藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第189回国会 参議院 本会議 第3号
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○藤田幸久君 民主党・新緑風会の藤田幸久でございます。  討論に先立ちまして、湯川遥菜さんと後藤健二さんの御家族に深い哀悼の意を表します。また、残忍極まりない犯人グループの暴挙を断固非難いたします。  私は、二〇〇四年のイラクにおける邦人人質事件に際し、民主党からヨルダンに派...全文を見る
○藤田幸久君(続) 不平等と貧困の是正に向けて全力で取り組む決意を申し上げ、私の反対討論といたします。(拍手)
03月25日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、昨日、フランスの南部におきましてドイツの航空機事故が起きて、百数十名の方々がお亡くなりになったようであるということに対して、心からお悔やみを申し上げます。その上で、岸田大臣に一言申し上げたいことがございます。  昨日一時頃...全文を見る
○藤田幸久君 今の後段の部分を除きますと、前段の部分、長い説明の中に、五年以内の運用停止とは一言も今副大臣はおっしゃっていなかった。つまり、負担軽減ということについてはおっしゃっているけれども。  それから二つ目の答えについては、これはアメリカ側の問題だとおっしゃっているだけで...全文を見る
○藤田幸久君 今も明らかなように、五年以内の運用停止ということは一言もおっしゃっていないということを確認をいたしました。  同じようなことが出ておりまして、資料の、今申し上げた資料の次のページに、済みません、ページ数打っておりませんが、これは照屋寛徳衆議院議員の質問主意書でござ...全文を見る
○藤田幸久君 お言葉ですが、この答弁書の一番上の行を見ていただきたいと思いますが、一番右の方に「沖縄の負担軽減に関する仲井眞沖縄県知事からの要望」としか書いておりませんで、今大臣が付け足すようにおっしゃった、始めとする、つまり五年以内の運用停止を始めとするというようなことも全然書...全文を見る
○藤田幸久君 これだけ重要なこと、危険除去の前提として、かつ埋立許可の前提としての五年以内の運用停止ということがあったわけで、それだけ重要なことが答弁書にも書いておられない、それからその談話でもない、あるいはその取決めでもないという形であるということは、もし本当に、その五年以内の...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、仲井眞知事はこれを前提に埋立てを了解をしたという流れだったと思いますけれども、それに対して、日本政府の方がそういう言い方でもってそれを証明できないということになると、この埋立ての工事の準備等が進んでいること自体の大義といいますか、根拠がなくなってしまう...全文を見る
○藤田幸久君 いや、今のは私も読みましたけれども、検討することを、意思疎通を図っていくということを言っているだけで、日本側から要望したというのは書いていないんです、それ自体も。  それから、先ほど来から外交上の問題があるとおっしゃっているけれども、このいわゆる質問主意書に対する...全文を見る
○藤田幸久君 岩礁破砕というのは、普通にはそうじゃなくて、海底の岩石とサンゴ礁を破壊し、岩石や土砂を採取する作業というのが一般的な定義だろうと思っています。今防衛省の方がおっしゃったのは、何か昨日もそういうことをおっしゃっているようですけれども、普通は岩礁破壊というのはそういう海...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、まさに二日前ですか、いわゆる作業停止指示が出ましたですね。ということは、それに従うというのが原則ですね。いかがですか。
○藤田幸久君 今日は、参考人は私が指名したときのみ答えるということになっておりますので、今後は局長は答弁をしないように。というのは、時間ばかり費やしてしまいました。  その中で、権限濫用とおっしゃいましたが、沖縄県の何が権限濫用で、それから、少なくとも民意に応じて当選をした知事...全文を見る
○藤田幸久君 私は……(発言する者あり)ちょっと待ってくださいよ、私が質問しているんだから。  私の質問は、なぜ昨日そういう文書を出したかと聞いているんじゃなくて、工事を続行してきたことが権限濫用じゃないかということを聞いているわけです。  それから、今までの中島さんがおっし...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、大臣自身が翁長知事とお会いになって事の重大性を感じておられないから推測程度で済ませているわけですね。もし翁長知事なりと安倍さんなり菅官房長官なりが会うことが本当に必要だとお考えならば、大臣自身が秘書官のところに行って日程を取ればいいだけの話で、これは動静その...全文を見る
○藤田幸久君 その程度の話かなと。  それで、次にですけれども、これは山口大臣か防衛省か分かりませんが、環境破壊はいわゆるコンクリートブロックによってあったのかどうかの事実確認を答えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 つまり、今まで調査していないんでしょうか。
○藤田幸久君 であるならば、県側が言っているのは、であるがゆえに、一旦止めて調査をしたいと、沖縄側も調査をしたいということが今回の指示の一番のポイントだろうと思うんですけれども、であるならば、防衛省の方も今調査をして、お互いに止まって調査をして、お互いの調査を突き詰め合わせればそ...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、中島局長のときだったと思いますが、違法性とおっしゃいましたね。四つの違法性をおっしゃった。違法性ということは、それぞれ根拠があって違法性だろうということですけれども、そうすると、例えば指示によって、先ほどの六つ目の、つまり去年の仲井眞さんの許可の六つ目ですけ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと時間の関係で、もう一つ基本的な質問しておきたいと思いますけれども、このいわゆる基地というものが沖縄経済にとってどういう意味があるかということについて、この前、私ども委員会で視察をいたしました。そうしましたところ、沖縄の経済人の方からいろんないい情報をいただい...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つの、沖縄の米軍基地に関して言われるのはいわゆる抑止力ということでございますけれども、最近、沖縄と尖閣の問題が関連付けられることがあるわけですが、私はまたちょっと別の意味だろうと思っておりますけれども。このいわゆる尖閣諸島に関してよく、施政権は日本にあると、し...全文を見る
○藤田幸久君 尖閣の有事の際に在沖米軍はどういう対応をするわけでしょうか。
○藤田幸久君 尖閣の有事の際に、つまり在沖米軍が共同に、日本の自衛隊とともにいわゆる出動をするというふうに聞こえましたが、よろしいですね。
○藤田幸久君 今、大変重要な御答弁をいただいたと思っておりますけれども、今、アメリカと中国、あるいは中国とフランス、中国とドイツ等々の様々な関係が強くなっております中において、アメリカはそういう形で日本を取り巻く安全保障の変化に応じて、日本が近隣諸国との様々な問題が起きたときにそ...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカの沖縄に占める軍事的な構成を見てみますと、海兵隊が圧倒的に多いわけです。空軍、陸軍に比べまして、ますます海兵隊の比重が深まっている。もちろん、海兵隊が実際には沖縄に駐留している人数、時間等は非常に、半分ぐらいとか言われておりますけれども、ただしかし、米国本土...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○藤田幸久君 ありがとうございます。民主党の藤田幸久でございます。  お二人、どうもありがとうございます。  時間の関係で、申し訳ございませんが、主に柳澤公述人に質問させていただきます。  与党の協議会の文書で私が一番気になっておりますのは、日米安保条約の効果的な運用に寄与...全文を見る
○藤田幸久君 その部分を、法律論的に今の表現の部分をある程度規定していくことが可能なのかどうかということと、それから、いわゆる段階的に、地理的に、結果的に広がっていったことと同時に、先ほど心配しておられました一番ぎりぎりの局面、あるいは国連決議、いろいろございますけれども、決議の...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカは、現場における様々な作戦等において、確かに法律的にも不備な面があるので、こういう点を整えてもらえば有り難いというアメリカの軍部の現場からの要請は一方であると思うんですが、政策論的に、例えば日本が尖閣等があるので、いろいろ中国あるいはいろんな国に対して軍事的...全文を見る
○藤田幸久君 ネガティブリスト。
○藤田幸久君 秋山先生に一つ、戦後のことをおっしゃいましたが、例えばサンフランシスコ講和条約というのは、中国、台湾、北朝鮮、韓国、ロシアが参加していない。したがって、それまで日本は戦後の秩序についての実は活動を余りしていない。やっぱり朝鮮戦争があったことによって、吉田総理の判断も...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
03月27日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、まず、跡地利用特措法の改正案について質問をさせていただきます。  立入調査の件ですけれども、沖縄防衛局の方から、昨年の宜野湾市による文化財調査において土壌及びドラム缶等が発見されて調査が中断されたと、で、間もなく再開され...全文を見る
○藤田幸久君 続きまして、日米地位協定の環境補足協定が締結されますと、日米合同委員会合意やその都度の了解を必要とせず、基地における文化財や環境汚染の立入調査をすることが可能となるということかどうか、その具体的な内容をお知らせいただきたいことと、今後の協定締結に向けた予定についてお...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと質問の順番を変えさせていただきまして、沖縄の地政学的有効性等々は先に延ばしたいと思いますが、次に、対馬丸記念館について御質問いたします。  先般、私ども視察をさせていただきました際に御提案を申し上げまして、対馬丸記念館を視察をさせていただきました。実際の語...全文を見る
○藤田幸久君 引き続き、是非知恵を出していただきたいというふうに思います。  それでは、一昨日も質問させていただきました辺野古沖基地建設関係について御質問したいと思います。  今問題になっております一つがこの岩礁破砕等のやり取りでございますけれども、これは昨年の八月二十八日に...全文を見る
○藤田幸久君 おとついも聞きましたけれども、それに対して許可をしたのは沖縄県でありまして、沖縄県に関しては、いわゆる沖縄県漁業調整規則ということが根拠になるかと思いますが、今日は沖縄県の方来ておられませんけれども、今おっしゃった水産資源関係の法令とこの沖縄県漁業調整規則との関係に...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、違法性と言っていますよね、おとついですか、沖縄防衛局の方から出した。このことは違法性に該当するんですか。つまり、沖縄県の方から指示を出しましたね。指示に対する違法性ということを四つ、五つと言っていますけれども、いわゆる岩礁に関する今の定義付けについても...全文を見る
○藤田幸久君 岩礁のことだけ答えてください。
○藤田幸久君 いや、そうすると、つまり手続上のことなのか。違法性ということになるとこれ法律の話ですけれども、今、私がちょっと聞いた限りでは、それでもって岩礁の定義、そして根拠法に基づいて、したがって沖縄県の方がこの指示を出してきたことについての違法性の一つとして、今この岩礁のいわ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、無効かどうかを聞いているんじゃなくて違法性について聞いているので。今の話だと、事実誤認ということと、対象に当たらないということですよね。ということは、違法性とは私は違う話だろうと思いますけれども、余り時間を取られちゃうのでちょっと先に行きますけれども、もう一つ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、平成三十一年二月と考えてよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 それでは運用停止の定義についてお聞きしたいと思いますが、どういうふうに運用停止というのはお考えでしょうか。
○藤田幸久君 運用停止という定義付けについては仲井眞知事のときは当然意向を聞いてこられていたと思うんですけれども、翁長知事になってからの後はこの運用停止の定義については意向を聞いてこられたでしょうか。
○藤田幸久君 城内副大臣ですから申し上げますと、実はおとつい質疑をいたしました。五年以内の運用停止ということに関しまして、例えば照屋衆議院議員が質問主意書を出されまして、それに対する回答があるんですが、その回答は、項目はこの運用停止についてと書いてあるんですが、本文の方に五年以内...全文を見る
○藤田幸久君 翁長知事誕生の後、政府の誰が、沖縄県の誰に、いつ、五年以内の運用停止について説明を求め回答があったかということを明確に答えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 おとついから言っていますけれども、五年以内の運用停止と日本語で聞くと、負担軽減という言葉しか返ってこない。政府と沖縄県のやり取り自身も、コミュニケーション良くなければまずいだろうと思っています。今朝も予算委員会で質問いたしましたけれども、国会で議論をしている際に、日...全文を見る
○藤田幸久君 城内副大臣、読んでいておかしいと思いませんか。今副大臣が読まれたことは、全部負担軽減ですよ。それから、前仲井眞知事という言い方と、始めとするという言い方で、そして、今引用されたこと、まあ読まれたんだろうと思いますけれども、全部負担軽減ですよ、主語は。五年以内の運用停...全文を見る
○藤田幸久君 答えるんなら答えてください。違うことだったら答えないでください。
○藤田幸久君 つまり、おとついと同じですけれども、沖縄からの要望について説明をしたというだけでありまして、このアメリカの司令官が言っていることは、日本政府からの要請はないと、そのとおりですね。つまり、沖縄の要望は説明をした、さらに、今から考えてみると仲井眞知事からの要望は説明をし...全文を見る
○藤田幸久君 繰り返さないでよ。答えるなら答えて。繰り返しなら要らないよ。
○藤田幸久君 つまり、協力を求める対象は、沖縄からの要望に対する要望、つまり御用聞きといいますか、何とかの使いといいますか、ということで、これは沖縄が言っていますよということをお伝えをして協力を求めたわけであって、日本政府として、主語が、アメリカ側に対して、対象に対して、日本政府...全文を見る
○藤田幸久君 運用停止について聞いているんで、負担軽減は要らない。
○藤田幸久君 速記録等を拝見をすれば、非常に明確になったことは、主語としての負担軽減ということは、沖縄からの要望ということは俎上にのっているけれども、日本政府が主語として明示的にアメリカ側については言っていないということははっきりしたと思いますので、これから今後これについて更に取...全文を見る
○藤田幸久君 米側の問題ということですと、普天間が危険な飛行場だと、じゃ辺野古に建設をする、これ米側の問題だから我々は何もしなくていいという、同じ話になってしまいますけれども。  ということは、アメリカ側がこちらが言ったことについて、あるいは言わないことについてどう受け止めてい...全文を見る
○藤田幸久君 私が聞いているのは、向こうが受けてどういうふうに解釈をしているかというのを聞いているんじゃなくて、発信をしたかどうかについて聞いているわけです。発信はしたんですか。
○藤田幸久君 五年以内の運用停止にまた戻りますが、運用停止に関して、昨日、何か衆議院の方ですか、答弁で、ヘリコプターが飛来していないという何か答弁があったかのように聞いたんですが、そういう定義は一方であるんでしょうか。
○藤田幸久君 はい。
○藤田幸久君 ヘリコプターが飛ばないことというふうに、中谷さん、今もおっしゃっているようですけれども、ということは、辺野古沖に移設が完了せずとも、あるいは普天間現基地における例えば緊急避難といいますか、有事体制の機能等は維持しつつ、ヘリコプターのみを飛ばない形での、様々な形での本...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、私、それ聞いたんじゃなくて、筆頭からもお話しされたと思います、運用停止の定義を聞いているんですね。運用停止の定義、答えてください。
○藤田幸久君 で、厳密に仲井眞さんとは定義されていないということは、先ほどの城内副大臣の答弁の三十一年二月も、これ、厳密には決まっていないと考えていいですね。
○藤田幸久君 それから、先ほどの辰己さんに更に言いますと、ということは、昨日、中谷大臣がヘリコプターが飛ばないことと言ったことは、これは、じゃ、訂正するんですか、どうなんですか。
○藤田幸久君 つまり、ヘリコプターが飛ばないということは定義じゃないですね。
○藤田幸久君 したがって、ヘリコプターが飛ばないということは五年以内の運用停止の定義では厳密にはないということですね。
○藤田幸久君 ということは、ヘリコプターが飛ばなくても運用停止でないということはあり得るということですね。
○藤田幸久君 できることは全てやると言うならば、まず、最低、官房長官、今朝もどこかでお会いになると言っていましたけれども、翁長知事と会わないことには話が進まないんじゃないかというのが一点。  二点目は、今何か事務方同士も苦労されていたかもしらないけれども、沖縄県と政府との間でこ...全文を見る
○藤田幸久君 では、知事と会っていただくことをお願いをして、質問を終わります。
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は戦後七十年に関して大変重要な質問をさせていただきますので、総理中心に簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、一枚目の資料、パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)これは、戦後七十年における未払債務の調査、昨...全文を見る
○藤田幸久君 今年の機会なんか逃しますと、実際に遺族の方でもいらっしゃれば申出があるわけで、そうでないとずっとこのまま休眠してしまうわけですから、是非政治的に対応していただきたいというふうに申し上げておきます。  次のパネルでございますが、元連合国側の捕虜の方について質問をいた...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、捕虜問題というのは、いわゆる単なる人道問題ということではなくて、日本外交の戦後義務付けられた対応をしなければいけない位置付けだということでございます。  ところが、例えばアメリカの元捕虜の方に関しましては、ほかの国の捕虜の方々は招聘をしておりましたが、実際...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、去年いらっしゃった方々も平均年齢九十三歳とか四歳ぐらいでございました。今年は戦後七十年でございますが、外務省が調べていただいたと思いますが、例えばアメリカの元捕虜の方で、日本に来る意思があって、そして物理的に旅ができる方は二十六名ぐらいと聞いております。であ...全文を見る
○藤田幸久君 ところで、この写真まだこのまま掲げておりますのは、これは上の方はバターンというフィリピンの死の行進に参加をされたときの捕虜の方々であります。その下の写真は、その後日本の企業で使役をさせられた写真でございます。この捕虜の方々を監視した方がおります。捕虜の監視員でござい...全文を見る
○藤田幸久君 福田官房長官、それから裁判所の方でも指摘しているような、その五八年当時以降の具体的なことについて、是非しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  安倍総理、実はこの李鶴来さんのことについて私が最初に伺って支援をしてきたきっかけは末次一郎さんでございます。末次一...全文を見る
○藤田幸久君 必要な以外のことは、答弁は時間の関係で控えていただきたいと思いますが。  この今のオバマ大統領のをお読みいただきたいと思いますが、主語は、私が安倍首相に直接述べたことはであります。習近平さんにというのは書いていない、私が安倍首相に述べたのはというのが主語であります...全文を見る
○藤田幸久君 その際に、東南アジアとは別の重要な地域が韓国そして中国だろうと思っております。  韓国に関しましては慰安婦問題が大きな問題になっているわけでございますけれども、この慰安婦問題に関する今までの歴代の総理の取組を調べてみました。  たくさんありますけれども、まず一つ...全文を見る
○藤田幸久君 それで、三つ目の引用でございますが、これは一九九五年の衆議院の決議でございます。また、世界の近代史における数々の植民地支配や侵略行為に思いを致し、我が国が過去に行ったこうした行為や他国民、特にアジア諸国民に与えた苦痛を認識し、深い反省の念を表明する。  これ、当時...全文を見る
○藤田幸久君 では、手続問題は別にして、この今読み上げた文面の内容については、これは賛成ですか、反対ですか。
○藤田幸久君 そうした中で、去年からいわゆる朝日新聞の記事について問題が出ております。これに関して、昨年、日韓・韓日議連総会、ソウルで開かれましたけれども、そのときに自民党の額賀会長ほか我々一緒に参りましたが、そのときに伊吹衆議院議長の祝辞が配られておりました。  その内容は、...全文を見る
○藤田幸久君 ということであるならば、朴槿恵大統領が度々おっしゃっておられて、総理にも伝わっておられると思いますけれども、現在、五十四名の元慰安婦の方々が韓国にいらっしゃると。その方々の名誉回復、それからその方々が納得できる解決方法、これが日韓の首脳会談にとって重要であり、一番大...全文を見る
○藤田幸久君 隣同士の国が難しいというのは、そのとおりであります。他方、それがゆえに隣同士の国々の首脳は結構会っています。最近でも、いろいろな対立する国々同士の首脳が会った。ウクライナの首脳とロシアあるいはヨーロッパの首脳も結構早めに去年も会っております。  ただ、残念ながら、...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、岸元総理、私は今日、岸元総理の礼賛のために来たわけじゃありませんが、例えば日米安保条約に関しましても、当時の例えば石橋政嗣議員とかの意見を取り上げて、いわゆる片務的な条約の改定になりそうな日米関係についても、かなり双務的な内容に変えていったと。それから、いわ...全文を見る
○藤田幸久君 いろいろおっしゃいましたけれども、岸総理と比較だけするわけじゃございませんが、あれだけアジアから信頼を受けて、大歓迎を受けて、そしてその立場、ある意味ではアメリカに対して非常に物が言いやすい立場になって、そしてあれだけ歓迎をされた。安倍総理におかれましては、この二年...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので、沖縄の問題に移りたいと思っております。  先ほど来、安倍総理は、とにかく難しい問題があるところに関してはドアをオープンにしてというおっしゃり方をしておりますけれども、であるならば、沖縄の民意が変わり、かつ知事だけではなくて衆議院選挙も含めまして民意...全文を見る
○藤田幸久君 官房長官にちょっとお伺いしたいと思います。  私の茨城の政治家の先輩で梶山静六先生いらっしゃいます。官房長官も大変親しかったというふうに伺っておりますけれども、梶山元官房長官、こういうふうにおっしゃっておられます。自分の案としては、沖合に埋立ての島を造り、その手前...全文を見る
○藤田幸久君 終わります。  是非、七十年問題、政府を挙げて取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございました。
04月06日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。たくさん参考人もお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず、予算の関係ですけれども、沖縄振興予算、前年度より百六十二億円減ということでございますけれども、特に沖縄振興一括交付金の減額が多いと、これは先ほど山口大臣が重要だとお...全文を見る
○藤田幸久君 余り長い説明ですとほかの質問を飛ばさなければいけませんので、協力をお願いしたいと思いますが。  その執行状況のお話ございましたが、前年度は、仲井眞知事時代は概算要求以上予算取れているわけですね。ですから、その理由は必ずしも当てはまらないと思いますけれども。  例...全文を見る
○藤田幸久君 答えだけで結構です。
○藤田幸久君 那覇空港の航空機整備基地整備事業でございますが、これは工作物の撤去や土地造成の経費を県が負担することと。ところが、その移転補償費を県が充てるという予定であったわけですが、その一括交付金三十七億円が今お話の平成二十七年度に繰越しになったと報道されていますけれども、とい...全文を見る
○藤田幸久君 では、これは山口大臣にはお伺いしませんけれども、これは振興の重要性にとって重要な案件でございますので、今防衛省がおっしゃったように、しっかりとこの移転補償費の問題も含めて開始を早めるように是非お願いをしたいというふうに思います。  そこで、普天間問題についてお聞き...全文を見る
○藤田幸久君 翁長知事の方から安倍総理との会談を要請したということですが、安倍総理が訪米前に会談を受け入れる用意はあるんでしょうか。
○藤田幸久君 ものと考えられるということですから、お会いになるというふうに受け止めさせていただきたいと思いますが。  それから、菅官房長官は一昨日、安慶田副知事と会談をされたということですが、その内容についてもお聞かせいただけると有り難いのですが。
○藤田幸久君 いろいろな関係の方とお会いになっているわけですから、当然その辺も含めて、平副大臣のふだんのとおりに自由にお話をいただきたいと思っておるわけですけれども。  要は、安慶田副知事にしても、昨日の翁長知事に対しても、それからほかの方々も、仲井眞前知事もお会いになっている...全文を見る
○藤田幸久君 仲井眞さんと安慶田さんは。
○藤田幸久君 いや、その知らないというのは、それは、そういう事実がなかったのか、それとも副大臣の方まで情報が来ていないのか、どちらでしょうか。
○藤田幸久君 では、報告を後でお願いしたいと思いますが。  それから、これは城内外務副大臣にお伺いしたいと思いますが、四月一日付けでしょうか、沖縄県の前の知事公室長の又吉さんを外務省参与に任命をされたわけですが、その又吉前知事公室長を任命された経緯、それから目的、現在の職務の内...全文を見る
○藤田幸久君 昨日、せっかく官房長官と翁長知事お会いになったわけですが、言わば昨年の民意に反する形に結果的になっております前知事の政策を遂行していた人を採用したということは、これは沖縄の方のコメントによりますと、沖縄人同士をけんかさせるような、沖縄県を分断させようとしているのでは...全文を見る
○藤田幸久君 四月一日に任命をされたわけですが、その後で、昨日は官房長官と知事がお会いしているということは、昨日は握手をしておきながら、その前には何か蹴っ飛ばしているような印象を沖縄の方々は、非常に批判的な意見が出ているようでございますけれども、何か逆行しているような気もいたしま...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、又吉さんが、例えば米軍との関係においては国際関係とか文化的なことをおっしゃいましたけれども、沖縄県議会の議事録等を見ておりますと、又吉公室長がかなり答弁をしております。例えば五年以内の運用停止等についてもかなり又吉さんが答弁をしておりまして、例えば政府が進め...全文を見る
○藤田幸久君 外務省の参与ということですから、私は本当は今朝お呼びしたかったんですが、この委員会に。ただ、こういう参与の場合には外務省の方で出席が難しいということで、実際に沖縄で勤務をしていらっしゃるようでございますので、今日はお越しいただけなかったわけですが、今後、是非お越しい...全文を見る
○藤田幸久君 次に、いわゆる沖縄県からの海底作業停止指示の無効判断等について、これはまず総務省にお伺いしたいと思います。  先ほど自民党委員の方が申されました行政不服審査法について、別の角度から質問させていただきたいと思います。  私の方で資料をお配りしておりますが、この上の...全文を見る
○藤田幸久君 では、順番ちょっと変えますが、これまでに国が、あるいは国の機関が不服申立てを行った事例にはどんなものがあるのでしょうか。
○藤田幸久君 これ、やはり大変重要な行政不服審査法で、さっきおっしゃったように、国民という立場からすると非常に重要なことですので、これは総務省の責任において、これまで国が不服申立てを行った事例、そんなにたくさんないと思いますし、国ということは、国の機関というのはそんなにたくさんあ...全文を見る
○藤田幸久君 これは、是非、委員会としても、私個人ではなくて、是非総務省に対してそうした要請をしていただくことを、是非委員会としてもお諮りをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 それで、今回の元々の、今お話しになりました、国民に限定したものではないということでございますけれども、この元々の法律でありますところの埋立てに関する公有水面埋立法というのがございます。これが資料の下の方に書いてございます。これ、大分古い資料でございますけれども、これ...全文を見る
○藤田幸久君 免許又は承認を受けることになっていますということを聞いているんじゃなくて、免許と承認の違い、つまり国と知事との関係が国民と行政庁の関係と同じでないではないかということを聞いているんです。それについて答えてください。
○藤田幸久君 所有権の有無なんですか、この法律の内容の、この免許と承認の違いというのは。  そうではなくて、ちょっと待ってください、参考人は私が指名した人のみお願いをしたいと思います。  これは、所有権の有無ではなくて、主体であるところの、つまり国民がという主語、第二条の方は...全文を見る
○藤田幸久君 繰り返しじゃなくて、答えてください。
○藤田幸久君 そうすると、所有云々は別にして、内部行為であるつまり承認と、それからいわゆる処分である免許ということを前提にして、水産資源の問題というのは、この埋立法、いわゆる公有水面埋立法の下において水産資源のことがなっているわけですから、ということは、この公有水面埋立法に基づけ...全文を見る
○藤田幸久君 今の質問は、ですから、総務省ですね。つまり、処分である、私人による、免許であれば国に対して不服審査法の請求ができると思いますが、そもそも処分でない行政組織の内部行為である、国が県に対して行政不服審査法を訴える資格がないんじゃないですかということを総務省、答えてくださ...全文を見る
○藤田幸久君 だから、処分じゃないということと、一番の根拠はこの公有水面埋立法じゃないんですか、そうすると、今回のケースの場合には。
○藤田幸久君 いや、ですから、水産資源の法のその根っこにある埋立ての根拠法がそういう資格で分けてあるので、おかしいのではないかということを申し上げておきますけれども。  そもそも、こういう、国とそれから沖縄県というのは、埋立事業の共同事業者だろうと思うんですね。共同事業者の間で...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、五年以内の運用停止に関して質問させていただきたいと思います。  まず、防衛副大臣、いわゆる運用停止が実現をしてから、その後、普天間基地の閉鎖が実現をするまでどのくらいの年月を想定しておられますでしょうか。
○藤田幸久君 答えてください。  要するに、そうすると、二〇一九年の二月から二〇二二年ですか、統合計画、三年ほど、つまり運用停止が実現してから閉鎖まで約三年と考えていいんですか、その分だけ正確に答えてください。
○藤田幸久君 適切でないという答えは不適切ですよ。だって、一九年ということは沖縄側が言っているわけですね。その西暦との使い分け、やめてください。私も、二〇一九なら一九といって、二〇二二との関係だったら、私の方は三年ぐらいなんだって分かるので。  要は、アメリカ側は二〇二〇年と言...全文を見る
○藤田幸久君 ところで、運用停止ということは、これいろんな見方ありますけれども、危険除去にはつながるんだろうと思いますが。  それで、運用停止とその閉鎖の間に時間があるわけですが、運用停止の段階で危険除去にはつながるわけですが、閉鎖が実現するまでには負担軽減には直つながらないと...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、最後の部分は、取り組んでいるところでございますという答弁でしたけれども、要は、運用停止、つまりヘリコプターが飛ばなくなれば、これは危険除去になりますね。それは分かるんです。その運用停止と、三年ぐらいか分かりませんが、閉鎖になるまでの間というのは、負担軽減、今...全文を見る
○藤田幸久君 まあその程度ですね。  ところで、先ほど申しましたけれども、外務省の又吉参与、これは、知事公室長のときに、運用停止の具体的状況はと沖縄県議会で聞かれたのに対して、そこに飛行機が存在しない、空中に浮かんでいない状況というふうに答弁しておりますが、この認識についてはど...全文を見る
○藤田幸久君 いや、見解を聞いたのではなくて、その飛行機が存在しない、空中に浮かんでいない状況というものは、運用停止の状況として、考え方として、それでいいんですか。この間、中谷防衛大臣もその旨の同じような答弁をされていますが、それでいいんですかということを聞いているんです。
○藤田幸久君 実は、これは又吉公室長と仲井眞知事と同じような発言、先ほども引用しましたが、政府が進める辺野古移設と沖縄県が求めている普天間飛行場の運用停止という言い方をしています。これは私、何回も今までやり取りしてきましたが、政府が進めるのは辺野古移設、沖縄が求めているのは五年以...全文を見る
○藤田幸久君 昨日、せっかく官房長官が行かれました。で、それまでの数か月の間、一括交付金は減額をした、それから前の仲井眞知事時代の例えば知事公室長あるいは副知事を政府関係の機関に採用し、そして今まで問答無用のような形で来たということでは、ますます私は、沖縄県民の政府に対する不信と...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、外務省の公務員給与法を取り扱うということになりますと、我々とすれば思い出さなければいけないのが二〇一二年のこの公務員給与法ですが、八月までずれ込んでしまいました。なぜずれ込んだのかということについて、大臣の方から答弁をいただ...全文を見る
○藤田幸久君 与野党とおっしゃいましたけれども、多分野党はもっと早くと言ったはずでございますけれども、当時の与党が、これ、八月ということは、外交官の皆さんにとると大変大きな問題だったろうと思いますけれども、今後そういったことがないように要望をしておきたいと思っております。  在...全文を見る
○藤田幸久君 私もいろんな国の外交官あるいは大使館訪問したりしておりますが、相当いろんな準備、体制強化しております。東京においても在外公館の警備等は相当な対応を取っておりますし、訓練もしております。是非、日本の外交官、邦人を守るために更に努力をしていただきたいというふうに思ってお...全文を見る
○藤田幸久君 訓令からということですが、私も外国の外交官とお会いするんですが、結構ポジション超えて、立場を超えていろんなところに出向いていって接触をすることが多い。最近は、いわゆる承認をしていない勢力、グループ等との交流というものがますます重要だろうと思いますので、その訓令を柔軟...全文を見る
○藤田幸久君 日本人の元戦犯の方は対象外という今お話でございましたけれども、日本の方は自分の帰る家があり親族もいたわけですが、受刑をされて放り出された異国の方は、育ったのは朝鮮半島ですから、身寄りもなくつらい生活だったということの違いがあるということを是非理解をしていただいて対応...全文を見る
○藤田幸久君 外務省の方でよくお調べいただきましたが、先ほど大臣がおっしゃったように、多分これは厚労省あるいは総務省の方が直接詳しく答弁をしていただくべき内容なんだと思いますので、是非次回からは担当の部署の方で答えが必要であるならば事前にそのような対応をしていただきたいというふう...全文を見る
○藤田幸久君 二〇〇五年に韓国側が当時の議事録を公開したようでございますけれども、それによりますと、一九五二年の第二十九次予備会談で日本側がこの問題は別途研究したいと提案したと、それきりになっているということが韓国側の議事録が言っているわけですが、日本側には議事録はないんでしょう...全文を見る
○藤田幸久君 議事録はあるんでしょうか、ないんでしょうか。
○藤田幸久君 議事録というのは、読めばイエスかノーかはっきりするわけで、確認されていないというのは非常に不透明な答えだろうと思いますが、是非その議事録を公開をしていただくと。韓国側は公開しているわけですが、これは日韓関係にとっても重要だろうと思いますので、是非公開をしていただきた...全文を見る
○藤田幸久君 是非、非常に重要なことでございますので、これ、日朝との関係においてもある意味では非常に重要な面もありますから、必要な部分だけでも公開をするということも含めまして、是非この権威ある参議院の外交防衛委員会の方でお取り計らいを、公開についてですね、お取り計らいをいただきた...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、このBC級戦犯と前後して、これも前回、予算委員会で質問させていただいたことでございますが、アメリカの捕虜の方々、この五年間、外務省の方で呼んでいただいております。これ、自民党の玉澤徳一郎先生とか谷川和穂先生とか大変御尽力いただいて五年間続いているわけですが、...全文を見る
○藤田幸久君 御承知のとおり、安倍総理がアメリカ議会で演説するということに対して、フィリピンの捕虜の会の代表の方が、日本は敗戦によりファシズム体制から解放されたと安倍総理が認めるときのみ、ルーズベルト大統領が演説をしたこの議会の演説に招くべきだといったようなことを言っていらっしゃ...全文を見る
○藤田幸久君 よろしくお願いいたします。  先ほど糸数議員からも質問が出ていましたが、五年以内の運用停止について質問させていただきたいと思います。  資料の三枚目を御覧いただきたいと思います。これは、「五年停止「あり得ぬ」」という、マケイン元大統領候補であり、上院の軍事委員会...全文を見る
○藤田幸久君 今までいつもそうなんですが、前知事からの強い要請という言い方と、それから今のコミットメントの主語は負担軽減なんですね。ですから、沖縄側が言っている、前知事が言っているのは要請で、アメリカ側の答えは、五年以内の運用停止についてじゃなくて、負担軽減に対するコミットメント...全文を見る
○藤田幸久君 交渉の中身のちょうちょうはっしのやり取りを聞いているのではなくて、五年以内の運用停止ということの中身と日米合意ということ自体がそもそも矛盾するんじゃないんですか。両立できるんですか、五年以内の運用停止ということと日米合意。つまり、普天間が辺野古移設が終わらないうちに...全文を見る
○藤田幸久君 この三ページ目のマケインさんの記事をまた御覧いただきたいと思います。  「米の立場明確に」という見出しの左側のところをお読みいただきたいと思いますけれども、アメリカ国務省高官も、普天間は日米が合意した二二年度以降の返還が唯一の方法とし、次の言葉ですけれども、五年以...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つの側面は、この間も実は城内副大臣に聞いたんですが、五年以内の運用停止ということと、それから普天間基地が閉鎖される間には、これ時差がありますね。それで、運用停止ができた段階で、これは中谷防衛大臣はヘリコプターが飛ばない状況とかおっしゃっていますけれども、要する...全文を見る
○藤田幸久君 今日の答弁から、前知事からの要請という言い方に答弁を変えたと思っています。今までは沖縄からの要請と言ってきたと思いますけど、今日の答弁は前知事からの要請となったので、恐らく言い換えがあったんだろうと思いますが、それを確認をしておきたいことと、それと、時間がないので一...全文を見る
○藤田幸久君 時間が参りましたので、終わります。どうもありがとうございました。     ─────────────
05月12日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日は、ガイドラインを中心に質問いたしますが、その前にほかの幾つか質問をさせていただきます。  まず、外務大臣にお伺いしたいと思いますが、四月七日の本委員会で、私がBC級戦犯に関する日本と韓国とのやり取りについて、韓国側の議事録...全文を見る
○藤田幸久君 二万ページ精査していただいて、ありがとうございますが、恐らく、今年戦後七十年でございますけれども、サンフランシスコ講和条約が五一年であった、それから、その後いろいろな、日韓に関しては六五年が国交回復ということで、かなり歴史的な文書が政府の中で散逸している、あるいは十...全文を見る
○藤田幸久君 是非、その当時以降の様々な課題についての対応を、今、道義的ということも含めまして、更に知恵を出していただきたいと思います。  次に、ネパールの大地震について質問をいたします。  政府関係の皆さんは、特にゴールデンウイーク直前から不眠不休で対応していただいていると...全文を見る
○藤田幸久君 大分改善してきているようですけれども、基本的に自然災害の場所というのは有事の状況なんです。  私はもう前から外務省には申し上げておりますけれども、例えばアメリカのケアという人道組織は、自分で航空運航ができる組織を持っています。それから、ヨーロッパの人道関係のNGO...全文を見る
○藤田幸久君 それから、日本のいろんなNGOの方々も現地に入って支援活動を行っておりますが、他方、ネパールにおきましては、医療とか教育とか衛生とか、日本のNGOが、既に活動している方々もいらっしゃいます。  したがって、復旧復興からもうちょっと生活支援といった部分に関しましては...全文を見る
○藤田幸久君 是非お願いをいたします。  それでは、安倍総理の訪米について幾つか質問をさせていただきます。  安倍総理は、アメリカ議会での演説の中で安保関連法案を夏までに実現すると約束をされましたけれども、日本の議会でのことについて総理が約束をしたというのは、これは越権行為で...全文を見る
○藤田幸久君 国会で何回も質疑をしたということではなくて、総理という要するに立場の問題でございます。例えば、衆議院の議長とか参議院の議長が言ったならばまだ別だろうと思いますけど、あくまでも行政府の代表にしかすぎない安倍総理であります。御承知のとおり、アメリカにおいては副大統領が上...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。  私は、立法府を代表する人であるかのように行政府の代表が発言をしたと。しかも、これは議会で発言しているわけですから、英語が正文ですね。英語はちゃんと主語が入っています、ウィーという。それで、ドゥーと入っていますね。これは決意じゃなくて行為を...全文を見る
○藤田幸久君 いや、この英語の解釈を私は外務大臣にお願いしているんじゃないんです。こういう発言をしたという事実があるわけです。事実は、これ読んでいただければ分かるように、お願いをしたとは書いていないわけで、総理は、主語を使って、ドゥーという、実行するということを宣言しているんです...全文を見る
○藤田幸久君 決意の部分は、「determined to enact」と言っているわけです。その後で、総理は「we will do exactly that.」と言っているわけです。しかもイグザクトリーと言っているわけですから、お願いという言葉が一つも入ってません。ですから、夏ま...全文を見る
○藤田幸久君 日本語訳にのっとっても、決意を表明したその後で、日本語は主語が入っておりませんけれども、私たちは実行すると、しかもイグザクトリーという、そのとおり実行すると、日本語で言えばあえてそうだろうと思いますが、言っているわけですから、これは議会のことでありますから、総理が、...全文を見る
○藤田幸久君 ガイドラインの部分にもう一度戻りますけれども、その段階で同じような答えであれば質疑はできないというふうに思っておりますが、時間の関係で先に行かせていただきます。  幾つか総理の訪米のことに関して申し上げますと、一つは、日米協議の中において、尖閣諸島関係でアメリカ側...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、ちゃんと答えてください。領有権についてアメリカ側は触れなかったのかどうか、イエスかノーかでお答えください。
○藤田幸久君 ですから、領有権についてはなかったということをイエスかノーかでお答えください。
○藤田幸久君 ということは、昨年四月の東京における領有権についてはコミットしていないということが一番直近のアメリカ大統領の発言とすれば、それが生きているというふうに理解をさせていただきたいと思います。  その上で、ちょっと時間の関係で、私、総理の演説見ていまして、歌舞伎座を思い...全文を見る
○藤田幸久君 では、官邸なんでしょうか。ちょっと調べていただいて、是非お答えをいただきたいということをお願いを申し上げておきたいと思います。
○藤田幸久君 では、お待たせをいたしました、西村内閣府副大臣。衆議院の方では何か委員会が開かれていないということで、お越しいただきました。このTPPの合意内容に関して国会議員の閲覧を認めるという発言をアメリカでされたわけですが、その後、帰国後はその発言を翻しておられますけれども。...全文を見る
○藤田幸久君 今聞いていますと、制度の違いで、保秘のことで、何か日本においては漏れてしまうということを断定したかのような発言でありました。私はそれを、漏れないという前提、努力をすれば、これ、制度が違っても十分に日本においても開示ができるというのが今の答弁の要約だろうと思っておりま...全文を見る
○藤田幸久君 情報審査会なり秘密会という話も出ておりますが、要するに、漏れるという前提で今副大臣がおっしゃっていたとすると、私は日本の国会議員に対する冒涜だろうと思いますけれども。  私たちはその限られた条件の中で守秘義務があればそれを守るというのは、我々、これは各党の皆さんも...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、制度の方が、国会議員の良心あるいは国会議員の責任意識よりも制度の方が上位だという発言でございました。  ということは、私は、やっぱり国会議員の良識あるいは責任感に対する非常な不信を副大臣が持っていらっしゃるということは、私はこれは非常に問題発言だろうと思い...全文を見る
○藤田幸久君 オスプレイについて質問したいと思います。  昨日、質問通告をいたしましたところ、昨日から今朝にかけて動きが出ました。それは、米国政府はオスプレイ三機を二〇一七年から横田基地に配備をすると。政府当局者が今朝明らかにして、岸田外務大臣がそれをまた記者会見で発表されまし...全文を見る
○藤田幸久君 いえ、昨日質問通告したせいかどうか知らないけれども、今朝会見まで行ったので、ということは、前提として横田基地というのは一都八県の空域をコントロールしているわけですから、当然前提としてそれは政府として分かっている話だろうと思って聞いた次第でございますけれども。  そ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと何か非常に不透明な気がいたしますけれども、ガイドラインの部分が、あと十分ぐらいしかございませんので、ちょっと先に行きたいと思います。  潜水艦技術のことをちょっと飛ばしまして、ガイドラインが本題の質問でありますので、ガイドラインの方に参りたいと思っておりま...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、法律がまだ国会で審議されない中で、その直接根拠を置かないものに勝手に拡大をして日米間で決めてしまったということですね。  ということは、このガイドラインは、ちょっと次の質問と関連あるので申し上げますけれども、例えば日米安保条約の極東条項、日本と極東の...全文を見る
○藤田幸久君 であるならば、なぜその九七年のガイドラインのときに枠内だと言い切っていたわけですか。今のお話だと、枠内以外のものも当時もあったんだという言い方でございますね。
○藤田幸久君 ちょっと変な感じしますが。  まず、このガイドラインというのは、これ政府間の合意で、国際的な約束ですね、日米間の。他方、安保条約というのは、これ国会の承認が必要です。それから、今度、例えば今週、安保法制が出されるとすると、これは国会の可決が必要です。  つまり、...全文を見る
○藤田幸久君 この安保法制、これから出てきて審議するわけですが、ということは、この安保法制が否決されてもガイドラインはそのまま生きますね。
○藤田幸久君 済みません、私の質問に答えてください。  これから来るであろう安保法制が国会で否決をされても、今回、岸田大臣、中谷大臣が決められたガイドラインは、これ、変わることなく生きるわけですね。
○藤田幸久君 いや、仮定の話じゃなくて、可決されようが否決されようが、このガイドラインそのものはアメリカと日本の中で決めた約束であって、これを変えることはありませんですねという、これは仮定の問題じゃないです。これは前提の問題です。立て付けがそういうふうになっているわけですから、国...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、今後の安保法制が否決された場合には、現段階における法制に従うガイドラインであるということですね、現段階の。
○藤田幸久君 ということは、総理の米議会における発言に対する岸田外務大臣の先ほどの解釈と全く矛盾するんじゃないでしょうか。つまり、安倍総理は「we will do」と言ったわけですよね。実行すると。それが前提で今回いろいろアメリカと協定を結んできたわけですが、国会でもし否決をされ...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  結論として、安倍総理は行政府の代表ですけれども立法府の代表かのようにガイドラインと今度の法制の因果関係というものを直接関係があるとおっしゃったけれども、立て付け上は直接因果関係がなくて、現法律に現ガイドラインというものは現段階で依拠しているという全く矛盾...全文を見る
05月20日第189回国会 参議院 本会議 第19号
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○藤田幸久君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  まず初めに、戦後我が国の防衛政策を一貫して支えてきた文民統制についてお尋ねします。  一九九六年、私が衆議院議員に初当選し、最初に取り組んだ...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○藤田幸久君 民主党の藤田でございます。  これから七十分ございますので、主に中谷大臣を中心にしっかり議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  資料をお配りしていると思いますけれども、まず、文民統制、文官優位について、中谷大臣が著書「誰...全文を見る
○藤田幸久君 今の話と全く逆のことを書いていますよね。つまり、大臣や官邸の連絡はいつも内局がすることになっているので、最後の方ですけれども、要するに間に入ってしまうと、つなぎの部分に内局が介在しているんだと。だから、今おっしゃったようにバランスよくというよりも、間に入ってしまうの...全文を見る
○藤田幸久君 先日、大野議員の質問のところで、このいわゆる重複の部分について、重複はないというような答弁をされておられたと思いますけれども、今の答弁と逆ではないでしょうか。
○藤田幸久君 五月二十六日の大野理事からの質問に対して、「正式に内容が確定されるまでの間は内部部局の方からやらせていただいておりましたけれども、実際に行動について確定していく方は統合幕僚監部の方で行っていたという実態がございます。」と。つまり、重複はなかったと答弁されていますが。
○藤田幸久君 二十六日の答弁は、重複がないというふうに読める答弁をしていますが、これまでの答弁と違っていますねという質問に対してお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 重複はあったんですね。
○藤田幸久君 では、重複があったということを確認をさせていただきました。  それで、またそのことに戻ってまいりたいと思っておりますけれども、そのことと、制服と政治の間に内局が割り込むということについてはまだお答えいただいていませんけれども、つまり、本で書いていらっしゃることは、...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、経験からして、この内局の、つまり割って入る介在があったという事実を、当時、個人の政治家としてそういう認識を持っていたということは間違いございませんですね、これ書いた段階で。
○藤田幸久君 つまり、制服の方から専門的な話を聞けなかったということですね、今のお話は。聞けばよかったということは、聞けなかったということですよね。
○藤田幸久君 また、今の点、戻ってまいりますが、要するに、早く直接聞けない内局の存在があったというふうに政治家中谷元さんは当時考えていたということが、この動かし難い文字として書かれているということでございます。  では、その二ページ目に移っていきたいと思いますが、同じく、この中...全文を見る
○藤田幸久君 結局、元に戻したんだという北澤当時の大臣の声が聞こえましたので、報告をしておきます。  都合によって民主党、都合によって北澤大臣の名前が出てくる、肯定、否定も含めてございますので、それは一番佐藤理事が知っていらっしゃるので、そういう発言があったということをちょっと...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、一国有事とおっしゃっているんですね。一国有事のオペレーションとおっしゃっているときに、そんな優秀な人が時間が掛かってと、そんなのんきな話じゃないと思うんですよね、これだけ内局が邪魔をしていると書いてあるわけですから。それで一国有事のときに情報が遅れたということ...全文を見る
○藤田幸久君 端的にこの佐藤総理の文官統制の部分、中曽根防衛庁長官の文官統制の部分、それから竹下元総理の文官統制の部分、そこについて評価をしてください。
○藤田幸久君 この私の資料の一番右の一番下を御覧いただきたいと思います。  これは昭和四十五年の中曽根防衛庁長官の答弁です。一番下の三行の赤の部分を読み上げたいと思います。「制服の相当な力を持っておる人間が内局の責任あるポストにつくことは適当ではないという考えに立って、いわゆる...全文を見る
○藤田幸久君 委員長、今質問した後、委員長にお諮りしたいと思いますが、先ほどから私が質問していることには答えずに、ほかの部分でこう言っていますという答弁ばかりであります。これは、対照表が明らかになっているように、これ左の段は、総理あるいは総理経験者が文官統制ということに対して、真...全文を見る
○藤田幸久君 歴史的に国会において、国権の最高機関で、まして総理だった方が答弁した内容について、後に別の大臣なりがその解釈についてほかのところでこうおっしゃっているのでこういう解釈ですというふうに、今解釈改憲ということが昨年から始まっておりますけれども、この議事録の解釈変更といっ...全文を見る
○藤田幸久君 これは、人材配置という何か人事部長の話じゃないと思うんですね。これはこの国の政策決定に関する重要な自衛隊法についておっしゃっていることであって、この制服の人が責任あるポストに就くことは適当でないと。適当でないということについてはっきり政府としては当時そういう認識でい...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、要するに、制服の人が優位に立つことがあってはならぬということですね。
○藤田幸久君 したがって、このまさに佐藤総理、あるいは今の引用もそうですけれども、中曽根当時の長官、あるいは竹下総理がはっきりおっしゃっているような形でのこの文官優位ということが実態としてあったということ、そのこと自体を否定されますか。
○藤田幸久君 したがいまして、そういう制服の方に関しては文官が優位であると。したがって、制服の方がそういうポジションに就くということについてはこの優位性を損なうという実態があったということは、これ、総理あるいは防衛庁長官もおっしゃっていたことを踏まえて、そういう実態があったという...全文を見る
○藤田幸久君 内局の位置付けについてということの確認をいただいたと思っております。  そこで、大臣が最近よく使われている補佐という言葉でございますけれども、その補佐ということの定義、それから、例えば助言とはどう違うのか、それからその補佐する人とされる人との間の優位性が存在するの...全文を見る
○藤田幸久君 とおっしゃいましたが、実は上下といっても補佐する側といいますか、が実は補佐をされる側を大きく動かすことが今までの内局といいますか官僚機構の中で多々あったのではないかという実例をこれから示したいと思います。  それは、大きな紙の次の紙を御覧いただきたいと思います。こ...全文を見る
○藤田幸久君 何かよそよそしい話ですね。  さっきの本に元々書いていることと逆のことを、これ事務次官通達でやっちゃっているんですね。先ほど本でおっしゃっていたことの逆をこういう形でやってしまっている。  それから、内局がいろいろやっていらっしゃると本でおっしゃっていたけれども...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、国会の判断ということではなくて、防衛大臣の判断として制服は答弁させないということを決めているということですね。ということは、この通達に中谷大臣も従ってしまう、そして本来お考えになっていたような、制服の直接的、専門的な情報というものが、大臣としての判断も、そし...全文を見る
○藤田幸久君 実は二〇〇八年のこの参議院の外交防衛委員会で私はこの質問をしているんです。そのときに浜田当時の防衛大臣は、事務次官通達はありますけれども、「自衛官の国会での答弁というのは、私自身はあり得べしというふうに思っているところであります。」と、当時の浜田大臣がこれだけはっき...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、国会の方で制服の方、今度はその組織が変わりますので、制服の方も、いわゆる今までの内局だけだったところに制服の方も入っておられるわけですけれども、ということは、国会の要請があれば、それを大臣として拒むものではないというふうに理解してよろしいですね。
○藤田幸久君 判断が出た場合に、それを拒む法律あるいはその政策的意思はないということでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、国会で判断した、つまり指名をしたと、制服の方、統幕長なり、それに対しては、大臣はこの通達という事務方がずっと作っていることを超えてそれを受け入れると、あるいは法律的にそれを妨げる法律は存在しないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 今回の防衛省設置法改正に伴って、この今の通達見ておりますと、今防衛省設置法改正でやろうとしていることとこの通達、村田次官の、内容がかなりそごがあるような気がいたしますが、今度、防衛省設置法改正の後には事務次官通達によってこういう事務的な内容についてそれを変更する用意...全文を見る
○藤田幸久君 その場合には、大臣と事務方といいますか、これは何かこのときの村田次官のところを見てみると、久間大臣と、当時は長官と村田次官ほかがこれ連動してやったというふうに思えないんですけれども。今回、防衛省設置法改正に関しては、通達を変えるという場合には大臣御自身が直接通達の改...全文を見る
○藤田幸久君 時間が七十分ですが、あと十分ぐらいになってきましたので、ちょっと次のことに移りたいと思います。  安保関連法制について一つお聞きしたいと思います。それは、一番最後のページの資料を御覧いただきたいと思います。これは、先週、私の方で政府の方に要請をした定義付けに付いて...全文を見る
○藤田幸久君 法制局長官は、この五つの用語についてどういうふうに定義しておられますでしょうか。
○藤田幸久君 これは引き続き議論させていただきたいと思いますが、岸田外務大臣にお越しいただいていますので、一問。  先日、私、本会議でガイドラインについて質問いたしました。それに対して岸田外務大臣は、新ガイドラインのうち、平和安全法制に係る法案が御承認いただける場合に実施可能に...全文を見る
○藤田幸久君 時間が最後になってきましたけれども、シンガポールの安全保障会議に中谷大臣御出席されましたけれども、アメリカと中国とのやり取り、それからフィリピンの大統領があしたいらっしゃいますけれども、防衛装備移転協定を締結するということのようでございますが、その二つについて、簡単...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。終わります。
06月16日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、条約に関して質問させていただきます。  世界における国際出願の特許の推移と、日本における国際出願の推移も伺いたいと思います。その際、日本国内の特許出願件数の推移等を比較して、どのような分析ができるかについてお伺いしたいと思...全文を見る
○藤田幸久君 日本の特許庁における特許それから商標登録のための出願手続について電子出願がどの程度の割合を占めるのか、また、本条約に電子出願手続の規定が盛り込まれたことによって出願人や各国の特許庁にとってどういうメリットがあるのかについてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ありがとうございます。  次に、私がずっと取り組んでおります元捕虜の招聘のことについて質問させていただきます。  四月に安倍総理がアメリカを訪問された際の夕食会だろうと思いますが、私の友人でフィリピンのバターンの死の行進に参加をされた元捕虜のレスター・テニーさん...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  二十六名という数字は、前、私、委員会で申し上げたその二十六名のほぼ全員の方々を是非招聘をしていただくということでございますので、この二十六名ということは、付添いの方も含めますと、外務省の皆さんも大変御苦労をお掛けすると思いますけれども。 ...全文を見る
○藤田幸久君 資料一を御覧いただきたいと思います。去年、三千五百億円以上というふうに小野寺大臣から答弁があった後、国会図書館等を通して調べた数字でございます。これはかなりインターネット等で出ておりますけれども、これ全部やっていると時間が掛かりますので、この中で、静岡空港と中部国際...全文を見る
○藤田幸久君 それから、防衛大臣、岩国飛行場の沖合移設事業の総事業費及び工期、埋立規模と埋立工事費をお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 それで、例えば静岡空港の本体建設費、これ出ておりますけれども、四百九十億円でございます。辺野古は千二百億円でございます。ということは、この静岡空港の本体建設費は、辺野古で今千二百億円の半分以下であります。それから、今おっしゃった岩国飛行場、二百十三ヘクタールですけれ...全文を見る
○藤田幸久君 そうすると、私が聞いた範囲で、深さとか工法とか、資材が遠くから、土砂は、これ県外もそうですけれども、今まさに辺野古の近辺から、最初はコンベヤーみたいなもので運ぼうとして駄目になって今度はトラックで膨大にという話になっていますけれども、それぞれの深さ、工法、今おっしゃ...全文を見る
○藤田幸久君 今御説明いただいたようなことが理由であるならばほかの方法も取れたのではないかということと、途中から工法とかあるいは計画が変わってきましたね。元々の計画の方が、同じキャンプ・シュワブ近辺で建設をするに当たっても、前の方がもっと安かったんではないかと、工期も短かったんで...全文を見る
○藤田幸久君 まず一般的に、例えば工法、深さ、資材、どこから持ってくるか、近場か遠めかという、一般的にこういう要素の場合にはどちらが安いか高いかというその根拠、それから、そういう高くなるという根拠がありながら、そういう方法なり場所に決めていったというその経緯も含めて、まとめてお答...全文を見る
○藤田幸久君 私は辺野古沖の案がいいか悪いかということはコメントしませんけれども、いずれにしても、これ税金でございますし、できるだけ早くと、一日も早くとおっしゃっているならば、工期というものは非常に重要でございますし、それから今、財政難の中でできるだけ安くというのは当然のこれ税金...全文を見る
○藤田幸久君 中谷大臣は、おとといの日曜日の夜九時、NHKスペシャルでいわゆる沖縄戦線についてドキュメンタリーをやっておりまして、御覧になりましたですか。
○藤田幸久君 是非後で御覧いただきたいと思いますが、多分日本のNHK、民放を含め初めて、初めにテロップが出まして、この番組の中で御遺体が出てまいりますと、現場の、ということをお断りの上で放映をされました。私は今まで、例えば津波というものがいかにひどいものであるかというのをスマトラ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、対話と丁寧な説明ということと、こういう形でいわゆる不服申立てをするやり方というものは、むしろ逆ではないか。しかも、これ、沖縄防衛局長、井上局長は、私人の立場として不服申立てをやっているんですね。そういう、やっぱり筋からいってかなり無理なことをやること...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、そういうことではないということを申し上げておきたいと思います。  時間の関係で次に行きたいと思いますけれども、資料の六ページを御覧いただきたいと思います。  これは、私、数週間前に政府の方に、安保法制に関する基本的な一番重要な定義、定義が重要です...全文を見る
○藤田幸久君 まず、網羅的には調べていないとおっしゃいましたけれども、前田さん、知っている範囲で見たことありますか、辞書を文書で出したという事例。
○藤田幸久君 私もそれなりに国会にいますけど、見たことないですね。多分、これは自民党、各党の先生方も含めて、今までこういった文書を見たことありますかね。ないと思いますね。  それから、私の趣旨がどうこうであれ、定義について質問しているわけですね。そして、今の答えの理由であっても...全文を見る
○藤田幸久君 少なくとも、我々が見たことがないということが十分な私は事実だろうと思っています。  それから、これだけ定義についてこういったことを出してくるということは、いかにその定義に対して不安があるからこういった出し方をせざるを得なかったということだろうと思いますので、これは...全文を見る
○藤田幸久君 その具体的な対応に関して、法律はどうなるんですか。
○藤田幸久君 そうすると、違憲判決が出ても、その法律が無効にならないこともあり得るんですか。
○藤田幸久君 そうすると、その法律がそのまま生き続けて、司法裁判所であるところの最高裁が違憲判決を出したと、その後もその対象になっている法律は有効として生き続ける。例えば民法とか刑法であっても、違憲判決が出た、にもかかわらず、そのまま民法なり刑法が生き続けちゃうと。そうすると、非...全文を見る
○藤田幸久君 国会において改正等をするんだろうと思いますけれども、政府の方はちゃんと準備をしております。それが八ページと九ページでございます。  内閣官房と防衛省に先日要請をしたところ、「今回の平和安全法制について、憲法解釈の変更を受けて、改正が行われている部分を明示されたい。...全文を見る
○藤田幸久君 答えていただきたい私の問いは、不都合が生じるか、その不都合をどうやって解決しようとするのかということについて答えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 要するに、違憲判決で執行できないというところについて聞いているわけです。執行できないということに関して、頑張りますという話じゃないと思うので。先ほど大臣は、万が一にもとおっしゃったけれども、万が一のことが起きた場合に違憲判決によって執行できないと不都合が生じるわけで...全文を見る
○藤田幸久君 いや、法制局長官、私は呼んでいないので。  私は、資料として八ページ、九ページ、出しています。これは明らかなわけです。つまり、憲法解釈の変更を受けてこれが改正されているわけです。ところが、その憲法解釈が違憲となった場合に、これが、この法律として、この部分が、改正さ...全文を見る
○藤田幸久君 今までそういった例はあったんですか。つまり、私が聞いているのは、行政の対応について聞いているわけです。だから、法制局長官の一般的な話を聞くんじゃなくて、しかも、具体的に改正が行われる部分って書いてあるわけですから、具体的な私は質問をしているわけで、つまり、違憲の判決...全文を見る
○藤田幸久君 内閣が合憲だと解釈して法律案を国会に出してきています。立法権を有する国会が例えば合憲だと解釈して法律を成立させたとします。だけれども、内閣あるいは国会の憲法解釈は誤っているというふうに司法が認定をしたというケース、万が一のケースを聞いているわけです。そういうケース、...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で。  この憲法解釈について、今多くの憲法学者の方々がこれは違憲だとおっしゃっておられまして、長谷部教授は九五%の憲法学者が反対するんじゃないかとおっしゃっておられますけれども。  それで、特に問題になっておりますのは、小西委員がこの間も質問しておりま...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、環境が変わったということは、今政府が認められていないという集団的自衛権一般の行使までも認めてしまうということになるんじゃないですか。
○藤田幸久君 もう時間がないんで、最後のページ、十二ページを御覧いただきたいと思います。  これもやはり先週の質問の関係でございますけれども、先週、法制局長官は、「限定された集団的自衛権と申し上げているのは、フルスペックでもフルセットでもいいのですけれども、集団的自衛権一般の中...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、自分が決めたものは該当しないと言っているように今聞こえましたですね。つまり、横畠さんが言っていることのみは可能なんだと。これは今までの歴代の法制局長官はそういう自分だけはというようなことをおっしゃっていませんですよね。  法制局長官は、私は実体的に憲法の番...全文を見る
○藤田幸久君 新三要件の方が憲法よりも上位であるということですね。それを法制局長官が、憲法よりも新三要件の方が重要である、それをお読みになれば分かると。そして、多くの憲法学者の方々が、こんなに一つの法律について憲法学者の方々が反対をしている、その法律というのに対して、これ法的な安...全文を見る
○藤田幸久君 専門家が全く反対のことをおっしゃっているということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。     ─────────────
06月17日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○藤田幸久君 今日は、四名の参考人の方々、ありがとうございます。  時間の関係で四名の方に質問できないことをお許しいただきたいと思います。  まず、佐喜眞市長に質問させていただきたいと思います。  市長さんは政治家でございますので、今日お話のなかったことも含めて質問なんです...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、私の方で質問しておりますのでお答えいただきたいんですが、したがって、今の辺野古移設案に賛成なわけですね。
○藤田幸久君 ちょっとお答えがあれなので、ちょっとまた後で質問させていただくかもしれませんが。  危険除去ということに関して小川参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどの説明の中のいわゆるプランBといいますか、危険性を除去するためのヘリコプターを移設するということの中身と、それ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、仮に今の辺野古案でいっていたにしても、今の前提の話が進めば、まさに五年以内の運用停止、五年以下で可能になるということにつながるのではないかと思いますが、そうでよろしいんでしょうか。
○藤田幸久君 そこで、もう一度佐喜眞市長にお伺いしたいと思いますが、いわゆる固定化を避けるために、今のままでいってもあと七、八年掛かると。その際に、この辺野古案でいくという案と、あるいは、今、翁長知事が進めようとしておられる、つまりある意味では全面返還の話だろうと思うんですけれど...全文を見る
○藤田幸久君 新しい基地を造らせないということですよね。
○藤田幸久君 移設ではなくて、普天間を要するに返還をしてほしいという動きをされているんじゃないかと思いますけれども、おっしゃっていることは。
○藤田幸久君 済みません、お話し中ですが、時間の関係で。  したがって、どちらの方向がこれからより効果的というふうに市長は思っていらっしゃるか、固定化を避けるためにという質問でございます。
○藤田幸久君 ありがとうございました。
○藤田幸久君 小川参考人にお伺いしたいと思いますが、いずれにしましても、地位協定の改定について、日本側がまともにアメリカ側に発信をしていないということがあると思いまして、いずれにしても、単に普天間だけではなくて、それが日米関係にとってもこれから非常に重要ではないかと思っております...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  久しぶりに財政金融委員会に参りましたが、十五分でございますので、麻生大臣、簡潔な答弁をお願い申し上げます。  昨年以来、私が質問主意書等で取り上げております特定未払債務の件であります。資料をお配りしておりますけれども、戦後処理で...全文を見る
○藤田幸久君 外地から引き揚げてこられた方々というものがあるわけですけれども、例えば、昨年問合せが年間が一千人前後、それから返還物件数も五百件近くに減少しておると。それから、払戻し実績というのが平成二十二年から二十五年まで七十七件、約二十万円というような話も聞いております。これは...全文を見る
○藤田幸久君 それは次の質問の答えでございます。今の答弁は私がこれから質問しようと思っていた質問に対する答弁でございまして、つまり活用の部分はですね。  それで、重要なことは、前回予算委員会で大臣は、所有者が判明すればというお話、答弁されているんです。ということは、先ほど申しま...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、臨時軍事費特別会計の話、質問したのでお答えになりましたが、これは、河野太郎衆議院議員が以前質問されて、それでその決算処理については対応したと思っています。  それから、大久保勉議員がいわゆる戦後処理に関して財務諸表的な観点の処理がなされていないということを...全文を見る
○藤田幸久君 いわゆる寄託したものに関してはそういう対応が必要だろうと思うんですが、寄託したもの以外のものも含めていろいろまだあるんだろうと思っています。それは実際に職員を派遣したりして一件一件見たりするのは大変かと思いますけれども、ただ、大変だからといって放っておくべきものでは...全文を見る
○藤田幸久君 では、その記憶も含めて、それから実際に対応できるものとできないものも含めた確認を含めて、是非もう一度確認をしていただきたい。  それから、二〇〇〇年以降、つまり台湾に関する支払が行われた後、政府の中で、関係する省庁の中で確定債務に関して政府内で議論をしたということ...全文を見る
○藤田幸久君 たまたま柘植先生いらっしゃいますけれども、実際に郵便関係は、いわゆる独法になった後、ちゃんと管理機構が把握をしているんです。九州の郵便局でというふうにしているんですね。だから、そういう方法も含めて、全体的に私は必要ではないかということを申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○藤田幸久君 とはいっても、それは努力目標ということですから、結果が出ない場合にはやっぱり法律でやった方がいいということになると思いますけれども。  それで、もう一つ、経済見通しに関してですけれども、この政府の経済成長率は高い経済成長率を前提とした財政健全化を描いているようです...全文を見る
○藤田幸久君 過去二年ではなくて、今後の見通しだということが重要だということを申し上げまして、時間ですので質問を終わります。  ありがとうございました。
08月19日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、夏の間、国会が延長になりまして、三大臣を始め大変精励いただいて、ありがとうございます。  そんな中、安倍総理が最近、随分ゴルフをやっていらっしゃるという報道がされておりますけれども、せっかく閣僚の皆さん始めこれだけ精励して...全文を見る
○藤田幸久君 領海の一部でしょうかという質問です。
○藤田幸久君 そのイランの関係でございますが、八月五日、本委員会におきまして白眞勲議員の方から質問がございまして、六月にイランとそれから日本の外務省の局長会議があったと。その内容について、一部報道によりますと、このいわゆるホルムズ海峡が事例に挙げられているということに関して抗議と...全文を見る
○藤田幸久君 その議事録について提出をしてほしいという白議員からの要請に対して、外務省の方からは出せないという意向のようでございますが、出せない理由について大臣あるいは上村局長からお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 先週、私は福山議員と一緒にイランのナザルアハリ大使にお会いをしてきました。内容についても、大使の方から語っていただける範囲についてはいろいろお話を伺ってまいりました。この話の内容については、大使の方は、既に外務省の立場というのは公開されている内容であるので、この内容...全文を見る
○藤田幸久君 今申しましたように、形は別にして、先方は構わないとおっしゃっているんですけれども、そもそも前回、大臣は内容について承知していないとおっしゃったわけですよ。つまり、大臣に報告がされない、あるいは大臣が重要でないと言って報告を聞かなかった内容について、先方がいいと言って...全文を見る
○藤田幸久君 その公表しないというふうに確認したというのは議事録に関してですね。いつ確認をされましたか。
○藤田幸久君 先ほどの大臣の答弁は、その後イランとやり取りをした結果、公開しないことにしたということですけれども、それは八月五日以降にイラン側とやり取りしたんですか。今の話と答弁違いますよね。
○藤田幸久君 いつですか、日にちを教えてください。八月の何日ですか、教えてください。
○藤田幸久君 私は八月十三日に大使とお会いしておりますが、お盆の最中でしたが、十三日以降に連絡取っていますか。
○藤田幸久君 後でもう一度質問いたしますが、局長会議が六月にございましたが、実はその前に、このナザルアハリ大使は外務省を訪れています。  それで、局長会議で出たような、つまり、この事例にホルムズ海峡が入っているようなこと等々について話をしたということでございますけれども、このナ...全文を見る
○藤田幸久君 局長御自身なんじゃないですか。会っていないですか。ナザルアハリ大使と二か月ほど前、つまり局長級会議の前に。
○藤田幸久君 それでは、六月の日本とイランの局長会議の前に大使がわざわざ外務省まで行かれた、それで局長が会われたと。そのこと自体が、非常に曖昧な答弁自身がおかしいと思いますが、大使が行かれたということは重い話ですよね。それで、具体的にいつですか。
○藤田幸久君 大使が外務省に行かれたということは、この安保特でいろんな形でこの事例についてホルムズ海峡が出ているわけです。これは、イランでも、日々、イランの政府あるいはメディアには伝わっているわけです。そうすると、もうしょっちゅう事例としてホルムズ海峡というのが出てくるということ...全文を見る
○藤田幸久君 この共同声明あるならば、今の論理でいけば、イランは該当しないというふうに声明しなきゃまずいんじゃないんですか。
○藤田幸久君 このイラン大使が、局長級会議、それから先ほど言いました六月八日に外務省を訪れたときにも、この声明のことと、そもそもイランはホルムズ海峡を封鎖するといった基本政策は掲げていないということを言明しておられるということですが、この六月の中東局長会議は白眞勲さんに対する答弁...全文を見る
○藤田幸久君 つまりこの五日の白眞勲議員の前までには、外務大臣は、大使がわざわざ外務省を訪れたこと、それから局長級協議があったこと、その中でこうした基本的な声明、それから、その封鎖をする政策がないと言っている基本政策というのは、イランにとって大変大きな政策を外務省側に伝えたにもか...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどの答弁と総理が違った答弁ですね。  それで、もし、たまたま質問者がそのある国を挙げたというのに応じて答えたと言うならば、ある国と友好関係があってこういう声明まで結んでいる、それに対して、ある方がたまたま質問で言ったならば、それに乗ってその例示を受けてしまうと...全文を見る
○藤田幸久君 ホルムズ海峡というのを事例として挙げたのは、政府そのものじゃないですか。そのことについてイランという国を特定して言っているわけで、しかも敷設という、具体的な敷設という言葉まで使って、これは総理は答弁しているんですよ。  ですから、今までの、今日に限っても、先ほどの...全文を見る
○藤田幸久君 では、なぜホルムズ海峡という地域を特定しているんですか。
○藤田幸久君 その唯一の例外というのはどういう理由ですか。なぜ唯一の例外。その国は特定していない、だけれども、その領海であるところのイランという国が敷設はしないということを国の政策と言っていて、その国と外務大臣自身が航行の安全について責任を担うということを声明をしておいて、そして...全文を見る
○藤田幸久君 まず、イランは敷設しないということを国の政策としてはっきり言っていて、それを外務省にも伝えている。そして、その国とこういう声明をもって航行の安全については一緒にやろうと言っている。  そうすると、それをあえて地域を特定して、この事例だと言っていること自体が理論的に...全文を見る
○藤田幸久君 確認をする上で、上村局長、八月五日以降、大使館の誰と、どういう方法で連絡を取ったのか、それから八月十三日以降、つまりお盆休みの最中でございましたけれども、いつ、誰と連絡を取ったのか、それをちょっと教えていただきたいと思います。
○藤田幸久君 質問通告、昨日しておりますけれども、八月五日以降の、つまり白眞勲議員が質問した以降ですね、それから、六月八日の事例については今日大臣に初めて質問したわけですけれども、つまり、その八月五日以降、イラン大使館とどういうやり取りをしたのか、それから、六月八日の大使が訪問し...全文を見る
○藤田幸久君 少なくとも、これ国の国会において安倍総理がイランと特定をしているわけですから、そのことと今までの答弁と違うということについての外交的な対応についてどうするかということについて改めてお答えをいただきたいと思いますけれども。  ちょっと時間の関係で、七十年談話について...全文を見る
○藤田幸久君 したがって、三千字の中で、つまり御自身が主語なのは二か所しかないという、今おっしゃったとおりであります。  他方、この総理談話が発表される直前に、外務省のウエブサイトから歴史問題に関するページが削除されたということであります。その削除をされた部分をちょっと見てみま...全文を見る
○藤田幸久君 であれば、改訂すればいいわけですね。明らかにこの削除した部分と今回の談話は、読み比べてみるとかなり違っています。  ですから、これはやはり今までの歴代の総理あるいは外務省が取ってきた政策とは違った内容の談話であるということを、これは対照表を作れば明らかでございます...全文を見る
○藤田幸久君 ほかのものは、例えば総理談話、すぐ英語その他で掲載しているぐらいのものを、それを掲載すればいいだけのことでありまして、それを削除しちゃった、これだけはですね。ということは、内容が違っていたんだろうということを申し上げておきたいと思います。  時間が参りましたけれど...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、岸田大臣、通告していない質問からさせていただきます。  今日、岸田派の総会、開かれましたでしょうか、それともこれからでございますでしょうか。
○藤田幸久君 自民党の総裁選がおありのようですけれども、御自身が立候補される表明をされたか、あるいは安倍総裁の再選を表明されたか、どちらでございますでしょうか。
○藤田幸久君 自民党の派閥の中で意思表示をされていないのは宏池会だけになるんでしょうか。
○藤田幸久君 本題に入りますけれども、資料の一、これは先日の安保の特別委員会で質問したことでございます。  これは通告をしておりますけれども、この二〇一三年十一月の岸田外務大臣とイランの外務大臣の共同声明、つまり、ペルシャ湾と太平洋とをつなぐシーレーンにおける法の支配の尊重並び...全文を見る
○藤田幸久君 外務大臣が出した声明について外務大臣に質問したのに、何で局長がそういう説明をしなければいけないのか。非常に失礼な話ですので、ちょっと一旦、ちょっと……。
○藤田幸久君 先ほどの局長の時間はちょっと返していただきたいんで、先ほどの数分の部分は追加で質問時間をいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ということは、ホルムズ海峡も、すり合わせをしてないんなら入らないということだと思います。ところが、一方で、日本の国会においてホルムズ海峡ということがしばしば出てきている。  仮に、もしそうだったとしても、逆の立場で考えますと、例えばイランの国会において、日本の関門...全文を見る
○藤田幸久君 では、イランの駐日大使が六月に二度、外務省に対して少なくとも二度、イランは機雷敷設や海峡封鎖などについて日本の国会で議論されることへの懸念を伝えたと、これは間違いないですね。  それから、イランにはホルムズ海峡を封鎖する意思も機雷を敷設する意思も政府の政策としてな...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。イランが機雷を敷設する意思もそれから海峡を封鎖する意思もないということを意思表明していることを御存じですかというのが質問です。
○藤田幸久君 イランの政策は御存じですね。イエスかノーかで答えてください。封鎖する意思もない、それから機雷をまく意思もないというイランの政策を承知しているかどうか、イエスかノーかでお答えください。
○藤田幸久君 二枚目の資料ですけど、この間の特別委員会でも使わせていただきましたが、七月十日の衆議院の特別委員会で安倍総理がイランと特定した発言をしているということについて私が質問しましたところ、岸田外務大臣は、いや、それは質疑者側の方からイランという国名を挙げて質問されたんだと...全文を見る
○藤田幸久君 違いますよ。訓練ですらこれだけ大変なのに、これを掃海するということは、これは大変なことになるからそうすべきじゃないと言っているわけですね。そうすると、例えば、藤田はこうすべきじゃないと言う質問者がいたときに、それに対してある人が藤田という名前が付いたから藤田と答えた...全文を見る
○藤田幸久君 質問者は、イランと言うべきではないということ、つまり掃海活動について、という質問に対して、イランを主語として掃海活動について言及したというのは、これは安倍総理が、質問者というものはむしろ逆の、そうすべきでないという質問に対して、イランという国を主語として特定をして掃...全文を見る
○藤田幸久君 穀田議員は、訓練ですらそうなので、したがって掃海はすべきでないというふうに、この評価を含めた意見を言っているわけであります。それに対して安倍総理は、主語で、かつイランという主語を使った上で断定的に、地域には米軍の施設等々もございますと断定をしております。そして、最後...全文を見る
○藤田幸久君 違います。質問は、無用な反発を招きかねないと思うんですがいかがかというのに対して、無用かどうかということについて答えているのではなくて、述語で言いますと、排除できない、そのように思いますと。最初の文の最後の述語であります。  それから、二つの段落の最後の方も、イラ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、質問者は、訓練ですらそうなんだから、掃海ということは招きかねないのですべきじゃないというのに対して、まして今まで特定をしていない、そしてホルムズ海峡等については特定をしていないにもかかわらず、これだけ具体的にイラン、それから米軍施設まで踏まえながら総理が答弁を...全文を見る
○藤田幸久君 しました。
○藤田幸久君 要請しましたけれども、午前中、昼間ですけれども、出てきておりませんので、提出を要請を委員長の方で計らっていただきたいと思います。
○藤田幸久君 要は、もし仮に仮定ということであるならば、そもそもその機雷敷設という立法事実、つまり蓋然性というものがないということが逆に言えるわけですから、そのことをまず確認をさせていただきたいと思います。  その上で、時間がなくなってきたので、戦後七十年談話についてお話をした...全文を見る
○藤田幸久君 揺るぎないと言いながら、一番肝腎なところ、このホームページの部分をこれ変えちゃうということは、大きく揺らぎまくっていることではないかということを指摘しておきたいと思います。  それから、今何かいろいろおっしゃいましたけれども、例えば四ページの下を御覧いただきたいと...全文を見る
○藤田幸久君 例えば、いろいろな政府が負担軽減と言っているものについての違いも指摘があるようであります。  例えば、嘉手納以南の負担軽減というのは七三・八%が七三・一%に減るだけで、〇・七%しか減らないというふうに沖縄の知事はおっしゃっています。つまり、あくまでも県内の中での移...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、エッセンスは〇・七%しか減らないということをお認めになったということだろうと思います。  それから、普天間のKC130ですか、六十三機から十五機岩国に移動して四十八機に減ったと政府は説明しているけれども、実はその後に攻撃用ヘリと大型ヘリ十機が配備されたので...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、私が言ったとおりだろうということであります。したがって、いわゆる負担軽減という部分をやっぱりこういうふうな正確な事実に基づいて進めることが必要だろうというふうに思っております。  それで、抑止力の話、先ほど佐藤委員とかなり、やらせとは言いませんけれども、や...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、今の言い方と違って、先日は中谷大臣はミサイルに対してはミサイルという言い方をしたようですけれども、今の答弁とかなり違いますが、どちらが正しいんですか。
○藤田幸久君 いや、ですから、迎撃ということではなくて、その対象に沖縄が入っているということに対して、したがって、それが理由でもって抑止力とされるのは困るというのが沖縄の立場じゃないんですか。つまり、事が起こったらどうするかというのは今のお答えですけれども、いわゆる沖縄が対象にさ...全文を見る
○藤田幸久君 沖縄県による臨時制限区域における海底調査が十日間行われるようでありますけれども、台風などで期間がずれて海上作業の一時停止期間が切れる九月九日を過ぎる可能性があるということですが、その場合でもこの沖縄県による調査は継続できるんでしょうか。
○藤田幸久君 九月九日、期限が過ぎた後もこの停止期間というものが延長される可能性についてはいかがでしょうか。
○藤田幸久君 八月の十二日に翁長知事の会見の中で、八月十二日に米軍ヘリコプターが墜落をしたわけですが、これに対していろいろ抗議しても、防衛局に、返事は決まっていると。原因究明をしたい、そして綱紀粛正の話をする、あとはまだ私たちには分かりませんという答えしか返ってこない、しゃくし定...全文を見る
○藤田幸久君 十七日以降、何もやっていませんよ。
○藤田幸久君 終わります。
09月02日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  今日も、前回に引き続き、ホルムズ海峡機雷封鎖に関して主に質問をさせていただきたいと思います。  まず、資料に書きましたが、ホルムズ海峡封鎖に関する主な経緯を書いてみました。  それで、二〇一二年の九月でございますが、アメリカが...全文を見る
○藤田幸久君 事実の違いがあると思います。  私がこの資料をこの委員会に関して請求したのは昨日でございます。今日の理事会じゃないということ。それから、外交防衛委員会で、理事会でこの資料については話合いはされていないということですから、二つの点で事実関係が違っておりますので、訂正...全文を見る
○藤田幸久君 まず、外交防衛委員会で、私は前日、資料請求をいたしました。答弁は、外務大臣自身が現在調査中であるというふうに答弁してありますから、その日じゃないということが一点と、この委員会においても、昨日、資料請求をしました。昨日、外務省から返事があって、そういったものは出せない...全文を見る
○藤田幸久君 その上で、この資料でございますけれども、お読みいただければ分かりますように、要するに、当時、外務省は、この真ん中の黄色の部分でございますけれども、イランが封鎖をするということは非常に可能性が少ない、経済的に得策でもないと、これは自分の首を絞めるようなことだというふう...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。イランは、ホルムズ海峡を封鎖する、そういう意図はないという発言があったかどうか、それについてのみ答えてください。
○藤田幸久君 つまり、イランの方で、そういうホルムズ海峡の機雷封鎖ということは意図がないというふうにおっしゃったということで間違いないですね。
○藤田幸久君 それで、そうすると、今そういう意思表示があったということで、ということは上村局長は、向こうは特命全権大使でありますから、上村局長がそういう話を聞いたということは、日本政府として特命全権大使のその意思表示を聞いたということで間違いないですね。
○藤田幸久君 そうしますと、外務大臣は、八月の五日ですか、白議員が質問したときには、報告を聞いていないとおっしゃった。しかし、その後私が聞いたときには、六月のこの十五日の局長協議に関しては後で報告を聞いた。私が実は大使に会って、六月八日に、実は既にその前に上村局長と会っていた、そ...全文を見る
○藤田幸久君 八月の五日に、これは白さんの質問に対して、御指摘の中身、具体的なものについて今承知はしておりませんとありますけれども、ということは、その段階では、イランのつまりそういう機雷封鎖の意図はないということは、その段階では承知していなかった。しかし、その後、実はそういう局長...全文を見る
○藤田幸久君 今までの大臣の答弁の中で、六月十五日の日本、イランの局長級会議については、前回の質問に対して、聞いていないと、報告を、おっしゃっていて、今は、ただしそういった話があったということを政府として実は受け止めていたとおっしゃって、それでこの八月五日の答弁では、会議の中身、...全文を見る
○藤田幸久君 では、二つお聞きします。  六月の八日のアフリカ局長とイラン大使との会談の報告及び六月十五日の日本・イラン局長協議の中身の報告、それぞれ、いつ、誰から報告を受けたか、お答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 では、いつ報告をしたのか、局長。つまり、この二つの会談内容について、いつ外務大臣に報告をしたのか、その日にちを教えてください。
○藤田幸久君 外務大臣は、つまり八月五日以前は、この二つの、六月中の駐日イラン大使が外務省で日本政府にお話をしたこともしたがって報告がなかった。それから、先週も岸田大臣が、イランが機雷封鎖をしないということはイラン大使のこの七月二十三日の記者会見等で知っているとおっしゃっていたわ...全文を見る
○藤田幸久君 資料の四ページにこの記者会見のイラン大使の言葉が出ております。  つまり、イランは、機雷を敷設をする意図がない、イランを想定しているなら全く根拠のないことだというふうに記者会見をしておっしゃいますけれども、この内容について大臣はどういうふうに取っていらっしゃいます...全文を見る
○藤田幸久君 今大臣はイランが機雷を敷設することを想定していないとおっしゃいましたが、イランは機雷を敷設する意図がないとおっしゃっています。イランがそうおっしゃっているということは間違いないですね。
○藤田幸久君 七月二十三日の会見というのは、七月十日に安倍総理がこんな発言をしているから七月二十三日に会見したんですね。それがこの二枚目の資料であります。安倍総理自身が、これ前もほかの委員会でも出しましたけれども、イラクが機雷を敷設……(発言する者あり)失礼しました。イランが機雷...全文を見る
○藤田幸久君 質問していないことについて、外務大臣、時間を使わないでください。  上村局長、さっきの答弁でなぜ大臣に報告しなかったということについて答えていないので、もう一度答えてください。答えていないですよ、さっき。
○藤田幸久君 前々から申しましているように、これ非常に中身が不透明であります。ですから、議事録の提出を、これは八月の初めから要求しているわけですけれども、まず、なおさらこれ議事録提出していただきませんとこれ審議が進まないと思いますので、是非、議事録の提出を再三にわたって委員長の方...全文を見る
○藤田幸久君 局長、答えていませんよ、私の質問に。  なぜこれだけ重要なことを大臣に報告しなかったかについて、個々にとか形容詞は入れておりますけれども、基本的に述語として報告はしていないので、なぜ報告をしていないのか、それについて答えてください。
○藤田幸久君 つまり、イランは機雷を敷設する意思がないということを外務省全体で共有している、したがって報告をしなかったということでよろしいですね。それを確認お願いします。
○藤田幸久君 にもかかわらず、つまり、共有しているというにもかかわらず、こうした事例としてホルムズ海峡を挙げた。そして、七月十日には安倍総理がこういった答弁をしている。  先ほどの外務大臣の答弁はおかしいです。これは、例えばというのは、これは最後の方で言ってあるので、安倍総理は...全文を見る
○藤田幸久君 六月一日の玄葉委員の質問に対して、領海を領有している国になると思いますとはっきり答弁しています、岸田外務大臣が。ですから、それと違う答弁でした。  要は、先ほど来、今日はっきりしたことは、日本政府として、イランが機雷を敷設する意図がないということを政府として共有し...全文を見る
○藤田幸久君 ホルムズ海峡を領海とする国、オマーンとイラン、二つしかございません。そうすると、少なくともイランに関しましてはこの敷設をする国として想定に入れないということですね。
○藤田幸久君 つまり、まず、そういう説明があったということは承知しているとおっしゃいましたけど、先ほど来確認したことは、外務省としてイランがそういう敷設する意図がないということを確認したというふうに確認をしていただいていますので、今の答弁は違うと思います。  それからもう一つは...全文を見る
○藤田幸久君 イランの意図を確認をしながらこうしたイランという特定の名前を挙げる総理、そして、そのイランという国を特定していない国から排除していないということは矛盾だろうと思いますし、いずれにいたしましても、イランが意図がないということを外務省が確認をしているということは、イラン...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。  まず、冒頭で、今日は担当大臣お二人が安保特の担当大臣お二人とダブっておりますので、この今日の条約及びその安保法案と併せて、ちょっと冒頭で申し上げたいことは、私も二つの委員会にまたがっていろいろ資料請求をしてきて...全文を見る
○藤田幸久君 では、今日の審議、採決までに是非必要な資料を出していただくという前提で質問を続けさせていただきたいと思いますので、その理解の下で、委員長の方でお計らいをいただきたいというふうに思います。
○藤田幸久君 では、採決、審議が終わるまでに努力をして結果を出していただきたいということを改めて要請して、そして今使った時間を、今後の答弁については簡潔にしていただきたい。よもや時間を無駄に使うことはやめていただきたいということで、あともう四十分しかありませんので続けたいと思いま...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は、降りられなかったので次の駅で降りざるを得なかった人がどのくらいいたかと聞いたんで、ドアのことは今申し上げませんでした。
○藤田幸久君 実際に駅で降りて、そしてホームから改札、改札から駅の方に出ようとしたけれども、エスカレーターの上の上がり下りもできなかったと。それで、非常に暑い日でしたから健康状態も崩して、将棋倒しになる寸前だったと。ここに書いてありますけれども、その辺の状況については確認されてい...全文を見る
○藤田幸久君 この資料にも出ておりますけれども、今も、地下鉄の駅も警察の要請ということだったようですけれども、そもそも国会の正門前の道路、並木通りと言われているようですけれども、この一時開放と、それから鉄柵による仕切りの中止の要請をしたけれども、警察の方で鉄柵を設けたということで...全文を見る
○藤田幸久君 まず、先ほどの写真を御覧になって、警察の方で今回は、警察発表として三万三千人と発表したそうですけれども、ふだんは発表しない。なぜ今回、この発表というか、あるいはマスコミに情報を流したんだろうと思うんですけれども、誰の判断でそういう情報を流したのか、それから三万三千人...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、流したんだろうと思うんですね。  それから、今、必要な、一時的とおっしゃったけれども、国会周辺ということを言い訳をしたようですけれども、したがって、国会周辺ですと、この写真に写っている並木通りだと三万三千人かもしれないけれども、先ほど溜池山王の話もありまし...全文を見る
○藤田幸久君 国会周辺のということですね。ですから、それが三万三千人で一時的だというふうに、そういうふうに説明をしていただきたいというふうに、今後、思います。そういうふうな、少なくともマスコミが警察がそういうふうに言っていたと言っているわけですから、そういう限定条件があったという...全文を見る
○藤田幸久君 別の場所というのはどこですか。どのくらい離れていますか。
○藤田幸久君 国会の前というのはどこですか。
○藤田幸久君 憲政記念館というのは国会の向かい側ですよね。
○藤田幸久君 それからもう一つ、大変暑い日だったわけですが、多くの警察車両がアイドリングを続けていたと。それで、そのアイドリングをストップするように、これはつまりアイドリングを続けるということは、やっぱりその排気ガスの問題もあるし、周りにいるだけで相当暑いと。それを要請したけれど...全文を見る
○藤田幸久君 ある車両として、ない車両についてなぜストップできなかったんですか。
○藤田幸久君 では、これからまた来週にかけて、それから夜もそういう可能性があるという中で、本当に先ほどおっしゃったような皆さんの生命と安全を守るということであるならば、そういう方々の安全を是非守ってほしいと思いますので、必要のない車についてはアイドリングをストップをするということ...全文を見る
○藤田幸久君 では、そういう担当者が誰であるかということを私の方にお伝えいただきたいと思います。  と申しますのは、この三十日の場合に、少なくとも国会議員十六名がたすきを掛けて現場におりました。先ほど来申しております事例の現場にも国会議員自身がいたわけです。それで、皆さんがたす...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つ、これは別の、七月十六日のようですけれども、年配の女性が体調を崩して道路に倒れ込んだと。そうすると、警察官がその女性を無理やり引きずり回したので、病人を動かさないでほしいというふうに要請をしたと。そうしましたらば、警視庁の腕章を付けた私服警官が女性を守ろうと...全文を見る
○藤田幸久君 いや、だけれども、当然警察庁とすれば、これ七月十六日の事例で、しかも警備課長ですかね、謝罪をしたというふうにありますので、知らないわけないんじゃないですか。
○藤田幸久君 課長さんまで謝罪をしているような事例について警察庁が知らないで、これだけ何万人の人が、十万人の人が来ている中で、そういった事例すら把握していないということで本当に皆さんの警備ができるんですか。
○藤田幸久君 国会で誰かが取り上げないと調べないということは、この数週間にわたりまして、七月ぐらいからです、もう二か月ぐらいたっている。それから、今週から来週にかけてもいろんな可能性がある。国民の皆さんの参加が随分増えている。ということは、今までのこういった様々な事例について調査...全文を見る
○藤田幸久君 今私が申し上げましたのは、七月十六日の事例は八月十日にこの主催者から麹町警察署長宛てに出ている文書であります。  ということは、それすら報告がなかったということについての警察の責任と、それからそういった情報を把握していなかった警察庁の責任についてちょっと答弁をいた...全文を見る
○藤田幸久君 警察庁としてそういう情報を受けているのに、国会で答弁するあなたが知らないということはどういうことなんですか。
○藤田幸久君 この出た文書以外も含めて、この数週間にいろんなことが起きていますので、それを網羅的に調査をして報告をしていただくことと、これから、今国会会期中あるいはそれ以降かもしれませんけれども、国会周辺、広い意味での周辺で起こり得ることについてどういう対応をするつもりなのか、そ...全文を見る
○藤田幸久君 では、今の答弁に基づいて、その三つの要請について、是非委員長の方でそうしたしっかりした報告が警察庁の方からあるように取り計らいをお願いしたいと思います。
○藤田幸久君 それでは、条約について一つ質問をさせていただきます。  本年六月にオマーンとの投資協定が署名されました。それから九月七日には、核問題での最終合意を受けて経済制裁の解除が決まったイランとの間で投資協定交渉が開始されています。  政府は、今後こうしたイランとあるいは...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、ホルムズ海峡の機雷掃海の事例に関して質問いたします。  まず、今までいろいろ質問してまいりましたが、いわゆるホルムズ海峡事例の立法事実は何でしょうか、岸田大臣。
○藤田幸久君 立法事実、全く聞こえませんでしたが。  中谷大臣、今まで過去二回のホルムズ海峡における機雷敷設について、一つはイラン・イラク戦争のときのイラン、それから湾岸戦争のときのイラクと、二回あったと説明されていますけれども、今回のいわゆる事例に関して、この二つの国による敷...全文を見る
○藤田幸久君 いや、イラン、イラクについて精査したんですかという質問です。
○藤田幸久君 そんな中で、大分やり取りしてきましたが、資料の二ページ目御覧いただきたいと思いますが、これは、先週、安保特での質疑であります。この結論は、日本政府として、イランが機雷を敷設する想定はないと、そのイラン政府の確認をしていただきました。つまり、これはイランが機雷を敷設す...全文を見る
○藤田幸久君 意図はないということは、敷設する想定はないというふうに日本政府は認識していないんでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、意図はないと発言しているけれども、それ以上に可能性もあるという想定があるということですね。
○藤田幸久君 では、イラクが機雷を敷設する意図、あるいは想定についてはどう考えているか。これは中谷大臣にお聞きしたいんですが、今まで二回事例がある、イラン、イラクと。イランについては、少なくともそういう意図については確認をしている。イラクの可能性についてはどうお考えですか。
○藤田幸久君 イラクの敷設の可能性についてのみお答えください。
○藤田幸久君 つまり、特段確認はしていないけれども、将来イラクというのも生じ得るということでよろしいですね、今の答弁ですと。
○藤田幸久君 今までの話聞いていますと、特定の国を想定しない、そして存立危機、シーレーン等々ということになると、例えば関門海峡が機雷敷設をされますと、これ日本の存立危機事態に陥りますね。いかがですか。
○藤田幸久君 ということは、ホルムズ海峡という地形あるいは地域を特定せずに、日本のいわゆる経済的な存立も含めたシーレーンの危機を中心としたいわゆる存立危機事態に陥るというふうに表現しておけば、ホルムズ海峡も関門海峡も含めて、この要件として、事例としてぴったり成り立つんじゃないです...全文を見る
○藤田幸久君 要は、今日最初から最後まで、立法事実がまるでないということの証明であった答弁だろうと思いますので、要するに、ホルムズ海峡という地形を、あるいは地域を特定する必要がなくて事例として十分成り立つという答弁であったと。したがって、立法事実が存在しないということを申し上げて...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと答弁長いんですが、要するに、ホルムズ海峡での機雷掃海を行うということは交戦権の行使に当たるんじゃないですか。
○藤田幸久君 いや、だから、それは交戦権かと聞いているんです。
○藤田幸久君 臨検じゃなくて、機雷掃海は武力行使だけれども交戦権に当たらないと。なぜ当たらないんですか。
○藤田幸久君 全然違うと思いますけど、あと三分しかないので、ちょっと沖縄の関係、一つお聞きします。  いわゆる集中協議が決裂的に終わったようですけれども、政府とすれば、中谷大臣、ボーリング調査をいつ再開するのか、それから本体工事をいつ始めるのかについてお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○藤田幸久君 翁長知事は十九日以降に埋立承認の取消し等を検討するという報道がありますけれども、いわゆる取消しを沖縄県側が求める前にボーリング調査を再開するんですか、それとも後になるんでしょうか。
○藤田幸久君 岸田大臣に、このホームページの削除、八月十四日以来されております。削除されてから一か月近くもたってまだそのままであるということは、よっぽどこれ深刻な問題なので削除されていると思っておりますが。  この歴史問題QアンドAというところで、我が国はかつて植民地支配と侵略...全文を見る
○藤田幸久君 また時間を随分使わされましたけれども、要は、安保法案いつ採決するつもりか分かりませんけれども、それを見ながら、このホームページあるいは沖縄のボーリング調査を検討しながら政府がやっているという、そういう姿勢に対して非常に遺憾だということを申し上げて、質問を終わりたいと...全文を見る
09月18日第189回国会 参議院 本会議 第43号
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○藤田幸久君 民主党・新緑風会の藤田幸久です。  ただいま議題となりました中谷国務大臣問責決議案につきまして、会派を代表して、賛成の立場から討論いたします。  中谷大臣は、自分を鍛えてみたいとの思いから防衛大学に進学し、陸上自衛官となりました。陸上自衛隊ではレンジャー部隊の教...全文を見る
○藤田幸久君(続) 自衛官のリスク対策が十分担保されていない欠陥法案を提出しているのです。あなたは、多くの自衛官の命を最も軽視した防衛大臣として歴史に名を残すことになります。これまでの輝かしい実績と人柄を差し引いても余りある今回の安保法制の危険性と、国民の意思や憲法や命を無視する...全文を見る
○藤田幸久君(続) 野党議員が表決権を行使できなかった今回の採決は無効であります。  そのことも指摘して、中谷国務大臣問責決議案に対する私の賛成討論を終わります。(拍手)
09月24日第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  まず、今回の災害で犠牲になられた方々、そして被災された皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  災害支援に与野党はないというのが私の考え方でございますが、そんな意味でも、今日、委員長を始め皆さんの配慮によりまして、こうし...全文を見る
○藤田幸久君 多分、今のままだと、今回のようなかなり大きな災害が急に起こると難しいんじゃないかと思うんですけれども、これは私の提案ですけれども、やはり一番効果があるのは、抜き打ち検査じゃないですけれども、抜き打ち検査的なものが私は一番効果があると思っておりますので、是非そういった...全文を見る
○藤田幸久君 是非御検討いただきたいというふうに思っております。  それから、災害廃棄物については先ほど来質問が出ておりますが、加えて医療廃棄物の処理についても併せてお聞きしたいと思っております。  それで、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の改正法が成立、今国会でしたわけで...全文を見る
○藤田幸久君 激甚災害指定との関係はどちらが。
○藤田幸久君 類似した質問ですけれども、個人の住宅敷地内の土砂撤去の費用負担、国としてどういう支援策を講じるのか、これについてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 そうしますと……
○藤田幸久君 また、この質問、関連で後で質問したいと思います。  先ほど増子先生からお話もございました被災者再建支援法に関してですが、別の角度から。今までは被災世帯を全壊とか大規模半壊にほぼ限定されていたわけですが、先ほどの床下浸水も含めまして、今回いろいろ行ってみますと、半壊...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、先ほどの質問の床下についてとかあるいは半壊については、このいわゆる再建支援法については国としてはやらないので、地方公共団体の方でやってくれという答えですよね、増子先生と私に対しても。そういうことでいいんですね。
○藤田幸久君 つまり、それについて検討することをしないという答弁があったというふうに理解をしながら、次の質問に移りたいと思いますけれども。  農産物の被害の救済支援についてでございますけれども、農業共済制度の対象には収穫までということになっておりますので、収穫後の米について救済...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、この新聞記事に出ておりますように、この人のお宅にあるわけですから、これ評価ができますね、完全に、数字も。その場合でも対象にならないんでしょうか。
○藤田幸久君 ですから、実際に困っていらっしゃるという方がいらっしゃって、その評価の方法とかいうことであるならば、知恵を出して、対象拡大をするのか、評価の仕方を考えるのか、いろいろやり方があるでしょうということを与党の皆さんもうなずいて、おっしゃいますので、ちょっとその辺、是非前...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっとひどい話でありますが。  時間の関係で先に行きますが、関東鉄道常総線の全面復旧に向けて、一つは財政的な支援、二つ目は、これはやっぱり中小の地方の会社にとっては大変大きな被害でございますので、いろいろな意味での技術支援、両方必要だろうと思いますが、国交省の対...全文を見る
○藤田幸久君 今法律って話がございましたが、例えば一万四千人のボランティアの方を運んだバスは、実は地元に関東鉄道あるんですが、バス出せなかったんです。ですから、鉄道だけじゃなくてバスです。ということは、ライフラインそのものでございます。ですから、そういう観点からの対応を是非してい...全文を見る
○藤田幸久君 次に、資料の二枚目と三枚目、お配りしましたが、実は今回のこの被災した鬼怒川を中心とした被災地域でございますが、この決壊した鬼怒川、それから、ほかに常総市、筑西市、下妻市等でも越水がございました。済みません、今日は茨城だけでちょっと質問しております。  その中で、い...全文を見る
○藤田幸久君 茨城県の四つの河川、鬼怒川、小貝川、久慈川、那珂川の無堤防地域で越水等の災害の可能性を認識している箇所は何か所ぐらいございますか。
○藤田幸久君 いや、私も今度調べてみてびっくりしたんですが、いわゆる無堤防区間や幅や高さが不足している区間が鬼怒川で五七%、那珂川で六三%、久慈川で七三%という国交省の数字でありますが、間違いございませんですね。
○藤田幸久君 さらに、この三枚目の資料を御覧いただきますと、上野先生の栃木から茨城に流れている川でございますが、一つは、中流と下流の危険性が実は高いというのが今回一つ現れたわけであります。  例えば、栃木県の塩谷町よりも常総市の方が川幅が狭いんです。この日の、九月の十日の午前零...全文を見る
○藤田幸久君 では、それを進めていただく必要が今回更にあったということだろうと思いますので、更にお願いをしたいというふうに思っております。  それから、今まで質問してまいりましたが、山谷大臣、やはりいろいろな項目が激甚災害指定に関係していると思います。これが大体いつ頃までに閣議...全文を見る
○藤田幸久君 今言っていただくことが希望につながるものですから、是非おっしゃっていただきたい。希望の心を折らないようにしていただきたい。  それからもう一つ、最後に申し上げますが、今回、私、感じましたのは、常総、私も六回、七回行っておりますけれども、人道援助のオリンピックのよう...全文を見る
○藤田幸久君 せっかくの機会ですので、例えば今日も、農業共済あるいは被災者再建支援法、幾つか、この対象が拡大すれば、あるいはこの条件がバージョンアップすれば、これが柔軟になればと幾つか項目が出てまいりましたし、今までも、いろいろこの四年半の中で出てきた項目について、これがバージョ...全文を見る
○藤田幸久君 では、よろしくお願いいたします。