藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  参考人の皆さん、ありがとうございます。  時間の関係で、主に榊原先生と丹羽大使に質問をさせていただきたいと思っております。時間の関係がありますので、幾つか質問させていただきますので手短に御回答いただければ有り難いと思っております...全文を見る
○藤田幸久君 丹羽参考人に別の質問を。  済みません、今のは榊原先生への質問でございまして、次に丹羽大使に。  先ほどティラソン国務長官のお話されまして、先週ちょっと、簡単でございますがある会議で御挨拶をしてまいりました。よく、ある意味では外交の素人が国務長官というパターンは...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  榊原先生にもう一つ。  先週、トランプ大統領に近い方に何人かお会いした中で、いわゆるカレンシーマニピュレーションを日本はやっているんじゃないかと非常に気にしておりました。  今、日銀がある意味では財務省に代わって支えているような部分...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  最後の質問、丹羽大使に伺いますが、最近、資料にもございますが、アメリカの沖縄における米軍基地、それよりも、例えば国連機関の招致とか、それからいわゆる経済のためには基地よりも別の方法というようなことをおっしゃっておられますが、実際にいろい...全文を見る
○藤田幸久君 馬田先生と白石先生には質問できずに申し訳ございませんでしたが、四名の先生方、ありがとうございました。
02月15日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○藤田幸久君 三人の先生方、ありがとうございました。  まず、藤崎大使にお伺いしたいと思います。今日お話しになったこととまるで違う話です。  欧米は、国の予算で、アメリカでしたらナショナル・エンダウメント・フォー・デモクラシーというのがあって、これは議会が決めて、その予算で民...全文を見る
○藤田幸久君 いろんな和平工作、選挙支援活動とか政治外交そのものをやっている組織があるという意味で申し上げたんですけれども、また後で質問させていただきたいと思います。  川端先生にお聞きしたいと思いますが、国連の活用の仕方として、例えばドイツは国会議員が国連を訪問して、具体的に...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つ、川端先生に。  NGOという言葉は国連が最初に作った用語で、国連憲章の中に入っていると思います。国連というのは、政府間機関で構成されているにもかかわらず、実はNGOの役割、これがなければ国連の政策ができないということで、様々なオブザーバーステータスを持っ...全文を見る
○藤田幸久君 最後に、藤崎さん、もう一つ。  例えば、カンボジアの選挙監視団をアメリカの民主党と共和党の議員が構成して、それをそのアメリカの二つの政党のシンクタンクが構成して行ったりとか、それからかなり、ウクライナもそうですけれども、そういうシンクタンク、政党系がやっています。...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
02月22日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○藤田幸久君 今日は、三人の方々、ありがとうございました。  大西さんは何か今日、余り本当のことを、一番言いたいことをおっしゃらなかったのかなという気がしているんで、ちょっと済みません、取りあえずほかの二人に質問させていただきたいと思います。  長さんがおっしゃった、やっぱり...全文を見る
○藤田幸久君 それで、長さんの難民を助ける会、あるいは大西さんもそうですが、最初は人道援助から始まっているんです。だけれども、結局、緒方貞子さんもおっしゃるように、これ紛争の根っこを解決しなければ現象としての人道援助もできないということで、紛争解決等まで関わるようになって、法律の...全文を見る
○藤田幸久君 大西さん、今日はおっしゃりたくなかった、あるいは控えている部分も含めて。  実際には二〇〇九年にコソボで動かしました、財務省も経産省も含めて。で、細田先生とかつくりました、プラットフォーム、緊急援助。だけど、その段階に比べて今はもうちょっといろいろ展開しなきゃいけ...全文を見る
○藤田幸久君 これは会長にもお願いでございますが、やはり議会、立法府が外交政策に対して関与する度合いが欧米が非常に機能的にやっていると思っておりまして、会長の下でこういう調査会をやっていただいておりますので、今日いただいた提案も含めて、是非、議会としての関わり方が国益、あるいは多...全文を見る
○藤田幸久君 時間が参りました。三名の皆さん、ありがとうございました。
○藤田幸久君 済みません、改めて質問させていただきます。  まず大西さんですが、紛争が起きたあるいは地震が起きたと、真っ先に駆け付けるのがNPO、NGOの皆さんだろうと思います。その後でメディアが行ったり外交官が行ったり、コソボの場合もそうでした。  その際に、先ほどのお話の...全文を見る
○藤田幸久君 大橋先生、NPOからキャリアを積んで国会議員という話で、私も数少ない一人で、もうちょっと増やしていただきたいと思っておりますが。  基本的に、やっぱりODAそのものの基本法のようなものというものがいよいよ先ほどの長さんの論点からも踏まえて必要かと思いますが、いかが...全文を見る
○藤田幸久君 参考までに、こういう基本法がある例えば先進国でどういう国があり、こういういわゆる国際協力省的なものがある国はどんな国があるか、簡単で。
○藤田幸久君 長さんに、最後になると思いますが、先ほど来のNGOの財政規模、二極構造、これ見ていまして、確かに上の八つまでは国際系なんですが、他方、結構いろんな団体が後に付いている。国際系だけじゃなくて、それで幾つか議連もあるんです、日本に。それがかなり、何というんですか、日本の...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  時間が参りましたので、先ほど大橋先生がおっしゃった関係の資料と、今、長さんがおっしゃっていただいた関係の資料を、もし、会長の方でお計らいをいただきまして、この調査会の事務局の方に後で御提出をいただければ大変有り難いと。お願いでございます。
○藤田幸久君 ありがとうございました。
03月21日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  この連休中、いろいろな外交関係もございました。私、個人的には、大変初当選以来お世話になっておりました岡崎トミ子元大臣が逝去されました。大変残念でございますが、それで、岡崎トミ子元大臣でございますが、稲田防衛大臣に随分いろいろ批判を...全文を見る
○藤田幸久君 質問に答えてください。  一つはっきりしたのは、先週の報道があるまでは防衛省の中にそういう調べる能力も意思もなかったんでこの間全然調べられなかったということがはっきりしたと。報道によって慌てて初めてこの特別防衛監察本部をつくったということだろうと思いますが、という...全文を見る
○藤田幸久君 であるならば、二月十四日に後藤祐一議員等が要請をしましたように、外部の調査機関によって政務三役も含めて調査をしていただかなければこれは全容解明にならない。是非、そういう体制を大臣、取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 回答になっていません。  協力をするしないじゃなくて、対象者になる調査をしていただかなければ本当の調査にならないし、先週報道されるまで、調査能力も意思もあるいは組織としての体制もなかったということが明らかになっているわけですから、やっていただきたいと思っております...全文を見る
○藤田幸久君 大臣は私の質問に答えていただきたいということと、それでは是非委員会の方にお諮りをしていただきたいと思いますが、政務三役を含めた方々が対象となる調査に対する調査を進めること、特に外部の方々が入る、そういう調査組織を立ち上げていただきたいということを是非この委員会の方で...全文を見る
○藤田幸久君 で、内局の方々と大臣がコミュニケーションを取った云々の報道がありますが、あれですか、直接話をされたのか、今日も内局の方何人かいらっしゃいますけれども、あるいは事務次官を通してコミュニケーションを取ったということでございますが、この数日間の間に大臣自身が内局の方々と直...全文を見る
○藤田幸久君 では、せっかく来ていただいておりますので、豊田官房長と辰己総括官、大臣とコミュニケーション、この数日間あったかどうかについてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 本件について監察、特別監察の分類にかかわらず、これは大変な隠蔽工作があったか、あるいは幕と制服との間の問題、あるいは、大臣がたくさんの方々の命を預かりながら職務を遂行しようとしている中において、これは当然すぐそこの数メートルの距離にいらっしゃるわけで、実際にそういう...全文を見る
○藤田幸久君 特別監査本部というのは、時間を稼いで、そしてその役所の人が、国民を代表して質疑をしている国会議員に対して答弁をしないような仕組み、あるいは隠蔽を増長させるような仕組みなんですかね。ちょっとその点は後で聞きますけれども、森友問題に行ってからまた戻ってまいります。  ...全文を見る
○藤田幸久君 平成十七年十月十一日、これは先日、杉尾議員が予算委員会で提出をされた資料ですが、平成十七年十月十一日、これにも稲田大臣の名前が出ておりますが、これはもう一つということですか。
○藤田幸久君 そうしますと、三月十五日に参議院の予算委員会で杉尾委員がこれ配付資料した、この文書自身が平成十七年十月十一日ですけれども、そうすると、この文書は偽造、間違っている文書ということになりますね。これ、配られた資料ですよ、これが平成十七年十月十一日。これも確認できないんで...全文を見る
○藤田幸久君 準備書面には名前が載っているけれども、その後出廷していないということですか。
○藤田幸久君 これは国会議員の稲田弁護士の日程であります、平成十七年というのは。もう衆議院議員です。衆議院議員である稲田当時の代議士が、弁護士として、この訴訟代理人弁護人として名前を連ねていることで間違いないですね。  それで、調査をして、こういうことが分からないということはあ...全文を見る
○藤田幸久君 それ、つまり、確認すぐできることじゃないんですか、出廷したかどうか。それから、これ実際に、既に衆議院になってからですよ、この準備書面、平成十七年十月十一日。これ、確認、何でできないんですか。
○藤田幸久君 いや、ですから、名前入っているんです、衆議院議員時代であるところの稲田弁護士が。それで、これは、この場合は、何ですか、光明会ですか、この代表というのは、夫の弁護士事務所というよりも自分個人だとおっしゃっていたので、御自分自身の事務所の代表としてか、あるいは御主人の事...全文を見る
○藤田幸久君 まず、この森友学園関係の民事訴訟の関係で出廷をした記録、それから、準備書面等々を含めて、顧問弁護士、そして代議士としてどういう関わり方をしたかということについての文書、記録等々を網羅的に院に対して出していただきたい。  これは当然大臣として、国民あるいは国会に対し...全文を見る
○藤田幸久君 今まで何で調査しなかったんですか。これ、要するに十五日の予算委員会のことですよ。それを今まで何で調べなかったんですか。全く責任感のかけらもないということを言わざるを得ませんけれども。  それから、予算委員長もいらっしゃいますけれども、私が要請したのは、単にこの書面...全文を見る
○藤田幸久君 ところで、稲田議員あるいは弁護士は、二〇〇九年までですか、顧問契約を継続していたというふうに理解をしておりますけれども、顧問料はお幾らであって、そして確定申告上、二〇〇九年までこの顧問としての収入、顧問料については確定申告されておられますね。
○藤田幸久君 確定申告したんですか、どうですか。
○藤田幸久君 では、確定申告の結果を是非院の方にお知らせいただきたいと思います。  それから、仮に一回しか口頭弁論に出廷していないにしても、出廷した後はいわゆる依頼者であるところの籠池さんに対して報告をしているはずですが、どういう報告をされましたか。
○藤田幸久君 ただ、実際に出廷されたわけですよね。出廷されて報告されないんですか。
○藤田幸久君 つまり、作成して出されたわけですね。
○藤田幸久君 稲田顧問弁護士が出廷をされたわけですから、稲田顧問弁護士が作成をし、そして報告をされたわけですね。
○藤田幸久君 出廷した弁護士さんが報告されるんじゃないんですか。
○藤田幸久君 つまり、出廷した稲田弁護士が報告書を作って報告をされたわけですね。
○藤田幸久君 そもそも、籠池さんとは稲田大臣のお父さんである椿原さんが懇意であったというふうな報道がありますが、つまり、籠池さんとの関係というのは、したがって、お父さんの関係も含めて、稲田大臣自身が相当前から関係があったというふうに理解してよろしいわけですね。
○藤田幸久君 それだけお父さんとの関係もあり、そして実際に出廷もされた方、そして出廷したということを記憶がないということを、これ例えば自衛官に置き換えますと、自衛官がある作戦に参加をするあるいは会議に参加をする、そしてその会議に出たかどうかは分からない、私は、そんなことでは自衛官...全文を見る
○藤田幸久君 忙しければ忘れてしまう弁護士さんで通用するんですね。そして、自分に自信があれば、仮にそれを忘れてしまっても通用する。ということは、国会で記憶がなければ、虚偽答弁をしてもそれが不問にされてしまう。そして、数十万人の自衛官あるいはそれ以外の方々の命も預かる方が、忘れたと...全文を見る
○藤田幸久君 大臣は自分の進退について安倍総理にお話しになったという話をする方もおりますが、御自身の進退について安倍総理とお話しになったことございますか。
○藤田幸久君 先ほどからまともに答えない形で進んでおりますけれども、そのことも含めて、余りにも不誠実だろうと思います。国会で配られた資料に関する調査もしていない、そして、様々な形で話題になっている、安全保障に関して今問題になっていることについてもまともに御自身で精査しようとしてい...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、資料の二枚目を御覧いただきたいと思います。これは、私ずっと継続的にやっているものでございますが、またその平成二十九年度予算案の契約ベースが入ってきましたので、数字が変わっております。  上の一番左の①が諸経費の内訳、これが予算であります。それに対して...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で。  ティラソン国務長官が来日をされました。北朝鮮問題に関して、その後、中国に行かれましたけれども、いわゆる軍事的行動も選択肢という発言をされておられますが、岸田外務大臣、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○藤田幸久君 その北朝鮮情勢で、弾道ミサイル発射の可能性ということがここ一両日示唆されておりますけれども、今度、排他的経済水域に落下の可能性というものをどういうふうに御覧になっていて、それに対して今度はどういう対応をする予定でしょうか。
○藤田幸久君 予断を持ってとおっしゃいましたが、前回は予期せぬ形で排他的経済水域に三発入って、これ、大変日本政府として対応が不十分だったということだったろうと思いますので、今回はそういうことがないように是非やっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  それに対...全文を見る
○藤田幸久君 では、情報収集の関係で、前回四発発射ということになっていますが、一説には五発発射したという説もありますが、これについてはどう認識をされていますでしょうか。
○藤田幸久君 韓国の長嶺駐韓大使が現在帰国されておられます。先週、アジア各国の大使と私どももお話をさせていただきました。そもそも帰国をされたことというものが正しい判断だったのか。それから、今まさに韓国におきましては、朴前大統領が今日はその調査に協力をしているという状況で、相手方が...全文を見る
○藤田幸久君 最後の資料を御覧いただきたいと思います。カンボジアのこれはプノンペン・ポスト、カンボジア・タイムス等に出た写真そのものであります。  一昨年の十月に二人のカンボジアの国会議員が、これ白昼堂々、国会議事堂のど真ん前で数名の方々に車から引きずり出されてぶん殴られて、こ...全文を見る
○藤田幸久君 稲田大臣、お待たせをいたしました。  産経新聞の社説、それから読売新聞の社説、多分大臣お好きな新聞じゃないかと思っておりますけれども、社説においてこう書いてあります。「「実はあった」は、初めてではない。いったいどうなっているのか。」、「隠蔽と言われても仕方ない。」...全文を見る
○藤田幸久君 破棄をしたという事実が明らかになった場合には、それを責任取るのはどなたですか。その破棄を指示した人ですか。そうではなくて、その破棄を指示したその省の責任者である防衛大臣が責任を取るという以外にないんじゃないんですか。
○藤田幸久君 まとめとして、事実が解明されたならば、その責任を組織のトップとして取っていただくしか方法がないということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。    〔委員長退席、理事堀井巌君着席〕
03月21日第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。今村大臣、よろしくお願いいたします。  まず、大臣のお部屋に復興地域の地図が貼ってあるんじゃないかと思うんですけれども、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、地図は今四つ貼ってありますでしょうか。
○藤田幸久君 四つの、四つの県の……
○藤田幸久君 いや、実は六年前、最初、私ども国交大臣とか復興大臣のところに行きましたらば、岩手県、宮城県、福島県の地図が貼ってありまして、茨城県の地図が貼ってなかったんです。それで実はお願いをいたしまして、それからずっと茨城県の地図も貼っていただいているという経緯がございまして。...全文を見る
○藤田幸久君 心配ではなくて、実はその連携が重要だということを申し上げたいと思います。  例えば、一昨年の九月に竜巻の後の水害がございました。竜巻のときも、これは五年前ですけれども、私も飛んでいきましたらば、もう宮城の方が飛んできまして、恩返しに来ました。それから、一昨年の九月...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、自治体等の病院、それから済生会、日赤等になるわけですが、ということは公的な要素ということだろうと思うんですが、たまたま一昨年の常総市におきまして、一番中心の病院がきぬ医師会病院といいます。その政策医療を実施しているという医療機関に該当するということで補助金が...全文を見る
○藤田幸久君 そういう拡大をしていただきまして、医療機器も最初の頃はパソコンは駄目だって言っていたんです。パソコンとかは駄目だって言っていたんですね、最初の頃はね。ところが、今の医療には、これはパソコンというのは診療行為そのものなので対象にすべきじゃないかということを申し上げて拡...全文を見る
○藤田幸久君 是非、いろんな形で工夫をしていただいておりますので、更に積極的にそういう拡大あるいは見直しを進めていただきたいと思っております。  次に、河川の無堤防地域対策について質問したいと思います。  これも一昨年の九月で、びっくりしたんですが、いわゆる鬼怒川の場合も五〇...全文を見る
○藤田幸久君 是非、ダムも必要だけれども、これ非常に緊急性が必要な案件でございますので、全国的にこれは財務省も含めて是非取り組んで、今日も雨が降っておりますけど、お願いしたいと思います。  時間の関係で最後の質問でございます。  資料二に、御覧いただきたいと思いますが、やはり...全文を見る
○藤田幸久君 ということで、この質問通告をしておりましたらば、実は一昨日の茨城新聞に、これ三枚目の資料でございますけれども、マイ・タイムライン、つまり逃げ遅れゼロという実は動きが始まっているということが出ております。これは国交省の行っていることと連携しているわけですが、今説明があ...全文を見る
○藤田幸久君 そのマイ・タイムラインという、こういう、これも実は下館の国交省の河川事務所がやっておられまして、避難勧告、避難指示といった言葉の意味すら分からなかったので勉強になったということをこの参加者はおっしゃっているわけですが、こういうマイ・タイムライン的な個人でやることと、...全文を見る
○藤田幸久君 是非それをほかの地域にも国交省の方も働きかけを行っていただきたいと思います。  ちょっと時間があるので、先ほどの災害時の医療機関への支援についてなんですが、今厚労省の方でかかりつけ医あるいは地域包括ケアの普及に取り組んでいるわけですが、これ住民に身近な医療機関の重...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  じゃ、大臣、よろしくお願いします。
04月06日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  四月は桜の季節でございますが、桜の季節になった途端に、昨日でございますけれども、北朝鮮の弾道ミサイルが発射をされました。元々、質問通告では、この日中次官級協議で中国側に対して日本側の方からいろいろ働きかけをしてきたんでしょうという...全文を見る
○藤田幸久君 で、日中次官級協議でいろいろ中国側にも要請をしてきた、そして今朝はトランプ大統領に直接要請をしたと。  それで、突っ込んだ意見交換の部分についてお聞きしたいという質問でございますので、その部分について、今まで読み上げられたことはテレビでもぶら下がり等で聞いている話...全文を見る
○藤田幸久君 その日米で見直し、すり合わせをされているということですが、それに至るには、総理も何回かおっしゃっておられますように、あるいは大臣もおっしゃっているように、新たな脅威、最近のこのミサイル発射等については、とおっしゃっておりますけれども、新たな脅威というのはどういうこと...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、新たな段階の新たな脅威に関して日米で見直しをしているということは、当然この軍事的な様々な攻撃の様態等についての見直しについて協議をしているということでよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 米国の安全保障、軍事的な見直しに対して、実際にいろいろな作戦が起こった場合に、近隣国の日本としての様々な人道的な影響、あるいは何か軍事的な作戦が強化された場合には、避難民の問題とか、あるいは韓国も中心とした近隣の様々な生活、安全保障に対する影響があると思うわけですが...全文を見る
○藤田幸久君 次に、尖閣諸島の施政権と領有権について質問したいと思います。  本年二月の安倍総理とトランプ大統領の首脳会談において、日米安全保障条約第五条が尖閣諸島に適用されるということが確認をされたということでございます。これは今までもある意味じゃ何回も確認をされておるわけで...全文を見る
○藤田幸久君 資料一を御覧いただきたいと思いますが、下の方に、外務省のウエブサイトにあります尖閣諸島に関するQアンドAというところで、アンダーラインの下のところに行きます。  つまり、施政権は、第二次大戦後、米国の施政権に置かれて、それが一九七二年の沖縄返還のときに尖閣諸島を含...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、お答えください、これ。  外務省のウエブサイトで、これ素直に読めば、先ほど引用しましたところで、同諸島の法的地位は、琉球列島米国民政府及び琉球政府により有効な支配を通じて確保されています、つまり、領有権はこれ米国政府が確保している。つまり、施政権は...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、ここで書いてあることは、日本の領有権は米国政府が支配を通じて確保してきているわけですから、当然、米国政府は日本の領有権があるということを認めて確保してきているわけですね。それ以外あり得ませんね。
○藤田幸久君 明らかになっていることを、何か紛らわしく、しょっちゅう密接なコミュニケーションを取ったという話が、ここに書いてあるわけだから、このとおりですよねと断定していいはずですね。何で断定しないんですか。
○藤田幸久君 いや、答えてください。つまり、アメリカが施政権を持って有効支配をしてきたときに日本の領有権が存在しているわけですから、当然、アメリカは日本に領有権があるということを認めて施政してきたと。だから、アメリカがこの日本の領有権を認めているという、これは具体的な事実ですね。...全文を見る
○藤田幸久君 二枚目の資料を御覧いただきたいと思いますが、これ、済みません、経費節約で白黒にしちゃったので若干分かりにくいんですが、要は、一旦アメリカが施政権を持ったこの地域、この六角形のような部分、一旦アメリカに施政権が移りましたが、これは全部日本の領有権であります、放棄してい...全文を見る
○藤田幸久君 では、岸田外務大臣が、先ほど引用いたしましたけれども、尖閣諸島の領有権についてはアメリカは明確な表明はなされていないと承知しているという答弁を撤回していただけませんか。
○藤田幸久君 これだけはっきりしていることをなぜアメリカに求めないんですか。何か求めちゃいけないような、おびえてとか、あるいはそんたくをしているのか、何か主従関係なのか。なぜアメリカに領有権を求めないのか。同盟国ならば、当然のことながら、これ、実態として領有権を持った日本の領土を...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと別の視点で言います。  施政権、施政権ということを強調されておりますけれども、施政権を強調するということは、次の三ページの資料、これは国会図書館の資料をそのまま借用して持ってまいりました。上から四つ目の支配状況というのは施政権ですけれども、尖閣については日...全文を見る
○藤田幸久君 この国会図書館の資料で更にいきますと、上から六つ目ぐらいのところ、米国の対応というところがあります。その一番右行きまして、北方領土ですけれども、これアメリカは、領有権について日本の立場を支持するとはっきり言っているんです。  北方領土についてアメリカがはっきり支持...全文を見る
○藤田幸久君 そういう言い訳をしていますと、施政権を強調すれば、実態として竹島あるいは北方領土についてはほかの国の施政権をあるいは実効支配を認めるということに実態的になるわけで、それで領有権については求めないということが、結局そういう姿勢になってしまうということが明らかになってお...全文を見る
○藤田幸久君 安全保障環境が悪くなってきたのでいわゆるこの安保法制等をやってきたということがあるわけで、そちらの方ばかり言っておきながら、実際にこういう状況になった場合にアメリカがちゃんと来てくれるのかと確認しておかないということは非常におかしいんだろうと思っておりますけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、明示的にそういった例示をお答えできないというふうに理解をいたしましたので、そういう観点からも、実際に戦争権限法を含めたアメリカが対日防衛義務を果たすのかについてしっかりとこれから詰めていただきたいと思いますけれども、そういう意思はないんでしょうか。
○藤田幸久君 具体的な対応をしてほしいと思っています。  次の質問に移ります。  次の資料に、一月の日本経済新聞の記事を持ってまいりました。要は、最近もいろいろ言われておりますけれども、日々の動静を見ておりますと、外務官僚の方が直接官邸に行っていることが圧倒的に多い。外務官僚...全文を見る
○藤田幸久君 私もいろんな外務省の方とお付き合いございますが、外務官僚がこれだけ官邸に行っているということは、外務省がある意味では頭越しに官邸からの指示で振り回されているということを非常に心配している外交官の方もいらっしゃる。是非、リベラルな岸田外務大臣が是非御自身の御主張をしっ...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つ、一つ飛ばして質問いたしますが、日米ACSAの第六条、その他の目的については付表があります。付表二に関連する法令の条文名、自衛隊法百条の六とかを記載して、要するに歯止めが存在するんです。ところが、日豪、日英のACSAの一条一eには、各国の法令で認められるその...全文を見る
○藤田幸久君 弾薬の提供についてお聞きをいたします。  安保法制において弾薬の提供が認められた際に、政府は、現行法の制定時にはニーズがなかったために支援内容から除いており、武力行使の一体化の関係から除いたものではないと説明しておりましたが、新たなACSAの締結に当たって、アメリ...全文を見る
○藤田幸久君 次に、時間の関係で、次の資料の六に行きたいと思いますけれども。  おとついの外交防衛委員会において、ACSAがない場合に物品、役務提供の手続が煩雑になり無償供与等ができなくなるという説明がありました。  一昨年の十二月、南スーダンにおいて自衛隊は無償で弾薬を韓国...全文を見る
○藤田幸久君 武力行使の一体化の関係で一つ質問いたしますが、安保法制の審議の際に、大森元内閣法制局長官は、戦闘作戦行動のための発進準備中の航空機に対する給油、整備は、私が参事官から報告を聞いたところでは、もう典型的な一体化事例であると、だから認められないよということを何度も何度も...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で質問の順番を変えまして、文部科学副大臣お越しいただいておりますので、質問をさせていただきます。最後の資料を御覧いただきたいと思います。昨日の衆議院の文部科学委員会の速記録でございます。  宮崎衆議院議員が松野文科大臣に質問をしております。教育勅語から派...全文を見る
○藤田幸久君 稲田防衛大臣、防衛大学校においてこの「わが闘争」を使うことも、これ部分的に、解釈、使い方は別にして、これ可能ですね。
○藤田幸久君 防衛大学校の内容は防衛大臣の所管じゃないんですか。
○藤田幸久君 今は、防衛庁設置法に基づく解釈として大臣はお答えになったという理解でよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 教育内容は、防衛庁設置法に基づく解釈として、教育内容については大臣の所管ですか、所管じゃないんでしょうか、防衛大学校の教育内容は。
○藤田幸久君 防衛庁設置法上の所管として、教育内容について権限があるということでよろしいですか。
○藤田幸久君 この「わが闘争」を防衛大学校の教員がしたがって使うことが可能であるということでよろしいですね。
○藤田幸久君 外務大臣にちょっとお伺いしますが、教育勅語の学校での教材使用ということを認めたというだけでもう昨今、アメリカを始めとする世界中でこれが話題になっております。今日以降、日本の学校及び防衛大学校においてその「わが闘争」も使用が可能であるということ、まあこれユダヤ教の関係...全文を見る
○藤田幸久君 稲田大臣に、短い時間、二つ御質問をいたします。  国会において記憶違いで誤った答弁を何回か繰り返されておりますが、自衛隊の新しい入所者あるいは新しい隊員の皆さんに訓示をされることが近々あるんでしょうか。その際に、国会で記憶違いでこういう実は結果的に誤った答弁を繰り...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、そういう国会で御自分が結果的にされたことについては新しい隊員の前ではお話しになっていないということですね。あるいは、襟を正すというようなことについては新しい隊員にはおっしゃっていないということですね。
○藤田幸久君 もう一つ、南スーダンで活躍をされて、大変な苦労をして帰ってこられる自衛官の皆さんに今回の日報の隠蔽問題について、これはどういうふうに、現場で苦労してきてこれだけ生々しい状況を伝えた方に対して、どういうふうに説明されるんですか。
○藤田幸久君 大臣の命令で命を懸けて南スーダンに行った自衛官の皆さん、そして新しく希望を持って大臣の下で命を懸けて職務をしようとする自衛官の皆さんに対して、そういう人ごとのような話じゃなくて、命を懸ける司令官としての、最高責任者としての大臣からしっかりそういった方々に対するメッセ...全文を見る
04月12日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○藤田幸久君 今日は三名の方々には、ありがとうございます。  川口先生が「異国の丘」の話をしていただきました。吉田正さんという作曲家は私が生まれた日立市の出身でございまして、吉田正さんは、シベリア等々で御自身の目の前で仲間が亡くなっていくたびに作曲をされて、貢献をしてきたという...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  川口先生が先ほど、アメリカで公使をされたときに議員に会いづらかったという話がございましたが、最近、いろいろ国際情勢が多様化している中で、役所、つまり政府の人間であると当事者に会えないことが増えてきていると思っています。ですから、議員である...全文を見る
○藤田幸久君 今の関連で次の質問でございますけれども、スヴェンさんにお伺いしたいんですが、多分、ドイツとかフランスとか今日話に出ているような国においては、外交の一元化という言葉がもう必要ないんだろうと思いますね。つまり、政府と議会との間で役割分担がきちんとできているので、例えば皆...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つ、前、フランスの財団の方に伺ったところ、その方は元々フランス外務省の人でした。で、その数年間、財団に来ていた。  私の印象だと、ドイツとかフランスは、実は外務省とか、要するに政府の役人が財団に来て数年いてまた戻る、非常に人事交流が活発なので、だから、いわゆ...全文を見る
○藤田幸久君 フランスの場合はそうだとおっしゃっていたので、参考までに。  最後に、川口先生に、なぜ日本ではここまで来ていなかったんだろうかという宮本さんの質問の関連で、結局、最終的には財務省を説得することがポイントかと思うんですけれども、よく、外務省よりも、川口先生いらっしゃ...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、今の関係で、恐らくほかの国も外交の権限というのは外務省、国務省にあるんだろうと思いますが、にもかかわらずここまで各国、先進国、日本以外はやってきたという部分について、なぜほかの国は、つまり外交の一元化という言葉は余り聞いたことないんですけれども、なぜほかの...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
04月13日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  時間が短いものですから、委員長、答弁が長くなり過ぎる、あるいは的確な質問に答えない場合には是非止めていただいて対応をお願いしたいと、それをお願いしたいと思っております。  ところで、法案の前に、まずちょっとシリアに対する攻撃につ...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は、化学兵器を使用したというどんな証拠をトランプ大統領から得たのか、それについてだけお答えください。
○藤田幸久君 この今私が読み上げましたオバマ大統領に関して言えば、詳細は別にして、はっきりと証拠それからエビデンスを得たと、オバマ大統領からそれを得たことを国会で紹介しているわけですから、今回もそのエビデンスとどんな証拠があったのかということについてお答えをいただきたいと思います...全文を見る
○藤田幸久君 四ページの資料の下にホワイトハウスのホームページがございます。このホワイトハウスのホームページによりますと、シリアに対するアメリカのミサイル攻撃に対する安倍首相の支持に対してトランプ大統領が謝意を示した、つまり安倍総理はミサイル攻撃に対する支持をしたわけですね。
○藤田幸久君 ということは、ホワイトハウスのこの公式なホームページの内容が、安倍総理がおっしゃっているということと違うわけですから、これは撤回を求めなければまずいんじゃないですか。
○藤田幸久君 全然答えていないんですけれども。  これ、だから、ホームページ間違っているわけですね。で、訂正を求めないんですか、それともホームページがこのまま存続することを受け入れるわけですか。
○藤田幸久君 オバマ大統領にはイラクの経験がありますからその証拠がなければ国民に説明できませんよとおっしゃっていますけれども、今回はだから国民に説明できませんですね。物証もエビデンスもないわけですね。
○藤田幸久君 オバマ大統領に対しては、この化学兵器を使ったという証拠を示してくれた、ハードエビデンスを求めて示してくれた、それを示さなければ国民に説明ができないとおっしゃっているわけですから、今回もトランプ大統領からこの物証、イラク政府軍がやったという物証、ハードエビデンスを得な...全文を見る
○藤田幸久君 攻撃をした後の方こそよりエビデンスが必要であり、これはイラク戦争についてもそうでありました。  イラク戦争に関してこの資料を、この三ページの下、御覧いただきたいと思いますけれども、これも安倍総理ですけれども、フセイン政権が大量破壊兵器、これ下から二つ目の引用ですけ...全文を見る
○藤田幸久君 ということを証明できるにもかかわらず、その証明を行わなかったということにおいて、我々はこの米国の武力行使を支持した、つまり証明しなければいけない。その上に悪魔の証明ということを書いてございますけれども、これはないことを証明すべきだということをおっしゃっているわけで、...全文を見る
○藤田幸久君 オバマ大統領に対してと……
○藤田幸久君 トランプ大統領に対しての二枚舌、それから、アメリカに対してと日本国民に対する言い方の二枚舌、明らかになったことを明らかにいたしまして、質問を終わらせていただきます。
04月19日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
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○藤田幸久君 三人の先生方、ありがとうございます。  高原先生に、まず。私は外国で二百軒ぐらいの家にホームステイしたことありまして、なんですが、中国ではございませんので、是非次回は中国でホームステイをアレンジしていただきたいということをお願いでございます。  その上で、基本的...全文を見る
○藤田幸久君 それはいろいろやっています。
○藤田幸久君 その関係で、例えば中国は、AIIBに加えて、需要を起こすためにいろんな国との連携をしています。私は、中国が自分たちが金融を押さえるという以上に、戦略的に多国的に需要を増やしていくということは、むしろ軍拡に取って代わる平和経済外交の戦略性もあるし、それからパリ協定、イ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  グレン・フクシマさんに二つお伺いしたいと思います。  私も、二月、トランプさんの演説聞いてまいりましたが、報道されていないいい面も結構ございました。例えば、宗教の自由を守るというようなことをはっきりおっしゃっている、それから汚職に対する...全文を見る
○藤田幸久君 伊藤先生に、時間余りなくて恐縮ですが、アメリカ政府は尖閣諸島の施政権はずっと認めてきていますが、領有権は少なくとも一九七二年以降明示的に認めていません。その理由と背景についてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ありがとうございました。  質問を終わります。ありがとうございました。
04月21日第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  まず、前回三月二十一日の委員会でも質問させていただきましたが、二年前の東日本豪雨の際の茨城県常総市の水害におけるきぬ医師会病院の対応について質問させていただきました。  いわゆる公的病院と民間病院の中間にあるような存在だろうと思...全文を見る
○藤田幸久君 その義務とかいろんな制約についてのお話ございましたが、他方、この医師会病院って調べましたら、全国にありますけれども、例えば栃木県であれば温泉病院とか、ということは、一般の民間病院とは違った貢献があるのではないかと思いますが、その辺についてはどうお考えですか。
○藤田幸久君 まるで質問に答えておりませんで、義務、制約はさっき話してくれたので、こういう医師会病院の公的な貢献が、つまり民間病院と違っていろいろあるんじゃないですかという質問であります。
○藤田幸久君 ちゃんと昨日も質問者で貢献の評価ということを言っていたにもかかわらず、そういうまともな答弁されないので困りますが、ここで、突然なんですが、医療に知見のある櫻井委員長、こういう市郡医師会病院の貢献あるいはこの対応について、少し上げるべきではないかと、つまり有事の場合と...全文を見る
○藤田幸久君 貢献の評価ということをはっきり通告してあるんですが、それについてどう答えるんですか。
○藤田幸久君 それは怠慢ですよね。  昨日も資料をいただきまして、八十幾つあるんです。それで、これはやっぱり医師会病院がやっているということは、地域の信頼されるお医者さんがやっているんですね。それで、何かあったときには県なり市なりも応援をしようと。この間のきぬ医師会病院というの...全文を見る
○藤田幸久君 三週間前に、私、この質問をしました、このきぬ医師会病院で。その貢献に基づいた格上げのお願いをして、検討をお願いしたのに、三週間その実態を調べていないということは怠慢で、なぜ調べなかったのか、理由をお聞かせください。
○藤田幸久君 陳情については調べたけれども、この櫻井委員長の下での三週間前のこの院で私が要請をしたことに対して三週間何もしていなかったということについては抗議を申し上げ、厚労省としてしっかりと書面等によって、あるいは次回の委員会において答弁をしていただくと、来週もあるみたいですか...全文を見る
○藤田幸久君 はい。
○藤田幸久君 では、時間の関係で次に移りますが、資料を御覧いただきたいと思います。  これは実は、天理教災害救援ひのきしん隊という、恐らく、これは実は百二十年以上の経験のある日本最大の民間災害支援組織であるというふうに思います。私も実は今まで、国内もさることながら、スマトラの津...全文を見る
○藤田幸久君 という程度なんですね。  それで、つまり、今、私読みましたのは、阪神・淡路大震災のときの知事も知っている、それからいろんな市長さんも知っている、だけど、政府でこれだけの部隊があるということはほとんど実は共有をしていなかった。ということは、私は、共有することが非常に...全文を見る
○藤田幸久君 だから駄目なんですね。つまり、熊本で地震が起きた後に、そういうグループをつくった中に入ってくださいという話なんです。そうじゃなくて、既に政府の中で、こういう部隊があると、例えば日赤がこういうことができる、あるいは緊急援助隊だったら海外だったらこういうものがあると知っ...全文を見る
○藤田幸久君 起きた後に、地方自治体でこういう人もこういう団体もいますからどうぞという話ではないので、政府の方で、これ非常に重要な有り難い団体があるんです。それを有効活用しないということは、これは政府の怠慢ですよ。  だから、例えば政府の防災会議なのか、ほかの仕組みの中で、例え...全文を見る
○藤田幸久君 起こった後のワン・オブ・ゼムのNPOではなくて、比較にならない、ある意味じゃ政府が持っていないような機能を持っている部隊、ロジも含めて、を活用しなければ私は政府の怠慢になると思いますが、それに関して検討もされていない、あるいは検討する意思もないということですか。
○藤田幸久君 大変いい答弁をいただきまして、ありがとうございました。  私は、最後申し上げようと思っていたのは、この緊急援助隊は大変大きな問題を持っているんです。それは何かというと、自分たちの手柄を一切言わない団体なんです。だから、百二十年たってもこういうことが知られていなかっ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっとよく聞き取れなかったわけですが、お子さんあるいはそこに避難をされていった親御さんの責任ですか。
○藤田幸久君 そうしますと、まず、この担任の先生が言ったということですね。これは、教職員の言動というのはお子さんに大変大きな影響を与えます。これは、いじめ防止とか、あるいは放射線に関する知識の啓発等をやっぱり学校の方でしっかり取り組んでいただきたいと思いますが、こうした教職員の言...全文を見る
○藤田幸久君 文科省はそれやっていただくといたしまして、これやっぱりいじめの問題、もしかしたら氷山の一角かもしれません。  それで、大臣、やっぱりこれ文科省だけではなくて、政府全体として都道府県あるいは市町村等と連携をしたまず実態調査をしていただいて、その上でしっかりした対策を...全文を見る
○藤田幸久君 ミスコミュニケーションという話がありました。私、やっぱりそういう軽い問題じゃないと思っています。  実は、この新聞、資料でお見せしまして、五つ六つ書いてあります、新聞にですね。私は、ここに抜けている部分があると思っているんですね。それは、恐縮ですが、大臣自身が、自...全文を見る
○藤田幸久君 この新聞に書かれているような例えば表現ですね、みんなにばらすよとかですね、これも今のように、この言った方々に聞いてみると、今のような大臣のように言い訳をするんだろうと思います。だけども、一旦出た言葉というのは子供に残るんです。その意味では、この同じクラスの友達に言わ...全文を見る
○藤田幸久君 趣旨とは違うんではなくて、言った言葉は言葉で伝わっているんです。ですから、結果責任を取っていただかなければいけないという趣旨のことだろうと思っています。それに対する答えは、私の質問の最後に質問させていただきます。  次に、それは後におきまして、次の質問幾つかさせて...全文を見る
○藤田幸久君 はい。
○藤田幸久君 この要介護、要支援の増加にブレーキを掛けたということですね、この評価はどう考えて出したんですか。何か今さらっとおっしゃったけど、これ非常に重要な問題だろうと思うんですけれども、ですから、これを大体、仮に継続しない場合にはどういうふうにつないでいくか、ちょっとその方向...全文を見る
○藤田幸久君 よろしくお願いします。  次に、原子力災害対策本部及び復興推進会議が合同で決定をいたしました帰還困難区域の取扱いに関する考え方というのがございますけれども、それによりますと、特定復興再生拠点区域についても帰還困難区域という位置付けは変わらないとされています。区域見...全文を見る
○藤田幸久君 いや、私の理解では、一つは周知をするということですね、二つ目は要するに税制で優遇する。ということは、つながる可能性を除去するということではないですね。つまり、知らせるということと何かあったら対応するということであって、そもそもその風評被害につながらない可能性に対する...全文を見る
○藤田幸久君 何かそういう、何というんですかね、ちょっと繕ったような対応じゃない、もっと抜本的な対応が必要ではないかということを指摘して、更なる検討をお願いしたいと思っています。  実は、風評被害の払拭というのは非常に重要なんですが、国の方でもいろいろ取り組んでいただいているよ...全文を見る
○藤田幸久君 最後の八枚目の資料を御覧いただきたいと思います。  これGAPという、農業生産工程管理という意味であります。これは茨城県の取組でございますけれども、農林水産物の放射性物質検査を徹底して、これを公表したり、それから農薬の使い方、土や水などの生産を取り巻く環境等の工程...全文を見る
○藤田幸久君 今申し上げたように、実は東京で八・二%で関西で一二・三%というのは、結構遠いところのイメージのが残っちゃっていまして、それから流通、問屋さんの方でイメージが悪いというイメージ持っちゃうと、小売よりもそういうイメージを持っちゃうんです。ですから、その辺も是非勘案をして...全文を見る
○藤田幸久君 この復興で得られた経験というのはいろんな犠牲の上に成り立っておるわけですが、いろんな宝が含まれております。こうした経験を後世に伝えて、いろんな大災害が発生したときに活用する必要があると思いますけれども、復興庁が積み上げてきたいろんなノウハウをどうやって継承するかにつ...全文を見る
○藤田幸久君 最後に、またいじめの問題に戻ります。  さっき申しましたが、お子さんたちに対してお子さんあるいは先生からいじめがあった、と同じように、恐縮ですが、大臣の発言というのはある意味ではこの生徒さんだけじゃなくて福島を中心とした被災者に対するいじめだったろうと思っています...全文を見る
○藤田幸久君 間違って伝わったことが問題なんですね。真意は問題ないんですね。
○藤田幸久君 言葉は事実です。言葉について解釈しようとも、これ言葉はそのとおりで、少なくとも被災者の皆さんはこの言葉を言葉として受け止めているんです。風評被害も同じです。後になって言っても、これはそういうふうに受け止める方の問題なんです、主観的に。  ということは、その言葉を受...全文を見る
○藤田幸久君 言葉で被災者の皆さんに傷つけたという事実は認めますね。
○藤田幸久君 そういう伝わり方をする言葉を発したということの結果責任に対して、これは潔く退いていただきたい、職を、ということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。
04月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  昨日でしょうか、トランプ大統領と安倍総理が電話で協議をされました。その中で、全ての選択肢がテーブルにあることを言動と行動で示すという大統領の姿勢を安倍総理が高く評価したとございます。ということは、その全ての選択肢、今日、御承知のと...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、今日、最悪の事態が起こり得て、それに対して最強の行動も取り得るというふうに認識してよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 あらゆる事態を想定して安保法制等をやってきたんだろうと思っておりますけれども、それとは今矛盾する答弁だったろうと思っております。  この関係もありますので、今までこの委員会で質問したことについての幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  それは、いわゆる尖...全文を見る
○藤田幸久君 質問は、沖縄返還以降、アメリカ側が尖閣諸島の領有権について表明したことはありますかという事実関係についての質問でございますので、それについてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 是非確認をしていただきたいと思います。  それに関係して、前回、領土問題がそもそもないのでアメリカに確認をしないという答弁があったんです。ということは、一九七二年以前は領土問題は存在したんでしょうか、尖閣に関する。
○藤田幸久君 そうしますと、この三ページ目に比較をした資料がございます。尖閣と竹島と北方領土でございます。竹島に関しては日本は領土問題は存在していると言っているわけですから、竹島については言っているわけですから、領土問題がある竹島に関してもアメリカに領有権の支持を求めるべきではな...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、竹島に関して、日本側から竹島の領有権を認めるようにアメリカ側に言ったという、例えばどういう交渉、どういう会談でおっしゃったかということは、どういう事例がありますでしょうか。
○藤田幸久君 ちょっと矛盾する逃げばかりの話ですけれども、二枚目のこの資料に、尖閣返還の際にアメリカが、それまでは日本側の立場を理解をしていたけれども、最終的に中国、これ当時中華民国政府、台湾ですから台湾と表示はしておりますけれども、いわゆる中国側と対立をしたくないということで領...全文を見る
○藤田幸久君 今回、これは安倍総理に質問したわけですが、安倍総理が二〇一三年にオバマ大統領と会われた際に、シリアを空爆するから、済みません、資料の四ページを御覧いただきたいと思いますけれども、オバマ大統領から、シリアを空爆するから支持してもらいたいと私は言われましたと。そのときに...全文を見る
○藤田幸久君 誰がやったか分からないけれども米軍がトマホークを撃ったということは、撃った相手というのは誰か分からないけれども、化学兵器を使用したであるところに撃ったという理解でよろしいんでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、化学兵器の拡散を防ぐためにトマホークを撃ったという、その関係を教えていただきたい。  つまり、誰がやったかということが分からないのに、トマホークってこれ軍事作戦ですからね、五十九発撃ったという、しかも国連の決議がなかったということは、これ非常に重大なことで...全文を見る
○藤田幸久君 四ページの下にホワイトハウスのホームページ、これ十日ほど前にも示しました。昨日確認をしたところ、昨日段階でも同じでございます。要は、シリアに対するアメリカのミサイル攻撃に対する安倍首相の支持に対してトランプ大統領が謝意を示した。それから、同じようなコメントが四月十日...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は、ホワイトハウスのホームページの訂正を求めたかどうか、それだけお答えください。
○藤田幸久君 訂正を求めたかどうかだけお答えください。
○藤田幸久君 訂正を求めたかどうかだけお答えください。お答えにならないならば、ちょっと委員会を続けて、質問はできません。
○藤田幸久君 訂正を求めたかどうかのみお答えください。
○藤田幸久君 ということは、アメリカは日本が攻撃を支持してくれたと認識をしているわけです。つまり、訂正をしていないということは、これはホームページの問題じゃなくて、トランプ大統領はそう思っているわけです。  したがって、アメリカ政府がそういうふうに、要するにトランプ大統領は謝意...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、その関係で、カール・ビンソンの、アメリカの空母と海上自衛隊の艦船による共同訓練の方に順番を変えて、流れからしてお聞きしたいと思っております。  今回、西太平洋からやがては日本海に向けて、海上自衛隊の護衛艦「あしがら」、「さみだれ」が合流し、共同訓練を開始...全文を見る
○藤田幸久君 今回の共同訓練というのは、日米の新ガイドラインに示されております柔軟抑止選択肢というんですか、FDOと呼ばれる枠組みで実施されたというふうにされておりますが、この柔軟抑止選択肢、FDO、危険発生前にあるいは危機が発生したときに特定の行動を取ることによって相手に正しく...全文を見る
○藤田幸久君 今、北朝鮮による云々とおっしゃったわけですから、まさに北朝鮮が相手だろうと思うんですけれども。  それから、正しく意図を伝達しということでございますよね。それから、このFDOの資料を見ておりますと、部隊行動を見せ付ける行動を取ると書いてあります。そうすると、北朝鮮...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、新ガイドラインの中でこのFDOが入っているわけですね。FDOに関しては、相手ということに対して先ほど大臣は北朝鮮のことを言及され、そしてこのFDOの、しかもしっかりした文書の中に部隊行動を見せ付ける行動を探るということですから、この部分に関しては、い...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、その新ガイドラインの抑止の中の柔軟抑止選択肢がFDOであり、その目的の中で、この資料にもございますけれども、部隊行動を見せ付ける行動を探る、それから、その前に相手に正しく意図を伝達しとあるわけですから、そして相手については北朝鮮ということでございましたから...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどちょっと引用しましたが、今回のこういう共同作戦というのは、防衛省の方の引用として、牽制というより警告や恫喝に近いレベルだとおっしゃっていますが、今おっしゃっていただいたこのガイドライン、そしてFDO、相手に意図を伝えるということは、そういう性向といいますか、意...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、武力による意思と能力を示すということでよろしいですね。武力による意思と能力。
○藤田幸久君 先ほど、トランプ大統領、安倍総理の場合も行動ということでございましたが、まさに共同訓練という、要するにアメリカと日本の軍事行動、まあ行動だろうと思いますけれども、によって相手に対してそういった行動を見せ付けるということでよろしいですね。
○藤田幸久君 つまり、意思と能力というのは、このFDOに書いてありますけれども、危機の発生前に特定の行動を取ることで相手に正しく意図を伝達し、特定の行動というのはこれは作戦行動だろうと思いますけれども、行動を取ることで相手に正しく意図を伝達し、そしてこの部隊行動を見せ付ける行動を...全文を見る
○藤田幸久君 その意思、能力を示すのがこの行動ということでこのFODが入っていますけれども、ということは、しかもこれ部隊がそういう行動をする、そしてトランプさんに対して安倍さんがその行動を高く評価すると言っている行動というのはこの部隊の作戦だろうと思っておりますけれども、そうする...全文を見る
○藤田幸久君 そのあり得ないというのは法律的、法制的にどういう根拠があるんでしょうか。
○藤田幸久君 様々な形で威嚇をしている実態があると思っておりますけれども、ちょっと時間の関係で、一旦別の方、質問に移ります。  邦人保護に関してでございますけれども、先ほど佐藤委員がいろいろ質問されました。私は逆に北朝鮮そのものについてお聞きをしたいと思っております。  北朝...全文を見る
○藤田幸久君 何か事務方が後ろで相談しているという大野さんのあれもありますので、ちょっと先ほどのFDOについて早めに質問をもう一度しますけれども、今回のいわゆる共同訓練ではなくて、FDOそのものに書いてありますところの、危機発生前に相手に正しく意図を伝達し、部隊行動を見せ付ける行...全文を見る
○藤田幸久君 ですが、このFDOには相手側による事態の更なるエスカレーションを防ぐための行動と書いていますけど、今相手側は相当怒って、日本に対してもこういう攻撃をする、韓国に対してもという非常に、まあ今日はどういう日か分かりませんけれども、逆にこういう共同訓練をすることによって北...全文を見る
○藤田幸久君 今は九条について聞いているんじゃないんです。安定化とかおっしゃっていますけれども、逆に相手側による事態の更なるエスカレーション、それから、部隊行動を見せ付ける行動を探る、そして、相手に正しく意図を伝達し、そして、相手ということは北朝鮮ということを明白におっしゃってい...全文を見る
○藤田幸久君 では、アメリカはどういう目的でこういう共同訓練をやっているんですか。今の大臣がおっしゃった答弁と違うことを目的にしているんじゃないんですか。かなり、このティラソンさん、あるいは国防長官、あるいはトランプ大統領を始め、おっしゃっていることは、北に対して明らかにいろいろ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、安全保障環境が悪化して、ますますこれエスカレーションしようということは安全保障環境が改善するんですか。もっともっとエキサイトした今状況に、雰囲気に、これは少なくともトランプ大統領もあるいはアメリカの高官もそういう発言を繰り返し、そして、北朝鮮の実際に...全文を見る
○藤田幸久君 しかし、アメリカ側は違った見方をしていると思いますよね。アメリカ側は、例えばマティス国防長官は、現時点で最も将来に備えたものであるということを言っております。ですから、アメリカの当局者は北朝鮮による挑発行為への対抗措置と言っています。ですから、稲田大臣が技術力の向上...全文を見る
○藤田幸久君 質問は、先ほど来日本側の目的とおっしゃっていることと、アメリカが目的としている北朝鮮による挑発行為への対抗措置と、違った目的で二つの軍が一緒に行動することはあり得ないんじゃないです。ですから、アメリカの目的と日本側の目的は違うんですね。
○藤田幸久君 はい。
○藤田幸久君 アメリカの方は北朝鮮による挑発行為への対抗措置と言っていますが、その対抗措置の部分は、同じ訓練に参加をしている自衛隊は、アメリカは対抗措置として共同訓練をしている、その部分は日本の海軍は共有するんですか、しないんですか。つまり、同じ共同訓練している、アメリカはこっち...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカの北朝鮮による挑発行為への対抗措置が共同訓練の中でアメリカはやっているわけですね。そのことについては日本側は一緒に参画するんですか、しないんですか。共同訓練の、これは政策のすり合わせじゃなくて、現場の命を懸けた現場による作戦の、アメリカがそういう目的でやって...全文を見る
○藤田幸久君 相手に対してそういったことを見せ付けると書いてありますけれども、そうすると、そういうことを締め付けたり、そしてアメリカの方は、そういう、つまり威嚇に対する行動だと言っている。そのことが安全を確保することにつながるんですか。
○藤田幸久君 今外務大臣は北朝鮮ということを明確におっしゃっていただきました。防衛大臣は北朝鮮の様々な行動について例示を挙げたわけであります。したがって、今二人の大臣の答弁の食い違いがあると思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 その対話の中で、対話のための対話ではないとおっしゃっていますが、先ほど質問いたしました北朝鮮における日本人に対する救出といいますか支援の形の中で、ストックホルム合意ってあります。  ストックホルム合意、これ資料の五枚目に入れておりますけれども、この中には、日本人配...全文を見る
○藤田幸久君 したがいまして、北朝鮮に対し日本人に関する情報を求めるべきではないかと思いますけれども、そういう北朝鮮側に対して様々な外交チャンネルを通して日本人に関する情報を確認すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 時間がなくなってまいりましたんで。  今日は大変重要な日であります。いろんなことが起こり得る日かもしれません。そして、尖閣の領有権、施政権の問題申し上げましたのは、アメリカは少なくとも今までは日本と一緒に中国に対して軍事的な行動をするということはむしろ控えてきてい...全文を見る
04月26日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号
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○藤田幸久君 今日は、三人の先生方、ありがとうございます。  三人の先生方の非常に重要な今日は御発言ということと、鴻池会長の人徳でこの調査会だけが開催をされているという、台風の目のようで、嵐の中で大変勉強させていただきましてありがとうございます。  まず、北朝鮮の関係で李英和...全文を見る
○藤田幸久君 この間、マレーシアと北朝鮮の間で、北朝鮮は、北朝鮮在住のマレーシア人をある意味では出国禁止にして対応しました。その際に、今回、北朝鮮に在住の日本人の方々、どうやって、まず、どういう方々がいらっしゃって、万が一の場合にお助けするかという非常に重要な問題ですが、今、日本...全文を見る
○藤田幸久君 李英和先生です。
○藤田幸久君 平岩先生に。先ほど、トランプ政権の一つの功績といいますか、中国の重い腰を動かした。他方、今カール・ビンソンに自衛艦が二隻追尾して、場合によっては日本海に入るという話もありますが、しかもその作戦のこれはガイドラインにFDO、柔軟抑止選択肢とありまして、それ読んでみると...全文を見る
○藤田幸久君 時間ですね。ありがとうございました。
05月10日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  まず、今日の外交におきまして、先進国を中心としたグローバルスタンダードに日本の外交を引き上げることが重要だろうと思っております。その際に、国民の代表である立法府、議員の参画というものが先進国においてはもう不可欠なものになっておりま...全文を見る
05月11日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  まず、今日は、憲法改正問題についてお伺いしたいと思っています。  資料をお配りしておりますけれども、岸田外務大臣の方がこの九条に関して幾つかコメントを出しておられます。  まず、平成二十七年の十月、二〇一五年ですが、岸田派の研...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、安倍総理がこの間発言をされましたけれども、いわゆる九条の三項について話をされたわけですが、ということは、この安倍総理の九条三項改憲に反対するということでよろしいですね。
○藤田幸久君 したがって、上二つは変わらない、で、下の今三つ目の、つまり五月九日の会見においてはいろんな意見が意味がある、つまり、自分の意見は変わらないけれども、安倍総理が御自身で言われることについては、議論は意味があるけれども自分とは違うということでよろしいですね。
○藤田幸久君 つまり、この間、安倍総理はある意味では総理総裁分離のような答弁をされておりましたけれども、自民党総裁として発言をしたことについて質問を受けたわけですけれども、ということは、岸田大臣は、先ほどおっしゃったように、宏池会の会長としては、九条三項については、先ほどおっしゃ...全文を見る
○藤田幸久君 要は、自民党総裁の発言と宏池会会長の発言がこの九条に関しては違ったということを確認できましたが、それでよろしいですね。
○藤田幸久君 また戻ってまいりますが、稲田防衛大臣について伺います。  これも資料で出しておりますけれども、これは二〇一六年、昨年の衆議院の予算委員会において稲田防衛大臣は、九条のもとで最小限度の自衛権の行使ができるというのは最高裁でも判示がされておるわけでありますけれども、憲...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどは、お隣の岸田大臣は宏池会会長としての見解を示されたわけです。ということは、自民党の政調会長としてのこの発言は、それでよろしいわけですね、妥当性があるわけですね、自民党の政調会長としてのこれは立場としてよろしいですね。
○藤田幸久君 ということは、安倍総理が総理と総裁を使い分けたように、稲田大臣も大臣と大臣でないときの発言を使い分けるのであるならば、自民党衆議院議員としては九条三項の改憲に反対するわけですね。
○藤田幸久君 つまり、一自民党の衆議院議員とすれば、九条三項改憲に反対ですね。  先ほど岸田大臣は、正直に宏池会の会長としての考えについてお答えいただいたわけです。ですから、稲田大臣も衆議院議員としてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○藤田幸久君 したがって、その一衆議院議員とすれば、これ九条二項をやっぱり改正すべきだというふうに進言するのが当然だろうと思いますが、そのお考えそのものは否定されませんね。
○藤田幸久君 実際に本音として、一議員として憲法改正はすべきでないという岸田大臣と改正すべきであるとお考えの稲田大臣が今のように一緒に座って2プラス2の会合に出られたり、あるいはこれからいろいろほかの国との交渉もされたり、あるいは議論をされたりしていく場合に、これはやっぱり統一し...全文を見る
○藤田幸久君 そうすると、九条二項はこのままで、今の憲法のままで、稲田大臣御自身のお考えと、防衛大臣として職務が全うできるというふうに思っておられるわけですか。このままでよろしいんですか。この政調会長のときおっしゃった考え方自体と矛盾しておりますが、それでもよろしいんですか。
○藤田幸久君 時間の関係で次に移りますけれども、非常に矛盾がはっきりしたということを指摘しておきたいというふうに思っております。三人三様だということが明確になったと、非常によく分かったということを確認をしてまいりたいと思っております。  次に、フランスの大統領選挙、お聞きしよう...全文を見る
○藤田幸久君 政府間の合意ですが、他方、これ一般論ですけど、民主主義社会において民意によって新しい指導者が選ばれた。そして、その国は主権を持っているという場合に、民意に基づいて新しい政権のトップが政策を変更した場合に、日本としてはそれを尊重するんでしょうか、それとも政府間合意があ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、大臣、私の質問をよく聞いてください。  一般論として、ある国において民意において政権が替わった、そして、民意に基づいてそのある国のトップがいろいろな政策を変えようとする場合に、それに対して、外国である日本側から、それまで合意があったからといってその合意を守れ...全文を見る
○藤田幸久君 トランプ大統領と昨日、文在寅新大統領がお話しされたときに、トランプ大統領の方から、新しい政権の下による新しい政策はどんなものか、それを伺いたいというような話をされたように伝わっております。  もちろん、慰安婦像を建てたりとか、これはひどい、けしからぬことはそうなん...全文を見る
○藤田幸久君 続いて、新しい大統領は、北朝鮮とも、昨日の会見でも、必要ならワシントン、東京、北京に飛んでいくし、条件が整えば平壌にも飛んでいくということで北との融和的なイメージがあるわけですが、他方、今まで核開発の可能性について実は韓国がいろいろ検討したことがございます。  そ...全文を見る
○藤田幸久君 その北朝鮮に関する政策ですが、堀井筆頭とも先週アメリカへ行ってまいりまして、国防省、国務省あるいは議会の方々等とお話をさせていただきましたけれども、アメリカの北朝鮮政策、大体こういう感じだなといろいろ伺ったわけですが、基本的にアメリカ、トランプ大統領になってからかな...全文を見る
○藤田幸久君 外交的努力ということがそこに出てくる前のしばらくの間は、安倍総理の発言等もかなりアメリカは強引だよと、強いよというイメージが、そして日本の報道も相当強くなって、邦人保護等々の話が随分出てきましたけれども、どうもその頃から安倍総理やあるいは岸田大臣の発信の仕方もちょっ...全文を見る
○藤田幸久君 連休前は、カール・ビンソンの話とかいろいろ、Xデーとかいう言葉が飛び交って、かなりそういった発信、雰囲気が日本政府からも感じられたわけですが、今回アメリカに行って、アメリカの方はずっと基本姿勢として外交的解決を目指すというのが非常に一貫しているなという印象を堀井筆頭...全文を見る
○藤田幸久君 トランプさんの方で、北朝鮮が核放棄をするならば米朝首脳会談を行っても構わないということを中国に伝えたと。その際に、体制転換や米軍による侵攻をしないという四つのノーも保証したというふうに言われておりますけれども、それに対して中国は、北朝鮮が核放棄に応じる可能性は低いと...全文を見る
○藤田幸久君 もし、この米朝首脳会談が実現をするということ、つまり米朝二国間による対話というものは日本政府としては望ましいと考えているんですか、それとも米朝対話が先行するということは日本が対話から取り残されるということを懸念されるんでしょうか、どちらでしょうか。
○藤田幸久君 質問に答えていただきたいんですが、米朝トップ会談は日本として望ましいと考えるのか、もしそれが意味ある対話であるならば日本としてもそれは評価するという意味でしょうか。
○藤田幸久君 意味ある対話であれば歓迎するということでしょうか、評価するということでしょうか。
○藤田幸久君 同じように、新しい韓国の大統領が、必要に応じてはワシントン、東京、北京、そして状況が整えば平壌にもという話がありますが、この南北の首脳会談について、これが意味あるもし南北の対話が実現をするということであるならば、それは評価をされますでしょうか。それとも、それは日本に...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、日朝関係の質問じゃなくて南北間の話をしているんですが。で、その際に、非核化に関する北側からの前向きな姿勢があれば南北首脳会談については評価をするということですね、今の答弁ですと。
○藤田幸久君 トランプ大統領が就任した直後、安倍総理がアメリカに行かれました。秋ぐらいからトランプさんの周りとのパイプづくりをやってきたということですが、今回の韓国の大統領選におきましても、これはかなり優位な候補でありましたので、このパイプづくりというものを、長嶺大使が帰って、韓...全文を見る
○藤田幸久君 その際に、長嶺大使が三か月空けておられたということ、もちろん、前政権の大統領代行の方とお会いするのは一か月も掛かったと。と同時に、新しい大統領候補とのパイプづくりというものが相当遅れたのではないかと、これから相当挽回をしてやっていただく必要があるのではないかというこ...全文を見る
○藤田幸久君 時間ですので終わります。
05月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  まず、資料をお配りしておりますけれども、一枚目に、先日私が岸田外務大臣に質問した関係の記事が出ております。これは、九条改憲は当面不要だとされた岸田大臣の一年半前の発言について、考え方は変わっていないと明言をされ...全文を見る
○藤田幸久君 十分意欲を感じたわけでございますが、そういうときが来た場合には、来た場合にはやっぱり国を背負っていただくというお気持ちはございませんでしょうか。
○藤田幸久君 この同じ日に、いわゆる総理と自分の考え方は同じか一度確認してみたいということでございますが、大臣、確認されましたでしょうか。
○藤田幸久君 その考える過程のことでしょうか、今朝新聞で報道されておりますけれども、自民党の中の憲法改正推進本部、保岡興治本部長、の上川陽子事務局長が岸田外務大臣に九条の二案を伝えたと、九条改正に懐疑的な見方を示していた岸田氏も、それならばいいと応じており、党内もまとまると見られ...全文を見る
○藤田幸久君 稲田防衛大臣に伺います。  前回、岸田外務大臣は宏池会の代表ということではっきり御自分の意見言っていただいたわけですが、稲田防衛大臣はそれを避けられておられました。  ただ、資料の二枚目、お配りしておりますけれども、今年の二月三日の衆議院の予算委員会では、大臣は...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、岸田外務大臣は個人的なことも含めておっしゃっておられますので、いや、宏池会の会長でいらっしゃいますが、岸田大臣もそれは触れていただきたいと思いますが、このいわゆる安倍総理の言われる九条三項を追加することで、つまり岸田大臣が、ごめんなさい、稲田大臣が気...全文を見る
○藤田幸久君 ここで、参議院の法制局をお呼びしております。と申しますのは、憲法改正原案の提出は国会議員が行うわけでございますので、条文作成というのは、内閣法制局ではなくて、衆参の法制局が議員をサポートするという観点からお伝えをいたします。  そこで、御質問いたしますけれども、九...全文を見る
○藤田幸久君 今の段階では不明であるということですか。
○藤田幸久君 今朝、実は私は、河野自衛隊統幕長を参考人として来ていただくことを、お呼びをしておりましたところ、残念ながら理事会でそれが通らなかったということで非常に残念でございます。  今、アメリカの議会なんかを見ておりましても、制服の方がしっかり議会で答弁をするということが非...全文を見る
○藤田幸久君 河野統幕長ですけれども、先日、日本外国人特派員協会で会見をいたしました。  今日いらっしゃっていないので、稲田大臣にお聞きしたいと思いますけれども、今までこの統幕長あるいは陸幕長といった幕の長が外国人特派員協会に呼ばれたことが幾つかある、だけれども今までは防衛省が...全文を見る
○藤田幸久君 通報して官房長が了解をしたということでございますね。
○藤田幸久君 ということは、防衛省として、外国の記者には意見を述べる、国会では意見を述べないと、これはやっぱり変えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 理由になっておりませんけれども、時間の関係で言いますが、統幕長がおっしゃったことは、一自衛官として申し上げるならば、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されることになれば非常に有り難いと思うと発言しました。  そこで、質問します。例えば、宇都隆史自衛隊員がいた、あるいは佐...全文を見る
○藤田幸久君 一自衛官としての質問でございますので、しっかり答えていただきたいと思っています。  時間の関係で次に移りますけれども……(発言する者あり)
○藤田幸久君 ヒットラーの「わが闘争」の防衛大学の教科書使用について、四月六日に、この教科書使用は可能だということをおっしゃっておられます。  確認ですけれども、この「わが闘争」というのは民族差別的な思想がある時代でありますけれども、この「わが闘争」の内容を否定する形で使用すべ...全文を見る
○藤田幸久君 資料の三ページ目の下の方に書いてありますけれども、これは宮崎衆議院議員の質問主意書に対する答えですけれども、仮に人権に基づく差別を助長させるといった形で同書、つまり「わが闘争」を使用するのであれば、教育基本法等の趣旨に合致せず不適切であることは明らかと言っております...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、不適切だというふうに政府答弁があるんです。ところが、大臣はその評価を避けたわけであります。  同じように、「わが闘争」についての、議論のあるところの教育勅語についても確認をしたいと思いますけれども、教育勅語は衆参両院において排除と失効確認の決議が行...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、教育勅語に関する議会の扱い、それから先ほどの教育基本法に関して言えば、政府の答弁で評価が出ているわけですから、それに一致した形での使用でのみこの「わが闘争」は使われるということでなければ、こういう形で、少なくとも防衛省がこのヒットラーの「わが闘争」を...全文を見る
○藤田幸久君 分かりました。その答弁が必要だろうと思っておりました。  次に、資料の四ページ以降でございますけれども、共謀罪法案についてでございますけれども、国連の特別報告者でありますところの、これは国連プライバシー権に関する特別報告者であるジョセフ・ケナタッチという方が、共謀...全文を見る
○藤田幸久君 この国際組織犯罪防止条約そのものは国連で採択されているわけですね。そして、その国連の人権理事会が選任した専門家であるというのは間違いございませんですね。
○藤田幸久君 いや、最初の質問は、国際組織犯罪防止条約は国連で採択されているわけですね。その国連の方がこういう形で意見を表明され、しかも、日付で言いますと、十八日にこの方が表明をされて、それに対する日本政府の見解は同じ五月十八日で出ているんです。つまり、時差はあったにしても、ジュ...全文を見る
○藤田幸久君 五月十八日の日本政府見解の最後の部分で、直接説明する機会を得られてしかるべきということですので、直接説明する機会を求めるべきじゃないかと思いますし、それから、今の答弁で、もしこの方が日本にいらっしゃったら、会う御用意がありますですね、先ほどの答弁だと。
○藤田幸久君 時間の関係で、資料の一番最後の八ページ御覧いただきたいと思います。  これは、二月二十三日に、防衛省による米軍基地従業員の解雇を地裁、高裁が連続して解雇不当と断ずる裁判判決があったということでございます。その後、防衛省は控訴を断念したという、判決が確定したというこ...全文を見る
○藤田幸久君 こういった事例がほかにも報道されておりますけれども、是非、思いやり予算を出しながら日本の従業員の方が大変苦しまれるという立場の中で、防衛省は誰の味方かということをはっきりして対応していただきたいと思っています。  あと数分ございますので、先ほどの河野統幕長の関係で...全文を見る
○藤田幸久君 一政党の総裁の発言に関して、そして服務規定は、政治活動に関与せず、一方、大臣は今、政治問題とおっしゃいました。ということは、二十四万人の自衛官が外国メディアの前で、この自衛隊の根拠規定が憲法に明記されることは有り難いというふうに二十四万人の方が外国メディアに公の場で...全文を見る
○藤田幸久君 一自衛官が、二十四万人の方が外国のメディアに公の場で発言をする、その場合に意図と目的を、じゃ検証するんですね。確認をして、意図と目的が政治的なつまり結果を及ぼすということが確認をされなければ、これは自衛官がこの憲法という高度な政治問題について発言しても構わないという...全文を見る
○藤田幸久君 意図は確認をするとして、結果的に影響を与えた場合には違反するということで間違いないですね。
○藤田幸久君 服務の宣誓で、「政治的活動に関与せず、」と書いてあるのは、これはどういう意味ですか。
○藤田幸久君 関与せずという意味はどういう意味ですか。
○藤田幸久君 確認をしますが、自衛官、二十四万人とは言いませんけれども、メディアの前で憲法に関して個人的な感想を述べることは許されるということですね。
○藤田幸久君 そうすると、自衛官の方が、安倍総理、あるいは国を指導する、あるいは政党を、しかもこの場合には政党の総裁としての発言です、安倍総裁の、その一政党のトップの方の発言に関して非常に有り難いと思うということを自衛官が公の場で発言しても問題ないということですね。これは一つの政...全文を見る
○藤田幸久君 自衛官が、政治的な団体であるところのトップである方の、憲法という日本で一番重要な政治問題について、感想、しかも評価をすることを述べても服務上問題がないということですね。
○藤田幸久君 大変な答弁でございますけれども、質問を終わります。     ─────────────
06月02日第193回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  私も、石田先生と同じように、ビザなし交流行ってまいりました。  まず、北方領土の関係でございますが、さきの日ロ首脳会談でいわゆる飛行機を使った北方領土への墓参が決定されたということですけれども、一方で、最近墓参に行かれた方の中に...全文を見る
○藤田幸久君 残念ではなく怒り、そして是非抗議をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  さて、資料をお配りしておりますけれども、一ページ目でございます。これは五月二十四日、超党派の議員懇談会で、防衛省の書面による回答の部分でございます。下の四行、読ませてい...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ここで書いてありますように、具体的に決まってないわけですね。それで、今日その辺に、後ろに座っていらっしゃる方もいたような気もしますが、顔が違うかもしれませんが、石橋議員もいましたけど、これは要するに、具体的に決まってなければこの普天間は返還されないというふうに...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、答弁されてないんで、私の質問に答えてください。つまり、具体的に決まってないんですね。決まってないものは返還条件が満たないわけですから返還されないと、そういうふうに当時事務方はおっしゃっていらっしゃったので、私一人だけじゃありません。  ですから、それと...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、答えてください。解決していきたいという意欲のことと、具体的に決まってないと言っているわけですから、ということは返還条件整ってないわけですね。この民間施設の使用の改善がされてないわけですから。その場合には、一旦辺野古が建設されても普天間が戻ってこないと、つ...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、昨日通告をしております。そして、通告をしておりますことについて防衛省として答えられないということは、ちょっとこの委員会に対して、何を考えているかということでございますね。  委員長の方から、この、つまり、通告した質問に答えないことについては対応をお願い...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、それの関連でございますけれども、その事務方が今日いないというのならばあれなんですが、この同じ二十四日に聞いたことですけれども、普天間飛行場代替施設が完成して普天間飛行場が閉鎖された場合、普天間飛行場の機能のうち、有事の際の固定翼機の緊急着陸場という機能...全文を見る
○藤田幸久君 今、九州のことをおっしゃいましたけれども、ということは、埋立承認願書というのがありまして、埋立必要理由書という理由の中に機能的一体性ということが書いてあるんです。そうすると、機能的一体性ということが、これ九州に行っちゃいますと、この理由が成り立たないんじゃないですか...全文を見る
○藤田幸久君 勝手に自分の都合のいいときだけ機能的一体性というものが該当し、それ以外は関係ないという話だけれども、ここの埋立必要理由書というのは、これ全体を言っているんじゃないんですか。部分的にそういうことを、細かく言って、埋立必要理由書に書いています、機能的一体性について、細か...全文を見る
○藤田幸久君 書いてあるか書いていないか答えてください。
○藤田幸久君 機能的、必要理由書に明示されていなければ、九州なり移動するという部分については、この埋立承認願書の理由が成り立たないということでございますから、それを精査して答弁をいただきたいというふうに思います。いいですね。──じゃ、答弁を防衛省としてお答えいただくということを、...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと時間がたっておりますので、順番を変えて、水産庁関係の質問に移りたいと思います。  資料の五ページ目を御覧いただきたいと思います。これは、三月八日の総理官邸の安倍首相の動静でございます。下から二行目のところでございますが、三十六分から四十六分、和泉首相補佐官...全文を見る
○藤田幸久君 では、ここで話し合われたことについてお聞きしますが、参考として次の六ページ目を御覧いただきたいと思います。  この二日後でございますけれども、この出席をしておりました防衛省の高橋局長から、これは、今日も出席をされておられます佐藤水産庁長官宛ての文書でございます。題...全文を見る
○藤田幸久君 答えられない理由を言ってください。今までもこの委員会というのは、国民に代わって私どもが行政についての内容について聞いているわけでございまして、それについて答えられない何か理由があるんですか。
○藤田幸久君 たかだか十分で五名、少なくとも名前が載っている方。普通、こういう場合にはずらっと役所の人も付いていっている可能性がある。そこの十分間でたくさんの議題を、しかも総理の元でそんなにたくさん議題あります、水産庁長官が行って、恐縮でございますけれども。  ここで答弁できな...全文を見る
○藤田幸久君 たかだか十分の中で、それで、この案件について話したか話していないかだけお答えください。答えられないなら、理由をお答えください。
○藤田幸久君 高橋局長だったら正直にお答えいただけると思いますが、いかがですか。つまり、作者は防衛省、から水産庁、水産庁は受けです。それを多分、解釈の知恵を出したのがこれ法務省です。つまり、作者である高橋さん、これについて話していますね。
○藤田幸久君 では、水産庁長官、水産庁長官が総理と扱う議題において、これ以外の議題はあるんですか。
○藤田幸久君 委員長に申し上げますが、非常に重要なこの中身で、外交交渉でもございません。まして具体的に、この十日、十四日、こういう具体的な関わったことに関する政策案件の動きがある中で、この委員会に話ができないという理由については、これはある意味じゃ院の権威を汚していることでもござ...全文を見る
○藤田幸久君 時間がありませんのでまたそれ戻りますけれども、じゃ、水産庁長官にお伺いいたしますけれども、漁業権の一部放棄は変更には該当しないという見解をされていますけれども、従来は、漁協が漁業権の一部放棄を議決した後は都道府県知事の変更許可を受けるという運用がなされてきていると思...全文を見る
○藤田幸久君 いいんですね。  じゃ、資料八を御覧いただきたいと思います。  これは大分前の資料でございますが、昭和六十年の質問主意書、これは当時の久保亘議員からの質問主意書であります。埋立てへの同意が漁協総会で議決された場合、共同漁業権はその決議によって一部消滅するのかに対...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、この質問主意書では漁業権の変更に触れていませんよね。質問にそういう触れていないことを前提に政府として見解を出して、それでいいんですか。
○藤田幸久君 いや、それは勝手におっしゃっているわけで、質問の方では漁業権の変更に触れていないわけで、したがって、一部放棄と変更を混同しているというような現状を前提としないで答弁をしなければいけないわけですよね。だから、ある意味じゃ勝手に、我田引水的に答弁しているわけで、それはお...全文を見る
○藤田幸久君 漁業法上とは別に、実態的にそういう指導があったということについて改めて指摘をさせていただきたいと思いますが、今回明らかになったことは、総理が関わっていて、首相補佐官が具体的に指示を出し、まして官邸で関係者が集まって、そして解釈を変更し、今までのかなり難しいところを変...全文を見る
○藤田幸久君 資料を御覧いただいて、大浦湾というのは、特殊な自然観が形成されており、新種発見となれば固有種の可能性も高い。  それから、この中で、環境への不可逆的な影響が生じるという可能性があるのではないかと言われておりますけれども、不可逆的な影響が生じる可能性については、環境...全文を見る
○藤田幸久君 その防衛省とか事業者が適切にという答弁もいただいておりますけれども、環境省って何なんですか。つまり、事業者がそれを証明しなきゃいけないというならば環境省の存在は必要ないわけでございまして、環境省として、この不可逆的な可能性もあって、影響が出る、そんな中でどういう保全...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、防衛省は国の安全を守るのが担当であります。環境を守るのは環境省じゃないでしょうか。ということは、環境を守ることに関していえば環境省がやらなければ分担にならないと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、防衛省が監督しているところは防衛省、そうすると、ほかの省庁が監督しているところは環境省は環境に関しても関わりを持たないし、保全措置については行動を取らないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 民間企業が事業者としてやっている場合には、これは民間企業者の責任で環境を対応をする。したがって、環境省がそれに関しても関わらないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 さっき数分間……
○藤田幸久君 入っていますか。
○藤田幸久君 では、アセスの事後報告についても今後質問していきたいと思いますので、環境省、しっかりやってください。  質問を終わります。     ─────────────
06月06日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  本日、まず抗議を申し上げたいと思いますが、自衛隊の河野幕僚長の出席を求めましたが、残念ながら実現をいたしませんでした。  前回に続くことでございますけれども、是非出席を委員長の方でお取り計らいをいただきたいと...全文を見る
○藤田幸久君 実はこれ、平成二十七年六月二日の当委員会で私は、平成九年に橋本総理大臣の指示で久間防衛庁長官が制服組の国会答弁を認めるというふうに訓令を廃止したが、その直後に事務次官がそれを否定する事務次官通達を出したことを指摘したのに対し、中谷防衛大臣は、かかる文書のために自衛官...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、通達そのものは廃止されていないけれども、この当時出された通達というものは自衛官の国会出席を拘束しないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 イエスかノーかで。拘束しないとさっきおっしゃった、拘束しないわけですね。
○藤田幸久君 資料一を御覧いただきたいと思います。  これは、私のこの委員会に対する質問に対して、浜田防衛大臣は、自衛官の国会での答弁というものは私自身はあり得べしというふうに思っているというふうにおっしゃっております。それから、これは一昨年の記者会見のようですが、河野統幕長自...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、次にこの河野さんの発言に関してお聞きしたいと思いますが、まず稲田大臣、今の自衛隊は、現行憲法上、合憲でしょうか、違憲でしょうか。
○藤田幸久君 ここで、ちょっと稲田大臣にお手伝いをいただきたいんですが、この資料の中にいろんな引用文がございますが、河野統幕長の二つ目の引用、憲法はと書いてある記者会見の言葉がありますが、恐縮ですが、このアンダーラインを引いているところだけ読んでいただけませんでしょうか。
○藤田幸久君 続いて、恐縮ですが、次の日本国憲法の第九十九条の、これまたアンダーラインの部分を読み上げていただけませんでしょうか。
○藤田幸久君 次に、最後でございますが、大臣、恐縮です。自衛隊服務規程、宣誓のところ、私はというところを含めて、アンダーラインを引いてあるところ二か所、読み上げいただきたいと思います。
○藤田幸久君 今読み上げいただきましたが、このエッセンス、これは、弁護士でいらっしゃいますので、この条文に従って正確に読みますと、これは一自衛官として、また公務員として明確に違反をしていると思いますが、間違いございませんですね。
○藤田幸久君 大臣、ちょっと、そういうふうにゆがめてはいけません。読んでいただいたように、一自衛官として発表されているんです。その自衛官ということに関して服務規程に完全に違反していますね、これ。非常に明らかだろうと思うんですが。
○藤田幸久君 前回も今回も、余計なことで時間を取らないでください。  私が聞いているのは、一自衛官としてこういう発言をしたということは、明確に、今読み上げていただいたように、この自衛官の服務規程に違反していますねということなんです。それ以外のことは言わないでください。前回も時間...全文を見る
○藤田幸久君 明確にここに書いてあることは違反であるということを申し上げて、またこの後で戻ってきたいと思いますけれども、そのほかの、つまり、ここのことについて答えないで、勝手なほかの理由を言わないでいただきたいということを申し上げておきたいと思います。  そこで、次に、普天間飛...全文を見る
○藤田幸久君 それで、こういう会談をした二日後に、資料のこれは四枚目にございますけれども、整備計画局、まさにこの八日に出席をした高橋局長から今日来ていらっしゃる水産庁長官に対する、解釈の確認といいますか解釈の変更についての申請を出して、続きまして十四日、次の資料の五枚目でございま...全文を見る
○藤田幸久君 この三月十日及び十四日、資料に出しておりますけれども、このことについて議論したのかという質問に対して三分も使ってしまいました。三分戻していただきたい。答えていただきたい。
○藤田幸久君 何について話したか答えてくださいというのに、全然答えていないじゃないですか。ちょっと止めてくださいよ。全然答えていないんだから、二回とも。
○藤田幸久君 予備調査と言ったんじゃないですか。だって、案件についてでなければわざわざ総理の前に行かないんじゃないですか。  それと、そんなことおっしゃるならば、資料の六ページ。これ、あなたはこの一年間に、この三月八日以外だと四回総理に会われていますけれども、そのうち二回は黒江...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、逆に水産庁長官に伺いたいと思いますけれども、この三月十日及び十四日のやり取りについて、この三月八日、お話しになったんでしょうか。金曜日ですといろんな話とおっしゃいましたけれども、これも調べましたけれども、あなたは総理にこの二年間で直接会ったのは一回しかないです...全文を見る
○藤田幸久君 金曜日も何回も理由聞いたんだけど答えていないんで、なぜ理由を言えないのか、答えてください。
○藤田幸久君 防衛大臣まで笑っていますけど、これ重要なことなんですね。これ、水産庁の長官が直接総理に会った一回しかなくて、その後これ十日と十四日になっているわけですから、これについて、じゃ、話していないというふうに言えるんですか。理由を言えないんだったら答えてください。答えないん...全文を見る
○藤田幸久君 何回も聞いていますが、なぜ差し支えがあるので言えないのか、答えてください。
○藤田幸久君 つまり、その案件について話したわけですね。
○藤田幸久君 つまり、案件について話したわけですね。機微な案件について話したわけですね、三月八日。
○藤田幸久君 理由を明確に言ってください。
○藤田幸久君 理由を簡潔に言ってください。
○藤田幸久君 それだけ機微だということは、先ほど法務省の方も、訴訟と行政に関することでこれだけ出ていらっしゃると。つまり、今までの水産庁見解を解釈変更によって覆して、こういう埋立てをするような形で指示等があったということであれば、これは今問題になっているように、水産庁の行政がゆが...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、整わなければ返還がなされないという答弁でございました。確認をしておきます。  続きまして、普天間飛行場の機能のうち、有事の際の固定翼機の緊急離着陸という機能の移転と埋立承認願書でございますけれども、これは最後の八ページに出ております。  この八ページの文...全文を見る
○藤田幸久君 したがいまして、その機能の移転というものは、どういうふうに今お考えなんですか。
○藤田幸久君 ですから、機動性、即応性という特性、機能を失う、損なうということに矛盾するんじゃないんですか。
○藤田幸久君 いや、書いてあることと、それに対して都合のいいところは分離しても構わない、都合の悪いところはこれ分離しないんだと言っているだけのことであって、これ、読んでいることと、今の答弁とまるで違うんじゃないですか、矛盾しているんじゃないですか。それを聞いているんです。
○藤田幸久君 時間がありませんので、あと十分ほど原子力協定について伺います。  まず、IAEAの保障措置では、インドは原子力関連施設を軍事用と民生用に区分するということが前提となっております。民生用と区分した施設だけが保障措置対象となるわけですから、軍事用と区分された施設には、...全文を見る
○藤田幸久君 何か努力目標だけの話でありまして、こういう軍民区分による保障措置に依存するということは、これは核兵器増産に直結する可能性があるということを指摘しておきたいと思います。  それから、インドで八施設あるという非保障措置対象施設でございますけれども、より厳しい管理を実行...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどから、減らすとか努力とか、今も小さくとか、何かそういう努力目標だけの話でございまして、それでは私はやっぱり問題があるんではないかというふうに思っております。  時間の関係で次ですけれども、原子力施設主要資機材の輸出等に係る公的信用付与に伴う安全配慮等確認の実...全文を見る
○藤田幸久君 日本が加盟してインドがまだ入っておりません使用済燃料及び放射性廃棄物の安全に関する条約、一九九七年というものは、要綱の依拠に含むことはできないんでしょうか。
○藤田幸久君 NPTやIAEA保障措置協定追加議定書が含まれていませんが、じゃ、どうやってこの核不拡散を担保することができるんでしょうか。
○藤田幸久君 何か希望的観測が多い答弁でございますけれども。  時間の関係で最後の質問ですけれども、日本政府はインドのNSG加盟を提案しています。仮にインドによる核実験モラトリアムが維持されない場合はNSGとしては例外化措置を失効ないし停止すべきでありますが、NSG参加各国は、...全文を見る
○藤田幸久君 どんなふうにインドが出るか分からないながらこうやって提案をして、入ったときにどうなるかということについて答えられないということは非常に私は無責任だろうと思いますので、その点を指摘して、質問を終わります。
06月15日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  まず冒頭、昨夜から今朝にかけて中間報告という、ある意味では禁じ手のことが起こりました。この外交防衛委員会は、聡明な宇都委員長の下で、これは委員会主義ということ、それから安全保障ということは、単に平和、領土という...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  まず、資料の一ページ目を御覧いただきたいと思います。  前回質問させていただいたことの継続でございますけれども、下の五行目からです。沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画において、普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、アメリカ側との調整が整わなければ、いわゆる普天間基地の五年以内の運用停止も実現できないということで間違いございませんですね。
○藤田幸久君 相手があることで、相手との調整ができなければということで前回答弁いただいたわけですから、相手との調整が付かなければ五年以内の運用停止も実現しないということで間違いございませんですねと。それ以外のことは答えないで、今の質問に答えてください。
○藤田幸久君 ということは、相手があるわけですが、相手との調整ができなければこの危険の除去も実現できないと。つまり、普天間飛行場が返ってこないわけですから、したがって危険の除去も実現できないということで間違いございませんですね。
○藤田幸久君 同じことで、相手があるわけですが、相手との調整ができなければ、まず普天間の返還がされないということを確認された、それから五年以内の運用停止も実現できないということも、そうですとおっしゃった。ということは、普天間飛行場が返ってこないわけですから、危険の除去も実現できな...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、この前提でアメリカとの調整が付かずに、したがって普天間基地は返還されない場合に危険の除去はできるわけですね。
○藤田幸久君 いや、ですから、米側との協議が整わなければ返還されないということもお認めになって、五年以内の運用停止も実現できないとおっしゃったわけで、であるならば自動的に危険の除去も実現できないということにならなければおかしいですよね。逆に言うと、返還されないまま危険の除去ができ...全文を見る
○藤田幸久君 で、私のポイントは、今、昨年来、法廷闘争もされた結果、工事が始まっているわけですが、工事をいろんな形で、民意に反してある意味ではやっている部分もありますけれども、それ以上に、今日明らかになったことは、この部分に関してアメリカとの調整をやることが一番重要であると、それ...全文を見る
○藤田幸久君 その上で、今年の四月ですが、アメリカの会計検査院、GAOがアメリカ議会に対する報告書の中で、普天間飛行場を失うことになれば、固定翼機の緊急着陸場の喪失、また国連が滑走路を使用できないことにもつながるため、代替滑走路を見出す必要があるというふうに言っております。  ...全文を見る
○藤田幸久君 資料の一を御覧いただきたいと思います。  これは、五月に超党派の議員懇談会で、このGAOに対する質問に対して同じような、文書で書いてありますけれども、逐一についてコメントする立場にはありませんと、上から六行目ぐらい。その上で申し上げれば、普天間飛行場代替施設の滑走...全文を見る
○藤田幸久君 長い滑走路に関して十二の選択肢があると。そのうち、アメリカ側が言うには、沖縄県内の候補地は一か所だとありますけれども、この十二の選択肢と沖縄県内の一か所というのはどこでしょうか。
○藤田幸久君 いや、前回も、だから、五月には文書でこうやって答えている部分もあるわけですから。  なぜこの質問をしたかというと、先ほど大臣お認めになったように、アメリカとの交渉が重要なんですね。アメリカとの調整が付かなければこの辺が進展ないわけですから、我々も、これは党派を超え...全文を見る
○藤田幸久君 いやしくもアメリカの政府機関がアメリカの立法府に対している報告書で、その中で日本政府とやり取りがあると書いてあるわけですから、しかも、いかにアメリカとの調整が重要かということも今回明らかになった、今までにない答弁をいただいているわけですから、それはしっかりお答えをい...全文を見る
○藤田幸久君 日韓関係でもう一つ。  今週、韓国の国会議長の丁世均議長が来日をされまして、大島衆議院議長との会談の中で、丁議長の方から、朝鮮人BC級戦犯に慰労金を与えるための立法措置を求める発言があったと報道されております。これは、額賀福志郎会長、河村建夫幹事長を中心とする日韓...全文を見る
○藤田幸久君 是非、積極的に取り組んでいただきたいと思います。これは、いわゆる賠償の問題じゃございません。立法の中身でございますので、各党了解を得て進めていることでございますので、お願いしたいと思います。  さて、次に、実は国連人権委員会のケナタッチ教授、それから国連のデビッド...全文を見る
○藤田幸久君 資料の四ページ目に、最近五か年のFMSによる調達年度別金額と出ておりますが、この五、六年の間に八倍に増えています。まとめ買いについて、私がたまたま数年前、財務副大臣をしておりましたときに、当時の防衛省の防衛副大臣の方にお会いをして、まとめ買いを提案したことがございま...全文を見る
○藤田幸久君 まあ数字の細かいことは別にしまして、これだけ掛かると。  仮に、この計算でいいますと、アメリカの技術者一人当たり年間七千五百万円。これはやっぱりきちっと精査していただいて、やっぱり余りアメリカにとって都合のいい契約であるならば、これはしっかり見直しをするように働き...全文を見る
○藤田幸久君 あと数分でございますが、まず、済みません、この社会保障協定に関することでございますけれども、この社会保障協定締結に関して、いろいろな経済団体とか現地企業とか在留邦人からいろいろ要望あると思いますけれども、そういった方々からの要望を受けながら優先順位を考えていくという...全文を見る
○藤田幸久君 最後に、資料の五ページ目を御覧いただきたいと思います。  これは、二〇〇二年九月十七日のいわゆる小泉訪朝で、日朝首脳会談の前に朝鮮赤十字会から日本赤十字に渡されたリストでございます。拉致被害者の調査結果が記載されております。  しかし、外務省はこのリストを首脳会...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  二〇〇二年のことを余り御存じなかったならば、是非検証していただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。
12月05日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  河野大臣、小野寺大臣の就任以来の活躍に敬意を表します。  まず冒頭で、昨日の参議院本会議で北朝鮮に抗議する決議が採択されました。しかし、九月十五日に我が国上空を通過する形での弾道ミサイル発射が行われた際、国会閉会中であったため、...全文を見る
○藤田幸久君 では、まず河野大臣にお伺いします。河野大臣の考える外交とは何でしょうか。
○藤田幸久君 北朝鮮問題で、軍事行動を視野に置くトランプ大統領と、外交による解決を目指すティラソン国務長官との意見の違いが報道をされておりますが、河野大臣はどちらの立場を支持されますでしょうか。
○藤田幸久君 戦争をさせないことが外交の最大の意味ではないかと思いますが、仮に戦争に至るといったような場合には外交の最大の失敗ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 評論家のような答弁以上の答弁を欲したわけでございますが、具体的な質問に移ってまいります。  北朝鮮への圧力強化に関して、いわゆる、大臣は、圧力強化を通じて北朝鮮の政策を変えさせる、あるいは北朝鮮の側から対話を求めることにつながる圧力とおっしゃっておられますけれども...全文を見る
○藤田幸久君 時間稼ぎとおっしゃいましたが、実は最近、アメリカのマクマスター大統領補佐官、政府の方が、北朝鮮が米国にとって最大の脅威だと、差し迫った脅威だと、と同時に、早急に問題を解決しなければ武力衝突にどんどん近づいていく、余り時間は残されていないと言っています。つまり、時間稼...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど中西議員の質問で、アメリカがテロ支援国家再指定を行ったと、これは圧力を強化して政策を変えさせるものだとおっしゃいましたが、今回、テロ支援国家再指定を行った途端、政策変更じゃなくてミサイル発射をしてきたんです。ですから、テロ指定国家をしたことについて、政策転換で...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、北朝鮮だけが挑発をしてくる、だけど、それを止めるならいいんですけど、その挑発が更に増大しているということは政策転換になっていないんじゃないですかということを言っているんです。
○藤田幸久君 いや、先ほど中西委員の質問に対して、政策転換のための再指定だとおっしゃったので、私は言っているわけでございます。  時間がないので次に行きますけれども、日本が核兵器禁止条約に参加しないということは、北朝鮮が核兵器を、核放棄をしない口実を与えているんじゃないでしょう...全文を見る
○藤田幸久君 小野寺防衛大臣に伺います。  このマクマスター、アメリカの大統領補佐官は、韓国で多くの人命が犠牲にならずに済む軍事攻撃オプションは存在しないとおっしゃっています。ということは、韓国在住の日本人、数万人いらっしゃいますが、あるいは日本の国土に犠牲が出ない軍事オプショ...全文を見る
○藤田幸久君 昨日から、アメリカ、韓国両軍は、航空機約二百三十機を投入する大規模な共同訓練、ビジラント・エースを始めたようでありますが、北朝鮮の攻撃の兆候を事前につかんで先制攻撃できる能力を誇示する狙いがあるということでございますが、この両国による先制攻撃を日本は支援するのかどう...全文を見る
○藤田幸久君 挑発をしているのは向こうだけれども、もっとその挑発が加速して犠牲を受けるのは日本人であることに対してどう対応するかということを聞いているということを肝に銘じて、お二人の大臣にはお伝えをしておきたいと思います。  ところで、十一月二十九日、北朝鮮が弾道ミサイル発射を...全文を見る
○藤田幸久君 一言。つまり事前に情報は分かっていたわけですね。
○藤田幸久君 外務大臣、この日、北京時間で朝三時頃だろうと思いますが、北京の日本大使館から北朝鮮大使館に抗議したということでありますけれども、ふだんから二十四時間、緊急の場合でもぱっと電話を掛けられる、お互い携帯電話を所持しながら、そういう連絡取り合う体制があるということでよろし...全文を見る
○藤田幸久君 普通、朝三時ということは、外交的には事前に、今から連絡しますよというような、事前に言った上で連絡をしたわけですね。
○藤田幸久君 次に、カンボジアの関係についてお話をしたいと思います。  今日、私、最近、明石康さんからいただいたこの本でございますけれども、(資料提示)「カンボジアPKO日記」というのをいただきました。カンボジアというのは、日本外交あるいは国連外交等にとってもサクセスストーリー...全文を見る
○藤田幸久君 アメリカ政府、EUは単に非難声明を出しただけじゃなくて、アメリカ政府は、来年の議会選挙、今のままだと自由で公正でないというんで、選挙委員会への援助中止を決定しています。  日本はこの選挙改革支援を継続すると言っておりますけれども、北朝鮮に対しておっしゃっているよう...全文を見る
○藤田幸久君 見込みのない状況になった場合には是非適切な政策変更をさせる圧力を掛けていただきたいということを、これは政府同士というよりも、これは国民的なコミットメントの国でありますので、お願いをしたいと思っております。  最後に、トランプ大統領の今回の来日ですけれども、河野大臣...全文を見る
○藤田幸久君 今の二つの例は入国のときじゃありません。入国、最初に日本に入国したのは初めてだろうと思いますが、いかがでしょうか。嘉手納、岩国は途中からでしょう。
○藤田幸久君 恐らく入国というのは初めてだろうと思いますけれども、これは主権国家としてアメリカ側に、入国時に当たっては民間飛行場に入るという要請はしていなかったということでしょうか。
○藤田幸久君 横田基地の周辺の空域、これは資料に出ておりますけれども、資料の三ページ目に横田空域とあります。これは石原元東京都知事が、米軍の飛行機というのは言うことを聞かない、占領したつもりでいるから空における主権が横田基地周辺の空域にはないということで周辺の皆さんに迷惑を掛けて...全文を見る
○藤田幸久君 この資料の六枚目、最後にこの日米合同委員会組織図というのをお配りしております。これを見てびっくりすることは、要するに、在日米軍の人たちと日本の官僚機構の役人の皆さんがこれだけ広範なことについて協議をしている。これは国会議員も関わっておりません。ということは、仮に、今...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、この組織図でお分かりのとおり、これ、かなりの役所の幹部が、相手が国務省じゃないんです、在日米軍といろんなことをこの国会の協議とか別に決めていってしまう。ということは、軍事オプションが出てきた場合に、これ在日米軍とこの役所が細かいことをいろんなことを決めてしま...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、これは重要な決定、政府間のやり取りではなくて、その下の部分を実質的に決めてしまうやり取りで、しかも、相手が大使以下の、大使ではなくて米軍と重要なことを決めていくという理解でよろしいですね。
○藤田幸久君 この空域というのは、つまり、日米安保に関係することですから、日米安保に関係することでもってこの空域というものが決められて、日本の飛行機が迂回しなければいけないということでよろしいんですか。
○藤田幸久君 時間がありません、なくなりましたので、これは安保を超えたはるかに重要な案件に関わることについて、しっかりと政府としてやり取りをしていただくことを、外務大臣としてしっかりチェックをしていただくことを要望して、質問を終わります。  ありがとうございました。
12月06日第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  憲法第六十六条二項においては、「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。」と規定されておりまして、その趣旨は、武人、武士の武ですが、武人による武断政治を排除するものとされております。  一方で、自衛隊に関しまして...全文を見る