藤巻健史

ふじまきたけし



当選回数回

藤巻健史の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  私は、財政状況は極めて悪くて異次元の歳出カットをしなくちゃいけないとは思っておりますが、やはり、ただそうはいってもImPACTのようなものはカットできないよなと、こういうものはやっぱりどうしても必要かなというふうに思っておりまして、この...全文を見る
○藤巻健史君 お聞きしますと、NIHにしろImPACTにしろ、やはり先ほど来出ているようにトップダウン式というか課題達成型という形になるかと思うんですけれども、基本的にプログラムマネージャーが、PMが選べるような課題というのは、きっと民間でもひょっとすると成功するんじゃないかとい...全文を見る
○藤巻健史君 ImPACTの場合、いいプログラムマネージャーが集まるかということが一番重要なポイントになるかと思うんですが、終身雇用制である日本で五年というプロジェクトに応募する人はいるのかというのが一点と、それから、先ほど松沢委員の方からも指摘がありましたけれども、スーパーマン...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
02月19日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○藤巻健史君 維新の会の藤巻です。  宍戸先生と藻谷先生、一つずつ質問したいんですが、まず宍戸先生の公共投資をどんと増やして金融的に、金融緩和でサポートするというアイデアですけれども、これは確かに今累積赤字がゼロだったらそれはそれなりにいいのかなと思うんですが、既に財政赤字は千...全文を見る
○藤巻健史君 一言だけ。  今、中国の話で出たんですけれども、中国というのは、一九八〇年、一人民元百六十円したんですよ。今十六円八十銭ぐらいかな。なので、中国は人民元が十分の一になっちゃったから強いというのが私の認識です。  以上です。終わります。
02月26日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○藤巻健史君 両先生、ありがとうございました。  藤井先生にまずお聞きしたいんですが、先ほど江崎先生の御質問のときに、国債Xデーは起こらない、持っていない人が騒いでいるにすぎない、なぜならば債券投売りなど誰もしないからというふうにおっしゃいましたが、私は、イギリスのファイナンシ...全文を見る
○藤巻健史君 議論したいんですけれども、時間がないのでこれで終わりにします。ただ、九七年というのは、構造改革法案を橋本首相が作った年で、それから借金が三倍になっているという点だけはちょっと覚えておいていただければと思います。  ありがとうございました。
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  まずは韓国についてお伺いしたいと思うんですけれども、最近、韓国は日本に対して歴史的認識とか領土問題でかなり強硬姿勢を取っていると思います。ただ、私、経済界におりましたけれども、経済面では日本はかなり韓国に対...全文を見る
○藤巻健史君 そうですね、恩義は一瞬で恨みは千年だと困りますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  次に、消費税についてお伺いしたいんですけれども、日経新聞の昨年十二月十一日に、経済教室というコーナー、これ御存じだと思いますけれども、極めて硬い、日経新聞の中では一番硬いよ...全文を見る
○藤巻健史君 プライマリーバランスを二〇二〇年までに黒字化するという国際公約ですけれども、プライマリーバランスという言葉自身、非常にまがいものだと私は思っているわけで、この内閣府が昨年の夏に出した報告でも、二〇二〇年にプライマリーバランスがたとえ黒字化したって三十五兆円の赤字だと...全文を見る
○藤巻健史君 徐々に減らすのはいいんですが、それまでに財政はもつんでしょうかね。消費税を上げたから、それを相殺するために史上最大の歳出額をする、そんな甘っちょろいもので財政はもつのかというふうに、極めて疑問に思っています。  今年度予算も一応四十一兆円の赤字なんですが、四十一兆...全文を見る
○藤巻健史君 今、麻生大臣が、金利は〇・六%で低位安定しているとおっしゃいましたが、なぜでしょうねとおっしゃいましたけれども、簡単です、日銀がずっと買っていたからです。買い上がっていたから長期金利は低迷する。その日銀がいなくなっちゃったらどうなるのというのが私の疑問点でございまし...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないので次の方に入りますけれども、先ほど金子議員の質問に対して、円安対策に対して、円安が進んでいるけれども、それに対して公費投入は、小さいのはあるかもしれないけれども、大きいものは考えてないって安倍総理はお答えになりましたけど、私もそれは極めてリーズナブルと思...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  私は、五十歳過ぎまで国際社会の中で生きてまいりました。中心的にはアメリカの銀行に勤めていたわけなんですが、臨時国会のときにも申し上げたと思いますが、実績だけからいったら社長、会長になってもおかしくないだけの実績...全文を見る
○藤巻健史君 すばらしい構想だと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  次の質問に入る前に、先ほど下村大臣の方で歴史を学ぶと右傾化とマスコミに言われちゃうという話があったので、それに関して一つだけちょっとコメントをしておきたいんですが。  私はアメリカで大リーグ...全文を見る
○藤巻健史君 今出てきた文化芸術立国中期プランというのはまだオーソライズされていないわけですよね。ただ大臣の私案段階なわけですね。これは是非オーソライズするよう方向にお願いしたいと思っております。  もうちょっと小さなことに入りますけれども、やっぱりそれに関連してなんですけれど...全文を見る
○藤巻健史君 先ほど来、財政が厳しいという話をしていますけれども、今日午前中の予算委員会でも原田早稲田大学教授が、二〇六〇年までに消費税四〇%にしないともたないということをおっしゃっていたし、日経新聞で、アントン・ブラウンですかね、アトランタ連銀の上級顧問も、五三%に二〇七七年ま...全文を見る
○藤巻健史君 どうもありがとうございました。  これで終わります。
03月13日第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  原田公述人が最後の方で、財政再建大丈夫かな、できないかもしれないなんてちらっとおっしゃっていましたけれども、私も財政に対して極めて危機意識を持っております。  永濱公述人が冒頭に、財政再建には景気回復とデフレ...全文を見る
○藤巻健史君 はい。  キャピタルフライトが起こらないというふうにおっしゃっていましたけれども、まあここまで、これ以上日銀が買うと、日銀のバランスシート、疑念を持って円安が進むんじゃないかなというふうに私は思います。  ちょっと時間が来ましたのでこれで終わりにしたいと思います...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。  質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思います。  三月十五日土曜日十時三十四分、弟、幸夫が永眠いたしました。生前の皆様からの御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。  質問に入りたいと思います。 ...全文を見る
○藤巻健史君 私は、実務界にいた者として、これは日銀引受けにかなり限りなく近いもので、限りなくブラックなのかなというふうに感じております。  ちなみに、日銀が今三十年国債を買っておりますけれども、昔は長期国債というのはまさに成長通貨分としてしか買っていなかったんですね。こんなも...全文を見る
○藤巻健史君 歯止めを掛けるように努力されているのは分かりますけれども、余りにも現状、財政状況が悪いと。  アメリカの財政、財政の崖とかいろいろ非難されておりますけれども、アメリカは自分なりの抑制、制御手段を持っている。日本は歯止めがなくなって財政赤字がどんどん増えているという...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思っております。  弟、幸夫が土曜日、夜十時三十四分永眠いたしました。生前の皆様の御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。  では、質問に...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと通告をしたかどうか忘れてしまったんですけれども、もう一つ、英語を上手にするためにはやはり若いうちに留学することだと思うんですね。私が英語を学び始めたのは二十八歳だったので、それが一つの大きいうまくならなかった理由ではないかと思っているんですが。留学制度、でき...全文を見る
○藤巻健史君 それは非常にいい試みだと思うんですが、一つだけちょっと付け加えておきますと、今私は円が強いと思っていますので、この強い円を活用して英語を学ぶというのは非常に青少年にとっていいんだよということを十分分からせていただきたいなというふうに思っています。特に、円が安くなれば...全文を見る
○藤巻健史君 おっしゃられたように、ICT化、民間に比べると、少しじゃなくてかなり遅れていると思いますので、更に一層ICT化、特に文科省の職員の方が官僚の中では一番ICT化が進んでいると言われるように頑張っていただければと思います。  もう一問あったんですが、これ時間がありませ...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回の所得税法等の一部を改正する法律案、これはデフレ脱却、経済再生が目的だとうたっておりますが、果たして本当にこの法律改正でデフレ脱却、経済再生ができるのかと疑問に思っております。  質問なんですけれども、ま...全文を見る
○藤巻健史君 格差是正ということはしょっちゅう言われているので、まあ格差議論にまた戻ってしまうんですけれども。  国の仕事というのは国民の財産と生命を守るということで、別に格差平等にするというのは、それは暴動が起こらないとか国民の財産と生命を守るためであれば格差是正というのは必...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、ほかの国に比べて高いという、ちょっと私の認識が違っていたのかもしれませんが、高いということですね。
○藤巻健史君 じゃ、ちょっと話を観点変えますけれども、論点を変えますけれども、今累積赤字が千十八兆円ということで、今年度の予算案でいきますと、五十五兆円の歳入、歳入というか税収プラスその他で、九十六兆円を使って四十一兆円の赤字ですよね。これ黒字化しないことには財政再建にならないと...全文を見る
○藤巻健史君 借入金の議論は、私は、ここまで元本が大きくなっちゃうと、金利が上がったら一発でアウトだなと思っていますので、なるべく早く歳入を増やさなくちゃいけないということで、確かに課税最低限を下げるというのもあるんですけど、王道は消費税上げかなと私は思っております。  次の質...全文を見る
○藤巻健史君 今のお答えですけど、これはうろ覚えのあれしかないんですけれども、確かに十二か国が無税ということはありますけれども、例えばドイツですけれども、ドイツ確かに税率高いと思うんですが、私の聞いた限りでは、これもコンファームしているわけじゃないので分かりませんけれども、課税評...全文を見る
○藤巻健史君 はい。たくさんあと質問あるんですが、時間が来ましたのでこれで終わりにしたいと思います。  どうもありがとうございました。
03月25日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほど松沢委員の質問に対して常盤部長が回答されていたのを聞きまして、ちょっとチェックしたいことがありますので、通知はないんですが、最初にお聞きしたいと思っております。  この法律案で理事の忠実義務が盛り込まれ...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、大きいリスクがあるとなると、それこそ本当に、今まで理事やっていらっしゃる方も、それじゃ降りるよと、理事がいなくなっちゃう可能性もあるかと思うので、その辺の配慮は是非お願いしたいなというふうに思っております。  次に、通知した質問に入りますけれども、私立学校は...全文を見る
○藤巻健史君 私もちょっと見ていたことがあるんですが、大学の審査基準、数年ごとに起こる審査、かなり準備するのが大変かなと思っておりますので、この辺もちょっとツーマッチかなと思っております。
○藤巻健史君 いや、設置じゃなくて存続している大学に関してのチェックなんですけど。まあ見ていても、例えば東大がこんなことを答える必要があるのかなと、東京大学がこんな質問まで答える必要があるのかなというような内容が含まれていたように思っております。  それで、次の質問にちょっと入...全文を見る
○藤巻健史君 任期制がだんだん増えているということですけれども、世界的に、日本のように終身雇用的な仕組みがある国と任期制が主流となっている国と、どちらが世界的には多いんですかね。ちょっと答えにくかったら、結構なんですけれども。
○藤巻健史君 今、日本というのは、聞くところによりますと、教授会がいろいろ全権を握っているということなんですけれども、やっぱり責任があるところが権限を持つべきだと思うんですが。その観点からすると、責任を取る必要のない教授会がいろんなものを牛耳っているというのは、私はまずいかなと思...全文を見る
○藤巻健史君 もう一つ、今の教授会についてお聞きしたいんですが、今の大学というのは論文を書くことに熱心な教授が中心になっていて、なかなか教育をしようという教授が評価されていないという現象があるかと思うんですが、それに対する対処方法等は何か考えていらっしゃいますでしょうか。
○藤巻健史君 ありがとうございました。
03月28日第186回国会 参議院 本会議 第11号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。  まず初めに、三月十五日に永眠いたしました弟藤巻幸夫が生前皆様からお受けいたしました御厚情に、心から御礼申し上げます。  それでは、日本維新の会を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  安倍総理は、二〇一四年度予算に対し...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。時間の関係上、質問通告とは順を変えて質問をさせていただきます。  二〇一二年度の状況はもちろん、二〇一四年度も財政危機が深刻化しています。このような財政状況の下で巨大な歳出予算を組み、決算をするのは非常に危険ではないかと私は思っておりま...全文を見る
○藤巻健史君 私は、やはり日本経済を鼓舞するのは政治の役割であって、日本銀行というのはおもし役であるべきだと思っております。政策としても、日本の構造改革を進めて、円高是正を図っていければ、日本経済は回復していくんだろうと私は思っています。  次に、先週金曜日の本会議でも述べまし...全文を見る
○藤巻健史君 税収が増えていくというふうにおっしゃいましたけれども、私の記憶では、一九九〇年の税収、消費税は三%だったですけれども、六十・一兆円にすぎません。ここまで借金が大きくなれば、税収増で金利支払を賄うというのは極めて危険ではないか、無理ではないかと私は思っております。 ...全文を見る
○藤巻健史君 予想したとおりの、考えるのは時期尚早という回答でありましたけれども、本当は方法がないので時期尚早と言わざるを得ないと私は思っております。  私は、三十年以上金融界におりまして、金融の現場のプロを自負しておりますし、大学でも半年間の金融の授業を十数年間においてやって...全文を見る
○藤巻健史君 総裁が出口戦略をお答えにならないのなら、なぜ私が出口がないと思っているかということをちょっと御説明したいと思います。  私が金融界にいた頃、日銀というのは、成長通貨といって経済の成長に必要なお金を供給する場合だけ、その場合にだけ長期国債を買っていたわけです。すなわ...全文を見る
○藤巻健史君 ブレーキがなければ、アクセルを踏み込んでいるわけですから、いずれはハイパーインフレになるリスクがあるということは十分に考えておいていただきたいなというふうに思います。平和時においてお金をじゃぶじゃぶにしていた中央銀行って、日銀が二〇〇一年に初めてなんです。戦争中には...全文を見る
○藤巻健史君 私も二十年来マイナス金利を主張しましてばかにされ続けてきましたので、またネグレクトされるのは慣れておりますけれども、是非マイナス金利は日銀としても検討していただきたいなというふうに思います。  次に、麻生大臣にお聞きいたします。  これほどまでに国債発行額が増え...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
04月03日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  先ほど、二之湯委員の方から、日本の大学の特に文系の実力について質問がありまして、大臣が大学のガバナンス制度、システムを強化するというふうに御回答されました。それも非常に重要だとは思うんですけれども、それだけで果たして日本の大学の実力が上...全文を見る
○藤巻健史君 あと、昔、文科省はゆとり教育ということをやっていらっしゃいました。それはちょっと方向転換に来ていると思うんですけれども。  また、よく学びよく遊べという標語もよくありまして、昔はよく分かったわけですね、勉強した後、野原で走ったり相撲を打ったりして、学力も体も強くし...全文を見る
○藤巻健史君 今の前川局長の回答にもあった少人数教育ということなんですけれども、これは少人数教育にすればするほどいいんでしょうか。極端な例で、一番少人数教育というのは過疎地の一対一教育なんですけれども、あれも問題ですよね、きっと。要するに、社会性はないし、それは確かに教員の負担と...全文を見る
○藤巻健史君 二十八・何人とかいうお答えがありましたけれども、欧米が。私の小学校は、私のときに四十人だったんですけど、今でもあのときの四十人ぐらいがちょうどよかったなと思います。二十八・何人がいいとか三十人ぐらいがいいとかいうふうに最初から思い込まないで、偏見を持たないで、本当に...全文を見る
04月07日第186回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  他国の例からで申し訳ないのですが、アメリカの場合、保険証が手元にあるかどうか以前に、国民皆保険じゃなかったと思うんですね、つい最近まで。最近、オバマ政権がいわゆる医療保険改革でオバマケア、成立したわけで、まだ大...全文を見る
○藤巻健史君 そうですね、大体私の認識も大臣の認識と同じなんですが、共和党は小さい政府、要するに自助努力を標榜しておりますので、皆保険、ツーマッチじゃないかということと、それと、あと、財政破綻につながるんじゃないかという認識があったというふうに私は理解しております。  それで、...全文を見る
○藤巻健史君 GDP比に対して社会保険料、社会福祉費が低いという御回答ありましたけれども、それについては御質問はしませんでしたけれども、まず一つ考えられるのは、GDP比に対して消費税が低いので税収が少な過ぎるということが一つあるかと思います。  二番目のポイントとしては、後でも...全文を見る
○藤巻健史君 確かに一定程度の格差是正というのはやっぱり必要だと思うし、それ以上に、もちろんセーフティーネットということで、最低限の生活できるということは国の最大の責務ですからやらなくちゃいけないと思うんですが、当然のことながら、過度の格差是正というのはまずいわけですよね。当然国...全文を見る
○藤巻健史君 今の大臣の御回答の中に、国債も未来世代に相続していくからという話がありましたけど、これは全く承服しかねますが、それを言っていると時間なくなっちゃいますので、これは、私は絶対それは間違いだと、その議論は間違いだと思っております。  それは別としまして、今の大臣の御発...全文を見る
○藤巻健史君 税収を上げていくというのはロジックとしては非常にいいんですけれども、これも何度か申し上げているんですけれども、狂乱経済と言われたバブルの末期、バブルの、一番税収、今まで史上最大の税収というのは六十・一兆円ですから、消費税は三%でしたけれどもね。これは税収上げて社会保...全文を見る
○藤巻健史君 二十四年はプラスだったということですね、二十三年はマイナスということで。どんどんどんどんこれから支給が増えていく、高齢化社会で増えていくと思うのに、もうこの二十三年度の段階で、年金が入ってくるものの運用入れて出ていっちゃうということを考えると、そんなに百年も大丈夫な...全文を見る
○藤巻健史君 資金管理の、資産運用の適切化という話を政府の方からされると、大体多くの人はすくんじゃって、元本保証の現金利息で運用しちゃおうと思うんじゃないかと思うんですが、これはアメリカの大学の運営方法と違いますですよね。  ハーバードなど、寄附金を集めて大きく運用して、そのお...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きした数字が日本の社会とアメリカの社会の差を歴然と表しているんじゃないかなと思います。  やっぱり投資というのはハイリスク・ハイリターンでございますので、リスクを取らないとハイリターンはないということで、元本保証ばっかり言っていくとかなり大学の経営は今後苦し...全文を見る
○藤巻健史君 まさに大学のガバナンスをきちんとやっていかなくちゃいけないというのは大臣のおっしゃるとおりだと思います。かつ、やっぱりこの財政事情を考えると、堀越学園以外の理由で、あのときと違う理由で大学の倒産もあり得るかなと思いますので、要するに財政苦しくなるということでいろいろ...全文を見る
04月08日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  教育といいますと必ず出てくるのが政治的中立ということで、これが金科玉条のごとく語られておりますけれども、その根拠というのは教育基本法第十四条だと思うんですね。第一項で、良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない...全文を見る
○藤巻健史君 大臣のお答えで自公の考えている教育を押し付けるべきではないというふうにおっしゃいましたが、他国はどうなっているかをまずお聞きしたいと思うんですが、北朝鮮とか中国が政治的中立の教育をしているわけがまずないと思います。これは聞くまでもないかと思うんですね。中国でも毛沢東...全文を見る
○藤巻健史君 韓国では憲法で政治的中立をうたっていると御回答でしたけれども、それでこんな反日になるような教育が起こっているということ、日本人ってよっぽど嫌なやつだということになっちゃいますけれども、本当に韓国は憲法でうたっている政治的中立の教育をしているんでしょうか。もししていな...全文を見る
○藤巻健史君 できれば、韓国、言われっ放しじゃなくて、やっぱり指摘すべきことは指摘するということは非常に重要ではないかと思います。  それから、アメリカでも何かどこかの州ではやっているということですけれども、規定していない州もあるということは、これも一つの考え方だなというふうに...全文を見る
○藤巻健史君 私も、アメリカは歴史的認識でこんなに国がもめるということはないんじゃないかなというふうに思っております、一応感想だけですけれども。  次に、私は、やっぱり今日本人は、大臣のおっしゃるように誇りを失っていると私自身は思っているわけですね。やっぱり教科書というのは非常...全文を見る
○藤巻健史君 法令がある以上、当然そういうことになるかと思いますけれども。  次に、ちょっと竹富問題に移りたいと思うんですけれども、今回提出されているこの法律が通った後でも、教科書が国の無償供与の対象にならないケースが出てき得るのかどうかということをお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと早いんですけど最後の質問になりますけれども、琉球新報の二〇一四年一月四日に、米ニューヨーク・タイムズ紙が二〇一三年十二月二十九日付けで八重山の教科書問題について触れているという記事を載せているんですけれども、そのタイトルが、歴史修正の中心にということ、そして...全文を見る
○藤巻健史君 マスコミですからなかなかクレームを付けるのも難しいと思いますけれども、その辺はきちんとおっしゃっていただければというふうに思います。  以上で質問を終わります。
04月09日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  時間がないので、申し訳ないんですけれども、小幡先生だけにちょっと三問お願いしたいと思います。  まず、西田先生、大塚先生が国債暴落について触れられましたので、これは触れざるを得ないので触れさせていただきますけれども、私は、まず、小幡先...全文を見る
○藤巻健史君 あと一分あるのであれですけれども、やっぱり今、百二円になったから、円安になってもいいことが余りないんじゃないかとおっしゃる方は多いんですけど、百二円なんというのは物すごい円高であって、私は、今の日本の国力考えると百八十円とか二百円ぐらいだと思っています。百八十円、二...全文を見る
04月14日第186回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今、少子化が、皆さん大いに騒いでおりまして、国難かのごとく騒がれていますんですけれども、まずそういうことで少子化問題についてお聞きしたいと思います。  当然、お医者様もそうですけれども、処方箋を書くためには原...全文を見る
○藤巻健史君 一%というと大体五兆円弱、四兆八千億とかそんなような感じですね。分かりました。  それだけのお金を使って少子化対策等をやっているわけですけれども、その原因というのはどういうふうに分析されていますでしょうか。
○藤巻健史君 結婚しない理由が将来の生活への不安とか、子育て時代、子育て期間中の負担とかいうことをおっしゃっておりましたけれども、それじゃ昭和二十二年から二十四年のときのベビーブームは何だったんだと。あの頃は今よりもよっぽど経済事情は悪くて、それでもこれだけの子供を産んでいたわけ...全文を見る
○藤巻健史君 安定感といいますと、昭和二十二年というのは戦後二年目で、このときの出生率は四・五四ですから、二十三年でも四・四、二十四年で四・三二ということで、あの頃の方がよっぽど仕事があるかどうか不安で結婚どころじゃないと思うんですけれども、皆さん子供を産んでいたということで。皆...全文を見る
○藤巻健史君 どなたでもいいんですけど、じゃ、甘利大臣、いかがですか。
○藤巻健史君 ごめんなさい。デフレになると少子化になるのかですね。
○藤巻健史君 ごめんなさい、間違えました。識者は、多くの識者は、少子化だからデフレになるという議論をしている方がいらっしゃいます。忘れましたけど、委員会でもそうおっしゃっている方はいらっしゃいましたけれども、それについてはどう思われますでしょうか。
○藤巻健史君 御回答は大体私の認識と同じであって、少子化だからデフレになるというのは間違いで、少子化を何かほかの理由に使いたがっているのかなというふうに思います。  実際、韓国とかシンガポール、景気は非常にいいと思いますけれども、日本よりよほど出生率は低いと。韓国一・二四、シン...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、人数が減っていくとなかなか経済が縮小していくという議論も分かるんですけれども、別に縮小していってもいいんじゃないかと私は思うんですけどね。一人当たりの生産が増えていけば豊かである、例えばスイスのように一人当たりの豊かな生活もできるわけですし。  私が考える...全文を見る
○藤巻健史君 何はともあれ、少子化というのは国が血眼になってやらなくてもいいんじゃないかと、逆に言えば、システムを変える方に気を付ければいいんじゃないか、人口問題というのは個々人の人生観の違いではないかというふうに思うということで、少子化の問題はここでやめておきます。  次に、...全文を見る
○藤巻健史君 大臣のおっしゃっていることも分からないではないんですが、先ほどの少子化とデフレの関係と同じでして、確かに景気が良くなればインフレになるんですよ。だけれども、インフレになれば逆、必要十分条件の関係で、景気が良ければインフレになる、だけどインフレになったら景気が良くなる...全文を見る
○藤巻健史君 大臣はインフレが必要条件とおっしゃいましたけれども、私はあくまでも十分条件にすぎないと思っているんですよ。確かに今湿っているわけですね。湿っている理由というのは、別にデフレだからじゃないと私は思っています。この二十年間、確かに日本のGDPというのは全く上昇していなく...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私はそのデフレの原因こそが円高だと思っていますので、もうちょっと大本に行かないといかぬのだと思うんですよね。経済の教科書、普通は、世界の経済の教科書によると、経済政策というのは金利政策、財政政策そして為替政策なんですから。それを日本の政治家の方々、官僚の方々は...全文を見る
○藤巻健史君 今の大臣の回答については二つコメントがありまして、一つは、九七年からのインフレだとかデフレだとかとおっしゃっています。それはよく分かるんですけれども、そもそも政府、日銀がインフレ率のみに目を向けていたことが間違いだと私は思っているわけです。  あのバブル、八五年か...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないのでこれで終わりますけれども、対GDP比二〇〇%をキープするためにといつも政府の方々はおっしゃいますけれども、これが怖いのであって、これ二〇〇%が保たれているのは金利がひとえに低金利であるからということで、ひとえに日銀のおかげなんですよね。これ、日銀がいな...全文を見る
04月16日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  まず、林先生に御質問したいんですけれども、まず地方分権というのは我が党の一丁目一番地でございまして、先生のおっしゃること、まさに納得で賛成なんでございますけれども、経済に関して申し上げますと、地方の疲弊をこの二十年間、三十年間の経済低迷...全文を見る
○藤巻健史君 一分だけ。  名目GDPは二十年前に四百八十五兆、今も四百八十五兆で変わっておりません。それから、ドーマーの定理は二十年間ずっと反した動きがありましたということだけコメントしておきたいと思います。  それと、あとユーロに関して、林先生のユーロに関しましては、ドイ...全文を見る
04月21日第186回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  先日、自民党の塩崎衆議院議員のメールマガジンを読んでいたら、こういう文章があったんですね。松山市北土居町の町内の各種集まりの際に必ず出る話題がある、平成三年に都市計画決定され二十年余り、大きな道路が住民街を抜け...全文を見る
○藤巻健史君 都市計画が決定された後、事業計画になり、そして予算が付くというふうに理解しておりますけれども、その際、憲法第二十九条三項の「正当な補償の下に、」の、その正当な補償というのはいつ払われるのでしょうか。
○藤巻健史君 契約をすることですから、公と民間とで契約するわけでしょうけれども、計画道路になった時点でその土地というのはいろんな制約があるというふうに私は理解しておりますが、どういう制約があるんでしょうか。
○藤巻健史君 東京都の場合には、かなり容積率の高い、若しくは高度制限のないようなところ、すなわち十階程度建てられる、マンションが建てられるような場所があると思いますが、そのところでも通常二階、場合によっては三階、四階が建てられるということでしたが、これ、やっぱり相当な逸失利益とい...全文を見る
○藤巻健史君 憲法第二十九条の三項に「正当な補償の下に、これを公共のために用ひる」ということが書いてありますけれども、その憲法解釈として、十階建ての建物が建つところに二階建ての建物しか建てられない状況をこれは逸失利益というふうには考えないということでございますね、今の理解だと。
○藤巻健史君 じゃ、現実問題としてお聞きいたしますけれども、現在の第一京浜、国道十五号線、それから第二京浜、青梅街道、甲州街道で拡幅計画が計画決定されているというふうに理解しておりますが、計画決定がされてからそのままになっているところ、要するに事業決定若しくは予算が付いていない、...全文を見る
○藤巻健史君 お答えの中では事業決定して拡幅が行われている距離をおっしゃっていただきましたが、逆計算をしますと、第一京浜については約七・五キロ、第二京浜については七・三キロ、これが昭和二十一年ですよ、七十年前に計画決定されて、十階建ての建物が建つようなところを二階建ての建物しか建...全文を見る
○藤巻健史君 憲法解釈だということなんですけれども、七十年をもって、ほったらかしにしておいて、それを受忍の限度内だというふうに行くのは余りにも横暴じゃないかと思うんですが、大臣、いかがでしょうか。
○藤巻健史君 第一京浜に関しては、第一京浜国道に関しましては、これ一九八〇年のこういう記事があるんですけれども、このときにもう廃止をということを都議会に言って、これ全く無視されているというので、それからまた三十四年たっているわけで、まさに行政と政治の怠慢の典型ではないかと私は思っ...全文を見る
○藤巻健史君 私が今お聞きしたのは補填があるかという、補填というのはあるかということなので、そちらを先にお聞きしたいと思います。
○藤巻健史君 私の理解ですと、固定資産税の減免はないのかなと思って、ちょっとチェックすれば分かる話なんですけど、ないのかなと思っていますし、確かに相続の場合には計画道路に引っかかっている部分だけ二割の減免があると思うんですが、それ、逸失利益ないというふうにおっしゃいましたけれども...全文を見る
○藤巻健史君 数年間我慢しろというのは受忍の限度だと、これは私は分かります。でも、戦後直後に計画道路決定して二千五百キロも、財産権、私にとっていえば、私はこれは憲法に言う財産権の、公共の補償なしでの財産権の侵害だと思うんですけれども、余りにも七十年は長過ぎる。やっぱりきちんと、何...全文を見る
○藤巻健史君 十分検討を加えていただきたいということで、次に法務大臣の方にもお聞きしたいと思いますけれども。  我が国では死刑があって、死刑の次に無期懲役になるわけですね。昔から思うんですけど、やっぱり死刑廃止論もあります。でも、死刑廃止になって無期懲役になると、がくんと、何と...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございます。  もう一つちょっとお聞きしたいんですが、自転車について、これは私の感覚論からの議論なんですけれども、確かに自転車というのは、最近、軽車両ということで、車道と歩道が分かれているところは車道を走らなくちゃいけないということになったと思います。最...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。質問を終わります。
04月22日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。お願いします。  今日は、お三方どうもありがとうございます。  お話を聞いているうちにちょっとコンフューズしてきたことがあるので、基礎的なあほらしい質問というか、ばかにされちゃうかもしれないような質問をさせていただきますけれども。  高...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、著作権じゃないから、ないということですか。そうですか。分かりました。ちょっと後で考えてみます。  次の質問ですけれども、幸森参考人にお聞きしますけれども、漫画って、雑誌の場合、一枚幾らで書いていると思うんですけれども、それを本にした場合、本を書く場合...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、植村参考人にお聞きしますけれども、漫画以外の本って私は全部一〇%と理解していたんですけれども、一〇%以外のケースってありますですか。
○藤巻健史君 上の方って、何が上の方ですか。
○藤巻健史君 今ちょっと翻訳の話が出てきたんですけれども、例えばこれも基本的な質問なんですけれども、日本語で出している本を例えば私が英語に直した場合というのは、これ、別な本になるんですか、それとも同じ本なんでしょうか、植村参考人。
○藤巻健史君 ちょっと今、本題とずれてきちゃったんですけど、その場合にはお金は払う必要はあるわけですね。
○藤巻健史君 ちょっと印税の話に戻りまして、一〇%だとしまして、それで、昔ですと、著作権者って、大体、判こを押していましたですよね、本に一つずつ、それで何部売れたか大体理解していたんですけれども、最近、出版社が本の部数をごまかしているというニュース、どこか、何か出ていましたですね...全文を見る
○藤巻健史君 今、印税の方は一〇%からそれなりに掛かってくるというお話だったんですけれども、電子出版の場合の著者に対する支払というのは、先ほどのお話、アクセス数掛ける単価というお話だったと思うんですけど、その単価って大体、一般書ですけれども、集約してきているんでしょうか、それとも...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私も、確かに紙の方はそれなりにいただいていますけど、データの方は百円単位で、年間、ぐらいしか来ないものですから、それはよく分かりますけれども。  最後に、図書館のお話出ていたんですけど、図書館で、時々私も自分の本が図書館でどのくらい読まれているかチェックする...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
04月23日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  佐々木参考人の方から、この二十数%の円安で売上高が二〇%、そして純利益が一〇%上がったというお話がありました。また、坂根参考人の方から、坂根参考人が社長を辞めてからの円安で営業利益率が競争相手よりも五、六ポイン...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
04月24日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  最初に、ちょっと質問通告をしていなかったんですけれども、今日の質疑を聞いていてどうしても聞きたくなっちゃったことがあるのでお聞かせいただきたいんですが、質問通知しなかったので答えられる範囲で結構です。あと、かつ、ひょっとすると消費者庁関...全文を見る
○藤巻健史君 二番目の方のちょっと虚偽かもしれないねという話は、ちょっと考えておいていただければと思いますので。名前の書き方の問題だろうと思うんですけどね。  次に、質問通知の方の質問に入りますけれども、松沢委員の質問に対して大臣の方からの答弁にありましたんですが、再度、電子書...全文を見る
○藤巻健史君 今回の法律は確かに非常にプラスになるかと思うんですが、ただ法律を作っただけでは単にインフラということで、それだけじゃ電子出版物発展しないと思うんですね。私が見ている限り、少なくとも私の分野では、まだまだ印税なんかを見ても全くスズメの涙ぐらいにしか売れていないわけで、...全文を見る
○藤巻健史君 次に、ちょっとテクニカル的な話をお聞きしたいんですけれども、もう既にオンラインで漫画等の海賊版が流されていると思うんですけれども、この法律が成立したならば、これは昔から流れているものに対しても有効なんでしょうか、それとも、今後新しく流れる海賊版のみに対してしかこの法...全文を見る
○藤巻健史君 もう一つテクニカル的な話なんですけれども、海外で侵害された著作権とか出版権、これに対して日本の法律で、これも日本の法律なわけですけれども、日本の法律というのは有効かどうかということをお聞きしたいのと、実際に有効だとしても、実として差し止めることが可能なんだろうかとい...全文を見る
○藤巻健史君 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
04月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、今日は財政についてお聞きしたいんですけれども、財政法第四条で、国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならない、ただし、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を...全文を見る
○藤巻健史君 いや、ごまかしをする先人の知恵ということで理解いたしましたけれども。  これは質問しているわけじゃなくて単なるコメントですけれども、今日はなかなかプライマリーバランスの議論がたくさん出てまいりましたけれども、まあプライマリーバランスなんていうのはまやかしの目標であ...全文を見る
○藤巻健史君 日銀は量的緩和をやらなかったというふうにおっしゃいましたですけれども、私が現役時代のマネタリーベースって四十兆円ぐらいだったんですね。これは、私はもうこれで勝負しておりましたから、いろんなことで、日銀の数字というのは頭にたたき込んでいましたから、覚えているのは四十兆...全文を見る
○藤巻健史君 大臣は為替は市場で決められるべきだとおっしゃったんですけれども、それはマーケットが効率的な場合、エフィシェントなマーケットで決まるのであればそれは分かるんですが、日本のマーケットというのは、為替のマーケットは決して効率的でないんですよね。  例えば、午前中もちょっ...全文を見る
○藤巻健史君 私が現役のときの認識で、為替のことを、まあ、それは事務やっている方は別ですよ、でも、為替のことを朝から晩まで考えている方は財務官と為替課長とその課長補佐ぐらいじゃないかと、私はそういう印象を持ったんですが、本当に十分に政府は為替のことを考えているんでしょうか、お答え...全文を見る
○藤巻健史君 なるべく、先ほど申しましたように、通貨庁の人員は増やしていただきたいなというふうに思うんですが。  為替がいかに重要かという話でちょっとお伺いしておきたいんですが、こういう話をしちゃうと誘導尋問みたいになっちゃうんですが、中国ってめちゃくちゃに今強いと思うんですが...全文を見る
○藤巻健史君 今、二十年間とおっしゃった。確かに中国というのは、名目GDP、二十年間で十六倍ぐらいになっていると思います。日本が縮小しちゃっているところに向こうは十六倍になっているということで、その原因は輸出が増大したからというふうにおっしゃったんですけれども、まさにそのとおりだ...全文を見る
○藤巻健史君 いや、金というのは、まさに大臣のおっしゃったとおり国際価格が半分で為替が半分ですから、為替が、円が百円が二百円になっても国際価格が二分の一になればチャラでございますので、まさに大臣のおっしゃったとおりでございます。金の国際価格というのは、一時世界的なインフレ懸念で六...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、要は、日本は他国に比べてどんどんどんどん通貨高にして値上げをしてきたと。これじゃ国際競争に負けるのは当たり前かなと私は思います。  以上、質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月13日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  最初に、神学論争からやらせていただきたいと思うんですけれども、四月十四日の参議院の決算委員会で、私は森少子化担当大臣にお聞きしたんですね。どのくらいの少子化の予算を立てているのかとお聞きしましたら、GDPの一%ということで、と...全文を見る
○藤巻健史君 多少のお金を国が援助したところで二人つくっていたものを三人にするかというと、これ極めて私は疑問だと思うんですけれども。  その前に、ベッカー教授ってなかなかいいことを言っていまして、これちょっと脱線なんですけど、これ二〇〇七年の週刊東洋経済なんですが、日本の格差社...全文を見る
○藤巻健史君 Eテレの方は非常によく分かりました。  ただ、最初の質問に戻りますけれども、少子化が経済的に大ダメージを与えるということこそ私は間違いだと思っておりまして、確かに少子化の進捗度というのは日本は速いんですけど、私の記憶によりますと、香港もそうだな、シンガポール、韓国...全文を見る
○藤巻健史君 大丈夫ですか。  次の質問、富岡製糸工場、世界遺産ということで、非常におめでとうございます。  おめでとうなんですけど、ちょっと私ひねくれ者なので、選定した世界遺産委員会が本当にきちんとした組織なのかだけをちょっとコンファームしておきたいなと思うんですが、世界遺...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
05月21日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第6号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  私は、イギリスの新聞であるファイナンシャル・タイムズにドクター悲観論と紹介されたほどの財政悲観論者なんですが、参考人の方々から、誰かから建設的な財政再建論がお聞きできるかなと思ったんですが、予想どおりというか、残念ながら一つも...全文を見る
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻健史です。  四月の二十一日の決算委員会で計画道路についてちょっとお伺いしたわけなんですけれども、昭和二十一年、約七十年前に計画決定された道路がまだ未着工であると、事業決定されていないところがあるという話だったと思います。  計画決定...全文を見る
○藤巻健史君 今大臣が言及されました平成十七年の判例をこの前の委員会の後ちょっと見たんですけれども、あのときの判例というのは、確かに六十年たっているんですが、第一種住居地域で、容積率が二〇〇%で建蔽率六〇%ということで、確かに二階建てに制限されてもほとんど経済的な損失はないわけで...全文を見る
○藤巻健史君 理解できるというのはいいんですけれども、日本は法治国家なんですから、やはり憲法違反の可能性があるのであればきちんと正していただきたいなというふうに思います。  それで、ちょっと方向を変えまして、財務大臣、麻生大臣にお聞きしたいんですけれども、実は、私はかなりハイパ...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、昭和二十一年のときも自国通貨でしか国債発行していなかったんじゃないかと思いますけれども、ハイパーインフレになったと思う。少なくとも、あとドイツも、一九二三年のドイツもきっと自国通貨でしか国債発行していなかったと思いますけどハイパーインフレになったので、自国通貨...全文を見る
○藤巻健史君 一度、今度走ったときはよく見て、計画道路で事業決定しないといかに町並みがまだきれいにならないかということを理解していただければと思います。  次に、先ほどの最高裁判例、太田大臣も言及されておりましたけれども、その最高裁判例にいろいろ補足意見が付いているわけですね、...全文を見る
○藤巻健史君 先にちょっと質問の順番を変えまして、いろんなことをやっていただけるとしても、地域の住民としてはいろいろ不満を持っていらっしゃる方がいると思うんですけれども、それどこに不満をぶつけたらいいのか。  要するに、今度、行政不服審査について、公権力の行使に対する不服申立て...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと私、法学部じゃないので、私の理解が違っているのかもしらないんですけれども、行政不服審査法第一条に、「この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、」と書いてあるんですけれども、これ行政処分じゃなくてもできるんじゃないんですか。
○藤巻健史君 行政処分じゃなくて、その他公権力の行使に当たる行為と書いてあるんですけれども、それはどうなんですか。
○藤巻健史君 分かりました。それは私の勉強不足でした。  時間がないので、最後の質問にいたしますけれども、財務大臣にお聞きしたいんですけれども、国土交通省の方でいろいろ考えていただくとしても、改正する前に相続税で多少なりとも補填はできないのか。今、都市計画道路上の土地というのは...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので、ここで終わらせていただきます。     ─────────────
05月27日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  私は、大学で授業をかなり長い間やっていたんですけれども、非常勤講師だったもので、週に一遍行くだけで、教授会も出たことがないですし、また、ある大学の理事をやっておりますけれども、理事会というのも、非常勤でし...全文を見る
○藤巻健史君 全く初めてそういうことは知りましたけれども、要は、ラウドマイノリティーよりもサイレントマジョリティーの意見を聞くために制度を改正したということかと理解いたしました。公選制とか民意を聞くというふうに名目上いっても、誤った民意を聞いてしまう可能性もあるということで改正が...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。  もう一つ基礎的な質問あるんですけれども、これは時間があればということで、後に回します。  実は私は三十年以上マーケットにいて、マーケットのプロを自負しているんですけれども、しかし、そうはいっても毎日相場を見ていなければマーケットの感覚...全文を見る
○藤巻健史君 民間の場合、執行機関であって一人が常勤で四人が非常勤なんという執行機関はないと思うんですけれども、もし教育委員会を執行機関とするのだったらば、全員を常勤にするべきだと思いますし、それが今の御趣旨で無理だというのならば、教育委員会というのは諮問機関であるべきではないか...全文を見る
○藤巻健史君 教育委員会が政治的中立に役立っているというふうに御回答がありましたけれども、それでは、ちょっと、これは地方教育のシステムですけれども、中央に関してお聞きしたいんですが、まず首長に相当するのが安倍総理大臣だと思います。教育長に当たるのが下村大臣かと思います。じゃ、中教...全文を見る
○藤巻健史君 地方が直接選挙であるならば、より一層首長というのは民意を反映していると思うんですが、首長が教育長を選任し、何も問題ないと思うんですね。特に、国の組織として安倍首相がおり、そしてその委託を受けた下村大臣がおり、そして中教審が諮問機関であるならば、私はそのままそのシステ...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、ちょっとそちらの方はいいとして。  安倍首相が下村大臣を選ぶ場合には、任命は天皇陛下だと思いますけれども、選ぶのは安倍首相だと思いますが、そのときに議会の同意は必要ないですよね。それから、解任するときも議会の必要はないと思うんですけれども、その理由も先ほどの...全文を見る
○藤巻健史君 下村大臣も非常に重要なる責務を負っているんですけれども、じゃ、我々国会議員は下村大臣の資質、能力をチェックする必要がないんでしょうか。
○藤巻健史君 どうして地方で同じような仕組みにできないんでしょうか。
○藤巻健史君 国と違うのを認めるとしましても、それならば、なぜ教育委員会に忠実義務を入れないんでしょうか。この前の私立学校の理事の方の法律改正では理事に忠実義務を課しましたですよね。なぜ、教育委員会のメンバーに、教育委員に忠実義務を課さないんですか。  忠実義務を課すということ...全文を見る
○藤巻健史君 権限があって重要な意思決定をするところには責任が生じるのは民間であれば当然のことであって、非常に大きい失敗があれば、当然のことながら個人的にも賠償責任があってしかるべきだと思うんですけれども、今の制度のままでは何もペナルティーがないという感じがしますが、いかがでしょ...全文を見る
○藤巻健史君 時間が参りましたので、次回にします。ありがとうございました。
05月29日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○藤巻健史君 お騒がせしております日本維新の会・結いの党の藤巻です。  私、最初に立場から申し上げますと、教育委員会というのはやっぱり執行機関でなく諮問機関であるべきで、首長が新教育長を選び、新教育長が執行機関であるべきと、いわゆるA案がいいのかなとずっと思っていたんですけれど...全文を見る
○藤巻健史君 質問をした趣旨は、最初の中国、北朝鮮、ロシアは、明らかに政治的中立な教育をしているとは、我々の感覚からですよ、思わないわけですよ。要するに、共産主義に基づいた教育をしているんではないかなと、これは単なる想像ですけれども。だからといって、政治的中立を守っていないからそ...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、その責任の取り方って、先ほども木村参考人からもお話があったんですけれども、教育委員会の責任の取り方ってどういう取り方があるか、ちょっと教えていただきたいんですけど。  責任取るというのは、やっぱり先ほど申しましたように、民間だったら、すぐ首になっちゃうとか、...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと具体的にその責任を取る、私、責任取りますと言ったら、辞めるとかお金賠償しますということを責任を取るというんだと私は思っているんですけど、具体的にはどういう責任の取り方があるんでしょうか。お二人に。
○藤巻健史君 そうすると、常勤の例えば教育長だったら責任を取る、辞めさせられるというのはまだ分かりますけれども、非常勤の教育委員の方が責任取るといったって、まあ、一種、ほかに仕事があるわけですよね、きっとね。余り大した責任の取り方じゃないですよね。ダメージないですよね。そういう人...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、民間の社外取締役というのは、あれは執行機関じゃないんで、私は執行機関でありながら余り責任を取らない体制というのはどうかなと、やっぱりそういう機関は諮問機関であるべきではないかなと私は思っているということなんですけど。  ちょっと時間がないんで次の質問に入りた...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
06月03日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  前回、矢倉委員の質問に対して、元明治大学教授で日本教育政策学会会長の三上参考人が、教育委員会制度はアメリカで発達して日本に紹介されたと発言されたんですけれども、そこでまず、アメリカの教育委員会の仕組みにつ...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと通告になくて、聞いていてちょっともう一つだけお聞きしたいなと思ったんですけれども、連邦制ですから当然州単位でそういう組織があるのは分かるんですが、私は教育全く素人なのでちょっと恥ずかしい質問かもしれないんですけれども、国にはペンタゴンとか財務省ありますけれど...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、教育というのは大統領とかそういうことじゃなくて地方に全て任せるという理解だと思います。これはちょっと最初の質問だけだったんであれですけど。  もう一つ、最初に質問したいんですけれども、さらに、前回、やはり矢倉委員の質問に対して三上参考人が、この行政委...全文を見る
○藤巻健史君 今の例ですとフランスが入っていましたけど、フランスって大統領制ですよね。それで、先ほど下村大臣が、教育委員会という行政委員会を設ける理由として、首長は直接選挙だから極めて大統領的に権限が強い、だから行政委員会を設置する。要するに、直接選挙、大統領的に強いから行政委員...全文を見る
○藤巻健史君 いろんな組織聞いていたので頭がちょっと整理できなかったので、もう一回議事録を読んでから、次回質問する機会あると思うので、その辺は次からちょっとお聞きしたいと思います。  一応、今のは私の基本的知識の蓄積のために質問させていただいたんですけれども、これから質問は、一...全文を見る
○藤巻健史君 大臣は教育委員会を設けるとより多様な民意とおっしゃったんですけれども、まず首長は明らかに極めて強烈な民意だと思います。これは先ほどちょっと読み上げました、直接選挙制の狙う公正な民意の反映をゆがめると。先ほどの文部省のにも書いてあったように。やはり直接選挙で選ばれた首...全文を見る
○藤巻健史君 先ほども申しましたように、首長は明らかに民意の反映であって、民意に反すれば当然議会からチェック受けるし、リコールというのもあるわけですから、たとえ教育が一部分であるとしてもリコールの対象になるわけで民意の反映と言えるんですけれども。やっぱり教育委員会というのは、本当...全文を見る
○藤巻健史君 国立市というところがあるんですけれどもとおっしゃらなくても、私、国立市で勉強していたのでよく存じ上げていますけれども、それはともかくとして。  政治的中立、今、だから教育委員会は必要だとおっしゃっていますけれども。特に人事、教員人事になる、だから特に政治的中立が重...全文を見る
○藤巻健史君 議院内閣制と直接選挙を考えれば、直接選挙の方がより民意を反映していると思うんですけれども、それでも政治的中立性をより一層求めなくちゃいけないというのは何か矛盾しているような気がするのと、あと、やっぱり国の教育と地方の教育ってどっちが本当に、いや、両方とも当然重要なん...全文を見る
○藤巻健史君 私は元々トレーダーだったものですからリスクを取るのが好きなので、どうしても過激な意見を言っちゃうのかもしれないんですけれども、ただ、首長の方はやっぱりリコールという民意を反映する手段があるのに対し、教育委員会は誰もリコールする人がいないし首も切られないとなると、ちょ...全文を見る
06月10日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  まずは、大津の事件についてお聞きしたいと思いますけれども、大津の事件がこの改正案をトリガーした、引き金になったわけではないとのことでございますけれども、当然のことながら、大津の事件というのはこの改正案に至った非常に大きい要因だ...全文を見る
○藤巻健史君 教育委員会というのは個人の損害賠償責任がないわけですね、メンバーとして。国家賠償法を改正しない限り個人的に損害賠償を負うことがないということであれば、極めて、悪いことを言えば、無責任になってしまうと。やっぱり、何か間違いをやって、個人的にその損害賠償をしなくちゃいけ...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きすると、特定の政党を支持しないことが政治的中立というふうにも聞き取れるんですけれども、そうだとすると、例えば自民党と我が党が憲法改正賛成と言えば、自民党という特定政党だけじゃなくて二党が賛成しているからそれについては書いてもいいという解釈でもよろしいんでしょ...全文を見る
○藤巻健史君 そうすると、政治的中立というのは余り広がっていないでかなり小さいのかなというふうに思うんですけれども。  それで、いろいろ今までの質疑等を聞いておりますと、先ほども、三上参考人がおっしゃったように、教育委員会制度の制定時にはキーワードとして入っていなかった、そして...全文を見る
○藤巻健史君 広い範囲でいろいろ政治的中立性が議論されるということで、いろいろ狭いところで理解していただきたいというのであるならば、まさに法律にその政治的中立とは何なのかという概念規定を入れるべきではないかなというふうにも思います。  さらに、ちょっと聞いてしまえば、かなり狭い...全文を見る
○藤巻健史君 これは質問通告にないんですけれども、国と地方は二元、いろいろ制度設計が違うというふうにおっしゃいましたですけれども、やっぱり三上参考人のときにちょっといただいた資料の中に、その際、清瀬文部大臣は自らを党の決定に従う党の小使と広言し、政権政党に所属する文部大臣が大きな...全文を見る
○藤巻健史君 大体、組織において、協議とか調整といって成功する組織がないと思うんですね。一番端的なのは国際連合、大体いつも常任理事国の誰かの反対で流れちゃうことが多いと思うんですけれども、きちんと誰かが責任を持って意思決定をしなければ物事は進まないと思うんですよね。  私は、総...全文を見る
○藤巻健史君 はい。B案の方は教育的中立の観点からするといいかと思うんですが……
○藤巻健史君 はい、分かりました。  A案の方がいい教育、若しくはいじめのないためにはA案の方がよろしいかなと思っているということだけ表明して、柴田委員に引き継ぎます。
06月12日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  この改正案、時間を掛けて質疑を重ねてまいりましたけれども、重ねれば重ねるほど、私は、政府は中教審の答申のA案を採用して改正案を作るべきだったなと思って、残念でなりません。六十年に一度の大改正でございますので、もっと大胆に改革す...全文を見る
○藤巻健史君 やはり、先ほど申しましたように、民間の組織論でいえば、非常勤で、そして誰かが決定的に決めないとか、それから損害賠償をしないというような組織は、組織として成立しないと思います。  もし、やはり、教育委員というのを重要な執行機関としてそのまま置いておくのであるならば、...全文を見る
○藤巻健史君 法令上あり得ないことではないじゃなくて、きちんと実務上も求償していただきたいということは申し上げておきたいと思います。  法律上できるわけですから、必ずや、そうじゃないと、みんな責任持って仕事しないですよ、民間では。私も、結局、非常勤の取締役等をいろんなところでや...全文を見る
○藤巻健史君 聞いていてもそうなんですけれども、世の中、政治的中立性というのが極めて前面に出てきて、政治的中立性というのは、大学の先生に言わせると、極めて多義的で曖昧な概念だというふうに書いていらっしゃる先生もいらっしゃるわけですけれども、確かに政治的中立は重要ですが、どんぴしゃ...全文を見る
○藤巻健史君 別にこの改正法案が最後じゃないわけですから、今後ともより良い教育行政のために頑張っていただければというふうに思います。  時間がちょっとだけ残っていますので、最後に、教育委員会とはちょっと違うんですけれども、経済格差についてちょっと質問したいんですけれども。  ...全文を見る
○藤巻健史君 はい。じゃ、最後にまとめますけれども、教育の格差を是正して、かつその後でも、社会福祉でも格差格差と言っていたらば財政はもたないと思います。教育格差の是正は重要ですけれども、その他は、あと自助努力と、セーフティーネットの確立は重要ですけれども、その後は自助努力という社...全文を見る
○藤巻健史君 要らないです。
06月19日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  質疑の前に、ちょっと前々回、田村委員の方から、首長の暴走例として大阪の公募校長の導入の話がありましたので、多少、ちょっと聞いていまして事実と違うなという認識がありましたので、一言だけコメントをさせていただ...全文を見る
○藤巻健史君 参考にしているのはいいかもしれないですけど、アメリカではまさにそのランキングが全て的なところがありまして、厳しい競争をしている、だからアメリカの大学の質は高いのかなというふうに私は感じております。  次に、国際競争等についてお聞きしたいんですけれども、質疑を聞いて...全文を見る
○藤巻健史君 切磋琢磨で重点配分をするというお話ですから、まだやはり、全く他国に比べて、特にアメリカに比べて競争がないというふうに私は感じております。  それに関連してですけれども、大学の教授というのは二つの役割があると思うんですね、教育ということとあと研究ということで。多くの...全文を見る
○藤巻健史君 これ、次の質問、ちょっと、質問通告していないですから感想だけでもいいんですけれども。  どうも、今日も午前中も聞いていますと、大学の自治という問題が出て、度々聞くわけですけれども、私は民間出身で民間のことしか知りませんけれども、民間では自治ということはほとんど出て...全文を見る
○藤巻健史君 時代は刻々と変わっているので、昔あったから自治が重要という、まあ自治は重要なんでしょうけれども、教育だけ自治というのは何となく合点がいかないような気がしております。  次に、やっぱり、何度も言いますけど、私は民間の出身ですので、どうも俗に言う教育村のロジックとか理...全文を見る
○藤巻健史君 企業論理と教育論理が違うっておっしゃいましたけれども、確かにもうけを求めるか否かという違いはあるんですが、少ない投資でより良いリターンを求めるというのでは、組織論としては、私は教育も企業も同じかなというふうに思っております。  やはり旧態依然とした体質をどんどん変...全文を見る
○藤巻健史君 まさに私も当然そう思いますけれども、そのためにもやっぱり学長はリーダーシップを取るというのは望ましい改善かなというふうに思っております。  次に、リーダーシップの必要性についてお聞きしたいんですけれども、これも企業と同じだと言えば論理は違うと言われればそれまでかも...全文を見る
○藤巻健史君 国立大学法人では、その両方、協議会と教育の方を兼ねるというふうにおっしゃいましたけど、私学の方では理事長と学長は違うわけですよね。私はそっちの方がより、何というか、マネジメントがうまくいくと思うんですけれども、それをどうして国立大学法人だけには適用しなかったのかなと...全文を見る
○藤巻健史君 次に、副学長についてお聞きしたいんですけど、一番の懸念というのは、副学長が文科省の天下りポストになるんじゃないかなという懸念があるんですけど、それはどうでしょうか。
○藤巻健史君 次に、ちょっと、学長や学部長というのは教員の選挙で選ばれているわけですけれども、そういう人が本当の真の改革ができるかというのは非常に疑問に思っているわけで、また民間の論理でいうと、民間の場合、リーダーというのは選挙でなんか選ばれるわけないわけで、選挙で社長が選ばれる...全文を見る
○藤巻健史君 私自身は今回の法案の改正というのは賛成なんですけれども、社会というのはシステムを変えればいいというものじゃなくて、そのシステムを構成する人がどう動くかということで決まると思うんですよね。この法案は私は絶対必要だと思うんですけれども、これが通ったから日本の教育が果たし...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので終わりにしますけど、最後に一言だけ。  ただ、競争を否定していると、先ほど申し上げたモルディブ人みたいな生活に、みんなが平等で貧しくと、貧しく平等にということで、欧米社会とは格差ができてしまうのかなというふうに私は懸念しております。  以上で質...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問通告にはないんですが、今、風間委員の後ろから二番目の質問、今日の東京マーケットについて、それから株価についての回答がちょっと不十分だったと思いますので、先にちょっと伺わせていただきたいと思います。  私、昔か...全文を見る
○藤巻健史君 アメリカは、昨日は四百六十ドル下げた後、百七十三ドル下げにまで戻ったので、今日は日本の株式市場、三百何十円安でとどまっているというふうに思っております。  株価が、やはりこの十月一日に百十円を付けましてから、それは全部じゃないですけれども、約一〇%下がっているんで...全文を見る
○藤巻健史君 なかなかお答えいただけないようなのでちょっと次に行きますけれども。  先ほどちょっと黒田総裁が円安のデメリット、メリットをおっしゃいましたけど、先ほどのを聞いておりまして、人件費に関してのコメントがなかったかなと思ったんですね。  確かに、七十六円から百十円です...全文を見る
○藤巻健史君 大臣にお聞きしてもなかなか答えていただけないので、次に黒田総裁にちょっとお聞きいたしますけれども。  今、一時十月一日に百十円を付けた段階で、識者とかマスコミの方から円安有害論というのがかなり聞こえてくるんですが、一九七三年に三百六十円の固定相場制を放棄してから、...全文を見る
○藤巻健史君 為替については二時間か三時間ぐらい議論したいんですけれども、時間がなくなっちゃいますので、質問通告の内容に行きたいと思うんですけれども。  黒田日銀総裁にお聞きいたしますけれども、来年一月以降、長期国債の購入を続けるのかどうか、お聞きしたいと思います。  去年の...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、まず確認しておきたいんですが、それでは、消費者物価指数が安定的になった、例えば三%で安定するとみなせれば日銀は長期国債の購入をそこで中止するというふうに私はまず理解いたしました。  次に、財務副大臣で結構ですのでお聞きしたいんですが、異次元の量的緩和を始めた...全文を見る
○藤巻健史君 つまるところ、民間、公的年金、全て国債を売り越していたという理解だと思います。  そこで財務大臣にお聞きしたいんですけれども、国が資金繰り倒産をしなかったのは日銀様々だったのではないかというふうにお聞きしたいのですが、平成二十六年度予算でも、当初予算で四十一兆円の...全文を見る
○藤巻健史君 結果として、私は財政ファイナンスをしているというふうに理解いたしております。  次の質問に入る前に一応財務大臣に確認をしておきたいんですが、識者の中には、日本人、かなりの人間が国債を持っているので、誰も国債を売らなければ国債市場は安定する、崩れないとおっしゃる方が...全文を見る
○藤巻健史君 私の質問に対する余り回答になっていないんじゃないかと思ったんですけれども、私が何を言いたかったかというと、日本人が国債を売らなくても、誰かが毎年毎年国債を買い増さないと国債市場は大暴落するということを申し上げたかったんです。  要は、平成二十六年度予算ですと四十一...全文を見る
○藤巻健史君 私の理解ですと、日銀が買ってくれているからこれ幸いということで民間は日銀に売っているというふうに理解しています。  これ、出口戦略の話をしているわけではないんですけれども、日銀がもし何かの理由で買わなくなったら大変ですよ、これ。誰が買うかとお聞きしたのは、この超大...全文を見る
○藤巻健史君 自民党も、過去、Xデープロジェクトというのを発表しておりまして、何かがあったときにいろんなことを考えるのは私は当然だというふうに思っております。  私は、やっぱり日銀が買わなくなったときに誰も買わなくなると思うので、日銀はきっと未来永劫に国債を買い続けなくちゃいけ...全文を見る
○藤巻健史君 二%まで行ったら適切なる金融政策を行って制御するとおっしゃっていましたけれども、私、三十年間金融の世界にいて、一橋でも十三年間、それから早稲田の大学院でも六年間、金融の授業を、半年間の授業を、まあ非常勤講師でしたけどやっておりましたけれども、私は、これだけお金をじゃ...全文を見る
○藤巻健史君 先ほど申しましたように、九月十七日発表のFOMC、アメリカの出口は私は理解できます。でも、それが日本銀行に適用できるとは決して思っておりませんので、その辺は次回に討論させていただきたいと思います。
10月28日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  本日は、量的緩和の出口戦略についてお聞きしたいと思います。  国会でも、黒田総裁、何度も聞かれていらっしゃいますけれども、必ず出口戦略を考えるのは時期尚早とお答えになっていらっしゃいます。今日も大久保委員が聞かれ...全文を見る
○藤巻健史君 そうしますと、これは正しいということなので確認しますが、日銀の引当金は三・八兆円、準備金は二・九兆円ということで、日銀が六・七兆円以上の損失をした場合、日銀は倒産の危機がある、若しくは政府から資本注入するかもしれませんけれども、日銀の信認が極めて危なくなるというふう...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、日銀が持っている保有国債利回りは〇・五%以下でかなり低い、日銀の収入はかなり低いということだと思います。  次に、もう一つだけ数字を確認しておきたいんですが、財務省の担当官の方にお聞きしたいんですが、直近の国債の外国人保有率は何%かを数字だけお答えく...全文を見る
○藤巻健史君 よく言われていることですけれども、日本人がほとんどで外国人はほとんど買っていないということだと思います。これは、日本人がたくさん買っているという、逆な言い方をすると、外国人にとっては魅力のないということだと思います。  次に、本題に入りまして日銀総裁にお聞きしたい...全文を見る
○藤巻健史君 それは、テーパリングができないから、そうおっしゃっているんじゃないでしょうか。  というのは、テーパリング、アメリカではできましたよ。それはなぜかというと、FRBが国債を買わなくても、ドルは基軸通貨ですから、他国の政府が買ってくれるんですよ、外国人が。日銀の代わり...全文を見る
○藤巻健史君 何度も申し上げますけれども、私が聞いているのは、単なる一種の頭の体操ですよ。どういう方法があるか。例えば、大学で量的緩和をやったときにどういう方法があるかという、その方法論を聞いているだけなんですからね、実際。昔でいえば、公定歩合を上げるとか準備率を上げるとか、そう...全文を見る
○藤巻健史君 まあハイパーインフレにならないと思われるのは勝手なんですけれども、その方法を是非教えていただきたいなというふうに思っています。  出口の戦略が時期尚早、時期尚早なんておっしゃっていたら、誰も信用しないですよ、それはやっぱり。だって、簡単なことで、頭の体操を教えてく...全文を見る
11月11日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず財務大臣にお聞きしたいんですけれども、外国製品に掛かる関税とはどういう目的で掛けているのか。財政状況が厳しい折、税収の増額目的なのか、それとも国内生産者を守るために関税を掛けているのか、どちらかお答えください。
○藤巻健史君 大臣の御回答にありましたように、国内生産者を保護するということがかなり強いというふうにおっしゃったと思うんですけれども、それであれば、関税を死守するということに固着せずに円安にしてしまえばいいんじゃないかなと思うわけですね。  釈迦に説法ですけれども、外国製品、一...全文を見る
○藤巻健史君 そういう御回答だったら、ちょっと先に四番の方からお聞きしたいんですけれども。  今年の四月二十八日の参議院の決算委員会で私質問したんですけれども、一九七四年と比べて円よりも強くなった通貨はあるかということを聞きましたところ、財務省の方の回答だったと思うんですけれど...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。  相変わらずスイスに次いで第二位の通貨高が進んだということだと思うんですけれども、そうすると、よく日本が円安になると、円安政策を取ろうとすると、アジアの近隣諸国から近隣窮乏化政策だという非難が出ますね。しょっちゅう新聞に出るんですけれども。要は、ア...全文を見る
○藤巻健史君 通貨は動かせないという議論だったと思うんですけれども、それじゃ、よく新聞に通貨戦争という言葉が出てくるわけですね。戦争というのは意図的にやるから戦争ということであって、事故で円高になっちゃったらこれ通貨事故というはずでして、基本的には世界の感覚というのは通貨は動かせ...全文を見る
○藤巻健史君 それは、マーケットが効率的であればそうかもしれないんですが、やはり先ほど言いましたように、円が世界で二番目に強くなったというのはファンダメンタルズを反映していない証拠だと私は思っているんで、これは是非いろんなところで円安が必要だというふうに言うべきだと私は思っている...全文を見る
○藤巻健史君 本当に効率的なマーケットであれば為替というのはファンダメンタルズを反映すると思うんですが、日本って私に言わせると社会主義的な体質なものですから、効率的なマーケットはできていないわけです。  どういうことかというと、例えばお金をじゃぶじゃぶにして皆さんがゆうちょ銀行...全文を見る
○藤巻健史君 でも、円安が日本の国力の最大のものであるならば、それはある程度のリスクを取ってでも、まあリスクがあるとは私は思いませんけれども、リーダーであれば、日銀総裁、財務大臣若しくは総理大臣が円安が必要だと言っていただければかなり円安が進むと思っているので、やはり国益に関する...全文を見る
○藤巻健史君 私は、国際協調も重要だと思いますけれども、日本が窮乏化政策を続ける必要もないと思いますし、日本が豊かになるというのは国力に関してやっぱり最大の国益になるかと思っております。
○藤巻健史君 一応これで質問を終わります。
11月13日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、質問通告している前に一言二言ちょっとコメントを申し上げたいんですが、先ほど、中西委員の質問に対して麻生大臣、投資と投機の区別がよく分かっていない方が多いというふうにおっしゃっていましたけれど、私もよく分かって...全文を見る
○藤巻健史君 日銀が十月三十一日に更なる量的緩和をやりました。年間八十兆円という大量の国債を買っていくわけですけど、その中には当然長期国債も含まれています。で、長期国債を日銀が買うと、普通は値段が上がる、金利が下がることになるわけで、そうなると、長期金利がもう今でも〇・五%ぐらい...全文を見る
○藤巻健史君 一つ、投資銀行は、私は昔、投資銀行におりましたけれども、米国の投資銀行におりましたが、投資銀行は別に資金尻では収益の主力になっておりませんで、資金尻、要するに長短の資金でのもうけというのは商業銀行の主力ビジネスだと思っております。  これは、今ちょっと思い出したん...全文を見る
○藤巻健史君 控えさせていただいても、普通に考えれば、物すごい高い割合で国債を持つということになると思います。  先ほどの長期国債二百兆という話、二〇一四年末、これ、短期国債を含めるともっと高い、六七%以上の数字になると思われますけれども、そういう数字を聞くと、まさに金本位制な...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、日銀というのは銀行法の銀行じゃありませんから金融庁は検査できないんですけれども、これ、やっぱり日銀は誰かが、事務的能力のある方が検査しないと極めて危険だと思うんですよね。  それは確かに、保有している国債が物すごい割合、その資産のうちのかなり高い割合が国債...全文を見る
○藤巻健史君 安定的に二%でいくならば私も全く賛成なんですが、午後にまた議論させていただきたいと思いますけれども、それにブレーキがないと私は思っています。まさにアクセルを踏み込んでインフレに向かっていますので、大丈夫かなと思います。それは午後の質問のときにさせていただきたいと思っ...全文を見る
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  いつも黒田総裁に出口戦略を聞きますと時期尚早とおっしゃられるばかりなので、今日は出口の前の状態、出口のスタートラインに立てるかということをお聞きしたいと思います。  十月の二十九日にFRBがテーパリングを終了いた...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私は出口を聞いているんじゃなくて、出口戦略のスタートに立てるかだけを聞いているわけだと思うんですが、それまでお答えになれないということは、私は出口がないというふうに理解しております。  ついでに言ってしまえば、質問通告にないので別にお答えいただかなくて結構な...全文を見る
○藤巻健史君 黒字化するのはいつかという質問だったんですけれども。  確かに、二〇二〇年にプライマリーバランスを黒字化するというふうに政府はおっしゃっているわけですが、私いつも申し上げますように、プライマリーバランスには国債費が含まれていません。二〇二〇年に国債費幾らかと、この...全文を見る
○藤巻健史君 たしか、御法川副大臣にこの前お聞きしたときに四・一%という回答を私は得たと思うんです、外国人の保有率がですね。ということで、外国人は買っていませんし、先ほど言いましたように、資金運用部ショックであんなに暴落するような国債、日銀が買わないと言ったら大暴落するような国債...全文を見る
○藤巻健史君 もう時間がないので今日は終わりにしますけれども、私は、テーパリングさえもできない、日銀のバランスシートも低減できない、そしてさらには、今日は質問できなかったんですけど、利上げの方法もないというふうに思っていますので。余り時期尚早とばかりおっしゃっていると、まさに時期...全文を見る
11月17日第187回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日の両大臣の説明と、あと今日の議論を聞いておりまして、質問通告の前に幾つか疑問点とかお聞きしたいことがあるので、そちらの方を先に聞かせていただければと思います。  最初の質問は山谷大臣にですけれども、ちょっとこ...全文を見る
○藤巻健史君 あと、説明として、北朝鮮の方は、何でも調査する、調査するという回答を北朝鮮から受けているわけですけれども、普通に考えて、目的があって拉致させたんでしょうから、当然、拉致した後というのは普通は自分のコントロール下に置いていますよね、普通だと。まさか、拉致した途端に国内...全文を見る
○藤巻健史君 北朝鮮の政府下にあるのであるならば、そんなのんきなことを言っていないで早く出せと、もうちょっと強い態度で言ってもいいのではないかなというふうに思っております。  これもまた質問通告にないんですけれども、今日の御説明で岸田外務大臣の方から、全ての拉致被害者の安全確保...全文を見る
○藤巻健史君 総合的に判断するということは、それなりにフレキシブルでいくということと理解してもよろしいんでしょうか。拉致被害者は帰すけれども、国内の政治事情で真相は話せないとか、拉致の実行犯については渡さないというようなことがあって、それを日本が認めないと正常化がないということで...全文を見る
○藤巻健史君 まあ交渉事ですから、向こうが悪いとはいえ、やっぱり交渉で帰していただかないと大変なことになりますので、その辺はお任せしたいと思うんですけれども。  もう一つ、やはり大臣の今日の説明で、北朝鮮から、過去の調査結果にこだわることなく新しい角度から調査を深めていくという...全文を見る
○藤巻健史君 質問通告をしていないものばっかりでちょっと恐縮なんですけれども、質問通告をしていない質問の最後に、なぜ家族会は今回の訪朝に対して反対していたのか、簡潔に教えていただければと思います。拉致担当大臣に。
○藤巻健史君 質問通告の方に入りたいんですが、順番ちょっとばらばらでお聞きしますけれども。  特別調査委員会を設置した段階で我が国は制裁を解除しておりますですね。人的往来の規制措置の解除とか、送金などに関する規制の解除とか、人道目的の北朝鮮船舶の入港禁止、そういう措置を解除して...全文を見る
○藤巻健史君 次の質問ですけれども、先方は、拉致被害者の返還ということと同等に、遺骨問題も話題にしてきているんではないかと思うんですけれども、アメリカでは、朝鮮戦争時のアメリカ人遺骨に対して一体当たり二万ドル、約二百万円ですけれども、払ったと報道されていたこともあるかと思います。...全文を見る
○藤巻健史君 これで質問を終わります。  ありがとうございました。
11月18日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。  今日の参考人の方々のお話を聞いていて、根本的によく分からなくなってきたことがありまして、その根本的な話をお聞きしたいんですけど、ちょっと笑われるかも、もしくだらない質問であればお許しいただきたいんですが、アマゾンジャパ...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、子会社が親会社にサービスを提供しているのかもしれませんけれども、アマゾンの画面にある、例えば日本語で書いてあるわけですけれども、日本語訳とかそういうことをする、若しくはお金を集めるのはどこがやっていらっしゃるんですか。アマゾンジャパンですか、それともアマゾン...全文を見る
○藤巻健史君 そうすると、やっぱり最初の私は参考人の皆さんの話を聞いていて感じた感想に行き着くんですけれども、やはりヘッジファンドが、これが海外事業者か国内事業者かということを考えたときに、実質的に国内で、事務所があるかないかだけじゃなくて実質的にヘッジファンドをやっているかどう...全文を見る
○藤巻健史君 徴税事務とか、消費税をもし払うことになっても、それだけきっと大きい規模でやっているので、その事務能力はあるのかなというふうに思っております。  ちょっと想定していた質問と変えましてお聞きしたんですけれども、一応これで終わりにします。  ありがとうございました。