藤村修

ふじむらおさむ



当選回数回

藤村修の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 文教委員会 第2号
議事録を見る
○藤村委員 新進党の藤村修でございます。新進党のトップバッターといたしましては、文教行政にかかわる災害対策の、阪神大震災の問題を中心に、質疑並びに提案等をさせていただきたいと存じます。  まず、今回、本当に五千人を超える死者が出た戦後最大の大震災、私も大阪の北部の選出でございま...全文を見る
○藤村委員 非常に前向きにお答えをいただいたと存じます。  ひとつこれは政府委員の方にお伺いしたいのですが、学校の中でも今回、神戸大学がございました。ここの医学部が、文部省の報告にもありますが、建物の損壊、給水設備の破損ということでございまして、その医学部附属病院が相当機能が低...全文を見る
○藤村委員 神戸大学医学部附属病院が、ガスが停止し、そして水も出ないということでございまして、やはり先ほどの話の延長でございますが、学校がそうして避難所になる、これはやはり耐震構造を相当考えるべきだ。さらに、そういうまさに生命を守る最後のとりでといいますか、大学病院が、ガスが出な...全文を見る
○藤村委員 次に、私立学校施設の復旧、そして専修・各種学校の問題を、これも同僚議員が先ほど来質疑いただいておりますが、私の方としては、特に専修・各種学校の問題、先ほども、要は、今の法律の中では結局当てはまらない、こういうことでございます。ところが、例えば今回兵庫県内だけでも専修・...全文を見る
○藤村委員 今お答えいただいたとおり、私立学校の場合もやはり二分の一は結局お金を借りる、有利子であります。そうすると、私学というのは、例えば文部省報告でも、甲南大学は建物四棟半壊、芦屋大学は建物二棟半壊、大変な被害を受け、そして半分お金を借りて、そのまた元利のお金を返していく、そ...全文を見る
○藤村委員 続いて、同じくやはり体育局関係でございましょうか、防災教育、訓練と言わずに防災教育と申しますが、学校における防災訓練がきょうまで、私ももちろん小さいころから経験がありますし、なされていることは確かであります。それが多分文部省の防災業務計画というものに従って、防災週間だ...全文を見る
○藤村委員 今、結局は「安全指導の手引」というものがあるんだと思うのですね。例えばスイスなんかでは、防災だけではありませんが、そういう訓練用の二百数十ページの教科書があるわけでありまして、文部省も少し本腰で防災教育というものをひとつ考え直してほしいというのが提案でございます。 ...全文を見る
○藤村委員 さらに、義務教育の方は教科書無償というものがありますが、先ほど来も一つ問題になっておりました、高校生は、家がつぶれ、教材が全部なくなり、あしたから勉強する材料が何もない、それで被災者であります。そういう中で、こういう震災という特別の事態に際しては、義務教育の幅を広げて...全文を見る
○藤村委員 結論としては、高校生の教科書は、ほぼ無償で何とか手当てができそうだということでございますね。
○藤村委員 これは東京の新聞ではございませんで、与謝野大臣も東京でいらっしゃったら目についていない、おとといなんですが、大阪で、非常に大きな、私もびっくりした記事でありまして、「父と母二通の死亡届」、こんな見出しの記事でございます。  震災四日目の二十日ごろ、神戸市東灘区役所を...全文を見る
○藤村委員 今の、例えば要保護とか準要保護とか、そういう対象、つまり経済的なものを一つ基準にした対象でその減免措置があるということだと理解したんですが、それ以外に、これは全国でもかつてから、交通事故で親を亡くした子供たちの高校授業料減免措置がそれぞれの県、教育委員会対応で相当進ん...全文を見る
○藤村委員 はい、よくわかりました。  それで、今の、災害遺児の関連では、これも報道されて御承知の方も多いと存じますが、全国の災害遺児でそういう団体から奨学金を受ける大学生たちがまた中心になりまして、これは今回の災害で新たに遺児になったというか、そういう人たちの応援をしようと募...全文を見る
○藤村委員 基本的に私もその考えで結構だと思います。つまり、順番を経るということでありまして、余り文部省が先頭に立ってボランティアを引っ張っていくのではなしに、むしろ今ある民間のボランティアをやはり側面支援をして育てていただく、こういう姿勢がまず必要であります。  それから、先...全文を見る
○藤村委員 大臣おっしゃるとおり、神戸大学は本当に一生懸命やっていただいております。ただ、阪大病院につきましては、確かに医薬品等云々で、一生懸命やっているという部分もありますが、やはり素直に反省してもらうところは、阪大病院の考え方では、現地に医者が行っても設備もないし、基本的には...全文を見る
○藤村委員 一つ、途中で私質問を飛ばしたものについて、申しわけございません、さかのぼって質問させていただきます。  今回被害を受けた学校を復旧するわけですが、そこに避難されている方もいるときに、学校を再開するときは、例えば仮教室というものが考えられるのか、仮教室をつくる場合は費...全文を見る
○藤村委員 今制度があって、国庫負担でやるということでよろしゅうございますか。
○藤村委員 それではもう一つ、地震研究ということでございます。  これは、特にきょうまではやはり首都圏とか南関東とかいうことが重点であったのですが、果たして阪神地域がきょうまで地震研究の対象になっていたのかどうか、これだけちょっと教えてください。
○藤村委員 以上、地震研究までちょっと触れさせていただいて、結局最後に大臣に御答弁願いたいのは、いよいよ阪神・淡路震災復興法のような、仮称ではありますが、そういうものをひとつ基本法をつくって、そして個別には、文教の中では、今この委員会でずっと出てきているような種々の問題が、今まで...全文を見る
○藤村委員 以上で終了させていただきます。ありがとうございました。
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○藤村分科員 新進党の藤村修でございます。  災害対策関係で特に文教の中で、今から第二次の補正ということがもう近々に出てまいりますので、その点につきましてお尋ねいたします。  まず阪神大震災の中で、今どうしても神戸あるいは芦屋、宝塚、伊丹、それぞれ兵庫県内がクローズアップされ...全文を見る
○藤村分科員 私は吹田市が地元でございますが、そこで、例えば小学校でも今カウントをすると復旧費用に二千百六十万ぐらい、中学校でも二千九百八十二万ぐらいかかる、これらが平成六年度内で今おっしゃったように工事がなされるというときに一つの対象になるということだと受けとめまして、さらに今...全文を見る
○藤村分科員 それでは次に、国立の施設でございます。特に、北大阪地域には国立ては大阪大学、これが吹田市と豊中市にまたがっている。どちらも災害救助法が指定され、大分大きな被害を受けております。それから、国立の民族学博物館がございます。ここも聞いてみますと、やはりガラスケースが相当落...全文を見る
○藤村分科員 どうぞよろしくお願いをいたします。  次に、私立学校関係でございます。多分昨日文部省の方にも要望を持参されているかと存じますが、これは兵庫県内の阪神地区被災私立大学・短期大学連絡会というものを急遽組織されまして、それで、「兵庫県南部地震に係る要望書」ということで、...全文を見る
○藤村分科員 それでは次の問題、これは最後の問題になりますが、つい先日、私の妻は病院の看護婦をしておりますが、そこでこんな話を耳にしました。ちょっと最近見ないビールス性の感染で子供が来られた、医者のコンファレンスの中でも、いろいろ調べてみると、そのお父さんがバイオの研究所にお勤め...全文を見る
○藤村分科員 この前もほかの委員会でお伺いしたのが、神戸大学医学部の病院では棚が壊れてシャーレとか試験管が相当壊れて、直ちにその部屋を立入禁止にし消毒をした、そういう対応をされて、そこで一応封じ込めができたかと思います。先ほどちょっと引き合いに出しました阪大でも、理学部で、これは...全文を見る
○藤村分科員 与謝野大臣にも今後のこととしてお考え願いたいのは、今のお答えのように、厚生省が出している規程やら日本ウイルス学会が出している指針に各大学が準拠しながらということでよろしいのかどうか。原子力などは非常に地域住民の方々もクリティカルになりますし、いざ震災というときに本当...全文を見る
○藤村分科員 文部省の方では、大学あるいは研究機関についての安全規程とか指針は厚生省の管理規程やら日本ウイルス学会の指針に準拠することで今後対処してよろしいというお考えかどうか。  何かこれを機会に、例えばこれはバイオハザードマークというマークで、そういうものを研究室にはちゃん...全文を見る
○藤村分科員 時間を四分ぐらい残しましたが、これで終わります。ありがとうございました。
06月08日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
議事録を見る
○藤村委員 新進党の藤村修でございます。科学技術委員会におきまして一般質疑ということで、科学技術全般にかかわる問題を初めての質問でもございますのでたくさんお伺いしたいと考えておりますが、時間の制限の中で簡潔にぜひ御答弁を願いたいと思います。  まず最初には、きょうの最初の原田委...全文を見る
○藤村委員 御所見ありがとうございました。  この法律ができて、地元でこう変わったのだよということをぜひ早くにも説明をしたいと思います。つまり、この法案で今後地震予知など防災対策上で何が目玉になるのか、きょうまでの地震予知の関係でどういうふうに変わるのかという、ある程度短い言葉...全文を見る
○藤村委員 わかりました。次の質問に移ります。高レベル放射性廃棄物の問題ということで、科技庁の関連でも非常に大きな部分を占める原子力エネルギーの問題関連でございます。  高レベル放射性廃棄物が四月末にフランスから、いろいろ報道された中で第一回目の輸送が終わりました。この問題はこ...全文を見る
○藤村委員 次に、もう二回目がひょっとしたら本年度内にも行われるかと考えられておりますが、輸送ルートの公表など公開の範囲を次も広げることができるのかどうか。今局長がおっしゃったとおり、姿勢として工夫と努力をする、それはわかります。当然そうしていただかないといけないのですが、私はイ...全文を見る
○藤村委員 理解いたします。  つい先週のことでございまして、この委員会から動燃の東海事業所を視察に行かせていただきました。このときの印象で、地層処分基盤研究施設、これも見せていただいて、地下一千メーターにいわゆるガラス固化体という廃棄物を最終的にはおさめるようにする研究を今か...全文を見る
○藤村委員 全体的には話はわかったのですが、幌延のことについて、いよいよ本腰を入れてやるのかどうかというあたりを簡潔にどうぞ。
○藤村委員 私、田中長官の今の御意見に全く賛成でございます。つまり、地元誘致がどうという問題ではない。ちょっと教えていただいたところ、いわゆる使用済み核燃料の累積発生量、これは原子力開発利用長期計画に基づいて試算されておりますが、二〇〇〇年までに約一八万トンですね。一トンが多分ガ...全文を見る
○藤村委員 ありがとうございます。ちょっと聞きたいことがまだございますので、次に移ります。  いわゆるプルサーマル計画ということでございますが、四月の未の新聞報道で、一面の記事で大きく、電気事業連合会が原発にプルトニウム混合燃料のプルサーマル導入を五月の連休明けにも原発所在の地...全文を見る
○藤村委員 日本の原子炉で、結局プルサーマルというのは、プルトニウムの廃棄物とウランをまぜて再度使えるという意味では非常に画期的だと思うのですね。ですから、その辺がちょっと難し過ぎるのかもしれません。ただ、日本のエネルギー問題等の将来を考えると、そういう非常に画期的なことを今考え...全文を見る
○藤村委員 ありがとうございました。  質問は、また次の項目に移させていただきます。  宇宙保険の問題でございます。  この委員会でもきょうまでも取り上げられておりましたきく六号のことで、場合によっては衛星打ち上げに保険を掛けた方がよいと思われるケースがあると考えられると、...全文を見る
○藤村委員 過去にも、結局きょうまではとにかく国のもの、国が保有する船舶とか自動車にも保険が掛かっていなかったということを私も聞きまして、その点でいろいろ考えているところで、一概に今長官のおっしゃった、今後すべてのケースで保険を掛けるべきかどうかというのはまだちょっと考えを、懇談...全文を見る
○藤村委員 単純にきょうまでの範囲では、保険を掛けた総額でいうと百三十九億ですね、保険料を支払った。基本的には事故がないものですから、結局保険金の受け取りというのは、返戻金なども入れて六十八億あった。そうすると、きょうまでのことについていえば、掛けなかった方が安くついたんではない...全文を見る
○藤村委員 私もそういうふうに考えます。三十六機で十一機掛けていた、掛けた理由はこうこうこういうことであった。百三十九億払って六十八億しか返ってこなかったと考えるよりは、むしろ六十八億も返ってきたんだというとらえ方で、保険というのはそんなに返ってくるものじゃありませんしね。  ...全文を見る
○藤村委員 ありがとうございました。  予想以上に長官の方からたくさんの御回答をいただきました。初めての質問でございましたが、また引き続き御指導のほどお願い申し上げます。どうもありがとうございました。
12月08日第134回国会 衆議院 文教委員会 第3号
議事録を見る
○藤村委員 新進党の藤村修でございます。  私の方は、いじめ問題を中心として、教育の改革ということを御提案なりもしながら、議論を進めたいと存じます。  先ほど石田委員の方からも御紹介申しましたが、新進党の方では今週の月曜日、十二月四日にいじめ問題調査団を新潟県と、それから一年...全文を見る
○藤村委員 この一年、いわばいじめに対して相当関心が高まり、文部省としても迅速に通知を出されたりした。そして、学校の段階でも非常に意識は高まったと思います。  私は、この前東部中学校で、校長先生、教頭先生、生徒指導の主事さん、あるいはPTAの皆さん、いろいろ長時間にわたってお話...全文を見る
○藤村委員 それからもう一点、チームティーチング、先ほど来も話が出ておりました。これも、今まで一人の先生が教科を進めるにしても、やはりどうしてもその先生の特色というか、個性というか、問題に対する答え方も、こういう答えが一つある。それがチームティーチングになると、もう一人の先生が、...全文を見る
○藤村委員 学校の現場あるいは父兄だけで努力できないそれ以外の部分ということでは、スクールカウンセラーとチームティーチング、非常にこれはうまく活用されることを私も望むものでございます。  それにしても、いじめの問題で特に重要なのがやはり父兄と先生、これは常に言われているんですが...全文を見る
○藤村委員 手引で書かれでおって、余りきっちりとしたというか、こうしなさいということではない。ある程度学校の自主性に任されているというふうに理解をしておりますが、ただ、私ども調査団で行きまして、やはり、同僚議員の女性議員でございましたが、自分の子供のケースで、いじめのケースであっ...全文を見る
○藤村委員 文部省としてのお答えはそうなると思うのですが、例えばちょっと別な観点から申しますと、これは東京都の教員の採用でございます。小学校だけで見ますと、ことし、平成七年の四月、大臣も選挙区であります東京都の教員は、内定者が百二十人で、内定外、欠員が出たときに入れるというのが二...全文を見る
○藤村委員 ありがとうございました。  今のお話でも、では学級は何人が適当かなどという問いが出ますと、どうもそういう科学的にあるいは実証的に研究されたものはないようでありまして、それと同時に、私は今ちょっと時間の都合で、このいじめ問題の中で特に心を育てるとかいうことが東部中学校...全文を見る
○藤村委員 それで、教科はそうだとして、特に先ほど来言っております心の問題というか、つまりどういう学年のときにどんな映画を見るのがいいかとか、心の教育、心を耕すような教育の手法はどれが適切かというのをひとつ研究課題にしていただくようにここで要望したいのですが、それともう一つは、今...全文を見る
○藤村委員 四十分予鈴ということで、ちょっと中断をさせていただいてよろしゅうございますか。
○藤村委員 先ほどに続きまして、いじめ問題を中心とした質問でございますが、先ほど来も一つ話題になっておりました週五日制、今、月二回、学校が実施をしております。その週五日制月二回実施というものに対しては、先ほど来のお話でも、教育課程は現状確保のままやる。ということは、土曜日四時間、...全文を見る
○藤村委員 そういうことで、まずは月一回、それから月二回を実験校でやって、それで全国的に実施をした。だから、大局、大きな目で見たときに、それはそれでうまくいくとしても、ただ、いじめ問題に関しては実は逆行している、あるいは弊害になっていると言えないかどうかをひとつ検証した方がいいと...全文を見る
○藤村委員 午前中の中島委員の方からもございました、戦後五十年といいますか、あるいは明治からの学制で、最初に学制が制定された時期、そして昭和二十年の敗戦によって、非常にこれは外圧による、今の新しい教育制度ができた。いよいよこれ、ちょっとした第三の改革の時期ではないかという時代に私...全文を見る
○藤村委員 おっしゃるように、つまり、いじめ問題、本当に一つの現象からというか、原因からではないこと、これはもう明らかであります。しかしその中で、この文教行政の中でできることは何かということをやはりここで、はっきりつかんでいかないといけないと思っております。  もう一度繰り返し...全文を見る
○藤村委員 このたびも、いじめ問題というのは、学校において生徒指導主事がある意味で一番働かないといけないし、一番やはり中心的に活動されております。  これは各学校ともやはり、今いじめ問題を一年ぐらい東部中学校は経験して、改善をするその中心的役割なのですが、そして今局長おっしゃっ...全文を見る
○藤村委員 もう一点、いじめに関連しては、ちょっと総括的に、東部中学校が一年取り組んでこられた結果として、決して特効薬があるわけではないし、本当にいろいろな面で一生懸命やったけれども、本当に、じゃこれでよくなるのかどうかというのはまだわからない、そういう思いの中でいらっしゃるわけ...全文を見る
○藤村委員 今後の御姿勢はいいとして、じゃ時間はどうするか。今の道徳の時間だけで足りるのかということにもなりかねない。  それで、実態として、東部中学校は、道徳の時間以外に毎旦二十分間、これは、つまり教科から外れてですからクラブ活動なんかは減らしてやっていると言っておりましたが...全文を見る
○藤村委員 教育関係の雑誌で、島村文部大臣が中高一貫教育に並々ならぬ関心を持っているらしいという記事のものを見せていただきまして、我が意を得たりと感じたわけでございます。もちろん、文部大臣としてではなく一政治家としての意見というふうにお断りになってお話しになったようでございますが...全文を見る
○藤村委員 つまり、政治家の中でそういう方がやはりふえていると思いますし、私ども新進党でも今、中高一貫をひとつ初めの一歩としまして、やはりこの際学制改革に取り組まねばならないということをちょっと意思表明さしていただきたいと思いますが、一つは、教育を取り巻く環境が、昭和四十年代以降...全文を見る