藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月05日第171回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○委員長(藤田幸久君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました藤田幸久でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願...全文を見る
○委員長(藤田幸久君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に川上義博君、山根隆治君、山谷えり子君及び山本一太君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十五分散会
03月09日第171回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  麻生総理、私は麻生総理が総理大臣になっていただいて本当によかったと思っている理由があります。それが捕虜問題でございます。捕虜問題というのは、ポツダム宣言及び吉田総理が調印をされたサンフランシスコ講和条約に裏付けをされた戦後日本の外...全文を見る
○藤田幸久君 ポツダム宣言におきましても、捕虜問題を含む戦争犯罪について対応ということがございますので、それも時間がないので私の方から申し上げておきますが、そのポツダム宣言の受諾というものがサンフランシスコ講和条約以前にあったということを、御存じでしょうけれども指摘をしておきたい...全文を見る
○藤田幸久君 私が麻生総理にこの件で質問をしたのは今回が二回目でございます。多分ほかの方々がいろいろ質問したんだろうと思いますが、まあそれはさておき、ただ重要なことは、いろいろなことが書かれたニューヨーク・タイムズの記事ですけれども、この麻生鉱業に関して外務省のホームページでは、...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、大臣御自身が公電でホームページを変えられたんですよね。当時の外務大臣ですよね。
○藤田幸久君 厚労省だけのせいではなくて、これ、捕虜の問題、外交関係は外務省が元々終戦のときからGHQの機関も含めて対応していたわけですから、これ、厚労省の資料が、知らなかっただけでは済まない。そして、政府全体とはおっしゃいますけれども、総領事館でホームページを掲載するということ...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、確認をしますが、この十六ページのうち二枚、今日コピーを付けております、昨年十一月にこれを提示をして、それから総理の方で調査をしていただいて、厚生労働省の方でほかの書類が発見をしたので、この真正さというものを確認されたということですが、ということは、この...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので申し上げますが、これ、社印でございます、麻生鉱業の。②ページ。それから、社用便せんでございます。それで、これ、現物は赤い判こが押してあるそうでございます、アメリカの国立公文書館にあって。  それから、厚生労働省来ていると思いますけれども、厚生労働省は...全文を見る
○藤田幸久君 時間があと四分しかないですね。  ちょっと先に行きますが、この外務大臣自体にかかわることがこれだけ報道されてテレビにも出ていながら、当時の外務大臣に直接関係あることが報告をされないと。当時の外務報道官だろうと思いますけれども、事務の取扱は。私は極めてこれは遺憾な話...全文を見る
○藤田幸久君 歴史に残ることですから、これだけ重要なことについて書いていないということはやはりこれは歴史的にも大変まずいんではないかと思う。何か意図があるのかなと思いますけれども。  時間がないんで、私は先週、麻生炭鉱の桂川町に行ってきました。当時の捕虜の方に会った人も結構おり...全文を見る
○藤田幸久君 その部分が重要だろうと思いますので、申し上げて、質問を終わりたいと思います。
03月24日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、外務大臣、防衛大臣、それから官房副長官もおいでいただきましたが、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、北朝鮮のミサイル問題でございますが、人工衛星の打ち上げと称して四月の四日から八日まで弾道ミサイル発射実験...全文を見る
○藤田幸久君 それではお伺いしますが、つまり、日本に飛んでくる可能性ありやなしかということと、この一項の命令か三項の命令かというのは関係しているのか。つまり、日本に飛んでくる可能性というものが断定できない場合には防衛大臣の決定とせざるを得ないという関係はありますね。
○藤田幸久君 政府内で議論、議論とおっしゃっておりますところ、今朝のやはり報道で政府筋という方が、突然撃ってきたら当たるわけがないと。発射から七、八分で日本に到達すると。浜田大臣から麻生首相に報告したときにはもう終わっている、だから間に合わないと。あらかじめ迎撃の準備をしているだ...全文を見る
○藤田幸久君 政府筋の方がこういうことをおっしゃっているということについて、主管の大臣である浜田さんとすれば、この内容についてこれは当を得ていると思うんでしょうか、それとも外れていると思うんでしょうか。
○藤田幸久君 であるならば、大臣として、この政府筋の方がこういう形で出ているということに対して訂正を求めるべきだろうと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 三項じゃないんですかね、今二項とおっしゃったけれども。
○藤田幸久君 一つ飛ばしまして、それで、今防衛省の体制として、弾道ミサイル防衛のウエポンシステムの配備状況で、イージス艦二隻、ペトリオットPAC3が首都圏に四個隊、静岡に四個隊、岐阜に一個隊と報道されておりますが、間違いございませんか。
○藤田幸久君 北朝鮮から飛んでくる可能性に関しては、このPAC3を東北地方に移動させる考えはあるかというのが昨日の質問通告でございましたが、これまた今朝の報道で秋田と岩手に配備をするという報道がありますが、岩手と秋田で対応できるんでしょうか。
○藤田幸久君 じゃ、この報道についてはかなり可能性が高いと。したがって、訂正を求める必要はないということでしょうか。
○藤田幸久君 かなり可能性の高い報道というふうに認識をいたしました。  大臣は、先週金曜日に北京を訪問され、中国の国防大臣ほかと会談をしたということでございますが、北朝鮮のミサイル発射問題について中国の国防大臣は、撃たないなら一番いいし、日本などが冷静な態度を取った方がいいと自...全文を見る
○藤田幸久君 この報道だけですと、それから今のお話でも、先方の国防大臣は浜田大臣にそういうことをおっしゃったということは伝わっているわけですが、私は逆で、浜田大臣の方から中国の防衛大臣に対して、北朝鮮に働きかけをして発射しないように自制を求めるべきであったと思うんですけれども、そ...全文を見る
○藤田幸久君 確認ですが、浜田大臣の方から中国の防衛大臣ほかに対して北朝鮮に対する自制を求める働きかけをおっしゃったわけですね。
○藤田幸久君 つまり、国防大臣と一対一のときには自制を求めていないということですね。つまり、呉邦国、大臣同席したときはおっしゃったけれども、一対一のときにはこちらから自制を求めることを先方の国防大臣にはおっしゃっていないということですね。
○藤田幸久君 つまり、懸念は表明したけれども自制は求めていないというふうに理解をいたしまして。  次に、これまた今朝の報道によりますと、中国の関係者が北朝鮮ミサイルの発射中止はあり得ないというふうにおっしゃっているという報道がありますけれども、これは発射中止はあり得ないとかなり...全文を見る
○藤田幸久君 更に求めているというよりも、直接先週直談判したけれども、その後にこういった形で強い報道が出て、まあ報道が全部正しいとは思いませんけれども、もっと強く働きかけを更にしていただきたいというふうに思います。  次に、拉致問題について移りたいと思いますが、先週の十六日に参...全文を見る
○藤田幸久君 おっしゃるとおり、この間、佐渡市長さんもずっと同行していただきましたけれども、非常に細やかなケアをしておられるということを伺って、意を強くした次第でございます。  帰国被害者の具体的な支援として、支援法による給付金の支援がございます。曽我さん、地村さん、蓮池さんと...全文を見る
○藤田幸久君 必要な点を勘案して、見直しも含めてというお言葉、是非更に進めていただきたいと思います。  それから、給付金の運用上の問題についてお伺いしたいんですが、恒常的な所得が年額五百八十万円を超える場合、その五百八十万円を超えた分の二分の一に相当する額を給付金から減額するこ...全文を見る
○藤田幸久君 自立という場合に、生まれてから日本で大人まで教育を受けて育った人の基礎的な要素がそろった上での自立と、いわゆるジャンプ台の部分がない人が自立をする場合の条件が違うんだろうと思います。その部分を、かつ一千万云々の話がありましたが、来年までのあと一年の話でございます。そ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  次に、捕虜問題について移りたいと思いますが、中曽根大臣、先日も予算委員会で麻生総理に質問したんですが、二〇〇六年に麻生外務大臣の在任中に、実は旧麻生鉱業で捕虜として使役をされていたという方がオーストラリアに現存されておられて、オーストラ...全文を見る
○藤田幸久君 外務大臣自身のお父さんがおやりになっていた会社で、数人じゃなくて三百人もの捕虜の方がいたということが、実際に生きておられて、そしてNHKのような公共放送機関でインタビューを受けていろいろ訴えられていたということを、当事者であり、麻生大臣にとっては極めて名誉にかかわる...全文を見る
○藤田幸久君 その結果、外務省は、翌年だったと思いますけれども、この年の秋かな、ニューヨークの総領事館のホームページに、つまりニューヨーク・タイムズが言っていることはけしからぬと、間違っているという掲載までして、昨年実は、いや、それが正しかったと、三百人捕虜がいたということに分か...全文を見る
○藤田幸久君 しっかり検証していただきたい。これは御自身が今経営しておられないということではなくて、実際に御自身が社長のときに厚い本を書いてそれに触れていないというようなこともあるわけですから、私は、その当時のことを麻生今の総理に旧悪を逆なでて問うことは一切しておりませんけれども...全文を見る
○藤田幸久君 今の引用は、二〇〇五年の内閣委員会の福田官房長官の答弁書と全く同じです。それから、その後の細田官房長官の答弁書と全く同じです。  ということは、二〇〇五年に当時の福田官房長官がおっしゃっていながら、今申し上げて、あるいは先日来申し上げているように、二〇〇六年にこん...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、個々にやって失敗した例じゃないですか。去年から、つまり厚労省に資料があるのを知らなかったという、総理自身が知らなかったという、大変信頼を失うようなことになってしまった。  それから、捕虜の問題というのは、これは中曽根外務大臣も、それから総理もおっしゃってい...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、そのレベルでは対応できなかったということが外務省としても政府全体としても明らかになったということでございますから、しっかりそういった恒常的な部局をつくっていただきたいと思います。  それで、ちょっと次に移りますが、昨年の十二月のこの委員会で中曽根外務大臣...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、どこに連れていかれたかということ。
○藤田幸久君 資料を三枚ほどお配りしておりますが、その二枚目に、麻生鉱業で終戦の二週間ぐらい後、つまり八月末に撮られた写真がございます。これはオーストラリアの御家族から提供いただいたもので、現在生きていらっしゃる方もこの中にいらっしゃいますが、実は最近確認をいたしましたが、この一...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどの「雷」等々の救われた方の、このイギリスの方については、御自宅までリムジンで迎えに行って、相当な待遇のことをして日本に呼んでこられているんですね。もう九十近い方々がまだ生きていらっしゃる。私はこの間も総理に申し上げましたけれども、こういう方々こそ日本にお呼びに...全文を見る
○藤田幸久君 それで、一言、一つだけ、済みませんが、これに関係して、こういった逮捕の事例、捜査というものが今後のソマリア沖の行動においても必要だろうと思うんですけれども、現在想定されております八名とか、いろんな装備とかやり方について、海上保安庁の方で十分な体制取られておるかどうか...全文を見る
○藤田幸久君 しっかりやっていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月21日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず今日は、実は谷内政府代表をこの委員会にお呼びをしたわけですが、昨日、報道によりますと帰国の予定が何か延びたということでございますが、是非次回には、そういう際には出席をしていただきたいということを委員長に御配慮お願い申し上げ、参...全文を見る
○藤田幸久君 そうしたもう声明や談話だけでは間に合わない状況が昨日起こっていると。つまり、宣戦布告そして最終総攻撃ということを政府側が言っているわけでございますから、今対応しなければ、つまり声明、談話だけではなくて、具体的にスリランカ政府に、市民が残っている段階で最終攻撃をするの...全文を見る
○藤田幸久君 具体的には、例えば日本がそういう共同議長国でもあったということも踏まえまして、国連の安保理での審議を即に提案をされたらいかがでしょうか。
○藤田幸久君 二月の話じゃなくて、四月十四日の話じゃなくて、昨日総攻撃のそういう宣言が出たということで、今安保理を開いてほしいと。今動かなければいけないという、四月二十一日に何を行動するかということを聞いておりますので、是非そうした判断をしていただきたいと思います。一言、それに対...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  それでは、ビルマ、ミャンマーについて移りたいと思いますが、四月十日のこの日経ネットで「日本政府、ミャンマー経済援助の凍結を解除へ 二〇一一年にも」という記事が配信をされました。それで、ネピドーという新しい首都とヤンゴンとの間の鉄道の電化事...全文を見る
○藤田幸久君 先の質問に行きます。  もう一つ緊急を要する課題が、あと一か月未満となりました五月二十四日にアウン・サン・スー・チー女史の拘束期限が切れますけれども、日本政府はアウン・サン・スー・チーさんの解放に向けてどのような働きかけを行っているのか、お答えいただきたいと思いま...全文を見る
○藤田幸久君 そのぼやっとしたことじゃなくて、具体的に五月二十四日ですから、対応していただきたいと思います。  それから、これに関連して、先週、岡田克也議員と私がお目に掛かったヒューマン・ライツ・ウォッチというNGOのケネス・ロスという方が、四月の九日に麻生総理に対して、日本の...全文を見る
○藤田幸久君 続きまして、北朝鮮に対する国連の議長声明のことについて移ってまいりたいと思います。  ロンドンの国際会議の場においてはアメリカのオバマ大統領が国連決議に賛同しておられましたが、翌日アメリカは方針を転換したという流れだったろうと思います。次の質問に移りますけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 その前の話です。
○藤田幸久君 九日の話です。
○藤田幸久君 結果的に声明の中身がかなり良かったということ以上に、結局、米中間でプロセスが動いていったということの方が日本の外交上は今回非常に重要だったろうと思うんですけれども、普通であれば、中国というのはこういう決議とか声明の文案のやり取りは相当時間を掛けるものが、数日間で決ま...全文を見る
○藤田幸久君 その日米ですけれども、オバマ政権が多国間外交とおっしゃっている、そのことの言い方はいいと思うんですけれども、今回見ておりますと、多国間外交と言いながら、つまり中国等々と連携をして、結果的に日米関係の相対的地位が下がったのが今回のプロセスではないかと思っておりますけれ...全文を見る
○藤田幸久君 そのアメリカですけれども、お配りした資料、英文の資料を御覧いただきたいと思いますが、これはアメリカ議会の調査局、CRSの対北朝鮮援助報告書でございます。  これは、要するに、一九九五年から昨年までに米国から北朝鮮に渡った援助、約十三億ドルにも上ると。これ実は、一九...全文を見る
○藤田幸久君 具体的には、二度あることが三度あるだとすると、今年は少ないけれども来年は非常にアメリカからの援助が増えてしまうという可能性があるんですけれども、そうさせないために、つまり今年ミサイル発射があった、来年増えるということがない、行わせないために日本は何か働きかけを行うつ...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので次に行きますけれども、朝鮮総連傘下に在日本朝鮮人科学技術協会というものがございまして、ミサイル関連の技術流出に関係していたのではないかということが今まで言われておりますが、この実態について、警察庁でしょうか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 捜査の関係があるので言えないことも多いんだろうと思いますが、例えばイメージとしてこの団体が、私が聞いたところでは、例えば東京大学卒で一流企業や研究機関に勤務をされた経験があって、今おっしゃったような最先端の技術を有するような人々も含まれているというふうに聞いておりま...全文を見る
○藤田幸久君 引き続きまた開示をしていただきたいと思います。  では次に、北方領土問題に関する谷内政府代表の発言について移っていきたいと思います。  中曽根大臣は昨日、電話で谷内政府代表に事情聴取をしたということでございますが、したがって正確に内容を把握されたと思いますけれど...全文を見る
○藤田幸久君 今日の新聞によりますと、まずこれ、記者が書いた記事じゃなくてインタビュー記事ですね。かつ、谷内さんの同意によってテープで録音したと。この中川デスク及びもう一人の記者、それからカメラマン、それから学芸部の記者、つまり四人が本人同意の上で録音し、インタビューをしたという...全文を見る
○藤田幸久君 テープで録音をし、かつ谷内さんがテープで録音することを認めていたということについても確認は取れてないんでしょうか。
○藤田幸久君 この谷内政府代表は、少し先に行きますけれども、例えば産経新聞の十八日の報道では、谷内さんは記事は捏造されたものだと強調していると。かつ、今の大臣の答弁ですと、基本的にこの三・五島でもいいのでもないかと考えていると、今日も資料でその記事そのものをお配りしておりますけど...全文を見る
○藤田幸久君 イエス、ノーでお答えいただきたいと思います。谷内政府代表、これは閣議で決められた人事で総理官邸に事務所を擁している方が、私は三・五島でもいいのではないかと考えていると言われたと報道されていることは、これは間違いですか、それともこのとおりですか。でなければ、この厳重注...全文を見る
○藤田幸久君 言っていたことを認めて外務大臣として今答弁されているわけですから、であるならば、これは極めて重大なことで、しかも、今朝の報道によりますと、ロシアの有力紙コメルサントというんですか、「日本政府代表が「北方領土」の半分をロシアに残すことを提案」と題する長文の記事を掲載し...全文を見る
○藤田幸久君 大臣は何か誤解ということを軽くお考えのようですが、昨日、薮中外務事務次官は、誤解を与えたのは深刻な問題だ、国益の観点から領土交渉は慎重に正確にやらないといけないというふうに外務事務次官がおっしゃっています。つまり、誤解というのは深刻だということを外務省の大臣の次のト...全文を見る
○藤田幸久君 薮中さんと重みが違う今の発言でございましたが、ちょっとそれ、また戻りますけれども、先ほど来政府の考え方とおっしゃっていますけれども、この二月に日ロ首脳会談で麻生総理は、ロシアは二島、一方は四島では片付かないと述べ、その中間で妥協を図るというような言い方をされましたけ...全文を見る
○藤田幸久君 谷内さんは全く違った見解で、この新聞の一番下の段を御覧いただきたいと思います。大体一番下の段の十数行目ですか、これ、サハリンでの日ロ首脳会談では、新たな、独創的で型にはまらないアプローチという考えを確認した、日本側が四島あるいは二島、ロシアがゼロというのでは両国民の...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、単に三・五島というだけではなく、ほかの部分も含めてこのインタビュー記事というものは間違っていると。つまり、大臣のお話ですと、谷内さんの一方的な説明をうのみにして判断、答弁をされているわけですから。  そうすると、片や四人の人が谷内さんの了解の下でテープも取...全文を見る
○藤田幸久君 であるならば、これは公の新聞でこれだけ事が、これからプーチンさんがいらっしゃる直前にこれだけの影響をもたらしたということは、日本の国益にとって大変な損失にもう既になってしまっている、ある意味では取り返しの付かないことになってしまっている。  であるならば、毎日新聞...全文を見る
○藤田幸久君 提訴をするか、谷内さんは、これはやっぱり政府代表としてふさわしくない、これは薮中さんの、この次官の発言を見ても、これは領土交渉は慎重に正確にやらなければいけないと、誤解を与えたにしても正確でないということは明らかなわけですから、これを罷免をするか、どちらしかないとい...全文を見る
○藤田幸久君 事務次官はこれだけのことをおっしゃっている。ところが大臣は、この厳重注意というのは、今までの話ですと、根拠は誤解を与えたということしか厳重注意の対象になっていませんよね。つまり、こういう三・五島ということを言ってしまった、あるいはほかのこともいろいろおっしゃっている...全文を見る
○藤田幸久君 言っていないことを書かれたということであるならば反省する必要ないわけです。反省をしているということは、誤解というならば、録音もしているわけですから、紙面になっているわけですよね。そうすると、この紙面が間違っているならばこれはしかるべき対応を取っていただかないと、これ...全文を見る
○藤田幸久君 この政府代表、そのままであるならば私は罷免に値すると思いますし、それに対して大臣がそうした答弁を続けるならば、私は外務大臣自身の責任にもかかわる問題ではないかということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
04月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  時間がずれた関係で、通告をしておりました重立って三つの項目がございますが、順番を入れ替えさせていただきまして、最初にスリランカ、続いて北方領土、そして最後に日米同盟ということで、浜田大臣、出番は後の方になりますので、前半はリラック...全文を見る
○藤田幸久君 たまたまここに風間さんがお配りした普天間の写真がございますが、これ実は九万人でございます。ここにこれだけの施設ということで、私、たまたま今イメージでスリランカのことを思っておりますが、大体九万人、それだけの一般住民が両方の勢力の間に結局閉じ込められてこういう状況にあ...全文を見る
○藤田幸久君 それは問い詰めるつもりじゃございませんで、常に今回いろんな人権団体、国際赤十字、アメリカ政府等々からもうリアルタイムで二十四時間情報が来ていると思いますので、私どもでもすぐアクセスができる、そういう被害状況が出てきておりますので、積極的にそうした情報を取りながら対応...全文を見る
○藤田幸久君 そうすると、大臣の意思だということは谷内さんに伝わったと理解してよろしゅうございますね。
○藤田幸久君 では、政府代表として政府参考人である谷内さんが、国会出席以上の理由があって今日は国会に出頭していないと。ということは、そういう理由があるということを結果的に大臣もお認めになったということですね。
○藤田幸久君 急な話は我々も同じでございまして、政府参考人、常に急に国会に出ると。我々も国会、委員会に出ると。  要は、そういう個人的な理由が、政府代表として閣議で決定された人が、国会にそういうことで政府参考人として出るべきところ以上の理由があったということを大臣が認めない限り...全文を見る
○藤田幸久君 したがって、今後は政府代表という肩書がある方であっても、非常勤であれば、ほかの個人的な理由があって事前の日程があれば国会に出なくてもいいという既成事実が確定したというふうに認識をいたしまして、次の質問に移りたいと思います。  一昨日、日本に帰られたということですけ...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。  電話で話されたけれども十分じゃないという答弁を私にされているんです、その衆議院の委員会の翌日、おとつい。したがって、その後、谷内さんはおとついの夜帰られたわけですから、昨日一日日本にいるわけで、東京にいらっしゃったわけですから、外務省とし...全文を見る
○藤田幸久君 必要がないのであれば詳細にお答えをいただきたいと思いますけれども、御本人も認められているようですが、毎日新聞の、今日もお配りしていますけれども、おとついも配りましたが、新聞の記事は、テープを取ったインタビュー記事であります。谷内さんはテープを持っていないということで...全文を見る
○藤田幸久君 これ、政府代表が日本の新聞の一面に書いたことでありまして、谷内さん自身の方も誤解だ誤解だとおっしゃっている。少なくとも、ある新聞に関しては、この記事は捏造だとも言っていらっしゃる。そのことについて一字一句聞かずに、片っ方はテープを取っているのに対して、谷内さんが言っ...全文を見る
○藤田幸久君 前回も、おとつい申し上げましたが、ロシアのかなり有力な新聞に谷内さんがそういうお話をされたということが報道されたということをお伝えをいたしました。  それから、今日お配りした毎日新聞以外に二つ新聞がございますけれども、一つは、これ産経新聞の二〇〇七年の三月二十二日...全文を見る
○藤田幸久君 今総理の話が出てまいりましたが、政府代表で外務大臣の直接指揮監督下ということをおっしゃっていますが、実際に谷内政府代表の執務室は総理官邸の四階ですか、にございますですね。その事務所で、谷内政府代表の部屋の大体事務官は何人ぐらいで、どの省庁からその事務官、官邸の中に来...全文を見る
○藤田幸久君 それから、麻生総理から直接谷内政府代表に、当然官邸の中に事務所があるということは、かなり直接しばしば指示があるということでしょうか。
○藤田幸久君 いや、十分知りません。
○藤田幸久君 イエスかノーかでお答えください。  麻生総理からの直接指示はあるのかないのか、お答えください。
○藤田幸久君 それは存じています。答えてください。
○藤田幸久君 その総理大臣からの指示が、外務大臣が知らないところでの指示も今までございましたか。
○藤田幸久君 いや、結果的に分かったことは、例えば今回のことも後で分かったんじゃないでしょうか。  つまり、谷内さんがこういう発言をし、かつ安倍前総理とアメリカに行っていらっしゃり、かつ今プーチン首相が来日をする直前であり、今外務省の局長がモスクワに行っているという時期にこうい...全文を見る
○藤田幸久君 領土の話、さっき大臣が触れられましたが、いわゆるこの面積等分案というものの利点はどんなところにありますでしょうか。
○藤田幸久君 検討云々じゃなくて、少なくとも言及されたのは、麻生総理が日本の総理として初めてでしょうか。これは前回も質問したんですが。
○藤田幸久君 長島昭久さん。
○藤田幸久君 じゃ、ちょっと違った観点ですけれども、国家にとっての三要件とありますが、三つ、何でございますでしょうか。
○藤田幸久君 おっしゃるとおり、領土が一番先に出てまいります、国際法で。かつ、国際法の定義を見てみますと、領土に関しては面積の大小を本質的要件としないということでございまして、ですから、いわゆる何%という話じゃないというのが多分国際法上で言うところの領土の本質的な問題だろうと思い...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、実際に麻生総理は面積を折半すると三島プラス択捉で二五%というふうなことは何回も、これ委員会でも、参議院でも高野博師議員の質問とか答えているんですね。  これがいいか悪いかは別にしまして、これでいきますと、例えば竹島とか尖閣列島の問題にも影響を与えてしまうし、...全文を見る
○藤田幸久君 今日お配りしていますこの朝日新聞、今年の二月十九日の右側に、麻生首相の北方領土をめぐる発言というので幾つか事例が出ていますけれども、それを採用するかどうかということは別にして、この比率になるという話は、前原委員の質問にも、高野博師委員の質問にも、それから二月六日の記...全文を見る
○藤田幸久君 その事実関係が、したがって、先ほど申しておりますような竹島や尖閣列島問題、その理論でいけばつながってしまうということをまず確認をさせていただきまして、数分しかないので次の質問に移りますが、先ほど来外務大臣は帰属ということをおっしゃっていますけれども、帰属ということは...全文を見る
○藤田幸久君 私がこういうことを申し上げておりますのは、実際にかなりロシアに最近は、言葉は悪いですが、やられっ放しといいますか譲りっ放しということが多いと思いますが、今朝の新聞に出ていますけれども、二十三日から札幌市で開催の二〇〇九年北方四島交流代表者会議に北方四島の出席者が三名...全文を見る
○藤田幸久君 最後に二つ要請をして質問を終わらせていただきたいと思いますが、一つはこのままでほうっておきますと、谷内さんと毎日新聞の間、続けば国益に反すると思います。したがって、しっかり調査をしていただいて、決別をはっきり付けていただきたいと思います。  それから、次に国会で要...全文を見る
○藤田幸久君 是非、であるならば罷免をしていただきたい、そういう方では務まらないということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。
04月27日第171回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○委員長(藤田幸久君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十四日、徳永久志君が委員を辞任され、その補欠として川崎稔君が選任されました。     ─────────────
○委員長(藤田幸久君) 北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。  先般行いました北朝鮮による拉致問題等に関する実情調査のための視察につきまして、視察委員の報告を聴取いたします。山根隆治君。
○委員長(藤田幸久君) 以上で視察委員の報告は終了いたしました。  北朝鮮をめぐる最近の状況に関する件及び拉致問題をめぐる現状に関する件について、政府から順次報告を聴取いたします。初めに中曽根外務大臣。
○委員長(藤田幸久君) では、続いて河村国務大臣。
○委員長(藤田幸久君) 以上で報告の聴取は終わりました。  暫時休憩いたします。    午後零時四十四分休憩      ─────・─────    午後二時三十八分開会
○委員長(藤田幸久君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、白眞勲君が委員を辞任され、その補欠として青木愛君が選任されました。     ─────────────
○委員長(藤田幸久君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室長兼内閣府大臣官房拉致被害者等支援担当室長山口英樹君外五名...全文を見る
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(藤田幸久君) 休憩前に引き続き、北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(藤田幸久君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時四十分散会
05月12日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○藤田幸久君 藤田幸久でございます。  沖縄と同等に非常に重要な北方領土の問題についてお聞きしたいと思います。  今日も政府委員のところで谷内政府代表の名前がまた消されておりますが、今日で三度目、政府委員として出席をされておらないわけですが、中曽根大臣、今日はなぜ谷内政府代表...全文を見る
○藤田幸久君 簡単にお答えいただきたいと思いますが、今日の都合が付かない理由だけお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 国際的諸問題がある場合に、大臣は委員会に出席ができて、非常勤である政府委員は出席できないということは極めて異常な状況で、今までそういったことがあったのか。それだけ、大臣は出席できる立場にあるということを今承って大変驚いた次第でございますけれども、大分時間が過ぎました...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、三・五島論があるということがしっかりプーチン首相に伝わったということだろうと思います。  それで、ということは、この三・五島論の中身についてちょっと。これは、質問通告で谷内さんあての、これは今日の質問は全部谷内さんあての質問ですので、谷内さんに代わって大臣...全文を見る
○藤田幸久君 にもかかわらず、先方の首相に三・五島論があると伝わったということは、そういうことが日本国内で論議になっているというふうに先方に伝わっているわけですから、もしそれが間違っているならば、プーチンさんに対して、いや、日本はそういうことはないんだということを説明していかない...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、日本の基本的立場を説明したにもかかわらず、先方の首相は、三・五島論ということが論議にあるということを誤解してプーチン首相がこれだけ公の放送及び新聞等で通信社に対して言っているという、つまり、プーチン首相の認識が間違っている、あるいは、得た情報が、今おっ...全文を見る
○藤田幸久君 さっき紹介しました。
○藤田幸久君 先方の官房副長官よりもこちらの政府代表の方が多分格が上なんだろうと思いますけれども。そうすると、こちらの政府代表がかなり大きな紙面で言っておると。それに対して、立場決めていないとおっしゃいましたけれども、これは、要するに三・五島論に対して立場を決めていないんではなく...全文を見る
○藤田幸久君 いや、それもまた矛盾でありまして、日本政府は、その四島がまず歴史上もずっと日本に属していたと、それからその所属を決めるということが日本の基本的立場であって、それ以外の部分についていろいろな意見がありますということを先方の首相がコメントしてくるような状況をつくったこと...全文を見る
○藤田幸久君 五月一日のある新聞の報道によりますと、中曽根大臣自身がこの緊急アピールを出した関係者に電話をされたと。ニュージーランドにいたときでしょうか。それで、このアピールの文章について提言をされたと、修正を求められたと。この新聞報道によりますと、この本文の、「わたくしどもは、...全文を見る
○藤田幸久君 では、事実と異なる部分、最終的なこれ文面ですけれども、どこが事実と異なっておりますでしょうか。
○藤田幸久君 この基本的立場の根拠というのは、一九九三年の東京宣言、つまりエリツィン・細川会談だと言われておりますけれども、この東京宣言について、〇五年にプーチン大統領が日本にいらっしゃった際に、この東京宣言を文書で確認したいと日本政府側が求めたけれども、当時のプーチン大統領はそ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、東京宣言を文書で確認するということが重要であって、今回はそういう折半論よりも、今プーチンさんいらっしゃっているけれども、今回、そういったことを基盤として確認をする、文書等でする必要があるんじゃないですか、今回。あしたまでいらっしゃいますけれども、いかがですか...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、間違って伝わった、外務大臣も今まで谷内さんについては誤解があったと。誤解どころか、先方のプーチン首相がここまでおっしゃっていると。ということは、とにかく今交渉事において、先方のトップが来る前にこちらからそういった漏れてしまって、先方の首相が来る前にモスクワで...全文を見る
○藤田幸久君 時間なので、最後に一問。  先ほどこの緊急アピールで、今基本的には事実関係間違いがないということでしたけれども、三つ目のパラグラフの後半ですね、三つ目のパラグラフというのはかなり長い文章の後半ですけれども、後ろから五行目、「むしろロシア側はより強気となり、問題解決...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○藤田幸久君 藤田幸久でございます。  四回ラブコールを発信させていただきまして、三回お出ましいただけませんでしたけれども、お忙しい中、谷内政府代表、委員会にお越しいただきましてありがとうございます。  谷内代表のお人柄や外交官としての能力を疑う人は私はだれもいないと思ってお...全文を見る
○藤田幸久君 当然、インタビューですから、記者に対して、私は、私は、私はと主語を使ってお答えになっていたこと、あるいは主語を使っていなくても、日本語独特の省略をしたけれども、私はという主語に近い表現だったということが度々あったと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 では、産経新聞の記事もお渡ししておりますけれども、つまり、十七日に毎日新聞に出て、電話で恐らくインタビューを産経新聞がされたんだろうと思いますが、その産経新聞のインタビューに対して記事は捏造だとおっしゃっておられますが、捏造と言うからには、具体的にどの部分が間違って...全文を見る
○藤田幸久君 質問にお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 誤解ではなくて捏造だという、この発言によりますと、産経新聞によりますと、これは捏造と書いてあるわけですから、そうすると、要するに毎日新聞が捏造したということですか。
○藤田幸久君 事実関係でお聞きしております。産経新聞をお配りをしております。資料の一ページ目でございます。三行目から引用があります。「「インタビューでは北方四島の面積について説明はしたが、三・五島の返還で解決させてもいいとは発言していない。記事は捏造されたものだ」と強調した。」と...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、プーチン首相が、これは五月の十日、来日の前日に合わせるように、共同通信、日経新聞、NHKですか、このプーチン首相は、三・五島返還論については日本国内でも固まっていないと聞いており、反応するのは時期尚早だというふうに発言したと。これは谷内さんの新聞記事が...全文を見る
○藤田幸久君 同じように資料の中に、これは五月の十一日に三つ四つぐらいの全国紙に出た緊急アピールというものが出ております。お配りしておると思いますけれども。  これは御承知のとおり、十五名の大使経験者がこの名を連ねております。それで、この十五名の大使経験者のこのアピールでござい...全文を見る
○藤田幸久君 政府代表、閣議で決定をされたお立場にあります。そうしますと、常に、今、谷内さんが発言をされる場合には政府代表でございます。そうしますと、全く民間人であれば別ですけれども、交渉の相手側のプーチン首相、そして外務省十五人のこの大使経験者がこういうふうに断定をして取られて...全文を見る
○藤田幸久君 報道をした方の責任にされますが、これは両方言い分があるわけですけれども、結果的に、その相手国の首相、そして国内においてもこれだけの方々がそういうふうに認識をされたということでありますから、それを是正をしなければ、これは事実として事が動いてしまっている典型例ではないで...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと違った観点から、質問通告にないことを幾つか質問したいと思います。  谷内さんは昨年ロシアを訪問されましたでしょうか。
○藤田幸久君 それから、瀬島龍三さんという方がいらっしゃいますが、瀬島龍三さん、亡くなられましたが、かつてアメリカの大統領にお会いになりましたね。で、アメリカの大統領にお会いになられたときのアポの手配を谷内さんがかかわったという話がございますが、事実でしょうか。
○藤田幸久君 それから、谷内さんは今個人事務所を内幸町、東電ビルですか、お持ちですけれども、この事務所の家賃はどなたがお払いになっているんでしょうか。
○藤田幸久君 では、その部屋を借りられているということでしょうか。
○藤田幸久君 そうすると、谷内事務所というのは、ではどなたがその家賃をお払いになっているんでしょうか。
○藤田幸久君 いや、北方領土の関係の具体的なことをやっているわけですけれども。  それからもう一つ、先ほどの言葉の問題に戻りますけれども、谷内さんのこの毎日新聞の記事に戻りますけれども、谷内さんはこの中で、いわゆる返還後の北方四島は非軍事的な地域にすることを日ロ間で合意するとい...全文を見る
○藤田幸久君 そのよく覚えていないで、事がこれだけ大ごとになっているわけですね。それで、よく覚えていないと言いながら、その新聞社の方が間違っているというか、否定をされていると。  他方、これだけ交渉事の日本の主権にかかわることがこういう形になっているということに対して、それで御...全文を見る
○藤田幸久君 政府関係者、例えば大臣が公器の新聞に対して、質問をして、それで自分が一時間のインタビューだったので何を言っていたか分からないという、それで政府代表としては責任果たせないと思います。やはり一字一句に対して説明責任を果たさなければ、これは相手もあることですし、これだけ大...全文を見る
○藤田幸久君 そもそも、政府代表に推薦したのは麻生総理でしょうかということが一つと、政府代表になってから今まで、かなり具体的な指示あるいは報告は総理からかなり来ていますですね。
○藤田幸久君 先ほどの瀬島龍三さんの件ですが、多分栗山大使のころだろうと思いますけれども。
○藤田幸久君 それでは、毎日新聞がこれだけの大きなことを一面に書いて、そして政府代表の発言で谷内さんが言っていらっしゃらないということを書いて、これだけ外務省全体も、敵にとまでは申しませんけれども、これだけ異論が出ている、もうOBがこれだけ書いているということは、外務省の方もそう...全文を見る
○藤田幸久君 中曽根外務大臣がいらっしゃいました。  実は、その報道に関して、昨年の十月二十二日ですけれども、外務省は週刊朝日に対して抗議をしています。これは、中曽根大臣と齋木アジア局長に関しての記事でございますけれども、これに対して日本政府・外務省は抗議文を出しているんですね...全文を見る
○藤田幸久君 おっしゃったと言いますけれども、要するに谷内さんがまだアメリカにいらっしゃったときに電話で厳重注意しただけですよね。
○藤田幸久君 前の答弁によりますと、四月二十日に電話で厳重注意したとありますけれども。
○藤田幸久君 それから、ロシア側に説明をしたとおっしゃっていますけれども、前の委員会の答弁ですと、ロシア側には照会も説明もしていないと。結果として、プーチンさんがこういうふうに日本では意見が固まってないと、つまりばらばらだというふうに見られてしまったという事実は外交上のこれは大変...全文を見る
○藤田幸久君 新聞の記事、お渡ししていますし、前も何回も。
○藤田幸久君 谷内さんにもう一度戻ります。  三・五島論という言葉をおっしゃった、それから非軍事化という、あるいは非軍事的な地域ということもおおむねおっしゃったということをお認めになった。私はという主語も、しばしば、頻度の表現は別にしておっしゃっておられた。そうすると、政府代表...全文を見る
○藤田幸久君 出口の話を交渉に臨んでおられる方が言うこと自体が、この交渉の原点の、つまり入口が重要なんですよね。つまり、入口の問題で、帰属の問題でずっとやってきているわけじゃないですか。その入口の話をほとんどされないで、これもまた入口の話を十分したけれども毎日がはしょったというな...全文を見る
○藤田幸久君 北方領土問題では入口が重要なわけですね、帰属の問題。谷内さんの著書でも書いていらっしゃる。そのことについて余り説明をされずに、この選択肢の一つとして、あるいはその解説として三・五島と言うこと自体が、三・五島論とプーチンさんも取っている、十五人の大使も取っている。そう...全文を見る
○藤田幸久君 戦略論というのは前提の話でありまして、考え方の問題であって、交渉事の場合には、日ロに関して言えば帰属問題が原点、入口だろうと思うんですけれども、その説明をされずに戦略論、パイプライン云々の話、パイプラインは別かもしれません、これはファクタの引用だけれども、環境その他...全文を見る
○藤田幸久君 今ロシアは、交渉的には立場弱いんだろうと思うんですけれども、日本に比べて。弱い立場のロシアと交渉する場合にはなおさら入口の部分をしっかり繰り返す、強調するということが交渉上重要だということは、済みません、釈迦に説法で恐縮ですけれども、その観点からすると、こういう出口...全文を見る
○藤田幸久君 今回の四月の十七日以降、麻生総理にはどういう報告されました。
○藤田幸久君 それでは、中曽根外務大臣にお伺いいたしますけれども、政府としてこの毎日新聞に抗議をする、あるいはこれに対して具体的な措置をとるということは、今のところお考えありませんか。
○藤田幸久君 谷内さんにもう一度お伺いしますが、この十五名の大使が書かれた緊急アピールの三段、三段階の……(発言する者あり)
○藤田幸久君 三段落目の後半に、こういった「「面積折半」のような利害・得失論に転換して、」と云々で、「むしろロシア側はより強気となり、問題解決の展望はいっそう遠ざかるのではないでしょうか。」というふうにこの大使方おっしゃっていますが、このことについて谷内さん、どう思われますか。
○藤田幸久君 それでは、ちょっと数分の間で、浜田さんからのあれもありますんで、ちょっとほかの質問をさせていただきたいと思いますけれども、一つは、今月の三十日に、土曜日ですけれども、アメリカの捕虜組織であるアメリカン・ディフェンダーズ・オブ・バターン・アンド・コレヒドールという、A...全文を見る
○藤田幸久君 先週ですか、イギリスの新聞にも出ておりましたけれども、これはアメリカの捕虜、オーストラリアの捕虜、イギリスの捕虜の方で生きていらっしゃる方、もう八十歳から九十歳。だんだんそういう方々が御高齢になって、残念ながら亡くなってしまっていると。日本政府はそれに対して何か時間...全文を見る
○藤田幸久君 北朝鮮による核実験について、二、三最後に質問をいたします。  前回の四月の場合には、伊藤外務副大臣がニューヨークに行かれて、議長声明に向けて随分活動されました。途中まで非常に活躍をされたわけですが、何か途中から米中の方でかなり動いたというようなこともございますけれ...全文を見る
○藤田幸久君 是非積極的にやっていただきたいと思います。  それから、今回の安保理の緊急招集を日本政府が求めたということですけれども、ということは、今度は決議ですよね。その文案の作成を日本政府もかかわるというようなお話、今朝も我が党の部会で外務省の方がおっしゃっておられましたけ...全文を見る
○藤田幸久君 谷内さんに、済みません、一つ聞き忘れたのでもう一度お聞きしますけれども、先ほどの、この毎日新聞で非軍事的な地域というようなお話を、言葉を使われたということですけれども、この意味は、日本の領土、やがて戻ってきた北方領土に日米同盟が適用されないような聖域をつくると、非軍...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  今後とも政府代表としてお務めを続けられるつもりか、最後に一問お聞きして、質問を終わります。
○藤田幸久君 終わります。
09月16日第172回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○委員長(藤田幸久君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました藤田幸久でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろ...全文を見る
○委員長(藤田幸久君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に川上義博君、山根隆治君、山谷えり子君及び山本一太君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十七分散会
09月18日第172回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○委員長(藤田幸久君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を...全文を見る
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(藤田幸久君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(藤田幸久君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時十六分散会
11月25日第173回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号
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○理事(藤田幸久君) よろしいですか。  では、佐藤正久君。
○理事(藤田幸久君) では、主濱了君。
○理事(藤田幸久君) それでは、順番に、浅岡参考人からお願いいたします。