藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は今国会の定例日における外交防衛委員会の恐らく最後の委員会になるんではないかと思っておりますが、今日は大臣方とそれから民主党の法案の提出者と一緒に並んでいただいておりますが、この両法案の共通点はやはりテロの原点だろうというふう...全文を見る
○藤田幸久君 また、この原点の話とそれから民主党の法案については逐次質問をさせていただきたいと思いますが。  この原点の九・一一に関する質問に入ります前に、せっかく福田総理御出席いただきましたので、ちょっと直近に質問通告をした点についてお伺いをしたいと思いますが、昨年の十二月四...全文を見る
○藤田幸久君 したがいまして、いろいろなことがある、それからいろんな条件は付けられましたけれども、基本的には我が国の憲法に抵触をするということですということについてはお変わりないでしょうか。
○藤田幸久君 今の状況とか効果的な活動というお話がありましたけれども、だけれども、基本的に憲法に抵触するということについては見解は変わりませんか。
○藤田幸久君 人生いろいろとかいう前の総理の答弁がありましたが、何か状況いろいろによって憲法解釈いろいろというような今のお話でございまして、ただ、これはちょっとほかの質問もありますんで、ただ私は、憲法について、憲法が状況とかあるいは周りのいろいろな要素によって、基本的に憲法に抵触...全文を見る
○藤田幸久君 やっていいんだ、どうかというのは政治的に判断することであって、要は憲法に抵触するかという基本の原則のことについての質問でございますが、これは水掛け論になって時間が過ぎてしまいますので、ほかの質問に移りたいと思います。  今日はこのテロとの戦いの正に原点のお話をさせ...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、公開情報あるいは非公開情報ということをおっしゃいましたけれども、答弁で初めて国会に出てきましたけれども、九・一一以降にこういったアルカイダの犯行であるというようなことについての具体的な調査を日本政府として、警察その他も含めて、あるいは情報関係の機関も含...全文を見る
○藤田幸久君 外務大臣、お待ちのようですから、ちょっと関連しまして、つまり犯罪による犠牲者が二十数名と聞いておりますが、そのほとんどの方々がニューヨークで勤務等をされていた方、それから数名は、四機ハイジャックされたわけですけれども、そのうちの何機かに乗っていた二名とかいうことを伺...全文を見る
○藤田幸久君 その二名の方が乗っておられました航空機の便名と、それからその二名のどうやって御遺体を確認をされたかについてお伺いしたいと思います。外務大臣。(発言する者あり)
○藤田幸久君 いや、いいですよ、参考人でも。
○藤田幸久君 犯罪の犠牲者について、つまり今資料がないから分からないと、それでアメリカ側からのそのDNAと理解をしているということは、それは確認じゃないですよね。  私は、今回お伺いしたいと思っておりましたのは、つまりこれは犯罪ですね、テロですから。犯罪というのは捜査で、したが...全文を見る
○藤田幸久君 その後の話です。
○藤田幸久君 限られた時間の中で、私は今日はあえてその九・一一について、余りにも世界じゅうでいろんな疑問の情報が実は出されておられる。世界の有力な指導者の方からも出されている。そんな中で、私は、当然犠牲者に対してやっぱり日本政府が責任を取るであるならば、そうした日本政府が断定した...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、もう一つ紹介したいのは、ニューヨークの事例でございますけれども、このパネルをやはりごらんをいただきたいと思います。(資料提示)  一枚目が、よく出てくる写真でございますけれども、この二つのタワーがハイジャックされた飛行機に突っ込まれたと。突っ込まれた...全文を見る
○藤田幸久君 高村大臣、済みません。  これは金融の専門家であります浅尾さんにちょっとお聞きしたいと思うんですが、つまりプットオプションというもののこれは相当の規模で情報を持って、そしていろいろな意味での経験がある人々がかなり事前情報を持って動かなければこういったことは成立し得...全文を見る
○藤田幸久君 総理、当時、官房長官でいらっしゃいました。先ほどどなたか答弁されておられましたように、多分今まで人類が経験したことのないような出来事だったんだろうと思います。そして、いろいろな情報が、その直後の数か月とかいうことではなくて、むしろ最近の方が情報が出てきている面がある...全文を見る
○藤田幸久君 あと二分しかないので。  それで、総理大臣、したがいましてこの原点の確認と、それに基づいたテロとの戦いにそもそも参加をすることの是非、方法、その基本的な問題について私今日いろいろ質問してまいりましたけれども、その全体についての今後の、本当にテロとの戦いというものに...全文を見る
○藤田幸久君 国連決議以上にアメリカの情報において先ほどの遺体確認それからテロとの戦い等も展開をしてこられたわけですから、したがってその参加自体の意味について聞いておるわけで、そしてその根絶のためには、今おっしゃっていただいたような、本当にアフガニスタンの国民のためになるようなテ...全文を見る
○藤田幸久君 私は、民主党・新緑風会・日本を代表し、政府提出のいわゆる新テロ特措法案については反対、民主党・新緑風会・日本提出のいわゆるテロ根絶法案については賛成の立場から討論をいたします。  民主党は、まず旧テロ特措法に基づいて自衛隊が行ってきた六年間の活動の検証が不可欠であ...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、高村大臣そして石破大臣、お二人原則ということで質問をさせていただきたいと思います。今日は九・一一についてはいたしませんので、別の質問をさせていただきます。次回、お楽しみということで。  今日は、まず北朝鮮についての御質問...全文を見る
○藤田幸久君 私は二月にEU議会を訪問してまいりましたが、そのときにお会いをしたイギリス出身のフォード議員という方から先週御連絡をいただきまして、北朝鮮でこの四名のよど号ハイジャック犯のうちの二人、つまり小西さんという方と若林さんという方と一時間ずつお会いをされたと。そして、中国...全文を見る
○藤田幸久君 その際に、今問題になっておりますいわゆる北朝鮮のテロ支援国家指定の解除という点との関連があるわけですけれども、日本側は当然のことながらいわゆる拉致問題との関係ということを中心に対応してきたと思いますけれども、アメリカの方ではこのよど号ハイジャック犯が北朝鮮にいるとい...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  ということは、その場合の日本側との協議の際に、一義的には国内法でございますから有権的に解釈をするのはアメリカ側にありますけれども、その協議の際に、日本の従来から主張されておられる私どもの共通の思いというものを主張していただくと。仮に、テロ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、解除なしに帰国が実現した場合には、まさに拉致問題とこのテロ支援国家指定ということが、日本の立場からいいますとより直接的な関係付けが明らかになるという意味では、そういう観点からの意味もあるのではないかということを指摘しておきたいと思います。  その上で...全文を見る
○藤田幸久君 今、条件、つまり総合的な対処が必要で、いろんな条件が必要だとおっしゃいましたが、私がこういう事実を表明しましたのは、要するに前提条件に欠けているということだろうと思うんですね。  つまり、中国にいろいろ会うたびに言っているという場合に、今まで日本はどうしてもこれだ...全文を見る
○藤田幸久君 今、昨日ですか、また聖火リレーについてのいろいろな報道がされておられますが、このダライ・ラマの最近のコメントを見ておりましても、オリンピック北京大会を支持し、武力行使の停止とチベット問題の平和的解決を訴え、分離独立でなく民族の自治と信仰の自由を求め中国政府に話合いを...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。是非そうしたいろいろな動きをこれからも継続していただきたい。それが日本の外交にとっても、洞爺湖サミットばかりではなくて国益になると思いますので、お願いをしたいと思います。  それでは、石破防衛大臣に、イージス艦「あたご」の衝突事故についてこれ...全文を見る
○藤田幸久君 まさにそのプロセスにおいて、当然レーダーはあるわけですから、このたまたま新聞の左側に図面があります、艦橋、つまりブリッジの平面図とありますが、これ大体、非常に狭い空間だそうですね。その中に十人とかいるわけですね。それでレーダーもあると。CICの方にもレーダーがあると...全文を見る
○藤田幸久君 見張りの問題ではなく、私もいろんな方、専門家お聞きしましたが、中にいてももう見えていたはずだし、清徳丸でなくても右の、つまり赤灯でこの距離に船が存在したということは、清徳丸以外であればぶつけていいという話じゃございませんから、同じことでございますんで。ということは、...全文を見る
○藤田幸久君 今大臣が重要なことをおっしゃっていただきましたが、つまり、複数の船が存在をした、その複数のすべての船をレーダーは当然認識していたと、それがこの高性能のレーダーの意味だろうと思います。回避をするのは清徳丸以外も回避をしなければいけない、当然の話でありますから、一番直近...全文を見る
○藤田幸久君 私は、すべきというべき論ではなくて、実際何が起こったのですかというまず立場から伺いました。それからもう一つは、一般論として止まるということもあり得たという話がありました。そして三つ目として、艦長が寝ていたのがまずいんだという話をされましたが、そうじゃなくて、私が聞い...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、六ページに移りたいと思います。  当直員C、四時六分ごろ、つまり衝突したと言われております時間の一分前ですね、それで、四時六分の、その次のポツのところに行きますけれども、当直士官のこの漁船近いなあという発言と当直員Eが近い近いと言いながら云々とありますです...全文を見る
○藤田幸久君 今おっしゃったように後進を掛けたとすると、十・四ノットでしたか、一応速度が。十・四ノットで後進を掛けると、衝突したときのエネルギーは速度も含めて落ちますですよね。なのにこんなに真っ二つに船が割れて、「あたご」が乗っかるようになって、即死のような状況でお二人が沈んでい...全文を見る
○藤田幸久君 全然私が聞いていないことまでお答えいただいたんですが、私は、速さについての御質問じゃなくて、後進を掛けていたんじゃないですかという質問だったわけですが、ただ、そういう、大臣の中に、何というんですか、潜在意識が随分おありなんだなと思いながら今お答えを聞いたわけですが。...全文を見る
○藤田幸久君 非常に丁寧にお答えいただいておりまして、有り難いと思います。  それで、私は今日は大臣を責めるというよりも、大臣が改革をされようと思って取り組んでこられた。そして、多分一番こういった報告が出てきて、最初の、つまり二月十九日の報告とそれ以降の報告といろいろずれて出て...全文を見る
○藤田幸久君 ボイスレコーダーもありましたですよね。つまり、捜査が明らかになりますが、明らかになるということは、客観的事実も明らかになりますが、つまり、証言はいろいろあるとおっしゃいましたけれども、このボイスレコーダー、それから、レーダーは記録を取っていないと言っていたにしても、...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
04月24日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は採決のある日、また私が回ってきたんですけれども、時間たくさんいただきましたので、特に両大臣を中心によろしくお願いを申し上げます。  今日は、思いやり予算ということでございますが、在日米軍基地のことについてお話を、質問させて...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は、近年と書いたわけですが、八二年というのは二十六年前のことでございまして、少なくともいわゆる冷戦が終わった後、あるいはごく十年ぐらいの間ですかね、についてお聞きしたつもりでございますが、ただ、今明らかになったことは、私はフォークランド戦争のときイギリスにお...全文を見る
○藤田幸久君 そのアメリカ軍が使用したというのは、まさに沖縄から出撃をしたアメリカ軍が使ったクラスター爆弾だろうと思いますけれども。  次に進みますが、私も、今日、高村大臣もいらっしゃっておりますが、対人地雷禁止等にかかわった人間でございますが、対人地雷禁止のときの論議の一つは...全文を見る
○藤田幸久君 多分、印象としては強くお持ちだろうと思いますが、時間の関係で先に行きます。  日本の自衛隊の保有しているクラスター爆弾について伺いたいと思います。  自衛隊は四種類クラスター爆弾を保有しておりますが、そのうちの三種類はいわゆる旧型式、つまり不発弾処理とか自己破壊...全文を見る
○藤田幸久君 対人地雷のときには代替兵器ってすぐ答えが出てきた。つまり、それだけ具体的な防衛の能力の指標があったんだろうと思いますが、今のお答えですと、言わば合わせ技的にいろんな方法があるというふうにも理解ができました。  それで、仮に現在のこの旧型の三種類のものを削減するには...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  というと、日本は石川製作所とか、それからアメリカのメーカーも造っているようですけれども、これが、このアメリカのメーカーも関係していますから若干時間も掛かるかと思いますけれども、ただ、政策的に政治的意思を決めれば、私は可能な範囲の、今までも...全文を見る
○藤田幸久君 国民保護法とか民間防衛の場合には、例えば確率的にある程度退避できない人がいても可能なんだろうと思うんです。ところが、クラスター爆弾に関して言えば、一〇〇%退避が済んでいない場合にクラスター爆弾の使用ということは、面を抑止するということですからできないんだろうと思うん...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、参加国以外の保有国とおっしゃいましたが、対人地雷禁止の場合も、アメリカは参加していないけれども地雷の除去なんかでは大変な貢献をされたわけですね、それから削減をしたわけです。ですから、私はその保有国、つまり今回のオスロ・プロセスのようなものが進むことによって...全文を見る
○藤田幸久君 今日、たくさん資料をお渡ししている中で、数年前にアメリカに参りましたときにこの在日米軍の役割についてチャートを作って、英文で恐縮ですけれども、在日米軍ってこれだけ日本にあるんですよと、今私がお聞きしたようなことについて整理していたものを持っていったことがございます。...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、通告していたんですが、私の方もちょっと調べてみました。それで、資料としてお配りしてありますので、私なりに図書館の方で調べていただきました。  別に、図書館がいろんな新聞、雑誌等々から抽出をして作っていただいた資料ですけれども、例えば、アフガニスタン戦争は...全文を見る
○藤田幸久君 検証する能力をお持ちでないということですが、やはりこれ、能力的に検証をすべきだろうと思いますし、実際にいろいろなことに一緒にかかわっておるわけですので。それから、もし十分開示されてないものがあって、日本政府として日本の安全保障のために必要だと思うならば、当然その情報...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  それで次に、財政制度等審議会を飛ばして次の質問に移りたいと思いますが、一昨日の当委員会において、白眞勲議員の質問に対して外務省の北米局長、西宮局長が、在日米軍駐留経費の米軍側の負担額について、数年前ですか去年ですか、間もなくとおっしゃって...全文を見る
○藤田幸久君 もう一度でなくて結構です。答えを言ってください。
○藤田幸久君 把握しているかどうかを聞いているんじゃなくて、存在を確認したかどうかを聞いているんです。  私の質問は、把握しているかどうかじゃなくて、それは今まで延々とあったわけで、要するにアメリカ側にデータがあるかどうかの確認と、それからそれを確認しなくて、そのデータがなくて...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、その得られないという何か当事者でないような表現、それから参考とか有益であるということですが、これは私の方でも資料としてお渡ししましたが、今までのこの在日米軍駐留関係経費の推移というもの……
○藤田幸久君 はい。  表題とすれば、在日米軍駐留関係経費の推移という二枚紙の資料をお配りしております。これは、昭和五十三年度以降平成二十年度までの表でございます。上の方に防衛施設庁等がありまして、一番下に米側負担ということになっておりますが、その二枚目を御覧をいただければ、平...全文を見る
○藤田幸久君 要求したということですけれども、その要求したという、具体的にどういう方法で要求したかということを後で出していただきたいことと、直接今回の交渉に関係ないといっても、これバランスということがやはり国民からしてみると非常に重要な要素でございますので、その個別費目的な対象と...全文を見る
○藤田幸久君 なかなか理解は得られないと思っておりますが、時間の関係で次に移りたいと思います。  それで、先ほど来、この思いやり予算について在日米軍基地の役割等を含めて今までやってきた流れからいいまして、在日米軍基地の役割というものは、日本の防衛という以上にアメリカの世界戦略に...全文を見る
○藤田幸久君 今、木村副大臣はちょっと私の次の質問まで答えたんでしょうかね。  ちょっとそれを参考までに申し上げますと、つまりホームページだけではなくて、二〇〇三年の四月十九日に、当時のFBIのロバート・ミューラー長官はサンフランシスコにおける演説でこういうふうに発言をしており...全文を見る
○藤田幸久君 それで、実は今、木村副大臣の方でアメリカの議会等において証言があったということでございますけれども、その証言等を踏まえて作成されたのがこの九・一一コミッションレポートというものでございます。これが二〇〇四年七月に書かれたわけでございますけれども、この中身に関していろ...全文を見る
○藤田幸久君 外務大臣。高村外務大臣にお聞きをしております。
○藤田幸久君 じゃ、一度、木村副大臣に。
○藤田幸久君 木村副大臣、新たに照会する必要はないということは、今まで照会したことがあるんでしょうか。どういう照会の内容を、どういう報告を受け取っているんでしょうか。
○藤田幸久君 つまり照会していないということですね。報告書はだれでも本屋さんで買えます。それからほかの情報は得られることができます。しかし、先ほど来、アメリカ国内の内部のやり取りで法律的な裏付けがあるという話であるならば、日本政府で、日本人が二十四名犠牲になっているんですね、それ...全文を見る
○藤田幸久君 全く答えになっていないと思いますけれども、ちょっとこれではまっちゃうと時間がなくなるので先に行きますけれども。  今日幾つかお配りした中で、先ほども数ページの、疑問を呈する発言というものをお配りをさせていただきました。それで、発言の中の三ページにロン・ポール下院議...全文を見る
○藤田幸久君 それでは五ページ、この同じ資料に行きたいと思いますが、つまり、今回のこの事件について、私は政治的に国際政治の中でこれから新しい時代を迎えておると思いますのは、それぞれの国で政治関係の意思決定とか情報というのは限られている国が多い。今までもそれが理由で一般の市民が情報...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどの、つまりこの報告書を書いた方々からの、こういった実は情報が十分でなかったということの関連に戻りたいと思いますが、今まで私も委員会で質問をしたり質問主意書等でやり取りをしてきましたけれども、それから一部、一月に外務省からいただいた資料、つまり日本人の方が九・一...全文を見る
○藤田幸久君 その点については、私は参考人については、私が認めたときのみ参考人等の答弁を認めますということを事前に申し上げていたわけでございますから、その意味で、私は先ほど来外務大臣と申し上げておりますので、その限りにおいて外務大臣にお答えをいただきたいと思います。  それで、...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  時間も迫ってまいりましたので、最後に石破大臣、それから高村外務大臣にお聞きをしたいと思います。  世界中が、私はやっぱりこの歴史が変わった九・一一というものが、世界中の安全保障、それから国際政治、そして冷戦後、そしていろいろな紛争が続い...全文を見る
○藤田幸久君 時間がまいりましたので終わりますが、私は謀略とも自作自演とも言っておりませんが、両大臣からそういう表明があったということは、このハミルトン議員も含めまして、謀略、自作自演ということの潜在意識がおありなのかなという感想をもって、質問を終わらせていただきます。
04月25日第169回国会 両院 在日米軍駐留経費負担特別協定両院協議会 第1号
議事録を見る
○藤田幸久君 参議院の議決の趣旨の説明をさせていただきます。  在日米軍駐留経費負担特別協定の締結について承認を求めるの件を参議院側が賛成少数で承認しないと議決した趣旨を申し上げます。  承認しないこととした第一の理由は、在日米軍基地の役割について、日本の防衛に比べて米国の世...全文を見る
05月13日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○藤田幸久君 私は、ただいま可決されました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  宮崎元専務、この証人喚問にお越しいただきましてありがとうございます。先ほど冒頭の北澤委員長の質問に対しまして、その御自身の罪の裁きは受けて、そして反省をされて、それから国に奉仕をされたいとさっきおっしゃっておられました。是非そうい...全文を見る
○藤田幸久君 その際に、いわゆるRCCと山田グループの関係について先ほどお話しになりまして、組織同士の関係でいうと、本部と、聞こえませんかね、山田グループとの関係だということでしたけれども、一方で、さっき、今オーナーとおっしゃいましたけれども、オーナーと西川さんとの長い関係があっ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど委員長、それから浅尾委員の方からの質問の中で、いわゆる苅田港の件ですけれども、途中からいわゆる神戸製鋼から下請を外されたわけですね。それで、そのときに、秋山さんに、その神戸製鋼との関係修復を宮崎さん、宮崎元専務の方が依頼をしていたということが言われておりますが...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、クレームということで、じゃ具体的にその後の、後のことについて修復まではお願いをしていないと。そのおかしいじゃないかということを間接話法で秋山さんの方に分かっていただけたろうという認識でしょうか。
○藤田幸久君 今まで、今日は北澤委員長ほか浅尾委員の方からいろいろ質問が出てきておりますが、それで昨年以来、この今、宮崎元専務が座っていらっしゃる席に昨年は守屋さんも座りました。一月八日、秋山さんも座られました。いろいろその方々を通して言えることは、それから米津元社長も、現社長も...全文を見る
○藤田幸久君 例えば水増しの問題とか、それから宮崎さんがいろいろ調達をされたとか、それから資金をいろいろ動かしたということについても、当然、山田オーナーは知っていらっしゃったと。
○藤田幸久君 ちょっと先ほど聞き忘れたんですが、RCCと山田グループの関係において、山田不動産とか弥生不動産の方が安宅関係の物件を買っておりますですね。これは、紹介されたのは西川さんですか。
○藤田幸久君 先ほど、浅尾委員の最後の質問の方で、政治家の関係の方々との交流について質問がございました。それで、その中で、額賀さんを含めて宮崎さん、守屋さん等の数名の会食、二十名ぐらいで中国関係の方の会食があったということでございますけれども、赤坂に「もくれん」というスナックがあ...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、額賀さんの御友人と額賀さんと守屋さんと宮崎さんほかで、それが一回きり、「もくれん」においてはということでしょうか。
○藤田幸久君 ほかに、そうしますと、長官あるいは大臣経験者とそれから守屋さんと宮崎さんを含めて飲食等を行われた場というのは、ほかにはございませんでしょうか。
○藤田幸久君 それから、大臣その他の方々が、これも山田グループが持っていらっしゃる二十一世紀山田グループの平成ゴルフ倶楽部がございますが、そこには度々その大臣経験者の方々もゴルフに行かれていると。それで、その手配の方は宮崎さんとかほかの方々がされたということを聞いておりますが、そ...全文を見る
○藤田幸久君 どういう政治家の方々でしょうか。それから、一度、二度だけなんでしょうか。  まず、お名前を挙げていただきたいと思います。
○藤田幸久君 先ほど浅尾さんの質問の中にも、額賀大臣の話も出ましたけれども、実は結構かなりの方々が山田洋行の本社に行かれている大臣経験者が結構いらっしゃるというふうに聞いておりますけれども、山田洋行本社に一度なりと何度か足を運んだ政治家の方々の名前を挙げていただきたいと思います。
○藤田幸久君 大臣になる前、今、過去において大臣、あるいは現在大臣経験者で大臣になる前とか、あるいは大臣を辞めた後とかということで聞いております。
○藤田幸久君 そうしますと、例えば防衛大臣あるいは防衛庁長官経験者で山田洋行の本社へいらっしゃった方も、宮崎さん御自身は、例えばそういった来たという話を聞いたこともないということでしょうか。
○藤田幸久君 時間が三分ほどでございますが、いろいろお答えいただきましたが、やっぱり先ほどおっしゃっていただいたような、いろいろシステムの問題はございますが、結果的におやりになったことをおやりになったと。  そうしますと、やはりこれを、国に仕えるとおっしゃっていただきましたけれ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
10月22日第170回国会 参議院 本会議 第6号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤田幸久でございます。  アメリカのブッシュ大統領の時代が間もなく終わりを告げます。戦いに明け暮れたこの八年間の世界が大きく変わるとの思いから、新テロ対策特別措置法改正案について質問いたします。  本来は麻生新総理を想定した質問も...全文を見る
10月30日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今回の法案の一番基礎的な情報であるところの審議の前提となる、六月に日本政府はアフガニスタンの調査を行って、調査団を派遣したわけですが、その報告というものが今法案の審議の前提として非常に重要だということで度々衆議院あるいは参議院で私...全文を見る
○藤田幸久君 はい、官職。それから、内閣官房の方と伺っておりますけれども、名前あるいはその階級、役職を言っていただきたいと思います。
○藤田幸久君 了解の下にだれが派遣をしたのか。先ほども、防衛改革会議で指導、司令の問題というものが、リーダーシップの問題が問題になっていましたけれども、だれが、主語が聞きたいんでございます。
○藤田幸久君 つまり、三大臣が命令を下したということでよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 先ほど、行かれた方の特定は控えるということでありましたが、それは私は言うべきだろうと思っておりますけれども、それは取りあえずおいておきますが、防衛省の関係者五名の中で陸自、空自、海自がだれ、何人かということと、それぞれの専門分野を言っていただきたい。例えば、医療の専...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、防衛大臣、今の件、専門分野についてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 防衛省五名と言っているけれども、今の足し算でいうと四名ですね。そうすると内局が一名ということなのかということと、少なくとも専門分野については答えてくださいよ。じゃないと、どういう調査をしたのか分からないじゃないですか。
○藤田幸久君 ちょっと、じゃ、まず、またそれも戻りたいと思いますけれども。  それから、どんな地域に行ったかという調査場所に関して、調査報告ですと「カブールを含む複数地域」とありますけれども、まずアフガニスタン以外の国も訪問していないか、例えばタジキスタン。アフガニスタン以外の...全文を見る
○藤田幸久君 アフガニスタン以外に行ったかどうかについて、イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 またそれも後でいろいろ申し上げたいと思いますが。  それから、お会いになった方々でISAF等々が出ておりますけれども、このペーパーで分からないのは、国連の関係者に会っているかどうか、それから二つ目はOEFの関係者に会っているかどうか、三つ目はJICAの関係者に会っ...全文を見る
○藤田幸久君 済みません。  国連関係者に会ったかどうかイエス、ノー、JICAの関係者に会ったかどうかイエス、ノーでお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 会ったか会わないかも言えないという、それから、先ほど来お話、柳田さんの質問にございましたけれども、やはり国連のかかわりということが基本的に重要な要件なのになぜ国連の関係者に会ったということが言えないのか、その理由だけについてお答えください。
○藤田幸久君 私ども、昨年以来、在日の国連関係あるいは各国、アフガニスタンにPRT等を派遣している国の大使クラス等ともお会いをしております。それから、私は二月にはNATOの本部に行ってアフガニスタンの担当官の方ともお会いをしております。共通して言えますのは、皆さん方は日本の国民に...全文を見る
○藤田幸久君 改めてお伺いをいたします。  今回のその調査団は国連関係者とお会いになったのかどうか、それからJICAの関係者とお会いになったのかどうか、イエスかノーかでお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 それでは、もう一度確認をいたしますが、OEFの関係者とお会いになったのかどうなのか、イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 分からないというのは、元々の原籍がどこであって、それが暫定期間、身分をISAFなりの関係者という形で赴任しているかどうか分からないという意味でしょうか。
○藤田幸久君 先ほど来、国連関係者あるいはJICA関係者に会っていないということをなぜ今まではっきりお答えできなかったのかということがかえって非常に不可思議に思います。  それから、併せてお聞きしますけれども、日本及びいろいろな国のNGOの関係者にはお会いになったでしょうか。
○藤田幸久君 その部分だけ報告を受けてなくて、ほかは報告を受けているということは、この報告書はどういう報告書なのかと思いますが。
○藤田幸久君 じゃ、報告、まあいろいろと何か不備な、まともにお答えいただいていないような感じもいたしますが、ちょっと先に行きますけれども。  帰ってこられた方々は報告書を作成したと思いますが、先ほどのお話ですと、各省庁ごとに調査に行ったと。仮にそうだとしても、各大臣、当時ですね...全文を見る
○藤田幸久君 当時の福田総理大臣及び現在の麻生総理大臣は報告を受けていますでしょうか。
○藤田幸久君 では、現麻生総理大臣には報告をされていないということでしょうか。
○藤田幸久君 先日、麻生総理も出席の下で委員会が開かれましたが、その委員会に麻生総理がお出になるにもかかわらず、報告を受けてなく委員会に出席をされたということでしょうか。
○藤田幸久君 済みません、長官、私が質問通告をしなかったという意味でおっしゃったのか、それとも、その委員会において総理が質問通告を受けていなかったという意味でしょうか。どちらでしょうか。
○藤田幸久君 この法案についての、この間、テレビ入り総理出席の委員会でございまして、この法案の前提となるこの報告を受けずに総理が出席されたということは、この法案を総理は非常に軽んじておられる。したがって、内閣としてこの法案について、つまり、やっといろいろなアフガニスタンの情勢につ...全文を見る
○藤田幸久君 この法案の大きな目的というのは、アフガニスタンに対する協力活動、そして、先ほど来申し上げておりますけれども、やはり国連の決議というものを前提におっしゃっておるわけですけれども、その国連の関係者ともお会いになっていないということは、先ほど柳田委員の質問にもありましたけ...全文を見る
○藤田幸久君 長官、そもそも、国の予算で政府が調査団を派遣をする、そしてその主体であるだれの命令でこの団が行ったのか、そしてその調査団の名前も明らかでない、そしてこの委員会に出てきているこの内容というものは、冒頭で申し上げましたように言わば本の目次の程度しか出ていない。これではこ...全文を見る
○藤田幸久君 今お話しになったことは、残念ながら、やはり目次の羅列というふうに受け止めざるを得ないと思っております。現場が重要だという話もこの委員会の委員からございましたけれども、現場に調査に行って今そのISAFの調査というふうに何か特定されたような言い方をしておられますが、この...全文を見る
○藤田幸久君 時間も迫ってまいりましたので、これは通告にもございますけれども、今回の調査にISAFとアフガニスタン政府との間における軍事業務協定、MTAと言われておりますが、言わば地位協定のようなものでございます。各国がアフガニスタン政府とやり取りするのではなく、ISAFがまとめ...全文を見る
○藤田幸久君 さっきから質問は極めて簡単な質問でございます。軍事業務協定についての調査をしたか否か、イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 じゃ、軍事業務協定について調査をしたと。それで、そのことと本来の目的であるその我が国が行い得る活動、あるいはどんなことが可能かということについて、当然目的がそれでございましたから、その結果、つまりこのヘリコプターあるいは輸送機等を含めた派遣ができないか、あるいは自衛...全文を見る
○藤田幸久君 結論を出していないというのは、どういう調査報告を出しておられるんでしょうか、その成果として。
○藤田幸久君 状況の報告はあるわけですよね。それで、その状況によってこの目的、つまりどんなことが可能であるかということについて、状況が分かっておれば、この目的に対してどんな可能性があるかということに対する中間報告なり報告なりというものがあってしかるべきで、それが各大臣に報告された...全文を見る
○藤田幸久君 趣旨のところでペーパーに、数少ない中身の部分で「幅広く検討している。」とありますけれども、それに対して結論が出ていないというのはどういう意味でしょうか。
11月06日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、昨日、オバマさんが大勝利を収めましたが、その件に関して中曽根大臣にお伺いしたいと思います。ちょっと違った聞き方をしますので、答弁書、目を離された方がいいかと思いますけれども。  昨日、オバマさんが大勝をされましたが、ある論...全文を見る
○藤田幸久君 チェンジというのは日本でもいろんな政党が使いますけれども、本物のチェンジだということを国民が感じたのではないかというふうに感じております。  本題のアフガニスタンの調査報告についてお聞きしたいと思います。  先週もお聞きしましたのでその続きになりますが、まず、こ...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、英語でどういうふうに表記をしたのか。  英語の名前、団の名前、それから、各十名ぐらいですか、方々の、向こうは軍の関係の方もいらっしゃいますから、こちらに軍の関係の方がいる場合には当然階級ということが非常に重要な、それがなければ、向こうもそれに応じたような...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、通告をしておりますが。  それから、前回この質問までは行きませんでしたけれども、前回、つまり三十日でしたか、の前日も通告をしておりましたが、出てきておりませんが。
○藤田幸久君 それは、私が見て実際に名前がなかったかどうかを確認をするために出してほしいというふうに先週から言っているわけでございますので、その階級をどういうふうにしているのか、目的をどういうふうに表記したのかということが重要なので、先月の二十九日以来二回にわたって通告をして提出...全文を見る
○藤田幸久君 送ってないとおっしゃいましたが、そもそも送ってないで、手渡していたわけですよね、今までからの質問は。つまり、先週聞いたときには、そういうつまり手紙等はないという回答だった。今日は、直接行って手渡しをして、あるいは口頭で、電話で言っていると言っている。そのこと自体が矛...全文を見る
○藤田幸久君 したがって、そういう紙があるわけですから、それを、十月の二十九日以来提出を求めているわけですから、出してください。
○藤田幸久君 昨日も出していただいたものも、ちゃんと日本語の方は団となっております。  それから、資料については、私の方は手紙と言っているわけじゃなくて資料と言っていたわけですから。ただ、これも含めて全体、国政調査権の中でお願いするかどうか後で判断しますので、先に、時間が難しい...全文を見る
○藤田幸久君 不十分ですが、先に行きます。  大型ヘリコプターのCH47あるいはC130輸送機については検討したけれども断念したというふうに聞いておりますけれども、なぜ断念したのかということと、これは航空自衛隊の関係ですから、田母神航空幕僚長もその判断に、そういう、彼の判断もあ...全文を見る
○藤田幸久君 七月に洞爺湖サミットがありましたが、福田総理はこの六月の訪問の報告、少なくとも材料も参考にして、ブッシュ大統領に自衛隊の派遣については断念を伝えたというふうにも伝えられておりますけれども、そういう経過であったのかどうか、官房長官、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ということは、派遣もあり得るというふうに理解をしていいんでしょうか。それから、二国間協議の場で恐らくあったんだろうと思いますけれども、そういう自衛隊の派遣についてのやり取りは一切なかったのかどうか。
○藤田幸久君 ちょっと先に行きます。  この訪問の期間中、制服組が四名行っていらっしゃいますけれども、この制服組の方々は訪問先で制服を着て行動されましたでしょうか、防衛大臣。
○藤田幸久君 昨日、中村哲さん、ペシャワール会、参考人でおっしゃっておられましたが、自衛隊の方が制服で来られたということがパキスタンのテレビ、アフガニスタンのラジオで報道され、それからパキスタンだったかアフガニスタンだったかの新聞にも報道され、ジャパニーズトゥループスと、日本の部...全文を見る
○藤田幸久君 今回の予算は、三省庁個別の予算なのか、それとも特別の枠の予算なのか、それから総額について、これは官房長官、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 防衛省の予算が多いのは、物品の輸送とか、そういった関係があるので防衛省の予算部分が多いんでしょうか、浜田大臣。
○藤田幸久君 分かりました。  それから、航空自衛隊から一名参加しておりますが、この方に対する派遣命令は田母神航空幕僚長の命令でございますか。
○藤田幸久君 今日、この報告書について今までお伺いしましたが、感じますことは、今まで三段階にわたって私ども、このペーパーをいただきました。最初は数週間前でございましたが、一枚紙だったと思いますが、表題のような紙でございました。それから、先週三十日ですか、いただいたのは、先週申し上...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、今、航空自衛隊の方も送られた田母神さんの問題について、主に防衛大臣にお伺いをしたいと思います。  まず最初に、官房長にお伺いしたいと思いますが、官房長は、この田母神さん本人から、懸賞論文に応募したという話を雑談の中で口頭で聞いたことがあるというふうにおっし...全文を見る
○藤田幸久君 多分内規にあるというふうに理解をしておりますので、それも含めて後でその対応についてもまたお考えをいただきたいと思いますが、時間の関係で先に行きますけれども、田母神さんは、これまで事前通告をして論文を書いていたと、外部に、それは承知しておりますけれども、それ以上に、私...全文を見る
○藤田幸久君 学校長としてこの航空自衛隊幹部の発行する雑誌にこういったことを書いて、学校長としてどんどん書けというのは、まず中身が政府と違うと、見解が。それから、学校長として論文を書けと言っている。で、中身はこれ、ほかにもいろいろあるんですよ、先週来出てきているような中身。という...全文を見る
○藤田幸久君 この「鵬友」に田母神さんが書かれたものをお読みになっていただきたいと思いますが、先週来出てきておるような内容のことがちりばめられております。その上で隊員に対してこういうのを書け書けと言っていることは、そういうことも含めて書け書けと言っているように考えるのが普通じゃあ...全文を見る
○藤田幸久君 それは大臣がこれ全然目を通されてないからだと思いますが、流れの中で言っているのは、黙っていると反日的な人々の方が広報的に強いんだと、だからこちらも積極的に親日的な意見をどんどん出していかないと負けてしまうと。第二の戦い、「戦場は二つある」という論文あるんですけれども...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、これ度々、数回こういうことを書いていらっしゃるわけですけれども、昨年に田母神さんを航空幕僚長に任命する際にこういう言動をチェックしなかったんですか。
○藤田幸久君 何か力のない今答弁でしたけれども。そもそもこれが発覚した先月三十一日ですか、大臣は田母神さんに、電話ででしょうか、辞職を求めたということですけれども、どういう言葉のやり取りを、どういう言葉を使われましたでしょうか。
○藤田幸久君 今朝以来聞いておりまして、お辞めをいただきとかお辞めにならなかったとか、何か丁寧語で、今お話聞いていても本当に辞めろと迫ったのかなと。ハマコーさんだったら、辞めろ、おまえというような話をするぐらいの、いや、国民の皆さんそう思っていらっしゃると思うんですけれどもね。今...全文を見る
○藤田幸久君 辞めさせるということでございますが、懲戒にしていませんですね。それで、いろんな方々からなぜ懲戒にしなかったんだと。  それで、結局、退職させたという言い方をしていますけれども、そもそもまず、時間が手続上掛かるとかいう説もありましたが、それは懲戒手続に入ってからの話...全文を見る
○藤田幸久君 私が聞いたのは、まさに空将を懲戒にする部分の手続になぜ入らなかったのかということで、つまり、手続の問題はいろいろあるかもしれませんけれども、この事務次官等は懲戒処分決めているわけですよね。そうすると、空将を外す部分の懲戒部分は少なくとも手続に入るべきじゃないんですか...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、協力しない人は懲戒できないということですか。イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 この場合は辞め方の方が重要で、国民にとってもそれが今話題になっているわけだろうと思いますけれども、つまり、手続が結果的にどうなるか以上に、懲戒、空将を解く懲戒の手続をすべきであったのではないかというのが私の質問です。
○藤田幸久君 懲戒かそうでないかということによって退職金の額が違うんじゃないでしょうか。それから、退職金は今のところ予定どおり払うつもりであるのか。それから、前空幕長という形で払うつもりなのか。もし懲戒にしていれば退職金の額が変わっていたんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっとまた戻りますけれども、今回のこの論文に関して、アパグループ代表の元谷さんという方が主催をしたものに対して三百万円の懸賞論文ということで応募をしたわけですが、このアパグループの代表の元谷さんという方は小松基地金沢友の会の会長をされておられますが、このときの小松...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、そうおっしゃいますが、今回のこの懸賞論文に関しては、今朝防衛省の方に伺ったところ、今把握している限りで、二百三十五名が応募した中で自衛官が七十八名も応募しています。そして、その七十八名のうちの六十名がこの小松基地の関係者であります。そうしますと、友の会をつくっ...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、先ほど大臣は、この「鵬友」の論文に関して、中身とそれから論文を書けということは別な話だとおっしゃっている。違うんですよね。まさにつながっているわけで、しかも、大変まれなこの懸賞論文を、しかも、友の会の会長さんがやっているところに属している隊員が六十名も応募...全文を見る
○藤田幸久君 河村官房長官に、通告じゃございませんが、お答えいただきたいと思いますが、これ、やはりこの幕の長、陸海空あるいは統幕長というのは、今までのこの流れからして、これはやっぱり国会承認人事、つまり、今の段階では内閣承認人事に多分なっているんだろうと思いますけれども、広い意味...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  白議員から一、二分いただきまして、済みません、クラスター爆弾について一言質問いたします。  オスロ条約の署名が見込まれる国が百を超えそうでございますけれども、今年、福田総理が、このオスロ条約は採択し、署名に向けて準備をするというふうに発...全文を見る
○藤田幸久君 前向きな発言、ありがとうございました。  質問を終わります。ありがとうございました。
11月13日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、麻生総理、アメリカに御出発の日に御出席をいただきましてありがとうございます。  早速ですが、オバマ氏が大統領候補として、そして当選をされましたが、ダブルスコアのような大変な勝利を収めました。このオバマさんがこれだけの勝利...全文を見る
○藤田幸久君 はい。
○藤田幸久君 報道によりますと、ブッシュ大統領に面会を申し込まれたが、何か成立しないので、今回、今日から出発されますけれども、会えないということですが、向こうからまるで断りあっさりされたのか、まあすぐ辞める方でもあるので、余りそんなに無理をせずにこういうことになったのか、その辺の...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ブッシュ大統領と今回会いませんよね。何かアポが成立しなかったという。
○藤田幸久君 報道によると個別に何か国かと会うようですが、まあそれはおきまして、今回僅差だったものが大きく開いたというお話ありましたが、それは別にしまして、全体の流れとしてオバマさんが勝たれた一つの最大の功労者はブッシュ大統領だという説がかなりございます。やっぱりその八年間のブッ...全文を見る
○藤田幸久君 簡単に言いますと、湾岸戦争がございまして、それからアメリカのソマリアの派遣。それから、イラクの空爆、これは三回ございます、平成五年に二回と平成八年。それから、ボスニア・ヘルツェゴビナの空爆、それからスーダンやアフガニスタンへの空爆、コソボの空爆。それから、最近もリベ...全文を見る
○藤田幸久君 フセイン打倒だということですが、大量破壊兵器がなかったというのは、これは国際的にも認知をされた事実になったと思います。  それから、テロとの戦いということでございますけれども、じゃ、そのテロリストの掃討をやっていたのかというと、むしろそれ以外の形でのいろいろな戦闘...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、日本を守るということと極東というその所期の目的以外に、これだけ、実態としてですよ、日米安保条約の目的とは別に実態として、米軍が日本から出撃をした後、実際にアフガニスタン、イラクにこういった形で参加をして、それがなければ成り立たないというその部分の、日米安保条...全文を見る
○藤田幸久君 そうすると、アメリカからいろいろ負担を求められておりますけれども、それに対して、在日米軍基地、日米安保条約の目的からすればこうだけれども、実態として、アメリカの大統領なり政策決定者に対して、実態としてこれだけ結果的に役に立っておるんじゃないですかと。もちろん、一〇〇...全文を見る
○藤田幸久君 苦しい答弁ですが、結果的にそれだけ役に立っているということだろうと思います。  それで、もう一つ、細かいことですが重要なことで申し上げますが、日本政府が、このテロとの戦い、つまりウオー・オン・テラーという、ブッシュさんが七年前の九月十一日に使い始めた言葉の日本語訳...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、そこですり替えがあると思うんですが、あくまでも不朽の自由作戦とは戦いなんですね。我々民主党が主張しているように、テロ根絶というものはそういう総合的な対応が必要だと言っているわけですが、実態とすれば不朽の自由作戦の支援活動の中で日本政府は参加をしてきているわけ...全文を見る
○藤田幸久君 実は、この田母神さんという方は今までもいろんなところでいろんな実は論文書いてきているんですね。  それで、ちょっとパネルを出していただきたいと思いますけれども、(資料提示)この航空自衛隊の方々、現役、OBの方々を対象にした、これは会員制ですけれども、「鵬友」という...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、平成四年の五月に参議院の内閣委員会で、当時の教育訓練局長がこういうふうに言っているんです。  実は当時、このやはり「鵬友」とか陸海空の幹部学校における雑誌についての質疑が行われました。その中で教育訓練局長はこう言っているんです。論文の中に、現在の防衛の基本的...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、次のこのパネルを見ていただきたいと思いますが、田母神前航空幕僚長の各役職への任命権者、論文発表時の届出先、そして懲戒権者というものがありますけれども、田母神さんは、まず既に、第六航空団司令、つまり小松基地の司令だったときに、既に中部航空方面隊司令官にこ...全文を見る
○藤田幸久君 ミスとかいう話じゃなくて、特に最初私が引用しました専守防衛を逸脱するということは、これは明らかに政府の方針に反することですね。すると、これをチェックしてこれが分かっていたならば、この段階で今回と同じような処分に該当したんじゃないですか。専守防衛を逸脱することを平成十...全文を見る
○藤田幸久君 十月三十一日の段階で目に留まったのは去年五月の論文だけであって、四年前のこの専守防衛を逸脱した論文というのは見過ごしたということですか。
○藤田幸久君 これは私、連休明けのたしか十一月四日にもう国会図書館から取り寄せています。この「鵬友」というのは、御覧になったらすぐ明らかですけれども、例えばこの見出し、小見出しですね。例えば、「えこひいき大作戦とお邪魔虫大作戦」、「厳正な秩序と組織の能率は反比例する」とか、それか...全文を見る
○藤田幸久君 その解任の理由のときには、平成十六年のこの論文の、つまり専守防衛を逸脱したということは項目に、この一週間ぐらいこの委員会でもやっていますけれども、入っておりませんよね。ということは、今回の、つまり懲戒免職にせずに定年退職にさせてしまったというのも、要するに十月三十一...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問に答えていませんよね。つまり、いわゆる専守防衛を逸脱した行為については何もおとがめがないということですよね、チェックもしてなければ。ということは、専守防衛を逸脱するということを防衛大臣は認めるということですか。
○藤田幸久君 ということは、統合幕僚学校長が専守防衛を逸脱するような発言をするということは規約違反でなくて、そして後になって分かってもそれが処分の対象にならなかった。したがって、防衛大臣とすれば専守防衛を逸脱するということを結果的に認めてしまったということですか。
○藤田幸久君 では、問題だと今やっと、知っていたのか知らなかったのか、公式的には今やっと分かったとおっしゃっていますけれども、今分かった段階でどういう対応をしますか。
○藤田幸久君 それでは、やり得というか、辞めちゃえば何でも、後のことが結局消すことができないということになってしまいますが。  ちょっと今また戻りますけれども、先日来、時間がないからという話がございましたが、私の方で防衛省に確認をしましたら、このいわゆる懲戒手続の問題ですけれど...全文を見る
○藤田幸久君 要するに、懲戒する意思がなかったと、懲戒権者が。したがって、いろんな言い訳をしていると。この懲戒の進行というのは職権主義ですから、したがって、その職権主義であるところの大臣自身がそういったことを放棄をしたということじゃないですか。これでは要するに、さかのぼって、先ほ...全文を見る
○藤田幸久君 しかしながら、結果的にああいう形だったので退職金六千万もらうことになっているわけですよね。  それで、あの段階で懲戒免職にしておれば、退職金の額というのはかなり減ったんじゃないですか。懲戒免職にしておれば、定年退職になった場合と考えれば、退職金というのはずっと減っ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、何かこの前から防衛大臣は、お辞めになっていただいたとか、何か非常に田母神さんに対してお公家様がなだめるように、それで何かはれものに触るような形で言っていると。それから、懲戒免職の手続も、要するに権限者は大臣ですから、その進行もこの職権主義によって実際に進める...全文を見る
○藤田幸久君 総理、今聞いていらっしゃいまして、既に四年前の段階でこの田母神さんというのは、専守防衛を超えたような、攻撃をすべきだというようなことを言っている。それから、それ以降の論文についてもお聞きのようだろうと思いますけれども、そして平成四年には防衛省の局長がそういったものは...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、そういうまず論文のチェック、平成四年に局長が答弁していますね。そうすると、まずそういうチェックをしっかりするということと、それから、中身についても逸脱したものが論文等に幹部の中で出てきた場合にはその段階で処分も含めて対応すると。そして、その後の任命につ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど北澤委員長のおとついの発言を申し上げましたが、今やはり、今週も実はアメリカに、民主党の谷岡郁子議員がワシントンに行っておりまして議会関係者と会っておりました。そして、谷岡議員のお話によりますと、そのアメリカの議会関係者がこの田母神発言、論文等を見て、日本はこれ...全文を見る
○藤田幸久君 やはり、歴史をしっかり認識をするということは非常に重要だろうと思いますけれども、その関係で、ちょっと時間が迫ってまいりましたので、麻生総理にお伺いをしたいと思います。  資料をお配りしておりますけれども、このパネルを出していただきたいと思いますけれども、これはアメ...全文を見る
○藤田幸久君 当時何歳であったかということは、例えば一国の総理が、そうしたら自分が認識のある時代のものしか自分は認識していないということになると、例えば過去の歴史ですね、それから自分が直接会った人でない人に関する政治の必要な項目についても自分は関与しないということになってしまうわ...全文を見る
○藤田幸久君 今お配りした二ページ、このアメリカの公文書館にあるのは二ページですけれども、その中にはいろいろ、何人ぐらいいたとかということは全部出ています。それは当然外務省なりの方で確認をしていなければいけない事実だろうと思いますけれども。  それから、ニューヨークの総領事が、...全文を見る
○藤田幸久君 麻生総理は外務大臣当時、つまりおととしの七月三日に東大阪市のじゅうがんじと読むんでしょうか、お寺を参拝をされました。ここは日本の各地で死亡した外国人捕虜がいらっしゃるところで、供養をしたというふうに理解をしておりますけれども、なぜこの重願寺を参拝されたのかということ...全文を見る
○藤田幸久君 じゅうがんじ。
○藤田幸久君 そうしますと、この資料に戻りますけれども、これは私もかなりいろいろ資料を、例えばこれは十数ページでございますし、それでほかの資料もございます。国会図書館にもかなりございます。それからアメリカの公文書館にもございます。これをお示しをしましたら、それを検証していただいて...全文を見る
○藤田幸久君 なぜ私がこういうものを取り上げたかといいますと、やはり捕虜の問題というのは外交上の今生きた問題だろうと思っています。その対応をどうするかということが、やはり今日問題になっております文民統制の問題と、それから歴史観の問題とやはり極めて関連していると思います。  この...全文を見る
○藤田幸久君 その新しい憲法を変えるべきだと国民に代表されてきております国会議員の前で言ったのがその田母神さんです。その田母神さんをそのまま、これだけ長い間自由にそういった言論活動、政治活動を容認してきて、そしてそれをほかの人まで広げようとした。つまり、二十四万人の自衛官の多くの...全文を見る
○藤田幸久君 懲戒手続をしなかったということでありまして、そして、今チェックができなかったということに関する任命責任はだれであって、この先ほど挙げました各項目における任命責任はだれにあって、その任命責任者に対する処分はどういうふうにされるか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 閣議でそれも任命をされる手続があるということを申し上げまして、時間が参りましたので、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月16日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は大変いい経験をさせていただきまして、統合幕僚学校を午前中視察をさせていただきました。防衛大臣始め防衛省の皆さんにまず御礼を申し上げたいと思います。  今日、質疑をさせていただきますが、冒頭で浜田大臣、前回、私質問をさせてい...全文を見る
○藤田幸久君 今日も実はこの学校の方でその話が出ましたときに、ちょっと一部偏っているんではないかというふうに感じたこともあるというふうにこの学校長のお一人がいみじくもおっしゃっておられました。  それで、偏っていると、やはりいろいろな立場の方が当然入っているということが非常に重...全文を見る
○藤田幸久君 それから、先週の答弁の中でその人選についても大変問題であるというふうに答弁をされておられますが、だれの人選がどう問題なのか。例えば、どういう方、こういう経歴であった人がいたと、文部省の方からもやはり不適当だと、外された方もいたとかいうことも含めまして、じゃ、だれが問...全文を見る
○藤田幸久君 それから、そこは当然変えていくべきだというふうに答弁をされておられますが、どこをどういうふうに変えていくというふうにお考えでしょうか。
○藤田幸久君 その際には、当然だれを外してだれを入れるかということになるんだろうと思いますから、漠然とは変えられないと思いますけれども、その辺もまた後でお聞きするかもしれませんが。  時間の関係で次に進みますけれども、先週、谷岡議員が示したこの「翼」という機関誌があります。航空...全文を見る
○藤田幸久君 先週も谷岡さんも指摘されていますけれども、つまり、この組織の代表である田母神さんのことを、石原都知事をインタビューした方が引用して、まさに我々は航空幕僚長、つまり田母神さんから正しい歴史をもう一度学ぼうというキャッチフレーズの下に、学校教育じゃない正しい歴史をもう一...全文を見る
○藤田幸久君 今回、田母神さんが空幕長を解かれたのは、今年の五月の論文でしたね、それが対象になっているわけですけれども、ということは、当然、この時期に空幕長である方が代表している組織が出している出版物で政府の見解とまるで反したことを言っていたということが、当時これが分かっていたな...全文を見る
○藤田幸久君 関連で、前回質問したことですので具体的な質問通告じゃございませんが、平成四年に小池教育局長ですか、がこういったもろもろの機関誌等々についてチェックをするとおっしゃっていたけれども、していないという話がありましたが、ということは、この「翼」とか、これはもうかなり組織的...全文を見る
○藤田幸久君 それから、やはり先週の答弁の中で、シビリアンコントロールという面で足りないことがあるならば、私はそこを反省をしておるところでございますというふうに答弁されておられますけれども、じゃ、そのシビリアンコントロールのどういう場面あるいはどういう部分でシビリアンコントロール...全文を見る
○藤田幸久君 今回の、官房長官にお伺いしたいと思いますが、田母神前空幕長問題に関して、福田前首相が実は田母神さんの言動等については前から懸念を示されておられまして、この事件が明るみになった十月三十一日ごろですか、福田前総理から、官房長官なのか総理なのか分かりませんけれども、電話等...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、ちょっと次のテーマに移りたいと思いますが、このシビリアンコントロールに関してでございますが、お渡しをいたしました資料の二ページ目に産経新聞の記事、そして三ページ目、四ページ目に平成九年の防衛庁、当時は、の事務次官通達というものが出ております。  お読みい...全文を見る
○藤田幸久君 今日、統幕長の方も、確かに国会で我々の実態を知っていただくことは意味があると、ただ我々は素人ですから、国会でやっぱり答弁をするとなると大変な準備が要りますと、それがオペレーションに支障がなければいいなというふうに思っておりますというような言い方もされておられましたけ...全文を見る
○藤田幸久君 やはり実態の問題だろうと思うんですね。実態的に止められてきたということ、この産経新聞にいみじくも書いてありますけれども、総理が決めたことをひっくり返してしまっている、大臣が出したこの廃止令を通達がひっくり返してしまってきているというやっぱり実態を是非重く受け止めてい...全文を見る
○藤田幸久君 是非前向きに、これもやっぱりシビリアンコントロールの重要な要件だろうと思いますので、御検討をお願いしたいと思います。  次のテーマでございますが、お配りした資料の最後の三枚ほど、お配りをしております。これは、自衛隊から企業等に部外委託教育、企業研修として人を出して...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、産経新聞に行っている方の実態を私もいろいろ聞き取り等いたしましたが、ほぼ常時、総理官邸、つまり官邸クラブに自衛官が産経新聞の記者として取材活動をしているということのようでございますが、もちろん、これをよく見てみますと、一年間の間に何々部、何々部、何々部と移って...全文を見る
○藤田幸久君 この官邸番で入っている方、官房長官もいらっしゃいますけれども、いろんな取材の仕方があるようですけれども、この官邸に行っていらっしゃる記者の方々は、総理がいらっしゃって、官房長官がいらっしゃって、官房副長官がいらっしゃって、それから秘書官とかいらっしゃいますけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 官邸クラブの実態というのは、日々の動静、それからいろんな記者懇、それから担当して、今申し上げた総理、官房長官それから補佐官等々の取材を。多分、官房長官も御存じないのは、会われる方、これは産経新聞のだれだれですとおっしゃっても、自衛官と自分は言わないんですね。ところが...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、もちろん政策的に入って、この部屋にも今日もいらっしゃっていますけれども、防衛省から出向で官邸の任務に当たっている方、医務官の方もいらっしゃるだろう、警護の方もいらっしゃるだろう。だけれども、それ以外に、自分は産経新聞の記者ですという形で自衛官がいらっしゃるわ...全文を見る
○藤田幸久君 私が調べた限りでは、その産経新聞の記者として官邸にいらっしゃる方の給料は自衛隊の給料を受けていらっしゃいます、その間も。したがって、基本的に自衛隊員であります。税金で月々生活をしている自衛隊員であって、それが本務であります。  そうしますと、例えばシビリアンコント...全文を見る
○藤田幸久君 シビリアンコントロールからして、それはいいと思うわけですね。  危機管理からいいますと、可能性があったらその芽を取っておかなければいけない、芽を取っていかなければいけないというのが危機管理でありまして、中にいるということは情報が、全部取っているという前提で、それで...全文を見る
○藤田幸久君 自衛官です、私がお話をしていますのは。自衛官というのは、国の税金で国の任務を行っている人間でございます。そうしますと、当然、だから自衛官は、任務を受けて仕事をしているわけですから、研修もその一つでございますけれども、そのほかにも本分の任務があるかもしれない。しかも、...全文を見る
○藤田幸久君 聞いているだけで、情報が大した機微なものが取れないというのであるならば、情報というのはこれはいろんな形で取れるわけで、しかも、中のあのところにいるということは、ぶら下がりから、いろいろな各種の懇談もあるし、中にいる記者の人たち同士の情報交換もあるし、秘書官の方もたく...全文を見る
○藤田幸久君 漏れるとか漏えいということを度々おっしゃいましたけれども、大臣の方から。これは、研修といっても実際にマスコミの記者として入っているわけですから、ふわっと何か社会勉強するようにうろうろうろうろしているわけじゃないんで、やっぱり朝から夜まで実際に取材活動をしているわけで...全文を見る
○藤田幸久君 記者の人が、別の職業にある人がそういう形で官邸のようなところに入っているということに関して、これはどんな人間であるかということは把握をした上で行政のトップとして対応されるということが、あらゆる近代国家においても要件として私はどこもやっていることだろうと思いますので、...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
議事録を見る
○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  政府委員の方、たくさん今日お越しでございますが、私の方で要求をしたとき、委員長が指名されたときのみ政府委員にはお願いをしたいと思います。  冒頭で中曽根外務大臣に申し上げます。  クラスター爆弾の調印式、オスロに出席をいただき...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  今日お配りした資料の表紙がこの「麻生鉱業関係資料一覧」ということで、今、及川審議官始め大変な御苦労をされて数十年ぶりに厚生労働省の地下にありました本当にほこりだらけの貴重な資料を随分時間を掛けて発掘、そして調査をしていただいたということで...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  真正というふうに認めていただいた元々麻生鉱業から出された資料でございますけれども、その最後を見ますと、この皆さんにお配りした資料の後ろから二ページ目でございますけれども、要するに一九四五年二月二十二日に麻生鉱業の方から杉山陸軍大臣に対して...全文を見る
○藤田幸久君 事案がなかったという、事案にならなかった理由は、私はむしろ外務省ではないかというふうに思っております。  今日は麻生総理出席されておりませんが、外務大臣であったときにこういった問題について問題になったわけであります。なぜこうした、ある意味ではこの捕虜の問題というの...全文を見る
○藤田幸久君 確認ができなかったにもかかわらず、これ二〇〇六年の十一月ですけれども、ニューヨーク・タイムスあるいはヘラルド・トリビューンにかなり詳細な記事が出ました、ニューヨーク・タイムスの記者の名前で。それに対して、当時のニューヨークの総領事館のホームページとか、シンガポール大...全文を見る
○藤田幸久君 当時、国会図書館でも、一般の市販の文書でもかなり出ていましたですよ、死亡者の固有名詞から含めて。  それから、これだけニューヨーク・タイムスが書いているのに関して、この総領事館のホームページはニューヨーク・タイムス紙が証拠なしにこのような批判的表現を行うとは甚だ遺...全文を見る
○藤田幸久君 では、これだけニューヨーク・タイムスに対してこういう記載をされたわけですから、ニューヨーク・タイムスに対してしかるべき書簡を出すなり謝罪をするなりしていただきたいと思います。私はニューヨーク・タイムスの人間じゃないけれども、これ公の、これだけの新聞がこれだけ日本大使...全文を見る
○藤田幸久君 余りにひどい話ですが、ちょっと時間がないので次に移りますけれども。  保土ヶ谷に英国連邦の捕虜墓地というのがございます。ここにはブレア首相とか英連邦系の外務大臣とかがたくさん訪問しております。私がこういう関係の支援をしておる方から伺った話で、二人の外務大臣が実はお...全文を見る
○藤田幸久君 これだけ重要な各国の方々が、それだけある意味では思いを超えてまで重要だと訪問されている場所でございますから、是非、中曽根外務大臣、検討していただきたいと思います。返答は結構です。  それから、今年の六月に、そうした捕虜の一人でありました、これ、アメリカ人の捕虜のレ...全文を見る
○藤田幸久君 理由も含めてちゃんとやっぱり対応をしていただきたいと思う。これは日本外交にとって私は非常にいいことだろうと思います、こうした前向きに取り扱うことが。  それで、例えば、ロシアは三十七万人分の日本人の捕虜、抑留者の個人資料を日本政府に提出しています。そして、厚労省の...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  中曽根大臣、つまり、この抑留者とか捕虜の方のお子さんやお孫さんもまず知る権利があるんだろうと思います。そして、やはりそうしたことに対して協力をすることが私必要だろうと思うんです。ところが、外務省は調べもせずにニューヨーク・タイムスにこん...全文を見る
○藤田幸久君 したがいまして、この捕虜の問題というのは、日本がこれから国際社会で信頼を得ていく上においても非常に重要な外交課題であり、武器になり得る問題ではないかと思いますけれども、今後の捕虜政策の取組について外務大臣の所見を伺いたいと思います。
○藤田幸久君 であるならば、遅まきながら二〇〇四年にこの人道法のジュネーブ条約の追加議定書に加わったと、法律はそれで整備をされたと、そしてプログラム、まあ交流活動をしていると。だけれども、その基礎として、実はおひざ元の政府の中にこれだけの貴重な資料が存在をしていると。今回も、この...全文を見る
○藤田幸久君 少なくても、総理もしっかり資料が真正であるならば報告をするとおっしゃっていたくらいでありますし、今のお言葉もありますから、最低、厚労省の中にある捕虜関係の資料の精査、それからアメリカの公文書館も、実はこれ十六ページ出しましたけれども、詳細ですけれども、更にありますと...全文を見る
○藤田幸久君 私はたまたま、ビルマ戦線で戦ったイギリス人と日本の兵士の方と交流にお付き合いをしたこともございます。イギリスの元捕虜の方が靖国神社を訪問したとき、私も一緒に行ったことがあります。戦った者同士、その当時はA級戦犯云々の前でしたけれども、そういう捕虜の方が、実は九五年ご...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。是非前向きにお願いしたい。  一言、サウスチャイナ・モーニング・ポストはストレート・タイムスの間違いでしたので、それだけ訂正をして、質問を終わります。  ありがとうございました。