藤巻健史

ふじまきたけし



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藤巻健史の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して質問させていただきたいと思います。  一月二十八日の施政方針演説で首相は、六年間で税収が国と地方を合わせて二十八兆円増えたとおっしゃいました。いかにもアベノミクスが成功した結果であるような印象を与えるような御...全文を見る
○藤巻健史君 借金をしてお金を集めてばらまけば、それは当然GDP、国内総生産上がりますし、国内総生産上がっていれば税収増えるんですから、当たり前なんですよ。誰でもできることなんですけどね。  これ、借金を百九十兆円も増やして、そして税収が二十八兆円って、これ威張れることじゃなく...全文を見る
○藤巻健史君 借金というのは将来の孫子が返すわけですよ。要するに、税収で返すわけですからね。これ、税収二十八兆円の増で借金の百九十兆増というのは、これは私はとんでもないことだと思います。今GDPのこともおっしゃいましたけれども、GDPたしか六十兆円ですか、借金をそんなに増やしてG...全文を見る
○藤巻健史君 健史でございます。
○藤巻健史君 いえいえ、とんでもないです。  中国の名目GDP百八十倍、日本が二・二倍ですか。とんでもない差ができたと思うんですけれどもね。  中国の名目GDPが日本を超過した、要するに世界で二位になった、日本は世界三位になったというのはいつ頃で、それから、今の中国のGDPと...全文を見る
○藤巻健史君 よく経済が大きくなったらそれ以上は成長しにくいと、それはよく分かりますよ。ですから、四十年前の中国が百七十倍になったと、これはまあそれなりに分かるんじゃないかという、こういうコメントをされる方もいらっしゃいますけど、今、中国は、八年前ですか、八年前に日本のGDPを抜...全文を見る
○藤巻健史君 これ、中国だけじゃなくて、明らかに日本は断トツの成長率びりですよね。これ、名目GDPが伸びないということは、一人当たり、人口が変わらなければ、全く日本人は豊かになっていないということですよ。ほかの国がこれだけ成長しているのに日本だけこんな低迷しているということ、これ...全文を見る
○藤巻健史君 今の総理の御発言について幾つもコメントがあるんですけれども、一つは、景気が最長だといっても、日本の景気は潜水艦で例えればもう深海の底に沈んでいるのが徐々に浮き上がっている程度で、アメリカとか中国とかはもう海の上で上がっているわけですよ。全然その長さを言ったってしよう...全文を見る
○藤巻健史君 嘆くべきではなくて何をしていくか、実行していくべきか、これは確かにむちゃくちゃに重要なんですよ。  でも、まず小林さんのコメント、ちょっと読んでいただきたいんですけど、これ赤字は私がマークしたところですけどね。テクノロジーは更に悲惨ですと、最初は日本が手掛けて高い...全文を見る
○藤巻健史君 仮想通貨はともかくブロックチェーンはと、皆さんそう思うんですけれども、仮想通貨、ブロックチェーンとコインの表と裏の関係にありますよ、これ。仮想通貨がなければブロックチェーンなんていうのは、特にパブリック型のブロックチェーンなんていうのは発展しませんからね。片っ方でブ...全文を見る
○藤巻健史君 私の先日の質問に対して、総理がブロックチェーンに対して興味を持っていただいて勉強していただいたということは非常にうれしく思います。一層勉強して、日本の未来のために資していただければと思っております。  仮想通貨なんですけど、これはやっぱり先ほどの、仮想通貨とブロッ...全文を見る
○藤巻健史君 総理も、今後とも是非興味を持って前向きにいろんなことを検討していただければというふうに思っております。  トピックを変えまして、消費税問題なんですけれども、何のために消費税対策、プレミアム商品券とかポイント還元をやるのかをお聞かせ願えればと思います。
○藤巻健史君 確かに、今回の消費税上げに対する駆け込み需要と反動減は避けられるかもしれませんけれども、ポイント還元が期限が来る、若しくはプレミアム商品券が期限が来るとなると、これまた駆け込み需要と、そしてその反動減が起こるわけですよ。  要するに、今回のこの二つの政策というのは...全文を見る
○藤巻健史君 そうすると、東京オリンピック・パラリンピックが終わった後はまたビッグな財政出動が起こると。財政再建はちっとも進まないんだろうなというふうに思います。  次の質問にちょっと入りたいと思うんですけれども、総理がやっぱり一月二十八日の施政方針演説でもおっしゃいましたし、...全文を見る
○藤巻健史君 消費税は一%当たりどのくらいの増収になるんでしょうか。
○藤巻健史君 先ほど御回答になった最高税率、かつての最高税率、平成二年の六十・一兆円ですけれども、あのときというのは消費税率三%なんですよね。万が一、八%であれば、今のを計算すると約十五兆円ぐらい上振れしていたわけですよ。要するに、七十五兆円の収入があった、税収はね。ところが、今...全文を見る
○藤巻健史君 消費税が三%とはいえ、最高税率、平成二年六十・一兆円、今年、平成三十一年度は六十二兆円ということでほぼ変わらないわけですよ。ところが、歳出を見ると、当時は七十兆円、今百兆円超しているんですよ。税収はほぼ同じで歳出が七十五兆から百一兆へ増えていると。  これは、まさ...全文を見る
○藤巻健史君 私の申し上げたいのは、税収が同じなのに歳出が二十五兆円も増えて、この国大丈夫ということを申し上げたいんですけれどもね。  大変大きい問題だと思うんですけれども、補正予算についてお聞きしたいんですけど、財政法二十九条をお読みいただければと思います。
○藤巻健史君 特に緊要となった経費、予算、当初予算以降ですね、特に緊要になったと。確かに、防災対策とか復興とか、これは非常に当然のことだと思うんですけれども、ここにあるような項目、国際機関分担金・拠出金千三百億円、それから明治記念大磯邸園の整備に二十一兆円。(発言する者あり)あっ...全文を見る
○藤巻健史君 いや、この個別だけじゃなくて、この全てがね、ここに挙げている全てが特に緊要な歳出なのかと、それをお聞きしているんですけどね。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して、午前に引き続き質問をさせていただきたいと思います。  時間がなくなってまいりましたので質問の順番をちょっと飛ばしまして、まずこのパネルを見ていただきたいんですけれども、これは昨日の予算委員会冒頭に財務省の方...全文を見る
○藤巻健史君 スライドをさせようが何だろうが、この社会保障審議会が強調しているがごとく、名目金利が名目成長率より高くないと年金は持続不可能なんですよ。その辺ちょっと十分注意しておいて、今回の財政検証の結果、どういう話が出てくるのか注目したいと思っております。  最後の質問になる...全文を見る
○藤巻健史君 この問題は、後で財政金融委員会等で続けて質問したいと思います。  終わります。ありがとうございました。
02月20日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  まず、平山先生にお聞きしたいんですが、基礎的事実をお教えいただきたいんですが、日本は他国に比べて社会住宅が少ないし補助金がないとおっしゃったんですけれども、実は私、ロンドンに行って、転勤したときに、最初三か月間だけですけど、バックオフィ...全文を見る
○藤巻健史君 いろいろちょっと議論があるところなんですけど、時間がないので省きますが、今はやっぱり公共投資とかにしろ、税金を突っ込むというのはなかなかこの今の日本の財政状況を考えると難しいと思うんですよね。    〔理事川合孝典君退席、会長着席〕  公営住宅もやっぱり失敗して...全文を見る
○藤巻健史君 平山先生、お願いします。
○藤巻健史君 ありがとうございました。
02月27日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  まず、野口参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど川合議員の方から、なぜ日本人が世界有数に孤独感を感じているかという御質問があったんですが、それと少し関係あるかもしれないんですけれども、孤独死が多いという話を参考人はされましたが、これ...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていますと、確かに子供のためには、今まで子供が大変だった仕事を地域社会が担ってくれるという面ではいいかもしれないんですけれども、親の立場からすると、それがゆえに子供が離れていっちゃって孤独死を迎えるというようなことにも考えられるなと。単なる、別に感想ですけ...全文を見る
○藤巻健史君 雄谷参考人にお聞きしたいんですけれども、ごちゃ混ぜ社会ということで、確かに障害者の方にとってはこれ非常に重要かなと思うんですが、ただ、高齢者に限って言うと、ちょっとこの価値の一面性だけというかな、気がするんですよね。例えば、私なんか、テレビで見ていると、施設に入った...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと今日議題が違うかもしれないんですけど、先週の日、月と中国、日中議員連盟で北京に行かせていただいていろいろ視察してきたんですけど、AIが発達していまして、向こうの国は、そのAI技術と、それからロボットで、例えばコンビニの従業員を十分の一にできると自慢しているわ...全文を見る
○藤巻健史君 雄谷参考人。
○藤巻健史君 終わります。
03月08日第198回国会 参議院 本会議 第7号
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○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党の藤巻健史です。  会派を代表して、所得税法の一部を改正する法律案について質問いたします。  総理や麻生大臣は、通常国会初めの施政方針演説等で、今年度の税収は約六十二兆円で史上最高の税収だと、税収の多さに触れられています。いかにも景気回復の...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  申し訳ないんですが、全て河村公述人にお願いしたいと思います。申し訳ありません。  まず、日銀のバランスシートですけれども、公述人は先ほど保有国債、〇・五%以下だというふうにおっしゃっていましたが、私の理解だと...全文を見る
○藤巻健史君 債務超過になった場合、国は他国の例を参考にして補填しなくてはいけないというふうにおっしゃっていましたですよね。そうすると、イギリスなんかはシニョリッジを、通貨発行益をためておいていざというときに使うというふうにおっしゃいましたけれども、日本はないわけですよね。そうす...全文を見る
○藤巻健史君 今増税したところで、今年の予算でいうと三十二兆円の赤字なわけで、それ以上にない限り、日銀が自分の赤字を補填するために財政ファイナンスをしてやると、何が何だか分からないことになっちゃいますね。物すごい増税が必要だという理解ですね、そうするとね。
○藤巻健史君 増税の問題もどうかという話もあるんですけれども、私は元々マーケット出身の人間で、マーケットがどういう判断をするかなと、これこそ大変なことかなと思うんですよね。  中央銀行が債務超過になったケースというのは、最近ではスイス・ナショナル・バンクがあると思うんですけれど...全文を見る
○藤巻健史君 私、おっしゃるように、大変なことが起こって円が暴落する、円が暴落するということはハイパーインフレだということだと思うんですけれども、円が暴落してハイパーインフレになる可能性というのはどう思いますか。
○藤巻健史君 資本規制を掛けた国だと、資本規制を掛けるということは、要するにもう通貨が存在しないわけで、通貨が存在しないということであって、もうそれこそ外国との貿易ができないに等しいですから、物すごいハイパーインフレになっちゃうんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。
○藤巻健史君 もし、ハイパーインフレに万が一なった国ですね、歴史的に幾つかあると思うんですけれども、大体どういう方法でその通貨の信用と中央銀行の信用を回復したんでしょうか。
○藤巻健史君 私は、べき論からして、ここまで財政赤字が大きくなってしまった場合には、やっぱり大増税しかないと思うんですよ。その大増税という意味では、インフレ税、それもハイパーインフレ税だろうと思うんですが、いかがでしょう。
○藤巻健史君 時間がないので、最後に一言だけ、いいか悪いかだけ教えていただきたいんです。  統合政府論というのがありますけれども、公述人はあれはどう思いますか。駄目か、納得いくか、それだけで結構でございます、時間がないので。
○藤巻健史君 ありがとうございました。
03月14日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻でございます。日本維新の会並びに希望の党を代表して質問をさせていただきたいと思います。  私は税の専門家でもないので、基本的な税のことを押さえて、確認しながらちょっと議論を進めさせていただきたいと思いますが、まず最初に、税は九区分に分かれていると...全文を見る
○藤巻健史君 暗号資産の譲渡益、これは原則雑所得と、それも総合課税の雑所得というふうに認識しておりますけれども、雑所得の計算方式並びに最高税率、それから繰延べができるのか、損益通算ができるのか、その辺をちょっとお教えください。
○藤巻健史君 最高税率は四五%ということで、住民税を合わせて五五%ということですね。そして、翌年への繰越しはできないし損益通算もできないということで、納税者にとってはかなり厳しい税金になっているかと思います。  なぜ損益通算が雑所得はできないんでしょうか。
○藤巻健史君 雑所得、暗号資産の譲渡益、損とか、それから外貨預金の損とか得とかが入ると思いますけれども、そのほかに雑所得に分類されるような利益、損失を教えていただきたいんですが。
○藤巻健史君 今、例をお聞きしましたけれども、雑所得の中で、外貨預金の譲渡損とかそれから暗号資産の譲渡損、これは大きい損失が計上できる、要するに、暗号資産の例がそうなんですけれども、おととし大もうけしたけれども、翌年、去年は大損したというような非常にボラタイルな、収益が、利益がボ...全文を見る
○藤巻健史君 元々税法を作ったときに、雑所得に、そういうように今年は大もうけ、次の年に大損するというようなものが雑所得に入るというふうに想定しなかったからこういうふうに通算をできないというふうには考えられませんか。そうじゃないんでしょうか、本音は。
○藤巻健史君 まあ苦しいとは思うんです、苦しい御答弁かなとは思うんですが、確認しておきますと、外貨預金の譲渡損とかそれから暗号資産の譲渡損、これ以外は基本的にはいつも損が出るようなものじゃない、公的年金とか印税とかそのような、講演料とか、普通、そういう毎年、年によって大もうけした...全文を見る
○藤巻健史君 いや、それは最終的には二〇%の分離課税にするべきだとは思っていますが、私は、最初に結論から言っちゃうと、取りあえずは雑所得じゃなくて譲渡課税ではないか、総合所得の中の雑所得では、最低限それでもおかしくないんじゃないかなという議論を今日はさせていただいています。
○藤巻健史君 私はちょっと違うと思うんですけどね。その取引の時期が選べるから損益通算を認めないんじゃなくて、雑所得の範疇になっているから損益計算を認めないということがロジカルだと思うんですけれども。まあ、それはいいです。それは後からこの議論するうちに御説明したいと思いますので。 ...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと分かりにくいんで、一つ一つ、じゃ、お聞きします。  保有期間について、最後に保有期間のことをおっしゃいましたけれども、雑所得の場合は保有期間に関しても同じ税率が適用されますが、譲渡所得になった場合、総合所得の話、今、総合所得の方の、分離課税じゃないですよ、...全文を見る
○藤巻健史君 譲渡所得の場合は、五年以上保有していると半額になって、それに同じ税率が掛かるということですね。
○藤巻健史君 譲渡所得の方がよっぽどいいですね。  それから、損益通算については、雑所得ではできないけれども、譲渡所得、総合では損益通算ができるということですね。
○藤巻健史君 要は、譲渡所得の方が納税者にとっては有利だということですよね。  それから、私の理解だと、控除額というのは、雑所得の場合は、一つの、会社幾つも勤めては別、収入があれば別ですけど、一つの会社に勤めているサラリーマンの場合、二十万円までは非課税になりますけれども、譲渡...全文を見る
○藤巻健史君 いや、今日は、最初にちょっと申し上げておきますけど、私は、暗号資産というのはやっぱり特措法でいずれは源泉分離二〇%にするべきだとは思っていますけれども、今日の議論は、少なくても総合所得の中でも雑所得じゃなくて譲渡所得に相当するのではないかという今日議論していますので...全文を見る
○藤巻健史君 後で議論しますけれども、雑所得の定義というのは何なのでしょうかね。雑所得というのは、これ三十三条、所得税法三十三条の一で、一時所得というのは、まあいいや、譲渡所得、譲渡所得以外の所得のうち、営利を目的とする継続的行為から生じる所得以外の、まあこの辺はちょっと省きます...全文を見る
○藤巻健史君 すなわち、法律上では暗号資産というのは支払手段ではなくて資産であるという、法律的にも明確にもう宣言しているようだというふうに私は理解しますけれども、いかがでしょうか。
○藤巻健史君 分かりました。  少なくとも法律の中では資産という言葉を使っているわけですけれども、また国税、お聞きしたいんですけれども、譲渡所得の起因となり得る資産というのは譲渡性のある財産権を全て含む広い概念である、こう私は理解していますけれども、それで正しいかどうか、お教え...全文を見る
○藤巻健史君 今、国税当局の御回答の中ではっきりしたのは、譲渡所得の起因となり得る資産にはなるということを断定されたというふうに私は理解しましたけれども、なり得るんですよね。要するに、譲渡所得の起因となり得る資産になり得ると。それは今明快にお聞きしましたけれども、それならば、あと...全文を見る
○藤巻健史君 いや、総合課税か分離課税は別として、今聞いた限りでは、他国はやっぱりキャピタルゲインと認めていると思うんですよね。  キャピタルゲインと日本の言う譲渡所得というのは違うんですか。私は同じだと思うんですが、違うんですか。キャピタルゲインであるならばやっぱり譲渡益だと...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと時間がなくなってきたので、これ、今日残っちゃったのはまた次回に進めますけれども。  外貨預金の益というもの、これも雑所得なんですよ。これは後で議論していきますけど、私は暗号資産の分類、それから外貨預金の分類も、確かにおっしゃるように、おっしゃるようにじゃな...全文を見る
○藤巻健史君 政策的なもので範疇が変わるわけではないというのは私も十分に分かっています。学説にそういうのがあるから変えてみたらどうですかという話を今日はしているわけで、今後、きっとこの今日、話を聞きながら、いろいろ学者の先生の間でも議論が始まると思いますので、是非、学説でいろんな...全文を見る
03月19日第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会、そして希望の党を代表して質問をさせていただきたいと思います。  外務省のホームページには、開発協力を通じて途上国の発展を手助けしとあるわけですけれども、中国には昨年まで援助が続けられました。二〇一〇年、もう八年前に名目GDP、...全文を見る
○藤巻健史君 結局、一九七九年、八〇年からですか、始めて幾ら中国に援助してきたんでしょうか。
○藤巻健史君 中国がやはり世界的にどういう認識をされていると言われても、やっぱりGDPが世界二位の国になったという以上、その中に貧富の差があろうと、やっぱりその辺は自分たちで片付けてほしいというふうに思うわけですよね。そこまで、去年まで、もっと早い時期でやめるならともかく去年まで...全文を見る
○藤巻健史君 確かにいろんな理由、一貫して外務省の方は賠償ではないというふうにおっしゃっていますけれども、中国の方から賠償だという発言もありましたよね。なかったですか。
○藤巻健史君 今ちょっと手元に資料がないのでそれはそこでやめておきますけれども、じゃ、韓国のODAというのは、韓国に資金を出していたことがあるのかどうか、教えていただきたいと思います。
○藤巻健史君 これは戦後賠償の意味合いはあったんですか、なかったんでしょうか。
○藤巻健史君 ちょっといろいろ、そうでもないというような意見もあるようなのでそれは今日は追及しませんけれども、二〇一三年から減らしてきたODA予算がまた二〇一六年から増加し始めていますけれども、これはなぜなんでしょうかね。
○藤巻健史君 私も、日本にお金があればいろいろ近隣諸国を助けるというのは非常にいいことだとは思うんですけど、御存じのように今財政非常に苦しいと思うんですよね。  私自身は、やっぱり財政もトリアージが必要だと。要するにトリアージというのは、御存じの方が大部分でしょうけど、災害があ...全文を見る
○藤巻健史君 大変納得のいく、満足のいく御回答をありがとうございました。  あとちょっとほかにも聞きたいことがあったんですけど、この回答で結構でございますので、これで終わりにしたいと思います。  ありがとうございました。
03月20日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して質問させていただきます。  昨日の財政金融委員会、多くの先生が税の所得再配分機能について触れられていたんですね。ちょっと違和感があったので、今日はまず最初にお聞きしたいと思うんですが、具体的には星野局長で、根...全文を見る
○藤巻健史君 大臣のおっしゃることよく分かるんですけれども、一つちょっと気になったのは格差のない世界を目指すと。そんな、格差がなくなったら誰も働かなくなりますから、適度な格差は必要だと私は思っておりますので、一応それは言っておきます。  次に、オーストラリア、中国、シンガポール...全文を見る
○藤巻健史君 一概に、昔は日本から向こうへ行く、外国行く人たちの方が多かったけれども、今は逆転しているという認識でよろしいですね。  で、お聞きしたいんですが、そのときの、その四十年前と今の為替レート、オージー・ダラー、人民元、シンガポール・ダラー、韓国ウォンの対円レートをいた...全文を見る
○藤巻健史君 基本的には、円安が進んではいるところもあるし、余り為替が動いていないところもあるわけですね。  最後にもう一つ、日本、オーストラリア、中国、シンガポール、韓国の名目GDP、自国通貨建てですけれども、一九七八年と比べていただきたいんですが。
○藤巻健史君 いろいろお聞きしましたけれども、大臣、日本が観光立国になってこれだけの外国人が来るようになった、四十年前はこちらから観光していたのに、今は向こうからどんどんどんどん観光客が来るようになった、この理由は何だと思われますでしょうか。
○藤巻健史君 御当局の努力というのは非常に認めますが、私が今一番心配しているのは、やっぱり日本が貧乏になったからこれだけ来るんじゃないかなと思うんですよね。我々が若い頃は、東南アジア旅行ってたくさん行きましたよ。なぜかというと、東南アジア、まだ低開発国で安かったから、全てが。だか...全文を見る
○藤巻健史君 私は、やっぱりこの観光客が増えたということを単に楽観的に喜んでいるだけじゃなくて、やっぱり日本のGDPが世界断トツにびりの成長しかしていない、何とかしなくちゃいけないという発奮の材料にすべきだろうなと私は思っております。  ちょっと時間がないのであれですけれども、...全文を見る
○藤巻健史君 時間がなくなっちゃったのでこれで終わりますけれども、本来申し上げたかったことは、やっぱり政府債務が増えていないというのは、日銀が異次元の量的緩和で長期国債を買いまくって金利を低く抑えているからじゃないかと私は思うんですが、ちょっと時間がないので、今日はこの辺でやめて...全文を見る
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して質問をさせていただきたいと思います。  今回も、暗号資産の税制、そして外貨預金の税制についてお聞きしたいと思うんですが、現在、暗号資産は雑所得ですね。雑所得というのは、他の九分類と違いまして、他の九種類の所得...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと議論の論点が明確になりました。要するに、暗号資産というのは、資産としては認められるけれども、譲渡資産に起因する資産ではないという説明でよろしいんでしょうか。
○藤巻健史君 じゃ、ちょっとその後、これは後でまた申し上げますけれども、暗号資産というのは支払手段でもあるというふうにおっしゃっていましたけれども、支払手段というのはキャピタルゲイン、値上がり益とか値下がり損というのは生じるんでしょうか。
○藤巻健史君 アメリカでは、暗号資産を支払手段と定義して、かつ、それでいながらキャピタルゲインを認めているわけですけれども、日本とはどうしてそれが違うんでしょうか。
○藤巻健史君 アメリカの税制は分かりましたけれども、ちょっと議論を脇道に一回それますけれども。  前回、暗号資産の譲渡益とかそれから外貨資産の為替益というのは、損益通算とかそれから翌年への損失のキャリーオーバーができない。その理由として、これらは、為替とかそれから暗号資産という...全文を見る
○藤巻健史君 今の議論に関しては、これも前回申し上げたと思うんですけれども、税区分を考えるときに、そういうように毎年大きいボラティリティー、損をしたり得をしたりするボラティリティーあるものが雑所得に入るなんて思ってもいなかったからそういう区分になっているんじゃないかなと、私は逆に...全文を見る
○藤巻健史君 最初の質問に対するお答えで、暗号資産というのは、資産ではあるけれども譲渡所得に該当する資産ではないというお答えだったと思うんですが、それは一応、コンファーム的なことなんですけれどもね。    〔委員長退席、理事三木亨君着席〕  今、改正案、所得税法第二条第一項十...全文を見る
○藤巻健史君 そうしますと、前回も申し上げましたけど、租税法の大家である金子先生ですね、金子宏先生。この先生が書いていらっしゃる代表的教科書に、これ一か月ぐらい前に第二十三版というのが出て新しい書きぶりに変わったわけですけれども、「租税法」二十三版、二十三版の第二百六十一ページで...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと時間がなくなってきたのでちょっとはしょりますけれども、最初にちょっとお聞きしたんですけど、最終的な結論は、今おっしゃったように、学者の先生が譲渡所得の可能性もあるというふうにおっしゃっている、あと私は一時所得の可能性もあるかなと思っているんですけれども、もし...全文を見る
○藤巻健史君 今の話も、円という通貨であるならば何となく分かるんですけれども、外貨の場合には、特に外貨の場合には、円との関係においてやっぱり値上がり益、値下がり損というのがあると思うんですよね。だから、やっぱり値上がり益、値下がり損のある資産として考えてもおかしくないんじゃないか...全文を見る
○藤巻健史君 もう時間がないので国税当局との話はここで終わりにしたいかと思うんですけれども、国税当局のロジックというのは十分分かります。国税当局というのは、別に政治判断をするべきところではなくて、やはり税の論理で物事を進めるというのが皆さんの役目ですから、これ以上、だからどうだと...全文を見る
○藤巻健史君 余りちょっと納得できないんですけど、支払手段だけじゃないというから金商法で縛りを掛けるんだと私は理解するんですけれども、支払手段のままであれば金商法なんか関係ないですよね。いかがですか。
○藤巻健史君 あと二分ほど時間があるので、ちょっとまた戻させていただきますけれども、カジノの所得ですが、これは何所得になりそうなんですか。
○藤巻健史君 以前、麻生大臣が私の質問に対して、給与所得と暗号資産での利益とで不平等じゃないかというお話をしたんですけれども、カジノでもうけたものが一時所得、一時所得というのは五十万を引いた後、それを半額にして税率を掛けるわけですから、支払う税金というのは半分になるわけですよ。一...全文を見る
○藤巻健史君 競馬とかそっちの方は分かるんですけど、カジノとの不平等感がないような税制を考えていただければと思います。  終わります。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会、そして希望の党を代表して質問させていただきたいと思います。  ちょっと質問の順番変えさせていただきたいんですが、まずは総理にイエスかノーかだけでいいのでお答えいただきたいんですが、ドル預金の譲渡益というのは今、雑所得なんですね...全文を見る
○藤巻健史君 私は長い間マーケットにいましたので、このドル預金が、為替益が雑所得であるということがかなり経済にも影響していると思うんですよね。  もしドル預金をたくさんやる方がいると、ドル買い円安が起こってドル高になって、これデフレ脱却簡単にできますし、そして景気も回復するんで...全文を見る
○藤巻健史君 そうなんですね。確かにバブルというのは狂乱し過ぎでした。でも、景気が良かったというのは事実で、それは総理が想像されたとおり、まさに資産価格、株と不動産が上昇したから、だからこそ、あんなに、消費者物価指数が極めて低かったにもかかわらず、景気がめちゃくちゃに良かったと、...全文を見る
○藤巻健史君 今の税制を、私は、別にその暗号資産とか為替の譲渡益を利子所得にしろとか、別に全く関係ない、学説にも合わないようなことを言っているわけじゃなくて、学説としてもそういう可能性がある、それも、特に租税法の大家がおっしゃっているような分類に変えてもいいんじゃないか、なぜそこ...全文を見る
○藤巻健史君 いや、いろいろあるからこそ国益を考えろということだと思うんですよね。  思い出しました。要するに、これは為替介入とかいって国際的に非難されるような方法ではないんですよ、税制区分を変えるというのは。それはもう、学説にないようにがらっと変えるのはともかくとして、認めた...全文を見る
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  今日は、日銀に出口があるか、ひいてはアベノミクスというのはやってよかったのかということをお聞きしたいと思います。  デフレというじり貧を脱しようと思ってどか貧になりますと、これは国民生活地獄ですので、これを避けるためには、どうしても日...全文を見る
○藤巻健史君 金利を、出口に差しかかったときに減少しやすい、利益が減少しやすいとおっしゃいましたけれども、とんでもないんで、減少幅がめちゃくちゃにあるということが事実だと思うんですよね。  それから、例えば、今、黒田総裁は利益の一部を積み立てているとおっしゃいましたけど、積み立...全文を見る
○藤巻健史君 日銀というのは、今、民間金融機関に時価会計をやれと言っているわけですよ。じゃ、自分たちだけ簿価会計でいいのかという話になりますけど。基本的に、簿価会計で大丈夫であれば倒産しないんだというようなことであるならば、リーマンだって山一だって潰れていませんよ。いや、幾ら簿価...全文を見る
○藤巻健史君 今、総裁おっしゃいましたね、先ほど、前の質問に関する答えですけれども、長期金利は途端に上がるわけじゃないから大丈夫だとおっしゃいましたけど、私が申し上げたのは、日銀が長期国債を大量に保有しているから、満期が来て新しい金利が上がるまではすごい長い時間が掛かるよというわ...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来たので、終わります。ありがとうございました。
03月27日第198回国会 参議院 本会議 第10号
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○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党の藤巻健史です。  私は、会派を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論いたします。  まず、今回の所得税の改正には思想がありません。あるのは、足りない税収をどう増やすか、消費税上げに伴う駆け込み需要と反動減を...全文を見る
03月28日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党、藤巻健史です。  日中貿易戦争なんですが、昨年九月に、アメリカが中国からの二千億ドルを超す輸入量に対して一〇%から二五%税率を引き上げるという話がありましたけれども、想像するに、これは法律に基づいていると思うんですけれども、アメリカには特定...全文を見る
○藤巻健史君 日本には同じような法律というのはあるかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。要は、特定の国に対しての関税率を上げるとか、そういう法律があるのかどうか、お聞きしたいんですけれども。
○藤巻健史君 韓国との問題が大分混乱してきていますけれども、いわゆる徴用工問題ですね、徴用された方々に対する訴訟において日本企業の資産差押えが起こっていると思うんですけれども、それにやっぱりいろんな対抗処置を考えなくちゃいけないと思うんですけれども、アメリカが中国にやっているよう...全文を見る
○藤巻健史君 手口を明らかにするというのはおっしゃるとおりだと思うんですけれども、ここに、法律に、日本の法律に例えばスペシファイ、ある国をスペシファイして関税を上げるというようなことが書いていないということは、我が国では関税を引き上げるという政策は今現在では取れませんよという手口...全文を見る
○藤巻健史君 最後の部分だけちょっとコメントをお返ししたいんですけれども、日本というのは、確かに一九七二年の三百六十円からずっと基本的には円高の方向に行って、七十円、二〇一二年ですか、に七十円台まで行っちゃったわけなんですけど、それによって私は日本の国力というのはどんどんどんどん...全文を見る
○藤巻健史君 ちょっと次の質問に入る前に、先ほどの大臣の答弁に対してもう一つちょっとコメントがあったのであれなんですけれども、人民元安、通貨安は輸出にはいいけれども、高くなるとインフレ懸念があるとおっしゃったんですが、日本の場合は確かにそうなんですよね。円が余りにも安くて、高くな...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので終わりますけれども、最後に一言だけ。  税制で変わらないのじゃないかとおっしゃいましたけれども、暗号資産が雑所得に変わることによっておととし大暴落をしたわけで、やっぱり税制によって物が変わるということは一つ申し上げておきたいことと、あと、やっぱり...全文を見る
04月03日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。  今日は、高田参考人と白波瀬参考人がジニ係数で分析されていましたので、ちょっとジニ係数について、まず白波瀬参考人にお聞きしたいんですけれども。  国民が三人だけの国があったとしますね。一人が二億円、一人が五千万円、一人が五千万円という収...全文を見る
○藤巻健史君 いや、まさにそうだと思うんですけど、マスコミを見ていますと、何かジニ係数がオールマイティーみたいな議論がよくされているので気になっていましたので、ちょっと質問させていただきました。  高田参考人にお聞きしたいんですが、同じような概念なんですが、高田参考人の四ページ...全文を見る
○藤巻健史君 高田先生に続けて質問したいんですが、高田先生が最後に結論付けておっしゃったこと、そして斎藤議員に対しての回答の部分、非常にアグリーなんですけど、要は、欧米では富裕層がどんどん豊かになって格差拡大だと、日本の場合には中間層が落ち込むことによって格差拡大だということで、...全文を見る
○藤巻健史君 阿部先生に、時間がないので一つだけお聞きしたいんですが、私自身は、格差って、今、日本にある格差の最大の格差って世代間格差じゃないかなと。これだけの財政を、悪化していますとね。例えば、我々みたいな高齢層は使う世代で、若い世代というのは税金を払うために生きていく世代とい...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。     ─────────────
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  三年間調査会をやってまいりましたけれども、もしこの調査会で学んだことを政策に移すのであるならば、幾つか気にしておかなくてはいけないことがあるなというふうに思いました。  まず一点目は、今日も確認させていただきましたけれども、ジニ係数と...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党の藤巻です。両会派を代表して質問させていただきたいと思います。  これ質問通告していないんですけれども、今ちょっと見ていたら、為替が百十円を割って百九円台に突っ込んでいて、それなので株も二百五十円安ぐらいになっている。昨日ニューヨーク・ダウが...全文を見る
○藤巻健史君 今円高が急速に進んでしまうと、私思うに、今、日銀は手がないと思うんですね。だとするならば、唯一考えられる政策というのは、やっぱり米ドル債、アメリカ国債の購入しかないのかなと思うんですけどね。異次元量的緩和は、当然これ継続できます。要するに、別に日本国債を買わなければ...全文を見る
○藤巻健史君 今お聞きしていると極めて後ろ向きな態度にお聞きしたんですけれども、でも、例えば日本国内での取引であればそれは円でもいいかと思うんですけれども、普通の通貨で、法定通貨でいいと思うんですけれども、外国貿易をする場合には、今世界では、銀行勘定、銀行での勘定を持っていない、...全文を見る
○藤巻健史君 法定通貨対暗号資産との戦いというのは確かにあるとは思います。  これちょっと次回に、これ以降たくさん今日は聞きたいことがあるので回しますけれども、先ほど熊野議員の方から日銀デジタルという話が出てきたわけですよね。  日銀デジタル、当然のことながら私も大賛成で、五...全文を見る
○藤巻健史君 そうですよね。日本が例えば百億ドルの国債を発行したとすると、一ドル百円のときは一兆円が調達できるわけですけど、満期が来て百億ドル返そうと思った、そのときに一ドル三百円だったら三兆円が必要ということで、資金繰り破綻しちゃう可能性がある、だから他国通貨建てでは財政危機の...全文を見る
○藤巻健史君 全く分からなかったんですけどね。私は、全く同じことを日本が、MMT理論を全く実行しているというふうに取れるんですが。  今黒田総裁がおっしゃっていた、財政事情を考慮せずに国債を大量に発行した日本は世界最悪の赤字国ですよ、対GDPで二三六%の赤字発行しているんですか...全文を見る
○藤巻健史君 学者は言わなくても私は言っていますけどね。  確かに、短期市場は日銀がコントロールする、これは昔からそうですよ。それをもって計画経済と言う人はいないと思いますけれども、少なくとも私が金融マンのときは、短期市場は日銀がコントロールしますけれども、長期金利はマーケット...全文を見る
○藤巻健史君 財政再建をしなくちゃいけないのに、日銀が異次元の量的緩和をやって長期国債の爆買いをしているから長期金利が全く上がらず、まさに財政規律を壊している、まさに日銀が財政再建の妨害していると、私にはこう思えてしようがないんですけどね。  それはともかく、ちょっと時間がない...全文を見る
○藤巻健史君 私の質問は、もうちょっと言っちゃうと、購入量をこれ以上減らせるかという質問になるんですけどね。購入量じゃなくて購入増ですよね。いつもマーケットの人たちも、みんな間違えている人多いんですけど、あれ購入増。目標であるのは八十兆円増やすということですから、毎年ね。今ペース...全文を見る
○藤巻健史君 私は三十年来マーケットにどっぷりつかってきた人間で、黒田総裁もマーケットに多少なりとも関わりがあった人間だと思うんですけれども、その事態のときにそんな程度の認識でいいのかなと私はつくづく思いますけれどもね。  それはもうあれなので、ちょっと最後になります。時間がな...全文を見る
○藤巻健史君 突っ込みどころ満載の御答弁でしたけれども、時間が来ましたので次回に回したいと思います。  ありがとうございました。
05月10日第198回国会 参議院 本会議 第16号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。  日本維新の会・希望の党を代表して、ただいま議題となりました金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。  四月十七日に日銀が公表した金融システムレポートは、金融システムは危機的状況...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党の会派を代表して質問させていただきたいと思います。  まず、暗号資産の税制についてお聞きしたいんですけれども、先週九日のこの委員会で黒田日銀総裁に、私、暗号資産についてどう思うかというふうにお聞きしたんですけれども、そ...全文を見る
○藤巻健史君 定義は支払手段であろうと、立法事実というか、事実として、黒田日銀総裁がおっしゃったように、支払手段としては使われないわけですよ。それをきちんと税制に反映するべきではないかと私は思うんですよね。  今までの星野局長その他の国税担当者の方と議論してきた経緯としますと、...全文を見る
○藤巻健史君 今のお話聞いていると、定義が支払手段だから支払手段の税率を適用するというふうに聞けるんですけれども、事実として、定義はそうかもしれないけれども、実際に暗号資産は支払手段として使われていないわけですよ。日銀総裁がそうおっしゃっているんですからね、きちんと。データもきっ...全文を見る
○藤巻健史君 今の答弁を聞いていますと、やっぱり資金決済法の定義を変えればいいだけの話じゃないですか、それ実態に変えればいいだけじゃないですか。実態は変えても定義は定義だと、こうおっしゃるんでしょうかね、と疑問を思います。  次に、関連して今度は金融大臣にお聞きしたいんですけれ...全文を見る
○藤巻健史君 今大臣はブロックチェーンの重要性をとうとうと述べられましたけれども、ブロックチェーンと暗号資産というのはコインの表と裏の関係ですよ。特に、パブリック型の暗号資産というんですかね、これは、なかったらば、暗号資産がなければパブリック型のブロックチェーンは成立しないですよ...全文を見る
○藤巻健史君 財政ファイナンスか否かというのは、目的じゃなくて結果で見るべきだと思うんですよね。今、日銀の総裁は、デフレ脱却のために行っているからこれは財政ファイナンスではないとおっしゃったんですけど、それは、火事で、これは放火ではなくて失火なんだから火事ではないと言っているのと...全文を見る
○藤巻健史君 そうすると、また日銀総裁にお聞きしたいんですけれども、付利金利を上げると私は日銀の債務超過になるんではないかというふうに、この前の九日聞きました。総裁は、確かに付利金利を上げると支払金利が増えるかもしれない、日銀の支払金利が増えるかもしれない、しかし、資産の方の国債...全文を見る
○藤巻健史君 もう言い訳としか聞きようがないんですけどね。  もう一度言いますよ。日本銀行の保有する負債、日銀当座預金三百九十兆円。一%金利を上げると三・九兆円です。黒田総裁は、保有している国債の利回りも上がるから収入も上がるんだとおっしゃっていますけれども、ほとんどが長期固定...全文を見る
○藤巻健史君 これはもうそう答えざるを得ないからそう答えているんだと思いますけれども、どういうシナリオで考えたって債務超過になると思うんですけど、債務超過にならない事例を、じゃ、教えてください、いろんな設定で。どうなれば金利が上がっているときに債務超過にならないのか。
○藤巻健史君 はい。  じゃ、そういうことで、まさにそれは詭弁です。是非、シミュレーションの結果をお教えください。  以上です。終わります。
05月16日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党の会派を代表して、質問をさせていただきたいと思います。  この法案ですが、本会議でも申し上げましたけれども、もし地銀とかそれから日本銀行が健全であるならば、今、八千億を法律を変えて国庫に戻し入れるというのも合理的で...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、都銀の方もお願いいたします。
○藤巻健史君 二〇〇八年度、これは地銀、都銀とも赤字ですけど、これはリーマン・ショックということでしようがないかなと思いますが、私が想像していたほどではありませんけれども、二〇一三年の異次元の量的緩和を始めて以降、利益は落ちてきているのかなというふうに見受けられました。  若田...全文を見る
○藤巻健史君 悪化していくメーンのリーズン、理由というのは何だと思われていますか。
○藤巻健史君 これ先にちょっと麻生大臣にお聞きしてから後でお聞きしますけれども、今日の日経新聞朝刊で、メガバンク、私さっきは三行を聞きましたけど、メガバンク五行では、二〇一九年三月期決算二兆四百四十九億円で、前期に比べて二四%純利益が減ったという記事があったわけですが、当然のこと...全文を見る
○藤巻健史君 いろいろなものが重なって地銀経営が苦しいとおっしゃいますけど、それは、私が財政破綻、私個人が個人破綻するんですかといって、私の収入が減って個人破綻しますと申し上げたときに、でも藤巻の息子、幼稚園生のお小遣い、正月のお小遣いが増えるかもしれないから藤巻家は破綻するかど...全文を見る
○藤巻健史君 目的として長短金利差をなくすんではないと。でも、結果として、そんなことをしていると、地方銀行、ばたばたおかしくなっちゃうんじゃないですか、金融システム危機が起こるんじゃないですかということを私は申し上げているんですけど、異次元量的緩和を続けていて、地方銀行システム、...全文を見る
○藤巻健史君 そう聞いていますと、金融システムがおかしくなったらば異次元の量的緩和をやめるというふうに聞こえるんですが、そうすると政府の資金繰りはどうなるのかなと私は思っちゃうんですけどね。要するに、政府を助けるか地銀を助けるかという選択にいずれはなってしまうのではないかというふ...全文を見る
○藤巻健史君 そのとおりですよね。利上げをFRBは始めました。ですから、二〇一五年の政策金利の平均が〇・一三六%、二〇一六年が〇・三八七%、そして二〇一七年が〇・九七四%、そして二〇一八年が一・七八二%というふうに、金利を引き上げたことによって収益がどんどん減ってきているわけです...全文を見る
○藤巻健史君 その特定のシナリオのうち、ほんのごく一部では、ひょっとすると債務超過にならないというケースも考えられなくもないと思いますよ。もう緩く緩く金利が上昇していく、長い、七年か八年掛けて。あとのケースの場合では必ず債務超過になると私は思うんですけれどもね、どう考えても。 ...全文を見る
○藤巻健史君 そろそろ異次元の量的緩和が間違えていたと認められて、もうインパール作戦やめて、それはもう責任が、これ大変ですよ、やめると、今。物すごいショックがありますけど、更に進めるととんでもない大被害になるんじゃないかと思う。どんどんどんどん被害を大きくしているわけですよ。これ...全文を見る
○藤巻健史君 議事録残りますからね。将来どうなるか見ても、私は、そういうじり貧、デフレというじり貧から脱却しようと間違った政策を行った結果、どか貧になると思っていますが。これは副作用どころの話じゃなくて、大変なことになると私は思っています。  こういう状況において、最後に、時間...全文を見る
○藤巻健史君 終わります。
05月23日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して御質問させていただきます。  今日は日銀の財務の健全性についてお聞きしたいんですが、若田部副総裁、前回、私がFRB、アメリカの中央銀行であるFRBの純利益が利上げを始めてから...全文を見る
○藤巻健史君 今、副総裁は、長期金利が安定していたから収入が増えなかったとおっしゃいますけれども、長期金利、二〇一六年の平均長期金利一・八四%ですよ。二〇一八年の長期金利の平均二・九一%ですよ。一%上がっていますからね。それでも安定的だったとおっしゃるんですか。  一%金利が上...全文を見る
○藤巻健史君 よっぽど私の説明が悪いんでしょうかね。  長期国債しか持っていないんだから、長期金利はそんなに、長期国債は保有しているんだから収入はそんなに増えるわけないって何度も申し上げているのに、上がります上がりますと言われたら、こっちも、こんなの単なる、数字をベースにできな...全文を見る
○藤巻健史君 しっかり説明してくれないからそういう危惧しているんですよ。さっきのは何ですか、長期国債の方から受取利息がある。全然、それは小学生でも分かるじゃないですか、そんなこと。私の説明、よっぽど悪いですか、本当に。  これ、シミュレーションを出せと言っているのは別に私だけじ...全文を見る
○藤巻健史君 じゃ、次の問題に行きますけれども、日銀は邦銀に保有債券の時価会計を一生懸命推薦していますけれども、依頼というか指導しておりますけれども、日銀自身はなぜ時価会計をやらないで原価償却法、簿価会計なんでしょうか、お教えください。
○藤巻健史君 要するに、それ昔の話であって、確かに民間金融機関も満期まで持つものは簿価会計でいいことになっていますよ。ということは、逆に言うと、日銀は今買っている大量の国債を、インフレになろうと金融引締めがなろうと、ずっと保有しているということですか。売るんじゃないんですか。もし...全文を見る
○藤巻健史君 それは思うに、例えば株、株は、この前も申し上げましたけれども、日本銀行だけですよ、金融政策で株持って、それも日本最大の株主になるというね。そんな、ほかの、FRBも持っていないでしょう。それから国債、国債も、例えば私が金融マンだったときは三か月国債までで、ほとんど長期...全文を見る
○藤巻健史君 時価会計、何度も申し上げますけれども、時価会計だから大丈夫だって、もう自己満足でしかありませんよ、そんなもの。一発で市場は、簿価会計で大丈夫なんていうのは自己満足でしかなくて、やっぱり全て危ないと思えば時価会計でするのが市場ですからね。  それと、申し上げますけれ...全文を見る
○藤巻健史君 今、副総裁は、通貨発行益が長い間には必ず確保できるから日銀の信認は保たれるとおっしゃいましたけど、今問題になるのは、先ほど来問題にしているのは、通貨発行損が出てくる、巨大な通貨発行損がしばらくの間ずっと続くということ、それでも信認が確保できるのかという話ですよ。 ...全文を見る
○藤巻健史君 国民は理解できていないと思うから、だからこそシミュレーション結果を出していただきたい。そうすれば納得しますよ、そういう結果を見れば。出さないということは、出すと大変なことになっちゃう、もうどうしようもないから出さないんじゃないんですか。
○藤巻健史君 過去、債務超過になった中央銀行はありますか。
○藤巻健史君 私、ブンデスの例はちょっと存じ上げなかったんですけれども、マルク高でそういうことになったということは、スイス・ナショナル・バンクなどと同じだと思うんです。つい最近はスイス・ナショナル・バンク、確かに債務超過になっていますよ。同じようにスイス・フラン高になって、どんど...全文を見る
○藤巻健史君 はい。じゃ、終わります。  大赤字なんですから、それどうやっちゃう。まさにネズミ講、ポンジーゲームじゃないかという話になるわけで、これはもう大変なことになるんだと私は思います。これは後、続けてやりたいと思います。  ありがとうございました。
05月29日第198回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
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○委員以外の議員(藤巻健史君) ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、日本維新の会を代表して、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  平成二十三年三月十一日に起きた東日本大震災からの復興のための費用を捻出するた...全文を見る
05月30日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して質問させていただきたいと思います。  まず、本当は今日は黒田日銀総裁をお呼びしたかったんですよね。ただ、暗号資産についての質問がたくさんあるもので今日は黒田総裁お呼びしなかったんですが、そうはいい...全文を見る
○藤巻健史君 聞いていますと、詭弁ですよね。そういう答えするのかなというふうに思っていたら、そのとおりの答えされましたけれども、要するに年金所得とは通算させないという極めてインチキな答弁だったと思いますけど、何はともあれ、申し上げたいのは、少なくとも給与所得者、現役世代と高齢者と...全文を見る
○藤巻健史君 いつも暗号資産の議論になると、安全性とそれから技術の進歩、世界に出遅れるんじゃないかという、その兼ね合いだと思うんですけれども、今、三井局長のお話聞いていますと、価格が大きくぶれるから、ボラティリティーが高いからというお話ありましたけれども、ETFをつくれば、その価...全文を見る
○藤巻健史君 いずれは特定資産に暗号資産を書き込むと、可能性もあるという、特定資産に書き込む可能性があるというふうに理解しました。  先ほど、最初にあれだけ褒めてさしあげたんですけれども、非常に先駆的な金融庁というふうに褒めたんですけれども、今の答弁聞いていると、駄目だこりゃと...全文を見る
○藤巻健史君 今の答弁をお聞きしていますと、これはやっぱり外形で決まるということなので、可能性としては二〇%の分離課税になるということは極めて高いというふうに私は理解いたしました。  次に、また金融庁にお聞きしたいんですけど、今まで私、この委員会で国税当局と随分議論をさせていた...全文を見る
○藤巻健史君 今、三井局長の一つだけ、今決済に使われている暗号資産というのは、二千あるうちのほんのごく一部ですよね。いかにも何か全部の暗号資産が決済に使われているような御発言でしたが、決してそうではなくて、本当にごく一部であるという認識、間違いじゃないかというふうに思います。 ...全文を見る
○藤巻健史君 苦しいですよね。先ほど来申し上げましたように、支払手段として実際に使われたごく一部、それを理由に税法を作るというのは違うでしょう、やっぱり。じゃ、ほかの部分、決済手段ないところに使っているのは、別の税法が適用されるのは当たり前じゃないですか。この一部を取り上げて、だ...全文を見る
○藤巻健史君 時間が来ましたので終わりますけれども、私は当然資産の一つとして金融資産税制の中に組み入れるべきだというふうに思います。今の税制が大丈夫かというのは、私は裁判で明確に答えが出てくるのではないかなと、感想ですけれども、思っております。  以上です。ありがとうございまし...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 議院運営委員会 第23号
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○委員以外の議員(藤巻健史君) お答え申し上げます。  平成二十三年の三月十一日に東日本大震災が起きました。直後に、被災地域の復興復旧に資するため、平成二十三年東北地方太平洋沖地震等による災害からの復旧復興に資するための国会議員の歳費の月額の歳出特例に関する法案が制定されたわけ...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 当分の間というのは、いずれは、やがては恒久的なものにしたいというふうに考えております。  私どもは、この本法案のほかに、議員定数の削減とか立法事務費の一人会派への交付廃止など、身を切る改革の法案十三本を提出しているわけです。歳費の削減とこれらの改...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 日本維新の会は、党所属の国会議員全員が毎月十八万円ずつを党費として納め、党から被災地への寄附を行ってまいりました。  平成二十八年以降、東日本大震災被災地の自治体、そして熊本地震被災地自治体、その他大火災、豪雨災害など十九か所に、十九県に上がって...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 憲法四十九条は、両議院の議員につき相当額の歳費を受け取ることを保障しており、この相当額については、例えば、職務を遂行し、その地位にふさわしい生活を維持するために必要な額などと解釈されており、それなりに幅のある総体的なものであると考えられるところであ...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 先ほど、三十五条の特例として私どもは規定したわけでございますけれども、やはり同じように先ほど舟山議員の回答に議員削減の歴史を申し上げたと思いますけれども、その最初のとき、東日本大震災の直後に五十万円、歳費月額五十万円を減額するという法案が通りました...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 議論が不足しているのであれば、前々から議論をするべきだと思います。  私ども、今までも十三本のコスト削減法案を提出しておりますけれども、ことごとく取り上げていただいておりませんので、もしそういうようなことを含めて討論するべきというのであれば、是非...全文を見る
○委員以外の議員(藤巻健史君) 適正に運営されているということが大前提でございますけれども、適正に運営されているのであるならば、政党助成金というのは、政党の政治活動の健全な発達の促進とその公明と公正の確保を図り、民主政治の健全な発展に寄与することを目的としていると考えております。...全文を見る
06月18日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して質問させていただきたいと思います。  まず、三井局長にお聞きしたいんですが、なぜ謝罪されたんですか。私、試算内容とか言い回し、確かに乱暴だというような指摘があるのは存じ上げていますけれども、謝罪を...全文を見る
○藤巻健史君 記述がもっと正確であったとしても、この内容であれば国民はやっぱり年金にすごい不安を持ったと思うんですよ。  まず、次に厚生政務官にお聞きします。  これ、質問する前に言っておきますけれども、これ、予算委員会開かれないでこの場で年金問題について話そうというときに、...全文を見る
○藤巻健史君 今聞いておりますと、マクロ経済スライドがうまくワークしていないというふうな回答に聞こえたんですね。  午前中聞いていますと、審議官のお話、審議官だったかな、お話聞いていますと、何か少子化のせいだというような回答だったと思うんですが、年金がここまでちょっと国民が不安...全文を見る
○藤巻健史君 そうなんですよね。やっぱり積立金というのが非常に重要なわけで、これ、積立金が枯渇してしまったらば年金制度なんてもう崩壊ですよ。いかに積立金を増やしていくかということが重要なわけで、この数年間ずっと積み崩しを続けてきているわけですよね。ですから、これちゃんと積み立てて...全文を見る
○藤巻健史君 運用を論ずることはできないんですが、スプレッドが大きくなければ決して存在はできないと思うんですよね。スプレッドがゼロであればまず運用不可能ですよ、そんなものは、年金なんというのは。簡単に言えば、要するに、運用利回りの方が名目成長率より高くなければ年金というのは持続性...全文を見る
○藤巻健史君 もう日本は断トツの経済成長びりですよね。  ということは、一番考えられるのは、まずは株は上がっていないだろうなと。これは普通ですよ、経済が大きくなっていない、株価上がるわけないわけですけれども、じゃ、日本とアメリカの株価、三十年前、ニューヨーク・ダウと日経平均、各...全文を見る
○藤巻健史君 これ、もし年金で株価に全部運用していたとすると、もしそれアメリカ並みに日本の株が上がっていれば、経済が成長してそして株がアメリカ並みに上がっていれば何にも心配要りませんよ、全部運用していれば。そんな幾ら少子化になろうと何だろうと万々歳です、年金。もう手厚い、何倍かの...全文を見る
○藤巻健史君 いろいろおっしゃいましたけど、やはり年金がうまくいくためには経済が良くなくては、これは経済悪かったらみんな将来が不安になるんですよ、当たり前の話でね。やはり経済を良くしていただくことが年金の安定に一番いいこと、必要なことだというふうに思うんです。  マクロ経済スラ...全文を見る
○藤巻健史君 いろいろおっしゃいましたけど、プライマリーバランスの黒字化というのはおっしゃるとおり第一歩なんですよ。その後に、これはドーマーの法則といって、長期金利よりも名目成長率の方が高ければ、長期金利よりも名目成長率の方が高ければ、プライマリーバランスが黒字化した後、財政は、...全文を見る
○藤巻健史君 ベンチマークはそうかもしれませんけれども、きっと、特に二〇一三年辺り、もうお役人の仕事でしたから、まずリスク取りたくないんですよ。きっと外国債券も為替ヘッジ付きなんですね。為替ヘッジが付くということは、理論上は円の利回りと同じになるわけですよ。もしそれが正しいのなら...全文を見る
○藤巻健史君 被保険者の利益のために安全な運用をしていたと。被保険者の損失のために、官僚の安全のための運用をしていたとしか思えないんですけどね。  要するに、官僚の皆さんは損をしちゃいけないから、たとえこんな超低金利の、二〇一四年までかもしれませんが、それ以降、特にそれ以降、二...全文を見る
○藤巻健史君 もう全く分からなかったんですけど、まあそれはいいですけどね。  次に、ちょっと時間がないので日銀総裁にお聞きしたいんですけど、去年の暮れでポートフォリオを見ていますと、国内債券二八%、二八・二%、外国債券一七%。これ、もし先ほども申し上げましたように為替をヘッジを...全文を見る
○藤巻健史君 長い目で見ればそういう話もあるかとは思いますけれども、異次元の量的緩和を続けていくことによって、注意しなくてはいけないという、総裁がそうおっしゃるものがどんどん増えてきているわけですよ。  まず、超低金利ですから、ゾンビ企業が生き延びて構造改革が進まない、全く、日...全文を見る
○藤巻健史君 副作用がどんどんどんどん増えてきているということは間違いないことだと思います。  ちょっと時間がなくなってきたので、次の質問、自分で答えちゃいますけれども、中央銀行の中で金融政策で株を買っている中央銀行というのは日銀以外ないんですよね。普通、株みたいな危ないものを...全文を見る
○藤巻健史君 時間がないので、次の、いつも聞いている、要求していることなんですが、日銀の出口に入ったときに日銀は赤字にならないのか、債務超過にならないのかのシミュレーションを是非提出していただきたいんですけどね。  アメリカの中央銀行、FRBは、たしか二〇一三年四月、二〇一五年...全文を見る
○藤巻健史君 分かりました。要は、年金二〇〇〇年問題と同じように、国民に不安になるような資料は決して外に出さないと、こういう理解を私はいたしました。  ありがとうございました。
06月21日第198回国会 参議院 本会議 第28号
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。  先日、新潟県と山形県を襲った大地震がありました。不便な思いをされている方が大勢いらっしゃると思います。被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。  私は、日本維新の会・希望の党を代表いたしまして、ただいま提案された予算委員長金...全文を見る