藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○藤田幸久君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月13日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は三月十三日でございます。三・一一の際には、私どもも皆様に御哀悼あるいはお見舞いの言葉を申し上げましたが、今日は主に小野寺防衛大臣に御質問させていただく関係で申し上げますと、ちょうど三年前、今日は三月十三日でございますが、その...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  その辺野古に配備される米軍機でございますけれども、今、普天間に常駐しておりますKC130空中給油機を除くオスプレイなど七機種四十一機というふうに理解をしておりますが、その数字はさておきまして、米国本土の方から飛来を想定しているいわゆる輸送...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  それで、その想定している機種ごとのペイロード、実際に搭載する旅客、手荷物、貨物などの重量は何トンかということと、今挙げていただきましたその飛行機の離陸に必要な距離というもの、それで、それぞれの機種が何機を想定しているのかということについて...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、辺野古沖案は千八百メートルでございますから、今お話しになりましたC17あるいはアントノフ等は、これは辺野古には飛来できないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 それから、海兵隊の人員移動のためにチャーターする一般旅客機の種類とか機数、それからペイロード、それから同じように離陸に必要な距離をお聞きしたいと思うんですが。  と申しますのは、これはアメリカの言わば空軍の予備役に相当する民間予備航空隊、CRAFというのがあって、...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、まず、先ほどのアントノフあるいはC17等も辺野古に飛ばなくて、これは九州の新田原等に受け入れるということになっているようです、築城とかですね。それから、今おっしゃっていただいた民間予備航空隊、それから緊急時の海兵隊の運搬等に関する飛行機の方も、これ74...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、質問、聞いていたんですが、数字、私が把握している範囲で申し上げますと、ボーイング777は二千八百メートルと理解しているんですが、一方、新田原とそれから築城は滑走路が二千三百九十九メートルとか二千七百一メートルと理解しておりますので、ボーイング777の二...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、辺野古に決めて、つまりヘリコプター、海兵隊部隊は普天間から辺野古に行くわけですが、今までいろいろお聞きしたことを総合しますと、普天間飛行場の重要な任務であるところの有事機能は、これはもう辺野古に全然行けないと、ほとんど。むしろ、辺野古以外のところで受けざるを得...全文を見る
○藤田幸久君 有事の際というは、アメリカの海兵隊だけじゃなくて、アメリカの空軍、海軍、陸海空軍、それぞれまた飛んできます。それから、自衛隊も陸海空それぞれ必要に応じていろいろ展開するわけですね。したがって、この新田原、築城等も、これ自衛隊の方も実際に活動するわけで、海兵隊以外の実...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、これから何か日米協議のようなお話をされましたけれども、少なくとも、普天間の移設を辺野古に決めて、そして有事機能については九州の飛行場に持っていったということは、あらゆることを想定した上で、これでフィージブルだというふうに断定をしているわけですから、これは、協議...全文を見る
○藤田幸久君 それで、普天間飛行場の使用計画に関して今まで明らかになっているのは、九六年の朝鮮半島有事に備えて策定された使用計画、これは、米軍がKC130空中給油機を含む常駐している約七十機に加え約二百三十機を順次増派して、大体合計三百機で作戦を遂行するということが、これはアメリ...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、これは十数年前ですけれども、この使用計画、現在は当時と比べて安全保障環境は悪化しているという認識はありますでしょうか。
○藤田幸久君 そうしますと、かなり悪化している中で、十数年前だけでもこれだけの作戦が遂行することを想定していたわけですけれども、そうしますと、先ほど来いろいろ聞いてきましたけれども、例えば、CRAFも五百五十三機という話をされましたが、一機当たり三百数十人という話がありましたけれ...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、普天間基地のいわゆる海兵隊、第一海兵航空団でございますけれども、この編成定数を教えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 編成定数。
○藤田幸久君 第一海兵航空団は四百五十数機じゃないでしょうか。
○藤田幸久君 そうすると、この第一海兵航空団、現在普天間に飛来しているもの、その部分は辺野古沖に飛来できるんですね。
○藤田幸久君 つまり、実は昨日、質問レクで防衛省の方、七、八人来ていただきました。私、今までのこのような話していましたら、若い皆さん、ちょっと顔を合わせて、これはどうかなという話になっていたんですけど。  これは、別に細かいことは余りという面もあるけれども、ただ、基本的に、今普...全文を見る
○藤田幸久君 では、これまで検討されてきた辺野古以外の主な代替施設案の想定される工期と建設費を教えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 ですけど、やっぱりこれは国民の税金の話で桁が大きい話ですから。  ですから、例えばシュワブ、かつての陸上案のときには、いろいろ言われていたのが、工期が十年ぐらいで三千億円とかいう話です、全体でですよ。それから、埋立てでいうとホワイト・ビーチが十年から十五年ぐらいで...全文を見る
○藤田幸久君 少なくともということは、それ以上拡大をするという言い方にも取れましたけれども、これはやはり、もう少し具体的な数字を是非国民のために誠意を持って開示をしていただきたいと思います。  それから、辺野古の代替施設が完成する前に、仲井眞知事の方から普天間基地を五年以内で運...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は、運用停止と返還の違いを答えてくださいと聞いております。
○藤田幸久君 運用停止を日本政府としてアメリカ側に求めていらっしゃいますでしょう、安倍総理もおっしゃっているように。  その運用停止の意味、用語の意味を聞いている、運用停止ということと閉鎖の違いの意味を聞いているんです。それ知らないで安倍総理はアメリカ側に言っているんでしょうか...全文を見る
○藤田幸久君 委員長、答えさせてください。
○藤田幸久君 ですけれども、日本政府としてアメリカ側に要望しているんじゃないんですか。アメリカ側から聞かれたら、知らないと答えるんですか。  運用停止と閉鎖の違いを聞いているんです、単純に。  ちょっと時間もったいないので、止めるか、答えて。
○藤田幸久君 では、普天間飛行場の運用をサスペンドという言い方をしていますけれども、そして、普天間を閉鎖しないこともあり得るわけですね。
○藤田幸久君 運用停止以外のことは答えなくて結構ですから。  運用停止の意味はどういうことですか。
○藤田幸久君 不誠実ですけれども。  では、運用停止し、辺野古の方がまだ基地が完成しないという場合に、アメリカのいわゆる作戦行動というものはそれでも担保されるのか、それから、それに従って日米同盟による有事対応の影響はないのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ちょっと大臣、もう少し誠実に答えてください。丁寧に質問しているんですから。  ということは、先ほど来明らかになってきたように、有事機能は九州の方に行く、それからオスプレイは半分ぐらいが国内に行く、県外に行く。それで、運用が停止した場合に、辺野古基地の役割というのは...全文を見る
○藤田幸久君 まるで答えていませんが、ちょっと時間の関係で言いますけれども、今日明らかになってきたことは、実は大変な有事対応で米軍海兵隊予備役の方、それから様々な形での飛行機が飛来をしてくる。そして一方で、仮に運用停止というようなことになった場合には、そのギャップができてしまう。...全文を見る
○藤田幸久君 軍事的な行動はしないと言っている部分の英文の部分をおっしゃってください。今おっしゃったのは、軍事的な行動はしないというふうには読めないとおっしゃったわけですから、どの部分の表現がそういう大臣の判断になったのか、その部分の、私も現物持っていますけれども、おっしゃってく...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、軍事行動をするという表現は一言もないわけです、この文章の中に。軍事行動をするあるいは軍事的な関わりをする、米軍という主語でもって、つまり、自衛隊については書いています。だけれども、米軍がという主語と、軍事的行動という表現は一言もないということを今お認めになっ...全文を見る
○藤田幸久君 時間が参りましたので終わりますが、軍事行動を示唆する表現は一言もなかったということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月26日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、根本大臣ほか、ほかの関係の皆さんに質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭で、大臣、茨城県は被災県でございますでしょうか。
○藤田幸久君 最近は大臣室に行っていないんですが、三年前以来、歴代の大臣室に地図が貼ってございました。今の大臣室にはどの県の地図が貼ってありますでしょうか。
○藤田幸久君 いや、何枚、どこの県の地図が。
○藤田幸久君 被災県のどこの県の地図が。
○藤田幸久君 ありがとうございます。  茨城県とか千葉県の地図も途中で入れていただいておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それで、茨城県関係でございますが、お配りの資料を御覧いただきながら質問させていただきたいと思います。  最近、茨城県もおかげさまで大分イ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、次ですね。
○藤田幸久君 そうですね。
○藤田幸久君 大変具体的で、かつ非常に副大臣御自身の意欲に満ちた活動に敬意を表したいと思います。  私、風評被害というのは極めて被害の中でも特異な被害だろうと思っています。例えば、東海村でジェー・シー・オーという事件がありました。茨城で聞いておりますと、やっぱり十年掛かったと言...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  では、経産副大臣の方はこれで結構でございますので、委員長のお許しをいただければ、私の方は結構でございます。
○藤田幸久君 そこで、今度は根本大臣を中心に防潮堤のお話をさせていただきたいと思います。  この防潮堤の質問は今までいろんな議員の方々が質問されておりますけれども、おさらいですけれども、被災三県の東北だけでも八千二百億円で三百七十キロにも及ぶ巨大な防潮堤だと言われております。国...全文を見る
○藤田幸久君 いや、質問通告してあります。  丁寧に質問通告しております。
○藤田幸久君 じゃ、高木副大臣。
○藤田幸久君 海水浴、農地を私聞いているんじゃなく、人が住まないという事実関係を聞いているんです。
○藤田幸久君 確認ですが、したがって居住者は含まれませんね、今の答えですと。でよろしいですね。    〔理事増子輝彦君退席、委員長着席〕
○藤田幸久君 その確認の下で、そうしますと、これだけの防潮堤建設されるわけですが、これ、いわゆる事業主体は県であっても予算は国ですから、予算を執行し管理する国として、この防潮堤の費用対効果というものをどういうふうに考えられるんでしょうか。
○藤田幸久君 済みません、質問に答えてください。  質問は、費用対効果を聞いているんです。費用の部分は国が出すんじゃないですか。
○藤田幸久君 いや、必要か必要でないかではなくて、使う費用に対して効果があるかという質問です。時間がロスが多いので答えてください、簡潔に。
○藤田幸久君 では、後でその裏打ちを資料として出していただきたいと思います、効果の詳細を。
○藤田幸久君 じゃ、取扱い、よろしくお願いいたします。  それで、時間がないんで、昨年の八月に気仙沼市で開かれた防潮堤を勉強する会という議事録を見てみました。そうすると、防潮堤が決まらないと町の復興計画を進められないといった発言とか、防潮堤の高さは決まっているんだと、で、質問は...全文を見る
○藤田幸久君 例えば、説明会の題目が災害廃棄物処理計画概要説明会という説明会に行ったところ、防潮堤の話をして合意形成がなされたというような事例もあったようですが、そうするとこれ看板に偽りありで、防潮堤の説明会と分かっていれば行った人もいるんだろうと思いますが、いろいろ説明会、いろ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど赤羽副大臣、退席されましたけれども、東電ばかりじゃなくて国が踏み込まなければいけないという話がありましたが、やっぱり防潮堤に関しては、事業主体は県であっても、お金は国が出しているし、いろんな知見は国が持っているわけですから、やっぱり国の方でもうちょっと前に出る...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  そうしますと、根本大臣、先ほどたまたま風評被害に関して経産省の方でこの協議会をつくるという答弁がありました。リスクコミュニケーションが非常に重要であると。それから、地元の首長だけではなくて、女性やNPOの皆さんも一緒に入っていただいて、要...全文を見る
○藤田幸久君 幹部職員を派遣するというふうに今までもいろんな国会の委員会で答弁されておられるようですが、幹部職員を派遣されてどういう成果、合意形成が深まったんでしょうか。国交省、これも質問通告していますよ。
○藤田幸久君 今まで答弁をいろいろ見ていますと、国会において、幹部職員を派遣します、で、助言をしますというふうに答弁何回かされているんだろうと思いますけれども、その成果はどんな成果が上がったんですかと。
○藤田幸久君 先ほど根本大臣が町づくりとおっしゃいましたけれども、要するに防潮堤というのは津波対策だけなんですね、基本的に。で、町の方々は、この生態系サービスをどうしようかという環境の問題とか、水産加工六次産業を地場産業としてどう推進していこうかとか、それから産業人口が流出してし...全文を見る
○藤田幸久君 で、今のおっしゃったことと逆のことを言っているわけでしょう。  つまり、市の方か県の方か知りませんけれども、防潮堤が決まらないと町の復興計画を進めることができないと言っているから逆でしょう。それから、防潮堤の高さは決まっているけど質問はないかということはまるで逆な...全文を見る
○藤田幸久君 いや、逆なんですよ。防潮堤を造ることによっていろんなほかの可能性も摘んでしまうという実態があるんで、だから、県にその事業主体は県だからって任せるだけじゃなくて、一緒にいろいろなことを、根本大臣、いろんな省庁とも統合しながらやっていただかなければ進まないということでご...全文を見る
○藤田幸久君 実質的にとおっしゃった以上は実質的にやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
04月10日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、少し時間短くなりましたが、お時間いただいておりますのでいろいろ質問をさせていただきます。まず、前回の積み残しの質問を若干させていただきます。  それは、普天間基地の辺野古移設案についてでございますが、いわゆる緊急時、有事...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと何かよく分かりませんが、米軍の場合と米軍以外のイギリス、カナダ等で違うと思うんですけれども、米軍以外の、つまり英連邦系の軍は兵たん基地としてのみ可能だと。そうすると、新しい辺野古では難しくて、かつ、米軍の場合にはいわゆる朝鮮半島有事にも出動が可能なわけですが...全文を見る
○藤田幸久君 米軍と米軍以外の違いについて、これは既に規定されているわけですが、実態として、普天間から二つに分かれた場合に違いが出てくると思うんですが、それについて答えてくださいと言っているんです。
○藤田幸久君 五条以外も含めて、米軍と米軍以外の国連軍の地位協定について違いがあると思いますけれども、それも含めてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 時間がないので、その後についてもう一度後で答弁をいただきたいと思いますが。  この辺野古沖の、今現在の建設が予定されている基地ですけれども、津波に対してどのような対策を講じているのか、それから大体何メートルぐらいの津波を想定しているのか、お答えいただきたいと思いま...全文を見る
○藤田幸久君 これから幾つか質問させていただきますけれども、私、三月の十九日に硫黄島、それから二十四日に広島、それから三十日からワシントンを訪問してまいりまして、これ全部日米関係に重要な地域でございまして、硫黄島とワシントンにおきましては、特に北米局の外務省の皆さんに大変お世話に...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  資料をお配りしております一枚目に、二十四日に、民主党の核兵器のない世界を目指す議員連盟、これはNPDIの生みの親とも言える岡田外務大臣が会長をしております議連で、福山委員と私も行ってまいりましたけれども、その際に、広島県知事、広島市長、そ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  この間、私参ったときも御紹介したんですが、資料の二ページ目の一番上に書いてございますが、昭和二十五年に広島の浜井市長という方が長崎の市長とかとアメリカに行かれて帰ってこられて、広島の原爆記念碑の碑文ですが、元々は「安らかに眠って下さい」、...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  では、前向きに検討していただいて詰めを是非やっていただきたいと思いますし、いろんな情報を私どもの方からも提供させていただきたいと思います。  次に、資料の次のページですけれども、こんな関係で調べてみました。質問主意書を二回ほど出させてい...全文を見る
○藤田幸久君 今日、各省庁呼んだんですが、既に質問主意書出したので、取りあえず外務省が答えるということで答えていただきましたが、実は、実際管理しているのは内務省とか旧郵政省とかが多いわけですけれども。ただ、この影響については、今おっしゃっていただいたように、中国、韓国等で起きてい...全文を見る
○藤田幸久君 是非、外交努力、やるなら今ですから、お願いしたいと思います。  それでは、本題の国家安全保障戦略、新防衛大綱、新中期防について質問いたします。  四月四日の本会議において北澤議員に対する安倍総理の答弁、あるいは八日の世耕官房副長官の外交防衛委員会における趣旨説明...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、初めてじゃないですね。
○藤田幸久君 ということは、三十二年の岸総理には戦略がなかったということでしょうか。
○藤田幸久君 それでは、動的防衛力から統合機動防衛力に変わっていったということについて質問したいと思いますが、小野寺大臣は、大臣に就任された当初は動的防衛力の見直しについて発言をされておりましたが、その後、動的防衛力には自衛隊を機動的に動かすという意味もあるので、人員、装備の維持...全文を見る
○藤田幸久君 でありますけれども、四月四日の北澤議員の本会議での質問に答えては、動的防衛力の運用水準を高め、活動量を増加するという趣旨を本会議で答弁されておられるわけですが、ということは、動的防衛力と基本的に同じことではないかと思いますけれども、じゃ、動的防衛力のどこに問題があっ...全文を見る
○藤田幸久君 私の資料の最後のページをちょっと御覧いただきたいと思います。  これは、昨日大変話題になりました小保方さんのコピペという言葉がありましたが、これ二つ並べてみると、何かコピペのような気がいたします。  上の方が、これ、北澤大臣のときの防衛大綱、二十二大綱、下の方が...全文を見る
○藤田幸久君 是非、そういう考え方、苦しいあれでしたけれども、生かしていただきたいと思います。  時間の関係で、ちょっと別の観点から質問したいと思います。  昨年八月五日の隊友会の機関紙「隊友」に、陸上幕僚長をされた冨澤さんという方がこういうことを書いてあります。  安保法...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、そういうことだけではなくて、基本的に集団的自衛権と集団安全保障の混同についてのことと、それからやっぱりネガティブリストを作るということが現場にとって重要だというものは、今大臣が答弁されたこととは違った意味で普遍的な意味がある、それを是非考えていただきたいという...全文を見る
○藤田幸久君 先週、私、ワシントンに行っておりまして、アメリカの国務省の方とホワイトハウスのNSCの方とお会いをしました。聞きました。答えは、国務省ではなくてNSC、ホワイトハウスがやっておりますと、国務省の方もはっきりおっしゃっておられて。  ということは、もちろん外交関係で...全文を見る
○藤田幸久君 時間がなくなってまいりました。  小泉政務官にTPPについてお答えをいただきたいと思います。  まず、この間の日豪EPAの関税維持決定というのがされておりますけれども、これ質問通告していないんですがお答えになれると思いますけれども。これは衆参の両院で決議がされて...全文を見る
○藤田幸久君 いや、文面からすると決議違反だろうと思っておりますけれども。  それから、この日豪EPAで最恵国待遇が入っているということは、TPPが成立をすると、それがなくなってしまうといいますか損なわれてしまうということはないんでしょうか。
○藤田幸久君 今朝の新聞で、アメリカの牛肉関税率を一桁台後半に引き下げるという譲歩案が浮上していると報道がありましたが、これは間違っていますか。
○藤田幸久君 アメリカで議員の方とお会いしてきましたら、ファストトラックの件もございまして、いわゆる外交交渉でやっている部分はこれは実質権限がなくて、大統領自身が意思を決めなければこれは動かないというのがアメリカの議員たちの言葉でありました。  としますと、この間のオーストラリ...全文を見る
○藤田幸久君 その政治的なリーダーシップの発揮の仕方が、このせっかく作った国家安全保障会議、そこで統合するという政治的リーダーシップの発揮の仕方だろうということを申し上げて、時間でございますので、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月15日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日、四十分ほどの時間でございますが、まず、岸田外務大臣、広島での会議、お疲れさまでございました。先週も質問をさせていただきました。このNPDIの外相会議ということで、いろいろな成果があったと思いますが、このNPDIのNはもちろん...全文を見る
○藤田幸久君 改めて、では、ニュークリアという英語は普通日本語で何ておっしゃいますでしょうか。
○藤田幸久君 済みません、クイズでやったつもりはございませんで、まさに広島は非核といいますか、核兵器のない世界、あるいは核兵器の非人道性ということが中心で議論されて、今回の原子力協定というのは原子力の平和利用、やはり原子力協定というのは、日本はいわゆる軍事的な非核という立場を取り...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  今幾つか御指摘になった点は後でまた質問をしていきますけれども、これを統括的に束ねて上から下まで浸透するプロセスとチェックの体制がフィンランドと相当違っていると思いますので、是非その点を更に進めていただきたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどの後半の質問の専門性の件ですが、例えばアメリカの規制委員会の場合には元々海軍の専門家が相当入っていると。日本の場合に、いわゆる専門性のレベルについても、実はIAEAの方から数年前にちょっとレベルが違うんじゃないかという御指摘もありましたが、昨年以来の改編によっ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  それからもう一つ、フィンランドを訪問してびっくりしたことがあるんですが、この資料に載せております写真の下の二枚ですけれども、実はこれ、元々は電力会社が造ったオンカロを管理する事業会社の社長さんが右側の真ん中におりまして、それから左側は、私...全文を見る
○藤田幸久君 是非そういう方針で進めていただきたいと思いますが、要はその方針が末端の作業員の方、あるいは地域の出入りしている方等まで徹底する方式、チェック、そういった体制を併せて、その辺が私やっぱりヨーロッパはよくやっているなという感じがいたしますので、その辺の方法論まで含めて是...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、念のため、この二十一ページに、「運転コストが低廉で変動も少なく、運転時には温室効果ガスの排出もないことから、安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源である。」という部分を、これ、こういったものは多分英語作っていらっ...全文を見る
○藤田幸久君 いずれにしても、多分ちょっと今まで固まり過ぎてきたんじゃないかなという感じがしまして、フィンランドの場合には、御承知のとおり、使用済核燃料というのは再処理をしても高い放射線を出し続けるので、結局は最終処分場に隔離しなければいけないということですから、であるならば、や...全文を見る
○藤田幸久君 今その減容化のようなお話されましたが、副大臣というか公明党さんは「もんじゅ」についてどうお考えなんですか。
○藤田幸久君 また、それは後でお聞きしたいと思いますが、時間の関係で、原子力規制委員会が高い基準だと言っているわけですが、一方、避難計画の策定は原子力の設置や稼働の条件となっていないわけですね。アメリカなんかでは、原子力事業者も防災計画の作成の主体として位置付けられているというふ...全文を見る
○藤田幸久君 バックアップすることも可能だということと実際そうするかというのの違いと、それからやっぱり規制委員会の判断というものがかなりいろいろマスコミ等も含めて影響を与えているという、その部分についてはどうお考えかということと、規制委員会にそういう条件、つまり基準が再稼働そのも...全文を見る
○藤田幸久君 それで、その自治体の場合なんですが、日本の場合、今のところは都道府県や市町村が避難計画を策定することになっておりまして、国はあくまでも支援ということで、策定された計画を審査することもないと。  昨年九月、国の方は支援を強化すると決定しているわけですが、その避難計画...全文を見る
○藤田幸久君 何か作文と丸投げという感じでございまして、先ほどアメリカとの比較で、FEMAがあってNRCがある、日本がないということの差は非常に大きいんだろうと思いますが、FEMAがないならば、せめて関係省庁ということじゃなくて、始まったときに、大臣がこの指揮系統において、その協...全文を見る
○藤田幸久君 現場の連絡調整じゃなくて、基の方の連絡調整が必要だということを申し上げておきたいと思います。  時間の関係で、済みません、協定そのもので一つ。  トルコに関してですけれども、外務大臣、トルコにおける地震等に対する安全確保に関して、衆議院の委員会の方で、トルコの災...全文を見る
○藤田幸久君 時間がなくなりました。  非核という核の部分と平和利用という部分、加えて福島原発の経験があったというその反省、そういったものがしっかり体制としてできるような、作文はいろいろ、あるいは努力はされておりますが、それが徹底する部分についてのプロジェクトマネジメントをしっ...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  資料に関しましてちょっと私の方で手違いがございまして、申し訳ございません。  最初に、TPPに関する質問をと思っておりましたが、小泉政務官、少し時間をいただきまして、それで先にオバマ大統領の訪日に関する御質問をまずさせていただき...全文を見る
○藤田幸久君 外務大臣になられる前は、国会議員になってから、あるいは今まで別の閣僚等をされておられるときに訪問されたことはございますでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、総理、外務大臣、官房長官というのは、特に外国の方にとっては特別の意味があって控えておられるというのが多分今までの行いだったろうと思うんですけれども。  今回、古屋大臣が訪問されたと。古屋大臣の場合には、拉致問題の担当大臣で、まさに北朝鮮との関係に関していろ...全文を見る
○藤田幸久君 昨日もたくさんの方が行かれたわけですが、オバマさんがお着きになる直前ということは、やはり先ほど申しましたように、アメリカの皆さんがかなり異口同音におっしゃっていた中で、やはり外務大臣として、オバマ大統領の訪日の担当大臣とこの前も確認をされておられましたけれども、そう...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、TPPの質問をさせていただきたいと思います。  済みません。私の手違いで資料配付が遅れましたが、今お配りした英文の二枚の資料でございます。  これは、日付でいいますと四月二十一日。ですから、向こうは今、夜九時ぐらいでまだ二十一日だろうと思いますが、今日の...全文を見る
○藤田幸久君 それでは御承知だと思いますけれども、この主導した方々は下院の歳入委員会の方々であります。つまり、この貿易交渉について対応している歳入委員会の方であります。  それから、昨年十一月に二百名弱ぐらいの方がいわゆるファストトラック、追越し法案について反対をしたときと違い...全文を見る
○藤田幸久君 重くということは、まず一つは、制度としてのアメリカの議会、そしてその議会の動きというものが、大統領というよりも直接のこの担当交渉者に、そしてしかも具体的な要求を求めているということの、今までのいわゆる大統領あるいはアメリカの閣僚の方々と事務レベルの動きとの関係を、か...全文を見る
○藤田幸久君 昨日ですか、アメリカの議員団が数名来ていらっしゃって、ライアン下院予算委員長という方が安倍総理に直接、農業、自動車といった分野でTPPが米国にとっていかに重要かを強調したいと。この手紙によりましても、この貿易協定というのは数十億ドルの輸出と数十万人の雇用につながると...全文を見る
○藤田幸久君 双方向に入る際に、これは日本の外務省の得意技ですが、これ二元外交じゃいけないので必ず外務省が最後の手続をいたしますということになるんですが、その場合には外務省さんとして、当然のことながら、そういう意思が委員の側から出た場合には、担当大臣として、物理的に時間がどうか分...全文を見る
○藤田幸久君 では、場を持つ努力をしていただくということで、是非よろしくその場合にはお願いをしたいと思っております。  そういうふうに議員同士が直接、これは非常に重要な、それぞれの国の雇用等に関する、あるいは国の形に関することですから、議員同士がそれぞれのトップの方にお話をする...全文を見る
○藤田幸久君 誤報という断定の根拠を。じゃないと、これは、だって秘密保持契約があるわけですから、契約に違反していることが、事実があった場合にはこれ契約違反になるわけですから、誤報だと断定した根拠、つまり、関係者何人にインタビューをし、あるいは調査をした結果、誤報だと断定できるので...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、アメリカ側は、これ読売ですから、デイリーヨミウリか何かで英語版も見ている可能性は十分あると思うわけですが、チェックした結果、事実関係は別にして、取り上げないだろうというところまでは分かります。そのことと日本側の方で実際に調査したかどうかというのは別でありまし...全文を見る
○藤田幸久君 これは契約の問題でございますから、事実上プラスもう少し法的なあるいは政治的な形での対応をお願いをしておきたいと思っております。  それでは、小泉政務官、公務がおありのようですから、御退席、私の方は結構でございます。
○藤田幸久君 それでは続きまして、この資料の一枚目と二枚目を御覧いただきたいと思います。これは、十日の委員会で私、小野寺防衛大臣に質問をしたことでございます。  繰り返しになりますが、この資料で配っております「隊友」という機関紙、冨澤元陸幕長が、主な部分は線を引いておりますけれ...全文を見る
○藤田幸久君 だから、佐藤さん、その合理的にとか、その現場で判断するのは難しいというのが自衛隊の皆さんの現場での叫びだろうと思うんですけれども。  それで、そもそもの話で、二つ目の質問ですけれども、防衛法制についてやってはいけないことを列挙するネガティブリスト方式に改める必要性...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、現場の方でこれでは分かりませんですよね、佐藤さん。  もっと具体的なことで言いますと、私の理解では、アメリカとイギリスはネガティブリスト方式だろうと思います。それから、ドイツとフランスは、一部はポジティブリストですけれども、例えば国民の自由とか財産とかい...全文を見る
○藤田幸久君 そういう問題じゃないと思うんですね。後で質問いたしますけれども、イラクのときに自衛隊の方がどれだけ苦労されたか。そういう現場で国民の命を守るということは大変なことだろうと思うんですけれども、そのときに今のような何か学者のような考え方というのは私はまずいと思っておりま...全文を見る
○藤田幸久君 少し急いで、少し飛ばします。  岸田外務大臣、四月九日の衆議院の外務委員会で、この海兵隊が国外に移転しても日米同盟の抑止力はしっかり維持されるというふうに答弁されておりますが、そうであるならば、普天間飛行場の代替施設の建設も、いわゆる沖縄県内でなくても抑止力は維持...全文を見る
○藤田幸久君 その関係で資料の三枚目を御覧いただきたいと思います。  これは、昨年の十一月ですか、私がこの委員会で使いまして、当時は小野寺防衛大臣に答弁をいただいた部分でございますが、一昨年の2プラス2の辺野古に関する部分ですが。ラインが引いてありますけれども、要するに、辺野古...全文を見る
○藤田幸久君 一昨年の四月の場合の結果としてとおっしゃいましたけれども、つまり結果としてと、仮にそうであっても、要するに、それまで考慮していない様々な要素も含めて柔軟に対応するという意味があって、これはアメリカのレビン議員とかマケイン議員とか、これは当時の日本の外務省、大使館等と...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので急ぎます。  グアム協定ですが、日本の場合には国会承認条約であります。それに対して、アメリカの場合にはいわゆる行政取決めだということがこれまで問題になっております。たまたま資料をこれ四枚目に出しておりますけれども、二〇〇九年五月十二日のこの外交防衛委...全文を見る
○藤田幸久君 要は、政治的な拘束力の差というものが、例えば米国議会における予算凍結といったことにならないようにしっかりやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  あと二つ質問したいと思います。  まず、小野寺防衛大臣。  四月六日に行われましたヘーゲル国...全文を見る
○藤田幸久君 普通に考えますと、直前に会った大臣からこの解釈変更等に関することを聞いて、それで会見で言われたということが一番、これ会見ですからね、大臣会談の後の、可能性があると思っておりますが、要は、まだこれ法制懇で審議が進んでいる中であります。憲法解釈というのは政府としても決め...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、おっしゃったかどうかについてはお答えありませんでしたが、時間がありませんので、最後の質問に移りたいと思っております。  先週の十六日、NHKの「クローズアップ現代」で、イラクに派兵された自衛隊員の活躍ぶりが紹介されました。活動中には死者の数はゼロだったそう...全文を見る
○藤田幸久君 終わります。  ありがとうございました。
05月22日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  ちょっと順番を変えさせていただいて、小泉政務官は最後の方に質問をさせていただきます。  まず、世耕副長官がいらっしゃっておりますので、質問通告の以前に、昨日の参議院本会議場において起きたことについての事実関係について、まず説明を...全文を見る
○藤田幸久君 それを気が付いて、副長官が指摘をされたということでああいうふうになっていったわけですが、それで、結果的に、実はこの委員会は条約を審議をしておりましたが、昨日、本会議が開催できなかったということで、この三条約が自然承認になってしまったということで、実は冒頭、委員長の方...全文を見る
○藤田幸久君 そういう大変な事態でございましたので、政府としてあるいは官邸として、その重みを受け止めてこれからも対応していただきたいというふうに思っております。  次に、横畠法制局長官にお伺いをしたいと思います。  以前、長官は、長官に就任前でございますが、憲法解釈変更はおよ...全文を見る
○藤田幸久君 では、いわゆる政府の基本的方向性というものが出ましたが、で、総理自身が会見をされたわけですが、いわゆる政府解釈変更のその準備といいますか、指示がその後、政府側から法制局に対してあったのかどうか。
○藤田幸久君 では、前提としないこの変更の準備に関する指示は政府側からあったんでしょうか。
○藤田幸久君 いや、答えてください。しているかどうかを聞いているんじゃなくて、指示があったかどうかを聞いているんです。イエス、ノーで答えてください。
○藤田幸久君 つまり、指示はないんですね、今までのところ。
○藤田幸久君 じゃ、意思を長官及び法制局が自動的にそう受け止めて、御自分方でスタートしているということですか。
○藤田幸久君 時間の関係で先に行きます。  内閣がこの憲法解釈を変更するということですが、憲法九十九条に憲法尊重擁護義務というのがあるそうですけれども、そうすると、これに違反するのではないかと。つまり、政府が必要性に応じて憲法の内容を解釈を変更するということは、立憲主義からいっ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっとおかしい気がいたしますが、先に行きます。  今度は世耕副長官にお伺いしたいと思いますが、総理は会見で、その報告書の中にあります、我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、限定的に集団的自衛権を行使することは許されるという考え方で、必要最小限度の武力...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、今まではいわゆる限定的な集団的自衛権を許容していないと考えていいわけですね。
○藤田幸久君 そうすると、この報告書等で砂川事件判決が例示をされておりますが、先ほど来の質疑にありますように、状況が違った段階での前提が違った事例であります。それから、四十七年の報告書、これも集団的自衛権が行使ができないということなわけですが、こういう資料を使っているということは...全文を見る
○藤田幸久君 状況が変わったということの一つの事例として、一九六〇年の参議院予算委員会で岸信介元総理が、一切の集団的自衛権を持たない、憲法上持たないということは私は言い過ぎだというふうに考えておりますと、そうおっしゃった一方で、他国に基地を貸して、そして自国のそれと協同して自国を...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、安倍総理が、岸元総理は集団的自衛権を否定しなかったということでお話をされたりしておりますけれども、当時の岸元総理のときの集団的自衛権の概念は、今外務大臣がおっしゃっていただいたこととそもそも前提が違っているんじゃないでしょうか。
○藤田幸久君 したがって、当時の岸元総理がいわゆる集団的自衛権というのは持っているとおっしゃったという内容はまさに施設・区域等の話ですから、今の段階で岸総理がこうおっしゃったので否定していないということには、そもそも話の内容が違うわけですから、例示としては不適当ではないかというこ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、実力の行使と施設・区域の違いということで内容が違っているということを確認をしておきたいと思います。  その内容の違い、前提が違うということとは違って、一種のすり替えみたいな話が、先ほど来、福山委員も質問されておられました総理の会見でございます。赤ん坊を抱え...全文を見る
○藤田幸久君 総理が、しかもテレビの前でパネルまで使って情緒的に国民に訴えようとした事例であります。その前提として、日本人が乗っているか乗っていないかによって違うと思うわけですが、少なくとも二〇〇八年の四類型あるいは今回の六つの事例ともこの対象とすれば、日本人が乗っていない場合も...全文を見る
○藤田幸久君 総理がテレビの前で例示をしたということは、これから検討しますからと例示を示しているんではなくて、まさに赤ん坊を抱えた日本の女性がいて、これを憲法上守れないんですと言っているわけですが、あそこに日本の人が乗っていなくても、これ憲法上守れないというのは同じなわけですよね...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、邦人輸送に限らずというふうに法制局長官言っていただいたとおりでありまして、そもそも日本人を守るためであるならば、個別的自衛権あるいは警察権等で対応ができるはずでありまして、したがって、総理が使われたあの事例は日本人が乗っていなくても憲法上守れないということで...全文を見る
○藤田幸久君 この六つの事例は、個別的自衛権では対応できないでしょうか。
○藤田幸久君 今までのロジックと、ではこの六つを今後集団的自衛権で対応できるというふうにすれば、じゃ六つがそっくりそのままできるというふうになるという因果関係というか、ロジックが分からないんですが、どなたか説明してください。
○藤田幸久君 ちょっとまあ非常におかしいですが、先に行きます。  国連の集団安全保障措置でございますけれども、総理は会見で、国際法上合法な活動には憲法上の制約はないというその法制懇の報告書に対して、これはこれまでの解釈とは論理的に整合しない、私は憲法がこれらの活動の全てを許すと...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、突き詰めると、解釈を変更して多国籍軍へ参加することも可能にすることができるということをおっしゃったわけですよね。
○藤田幸久君 非常に、何というんですかね、ミスリーディングだろうと思うんですが、例示とすれば、パネルを使ったりして今までこれだけできなかったんだと、これを変えていけばこういうふうにできるんだとおっしゃっていて、中身の話に行きますとこれからだと言って、それから、官邸なり政府の方から...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、最後に小泉政務官、シンガポールにおけるTPP閣僚会議における交渉の内容と成果についてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 終わります。ありがとうございました。
05月23日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、復興関係と同時に、最近の原発関係について御質問したいと思っておりますけれども、今日は、規制委員会の田中委員長、お越しいただきましてありがとうございます。  田中委員長、ジェー・シー・オーの事故のときも対応され、その後も除...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  また、今の点、戻っていきたいと思いますが、そんな中で、東海第二原発の再稼働に向けて、新規制基準に基づく安全審査を原子力規制委員会に日本原子力発電が申請したわけです。今週でございます。東海第二は運転開始から三十五年がたっていると。そうする...全文を見る
○藤田幸久君 東海第二原発、委員長御自身もおられましたのでよく御存じですが、三十キロ圏内の人口は、私が住んでおります水戸市を含めまして九十八万人で、全国で最多でございます。この申請が行われましてから、自治体の避難計画、できていないわけですが、その申請が起きた後、水戸市の高橋市長で...全文を見る
○藤田幸久君 規制委員会の顧問にもなっていらっしゃいますアメリカの元NRCのメザーブ委員長にもこの間お会いをしてまいりました。それから、ヤッコ委員長にもお話承ってまいりました。やはり今の権限では、規制委員会、日本の場合にはそういう権限がないわけですが、ほかの国におきましては規制委...全文を見る
○藤田幸久君 今まさに、国民あるいは社会的判断という部分についての原子力政策に関する国としての取組が問われているのかなということで、この二つの事例を申し上げました。  一つは、規制委員会に関しましては、私も十二月に自民党の松山議員とフィンランドのオンカロへ行ってまいりました。要...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  もっとお聞きしたいところでございますが、時間の関係で次に移りますが、原子力規制委員会の皆さんは、必要であれば御退席いただいて結構でございます。
○藤田幸久君 それでは、これから根本大臣に幾つかお聞きをしたいと思っております。  一つは、復興の目玉であります復興特区法四十条の新規立地促進税制でございます。実は、びっくりしたんですけれども、この資料に出ていると思います。資料の三ページ目ですけれども、復興庁の中の、特例法の中...全文を見る
○藤田幸久君 要件緩和したといいながら、見通しが二十四、二十四しかないということを聞いているわけでございます。  その復興産業集積区域の外に立地した企業に関してはいろいろ条件付でということになっていますけれども、実際には、同じ例えば石巻市なりの中で、この区域に入っている企業だけ...全文を見る
○藤田幸久君 聞いておりませんので、結構でございますので。
○藤田幸久君 次の質問に移ります、時間の関係で。  政府が進めている、これは厚労政務官に行くと思いますけれども、病院から住宅、あるいは介護の推進という関係で訪問看護ステーションが重要だろうと思うんですけれども、今までは新しく立ち上げるというよりも既存の規模を拡大したり効率的な訪...全文を見る
○藤田幸久君 いや、そうではなくて、結局このいわゆる中核になるところがなければ、この政策の目標のしていることと逆でないかということを言っているわけであります。  それで、具体的に言いますと、申込み締切りが三月三十一日としているので、その後開設をしても翌年の四月以降に開設すること...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、一番よく知っていらっしゃいますけれども、実態としてそうなっていないものを改善をしてステーションを増やしていかなければ政策的な目標からいってもまずいんじゃないですかと言っているわけですから、実態として改善できるように、復興庁と厚労省でしっかりやっていただきた...全文を見る
○藤田幸久君 産業政策とおっしゃったんですが、そうするとすり替えになっちゃって時間も掛かるんです。要は生活困窮者に対してどうするかという具体的な話なんです。  それから、今おっしゃった、自治体の方で税金や保険等に関する措置があるということですけれども、これも市町村の窓口等に徹底...全文を見る
○藤田幸久君 結果的に、学校に行って、受けている方とそうじゃない子供さんの間に違いがあるというようにお子さんが言っているということは、市町村の方からそういうあれがあればということではなくて、文科省の方から出向いて、結果的に、お子さんの間においては親御さんの収入にかかわらず、認定に...全文を見る
○藤田幸久君 あと十一分なので、金融機関の預貸率について行きたいと思います。  被災三県の金融機関の預貸率が極度に減少しています。とりわけ被災地沿岸部、東北三県でございます。金融機関の預金が増加して、貸出しはほぼ横ばいのままでございます。理由は、復興交付金あるいは保険金、義援金...全文を見る
○藤田幸久君 さっき細溝さんがおっしゃった、三県という言い方しましたけれども、沿岸に限ると違うんですよ、はるかに。例えば、あぶくま信金は一二年三月から一三年三月まで相当伸びておりまして、それから例えば預金量の増加率、石巻信金五三%、気仙沼五二%、あぶくま四二%というような感じで、...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと何か理由がはっきりしない感じがいたしました。その理由でもって、青森県もそうだろうと思いますけれども、この差が出るということは、理由としては成り立たないんではないかと思いますので、是非同じような形、青森も含めてですね、していただきたいと。いかがでしょうか。
○藤田幸久君 是非前向きに対応していただきたいと思います。  それで、あと一分ほどあるので、先ほどのいわゆる預貸率の関係について、復興庁の方からも何か改善点について提案があれば、是非、復興庁にとって非常に重要な話だろうと思いますので、答弁をお願いしたいと思いますが、いかがでしょ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。が、回りくどい話ではなく、もっと具体的にやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月27日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。先週二十二日の質問に引き続いて質問をさせていただきます。  二十二日にも質問いたしましたが、十五日の安倍総理の会見で示されたいわゆる赤ん坊を抱えた日本女性の乗った米国の船の防御の事例でございますが、それに対して横畠法制局長官は次のよう...全文を見る
○藤田幸久君 いや、前回は邦人輸送中に限らずとおっしゃったわけですから、邦人が乗っていなくても根拠がないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 したがいまして、総理は、この前の会見で強調されましたのが、今日の資料の一ページにも載っておりますけれども、その資料の一ページの二番目の段落、アンダーラインを引いておりますけれども、日本人の命を守り、国民の命と暮らしを守りというようなことを強調されておったわけでありま...全文を見る
○藤田幸久君 総理の会見について聞いているので、そのことは今聞いていませんからやめてください。
○藤田幸久君 聞いていないことを時間使わないでください。私は、その赤ん坊を抱いた事例についての総理の会見について質問しているので、その報告書について質問しているわけじゃないので、時間を無駄に使わないでください。  それで、実は総理の会見を読んでみますと、例えば、逃げようとする日...全文を見る
○藤田幸久君 それが、つまり、日本が攻撃を受けていないということが法律上の理由であって、日本人が乗っているから守ることができないという理論じゃないわけですから、この論理が違っていると。したがって、事例とすれば、私は非常に誤解を与えてしまっていると。  つまり、今後、事例として扱...全文を見る
○藤田幸久君 今まさにお認めになったように、乗っていても乗っていなくても、おっしゃったそのとおりでございますから、それを、乗っていることがパネルでテレビの前で示すということは、それが一番象徴的なわけですね。  そして、日本のお孫さんやお子さんがその場所にいるかもしれない、それを...全文を見る
○藤田幸久君 その上で、攻撃を受けていなければ日本人が乗っているこの船を守ることができないと言った上で、その後、先ほど申し上げましたように、あなたのお子さんやお孫さんがということで、その後のロジックとしては出てきていないわけですね。ということは、事例とすれば、多くの皆さんは、テレ...全文を見る
○藤田幸久君 今副長官おっしゃったように、一番分かりやすい事例とおっしゃいましたけれども、一番誤解を与えた事例であろうと思います。  つまり、見ていたほとんどの人は、要するに、日本人が乗っているアメリカの船を今の法律では自衛隊が防御はできないと。だって、事例として、お孫さんやお...全文を見る
○藤田幸久君 それは、後のアンケート調査等を見れば分かりますように、ほとんどの皆さん、要するに、日本人が乗っている、したがってこれはその日本人を守れないんだと、これを日本自身が攻撃を受けていないからというふうに取った人は、普通見ていた人はほとんどいないと思います。ですから、私は、...全文を見る
○藤田幸久君 私が聞いているのは、前回答弁された、行政府が権限を行使するに当たっては憲法を適正に解釈していくということが当然の必要という答弁について聞いているんです。そんなに時間を費やして島さんのそれを答えられたわけですが、私の質問に答えてください。  この憲法を適正に解釈して...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、先ほどのことについては、適正に解釈することが当然の必要ということについては答えていませんよね、先ほどの島さんに対する答弁では。  あなたは、だって前回、私が引用したように、適正に解釈していくことが当然の必要とおっしゃっているわけですから、ということは、内...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、いろいろプロセスはありますけれども、適正にという範疇の中で解釈を変更していくことが必要だということですね。
○藤田幸久君 つまり、必要があるならば解釈を変更していくことがあり得るということをおっしゃったわけですね。  そうしますと、ちょっと質問を飛ばして、九十九条になりますけれども、資料も出しておりますけれども、国務大臣、国会議員は憲法を尊重し擁護する義務を負うということがありますけ...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、要するに、この九十九条と先ほどおっしゃったことも含めまして、解釈を必要と感じたならば変えることもあり得て、そのことは、国会議員あるいは国務大臣というものがそれにくみしても憲法違反じゃないということですね。
○藤田幸久君 先ほどおっしゃった適当とか至当というのは誰が判断するんですか。
○藤田幸久君 つまり、安倍総理が至当あるいは適切と感じた場合には、今長官がおっしゃったように、解釈を変更することができ、岸田大臣あるいは小野寺大臣あるいは我々国会議員の憲法擁護義務というものはそれを超えることができないということの確認でよろしいですね。  ちょっとあなた長いので...全文を見る
○藤田幸久君 石井さんは重なるとは言っていないと思っています。変化していっているんだろうと、イラクのケースの場合もそうだったと、これはアメリカ、イギリス等がそうだったと。ですから、重なっていないということを指摘しておきたいと思います。  それで、最後に、日本国憲法と国連憲章と日...全文を見る
○藤田幸久君 それでいいのかと思いますけれども、時間が参りましたので終わります。
06月05日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。  今日は、防衛省設置法案、ここに座っている皆さん、特に自民党関係の皆さん、やっぱり公党の信義ということを考えていただきたいと思っております。  たまたま当時、これは何回も出てきた防衛省設置法案の中身でございます...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、定数は削減されたんです。ですから、自民党さんが反対をしておりました定数削減をした上での今回の法案の提出でございます。  しかも、実は防衛省が使ったこのポンチ絵を見てみますと、三ページ目ですね、三ページ目の一番上が今回の法律案、そして、真ん中と下は前回、前々...全文を見る
○藤田幸久君 法律案とこの実員増というのは関係ないわけですね。その法律案の中の説明資料で、しかも、項目として「定数等の変更」、「等」は入っていますけれども、基本的には定数の話をすべきところを実員数が書いてある。本来ならば、この真ん中の資料、あるいはその下の百八十国会、平成二十四年...全文を見る
○藤田幸久君 いや、法律案の中にその実員増ということは書いてないでしょう。どこに書いてあるんですか。
○藤田幸久君 私は、資料に書いてあるけれども、法律案に入っていないじゃないかと聞いているんです。法律案のどこに入っているんですか。
○藤田幸久君 だから、法案の何条のどこに書いてあるんですかと聞いているんです。
○藤田幸久君 法案のどこに書いてあるかを聞いているんです。法案のどこに書いてあるかを聞いているんです。
○藤田幸久君 時間があれなんですが。とにかく、非常にこれは、私は、何か偽装のような資料だろうと思っておりますので。  次に行きたいと思いますが、もう一つはいわゆる防衛審議官の話であります。  これも、防衛審議官についてはさんざん反対をされて、先ほども出ておりました、いわゆるユ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、既に制服の方がいらっしゃっているわけですから、実態としてのいわゆる文官及び自衛官の相互配置ということは実際に実態としてあるわけですから、その当時この法案を反対をした、定数の削減及び文官と自衛官の相互配置、それから、いわゆる防衛審議官についてのこの紙があります...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、岩屋議員が挙げた三つの理由のうちの二つは、私がさっき言ったように理由がなくなったので、この三つ目の話しか今されなかったということでありますけれども。  ということは、私は、非常に今回出してきたこと、それから、今までニーズはあったにもかかわらず反対をされてこ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、帰ってきてから、最終的な四大臣会議を含めて、最終的に安倍総理が確定をしたということだろうと思います。  それで、今回の協議の北朝鮮側の実質的な交渉を担当してきたのは、もう時間がないので単刀直入に伺いますが、いわゆる国家保衛部なのか統一戦線部なのか、どちらな...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、知っているけれどもおっしゃれないということならば、実際にどの部局が担当しているかということは認識した上で交渉していたんでしょうか。つまり、認識して、宋日昊さんの下でどこが実際動いているかどうかという見極めが今後の、調査委員会の重みとか、何を北朝鮮が望んでいるの...全文を見る
○藤田幸久君 その宋日昊大使の下で事務的に、実務的にどんな方がやっているかということは全然、全くノーアイデアでやっていたんでしょうか。それとも、ある程度こういう方々がということを知りながら交渉していたのか。
○藤田幸久君 再調査それから国交正常化に向けていろんなプロセスがあるわけですが、この宋日昊大使が来日をする可能性、それから、この間もこの委員会で質疑に出ましたが、安倍総理がやがて訪朝する可能性、そして最後に、金正恩第一書記が日本に訪日をする可能性について、どうお考えでしょうか。
○藤田幸久君 菅官房長官が宋日昊大使の来日の可能性について、必要であれば政府としては当然対応すると述べておられますが、これは実効性を高める上で非常に効果があると思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 その関連で、今朝の報道によりますと、日本政府が平壌に政府の拠点を設けるということが公明党関係者に政府側からお話があったと出ておりますが、その平壌に日本の政府の拠点を設ける、設置をする、いつか、それから、今おっしゃったように、責任と構成については合意したということです...全文を見る
○藤田幸久君 その宋日昊大使ですが、日朝協議以降、いわゆる朝鮮総連問題は合意に含まれていると何回かおっしゃって、解決できなければ朝日関係を発展させる必要がないとおっしゃっておられますが、こういう合意が実際にあったんでしょうか。もしなかったとするならば、これは、そういうことを宋日昊...全文を見る
○藤田幸久君 説明をしたにもかかわらず繰り返しおっしゃられるということは、どこかの段階で、ちょっと違うんじゃないですか、合意と、ということを是正しなければ、宋日昊大使はこのことをこれからも言い続けるんじゃないか。何か繰り返し発言されていることに対して日本側からその是正等を求める動...全文を見る
○藤田幸久君 合意文書、資料としても出しておりますけれども、四ページ目の上から六行目辺りですけれども、要は朝鮮側が行ってきた努力に対して「日本側が認めたことを評価」ということがございます。  合意文書の上から六行目ぐらいですけれども、「日本側が認めたことを評価」とありますが、日...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。  日本側の誰が、いつ、何を認めたかと聞いているんです。その前段のことは聞いていない。日本側が認めたというんですけど、日本の誰が、いつ、何を認めたかを聞いているんです。
○藤田幸久君 つまり、安倍総理ほかが認めたということだということですね。分かりました。  それでは次に、ちょっと飛びますが、昨日、大臣は、ケネディ駐日アメリカ大使と夕食を共にされたということですが、今回の日朝協議についてのケネディ大使の反応はいかがでしたでしょうか。
○藤田幸久君 時間が参りましたが、防衛省設置法案、反対をしておられた理由が満たされないにもかかわらず今回法案を出してこられて、この数年間遅れたということに関して、関係者の猛省を促して、質問を終わります。
06月12日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。二十分でございますので、簡潔に答弁をお願いいたします。  集団的自衛権行使の問題に関しまして、横畠法制局長官に伺います。  まず、一九七二年の政府見解でございますが、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするた...全文を見る
○藤田幸久君 いいえ、ですから、与党協議の前の段階における法制局の見解を言ってほしいと言っているわけです。
○藤田幸久君 ということは、この必要な自衛のための措置に限って集団的自衛権を行使するということは許されないということでよろしいんですね。
○藤田幸久君 ということは、許されないならば、これを政府解釈を変更するということで憲法上許されるとすることは可能でしょうか。
○藤田幸久君 全然答えていないんですが。  だから、許されないならば、それを解釈を変更することで憲法上許されることとすることは可能かどうかについてお答えください。説明は結構ですから。
○藤田幸久君 ちょっと先に行きますが、十日の委員会で法制局長官は、佐藤委員の質問だったと思いますが、いわゆる与党協議における八から十五の事例については個別的自衛権でも警察権でも対応できないと答弁をしましたが、これは、いわゆる与党協議あるいは法制懇等が始まる前の解釈と同じなんですか...全文を見る
○藤田幸久君 従来の解釈であるならば、これはたまたま公明党の北側副代表が幾つか事例を挙げて、平時とか周辺事態とか日本有事とか分けて、これは個別的自衛権で対応できるのではないかと言っていますが、じゃ、北側さんの解釈は、つまり、小松さんなり横畠さんが来る前の解釈上も、そうすると北側さ...全文を見る
○藤田幸久君 法制局長官の役割あるいは法制局の役割というのは非常に大切で、脚光を浴びております。  集団的自衛権行使を限定的に認めて憲法解釈の変更を提起する閣議決定という原案がありますが、それを法制局は既に了承しているんでしょうか。
○藤田幸久君 実質的に内々了承していた、したがって、いわゆる与党協議の方に政府の方で提示ができているという見方がありますが、そういうことはまるで根拠がないことでしょうか。
○藤田幸久君 法制局は憲法の番人とも言われております。行政から独立をして法解釈あるいは法理論に忠実に憲法等の法律判断を行うのか、それとも、行政の一部として時の内閣の意向や指示に基づいて法判断を行うのか、どちらでしょうか。
○藤田幸久君 ここに最近出ました新聞記事がございまして、見出しが、人事握られ抵抗困難、内閣法制局の変貌鮮明という記事がございます。  第一次安倍内閣のときに、当時の宮崎法制局長官が、政府が自由に憲法解釈を変更できる性質のものではないとおっしゃって、安倍総理に立ち塞がったと言われ...全文を見る
○藤田幸久君 憲法ばかりではなくて民法も、後で質問しますけれども、刑法も、やっぱり法制局、つまり内閣の考え方で変えられてしまうという、これ大変重要なことです。人事ということであるならば、事前に長官が就任される前にどんなお話あったかどうか知りませんけれども、歴代の長官あるいは法制局...全文を見る
○藤田幸久君 この法制局に関して、十日でしょうか、ワシントンで飯島内閣官房参与が講演でお話をされておられます。これは報道ベースですけれども、集団的自衛権をめぐる憲法解釈の変更について、飯島内閣官房参与は次のようにおっしゃっていると。  公明党と創価学会の関係は政教一致と騒がれて...全文を見る
○藤田幸久君 もし官邸の意向と違っているならば、これはかなり時間たっていますから、厳重注意をするなり、あるいはこれは官邸の意思でないということを表明されるべきであるわけですけれども。まして、今まさに重要な局面ですね。事実関係、確認していないんですか。  それから、事前に、世耕さ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど承知していないと言いながら今そうおっしゃったということは、確認をしたんですね。誰と確認をしたんですか。
○藤田幸久君 指示はしていないけれどもこういう発言をするということは、了解を誰かが取っていたと、飯島さんの方でですね。その辺はちゃんと確認したんですか。世耕さんの知らないところで、もっと上の方の確認を取った上で発信をしていたと。
○藤田幸久君 確認したんですか。確認したんですか、官邸の中の関係者。
○藤田幸久君 ありませんということはあなたがおっしゃっているだけで、確認したんですか。総理あるいは官房長官、もう一人の副長官、確認したんですか。
○藤田幸久君 確認をしたのかと。総理、官房長官の確認をしたんですか。この発言、飯島さんの発言に関することで総理、官房長官と直接確認を取ったんでしょうか。
○藤田幸久君 できません。  ですから、総理、官房長官に確認をしたかということを三回質問したけれども答えていないので、質問を続けられません。ちょっと、答えてください。あるいは、その統一見解を出してください。  何回も言っていますけど、総理、官房長官と確認を取ったんでしょうか。...全文を見る
○藤田幸久君 総理、官房長官と確認を取ったんでしょうか。
○藤田幸久君 最初に承知をしていないと、質問通告をしたにもかかわらず。そして、官房長官は確認をしたと。(発言する者あり)
○藤田幸久君 それで、内閣官房を代表しているということは、総理も代表して、そういう確認をしていないということですね。  最初の答弁を取り消してくれますか、承知していないというやつを。
○藤田幸久君 矛盾しているのは、その報道ベースしか確認をしていないという話ですけれども、実際に御本人と飯島さんには電話なりでつながるわけですから、実際に何を話したのか、どういうことだったのかということの確認を取っていないということですね。
○藤田幸久君 これだけ重要なことを何か人ごとのような話で直接確認を取っていないということは、私はこれは内閣にとって非常に重要な話だろうと思いますけれども。  それで、こんな状況の中で、あした十三日に、いわゆる与党協議で閣議決定をされるという文案をこういう状況の中であした提示する...全文を見る
○藤田幸久君 しかし、与党協議を一生懸命推進して指示を出したのは総理自身ですから、そんな人ごとのようなことを言ったらまずいんじゃないんですか。一番与党協議を推進してほしいと言ったの官邸自身じゃないんですか。
○藤田幸久君 時間が参りましたので、質問を終わりますが、しっかり官邸としても機能を発揮していただきます。
06月13日第186回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  横田夫妻、またお戻りいただきましてありがとうございます。  先ほど拉致被害者の支援の給付金の延長のお話が出ておりましたが、ちょうど三年前、私、当委員会の委員長をしておりまして、曽我ひとみさんを委員会で訪問をさせていただきました。...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、コロキュアルといっても、能力とマネジメントという場合には、大体どういう組織のどういうレベルの方々、それが分からなければ今おっしゃった権限付与ということにならないと思うんですが、大体どのような組織のどういう傾向の方々ということだけおっしゃっていただきたいと思いま...全文を見る
○藤田幸久君 岸田外務大臣に伺います。  今回、調査の対象は日本人全員ということですが、その中で特定失踪者、日本人配偶者、御遺骨などを含めると膨大な数に上ると思います。これを一年以内に終えるのはかなり難しいと思うんですが、そこで私は、やっぱり生存している拉致被害者の皆さんにまず...全文を見る
○藤田幸久君 同時並行ということと、やはり生存している拉致被害者の方々を加速し、そちらをどんどん進めて、それが分かり次第、また次に展開していくという、そういう意味での同時並行をしながら段階的、そして、古屋大臣も先ほどの答弁で、まず拉致が入口とおっしゃったので、そういう抑揚を付けた...全文を見る
○藤田幸久君 続いて伺いますが、やはり合意文書で、生存者の帰国を含む去就の問題について日本側と適切に協議とありますが、この生存者という場合には、かつて北朝鮮側が例えば八人死亡というようなふうに死亡としていた人で、実際には生存しているという方も含まれるんでしょうか。
○藤田幸久君 一方で、先ほど横田滋さんもおっしゃっていましたけれども、前回非常にいいかげんだったという話ございました。例えば、北朝鮮の方が生存者をお骨に変えて引き渡すというようなことが通じないんだと。先ほどはそんな話も出ておりましたけれども、例えば日本のDNA技術というのは、例え...全文を見る
○藤田幸久君 横田御夫妻にお伺いしたいと思っております。  私もこの間、国会内のめぐみさんの写真展、オープニングに行かせていただきました。それから、最近は茨城県の那珂市で開かれました政府及び県主催の集会にもお越しいただきましてありがとうございました。  まず、横田滋さんにお伺...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  それから、奥様にお伺いしたいと思います。  最近奥様が雑誌で語られた中に、今回の交渉は期待半分、不安半分と、それから、この先もただ時間だけが過ぎていくならば日本という国が恥をかくことだけですとおっしゃっておられたのが大変心に響きました...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  是非、私どもも応援をさせていただきますので、頑張っていただきたいと思っております。  では、これで質問を終わらせていただきまして、後は有田委員の方に移りたいと思います。
10月28日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。厚生労働委員会、初デビューですので、塩崎大臣、よろしくお願いをいたします。  まず、視覚障害者の、法案の前に、障害者認定について質問をさせていただきます。  私の大変親しい友人の奥様が脳外科の手術をした後、片目が...全文を見る
○藤田幸久君 日常生活について影響のない程度という話でございましたが、この資料の七ページにその基準が出ておりますけれども、資料の四ページ目を御覧いただきたいと思います。これは、私が片目失明者であることで今まで経験してきたことということで、この片目失明者の方が経験をつづったものであ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  それで、先ほどの答弁の中で現状の認定基準によればというお話をされたんですが、このいわゆる視力に関する認定基準ですね。これ、一九五〇年に基本的には制定されて以来ほぼ変わっていないと昨日事務方から伺いました。一九五〇年というのは大変歴史的な年...全文を見る
○藤田幸久君 ヒアリングは是非やっていただきたいし、前向きな答弁いただきましたが、もう一つは、不服があったら言ってほしいというのはちょっと、非常に上から目線の感じにも聞こえたんですが、やはり専門家の眼科医の先生方の意見等も反映させるべきだろうと思います。その点はいかがでしょうか。
○藤田幸久君 実は、日本眼科医会という眼科の先生方の団体がありますが、その重鎮のお一人が羽生田先生でございます。羽生田先生は、これやっぱり基準がおかしい、改めるべきだと前々から、ほかの眼科医の方もそうですけれども、おっしゃっていただいたということでございますので、今日は発言は御自...全文を見る
○藤田幸久君 では、それに基づいて、見直し等に関して是非前向きに取り組んでいただきたいと思います。  事例の一つとして、これ新聞記事を付けております。通しでいうと三枚目ぐらいですかね、新聞記事。これ、「片目失明者の実情知って」という、去年の新聞ですから現在三歳になっておられる北...全文を見る
○藤田幸久君 今どうなっているかということよりも、実際にこの三歳の女の子が年に二回交換しなければいけなくて、ずっとそういう形でいくということと、片目が見えないがゆえに、より見える側の様々な制約があって、むしろ片目が見えるがゆえに実は大変苦労されているという事例がたくさんあるという...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。是非動いていただきたいと思います。  では、法案の方について質問させていただきます。基本的なちょっと認識をまず伺いたいと思います。  大臣、この有期雇用法案ですけれども、まず、雇用ということは大臣はどう認識されているんでしょう、雇用というこ...全文を見る
○藤田幸久君 そんな考え方だろうと思いますが、私なりにそれを整理すると、雇用とは、やはり生活者にとって生きる手段だろうという認識で雇用という問題を、これからいろいろ派遣法の問題も含めてありますけれども、生きる手段だという認識で当たっていただきたいということを申し上げておきたいと思...全文を見る
○藤田幸久君 大変いいお答えをいただきまして、ありがとうございます。  それから三つ目なんですが、雇い止めということについてはどうお考えでしょうか。
○藤田幸久君 いい御答弁いただいて、ありがとうございました。  私は、したがって、雇い止めというのは生殺与奪権の行使だろうと思っております。したがって、いかにこの雇い止めということが重要かということを是非認識をしていただいて、これから行政に当たっていただきたいと思っております。...全文を見る
○藤田幸久君 成立後の計画の認定手続についてですが、大企業もそうなんですが、中小企業も利用するケースがあると。そうすると、中小企業にとって計画の作成、申請に当たって過大な負担とならないようにすべきではないかと思いますが、お願いいたします。
○藤田幸久君 無期転換回避のために雇い止めは許されないということの周知徹底が必要だろうと思いますことと、プロジェクト期間中に雇い止めを行わないように認定事業主に周知すべきではないかと思いますが、お答えいただきます。
○藤田幸久君 高齢者について、高年齢者雇用安定法によれば、希望する全ての労働者が六十五歳まで雇用継続が求められていると。企業に対して六十五歳までの雇用確保というこの趣旨をもう一度周知徹底すべきではないかと思っておりますことと、今回の特例の認定を受ける事業主においては、この法律の趣...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど雇用とか労働者について伺ったときに、雇う側の人、雇われる側の人、その両方の立場が一致してというふうなお話をしていただきましたが、ということは、先ほどの片目失明者に戻りますけれども、やはり失明をした方々が一番苦労をしておられるわけですから、そういう方々と行政、そ...全文を見る
10月30日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  一昨日に続きまして、片目失明者の身体障害者基準の改定について質問をさせていただきたいと思います。  前回、眼科医の権威であります羽生田議員を始め、眼科医の中には両眼の視力の合算による基準づくりというのは医学的に妥当でないという見...全文を見る
○藤田幸久君 施行時からとおっしゃいましたが、つまり塩崎大臣が生まれた昭和二十五年からでございます。  そこで、資料の一を御覧いただきたいと思いますが、これから、前回いろいろ答弁をいただいた中で、進め方、厚労省へ伺いましたところ、まず医学専門家の意見聴取、これは研究班、それから...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。着手の決定を歓迎したいと思います。  客観的、公平的という観点でございますが、前回、障害者の方のかなり厳しい現状も申し上げましたが、それを勘案しますと六十三年間の政治の、あるいは行政の結果的な不作為という面がありますので、是非その点も考慮をし...全文を見る
○藤田幸久君 そうです。
○藤田幸久君 ありがとうございます。  つまり、総理との関係、あるいは今日は財務副大臣に来ていただいていますが、財務省の立場はあっても、国民の立場から厚生労働大臣としてこの介護を守るということで頑張っていただくというふうに受け止めさせていただきます。  そこでおさらいですけれ...全文を見る
○藤田幸久君 一方で、平成二十六年度の診療報酬では実質的なマイナス改定になりましたが、このマイナス改定がいわゆる医療の現場等に与えたダメージについてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 二十四年度は、診療報酬、介護報酬のダブル改定でございまして、私は当時財務副大臣をしておりましたが、財務省のそれは立場はありましたけれども、最終的に両方プラスにしたのは、医療崩壊を防ぐということが政府の考え方でございました。  今日、これから介護報酬について質問させ...全文を見る
○藤田幸久君 この八%、平均で、右上の方ですが、一般の中小企業等が二%であって、それを比較してと書いてあるんですけど、介護サービス事業というのは業態的にサービス業と実態が近い面があるんですから、この右下の営利企業であるところの製造業等も含んだ全ての産業と比べること自体が、この組立...全文を見る
○藤田幸久君 その費用構造はこの表に出ていないんですよね。それが私ちょっとおかしいと思っておりまして、それが、次のページ、四ページを御覧いただきたいと思います。これこそがある意味ではいろいろな法人の実態をむしろ分かりやすいものだというふうに、このものを持ってまいりました。  今...全文を見る
○藤田幸久君 そのきめ細かく検討の部分が出てこなくて、いろいろ財務省の資料ありますね。それは先ほどのような考え方が基になっていますから、きめ細かい部分がなかなか出てこないんですね。  それからもう一つ、今、中小企業のお話されましたけれども、例えば最近の傾向を見ておりましても、い...全文を見る
○藤田幸久君 手遅れにならないようにお願いしたいと思いますが。  それからもう一つは、内部留保のことが随分出ているんですが、確かに内部留保はこれは解決しなきゃいけないと思っていますが、もう一つ私最近気になっておりますのは、全国でこういういわゆる特養系の社会福祉施設の理事とか顧問...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、地域包括ケアシステムについてお話をさせていただきたいと思います。在宅医療、介護連携の推進等々でございますが。  そういう中で、仮に財務省のいうところの介護報酬六%引下げということになりますと、介護事業所に更なる経営状況の悪化をもたらすのではないかと。先ほど...全文を見る
○藤田幸久君 これ、ちょっと配っていませんけど、別の財務省の資料の中で、介護報酬基本部分の適正化の関係というようなことを書いてあるんですけれども、それで、下の部分が、その部分はちゃんと守りますと書いてあるんですが、この上の部分に、先ほどのその特養の収支差というのを削るとなっている...全文を見る
○藤田幸久君 いや、配っている資料じゃないんですけど、財務省は分かっているよね、これは。
○藤田幸久君 違います。私が藤田園というのをやっていたとして、介護士である御法川さん、あなたはこういう形であなたが賃金が下がるのは防ぎますと。ただ、隣にいる橋本さんは理学療法士、山本さんはレントゲン技師、その左の塩崎さんは看護師は、うちの藤田園の、申し訳ないけれども、これだけ収入...全文を見る
○藤田幸久君 個別の話じゃございません。  それで、ちょっと一旦、塩崎大臣、これアベノミクスと非常に関係ありまして、大企業に対しては賃上げしてくださいと言っている一方で、これは賃下げの話であります。それで、こういう形で例えば地域包括ケアシステム等々を目指してやっていきながら、今...全文を見る
○藤田幸久君 何か財務官僚と厚労官僚がやっている、何かアンパイアが他人事のような。つまり、これだけ新聞等で報道され、かついろんな審議会でこの六%ダウン、それからいわゆる内部留保をどうこうでと言ってきている中で、十二月に入ってから厚労大臣がやっても遅過ぎるんじゃないですか、実際に。...全文を見る
○藤田幸久君 今おっしゃっていただいた経営基盤の強化という観点から、先ほど来申しておりますこの収支差率というような観点からの区分けでは私は違うんだろうと。だから、経営基盤、先ほど来、人件費が多い施設、それから税引き後の実態と申し上げているのはその部分であります。  その部分から...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、介護報酬を上げる活動を大臣自らやっていただかないとまずいんじゃないですか。どうなんですか。
○藤田幸久君 介護報酬を上げろという指示を老健局長に出したということですか。
○藤田幸久君 持続というのは財政の持続ですか、何かさっきそういうふうに聞こえました。  ではなくて、先ほど来申し上げているように、実質賃金が下がってきている、そして格差も拡大している。その中で、たまたま日経新聞のこの考え方、あるいは私が申し上げましたような事例で、大変厳しい中で...全文を見る
○藤田幸久君 プラス、マイナスは非常に大きな話だろうと思いますが、時間が余りないので。  私は、何か財務省に対して、これを削れ削れと言っているばかりではなくて、何か財源もやっぱり考えなければいけないという観点からちょっと二つ提案を申し上げたいのは、一つは、やっぱり調剤薬局といい...全文を見る
○藤田幸久君 予防介護の方は。
○藤田幸久君 ありがとうございました。  とにかく介護崩壊を防ぐために厚労大臣としてしっかりやっぱり闘っていただきたい。私は、財務省の方も非常に苦労しているけれども、やっぱり生の声を聞くということを私は財務省は待っていると思います。何か厚労省が、外務省北米局がアメリカに何も言わ...全文を見る
11月11日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  派遣法は大臣余りお得意でないようなので、今日はお得意のGPIFについてこれから質問をさせていただきたいと思います。  いわゆる年金積立金管理運用独立行政法人、GPIFですけれども、投資先の配分比率、いわゆる基本ポートフォリオを大...全文を見る
○藤田幸久君 それは承っておきますが、その一ページ目に、資料を御覧いただきたいと思います。これは独法設立後の直近八年間が、これは右から二つ目の段でございます。それから、一番右がいわゆる自主運用を開始した後の十三年間になります。これ見ておりますと、一番右側の二列の下から四つ目の数字...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、専門家だという言い方と、その専門家の知見が正しいんだという前提と、それからフォワードルッキングだという理由しかないので、一番肝腎の魔法の理由の理由を示していただきたいんです。(発言する者あり)じゃ、香取さん。
○藤田幸久君 その経済環境の感応度ということですけれども、この数字のマイナスのところは、これサブプライムローンとかリーマン・ショックのところが大きく出ているわけですが。  では、伺いますけれども、経済というのは悪いことも考えなきゃいけないので、リスクという場合には最悪を想定しな...全文を見る
○藤田幸久君 年金というのは、国民が義務で納める将来の生活資金であります。ですから、最悪のことを想定し、福島原発じゃありませんけれども、それを想定したことでなければ国民に対して説明が付かないと思うんですけれども。  ちょっと余計な答弁があるので先に行きますけれども、もし失敗した...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと香取局長、局長は、GPIFの責任性、独立性を高めると運用に失敗したときに責任が取れないというようなことをおっしゃっていますが、そのおっしゃったことの中身に対して、そういうお考えでよろしいのかということと、今大臣の方で、受託者責任がGPIFで、それ以外は厚労大...全文を見る
○藤田幸久君 もう全くその責任の在り方についてはっきりしませんけれども、一番の問題は、これはGPIFの運用委員長の米澤早稲田大学の教授が、日銀が量的・質的金融緩和を続けている限りGPIFが国債を売っても金利が跳ね上がる心配はしなくてよいと言っていますけれども、つまり、今回のポート...全文を見る
○藤田幸久君 いや、だけども、失敗したらどうするんだということと同時に、これ、理事長一人が全部責任を持つということになっていますが、この理事長一人が監督から執行まで責任を持つという今のシステムがいいのか、それとももっと合議制にしたらいいのか、それについては、局長、どうですか。
○藤田幸久君 いずれにしても、とにかく責任の在り方について、一番これは大臣、得意分野ですから、はっきり責任の在り方について、それから、政治介入が認められるんだというふうな発言がこの委員会で出てくるような中で行われるということは、これは日銀にとっても、日銀の本来の役割が変わってしま...全文を見る
○藤田幸久君 終わります。
11月18日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○藤田幸久君 今日はまず九段会館に関する日本遺族会に対する国有財産の無償貸付に関する改正法について質問したいと思います。  これは、民間事業者が建築した高層建築物の一部を国が取得して、それを日本遺族会に無償で貸し付けるという、図を今お渡しをしておりますけれども、非常に複雑なスキ...全文を見る
○藤田幸久君 それで、今回の急な議員立法ですけれども、今日は発議者いないのであれなんですが、一部報道によると、今度、選挙も近いので、かなり早めにこれを決めたんじゃないかという話もあるんですが、政治的中立性を維持するという観点がこれ重要だろうと思っておりますけれども、それは法律的に...全文を見る
○藤田幸久君 それをしっかり守っていただきたいと思います。  実は、九段会館の周辺には、昭和館、それから戦傷病者史料館、千鳥ケ淵戦没者墓苑、平和祈念展示資料館等があります。所管する省の枠を超えて、こういった施設の連携を図ることが重要だろうと。  やはり、訪問者や利用者にとって...全文を見る
○藤田幸久君 今財務省の話が出ましたので、こういうスキームによる国有財産の無償貸付けについて、国有財産の有効活用という観点から課題等があれば、併せて財務省にお聞きしたいと思います。
○藤田幸久君 前回質問いたしました産婦人科について質問したいと思います。  先週公表された日本産婦人科医会及び日本産科婦人科学会の調査によると、特に若手の産婦人科医師の地域格差が都道府県間で五倍以上の開きがある、厳しい状況にあるということです。にもかかわらず、先日申し上げました...全文を見る
○藤田幸久君 次期の改定まで一年半あるわけですが、それまでの間に、産婦人科支援のために地域医療介護総合確保基金を活用するというふうな考え方もあるわけですが、これは消費税率の引上げが先送りになると心配されるわけですが、次の診療報酬改定までの間に産科医療の現場をどのように支援していく...全文を見る
○藤田幸久君 資料の二ページ目と三ページ目に、四月の二日、武見議員が同行して田村大臣に要望したという資料が出ておりますので、是非このとおりに進めていただきたいと思います。  それで、時間がないので、GPIF、大臣の得意分野に移りたいと思いますが、これは資料の四ページを御覧いただ...全文を見る
○藤田幸久君 今の説明は議事録に載っていません。したがって、議事録という一番権威のある国会における記録とすれば、これだけなんです。そうすると、これだけで見れば明らかに矛盾で、塩崎大臣が正しければ田村大臣は正しくない、田村大臣が正しければ塩崎大臣は正しくないというのが国会上の記録で...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、今の説明によってこの答弁を訂正しないと、未来永劫間違ったまま残りますね、田村大臣が正しいと思うんですけれども。じゃないと、この答弁そのものがこれ正しいということで未来永劫続いちゃうわけですよね。でいいんですね。すると、どちらか間違っているということになります...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカは国債で全て運用しているというのは全くの間違いですという答弁で間違いありませんですね。イエスかノーでお答えください、時間ないので。
○藤田幸久君 終わります。