藤巻健史

ふじまきたけし



当選回数回

藤巻健史の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月05日第185回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。予定によりますと最後の質問者ということで、大分疲れていらっしゃると思いますけれども、最後までお付き合いいただければと思います。  通知した質問の一と二に関しましては、既に石橋委員それから斎藤委員等から質問がありまし...全文を見る
○藤巻健史君 一方、石橋委員の方からは税収部分、税収が上がった部分を、それを教育費に回すべきだという意見もお聞きいたしました。  ただ、財政赤字というのは今極めて深刻なわけでして、冷静に考えて消費税の上げが今回一回だけで終わるわけもありませんし、それから税収部分を、これをほかの...全文を見る
○藤巻健史君 大体において大臣のおっしゃること、大変もっともだと思います。できれば、先ほど申しましたように予算の関係もありますので、高校無償化のようなお金をそういう方向に是非向けていただきたいなと私は思っております。ただ、一つだけ英語に関しては、私の経験からすると、小学校での英語...全文を見る
○藤巻健史君 非常に取組としてはよろしいかと思うんですけれども、なぜ今留学生が減ったか。先ほど大臣は気持ちが内向きになっているとおっしゃっていましたけれども、単に心理的な理由だけでしょうか。
○藤巻健史君 今、大臣が語学力が落ちているということを御指摘になりましたけれども、韓国と比べていただきたいんですが、私が留学していた七八年から八〇年、私の実感ですけれども、きっと世界で一番英語が下手なのは韓国人と日本人だなと思っておりました。ただ、伝え聞くところによりますと、韓国...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。  私は、円安になるから、若しくは世界、グローバルになるから英語を勉強しておけというのは、別に脅しでもすかしでもなくて前向きな姿勢だと思っておりますけれども、是非そういうことで英語教育にも力を入れていただければというふうに思っております。 ...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  両先生、どうもありがとうございました。  青木先生にまずお聞きしたいんですが、質問幾つかあるので時間のあるところまで行きたいと思いますが、まず最初に、今までの議論のとおりなんですが、青木先生の民間の保有する国...全文を見る
○藤巻健史君 今の最後の議論は、私は鶏と卵の関係で、逆だと思っておりますけれども。  それはともかくとして、先ほどハイパーインフレのリスクということは、供給が崩壊して需要が過多になるというお話だったんですが、もし先生のおっしゃるように過度に日銀が国債を買っていた場合、円安はやは...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないのでこれでおしまいにしますけれども、一言だけコメントさせていただくと、私もマーケットに長年おりましたけれども、別にソロス・チャートで取引したことは一回もございませんで、今でもソロス・チャートで取引しているのは、ごく一部の為替のトレーダーはいるかもしれません...全文を見る
11月21日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回の反社会的勢力の問題というのは極めてゆゆしき問題だとは思いますが、私は日本の銀行、そしてアメリカの銀行に勤めておりまして、その経験からすると、金融界というのはかなり遵法精神のあるコンプライアンスのしっかりし...全文を見る
○藤巻健史君 質問は、もうかってお金を返してくれた人はいますかという質問だったんですが、当然そういう方はいないと思うんですね。  要は、クレームといいましてもいろんなクレームがありまして、金融マンとして見ると非合理なクレームはたくさんあるということで、それに対して取引上フラッグ...全文を見る
○藤巻健史君 それでは、佐藤参考人に幾つかお聞きしたいんですが、今までの先生方から幾つかダブっている質問もありましたので、そちらは省きまして、まず最初に、十月二十八日に金融庁に提出されました業務改善計画に関してですが、それまでの進捗状態とその後の進捗状況を教えていただければと思い...全文を見る
○藤巻健史君 すぐには答えられないと思うんですが、御行の取締役は、皆さん大量に自行の株式をお持ちなんでしょうか。
○藤巻健史君 今回の事件を考えて、アメリカだったら起きたかなということをちょっと考えてみていたんですけれども、まずコーポレートガバナンスというのは日本とアメリカとは違いますですよね。アメリカの場合には、会社とは株主のもの、ピリオド、ということで、株主のものであるということ。日本の...全文を見る
○藤巻健史君 御行は旧三行が二行になって、七月にまた一行になったわけですけれども、これが今回の事件に関係あったかどうかについてちょっとお伺いしたいと思います。
○藤巻健史君 次に、國部参考人にお伺いしたいんですが、反社会的勢力といいましても、ど真ん中の反社会的勢力もいますし、また微妙な反社会的勢力もいるかと思いますが、どういう基準で認定するものなのか教えていただければと思います。
○藤巻健史君 判明したときにどういう対応をするんでしょうか。
○藤巻健史君 回収するというのは当たり前の話で結構な話なんですが、口で言うのは簡単ですけれども、若い行員に回収しろといったって、それは命、怖くてなかなかやりにくいと思うんですが、そのときに民間金融機関だけではやはりなかなか対処が難しいということになれば、やはり行政としても何かの手...全文を見る
○藤巻健史君 それだけでは何か怖いような気がいたしますけれども。私の息子も昔銀行員だったんですけれども、私の息子はそれを取りに行けというふうに、そういうような部署に配属されたら親としても怖いなと思いますけれども、それだけで大丈夫ですか。何かやはりもうちょっと国とか警察がバックアッ...全文を見る
○藤巻健史君 そうなると、預金保険機構の職員がかわいそうかなという気もしますけれども、怖い思いもして。  それで、次に入りますけれども、先ほど小野議員から御質問がありましたけれども、まさにFATFからしっかりせよと、マネーロンダリングについてしっかりせよという指摘があるかと思い...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと時間が余りましたので、少し離れてお聞きしたいんですが、先ほど、今期銀行はかなりの収益を上げているという議員からの御発言がありましたけれども、私に言わせると、欧米の金融機関に比べると収益はかなり落ちているわけですね。  一般論として、何か反社会的勢力との取引...全文を見る
○藤巻健史君 全く同じ感想を持っております。  今日はどうもありがとうございました。
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  三十年間金融マーケットの最前線で戦ってきた人間として、その観点から質問をさせていただきたいと思います。まずは、アベノミクスの第一の矢である量的緩和、その量的緩和の出口についてお聞きしたいと思います。  黒...全文を見る
○藤巻健史君 しかし、アベノミクスで第一の矢として量的緩和ということをぼんと出している以上、やはり総理としても政府サイドとしても出口戦略を考えておかないと、出口戦略も聞かないでそれやればいいということでは、後は野となれ山となれ政策というふうに言わざるを得ないかと思います。  そ...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、二〇二〇年に国債費が四十三兆円、今とほぼ変わらない赤字が二〇二〇年にも残るわけです。  ということは、いつまでたっても累積赤字は増え続ける、このままいっちゃうと未来永劫に増え続けるのではないかと思います。金利が上がって、当然元本が膨らめば金利が上がら...全文を見る
○藤巻健史君 二〇二〇年に、そうすると、債務残高の対GDP比、幾らになるか、たしか今二百四十何%だったと思いますけれども、それがとんでもない数字まで行ってくるんだと思いますが、それで財政が破綻しないかということも私は極めて疑問に思っています。  対GDP比が上がらないとしても、...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございます。続きは木曜日に財政金融委員会でやらせていただきたいと思っております。  ありがとうございました。
11月26日第185回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、教育というのは極めて重要なものであるということは私は十分認識しております。それともう一つ、教育というのは未来を担う若者にとっても非常に重要であるということであり、文部省はその任に当たっているというこ...全文を見る
○藤巻健史君 七百二名ということだったんですけれども、全体の数が減ろうとどうであろうと、七百二名の方が恩恵を得たということだと思います。  それから推測するに、高校に行けなかった者がこの制度のおかげで高校に行けるようになったという人数もそんなに多いものではないだろうと推測されま...全文を見る
○藤巻健史君 日本は経済的格差が広がっているという御発言がありましたが、この点については私は非常に疑問に思っておりますので、これは今日の議論じゃないんで、これ以上、まあちょっとだけお話させていただくだけで、それ以上は議論いたしませんけれども、確かにジニ係数とか、そういうことで言え...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。  それでは、ちょっと省きまして、後のところは九時間分ぐらいを省きまして質問いたしますけれども、そういう状況のときに四千億はこれは果たして有効なのか。じゃ、逆の言い方をしますと、九百十万円の上限がありますけれども、その九百十万円というのは高いのか低い...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私は九百十万円じゃなくて、もっとぐっと下げて五百万とかその辺でいいのじゃないかなというふうに思うんですけれども。  なぜかというと、先ほどちょっと長く、ちょっと話戻しちゃって申し訳ないんですが、四十七兆円の収入に対して九十三兆円使って、これだけ借金たまってい...全文を見る
○藤巻健史君 最初に申し上げましたとおり、教育というのは非常に重要であるということを私も理解しておりますし、非常に国の投資としても重要だということは理解しております。  ただ、先ほど来、下村大臣がおっしゃっていましたように、やはりどこが重要かというのは、本当は文部省の予算だけじ...全文を見る
○藤巻健史君 赤字国債をこれ以上発行しちゃいけないというのはまさにアグリーでございまして、ただ、公共投資から一%でいいのかというのは、ちょっと私も考えたことがないんで、それに対するコメントは避けますけれども、今大臣のお話を聞いて、やっぱり今の政府というのはいつも対前年比で何%とい...全文を見る
○藤巻健史君 あと、今日議論を聞いていて思ったことで、感想というか質問というかなんですけれども、皆さん低所得者層、低所得者層と言うんですけれども、何をもって低所得者層というのかというのは極めて疑問に思っているんですけれども。  皆さん、都合のいいところで低所得者層と使うわけなん...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと突然思い出した大まかな質問が終わったので、細かいのを時間がある限りちょっとお聞きしたいと思うんですけれども。  今、児童手当がほぼ月一万円、一万円から一万五千円だと思うんですけれども、国の支援は中学生と高校生ほぼ同じ数字と考えてよろしいんでしょうか。ちょっ...全文を見る
○藤巻健史君 ほぼ一致する、児童手当とバランスするという考え方でよろしいんでしょうか。
○藤巻健史君 先ほど午前中の大臣の回答にありましたけれども、義務教育と義務教育でない高校教育への援助というのが同じというのはロジカルなんでしょうか。
○藤巻健史君 もう時間がないので終わりますけれども、今日はいろいろ無駄遣いだというふうに責めさせていただきましたけれども、別にこれは文部省を責めているわけでありませんで、日本の政府全体でやはり費用を削れるところは削っていかないと、若者が一番不幸になるよ、若しくはひょっとすると我々...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  今日は為替についてお聞きしたいと思っております。  今、日本は、財政政策と金融政策というのは目いっぱい行っていると思うんですね。財政政策というのはもう既にいつもやっている、最大限やっているからこそ千十一兆...全文を見る
○藤巻健史君 デフレが一番大きい理由だったということですが、それだとしますと、私は円高だったがゆえにデフレになったというふうに思っています。  私がこう言ってもなかなか信用していただけないでしょうから、ちょっと一つちょうどいいのがありましたので読ませていただきますけど、日経新聞...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、アメリカの財務長官等はよく強いドルはアメリカの国益だとおっしゃっていますので、せめて弱い円は日本の国益だとでも言っていただけると有り難いんですが、まあ言えないでしょうね。  一つ、週刊朝日で今年の三月八日号に、麻生財務相はきちんと国益を説明したというエッセー...全文を見る
○藤巻健史君 金に関しましては、確かに大臣がおっしゃったように国際価格と為替で日本円貨での金が決まりますので、世界中がインフレ期待を持って国際価格が上がっても円高だったのでチャラになっていた、若しくは下がっていたということで、まさに、大臣にこう言っちゃいけないんですけど、そうだっ...全文を見る
○藤巻健史君 大臣のおっしゃる、為替は市場に任せるべきだというのはもっともだと思います。  ただ、今の日本の現状というのは、国力に比べて円が強過ぎるんですね。これはなぜかというと、私は日本に市場原理が働いていないせいだと思うんですよ。例えば、日本に市場原理が働いていれば、これま...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、文化・芸術教育についてお伺いしたいんですが、先ほど下村大臣が大学が危機的状況にあるという認識だとおっしゃいましたが、まさに私も同じような感想を持っています。  私、前もちょっと申し上げたかもしれま...全文を見る
○藤巻健史君 その方向はいいと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思うんですけれども、音楽とか美術の場合には、ノウハウというか知識よりも、是非味わうというかそちらの方に教育していただければなというふうに考えています。  ちなみに、今申し上げました私のボスであるスイス人なんで...全文を見る
○藤巻健史君 今の大臣の御答弁、非常にすっと入ってきたんですけれども、私が米銀の入社試験もちょっと担当したときに、欧米人の採点を見ると、入ったら何をするかという質問に対して、何でもやります、言われたことをやりますと書いた人はみんなバツにしているんですよね。何々の何をやりたいと明確...全文を見る
○藤巻健史君 多くの事柄で下村大臣とは意見を同じにしているなと思って前からずっと聞いておりましたけれども、実はこの点については全く別な見解を持っておりまして、なぜかというと、親の所得が高いから東大行けたんじゃないんだと私は思っているんですね。  どういうことかというと、やっぱり...全文を見る
○藤巻健史君 文化については、日本の文化を海外に広めるということは極めて重要だと思いますし、日本人の若者にとっても極めて重要だと思いますので、是非頑張っていただければと思います。  時間ですので、終了します。
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○藤巻健史君 藤巻健史です。日本維新の会を代表して質問させていただきます。  国民に大きな不安があります。それは、秘密法案、特定秘密の範囲が無制限に拡大して国民生活に悪影響を与えるのではないかということだと思います。この不安を解くためには監査システムの構築、すなわち公正で独立し...全文を見る
○藤巻健史君 今の御回答ですと、チェック機関は自己監査だと思います。内閣総理大臣がチェックするということは、まさに私が作った監査決算書を自分自身で監査することと全く同じだと思いますけれども、いかがでしょうか。(資料提示)  私どもでは、このような、パネルにありますような全く独立...全文を見る
○藤巻健史君 まさに総理と桜内議員の答弁は異なっていると思いますが、総理、どうお考えでしょうか。
○藤巻健史君 総理大臣でもなく、そして内閣官房でもないところに独立した検査チェック機能を極めて設立していただきたいと思います。そうでなければ、いろいろ考えるところがございます。  以上で質問を終わります。