藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第196回国会 参議院 本会議 第3号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久です。  私は、民進党・新緑風会を代表し、政府四演説に対して質問します。  初めに、草津白根山の噴火により亡くなられた自衛官に衷心より哀悼の意を表するとともに、負傷された方々に心からお見舞いを申し上げます。  本年は明治維新百五十年に当たります...全文を見る
02月14日第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○藤田幸久君 この度、鴻池会長始めの御配慮によりまして参加をさせていただきまして、ありがとうございます。  酒井団長に続きまして、米国での調査のうち、ワシントンを中心に御報告いたします。  ワシントンでは、トランプ政権の政府高官人事が進んでいないことなども踏まえ、連邦議会議員...全文を見る
○藤田幸久君 質問ありがとうございます。  第一の点でございますが、その外交的解決ということは、私たまたまこの九月以外も二回アメリカへ行きまして、そのときは自民党の皆さんも一緒でしたけれども、とにかく外交的解決ということを政府の関係者及び有識者の方々はかなり、ほとんどの方がそれ...全文を見る
○藤田幸久君 ここは二つの大きな流れの意見があったということを対照的に書かせていただきました。核保有というのを前提にというのは、今持っているものを実際に廃絶させるというのはなかなか難しいのではないか、したがって、対話の前提をするならば、現状をどう認識をするかということについて実効...全文を見る
○藤田幸久君 あくまでも私の考え方でございます、認識でございますけれども、当然、日米韓が核廃絶を目指すということなわけですが、実際に、じゃ、北朝鮮と話をする際にどこが取っかかりであれば先方が対話に応じてくるのか。したがって、対話のための対話でもまずいし、圧力のための圧力でも結果が...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  多分、私だけではなく、酒井団長を始め、吉川委員、大野委員、糸数議員も感じられたと思いますけれども、やはり議員外交、政党外交で、特に先進国においてはこれが当たり前のことになっている。先ほどのメキシコにおける上院議員の視察というのもその一端だ...全文を見る
○藤田幸久君 政府の方とのやり取りそのものは一応オフレコということだったんですが、前後でシンクタンクの方々。シンクタンクの方々で私は重要だろうと思うのは、そういう方々が北朝鮮と直接交流をしたりしている、あるいは元の関係者であったりする。  そういう流れの中で、済みません、私、九...全文を見る
03月06日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○藤田幸久君 委員派遣について御報告を申し上げます。  本委員会の三宅伸吾委員長、塚田一郎理事、猪口邦子理事、中西哲理事、杉久武理事、井上哲士委員、福山哲郎委員、伊波洋一委員及び私、藤田幸久の九名は、去る二月十九日及び二十日の二日間、我が国の外交、防衛等に関する実情調査のため、...全文を見る
03月20日第196回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  まず、今日は、いわゆる文書改ざん問題についてお聞きしたいと思います。  せっかく官房長官お越しいただきましたんで、官房長官からお願いしたいと思いますが、まず、資料二を御覧いただきたいと思います。  今回の問...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。  まさにこういう院から内閣に対する要請でございまして、これは国政調査権そのものが、この予算委員長より正式に提出要求がなされたものでございます。したがいまして、これは参議院の委員会、あるいは憲法六十二条及び国会法百四条によるこの手続でありま...全文を見る
○藤田幸久君 同じように、会計検査院の院長、お越しいただいておりますけれども、この一ページの国会法の百五条をお読み上げいただきたいと思います。
○藤田幸久君 この要請に対して十一月に報告書を出されておりますが、その報告書の題名を言っていただきたいと思います。
○藤田幸久君 その上の報告書というものの位置付けについても読んでいただきたいと思います。
○藤田幸久君 したがって、こういう、憲法に基づいて、しかも、その会計検査院法に基づく報告書がありながら、実際にはこの改ざん前の資料に基づいて検査をしたわけですから、これもやはり国政調査権に対する侵害であります。したがいまして、これは当然再調査をしなければいけないと思いますが、院長...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、再調査すべきじゃないですか。つまり、会計検査院法に基づいて、国政調査権に基づいて報告した内容にそごがあったわけですから、再調査すべきじゃないんですか。
○藤田幸久君 したがいまして、官房長官、つまり、内閣及び会計検査院におかれまして再調査をすることを委員会の方で要請をしていただきたいということを委員長にお願い申し上げます。
○藤田幸久君 三月五日に決裁文書、国交省から財務省及び総理官邸に報告をされたということですが、その経緯について、国交大臣、お願いいたします。
○藤田幸久君 まず、先ほど来説明しておりますように、予算委員会、参議院から内閣に対して要請しているわけですから、まず、財務省あるいは官邸に報告をする以前に国会の方にその報告をすべきだったんじゃないんですか。
○藤田幸久君 昨日、財務省の方から新たに削除されていたものが公開をされました。「森友学園事案に係る今後の対応方針について」ということでございますけれども、また新しく出てきた文書ですが、これに国交省と財務省の関係が書かれております。  そこで、理財局長、この文書を持っておられると...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、籠池さんの言っている経費で施工する、そして売却価格からの控除をここで実質決めたということで間違いないですね。
○藤田幸久君 今日は国交省の航空局長いらっしゃっていますけれども、この文書の六に大阪航空局としてはと書いてありますけど、これ読み上げていただけませんか。
○藤田幸久君 つまり、ごみ撤去費用として大幅な値引きをするということは、大阪航空局が近畿財務局に提案をしたということで間違いないですね。
○藤田幸久君 この撤去費用の見積りというのは、普通、民間業者が行うというふうに聞いておりますが、それを近畿財務局が大阪航空局に依頼したということですか。理財局長。
○藤田幸久君 そういうことは初めてですね。
○藤田幸久君 したがって、結果的に、財務省が国交省に対してもこういう書換えを要求していたという事実はありませんか。
○藤田幸久君 今回、いわゆる書換えによって、結果的に昨年以来一年間で誤った答弁となってしまったその答弁をした議員の数、それから質問主意書の数についてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 いや、だけど、元々の書換えした後の文書によって答弁しているんですね。ところが、その後、書換え前の文書が、事実が明らかになっているわけですから、答弁上、間違っている答弁、本当にないんですか。
○藤田幸久君 じゃ、経緯が違っている部分の答弁者及び質問主意書の数を挙げてください。
○藤田幸久君 経緯について答弁をした答弁、一年間で、文書の書換え後に基づいてその経緯について説明しているわけですから、当然間違っているわけですよね。ということは、この国政調査権に基づいて院が要請をした答弁でありますから、報告がそごがあったわけですから、それに基づいた答弁というのは...全文を見る
○藤田幸久君 これは院から要請したことに関係しておりますので、是非早急にその報告を院の方から要請をしていただきたいと思います。
○藤田幸久君 麻生大臣に伺います。  昨日、安倍総理夫人の存在について、理財局長は、総理夫人であるという答弁をしておられますが、それについて大臣はどういうふうに認識されておりますでしょうか。
○藤田幸久君 昨日、理財局長は、安倍総理夫人であるということが意味があると答弁しております。それについて認識を伺います。(発言する者あり)違いますよ。理財局長の答弁に関して麻生大臣はどう認識していますかという質問です。
○藤田幸久君 安倍夫人が何をおっしゃったかということよりも重要なのは、総理との関係だろうと思うんです。つまり、金正恩氏の妹さんであるということが重要であり、トランプ大統領の娘さんだということが重要であって、何をしたかというよりも。したがって、安倍総理の夫人であるということ、そして...全文を見る
○藤田幸久君 国会答弁について伺いますけれども、もう大臣は佐川、佐川、佐川とおっしゃっていますけれども、財務省において、私も副大臣しておりましたけれども、国会答弁準備に関して言えば、必ず事務次官、主計局長、官房長も主管局以外に必ず関わっているんではないでしょうか。これは大臣にお伺...全文を見る
○藤田幸久君 資料の三ページ、御覧いただきたいと思いますが、これ、財務省においては、官房長、主計局長、事務次官。そして実はこういう方々が、官房長であった方が主計局長になって事務次官。  少なくとも、元々の起案は財務、理財局であっても、実際答弁の対応についてはこういう方々が関わっ...全文を見る
○藤田幸久君 財務省で自殺者が二人、あるいは自殺未遂者が一名で、三名の事実関係についてお伺いをしたいと思います。
○藤田幸久君 二〇一六年に日本財団が調査をした自殺意識調査というのがございます。そうしますと、自殺未遂者は自殺者の二十倍近くいるということが明らかでございます。そうしますと、二名の方が自殺されたということは、四十名ぐらいの方が財務省の中にそういったことを意識している方がいてもおか...全文を見る
○藤田幸久君 今まで省内の官僚の不祥事で大臣が辞任した例として三つ言われております。  一人が三塚博大蔵大臣でございますが、三塚博大蔵大臣がどういう官僚の不祥事で辞任をしたかの事実についてお答えを、財務大臣、いただきたいと思います。
○藤田幸久君 それから、額賀福志郎防衛庁長官、それから稲田朋美防衛大臣の例がありますが、これは、防衛省、お答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 麻生大臣、この四枚目の資料を御覧いただきたいと思います。  最近の世論調査です。時間の関係で概要を申しますと、麻生大臣は辞めるべきだという方がおりますが、これは監督責任を取ってという意味だろうと思います。今申し上げた三つの事例があります。それに対して、安倍総理に関...全文を見る
○藤田幸久君 日本が法治主義から人治主義になってしまった。そして、民主主義がおかしくなってしまっている。国民の代表に対してうそをついてしまっている。それに対しては責任を麻生さんが今取ることによって、これをこれ以上悪化することを防ぐことができる。それについて答弁をいただきたい。
○藤田幸久君 終わります。
03月23日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  短い時間でございますので、両大臣、手短に質問に対する回答をお願いしたいと思います。  まず、予算に先立つ前に、財務省の公文書改ざん問題に関連して、外務省の公文書の取扱いについて質問いたします。  資料の二枚目を御覧いただきたい...全文を見る
○藤田幸久君 ちなみに、この資料の原口議員の要求事項で怪文書と書いてありますが、これは、原口議員は怪文書と言っていないということで、後で外務省が訂正をしたということでございますので付け加えておきます。  それで、次の資料でございますけれども、これ、やはり原口議員の方がこの文書に...全文を見る
○藤田幸久君 ところで、先ほど、いろいろな方に、関係者にヒアリングをしたということでございますけれども、事務方には照会したけれども、当時の政務三役には照会していないというふうに聞いておりますけれども、なぜ政務三役に照会をしなかったのか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 そこで、大臣、総理に説明をする際に、こういったことを説明するということを政務三役、とりわけ外務大臣に話さないということはあり得ないと思うんですが、つまり、事前説明あるいは事後報告。ということは、文書の作成は別にして、こういったことについて説明をするということについて...全文を見る
○藤田幸久君 では、文書を作成したとはいっても、総理に対する説明をしているわけですから、事前の説明、それから事後の報告等を含めて、当時の岡田外務大臣ほか政務三役についても聞いていただく必要があると思いますので、照会をしていただきたいということと、これは日米に関することで、仮にこう...全文を見る
○藤田幸久君 では、事実関係で、二〇一〇年四月十九日、この文書にあるところの当時の船越課長及び防衛省の芹澤課長がアメリカ大使館で国務省及び国防省の方々と会ったという事実はありますでしょうか。
○藤田幸久君 では、日本国内の、四月十九日に冨田外務省北米局参事官と黒江防衛省防衛政策局次長が鳩山総理に本件を説明したという事実はありますでしょうか。
○藤田幸久君 では、改めて、政務三役に関する調査、今まで対象外でございますので、そういった説明があったかについて調査をお願いしたいということを、大臣、いかがでしょう、調査していただけますか。
○藤田幸久君 総理に対する説明があったかなかったかということの調査であります。
○藤田幸久君 それでは、防衛省の予算について質問させていただきます。  資料の一枚目を御覧いただきたいと思います。  これは、私、時々この資料をアップデートしてまいりました。御覧いただきますと分かりますように、一番下の合計のところ、一番左が、これまで、普天間移設建設総経費、少...全文を見る
○藤田幸久君 今おっしゃったように、それだけ不確定要素があるにもかかわらず、既にこれだけオーバーしている。ということは、これ、何というんですかね、国がやっていることでございますので、これだけ既にオーバーしているにもかかわらずこれが三千五百億円以内でできるという断定ができるなら、そ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから予算の話をしているんです。三千五百に対して四千既に百三十五億、予算の話をしているんでしょう。予算が、だから三千五百億円で済むという、既にこれだけ超えているのに。予算の話をしているんですけれども。
○藤田幸久君 そこで、財務省ですけれども、これまで、空港建設において大幅な見積超過が発生した事例はあるのか、完成までの総経費をどう想定しているのか、それから、これだけ予算超過を認めてきた理由は何なのか、それから、今後の査定方針について、せっかく財務省のチャンスですから、答弁をお願...全文を見る
○藤田幸久君 理財局の汚名を、是非、主計局が頑張ってください。  ところで、その統合計画ですけれども、普天間飛行場の返還条件の一つに、長い滑走路を用いた活動のための民間施設の使用の改善という条件が入っています。去年、稲田防衛大臣は、アメリカ側との具体的な協議やその内容に基づく調...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、願望は別にして、稲田大臣の答弁は否定しないということで受け止めました。  ところで、あと数分ですけれども、二〇一五年五月に安倍総理とオバマ大統領が日米首脳会談後に共同発表された際に、オバマ大統領は、米軍の海兵隊の再編について沖縄からグアムに移すことを確認し...全文を見る
○藤田幸久君 こういった訂正、何といいますか、オバマ大統領のそういう会見内容というのは事前に外務省の方から報道各社に提供しておりませんですか。
○藤田幸久君 では、確認でございますが、オバマ大統領は沖縄からグアムと発言をされたということで間違いないですね。
○藤田幸久君 では、そのことに関して、外務省のホームページあるいは報道等で普天間から辺野古というふうに記載した例はないですね。
○藤田幸久君 では、確認をお願いしたいと思います。  まだあるのかな。
○藤田幸久君 では、時間が参りましたので。  先ほどの質問、自民党の方の、外務大臣あるいは政府関係者が様々な手段を駆使してどんどん効率的な外交をされるということ、私は大賛成でございますので、最後に申し上げて、質問を終わります。
03月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。今日は河野大臣と一対一で、よろしくお願いいたします。  在外公館名称位置給与法の改正案でございますが、NATOの日本政府代表部設置が提案されておりますが、その必要性と、あわせて、なぜNATO加盟国でない日本が政府代...全文を見る
○藤田幸久君 私も、十年ほど前ですか、野党の議員としてNATOを訪問しましたら、国会議員がNATOに来たというのは珍しいということで、大変その意味ではいいディスカッションをしていただきましたが、今おっしゃった中で、法の支配、リベラルな価値、それから協調的な安全保障、つまり軍事的な...全文を見る
○藤田幸久君 しかし、アメリカは、はっきりとホワイトハウスが早い段階で中国から説明があったと、それからトランプ大統領に対する習近平主席からのメッセージも含まれていたと。それから、それに対してトランプ大統領自身がツイッターでコメントをしております。それから、韓国も事前に知らされてい...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、事実関係ですが、ホワイトハウスがはっきりと早い段階から説明があった、それからトランプ大統領に対する習近平主席のメッセージも含まれていたと、これはホワイトハウスの声明ですけど。これは、こちらがどういうふうに交渉しているんじゃなくて、先方からこういうふうな連...全文を見る
○藤田幸久君 では、なぜ、電話会談をした、こういうことがあったというふうなことは頻繁に、これは安倍総理にかかわらず、河野大臣もよく、誰々と電話会談をしたと、あるいはこういうことをするというふうなこと、あるいは今度こういう訪問をしながらこういうことをやっていくとよく明示的にされてお...全文を見る
○藤田幸久君 ある報道によれば、金杉アジア局長が、二十八日ですか、いろいろ情報収集に当たっていたと報道されておりますが、いかがですか。
○藤田幸久君 その報道によりますと、要するに、情報がないので情報収集に当たっているということを金杉局長はメディアに語っているわけですから、要するに先方から情報がないということを明らかに認めているわけですが、いかがですか。
○藤田幸久君 今回の中身の話でございますけれども、非核化ということが言われております。ただし、中国側は非核化ということについての言及があったというふうに報道しているのに対し、北朝鮮側は非核化ということについては明示しておりませんが、この非核化について両首脳間に関するどういうやり取...全文を見る
○藤田幸久君 それは私が申し上げて、それについてどうお考えかというのが質問であります。
○藤田幸久君 今のお話の流れでいいますと、和平実現のための段階的な措置というような条件が付けられておりますが、これはある意味ではアメリカに対して圧力路線の転換を求めている可能性があるので、これは警戒すべき、あるいは注意をすべき条件ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 国際社会の一致ということに関して言えば、もし今回の首脳会談によって、中国がある意味では対北朝鮮包囲網を少しでも緩めれば北朝鮮の非核化というものは実現しない可能性があるので注視が必要かと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 今回は、国際社会の一員としての中国というよりも、やはり特別の関係としての中朝関係をある意味では表したわけですが、したがって、中国が国際社会の一員としての圧力を掛け続けるか、それとも中朝関係という中で、この米朝首脳会談の前に中国なりの、しかも隣接する北朝鮮の安全保障問...全文を見る
○藤田幸久君 では、今回、北朝鮮の首脳が中国を訪問した、これは国際社会の圧力の効果だとお考えなのか。であるならば、どの圧力、例えば中国からの圧力あるいはアメリカからの圧力等、あるいは日本からの経済的な圧力、どの圧力が今回の米朝首脳会談に至る圧力として成果があったのか、お答えをいた...全文を見る
○藤田幸久君 トランプ大統領が先日の安倍総理との電話会談の後で、安倍首相は北朝鮮との対話にとても夢中だというふうに述べておりますが、今回のこの米朝首脳会談を踏まえて、あるいは南北首脳会談等の流れの中で、拉致問題解決のために日朝間の対話あるいは首脳会談に至るという可能性が高まってき...全文を見る
○藤田幸久君 何が一番ということは、そういう方向性というふうに認識をいたしますが。  二〇〇〇年ですかね、金正恩さんのお父さんの金正日総書記が訪中をされた直後に、二年後ぐらいでしょうか、日朝首脳会談が実現した。経過的に言うと非常に類似している面もありますが、それから韓国の高官も...全文を見る
○藤田幸久君 六者会議への復帰についても言及されておりますが、六者協議の開催の可能性が高まったと思うのか、あるいは仮に六者協議といった場合に、これまでもいろいろな形で北朝鮮側は遅延行為なりをしてきたという経緯もありますが、その可能性と、あるいはそういうふうになっていった場合の注意...全文を見る
○藤田幸久君 やはり、日本が今回の南北あるいは米朝首脳会談、そして今回の中朝首脳会談の中で、これは与党側の中からも日本が蚊帳の外に置かれているんではないかという認識が非常に強くなっていると思いますので、せっかく河野大臣でございますので、紋切り調の答弁ではなくて、こういう努力をして...全文を見る
○藤田幸久君 国民の理解があっての、それから議員の理解があっての外交だろうと思いますし、少なくともここにいる我々は与野党の立場を超えて、これは財金委員会でもございませんので、そういう意味では国民の理解を得た外交の応援をしようと、だから、今回の在外公館法あるいは外務大臣の専用機の使...全文を見る
○藤田幸久君 この場を使って間接的に伝えるという手法もあると思いますので、それを申し上げて、ちょっと答弁が長いので時間がありませんので、カンボジアの問題について話を移していきたいと思います。  今日、二枚の新聞の記事をお配りしております。近年の、今のフン・セン政権による野党救国...全文を見る
○藤田幸久君 今、アメリカとそれからカンボジアの関係が良くないということを言われておりますが、それに対する認識を伺いたいと思います。
○藤田幸久君 それから、日本が今度八億円ですか、投票箱の支援なんかしたわけですが、日本がそういう選挙支援をやめてしまうと中国の方にどんどん行ってしまうので、日本は選挙支援を続けるべきだという見方がありますが、それについてはどうお考えでしょうか。
○藤田幸久君 そうしてみますと、お配りしております資料の二枚目、これは朝日新聞の記事でございまして、済みません、字が小さくて恐縮ですが、左の方に「日中大使の見方」という、これは堀之内大使のコメント、新聞に出ております。そうしますと、上の段の左から八行目ぐらいですか、「日本が関わり...全文を見る
○藤田幸久君 国連、アメリカ、EU、あるいは、つい最近ですが、列国議会同盟という私どもにとっては重要な国際的な議員連盟も、この最近の野党に対する弾圧あるいは国会議員としての議席剥奪について警鐘を鳴らしておりますが、詳細は別にして、そういうところからいろいろな警鐘が鳴らされていると...全文を見る
○藤田幸久君 九七年に当時のラナリット派とフン・セン派の対立が深刻化し、武力衝突に至ったわけですが、このとき、小渕外務大臣が両派の対立を解消させるために四項目の提案をされまして、これを国際社会が支援をし、双方が受け入れたというような実績があります。  同じように、日本が影響力を...全文を見る
○藤田幸久君 安倍内閣が策定した国家安全保障戦略の中に、民主化や法制度整備支援にODAを積極的に活用をすると。これはJICA等が進めてきているわけですが、このODAに整備された法律が逆に野党やメディアなどを攻撃するために使われたといった指摘もありますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 先週、山本一太議員が中東、河野外交とおっしゃいましたが、是非、ミャンマー、カンボジア等も含めた東南アジアの河野外交を是非頑張っていただきたいと申し上げて、質問を終わります。
04月04日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。茨城県選出でございまして、大臣とはいつも常磐線でお世話になっております。  まず、復興特区における単独型の訪問リハビリ事業でございますけれども、これはお医者さんや看護師の確保が困難な被災地においては、療法士のみで訪問リハビリが行えると...全文を見る
○藤田幸久君 二〇二〇年に、復興庁解体によりまして、訪問リハビリステーションを訪問看護ステーションに移行される方針だと伺っております。しかしながら、通常の訪問看護ステーションに移行するには人材の確保が大きな課題と思われます。実質的に事業を継続するのはなかなか難しいというふうに懸念...全文を見る
○藤田幸久君 その最後の私の質問の、その復興特区の延長をこの分野に限って実行するという方法についてはいかがでしょうか。
○藤田幸久君 東日本大震災におけるひたちなか海浜鉄道湊線というのがございました。それから、数年前の鬼怒川の決壊の際には、関東鉄道という鉄道が大きな被害を受けて、国民生活にも大きな障害が生じました。現在の制度の下では、被害を受けた路線の年間収入の一割以上の復興費用が掛かるという場合...全文を見る
○藤田幸久君 人ごとのように改正案と言うだけではなくて、営利とおっしゃいますけれども、被害を受けた場合に市民全体に影響が及ぶという意味では公益性が非常に強いと思いますので、そういう観点からの対応もお願いしたいと思っております。  それから、こういう中小のある意味では公共交通機関...全文を見る
○藤田幸久君 では、通信とかいうものについてはどうですか。あるいは警報機。
○藤田幸久君 ありがとうございます。  こういう中小の公共交通機関からの復旧は、実際に経済負担が掛かるわけでございますので、実際には人件費とか人員の削減によって運営せざるを得ないと、そうやって持ちこたえているというふうに聞いております。したがいまして、更なる安全対策が劣化すると...全文を見る
○藤田幸久君 資料の一枚目を御覧いただきたいと思います。これ茨城県の新聞でございますけれども、東日本大震災の影響で原木シイタケの生産者が事故前の半数に落ち込んでいると、それから、国の出荷制限や県の出荷自粛制限が解除されていない生産者が百人もいるという記事でございます。解除が進んだ...全文を見る
○藤田幸久君 同様に、この原木シイタケ関連の政府からの補助事業、これは農水省関係だろうと思いますが、これも継続する方向なのか、その確認をしていただきたいと思います。
○藤田幸久君 三枚目から資料を何枚か付けておりますけれども、昨年、この委員会で質問したテーマでございます。天理教災害救援ひのきしん隊という百二十年以上の経験のある日本最大の民間災害支援組織があります。この部隊のすごいところは、全部機材を持っているんですね、ダンプカー、パワーショベ...全文を見る
○藤田幸久君 吉野大臣、通告していないことでございますが、昨今、自衛隊のイラク、スーダンの日報問題が話題になっております。日報問題が出てきたそのファイルが、教訓業務、つまり経験を生かすためにこの記録を取っていた日報です。  そうすると、今回の災害においても、私はそういう日報のよ...全文を見る
○藤田幸久君 是非、記録を提出をしていただきたいと、そういったものを検討していただきたいと、それを是非委員会の方にも報告いただくように委員長に取り計らいをお願いしたいと思いますが。
○藤田幸久君 最後に、大臣の後輩に佐川さんという方がいらっしゃいます。いわきの出身です。そして、復興大臣の平野さんのときに復興庁で大変活躍をされました。大変当時は復興庁で頑張られました。その佐川さんが今ああいう状況に置かれ、私非常に残念であります。真面目な人です。恐らく何かを抱え...全文を見る
○藤田幸久君 終わらせてもらいます。ありがとうございました。
04月09日第196回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。  十五分、お昼を挟んでなりますので、総理、質問だけお答えいただきたいと思います。  まず、この安倍政権における公文書管理をめぐる不祥事、ここに並べました。(資料提示)もっとたくさんあります。  まず、最初の質問ですけれども、安倍...全文を見る
○藤田幸久君 前川前事務次官、去年は現職でありましたが、これは内閣人事局で任命されたわけですが、ということは、前川前事務次官も当時は安倍総理の部下であったということでよろしいでしょうか。
○藤田幸久君 内閣が任命した前川前事務次官であります。  ところで、最近、部下の批判のオンパレードが続いております。財務大臣による佐川、佐川、佐川。最近は、稲田前防衛大臣がここにきて、御自分の責任は置いておいて、怒りを禁じ得ない。河野自衛隊統幕長も、大臣及び国会に対して背信的な...全文を見る
○藤田幸久君 先ほど総理は、官僚の皆さんに、高い倫理観と使命感、高い誇りという言葉を使われました。しかし、先ほど来出ておりますように、財務省で二人の自殺者が出ております。近年の日本財団の調査によりますと、自殺者一人の背後に二十人の自殺未遂者が存在するという調査も出ております。これ...全文を見る
○藤田幸久君 ここに並べておりますけれども、これ、いろんな大臣の名前が出ております。総理、資料にありますけれども、ただ、いろんな大臣、名前出ていますけれども、共通することは、全部これ、安倍総理の下でのいろんな大臣、そしていろんな省庁でのことであります。したがって、これはまさに行政...全文を見る
○藤田幸久君 任命責任よりも結果責任が重要でございます。  と同時に、先ほど来、印象の話をされておりますが、国民はよく分かっています。実際に、森友問題の責任が安倍総理にあるということに対する世論調査は七〇%以上あるんです。国民の皆さんはよく見ていらっしゃいます。この国民の民意に...全文を見る
○藤田幸久君 今回の日報問題について、公明党の山口代表は、国民と国会をだますに等しい行為であると言っております。石原伸晃元大臣は、文民統制に触れる、憲法まで波及する話だというふうに、身内の方もおっしゃっている。つまり、立法府の存在、民主主義、憲法を損ねたと。これは、法とルールに基...全文を見る
○藤田幸久君 少なくても、財務省は、佐川理財局長は認めています。防衛省においても自衛隊のこれは制服が認めています。  今まで省内の官僚の不祥事に対して責任を取って辞めた閣僚が三人いらっしゃいます。部下を責めずに監督責任を取りました。一人は、この数年前の大蔵省不祥事のときの三塚博...全文を見る
○藤田幸久君 これは、アメリカ・ワシントンのホロコースト記念博物館にございますファシズムの初期警報ということでございます。これ全部、かなり安倍政治に似ていると言っておりますが、六つだけ今日選んでまいりました。  この強力な国家主義、軍隊の最優先、それから犯罪取締りと刑罰への執着...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、憲法改正を、こういう強力な国家主義、それから犯罪取締り、こういう形で安保法制、共謀罪等をやっておられましたけれども、結局それは憲法改正ということを終極の目的に政治家として目指しておられるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 あとの質問は午後に譲ります。
○藤田幸久君 午前中に引き続きまして、このアメリカのホロコースト記念館、ファシズムの十四の初期警報、安倍政治との類似性ということの続きでございます。  このいわゆる手法の話でございます。  マスメディアの統制。これはNHK会長人事、あるいは番組内容に総理始めいろいろと注文を付...全文を見る
○藤田幸久君 国民の皆さんがよく分かっているというのが先ほどのアンケートにあったというふうに思っております。  要は、先ほど来、このいろんな文書の問題、あるいは国権の最高機関に対する様々な毀損、憲法、民主主義、これを、まあ政治的に言いますとどういうことかといいますと、法治主義か...全文を見る
○藤田幸久君 ずばりだと安倍総理の答弁も短くなって、お答えができないということがよく分かったと思っております。  そして、最後の、一番下ですが、不正な選挙でございます。  ファシズムというのは独裁者が独裁者になっていったということで、よくヒトラーが例に挙げられますが、ヒトラー...全文を見る
○藤田幸久君 何か茶化したような、図星のことについてはお答えになっていないようでございますので。  これは奇想天外な話じゃございませんで、最近、トランプ大統領、安倍総理のお友達でございますが、のメラニア夫人が、ホロコースト記念博物館を訪ねられました。これは御主人がスイスに行って...全文を見る
○藤田幸久君 長州の吉田松陰、水戸学を学ばれました。私は水戸の出身でございますが、水戸に参りまして、この吉田松陰、学ばれました。天下の先駆けという言葉がございます。その天下の先駆けということを一番実は志に描いて議員活動をやってきた人間が福島伸享衆議院議員でありました。私の中学と高...全文を見る
○藤田幸久君 昨年の選挙のことをおっしゃいました。森友学園の昨年以来のことがもし昨年の総選挙で事実が明らかになっていたならば、そして陸上自衛隊あるいは航空自衛隊のこういったことが明らかになっていたならば、私は、福島議員は完全に勝っていたと思います。  福島伸享議員の選挙の初日に...全文を見る
04月10日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  まず、今日、辰己審議官、お越しいただきましてありがとうございます。  まず、昨年の三月でございますけれども、南スーダンのPKOのこのいわゆる破棄されたとする電子データが保管されていたという報告があった後、この...全文を見る
○藤田幸久君 それはここに書いてあるわけですけれども、その非公表とするよう指示をしていたということはなかったんでしょうか。
○藤田幸久君 いや、私は報告書を聞いているのではなくて、あなた自身が指示をしたかしなかったかを聞いているんです。
○藤田幸久君 私は防衛省の見解を聞いているのではなくて、一次情報としてあなたがどういうふうに答えたかということを聞いておりますので、その答えをしていただかないと今質疑をする意味がありませんので、お答えをいただきたい。そうでなければ、今質問を続けることができないと思います。
○藤田幸久君 差し控えるということであれば、ちょっとまた戻りますけれども、この同じ防衛監察で、日報の存在を確認したものの、防衛大臣への報告に約一か月を要した。なぜ一か月を要したんですか。これは、あなた関わっていますよね。
○藤田幸久君 昨年の二月の衆議院の予算委員会で、南スーダンのPKOに関して、あなたはこういうふうに答えています。航空自衛隊の活動につきましては、陸上自衛隊のような日報を作成しておりません。そしてそれは、業務が終わるたびに様々な文書を作成しております。そういったものについては提出を...全文を見る
○藤田幸久君 ただ、それと違った日報が、先週金曜日ですか、出てきましたね、三日分の。だから、実際、日報あったわけですよね。日報出てきたんですよ。ちゃんと、ちょっと鈴木さん、日報出てきているんですよ。出てきているにもかかわらず、辰己さんは日報はないと言ったんです。
○藤田幸久君 その南スーダンの日報が出てきましたよね。
○藤田幸久君 やっぱり去年の話ですけれども、この日報が見付かったというのに関して、河野統幕長は陸自で日報が見付かった事実を知らなかったと。これはあなたが、統幕長、直接の上司だったわけですが、報告せずに、それは事務次官には伝わっていたと。だから、統幕長よりも先に事務次官に伝えていた...全文を見る
○藤田幸久君 では、なぜ統幕長が、河野さんですけれども、事実を知らなかったというふうにおっしゃったんでしょうか。ある時点でそうおっしゃっているんです。
○藤田幸久君 では、ちょっと特別防衛監察についてお伺いしたいと思いますけれども、昨日ですか、この日報一年分以上が見付かったということでございますけれども、これで、七月から十一月分も含まれていると。これは特別監察で、昨年ですね、南スーダンPKOの日報を探索したわけですけれども、とい...全文を見る
○藤田幸久君 いや、昨年、特別防衛監察で防衛省全体で南スーダンPKOの日報を探索していたと。ということは、今回は報告されていなかったということですね。
○藤田幸久君 また辰己さんにお伺いしますが、昨年の二月の二十二日、稲田防衛大臣は、日報は本当にないのかというふうに口頭で調査を指示したと。で、辰己さんの部下が、捜索いただきないことを確認いただいた組織、部署名を本メールに返信する形で御教示いただけますでしょうかと。要は、具体的な調...全文を見る
○藤田幸久君 まず、大臣からあったのは指摘なんですね。で、あなたは指示をした。それで、探索をすべきだ。しかしながら、実際に打ったメールというのは、探索すべきだということではなくて、なかったということを確認のため返してくださいということですから、あなたが今言ったことと実際のメールの...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、前提として、なかったという前提で書いている文章ですね。
○藤田幸久君 しかし、探索いただきないことを確認と書いてあるんじゃないですか。探索いただきないことを確認いただいた組織、部署名を返信と。探索いただきないことを確認と書いているんじゃないですか。だから、伝わっていないじゃないですか。探索しろとは書いていないでしょう。探索いただきない...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、探索いただきないということは事実であります。それを受け取る側はそういうふうに受け止めていなかったというのはこれは非常に明らかなことでございまして、これでは、実際に探索を、しかもあなたは最初指摘とまでおっしゃった、後で言い直しましたけれども、これでは伝わってい...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと防衛省の佐川さんのような、御自身の、まあ反省をされておられますけれども、私はもっと深い問題があると思っております。と同時に、今回明らかなことは、これだけ監察をしながら、かなり相当抜け道があったし、やはり監察の報告というものは非常に不十分である。  私はやっ...全文を見る
○藤田幸久君 河野大臣、お越しいただいていますので、ある意味では今回のこういった様々の開示のきっかけをつくったのは、当時の河野太郎衆議院議員でございます。  そもそもなぜこういった日報の開示が必要かと思われたのかという理由をお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 やはり私は、辰己さんを防衛省の佐川さんにはしてはいけない。せっかくやっぱりこういう委員会でございますから、やはり当時関係をしておりました稲田前防衛大臣、それからやはりまだ政府の中にいらっしゃる黒江国家安全保障会議参与、前事務次官でございますけれども、こういった方々を...全文を見る
○藤田幸久君 時間が参りましたので、辰己さん、来ていただきまして本当にありがとうございました。  質問を終わります。
04月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○藤田幸久君 私は、ただいま可決されました防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本維新の会及び立憲民主党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     防衛省設置法及び自衛隊法...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。  まず、条約に関しまして、マラケシュ条約、この資料を見てびっくりしたんですが、盲人という言葉が使われております。  厚労省にお伺いしたいと思いますが、今、いわゆる医療の世界等において盲人という表現は使っていない...全文を見る
○藤田幸久君 ものというふうに承知しているものと思われますとは、何か傍観者のような話でございますので、やっぱりその理由についてはしっかり後で文書で出していただきたいと思います。  時間の関係で次の問題に移ります。いわゆる小西議員に対する自衛官の暴言問題でございます。  専守防...全文を見る
○藤田幸久君 国民の敵と言ったこと自体が法令の違反というのは明らかじゃないですか。そのことだけでも答えなければいけないことだろうと思っておりますけれども、資料の一枚目に小野寺大臣のぶら下がり取材が出ております。  アンダーライン幾つか引いておりますけれども、不快な思いをさせた、...全文を見る
○藤田幸久君 いや、だって、擁護しているじゃないですか。実際に、小野寺大臣、こうおっしゃっているわけですよね、擁護しているわけですね。  それから、内心の自由ということをおっしゃいましたが、ということは、国会議員を国民の敵というふうに認識する内心の自由、そういう自衛隊は、隊員は...全文を見る
○藤田幸久君 五・一五のときも、犬養首相は、話せば分かる。実は小西さんが二十分にわたっていろいろ説得をした。しかし、ある意味では、この自衛官は、繰り返し、言わば問答無用のような形でやってきた。それから、国民の敵という言葉、実際に言葉を発しているわけですから、そのこと自体については...全文を見る
○藤田幸久君 今は政府全体に対して、様々なこの政府全体に対する言わば怒り、軽蔑、不信、この言葉は小野寺大臣にこの隊員が発してもおかしくない、あるいは政府の閣僚に対しても発しておかしくないような今状況にあると思いますが、いかがですか。
○藤田幸久君 国民の敵と言ったことが不適切ですか、適切ですか、それだけイエスかノーかで答えてください。
○藤田幸久君 国民の敵と言うことが適切か不適切か答えていただかない限りは私は質問は続けられません。
○藤田幸久君 時間を使わないでいただきたいと思います。  日報問題について伺いたいと思います。  辰己前総括官が昨年一月二十七日に細部の内容については事務次官にのみ説明をしたと述べておりますが、事務次官に対して説明した細部の内容というのはどういうことでしょうか。
○藤田幸久君 ということは、先日、四月十日、私への答弁で、先に統幕長に報告した後に事務次官に報告というのは間違った答弁ですね。細部に関して言えば、事務次官が先ですね。
○藤田幸久君 統幕長の答弁がここ最近でもころころと変わっています。撤回すると言ってみたり、覚えていないとしたりして、様々に、これ当事者でなければ分からない。  そこで、資料の三枚目を御覧いただきたいと思いますが、これは河野統幕長が、数年前でございますけれども、基本的には文官、背...全文を見る
○藤田幸久君 さて、次の資料でございます。  お待たせをいたしました、佐藤外務副大臣。これは大変立派な本でございまして、「イラク自衛隊「戦闘記」」と書いてあります。どういった戦闘であったか、お答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 あえて、お願いします。
○藤田幸久君 最近、当時の防衛大臣、防衛庁長官でありました石破茂衆議院議員が、当時、夜中であろうと何時であろうと常に大臣のところに報告があった、日報がないわけではない、そうであれば記録していますから、ないなんてことはあり得ないと言っておりますが、この日々記録が入っていたと、送って...全文を見る
○藤田幸久君 安保法制の審議の際に、佐藤議員は、実際、私が派遣されたイラク・サマワでも、宿営地に砲弾が落ちたり、活動しているサマワの町中で自動車爆弾が近くであったり、オランダ兵も殺されたり、いろいろありましたと。少なくとも指揮官は憲法九条との関係において戦闘地域であるかどうかを認...全文を見る
○藤田幸久君 その一般的意味というのが非常に重要であると思いますので、つまり、自衛隊の皆さんは命懸けでやっているわけですね。命懸けでやっている部分は、法律のいわゆる戦闘ではなくて、一般的な意味の戦闘が命に関わるわけですね。  そうすると、一般的意味での戦闘と法的な意味での戦闘と...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、九条のための、九条を正当化するための実態の戦闘とは懸け離れた法体系を日本だけがつくっているというふうに理解をいたしました。それは後でまた確認をしていただきたいと思います、できれば文書で。  それから、時間の関係で、日米首脳会談に移りたいと思います。  今...全文を見る
○藤田幸久君 後で、済みません、NHK、後で確認してください。明らかに安倍総理が始まる前からテロップが数回出ておりました。確認をしていただきたいと思います。  それをお願いをして、せっかく船越参事官、お越しいただきましたので、最後の資料を二枚、御覧いただきたいと思います。  ...全文を見る
○藤田幸久君 最近は記憶って話がありますけれども、記憶のいい船越さんですから、少なくてもあなたあるいはその防衛省の芹澤さんがこのアメリカ大使館等でこういう方々とお会いになったという事実は間違いないですね。
○藤田幸久君 記憶によればというのはあの柳瀬さんと同じ形容詞、それから、確認されていないというのも最近の定番でございますけれども。  資料を離れて、それから、こういう関係の文書管理責任者は船越さんでしたね、当時。
○藤田幸久君 当時、アメリカ側がいわゆる海兵隊の司令部と訓練場との間に一定の距離の内規があるという情報は、外務省として認識ありましたか。それはその認識の問題ですから。
○藤田幸久君 時間が参りましたが、非常にこれ重要な、まさに今政府全体における公文書の管理の問題、それから廃棄の問題、それから確認の問題、非常に重要な問題でございますので、これがしかも各省庁に起きていることでございますので、外務省におかれましても、まして当事者であり文書管理責任者で...全文を見る
05月15日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○藤田幸久君 国民民主党という政党の藤田でございます。よろしくお願いいたします。  まず、条約についてお伺いしますが、我が国の投資協定では対外直接投資残高の約六九%がカバーされていると。これ、租税条約のカバー率九九%に比べ低いカバー率となっておりますが、どのようにカバー率を引き...全文を見る
○藤田幸久君 次の質問に移りたいと思います。  オバマ政権の時代に、核態勢の見直し、NPR策定に伴ってアメリカ議会に設置された米国の戦略態勢に関する議会委員会というものがございましたが、その委員会にアメリカの日本大使館の秋葉公使ほかが出席をしてアメリカの拡大抑止の必要性について...全文を見る
○藤田幸久君 ですから、公式な記録、これ議会に対する報告書、これが一番公式ですね。ですから、公式な記録はあるわけですね。
○藤田幸久君 では、この同じ赤嶺委員の質疑、議事録の二段目の右の方に、日本政府代表として秋葉氏のほか石井さん、飯島さん、金井さん、列挙されています、確認できますねという質問に対して、河野大臣は確認いたしませんとありますが、これは資料を御覧いただきたいと思いますが、資料の二枚目、こ...全文を見る
○藤田幸久君 では、参加をしたということでございますが、一方で、この委員会の委員であったハルペリン元国防次官補代理、大統領補佐官でございますが、これは資料の二枚目、つまりこの表紙の部分ですが、アンダーラインを引いておりますが、この人は委員でございます。この委員の方が、二〇〇九年の...全文を見る
○藤田幸久君 ヒューズさんは、これは対外的に自分の方からいわゆる公開をしたりとかいう立場にはないけれども、記録はちゃんとありますということをはっきりおっしゃっています。記録があり、そのUSIPあるいは戦略態勢委員会のアーカイブにちゃんと保存してありますということを言っています。 ...全文を見る
○藤田幸久君 そのジャパン・タイムズの記事を引用されて、それを根拠にされているということは、ほかの記事もやっぱり参考にしていただきたいと思っておりますけれども、そうしますと、この最後の四枚というのは、これは「核情報」という、言わばネットでこういう情報を出しているところでございます...全文を見る
○藤田幸久君 その存否を含めてとおっしゃいますけれども、これ、まさに今の北朝鮮の非核化、あるいは日本の考え方について、これから、非常に重要な要素が含まれております。例えば、この日本語の部分読んでいただくと分かりますけれども、敵の多様な脅威、敵の多様な脅威、敵の多様な脅威ということ...全文を見る
○藤田幸久君 そういう感じでこれからいろんな外交政策やっていかれるんですかね。  昨日テレビで、非核化を北朝鮮が明言すれば北の体制保証に応じると、言わば外交らしい話をされておられましたが、これはどういう意味でしょうか。
○藤田幸久君 この拉致問題に関して金正恩委員長がなぜ日本は直接言ってこないのかと言っておりますが、これに対してどう応じるんでしょうか。
○藤田幸久君 一方で、その核施設の言わば廃棄の現場に対して、日本のメディアだけ、ほかの関係国のメディアは同席を、あるいは取材を認められているようですが、日本だけ認められていない。いろんな意味でまだ日本は信用されていない感じがするんですが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 そのCVIDが日中韓共同宣言に盛り込まれなかった、そして、何か都合のいいときだけ国際社会という言い方をするということではこれから通用しないということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月17日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○藤田幸久君 おはようございます。国民民主党の藤田幸久でございます。  条約に入ります前に、ちょっと順番変えさせていただきまして、小野寺防衛大臣に。  河野統幕長の任期が延長されるというニュースが出ておりますけれども、この統幕長、かなり長い間やっていらっしゃいますが、様々な日...全文を見る
○藤田幸久君 では、その日報問題及び小西議員に関する暴言問題についての責任はどう考えて、それも適宜適切だったということでしょうか。
○藤田幸久君 後に佐川国税庁長官と同じようなことにならないことを望んで、次の質問に移りたいと思っております。  カンボジアでございますが、連休中にカンボジアを訪問いたしました。もう二十五年前になりますけれども、この復興支援の最中にポル・ポト派に殺害された高田警視の追悼式にも参加...全文を見る
○藤田幸久君 何かそっけない話で、これだけ、言わば、しかも日本の野党と違いまして過半数の支持を得ている最大野党の党首が、国会の副議長なのに逮捕をされ、半年間こういう状況にある、それに対してそういう程度の話でしょうか。  もう一度、具体的に、大使なりがこの人道的な治療等に関してど...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、資料の一枚目御覧いただきたいと思います。ちょっと英語のままで持ってきてしまいました。内容は、世界各国で在住のカンボジア人の方々が河野外務大臣に寄せられた陳情書であります。  内容の主な点は、昨年の地方選挙で国民の約半数の支持を得た最大野党のカンボジア...全文を見る
○藤田幸久君 資料のこれ五枚目ぐらいになるんですが、カンボジア国民議会選挙政党登録結果という外務省の資料をお配りしております。これは十四日に締め切られた政党登録で登録された政党ですけれども、これほとんどが与党人民党系であります。読売新聞の記事によりますと、主要政党はフン・セン首相...全文を見る
○藤田幸久君 実質的に、過去二回の選挙で国民の半数の支持があった野党抜きの選挙というものは国民の意思を反映した選挙というふうに位置付けられるんでしょうか、それとも位置付けられないんでしょうか。イエスかノーでお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 次に、おとついの、この米国の戦略態勢委員会における秋葉公使、当時で、現事務次官の出席問題について質問させていただきました。一番最後のページに資料として付けましたのが、おとついのこの委員会で河野大臣が引用をされました米国戦略態勢委員会の委員など二名によるジャパン・タイ...全文を見る
○藤田幸久君 私は、この委員会の事務局長であったヒューズさんに直接お会いしました。河野大臣も鈴木局長も直接お会いしていないんだろうと思いますけれども、この委員会が非公開であるということも初めからおっしゃっています。私はその理解の下で会っているわけです。  それはもう当たり前のこ...全文を見る
○藤田幸久君 私、非常に不思議と思ったのは、私は国会議員としてアメリカ議会から委託を受けた人に会っているわけですね。  ある意味じゃ、その立法府の人間がアメリカの立法府の関係者に会ったものを、私を疑って日本大使館がその後で連絡をして、私とそのヒューズさんがやり取りしたことについ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、事実は、私が会って、しかもちゃんと本人の了解を取って話をした内容であります。それを外務省の方が、私とその本人同士のやり取りについて違うというふうに、それは、じゃ、そういう疑いを持って接触をしたということですか。
○藤田幸久君 では、私が話したことと、米側というのは、これはヒューズさんほかですね、じゃ、どことどこが違うかというのを資料を出していただきたいと思います。
○藤田幸久君 いや、これはアメリカ議会が行ったことに対して私が日本の国会議員としてやり取りしたことですから、そのこと自体について外務省が言わば口を出すべき話でなくて、あくまでも、それはアメリカの議会とそれから外務省との間、つまりゲストとして呼ばれていった方の部分についてはアメリカ...全文を見る
○藤田幸久君 私と、議員である私と向こうの議会関係者とのやり取りについて、もしそれが違うというならば資料を出していただきたい、どこが違っているのか。それを是非、委員長、委員会の方に要請をしたいと思います。
○藤田幸久君 では、続いて、この関係でございますけれど、防衛大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、朝鮮半島の非核化と駐留米軍の関係についてお伺いしたいと思いますけれども。  いわゆる非核化という場合に、核を有する北と現在核を有しない韓国との調整をどういうふうにするのか、軍事的...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどの秋葉さんの関係で一つ聞き忘れたことがありますが、実は、この最後のページの資料、ジャパン・タイムズの記事ですが、右上御覧になっていただきたいと思いますが、別添と書いてあります。これはどういうことかというと、昨日、沖縄等米軍基地問題議員懇談会という議員グループに...全文を見る
○藤田幸久君 それを論拠に私に対する反論をされたわけですから、ここで、例えば秋葉さんはいわゆる核貯蔵について質問をされたけれども、そういったことはされていないというふうに書かれておりますけれども、こうした内容についてもこれは正確だと、したがってこれを資料として出されたということの...全文を見る
○藤田幸久君 いや、非公開と言いながら、いやしくも資料としてこれを出してこられて、これがつまり外務省の立場を説明をする論拠としているわけですから。  しかも、直接、これに出ていたこの方が、こうやって中身について話しているんですよ。出た方が中身について。それから、もう一人、私がア...全文を見る
○藤田幸久君 時間がないんですが、これについての話をしているわけで、民主党政権時代の云々とは関係ないと思いますけれども、時間が参りましたので、引き続き、この関係について、議員と議員との関係という重要性に鑑みて更に続けてまいりたいと思います。  以上で質問を終わります。
05月24日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  十五分しかございませんので、余分な答弁、是非、大臣ほか、厳禁でお願いしたいと思います。  イラクの日報報告について質問したいと思いますが、実はこの報告以外に、今週、ほかに二つ報告が出ております。一つは、昨日の財務省の報告であ...全文を見る
○藤田幸久君 昨日、このイラクの日報報告、拝見をいたしました。それから、今の大臣のお話も伺いました。私の正直な印象は、古文書の探索調査をされたのかなという感じがいたします。何か牧歌的な感じがします。と申しますのは、言っていることは、事務処理、情報共有、報告等が不十分というふうな形...全文を見る
○藤田幸久君 イエス、ノーでお答えいただきたいと思いますが、防衛省という組織として情報を十分開示できなかったと、結果的に、ということは間違いないですね。
○藤田幸久君 つまり、それを組織的隠蔽ということだろうと思うんですね。つまり、組織として情報開示できなかったということは、誰がという意図ではなくて、組織とすれば結果的に開示できなかったというわけですから、組織的には隠蔽があったということだろうと思っています。  その結論をそうい...全文を見る
○藤田幸久君 冗談じゃないと思うんですね。  情報というのは、これ、自衛隊の皆さんですから、敵と戦っている場合があるわけです。情報が現場に伝わらない、あるいは現場の情報が大臣に伝わらないということは、これ、相手が何をやっているか伝わっていないということですから、これ、命に関わる...全文を見る
○藤田幸久君 日報問題というか、情報が共有されていない、指示が徹底していないということは、日報問題じゃなくて自衛隊そのものの問題であります。  もう一つ。メールで指示があってその解釈がこうだったということは、今、自衛隊の指示というのはメールだけでやっているんですか。もし、メール...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問じゃないですよ。  逆に、現場でほんの一時間の間に、実際に敵なのか敵じゃないのか判断をしながら対応しなければいけないことがはるかに多いわけですね。まして、その際にサイバー攻撃があって、こちらの情報が省内で伝わらないことがあるような中で、そこで判断する、そう...全文を見る
○藤田幸久君 部隊の対応と国会対応が全く別で、部隊の対応はしっかりやっていると、その国会のそういう対応についてはまるで別な話なんでという話では済まない話だろうと思っていますよ。  時間がないので申し上げますと、私、感じますのは、今週、日本大学の学生が勇気ある発言をしていただきま...全文を見る
○藤田幸久君 いや、だから、官房長の話じゃないんで、大臣がしっかりやってくださいって。答弁。
○藤田幸久君 時間がないんであれですが、仮に国会から要請がなかったならば、日報があったものをないと済ませてもよかったかのような発言でございますので、とんでもない話でございますから、是非そういうつもりでこれからも全体で取り組んでいただきたいと思います。  時間の関係で、中根外務副...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  それは後で私の方もしっかりと説明することがありますので、是非外務省に期待をしていただいて、ただ、非常に重要な問題ですから、これは防衛省と同じで、外務省としてもこれは本当に重要な問題ですから、単に受け売りじゃなくてしっかり調べていただきたい、そのことを申し...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○藤田幸久君 おはようございます。国民民主党の藤田幸久でございます。武見先生の格調ある質問に続きまして、誤りなき道の外交のために質問させていただきたいと思います。  まず、米朝首脳会談に関してでございますけれども、この一か月間の間に、若干質問通告と違った表現の質問もあるかと思い...全文を見る
○藤田幸久君 いや、私の質問は、北朝鮮の動きによって安倍総理が発言を変えてきたんではなくて、トランプ大統領の発言に対してこれだけ言い方を変えてきたということの質問であります。それを何か違った答え方で答弁を避けられましたけれども。  最近、河野大臣ほか聞いておりますと、国際社会と...全文を見る
○藤田幸久君 つい先日、河野大臣はワシントンでポンペオ国務長官あるいはボルトン大統領補佐官と会談されましたけれども、その際にこの米朝首脳会談の中止声明に関する報告はなかったということですが、それは間違いないでしょうか。
○藤田幸久君 原則ですが、説明なかったんですね。
○藤田幸久君 最近思うんですが、何かあると、少なくとも安倍総理は時々トランプ大統領と電話で会談しています。で、感じるのは、安倍総理と河野大臣というのは情報共有ないんじゃないかと思うんですね。つまり、少なくとも動静その他見ておりまして、あるいは、あるところに安倍総理が行っているとき...全文を見る
○藤田幸久君 客観性から見て、時間的に、飛行機の中から電話しても分かりませんけれども、非常にそれを、実際にどういう形でコミュニケーションを取られているのか、後で教えていただきたいと思いますけれども。  それで、トランプ大統領、ある意味では、今度、中止声明をしたということで、金正...全文を見る
○藤田幸久君 北朝鮮との接触というのが私は拉致問題解決等でも非常に重要だろうと思っているんですけれども。したがって、予測不能なトランプ大統領の後追いばかりするのではなくて、私は、他力本願ではなくて、北朝鮮と直接、これはやがては国交正常化をして、その際には日本が一番、北朝鮮の経済発...全文を見る
○藤田幸久君 今の理解は、日本で独自に動いていないことに関しては国際社会という形容詞でいつも答弁をしているということが改めて確認をされたということを理解したいと思います。  ところで、先週ですか、二十七日、山形市内において河野外務大臣は、北朝鮮による核実験場の爆破について、本当...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  専門家が行っていないということと怪しいというのは、私は、つまり確認をされていないという発言ならまだしも、怪しいということは、これはやっぱり北朝鮮側にとっても日本の外務大臣がそういうふうに見ていると。仮にもし実際に廃棄していたならば、これは...全文を見る
○藤田幸久君 それは今後の外交関係にいろいろ影響があるのではないかということを申し上げ、そうするとまたひねくれたというふうに言われるかもしれませんけれども、私はそうではないと思って、次の質問に取りあえず移りたいと思います。  小野寺防衛大臣にお伺いしたいと思います。  河野統...全文を見る
○藤田幸久君 厳しい環境ということと私の指揮という下であるならばほかの人でも構わないはずで、それをこの方が続くということは、要するにほかの人では務まらないということで、あえてこの三期目、延長ということだろうと思うんですから、ほかの人では務まらない、なぜ彼なのかという理由をお示しい...全文を見る
○藤田幸久君 訓戒処分であれば延長に支障がないということは、どの程度の処分であれば延長に支障があるんでしょうか。その基準を示していただきたいと思います。
○藤田幸久君 いや、参考人についてはそちらから要請がありませんでした、こういう参考人と。ですから、そちらの責任であります。
○藤田幸久君 極めて重要な話ですから、大臣、お答えになれると思います。統幕長の延長問題ですよ。それ、大臣が技術的なことで答えられないのはおかしいと思いますが。
○藤田幸久君 質問通告は、不適切ではないかと聞いているんです。その根拠の一つです。
○藤田幸久君 私の質問は、訓戒処分ならば延長に差し障りがないとするならば、どういう処分であるならば差し障りがあるのかをお答えいただきたいということであります。
○藤田幸久君 判断ですから、正確にお答えください。
○藤田幸久君 訓戒に対して、何であれば処分の対象になるか。免職というのはもう職がないわけですから、そういう話ではないわけです。ちょっと時間を止めていただければ幸いです。
○藤田幸久君 昨日中に、少なくとも真夜中までに防衛省の方から参考人について私の事務所に連絡がなかったということは後で確認をしていただきたいと思います。  では、次の質問に移ります。  河野統幕長は、昨年三月の記者会見で、日報は確認していないと述べたわけですが、四月十二日、私が...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、責任者である方が、これだけ重要なことについて間違った答弁をした、あるいは答弁は国会に来ておられないんで、記者会見という公の場でこれだけ重要なことについてそれだけ不正確な会見等発信をされているということは、これはこれ自体をもって訓戒では軽過ぎるし、またこういう...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  部下に責任を押し付けるようなやり方は今後はやめていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
06月01日第196回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  通告しております質問に先立ちまして、外務大臣にお聞きしたいと思いますが、河野大臣は独立国の外務大臣でしょうか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 そこで、順番を変えて、資料をお配りしておりますのでこれに沿って、先に、沖縄県が二月に行いました他国地位協定調査について質問いたします。  ここに現物ございますけれども、二月に沖縄県の方々がドイツとイタリアに調査に行かれたという報告書がございます。その概要を何枚かお...全文を見る
○藤田幸久君 五千九百六十七件だそうでございます。それから航空機関連事故、七百三十八件。これだけあるというのが実はこの報告書に出ております。  そこで、ドイツとイタリアを訪問されたということで、二ページ目にその概要が出ております。ドイツに関して言えば、いわゆる有名なボン補足協定...全文を見る
○藤田幸久君 それで、この三枚目の資料を御覧いただきたい。この対照表になっているものでございます。これは、沖縄県がドイツ、イタリアに行って調べたものを整理したものでございます。  そこで、この対照表の一番下のところに警察権とあります。その右、いただきますと、こういう事故が起きた...全文を見る
○藤田幸久君 では、日本として、こういう調査権、警察権がないということはいいと思っていらっしゃるんでしょうか。
○藤田幸久君 もう一度伺います。  河野大臣は独立国の外務大臣でしょうか。
○藤田幸久君 では、次に、この対照表の下から二つ目です。米軍の訓練、演習への受入れ国の関与でございます。  これも、例えば、日本の場合に、航空機の最低飛行高度を定めた航空法が米軍には適用されていません。それから、訓練の詳細な情報が日本側に通報されないと。で、ドイツの場合には、こ...全文を見る
○藤田幸久君 改めてお伺いします。  河野大臣は独立国の外務大臣でしょうか。
○藤田幸久君 この沖縄県が、大変私は、一自治体、県がこれだけ調査をしたと、私はなかなか大変なことをやっていただいたと思っているんですが、外務省として、この調査、報告書について研究をされた、あるいはヒアリングをされたことはありますでしょうか、あるいはこれからそういうことをお考えでし...全文を見る
○藤田幸久君 平成十五年二月十二日に、日米地位協定の改定を実現し日米の真のパートナーシップを確立する会というものが、この報告書を作っております。その幹事長が当時の河野太郎衆議院議員でございました。  一部は新聞記事を資料の後ろの方に付けておりますけれども、通告をしておりますけれ...全文を見る
○藤田幸久君 コメントを求めているんではなくて、当時の河野太郎議員自身がやったことについての概要を答弁をしていただくように申し上げております。コメントを求めているのではありません。実際に作った作者に、作者に概要を聞いております。
○藤田幸久君 平成十五年のこの自民党の議員連盟の報告書を見ておりますと、大変立派なものができております。その当時の作者の一人であります河野太郎議員、この作者として、大体この内容がどういうことか、一部はこれ新聞記事に出ておりますけれども、概要を幾つか、柱だけでもこの内容について御説...全文を見る
○藤田幸久君 この中に……(発言する者あり)
○藤田幸久君 この中に役員のリストが出ておりますが、その中に九名、今の現職の大臣がおられます。大体そういう九名、どなたか御存じですか、河野大臣。
○藤田幸久君 この最後から二枚目の資料に、当時のこれは日本経済新聞の記事がございます。大臣、見ることも拒否ですか。  この左の上の方に、米国は十年ごとに基地利用計画書を提出する、米軍が使用する施設の返還の前に日米両国で環境調査を実施する、三つ目、米軍の訓練は原則提供施設・区域内...全文を見る
○藤田幸久君 どなたがやったことにしても、仮に地方自治体あるいは有識者であっても、仮に日本国の国益にそぐう、あるいは関連のある情報があった場合に、それを独立国の外務大臣として謙虚にそういう情報について調査をするということは、私は外務大臣の、あるいは政府にとって必要なことだろうと思...全文を見る
○藤田幸久君 同じ米軍基地が大規模にあり、地位協定の改定をした、かつ事故等があった国の事例を調査するということは私は非常に必要な対象になると思いますが、それについて否定をされますか。
○藤田幸久君 今、私が申し上げた改定の経験がある、そして事故等が起こっている、そしてそういった事例があるということ自身が私は対象になり得ると思いますが、対象になり得るとは思いませんか。
○藤田幸久君 では、具体的な事例として、この四ページ目を御覧いただきたいと思います。これは、ドイツの米軍機墜落事故時の関係機関の対応状況です。  ちょっと白黒で見えづらいかもしれませんが、左の方は基本的にドイツの軍等が調査をしていると。それに対して、右側が重要なことは、これはド...全文を見る
○藤田幸久君 では、まさにこの沖縄県が行った、例えば、ここにあるんですが、ドイツのラムシュタイン市、それからイタリアのアビアーノという地域がありますけれども、ここで実際にその米軍基地に関わってこういった活動をしておられる、実際にいらっしゃるんですね、ドイツ、イタリア。  これ、...全文を見る
○藤田幸久君 もう一つ。この四ページ目の下。これ、ドイツの軍用機の低空飛行時間。これ、いろいろやってきたおかげで、低空飛行時間これだけ下がってきているんですね。これやっぱり具体的な成果じゃないですか。これは党派を超えて、独立国として、しかも実際に地域で、普天間第二小学校にしても大...全文を見る
○藤田幸久君 二〇〇四年に宜野湾市で起きたアメリカ軍のヘリ墜落事故で現場検証から沖縄県警が排除されたことについて、当時、在日米軍の高官が河野太郎議員に対し日米地位協定の運用が失敗だったとの見解を述べたということを、河野議員はこの議員連盟の会合で明らかにしたとされておられますが、こ...全文を見る
○藤田幸久君 独立国の外務大臣として、国民の様々な生活が影響を受け、かつ事故が起きたことによっていろんなことがあり得る、そして、そういったことに対して実際にその生の話を聞いた。そして、河野議員が、今国会議員を辞めているなら別にしても、今国会議員でもあるわけですね。ということは、大...全文を見る
○藤田幸久君 であれば、答弁は避けていらっしゃいますが、実際にこの確立する会でこの提言をまとめられたうち、私がぱっと見ただけですけれども、現職の閣僚が九名、それから安倍内閣の閣僚経験者が十名いらっしゃいます。少なくとも、今の閣僚九名ということは、閣僚の過半数行っていると思います。...全文を見る
○藤田幸久君 四度目です。あなたは独立国の外務大臣でしょうか。
○藤田幸久君 先ほど来、総合的に、あるいは比較云々の形で、他国と比べて運用等の活用にとって不利にならないという答弁が、これは歴代外務大臣の中にありますが、この運用等の活用にとって不利にならないという根拠を示していただきたいと思います。
○藤田幸久君 つまり、比較しているわけですよね。比較した上で、一概に云々形容詞付けていますけれども、比較した上で不利にならないと言っていることは、形容詞は別にして、不利にならないと。  ところが、これ対照表を御覧になっても、国民の皆さんから見てこれ不利でないというふうに言う人が...全文を見る
○藤田幸久君 時間が参りましたので、答弁とは別に、是非、大臣の良心に従って、内々で結構ですから、政策転換に向けて努力をしていただきたいことを申し上げて、質問を終わります。     ─────────────
06月01日第196回国会 参議院 本会議 第24号
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○藤田幸久君 国民民主党・新緑風会の藤田幸久です。  私は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について承認を求むる件について質問いたします。  私は、いよいよ安倍晋三総理の終えんのときが到来したと感じております。歴史家は、安倍内閣を、国会審議と行政の...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  通告をしております質問の前に、昨日、米軍のオスプレイ二機が奄美大島に緊急着陸をいたしました。昨年六月と本年四月に続く三度目のこの奄美大島におけるオスプレイの緊急着陸でございます。  これ、大事に至る前に、小野寺大臣、これまで...全文を見る
○藤田幸久君 米軍の広報官ではございませんので、今のお話聞いていますと、先般申し入れたにもかかわらず三度目ということでございますから、今までとは違った対応をしっかり日本の防衛大臣としてこれからも対応していただきたいと思います。  TPPについて質問いたします。  資料を配らせ...全文を見る
○藤田幸久君 関税暫定措置法において、いわゆるCPTPP参加国以外からの輸入牛肉についてのセーフガードは続けるようですけれども、アメリカが復帰した場合はこの措置は廃止されるんですか、継続されるんでしょうか。
○藤田幸久君 実際にそれ廃止をしてしまいますと、日本の農業の、いろいろ何か言い訳していらっしゃいますけど、崩壊につながるんじゃないですか。本当にそうならないということを言い切れるんですか。
○藤田幸久君 実際には、アメリカからの要求を受けるような、いろんな準備を実は進めているような気がしますけれども。  畜産と酪農に関しては、生産力強化対策事業ということが言われておりますけれども、その柱を簡潔にお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 同じように、水田活用による飼料作物生産奨励のために水田活用の直接支払交付金の拡充を検討していると聞いておりますけれども、これも内容についてお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 しっかりやっていただきたいと思います。  遺伝子組換え食品・作物に違法なものが混入していた場合、輸出国と輸入国間で協議をするということにしたTPP条項がありますけれども、日本は輸入国でありまして、これまでのように輸出国に対して突き返すことをせずに協議をするというこ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと危ういんですけれども、時間の関係で、このTPP関係、最後、ISDSについて質問いたします。  このISDS条項というのは、公共の福祉に係る正当な目的に行う措置は妨げられないと説明しておりますけれども、ISDS条項のうち、投資の許可、投資に関する合意違反の仲...全文を見る
○藤田幸久君 この間、本会議でも申し上げましたが、これは貿易協定というよりも投資協定でありまして、特定の企業等の投資を非常に有利にするということが非常に強い協定ですから、あくまでも主権としての国の利益をしっかり守るように対応していただきたいと改めて申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○藤田幸久君 それは声明でしょうか、発言でしょうか、あるいは文書でしょうか。
○藤田幸久君 つまり、主語で北朝鮮がということで表明したことというのは九〇年代を除けばないということですね。今のは伝聞でしたよね。
○藤田幸久君 つまり、北朝鮮が正式に表明したという答弁はなかったというわけでございます。それで、ちょっと大臣の答弁と違ったと思っておりますけれども。  それで、実は、その今回の首脳会談に関して、トランプ大統領が、プロセスの始まりだ、時間を掛けても構わないということを言っておりま...全文を見る
○藤田幸久君 そういう答弁の仕方をするのであるならば、小野寺防衛大臣、シャングリラ会議で、日米韓防衛大臣会議の共同声明で、最大限の圧力という表現がなかったということでございますが、この背景はどういうことでしょうか。
○藤田幸久君 今朝のNHKの報道によりますと、圧力という言葉を盛り込むように日本側が求めたと、それに対してアメリカ側は、トランプ大統領が最大限の圧力という言葉はもう使いたくないと発言したことを踏まえ難色を示したということが防衛省関係者への取材で分かったというふうに報道されている。...全文を見る
○藤田幸久君 トランプ大統領は、先日、アメリカで、北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長との会談において、人権問題について聞かれたところ、いや、話していないとはっきり答えておりますが、本当にこれ、米朝首脳会談で拉致問題が提起されるんでしょうか。外務大臣、簡潔にお答えください。
○藤田幸久君 確認されているけれども、しない、話していないということでございます。  それから、トランプ大統領は、いわゆる非核化後の経済支援について、アメリカが多額の支援をすることはなく、日中韓に任せているというふうに語ったと言っておるわけでございますが、つまり経済支援について...全文を見る
○藤田幸久君 非核化ということを北朝鮮が言ったことは正式に一度もないということが確認されたわけですから、非核を実現するためにしっかり頑張っていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  今日のこの委員会に合わせるように、ただいまトランプ大統領と金正恩委員長が今握手を交わした場面ではないかと、しておりますので、合わせてリアルタイムで、条約の前にこの米朝会談について質問させていただきたいと思っております。  ト...全文を見る
○藤田幸久君 韓国は関わっていなかったというふうに思いますけれども。その上で、いずれにいたしましても、この安全保障環境が変わりつつあるということだけは、特に日本においては中国あるいは北朝鮮との関係を改善をしていくと、そういう契機にすべきだろうと思っておりますけれども、その点につい...全文を見る
○藤田幸久君 事実関係についてですが、私、今回、この一月以来、南北関係が改善の兆しに向かって動き出していると。その際に、なぜ南北が分断されているのかということを考えますと、やはり朝鮮半島が分断されているという状況は、私は日本の責任が大きいと思っておりますが、その点についてはどうお...全文を見る
○藤田幸久君 済みません。困難の前の修飾語、何とおっしゃったでしょうか。もう一度、修飾語だけ。
○藤田幸久君 一概にとおっしゃったんでしょうか。
○藤田幸久君 もうちょっとしっかり議論をしたいと思っておりましたが、たまたま私、昨日、質問通告をした後にこのお配りしております毎日新聞の記事を拝見しました。たまたま、河野大臣のお父さんでございますが、私はその関係ではなくて、一人の政治家として、今回の米朝会談について非常に高い見識...全文を見る
○藤田幸久君 お答えではなくて、こういう、今までもこの委員会でいろんな新聞記事あるいはいろんな方に対するコメントはしてこられたと思いますので、コメントしてはならないということはないと思いますけれども、正直に、これある意味では非常にいい私はメッセージじゃないかと思いますけど。  ...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、その傷が存在するということ、私は解決に必要だろうと思いますけれども、そういう意味での、傷を癒やすための解決に努力をするお考えはありませんでしょうか。
○藤田幸久君 今後、今日の会談がどう終わっても、これから恐らく継続はするんだろうと思っています。その際に、日本は、六者協議というものを前から一つの取っかかりとされておられますので、六か国との協議が重要だろうと思います。  ということは、アメリカ以外、日本は主体ですから、そうしま...全文を見る
○藤田幸久君 具体的に言いますけれども、安倍総理は、やはりこの日朝関係改善において直接的に北朝鮮と向かい合い、話し合いたいとおっしゃっています。  その北朝鮮という場合に金正恩委員長を指しているわけですが、この六者協議のうちの日本を除く四つの国は金正恩委員長と既にお会いになった...全文を見る
○藤田幸久君 状況が来れば、安倍・金会談に至ると。すると、状況がということは、誰かがそういった状況をつくってくれればということで、主体的な今意思は今は聞けなかったわけですが、状況が来ればということは、これはやっぱり他力本願なんでしょうか。
○藤田幸久君 いや、具体的に、韓国、中国、ロシア、アメリカは金正恩委員長と会った、あるいは会うという蓋然性があるという事実に基づいて、日本だけが会えていない、会う可能性がないという中で、それを、そういう会う努力をするのかしないのかについて、イエスかノーかでお答えください。
○藤田幸久君 ここしばらく見ておりますと、日本が外されているという言われ方しておりますけれども、外されているというもう一つの側面は、他力本願外交で来ていると。それから、ここ数年間の日本外交というのは、外交より安保でありまして、例えば尖閣をめぐる安全保障的な中国に対して、TPPも中...全文を見る
○藤田幸久君 国際社会とおっしゃいますが、その六者協議のアメリカ以外の国々と一緒に動いてきたというのは到底見受けられません。そんな中で、たまたま昨日の毎日新聞でございますけれども、河野洋平元衆議院議長が福田ドクトリンのことをおっしゃっておられます。たまたま、昨年の十二月でございま...全文を見る
○藤田幸久君 昨日、日朝国交正常化推進議員連盟、これは自民党、公明党を始めとした与党のかなりの重鎮の方々も参加をされました。そこで決議というものが出されまして、安倍総理が日朝首脳会談に強い意欲を示し、北との対話に積極的に取り組むことを表明した、日朝首脳会談の早期実現を全面的に支持...全文を見る
○藤田幸久君 この前、沖縄北方委員会で幾つか質問しましたけれども、改めてお聞きしますが、河野外務大臣は独立国の外務大臣でしょうか。
○藤田幸久君 是非、他力本願外交ではなくて、ある意味では、これは日本以外の状況によって、日本が本来すべきことが、環境が整いつつある、もちろん、今日夕方までにどういうふうに動くか分かりませんけれども、ある意味ではほかの国のいろんな要素で日本が本来すべき状況が整ってきているという大変...全文を見る
○藤田幸久君 非常に外務大臣のその一連のお答えは、せっかくの機会でございますけれども、そういう意欲が見られないということ、大変不満でございますけれども、今日は条約の審議でございますので、幾つか条約について質問をしたいと思います。あと数分でございますので、幾つか質問したいと思います...全文を見る
○藤田幸久君 それから、答弁の中で、このTPPというのはガラス細工のような協定であって、一部のみを取り出して再交渉したり変えたりすることは極めて困難であると答弁しているわけですが、元々、安倍総理は再交渉は不可能であると強調していたわけですけれども、再交渉は可能と認識しているのか、...全文を見る
○藤田幸久君 何か紋切り調ばかりですけれども。  それから、TPP11というのは米国が入っておりません。にもかかわらず、アメリカを含む形で設定した牛肉のセーフガード発動基準や、あるいは乳製品の関税割当ての枠数量を引き下げなかったわけですが、何でこれで国会決議にかなうと言えるんで...全文を見る
○藤田幸久君 TPP11は、この前本会議で申し上げましたが、貿易協定というよりも投資家保護協定の性格が強いと思っています。TPP11は、TPP12の乳製品の輸入枠や牛肉セーフガード発動水準をそのまま認め、アメリカの参加を前提とした自由化を米国抜きで認めてしまっているんです。  ...全文を見る
○藤田幸久君 まだ若干時間ありますので、この昨日の毎日新聞の記事、ちょっともう一度御覧いただきたいと思いますが、下から二段目の松田特別顧問の脇でございますけれども、在韓米軍については九一年九月にブッシュ米大統領が戦術核の撤収を表明しています。ならば、日本はもう一度、非核を目指す姿...全文を見る
○藤田幸久君 そういう姿勢ではなかなか関係が改善ができないだろうということを申し上げて、質問を終わります。
○藤田幸久君 私は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について承認を求めるの件について、会派を代表して、反対の立場から討論いたします。  TPP11の本質は、グローバル企業の一部の経営者だけがもうかり、賃金が下がり、失業が増え、国家主権が侵害され、食の...全文を見る
06月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  まず、大阪北部地震におきます被害者及び被災者の方々にお悔やみとお見舞いをまず申し上げます。  さて、先ほどニュースが入りまして、北朝鮮の金正恩委員長が訪中をされたということでございますけれども、日本政府としてこの情報をいつか...全文を見る
○藤田幸久君 恐らくこの間の米朝会談の報告だろうと思いますが、河野大臣、一時はトランプ大統領がシンガポールから日本にいらっしゃって安倍総理に報告という話もありましたが、残念ながら、国務長官、しかも河野大臣が韓国に行かれるということがございました。時期のずれはあっても、金正恩委員長...全文を見る
○藤田幸久君 それで、情報入手に関しては、せっかく志水参事官いらっしゃるので、ウランバートルでこの話あったのかということも含めまして、北朝鮮とどういうやり取りをしたのか、志水参事官、せっかくですからお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 河野大臣、もう一度伺いますが、トランプ大統領に、シンガポールの米朝会談後、日本に立ち寄る、あるいは別の方法でトランプ大統領自身から安倍総理に報告をしていただくという要請をされた、あるいはそういう話はあったんでしょうか。
○藤田幸久君 要請はされなかったんですか。
○藤田幸久君 順番を少し変えまして、今朝、米韓両政府は八月に予定されていた定期合同軍事演習、ウルチフリーダムガーディアンを中止する、全てという発表をされたと聞いておりますけれども、この米韓合同軍事演習の中止に対しては、これまでもアメリカの中からもいろんな北朝鮮に譲歩し過ぎるという...全文を見る
○藤田幸久君 いや、小野寺大臣。いや、大臣にという。
○藤田幸久君 外交努力、あるいは先ほどぶら下がりで大臣は核廃棄への後押しというふうな言い方されましたが、それは外交の話でございまして、いわゆる日米同盟、安全保障に関する影響は防衛大臣としてどうお考えでしょうか。
○藤田幸久君 何か、まともにお答えいただいていないんですが、時間の関係で一旦先に行きます。  これから主に河野外務大臣の答弁が多いと思いますが、実は昨日質問通告をしておりましたところ、昨日の決算委員会で河野大臣あるいは総理からのお答えがかなりございますので、少し通告からはしょっ...全文を見る
○藤田幸久君 その中身について御存じなくて、この日米韓は全ての点で一致をしているとおっしゃっていますけれども、中身を聞かずに一致しているんでしょうか。
○藤田幸久君 ということは、今、一種の大項目を挙げていただきました、五つ、六つ。多分、昨日の答弁と同じだろうと思いますが、そうすると、大項目として直接聞かれたのは、昨日及び今日おっしゃっているその項目が主な項目で網羅されているというふうに理解してよろしいんでしょうか。その中にAの...全文を見る
○藤田幸久君 同じポンペオ長官は、この約二年半でということをおっしゃっておられますが、この二年半という期間で非核化し検証するということが可能なんでしょうか、あるいはその二年半でやるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○藤田幸久君 安倍総理はその非核化の査察でIAEAへの財政支援を述べておられますけれども、その額については置いておきまして、期間をどの程度を想定されておられるのでしょうか。
○藤田幸久君 安倍総理は十六日のテレビ番組で、国際社会が資金拠出する枠組みをつくる可能性について述べておられますけれども、具体的にはどのような構想があるのか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 先ほど、ポンペオ長官のその二年半ということに関しまして、これは政治的なスケジュールの背景だとおっしゃっておられました。  私、よく、ベトナム戦争は、アメリカはベトナムの戦場で負けたんではなくてアメリカ国内の世論に負けたという話がありますけれども、北朝鮮というのは、...全文を見る
○藤田幸久君 安倍総理が、今度のいわゆる日朝の会談等について北朝鮮との間で互いに信頼を醸成することが必要だとおっしゃっておられまして、河野大臣も同じ認識だろうと思いますが、実は、今日お配りしております資料の二枚目を御覧いただきたいと思いますが、これは二〇〇二年にいわゆる小泉総理が...全文を見る
○藤田幸久君 信頼醸成には両方のキャッチボールがあると思いますので、是非丁寧にやっていただきたいと思っております。  それから、仮にうまくいきまして日朝国交正常化といった場合には経済支援をということになっておりますが、普通言われておりますのは、一九六五年の日韓正常化の同じレベル...全文を見る
○藤田幸久君 資料の一枚目にございます記事でございますが、先週、私、国会内の、いわゆる環境問題の専門家が防衛省の方と質疑応答していたときに同席をしておりました。そこで話されたことでございますけれども、辺野古付近のサンゴの環境保全に関する市民団体などから、いわゆるN3護岸付近の大型...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。終わります。
06月28日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○藤田幸久君 おはようございます。国民民主党の藤田幸久でございます。  時間の関係で、質問通告をした後ろの方から質問させていただきます。  まず、防衛大臣、二十六日に富山で元自衛官が起こした殺人事件、これをどういうふうに受け止められるか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ドライブレコーダーでたまたまこの人が狙撃をしている映像が出てきました。あれ見ていると、プロが道路の反対側から撃っているというのは非常に明らかです。ということは、実力組織であった自衛隊の人がそういう技術を擁している、そういう人がそういう何か意思を持った場合には、これは...全文を見る
○藤田幸久君 いずれにいたしましても、そういう実力組織でいた方がそういう技術を持って、つまり意思を持った場合にああいうことができるというのが、あの映像を御覧になっていただきたいと思いますので、非常に衝撃的でしたので、対応をお願いしたいと思います。  次に、外務大臣、カンボジアに...全文を見る
○藤田幸久君 資料の三枚目から数ページ御覧いただきたいと思います。  三枚目は、ついこの間の日曜日、ソウルの日本大使館前で、これは数千人のカンボジアの方が日本大使館の前でデモをされました。それから、その次が、これはフランスの日本大使館の前で約百五十名と書いてあります。その次が、...全文を見る
○藤田幸久君 なぜ日本一国がこれだけ、例えば日本で千人参加したということは、在住、在日カンボジア人のかなりの方が参加をしている。数千人ソウルでこういうことをされたということは、多分、韓国在住のカンボジア人の相当の方が実はこうやって直接行動をされている。それだけなぜ日本が期待されて...全文を見る
○藤田幸久君 今大臣おっしゃっていただいたように、民主化の支援を日本がしてきたということが、このカンボジアの皆さんが、つまり今各国政府の中でカンボジアの選挙を支援しているのは中国とロシアと日本、一部韓国と理解しておりますけれども、つまり民主国で支援をしている唯一の日本、しかも民主...全文を見る
○藤田幸久君 是非お願いしたいと思います。  一枚目の資料、これ二〇〇九年の新聞記事でございますけれども、実はこの関係で、つい最近、アメリカの国務省が公開した外交文書がございます。これは、一九六九年に佐藤栄作総理とニクソン大統領が結んだ核密約の交渉の関係でございます。  この...全文を見る
○藤田幸久君 拘束する力はないけれども、当時、つまり瞬間的にこういったものがあったということを証明したのが今回の文書だろうと思いますけれども、ということは、それを否定する根拠を示さない限り、やはりこれは非常に重要な意味を持つ。まして、日本にとって一番重要なアメリカという極めて民主...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、今官邸にいらっしゃる谷内さんがはっきりこれ、この文書はこの若泉さんが明らかにしたものと同一のものだというふうにおっしゃっています。ということは、ちょっと政府見解を出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 今現在、政府にいらっしゃる方が、つまり公の新聞でこういうことをおっしゃっている、そしてその裏付けとなるような資料が出てきたということでございますので、政府見解として、この内容について統一見解を出していただくように委員会の方に要請をさせていただきます。
○藤田幸久君 時間の関係で、ちょっと一旦北朝鮮問題に移りたいと思います。  いわゆる、完全かつ検証可能な、そして不可逆的なというこの四十七の項目についてでございますけれども、前回の私のこの委員会の質問の中で、北朝鮮のこのCVID四十七項目について河野大臣は、ポンペオ長官から四十...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、総理はやっているはずだと言っているけれども、実際はやっていませんということですか。
○藤田幸久君 この日朝協議に関して、最近、北朝鮮国営のラジオ放送で、誰それのありもしない拉致問題をわめき立てて自分らを拉致被害国に化けさせようとしていると。あるいは、スイスのジュネーブで開かれた軍縮会議で北朝鮮の代表は、日本とは関わりのないことで首を突っ込むべきではないと言ってお...全文を見る
○藤田幸久君 手のうちというか、向こうはそういう公で発信をしている際に、こっちはただ手のうちを明かさないといって黙っているだけなんでしょうか。
○藤田幸久君 やり取りしてもあれなので、条約について伺います。  本議定書の提案に関しては、内容が最終的に固まっていない段階で外務省の方で出してきましたけれども、こういうタイミングに誤りがあったということについてはどういうふうにお考えでしょうか。
○藤田幸久君 今回、異例の形でございましたが、今回の教訓あるいは今後に生かすとすれば、どういう対応が必要だったんでしょうか。
○藤田幸久君 この改正については、オバマ政権は熱心に取り組んでいました。他方、トランプ政権はパリ協定からの脱退を表明するなど、いわゆる気候変動対策には非常に後ろ向きの姿勢を見せておりますけれども、アメリカはこの議定書の改正に対してどのような姿勢を取っているか、お答えをいただきたい...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  では、条約は今日の委員会で終わりでございますけれども、まさに外交の、今、時代になっておりますので、引き続き、外務大臣も出張が多かったわけですが、積極的に委員会に参加をして充実した審議をこれからもしていただきますことをお願いをいたしまして、質問を終わります...全文を見る
07月11日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  私は、福島の隣の日立の出身でございまして、親戚が福島におりますので、今日、四名の皆さんのお話、本当に心に痛んで聞かせていただきました。議員になる前は元々人道援助の仕事をしておりましたので、そういう観点からも質問させていただきた...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  これは、いろいろ外交防衛委員会等でもフォローさせていただきたいと思っております。  次に、大西参考人にお伺いしたいと思いますが、配られた資料に「福島復興の現状と課題」という資料がございます。その十三ページに、原発からの離別という項目で書...全文を見る
○藤田幸久君 佐藤参考人にお伺いしたいと思います。  大変貴重なことに従事されて取り組んでおられますが、これ国としてどういう支援をしたらよろしいのか、まずお聞きしたいと思います。
○藤田幸久君 今日お話伺って感じましたのは、ここ一、二年話題になっています公文書、行政文書、これが改ざんされたり手を加えられたり隠蔽されたり。この古文書についてこれだけ丁寧にやっていらっしゃるということは、今回、ここ一、二年見ておりまして、公文書偽造というのは、これ民主主義の否定...全文を見る
○藤田幸久君 もう一度、大西先生にお伺いしたいと思います。  先ほどのテーマでございますけれども、こういう全国民の合意の下でこうした再生可能エネルギーといったものを求めていくという場合に、例えば今再稼働に関しても規制委員会の権限と政府の権限がはっきりしていない。それから、これは...全文を見る
○藤田幸久君 熊本参考人に質問時間がなくなりまして申し訳ありませんでしたが、三名の方、ありがとうございました。
11月27日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  私も衆議院と参議院、それなりに長くおるんですが、初めて農林水産委員会に参加をさせていただきました。もっと早く入っておくべきだとつくづく感じる次第でございます。それは、この委員会においては牛乳が出てくるということでございます。私...全文を見る
○藤田幸久君 後でまた質問いたしますが。  そこで、牛乳の関係から質問したいと思いますが、EUでは独占的な加工、小売資本が圧倒的に有利に立っているという状況を是正するために、二〇一一年にミルクパッケージ政策が打ち出され、牛乳生産者団体の取引交渉力の強化が進められたと聞いておりま...全文を見る
○藤田幸久君 何か歯切れが悪くて、要は弱体化している流れというものを改正できるように、是非いろんな方法を取っていただきたいというふうに思います。  ところで、次に日米貿易協定についてお伺いしたいと思います。  最近の日米貿易協定、日本政府がTAGという、日米物品貿易協定という...全文を見る
○藤田幸久君 当事者能力がないということを宣言したというふうに受け止めました。  そこで、この日本経済新聞の「中外時評」というのを御覧いただきたいと思います。  これは、米国のウィルバー・ロス商務長官が、いわゆるポイズンビル、毒薬条項ということを言っているわけでございますが、...全文を見る
○藤田幸久君 私は外務省には、必要ない。  つまり、当事者能力がないということを先ほど宣言されて、またしても当事者能力がないというふうにおっしゃっているわけですが、要は、冒頭で日本の農業を守ると農水大臣はおっしゃったわけですから、仮にもこういう報道がなされたならばすぐにも飛んで...全文を見る
○藤田幸久君 つもりがないということを聞いているんじゃなくて、日本の国益を守るためには、やっぱり今から先制攻撃が必要じゃないかということを、まして農水大臣ですから申し上げているわけでございまして、これによりまして、もし盛り込まれれば、現在日本が交渉を進めているRCEP、東アジア地...全文を見る
○藤田幸久君 その関係で、九月二十六日の日米共同声明では、農林水産品について、過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの譲許内容が最大限としています。ただ、これは、産品ごとに見て、日本にとって最も厳しかった内容と同水準で合意することも可能であると言っているわけですから、全体では過...全文を見る
○藤田幸久君 ないようにとか手のうちをというんじゃなくて、これは、今、いろんな国、それぞれの国でこういう意見があるということを伝えながら相手に伝えていくというのが交渉の手でもありますから、それをそういうことがないようにという希望的な観測では駄目だろうと思っております。  ところ...全文を見る
○藤田幸久君 もう少し気合を入れてやっていただきたいと思いますが、次に、資料の二ページ目を御覧いただきたいと思います。  これは日本農業新聞の最近の記事でございます。内容は、国連総会第三委員会が小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言、いわゆる小農の権利宣言を採択したという...全文を見る
○藤田幸久君 今の答弁ですと、要するに人権としての定義がもっと確定をすれば、中身的に言えばこの内容については大賛成だというふうに聞こえましたが、それでよろしいですか。
○藤田幸久君 ですから、それが整理が付ければ、中身的に言えば、さっき大臣がおっしゃったことで言えば、この小農の支援とかいうことについては賛成ということですねという質問なんです。それに答えてください。
○藤田幸久君 それを是非進めていただきたいと思います。  その上で、この宣言には十分な質と量の種子の確保とありますが、ということは、種子法の廃止に反するものではないですか、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 ちょっと時間を戻してください、三分間。  私の質問は、この宣言にある質と量の種子の確保は種子法の廃止に反するんじゃないかと聞いているのに対して、余計な時間をつくったので三分返してくださいよ。  大臣、これは質問通告してありますよ、丁寧に。答えてください。  あ...全文を見る
○藤田幸久君 私の質問は通告してあります。種子の確保に反するものではないかと、種子法の廃止は。その反するかどうかという質問に対する述語がないんです、さっきから。
○藤田幸久君 その十秒の答弁を五分使われてしまったんですよ。五分返していただけませんか。
○藤田幸久君 いや、だから、時間余計なことで取られちゃうんでしょう。(発言する者あり)
○藤田幸久君 種子法の関係ですけれども、民間企業の種子は都道府県が生産する種子より価格が高い状況にあります。このため、都道府県が種子生産から手を引き民間企業に種子生産が委ねられた場合、種子の価格が高くなる可能性があると。これは、種子を含む生産資材価格の引下げを図るという政府の方針...全文を見る
○藤田幸久君 災害関係についてお伺いをいたします。  東日本大震災では水産業に大きな被害が生じました。その被害は、私の茨城県でも大変甚大でございました。茨城県では、生産能力が八割以上回復した業者は六八%、売上げが八割以上回復した業者は四四%ということで、これは人材の確保、販路の...全文を見る
○藤田幸久君 三年前の九月に鬼怒川が決壊をし、甚大な農林水産関係の被害が発生をいたしました。特に、収穫後の収穫米が大変農家の減収になったわけです。  私は、収穫後のお米の支援を当時委員会で要請をしましたけれども、結局は農業共済制度の補償の対象外とされてしまいました。なぜこの対象...全文を見る
○藤田幸久君 収入保険についてお聞きしようと思っておりましたが、お答えをいただきました。  一方、農業共済協会は、平成二十八年度から建物総合共済に収容農産物補償特約を新設して、納屋などに保管中の農作物を対象に火災や水害による損害を補償する仕組みを導入したと聞いておりますけれども...全文を見る
○藤田幸久君 畜産についてお伺いをしたいと思います。  牛マルキンの補填金単価の算定方式に全国算定方式と地域算定方式があると聞いております。地域算定を採用するに至った理由と地域算定方式の採用状況について、まずお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 ところで、茨城県は全国算定方式を採用しているわけですが、今、茨城空港とかあって随分外国人の観光客が増えています。ただ、その中に口蹄疫発生国からの観光客も含まれているため、口蹄疫が発生しても全国算定方式では十分な救済を受けられない可能性があるんです。また、これだけ肥育...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、改正入管法案についてお伺いをしたいと思います。  農業に関する分野で特定技能の対象となる予定のものはあるかどうか、法務政務官ですか、お答えをお願いします。
○藤田幸久君 では、例えば小規模農家が技能実習一号の外国人と雇用契約を締結するような場合、自ら外国人の支援を行うことは難しいということが多いため、登録支援機関に支援の実施を委託することが考えられます。  その場合、登録支援機関はどのように探せばいいのか、登録支援機関としてどのよ...全文を見る
○藤田幸久君 聞いているだけで難しいという気がしましたけれども、その先行きます。  農業分野において、技能実習二号を修了した外国人をJA等が受入れ機関として特定技能一号として雇用し、必要に応じて農家等に派遣するということは可能でしょうか。可能である場合、具体的な手続の流れについ...全文を見る
○藤田幸久君 では、技能実習二号から特定技能一号に移行する場合、この外国人は一時帰国する必要があるのか、もしある場合、どのくらいの期間帰国する必要があるのか、お答えください。
○藤田幸久君 一つの受入れ機関で特定技能一号の外国人と技能実習生を共に雇用することもあると考えられますが、その場合、そのプロセスを進める留意点、条件等々についてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 後で、農水大臣、この今法務省言っていますが、農水関係、関係しているんですが、実際農水省から聞いていてどんな感じをお持ちか、後で聞きたいと思いますが、時間があるので、余ったので、少し酪農について、質問通告をしたことについて質問したいと思います。  家畜排せつ物の施行...全文を見る
○藤田幸久君 最後に、先ほど法務省の方、いろいろ、一字も間違いなく読まなければ分からないような説明をされましたけど、これ現場の農家の方々、大臣ですね、これ質問通告しておりませんけど、これ実際にやっていくのは相当大変じゃないかと、よっぽど法務省と詰めていかないと現場の方は相当困るん...全文を見る
○藤田幸久君 大変いい農水大臣だと分かりましたので、それを確認をして質問を終わります。  ありがとうございました。
12月03日第197回国会 参議院 本会議 第7号
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○藤田幸久君 国民民主党・新緑風会の藤田幸久です。  私は、会派を代表して、経済上の連携に関する日本国と欧州連合との間の協定の締結について承認を求めるの件及び日本国と欧州連合及び欧州連合構成国との間の戦略的パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件について、関係大臣に質...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○藤田幸久君 国民民主党の藤田幸久でございます。  漁業法を見ておりまして、二つ大きな流れを感じます。一つは、安倍政権の特徴でございますけれども、農協改革あるいは卸売市場改革、要するに、既存の組織を弱体化させ、特定企業の新規参入を促進する、あるいは一部企業の活動を行いやすくする...全文を見る
○藤田幸久君 平成二十七年の農協法改正では、この参議院の委員会において、農協が自主的な改革に全力で取り組むことを基本とする、それから、准組合員の利用の在り方の検討に当たっては、正組合員数と准組合員数との比較等をもって規制の理由としないといった附帯決議がございますが、この准組合員の...全文を見る
○藤田幸久君 では、漁業権の優先順位の廃止について幾つか聞いてまいります。  まず、改正案では、既存の漁業権者が漁場を適切かつ有効に活用している場合はその者に免許するとされていますが、何をもって適切かつ有効とみなすのかは法律に書き込まれておりません。ということは、農水省あるいは...全文を見る
○藤田幸久君 その適切かつ有効に活用という基準が要するにはっきりしないのは明らかなわけですけれども、そうすると、若い漁業者、担い手が、つまり漁業に就こうとする意欲というものを失う、あるいはためらってしまうということが懸念されますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 要は、努力目標と、いろいろ意見を聞いてまいりますと言っているだけで、要するに、基準ははっきりしないというので答えになっていない気がいたしますが、先に行きます。  第六十三条、海区漁場計画の要件の二項に、都道府県知事は、海区漁場計画の作成に当たっては、海区に係る海面...全文を見る
○藤田幸久君 何でもまた知事の方に回っておりますが。  企業が漁業権を取得できることということは、外国資本である企業が参入してくることが想定されるわけです。あるいはそれが目的かもしれません。これは、国土あるいは国境が外国人によって支配される懸念があると。この委員会には北海道の方...全文を見る
○藤田幸久君 今日は前半は淡々とやっていきます。  洋上投棄について質問いたします。  洋上投棄をどのように防ぐつもりかということでございますけれども、まず、洋上投棄に関しては、長谷水産庁長官が、採捕したものは報告させると衆議院で答弁しておられますが、この採捕とは具体的に何を...全文を見る
○藤田幸久君 いろいろおっしゃいましたけれども、この採捕について、省令等においてやっぱりはっきりすべきだろうと思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 資源管理について質問いたします。  資源管理の手法は、一つは、漁船の隻数や馬力数の制限等によって漁獲圧力を入口で制限するインプットコントロール、投入量規制。二つ目が、産卵期を禁漁にしたり、網目の大きさを規制することで漁獲の効率性を制限し、産卵魚や小型魚を保護するテ...全文を見る
○藤田幸久君 いわゆるIQが効果的であったにしても、IQを実際に実行するにはいろんな問題があると聞いております。農水省の人員削減が随分進んでいます。これは後で質問いたします。予算も限られています。特に、監視する人、あるいは予算の確保が難しい中で、違反者をしっかり取り締まることは難...全文を見る
○藤田幸久君 関係者の意見を聞きながら丁寧にと、全部そう言っていて、要するに、関係者の意見を聞かないままここに来てしまったという前提なのでそういう答弁が続いていると思っておりますけれども。  それで、IQ移転について、この関係で次に質問いたします。  IQの移転については、改...全文を見る
○藤田幸久君 何か非常に恣意的な気がしますが、それは全体でそうなので、また、今日は淡々とその先へ行きますけれども。  養殖を営む権利である区画漁業権というのが、多くの場合、漁協に免許され、漁協の管理下で組合員が行使をしているということのようですが、現在は、漁協免許の漁業権の行使...全文を見る
○藤田幸久君 生じないような状況、何か非常に楽観論と、それから、何といいますか、肝腎のところは逃げて、そしていろんな人と相談をしている、そして権限は知事というようなことがずっと一貫して流れているというのが明らかになってきたわけですが。  ところで、資料をお配りしております。一枚...全文を見る
○藤田幸久君 大臣、傍観者のような話をしないでください。大臣は農水省のトップですよ。  それで、特に、私も素人ですけれども、今回の漁業法、いろいろ話を聞いておりまして、随分仕事が増える。それで具体的な専門家が必要である。そもそも今まで減ったこと自身がこれ大変ゆゆしいことであって...全文を見る
○藤田幸久君 新規採用もとおっしゃったということは、この実質合理化目標数をこれ変えなきゃいけないんじゃないですか。
○藤田幸久君 単純に考えて、この五年間、自然災害が増えています。その部分で農水省の職員、増やしているんですか、減っているんですか。
○藤田幸久君 また、この五年間で在日外国人が増えていますけれども、検疫の関係の方々は減っているんでしょうか、増えているんでしょうか。
○藤田幸久君 そうすると、今度漁業法が仮に通るとすると、様々な取締り案件も多発すると思うわけですし、その必要性が今、先ほど来答弁いただいているように、あるわけですが、ということは、こういう漁業法の制定に関してもっと人員を増やすべきだろうと思いますが、その辺の見通しと対策は取ってい...全文を見る
○藤田幸久君 まだ傍観者的な発言でございますけれども、やっぱり農水省のトップでありますから、傍観者的な発言ではなくて、農水大臣として、これだけ増やしていかなければ仕事ができないということをはっきりおっしゃっていただかなければ、こんな漁業法なりも、別のところからのお話かもしれません...全文を見る
○藤田幸久君 では、次に移ってまいりたいと思います。  私は、冒頭で申し上げましたとおり、今度の漁業法、何か違ったところからいろんな形で圧力が来てここまで来ているんだろうなということが一つと、もう一つ、これは先ほど鉢呂議員が引用されました篠原孝さんに学んで、なるほどなと思ったこ...全文を見る
○藤田幸久君 いや、ですから、固有の資格ではないという法的根拠、つまり、立ち得ない、何らかの、なり得るということを言っているんですが、その法的根拠については答えていないんですね。要するに、行政不服審査法というのは、組織が大塚さんに成り済まして実は裁判を起こしている話ですけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 七条二項というのは、つまり、大塚さんは埋立てできないわけですよ。埋立てをするというのはやっぱり特別の要件を満たしている沖縄防衛局が埋立てをするわけですから、つまり全く私人じゃない人だから埋立てができるわけで、その埋立てをする組織が私人に成り済ましたということの根拠を...全文を見る
○藤田幸久君 資料二枚目、御覧いただきたいと思います。  おとついでしょうか、防衛省は、琉球セメントといういわゆる民間会社の安和桟橋を使用して船に土砂を積む作業を行ったわけですね。この安和桟橋の使用について、防衛省と民間会社である琉球セメントの間の契約、あるいはどんな取決めがあ...全文を見る
○藤田幸久君 その埋立業者というのはどこですか。
○藤田幸久君 資料二枚目を御覧いただきたいと思いますが、この安和桟橋の使用に当たっては、作業開始前に琉球セメントより沖縄県国土交通省所管公用財産管理規則、資料の下の方ですけれども、に基づいて、この第十一条の工事に着手するとき、工事を完了し、又は廃止したときに知事に速やかな工事届を...全文を見る
○藤田幸久君 防衛省は、だけど、さっき直接いわゆる琉球セメントと関係ないと言いながら、琉球セメントが提出したということによって防衛省が仕事を再開しているということは、防衛省が直接言わば元請を通さずに琉球セメントとやり取りをしているということ、その証明なんじゃないですか。
○藤田幸久君 したがって、防衛省は指示をしているわけですよね、琉球セメントに対して。  それで、つまり違法行為ですよね。つまり、沖縄県との関係において、それをしていた琉球セメントに対して指示をしたということは、その琉球セメントが沖縄県との間で違反があったということについては、そ...全文を見る
○藤田幸久君 ちょっと同じような関係で、沖縄県の赤土等流出防止条例に違反するということも明らかになったと。この防止条例に違反したということに関して言えば、この県の条例、規則に違反して工事を強行したわけですが、この責任の所在は防衛省にあるんですか、琉球セメントにあるんですか、どちら...全文を見る
○藤田幸久君 見守りといっても、工事の主体は沖縄防衛局でしょう。すると、沖縄防衛局で、具体的に間に元請が入ったにしたって、琉球セメントというところの桟橋を使ってやっているわけですね。ということは、そこが県との関係において違反等があっても、それは看過して防衛局はその工事を進めるとい...全文を見る
○藤田幸久君 あのセメント会社はただ届けていたと言っただけで、県の方はそれに対して立入りをすると言っているわけですよ。その間に何で進めなきゃいけないんですか、防衛省は。ひどい話ですよ、それ。
○藤田幸久君 二か月間、だから違法の工事をしていたということ、昨日、野党合同ヒアリングで認めたわけですよね。認めたわけですね。それ、確認してください。  辰巳さん、それ駄目だよ、そんな後ろの方で。認めたということは認めなきゃ駄目だよ、それ。(発言する者あり)
○藤田幸久君 答えていません。  漁業法も、今回もそうですけど、知事の権限というのは非常に大きなもので、それを政治的な意図あるいは様々な手段でもって奪うということは、これ漁業法も、私も、一番重要な共同漁業権を守ってきた知事、そして漁村を守ってきたわけですね。これを奪うということ...全文を見る