか四倍未満なんです。  ...全文を見る
○藤田(幸)委員 今、大臣はいたし方ないということをおっしゃいましたけれども、尼崎の大気汚染では死亡した患者さんを含む五十名の方々が気管支ぜんそく等になっておられるわけですね。この尼崎と比較をしてみましても、この王子高速線の場合には、飛鳥山がございますけれども、飛鳥山の下をトンネ...全文を見る
○藤田(幸)委員 ちょっともう少し掘り下げますが、先ほどの道路公団の話ですと、あたかも最新の情報で四%しかないとかいう言い方をしていましたが、実際には二酸化炭素だけではなくて窒素酸化物の環境基準値も上回るということははっきりしているんです。  SPMは、いわゆるこの高速線が認可...全文を見る
○藤田(幸)委員 大臣、今の答弁の、そういう問題じゃないと思うのです。さっきから言っていますように、環境基準自身も変わってきている。一方で、実際に六%勾配でありながら、六%勾配に対してこう対応しますという材料がないまま対策をとろうとしているのです。そのことに関して、今の局長の答弁...全文を見る
○藤田(幸)委員 病院に入った人が死んで出てくることもあるということは、それは今大変な発言をされましたけれども、今問題になっているのは、大気汚染があるところに人が住んでいるかどうかです。つまり、結果的に病気になるか死ぬかということじゃなくて、実際に大気汚染があるところに高速道路が...全文を見る
○藤田(幸)委員 時間が参りましたので、その着々という中には、後になって、あの中山建設大臣の段階で対応しておけばよかったのに、しなかったので、王子環境汚染訴訟になったと言われないような対策を着々と進めていただきたい、しっかりと指示をしていただきたいことをお願いしまして、質問を終わ...全文を見る