藤本孝雄

ふじもとたかお



当選回数回

藤本孝雄の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月20日第102回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○国務大臣(藤本孝雄君) ことし一月の参議院決算委員会におきまして目黒先生の御発言、拝読させていただきました。御指摘のように沖縄の抱えております問題の中で交通問題は極めて重要な問題でありますし、中でもバス問題、この合併問題は非常に重要な問題である、私もさように考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 裁決申請に対する意見につきましては、所管外でございますので差し控えさしていただきたいと思いますけれども、今委員の御意見につきましては十分今後勉強してまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 沖縄は本土に復帰をいたしまして約十三年を経過しておりますが、その間本土との格差を是正するために昭和四十七年には第一次沖縄振興開発計画、また昭和五十六年には同第二次振興開発計画をつくりまして、これまで約二兆円の国費を投入いたしまして振興開発を推進してまいり...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、最初の観光の問題でございますけれども、現在一年間で二百万人の観光客が沖縄へ来ておられまして、一人平均十一万円ということでございますから二千二百億円の収入があるわけでございます。一方、沖縄の農業粗生産の価格を調べてみますと一千三百五十億円ということで...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) いろいろな理由があると思いますけれども、特に十三年間約二兆円の国費を投入いたしまして、先ほども申し上げましたように、社会資本の整備を中心として進めてきたわけでございますけれども、今日その状況を見ますと、それなりに確かに効果は、本土との格差を是正するという...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 昭和六十年度予算につきましては、マイナスシーリングの厳しい環境のもとでございましたけれども、沖縄の持っております特殊な事情、それから本土との格差の是正を図るために、全国の水準に比べますとかなり配慮された内容になっております。六十一年度の予算につきましては...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 戦後処理の問題でございますが、この問題は極めて多岐にわたっておりまして、沖縄が持つ最も厳しい問題であります。このような問題につきましては、従来より関係省庁と協議の上種々の対策を講じてまいりましたが、今後も引き続き対策を進めていくために六十一年度につきまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほどの遺骨の問題、これはよくお気持ちはわかりますので、所管外のことでございますけれども、十分に厚生省と相談して努力してまいりたいと思います。  それから所得、企業立地がおくれている、それから失業率が高い、この三つの問題でございますが、所得も御承知のよ...全文を見る
10月14日第103回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○藤本国務大臣 先般、沖縄開発庁長官を拝命いたしました藤本孝雄でございます。  国の内外諸情勢極めて厳しい折から、沖縄の振興開発という極めて重要な職務を担当することになりました。責任の重大さを痛感いたしております。微力でありますが、与えられた時間を十分に果たすために全力を挙げて...全文を見る
11月20日第103回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○藤本国務大臣 沖縄が本土に復帰をいたしましてから十三年余たっておりますが、この間約二兆円の国費と県民のたゆまざる努力によりまして、社会資本、特に道路、港湾、空港、学校等の整備は進んでおりまして、その面では本土との格差は大幅に解消されていると思っておりますが、しかし、水であるとか...全文を見る
○藤本国務大臣 就任以来、幾つかの離島視察をしてまいりまして、確かに今お話がございましたように、本島と離島との格差、これは離島県としての沖縄が抱えている大きな問題だと思います。これらの離島につきましては、今まで住民の生活の安定、向上という面につきまして力を入れてまいっております。...全文を見る
○藤本国務大臣 有人の島四十二、しかも東西南北四百キロから一千キロの中に点在している離島県沖縄の振興開発という問題にとりましては、私はかねがね、船経済から航空機経済に移行していくことが非常に大きなかぎを握っておるように思っております。このような認識で離島空港の整備を行ってきておる...全文を見る
○藤本国務大臣 つぶれ地の問題は私も実は就任してから初めて知りまして、いろいろ今までの経過を聞いておりますと、これは大変な問題だ、おっしゃるように戦後処理の一つの大きな問題だと思います。お考え、お気持ちは私もよくわかるわけでございまして、沖縄が持っている特殊事情、これに対して今ま...全文を見る
○藤本国務大臣 就任以来四回視察に参りまして、本島を含め十の島に参りました。総体的に各地域とも関係者の皆さん方が地域の振興開発、活性化のために非常に御努力をされていらっしゃるという実情を拝見いたしまして、まず感銘をいたしております。  総体といたしましては、復帰以来十三年余の間...全文を見る
○藤本国務大臣 六十一年度の概算要求につきましては、沖縄県から御要望をいただいておりますことは内容的にはすべて網羅している、そう考えております。したがいまして、沖縄の今後の振興開発のためにも、また二次振計後期に向けまして非常に重大な段階に今入っておりますので、六十一年度の予算につ...全文を見る
○藤本国務大臣 国体には天皇陛下が御出席になられることが通例になっております。また、国体開催基準要項によりますと、開会式には天皇陛下のお言葉をいただくこととされております。先般も西銘知事が、陛下においでをいただきまして沖縄の戦後を終わらせたい、こういうお話もされたと聞いておりまし...全文を見る
○藤本国務大臣 宮古-本土との直行便の問題につきましては、沖縄のその他の空港の整備、例えば新石垣空港とか久米島空港のジェット化などと同じように地元から強い要望が上がっておる一つの問題でございます。私も、宮古島に伺いましたときに地元から強く要望されまして、その後、運輸大臣とも数回、...全文を見る
○藤本国務大臣 今の問題につきましては、余り知識がございませんものですから、十分検討いたしまして善処したいと思います。
○藤本国務大臣 就任以来三カ月余たつわけでございます。私は先ほど上原先と言われましたように、十六代目の沖縄開発庁長官で、初めての専任大臣ということを私自身実ははっきりよくわからなかったわけです。しかし、だんだん説明を聞いているうちに、これは大変な責任も感じておるというのが率直な感...全文を見る
○藤本国務大臣 現在、二次振計の四年目に入っておるわけでございまして、当面は六十一年度の予算の問題と、その中にも関係いたしておりますけれども、六十二年の国体、これが二次振計前半の一つの大きな問題で今日来ているわけです。しかし、二次振計後期の進め方いかんによりましては、この二次振計...全文を見る
○藤本国務大臣 今局長が御答弁いたしましたような方向でございますけれども、今後の二次振計後期の方向としては、私はやはり一番は観光だと思うのです。それで、今観光収入が二千二百億、農業の粗生産が千三百億でございますから、やはり現状から考えますと、沖縄の特性はそういうところが一番強いの...全文を見る
○藤本国務大臣 沖縄は離島県でございますから、この離島空港の整備につきましては、今お話がございましたように、その地方の産業、経済の振興開発に非常に大きな役割を持っておるわけで、単に住民の利便だけではない、そういう考え方、私も全くそうだと思うのです。事実久米島、それから宮古、石垣、...全文を見る
○藤本国務大臣 所管外のことでございますけれども、担当大臣としては電力とか水とかという問題は非常に大事な問題であるということは十分認識しております。所管外のことでございまして具体的な答弁はできませんけれども、よく勉強して努力してみたいと思います。
○藤本国務大臣 確かにお話のように沖縄の経済を支えております背景の大きな一つの問題であると思います。それが今後円高傾向の中で相対的にその状況が悪くなるといいますか経済活動が低下するといいますか、影響が出てくるわけでございますから、これは大変深刻な問題だと私も思います。  今局長...全文を見る
○藤本国務大臣 離島県の沖縄にとりまして、段々の御指摘がございましたように、空港の整備という問題は沖縄の振興開発のために非常に重要でございまして、これは住民の方の利便だけではなくて産業、経済の振興発展のために非常に大事な問題であります。  そういう認識のもとで今まで整備してまい...全文を見る
○藤本国務大臣 基本的には南西航空を育成していくという方向は必要だし、その方向は私もそういうことを考えております。  ただ、具体的な問題につきましては、運輸省内でいろいろ検討していくところでございますから、今後具体的な問題ごとに検討してまいりたいというふうに考えます。
○藤本国務大臣 二次振計の後期の問題につきましては、展望と戦略につきまして沖縄県とも今相談しておりますし、また、私どもの中でも検討中でございます。おっしゃるように、ポスト国体、これは約五年間で千三百億ほどの投資をしているわけでございますから、この後二次振計後期をいかに進めていくか...全文を見る
○藤本国務大臣 科学技術庁が今考えております種苗センターの問題は、私も承知をしております。私もかつて科学技術庁の政務次官をした経験もございますし、竹内現長官とは同期でもございまして、私就任以来この問題で数回長官とも、また科技庁の幹部とも話をしておりますが、実はいろいろ構想の段階で...全文を見る
○藤本国務大臣 四十七年に本土復帰をいたしまして、第一次沖縄振興開発計画、十年間やりました。それは主に社会資本の整備が中心だったと思うのです。本土との格差が非常にございましたから、生活面、産業面それから社会資本の整備の面、これはそのとおりであろうと思います。ただ、その社会資本の整...全文を見る
○藤本国務大臣 お話は宮古と東京との直行便の問題だと思うのですが、確かに宮古群島それから石垣、いわゆる先島方面は那覇からも三百キロ前後でございますか離れておりまして、非常に遠いところにあるわけでございますし、また有人の離島の中では本島を除けば非常に大きな島、人口も経済力も持ってお...全文を見る
○藤本国務大臣 大変御激励をいただきましたので、頑張ってみたいと思います。
○藤本国務大臣 確かにフリーゾーンの問題は、今後の沖縄の振興開発に大きな問題になると思っております。ただ、御指摘のように、私も全く同感なんですが、フリーゾーンのイメージが先行していると思うのですね。具体的にどういう内容を考えているのかということを聞きますと、みんな違うのですね。だ...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに社会資本の整備が地方の経済、産業の活性化に結びついていないという点が非常にあろうかと思うのです。社会資本の投資をいたしますと、それによって景気は確かに上がります。しかし、それは社会資本の整備が終われば終わってしまうわけでございますから、社会資本の整備を進めて...全文を見る
○藤本国務大臣 沖縄の振興開発と住民の生活安定を図る観点から、航空輸送は非常に重要な問題であります。その安全性の確保につきましては、沖縄開発庁としても当然重大な関心を持っておるわけでございます。  そこで、今回の演習につきましては、関係省庁によりまして十分な調整の上なされたもの...全文を見る
○藤本国務大臣 米国民政府の資料の収集につきましては、沖縄開発庁としてできる限り協力してまいりたいと思っております。
○藤本国務大臣 その他の市町村道にかかわる国庫補助の問題でございますが、これは制度上いろいろ困難な問題がございますことは御承知のとおりだと思います。しかし、地主の方々の御要望も強いわけでございますし、また何よりも沖縄の戦後処理の問題の一つでもあるわけでございますので、関係省庁と十...全文を見る
○藤本国務大臣 ことしの八月五日に那覇防衛施設局長から、使用期間二十年とする使用の裁決申請がありましたことは承知をいたしております。ただ、本件につきましては、所管外のことでもございますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、しかし、沖縄におきます米軍の施設、区域、...全文を見る
12月04日第103回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(藤本孝雄君) 先般、沖縄開発庁長官を拝命いたしました藤本孝雄でございます。  国の内外の諸情勢が極めて厳しい中にありまして沖縄の振興開発という重責を担うことになりました。微力ではございますけれども、与えられた責任を十二分に果たすために全力を挙げてまいりたいと考えてお...全文を見る
12月06日第103回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(藤本孝雄君) 私は就任以来、四回にわたりまして沖縄を視察いたしました。本島、久米島、粟国島それから宮古、伊良部、下地島、石垣島、竹富島、西表それから与那国、計十島の島に視察に参りました。各地におきまして関係者の皆様方がそれぞれの地域の振興開発、活性化のために非常に努力...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今回の調査結果は今鈴木先生が言われたとおりでございまして、私どもといたしましては、これらの調査結果を十分に頭に入れまして、今後いろいろな施策の展開におきましては十分に配慮してまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほどから鈴木先生の新石垣空港建設に対するいろいろな角度からの御意見を拝聴いたしました。確かに一つの問題として、どのような事業を行うにつきましてもそのコンセンサスづくりというのはもう大変大事なことだと思います。ですから、それは今後、県また市、町、関係者が...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私の就任以前の問題でございますので、加藤防衛庁長官から本件につきましては御相談はございませんでした。
○国務大臣(藤本孝雄君) ことしの八月に今お話しのその使用期間を二十年とする裁決の申請が出ましたことは承知をいたしておりますが、これは所管外のことでもございますので、私から意見は差し控えさしていただきたいと思うわけでございます。  しかし、第二次沖縄振興開発計画の中にも、お話し...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私どもといたしましては、今後とも施設、区域の縮小につきましては努力をしていきたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 伊江先生の足元にも寄らない沖縄に対する知識でございまして、大変じくじたるものがございますが、この鐘銘文を拝見いたしまして率直に感じましたことは、歴史的、地理的、文化的な沖縄の特性を見事に言いあらわしているというふうに感じました。最近、四月でございましたけ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) その他の市町村道、いわゆるつぶれ地の問題でございますけれども、これは沖縄の戦後処理の大きな問題の一つだと私も理解しております。今まで歩きながら、考えながら結論が出なかったということは、それほど難しい問題であったと思います。しかし、解決方法を決める時期もも...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 那覇空港の民間専用化の問題でございますが、私といたしましても、自衛隊機と民間機とを分離するという方向は基本的に望ましいと考えております。しかし、現空港の利用状況、また厳しい財政の状況などを考えますと、直ちに分離するということは極めて困難である、そういうふ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) お話しの点はよく私もわかるんです。しかし、国内の一種空港の現状なんかも考えますと、財政当局等がなかなか私どものこの専用空港化に対して厳しい判断をしておるということも、これまた現実の問題としては認識せざるを得ない。私は、正直に申し上げておるわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 新石垣空港をつくるという問題、これはもうたびたび議論がございましたからよくおわかりのとおり、石垣島だけの問題ではなくて、西表、与那国までを含めまして、あの地域の振興開発には非常に大きなてこになる事業だと思っておるんです。特に、沖縄と本土との格差を言われま...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 賛成、反対の陳情は受けましたですけれども、反対の方からの直接の御意見をお聞きする機会はございませんでした。内原市長からはよく内容につきましては聞いております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 第一義的には、中野先生御承知のように、第三種空港でございますから県が設置者。ですから、今そういうことで県が非常に努力をしておられるわけでございます。その努力を私どもは期待をしながらその結果を見ておるわけでございますが、段々お話しのようなことも十分理解でき...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 実は私もきょう初めてお話を承ったのでございまして、事実関係それからまたその考え方等もよく調べましてから私の考えを申し上げたいと思いますけれども、そういうことがもし事実とすれば非常に理解に苦しむことだと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 沖縄の県民の皆様方の御期待は十分過ぎるほどわかっておりますので、微力でございますけれども今後全力を挙げて頑張ってまいりたいと思っておりますので、ひとつ御指導、御鞭撻もよろしくお願い申し上げます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 使用期間を二十年とする裁決の問題につきましては、所管外のことでございますのでコメントは差し控えさしていただきたいと思います。しかし私としては、たびたび申し上げておりますように、事沖縄の米軍施設、区域というものが本島面積の約二〇%、沖縄振興開発、特に土地利...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も井上先生の先ほどの御意見に全く賛成でございます。一日も早く石垣島を中心としたあの地域のために新空港が開設されることを期待しておるわけでございますが、問題は、党の内外からのいろいろな御批判といいますか、反対意見もあるわけでございまして、それを知事として...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今、喜屋武先生お話しのように、六十二年の海邦国体、まさに当面の最大の問題でございまして、予算も六十一年度で約二百七十億ということで、それに大きな柱として努力しておるところであります。約五年間で千三百億ほどの投資もいたしておるわけでございますから、それが六...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) このバス問題につきましては私も重大な関心を持っておりまして、どうもいろいろ話を聞いてみますとなかなかうまくいってない、関係者の意見がなかなかまとまらない、そういうことでございまして、事務次官にも十二月の初めに現地へ行ってもらいまして、知事を初め関係者の皆...全文を見る