藤巻健史

ふじまきたけし



当選回数回

藤巻健史の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第189回国会 参議院 本会議 第2号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  この二十年間で見ますと、国の実力ともいうべき名目GDP、国内総生産は、自国通貨ベースでアメリカは二・四倍、イギリスも二・四倍、オーストラリアは三・四倍、シンガポールは三・八倍、韓国は四・五倍、中国においては十五・九...全文を見る
02月10日第189回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日は七分という短い時間ですけれども、西川大臣に是非為替のことについてお聞きしたいと思っております。農林大臣でありながらなぜ為替かといいますと、先ほど若林委員の方からも聞かれましたときに日本の農業が衰退した理由を幾...全文を見る
○藤巻健史君 日本の農業にとってみれば当然もう輸入の方がむちゃくちゃに多いわけですから、やはり円高が日本農業にダメージを与えているというのは事実だと思うんですね。私は、やっぱりそんなに重要なものであるならば農水省が先頭を切って円高防止と旗を振らなくちゃいけなかったと思うんですよ。...全文を見る
○藤巻健史君 今日の私の質問の目的は、別にあれこれ言うことよりも、農林水産省が為替というのは極めて重要だということを認識していただいて、農水省が旗を振って農家のために円安をするという圧力団体になっていただきたいと。これは誰かがプレッシャーを掛けないと動かないのでね。私は金融界に長...全文を見る
02月25日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  お一人一時間ずつぐらい聞きたいんですが、全部で十分ということなので簡単にお聞きいたしますけれども、お一人一問ずつお聞きいたします。  まず、早川参考人ですが、出口戦略に関して日本はトップランナーではないからアメリカに学べばいいというふうな...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。
02月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。    〔委員長退席、理事若林健太君着席〕  昨日、参議院で国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会というのがありまして、日銀の量的金融緩和とその効果について、三人の方、日銀OBの方からヒアリングをしたん...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、資金運用部は約二〇%、発行国債の二〇%を買っていた。その二〇%を買っていた資金運用部が購入をやめたと言うだけで、あれだけの大暴落をしたわけです。  ここでお聞きしますけれども、今、日銀保有の国債で平成二十七年度に満期になるものが幾らあるかということを...全文を見る
○藤巻健史君 平成二十七年度の国債発行額、百五十四兆円だと思うんですが、そのうちの百十兆円を日銀が買っているわけですね。約七〇%、七一%の国債を日銀が買っているんです。  二〇%を買っていた資金運用部が購入をやめただけであれだけ暴落したんですが、その七〇%を買っている日銀が購入...全文を見る
○藤巻健史君 今、満期にして落とすというお話をされましたが、ここでまたお聞きしたいんですが、私が金融界にいた現役の頃は、日銀は基本的には短期国債しか買っていなかったと思います。まあ長期国債買っていましたよ。それは成長通貨といって、経済が大きくなればその分通貨を供給しないと通貨の価...全文を見る
○藤巻健史君 米国でもバランスシートを縮めるには十年から十五年掛かるというふうに言われています。でも、先ほど申しましたように、米国の場合には保有国債とかモーゲージバックセキュリティーの利回りが高いから方法はあるんですよ。日本はないんですから、日銀は持っていないんですから、これは大...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので、これで終わりにします。
03月04日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  尾立委員、平木委員に続いての質問なんですけれども、若田部参考人が更なる量的緩和もと、必要だという御発言があったので、若田部参考人にお聞きしたいんですが。  私、量的緩和というのは、皆さん、言葉尻で、市中にお金をじ...全文を見る
○藤巻健史君 反論とか更なる聞きたいことはあるんですけど、時間がないんでこれで終わります。
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問通告とちょっと順番を変えましてやらせていただきたいと思いますが、まず最初に、日銀の買いオペについてお聞きしたいと思います。  日本では、財政法第五条で日銀引受けを禁止されていると思いますけれども、どうしてなの...全文を見る
○藤巻健史君 引受けは禁止されております。まさにおっしゃるとおりだと思うんですけれども、日銀は国債の買いオペなら許されていることを、私の作りました表だと右側の形だったらば許されているわけですが、ということは、右側の国債買いオペならばハイパーインフレを起こす可能性がないというふうに...全文を見る
○藤巻健史君 要するに、市場を通して買うと市場のチェックを受けるからハイパーインフレになることはないという御回答だったと私は理解いたしますが、実質的に今、日銀のやっていることは引受けと同じではないか。  要するに、実質的に財政法五条に抵触しているのではないかというふうに思うので...全文を見る
○藤巻健史君 法律上は回避しても、実質的に極めて危険な状況じゃないかと思うわけですね。百五十三兆中百十兆買う、これはまさに日銀が政府のお財布に、打ち出の小づちに変わったようなものですよね。要するに、政府が例えば石油を買いたい、中近東から石油を買いたい。お金がない、税収は半分しかな...全文を見る
○藤巻健史君 異次元の量的緩和、まあ確かに今、株も上がって、ベアも上がってなかなかいい傾向ありますけれども、この量的緩和の評価というのは事後的に決まるわけですね。要するに、今総裁がおっしゃったように、うまくハイパーインフレにならなければ、結果としてあの量的緩和は大成功だったという...全文を見る
○藤巻健史君 出口まだ見えていないとおっしゃいましたけれども、やはり財政金融委員会でしたかね、アメリカが先行していますので、金融緩和終了についてはアメリカが先行しているので、アメリカを参考にしながら進めるとおっしゃっておりましたが、FRBの場合は二〇一三年の段階で、テーパリングが...全文を見る
○藤巻健史君 申し上げられないというふうにおっしゃっていましたけれども、やっているというふうに理解しました。  それで、ちょっと時間がなくなってきたので、次にバーゼル委員会での議論についてお聞きしたいんですが、三月十日の日経新聞で、国債保有ならば資本増強をという記事が出ました。...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないので次の質問に入りたいと思いますが、一九八五年から一九九〇年というのはあの狂乱経済と言われたバブルの時期なんですが、そのときの消費者物価指数、特に全国、生鮮食料品を除く総合で結構ですので、八六年から八九年までのCPI、消費者物価指数の経緯をお教えください。
○藤巻健史君 この数字は、今お聞きすると、黒田日銀総裁が目標としている二%よりもはるかに低いわけですね。それで狂乱経済が起きたわけです。  昨日、国土交通省から公示価格が出まして、東京銀座の山野楽器前、一平米三千三百八十万円、上昇率一四・二%に及びます。バブルの九割の水準に戻っ...全文を見る
○藤巻健史君 当時の日銀総裁でした澄田総裁が辞められた後、日経BP社の「バブル」という本でこういうことをおっしゃっているんですね。  澄田さんの話ですよ。確かに八七年頃から東京の地価は二桁の上昇率を示し、株価もかなり速いペースで上昇してきました。それなのに、すぐに金利引上げを実...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、質問の前に、先ほど前川委員の方から先物市場、先物についてお話があったので、金融界に長くいた者として一つコメントをしておきたいなと思っているんですが。  先物市場ってやっぱり国民の皆さんに非常に危ないものだと...全文を見る
○藤巻健史君 私は出口を聞いているわけじゃなくて、テーパリングはできますかできませんか、イエス・オア・ノーを聞いているんですけれども、いかがでしょう。
○藤巻健史君 何度も申し上げますけれども、私はできるかできないかということだけ聞いておりますからね。もしテーパリングができないのであるならば、日本銀行は未来永劫に国債を買い続ける、要するにお金を垂れ流し続けますから、これは当然物すごいバブルになるし、物すごいハイパーインフレになっ...全文を見る
○藤巻健史君 今、黒田日銀総裁は、テーパリングは間違いなくできるとおっしゃいましたけれども、できるという、それは今買っているのが事実なんですから、どこかでやめなくちゃいけない。やめなければハイパーインフレ間違いないんですから、どこかでできるというお答えをしないと大変なことになると...全文を見る
○藤巻健史君 FRBは確かにテーパリングできましたよ。これは前にもちょっと申し上げたかもしれませんけれども、二つの条件があって、一つは、アメリカというのは財政状況が急速に良くなっている。すなわち、新発国債、要するに財政が赤字になっていないから新しい国債出てこないんですよ。だから、...全文を見る
○藤巻健史君 金利が下がるのはどうしてだといつも大臣はお聞きになりますけれども、金利が下がっているのは当たり前の話で、日銀様々なんですよ。日銀がいなくなったら、もう今頃金利何十%ですよ、きっと。これは当たり前の話で、誰かが、買手がいるから値段が上がるんで、買手いなくなったらどさっ...全文を見る
○藤巻健史君 私は極めて常識的なことを話しているつもりなんですが、じゃ、次に行きます。  次は、また黒田日銀総裁にお聞きしますけれども、私が現役の頃、二〇〇〇年前ですけれども、二〇〇〇年以前は日銀というのは長期国債を買っていませんでした。成長通貨として、要するに回収する必要のな...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと余計な話ですけど、イールドカーブを今非常にフラット化させていますけれども、これは一九七〇年のアメリカのFRBの金融政策と全く真逆の政策で、私はこれは間違いだと思いますが、今日はそういう質問もしていないんで、これしませんけれども。  資産規模、まさにバランス...全文を見る
○藤巻健史君 今日は議事録ができているはずですから、将来的にどういう政策を黒田日銀総裁が取ってくるのかと非常に興味を持って将来的に見てみたいと思いますが、あと二分しかないので、実は麻生大臣とハイパーインフレについてちょっと、いつもおっしゃるので議論したかったんですが、回答を聞いて...全文を見る
○藤巻健史君 最後の御回答はかなり満足のいく回答だったんですけれども、何はともあれ、VaRショックの可能性については……
○藤巻健史君 はい。  VaRショックの可能性については十分今後とも考慮していただければと思います。  どうもありがとうございました。
03月25日第189回国会 参議院 本会議 第9号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻健史です。  私は、維新の党を代表し、財務大臣に質問いたします。  細かい内容は今後の財政金融委員会でお聞きするとして、本日は税に関しての大きな問題についてお聞きしたいと思います。  国の累積赤字は昨年末で千三十兆円にも積み上がっています。一月二...全文を見る
○藤巻健史君(続) 量的緩和を継続させれば、バブルは更に大きくなり、ハイパーインフレ必至です。まさに国会審議を経ないハイパーインフレ税という大増税です。  株や不動産価格が順調に上昇するのは日本経済にとって望ましいことですが、単に喜んでいいのでしょうか。国の資金繰り倒産を回避す...全文を見る
○藤巻健史君(続) 財務大臣、是非お聞かせ願います。  ありがとうございました。(拍手)    〔国務大臣麻生太郎君登壇、拍手〕
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日は、経済、金融の話をしてから税法のお話、税務のお話をお聞きしようと思ったんですが、先ほど風間委員の方から、出国時の譲渡所得課税の特例について御質問がありましたので、私も質問通告最後でしておりますので、それについ...全文を見る
○藤巻健史君 今、大臣、三万八千九百四十円とか六十円とかおっしゃっていましたけれども、私の記憶によると三万八千九百十五円でございます、これは終値ベースですけれども。  あと、それに関して言いますと、バブルが崩壊した理由というのは、税金とかそういうものじゃなくて、あれは今から考え...全文を見る
○藤巻健史君 大臣はいつも、ハイパーインフレの話になるとブラジルで経験したとおっしゃるんですけど、日本でもハイパーインフレって昭和二十一年に起こっていますから。わざわざブラジルに行かなくても、大臣のお年だと日本で経験しているはずだと思うんですけど、まあそれは小さかったからお分かり...全文を見る
○藤巻健史君 非常に納得いくお答えで、まあこれ以上はあれなんですけれども。  私がちょっと申し上げたかったのは、ギリシャは確かにデフォルトする可能性があるんですよ、正直に言って、理論的に言って。なぜかというと、政府のお財布が空っぽになっちゃう。なぜかというと、ギリシャの中央銀行...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと先ほども申しましたけど、皆さん言うんですよ、アメリカも増税しているって。アメリカは増税しているといったって、十二億円以下の方は相続税ないんですから。それで、十二億円でも、何十億円か知りませんけど、その人たちが増税といったって、それはいいですよ、どうぞ勝手に増...全文を見る
○藤巻健史君 もしそう思われているのならば、贈与税、全廃したらいかがでしょうかね。ちょっと質問にないんですけど、何はともあれ、一部であっても経済的にいいんだったらば贈与税を全廃するというのはいかがでしょう。  私、アベノミクスの第三の矢の成長戦略とよく言われますけれども、八六年...全文を見る
○藤巻健史君 お聞きしていなかったですけれども、確かに、贈与税というのは相続税の補完税ですから、贈与税をなくせば、みんな贈与で渡しちゃって相続税を払う人がいなくなっちゃうので、やめるのであれば両方やめなくちゃいけないと思うんですが。相続税というのは一兆七千億円ですよね。これ、もし...全文を見る
○藤巻健史君 格差是正、これはちょっといつも申し上げるんですけど、セーフティーネットを提供するというのは絶対に必要で、これは国の最大の義務であると思うんですけど、格差是正を、どの程度解消するかというのはまた別な議論と思うんですね、私は。余り格差を是正をするとみんな働かなくなっちゃ...全文を見る
○藤巻健史君 今のお答え、非常に私も納得するところなんですけれども、私が考える最大の格差って世代間格差なんですよ。確かに、世代間格差というと、年金を、高齢者と今の若者との受取が少ないとか、そういうことをおっしゃる方が多いんですけれども、今の世代間格差とは何かというと、例えばこれだ...全文を見る
○藤巻健史君 それはもらってもいいんですけれども、もらったときにその価値があればということで、価値がなくなっている可能性は十分あるかなと私は思っておりますから。若しくは、ハイパーインフレになればそれは財産価値むちゃくちゃに下がっていますから、それはもう、額面百万円のものをもらった...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので、残りの質問は次回にしたいと思っております。  ありがとうございました。
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問の前に、今、大塚委員の方からのやり取りを聞いて幾つかコメントがあったので、先に幾つか申し上げておきたいんですが。  まず、大臣の御回答の中にジニ係数の話が出てきたんですけれども、ジニ係数というのはあくまでも相...全文を見る
○藤巻健史君 まあ回答は分かりますし、そう回答せざるを得ないんでしょうが、やはり財務省というよりは国全体として、余りにも私有財産権を妨害しているような事例についてはやっぱり国として考えるべきかなというふうに思っております。  次に、ちょっと大臣にお聞きしたいんですけれども、御自...全文を見る
○藤巻健史君 多くの方は税理士がやられていると思うんですけれども、やっぱり確定申告というのは私は自分自身でやるべきものだと思っていますし、それから、私自身は、源泉徴収をやめて、本来は他国のように全員が確定申告をするべきだと思っているんですね。要するに、そういうことによって税の使い...全文を見る
○藤巻健史君 相続税それから贈与税漏れを把握するためというお答えだったと思いますけれども、それならば、個人が持っている海外の不動産に対して、それは居住用じゃなくて賃貸用に対してなぜ時価評価をしなくてはいけないのかという質問をしたいんですね。  というのは、賃貸をしている人間にと...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私が聞いているのは、毎年報告するのは必要だということは分かりますけれども、それを何で減価償却残高後じゃいけないのか。要するに、毎年減価償却後を計算してそれを提出しているわけですよ。だから、それがなくなれば当然売却ということも分かるんですし、それ以上の情報をなぜ...全文を見る
○藤巻健史君 趣旨は分かりますが、私の申し上げたのは、まだまだ改善する道がある、必要ないものはきちんと、趣旨は分かりますけれども、その趣旨に沿って必要ないものはやっぱり軽減するということをお願いしたいと思います。  あと最後の一問になってしまうと思うんですけれども、日本では、全...全文を見る
○藤巻健史君 平均の方以下の人は一一%しか払わないということですね。  時間が来ましたので、このあとの質問はちょっと午後の関税の方で少し続けたいと思います。  ありがとうございました。
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  午前中にちょっと質問積み残してしまったので、最初にそれをちょっとお聞きしたいんですが、午前中の最後に、日本での日本人の勤労者の平均年収をお聞きし、四百十四万ということをお聞きし、それ以下の給与所得の人たちが源泉所得税の何%を負担しているかを...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、日本と余り変わらないということですか。
○藤巻健史君 分かりました。私の今までの認識とちょっと違ったので、後でまた分析したいと思うんですけれども。  実は私、三十年ほど前、イギリスに日本の銀行から赴任していまして、最初の三か月間だけ事務方の責任者をやったんですけれども、そのときの私の部下というのは中学卒の十六歳から十...全文を見る
○藤巻健史君 消費者への影響も考慮に入れるということは非常に重要、確かに私も重要なことだと思います。  国内生産者保護という観点に関して申し上げますと、先ほど長峯委員も、オーストラリア産牛肉が円安のせいで高くなっているということを質問され、おっしゃっておりましたけれども、もし国...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと頭が悪くて余り全部付いていけなかったので、また議事録を見ながら考えてみたいと思っておりますけれども。  次の質問で、ラウンドごとにいつも補助金を財務省は払うことになっているわけなんですから、通貨交渉においても、通貨交渉等で国際会議に慣れている財務省がもっと...全文を見る
○藤巻健史君 もっと前面に出ろということ。
○藤巻健史君 終わります。
03月31日第189回国会 参議院 本会議 第11号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻健史です。  維新の党を代表して、ただいま議題になりました所得税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  この法案では、税法に関し様々な細かい改正が行われていますが、財政に対する危機感が全く感じられません。  政府は...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず、質問の前に、前川委員の方から贈与税のお話がありまして、そのときの大臣のお答えの中で、贈与税の軽減というのは消費を喚起するためというふうにおっしゃっていたんですが、是非、そのほかにも、働く人のモチベーションを高めるということを付け加えて...全文を見る
○藤巻健史君 それなりに取り組んでいるという御回答でしたけれども、それなりにでは困るわけでして、非常に重要な問題だと思うんですね。  社会保障費、確かに三二・七%、私が今日ちょっとお配りした資料で、社会保障費三十一・五兆円、三二・七%なんですが、地方交付税十五・五兆円のうちの約...全文を見る
○藤巻健史君 理屈は本当にそうなんですけれども、ただ、今回の場合は、何度も申し上げていますように、出口があるか、インフレになったときに対策があるかというのが非常に重要であって、今の量的緩和では、私は、出口がない、コントロールできないんではないかというふうに思っています。  もう...全文を見る
○藤巻健史君 そのほかにも、特例国債法を、一年限りだったものを三年にするとか、要するに、実質国債引受けを日銀がしているとか、それから、これは日銀の話ですけれども、発行券ルールの一時停止とか、いろいろ先人の知恵を無視していますので、極めて私はハイパーインフレのリスクがあるかなという...全文を見る
04月13日第189回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  質問の前に、今、平木委員から質問聞いていてちょっと思ったんですが、金融庁に関してですけれども、金融庁いろいろ検査やっていますけれども、いずれ日銀の検査をしなくていいのかなと。確かに、金融政策に関しては日銀というのは独立性を担保されていますか...全文を見る
○藤巻健史君 そうしますと、更に国税庁にお聞きしたいんですが、配偶者と高校生二人の四人家族、それで、その平均年収に大体近いところの年収四百万円の方の手取りは幾らか。要するに、名目の収入から当然のことながら所得税と社会保険料が徴収されると思うんですが、それの残り、手取り収入は幾らに...全文を見る
○藤巻健史君 手取りが三百三十万円ということですね。  じゃ、次に厚労省にお聞きしたいんですが、生活保護を受けている方、やっぱり同じように五十代の夫婦、五十代の夫婦ですから、配偶者と高校生の子供二人、先ほどの例と同じ条件ですけれども、その四人家族の生活扶助と住宅補助と高等学校就...全文を見る
○藤巻健史君 生活収入がないということだと月額二十八万三千三百二十円ですね、掛ける十二というと、ちょっと計算機ないのであれですけど、まあ三百四十万とかそこらぐらいになると思うんですが、先ほど国税庁からお聞きした平均年収の方の手取り三百三十万円、生活保護を受けている方が約三百四十万...全文を見る
○藤巻健史君 磯崎委員が生活保護の質問のときに、生活保護の見直しをしているとおっしゃっていましたけれども、生活保護の見直しをして生活保護の受給を受けている方と勤労者、民間の平均の手取りが同じというのは、これは一般のレベルを考えてそういうふうに決まっているとはどう考えても思えないん...全文を見る
○藤巻健史君 しかし、手取り三百四十万の生活保護者の方がやっていけないんだったらば、働いている人、名目四百万円をもらっている方、手取り三百三十万、それより低いわけですから、平均の方はそれこそやっていられないということになっちゃうんですけれども、いかがでしょう。
○藤巻健史君 そうはいっても余りにも、平均給与所得者と生活保護を受けている方がほとんど収入の差がない、確かにいろいろ地域を考えれば別なのかもしれないですけれども、余りにも差がなさ過ぎると思うんですよね。これじゃ別に働いても働かなくても同じじゃないかと。逆に言うと、働いた方が割を食...全文を見る
○藤巻健史君 そうすると、先ほど平均給料の方、大体手取り三百三十万、東京都三鷹市の同じような状況の方は生活保護だと三百四十万もらった上に、より多くの手取りをもらった上に、それ以上にいろいろなメリットがあるわけですね。これは、ますます働かなくて生活保護をもらった方がいいわけで、働く...全文を見る
○藤巻健史君 平均給与、平均収入四百十四万円の方も資産がゼロの方もいらっしゃると思うんですけれども、そういう方はどうなんですか。
○藤巻健史君 ちょっとお答えに関係するんですけれども、先ほど磯崎委員の質問の中に、働く能力があるのに働かないという方がいらっしゃるという話も随分出てきたと思うんですけど、生活保護者に対して就労支援をしているという話をしたんですけれども、やっていると。  もし必要であれば、働ける...全文を見る
○藤巻健史君 働ける人が働いていないで生活扶助を与えてというのはどうも腑に落ちませんで、やっぱりそういう方には、仕事を見付けて働く気になったら援助金を与える、働かなきゃ余り渡さないというのが本来あるべき姿じゃないかなと思うので、逆行しているんじゃないかと思います。  まあ、それ...全文を見る
○藤巻健史君 まさにおっしゃるとおりだと思うんですけど、これに関して一つだけ最後に厚労大臣にお聞きしたいんですけれども。  今みたいなことを考えると、先ほど磯崎委員の方からジェネリックの質問がありましたけど、回答として二十六年度で六一%だということなんですが、これは生活保護を受...全文を見る
○藤巻健史君 時間がなくなりますのでこの問題はこれぐらいにしまして、次に医療の方についてお聞きしたいんですけれども、これ、厚労省の担当者にお聞きしたいんですが、高知県、山口県、埼玉県、千葉県の人口当たりの病床数と医師数を教えていただきたいと思います。
○藤巻健史君 これはなぜお聞きしたかというと、資料をお配りしたとおり、二〇一四年八月十九日付けの読売新聞に出ていて、これ見ていると、どう考えても西日本の一人当たり医療費平均額、高いわけですよ。それで、この新聞によりますと高知が一番で千葉が一番低かったということなんですけど、これ、...全文を見る
○藤巻健史君 西高東低ということですけれども、考え方によると、逆に言うと、西日本の方で今大臣が病床が多いというふうにおっしゃっていましたけど、別に無駄な病床があればそれを埋めようとして無駄にお金を使ってしまう、患者を入れてしまうということもあると思いますので、きちんと、無駄遣いを...全文を見る
○藤巻健史君 一人当たり人工透析で五百万円も掛かるような患者さんがどんどん増えていくと、これは大変なことになっちゃうと思うんですよね。一応、イギリスでは、ドイツだったかな、ある年齢以上の方は健康保険ではもう人工透析をさせないというような仕組みに変わっていると聞いておりますけれども...全文を見る
04月15日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。どうもありがとうございました。  皆さんにお聞きしたいんですが、時間がないので今日は高橋先生だけちょっと三問質問させていただきたいんですが、前も、昔から私、高橋先生とは財政に対する危機感が全く違うなと思って聞いていたんですが、今日聞いても全然違...全文を見る
○藤巻健史君 もう時間ないので、二つだけちょっとコメントしたいんですけど。  日銀のオペレーション、起こらないようにオペレーションをするとおっしゃいましたけれども、私はそれがゆえに、心配だがゆえに黒田日銀総裁に方法を聞いているんですけれども、時期尚早ということでちっとも教えてく...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございます。
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。  先ほど、前川委員の方から、量的緩和がどういうことで景気にいいのかという質問に対して、岩田副総裁が大分難し過ぎたので、代わりに私がお答えいたしますけれども、前川さんいらっしゃらないんですが。  まず、いろんな経路があり...全文を見る
○藤巻健史君 二〇一一年六月に出口戦略を出して、総裁がおっしゃったように二〇一四年の九月に第二弾の出口戦略を出しましたけれども、これは事態が変わっていて、最初の出口戦略というのは利上げは最初にやるという話だったんですよ。ごめんなさい、バランスシートを縮めるというのが最初の出口戦略...全文を見る
○藤巻健史君 やはりまさに、やらせてほしいとおっしゃっていただかないと責任感ある立場だとは思えませんので、是非よろしくお願いしたいと思います。  それから、次に、出口戦略、まだ時期尚早とおっしゃっていますけど、ちまたではもうかなり議論されているわけですよ。この前も、例えば日銀に...全文を見る
○藤巻健史君 先ほど私の質問に関して、過剰準備を準備預金化するというのを、もしそんなことをやったら日本中の銀行はばたばたと倒産してしまうと思います。  ですから、いろいろ黒田日銀総裁が時期尚早だというお話をされていますけれども、ちまたではいろんな方法を考えられて、一つとしてまと...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと質問残りましたけれども、時間が参りましたので、ここで終わりにします。
04月27日第189回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○藤巻健史君 参考人の皆様、どうもありがとうございました。  まず、平井参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど有田委員の質問で北朝鮮の体制崩壊は政治的にはないというのは大体分かりましたけれども、経済的に崩壊する可能性がないのかどうかをまずお聞きしたいと思います。  あと、...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていますと、せざるを得なくてデノミをやったんだろうと思うんですけれども、それ失敗したと。それは、当然の帰着として通貨が低迷するということがあって、そのとおりに事態が進んでいるのかなと思うんですけれども、今お聞きすると、まさにそういう状況では中国に頼らざるを...全文を見る
○藤巻健史君 次に、ちょっと関連質問で平岩参考人にお聞きしたいんですけれども、今、平井参考人からもお聞きしましたけど、中国が助けているということで、中国にとって北朝鮮が政治的にか経済的にか崩壊した場合のダメージというのはかなり大きいんでしょうか、それとも大したことないということな...全文を見る
○藤巻健史君 ついでですけれども、北朝鮮が体制崩壊した場合、日本への影響というのはどういうふうにお考えになっていますか。
○藤巻健史君 次に、ちょっと西岡参考人にお聞きしたいんですけれども、国連総会で北朝鮮人権問題が取り上げられ、金正恩を国際刑事裁判所に刑事訴追する動きが出たというふうにありますけれども、これ有罪になると、どの程度彼にとってはダメージなんですか。なぜ最優先で防止せよというふうに言って...全文を見る
○藤巻健史君 西岡参考人にまたお聞きしたいんですが、金正恩が全員を帰すと言えばいいというふうにおっしゃっておりましたけれども、なぜ彼はそういう決断をしないのか。それに関連して、先ほど有田委員の方から、体制崩壊のときに証拠隠滅で被害者の方の生命がちょっと危ないんじゃないかというお話...全文を見る
○藤巻健史君 もし、そういう先生のおっしゃったようなことであるならば、そういう障害を一つ一つ、方法、私は分かりませんけれども、潰していくのが一番有効な帰っていただける方法じゃないかなと思うんです。例えば、工作員が日本に入り込んでいるというんだったらそれをまず帰しちゃうとか、ちょっ...全文を見る
○藤巻健史君 政府として、それを何か一生懸命、裏でもいいですから、助けてあげる、何かうまく北朝鮮がそういう地盤整備ができるように助けてあげるということは考えられませんですかね。
○藤巻健史君 ありがとうございました。
05月11日第189回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  第一京浜、第二京浜、甲州街道、青梅街道、都内ですけれども、この道路に関して、道路の拡張計画が昭和二十一年に計画決定されているわけですね。先ほど大臣が三十年代のインフラに関しては設計図がもう見当たらないのもあるとおっしゃっていましたけれども、...全文を見る
○藤巻健史君 それを聞いて少し安心いたしましたけれども、一年間では一キロも事業決定されていないということで、このままほっておかれますと百年も二百年も計画決定がされて事業決定が成立しない、行われないというふうになるんじゃないかという懸念があったわけですね。  これ、何を心配してい...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、三百年も五百年もそのままほっておいていいんじゃないですか。それでも私有財産権を侵害しないとおっしゃるんでしょう。この辺についてちょっと大臣に所感をお聞きしたいと思います。
○藤巻健史君 見直していただくという非常に前向きな答弁をいただきましたけれども、もし前向きにしてそのままほっておくのであるならば、やはり正当なる補償をするべきだと私は思っております。  以上です。ありがとうございました。
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず最初に、先ほどの大塚耕平委員のコメントに対するコメントを申し上げたいんですが、岩田日銀副総裁の身の処し方について大塚さんがおっしゃっていましたけれども、私、あれを聞いていて、きっと一番内心ほっとしたのが黒田日銀総裁じゃないかと思ったんで...全文を見る
○藤巻健史君 黒田日銀総裁の件に対しては、確かに言い過ぎたことがあると思いますので、これは謝罪いたします。ただ、彼がいるときにもう一回お聞きしたいなとは思っております。  今の危機対応の件に関してですけれども、危機対応をするということは当然コストは掛かるわけで、例えば自動車であ...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私が申し上げたいのは、別に国営の組織じゃなくてもちゃんと危機は乗り越えたじゃないかという話をしたわけでございまして、国営の組織を持つということは極めて大きいコストが私はあると思っている、これは後で申し上げますけれども、だからこそ民営化を進めるべきだと私は思って...全文を見る
○藤巻健史君 危機対応に関してどっちがいいかといえば、それは国営金融機関があった方がいいのかもしれませんけれども、それを持つということに対するコストも極めて大きいことだと思うんですね。ですから、リターンばっかり考えていればそれはいいかもしれませんけど、コストが何があるかということ...全文を見る
○藤巻健史君 時間があれば幾らでもそれを反論するんですけれども、残念ながら時間がないのであれですが、最後に一言だけ申し上げますと、デフレになったのは、円高になって、円高というのは市場原理が働いてないからそういうふうになって、社会主義だったからそうなったと私は思っております。一応、...全文を見る
05月13日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず、菅原財務副大臣に一問、そして黒田日銀総裁に二問お聞きして、それでも時間があったらまた続けたいと思います。  まず、菅原財務副大臣にですが、いただいた資料の一般会計予算、今年度のですね、歳出の中に占める社会保障費が三二・七%ということ...全文を見る
○藤巻健史君 余り時間がなくなったので簡単な御回答で結構ですけれども、今、今年度で百五十三兆円の国債発行に対して日銀が百十兆円買っているわけで、だからこそ金利が低いと思うんですが、七〇%もの国債を買っている日銀がいなくなったときの影響というのは極めて大きいと思うんですね。  一...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。  終わります。
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  今年度は所得税の最高税率が上がりまして、所得税と住民税合わせたのが五五%になりましたけれども、昨年度までは所得税と住民税合わせて最高税率五〇%だったと思います。それは、千八百万円以上で五〇%に達したと思うんですけれども、ちょっと他国と比べた...全文を見る
○藤巻健史君 最初の数字というのは単身者という数字だったので、きっと既婚者はもうちょっと低いのかなと私は思うんですが、意外と私が思っていたよりは高く取られているなと思ったんですが。  これをお聞きした理由というのは、私、米国の銀行におりましたから、見ていると非常に羨ましいんです...全文を見る
○藤巻健史君 まあ結論のところで同じなので、麻生節の議論は必要はありませんけれども。  次に、この前の財政金融委員会のときにもリスクマネーの導入ということが結構話題になって、政投銀のときにリスクマネーの導入ということも話題になっていましたけれども、リスクマネーというのは、所詮は...全文を見る
○藤巻健史君 大臣のおっしゃった後半部分は私は全くアグリーでございまして、質問の趣旨もそれと同じで、相続税はなくてもいいんじゃないかという方の議論なんですけれども。実際、ピケティに関しても、私は雑誌に「ピケティにもの申す」という雑文を書きましたくらいで。  一番いけないのはやっ...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。  これ以降は次回にしたいと思いますけれども、西田議員のおっしゃったように、課税最低限を引き下げるということは極めて重要かな、所得税を上げたい場合には、というふうに思います。  以上です。
05月19日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  先ほど、大久保理事の方から大分質問があって、その質問と用意していた質問が大分ダブっていまして、回答を大分聞きましたので、御回答を聞きましたので、まだ聞き足りないところをちょっと中心にお聞きしたいなと思っております。  まず、これはちょっと...全文を見る
○藤巻健史君 大臣にちょっとお聞きしたいんですけど。
○藤巻健史君 いや、私は金融大臣にお聞きしているわけであって、突然そういう情報が出てきて大丈夫かなと私は懸念するのでお聞きしているわけなんですけど、金融大臣としてお答えください。
○藤巻健史君 いや、私は市場に無駄な混乱を与えないがために早めに話しておいた方がいいんじゃないかと思ってお聞きした次第です。  次に、先ほどちょっと大久保委員の質疑を聞いていて感じたんですけれども、やはりイールドカーブについて考えなくちゃいけないなと、確かに、大久保委員との質疑...全文を見る
○藤巻健史君 二〇一三年度、金融庁は地銀の国債保有リスクを集中点検したと思っているんですけれども、今の残高を聞いて、このときの検査結果をどう総括するのか、そして、ちょっと二〇一五年三月期の結果は聞いていませんでしたけれども、その金融庁の総括を聞いて地銀が改善をしているのかどうか、...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっとあと四分しかないので何を先に聞いていいか分からないんですけれども、ちょっと先に、じゃ財務大臣、これに関しての質問はちょっと後でもう一回したいと思いますが、財務大臣にお聞きしたいんですが、地銀で国債保有が一〇%台、国債保有が一〇%前半ということなんですけれども...全文を見る
○藤巻健史君 いや、私は日銀の金融政策については独立すべきだと思っています。ただ、独立すべきなのは金融政策の独立性であって、経営に関してはやはり国が関与しなくてはいけないんじゃないか。なぜならば、ひょっとすると予算措置が起こって国が損失を税金で補填しなくてはいけないかもしれないの...全文を見る
○藤巻健史君 日銀の準備金は、私の記憶によりますと六兆円ちょっとだったと思うんです。まあ今年なんかは積み増すということですけれども、六兆円ちょっとだったと思いますので、赤字になればそんな準備金はすぐ枯渇してしまうのではないかなと思います。  もう一つ、日銀が国債に対して簿価会計...全文を見る
05月20日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  私は、この二十数年来の日本経済の低迷は、過剰なる円高、実力以上の円高だったと思うんですね。それを解消するということが日本の経済再生になると常々思っておりました。もし金融政策を取るのであるならば、伝統的金融政策に固着するべき、すなわち金利の上...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  最初にちょっとコメントをさせていただきたいんですけど、午前中の最後に西田議員の方から、中長期財政再建の計画には税制弾性値の見直し、一・〇をもうちょっと一・三とか一・五にした方がいいんじゃないかという御提案があったんですが、それを聞きましてち...全文を見る
○藤巻健史君 次にお聞きしたいことは、前々回の財政金融委員会で財務省の方から、お渡しした表一のような資料をいただいているわけですが、これ要するに、所得税を払っていない人は当然いるわけですけれども、所得税を払っている人のうちの八〇%は限界税率一〇%以下ということで、一方、高額所得者...全文を見る
○藤巻健史君 低所得者層への課税強化をしろと言っているよりも、しないと財政がもたないんじゃないかという話をしているわけで、まさか高所得者層、二千万円の収入のところで三千万円の税金取るわけにいかないですから、最大二千万円しか取れないわけで、それじゃやっぱり国の財政はもたない。そうす...全文を見る
○藤巻健史君 客観的に見て、消費税が上げられない、もう一〇%以上は上げられないとなると、所得税も物理的に無理だとなると、残るのはやっぱりインフレタックスしかないのかなと。量的緩和というのは、インフレにして実質的に国の財政負担を軽くしているというふうに私は考えざるを得ないと思うんで...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので質問はこれで終わりにしますけど、あとは担当者宛ての質問なので、後で部屋にでもいつか来ていただいて、教えていただければと思います。  ありがとうございました。
05月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  質問をたくさん用意したんですが、きっと終わらないと思いますので、終わらない部分は次回以降にさせていただこうと思っております。  麻生大臣がしばしばおっしゃいますし、今日、大久保委員からも最初に発言がございましたけれども、金融庁が金融処分庁...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしても、やっぱりプロ向けはもうほとんど何にも規制なし、プロのみの販売はなしということで今後お考えいただければと思います。  時間がないので、ちょっと二番目の質問については感想のみで、質問じゃなくて、三番目に移りたいんですが。  二番目、先ほど若林委員の質...全文を見る
○藤巻健史君 両方お聞かせください。
○藤巻健史君 デリバティブに関しては、私は極めて重要だと思っていますし、それは金融業にとっても重要ですし、それから個人にとっても重要だと思っているんですね。  特に私が実際感じていることというのは、オプションの売り、要するに金融機関の売り、個人の買いについては、これかなり金融機...全文を見る
○藤巻健史君 時間がなくなったので、残りの質問は次回に回したいと思いますが、今、個別株のオプション取引が他国に比べて低調だとおっしゃっていましたけれども、アメリカに比べて極めて低調ですから、その辺はもうちょっと考えていただいて、デリバティブをどうやって、まさに金融応援庁、金融支援...全文を見る
05月28日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  河合参考人に一問、それから伊藤参考人に三問ちょっとお聞かせいただきたいんですが。  河合参考人への質問ですが、先ほど大塚委員の質疑で、出資比率に関して、日本が参加すれば二五%以下に抑えられるというお話だったんですが、伊藤参考人のこのIMF...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
06月16日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  今の大塚委員の量的緩和の出口のところで、超過準備、今〇・一%ですけれども、それへの付利の利上げ、これは選択肢の一つだというふうにお答えになりましたけれども、これは当然のことながらFRBがやっているシナリオですし、民間で議論されているメーンシ...全文を見る
○藤巻健史君 アメリカのFRBは、出口戦略を二〇一一年の六月に発表して、二〇一三年の十二月にテーパリングを開始したわけですね。要するに、テーパリングを始める二年半前に出口戦略を発表しているわけですよ。  黒田総裁はいつもアメリカが参考になるとおっしゃっていますけれども、そういう...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、FRBは二〇一四年の九月に出口戦略変えましたですよね、元々バランスシートを縮めるという方向から、逆に超過準備に付利の利上げをするというふうに変えましたけれども、申し上げたいことは、そんなにすぐやらないで最初から何年も、出口戦略は一回修正したかもしれないけれど...全文を見る
○藤巻健史君 総裁、今そうおっしゃいましたけど、この総裁が書かれた本には、いずれにせよ、かなりの人民元安になっていることは確かであり、これが中国の輸出の急増と高度成長の原動力になっていることは明らかだ、つまり、人民元安の下で、輸出が直接的に成長率を引き上げるだけでなく、強い価格競...全文を見る
○藤巻健史君 一九八五年から九〇年というのは狂乱経済と言われたバブル経済だったんですけれども、あのときって物すごくドル・円が動いたんですよね。八四年末が二百五十円ぐらいかな、その次、八五年が二百円、その次の末が百六十円、そして百二十二円と、毎年毎年四十円ずつぐらい、三年間で百三十...全文を見る
○藤巻健史君 また、この「元切り上げ」の本を参照いたしますと、黒田総裁は、あのバブルのときに金融を引き締めるべきだったけれども遅れちゃったと書いてあるわけです。  今みたいに、こんなに量的緩和、あのときも物すごい金融緩和をしていた。今も量的緩和で物すごい金融緩和をしている。そう...全文を見る
○藤巻健史君 バブルのときは、金利引上げというブレーキがあったんですね。ところが、先ほど来議論していますように、ブレーキがあるのかどうか分からない、利上げができないんじゃないか。要するに、先ほど風間委員なり大塚委員等が御質問しましたように、付利を、金利を上げていくという、超過準備...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  ギリシャが今デフォルト、債務不履行の危険があるということで世界中の注目を集めています。東京時間今晩にも緊急ユーロ圏首脳会議が開かれてギリシャに最後通告をするかもしれない、ひょっとするとデフォルトになってしまうかもし...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、財政の数字、例えば対GDP債務残高は二〇一四年度現在でギリシャが一七四%に対し日本は二三二%、そして、今議論しているプライマリーバランスなんですけれども、ギリシャでプライマリーバランスを一%黒字にするか否かということでもめているわけですけれども、日本の場合は二...全文を見る
○藤巻健史君 それでは、日銀にお聞きしたいんですけれども、次のパネルをお願いしたいんですが、これ、いかに日銀が最近発行された国債を買い取っているかという表なんですが、十年債、三百三十六回債、二兆四千億国が発行しているうちに、五月二十九日現在で日銀は一兆六千億も買っているんですよ。...全文を見る
○藤巻健史君 一九二三年、ドイツでハイパーインフレが起こったんですけれども、これは、ハイパーインフレが起こった理由というのは、賠償金の支払若しくは戦費の調達のために国債を大量発行したがゆえにハイパーインフレになった。これは明らかに財政ファイナンスをしたからハイパーインフレになった...全文を見る
○藤巻健史君 昨年二月七日の日経新聞のマーケット欄に、あらかじめ日銀の買入れに応札することを見越した入札が新発債の需要を支えている面は大きいと書かれているわけです。要するに、日銀が買わなかったら誰も買わないんですよね。すなわち、最終的にはこれは、日銀がマーケットの参加者に中間マー...全文を見る
○藤巻健史君 量的緩和、国債を買い取ったのは日銀の責任だとおっしゃいましたけれども、アベノミクスの第一の矢は量的緩和なんですよ。これは、国債買わないでどうやって量的緩和をやるか、これは打ち出の小づちじゃないんですから、やっぱり当然、量的緩和というのがぼんと出たら、国債以外方法はな...全文を見る
○藤巻健史君 為替を操作するために金融政策を使わないとおっしゃいましたけれども、為替が動き始めたら金融政策を使わなくちゃいけなくなるんですよ。円安が進んだときに、円が暴落し始めたときにどうやって円安を防止するか、その方法を持っているのかと私は聞いているんです。  ちょっと六、見...全文を見る
○藤巻健史君 はい。  私は、ブレーキがないと思いますし、アクセルを戻すこともできないし、エンジンブレーキも利かない、だから怖いなと思っていますので、是非早めに出口戦略を発表していただきたいと思います。  以上です。
06月30日第189回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  まず、エネルギー消費の推移ですけれども、最近、運輸そして産業が減少して建築物が上昇しているということなんですが、これはひとえに景気のせいではないかなという気がしないでもないんですが、いかがでしょうか。すなわち、この二十年間、日本の名目GDP...全文を見る
○藤巻健史君 次の問題、ちょっと法律の根本的な、思想的な問題なので、最後に、担当者の後に大臣にも一言お聞きしたいんですけれども。  先ほど来、規制は痛みを伴うという御回答が何度かありましたですけれども、私は個人的には規制って大嫌いで、可能な限り市場に任せるべきだと思っているんで...全文を見る
○藤巻健史君 もし大臣何か一言あれば、お聞きしたいんですが。
○藤巻健史君 先ほどの御回答で、このままではエネルギー消費に限界があって、何年先にはどうのとおっしゃっていましたけれども、それはエネルギー価格が一定であるという前提ではないかと私は思うんですよね。これは個人的なマーケットの見方で、私は、今後、原油も上がってくるし、円安もかなり進む...全文を見る
○藤巻健史君 私もその点が一番重要じゃないかと思っておりまして、努力だけじゃなくて、もし規制をするなら、ここを努力じゃなくてもっと規制しちゃってもいいんじゃないかなというふうに思っております。  最後の質問ですけれども、容積率の特例という話がありましたけれども、先ほど聞いていま...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
08月03日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  今までの衆議院の議論、そして参議院の議論を聞いておりまして、日本を取り巻く安保環境が急速に劣化しているという事実は国民の皆様共有の認識だと私は思っております。  そして、その日本の平和を、日本は平和を七十年、戦後ずっと平和を享受してきたわ...全文を見る
○藤巻健史君 対案を出さないということは、現在の厳しい安保環境でも大丈夫だという理解になってしまうと思います。私どもは、やはり日本近隣の安保環境は極めて劣化しているという事実に基づき対案を出させていただいたわけなので、是非真摯に御検討いただければというふうに思っております。  ...全文を見る
○藤巻健史君 中国は一・三%ということでしたけれども、五年ぐらい前でしたか、GDP、中国に抜かれて三番目になったと大騒ぎしましたけれども、その後、中国はGDP、名目GDP、非常に拡大していまして、今や二・二倍でございますので、対GDP比、日本よりも多いということであれば、中国の総...全文を見る
○藤巻健史君 先ほども申しましたように、今や米国だけに頼るわけにもいかず、それから弾道ミサイルの開発が、今大臣がおっしゃったようなことを含めまして考えますと、やはり日米でチームをつくって日本の防衛を図らなくてはいけないということだと思うんですが、チームワークをということになります...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと私の聞き間違いかもしれないんですが、中谷大臣のコメントで一つちょっと気になることがありましたのでコメントさせていただきますけれども、米国に対するミサイル攻撃に対して自衛隊がどうこうするということを我が維新案では考えておりません。我が維新案、衆議院で提出した対...全文を見る
○藤巻健史君 今までの議論、討論を通じまして、やはり我が党は、日本近海の安保環境は極めて劣化していて、アメリカとのチームワークは極めて重要であり、現状の安保体制で不備な部分を早急に改正しなくてはいけないというところまでは極めて一致しているということを再確認させていただきました。 ...全文を見る
○藤巻健史君 資金量的には幾らぐらいなんでしょうか。
○藤巻健史君 アブダビとの関係が非常に良好であるということは認識できたと思います。  次に、宮沢経産大臣にお聞きしたいんですけれども、今日、この地図を持ってまいりました。宮沢大臣、小学校のとき地理クラブでしたので、わざわざ地図も必要ないかと思うんですけれども。  私、余計な話...全文を見る
○藤巻健史君 大臣の答弁聞いておりますと、大変な影響があるということは分かるんですが、総理のおっしゃる国民の生命、自由及び幸福の追求が根底から覆されるかと言われると、極めて疑問に思うんですね。  ですから、それはやっぱり立法事実にならないのではないか。ホルムズの機雷掃海というの...全文を見る
○藤巻健史君 今おっしゃったプロジェクトを進める方が、憲法違反か否かの議論を押し切ってまで法律を作る理由はないんではないか。立法事実を超えて立法いたしますと余分な自衛権発動の危険が生じます。そこが歯止めが利かないと国民が思っているところではないかと思いますので、その辺を十分に考え...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  最初にちょっとコメントですけど、今日のこの質疑、非常に興味深く聞いておりましたんですが、黒田日銀総裁にいつも異次元の量的緩和からの出口を聞きますと時期尚早というふうにしかお答えにならないんですけれども、今日の風間委員の質問に対して岩田副総裁...全文を見る
○藤巻健史君 それでは質問通告してあるものに行きたいと思うんですけれども、黒田日銀総裁がオフレコでしゃべったのにかかわらずマスコミが嗅ぎ付けて載っけてしまってかなり大きいニュースになった、あのバーゼル銀行監督委員会での銀行の国債保有規制の話、これは進展があったかどうかということを...全文を見る
○藤巻健史君 二案のうちの最初の案になるとかなりダメージが大きいかなと思いますので、その辺は金融庁も十分に気を付けていただければというふうに思います。  次に内閣府にお聞きしたいんですけれども、六月三十日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針、これで中長期的に実質GDPが...全文を見る
○藤巻健史君 必ずしも一%ではないけれども大体一%というふうに理解いたしました。  次に、さらに内閣府にお聞きしたいんですけれども、実質GDP成長率二%というふうに仮定を持っていらっしゃいますけれども、日本の潜在成長率というのは大体今一%と言われています。ちょっと今ひょっと思い...全文を見る
○藤巻健史君 今のお話を聞いていますと、アベノミクスの第三の矢でアメリカの二倍に相当する生産性を確保できる、それほどのすばらしい第三の矢が出てくるというふうに理解いたしました。  次の質問は、今お聞きしましたように、中長期的には実質GDP二%、そしてGDPデフレーターおおよそ一...全文を見る
○藤巻健史君 実は、内閣府がこの前出した、これ、名目長期金利という、先ほどの資料の中に、二〇一六年一・四、二〇一七、一・九、二〇一八、二・七、二〇一九、三・四%。これは、現状〇・四というのを見ると、これ十年金利だと思うんですけれども、内閣府はこれを想定しているとは思うんですが、本...全文を見る
○藤巻健史君 バーゼル委員会の規制、それから長期金利が上がってくるということを踏まえて、是非、金融庁にはきちんと中小金融機関のアセット・ライアビリティー・マネジメントを監督していただきたいと思います。  本当ですと、質問通告にないんですが、こういうふうに長期金利が上がってきたと...全文を見る
08月31日第189回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  山谷大臣は拉致というのを北朝鮮による国家的犯罪というふうに捉えられていらっしゃるようで、また、答弁にもそのようにお答えになっていますけれども、他国に無断で入ってきてその国民を拉致していくというのは、まさに我が国の存立が脅かされ、国民の生命、...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、万が一再開されてしまうような事態が起きた場合には、警察のみで対処するという理解でよろしいんでしょうか。
○藤巻健史君 それでいいのかなという気がしないでもないんですけれども、次に行きたいと思います。  先ほど、白理事からの質問にも関連するんですけれども、山谷大臣が先ほどの、最初の冒頭に、五月にワシントン、ニューヨークに出張されたという御報告をされまして、アメリカに協力を求め、そし...全文を見る
○藤巻健史君 岸田大臣のお話はよく分かるんですけれども、最初の山谷大臣の、ちょっと聞きそびれてしまったんですけれども、国の中に韓国とタイは入っていたんでしょうか。先ほど、名前を随分読み上げていただきましたけれども、韓国とタイは入っていたのかどうか、ちょっと聞き漏らしてしまったんで...全文を見る
○藤巻健史君 タイはどうですか。
○藤巻健史君 今の御回答を聞いたら、やっぱりちょっとまだタイとか韓国との共同作戦がワークしていないのではないかなという印象を受けますので、是非共同してやっていただければと思います。  次に、これ拉致問題というと、もしこれがアメリカですと、特殊部隊を派遣してでも救出しようという過...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございます。明快になりました。  次に、先日、富士総合火力演習を拝見いたしまして、自衛隊の能力の高さ、尊敬いたしました。また、信頼も置けるなというふうに思ったんですけれども、ただ、半島有事の場合、一番怖いのは、北朝鮮の特殊部隊が日本に入ってきて国内テロを...全文を見る
○藤巻健史君 先日の富士総合火力演習を見ても、通常兵器での防衛力というのはかなり信頼してもいいのかなと思うんですけれども、単なる主観かもしれませんけれども、北朝鮮の特殊部隊と比べて、対処を自衛隊ができるのかどうか、その辺が非常に素人としては恐怖感を持っておりますので、その辺は是非...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
09月10日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほどの大久保議員の質問に対して、黒田日銀総裁は、消費者物価指数は二〇一六年度前半に達成されるだろうとおっしゃったわけです。ところが、七月二十二日に内閣府が発表した中長期の経済財政に関する試算、これは非常に重要な試...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。  何はともあれ、日銀と内閣府の消費者物価指数の予想はほぼ一致しているというふうにまずおっしゃったわけですね。  じゃ、次にお伺いしますけれども、次に日銀総裁にお聞きいたします。  その前に、先ほどのやっぱり大久保議員へのマイナス金利政策について...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、経済再生ケースでいえば、二〇一七年には異次元の量的緩和はやめるというふうにお聞きいたしました。  そこでお聞きしたいんですけれども、今、今年は日銀というのはかなりの国債を買っているわけです。今年、国債、新発債とロールオーバー債、借換債百五十二・六兆円...全文を見る
○藤巻健史君 相当な幅があると考えれば、一・九%が一九%ぐらいまで行くという可能性があるということは十分考えておいた方がよろしいんじゃないかと思うんですけれども。まさに机上の計算でしかない、机上の学問でしかない、実務を知らないなと私は思うんですけれども。  一九九八年十二月に資...全文を見る
○藤巻健史君 消費者物価指数二%に達したときにどうなるかということに対するシミュレーションがなされていないような気がしないでもないんですが。  最後の質問として、内閣府のもう一つのケース、ベースラインケースだと、これ逆に言いますと、一回だけ消費者物価指数が二〇一七年に二・五%で...全文を見る
○藤巻健史君 ありがとうございました。  でも、ただ、一・二%というのは仮定じゃなくて内閣府の予想だと思いますけど。  終わります。
09月11日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まずは、この度の災害に遭われました皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  さて、日本を取り巻く安全保障環境ですけれども、これは極めて厳しい状況になっていると認識しております。一方、防衛の方ですけれど...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、七十年間日本が安全であったというのは、当然平和憲法もそうですけれども、それと同時に日米安保が貢献したんだと思います。ですから、平和憲法を守りつつ、かつ安保同盟の不備な部分を改正するというのが正しい方向ではないかと私は思っております。  次に、総理にお聞きし...全文を見る
○藤巻健史君 総理のお答えをお聞きしていますと、新三要件に当てはまれば、米国が攻撃されたときも自衛隊が武力行使をする可能性があるということは理解いたしました。  それでは、維新の党の見解はいかがでしょうか。
○藤巻健史君 政府案ですと、新三要件さえ満たされれば米国が攻撃されたときでも自衛権が、武力行使ができるようになる、そういうふうにも解釈できるわけですけれども、そうなると、国民の皆さんは日本がどこまで軍事的、軍事行動に参画するのかよく分からないわけですよね。ところが、維新の党の対案...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、日本を守っている米軍が地球の裏側まで行くなんという可能性は極めて小さいと思いますので、小野議員の回答には極めて納得するものがあると思います。  次に、前回私がこの委員会で質問に立ったとき、私は政府に対して、アブダビからフジャイラまでのパイプラインが通ってい...全文を見る
○藤巻健史君 立法する喫緊の課題でもなく、すなわち、立法事実がないのに法律を作りますと余分な自衛権発動の危険が生じると、そこがやっぱり国民の皆さんが不安を感じているところではないかと思うんですが、そういうふうに立法事実がないと思われるホルムズ海峡の掃海のことは忘れたらいかがかと思...全文を見る
○藤巻健史君 次の質問なんですけれども、最後の質問ですが、この委員会をずっと聞いていますと、やはり個別自衛権かそれとも集団的自衛権かがずっと議論をしているわけですね。集団的自衛権は違憲だけれども個別的自衛権は合憲であるという議論をしているんですが、冒頭申し上げましたように、日本と...全文を見る
12月10日第189回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  ヨーロッパではシリア難民がかなり大きい混乱を招いていると思います。万が一、北朝鮮が崩壊するようなことがあれば、百万単位の難民が押し寄せるかなというふうに危惧するわけなんですけれども、そうなった場合の対応策を...全文を見る
○藤巻健史君 今の大臣の御回答ですと、公表はできないけれども、少なくとも邦人の安全対策はきちんと考えていると。それはそうだと思うんですけれども、難民対策も公表はできないけれどもきちんと考えているという理解でよろしいんでしょうか。
○藤巻健史君 次の質問ですが、最近、日本の近海で北朝鮮と思われる木造船とか、それから遺体がかなり数多く見付かっているということを聞いております。  これに関しまして、十一月二十五日のNHKでは、ある識者が、食料を自給自足をするために北朝鮮の政権が水産業に力を入れている、それがゆ...全文を見る
○藤巻健史君 分析しているけれども、一応の結論は政府内では持っているということでよろしいですよね。  次に、今の御回答の中にも関連いたしますけれども、食料事情についてお聞きしたいと思うんですが、今年の夏は百年に一度の大干ばつだったというような報道がありました。これは本当にそうな...全文を見る
○藤巻健史君 もし大干ばつが本当にすごいもので本当だとすると、各国は人道的支援等を始めるんだと思うんですが、我が国の態度はどうなるんでしょうか。人道的支援をするのか、やっぱりしないのか。
○藤巻健史君 産経新聞のデジタル版によりますと、山口県の岩国市で十一月の二十九日に拉致問題の早期解決を求める集会が開かれたそうなんですけれども、その中で北朝鮮の元工作員が、日本上陸は簡単なミッションで、みんなちょっと日本へ行ってくるぐらいの気持ちだったと。韓国は海岸警備が厳しいの...全文を見る
○藤巻健史君 阻止に全力を挙げて取り組んでいらっしゃっても、工作員がいとも簡単なミッションだと言われるのでは、甘っちょろいというふうな、思ってしまうんですけれども、これ抜本的に何か考えなくちゃいけないんじゃないんでしょうか。お聞かせください。
○藤巻健史君 韓国は厳しいというふうにその元工作員がおっしゃっているわけですけれども、じゃ何が違うんですか、韓国と日本と。どうすれば、韓国と同じようにやれば厳しく管理できると思うんですけれども、どうなんでしょう。
○藤巻健史君 拉致問題の発生自身も、元はといえば工作員をやすやすと日本に入れてしまったからじゃないかと私は思うんですけれども、そういうことも考えてきちんと今後の対策は練っていただかなくてはいけないと思っておりますので、よろしくお願いします。  最後にもう一つ、今の関連質問なんで...全文を見る
○藤巻健史君 はい。  時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、今までの努力は評価いたしますけれども、行方不明者ゼロに近くなるように努力していただければと思います。  ありがとうございました。