藤巻健史

ふじまきたけし



当選回数回

藤巻健史の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  最初に御三方に質問を一つずつお投げいたしますので、簡潔にお答えいただければと思います。  まず、栗林さんへの質問なんですけれども、大変すばらしいことをやっていらっしゃると思うんですけれども、聞いていますと、これ欧米だったら教会が全てや...全文を見る
○藤巻健史君 機会平等社会というのは非常に重要だと思って、機会、同じスタートラインに立てるために子供の支援というのは非常に重要だと思うんですよね。  ただ、先ほどもちょっと申し上げたように、六人に一人、七人に一人、世界で一番悪いと言われますと、これはきっとジニ係数か何かでおっし...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。ありがとうございました。
02月14日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  まず、稲葉参考人にお聞きしたいんですけれども、今、人手不足なわけですよ。人手不足倒産も起こっているわけで、そのときに、例えば会社倒産しちゃった人、高齢者若しくは障害者の方、それから先ほど秋田参考人がおっしゃっていた引きこもりの方、この方...全文を見る
○藤巻健史君 今、立場が労働者が弱いというふうにおっしゃっていましたけれども、それは終身雇用制でというのがまだあって、辞める権利がないからじゃないかと思うんですよね。辞める権利があって辞められちゃうんであれば、経営者はもうめちゃくちゃ怖いですから。だから、辞める権利がないという、...全文を見る
○藤巻健史君 セカンダリーマーケット、転職市場の整備が非常に重要だということかと私も思います。  もう一つ、あと一分だけあるので稲葉参考人にちょっとお聞きしたいんですけれども、今おっしゃっていたネットカフェ行ってもあれだという話ですけれども、もっとつらい仕事をすれば収入増えるん...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
02月21日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問、二つあります。  一つは、緒形参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど自見委員の方からちょっと質問があってダブってしまいますが、今日お話を聞いて一番質問したいと思うのは、自見委員が最初にお聞きした内容...全文を見る
○藤巻健史君 あとちょっと一分だけあるので。  緒形参考人のおっしゃったことというのは確かにもっともであるし、緒形参考人がやっていらっしゃる仕事って僕は非常に重要だと思っているんですけれども、ただ、社会がこんな年寄りで大丈夫とか、それはちょっとなかなか政治の世界じゃ解決できない...全文を見る
03月09日第196回国会 参議院 本会議 第6号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。  まず初めに、森友問題に係る財務省の公文書改ざん疑惑問題については、政府が国民に対してしっかりと説明責任を果たすことを要求いたします。  もし改ざんがあったのなら、国民を裏切る行為であり、犯罪ですし、公文書の管理に関する法律を幾ら整...全文を見る
03月14日第196回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。  公文書書換え問題については、この後、我が党の片山大介議員が質問させていただきますので、私は黒田日銀総裁に日銀の出口問題について集中してお聞きさせていただきたいと思っております。  前の日銀総裁である白川前総裁が退任会見のその後の記...全文を見る
○藤巻健史君 二〇一七年の六月八日の財政金融委員会で岩田副総裁からお聞きしたんですけれども、二〇一六年上期での日銀の保有国債は利回りが〇・三三二%であると、そして上期の国債利息収入は六千二百八十四億円だったというふうにお聞きいたしました。年間大体国債の方から約一兆二千億円の収入が...全文を見る
○藤巻健史君 八百五十億ドルということは約十兆円でありますし、債券利回りが二・六%ということであるならば、これ、当座預金金利を上げていってもそれなりの余裕があるわけですね。  資料の一を見ていただくとお分かりだと思うんですけれども、右側の日銀当座預金に相当するところ、ここの金利...全文を見る
○藤巻健史君 お答えを聞いていると、ああ、確かにそうかなと思っちゃいますよ。資産サイドの国債の方の利回りも上がる、収入が上がるから、負債の方の当座預金金利上げていっても大丈夫だというふうにお聞きしますが、異次元の量的緩和、正確には異次元の質的・量的緩和ということであって、要するに...全文を見る
○藤巻健史君 ある程度のしか金利が上がっていかない、負債サイドはもう日に日に即上がっていくという大変な状況にあるのではないかということだけは指摘しておきたいと思います。  次に、私どもの片山虎之助共同代表がこの予算委員会での、代表質問、質問したんですけど、そのときに麻生財務大臣...全文を見る
○藤巻健史君 国債発行額の七五%を購入しているわけですね、日銀がね。普通、マーケットは、私が現役、私は二〇〇〇年、まあ九九年まで現役だったわけですけれども、そのときというのは、日銀はほとんど、特に長期国債買っていなかったですよ。要するに、買っていなかった日銀が出てきて七五%買って...全文を見る
○藤巻健史君 いや、そう総裁おっしゃいますけど、これ、魚のサンマだって、そんな幾ら誰も買わなくたって、日銀がサンマ買ったってサンマの値段上がりますよ、これ、こんな七五%も買っているようだとね。ということで、私自身は、ひとえに日本の長期金利が低迷している理由というのは日銀の爆買いに...全文を見る
○藤巻健史君 他国の中央銀行の先行事例を参照にする。全然規模が、程度が違うメタボぶりの日銀がその参考でうまくできるのかどうか、非常に疑問に思うんですけれども。  実は、この資料四に資金運用部ショックのときの事例が書いてあるんですけど、資金運用部ショック、一九九八年の十二月に、資...全文を見る
○藤巻健史君 なかなか苦しい御答弁だなと思うんですけれども。  もう一つ、長期金利が上がった場合、万が一日銀が爆買いを少しでもやめて長期金利が上がった場合、アメリカでも二月の最初にいろいろ長期金利が上昇してきた、世界的にも長期金利が上昇してきている環境下にあって、日銀が少しでも...全文を見る
○藤巻健史君 償却原価法を採用しているから大丈夫だと。それは、日銀が大丈夫ですとおっしゃっても、マーケットは普通は時価評価しますからね。企業が危ないとなったときに、誰がその百円で買った株を百円で評価するか、マーケットが十円になった場合、十円で評価するんですよ。幾ら日銀が大丈夫だと...全文を見る
03月15日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  先日、この財政金融委員会で函館、青森に現地視察に行ったわけですけれども、多くの地域金融機関の経営者の方々が非常に今マイナス金利政策で経営が苦しいということをおっしゃっていたんですが、これについて金融庁としてはど...全文を見る
○藤巻健史君 私思うに、やっぱりこれはビジネスモデルの問題ではなくて、やっぱり経営環境の話だと思うんですね。  マイナス金利政策というふうに経営者の方々がおっしゃっていましたけれども、これはマイナス金利政策というわけではなくて、長短金利差がなくなってきている、縮小している。大体...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、地域金融機関にとってみると、長期の方の金利が上がっていかなくちゃいけないとは思うんですが、やはりかなりの日本国債を抱えているとなると、急激に上がるとこれまた評価損が大きくなって大変だと思うんですよね。評価損というか、特に、この前、去年の六月十三日の財金で金融...全文を見る
○藤巻健史君 この点をちょっと本当はもう少し深掘りしたいんですが、ちょっと時間がなくなっていますので次のことに行きたいと思いますが、財務省の公文書書換え問題、非常にゆゆしきことだと思うんですね。先ほど里見議員の方から電子決裁やっているという話がありました。ただ、ここまで書換え問題...全文を見る
○藤巻健史君 電子決裁だと、システムを変えればやっぱり書換えができちゃうわけですよね。まさに上書き、記録が残るにしても書換えができちゃうと。ブロックチェーンシステムを使えば書換え自体ができない、ハッシュ関数を使えばですね。ということで、はるかに優れたシステムじゃないかなと私は思っ...全文を見る
○藤巻健史君 私の期待していたような回答があって非常にうれしく思うんですけれども。  最後に、金融庁にではまたお聞きしたいんですが、今回のコインチェック社の問題も、これ、仮想通貨自身の問題じゃなくて交換業者の問題だったと思うわけですけれども、そういういろんな問題を踏まえつつ、麻...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。ありがとうございました。
03月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  一月の末にコインチェック社から仮想通貨NEMの不正流出事件がありましたですね。そのときに被害を受けた方が二十六万人、二十六万口座と言われているんですけれども、それがコインチェック社でいうと一〇%にしかならないと...全文を見る
○藤巻健史君 このうちの、ちょっとこれ質問通告していなかったんですけれども、かなりの部分が仮想通貨、日本が今最先端走っていると思うんで多いと思うんですけれども、そうすると、一兆九千億円から六十兆円、これ物すごい評価が上がった、時価総額が上がったということは、実現益と、そして未実現...全文を見る
○藤巻健史君 雑所得がどのくらいかというのは切り分けられないという星野局長のお話だったんですけれども、少なくとも申告所得税がどのくらい増えるかというのは非常に注目できますですね。これからの数字を見て、この仮想通貨から考えられる税収と申告所得税の伸びが一致していなかったらば、それは...全文を見る
○藤巻健史君 今のお話を聞いていると、黒田日銀総裁とか麻生大臣がよく仮想通貨じゃなくて仮想資産だとおっしゃっていますけど、そうすると、将来的には譲渡所得になってもおかしくないのかなという気がしないでもないんですが、それは別としまして。  国内FX取引というのはこれ同じく雑所得で...全文を見る
○藤巻健史君 今の星野局長のお話によりますと、要は市場を育てたいかどうかという話だったと思うんですが、その観点からすると、私が先ほども言いましたように、ブロックチェーンを育てるためには仮想通貨育てなくちゃいけないという意味で、市場を育てるというのは極めて重要な話かなというふうに私...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていますと、申告分離課税にするための必要条件としては強く政策的支援が必要かどうかということが重要だということは今分かりましたけれども、これはまた今後とも議論いたしますけれども、ブロックチェーンというのは極めて重要な技術、日本の将来を背負うような技術だと思う...全文を見る
○藤巻健史君 これをお聞きしていますと、かなり、二分の一、三分の一ぐらいに今、これ仮想通貨の取引額といい、口座数といい、なっていると思うんですよね。かなりの大きい存在に仮想通貨の取引がなっているという認識もしておいていただきたい。もうニッチではないんだということは十分御理解いただ...全文を見る
○藤巻健史君 二十五倍ですね。  そうすると、要するに、仮想通貨の取引で確かにボラティリティーが大きいという話よく出ますけれど、これは、二十五倍までFX取引でレバレッジが許されているということは、一%の動きで二五%動くということですよね。十分レバレッジを利かせればFX取引もボラ...全文を見る
○藤巻健史君 おっしゃるとおり、原則はよく分かるんですけれども、先ほど来何度も申し上げていますように、把握できないものを徴税するというのはこれ現実的に無理なわけで、これは、やっぱり仮想通貨とかインターネットの社会ってどんどんどんどん先に進んでいますから、税制は遅れているわけですよ...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
03月23日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  この委員会の前に理事会でG20の報告があったんですが、その中で、仮想通貨に係る規制や経済の電子化への課税の在り方などの政策課題を議論と、こうあったわけですね。今、仮想通貨は非常にホットな話題ということで、昨日に...全文を見る
○藤巻健史君 これで終わりますけれども、ブロックチェーンの将来性に懸けるということで、私は二〇%原則分離課税にするべきであろうというふうに思います。  続きは、後日にいたします。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回も仮想通貨についての税制についてお聞きしたいんですけれども、その前に、先ほど渡辺喜美委員が三回続けて日銀の外債購入の話を聞かれていましたので、一言ちょっと申し上げたいんですけれども、私も去年の財政金融委員会...全文を見る
○藤巻健史君 仮想通貨に対する税制はまだまだ不備であるということ、今後とも是非整備をしていかなくてはいけないなというふうに実感いたします。  時間がないんで簡単にで結構なんですけれども、マイニングをするときにマイニングの時点で課税になっていますけれども、これは担税力の観点からす...全文を見る
○藤巻健史君 税法についてかなりまだまだいろんな問題があるということだけははっきりしておりますので、一層の研究、検討をお願いしたいと思います。  終わります。
03月26日第196回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、太田理財局長にお聞きしたいんですけれども、御自身の経験でございますけれども、地方財務局、例えば近畿財務局とか関東財務局とか、そういうところで国有財産の売買の御経験が、実務経験があるのか否か、若しくは本省で...全文を見る
○藤巻健史君 私も金融界の世界長かったんですけれども、時々、机上の学問をやっている金融学者が実務家から見るととんでもないことをおっしゃることがあるんですね。今回のことも、経験したこともない実務の話を本省の局長が答弁したことが、話、問題を大きくしたんじゃないかなというところもあるん...全文を見る
○藤巻健史君 この問題は、あと明日、浅田議員のところから追加質問があるかと思いますけれども、まあ今、公文書改ざん若しくは書換え問題、非常にゆゆしき問題ですけれども、日本には今ほかに問題が山積しておりますので、次の質問に入りたいと思います。  日本経済新聞、これの二月六日に、慶応...全文を見る
○藤巻健史君 三月の二十三日に日経新聞が、日本経済研究センターの三月に出した報告のことについて書いてあるんですね。それによりますと、日銀に累計二十兆円近い損失が発生し、国民負担が避けられないと、こういう記事があったわけですね。二十兆円もあるとこれ、日銀、債務超過になっちゃうと思う...全文を見る
○藤巻健史君 私がなぜ今、日銀の国債の保有残高のうちに長期国債が多いのか、どのくらいあるのかと聞いた理由はそこにあるんですよね。  これは、確かに短期金利、お金を払う方の金利が、支払金利が増える。でも、今、黒田総裁は、持っている国債、これだんだんだんだん新しい金利で上がっていく...全文を見る
○藤巻健史君 それは次の質問に対する回答なんですけどね。  私が聞いていたのは、決算上、損の垂れ流しになりませんかという質問ですよ。要するに、収入が少ないのに支出が多くなっていれば、支出が垂れ流しになって、債務超過に日銀なりませんかという話なんですね。  今お聞きしたかったこ...全文を見る
○藤巻健史君 全く回答になっていなくて、非常に苦しい回答だったというふうに思いますけれども、きっと頭のいい黒田総裁のことだから自分の御回答が矛盾しているということはお分かりだと思いますが、ここでそれはやめておきます。  ただ、もう一つ、質問通告をしていなかったんですけれども、な...全文を見る
○藤巻健史君 もちろん、悪性インフレなんかにしたら国民生活地獄ですから、それは絶対避けなくちゃいけないことだと思っております。  今いろいろ対策というか、いろんなことをお聞きしましたけれども、でも、そんなのんきなことを言っていていいのかなという気がしますよね。真剣に財政再建を考...全文を見る
○藤巻健史君 時間になりましたので終わりますが、財政状況、金融状況、国難と言えるべきような大変な状況である危機感を持って事態に取り組んでいただきたいと思います。  終わります。
03月28日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  まず、太田理財局長にお聞きしたいんですけれども、ビジネス・インサイダー・ジャパンという雑誌に最近、山口さんという弁護士、彼女は二〇〇六年から二〇〇八年まで財務省に勤務したということらしいんですが、その方のインタビュー記事が載っていたんで...全文を見る
○藤巻健史君 次に、ちょっとまあここまで来ちゃったんで解決策というか今後のことを考えたいんですが、総理は最近、電子決裁をしろという御指示をしたというふうにお聞きいたしていますけれども、いっそもうカエル跳びで電子決裁やめてブロックチェーンまで導入しちまえばいいんじゃないかなと思うん...全文を見る
○藤巻健史君 これは是非検討していただきたい。やはり公務員の方、まだブロックチェーンに対する認識というものが程度が低いんじゃないかと思うんですけれども、これは日本が大発展する原因にもなりますし、そして、今までの問題、これは人間ですからもう一回起こっちゃうことだってあるわけですよね...全文を見る
○藤巻健史君 もう時間がないんで、これで終わりますけれども、今おっしゃったように、お聞きしていますと、今は確かにいいんですが、いずれ日銀が撤退する、確かに金融政策というのは日銀の専管事項ではありますけれども、国の財政に物すごい影響を与えるということは総理も頭の中に十分入れておいて...全文を見る
03月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  まず、金の密輸についてお聞きしたいんですが、金の密輸に対する罰則とか罰金が今度引き上げることになりましたですけれども、金の密輸って何となくイメージ的にはグローバルな犯罪組織のにおいもするようなこともあって、感覚的には、できるだけ、上げる...全文を見る
○藤巻健史君 次に、ちょっと基礎的なことをお聞きしたいんですけれども、関税を掛ける目的というのは何なんでしょうか。税収増の目的なのか、それとも生産者保護の目的なのか、お教えください。
○藤巻健史君 ちょっとお聞きしたかったことは最後の点なんですけど、日本ってどうしても消費者の観点が忘れがちであって、例えば、ちょっと全く話題違いますけれども、昔、プロ野球の選手が高い給料、年俸をもらったときに何か国民的怒りがあって、高い給料がなかったらみんな大リーグに逃げちゃうわ...全文を見る
○藤巻健史君 それ以上のことを聞いてもしようがないんで聞きませんが、消費者のことも考えるべきだなというふうに思っています。  質問通告の三番、四番まとめてちょっとお聞きしたいんですけれども、余り時間がないんで。  関税税率を決めるときに、関税当局が主導的に決めるのか、それとも...全文を見る
○藤巻健史君 農業を守る、安定供給を守るためというふうにおっしゃっているんですけれども、これ常識的に皆さんおっしゃるんですけどね、本当にそうなのかなというような一つ疑問があるんですよね。例えばシンガポール、一〇〇%輸入していますけど、あの国が危ないなんて誰も思っていないわけで、本...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
03月30日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  ちょっと質問通告と順番を変えて質問させていただきたいんですが、まず最初に四番のところから行きたいと思っています。この質問、ちょっと今考えているうちにだんだん質問の通告と内容が少しずれてきてしまっていますので、回答できる範囲で結構でござい...全文を見る
○藤巻健史君 遠藤局長のその最後のところ、外債とか等に購入しているのならいいんですけれども、問題は、今までここまで超長期金利が低いと、当然次のステージは上がる、上昇局面だと思うんですね。  今、ALMのお話もありましたけれども、それは金利が下がるときというのは、それはマッチング...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていると、銀行に比べるとちょっと遅れているんじゃないかなと、保険業界遅れているんじゃないかなと思っちゃうんですよね。  例えば、銀行が長期固定のローンを出していたと。で、金利が下がってくれば、当然客は解約して低い金利のものに借り換えようとしますですよね。...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
04月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  午前中に大塚耕平委員の方からインバウンドに関して、国民全員が万歳という雰囲気になるのはもうちょっとクールダウンした方がいいよというか、若しくは一度冷静になって考えるべきではないかという御発言がありましたので、それに関連して、今日はちょっ...全文を見る
○藤巻健史君 一番よく分かるのは、オーストラリアから日本に来るオーストラリア人が激増していると、十数倍、五倍ぐらいですかね、なっているということだと思います。  次に、為替をちょっとお聞きしたいんですけれども、オージーダラーの年平均レート、八七年と、そして二〇一七年、教えていた...全文を見る
○藤巻健史君 円高が進んだわけで、オーストラリア人にとっては日本旅行、少しですけれども高めになったと思いますけれども、これだけ十何倍にもオーストラリアから日本に来るオーストラリア人が増えたというのはなぜだと思うか、財務大臣、教えていただければと、考えていただければと思います。
○藤巻健史君 それも一理あると思います。そういうことを聞いていると、やはり日本のインバウンド、増えてきているのはいいのかなと、非常にいいのかなというふうに思えるんですが。  そこで、また財務省の担当、お聞きしたいんですけれども、オーストラリアと日本、名目GDPが、国内総生産がど...全文を見る
○藤巻健史君 そうですね。オーストラリアの場合は五・九倍、日本は一・五倍、名目GDPがなったということなんですけれども、これは何を意味するかというと、人口がそれほど変わらなければ、一人当たりの国民所得がオーストラリアはぐんと上がったということだと思うんですね。  実は私、この前...全文を見る
○藤巻健史君 いや、オージーに関しては円は強くなっておりますので、強くなったにもかかわらず日本旅行が激増しているという事実はきちんと考えるべきかなというふうに思っています。  関与して言えば、やはり、今、円が安くなればというお話がありましたけれども、ちょっと脱線しちゃいますけれ...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていますと、受益と負担という話だったんですが、先ほど来、本会議からずっと質問出ていますけれども、日本人の受益が負担に対して余りにも、あることはありますよ、聞いていると、だけど、余りにも小さ過ぎるんじゃないかなという印象があるんですね。それと、先日来いろいろ...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、先ほど来ちょっと申し上げたんですけれども、受益といっても、日本人の受益って、見ていますと、情報プラットフォームに一億円で電子化ゲート整備二十億円と書いてあるんですけど、電子化ゲートは、二十億円でお金掛ければ、あとはもうメンテナンスフィーだけであって、一年目は多...全文を見る
○藤巻健史君 時間が参りましたので、あとの質問は次回に回したいと思います。  ありがとうございました。
04月10日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、西尾参考人にお聞きしたいんですけれども、スマートエアポートということで顔認証システムを導入する、これは確かによろしいと思うんですけれども、これってワンショットのお金じゃないかと思うんですが、これ導入した後...全文を見る
○藤巻健史君 ただ、そういう維持費が多少掛かろうとも、最近財金でいろいろ問題になっています関税職員のとか、そういうのは大分削減されるんじゃないかと思って、全体で考えるとかなり将来的には減るんじゃないかと思うんですよね。  ということを考えますと、先ほど田中参考人がおっしゃったよ...全文を見る
○藤巻健史君 そうですね、確かに、ちょっと金額は忘れましたけど、経産省とか農林省とか観光税化の歳出の方をもう既にかなり予算で計上しているわけで、また一千億ぐらいですかね、この税金を観光促進に使う必要があるのかなという疑念も少しあると私は思っております。  もう一つ、田中参考人に...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと西尾参考人にお聞きするのが正しいのかどうか分かりませんけれども、今聞いていると、やっぱり先ほどの顔認証システムぐらいしか日本人に対する受益が余りないような気がするんですが、だとするならば、今後余りパスポートは必要ないなんてことをおっしゃっていましたけれども、...全文を見る
○藤巻健史君 田中先生だったと思います、田中先生のレポートに税金を負担する人の約四割は日本人だというふうに書いていらっしゃいますけれども、まさに日本人の受益が余りにも少ない、だったらば、パスポート発行をただにするというのも一つのアイデアじゃないかという気もするんですけど、どうお考...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  私、昔、子供たちを連れてトマムリゾートへ夏も冬もよく行っていたんですが、最近行っていないんですが、先日トマムに行った人から聞いたらば、あそこはもうチャイナタウンだというふうにおっしゃっていたんですね。それで、北海道の人に聞いても、あそこ...全文を見る
○藤巻健史君 二〇一六年ですとまだ大分日本人の方が多かったというイメージですね、七二%が日本人だということ。これがきっと二〇一七年はもうちょっと中国人が増えているんじゃないかなと私は思うんですが。  この傾向があって、もし中国人若しくは外国人がどんどん行って、そして聞くところに...全文を見る
○藤巻健史君 あと、大型クルーズ船を誘致するためにどんどん港の整備にお金を使われているようですが、一般的感覚からいうと、大型クルーズ船で来る人たちというのは、宿泊はそのクルーズ船でするわけですし、余りタクシーも使わないでバスで出ていって、食べるものは、デパートでは食べるのは試食品...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
04月11日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  今日はありがとうございました。  まず、崎山参考人にお聞きしたいんですけれども、お話を聞いていまして、障害者の方は当然大変なんですけれども、親御さんの方も大変だなという感じを持ちました。それで、特に障害者の方を残して先立つ親御さんの気...全文を見る
○藤巻健史君 大山参考人にお聞きしたいんですけれども、やっていらっしゃることは非常にすばらしいし、もちろんその障害者の方に生活の糧なり、それとあと生きがいを与えるという意味ですばらしいと思うんですけど、その一方で、ちょっと不安に思う、不安というか思うのは、やっぱりチョークを作ると...全文を見る
○藤巻健史君 最後に宇野参考人にお聞きしたいんですけれども、私は実は東京教育大の附属小学校だったんですね。今でいう筑波大附属の小学校で、当時、私は、一部から四部と、あと五部というふうに支援学校を言っていましたですけど、当時は余り正直言って交流がなかったですね。一年に一遍二遍ぐらい...全文を見る
○藤巻健史君 まあ昔に比べると大分進歩しているなという気がいたしました。  ありがとうございました。終わります。
04月12日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  まず、商工中金についてちょっとお聞きしたいんですけれども、元祖改ざん問題で、これはかなり国民の財産をというか税金を毀損するような事件だったと思うんですけれども、一度ばんと出てから、その後、ぽろぽろぽろぽろ出てきているわけですけれども、こ...全文を見る
○藤巻健史君 森友問題も重要なんですけれども、国民の財産を毀損という意味では、この商工中金の問題というのも非常に同じように重要な問題ではないかと思うんですよね。  それやっぱり考えてみると、私は民間金融機関に長い間いましたけれども、ああいう改ざんなんていうのは到底考えられないこ...全文を見る
○藤巻健史君 再度こういう問題、公文書の改ざんを起こさないためには、原因追及と、それからブロックチェーンみたいな技術を導入するということもあるんですけれども、これ、私、考えてみて、なぜこんなことが起こっちゃったかと、公文書改ざんというひょっとすると犯罪にも当たるようなことが起こっ...全文を見る
○藤巻健史君 できれば財務大臣にお願いしたいんですけれども。
○藤巻健史君 いや、私はいろいろやっぱり、昔は財務省、財務マンの矜持、日銀マンの矜持がかなり強かったんだろうなというふうに思っています。そういうところは、その矜持がなくなったとしても大丈夫なような仕組みというのは、やっぱり終身雇用制が崩壊することじゃないかなと私は思っていますけど...全文を見る
○藤巻健史君 まあ数字はなければないでしようがないんですけど、私何を言いたいかというと、総理が三%賃金上げるというようなことを民間企業にお願いしているわけですけど、そんなことをしなくても終身雇用制がなくなればきっと賃金ってもっと上がるんですよ。  どういうことかというと、それは...全文を見る
○藤巻健史君 はい、分かりました。じゃ、これで終わります。  初任給の方は競争原理が働いている、それから普通の給料の方については、もう終身雇用制だから辞める権利がないから競争が働いていないということで、まあ私はどんどんもっと終身雇用制を改めるという方向に政府は考えるべきじゃない...全文を見る
04月16日第196回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  二〇一六年度というのは、財政赤字がどんどん積み上がって、相変わらず積み上がっていき、そして一方、日本銀行はその赤字分の国債をどんどん買っていく、異次元量的緩和を続けていく。二%の消費者物価指数、二年間で当初は達...全文を見る
○藤巻健史君 それでは、議院運営委員会のときにマイナス金利政策の弊害は顕在化していないというふうにおっしゃったのは、これはどういう意味ですか。やっぱりマイナス金利政策は全く地銀の経営には影響がないというふうにおっしゃるわけでしょうか。
○藤巻健史君 議院運営委員会のときは、マイナス金利政策に適用される日銀当座預金残高は少ないから顕在化していないというふうにおっしゃっていると思いますが、それについてはいかがですか。
○藤巻健史君 マイナス金利政策が地域金融機関の経営、収益に影響がないというのは、私は実は同じ考えを持っているんですよ。  よく、マイナス金利政策が地域金融政策に悪いという話をいろんなマスコミの方やいろんな識者がおっしゃいますけれども、マイナス金利政策は、おっしゃるとおりにごく少...全文を見る
○藤巻健史君 確かに、景気が良くなれば貸出しが伸びるから、その辺については地域金融機関に対してプラスだと思いますよ。  しかし、ずっと若田部副総裁が回答に触れないようにしているところというのは、実は、私は、地域金融機関の一番経営危機、危機とは言いません、経営が悪化しているという...全文を見る
○藤巻健史君 イールドカーブをフラット化するために金融政策をやってきたわけではないと、デフレを脱却するために金融政策をしていったんだというお話がありましたけれども、当然に異次元の量的緩和をやればイールドカーブがフラット化して、このような結果はもう当然見えたわけですよね。  まあ...全文を見る
○藤巻健史君 今は、じゃ、副作用がないと。将来的には金利が上がってくるときに出る可能性はあるとおっしゃっているというふうに私は理解しましたけれども。  それじゃ、今これだけ財政赤字がたまってしまった理由というのを、日銀の金融政策のせいだと思いませんか。長期金利を、買いまくってい...全文を見る
○藤巻健史君 それでは、二%の目的が達成されれば、すなわち結果がどうであろうといいというふうに私は聞こえるんですよね。  もう一つ言っちゃいますと、今の異次元の量的緩和の最大の副作用、私は、万が一、日銀が今後の政策を間違えてインフレが加速していく、ハイパーインフレになるようなこ...全文を見る
○藤巻健史君 インフレにしないという目標を堅持すればハイパーインフレにはならない、悪性インフレにはならないというふうにおっしゃいましたけれども、それは体育会系のあれじゃないんですからね、努力するという根性論じゃ話はできなくて、手段を持っているかというのが一番の問題だったわけですけ...全文を見る
○藤巻健史君 手段を持っているというのは、まさに、あるあると言っても、じゃどういう、今おっしゃいましたけれども、これ毎回聞いてるのでわざわざ若田部副総裁に聞くまでもないと思ったんですけれども、今資料一をお渡ししました。これは日銀のバランスシートです。日銀当座預金三百六十六兆円もあ...全文を見る
○藤巻健史君 いや、もう本当にいろんなことを言いたいんですけど、まず、含み損があるから、大丈夫だと言いますけど、まず一つ、国債四百五十一兆円持っているんですよ、今、日銀、四百五十一兆円。これ金利が上がってきたらべらぼうですよ。とんでもない含み損になりますよ。今もおっしゃいましたけ...全文を見る
○藤巻健史君 今お話聞いていますと、予算段階では新規国債が減っているというふうに理解して、決算になってしまうと結果として新規国債は増加になっているというふうに理解いたしましたけれども、それだったらやっぱり、六年間連続国債が発行減額していると言うのは、これはやっぱりミスリーディング...全文を見る
○藤巻健史君 いや、麻生大臣は、六年連続で減額する、していると書いているんですよ、おっしゃっているんですよ。これ連続していないですよ、だって。六年連続で減額しているというのは前年比じゃないんですか、これ。非常にミスリーディングですけどね。
○藤巻健史君 いや、ですから、当初予算の話であって、最終的には新規国債は六年連続して減っているわけではないということだろうと思うんですね。  そこで、その言い回しなんて大した話じゃなくて、申し上げたいのは、要するに、補正予算がでか過ぎるというか、毎年毎年補正予算を組むのはこれは...全文を見る
○藤巻健史君 最後に一言だけ申し上げますと、やっぱり補正予算が、いかにも今おっしゃったような趣旨に反している予算が多過ぎるのではないかということを最後に申し上げて、質問を終わりたいと思います。  質問ちょっと、お呼びした方、全部質問できなくて申し訳ありませんでした。  終わり...全文を見る
04月18日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほど、元榮委員のときに絶対的貧困と相対的貧困の話が出ていたわけですけれども、絶対的貧困というのは当然なくさなくちゃいけない、これは当たり前の話であって、国の最大の仕事というのは国民の財産と生命を守ることですか...全文を見る
○藤巻健史君 そうですね、格差是正を口で言うのは簡単なんですけれども、もし本当に相対的格差是正を図るのであるならば、六割、中間層、苦しいと感じている人たちを含めて負担を増やすと、どちら、なければならないというふうに理解しましたし、私もその辺でやっぱりある程度国民の合意が必要なのか...全文を見る
○藤巻健史君 これは終身雇用制の是非を討論する場ではないのでここでやめておきますけれども、まあ一つだけ申し上げますと、一人が辞めても、一人が辞めさせられると必ず大体は次の人が入るわけで、国民全体とすれば同じかなというふうに私は思っていますけどね。まあ、それはちょっと今日の議論では...全文を見る
○藤巻健史君 最後に秋生参考人に、もう時間ですか、秋生参考人に、じゃ、簡単に聞きますけれども、阿部参考人の資料だと百三十五万円が低所得基準になっていますけれども、何か三百万円という基準はちょっとそれに比べるとえらく高いなという印象を持ったんですけど、いかがでしょう。
○藤巻健史君 終わります。
05月09日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○藤巻健史君 調査会を通じて再認識したことというのは、やっぱり相対的格差と絶対的格差をきちんと分けて考えるべきだなということでありました。  国の最大の、そして一番最大の仕事というのは国民の財産と生命を守ることですから、絶対的貧困に対してセーフティーネットをつくり全力を尽くすと...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今の大門委員の最後の黒田総裁の御回答に、まず今日はちょっと出口戦略についてお聞きしたいんですけど、大門委員の最後の質問に対する黒田総裁の回答に、出口の方法、手段としては二つあるというような例示をされていました、...全文を見る
○藤巻健史君 難しい、かなり難しいものを幾ら組み合わせて、どういう順番を考えても、私はかなり出口が難しいなと思いますし、先ほど来出口を、もう出口、二%、異次元の量的緩和やめろという、だったらどうかという御提案もありましたけれども、やめちゃうと、金利が暴騰して政府が資金繰り倒産する...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
05月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。    〔委員長退席、理事三木亨君着席〕  金融商品の税制についてお聞きしたいんですが、総合課税になるか若しくは特措法で分離課税が認められるかということを考えると、一種の国のきちんとした監督下にならない商品という...全文を見る
○藤巻健史君 私は、やっぱり仮想通貨、ブロックチェーンと並びに仮想通貨というのは将来の世界をがらっと変えるので、非常に推進していくべきものだと思っていますが、まだ政府にそういう認識がないということは分かりましたので、これは今後、是非、いかに重要かということを議論させていただきたい...全文を見る
○藤巻健史君 そういう考え方もあるんでしょうけど、私のぱっとした印象ですけれども、きちんと確定申告している方が多くないんじゃないかという気もするわけですね。  そもそも、ほかの税制というものについては税務当局かなり捕捉できているんじゃないかなと私は思うんですけれども、仮想通貨に...全文を見る
○藤巻健史君 ということは、国内取引所を使えば将来的には捕捉が前よりは良くなると、海外だと全然駄目だということなので、その意味でも、海外取引所でやったものは総合課税、国内であれば分離課税という考え方もあるのではないかなというふうに私は思います。まあそれはちょっと、コメントですけれ...全文を見る
○藤巻健史君 十二億円まで基礎控除ということで、あそこは配偶者が非課税ですから、親からもらう場合は二十四億円まで非課税になるわけですね。日本の場合は六億円から最高税率五五%が適用されるところ、一方アメリカではそれでもまだ非課税なわけですけれども。  実はこの相続税、GHQがいわ...全文を見る
○藤巻健史君 はい。  所得税と相続税、二重に、両方とも累進課税が厳しいという国は日本だけだというふうに理解しております。  時間が来ましたので、これで終わります。
06月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  若田部副総裁ですけれども、三月五日の所信で、緩和で日銀が買える資産は多様なものがある、金融政策には限界がないなどと強気の発言を連発。これは朝日新聞、三月六日の朝日新聞の記述ですけれども、発言を連発されたそうです...全文を見る
○藤巻健史君 いろいろなものを買うと言っても、ないものは買えないわけで、大量にこの世の中に存在している商品でないと買えないわけですよ。日本国債はだんだん、よくちまたでも言われていますけれども、在庫がなくなってきているということで、今後追加政策を取るというならば、唯一考えられるもの...全文を見る
○藤巻健史君 通貨発行益、別に米国債買っても通貨発行益というのは十分存在しますし、これ以上に、これ今までも随分議論しましたけれども、通貨発行益、国債を買っている場合に、短期金利、日銀当座預金の金利を上げたネガティブな通貨発行益になってしまうわけで、今の副総裁がおっしゃっていること...全文を見る
○藤巻健史君 今、若田部副総裁、元学者という良心でおっしゃっていますか。日本の長期金利が低いのは別に日本が問題、信認が厚いからですか。日本銀行が発行額の七五%も買っているから低いんじゃないんですか。要するに、財政ファイナンスをしているから低いんだと私は思いますけどね。  元々、...全文を見る
○藤巻健史君 ちょうど今、若田部副総裁が二%を達成した後に出口を考えるとおっしゃっていましたから、それに関連しての質問ですけれども、三月二十四日、日本経済新聞朝刊に、米中経済論争が、貿易戦争が起こっているときの、真っ盛りのときというか、記事ですけれども、中国のアメリカ国債保有額は...全文を見る
○藤巻健史君 吸収オペレーションがあり得るといっても、もうどうやって吸収するのかという手段を教えていかないと、まさに、できます、根性論でしかないわけですよね。もう、だって、どういう手段、教科書的にもどういう手段で資金を吸収するのか教えていただきたいですけどね。まあそれはいいですけ...全文を見る
○藤巻健史君 原因が時々によって変わってくるなという印象を持ちますけれども、時間がないので、これで終わりにします。  ありがとうございました。
06月14日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。    〔委員長退席、理事三木亨君着席〕  まずは、仮想通貨の税制についてお聞きしたいんですけれども、今、仮想通貨というのは、雑所得ということで総合課税になっています。ほかの所得とは損益通算できないし、繰越しも、...全文を見る
○藤巻健史君 損益通算ができない理由とか、それから翌年等に繰り越しできないというその理屈は分かるんですけれども、だからといって、最高税率五五%、ボラタイルなものを五五%でその翌年に大損しちゃうという税制というのはおかしいんじゃないかなとやっぱり思うんですよね。やっぱり、それを避け...全文を見る
○藤巻健史君 地域金融機関が国債の保有高を随分減らしていますですね。四十五・八兆から二十九兆円ですか。ということは、その分、日銀が買っているわけで、地域金融機関のリスクを日銀にシフトしているだけじゃないかという気がいたしますですけどね。  それで、ちょっと次に大臣にお聞きしたい...全文を見る
○藤巻健史君 今おっしゃっていることも要因の一つではあると思うんですが、やっぱり最大の原因というのは異次元の量的緩和だと思うんですよね。  先ほど遠藤局長がおっしゃったように、地銀の保有国債がどんどんどんどん日銀に移っていると。私が金融マンだった頃は日銀なんというのは長期金利買...全文を見る
○藤巻健史君 過去に比べれば改善されたけれども、絶対的レベルではまだ非常に不満足な状況じゃないかと思います。  数字だけ、ちょっと申し訳ないんですけれども、星野局長、後で担当の方、係の方、数字だけ事務室に、私の部屋に持ってきていただければと思います。  ありがとうございました...全文を見る
06月25日第196回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。(資料提示)  安倍総理は、去年とかおととしに比べて景気が良くなったとか、それから第二次安倍政権が発足してから景気が良くなったとかいうふうにおっしゃるんですけれども、この表を見ていただきたいんですけれども、一九...全文を見る
○藤巻健史君 その育成をするということは極めて重要で、先ほど、もう私の話を全然聞いておられないんじゃないかと思いましたけれども、ブロックチェーンを発展させるのが重要だと、日本のために重要だと、だからブロックするような税制を変えろということを申し上げていて、例えば給料とか事業が五五...全文を見る
○藤巻健史君 まあ、名目GDPが伸びないうちに税収が伸びていけば、それは国民は怒りますよというさっきの話どおりなんですけれども。  なぜ金利がこんなに低いかという話ですが、資料六見ていただくと分かりますけれども、これ、上の方は引受け、これ財政法第五条で禁止されているわけですし、...全文を見る
○藤巻健史君 もう先ほども申しましたように、財政ファイナンス、今、日銀がこういう国債の爆買いを、異次元量的緩和ということをやっているがゆえに長期金利はかなり低位安定している、要するに財政危機を日銀に飛ばしていると私は思うんですね、危機を飛ばしている。これ、山一証券が潰れたように危...全文を見る
11月22日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  まず会計検査院にお聞きしたいんですけれども、十月十日の日経新聞に、競馬や競輪などの公営ギャンブルで一千万円以上の高額な払戻金を得た人、大半が税務申告をしていないと見られるという、会計検査院の調べで分かったと...全文を見る
○藤巻健史君 今、適当な税制を考えるという、この点が一番重要だと思うんですよね。要するに、税務当局が把握できないような税制、これは、こういうことがあると、真面目に納税している人とそれから脱税をしている人がいて、税に対する不満が著しく大きくなりますし、そして、ひいては国自身に対する...全文を見る
○藤巻健史君 では、確認いたしますけれども、一時所得というのは、利益から五十万円を引いて、掛ける二分の一で税率が掛かるというふうな理解でよろしいでしょうか。
○藤巻健史君 ということは、数千万円もうかったとして、その税率はせいぜい二五、二七・五ですか、その程度だということですよね。どうですか。要するに半分ですね、税率は半分だということですねということです。
○藤巻健史君 カジノ法案ができて、カジノで得た利益に対する税金というのを、これから話題になるかと思うんですけれども、新聞報道によると、一時所得になるのではないかという報道もありますが、それはいかがでしょうか。
○藤巻健史君 もう一度繰り返しますけど、ですから、そうすると、一時所得であれば税金は半分であるということになるかと思います。  もう一つ、次に麻生大臣にお聞きしたいんですけれども、私が前国会のときに仮想通貨が総合課税で最高税率五五%掛かると申し上げたときに、麻生大臣のお答えは、...全文を見る
○藤巻健史君 今おっしゃったことについては二つありまして、一つは、先ほど来聞いておりますけれども、公営ギャンブル、そしてカジノで得た利益がまあ半分ですよ、二十数%になるわけですけど、それに対して仮想通貨が五〇%若しくは五五%になるという、その不公平感というのはないんですか。なぜカ...全文を見る
○藤巻健史君 今のお話は、ちょっと最後のところはすごい抵抗感があるんですけどね。税法ではあるけれども払った人がいないと、それこそまさに国税を担当する大臣としてはやはり極めて遺憾な発言じゃないかと思うんですけれども。そういう税制をつくっちゃいかぬですよ、やっぱり。国税が把握できない...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたのであれですけれども、把握ができないからじゃなくて、もうかった実現益で課税したら次の年に損しちゃったらどうなるのという話だと私は思っていますけどね。  それは別として、私が申し上げたかったことは、特別法とか、今の話を例にして、特措法それから特別法でい...全文を見る
11月26日第197回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  二〇二五年の大阪万博開催が決まりました。実現のために御尽力されました関係各位に敬意を表し、また、感謝を表したいと思います。個人的にも、AIとかVRをテーマにするというのは大変すばらしいことだと思っております...全文を見る
○藤巻健史君 今の御回答ですと、やはり受入れ人数の上限というのはきちんと決めておくべきだと私は思います。  次の質問に入りますけれども、二〇一六年の四月に経産省の方でブロックチェーンの六十七兆円の市場規模があるというレポートを出されました。やはりブロックチェーンというのは、将来...全文を見る
○藤巻健史君 税制についてはまた財政金融委員会で十分、麻生大臣とはお話しさせていただけると思うので、次の方に入りたいと思うんですけれども。  十一月二十日の財政制度等審議会で建議書を出した、麻生大臣にお渡ししたんですけれども、その建議書、ちょっとお見せいただきたいんですが。(資...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。  ちょっと危機感がそのコメントでは足りないんではないかなという印象が非常に強いんですけれども、ちょっと次の質問に入りたいと思います。  次の質問、ちょっとカットしまして、回答、同じ内容ですので、黒田日銀総裁にお聞きしたいんですけれども、今、イタリ...全文を見る
○藤巻健史君 財政問題については政府が関与するということだったんですけれども、これ、やっぱり、今日銀がやっている異次元の量的緩和というのは、先ほど申しましたように、財政危機を、本来であればもう爆発しているところを、デフォルトしているところを、日銀が刷ることによって危機を先延ばしに...全文を見る
○藤巻健史君 デフレ脱却という目的はよろしいんですが、結果が極めて危ないんじゃないかと思うんですよね。これが日本の日銀がやっています異次元の量的緩和なんですが、一九九八年、二十年前に比べると、このバランスシートがめちゃくちゃに大きくなっている。対GDP比ですね、バランスシート、対...全文を見る
○藤巻健史君 はい。  いかにも苦しい回答だなと私は思っていますけれども、この後はやっぱり財政金融委員会で御質疑を続けさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
12月06日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  黒田総裁とは三時間とか四時間でも議論したいんですけれども、十四分しかありませんので、ごく一部を質問させていただきたいと思います。  まず、各中央銀行、日本銀行、それからアメリカ中央銀行、そしてヨーロッパ中...全文を見る
○藤巻健史君 今数字を聞きましたように、日本銀行が抜群にというか、桁違いにバランスシートがでかいわけですね。お金をばらまいているということだと思います。  先日の十一月二十六日の予算委員会で私が質問したときに黒田総裁が、出口に関しては、バランスシートの縮小は非常に重要であるけれ...全文を見る
○藤巻健史君 私はかなり難しいと思いますけど、お手並みを拝見したいと思います。  次に、テーパリングについてお聞きしたいと思いますが、今おっしゃったように、買入れ増を止める、すなわちバランスシートをもう大きくしないというのがテーパリングの完了ということなわけですけれども、先ほど...全文を見る
○藤巻健史君 今四十兆、新規発行額よりも購入額増が割っても大丈夫なような、今は一応四十兆円ペースでも、年間四十兆円増ペースでも金利は低位安定しているじゃないかとおっしゃっていましたけれども、それは四十兆円ペースだからね、ペース、これ一年間四十兆円とか新規発行額より少なく、日銀しか...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないので一言だけ申し上げますと、最後の部分は単なるエクスキューズにしか聞こえません。やっぱり地方銀行が苦しいのは、長短金利差がなくなっていること、異次元の量的緩和のせいだと私は思います。  以上です。終わります。