藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月04日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○藤田幸久君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
02月17日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。  報告をいただきました委員の先生方、ありがとうございました。  まず、石井委員にお伺いしたいと思いますが、ペリリュー島も行っていただいたということ、大変感謝申し上げたいと思っております。ペリリュー島は、昨年、両陛下が訪問していただ...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党・新緑風会の藤田幸久でございます。今日はたくさんの大臣お越しいただきましたが、よろしくお願い申し上げます。  今日は、安倍総理が初めは御出席という予定でございましたが、状況が変わりましたので、初めは特に黒田総裁を中心にお伺いをさせていただ...全文を見る
○藤田幸久君 そういう面もございますけれども、いろいろ懸念されておりますマイナス面についていろいろの面が出ておりますけれども、このマイナス金利導入によるマイナス面の影響についてどういうふうにお考えか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 資料をお配りしておりますが、一枚目に、これ昨日の新聞でございますけれども、元日本銀行副総裁、それからその前は元財務事務次官でございました武藤さん、今オリンピックの事務総長で有名でございますけれども、この方が、ヨーロッパにおける四つの中央銀行の事例を紹介し、株価にはほ...全文を見る
○藤田幸久君 何か歯切れの悪いあれでしたが、そもそも、ヨーロッパのデンマーク等お話が出ましたが、例えばスイスなんかはマイナス金利導入の目的がそもそも違うんではないかと。例えば、マネーロンダリング対策等もございますし、元々、ある意味ではかなり違った目的で導入をしておりますヨーロッパ...全文を見る
○藤田幸久君 黒田総裁は、原油価格、最近は政府は原油価格の下落と中国経済のことをいろいろ理由に挙げられますけれども、マイナス金利導入をされる段階は既に原油価格の流れはずっとあったわけで、それから更に継続するということは、これは日本銀行の皆さん方分かっているはずで、それから総裁自身...全文を見る
○藤田幸久君 この武藤元副総裁は、今、黒田総裁がいろいろおっしゃっていましたけれども、苦しい答弁をされておられますけれども、これをどこまでも下げ続けることはできない、長期の継続性がどの程度あるか疑問だと。  先ほどの理由でいきますと、これ〇・一を更に下げていかなければいけないと...全文を見る
○藤田幸久君 二%を二年以内にとおっしゃったのがずれてきて、いろいろ金融緩和されてきて効果がなくて、今度マイナス金利導入。だけれども、事例となるヨーロッパの事例も非常に根拠が薄い。ということは、その更に深掘りをするしかないんだろうと思うんですけれども、それでも本当に今度は先延ばし...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、金融の仲介機能についてお話ありましたが、既に都市銀行はかなり今までこの数年間における蓄積がありますけれども、地方銀行それから生保等は、ほぼ金融機関としての仲介機能が我々から奪われてしまった、あるいは、その裁量権限が金融機関から日銀の方に奪われてしまったという...全文を見る
○藤田幸久君 まあ、メガバンクの収益はこれからそれを出せという話になるかもしれませんけれども、地方銀行等に関しては、これ後は金融庁にお任せでは済まないわけで、大変なこれ深刻な状況になっていると思いますけれども。ということは、ますますこれ地域間格差が広がっていく、ますます、需要がな...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど来、こういうマイナス金利、質、量、金利というのを続けることによって目標を達成というふうにおっしゃっていますけれども、これもまた先ほどの武藤元副総裁のコメントに戻りますけれども、日本経済についてはデフレ脱却から程遠い状況にある、物価上昇に頭打ち傾向が出ていると。...全文を見る
○藤田幸久君 原油価格については、去年から傾向が続いてきて、そして、一月二十八日、二十九日に決定されたんですよ。それから先のことではなくて、既に下がってきている中で、その状況の中で決めたんですよ、一月の二十八、二十九日に。ですから、今の理由は理由になりませんよね。その先、つまり、...全文を見る
○藤田幸久君 黒田総裁はジョゼフ・スティグリッツ教授は御存じでしょうか。私も二月の初めニューヨークでお会いをして、一緒にお食事をしてまいりましたけれども、スティグリッツ教授と黒田総裁の今までのお付き合いについておっしゃっていただきたいと思います。
○藤田幸久君 スティグリッツ教授が、ちょっと資料として二枚目、三枚目、お配りさせていただきましたけれども、FRBのゼロ金利政策は格差を助長するとおっしゃっておられます。この長期に及ぶゼロ金利政策と債券購入策について、既に大きかった国内の格差を更に拡大したと。次の段落に行きまして、...全文を見る
○藤田幸久君 逃げないでいただきたいんですが、私の質問は、スティグリッツ教授と議論したことはありますかという質問じゃなくて、ゼロ金利は格差を助長するという考え方についてどうお考えですか、更に加えれば、マイナス金利はもっと格差を助長するという考え方についてどうお考えですかという質問...全文を見る
○藤田幸久君 私も、総裁が、最近委員会で答弁を聞いておりますと、やっぱり個人に対する負担というものは増えるだろうと、金融機関とか企業は別にして、国民の財布といいますか、実質的な生活はむしろやはり苦しくなるだろうと、国民の皆さんに対する影響は相当あるだろうという答弁されていますけれ...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つの今回の流れの中で、先ほども総裁がおっしゃっておられますけれども、国債の金利が下がっていくと。この国債の金利を下げること自体が今回の実はマイナス金利の大きな目的ではないかというふうにも感じられますが、そのことについてはどうお考えですか。
○藤田幸久君 資料の六枚目をちょっとめくっていただきたいと思います。こういう青い棒グラフでございます。  これは、一月の投資家別の国債売買差額でございます。これは一月だけでございます。御覧になって分かりますように、外国人が圧倒的に多いわけであります。これは、この中には投機筋、ヘ...全文を見る
○藤田幸久君 自由にできるから国の一番重要な金融あるいは経済そのものが結果的に大変な状況になってしまうということを避けるための危機管理的な意味からも、私は中央銀行総裁の仕事というのは大きいと思っております。  そんな中で、金融政策決定会合について、ここで一旦質問させていただきた...全文を見る
○藤田幸久君 五名が賛成しているということは、総裁プラス二人の副総裁で三名で、これ、副総裁は総裁と同じいわゆる執行部であります。ということは、五人が賛成で四人が反対ということは、実質は三人が賛成で四人が反対で、反対が多かったと、実質的には。そういうことになりませんか。
○藤田幸久君 私が調べた範囲では、一万田総裁以来十四人の日本銀行の総裁いらっしゃいますが、副総裁がこの政策決定会合で反対したのは一回しかありません。  つまり、苦しい答弁されましたけれども、実質的には副総裁というのは総裁と一緒に執行部で提案をされるわけですから、その中でこれだけ...全文を見る
○藤田幸久君 では、今回の一月二十八、二十九日の政策決定会合で総裁が議決された報告をする前にその情報がマスコミに漏れた、その原因は追及、調査はできましたでしょうか。
○藤田幸久君 財務副大臣と内閣府の副大臣、政府という場合にはその方だけでございます。その方々は少なくとも控室で携帯電話を置いていっている。  今までこの政策決定会合の情報が公表前に漏れた事例はありますでしょうか。
○藤田幸久君 つまり人任せ。ある意味ではそれぞれにお願いしたんだろうと思いますが、内閣府あるいは財務省の中から漏れたと、つまり日銀ではないと。したがって、可能性があるとすれば副大臣あるいはその事務方、二つの省庁の関係者から漏れたという理解でよろしいんですか。
○藤田幸久君 日本銀行総裁、一万田総裁から十四名でございます。日本銀行の総裁というのは、本当に日本を代表する大変な政策決定をされる方であります。歴史に残るような方がたくさんいらっしゃいます。一万田元総裁はサンフランシスコ講和条約の政府委員でいらっしゃった。あるいは、前川レポートの...全文を見る
○藤田幸久君 総裁、総裁が総裁になられてから取ってこられた政策というものが結果も出ない。そして、これは今までの日本銀行の政策をかなり変えてきたことがあります。そして、この金融政策、そして結果的にこの日本の実体経済が良くならない。そうすると、相当無理筋でやってきたこのやり方は後で相...全文を見る
○藤田幸久君 時間が大分たってしまったんで、塩崎厚生労働大臣、GPIFについて伺いますけれども、非常にハイイールド債の購入が多いと。これは、政府の説明でもかなりこのハイイールド債というものはデフォルトの可能性もあるとまで出ておりますけれども、これだけそのハイイールド債を購入してい...全文を見る
○藤田幸久君 厚労大臣、もう一つ。以前も厚生労働委員会で質問いたしましたが、片目失明者の障害基準について、資料をお配りしておりますけれども、これ六十数年間基準が変わっておりません。片目が失明であっても〇・六以上片方の目が見えると障害者基準に満たさないと。そのことについては今対応を...全文を見る
○藤田幸久君 時間も少なくなってまいりましたので、官房長官お越しいただいているんですが、二月二十七日の記者会見で菅官房長官は、消費税に関して、税率を上げて税収が上がらないようなところで消費税を引き上げることはあり得ないとおっしゃっておられますが、この真意、そして現在の状況との比較...全文を見る
○藤田幸久君 最後の質問ですが、国土交通大臣お越しいただいております。  昨年の常総市を中心とした堤防の決壊等につきまして明らかになったことは、いわゆる無堤地域が非常に多い、茨城県だけでも四つの河川で無堤防地域が非常に多いと。そして、今回決壊したところも、県の管理の八間堀川も含...全文を見る
○藤田幸久君 まだもうちょっと時間があると分かりましたので、防衛大臣にお伺いしたいと思います。  資料も付けておりますけれども、最後から四枚目ぐらいから、これは小川和久さんという軍事アナリストのメルマガに出ておりますけれども、いわゆる海兵隊のヘリコプター部隊基地と地上部隊訓練場...全文を見る
○藤田幸久君 それから、日本では無給油で二時間以内ということが議論になっておりまして、したがって六十五海里以上には離せないという話だったわけですが、実際には普天間基地の海兵隊には二〇〇八年から無給油で三・三時間の飛行が可能なヘリコプターが配備されているということがこの情報にもあり...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、二〇一二年まで防衛省は気が付かなかったということでありますけれども、今の段階で考えてみると、アメリカにおいても六十五海里以上のそもそもそういうことが行われていて、今現在、普天間におきましても三・三時間飛行可能なヘリコプターがあるということは、今考えれば...全文を見る
○藤田幸久君 基準であったとは認識していないということは、アメリカ政府が言っている言っていないにかかわらず、当時いろいろ政府内では六十五海里以上は無理だというふうな議論があったことは確かでございますけれども、それを遡って否定をされるということですか。
○藤田幸久君 ということは、今後、日本政府の政策決定において、六十五海里以上、普天間からですね、のところに代替基地を建設をする、あるいはその一部をということも可能であるということですね。
○藤田幸久君 したがって、今後は六十五海里以上でも可能だということですね。
○藤田幸久君 最後に、その関係で、外務大臣、資料の後ろから二枚目ですけれども、これは、原口一博議員がこの間、予算委員会で質問したことに対する外務省からの理事会に出された文書であります。  この六十五海里というものが当時議論になっていたということに対して原口議員が質問したところ、...全文を見る
○藤田幸久君 なぜそうなったのか。修正の前、なぜこの文書を出したんですか。
○藤田幸久君 終わります。ありがとうございました。
03月10日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。一時間よろしくお願いいたします。  まず、資料をお配りしておりますけれども、昨年、外務省のホームページの中で歴史問題QアンドAという部分が削除をされ、一か月ほどでございますけれども、その後、復活をいたしました。 ...全文を見る
○藤田幸久君 なぜこのQアンドAというものを変えなければいけなかったか、理由をお聞かせいただきたいと思います。
○藤田幸久君 今日資料をお配りしておりますけれども、大きく変わったところを三つほど挙げさせていただきました。左側が八月十四日まで、右側が九月十八日以降でございます。  一番上の問い一、さきの大戦に対して、日本政府はどのような歴史認識を持っていますかという質問に対して、左側、つま...全文を見る
○藤田幸久君 であるならば、今おっしゃったことをそのまま書けばよろしいわけで、それをあえて書かないでリンクだけ載せてあること自体が非常に大きな違いでありまして、ボリュームのことをおっしゃるならば、別に今までだってそのリンクを載せればいいだけのことであって、今回あえてそれを直接表現...全文を見る
○藤田幸久君 まず一番目は、談話が閣議決定されましたと、安倍総理がこういうふうに感じましたとは言っておりません。それから二つ目のところも、内閣総理大臣談話の中で明確にしましたと書いてありまして、主語が入っておりません。ですから、認識が同じならばそう書けばいいわけで、それが書いてな...全文を見る
○藤田幸久君 十二月二十八日からもう二か月以上たっておりますので、この部分も、せっかくでございますから、この日韓合意について是非記載をされますことを要望しておきたいと思います。  さて、続きまして、今朝五時頃でしょうか、北朝鮮による新たなミサイル発射があったというふうに聞いてお...全文を見る
○藤田幸久君 大変ゆゆしき事態でございますので、是非適切な対応をしていただきたいと思っております。  そこで、先日、国連の安保理におきまして北朝鮮に対する制裁決議案が通ったわけでございます。この背景として申し上げておきたいのは、二〇〇九年の第二次核実験以来、中国は、まずアメリカ...全文を見る
○藤田幸久君 その強化の部分は一番米中間で詰めたのじゃないかと思うんですけれども、この決議の内容を把握されたのはいつ頃でしょうか、具体的にお答えください。
○藤田幸久君 今回の制裁が成功するかどうかは中国が制裁を本当に実施するかどうかに懸かっていると思っておりますけれども、これまで安保理は、制裁決議で制裁実施状況を監視、分析するための専門家パネルを設置をし、定期的に報告を受けているわけですが、例えばこういう専門家パネルが中朝の国境地...全文を見る
○藤田幸久君 同じ決議で一八七四というのがありまして、その本文の十二条で、公海上を航行する船舶が制裁対象物資を運んでいる疑いがある場合、その船が所属する国の了解がある場合には臨検することを要請するとありますけれども、例えばアメリカ軍が日本海などの公海上で北朝鮮に向かう船を臨検する...全文を見る
○藤田幸久君 次の質問に移ります。  資料の二枚目に先週の私の予算委員会の議事録が出ております。この中段の左の方に線が引いてありますが、海兵隊における訓練場と航空部隊の距離の制約というものがこの数年話題になっておりますが、実はアメリカにおいては、ここに書いてありますように、空地...全文を見る
○藤田幸久君 こういう、何というんですかね、ごく簡単なことをいつ把握したか分からないというのは、非常に不思議な気がいたしますけれども。  ところで、当時、二〇一〇年頃でございますけれども、この距離の問題が話題になりまして、当時の事務方が当時の閣僚に説明したということが最近、委員...全文を見る
○藤田幸久君 端的に聞きますと、そうすると、配備であるならば距離的制約があるけれども、訓練であるならば距離的制約はないということですね。
○藤田幸久君 次の三枚目の、これも同じように先週の私の予算委員会の議事録でございますが、いわゆる距離的制約ということに関しまして、まず大臣は、これ右側の方にラインを引いておりますけれども、この六十五海里が基準であるというふうには認識しておりませんと。それから、左の方の線でございま...全文を見る
○藤田幸久君 そうすると、日本における在日米軍の海兵隊のいわゆる基地とヘリ部隊の距離の制約については、アメリカがそういう基準を設けていようが設けていまいが、日本においてはそういう距離基準というのは適用されないというのか、それとも、日本においてもその配備に関しては距離的制約というも...全文を見る
○藤田幸久君 先週私が質問しましたのは、今アメリカでは実は九十海里以上という事実関係も明らかになった以上、その距離的制約というものは必要ではないといいますか、したがって、今でも距離的制約というものが、今の政府がですよ、距離的制約というものを認識しているか、あるいはそれが要素に入っ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、現在は九十海里以上という理解でいいんですか。
○藤田幸久君 この新聞記事が朝日新聞によって開示されておりますけれども、これには、当時、この文書の中には、船越外務省日米安保条約課長それから芹澤防衛省日米防衛協力課長、この方々にこの文書の有無について調べたと聞いておりますけれども、まず外務大臣、この船越当時の課長は現在は国家安全...全文を見る
○藤田幸久君 当時の、そうしますと関係の方々及び政務三役等も含めまして確認をされたんでしょうか。
○藤田幸久君 防衛大臣も同じ答えをされると思いますので、一つだけ。じゃ、芹澤さんはやはり国家安全保障局に現在勤務しているかどうかだけお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 それで、この関係で原口議員が衆議院の方で質問されて要求されたところ、外務省の方から、これ五枚目の資料に入っておりますが、回答が寄せられました。  回答は、要するに、一つは検討の内容に関わる文書、一種の説明文書で、これはあるけれども公表できないと。二つ目は、公文書と...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、端的にお答えいただきたいと思いますけれども、公文書を実際に作成していたのであれば存在が確認できないということはないんだろうと思うんですけれども、つまり、作成していなかったか、あるいは作成していて文書が満期になって廃棄していたか、どちらかだろうと思うんですが、...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  ということでございますので、この確認されてないということに関しまして、大臣の方でもう少し作業を是非進めていただきたいということを要請しておきたいと思います。  それで、時間の関係で次に進みたいと思いますが、資料のこれ五枚目になるんでしょ...全文を見る
○藤田幸久君 加えて、そもそもなぜ深いところを選ばなかったのかということもありますけれども。  次に移りますけれども、普天間飛行場の移設費用に関しては、平成十八年度から平成二十六年度までの経費が約四百七十億円、それから平成二十七年度の予算計上が千七百三十六億円、契約ベース、それ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、総工費約三千五百億円以上の八割が既に使われると、今年の年度まで。これ八割なんですけれども、ということは、お聞きしたいんですが、工事全体の何%完成したと、あるいは今年中に、年度中に何%完成するんでしょうか。
○藤田幸久君 それは工事全体でどのぐらいできるんですかと。三千五百億円に対して二千八百億円。
○藤田幸久君 つまり、三千五百億円のうち二千八百億円を使って、例えば、普通に考えれば、飛行場の単純に考えれば八割の埋立てが終わって、実際に滑走路ができて、そして、八割ができていなければおかしいですね、来年の三月まで。そういう見通し、あるんですね。
○藤田幸久君 そうすると、あと七百億円程度で、平成二十九年度予算を使って、埋立ても終わり、滑走路もでき、建物も全部できるという予定でいいんですね。七百億円、以上でできるわけですね、これから埋立ても滑走路建設も建物も含めて。それでよろしいですね。
○藤田幸久君 全く現実に合わない話で、滑走路を造るんですよね。滑走路というのは大体V字で千二百メートルプラスアルファ、千八百メートルですね。例えば、滑走路とそれから主な施設等々、大体これ、国の予算なんですから、税金ですから、大体このぐらいになるということを、何か環境対策とかそうい...全文を見る
○藤田幸久君 本当にひどい話で、どんどんどんどん予算が膨らんできていると。八割予算を使いながらまだ滑走路もできていないという状況については、とにかく今申し上げましたように是非数字を出していただきたいと思います。  ところで、辺野古基地建設に関する政府と沖縄県の和解について伺いた...全文を見る
○藤田幸久君 国による埋立ての設計変更を沖縄県知事が承認するか否か、これは和解の対象に入っているのかどうか、入っているとすれば、それはこの合意文書のどこに明記されているんでしょうか。
○藤田幸久君 いや、要するに、この合意文書の和解の対象に入っているかどうか、それは書いているんですかという質問です。それだけお答えいただきたい。
○藤田幸久君 そんな中で、三月の七日でしょうか、石井国土交通大臣は沖縄県知事に対して、埋立承認の取消処分に対する是正の指示文書を出しました。なぜこのタイミングで出したんでしょうか。
○藤田幸久君 そうおっしゃいますが、これ、和解条項を見てみると、すぐにとか、いつとかいうことは書いていないんですね。だから、どこかの段階で是正の指示をということを書いているだけで、先ほど来、中谷大臣は、様々に誠意を持っていろいろと話合いをしながら、認識の異なりがないようにとさんざ...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、和解条項には是正の指示と書いてありますけれども、一方で協議しているわけでしょう。協議中に何で出すんですかと聞いているわけですね。  先ほど来、防衛大臣は丁寧にと、それから、実際に防衛省の事務方に聞いても、どこを実際に止めるのか、これは沖縄側と協議しながら...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、同時並行ということは、片方で話合いをしながら片方で文書をたたきつけるということを同時並行と。つまり、片方では仲よくしようと、片方ではたたきつけると、まさに上意下達のようなことをやっているということではないかと思いますので、それではなかなか難しいんだろうと思う...全文を見る
○藤田幸久君 思い出しますのは、昨年、防衛省と沖縄県との間で工事の一時中断がございましたですね、約一か月ぐらいだったでしょうか。その工事中断が終わって再開した、ボーリング調査ですか、再開したのは九月ですね。いつ頃か大体覚えていらっしゃいますか。
○藤田幸久君 先ほどの外務省のQアンドA、これも一旦削除して、再開されたのが九月十八日。沖縄と政府との間の工事中断、中断が再開されたのが九月中旬。要するに、安全保障法案が強行採決をされた辺りであります。したがって、去年も、何か一旦話合いをしていながら、安保法案がいよいよとなってき...全文を見る
○藤田幸久君 最低のことについては、委員長の方に、委員会の方に出していただきますことを要請をいたしまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月22日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○藤田幸久君 おはようございます。民主党の藤田幸久でございます。  今日は、JICAの北岡理事長、お越しをいただきましてありがとうございます。  私も、ODA予算が増えたんでございますが、今日前半はJICAの応援団として幾つか質問させていただきたいと思います。  私は今まで...全文を見る
○藤田幸久君 まさに七十二時間前にできるだけ到着をするように幾つか提案をしてまいりました。チャーター機についても、私が実はカシミール地震の後、提案を申し上げまして、チャーター機の選択、それからケース・バイ・ケースの対応というのは大分進んできたというふうに聞いております。それがカシ...全文を見る
○藤田幸久君 現場の隊員の皆さん方は、早くさえ着けば我々は機材も技術もあるんだと燃えていらっしゃいますので、是非更に改善をしていただきたいと思います。  それからもう一つは、麻酔薬の件でございます。  これは、二〇一〇年に私ハイチに行ったときびっくりしたんですが、緊急援助隊と...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  引き続き、是非改善を積み重ねていただきたいと思います。  それでは、JICAのいわゆる支援量の拡大と迅速化ということについて質問させていただきたいと思います。理事長、丁寧にお答えいただくので、ちょっとはしょって三つぐらいに絞ってやります...全文を見る
○藤田幸久君 二枚目の資料でございますけれども、これはプレ・プレッジということを事前にすることによって早めるということでございますけれども、このプレ・プレッジの発出等による改善点についてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 それから、三枚目の資料をお配りしておりますけれども、外貨返済型円借款の中進国への導入ということでございますけれども、これについてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ありがとうございます。  この十二項目で立て付けは非常にいいんだろうと思いますけれども、あとは魂をしっかり入れていただいて、制度を変えたときに、確かにこれ良さそうなんですけれども、実行していく段階で何か魂が入らないと、あるいは逆にシステムが複雑過ぎて実行ができない...全文を見る
○藤田幸久君 委員長の御指示というのは、ちょっと時間の問題で。  ただ、私、JICAのいろいろな資料を読んでおりますと、普遍的価値の共有、開発途上国における女性の活躍と歴史認識の共有というようなことが書いてございまして、私はそういう観点からも、この歴史認識、それからいろいろな国...全文を見る
○藤田幸久君 その会議に、このG7サミットの先導役といいますか、かじ取り役のシェルパであるところの長嶺外務審議官、御出席のことは御存じでしょうか。
○藤田幸久君 今回、二〇一六年G7サミット市民社会プラットフォーム、これは全国組織、それから今回三重県がサミットの主会場ということでございますので、東海三県のNGO、NPOによる東海「市民サミット」ネットワークというものが結成され、その結果、その皆さんに、シェルパである長嶺外務審...全文を見る
○藤田幸久君 同じ関係で、いわゆる持続可能な開発目標、SDGs、これは先進国も、途上国ばかりではなくて、実施に取り組むユニバーサルな開発課題であるということになっておりまして、日本においてもSDGsの取組に関して、これは国内関係の政策に関わる関係各省庁とも連携をして対応していただ...全文を見る
○藤田幸久君 急がせていただくということ、大変力強い答弁、ありがとうございます。  整理しますと、最初に申し上げましたこのG7サミット市民社会プラットフォーム、あるいは東海「市民サミット」というのはどちらかというと外務省中心の案件が多いと思いますので、これはまず一旦外務省として...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、外務大臣、こういう形で決議の、今後理事会協議あるいはこの委員会でも検討されていくわけですが、そういうことも含めて、せっかくサミットを日本でされるわけですから、こういう院の動きとも絡めて政府内に特にSDGsに関する仕組みをつくっていただくことが、これは外務省ま...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、北岡理事長、突然でございますけれども、今お聞きになっておられまして、積極的平和主義をより効果的に世界にもアピールするためには、軍事的な面もそうですけれども、今回のような動きというものが非常に重要ではないかと。先ほど来お話が出ておりますSDGsの取組等も含めま...全文を見る
○藤田幸久君 若干一、二分ございますので、あと北岡理事長の方から、現場で、JICAの方で活動していく際に、今回迅速化等が大分増えたわけでございますけれども、さらにJICAの方で活動するに当たって予算、政策的に御要望等があれば、まだ一、二分ございますので、どうぞおっしゃっていただき...全文を見る
○藤田幸久君 NGOから以上に、北岡理事長から岸田外務大臣にそのSDGsの意義についておっしゃっていただくことが、スピードを速める上で一番効果があると今伺いました。  それから、この平成二十年の決議のときには、当時の緒方JICAの理事長もその質疑に福田総理とともに出席をされまし...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○藤田幸久君 民進党、そして参議院では民主党・新緑風会の藤田幸久でございます。  今日は、四月に広島で外務大臣サミットがございますが、その前の質問時間、今日いただきましたので、広島の原爆記念碑碑文に関連して質問並びに提案を申し上げたいと思います。  去る土曜日、三月二十六日の...全文を見る
○藤田幸久君 しかし、今度のサミットは広島市長が呼んでいるのではなくて岸田大臣が呼んでいらっしゃるわけで、いろんな世界の指導者の方々を、今回外務大臣でございますけれども、いろんな方を呼んでいらっしゃるわけですから、そういう、何というんですか、他人事のような話じゃなくて、せっかく広...全文を見る
○藤田幸久君 私は、二〇一〇年の二月でございますが、アメリカ議会に参りましたときにダニエル・イノウエ上院議員とお会いしました。そのときに、実はダニエル・イノウエ議員が、私はオバマ大統領は広島に行くと思うとおっしゃってくださいました。当時の政権の幹部にそれをお伝えをしました。  ...全文を見る
○藤田幸久君 昨年も一昨年も、私も硫黄島の共同慰霊祭へ参りまして、去年は中谷大臣も来ていらっしゃいましたが、そこに来ていらっしゃった元海兵隊の方も、やはり原爆投下によって戦争を止めることができたとおっしゃっておられる。ですから、やっぱり過去の問題についても対応することによって来や...全文を見る
○藤田幸久君 今の話聞いておりますと、ほかの国がなぜ数字を出さないかという弁明を日本の外務大臣がしていらっしゃるような答弁に聞こえました。  今、これ税金に関わる話でございまして、まさに消費増税を延ばすかどうか、本当に国民の生活が苦しい中での予算の話をしているときに、これは、も...全文を見る
○藤田幸久君 安全保障環境の変化もさることながら、やはり前提として、いわゆる日米だけの対応だけではないわけでございますから、その前提をしっかり見極めた上で、国民が理解のできるような負担の在り方を進めていただきたいというふうに思っております。  さて、これからの時間、普天間飛行場...全文を見る
○藤田幸久君 仮設工事と……
○藤田幸久君 それでは、今説明なさった環境影響評価等に関する経費と埋立工事に関する経費の中で、仮設工事と護岸工事については平成二十八年度の契約をもって完了する予定なのか、それともその今の増加も含めて経費が増加する、つまり更なる契約を結ぶ必要はないのかについてお答えいただきたいと思...全文を見る
○藤田幸久君 今までの説明に割と共通しているのは安全対策。安全対策ということはあれですか、地元で反対運動の方がいらっしゃる等の安全対策、それとも自然災害的な安全対策、あるいは様々なほかの要因があっての安全対策でしょうか。
○藤田幸久君 ちょっと先に行きますけれども、埋立工事について、これ、三つ目でございますけれども、八百十六億円、平成二十八年度計上されておりますが、この八百十六億円、ぱっと出てきているわけですけれども、この中身についてお答えいただきたいことと、ここまで契約することによって埋立工事の...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと時間の関係で一つ飛ばしまして、キャンプ・シュワブの再編成工事に関する経費、これは四百六十九億円ですね、下の方から二番目、の予算が執行若しくは契約されているわけですが、これで何割の工事が完成するのか、それから、キャンプ・シュワブ工事の予定額は六百億円ですので残...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、まず、今まで合計で三千五百億円以上と言っていたわけですけれども、そのうちの、一番下の右から二番目ですけれども、二千八百十一億円が既に予算執行若しくは契約ベースの金額として計上されています。それを差し引くと、残り、一番右下の右側ですけれども、六百八十九億...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、六百八十九億円からこの五百億円、つまり施設整備費に充てる額を引いた百八十九億円しかない中で、この埋立工事と附帯工事、それからキャンプ・シュワブの再編に要する工事、それから今おっしゃったような仮設工事、護岸工事で完成しない部分、追加分、それがいろいろ出る...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、やっぱりそれじゃ駄目ですよ。だって、いいですか、国民の税金で予算を組んでいくわけですね。  それで、一番右の三つ上御覧ください。大臣、ちょっとこっち聞いてください。一番右の欄の三角上三つ御覧いただきたいと思います。既に増えちゃっているものを足すと、これ五百億...全文を見る
○藤田幸久君 冗談じゃないですよ。これ、日本側の予算の話をしているわけで、日本側が出すわけですよね。仮の見積りを出して、少なくとも五百というのを出しているわけですから、五百の数字が間違っているなら別ですよ、アメリカ側と交渉するなら。だけど、五百の、しかもこうやって配置図まで出して...全文を見る
○藤田幸久君 過去の米軍の施設を参考にし、独自に見積もった仮のものがあるというならば、それを出してください。それを出していただかないと、やっぱり私どもはこれ、国民の代表として国会で審議をしているわけで、しかも机上の話じゃなくて過去の、ちょっと真部さん、首振っちゃ駄目だよ、あなた。...全文を見る
○藤田幸久君 これは委員長、控えさせていただきますでは済まない話だろうと思いますので、是非、名委員長の下で、これは防衛省出身の委員長としてもこれは非常に重要な話だろうとお分かりだろうと思いますので、是非委員会の方に提出をいただくように取り計らいをお願いしたいと思います。
○藤田幸久君 その上で、米側とのこととおっしゃいましたが、一昨年の四月の日米安全保障協議委員会、2プラス2の共同発表で、辺野古沖を唯一の解決策としている理由として、「運用上、政治上、財政上及び戦略上の懸念に対処し、」と書いてあります。つまり、財政上と書いてあるわけですから、辺野古...全文を見る
○藤田幸久君 財政上という形容詞を入れた上で唯一の解決策と結論付けているのが2プラス2の文書だろうと思います。その結論付けている形容詞の財政上の意味、これは財政的に最も有効である、最も安価であるという意味以外にあり得るんでしょうか。
○藤田幸久君 2プラス2というのは決定した合意文書であります。ということは、2プラス2というのはこれから検討をするという意味でしょうか。
○藤田幸久君 考慮したんですね、財政上。
○藤田幸久君 時間がないようですので、この2プラス2で考慮した結果という裏付けの数字を出していただきたい。なぜ辺野古沖が財政上考慮した結果なったかという、その結果、一番財政的にということについて委員会に出していただきたいということと、先ほど来おっしゃいましたその単価、相場等々を含...全文を見る
○藤田幸久君 時間ですね。ありがとうございました。
04月13日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 今日は、お三人の皆さん、お越しいただきまして、ありがとうございました。  まず、順番にお伺いいたします。今田参考人にお伺いしたいと思います。  MDGsから今回SDGsに変わったということは、要するに、今まではほかの国に対する援助だったわけですが、今回は日本自身...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  次に、大野容子さんにお伺いしたいと思います。  パナマ文書を説明していただいて大変有り難いと思いました。これで思い出しますのが、トランスペアレンシー・インターナショナルという世界の汚職度を毎年調べてランクを出している組織がございますが...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  炭素税はスティグリッツ教授がまさに提案をしていたことでもございます。  次に、山田肖子さんにお伺いをしたいと思います。  アフリカというのは、中国の進出も含めて、いまだに冷戦構造と代理戦争、あるいはマネーゲームと軍産複合体の現場とい...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  大野さんにお聞きしたいんですが、今日お三人に伺いまして、日本の援助のプロの方々が本当に世界のトップレベルで活躍をしているんだとうれしく思うわけです。一方で、今、日本の例えば若者も大変貧しくなっていると。一般の日本人からして、援助の皆さんの...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  この委員会で伊勢志摩サミット、TICAD等について決議を出そうという話もございますが、そういった場合には是非皆さん方の知見を御提供いただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月28日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。連休前でございますので、よろしくお願いいたします。  まず、普天間飛行場の経費に関する問いでございます。  何回か防衛省の方に資料請求をしておりますが、なかなか、のり弁当じゃございませんけれども実質ブラックのよう...全文を見る
○藤田幸久君 今私が聞いているのは支出予定額でございまして、予定額ですから、二十八年度の契約ベースまで含めた予定額について、その三つの項目についてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 資料の二枚目ございますが、これは防衛省の資料であります。棒グラフで描いてあります。  この棒グラフを裏付けするように、各年度別の予算の内訳についての資料をいただきました。それを私が単純に足しますと、三枚目の要するに資料の右から二つ目のAプラスBプラスCの百七十八、...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、これについて聞いたのに、なぜ二十七年度までの見込額を答えたのかと。だから答えになっていなかったわけですよね、三月二十九日は。ですから、やっぱりきちっと私が質問したことに対して答えながら、審議をしていただきたいと思います。  この資料の三枚目に基づきますと...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、今おっしゃったことは、既に五百三十六億円超過しそうだけれども、この三ページの表でいいますと、上の三角三つは増えそうだと、それに対して、下の方で今おっしゃったような形で抑制をし、五百三十六億円分は減らすという意味ですか。
○藤田幸久君 計画したのはいつですか。
○藤田幸久君 そうすると、七年間でいろいろやってきて、特にここ一、二年の間に五百三十六億円増えたと。これから今の下の項目について五百三十六億円減らすというのは、これ相当な額の削減が必要だと思いますけれども、見直ししなくて本当にそれでできるんですか、三千五百億円以上。
○藤田幸久君 とおっしゃっていますけれども、二枚目の資料を御覧いただきたいと思います。これ防衛省自身の資料ですけど、下の方に棒が随分引っ張られていますよね。つまり、上三つに関していえば、既に五百三十六億円増えちゃっているんですね。下の方の幾つかは、これから精査して五百三十六億円減...全文を見る
○藤田幸久君 平成二十一年の段階でこれから増えたり減らしたりというのなら分かりますけれども、この棒グラフ、二ページ目見ていただきたいと思いますけれども、これ、二十七年度以降あるいは二十八年度予算から棒が右の方にこれだけ増えています。ということは、いいですか、今年も、二十七、二十八...全文を見る
○藤田幸久君 あわせまして、したがって、何回もやっておりますように、内訳を出していただくということがいかに重要かということでございます。  前回も質問いたしましたが、飛行場の施設整備に要する経費約五百億円ということでございます。五百億円に関しては今まで内容について説明がされてお...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、質問に答えてください。  私の質問は、こういう総経費、飛行場施設整備に関する五百億円を示すことをアメリカ側は了解しているんですね。
○藤田幸久君 済みません、お客さんはアメリカですよね。つまり、こういう飛行場を造りたいと言ったのはアメリカで、お金を出すのは日本側ですよね。お客さんの方は、こういう仕様でこういう材質でと言ってきているわけですよね。それを、お金を出す側が、分かりました、これだけ出しますと言っている...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、お客さんがオーダーをした、かなり詳しくオーダーをした。造る側の方がこれで造りますと言っていますね。ここまで材質を言ったことに対する内訳を言って、何でお客さんの信頼損なうんですか。逆に、お客さんとすれば詳しく言っていただいた方が、ああ、日本の防衛省は相当技...全文を見る
○藤田幸久君 では、四ページ目、これ2プラス2の二〇一五年のものですが、これ前回もお示ししましたが、上から二行目、最後から行きますと、運用上、政治上、財政上及び戦略上の懸念に対処し、これが唯一の解決策であると、辺野古。  ということは、これ財政上ということについては、今大臣は日...全文を見る
○藤田幸久君 また戻りますが、辺野古訴訟の和解条項について移っていきたいと思います。  三月四日の和解を受けて、国地方係争処理委員会で国土交通大臣による是正の指示の適法性が審理されています。  まずお伺いしたいのは、この協議の対象に、普天間飛行場の代替施設を辺野古に建設すると...全文を見る
○藤田幸久君 三月末の日米首脳会談で安倍総理は、辺野古が唯一の解決策とする立場は不変であり、急がば回れの考えの下、和解を決断したと、辺野古移設を一日も早く完了するとおっしゃったんです。一方、四月十四日のこの外交防衛委員会で岸田外務大臣は、「今回の和解においては、お互いに、政府だけ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、それぞれが自分の主張を言い合うということで和解の協議を続けるということでよろしいんですね。
○藤田幸久君 この協議の中で、自然環境についていろいろ出てきております。  そんな中で、沖縄防衛局からの普天間飛行場代替施設建設事業公有水面埋立承認願書というんですか、で辺野古、大浦湾周辺海域の海域生物の種類数についてどういうふうに記載されているか、お答えをいただきたいと思いま...全文を見る
○藤田幸久君 一方、日本生態学会を始めとして十九の学会の合同要望書でも、この辺野古、大浦湾周辺海域は、生物多様性が保持されておって我が国で最も貴重な海域の一つであるというふうに示されています。  こういう海なんですけれども、生物多様性、奇跡の海とも言われているようですが、これ、...全文を見る
○藤田幸久君 環境省も来ていただいていますが、サンゴの移動というのは確実にできるものではないというふうに国も認めているというふうに理解をしておりますが、環境保全の観点から、環境省はこのサンゴの移動についてどう認識しておられますでしょうか。
○藤田幸久君 大臣と今環境省副大臣にお話承りましたが、とにかく法的にのっとっていくということと様々な調査ということと、それから防衛省の出しておりますそれだけの数字もあるわけですから、これは丁寧に進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。  さて、お待たせをいたし...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、パワーポイントを作ったのはどなたですか。
○藤田幸久君 済みません、私は自分でパワーポイントを作れない男なんですけど、藤丸政務官は、今まで御自身でいろいろ議員活動あるいはその前も含めて、パワーポイントを作られていますか。
○藤田幸久君 それまでの資料として防衛省が使った資料あるいは一般の資料等をまとめたということですけれども、前段の防衛省の資料というのは政務官である藤丸議員が取り寄せた防衛省の資料ですね。
○藤田幸久君 朝鮮半島について説明されて、これは衆議院の委員会の方でもお答えになっていますが、この部分の資料はどの資料ですか。
○藤田幸久君 そうすると、二月のミサイル発射、それから国会でも出ているのでパトリオット等々、この部分の情報はどこからですか。
○藤田幸久君 そうすると、何時何分に発射、何時何分にレーダーで云々、その部分はいかがですか。
○藤田幸久君 まず、それは後知恵の話であって、当時政務官である方が、そして政務官としての公表をされている以外のことも含めて、そして政務官として、しかもその表題は地域振興策についておっしゃって、かつ、その情報を間違って発言をしたとすると、あなたがその段階で政務官を辞めていれば許され...全文を見る
○藤田幸久君 たまたま発言内容の紙ございますが、佐賀について言ったのは最後の三つのパラだけです。あとは、これ外交防衛ほとんどです。ですから、政務官として話した内容のこれは五分の四ぐらい、六分の五ぐらいがこの安全保障、オスプレイ配備計画その他です。私は、これは非常に不適切だろうと思...全文を見る
○藤田幸久君 防衛省の資料を使ってということは、指示を出して、そして講演をしたと事実をお認めになったわけです。そのことに関して、あなたは防衛政務官として責任を取るべきだろうと思いますが、いかがですか。
○藤田幸久君 防衛省の資料を使って講演をし、ということは、防衛省の人々に指示を出して講演をしたということに関して、防衛政務官として責任を取るべきではありませんかという質問です。
○藤田幸久君 中谷大臣、今回のこの藤丸政務官の行動について、そして防衛省の方が巻き込まれるということについて、監督責任も含めて、この藤丸政務官についてどう評価をされ、どう対応されますか。
○藤田幸久君 これは、防衛省関係者、今の大臣始め全防衛省の方々、そしてこちらには防衛大臣経験者もいらっしゃいますけれども、そういう皆さんの名誉のためにもしっかり責任を取っていただきたい、けじめを付けていただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  岸田外務大臣、先般...全文を見る
○藤田幸久君 資料の八に、この間私の使った資料でございますけれども、オバマ大統領が訪問される場合に、プラハ演説以降の核兵器のない世界を目指していながら進んでいない面もありますけれども、この原爆の慰霊碑に刻まれている「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という意味について...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので、在外選挙について質問したいと思います。  平成二十六年の衆議院総選挙において、在外選挙というのは、選挙人名簿の登録者数が十万四千六百七十四名、それに対して小選挙区で一万九千二百七十人、比例代表で一万九千六百七十五人が投票したというふうに言われており...全文を見る
○藤田幸久君 それからもう一つは、これは十ページに在外選挙の投票方法と書いてあるんですけど、やたらこれぱっと見ても分かりづらいんですね。例えば、真ん中辺の右側に在外公館投票が実施されない場合なんて書いてあるんですが、これ外務省から昨日資料を取り寄せましたけど、在外公館投票ができな...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど岸田外務大臣が、これは、投票というのは主権の問題だとおっしゃって、そのことと、それから一方で、在外日本人というのは地域で信頼される外交官のような、それから最近はテロ対策、治安情報なんか取るのに重要なわけですから、いろんな意味でこの問題を、例えばこういう在外日本...全文を見る
05月20日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  今日は、外務大臣、そして北岡理事長、御出席ありがとうございます。  前提として、外務大臣にお伺いしたいと思いますが、御承知のとおり、八年前、洞爺湖サミットのときには福田総理が御出席いただきまして、今週クエスチ...全文を見る
○藤田幸久君 八年後にはまた恐らく日本でサミットが開催されると思います。そのときにはまた、この参議院にしかないODA特別委員会として、こうした決議ということが提出されることが、二度あることは三度あると、可能性あるわけでございますので、今御答弁いただきましたように、政府を代表してこ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  八年後の皆さんがこの議事録を見て、時の総理も、それまでには岸田大臣は総理を終えた後の元総理大臣になっている可能性が高いんではないかと思いますけれども、是非その辺の引継ぎもよろしくお願いを申し上げたいと思っております。  ところで、今朝の...全文を見る
○藤田幸久君 重要なことは、ODA政策として提言していると、実はそれは国内でもやってください、やらなければ範を示してくださいというのが今回のSDGsの特徴だろうと思うんです。  私は、思い起こすんですが、対人地雷禁止条約に取り組みました。そのときは、時の橋本総理が国際会議で、対...全文を見る
○藤田幸久君 是非その部分を応援したいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  時間が少なくなってまいりましたので、北岡理事長に一つお聞きしたいと思います。  今日、後で提案をいたします決議をお読みいただいたと思いますけれども、この決議についてどういうふうに評価をさ...全文を見る
○藤田幸久君 もう時間も大分なくなってまいりましたので、一言、とんちのような、質問じゃないんですけれども、大臣あるいは北岡理事長で、もしお答えできればなんですが、十数年ぐらい前だろうと思うんですが、よく私外国のメディアの人と話しておりまして、ODAといったら、もじってこういう言い...全文を見る
○藤田幸久君 私は、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派共同提案によるG7伊勢志摩サミット、第六回アフリカ開発会議(TICADⅥ)及び「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダ」に向けた我が国の開発政策に関する決議案を...全文を見る
08月01日第191回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○藤田幸久君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
09月29日第192回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○藤田幸久君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月25日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  今日は、資料をお配りしていると思いますけれども、実は小坂憲次先生御逝去されまして、大変残念に思っております。いろんな意味で私はお世話になっておりまして、御存命であられれば恐らく関心を持っておられるだろうと思う今日はパリ協定とカンボ...全文を見る
○藤田幸久君 要するに、何も開いていないわけですよね、四月以降、つまり署名した後。署名した後開かれていないのに、これを国会に提出するような政府の意思決定できないんじゃないですか。それについて答えてください、開いていないことについて。
○藤田幸久君 オタワ条約のときは、さっき言いましたように、当時の橋本総理、それから小渕外務大臣、加藤幹事長、そのレベルで動いたんです。ところが、要するに事務方しか動いていなかったということがはっきりした、これでは無理な話なわけであります。  ところで、今回これに至るまでいろんな...全文を見る
○藤田幸久君 いや、だから、そういう流れができたということをどういうふうに認識していたかということが重要なので。  続いて行きますけれども、この資料に基づいて、四月二十二日にパリ協定が国連で署名されたわけですが、このときに、アメリカは年内に批准、中国は九月まで批准ということを国...全文を見る
○藤田幸久君 基本的に外務大臣に質問しているので、何か言い訳的なことの状況説明を事務方からされるために時間を費やされたのではもったいないので次行きますけれども、例えば九月の三日に、杭州サミットの前の日ですね、これ資料に書いてありますけれども、米中両国がパリ協定の批准を発表していま...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、EUはちゃんと対応したと、日本は対応できなかったということをお認めになったわけでございますけれども。  つまり、そういう各国の議会のプロセスという最終段階の手続の問題じゃなくて、今日私が指摘申し上げているのは、アメリカと中国、それからイギリスと中国、このG...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカはもう明らかにこのパリ協定、重視しながら相当動いてきたというのは明らかじゃないんですか。どうですか。
○藤田幸久君 今重要なことをおっしゃっていただきました。  アメリカ大統領選挙、十一月八日に終わります。どちらの候補が勝ってもTPP反対でございます。今、議会関係ないとおっしゃいましたから、ということは、一時言われました十一月八日から来年の一月二十日までの間に議会が云々のことは...全文を見る
○藤田幸久君 私が質問しないことに答えておられて、それに対して私がコメントしているわけですから、ちょっとそれ以上時間を使わないでください。  それから、もう一つ申し上げますと、したがって、これ、オバマ大統領は明らかにこのパリ協定というのはレガシーということをおっしゃっていると同...全文を見る
○藤田幸久君 TPPに関して、中国にルールを作らせるわけにいかないということが一つの言われ方で来ていますけれども、パリ協定はまさに中国がイギリスあるいはアメリカと一緒にルールを実質相当作ってきたということがこういう今申し上げただけでも明らかであると。そのことをやっぱり重視しなけれ...全文を見る
○藤田幸久君 その認識では済まない話で、先ほど申しましたように、例えばオタワ条約の場合も政府が意思決定をして間に合ったんです。今回も、今いろいろおっしゃいましたけれども、そういう手続の問題ではなくて、やはりこれは政府首脳、政府全体として対策本部も開かれなかった、こういう政策的、戦...全文を見る
○藤田幸久君 今までは、例えば欧米と違って日本は直接内々に話をするんだと、そういうやり方が効果があるんだという話をしておりましたけれども、ちょっと度が超えていると思います。二〇一四年から私が知っている範囲で今までに十九名のカンボジアの国会議員、地方議員等が逮捕され、拘留されていま...全文を見る
○藤田幸久君 来年が地方選挙、再来年が総選挙であります。私も選挙監視に行ったこともございます。それから、九七年、かなり緊張したときに日本の様々な外交当局の方が仲介の一翼を担われて収めたことがあります。  しかし、こういう状況が続きますと、再来年の選挙、非常に公平で自由な選挙がで...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。終わります。
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○藤田幸久君 参議院議員の藤田幸久でございます。  今日は、出席の国会議員の中で私がただ一人茨城でございますが、公述人の皆様、茨城の関係者の皆様、お越しいただきまして本当にありがとうございます。  まず、原中公述人にお聞きしたいと思いますけれども、御専門の関係で、国民皆保険、...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど、農業は日本のGDPに比して一%とか二%、しかしながら、それが実際に庶民あるいは患者さんになってくると大変だということで、乳がんあるいはほかのがんの話もされましたけれども、そもそもこの遺伝子組換え食品、アメリカのモンサントとかデュポンとかいうところが話題になっ...全文を見る
○藤田幸久君 少し保険関係のお話をお聞きしたい、これも原中公述人にお聞きしたいと思っておりますけれども、結局、公的保険料が、今自己負担がだんだん高くなってしまう可能性があるという部分と、それから例えばかんぽ生命が金融庁の下で民間の保険会社と同じような規制を受けるというような形にな...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  じゃ、横田さんにお聞きしたいと思いますが、横田さんが書かれた論文あるいは引用されている論文の中で、JAへの出荷では割高な農薬とか販売手数料、農協の改革が必要だということをおっしゃっておるんですが、実は、最近、政府の規制改革会議の方で農協改...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、期待して、農協の方もそうおっしゃっていると。  そうすると、先ほどから横田さんがいろいろ大変なサクセスストーリーを、経験言っていただいて大変感動したわけですが、TPP、今回これが成立するか否かということ以外の次元のお話の方がかなり多くを占めていて、で...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  原中公述人にもう一つ。今日、アメリカの議会の皆さんに出された手紙を拝読して、大変感動いたしました。先ほど来、水戸黄門様から何かお叱りをいただいているような、国会議員の一人として感じておりますけれども、その最後の部分ですね、手紙の、我が国の...全文を見る
○藤田幸久君 それで、その結果、今回、トランプさんの勝利あるいはサンダースさんの人気はこういう流れかなという印象を持ったんですが、その辺の手応えはいかがでしょうか。
12月12日第192回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○藤田幸久君 藤田幸久でございます。今日は、沖縄と北方領土について御質問させていただきます。  まず、沖縄関係でございますが、これまで度々委員会で質問してきたわけでございますが、資料一、御覧いただきまして、普天間飛行場の移設に係る総経費、平成二十七年度予算額が契約ベースで、真ん...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、百四億円というのが結果ということでよろしいわけですか。
○藤田幸久君 資料の二枚目と三枚目を御覧いただきたいと思いますが、これは五月十九日に要求いたしまして、防衛省が出していただいた資料でございます。これ、全ての項目について、アンダーラインを引いておりますが、増額となる可能性がある、増額となる可能性があるということでございます。  ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、右の三角について減る可能性はない、それから、その右の三角の下の五つについても減る可能性はないという今答弁ですから、ということは、今以上に増額の可能性はあるという、今の答弁聞いても、単価にしても経費にしても、それから工事が長引くということはそれだけ経費が掛かる...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないので、要するに、右の三角の部分で超過した部分を減額できる可能性があるのか、それから、その下の部分で、この文書で増額の可能性と、これだけはっきり出ているにもかかわらず、減額する可能性があるんですか。その減額する可能性について答えてください。
○藤田幸久君 では、二枚目、三枚目に出しました資料、増額の可能性しか書いてございませんので、減額の可能性があるというふうに訂正をこの委員会に出していただきますことを委員長に要望させていただきたいと思います。
○藤田幸久君 時間がないので、日ロ関係に移りたいと思います。  資料の一番最後のページ、岸田大臣、御覧をいただきたいと思います。これは、プーチン大統領の発言をまとめてみました。一番上が一番重要ですが、いわゆる引き分け発言と有名になった発言ですが、これ、ロシアの首相府のロシア語の...全文を見る
○藤田幸久君 いわゆる東京宣言がございますが、東京宣言にのっとった形での今回の交渉に当たるという姿勢は間違いないでしょうか。
○藤田幸久君 ただ、先ほど来二つほど引用いたしましたプーチン大統領のこの発言は東京宣言と矛盾しておりますが、少なくとも相手方のトップの方が矛盾した発言をしていらっしゃるのに、それを看過しながら交渉に当たるんでしょうか。
○藤田幸久君 その確認をしたことと違うことをこの間ペルーでおっしゃっているということを申し上げたわけです。  それを指摘した上で、では、今回のいわゆる共同経済活動の法的な枠組み、日本の法的基盤はどういうことになるんでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、この間プーチン大統領がペルーでおっしゃったことは、これ日本の法的基盤ではなくてロシアの法的基盤に立ったという発言でございますから、そうすると、ロシアの法的基盤に立ったままでのこの共同経済活動の交渉をするということでしょうか。
○藤田幸久君 ペルーでおっしゃったことは、これは要するに平和条約締結後に歯舞、色丹を引き渡すとしても無条件ではないと言っているわけですから、つまり、今、日本の法的立場と言っていることと矛盾したことをプーチン大統領はおっしゃっているわけですから、それを前提として交渉に当たるならば、...全文を見る
○藤田幸久君 プーチン大統領がおっしゃったことは、日本の法的立場を前提としていないということをはっきり明確におっしゃっていると、それを放置しないままで、是非交渉に臨んでほしいということを申し上げて、質問を終わります。