藤田幸久

ふじたゆきひさ



当選回数回

藤田幸久の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○藤田幸久君 おはようございます。立憲民主党・民友会・希望の会の藤田幸久でございます。  政党会派は変わりましたが、今日も牛乳から質問させていただきたいと思います。  昨年末にTPP11が発効し、この二月には日EU・EPAが発効いたしました。そこで、資料の一枚目、新聞記事御覧...全文を見る
○藤田幸久君 いや、特殊要因とおっしゃいましたけれども、この新聞の一番下の段にも出ておりますけれども、二月に、一番下の行の十行目ぐらいですけど、「EPAを発効したEUからの輸入量は九十四トン。前年二月は七トンだった。」、十倍以上増えているわけですね。  ですから、単に特殊要因と...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、今回のTPP11あるいは日EU・EPAの影響は考えていないと今おっしゃいましたが、考えていないということでよろしいですね。
○藤田幸久君 TPP11には、アメリカの復帰が見込めない場合にはセーフガードの再協議を要請できる規定というものが置かれております。アメリカとの二国間交渉が始まろうとしているにもかかわらず、アメリカ分を含めたTPPの発動水準がTPP11でも維持されたままでございます。したがって、牛...全文を見る
○藤田幸久君 農業者の懸念というのは、差し迫っている可能性があるということが、懸念が一番重要なわけでございます。当然懸念を持つのは重要でありますから、その見込みがないあるいは差し迫っていないというのを主観的に判断されても、これは懸念は深まるわけでございますから、ルール上、今私が申...全文を見る
○藤田幸久君 見込みがないというか、それでそうじゃないふうになった場合に責任を、じゃ、取っていただきたいということを申し上げておきます。  いよいよ牛肉から牛乳に移ってまいりますけれども、平成二十九年の規制改革推進会議の提言に基づいて、従来の指定牛乳生産者団体との取引以外にも補...全文を見る
○藤田幸久君 いや、相当影響が出ていると思いますけれども、時間の関係で次に移りますけれども。  次の三枚目の資料が、これが高齢化や後継者不足を含む経営離脱が続いている畜産、酪農の状況でございます。  こういった経営離脱が続いているこういう分野での就農支援について、農水省はどの...全文を見る
○藤田幸久君 答弁が結構長いので、次の日米貿易協定の質問を最後に回しまして次に行きたいと思いますが、家族農業について伺いたいと思います。  国連で、家族農業の十年ということで、今年から二〇二八年までを家族農業の十年と定めております。それぞれの国で家族農業に係る施策を進めるととも...全文を見る
○藤田幸久君 国連の小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言、いわゆる小農の権利宣言が昨年十二月に国連総会で採択されました。家族経営などの小規模農家の価値と権利、それから財源確保、種子の確保等への支援等を呼びかけておりますが、日本は家族農業の十年は賛成したのに、この小農の権利...全文を見る
○藤田幸久君 傍観者じゃないので、やっぱり大臣は小規模農業を守る立場ですから、もっとしっかり動いていただきたいと思います。  次に、外国人材の活用について伺いたいと思います。  四月から改正出入国管理法の制度の運用が開始をされます。この資料に、お配りしておりますように、私の地...全文を見る
○藤田幸久君 農業は季節性を伴うわけでございまして、農業者が直接受け入れるのではなくて、派遣契約の形で農業者に派遣することも可能だろうと思います。その派遣を行う派遣事業者となるためにはどんな要件があって、また、その派遣事務を処理するだけではなくて、農業の地域の事情をよく知る、例え...全文を見る
○藤田幸久君 農林水産物の輸出が六年連続で過去最高を更新しております。私の茨城県も全国第三位の産出額を有する農産物の輸出でございますけれども、平成二十九年度は三億三千万円と、前年度のおよそ二・五倍でございます。梨やメロンのアジア向け輸出、常陸牛の米国への輸出等も拡大をしています。...全文を見る
○藤田幸久君 ジェトロの副理事長に来ていただいておりますが、今、吉川大臣が紹介していただいたかなりの部分が、ジェトロの西川所長という方がいらっしゃいまして、この方はバングラデシュとかベトナム駐在の経験もある、アジアの経験のある方が大変活躍をしていただきました。この資料にもございま...全文を見る
○藤田幸久君 この一番最後の資料にあります右側に戦略といろいろ書いてあるんですが、この辺の戦略の項目と、例えば各農家であったりお酒の会社であったり、そういう実際に送りたい方の共有というのは、進んでいる部分とそうじゃない部分があると思うんですが、その共有化について何か更に改善点がな...全文を見る
○藤田幸久君 今日は詰め込みましたが、以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
03月19日第198回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○藤田幸久君 立憲民主党の藤田幸久でございます。  まず冒頭で、質問通告していないんですが、今朝のニュースで絶滅危惧のジュゴンが一頭死んだ状態で見付かったとございます。これは絶滅危惧種でございまして、私も辺野古の新基地建設現場、海も何回か行っておりますけれども、藻場が荒らされた...全文を見る
○藤田幸久君 至急いろいろと調査をしていただきたいと思います。  まず、地位協定について質問させていただきたいと思います。  お配りをいたしました資料一でございますけれども、この記事によりますと、日本とオーストラリアが訪問部隊地位協定の早期妥結を目指していると、これは初めての...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、一番目の質問に戻りますけれども、つまり、一般国際法上、受入れ国の国内法は駐留軍に適用されないという認識はオーストラリアと共有しているということですね。
○藤田幸久君 尊重ということと適用されないということの違いをお答えください。
○藤田幸久君 要するに、つじつま合わせで、ケース・バイ・ケースで逃げようとしていると。いずれにしても、今日言っても答えないということですから、時間の無駄ですから質問いたしませんが。  では、辺野古の新基地建設問題に移りたいと思います。  政府が軟弱地盤の存在を認めました。そし...全文を見る
○藤田幸久君 答えていないんですが、要するに、埋立願書の概要のままでは工事ができないということですね。そこだけ答えて、余計なことは、読み上げは結構です。
○藤田幸久君 必要があるということですね。  では、沖縄県は、この軟弱地盤の存在によって埋立承認願書の設計概要のままでは護岸の安全性が保てないということで埋立申請を撤回したわけですが、ということは、この撤回理由は妥当であるということですね、今のお答えからすると。そこだけ答えてく...全文を見る
○藤田幸久君 差し控えた理由を言ってください。
○藤田幸久君 はい。  じゃ、その差し控える理由を言ってください。
○藤田幸久君 理由を言ってください。  つまり、安全性が保てない理由で撤回したわけですね、沖縄県は。そうすると、その安全性が保てないという部分についてのその撤回理由というのは妥当かどうかというのを聞いているわけです。それを差し控えるのは、まず評価の問題ですから、差し控えるという...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、ちょっと一旦先行きます。  じゃ、ちょっと先に行きますけれども、軟弱地盤に関してでございますけれども、大浦湾側の軟弱地盤をいつ認識しましたか。
○藤田幸久君 いや、私は、軟弱地盤をいつ認識したのかと聞いているんですが、昨年十二月にボーリング調査とおっしゃっていますが、平成二十八年三月に大浦湾側の地質調査報告書を受けているはずですね。これ、受けていませんか、平成二十八年三月。
○藤田幸久君 つまり、平成二十八年三月の段階で軟弱地盤の存在を認識していなければ、防衛省は全然目利きが利かないということになるんですが、平成二十八年三月には認識したんじゃないですか。
○藤田幸久君 少なくても可能性は認識したわけですよね、二十八年三月の段階で。仮にほかのことも精査して昨年十二月まで引き延ばしたにしても、二十八年から昨年の三十年十二月ということは、二年半もたっているんですね。ですから、二十八年三月の段階で、これ可能性については認識しなかったんです...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、もう一度、防衛省で確認してください。二十八年三月の地質調査報告書ですよ、地質調査報告書。  ということは、これ、軟弱地盤ってこれ地質そのものですから、その段階で可能性すら認識していないということはないんじゃないですか。どうですか。
○藤田幸久君 地域は限定されているにしても、少なくても限定された地域で軟弱地盤の存在の可能性については地質調査報告書にあったわけですね。
○藤田幸久君 N値ゼロというのは、私も専門家に伺ったことありますけれども、マヨネーズで、どろどろですよ。それが見付かったにもかかわらず、その次の次の質問ですけれども、沖縄県にも報告せず、護岸工事及び埋立工事を進めたということですね。質問通告していますよ、四番目。
○藤田幸久君 私の質問は、三年前の地質調査報告書でN値ゼロが見付かったにもかかわらず、沖縄にも報告せず工事を進めたんですねという質問です。
○藤田幸久君 つまり、N値ゼロということを、三年前にあったにもかかわらず報告していないということですね。イエスかノーかで。
○藤田幸久君 評価は別にして、N値ゼロという、いや、事実関係も言っていないということですね。イエスかノーか。
○藤田幸久君 時間の関係で行きますけれども、この今回の報告書ですと、大浦湾側における全ての地盤改良工事が三年八か月ということですけれども、三年八か月を超えて更にほかの改良工事を要する可能性はないのかどうか、答えてください。
○藤田幸久君 つまり、長くなる可能性もあるということですね。
○藤田幸久君 この関係の最後の質問、九番に行きますけれども、報告書は、環境への影響について、振動については環境負荷の増加がほとんど見込まれず、それから、工事日程を調整することにより、そのピークが環境保全図書で想定された範囲を超えることなく施工することは可能であると言っておりますけ...全文を見る
○藤田幸久君 今回の報告書、副大臣、読まれましたか。イエスかノーかで答えてください。
○藤田幸久君 一万ページ読まれたわけですね。
○藤田幸久君 つまり、要点なり概要というのがあるんですね、報告書の。
○藤田幸久君 では、その報告、要点、概要、あるいは事務方から報告を受けた概要について、当委員会に提出を求めます。
○藤田幸久君 それでは、時間の関係で、普天間飛行場の返還条件について御質問いたします。  資料の三ページ目を御覧いただきたいと思います。  これは、普天間の返還の八項目ってございまして、その一段目のQアンドAのAの十行目ぐらいに書いてありますけれども、普天間の飛行場では確保さ...全文を見る
○藤田幸久君 じゃ、GAOを忘れて、もうこれ八項目にあるわけですね。これに緊急時の民間の飛行場と書いてあるわけですが、沖縄県内に確保できる見込みはあるんですか。
○藤田幸久君 GAOとは別に、日米間の八項目の返還条件にあるこの民間施設という中で、だから、GAOは忘れて結構なんですよ。民間の沖縄県内の飛行場というのは確保できる見込みはあるんですかと聞いているんです。
○藤田幸久君 私の次の質問に答えているんですけれども。  それで、要は、いわゆる民間施設ということと、緊急時の利用調整、この関係について今お答えいただいたわけですけれども、この緊急事態において、今おっしゃった特定公共施設利用法に基づいて、その必要に応じてその都度利用調整を行うと...全文を見る
○藤田幸久君 大変重要なことをおっしゃいましたけれども、この八条件の一つであるところの民間施設の使用の改善ということをはしょって、それを、言わばケース・バイ・ケースで、具体的な条件を決めるのが困難だからこの法律でもってそれで対応しようというふうに切り替えたという話ですよね。という...全文を見る
○藤田幸久君 ケース・バイ・ケースの法律で決めることに変えたということですね。大変重要な答弁ですが、それ、確認ください。
○藤田幸久君 はい。  八条件を変えてしまったという重要な答弁が出てきたということを確認をして、質問を終わります。ありがとうございました。
04月18日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○藤田幸久君 私は進藤先生と違ってため池の素人でございますが、まず法案から質問させていただきたいと思います。  本法案で、市町村は、所有者不明の特定農業用のため池について施設管理権を取得することができると、特定農業用ため池に関し必要な防災工事等の実施が期待されているとありますけ...全文を見る
○藤田幸久君 茨城県では、平成二十七年九月の関東・東北豪雨により鬼怒川の堤防が決壊したわけでございまして、周辺に大きな被害が発生いたしました。このため茨城県では、総合治水計画を策定するために平成二十九年度予算に総合治水計画策定事業を計上いたしました。この事業では、ため池等を活用し...全文を見る
○藤田幸久君 次に、韓国による日本産の水産物等の輸入規制について質問いたします。  東京電力の福島第一原発の事故に伴って、韓国は、福島県を始め私の地元茨城県を含む八県からの全ての水産物について全面的に輸入を禁止するなどの輸入規制を行っています。  第一審のパネルでは、こうした...全文を見る
○藤田幸久君 そういうふうに説明しているわけですけれども、実際、韓国側は、規制措置は恒久的に続くというふうに言っているわけでして、事実上お墨付きが与えられたような状況にあるんです。  問題は、被災地ばかりではなくて、国内外で日本の農林水産物・食品に対する風評被害が拡大しているわ...全文を見る
○藤田幸久君 つまり、伝えたいとか働きかけたいじゃ済まない話なので、それをどうするかということを聞いているわけですから、事実関係云々じゃなくて、実際広がっているわけですから、これを伝えたい、あるいは申し入れたい以上の対策をしていただきたい。これは、恐らく今答えできないかもしれませ...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、農林中金ですけれども、農協あるいは漁協などが農民や漁民から預かった現在六十六兆円とも言われる資金を預かって、その運用益をこのJAとかJFに還元するという役割であります。しかし、マイナス金利の下で、農林中金の経常利益は二〇一四年度の五千百四十五億円をピークに減...全文を見る
○藤田幸久君 そこで、主務大臣であります吉川大臣にお聞きしますけれども、農林中金の減益が続いている要因と、このいわゆるローン担保証券を含む対外投資の運用状況についてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 そのCLOのお話が出ましたので、一つ飛ばして次の質問ですけれども、質問通告しておりますが、実は二〇〇八年のリーマン・ショックの際には多くの欧米の銀行が今おっしゃったCLOの購入を縮小したんです。ところが、農林中金はこのCLO市場にとどまって投資を続け、影響力を拡大し...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、ポートフォリオの変更というのは今までできてきているんですか。例えば年金運用基金はポートフォリオを変えましたけれども、そういうふうに変えてきているんですか、ポートフォリオを。
○藤田幸久君 では、その、ここ五年ぐらいでもいいですけれども、ポートフォリオ、年二回にどういうふうに変わってきたかという資料を出していただきたいんですが、よろしいですか。
○藤田幸久君 では、ただ、公開が可能かどうか検討して、できれば提出をしていただきたいと思います。  それから、運用方法についてJAやJFに対して事前説明や事後報告を行っているのか。そうすると、例えばポートフォリオ変更についてもJAやJFについて事前説明しているのか、あるいは事後...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、農林中金は仮に民間機関としても、JAやJFについての説明資料については農水省としてアクセスが出て、あるいはそれについて出していただくことは可能ですね。
○藤田幸久君 その二〇〇八年、リーマン・ショック後も、先ほど申しましたけれども、欧米の銀行がCLOから撤退した、縮小した後も、この農林中金はとどまって拡大をしていった理由は何でしょうか。
○藤田幸久君 では、そういう理由を述べた上で、何で昨年、CLOへの投資を急増させたんでしょうか。
○藤田幸久君 仮に損失が出た場合、JAやJFに対して農林中金はどういう責任を取るんでしょうか。
○藤田幸久君 農林中金が損失を出すと、JAとかJFの系統組織全体、とりわけ多くの農家にとって被害は甚大であるわけですが、最近の資産運用状況について改善などを求める必要がないのか、これを農水大臣に伺いたいと思います。
○藤田幸久君 管理体制の整備等を求めているわけですけれども、もしその適正な運営を確保するためには改善命令等を出すことができるということがありますが、今の段階で改善命令は必要ないと考えているのか、どういう段階になったら改善命令が必要になるのか、お答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 金融庁は、三月ですか、これCLO全体に関する調査をしたと聞いておりますけれども、その調査の状況についてお聞かせいただきたいと思います。
○藤田幸久君 その米国企業向けのローンの債権の三分の一が日本の銀行が保有しているというふうに言われておりますし、日本のメガバンク等のCLOの購入が残高が十兆円というふうに言われておりますけれども、このCLOに関しては、イギリスのイングランド銀行のカーニー総裁が、世界金融危機の原因...全文を見る
○藤田幸久君 と言いながら、去年、金融庁は十二月にこの規制を強化したんで、ぐっとCLO下げましたよね。大丈夫だと言っていながら十二月に下げさせた理由は何ですか。
○藤田幸久君 そのシステミックリスクまでは至らないにしても、それから、先ほど来お話出ておりますように、トリプルAだから今大丈夫だとおっしゃっていますけれども、これでも状況が変われば損失になるわけですね。その点、どうお考えですか。
○藤田幸久君 損失が出てシステミックリスクに至らないという部分は、これ金融庁で対応できるんですか。
○藤田幸久君 つまり、トリプルAというのは格付ですけれども、一方で、金融庁がこの三月にですか、留意事項の中で、格付をうのみにせず、客観的な資料に基づいて原資産の質や元々の債権者の債権回収能力を個別に検証するよう金融機関に求めたということですね。ということは、トリプルAだから大丈夫...全文を見る
○藤田幸久君 農林中金というのは名うての機関投資家という、大変技術あるいはノウハウがあると言われているわけだが、ここに至ってしまった。私は、原因、元凶は、農林中金の問題もさることながら、マイナス金利だろうと思っているんですね。要は利回り追いをしているわけですね、水は低い方に、金利...全文を見る
○藤田幸久君 一方で、日銀がこういうマイナス金利政策の結果、アメリカに莫大な巨額のジャパン・マネーが供給されておりまして、今、アメリカだけではなくて、日本の金融機関がアメリカ、ヨーロッパの財政赤字の尻拭いをしていると。もし日本がこの金融緩和政策、マイナス金利政策をやめたらば、アメ...全文を見る
○藤田幸久君 一言質問します。  つまり、マイナス金利じゃなくて、地方銀行等が自分たちの経営が芳しくないので自分たちで勝手にしろということですか、金融庁としては。
○藤田幸久君 先ほどは、農水省の答弁が……
○藤田幸久君 聞き取りばかりでございましたので、是非、聞き取りではなく、農林中金の理事長の出席を改めて求めまして、質問を終わらせていただきます。
05月14日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○藤田幸久君 おはようございます。  今、平野委員が質問されたこと、本当に同感でございまして、私もいろいろ準備したことが幾つかございますが、少しはしょってその部分は行きたいと思っております。  まず、農地中間管理機構というのは受け手の見込まれない農地を引き受けないというふうに...全文を見る
○藤田幸久君 次、移ります。  今年三月に、全国農業会議所が政府に意見書を提出をいたしました。相続により農地の存在する市町村以外に居住する人が農地の権利を取得する場合に、農地の相続を放棄したい、あるいは農地を市町村に寄附したいといった申出や相談が増えていると、そこで必要な措置を...全文を見る
○藤田幸久君 農地の集積、集約化についていろいろ質問したいと思っておりましたが、これは平野先生の先ほどの質問で非常にいい指摘をしていただきましたので、一点、この点に関しまして資料でお配りしておりますけれども、立憲会派の方で、衆議院の農林水産委員会において、現段階に設置されている機...全文を見る
○藤田幸久君 この農地集積について、地域によっても違いまして、私の茨城県というのは、全国第三位の農業生産額、四千九百六十七億円を誇っておりますけれども、実は担い手への農地集積率は三二・八%でございまして、全国平均の五五・二%を下回っております。  元々、今回の集積というのは、貸...全文を見る
○藤田幸久君 その茨城の関係で、今、ブランド和牛の常陸牛とか梨、メロン、イチゴ等の輸出を増やしております。平成二十九年度の輸出総額は三億二千七百万円なんですが、そこでこの知的財産権の保護が重要になってきております。  和牛の受精卵とか精液を中国に持ち出そうとする事件が起きました...全文を見る
○藤田幸久君 先ほどG20新潟農業大臣会合について質問がございましたが、その関係で、今とも関連するんですが、日本は近隣諸国との間で農林水産に関するいろんな問題を抱えております。具体的には、韓国との間では、今、茨城県など八県産の農林水産物等の輸入規制、中国との間では、アフリカ豚コレ...全文を見る
○藤田幸久君 では、農林中金の問題についてお伺いをしたいと思っております。  今日、皆さん、お配りされております出席要求者名簿、一番下のところに農林中金理事長と書いてあるんですが、これに線がずばっと入っていまして、いらっしゃれないと。何か、与党の方で認めないということでございま...全文を見る
○藤田幸久君 金融庁との違いについてお答えいただきたいんですが、農水大臣は、農民の皆さんと農林中金のどちらの味方でしょうか。
○藤田幸久君 それを数字でお聞きしたいと思います。  農業の担い手確保に向けた農林中金の融資実績について数字をお答えいただきたいと思います。
○藤田幸久君 済みません、四百五十一億円というのは何%でしょうか。
○藤田幸久君 まあちょっと数字のごまかしというか、言い方ありますが、非常に少ないんですね。六十兆円以上の預金残高を有している農林中金とすれば極めて少ないわけですね。  先日私がリスクを指摘したCLOなど、投資するのではなくて、農林中金の設置目的に照らせば、農水業の振興に資金を融...全文を見る
○藤田幸久君 それでは、この担い手確保以外も含めて、農林水産業の振興のために農林中金は総額で幾らの資金を貸し出しているんでしょうか。また、その貸出金に占める割合はどのくらいでしょうか。
○藤田幸久君 この前、農水省からいただいた資料で、投資損失引当金というのがございます。これは二〇一三年の三月の時点で五十一億二千万円であったわけですが、その後大幅に減少が続いて、昨年の三月では十億三千二百万円まで下がりました、五十一億から十億に。ところが、昨年の後半になると六億円...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、その関連会社のそういう状況というのが理由であって、リスクの高まりというのは認識していないということですか。
○藤田幸久君 済みません、通告の主語は農水大臣ではなくて農林中金であります。今の答弁は農水省としての考え方でございました。私の質問通告は農林中金に宛てた質問でございますので、農林中金に代わってお答えを、この主語でお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 簡潔に、つまりリスクの高まりは認識されているんでしょうかというのが質問でございますが、それだけにお答えいただきたい。それがポイントでございます。
○藤田幸久君 ちょっと答えになっていないんですが、ちょっと先に行きます。  農林中金はダイレクトレンディングへの投資を増幅させているというようでございますけれども、これは、銀行が貸出しできないような無格付の中小企業に対してファンド、事業法人が貸付けを行う商品と言われております。...全文を見る
○藤田幸久君 今の答弁は、リスクに見合ったいろんな運用の経験者がいるから大丈夫だという話ですけれども、そもそも銀行を介さずに直接投資をするということがCLOよりもはるかに危険ではないかというのが、これは世界的にそういう認識でございますが、その部分は大丈夫なんですか。  つまり、...全文を見る
○藤田幸久君 いや、そういう理由の問題じゃないと思いますが、ちょっと先に行きます。  先日の私の質問に対して、農林中金と称して、国際分散投資という運用方針でやっていると。その結果、CLOへの投資が増加したと答弁をしましたけれども、実際には国際分散投資が失敗したためにCLOへの偏...全文を見る
○藤田幸久君 別の質問に行きます。  今後数年間の財務シミュレーション、農林中金においては、資金収支、含み益、経常利益をどのように見込んでいるのか、お答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 今、小川理事がいいことを言っていただいて、チェックする側とされる側を同じ方が答弁しているということで、非常にまずいわけでございますけれども。  今の答弁ですと、そうすると、資金収支、含み益、経常利益、あるいはその運用益、収支展望のシナリオですね、これは農水省は把握...全文を見る
○藤田幸久君 ということは、かなり、何といいますか、危ういということであるならば、農水省が知っていて答弁しているということでよろしいですね。
○藤田幸久君 私はシステミックリスクって一言も言っていないんですが、何回も大臣がおっしゃっているということ自体が何かを表しているのかなと思っておりますけれども。  その状況の中で、次の質問でございますが、資料の最後のページに日経新聞の記事がございます。これは、農林中金は農協に五...全文を見る
○藤田幸久君 この新聞によれば、ワーキンググループで農林中金などが明らかにしたとあります。明らかにしたわけですね、その確認を、ここにそう出ていますが。
○藤田幸久君 農林中金は、世界金融危機の際に有価証券で一兆円以上の含み損を抱えてJAからの資本増強を要請したという前科があるんです。その世界金融危機のときには三十九・五兆円でしたが、今五十三・五兆円の有価証券を保有しています。ということは、巨額の含み損を抱える事態が再び起きる危険...全文を見る
○藤田幸久君 クレジット等への投資に関しては、昨年の三月が四百十八億円の含み益がありました。それが、昨年十二月の段階では含み損千三百十四億円に陥っています。  こうした中で、去年の三月、含み益四百十八、十二月、含み損千三百十四億円、こういう中で農林中金に信用事業を集中させるとい...全文を見る
○藤田幸久君 こういう状況の中で信用事業を集中させることがあっていいんですかという質問であります。
○藤田幸久君 済みません、運用のことをお聞きしているんじゃなくて集中させることの是非について伺っているわけでございます。  こういう形で、この間ですが、日経新聞にあるこの農林中金が明らかにしたということはそのとおりだとお認めになったわけですが、では農林中金は、これだけ農協を合併...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  農水大臣と農林中金の利益相反の部分が今出てきた部分だろうと思っておりますし、規制改革会議の言いなりになるということは恐らく農水省あるいは多くの農民の皆さんにとっても決して芳しくないという観点からも、次回はやはり、いわゆる引用ではないということと利益相反の...全文を見る
05月15日第198回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○藤田幸久君 立憲民主党・民友会・希望の会の藤田幸久でございます。  まず、質問通告していないんですけれども、沖縄北方担当大臣ということで、宮腰大臣、先頃の丸山衆議院議員の発言についてどう認識されておられるか、お答えをいただければ幸いでございます。
○藤田幸久君 私も、筆頭理事をしておりましたとき国後、択捉へ行ってまいりまして、大変いい経験をさせていただきましたがゆえに残念でございます。  ところで、宮腰大臣の省庁は、出張が大臣が多いということで、政務三役の在京勤務というのがかなり重要であると思っておりますけれども、これ、...全文を見る
○藤田幸久君 では、そういう表なるものがあれば提出をしていただきたいということをお願いをしたいと思います。
○藤田幸久君 では、日米地域協定に関して、主に河野大臣に質問させていただきます。通告が多いので途中で間引きながら行きますので、その都度申し上げますので、お答えをいただきたいと思っております。  私、何回か今までも河野大臣に日米地位協定についてお聞きをしてまいりました。そのときの...全文を見る
○藤田幸久君 その上で、沖縄県が実施しております他国地位協定調査というのがあります。これが現物でございますが、これ、何か最近、国会議員全員に送られたということでございますから間もなく届くはずでございますが、これについてでございますけれども、河野大臣は、資料の一に議事録を付けており...全文を見る
○藤田幸久君 相当練り上げて答弁をしていただいたと思っておりますが、じゃ、幾つか順番を変えて、通告をしている中の質問から伺います。  資料の二でございますけれども、大臣御覧いただきまして、これは外務省のホームページのQアンドAでございます。  この中で、日米地位協定は日本にと...全文を見る
○藤田幸久君 いや、不利になっていることはありませんと言われて断定しているんで、今の答弁は矛盾していると思いますが、その関連でもう一つ質問いたします。  もう一つ、外務省のホームページで、被疑者の身柄引渡時期についてNATOとの比較をしております。その中で、日米地位協定の規定は...全文を見る
○藤田幸久君 指摘していますが、断定的に表現しているんじゃないですか。それを聞いているわけでございますけれども、時間の関係で次へ行きますけれども、だから、そういうちょっと詭弁はやめていただきたいと思いますが。  それからもう一つは、事例、事例、事例とおっしゃっていますけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 そうしますと、例えば、実際に、ヨーロッパのNATOの加盟の国々が主でございますけれども、事故が起きた、墜落事故のときに、立入り権が日本だけがない、ほかの国はある。航空特例法の規制は、日本だけができない、ほかの国はそれぞれの国の承認が必要である。航空機事故の場合に、捜...全文を見る
○藤田幸久君 亡くなられた翁長知事が、日米安保条約の上に日米地位協定があり、その日米地位協定の上に日米合同委員会があるというふうに述べておりますが、ますます最近は、その実態が明らかになってきているような気がいたします。  そこで、日米合同委員会について質問をさせていただきたいと...全文を見る
○藤田幸久君 この協議内容について、あなたの場合は外務省ですけれども、省内での報告体制はどうなっているのか。つまり、協議内容についてどこまでお隣の大臣に報告しているんでしょうか。
○藤田幸久君 つまり、全部報告していないということですね。
○藤田幸久君 全部報告していないということをイエスかノーかで答えてください。
○藤田幸久君 相手方のトップが軍でございますから、アメリカの軍の機密があると思います。それで、軍の機密に関して、これはここだけ、つまり合同委員会のみというふうにアメリカ側が軍事機密について言ってきた場合には報告できませんですね。
○藤田幸久君 私の質問は、公表について聞いていません。省内で報告しているかどうかについて答えてください。いや、報告する人は局長です。報告されるのが大臣です。私は、だから……
○藤田幸久君 ちょっと待ってください。
○藤田幸久君 ちょっと、私は、報告をする局長に質問しているんです。される大臣には質問していません。
○藤田幸久君 軍の運用等に関するものについては、必要なことは報告する、必要でないことは報告していない。あるいは運用について、合同委員会の外では報告しないでほしいという要望があった場合には報告しないということですね。
○藤田幸久君 じゃ、テクニカルなもの以外の政策的なことについてはどうですか。イエスかノーかで答えてください、政策的なこと。
○藤田幸久君 つまり、先ほど来の答弁聞いていると、全て報告していないということが三回にわたって確認をされたということでございます。  この平成八年のSACOの最終報告において、日米合同委員会合意を一層公表することを追求するということがSACOの最終報告で出ております。しかしなが...全文を見る
○藤田幸久君 その積極的に公表されたのはどんな事例がありますか。
○藤田幸久君 そんな中で、また韓国が先を行っておりますけれども、おととしの十一月の韓米合同委員会において、合同委員会の合意に関連する文書について、軍事機密や米軍の内部事情に関わるものでない限り全ての文書を公開することで合意しています。  外務大臣、これ御存じでしょうし、韓国とア...全文を見る
○藤田幸久君 いや、全く違うわけで、日本は進んでいないのに対して韓国はここまで行ったということでございますので。  まして、今、いろんな意味で、日本の安全保障、外交上、これ公開性、国民に支援をされる外交というのは非常に重要ですから、韓国ですらと言ったら恐縮でございますけれども、...全文を見る
○藤田幸久君 この合同委員会、トップが局長であって、先ほど来の答弁で分かったように、全部大臣には報告していない。したがって、実際には大臣よりも日米関係においては実は権限を鈴木局長が持っているかもしれない。  要は、アメリカの軍と日本の行政、これだけつらつらとたくさんの官僚の皆さ...全文を見る
○藤田幸久君 何か別の答弁要旨を読まれた気がしますけれども。  ちょっと先に、それで、最後に、じゃ、この関係で質問申し上げたいのは、前も何回か河野大臣とやりましたが、河野大臣が、かつて日米地位協定の改定を実現をするパートナーシップを確立する会の事務局長として改定案まで作られまし...全文を見る
○藤田幸久君 嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練について質問をいたします。  このSACOの最終報告で、補助飛行場で、読谷の、行われたパラシュート降下訓練を伊江島補助飛行場に移転することが確認されたわけですが、これが平成十九年の日米合同委員会で例外的な場合に限りということ...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございます。  これが、今の答弁が資料の五でございますけれども、これは要は、例外的な場合を拡大解釈することは許されないという意味というふうにこの新聞記事も書いてありますが、それで、今のお話ですと、それに基づいてアメリカ側と調整を行っているということでよろ...全文を見る
○藤田幸久君 次の質問ですが、北谷町における事件についてでございますけれども、この事件が発生して以来、米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキング・チームが開催されていません。こういった事件があったときこそ、外務省が中心になってこのワーキングチームで事件、事故の防止策...全文を見る
○藤田幸久君 あと数分でございますが、普天間飛行場の運用停止について質問いたします。  本年二月末日で普天間飛行場の五年以内運用停止の期限が過ぎてしまいました。いまだ実現をしておりません。私も国会で何回か政府に質問いたしましたが、五年以内運用停止を日本政府が具体的な言葉で明示的...全文を見る
○藤田幸久君 説明を聞いているんじゃなくて、五年以内の運用停止という名詞で要請したというのは、国会答弁じゃ今まで聞いたことありません。そういうことがあったというのならば、言ってください。  明示的に、つまり、負担軽減については言ったとか、沖縄県が要望しているということは聞いたと...全文を見る
○藤田幸久君 それは沖縄県側が言っているわけで、日本政府として明示的に五年以内の運用停止を要請したという、いつどの大臣がそういう答弁しましたか、言ってください。
○藤田幸久君 それはどの大臣の答弁で、について説明したというんじゃなくて、運用停止という要請を日本側がアメリカ側に言ったという答弁じゃないでしょう、それは。
○藤田幸久君 だから、日本の大臣が要請していないんですよ。仲井眞知事の言葉を引用しただけなんですよ。それしか今までの国会答弁にないんですよ。それを私聞いているわけで、日本の大臣が主語でもってアメリカ側に要請したという答弁は国会史上ないはずですよ。今だって、仲井眞知事のあれを引用し...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、ちょっと止めていただきたいと思います。私の質問に答えていないんです。  日本の閣僚が五年以内の運用停止ということを要望したという答弁はないでしょうと聞いたのに対して、説明したと言っている答弁しかないんで、私の質問通告した質問に答えていないんで、ちょっと...全文を見る
○藤田幸久君 はい。  今までの国会上も、つまり、同じですけれども、運用、以内、停止を含む負担軽減についての仲井眞知事の考えを伝えただけにとどまっています。  したがいまして、日本の大臣が日本の政府としてアメリカ側に要請をした、沖縄県じゃなくて日本の政府が要請をしたという事実...全文を見る
○藤田幸久君 ありがとうございました。
05月17日第198回国会 参議院 本会議 第18号
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○藤田幸久君 立憲民主党・民友会・希望の会の藤田幸久です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  平成から令和の時代を迎え、今、私たちは日本人であることの誇りと幸せを心から...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○藤田幸久君 立憲民主党の藤田幸久でございます。  久しぶりで財政金融委員会で質問させていただく、理事、皆さんの御配慮に感謝申し上げます。  私は、農林水産委員会で農林中金の問題を取り上げてまいりました。と申しますのは、最近、アメリカの経済新聞なんかで、この農林中金に関する記...全文を見る
○藤田幸久君 それで、三枚目の資料をちょっと御覧いただきたいと思いますが、それで、突然でもありますけど、お分かりと思いますが、雨宮副総裁、この三枚目の資料でございますけれども、例えば上から二つ目、イエレン前FRB議長は、米国内で信用力が低い企業向けの融資であるレバレッジド・ローン...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で、農水省の質問、ちょっと後に飛ばします。  近年、農林中金はいわゆるダイレクトレンディングへの投資を増額させています。これは、銀行が貸出しできないような無格付の中小企業に対して事業法人、つまりファンドが貸与を行う商品で、銀行が与信管理できないような貸付...全文を見る
○藤田幸久君 追加した質問でございますけれども、世界的なシステム上重要な銀行、G—SIBの規制というのがございますけれども、今、日本ではメガバンク三行と野村証券のみがこの規制下にあります。これらの金融機関と農林中金と、ある意味では同様の規模を有するわけでございますので、いわゆるこ...全文を見る
○藤田幸久君 時間の関係で次に参ります。  このマイナス金利で地域銀行が大変な状況になっております。これは、いろいろ最近新聞記事出ておりますが、四枚目に朝日新聞の記事を付けました。三月末の地域銀行の決算では、七割の銀行が減益又は赤字であります。それから、利ざやが減少しています。...全文を見る
○藤田幸久君 済みません、質問に答えていただいておりません。  私の質問は、利ざやが減少し続ける中では融資を増やすことは難しいのではないかという部分についてお答えをいただきたいと思います。
○藤田幸久君 その有望な、特に地方における融資先が増えていないという実態があると思いますが、改めて伺いたいと思います。  それから、日銀の低金利政策によってリスク性資産の保有を増やしてきたわけでございますので、地銀の自己資本比率も減ってきております。国内基準行の自己資本比率が二...全文を見る
○藤田幸久君 全体であっても、いろんな地域においてこの実は自己資本比率の低下というものが、いろいろな悪影響が出てきておると思っておりますけれども、また改めて質問いたします。  そこで、日本の銀行のアメリカ市場への投資が随分と増加しております。資料の五ページ、御覧いただきたいと思...全文を見る
○藤田幸久君 いや、様々な要因というのは、そういう答弁をしておりますけど、やっぱりメーンはこの低金利政策ということであり、かつ、先ほどの質問、つまり、イエレン前議長、カーニー総裁の話もそうですけれども、これだけ中央銀行のイギリスやアメリカの方々がこれだけはっきり言っているというこ...全文を見る
○藤田幸久君 ここで金融庁の局長に伺いますが、私が農水委員会でこのCLO等の質問しましたところ、格付をうのみにせず、このリスクの所在の把握が重要であると。リスクの所在が重要である、格付をうのみにせずということからしますと、このいわゆるリスクの所在の部分がダイレクトレンディングも含...全文を見る
○藤田幸久君 また日銀の副総裁にお伺いしたいと思いますが、アメリカの国債債務利払い費は、ほかのG7諸国に比べて非常に増えてきています。かつ、巨額になっています。国家債務に対する利息の利払いが一日千五百億円というような数字もあります。  資料の六を御覧いただきたいと思います。これ...全文を見る
○藤田幸久君 昨年の七月だろうと思いますが、日銀の政策決定会合で金融緩和政策変更ないと決定したところ、欧米の新聞がほっとしたというような見出しの記事が出ました。つまり、日銀がこれ金融緩和政策をやめると金利差がなくなるので、アメリカの財政が大変になってしまうということで、実際に見出...全文を見る
○藤田幸久君 麻生大臣、今、日銀はそういうふうにおっしゃっていますけれども、実際に日本の金融政策が、実はアメリカの、先ほど資料を示しましたように、相当お金がアメリカに行っているわけです。聞きますと、ヨーロッパにも相当行っています。これだけアメリカ及びヨーロッパにお金が行っていると...全文を見る
○藤田幸久君 終わります。ありがとうございました。