藤本孝雄
ふじもとたかお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月13日 | 第48回国会 衆議院 社会労働委員会 第18号 議事録を見る | ○藤本委員 私は、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の改正案に関連して、被爆者対策の基本的な幾つかの点についてお尋ねいたしたいと存じます。 戦後二十年を経過しました今日、なお戦争のつめあとは原爆被爆者の方々の上に残っております。このお気の毒な方々のために昭和三十二年原爆医療法...全文を見る |
○藤本委員 ただいまの御答弁の中に、特別被爆者の範囲の拡大について、なかったように思いますので、その点重ねてお伺いいたします。 | ||
○藤本委員 この特別被爆者の範囲の拡大の中で、原爆放射能の強い影響を受けたといわれている地域、長崎の伊良林、磨屋地区、広島の己斐、高須地区については今回の範囲の拡大の中に入っておりますかどうか、お尋ねいたします。 | ||
○藤本委員 それでは次に移りまして、今次の改正で医療手当が従来の二千円から三千円に増額されるというわけでありますが、この医療手当の性格上一般生活費とは異なったものでありますが、原爆被爆者に対してはその特殊な事情を十分考慮に入れられて、あとう限り増額が望ましい次第でございますので、...全文を見る | ||
○藤本委員 原爆被爆者に対しては原爆医療法に基づいて措置が講ぜられておりますが、昨年の衆参両院の原爆被爆者援護強化に関する決議の趣旨を尊重し、効果的に生かす意味合いから、また、戦争中国家との雇用関係、特別権力関係になかった者に対しては、無差別平等の原則で給付金措置などについても取...全文を見る | ||
○藤本委員 それでは援護法の問題は今後さらに御検討をお願いいたすことにいたしまして、これは昨年の十月三十日における当委員会での若松公衆衛生局長の発言の中に、認定患者が受療中に死亡した場合、ある程度の葬祭料を女給するということを考えているという答弁がありましたが、四十年度予算にはあ...全文を見る | ||
○藤本委員 最近のことでございますが、私はある新聞記事を見て非常に心を打たれたできごとがございました。それは広島の被爆者で詩人峠三吉氏の未亡人の自殺事件でありますが、記事によりますと、この未亡人は健診によって原爆症の症状が認められないと診断されながら、自分ではあくまで原爆症が残っ...全文を見る | ||
○藤本委員 それでは、この失態調査の方法について重ねてお尋ねいたします。これはすでに当局にも提出されてありましょうから、おそらく御存じのことと思いますが、先般日本原水爆被害者団体協議会より、このような被害者実態調査に対する要望がまいっております。要望はいずれももっともと思われる事...全文を見る | ||
○藤本委員 日本原水爆被爆者団体協議会よりの要望事項は、なお十三、四項目あげられておりますが、先ほども申し上げましたように、いずれも被爆者自身の二十年にわたる苦悩の歴史の中からにじみ出た、文学どおり切実な要望であろうと思われますので、当局におかれましても、こうした要望について十分...全文を見る | ||
○藤本委員 たびたび触れるようでございますが、原爆被爆者の問題は人道上の問題でもあります関係上、法は平等の原則によって、原爆対策の上で、個人別にせよ地域別にせよ、何らかの偏重があってはならないことは申すまでもありません。そこで、原爆対策について、広島、長崎以外の県に対してどのよう...全文を見る | ||
○藤本委員 ただいまの御答弁で理解できるわけでございますが、医療施設とか福祉施設等については、せめてブロック別、ブロックごとにでも施設を考える御用意があるか、将来おありかどうか、お尋ねいたしたいと思います。全国の被爆者数が約二十六万八千名のうち、広島、長崎を除いてその他の地域のも...全文を見る | ||
○藤本委員 現在はもはや戦後ではないといわれておりますが、確かに、わが国の経済、文化の復興ぶりを見ますと、まさにそのとおりであります。しかし、しいて申しますなら、戦争の傷あとはいまだに原爆者のうちに残されております。原爆症という特殊な疾病のゆえに脅かされる不安な心理状態、一方で移...全文を見る | ||
04月15日 | 第48回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号 議事録を見る | ○藤本委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同提案の原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。 案文を朗読いたします。 原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る |
04月21日 | 第48回国会 衆議院 本会議 第37号 議事録を見る | ○藤本孝雄君 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 現在、医療手当の支給限度額は法律で定めておりますが、本案は、これを弾力的に運用するため、政令で定めようとす...全文を見る |
05月17日 | 第48回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号 議事録を見る | ○藤本委員 私は自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派を代表し、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨を御説明申し上げます。 政府は、次の事項について努力すべきである。 一、労働者災害補償保険の全面適用については、改正法附則第十二条の期間内...全文を見る |
10月04日 | 第49回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号 議事録を見る | ○藤本委員 私の質問の前に、これから質問いたします災害の実情を御認識いただくために、現地の写真を大臣に見ていただきたいと存じます。 〔瀬戸山国務大臣に写真を示す〕 大臣に見ていただいておりますうちに、最初にまず、干ばつの被害対策についてお尋ねいたしたいと思います。 本...全文を見る |
○藤本委員 干ばつ対策のために支出いたしました動力費、電力費、また燃料費等を補助対象とできるかどうかの点について、重ねてお尋ねいたします。 | ||
○藤本委員 それでは、このたびの災害は全国的にきわめて大きな被害をもたらしました。私はこの災害に対する政府の施策について質問しようとするものでありますが、この論議を具体的なものとする意味からも、特に大きな災害を受けました香川県小豆郡土庄町肥土山地区における——この肥土山という文字...全文を見る | ||
○藤本委員 第二にお尋ねいたしたいと思いますことは、農家として再び意欲を持ちまして耕作にいそしむことができるようにするための対策についてであります。そのためには数々の制度融資の道もあることも承知いたしております。これらにつきましては、利率の引き下げ——たとえば小団地土地改良事業に...全文を見る | ||
○藤本委員 これから質問を申し上げようと思うことにつきまして御答弁いただきましたので、ありがたいわけであります。 営農政策の中で自作農維持資金について御要望申し上げたいと思いますが、災害に関しまして同資金の融資を十分に受けられるようにしてほしいということでございます。従来の例...全文を見る | ||
○藤本委員 それから次に、農家が希望を持って自分の生活を再建するために最も根本的な問題は、従来借り入れておりました各種の資金について、その未償還金をどうするかの問題であろうと考えるのであります。天災は一朝にして、営々辛苦の労働の結晶と、借り入れ金により設置しました施設や植培した果...全文を見る | ||
○藤本委員 この問題は、現実の問題といたしましては、非常に返済の能力が低いということ、それから、その返済の問題はさておきましても、その上、災害復旧が行なわれましてその土地に再投資をいたしますときに、実際問題としてその借り入れ金の償還が非常に困難になってくると考えられますので、重ね...全文を見る |