藤本孝雄

ふじもとたかお



当選回数回

藤本孝雄の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第112回国会 参議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 生活保護制度は、国民の生存権保障の最後のよりどころでありまして、国民の自助努力と相まって、権利として健康で文化的な最低限度の生活を保障するものであります。  したがいまして、今後とも真に生活に困窮する方につきましては、必要な保護を行い、自立への援助に努...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 手話通訳の制度化の問題でございますが、これにつきましては、かねてから御熱心な菅野先生でございますのでよく経過は御存じのことでございますが、現在、全日本聾唖連盟に手話通訳認定基準等の策定検討をお願いしてございます。そして、近くその最終報告が出される予定と聞...全文を見る
02月05日第112回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○藤本国務大臣 お尋ねの歯科診療報酬についてでございますが、これはさまざまな経緯がございまして今回のような取り扱いとなっておるわけでございますが、一日も早く関係者の間で合意ができまして、中医協の結論を得て、円滑な改定が実施されるよう努力を惜しまない所存でございます。
○藤本国務大臣 そのような方向で努力いたしたいと思います。
○藤本国務大臣 先ほど永末委員から御要請のありました二十一世紀の社会保障の展望につきましては、二〇〇〇年及び二〇一〇年の時点における老齢人口数、勤労者数及び社会保障給付費などの見通しについて、大蔵大臣とも協議の上、およその姿を予算委員会終了までに御報告申し上げるようにいたします。
02月06日第112回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○藤本国務大臣 生活保護の問題でございますからお答え申し上げますが、従来から、御承知のように生活保護の適正実施につきましては、必要な方に必要な保護を行うとともに、不正受給をなくすことでございます。御指摘の点につきましては、生活保護の適正実施の結果に直接かかわるものではないと承知を...全文を見る
02月17日第112回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○藤本国務大臣 先般の予算委員会の永末委員の御質問にお答えいたしましたことで御承知いただいていると思いますけれども、大蔵大臣とは協議の上、この予算委員会の終了までに二〇〇〇年及び二〇一〇年の社会保障の給付につきましては御報告申し上げるということで、現時点におきましては調整中でござ...全文を見る
○藤本国務大臣 社会保険方式というのは、国民みんなでひとつ助け合おうという考え方のもとに保険の形式を整えて運営している制度でございまして、この制度でいきますと、給付、つまり受益と負担の関係がはっきりいたしてまいります。また同時に、効率的な運用が期待できる制度でもございますので、非...全文を見る
○藤本国務大臣 脳死を人間の死とするかどうかということは別問題といたしまして、医学上脳の死を判定するということにつきましては、厚生省がさきに脳死に関する研究班というものをつくりまして、そこで判定基準をつくってお示しをしております。これは医学界におきましても妥当なものだと言われてお...全文を見る
○藤本国務大臣 脳死をもって人間の死と認めるということにつきましては、まだ国民の間で理解と納得が得られているとは思いません。私が申し上げましたのは、脳の死を医学上判定することができるかどうかという御質問に対してそれはできる、こうお答え申し上げたわけでございます。
02月18日第112回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○藤本国務大臣 これは建設大臣からまずお答えいただいた方がいいかと思うのでありますが、まずお年寄りに対する住宅対策といたしましては、建設省を中心といたしまして老人世帯向け公営住宅の供給などの施策がまず講じられております。  そこで、厚生省の関係につきましては、住宅事情などで居宅...全文を見る
02月19日第112回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 本格的な高齢化社会を迎えまして望ましいことは、国民にとりまして生きがいを持って、しかも安心して暮らせる、こういう社会の建設だと思います。そのためには人生八十年型の経済構造、経済社会システムということをつくっていかなきゃなりませんので、その指針として、御承...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) アメリカで御生活が長かったから社会保障制度の番号のことを言われていると思うのでありますけれども、なかなかこれは、将来の事務の簡素化などの問題については検討すべき大きな課題であると私も思います。しかし、今これを導入するということになりますと検討すべき課題も...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 間違いございません。
○国務大臣(藤本孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 退職者医療制度の見込み違いによりまして、よく御存じのことでございますから恐縮でございますけれども、総額三千六百億余の見込み違いを生じておるわけでございます。六十年度、六十一年度で一般会計から補てんをいたしまして、六十二年度はその残の千八億円につきましてお...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 我々が老人保健制度を導入し改正をしてまいりましたのも、国保の財政の安定のために各制度間の老人医療費の負担の公平を図るという観点からお願いしてきたわけでございまして、そういう趣旨で、これまた大変恐縮でございますが、安恒先生よく御存じのとおり、社保審には御報...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 一つは、国保の財政のそのときそのときの状況に応じまして国の負担率の見直しを図ってまいる、それから医療保険制度間の国保の負担のバランスもあわせて考える、それからさらに、社会保険システムを採用している以上は社会保険料中心であるべきという考え方に立ちまして給付...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 間違いないと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 輸入食品の安全性確保のために最大限の努力を努めてまいりたいと思っております。
02月22日第112回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○藤本国務大臣 エイズ問題につきましては大変お詳しい渡部先生でございますので、まず敬意を表したいと思います。  時間がございませんので簡単に申し上げますが、確かにエイズ問題は、全世界におきましても日本におきましても大変深刻であります。そこで、私どもといたしましては、何よりもこれ...全文を見る
02月23日第112回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘の点につきましては私は同感でございまして、まず何よりも実態の把握が大切であろうと思います。  そこで、現地の事情が許せば、遺骨収集等で現地の事情に非常に明るい厚生省のベテランの課長、例えて言えばそういう者を派遣して実態の把握をいたしたい、かように考えており...全文を見る
○藤本国務大臣 今お答えを申し上げましたとおりでございます。
○藤本国務大臣 今政府委員から御答弁申し上げましたように、薬害という意味は薬の副作用による害でございます。この場合はそういう問題ではございませんから、極めて法律的に申し上げますとそういうことになろうかと思いますけれども、私どもといたしましては、この血液凝固因子製剤によってエイズに...全文を見る
○藤本国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、薬害かどうかということに関しましては、残念ながら薬害ではないと申し上げざるを得ません。ただ、その救済については、先ほど申し上げましたようにそういう考え方ではなくて、非常に御同情申し上げるべき状況でございますから、今後十分に...全文を見る
○藤本国務大臣 まず、外国の医薬品を我が国で採用することにつきましての一般的な例を申し上げますと、我が国の審査基準に照らして、それを審査、承認をしなければならないわけでございます。今御指摘の非加熱製剤につきましては、当時の状況から見まして、私は厚生省が最善の努力をしたものだと理解...全文を見る
○藤本国務大臣 ですから、私が先ほどから申し上げておりますように、この非加熱製剤によりましてエイズに感染された方々については極めて御同情申し上げるべき点がありますので、その点について今後どういう対策が講じられるかということについて事務当局にも指示をしておるところでございまして、そ...全文を見る
○藤本国務大臣 薬害の定義は薬の副作用でございますので、そういう判断、結論は遺憾ながら出せません。また非加熱製剤を投与した患者がすべてエイズ感染者になるということではないわけでございまして、その点も十分御理解いただいておると思うわけでございまして、薬害に認定しなくても、我々といた...全文を見る
○藤本国務大臣 たびたびで恐縮でございますけれども、今局長が御答弁申し上げたとおりでございます。
02月24日第112回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○藤本国務大臣 輸入農産物を含めまして、輸入食品の安全確保、この問題は極めて重要な課題でございまして、今後最大限の努力を払っていかなければならないと思っております。  そこで、今御指摘の収穫後の農薬につきましては、御承知のように我が国では一般的に収穫後に農薬を使うということでは...全文を見る
02月26日第112回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○藤本国務大臣 今御指摘のように、国民年金の加入者は他の年金制度に比べて老後の保障について考えると非常に低いじゃないか、こういう御指摘、それはそのとおりだと思うわけでございます。  ただ、これまた非常によく御存じのとおりでございますが、基礎的年金は国民生活の基礎的部分をカバーす...全文を見る
○藤本国務大臣 六十四年度までは、御承知のように処理をいたしております。六十五年度以降の問題につきましては、基本的に公的年金に対する国民の信頼を確保する上で、この国鉄共済年金の問題については処理をしていかなければならぬというふうに基本的にまず考えております。  これからの進め方...全文を見る
○藤本国務大臣 最初にお答え申し上げましたように、公的年金に対する国民の信頼性を確保するためにこの国鉄共済問題については処理をしていかなければならない、これはもう大前提でございます。  手順につきましては先ほど御答弁を申し上げたとおりでございまして、その秋の有識者によります懇談...全文を見る
○藤本国務大臣 最初申し上げましたように、公的年金に対する国民の信頼を確保するために十分に努力をしてまいる、そういうことでございまして、先生の言われていることと私の答えは同じだと思います。
○藤本国務大臣 表現の違いでございまして、先生の言われるとおりでございます。
○藤本国務大臣 本格的な高齢化を迎えまして老後が長期化するわけでございまして、ょり豊かな老後を送っていくためには年金の内容をよくしていかなければならぬ、これはもう御指摘のとおりでございます。ただ、これは非常に御存じの話でございますけれども、公的年金というのは負担と給付が裏腹でござ...全文を見る
○藤本国務大臣 老人医療費、これは現状におきましても、また将来にとりましても、医療費全般にとって極めて重大問題であります。今全体の約三〇%が老人医療費でございますから、これの見方、見通し、非常に難しいわけでもありますし、また、これは医療費全体に大きな問題でございます。  今御指...全文を見る
○藤本国務大臣 六十二年版の白書の中の記述を念頭に置かれてのお話だと思うのですが、そういう救貧的なものは国でやる、それから所得のある人は民間でやる、そういうふうに誤解されるということは、これは私どもから見れば全然考えてないわけでございまして、そういうことはありません。  また、...全文を見る
○藤本国務大臣 シルバーサービスの最も大事な点は、適切なサービスがお年寄りに行き届くということでございまして、御指摘のような心配があれば、これはもう行政指導その他十分に対応していかなければならない、こういう問題だと思います。  また、そういう関係者の倫理観という問題も大きい問題...全文を見る
02月27日第112回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○藤本国務大臣 非常に広範な問題提起、御指摘でございました。私も郷里へ帰りまして各市町村長の話を聞きますと、何が一番頭が痛いかといえば国保問題だと言われます。私もそうだと思います。  そこで、国保の財政の長期安定化、これは最も重要な問題だと思うわけでございまして、その対策につき...全文を見る
○藤本国務大臣 メーカー間の治験と認可時期をめぐって調整があったのではないかという記事も拝見いたしまして、私も早速事務当局からいろいろ説明を聞きました。  結論といたしましては、一人の人でそういうことはなかなかできにくいし、またその人がやるという場合であれば別でありますけれども...全文を見る
○藤本国務大臣 六十二年版厚生白書につきましては、いろいろ御評価もいただいておりますし、また、御指摘のマンパワーの問題、それからボランティアの問題、確かに具体的に財源等の問題も含めて記述がございません。しかし、白書というのは問題点、また行政の実情といいますか、内容を示す、そういう...全文を見る
○藤本国務大臣 本格的な長寿社会に向かいまして、一人一人が安心して生きがいを持って生活できるような社会、これは政府全体として取り組まなきゃならぬ、御指摘のとおりだと思います。  それから、今後の社会保障が充実して機能していくことはもちろん大事なことでございまして、そのためには、...全文を見る
02月29日第112回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○藤本国務大臣 合併処理浄化槽でございますが、先生御承知のように経済性もございますし、非常に小回りのきく事業でございまして、特に人家連檐でない農村部では非常に有効なシステムだと私どもは考えております。そこで、六十二年度は補助制度を創設いたしまして、六十三年度は五倍の予算を要求して...全文を見る
○藤本国務大臣 老人医療費の負担の問題から健康保険組合また政管健保の財政が悪化してきているという御指摘はそのとおりだと思いますけれども、なお国保も財政状況は御承知のように苦しいわけでございまして、今医療保険制度全体が財政状況は非常に苦しい、こういう現状認識が一つあろうかと思います...全文を見る
○藤本国務大臣 この御提言はすべて私どもつまびらかに承知をしているわけではございませんが、言われていることに関して考えてみますと、今後の高齢化社会における負担の基本的なあり方を御提言されたものと思います。しかし、これは税制をめぐってその基本的な問題についての御議論が行われていると...全文を見る
○藤本国務大臣 薬害であるかどうか、またそのためにはこれが薬の使用による副作用であるかどうか、こういう議論をしているわけでございますけれども、その議論のつまるところは、不可抗力で非常に同情すべき余地のある方々に対して救済をどうすべきかというところがポイントであろうかと思うわけでご...全文を見る
○藤本国務大臣 自賠責の診療報酬基準の問題でございますが、これは御承知のように、自賠責制度の中の問題でございまして、基本的にはこの自賠責制度を所管する大蔵省と運輸省が対応すべき問題であると考えております。その意味におきましては、厚生省といたしましてこの問題に対する対応については限...全文を見る
○藤本国務大臣 今までの経緯はよく存じております。御意見の趣旨も私なりに理解をいたしております。ただ、先ほど申し上げましたように、この問題については我が省は所管をいたしておりません。したがって、御協力申し上げる点についても限度、限界があることは、これは御理解をいただけると思います...全文を見る
03月01日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
議事録を見る
○藤本国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国は、今や世界で一、二を争う長寿国となっておりますが、今後も、人口の高齢化は諸外国に例のないスピードで進み、二十一世紀の前半には世界で最も高齢化の進んだ国になるものと見込まれており...全文を見る
03月01日第112回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘のとおりでございまして、厚生省本省では一・九%に対しまして二・一二%で達成しておるわけでございますが、年金福祉事業団につきましては雇用率を下回っておるわけでございまして、これは好ましい状況ではございません。したがいまして、雇用率を達成するように指導してまいる...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに国の負担分は減ったわけでございますけれども、それに対応いたしまして地方財政対策として所要の手当てが講ぜられているわけでございますから、福祉の水準の低下であるとか、また事業の実施に支障があるとは考えておりません。
○藤本国務大臣 冷凍卵による体外受精の問題、これは私は極めて難しい問題だと思います。先ほどから質疑を拝聴しておりまして、ますますこれは難しいなと実感として感じておるようなわけでありますが、先ほどから上田先生言われておられますように、この問題は、医療上の技術の問題と人間の生命の尊厳...全文を見る
○藤本国務大臣 先ほど来からの御指摘、私も同感の点が多いわけでございまして、先ほど申し上げましたように、この問題につきましての国民の世論といいますか倫理観というものがまだ形成されてない段階でございますから、なおさらこの問題を取り上げる大学の倫理委員会の人選、また運営、公正に図られ...全文を見る
03月01日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 社会労働委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国は、今や世界で一、二を争う長寿国となっておりますが、今後も、人口の高齢化は諸外国に例のないスピードで進み、二十一世紀の前半には世界で最も高齢化の進んだ国になるものと見込...全文を見る
03月02日第112回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○藤本国務大臣 先ほど政府委員から御答弁をいたしましたように、インフルエンザの予防につきましては、現在ワクチンの接種以外に有効な方法がないということからワクチンの接種をしているわけでございます。しかし、御指摘のような、この予防接種に伴いましてわずかながら死亡事故等の重篤な副作用が...全文を見る
○藤本国務大臣 先ほど申し上げましたように、インフルエンザの予防にはワクチンの接種以外に有効な方法がございません。したがいまして、当面は昨年八月の公衆衛生審議会の意見を踏まえまして、これを実施していきたいと考えております。  なお、御指摘の予防接種のあり方についてでございますが...全文を見る
○藤本国務大臣 本格的な高齢化社会を迎えまして老後が長期化をしていくと、御指摘のように介護を要するお年寄りの数も増大するわけでございます。介護を要するお年寄りの対策につきましては、そのお年寄りが住みなれた地域社会、また御自分のおうちで介護を受けるということが望ましいわけでございま...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○藤本国務大臣 昭和六十三年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  昭和六十三年度厚生省所管一般会計予算の総額は十兆三千二百十一億円余でありまして、これを昭和六十二年度当初予算額十兆二百六十五億円余と比較いたしますと、二千九百四十五億円余、二・...全文を見る
○藤本国務大臣 血友病患者の中で血液凝固因子製剤を使うことによりましてエイズ感染者になった、この方々については、非常に不可抗力でございまして、極めて同情すべき事情があるというふうに思っております。私どもは、今いろいろ御議論になっております一年四カ月間の、アメリカよりも我が国におき...全文を見る
○藤本国務大臣 この一年数カ月のおくれの原因につきましては、今の我が国の制度、つまり、外国産の薬を日本国内で使う場合には国内で審査基準というものを設けております。だんだん簡素化をしてまいりましたけれども、臨床試験という点については残しております。その臨床試験を我が国としてはこの非...全文を見る
○藤本国務大臣 私も、今御指摘の事柄につきましては、内容を調査する必要があると思いまして、詳しく事務当局から事情を聞きました。  幾つかの点について具体的な説明がございまして、私としては一応そういう心配はないというふうに今判断しているわけでございますが、一、二点のことについて申...全文を見る
○藤本国務大臣 私も御意見に全く賛成でございます。それぞれの長所を組み合わせて国民の健康の増進を図っていくということは非常に重要な問題だと思いますし、また、医学そのものが一つのその国の文化、長い歴史を積み重ねたものでございますからいろいろ違ったものがあってもいいわけだと思うわけで...全文を見る
○藤本国務大臣 同じでございます。
○藤本国務大臣 アスベスト問題でございますが、極めて重要な問題だと認識しております。  厚生省所管につきましては、昨年暮れに福祉施設の関係については全国的に調査をいたしまして、改良できるところから処理をしてまいりたい。また、病院その他の関係につきましては、現状につきまして早急に...全文を見る
○藤本国務大臣 おっしゃるとおり、これは非常に重要な問題でございますから、私どもも全力を挙げて対応したいと考えておるわけでございまして、今後適切な対応を強力に行ってまいりたい、かように考えております。
○藤本国務大臣 段々のお話を承っておりまして、親としてはどちらも一人、しかし内容は相当違う、これはまさに男性と女性の違いかなと思いながら承っておったわけですが、制度として、その制度の中でどう対応するかというのはなかなか難しい点もあると思うのです。しかし、今後御意見のように、つまり...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに御指摘のように社会福祉施設の運営をされておられる方は、福祉の向上のために利潤、利益ということを度外視してやられておるわけでございますから、そういう方々が施設を整備したり運営をしたりすることについては十分に配慮をしていくべきだという御指摘については、私も全く同...全文を見る
○藤本国務大臣 同和問題につきましては、極めて重要な問題であると私も認識しておりますし、私の選挙区にも何カ所かございまして、選挙の関係もございまして、よく訪問した経験を持っております。  この十年間ぐらい、考えてみますと環境は非常によくなってきた。例えば住宅が建てかえられたり道...全文を見る
○藤本国務大臣 内容につきましては、今黒木審議官からお答えしたとおりでございます。  実は、この長寿科学研究センターは、私が大臣に就任いたしまして最初に陳情を受けましたのがこの件でございました。愛知県にぜひ誘致をしたいからよろしくというお話でございました。非常に御熱心だというこ...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズ対策には幾つかの柱があるわけでございますけれども、その中の大きな柱として、患者、感染者のプライバシー、人権を守る、これは大きな柱であるわけでございますので、そういう点については十分に配慮が行き届くように私も考えてまいりたいと思います。
○藤本国務大臣 総理が先般予算委員会で答弁されましたのは、血液製剤によってエイズに感染をした方々に対しての救済の問題で、これが薬害であるとかないとか、こういう議論のやりとりがあったわけでございます。そういうやりとりの後で、総理から、救済ということに焦点を当てられまして、不可抗力で...全文を見る
○藤本国務大臣 一般的な問題としていろいろお話し申し上げた中で活字になる部分は極めてそのところだけになるわけでございまして、その活字になったところだけの判断と前後の文脈といいますか、言ったことの脈絡はむしろ逆の場合もあり得るわけでございます。この問題につきまして私が特に申し上げた...全文を見る
○藤本国務大臣 今お話がございましたように、安倍外務大臣の見解と私の見解は同じでございます。まさにさきの大戦の犠牲者であるわけでございまして、今後、政府といたしましても、十分に関係者と協力をした上で、重要な課題として全力を挙げて取り組んでまいらなければならない問題だと考えておりま...全文を見る
○藤本国務大臣 まさに戦争の犠牲者であるというふうに考えます。
○藤本国務大臣 今局長から御答弁申し上げましたように、身内の方でそういう身元引き受けを拒否される場合にきましては、先ほど答弁申し上げましたように、かわりましてボランティア等の関係者が身元引き受けを行えるということでございますので、そういう場合には私ども喜んでお世話したいと思います...全文を見る
○藤本国務大臣 日本語の教室がボランティアの努力、尽力によって設置されている例もあると聞いております。しかし、これは中国の内政にかかわる問題でございますので、私どもといたしましても十分に検討してまいりたい、かように考えております。
○藤本国務大臣 私も浴場関係者に郷里で非常に長い間つき合っている友人がおりまして、もう二十年ぐらい、その都度浴場の経営について相談を受けたり、また傾向としましてはどんどん浴場が減ってきておるということについては非常に心配をしておるわけです。  中路先生非常にお詳しいわけですから...全文を見る
○藤本国務大臣 自分なりに勉強いたしたいと申し上げたわけでございまして、ぜひ検討してまいりたいと考えております。
○藤本国務大臣 よく勉強してみたいと思います。
○藤本国務大臣 大変お気の毒な事情はよく理解をしておりますが、今の制度の中で、それにいかに対応していくかということになりますと、今局長が申し上げたようなことにならざるを得ないわけでございまして、その点について私なりに勉強してみたいと考えております。
○藤本国務大臣 御指摘のとおり、昨年六月の松寿園のあの痛ましい事故を教訓にいたしまして、二度とこのようなことが起こらないように万全の対策を全力を挙げて講じてまいりたい、かように考えております。
○藤本国務大臣 なかなか難しい問題だと思いながら拝聴しておりました。しかし、このような事例が起こることはまず遺憾なことでございまして、それはぜひとも避けなければならぬ、それに対してどこまで行政としてかかわりができるのかなということだと思うわけでございますが、まず第一番目の問題とし...全文を見る
○藤本国務大臣 一般的なお話でございまして、私も一般的にお答えせざるを得ないわけでございますが、大勢の住民のために必要な施設、しかしそれは非常に迷惑施設だ、それを建設するということは行政の大きな責任だと思います。  しかし一方で、御指摘のように、それについていろいろ意見が分かれ...全文を見る
○藤本国務大臣 今局長からお答え申し上げましたとおりでございまして、私といたしましては極めて重要な問題であると認識をいたしております。
○藤本国務大臣 御指摘の方向で努力をいたしてまいります。
03月10日第112回国会 衆議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○藤本国務大臣 先日の委員会におきまして、この問題はまさに医療上の技術の問題と生命の尊厳をどう調和させていくかという極めて重大な問題でございまして、今後この問題をどう進めていくかということにつきましては、国民のこの問題に対する倫理観の形成ということが極めて重要である、かように申し...全文を見る
○藤本国務大臣 六十一年の二月二十二日の予算委員会での当時の今井厚生大臣との御質疑、私も読ませていただきました。百万人の子供の命を救いたい、その考え方は今も私ども念頭にございまして積極的に進めておるわけでございますが、問題は、御承知のようにいろいろ問題がございまして、例えば今も言...全文を見る
○藤本国務大臣 けさの朝刊の記事についての御質問でありますが、昨年十二月に厚生省職員らが訪中をいたしました際に、中国側関係者から、集団で行う訪日調査については一九八八年前半で区切りをつけたい、そういう趣旨の意向打診がありましたことは事実でございますけれども、訪日調査の打ち切りとい...全文を見る
○藤本国務大臣 この資料は、高齢化社会におきます社会保障を展望するために、人口の高齢化の状況であるとか、また人口の高齢化の状況と社会保障の給付と負担の見通しにつきまして明らかにしたものでございます。  私といたしましては、この資料によりまして、今後本格化されます高齢化社会におけ...全文を見る
○藤本国務大臣 長寿社会対策につきましては総務庁が所管をいたしておりますので私が申し上げることはいかがかと思いますけれども、今吉田先生言われましたように長寿社会がこれから本格化するわけでございまして、いかにこの長寿社会に活力をもたらしていくか、こういう御指摘だと思います。これはま...全文を見る
03月11日第112回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、任意加入の制度でございまして実効が上がっていない。推定二万人ぐらいの加入者でございますから、全体が私立、公立を合わせて二百万人、その半分の百万人と考えますと二%前後、こういう実態でございます。  それで、御指摘のように、事故に遭った。そ...全文を見る
03月12日第112回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 中国残留日本人孤児の訪日調査の問題でございますが、御承知のように五十六年からスタートいたしまして、七年間で十七回、延べ千五百八十八名、うち五百八十二名判明をいたしておりまして、来年六十三年度は百名の調査を予定いたしております。  一方、中国側におきまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、この中国残留日本人孤児の問題は調査の方は峠を越しておるわけでございまして、今後の問題の焦点は帰国孤児の自立、定着問題ということに焦点が移っておるわけでございます。  厚生省といたしましても、この問題の解決はまさにさきの大戦における大きな...全文を見る
03月15日第112回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 歯科の診療報酬の改定でございますが、先生御承知のように、技工士問題が一昨年より宿題になっておりまして、その解決がこの歯科の診療報酬の改定の前提になっているような経緯、経過がございます。残念ながら、昨年の暮れ、そういう事情で改定ができなかった。表現が悪いか...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) この問題につきましては、先生が中医協の委員当時から技工料問題をはっきりすべきだという御主張をされてこられたことを私も承知をいたしまして、非常にその見識に敬意を持っておる次第でございますが、医科と同時決着ができなかったということはまことに私も残念に思ってお...全文を見る
03月16日第112回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国内で必要とする血液を国内で自給する、これはまさしくそのとおりでありますし、一つの大原則だと思います。我々はそういう意味におきまして、国内における血液の需要に対して十分に供給できるような体制をこれからも十分力を入れて進めていかなければならないと考えており...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ対策の問題で最も重要なことは、私はまずエイズという病気を蔓延させないように全力を挙げることだと考えております。  御承知のように、エイズに感染をいたしますと四〇%が発病し、そのうち九〇%は死亡に至る。しかも特効薬がまだ発見されていないという極めて...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほど申し上げましたように、血友病患者の中でエイズ患者になられた方々に対しての救済はやらなきゃならない。どういうことがやれるかということの検討中でございまして、まだその時期ではありませんので、御理解いただきたいと思います。
03月17日第112回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、今後の医療費を考えます場合に、高齢者の医療また医療費が極めて大きなウエートを占めておるわけでございます。医療費について言えば、現在総医療費のうちの二五%ぐらい、昭和八十五年には約四〇%ぐらいに伸びるのではないか、こういう推計もあるわけでご...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 本格的な長寿社会を迎えまして、高齢者が安心して生きがいを持って生活をしていただく、そのための指針として六十一年に長寿社会対策大綱というものを決めておるわけでございまして、これはまさに人生五十年型から人生八十年型経済社会のシステムを構築して活力のある社会を...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 厚生年金基金の資産運用の運用方法を拡大する、その方向で両省が協議をする、こういう趣旨でございます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 総理の御答弁の前に。  最初の御質問につきましては、具体的に運用の拡大、その中身についてこれから両省で協議をするわけでございまして、いろいろな御意見を念頭に置きながら進めてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も先生と同じ疑問を感じまして事情を聞きましたところ、大体民間の場合には一日二万枚ぐらい、我が方の場合にはピーク時で一日二百五十万枚、分量に相当差がある関係で、正確さと迅速さ、こういう要件もプライバシーの保護と同様大事であるということから一応私なりに納得...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 厚生省といたしましては、住宅にお困りのお年寄りの場合につきましても福祉施設等へ入居していただくように対応したいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 厚生省といたしましては、特別養護老人ホーム、また養護老人ホーム並びに軽費老人ホームなどの福祉施設の整備をもちまして対応いたしてまいりたいと考えております。
03月18日第112回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 難病問題につきまして、かねがね十分に御研究また御指導をいただいておりますことをまずお礼申し上げたいと思います。  まず、予算の点につきましては、御承知のように約百億程度の予算を六十三年度でお願いいたしておりますし、さらに今後の問題といたしましては治療と...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 昨年の七月三十日の大臣答弁を引用されての御質問でございますが、御承知のように、内部障害者更生施設は訓練施設でございまして、療養施設ではございません。したがって長期療養には向かない施設でございます。長期療養に利用できるものといたしましては療養施設と授産施設...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 確かに昔と比べまして子供の社会に大きな変化があるように思います。自分の子供のときと比べてどう変わったかなということを考えるわけですけれども、一つは、やはり兄弟がほとんどない、それから塾通いというような問題もありまして、友達や兄弟で青空のもとで伸び伸びと遊...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 厚生省も五月五日にはこいのぼりを上げます。私も上げたいと思っております。  今社説をお伺いいたしておりまして、いかに子供の健やかな成長が重要であり、しかもそれに対する社会的な要請が非常に大きいかということを改めまして再認識いたしました。厚生大臣といたし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 少年の時代に福祉施設に入所をしてボランティア活動に従事する、これは、その人その少年の人格形成にプラスするわけでもありますし、また福祉マインドという極めて現在社会の要請にあるそういうものをつくる上でも私は賛成でございます。しかし、犯罪者の刑罰として福祉活動...全文を見る
03月22日第112回国会 衆議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤となる制度として重要な役割を果たしておりますが、制度を取り巻く社会経済が大きく変化し、人口の高齢化等を背景に医療費が増高す...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、今回の改正案の位置づけでございますが、今回の改革は、低所得者問題や医療費の地域差問題等国保の不安定要因となっております構造問題につきまして、国と地方が共同して取り組む仕組みをつくることにより国保の安定化を図るものであり、給付と負担の公平化に向けての...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 医療保険の一元化につきましては、これまでも給付と負担の公平化に向けて逐次改革を実施してきたところであります。また、今回の国保制度の改正は、給付と負担の公平化に向けての条件整備となるものであります。さらに、六十五年度までには老人保健制度及び国保制度の見直し...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 初めに、国保運営の安定化でございますが、国保の財政状況は、御承知のように現在もなお厳しい状況にございます。老人保健制度の改正後におきましても、低所得者問題や医療費の地域差問題等の不安定要因が残されておるわけでございます。そこで、今回の改革では、これらの問...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 初めに、医療保険制度の一元化と国保改革との関係でございますが、給付と負担の公平化を目指しまして、これまでも一連の改革を行ってきたところでありますが、今回の改革は、国保制度の安定化を図り一元化に向けての条件整備を行おうとするものであります。今後のあり方につ...全文を見る
03月22日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 高齢化社会の本格的な到来によりまして医療費とか年金に対する多様な社会保障経費が増大してくる、しかし一方におきまして医療、年金などの社会保障というのは国民の生活を長期安定させるための基盤になる制度でございますから必要な給付は確保していかなきゃならぬ、しかし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 血液製剤は人の血液からつくられるものでございまして極めて有限で貴重である、また他の医薬品と違う、そういう性格のものを金もうけの対象にすべきではない、御主張は私も同感でございます。  渡辺元厚生大臣の委員会における答弁も私会議録を拝見いたしました。自分な...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 対馬先生御指摘のとおりだと思います。それに基づきまして我が国の社会保障制度の関係の法律が整備されてきたわけでございまして、今後も本格的な高齢化社会の到来を控えましてさらに社会保障制度が揺るぎなきものになるように最大限の努力をいたしたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 最近のマイナスシーリング、それに伴いまして、厚生省の予算につきましてはその性格上巨額な当然増というものがあるわけでございます。率直に申し上げまして、毎年毎年予算編成のときに非常に苦労しておる。ここに前斎藤大臣もおられますけれども、非常に御苦労され、私も苦...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 六十四年度以降の問題でございますが、私はこの問題は安易に延長すべきものではないというふうに考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほど御答弁申し上げましたようにこれから頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も関係閣僚会議のメンバーの一人でございまして、御指摘のような考え方は私も同感でございますので頑張ってみたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 中長期の社会保障のビジョン、理念、こういうことでございまして、現在まででは政府としては六十一年の長寿社会対策大綱、これは本格化してまいります長寿社会の中でお年寄りが安心して生きがいを持って生活できる社会を築いていこう、そのための指針として政府がまとめ上げ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今までの議論の経緯からいたしまして福祉目的税というのも一つの選択肢だと思います。しかし、私どもの立場はいかにして必要な給付を行っていくかということでございまして、そういう中長期の目標を絶えず頭に置きながら毎年毎年努力していく、これが厚生大臣の大きな務めで...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) この問題の経緯につきましては今局長から御答弁を申し上げたとおりで ございまして、今この問題のやりとりを承っておりまして対馬先生の御努力でここまでこの福祉灯油の問題が前進してきたということについては大変なものだなというふうに私も拝聴いたしました。ただ、な...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 報告書の内容を十分に念頭に置きまして努力してみたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 今御指摘ございましたように、高齢化社会といいますと社会保障経費の増大、その負担を若い人ができるのかなというお金の面の話が先行いたしまして暗いイメージがともすればある、それは間違いでありまして高齢化社会というのは明るい社会であります、それは健康で賢明で人生...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御承知のように、厚生省の行政は国民の生活また健康に直接関係する分野でございまして、一口で言えば極めて重要な問題を扱っておると言えます。また、今後の問題といたしましては、特に本格的な高齢化社会が到来するわけでございまして、やはりこの社会保障制度というものは...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 高齢化社会に対するイ メージ、確かに暗いものであってはいけませんし、特にお年寄りが肩身の狭い思いをするような社会であってはいけない、むしろ明るい積極的なしかも経済社会が活力を持つような社会を建設をして、そういう中でさらに高齢者の福祉というものが確保でき...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 数字の点でございますが、私は、一般会計ということよりも一般歳出の中で比較をいたしますと社会保障経費が下がっておるというふうには見てないわけでございまして、一般歳出の中で約三〇%弱の予算を確保しておる、しかも六十三年度予算につきましては一般歳出の伸びの五千...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 最初の問題でございますけれども、厚生省予算は御承知のように当然増が非常にあるわけでございまして、マイナスシーリングで七年前から四苦八苦してやりくりしてきたわけで、その中の大きな問題は適正化努力と繰り延べであったと思うわけです。したがって、こういうやり方が...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も郷里で保育所を経営していらっしゃる方々また保母の皆さん等存じ上げている方が多いわけで、先ほど局長から答弁いたしましたように非常に情熱を持ってやっておることについては感謝もしておりますしよく知っております。  今だんだんお話を承っておりまして、今後女...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 基本的には技術料を重視していく、これは方向として間違いありませんし、そういう方向で私ども努力をしておりますし、これからもいたします。  それから、歯科の診療報酬の改定の問題は、整理をいたしますと、これは厚生大臣が決めるわけですけれども中医協の諮問答申と...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ対策の根本はこの病気の蔓延を防ぐこと、これがやはり根本にあるわけで、今五百万とも一千万とも言われるエイズ感染者がおりまして、発病すれば九〇%の死亡率というような非常に怖い病気ですから、しかも治療方法が発見されていない。ですから、これはエイズの蔓延を...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま議題となりました社会福祉・医療事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今後、人口の急速な高齢化、家庭における介護能力の低下、年金制度の成熟等に伴い、福祉サービスに対する国民のニードは確実...全文を見る
03月23日第112回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 高齢化社会のビジョンと国民負担の限界についてのお尋ねでございますが、まず高齢化社会のビジョンについてでありますが、政府といたしましては、長寿社会対策大綱という形で今後の基本的な方向を明らかにしております。さらに、先般、二十一世紀の社会保障の給付と負担の展...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 寝たきり老人等を抱える家庭に対する減税措置の実施に関するお尋ねでございますが、厚生省といたしましては、寝たきり老人等に対しましては在宅サービスの充実、施設の整備等の各種の施策を実施してきております。また、税制面でも、現在、特別障害者控除等の措置が講じられ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国庫補助率の引き下げの特例措置についてのお尋ねでございますが、昭和六十四年度以降の生活保護など厚生省関係の国庫補助率の取り扱いにつきましては、国と地方の役割分担や財政状況等を勘案しながら、関係各省とも協議の上、適切に対処してまいりたいと考えております。 ...全文を見る
03月23日第112回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今御答弁申し上げましたとおりでございますが、まず国際的に通用する基準のあるものにつきましては適宜、便宜上それを使っていく。しかし、ないものにつきましては国内の基準をつくることは当然でございますし、そういう方向で国民の健康を守るためにこれからも最大の努力を...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 地域振興のプロジェクトとして、高度医療を中核としたHIMEX構想を承っております。私はすばらしい構想だと思います。地域振興にとりましては、画一的なものではなくて地域の特性を生かしていく、これは望ましいことでございまして、すばらしい計画構想だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 所得分布状況につきましては、統計的に見てみますと、最近若干所得格差が拡大ぎみに推移しておりますけれども、長期的に見れば、私は平準化しているものと認識をいたしております。  最近の動向につきましては、高齢化に伴う高齢化社会の進行、進展によりまして高齢者の...全文を見る
03月24日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○藤本国務大臣 まず、御激励をいただきましてありがとうございます。微力ではございますけれども、精いっぱい努力をいたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  交通事故の激増は、御指摘のように、毎日のように新聞等でも報道されておりまして、非常に心配な問題の...全文を見る
○藤本国務大臣 まさに御指摘のような考え方に立ちまして、三省協議機関をつくり、厚生省も協力を申し上げておるわけでございまして、そういう御趣旨につきましては全く同感でございます。
○藤本国務大臣 御指摘の点につきましては、私もよくわかっておるつもりでございます。ただ、先ほど局長が御答弁申し上げましたように、これは自由診療という制度と健康保険という制度、そういう制度そのものにまでさかのぼった議論になってくるわけでございますし、また厚生省のこの問題についての関...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のとおり、誠実に人道上の見地からできる限りの対応をすべきものだと私は考えております。
○藤本国務大臣 エイズ対策の最も重要な点は、まずかかれば九〇%死亡するという、しかも治す薬もまだ開発されていないこの恐ろしい病気の蔓延をいかに防いでいくかということが最も重要なことだと私どもは考えております。  その対策を進めていく中で、御指摘のように、血液製剤によるエイズの感...全文を見る
○藤本国務大臣 まず、前段の不公平税制に対する対応策としての御議論は、かねがねそういう御議論をされておられることは私も承知をいたしております。  それから後段の、高齢化社会の進行に伴いまして社会保障経費というものが増大する、それをいかに安定的に確保していくか。これは社会保障制度...全文を見る
○藤本国務大臣 年金問題担当大臣、その最大の任務は、公的年金制度の一元化に向けて円滑に推進していくための各省庁間の調整役と私は心得ております。その点についていろいろ御激励をいただいたわけでございまして、私も私なりにこれから努力してまいりたい、かような覚悟でおります。
○藤本国務大臣 その前に国鉄共済年金の問題。まさにこの国鉄共済年金が崩壊いたしますと、国民の公的年金に対する信頼は失われるわけでございまして、そういう点もこれあり、我々といたしましては、これは必ず解決しなければならない課題だということで今取り組んでおるわけでございます。そのために...全文を見る
○藤本国務大臣 老人医療費の問題につきまして、先ほど御答弁いたしましたように、昭和六十五年に見直しをするわけでございまして、そういう見直しの中で、その負担をどういうふうにしていくかといういろいろな意見があるわけでございまして、そういう御意見も十分に念頭に置きながら、私どもといたし...全文を見る
○藤本国務大臣 三十八年に当選をいたしまして、以来社労委員会におきまして大原先生のいろいろな御質疑を承ってまいりまして、非常に勉強になっております。ただいまの御意見につきましても、非常に貴重な御意見として受けとめさせていただいたわけでございまして、十分勉強してまいりたいと考えてお...全文を見る
○藤本国務大臣 ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤となる制度として重要な役割を果たしておりますが、制度を取り巻く社会経済が大きく変化し、人口...全文を見る
○藤本国務大臣 これから本格的な長寿社会を迎えるわけでございまして、その長寿社会のイメージがまず大事であろうと思うわけでございます。ややもいたしますと、そういう長寿社会になりますと高齢者が非常にふえる、したがって、社会保障の経費が増大する、そういう経費に対して特に働く人たちの負担...全文を見る
○藤本国務大臣 前段の老人の方の生きがい、社会参加、またみんなで一緒になってレクリエーションをしてコミュニケーションを広げていく、またその中で生きがいを感じていく、こういう御指摘、私も全くそうだと思っておりまして、そういうことには今後特に力を入れていきたいと思います。  それか...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに御指摘のように、歯科材料の保険導入につきましては、何よりもその安全性、これが大事でございまして、薬事法に基づいて確認がなされること、また承認が行われるということが大前提であろうと思います。保険診療上の有用性につきましては、専門学会の意見を踏まえまして、中医協...全文を見る
○藤本国務大臣 最初に申し上げましたように、安全性を確保するということは、まず何よりも重要なことでございまして、その点は十分に配慮してまいらなければならないと考えております。いろいろ局長から御答弁をいたしたわけでございますが、私も専門家ではございませんので、率直に申し上げましてよ...全文を見る
○藤本国務大臣 沼川先生のおっしゃいますように、国民の健康を守るためのいろいろな方策の大きな課題であると思います食品添加物の問題、それから食器、容器、包装の問題、大きな重要な課題だと思っておるわけでございまして、今までも御承知のように、十分に規格、基準等をつくりまして対応してまい...全文を見る
03月24日第112回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘ございましたように輸入食品は最近増加の傾向にございまして、量的にも約三分の一は輸入食品だと言われておるわけでございます。そういう背景を考えますと、今後、特に国民の健康を守るためにはこの輸入食品の安全確保は非常に重要な課題だと考えておるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ポストハーベストの問題でございますが、これは外国におきまして収穫後専ら保存のための殺菌などの内容の農薬でございまして、我が国ではほとんどそういう習慣がございません。しかし、輸入食品が増加の傾向にある今の状況の中でポストハーベストを使った輸入食品が入ってく...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 最初申し上げましたように、ポストハーベストの問題は、我が国と外国では習慣が違いますし食料の生産量も違います。我が国の場合には貯蔵するというような問題は余りないわけでございますけれども、外国の場合には生産から貯蔵してそれから消費と、こういうことになりますの...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように考えております。今後とも最大限の努力をいたしたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の、日医の生命倫理懇談会におきまして脳死と臓器移植の問題の最終報告がございました。専門家の貴重な御意見として私ども受けとめております。また、脳死を人間の死と判定するという判断は世界先進国の一つの大勢、また臓器移植につきましても、欧米先進国におきまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御理解をいただかなければならぬことは、一般的に、医療行為につきまして厚生省が指揮命令をする、そういうことはできないわけでございます。したがって、国立病院といえども国立療養所といえども、厚生省がそういう医療行為について指揮命令をする権限はありません。  ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先生御指摘のように、この問題はさまざまな行政分野にかかわる問題でございまして、私どもといたしましても十分に関係いたします省庁と連絡をとり合って進めていかなければならない、さように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) なかなか難しい問題だと思います。  局長から御答弁申し上げましたように、民生委員の仕事の内容が社会奉仕、しかも手当が少ない中で極めて重要な仕事をしておる、そういう方々に対していわばおこたえをする形であるというふうに考えているわけでございまして、関係者の...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国立病院・療養所の医療スタッフ、また今御指摘の看護婦の方々、極めて実情は惨たんたる状況でございます。これは総定員法という国家公務員の枠内の問題でありまして、厳しい事情はよくわかるわけでございますが、よくこれだけのスタッフで今まで苦労してやってきてくださっ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 同じ国立病院同士で比較をして厚生省関係が極めて少ないと、こういう御指摘でございます。事実そのとおりでございますが、これはもう安恒先生御存じのように、文部省関係では一県一医科大学ということで総定員法の枠外で進められたという経緯がございますので、その点につい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、医療スタッフをふやすことにつきましては、最大限の努力をいたします。
03月25日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、厚生省の今後の社会保障制度を推進して充実していくための役割は非常に大きいものがあると思います。一口に申し上げまして、今後急速に進行いたします高齢化社会、この高齢化社会に我が国をいかに軟着陸させていくかということが厚生行政の大きな課題であると思ってお...全文を見る
○藤本国務大臣 今後、御承知のように、高齢化社会を本格的に迎えるわけでございまして、ピーク時は昭和九十五年ごろでございますが、昭和七十五年、八十五年の時点におきまして高齢化の状況がどういうものであるか、また社会保障の給付と負担についてどういう姿になるのであろうか、こういうことをい...全文を見る
○藤本国務大臣 今回取りまとめられました調査結果を拝見いたしまして、改めて被害の甚大性と被災者関係者の御労苦につきましてお察しを申し上げたわけでございます。  政府におきましては、御承知のように昭和六十年に被爆者の実態調査を行っておりまして、昨年、そのうちの生存者の調査結果がま...全文を見る
○藤本国務大臣 患者を預かっております主治医としての率直な御感想であるというふうに受けとめております。
○藤本国務大臣 一般的に病気に関して考えてみますと、病気にならない、そのための予防、また不幸にいたしまして病気になった場合は、早く治す治療、この両面があるわけでございまして、エイズに関しましても、まさにその両面はございます。先般のロンドンにおきます国際会議におきましても、治療方法...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズにつきましてはよく御存じの先生でございますから、詳しくは申し上げませんけれども、およそ感染者になりますと、今のところ、五年前後で四〇%の発症をしておるわけでございまして、その結果として九〇%の死亡率と、極めて高いわけでございます。私といたしましても、国民の健...全文を見る
○藤本国務大臣 児玉さんもよく御承知のように、エイズ対策の最も中心はこの病気の蔓延を防ぐということでございます。そのためには治療と予防に力を入れる、ただし、内容を国民の皆さん方に、どういうふうな状況でこの病気が感染するかとか、またこういうことをやらなければ大丈夫とか、そういう予防...全文を見る
03月25日第112回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 脳死の問題でございますが、脳死で人間の死であるということを認めるという最終の報告が先般日本医師会の生命倫理懇談会から出た、これは医学上の専門的な見解。それから世界の先進国の大勢もそういうふうに今向いておるわけでございます。  ただ、日本の場合を申し上げ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 生理学の世界的な権威でいらっしゃる高木先生にお答えすることはまことに恐縮でございますが、段々御指摘がございました御意見も私なりによくわかります。ただ問題は、臓器移植のまず前提に人間の死、脳死をもって人間の死と認めるというところがあるわけでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 最低の基準であるというふうに承知をいたしております。
03月28日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 後の方で、血液事業の見通しというところでお尋ねがあるかと思っておりました。  先ほどから局長が御答弁申し上げておりますように、血液事業はこれは非常に大事な問題でございまして、整理して考えてみますと、まず自給自足の体制に持っていく、国内で要る血液は国内で...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 我が国の科学技術関係の予算が非常に少ないではないか、また保険医療分野での予算も少ない、御指摘のとおりでございまして全く同感でございます。  科学技術一般の問題もさることながら、先進国として我が国の現在の医療の水準は世界で一流のものでございますから、この...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今政府委員から御答弁申し上げましたとおりでございまして、年金財政からいたしますと好ましい問題ではもちろんございません。  しかし、やむを得ないということで協力しているわけでございまして、支障のない範囲内でということでございますし、また返済につきましては...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) これが日本型の福祉社会である、こういう問題は、現在御承知のように大変な過渡期でございますから、いろいろな諸条件を念頭に置きながら進めていくということだと思います。  ただ、具体的な一つの考え方といたしましては、確かに六十一年に政府がつくりました長寿社会...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 生活保護制度は、御指摘のように憲法二十五条で保障された権利でございまして、生存権といたしましてはその最後のよりどころになるところでございまして、生存権保障の根幹となる重要な制度であるというふうに理解をいたしております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 荒川の問題と札幌の問題……
○国務大臣(藤本孝雄君) いやいや、今まで委員会でしばしば御指摘といいますか、例に挙げまして御質問がございます。  私も事実関係につきましては十分に調べましたが、正確を期す意味で局長から答弁させます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 生活保護の問題につきましては、本当にお困りの方に対しましては憲法二十五条に基づきまして対応する、これはもう間違いないことでございまして、予算上も御承知のように一兆円強の予算を使っておるわけでござい ます。  御指摘の点につきましては、一般論として、そ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず最初に、この法律の目的は「日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」。私どもはこの目的に沿いまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今局長から御答弁申し上げましたとおりでございまして、結論的に申し上げますと、時間が足らなかったということに尽きるかと思います。  しかし、私どもは、厚生年金基金の育成、充実強化、これは非常に大事な問題であるというふうに考えておりまして、特別法人税の問題...全文を見る
03月31日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○藤本国務大臣 池端先生の御質問にお答えする前に、先生からもお言葉がございましたが、公明党の沼川先生の御家族の御不幸に対しまして、衷心より哀悼の意を表しますとともに、あわせて御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  今具体的に数字を挙げられましてお話がございましたように、我が国...全文を見る
○藤本国務大臣 高齢化社会ということになりますと、まずお年寄りの数がふえる、したがって社会保障の費用がこれまでよりもたくさん必要になる。金の面が先行して、しかもその負担が若い人にとって耐えられるものであるか、こういう話になってまいります関係上、ややもすれば、お金の問題が先行して、...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生省予算につきましては、御指摘のように巨額な当然増があるわけでございます。また一方、財政上の問題、御承知のようなことで一律マイナスシーリングという背景もあるわけでございまして、きょう今井元厚生大臣もおられますけれども、毎年厚生省の予算を編成するに当たりまして、や...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、医療費の伸びを考えます場合に、人口の高齢化、それから医療の高度化、そういう面から非常に医療費がふえる圧力があるわけでございます。五十九年の健保法改正のときに、国民所得の伸びの範囲内に医療費の伸びを抑える、政策目標として掲げておるわけでございまして、...全文を見る
○藤本国務大臣 御承知のように、現在国保の財政状況は非常に厳しいわけでございまして、私もどこへ参りましても、市町村長に今一番頭の痛い問題は何か、こう聞きますと、国保の財政問題だ、こういう答えが返ってくるわけでございまして、この国保の長期安定のためには、ぜひとも早急に対策を立てなけ...全文を見る
○藤本国務大臣 非常に広範囲にわたる御意見でございますし、また制度の核心に触れる御指摘もございました。幾つかお答え申し上げたいと思いますが、まず、六十五年度の見直しの時期を踏まえまして、六十四年が極めて重要な年になる、この御指摘は私も全く同じ認識を持っております。  それから、...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。医療費の地域差問題を是正していくことは極めて重要な課題でございまして、これは国保のみならず政管健保におきましても同様でございますから、御指摘のとおりこれから進めていきたいと考えております。
○藤本国務大臣 社会保障制度は国民の生活の長期安定の基盤でございますから、私どもとしては必要な給付は確保してまいる、これには全力を挙げてまいりたいと考えております。
○藤本国務大臣 長期ビジョンといいますか長期目標については、御承知のように、厚生省も高齢者対策企画推進本部報告という形でまとめておりますが、その中で、医療の問題につきましては、いわゆる一元化、給付と負担の公平を図っていく、そういうことを申し上げているわけでございます。内容につきま...全文を見る
○藤本国務大臣 今までいろいろな面で改革を行ってまいりましたことは御承知のとおりでございます。老健法、退職者医療制度、健保の一部改正、また今回の国保改革、これはすべて将来の給付と負担の公平化に向けての条件整備、こういうことでございます。しかし、今御指摘がございましたように、六十五...全文を見る
○藤本国務大臣 そのようにお考えいただいて結構だと思います。
○藤本国務大臣 御承知のように、国民健康保険制度は最大の制度でございまして、最近この国保が経営上極めて厳しい状況にある。したがいまして、国保の長期安定化を図っていくということにつきましては、これはもう大方の皆さんの一致したところでございます。その場合に、国保を長期安定化していくた...全文を見る
○藤本国務大臣 健保連の今回の提言でございますが、これは今後の高齢化社会における老人保健制度の基本的なあり方を御提言された、そういうふうに思っております。  まず第一に診療報酬でこざいますが、現行の出来高払い方式は医療費の増大に歯どめがかけられない欠点が指摘されるわけでございま...全文を見る
○藤本国務大臣 今回の診療報酬の改定につきましては、まず医業の経営の現状、また物価、賃金の動向等を踏まえまして、去年の暮れに、中医協における意見に基づきまして、四月一日から実施するということでございますが、具体的には、医療を取り巻く状況の変化に対応いたしまして、医療報酬の合理化を...全文を見る
○藤本国務大臣 一番心配な点は、今おっしゃったようなケースだと思います。自分の老後を安心して暮らせるかどうか、また病気になった場合どうなるだろうか、家族が、主人が、奥さんが病気になった場合どうなるのだろうか、そういう場合が一番心配な点であると思います。御主人が、また奥さんがそうい...全文を見る
○藤本国務大臣 医療保険制度の一元化の問題は、今後の高齢化社会が本格化する中で、年金とか医療とかいう制度を考えていく場合に、長期安定をさせていくということと、負担と給付の公平を図る一元化という問題は、二つの大きな基本的な問題であるわけでございます。  そこで、御承知のように、こ...全文を見る
○藤本国務大臣 国民皆保険制度の中におきまして、国保制度は基本になる制度であるというふうに認識しております。
○藤本国務大臣 今回の措置でございますが、安定化計画に基づきまして的確に取り組んでいただきますと、十分に適正化し得る、どく限られた高医療費部分についてその適正化を図ろうとするものでございますから、適正化が十分行われれば、指定市町村の指定からは外れるものでありますから、御心配の点は...全文を見る
04月01日第112回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今御指摘がございましたように、あと三十年ぐらいたちますと六十五歳以上の人口が約三千万を超えるわけでございまして、四人に一人は六十五歳以上のそういう社会になるわけでございます。  したがって、私どもといたしましては、長寿社会におきましてお年寄りが肩身が狭...全文を見る
04月04日第112回国会 衆議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○藤本国務大臣 この問題は、六十一年にお示しをいたしました高齢者対策企画推進本部報告でお示しいたしておるわけでございますが、昭和七十年を目標に年金も医療も一元化の方向を目指しておるわけでございます。
04月05日第112回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後の進め方でございますけれども、孤児につきましては肉親調査を行います。また、御本人の希望がございますれば、引き揚げ援護等の措置を講じてまいるわけでございますが、全体的に申し上げますと、孤児の場合には中国残留日本人孤児と同等の考え方で処置をしてまいると、...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) そのように考えております。
04月06日第112回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) おっしゃるとおりの状況でございますが、これは恩給制度と年金制度の性格が、御承知のように恩給制度は国家報償というそういう考え方に立っておるわけでございますし、また年金制度は社会保障の考え方に立っておるわけでございまして、したがいまして、国民年金、厚生年金保...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいまの病人の立場からの御意見、私も全く同感でございます。今までのこの資格の制度化ができなかった理由、経緯につきましては、先生よく御存じのとおりでございます。業務内容等について業界内での話し合いがつかない。つくということがこれはあくまでやはり資格の制度...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 二つの団体側の意見が基本的に大きな隔りがある、そういう中で話がつかないわけでございます。厚生省としても、この医療側の立場と教育側の立場と、この二つの側の意見が調整できないわけでございますから、我々としても腹を決めて踏み切っていかざるを得ないというようなこ...全文を見る
04月07日第112回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先般の老人保健法の改正によりまして、健保組合の拠出金負担が増加いたしましたのは事実でございます。健保組合全体といたしましては、当面対応が可能な状況にあると考えております。しかし、健保組合によりましてはその財政運営につきまして必ずしも楽観を許さないものもご...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 老人医療制度のあり方につきましては、老人保健制度の創設時から御指摘の別建てを含めまして種々御議論がございました。しかし、御承知のように我が国は社会保険方式が定着をいたしておるわけでございまして、この社会保険制度を前提といたしました現行の制度のような各医療...全文を見る
04月12日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今お話ございましたように、関係者からいたしますと、まさしく今回の精神衛生法の改正は極めて画期的なことでございまして、まさに精神保健元年、私もそのように位置づけしてよろしいかと思っておりますし、特に障害を持っておられる方の御家族にとりましては今日までの長い...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 援護寮であるとか福祉ホーム、確かに、今お話がございましたように、退院をされてそれからそういう施設で社会復帰のためにいろいろとやっていただく、これは極めて重要なことでございまして、三十四万人の障害者の中で二割から三割近い人たちは退院が可能である、したがって...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 極めて御熱心なまた私ども全く同感に思います御意見が多いわけでございまして、熱意と結果が必ずしも現状におきましては結びついていない、そういう点もあるかと思いますけれども、今後、精神保健対策の一層の充実を目指しまして努力いたしてまいりたいと決意を新たにいたし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後の本格的な高齢化社会の到来を考えますと、今言われました福祉のサービスの面について多様化されるニードの中でどのように対応していくかということは極めて大きな課題でございます。  これは量的、質的な両面がございまして、公私の役割分担ということを明確に線引...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 確かに、今御指摘がございましたように、高齢化社会の本格的な進展の中で介護を要するお年寄りの数もふえていく、そのとおりでございます。  その介護を要するお年寄りをどういうような状態で介護をするのが一番いいかと、こういうことでございますが、それは、基本的と...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) はい。
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほども申し上げたのでございますが、民間のサービスはあくまで公的なサービスを補完する、つまり代替するものではない、この考え方がやはり基本でございまして、そこのところの誤解はないように我々も十分に考えておるわけでございます。また、先ほどの御議論の中にも、お...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今御指摘がございましたように、憲法二十五条の規定に基づきまして、生活保護法の法律の目的第一条、また最低生活第三条、今お読みになられた御指摘の点でございますけれども、まさしくそのとおりであると私は考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) この問題は今までしばしば国会で議論が行われておりまして、御承知であると思いますが極めて重要な問題でございまして、今後、六十四年度以降どのように進めていくかという問題につきましては関係閣僚会議でこれから検討していく、こういう今状況でございまして、私どもとい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 生活保護の問題につきましては、私からも申し上げておりますように、これは憲法で保障された権利でございます。真に生活に困っておられる方に対して、そういう憲法で保障された生存権の最後のよりどころという考え方を背景として、生活保護の対象として従来から対応しておる...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 検討会の報告書の概要を拝見してみました。いろいろ御議論がございましたが、特に保健婦の資格の男子への対象拡大等に伴う保健婦助産婦看護婦法の見直し、私も石本先生の言われるとおりだと思うわけでございまして、これはぜひとも実現するように努力をしてみたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 社会福祉に対する一般的な考え方、これは私は三つの要素から成っておると思うんですが、一つは、本人の自立自助、それからもう一つは、職域並びに社会での相互扶助、それから三番目は、——これは一、二、三で一番が一番大事だという意味じゃございません。順番はございませ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 民間活力を導入するといいますか、民活に頼るといいますか、いろいろな形態、考え方があると思うんです。  それで、この事業を政府でやるよりは民間でやってもらった方が効率、能率がいいという代替の考え方もありましょうし、それから我々が今御提案申し上げているこの...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 段々の御指摘、御心配、私ももっともなことだと拝聴いたしております。  そういう御心配、御懸念が起こらないように、十分にそれらの点につきましては念頭に置きまして今後対応を慎重に十分にやってまいりたい、かように考えておりますので御理解いただきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月13日第112回国会 衆議院 社会労働委員会地方行政委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○藤本国務大臣 いろいろな角度からの御意見を交えた御質問でございます。  まず第一に、この医療とか年金等の社会保障制度というものは、国民の生活の基盤、安定するための基盤であるわけでございますので、この社会保障制度が今後高齢化社会に向けまして十分に機能するために、揺るぎない制度に...全文を見る
○藤本国務大臣 国保の財政が最近急激に悪くなってきておる、そういうことから、私も郷里に帰りますと、市町村長から、一番頭の痛い問題は国保の問題、つまり財政が非常に悪化をしてきておる、毎年毎年保険料を値上げすることもなかなか難しい、早くこの改革に手をつけてもらいたい、これは大勢の町村...全文を見る
○藤本国務大臣 そういうお考え方も確かにあると思いますが、私どもは見込み違いによりまして御迷惑をおかけした分について全額まず埋め合わせをするという考え方で対処したわけでございます。
○藤本国務大臣 申し上げておりますように、あくまで社会保険方式をとっておる関係上、加入者の保険料と国の補助金、これで運営することは当然でございます。しかし、現状におきましては、御指摘のような一般会計からの繰り入れということがあるわけでございますが、それは結果でございまして、原因は...全文を見る
○藤本国務大臣 医療費の将来の伸びの推計につきましては、御承知のように、一つは人口増また高齢化の状況、二つ目には医療が非常に高度化してまいっておりますので、その影響、さらに三番目には政策努力、こういうものがございます。  一番目と二番目の問題につきましては、一番目の人口の問題は...全文を見る
○藤本国務大臣 いろいろ先ほどからの議論を拝聴いたしておりまして、私も非常に勉強いたしました。しかしこれは厚生省だけで決められる問題ではございませんので、自治省とよく相談をいたしまして、早急に結論を出したいと考えておりますので、暫時私どもに時間をいただければありがたいと思います。
○藤本国務大臣 前段の給付と負担の公平、これは制度間を通し、また同じ制度内においてそういうふうに進めていくことは、私どもの目標でございまして、全力を挙げて七十年を目途にいたしまして現在取り組んでおるわけでございまして、なおひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  さらに権限...全文を見る
○藤本国務大臣 長寿科学研究センターの問題でございますが、現在この構想の具体化に向けまして検討を進めております。六十一年度から六十三年度でございますが、毎年調査検討費を計上いたしまして、今日具体化に向けて検討を進めております。したがいまして、現段階におきましては、設置運営主体、規...全文を見る
○藤本国務大臣 私も柴田先生と同じ考え方でございまして、まさにこれからの問題だと心得ております。関係省庁十分に相談をして決められる問題でございますけれども、精いっぱい努力をしてみたい、かように考えております。
○藤本国務大臣 今後高齢化が本格的に進んでまいります中で、社会保障制度の長期安定は極めて重要な問題でございますし、また社会保障経費も増大することはやむを得ないわけでございまして、そういう中で最も大事なことは、給付と負担が公平公正でなければならない、これは最も大事な問題だと思います...全文を見る
○藤本国務大臣 将来の医療保険制度の一元化に向けまして、今日までいろいろと改革を進めてまいったわけでございます。御承知のとおりでございまして、老人保健制度、また健康保険法の一部改正、今回の国保改革等々は一元化のための条件整備であるわけでございます。  今後の問題といたしましては...全文を見る
○藤本国務大臣 将来の高齢化社会のビジョンにつきましては、政府で昭和六十一年に長寿社会対策大綱を、いわゆる人生五十年型から人生八十年型の経済社会を再構築する、そのための指針として発表しているわけでございまして、これは政府全体として取り組んでおるわけでございます。また厚生省といたし...全文を見る
○藤本国務大臣 将来の国民負担率の問題、どの程度を目標としておるかということでございますが、今まで国会でもいろいろ御議論があったわけでございますが、これは大蔵大臣も御答弁されておられますように、私どもとしては、ヨーロッパの例を参考にしながら、国民負担率については、臨調の答申にもご...全文を見る
○藤本国務大臣 その点につきましては、先ほど申し上げましたように、制度の改革という問題につきましては、国民のコンセンサスが必要であるわけでございますし、またその時期につきましては、当然その時点での国民生活の状況であるとか、またその時点での社会経済の諸条件というものを考えて制度を改...全文を見る
○藤本国務大臣 今申されました全部を一つにするというのが一本化だと思います。それから各制度をそのまま残しまして、その制度について給付と負担を同じにする、公平にする、これも一元化でございまして、私の一元化というのは、今の制度を前提にして給付と負担の公平を図っていく、こういうことを申...全文を見る
○藤本国務大臣 公平化の具体的な進め方につきましては、いろいろな御議論もございまして、私どもといたしましては、今後社会保険審議会等の場も含めまして、さらに検討を進めてまいるわけでございますが、公明党の御提言になっております国民基本健康保険制度、この構想は公平化につきまして非常に思...全文を見る
○藤本国務大臣 税制改革の問題につきましては、私から御答弁を申し上げる立場ではございませんが、私なりに考えてみますと、今回の税制改革というものは、国民が感じております税制に対する不公平感を払拭して安定的な税体系を構築する、その際に高齢化も視野に入れて御議論を願っておる、こういうふ...全文を見る
○藤本国務大臣 医療法人が提出すべき財務書類につきましては、損益計算書の提出を義務づけるべきではないかという御指摘の点、私もごもっともだと思います。御指摘の点を踏まえまして今後十分に検討してまいります。
○藤本国務大臣 前斎藤厚生大臣が申されたことにつきましては、私どもも変わっておるわけではございません。同じでございます。     〔松本委員長退席、稲垣委員長着席〕
○藤本国務大臣 医療保険制度は、御承知のように社会保険制度でございまして、基本的には加入者の負担、また一部国庫負担もあるわけでございますが、そういう社会保険制度で運用しているわけでございます。したがって、加入者にとって申しますと、給付を受けるためにはそれだけの負担をしていかなけれ...全文を見る
○藤本国務大臣 医療費の増高を背景にいたしまして、国保の場合、保険料が他の健康保険組合であるとか政管健保に比べまして負担がふえておるということにつきましては、私もそのとおりだと考えております。
○藤本国務大臣 社会保険という制度の考え方につきましては十分御理解いただけていると思うわけでございますが、これは皆でひとつ助け合おう、こういう趣旨でつくられている制度でございますから、当然その制度に加入するにつきましては、それなりの負担が前提になる、これが社会保険の制度の考え方で...全文を見る
○藤本国務大臣 国保の制度に対します国の負担の問題でございますけれども、確かに国の負担が多ければ多いほどいいという考え方も成り立つと思います。しかし問題は、医療保険制度につきましては、国保制度だけではございませんで、健康保険組合もあれば政管健保もある、こういうことでございまして、...全文を見る
04月14日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
議事録を見る
○藤本国務大臣 まず最初に、私に対しまして御激励を賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。三十八年初当選当時、河野先生には大変お世話になっておりましたことを思い出しまして、厚くお礼申し上げたいと思います。  今回の国保制度の改革につきましては、今御指摘がございましたような問題...全文を見る
○藤本国務大臣 国保問題に取り組んでおられます地方の市町村長の御苦労、私は非常に痛いほどわかっておるつもりでございまして、郷里でも市町村長にお目にかかりますと、率直ほそういう今の国保問題の問題点であるとか非常に困っておるというようなことを聞くわけでございます。それだけに今回の国保...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、地域の実情に即した結核対策を進めていくということは大切であると私も考えます。したがいまして、関係地方の公共団体とも十分御相談をさせていただきまして、今後十分対応してまいりたいと考えております。
○藤本国務大臣 いろいろ今まで御議論を私も拝見いたしておりまして、整理をして考えて見ますと、確かに国保制度に対する国の補助金の率、ずっと御指摘のような経過がございました。それに対して補助率を上げたことにつきましては、給付を上げることによりまして補助率を上げた。今回この国の補助率を...全文を見る
○藤本国務大臣 まさに今永井先生が言われたことを我々もその目標といいますか、水準といいますか、達成のために力を入れておるわけでございまして、各制度を通じまして給付と負担の公平を図る、これをできるだけ早い時期に達成したい、六十年代後半という目標を置いておるわけでございますけれども、...全文を見る
○藤本国務大臣 高医療費市町村が策定をいたします安定計画につきましては、国保の保険者としての立場から、あくまで行政主体たる市町村が責任を持って作成すべきものでございまして、御提案の趣旨については一つのアイデアであろうと思います。しかし、先ほど永井先生に対する局長の答弁もございまし...全文を見る
○藤本国務大臣 御意見のとおりだと考えます。
○藤本国務大臣 平石先生のお考えにつきましては、私も同感でございますが、私なりに考えさせていただきますと、その福祉の充実のために国民が負担すべきそういう負担力を経済社会の活力によってより容易にするということも、同時に大事なことであろうと思うわけでございまして、そういう活力のある長...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、社会保障制度は、国民の生活安定の基盤でございまして、特に医療保険、年金の問題は国民の福祉向上のためK重要な役割を持っておるわけでございます。医療保険制度の一元化の問題につきましては、今後、御承知のように、今日御提案申し上げております国保改革の状況、...全文を見る
○藤本国務大臣 だんだん御議論を重ねてまいったわけでございますが、医療保険制度、各制度を通じての給付と負担の公平を図る、そのためにいろいろな条件整備を今日まで行ってきたわけでございまして、まさしく先生御指摘のように、この一元化問題と国保改革というものはダブって考えるほど重要な問題...全文を見る
○藤本国務大臣 御承知のように、これからの日本の社会は世界で類例のないスピードで高齢化が進むわけでございまして、現在六十五歳以上の高齢者は十人に一人の割合でございますが、あと三、四十年たちますと、四人に一人は六十五歳以上、まことに長寿社会、極めて世界に類例のない社会になるわけでご...全文を見る
○藤本国務大臣 先般の衆議院予算委員会におきまして永末委員から、二十一世紀初頭はおける我が国の高齢化の状況並びに社会保障の給付と負担のおよその姿について提出せよという御要請がございまして、それに対しまして大蔵省と相談いたしました結果、御承知のような資料を提出したわけでございます。...全文を見る
○藤本国務大臣 まず、医療費の伸びは国民の所得の伸びの範囲内に抑える、これは目標でございまして、私どもこれを達成するために懸命の努力をしなければならぬと思います。しかし、残念ながら最近の状況はそうではない。御指摘のとおりでございまして、これにつきましては、今後とも努力していかなけ...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘の問題につきましては、今回の改革は、国保の安定化のために、それを目的として行うものでございまして、被用者保険の負担増を求めるというような考えは毛頭ございません。
○藤本国務大臣 「制度の枠組み」の中で、御指摘のように「我が国においては被用者において企業への強い帰属意識がみられること、所得把握について被用者側に不公平感があること等の現状、更には、制度の沿革やこれまでの制度改正の経緯を踏まえれば、当面、被用者保険と地域保険の二本建で構成し、漸...全文を見る
○藤本国務大臣 私どもの考え方の中にあることを申し上げたわけでございまして、重ねて申し上げますならば、この審議会の御意見を十分尊重して、給付と負担の公平化を図るために努力をしてまいりたい、かようなことでございます。
○藤本国務大臣 今局長から答弁を申し上げたわけでございますが、原爆被爆者の方々につきましては、極めてその内容が甚大でございますし、極めてお気の毒な状況でもございますので、いろいろな面でこれまで手厚く対応してまいっておるわけでございますし、先ほど申し上げましたように、所得の制限につ...全文を見る
○藤本国務大臣 国保制度が他の政管健保とか組合健保に比べまして財政上非常に悪化をしてきておる、その理由といたしましては、御承知のようにいろいろあるわけでございますけれども、一つは、御指摘のように低所得者の方々が多い、こういうわけでございます。今の医療にいたしましても、年金にいたし...全文を見る
○藤本国務大臣 言葉足らずで申しわけないわけでございますが、今の改正で御提案申し上げておりますように、低所得者の対策につきましては、保険基盤の安定制度で対応していきたい、かように考えておるわけでございます。
○藤本国務大臣 ございません。
○藤本国務大臣 なかなか議論が広がってきたわけでございますけれども、この国保制度の今の財政が極めて悪化しておるわけでございまして、それは国保の加入者の皆さん方にとっては極めて困った状態であるわけでございます。この悪化してきた原因の中に、低所得者の方々が約二〇%近くいらっしゃる。し...全文を見る
○藤本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ─────────────
○藤本国務大臣 ただいま議題となりました児童扶養手当法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  母子家庭及び心身障害者に係る各種手当制度並びに老人、障害者等の所得保障の中心である年金制度につきましては、従来からその充実に努めてきたとこ...全文を見る
04月18日第112回国会 参議院 本会議 第13号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤となる制度として重要な役割を果たしておりますが、制度を取り巻く社会経済が大きく変化し、人口の高齢化等を背景に医療費が増高す...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 初めに、昨年十二月の総務庁の行政監察結果に基づく勧告と今回の改正法案との関連についてでありますが、この勧告は御承知のように、被保険者の的確な把握、保険料の適正な徴収、医療費の厳正な審査支払いなど、現行制度のもとにおける国保事業運営の一層の適正化を図るべき...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、今後の医療保険制度につきましては、これまでも給付と負担の公平化に向けて逐次改革を実施してきたところであります。今回の国保制度の改革も、したがいましてその一環としての位置づけと考えております。  さらに、六十五年度までには老人保健制度及び国保制度の...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、高医療費市町村における安定化計画に対するお尋ねでありますが、今回の措置は、地域の実情に即した適切な適正化対策の推進を図るものでございまして、必要な医療を受けることを阻害したり、医療内容の質の低下をもたらすようなものではございません。  次に、国保...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、六十五年度以降の国保制度につきましては、今回の改革の実施状況等を踏まえまして見直しを行い、国保の長期的な安定が図られるよう所要の措置を講ずる所存であります。  次に、医療費の地域差についてでございますが、この原因としては人口の年齢構成の相違のほか...全文を見る
04月19日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤となる制度として重要な役割を果たしておりますが、制度を取り巻く社会経済が大き...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 党と医師会で結ばれました申し合わせでございますので直接的には厚生省はこれに拘束されないわけでございますけれども、政府・与党の関係でございますのでこの内容につきましては念頭に置きながら進めていかなければならぬと思います。  それから、今後の医療保険制度の...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、大変なスピードでしかも経験のない超高齢化社会にこれから入っていくわけでございます。戦後四十年で平均寿命も三十歳延びた、人生五十年型の社会を人生八十年型、むしろ率直に申しますと九十年型ぐらいの社会につくり直していかなきゃならぬというふうに思...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今回の国保改革につきましては、先ほどから御答弁申し上げておりますように、国保が抱えております構造上の問題をぜひとも解決をいたしまして、それによりまして国保の財政の安定を図ってまいる、さらには将来の各制度間を通じての給付と負担の公平化を図るための条件の整備...全文を見る
04月21日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
議事録を見る
○藤本国務大臣 中国残留日本人孤児の問題につきましては、さきの大戦におきます非常に大きな犠牲者であるわけでございますので、政府といたしましては最大限の努力をいたしてまいりたい、まずこれが基本的な考え方でございます。  御承知のように、日本人孤児問題につきましては、訪日調査、肉親...全文を見る
○藤本国務大臣 この厚生年金の国庫負担の繰り延べ措置につきましては、一般会計の厳しい財政状況ということから好ましいことではございませんけれども、特例的に認めてきたわけでございます。六十四年度以降の問題につきましては、これは先ほど大蔵省からも答弁がございましたが、私どもといたしまし...全文を見る
○藤本国務大臣 大変難しい問題でございまして、確かに昭和五十年代は恩給のアップと年金のアップがほぼ同じ水準であった。ただ、恩給年額の改定についてはベースアップを基準にして計算しておる。年金の場合には御承知のように物価の上昇を基準として計算しておる。したがって、基準のとり方は違って...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生年金の支給開始年齢の問題は、厚生年金制度の長期安定のために避けて通れない極めて大きな課題であると思います。  先ほど来いろいろ御意見がございましたように、この支給開始年齢をどうするかという問題を考える場合の一つの大きな問題としては、高齢者の雇用政策とのリンク...全文を見る
○藤本国務大臣 就任以来長崎県の地元の国会議員の皆さん方から被爆地の見直しの問題、御熱心に御要望を承っております。私といたしましても、今までの経緯等勉強いたしまして、結論といたしまして、私今考えておりますのは、科学的な合理的な根拠があれば見直しを進めていくべきであるというふうに考...全文を見る
○藤本国務大臣 新しい材料といたしましては、地元の県、市で検討会をおつくりになっていろいろ御検討されるというように承っておりますので、私どもとしては、その検討会の内容を非常に関心を持って見守っていきたい、かように考えております。
○藤本国務大臣 六十四年度以降の補助率の取り扱いの問題は、まさにこれからの問題でございまして、今後関係各大臣で検討協議するわけでございますが、その場合に国と地方の財政状況、これは政府全体の問題でございます。そういう問題と、それと国と地方のこの制度に対する役割分担の問題もあるわけで...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに御指摘のような現状でございます。私も就任以来、その点につきましては非常に問題だと考えておりまして、厚生年金のいわゆる報酬比例部分に匹敵するそういう二階建て部分を国民年金の方にもつくるべきだ、かように考えておるわけでございます。  具体的には国民年金基金、現...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、年金の財政基盤の強化、これは今後の年金制度が高齢化時代を迎えまして老後が長期化する中で極めて大事な問題だと思っておるわけでございまして、御承知のように、六十一年度から自主運用がスタートしておるわけでございます。今後、私どもといたしましては、共済年金...全文を見る
○藤本国務大臣 今御指摘ございましたように、戦争の痛ましい犠牲者への援護は引き続き必要でございまして、その意味でも戦後は終わっていない、私どもはそのように考えておるわけでございます。  具体的な問題につきましては、今御指摘ございましたが、特に厚生省といたしましては、戦傷病者戦没...全文を見る
○藤本国務大臣 昨年の七月二十九日の決算委員会における古川先生の御質疑、私も会議録で拝見いたしました。被爆の被害の実態を明らかにする、そしてこれが被爆国家の一つの責任であろう、こういう御指摘に対して、前厚生大臣も前向きに答弁をされておるわけでございまして、私は、さらにそれを進めて...全文を見る
○藤本国務大臣 私も三十八年初当選以来、社労委員会に所属しておりました時期が長いわけでございまして、この原爆の援護法の問題、当時からいろいろ議論がございました。まさしく古くて新しい問題だと思います。今までのいろいろな経緯、経過も御承知のようなことでございまして、今の段階では、私ど...全文を見る
○藤本国務大臣 荘韓被爆者の渡日治療の問題、これは私どもといたしましてはできる限りの対応をしてまいるという考え方でございまして、今まで韓国の国内問題ということでもございましたけれども、いろいろ協議の結果、そういうことになれば、最大限の御協力といいますか対応はしてまいる、かように考...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生年金基金の育成、普及の問題は、厚生年金の充実にとりまして重要な課題であると考えております。今回の改正は、企業年金の育成、普及を図ることを盛り込みました長寿社会対策大綱、これの決定に沿ったものでございます。具体的には基金制度を魅力のあるものとする、また中小企業へ...全文を見る
○藤本国務大臣 原爆被爆者対策につきましては、厚生省にとりまして重要な課題の一つでございまして、昭和六十三年度におきましてもがん検診の実施をいたしたところでございます。斎藤前大臣を初め歴代厚生大臣の御努力を踏まえながら、私といたしましても十分に対処してまいりたいと思っております。...全文を見る
○藤本国務大臣 ただいまの修正案については、政府といたしましては、反対でございます。     ─────────────
○藤本国務大臣 ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存であります。     ─────────────
○藤本国務大臣 ただいま議題となりました社会福祉・医療事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今後、人口の急速な高齢化、家庭における介護能力の低下、年金制度の成熟等に伴い、福祉サービスに対する国民のニードは確実に増大、多様化...全文を見る
04月22日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように医療制度につきましては、六十五年度までに老人保健それから国保の改革を予定をいたしておるところでございます。
04月26日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 被保険者教育事業につきましては、十分にプライバシーの保護につきまして配慮の上実施をされているものと理解しておるわけでございますが、今後とも御指摘のような心配がないように十分にプライバシーの保護につきまして配慮するよう指導してまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の問題につきましては、私も内容を分析といいますか調べてみたわけでございます。  いろいろな背景があると思うわけでございますけれども、厚生省としては、そういうまことにお気の毒な状況にならないように十分に考えることはこれはもう当然のことでございまして...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 大事なことは、適切な処遇が行われるということが大事な問題だと思うわけでございまして、そういう基本的な考え方を念頭に置きまして慎重に努力してまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 大変重要な問題だと考えておりまして、六十三年度におきましての助成額はまだ確定しておりませんけれども、十分に努力してまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の点につきましては私もそのように考えておりまして、従来から例えば運営費の補助とか施設整備費の補助を行っているところでございますけれども、今後さらに充実してまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 自治体病院が地域の中核的な医療のために重要である、全くそうだと思います。  私も郷里でそういう実態を見ておりまして、県立病院であるとか組合立病院であるとかいろいろございます。この何十年間かの過去の経緯も存じ上げているわけでございますが、医者の問題とかそ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 老人保健施設の適正な運営、これはおっしゃるとおりでございまして、私どももぜひそうしていかなきゃならぬ問題だと思っております。  そこで、療養費とか利用料、この問題につきましては、いろいろな角度から検討いたしました結果このように決めておるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今回の国保改革は、御承知のように、国保が持っております構造上の問題を解決するために国と市町村が共同して取り組む、こういう仕組みをつくったわけでございます。  まずはそういう取り組む仕組みをつくらしていただいたわけで、六十五年度までの間にこの実施状況を踏...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほどからいろいろ御意見を交えての御質問でございまして、私も拝聴いたしております中で非常に同感の点が多いわけでございます。  これから人口の高齢化も進んでいくわけでございますし、医療また医学の高度化という問題もあるわけでございまして、そういう中で適切な...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の点につきましては私も同感でございまして、そのような考え方で対応したいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後、人口の高齢化並びに医療の高度化が進んでまいるわけでございまして、それに対応した望ましい医療を供給するということは、これはまことに私どもにとりまして重要な課題だと思っておるわけでございます。  その点につきましてはいろいろ今検討すべき問題を考えてお...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のとおりでございまして、将来の給付と負担の一元化を図るためにいろいろと今日まで改革を進めてきたわけでございまして、その中の一つの改革、国保の長期安定を図るためにどうしても構造上の問題をこの際改革する必要がある、そういうことを考えた上での処置でござい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 最も基本的に考えなきゃならぬことは、この社会保障制度が長期安定をしていくということが一つの基本にあると思います。  それからもう一つは、負担がふえていくわけでございますから、社会保障経費がふえていくわけでありますから、給付と負担については公正、公平でな...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 最も大事なことは、適切な医療といいますか、対応ができるかどうかということだと思うわけでございまして、そういうことを十分考えて慎重に対処してまいりたいと思っております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 本格的な高齢化がこれから進んでまいるわけでございますが、私といたしましては、その場合、まずだれもが喜べるそういう長寿社会というものを建設することを厚生行政の基本的な理念として考えておるわけでございます。  財政面での負担がふえるというような暗いそういう...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 六十五年度におきましては、今回の国保改革の実施状況等を踏まえまして見直し、改革を行い、国保の長期的な安定が図られますよう所要の措置を講じてまいる考えでございます。  なお、その際には、国保の長期安定を図るために社会保障制度審議会に今お考えをお尋ねしてお...全文を見る
04月28日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
議事録を見る
○藤本国務大臣 確かに御指摘のような御心配があろうかと思うわけでございますし、またその点が非常に大きな問題だと思います。高齢化社会が進んでまいりまして、いろいろな公的施策を拡充、充実させていかなければならぬ、それはそのとおりでございますし、力を入れていくわけでございますが、そうい...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のような内容で、欧米の二、三倍のスピードで高齢化が進むわけでございます。今その高齢化社会の入り口に立っておるわけでございますので、そういう来たるべき超高齢化社会、それに対しましてふさわしい社会保障の制度をこれからつくっていかなければならぬ。その点についての責...全文を見る
○藤本国務大臣 私もその点につきましては知識を持ち合わせておりませんので、実態を十分に把握した上で慎重に対応してまいりたいと考えます。
○藤本国務大臣 現状におきましては、だんだんと前進しておると理解しておるわけでございますが、せっかくの河野先生の御提言でございますので、時間をいただきまして、私もぜひ勉強して対応したいと思います。
○藤本国務大臣 国民生活を送る上で切実なニードにこたえる真に必要なサービスにつきましては、今後とも公的施策の一層の推進に努めてまいりたいと考えております。
○藤本国務大臣 社会保障制度は、申し上げるまでもないことでございますが、国民生活の長期安定の基盤でございます。それからまた今後高齢化社会が本格的に進行するわけでございまして、そういう社会の中で国民の皆様方が豊かで健康で明るく生活を進めていくためには、社会保障制度の持つ役割というも...全文を見る
○藤本国務大臣 田邊先生とは私が初当選以来もう二十五年、公私ともに極めて御指導いただいておりまして、大変感謝をいたしております。  今御指摘のお考え方につきましては、私も全く同感でございまして、まず第一点目の福祉という問題については、これはよりよき生活をするための努力であるとい...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生白書でも初めて取り上げましたマンパワーの問題、これは御指摘のように、今後の社会保障制度を充実さしていくための極めて大きな基盤、またかぎを握っておるというふうに思います。七十五年度までに社会に出てくる新しい人口が約五百万、その中の三分の一、百五十万程度の数の確保...全文を見る
○藤本国務大臣 貴重な御意見、私にとりましても非常に参考になるわけでございまして、御指摘の点につきましては、十分に念頭に入れて、これから対応してまいりたいと思います。  民間サービスが福祉サービスの中に入ることによりまして、公的サービスが後退するのではないか、この御心配はごもっ...全文を見る
○藤本国務大臣 大橋先生の御心配、今御指摘になられましたことにつきましては、今回の法改正にとりまして最も重要なポイントだと思います。私どもはこれから在宅福祉サービスを充実させていく、そういう方向の中で公的な福祉施策というものはさらに充実をさせてまいります。ただ、価値観が非常に多様...全文を見る
○藤本国務大臣 社会局長から御答弁申し上げましたように、検討すべき問題はいろいろあろうかと思います。しかし、ただいま承っておりまして、私も非常に貴重な御提案だと思いますので、どういうふうに幅広くその施設を活用することができるかということにつきまして、十分に検討を進めてまいりたいと...全文を見る
○藤本国務大臣 これはやはり高齢化の進展であるとか価値観の多様化であるとかまたニーズの多様化、そういう変化が背景にありましてシルバーサービスというものが登場してきたと思います。私どもは今後公的サービスの充実を中心に進めていくわけでございますけれども、その公的サービスを補完する、ま...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のとおりでございまして、高齢化社会が本格化する中で、お年寄りに対するサービス、公的な福祉政策というものは、在宅も含めまして充実していかなければならぬわけでございます。そういう将来の方向の中で、民間サービスが公的サービスのかわりに行うということではなくて、補完...全文を見る
○藤本国務大臣 まさにそういう考え方が大事であろうかと思います。公的サービスが、民間サービスが育成され、また参入してくる中で後退をするのではないかというような誤解を防ぐ意味でも、役割分担をはっきりして、それぞれ対応していくという考え方が極めて大事であろうと思っております。
○藤本国務大臣 去年の暮れ私が施設を視察に行きましたときに、給食事業に非常に力を入れてやっておりました。いろいろお話を承りまして、今田中先生が言われたようなことを感じておりますので、ぜひ検討してみたいと思います。
○藤本国務大臣 基本的には関係省庁で検討すべき問題でございますけれども、寝たきり老人介護問題は極めて重要な問題でございますので、インセンティブをつくるという意味から、このような御提言の問題につきましては、極めて重要な問題だと思いますので、私も十分に努力をしてまいりたいと思います。
○藤本国務大臣 この問題につきましては、東京都から正式な協議がございませんので、今の段階で具体的にお答えすることはできませんが、ただ問題点は二つあると私は思うわけでございます。  一つは、特別養護老人ホームで個室化がいいのかどうかという問題、これは確かに一つの問題点としてあるわ...全文を見る
○藤本国務大臣 人間の尊厳という問題は極めて根本的な問題でございまして、これは仰せのとおり十分に守るべきものであることは申し上げるまでもありません。  それから、特別養護老人ホーム並びに養護老人ホーム、さらには有料老人ホーム、これらの施設につきましては、今後の高齢化社会の進展に...全文を見る
○藤本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ─────────────
05月09日第112回国会 参議院 社会労働委員会,地方行政委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も国保の保険料が最近増高してきているという認識は持っております。そのために今国保が抱えております構造的な問題の解決という問題に取り組んでおるわけでもございますし、また医療費の適正化ということにつきましても特に最重要な課題であるというふうな認識を持ってお...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 高齢化社会が本格的に進む、そういう将来を考えてみますと、社会保障経費というものは極めて増大していくわけでございまして、そういう中で私ども最も考えておかなければならない問題は、医療保険制度につきましても年金制度につきましても制度の長期安定を図っていくという...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まさに今御指摘の点につきまして先ほど申し上げましたように六十五年度で老人保健制度また国保制度の見直しを行うということでございまして、それは、まさに今御指摘の心配があるかないか、その点につきまして状況を見きわめ帰趨を見きわめた上で判断したい、こういうことを...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国保の運営の安定化という問題、これはもう申し上げるまでもなく緊急の課題でございまして、そのために国保が持っている構造上の問題の改革に手をつけた、そのためには国と地方が共同してこれに取り組む仕組みをつくり上げた、こういうことでございましてこの仕組みは初めて...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) それは、やはり、国保が持っております構造上の問題であると思います。  低所得者の方々が多いという問題、それから医療費に地域差が非常にあるという問題、この二つが主な原因であろうと思っております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 人口の高齢化の問題また医療の高度化の問題、これに伴って医療費がふえていくというそういう背景は、確かに御指摘のとおりでございます。  それから、国保の問題につきましては、おっしゃるように、私どもも、できる限りの国の援助といいますか負担という問題につきまし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後、高齢化の問題また医療技術の高度化等を背景にいたしまして、医療費の増高は避けられない、そういうことが考えられるわけでございまして、これに対しましては、従来から適正化対策、つまりレセプト審査の充実であるとか薬価基準の適正化であるとかまた診療報酬の合理化...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今回の改革は、国保の構造上の問題につきまして国と地方が共同して取り組む仕組みをつくりまして国保の運営の安定化を図る、こういうことでございますが、この仕組みの創設は初めての試みでございますので、その実施状況を見守っていくということも必要であると考えまして、...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国庫負担の問題につきましては、そのときどきの国保の財政状況に応じて検討して決めるということがまず基本的な考え方であるわけでございます。  一方におきまして、国保も社会保険であるわけでございますので、他の医療保険制度に比べますと、事業主がいないとか低所得...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) はい。それじゃそれで終わります。
○国務大臣(藤本孝雄君) 私が申し上げておりますのは、国民健康保険制度のそのときどきの財政状況に応じて国の負担を決める、こういうことを申し上げておるわけでございます。
○国務大臣(藤本孝雄君) それは、退職者医療制度の見込み違いという問題もありましょう。それから、もう一つの問題としては、国保が持っている構造上の問題、これも原因であると思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 医療費の適正化の問題、いろいろ御意見拝聴いたしておりまして、私もそのようなお考え方には賛成でございます。  今後、適正化の問題につきましては十分にさらに力を入れてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) その前に、地方に責任と権限、私も賛成でございますので、この点につきましては今後積極的に検討してまいりたいと思います。  それから、ただいまの御質問でございますが、現行の調整交付金制度におきましても実は行っておるわけでございまして、保険者の経営努力とかそ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、経験豊かな看護婦さんが病院や地域で十分に活躍していただくということは大変大切なことだと考えております。  そこで、結婚された看護婦さんが仕事を続けやすくするために院内に保育所をつくることについての補助を行うとかそれから看護婦さんの再就職...全文を見る
05月10日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今お話がございましたように、OECDの社会保障大臣会議が、我が国の働きかけによりまして、七月にパリで開催される運びになったわけでございます。  現在、先進各国ともに、人口の高齢化さらには経済成長の鈍化という共通の問題を抱えておるわけでございまして、そう...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズの問題につきましては、アメリカ側から非常に強い要請がございまして、このOECDの大臣会議の議題に加えられるようになったと伺っておるわけでございます。それだけアメリカの現状が非常に厳しいものだと理解するわけでございまして、我が国の状況は、御承知のよう...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほど御答弁を申し上げておりますとおり、我々といたしましては、各制度間における給付と負担の公平を図っていく。これには、御承知のように、一本化という考え方もありますし、一元化という考え方もあるわけでございますが、我々としては、この制度は維持しながら制度間の...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私どもといたしましては、それは社会保険方式、基本的にはやはりそういう考え方で進みたいというふうに考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 国民医療費の伸びの目標につきましては、先ほど御答弁申し上げておりますように、国民所得の伸びの範囲内でとどめる、やはり、私ども当面の政策目標としては、これを守るためにいろいろと工夫してまいらなければならぬと思っております。  御指摘のように、この伸びの目...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 調整対象外医療費制度のあり方の問題でございますが、これは御指摘の点もございますし、また老人保健審議会でいろいろ議論があったところでございますので、六十五年度に見直しを予定いたしております老人保健制度の見直しの中の一つの課題であるというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のように、医療保険制度におきまして給付と負担の公平化を図っていく、これは年金の一元化とあわしまして大目標であるわけでございます。  その給付と負担の公平化を図るという考え方につきましては、一本化であるとか一元化であるとか考え方があるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 医療費の問題につきましては、問題は国民の健康を守るために適切な医療が行われているかどうかということにあると思うわけでございまして、医療費の適正化問題は重要な課題であると思っております。  先ほど来御答弁申し上げておりますようないわゆる適正化対策、レセプ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 駆け込み増床問題につきましては厳しく取り組むべきであるという御指摘、私もそのとおりだと思っておるわけでございまして、今までもそうでありましたが、今後もこの問題につきましては厳正な態度で対応してまいりたいというふうに考えております。  それから、地域医療...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 実は、私ははり・きゅうのファンでございまして、月に一、二度の頻度で、肩が凝りましたり数年前のむち打ちの後遺症もございまして、利用いたしております。私は、注射は嫌いでございますけれども、はりの方は効果があるように思っております。したがって、今、高木先生から...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今政府委員から御答弁申し上げたとおりでございまして、今後の問題につきましては関係者の意見もさらによく承りまして慎重に対応してまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 国保の保険料滞納者に対する措置でございますが、被保険者の資格そのものを奪うものではございません。保険料の滞納の状況に応じまして特に悪質な滞納者に限っては最小限必要な措置を行っているものでございます。  これは言うまでもないことでございますけれども、国保...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、一般的な問題といたしましては、医療費というものは高齢化の問題だとか医療の高度化という問題でこれからふえていく、そういう中で国民に必要な給付というものはこれは確保していかなきゃならぬ、これはそう思っております。  ただ、それは、給付と負担という両面...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま議題となりました児童扶養手当法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  母子家庭及び心身障害者に係る各種手当制度並 びに老人、障害者等の所得保障の中心である年金制度につきましては、従来からその充実に...全文を見る
05月12日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第13号
議事録を見る
○藤本国務大臣 ただいま議題となりました後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、後天性免疫不全症候群、すなわちエイズの蔓延は、欧米を初めとして世界的に深刻な状況にあり、特にアメリカ合衆国では、一九八一年に...全文を見る
05月17日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 原爆被爆者対策問題は、一般戦災者に比べまして放射線によります健康被害という特別な事情といいますか特別の犠牲という事情があるわけでございまして、このことから被害の実態に即応した措置を講ずべきものであると私は考えております。したがいまして、被爆者本人のこのよ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 六十一年の参議院社会労働委員会における今井さんの答弁の御趣旨は今御指摘のようなとおりでございまして、私といたしましても、戦後四十年たって今日なお、実態調査の結果を見ましても、非常に被爆者が高齢化して健康に不安があるとか福祉のニーズが高まっておるというよう...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 申し上げておりますように、具体的方法につきましては今後検討してまいるということを申し上げておるわけでございまして、努力目標として承っておきます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 局長から御答弁申し上げましたように、現在、毒ガスと因果関係にある疾病の範囲等につきまして専門家の御意見を承っておる段階でございますので、その結果が出ましてから内容の充実につきましては十分に対応をしてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 在宅における介護につきましては、今御指摘のように、家族の方々に物心両面における負担を伴うわけでございますから、そういう点に着目をいたしまして介護手当を支払うべきではないか、また充実すべきではないか、これは、確かに将来の在宅ケアを進めていく上での大きな課題...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 地元におきます被爆住民の切実な声を背景にいたしまして先ほどから初村先生の御熱心な御議論、御意見を承っておりまして、私もできる限りの対応はしなければならないと思っております。  この被爆地域の見直しにつきましては、今までのいろいろな経緯の中で最終的には、...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 高齢化社会、老後の長期化が進む中で公的年金の重要性、役割というものは非常に大きい、まさに御指摘のとおりでございます。  私どもといたしましても、かねてからの政府の方針のとおり、昭和七十年を目途といたしまして公的年金の一元化を図っていく、これは必ずしなけ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今中西先生言われましたように、二つの問題があろうかと思うわけでございます。  帰国を希望する孤児につきましては、早期に帰国を完了する、これは六十四年度までに完了したいと考えております。  それから、二番目の問題が最も重要な問題でございまして、帰国の問...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 原爆被爆者の皆さん方は被爆されましてから四十年余りたつわけでございますが、その間にいろいろな御苦労をされておられますし、また今なお健康障害に苦しんでおられる方が多いわけでございまして、私といたしましても胸の痛む思いでいっぱいでございます。  原爆被爆者...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 被団協のまとめました調査結果をお伺いいたしまして、原爆による被害の重大さを痛感いたしております。私といたしましても、二度とこのようなことのないように、このようなことを繰り返すことがないように思いを強くいたしておる次第でございます。  また、被害を受けら...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほどお答え申し上げましたが、この被団協のまとめました調査結果は私も拝見をいたしておりまして、原爆による被害の甚大さということにつきましては非常に思いを新たにしておるわけでございます。  今後の対策につきましては、申し上げましたように、他の戦災者に見ら...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御意見につきましては私も同感でございまして、このために、昭和六十三年度におきましては、広島、長崎両県・市の相談員の増員を図ることにいたしておりますし、両県・市以外の被爆者の多い六つの都府県におきまして新たに相談事業を行うことといたしております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のとおりでございまして、厚生年金基金の年金資産は長期にわたって安全、確実かつ有利に運用なされければならない、かように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほど安全、確実かつ有利とこう申し上げたわけでございますが、無論安全、確実というものがまず第一義的に担保されなきゃならない問題でございます。  また、そのための対策として情報開示を十分に行う、これももっともなことでございますので、この点につきましては十...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 国民の不安のない年金制度を確立するためにいろいろ御提言がございました。  先ほどの雇用と年金の継続性、これは、十分念頭に置いて今後考えていかなきゃならない問題だと私も思っております。  それから、基本的には後代の負担に耐えられるような長期安定という問...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存であります。
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存であります。
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。
05月19日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第15号
議事録を見る
○藤本国務大臣 免疫学の非常な権威でいらっしゃる自見先生でございますから、よく御存じでございますが、エイズというのは病気として非常に厄介な病気でございまして、免疫体を破壊をする。それによって人間の病気に対する抵抗力がなくなる。現在五百万人から一千万人の感染者が世界じゅうにいる。そ...全文を見る
○藤本国務大臣 凝固因子製剤の開発によりまして血友病に悩む多くの方々が救われた。事実非常にそういう救われた事実があるわけでございますが、同時に、極めて不幸なことでございますが、当時予見をし得なかった新たな病気、B型肝炎であるとか今回のエイズ感染、こういう病気を背負われる患者も出て...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズ対策を進めていくためには、凝固因子製剤が原因でエイズに感染された方々、この方々に対して誠意を持って救済策を講じていく、これは大前提であるというふうに考えておるわけでございまして、たびたび御答弁申し上げておりますとおりでございます。
○藤本国務大臣 血友病のエイズ患者につきましては、一般の患者と異なっておりますので、別に取り扱いをするのも一つの考え方であると思っております。法律上の措置につきましては、いろいろ御意見もありますので、今後の国会での審議、与野党間の協議を踏まえまして適切に対処したいと考えております...全文を見る
○藤本国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、エイズ予防、蔓延を防止するためには、エイズ感染者の人権を守り、また偏見、差別から感染者を守るということは、もう車の両輪だと申し上げたわけでございまして、池端先生の御指摘につきましては、私もそのように考えております。  要は、私が...全文を見る
○藤本国務大臣 閣議におきましてある大臣から、新聞に出ております大阪のエイズ患者の記事を例にとりまして、今後エイズの患者が極めてふえていくことも考えられるので、エイズ対策について厚生省はどういうふうに対策を考えておるか、こういう質問がございまして、それに対しまして一般的な、私ども...全文を見る
○藤本国務大臣 たびたびお答え申し上げておるわけでございますが、凝固因子製剤の開発によりまして、血友病に悩む方々が非常に救済されたわけでございますが、同時に、予知できなかった新たな病気を背負い込むことになった患者もいらっしゃるわけでございます。これはまさに不可抗力であるわけでござ...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズの蔓延を防いでいく、これは私どもの国民に対する大きな責任でございますが、その対策を立てていく場合に、凝固因子製剤が原因でエイズ感染された方々に対して救済をしていく、これは極めて大事な問題でございまして、同時並行して考えていかなければならない問題でございます。...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズに関しましては、今御指摘がございましたように、治療方法が確立されてないわけでございますので、当面はエイズにかからないように、予防という問題が最重要対策になろうかと思うわけでございまして、そういう点で、国民の皆さん方にエイズに関する正しい知識、理解、啓蒙を行い...全文を見る
○藤本国務大臣 内容的には極めて具体的な問題でございますので、誤解があると困りますから、政府委員から答弁させます。
○藤本国務大臣 法案の御審議につきましての、慎重に審議をすべきであるという御指摘につきましては、それは当然のことであるというふうに私も理解をいたしております。  問題は、やはりこのエイズの蔓延を防止していくためにいろいろな対策を講じてまいらなければなりませんが、その場合に、感染...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズにつきましては、世界じゅうの、特にアメリカ、アフリカ、全体で感染者は五百万人から一千万人、アメリカでは七、八十万人、患者では六万人。非常に多い、非常に蔓延しておる。しかも発病いたしますとほとんど死亡する、こういう怖い病気だということを国民の皆様方が知っておる...全文を見る
05月26日第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 乱用によりまして中毒者が現実にはふえておるという問題、極めて深刻しかも重大な問題だと思います。対応策につきましては、いろいろ難しい問題があろうかと思いますけれども、要はどういう対策がより実効が上がるかということだと思うわけでありますので、その点、御指摘の...全文を見る
05月27日第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 大学の医学部を卒業した者には自動的に診療放射線技師や臨床検査技師の免許を与える、歯学部を卒業した者には自動的に歯科技工士の資格を与えるなどの法律上の特例措置を設けてはどうかとという御提案でございます。  よくお考えはわかるわけでございますけれども、やは...全文を見る
08月04日第113回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○藤本国務大臣 元厚生大臣でいらっしゃる渡辺先生でございますからよく内容は御承知のとおりでございまして、ほぼ十兆三千億の予算の中で医療、年金、福祉が約九〇%を占めておりまして、これらすべて国民の皆さん方の生活に深い関係がございますし、御指摘のようにこれから高齢化社会が本格化するわ...全文を見る
08月24日第113回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の問題は、厚生年金の国庫負担繰り延べの総額であると存じますが、この問題につきましては、先般の概算要求基準の大臣折衝の際に、私から大蔵大臣に対しまして、来年度は繰り延べ措置を行わず、本来の姿に戻すことという内容の申し入れを行いました。本年末の予算編成...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の点につきましては、技術的な面におきましてまだ多少改善の余地があるということでございますが、その状況を見まして適切に対応してまいりたいと考えておるわけでございます。
○国務大臣(藤本孝雄君) 硫黄島におきます遺骨の収集につきましては、昭和二十七年調査団を派遣いたしまして以来、今日まで延べ二十九回にわたりまして遺骨の調査、収集を実施してまいりました。その結果、これまでに収集いたしました遺骨は約六千九百柱でございます。また、これまでの調査によりま...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 年金に対します影響の御指摘でございますが、この問題につきましては、総理からも、真に手を差し伸べる必要のある方々に対しては手を差し伸べる、きめ細かく対処するという大方針があるわけでございまして、どのような現実に影響があるか、その結果を見きわめまして、審議会...全文を見る
08月25日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○藤本国務大臣 今お話がございましたように、ごく最近の全世界の患者報告数は十万四百十件でございます。また、一例以上の報告のありました国の数が百三十八カ国、最近の傾向として、特に直近の六カ月間で二万五千人患者が急増しておる、こういう状況をWHOの報告で私どもも承っておるわけでござい...全文を見る
○藤本国務大臣 法律的な責任論の面からはいろいろな議論がございます。予算委員会等におきましても、また当委員会におきましてもいろいろな議論があったわけでございますが、私といたしましては、血液製剤という医薬品の使用を通じましてエイズ感染の被害が発生した、そのこと自体につきましては厳粛...全文を見る
○藤本国務大臣 血友病患者の自己負担月額一万円の公費負担の問題、事務的には今政府委員が申し上げましたように、非常に難しい問題が確かにございます。しかし私といたしましては、先般の参考人の方々からの強い希望の表明も承っておりますし、また先ほど申し上げましたような私の考え方からいたしま...全文を見る
○藤本国務大臣 血液凝固製剤を使いましてエイズに感染をいたしました血友病患者の皆さん方の問題でございますが、これは先ほど野呂先生にもお答え申し上げましたように、この責任問題については今までいろいろと議論がございました。それはそれとして、予算委員会において総理からも、これは政治的に...全文を見る
○藤本国務大臣 事務的また制度的な面からいたしますと、政府委員からお答え申し上げましたように弔慰金の支給については困難な点がございます。しかし、先ほどから御指摘の点につきましては、私も十分に傾聴すべき事柄であると理解をいたしておるわけでございまして、この問題につきましても何らかの...全文を見る
○藤本国務大臣 血友病患者の方々につきましては、常日ごろ血液製剤を必要とするわけでございまして、その血液製剤を通じてエイズに感染されたということにつきましては、まことに痛ましく、お気の毒の限りであると思っております。法的責任の問題はともかくといたしまして、できるだけの救済措置を講...全文を見る
○藤本国務大臣 今までたびたび議論が行われた問題でございますが、御意見の中にございました、アメリカが非加熱から加熱に切りかえました時点におきましては、御承知と思いますけれども、まだエイズという病気が認知されていない、まだ発見されていない、そういう段階であったわけでございます。同時...全文を見る
○藤本国務大臣 たびたび本委員会におきましても私の考えは申し上げておるところでございますが、血友病患者の方々の中で血液製剤によるエイズ感染をされた方々につきましては、まさしく不可抗力であったわけでございまして、その置かれている現状につきましてはまことに御同情申し上げなければならな...全文を見る
○藤本国務大臣 このエイズ予防法案につきましていろいろな御意見、御批判があることは私も承知をいたしておりますが、厚生大臣の立場は、あくまで国民の健康、生命を守るということが第一の務めでございます。  それで、今の我が国のエイズの患者数が八十名ということで、世界各国に比べて幸いに...全文を見る
○藤本国務大臣 血友病患者の医療費の自己負担分、これを公費で持て、こういうお話でございます。事務的にはいろいろ他の病気との関係その他難しい点もございまして御答弁を申し上げておるわけでございますが、それはそれとして、沼川先生からの御意見を交えた今のお話、私も同じ考えの点もあるわけで...全文を見る
○藤本国務大臣 今の御質問にお答えする前に、先ほどエイズ対策ナショナルプロジェクトのような考え方でしっかり頑張れというお話、私も全く同感でございまして、国内は無論のこと、国際的にもさらに日本のできる範囲、可能な援助をしていかなきゃならぬという考え方でいるわけでございまして、WHO...全文を見る
○藤本国務大臣 先ほども申し上げたわけでございますが、血液製剤という医薬品を用いることによりまして思いもかけないエイズに感染した、こういうわけでございますから、その特殊な置かれている状況、またそのお立場、その事実というも のについては極めて厳粛に受けとめなければならないというふ...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘の問題につきましては、できるだけ早い時期に実施に移してまいりたいと考えております。
08月31日第113回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 骨髄移植の問題でございますが、先ほど政府委員から答弁いたしましたように、これは骨髄の提供者に対しまして全身に麻酔をかけ、しかも腰骨に数十本の注射を打ちまして、そこから骨髄を抜き取る、こういうことを行います関係で相当程度の危険を伴う、こういうことから、血縁...全文を見る
10月06日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○藤本国務大臣 本格的な高齢化社会を迎えまして人生五十年型の経済社会から人生八十年型の経済社会を再構築する、そのための指針として、雇用それから年金、医療、教育、生活環境等を内容といたします長寿社会対策大綱というものを政府は既に定めておりますし、また、ことしの三月には、二十一世紀の...全文を見る
10月07日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○藤本国務大臣 租税特別措置制定当時の事情につきましては、政府委員が答弁いたしましたとおりでございまして、要するに診療報酬の決め方と租税特別措置、これはセットで行われた。私どもの立場というのは、この税制の中身を議論する立場ではございませんで、国民の健康を守る、そういう立場から適切...全文を見る
○藤本国務大臣 私はお答えを申し上げたつもりでございますけれども、重ねて申し上げますと、厚生省の立場からいたしますと、医師の極めて高い公共性にかんがみまして、現在の税制は至極適当なものであるというふうに考えておるということでございます。
○藤本国務大臣 医師の承継税制の問題でございますが、我が国の医療を取り巻く環境というのはさま変わりしてまいっておるわけでございまして、今後の医療を考えますと、プライマリーケア、つまり家庭医的な機能を充実していくということが極めて大事な問題になってくるというふうに我々は考えているわ...全文を見る
10月13日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第7号
議事録を見る
○藤本国務大臣 医療は、これは申し上げるまでもないことでございますけれども、国民の健康であるとか生命にかかわる極めて重要なサービスでございまして、そういう意味から考えますと、この医療を担う病院とか診療所の経営が安定していくということは、これは極めて重要な問題でございます。  一...全文を見る
○藤本国務大臣 これは学校医、また救急医療、そういう分野で極めて献身的な協力を地域におきまして医療側がしておるわけでございますから、そういうことから考えますと、農業であるとか医療というのは事業税を非課税にするという今の制度というものは極めて合理的な考え方ではないかというように考え...全文を見る
○藤本国務大臣 これは確かに非常に難しい問題だと思います。ただ先ほどから申し上げておりますように、医療というのは他の事業と異なりまして非常に高い公共性を持っておるということについては御理解いただけておると思うわけでございまして、特に国民皆保険制度に協力をして、しかも国民医療の九割...全文を見る
10月20日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○藤本国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、今後関係省庁とも協議をし、血友病患者の救済対策に取り組んでまいる所存であります。
10月21日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○藤本国務大臣 医療の公共性、他の事業に比べまして極めて高い公共性を持っている、このことはよく御承知のとおりでございまして、その公共性にふさわしい税制上の特例措置が、いろいろな経緯がございましたが行われてきた。そのことを社会的に評価されておるということだと思うわけでございまして、...全文を見る
○藤本国務大臣 お医者さんの数がどれだけが適正であるかという問題は、これは非常に難しい問題でございまして、一応十万人・百五十人という四十五年の目標は達成した。ところが、御指摘のようにこのままいきますとどんどんふえ続ける。ヨーロッパの先進国の状況を見ましてもこれは何らかの対策を講じ...全文を見る
10月24日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘のお考え方につきましては、私もよくわかります。ただ、社会保障制度のこれからの目標であるとか水準につきまして、定量的なものについて具体的にどの程度考えていくかということになりますと、これは国民のコンセンサスということも必要でございましょうし、例えて言えば、医療...全文を見る
○藤本国務大臣 年金の積立金の運用につきまして、有利な自主運用をふやして年金の財政基盤を強化していく、御指摘全く同感でございます。この積立金の運用につきましては、御承知のように三つの側面がございまして、自主運用、福祉運用、財投協力、こういう三つの側面があるわけで、この三つがうまく...全文を見る
○藤本国務大臣 社会保障の負担につきまして、税と保険料、どのような組み合わせといいますか割合がいいのか、こういう御質問でございますが、御承知のように社会保険方式をとっておるわけでございまして、これでいろいろなメリットがあるわけで、現在は定着をしている。そうしますと、考え方としては...全文を見る
○藤本国務大臣 今後の医療を考えますときに、極めて基本的な問題点の一つだと思います。病院中心か在宅中心か、端的に申し上げますとそういうお尋ねでございますが、これは、やはり一つの考え方といたしましては、実際の医療ニーズに応じて、例えば高度医療ということであれば病院になるでしょうし、...全文を見る
○藤本国務大臣 我が国の高齢化社会、急速に進展するわけでございますが、三つの特徴がございまして、そのスピードが速いということ、それから、六十五から七十四の方よりも二十一世紀以降になりますと七十五歳以上の方の方が多いということ、それから三番目は、生産人口が二十一世紀以降は減ってくる...全文を見る
○藤本国務大臣 確かに、施設、社会、在宅、こういう問題、非常に大事な問題でございまして、いろいろ申されました中で最も大きなポイントの一つとして考えられますのは、幾ら設備が充実いたしておりましても、高齢者にとりまして、自分が社会から孤立をしている、孤独であるということは非常に大きな...全文を見る
○藤本国務大臣 今申されましたように、けじめをつける点はけじめをつけながら、患者の方々にその影響が極力及ばないような点も十分に念頭に入れて対処してまいりたいと考えております。
10月25日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号
議事録を見る
○藤本国務大臣 詳細は政府委員から説明いたさせますが、明るい活力のある長寿社会を実現するための総論としての基本的考え方、各論としては福祉、医療、年金等の施策の方向、目標について取りまとめたものでございます。詳細は、政府委員からお答えさせます。
○藤本国務大臣 多少長くなるかもわかりませんが、お許しいただきたいと思います。  まず、厚生年金の六十五歳支給開始年齢の引き上げの問題、これはもう御承知のように、年金財政が今後極めて厳しくなってまいりますし、特に団塊の世代が受給資格を得る八十年の後半、非常に厳しくなるわけでござ...全文を見る
10月26日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号
議事録を見る
○藤本国務大臣 御指摘ございましたように、健保組合の財政状況、六十二年度の決算を先般拝見いたしましたが、御指摘のように相当苦しくなってきておるということは事実でございまして、その原因としては、老人保健拠出金の負担が四〇%ぐらいふえてきたということが最も大きな原因であるということは...全文を見る
○藤本国務大臣 国鉄共済年金の問題につきましては二つの側面があるわけでございまして、一つは制度にかかわる問題、それからもう一つは、公的年金の一元化の方向の中で、御承知のように七十年の一元化に向かって、財政再計算期の中間地点でございます六十四年に、各制度間で分立している今の年金制度...全文を見る
○藤本国務大臣 そういうことでございます。
○藤本国務大臣 この前、菅先生から、今の国民年金の掛金を払っていない人の問題、大変大きな問題があるよというお話を承りまして、すぐ帰って勉強したわけでございますけれども、今、年金局長が答弁いたしましたように、なかなか複雑で難しい問題がございまして、これはこれとして、私も真剣に今勉強...全文を見る
○藤本国務大臣 この点につきましては、国民年金から基礎年金という六十年の大改正がこざいまして、自営業者も被用者もすべて同じまずいわゆる一階建て部分ができたわけでございます。被用者グループにとってはその上に二階建て部分があるわけでございますが、しかし自営業者に関しては被用者に比べま...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生省の予算につきましては、御承知のように既に十兆円を超えておりまして、うち七割が年金、医療の予算であります。人口の高齢化に伴いまして、年金、医療の予算につきましては当然増の性格があるわけでございまして、一律のシーリング枠の中でおさめるということは極めて困難である...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、我々が考えております当然増と概算要求基準で認められました金額との差、千四百億円程度あるわけでございまして、それを今後どのようにして対応していくかということは、実は正直申し上げまして極めて頭の痛い、また難しい問題でございます。考え方といたしましては、...全文を見る
○藤本国務大臣 福祉につきましては、よりよい生活をするための努力ということが基本にあると思うわけでございまして、そのためには個人の自立自助、社会の相互扶助、公共のサービス、この三つが側面としてあるわけでありまして、この三つが適切に組み合わされるところに福祉の充実があるというふうに...全文を見る
○藤本国務大臣 我が国の祉会保障の水準と欧米の社会保障の水準が一体比較してどうか、こういうことでございますが、概して申し上げますと、今日までの努力によりまして、欧米の社会保障水準に我が国の社会保障水準も到達をしておると言って決して過言ではないと思います。  御指摘のように、そう...全文を見る
○藤本国務大臣 高齢化社会におきます福祉の最大のポイントといいますか重点は、御指摘のように要介護老人の対策であるわけでございます。特に二十一世紀以後は、七十五歳以上の方の方が六十五歳から七十四歳までの方よりもふえるわけでございまして、いわゆるオールド・オールドの方の方が増加をする...全文を見る
○藤本国務大臣 六十二年度厚生白書におきましても、マンパワーの重要性を初めて大きく取り上げておるところでございまして、今後の高齢化社会における社会保障、社会福祉の充実を図るためには、最前線といいますか、現場で働くマンパワーの方々に負うところが非常に大きいわけでございます。そういう...全文を見る
○藤本国務大臣 住みなれた家庭、地域、また隣人とか友人、こういう方々に囲まれて生活をしたい、これはお年寄りの願望でございますし、それは非常に望ましいことであるわけでございますので、今後の特に高齢者の中で介護を要する高齢者につきましては、施設よりは在宅で介護をしていこう、こういうこ...全文を見る
○藤本国務大臣 在宅ケア支援のためのパートヘルパー制度、御提言がございました。考え方といたしましては確かに一つの考え方であると思うわけでございますが、やはり我が国の場合は高齢者が家族との同居を望んでおりますし、また同居率が高いわけでございまして、家族の世話を受けながら生活をしてお...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のように、今後の高齢化社会における福祉という問題を考えてみますと、いろいろ多様なニーズがございますし、またこれに対応してさまざまなサービスもあるわけでございまして、今お話がございましたような三つのタイプのサービスがあると思います。その中でやはり基本的な、中心...全文を見る
○藤本国務大臣 最近各地におきまして、今御指摘のように武蔵野公社のような活動が進められております。私どもといたしましては、このような活動が一層推進されることはまことに好ましいことだと考えておるわけでありますが、これに対して国の助成という点につきましては、これらの活動は地域ごとの市...全文を見る
○藤本国務大臣 出生率の低下の問題は先進国共通の問題でございまして、我が国も出生率は低下をしてきておるわけでございます。その原因についてはいろいろ見方があると思うわけでありますが、やはり高学歴化に伴って結婚が遅くなる、晩婚ということも大きな原因であろうかと思うわけであります。それ...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生年金基金や、それから現在検討中でございます地域型の国民年金基金におきまして、福祉施設の活動の一環として、お尋ねのような福祉サービスという現物給付ができないかどうか、今検討してまいりたいと考えておるわけでございまして、具体的には、先般創設いたしました財団法人シニ...全文を見る
○藤本国務大臣 御承知のように、老人保健制度につきましては、六十五年度までに見直しをすることになっております。したがいまして、各方面の御意見や関係審議会の御審議を踏まえまして今後慎重に検討してまいるわけでございまして、この段階で今御指摘の三提言につきましての私どもの御意見を申し上...全文を見る
○藤本国務大臣 これは医療保険制度の一元化、給付と負担の公平を図る、この問題になるわけでございまして、この医療保険制度の一元化につきましては、御承知のように老人保健制度と国保改革の見直しを六十五年までに行いまして、その結果に基づいて、おおよその七十年を目標といたしております医療保...全文を見る
10月27日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○藤本国務大臣 この法案のねらいは、まさに現在治療方法の確立してない、しかも感染すればその大部分が患者として発病し、しかも死亡率が高い、こういう病気の蔓延を防ぐというところにあるわけでございまして、その蔓延を防ぐというその考え方の中には幾つかの対策、柱がございますが、だんだん御意...全文を見る
○藤本国務大臣 エイズにつきましては、永井先生もよく御承知でございまして、世界的に非常な勢いで蔓延が広がっておるわけでございまして、大体十カ月に倍になるようなスピードで患者はふえているわけでございます。五年前のイギリスが日本の現在と全く同じような状況でございまして、そのときにもこ...全文を見る
○藤本国務大臣 まず、エイズの蔓延を防止してほしい、これは全国民の願いであると思います。一たんかかりますと御承知のことで非常に死亡率が高く、しかもこの治療方法はまだ確立していないわけでありますから、もうとにかくこれ以上の蔓延を防いでもらいたい、これは国民の全体の気持ちだと思うわけ...全文を見る
○藤本国務大臣 我が国の医薬品行政につきまして極めて基本的な御意見でございますので、私も、御指摘の御意見につきましては絶えず念頭に置きまして今後我が国の医薬品行政を進めていかなければならぬと考えております。  ただ、非加熱製剤から加熱製剤への切りかえが日本が約一年半おくれました...全文を見る
○藤本国務大臣 一般的な物の考え方としては、国際基準として他国の基準を日本におきましても準用するということは将来の方向だと思うわけでございますが、これは具体的な問題で個別に内容を検討する必要も当然あると思うのでございます。例えば輸入食品の安全性の基準の問題につきましても、我が国独...全文を見る
○藤本国務大臣 今御指摘になられましたことは、私はよくわかります。そこで、エイズ予防法案における医師の通報の実際の運用につきましては、エイズの蔓延防止上放置できない売淫常習者、静脈注射による薬物乱用者等を対象としたものでありまして、いやしくも人権尊重やプライバシーの保護の点で懸念...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のとおりでございます。一般的に病気を治すという場合に、その病気の治療と予防、こういうことになるわけでございますが、エイズに関していえばその治療方法が確立されていない。こういう病気でございますから、病気にならないように全力を挙げて当面は努力をする、これはもう当...全文を見る
○藤本国務大臣 先般の本委員会におきます決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、できる限り早く、年内を目標にいたしておりますけれども、各種救済の給付を実施に移す方向で努力をいたしておるところでございまして、今後とも血友病患者の救済対策にできるだけの努力を払ってまい...全文を見る
○藤本国務大臣 今御指摘がございましたように、エイズ対策を進めていく上での幾つかの大きな柱の中で、国が研究の推進や海外の最新の情報を集めるという事項と、地方公共団体が教育であるとか知識の普及を図るために進めていく事項、両面があるわけでございまして、国、地方が協力をしながら総合的に...全文を見る
○藤本国務大臣 地に潜るか潜らないかという問題は、見方によって随分変わってくるわけでございますが、その潜る根拠としてお挙げになられました英国の梅毒の問題、それからイリノイ州の結婚届の問題は、比較をして判断する場合に、これは正しく比較をする内容としては必ずしも適当ではないというふう...全文を見る
○藤本国務大臣 私が申し上げましたことを正確に御理解いただければおわかりいただけると思うわけでございまして、もう一度申し上げますと、エイズ患者が大体十カ月から十一カ月のスピードで倍加をしておる、これは事実でございます。それから、もしそういう前提に立って数学上百名の倍々倍々というそ...全文を見る
11月02日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第17号
議事録を見る
○藤本国務大臣 厚生年金の支給年齢の繰り上げの問題、これは最も大事な点が御理解いただけてないんじゃないか、そういう気が実はするわけでございます。  それは、何といっても年金は、特に公的年金は、老後が長期化するわけでございますから、その給付の金額、水準というものを維持していく、こ...全文を見る
○藤本国務大臣 活力のある明るい長寿社会をつくるために、これはいろいろな分野でその達成を図っていかなきゃならぬわけでございまして、御指摘のように福祉の面もございますし、雇用の面もあるし、また教育、住宅、もろもろございます。ですから、そういう問題を総合的に考えていくべきではないかと...全文を見る
11月04日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第18号
議事録を見る
○藤本国務大臣 昨年の税制の改正によりまして、年金受給者の国保税の取り扱いについての御指摘、状況につきましては政府委員から答弁申し上げましたとおりでございます。  確かに、年齢それから年金受取額の数字によりましては、プラスになる人もあり、御指摘のようにマイナスになる人もあるわけ...全文を見る
○藤本国務大臣 我が国の年金制度は賦課方式か積立方式か、これは今まで随分議論がなされてきました。極めて基本的な問題でございますが、御承知のように今日は積立方式で年金制度を運営しておるわけでございまして、厚生年金、国民年金合わせまして現在六十六兆円の積立金もございます。  ただ、...全文を見る
○藤本国務大臣 部分年金の問題にも御指摘がございました。  私は、基本的には、平均寿命がどんどん延びてまいりまして、これからの日本の社会というのは人生八十年型の社会になってまいるわけでございますから、そういう中で人生五十年時代の発想というものを変えていくということが最も基本的な...全文を見る
○藤本国務大臣 本格的な高齢化社会を迎えまして、我々としては健康で明るい、しかも生きがいのある人生を送れる人生八十年時代の社会を実現していこう。これは言いかえれば、日本型福祉社会ということが言えると思うわけでございますが、その場合に、社会保障というもの、福祉というものをどういうふ...全文を見る
○藤本国務大臣 我が国の福祉政策の基本理念としてノーマライゼーション、まさしく基本的な理念であると私も考えております。  それから、我が国の福祉政策、高齢化社会に向かいまして福祉政策の最大の眼目は、やはり仰せのようにお年寄りの介護問題だと私どもも考えております。さらに日本の場合...全文を見る
○藤本国務大臣 御指摘のような七十五年を目標にいたしました計画を今つくっておるわけでございまして、家庭奉仕員は五万人、ショートステイが五万床、それからデイサービスが中学校区ほぼ一カ所ということで一万、こういう目標をつくっておるわけでございますが、二見先生も御承知のように、この介護...全文を見る
11月05日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第19号
議事録を見る
○藤本国務大臣 私ども、そういうようなことは決してしてないと思っておりますが、今初めて承ったことでございますので、十分に調査してみたいと思います。
11月07日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第20号
議事録を見る
○藤本国務大臣 日本型福祉社会、長寿・福祉社会を実現するために、先般、我が国の社会保障の方向、目標ということにつきまして福祉ビジョンという形でお示ししたわけでございます。御指摘のようにこの目標、方向を五カ年計画であれば五カ年計画という計画をつくって推進すべきではないか、こういう御...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生年金の支給開始年齢の引き上げ、これは避けて通れない問題でございますが、この問題は、国民の皆様方の人生設計に非常に影響を与えるわけでございますので、慎重に、しかも時間をかけて対処していかなければならないとまず思っております。  それから、この開始年齢の引き上げ...全文を見る
○藤本国務大臣 申し上げましたような繰り上げ減額年金制度の導入によりまして対応できるものと考えております。
○藤本国務大臣 今大蔵大臣から御答弁がございましたとおりでございまして、やはり社会保障制度における方式といたしましては社会保険方式を採用している。これは受益と負担の関係がはっきりするということ、これによって自己責任の重視ということが明確になるわけでございますし、同時に制度の運営の...全文を見る
○藤本国務大臣 厚生年金の支給開始年齢の引き上げの問題、これは申し上げるまでもないことでございますが、年金をもらってリタイアするというのがノーマルな形でございますから、六十五歳まで年金支給開始年齢を延ばすということになれば、それまで働ける、そういう高齢者の雇用環境というものを整備...全文を見る
11月08日第113回国会 衆議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○藤本国務大臣 ただいま御決議のありました手話通訳の制度化につきましては、御趣旨を体して、手話通訳技能にかかわる公認試験の制度化を図り、聴覚障害者の社会参加等の一層の促進に努めてまいる所存であります。
11月08日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま議題となりました後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  現在、後天性免疫不全症候群すなわちエイズの蔓延は、欧米を初めとして世界的に深刻な状況にあり、特にアメリカ合衆国では、一九八...全文を見る
11月21日第113回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先般提出をいたしました「長寿・福祉社会を実現するための施策の基本的考え方と目標」、いわゆる福祉ビジョンでございますが、これは明るく活力のある長寿福祉社会づくりを目指しまして、今後のとるべき施策や目標をできる限り具体的にお示ししたものでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 輸入牛肉の安全対策の問題につきましてお尋ねでございますが、輸入牛肉等の残留物質にかかわる安全性の確保につきましては重要な課題でございまして、輸入の際に検疫所におきまして動物用医薬品及び農薬の検査を必要に応じて実施しておりまして、我が国の基準を超える残留物...全文を見る
11月22日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ法案につきまして、私どもこの法案の最大の目的として考えておりますのは、このエイズという極めて死亡率が高くしかも治療方法が確立されていないというこの病気の蔓延、二次感染、三次感染という蔓延を防ぐということがまず第一の法案の目的でございます。と同時に、...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほど申し上げました ように、日本の場合には大部分のエイズ感染者、患者が血友病患者の中で血液凝固製剤を使ってエイズに感染した、こういう特徴はございまして、その点につきましては御指摘のとおりであります。  したがって、日本の場合にはこのエイズ対策を考え...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先ほどから申し上げておりますように、この法案の目的はエイズという病気の二次、三次感染、蔓延から国民の健康、生命を守る、こういうことが一番大事な目的でございまして、その点につきましてはマスコミの論調の中にも積極的に評価をしていただいておる論調もございます。...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今御指摘がございました我が国のエイズ患者の特徴といいますか、血友病患者の中で血液凝固因子製剤を使うことによりエイズに感染もしくは患者となったという方が多いわけでございまして、エイズ対策を進めていく場合に、蔓延の防止と感染者、患者の人権、プライバシーの保護...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も全く同じような疑問を感じまして、中身や諸外国の内容を実は調べたわけでございますが、日本の場合は初年度が一億六千万円、六十三年度、次年度が十二億四千万円、約十倍、六十四年度は今御指摘のように二十一億三千万円になっておるわけでございます。したがって、倍率...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズの蔓延を防止する、その対策の一つとしてのいろいろなお考えであろうと思うわけでございますが、私はやはりこの病気の特性からいたしますと、現状におきましては予防にウエートを置く、そういう対応がまず必要であろうと思うわけでございまして、この病気に対する正し...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私も実はよくこの問題を調べてみました。厚生省も昭和三十九年の閣議決定、また昭和五十年の血液問題研究会の意見等を踏まえまして、そのときそのときの時点でできる限りの努力はしてきたと思います。また数字を見ましても、この五十年を一〇〇といたしますと、この十二年間...全文を見る
12月12日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 本格的な高齢化社会を迎えまして、明るい生きがいのある長寿・福祉社会を建設するために社会保障の制度、医療とか年金とか福祉につきまして再構築をしていくわけでありますが、その場合の基本的な考え方なり目標水準等につきまして、先般いわゆる福祉ビジョンとして国会の御...全文を見る
12月13日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 消費税の導入に伴いまして、これの持つ逆進性の中和であるとか、所得税のかからない人たちに対しましてその負担が過重なものにならないようにする、このことは極めて重要な課題であると思うわけでございまして、御承知のように、税制の面では、一定の医療、福祉のサービスに...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 整理をいたしますと、百九十八万円までの方々は生活保護世帯でございますから、この方々については消費税の導入による影響は、生活保護の基準を改定する、適切に反映するということでこれは対応できるわけであります。それから、二百六十二万円以上は課税最低限度額によって...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 先生言われましたように、年金受給者の中で分岐点があるわけでございまして、減税効果のある方々もいらっしゃる、それからその減税効果がなくて消費税の導入の影響を受ける方々もいらっしゃるわけでございまして、御質問は、その消費税導入の影響を受ける年金受給者の対策と...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) この問題はことしの参議院の予算委員会で実は議論になりまして、それで私は、個人のプライバシーの問題と正確、迅速というこの三つが非常に大事である。今の東京都の例を出されましたわけですが、これは一日に二万件、我が方は一日に二百万件でございまして、この量の問題で...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) そのとおりでございまして、本格的な高齢化社会を迎えまして、社会保障制度を維持していくためには安定的な財源の確保というものが一番大きな問題だと思っております。
○国務大臣(藤本孝雄君) たびたびお答えをいたしておるわけでございますが、年金受給者で消費税が導入されましても片方で減税がございますので、所得税、圧民税の減税によって消費税の導入の影響を十分カバーできる層もある。しかし、そうでない方々もいらっしゃるわけでございまして、制度といたし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まだ決めておりません。
○国務大臣(藤本孝雄君) その前に、この間のお礼を申し上げるのがございます。  全国で二千数カ所、福祉工場、小規模作業所、これは身体障害者や精薄の方々が物をつくり販売をいたしておりまして、社会参加をいたしておるわけでございますが、最近の特別の事情によりまして仕事が少なくなった。...全文を見る
12月14日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 医師優遇税制の問題につきまして御指摘がございました。  今日までの経過、経緯につきましては先生よく御存じでございますのでくどくど申し上げる必要はないかと思いますが、社会保険診療報酬につきましてみなし経費率が認められておりますことにつきまして、このことが...全文を見る
12月15日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 本格的な高齢化社会、世界に類例のない高齢化社会を迎えるわけでございまして、そういう社会はどういう社会を目指していくかという、まず問題点がございます。それは明るくて健康で生きがいのある社会、言いかえれば日本型福祉社会、その日本型福祉社会を実現するための施策...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今回の消費税につきましては、先ほどから政府委員が答弁いたしておりますように、原則課税、負担を薄く広く、こういうことでありますが、そうした中で国民の健康とか福祉、極めて重要な部分については一定の医療、福祉について非課税の措置がとられているということでござい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 所得税がかからない階層、その階層の中で生活保護世帯の皆さん方につきましては、来年度の予算編成の中で生活保護基準、これを改善することによりましてこの消費税の影響を適切に中和をするといいますか、配慮をするということが可能でございますので、その点は十分に対応で...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 予算編成の過程の中で適切に対応申し上げるということを申し上げておるわけでございまして、その対策のめどは今後早急に立てるように努力をいたしていきたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 今、御説明申し上げましたような社会保障の負担の増になるわけでございますが、今の我が国の社会保障制度というのは社会保険方式を採用しておりますから、これはやはり受益と負担の関係が非常に明らかになる、また制度の運営が極めて効率的な運営ができるというような利点が...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 官房長からお答えを申し上げましたように、当時の幹部に当たりましたけれども、心当たりがない、こういう御答弁を申し上げたわけでございまして、私は御指摘のような事実はないものと信じております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 今、御答弁申し上げましたようなことでございまして、例えば夜間の学校とか定時制でございますね。それからまた、もう一つの問題としては、他の制度に対する波及というものもございまして、やはり法律の制度として行うということであれば、年齢十八歳未満であれば十八歳未満...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私もできることであればそういうふうにしたいという考え方では先生と同じでございますが、やはりその考え方が実際に制度に反映できることであるかどうかということは、これまた別の問題でございますので、その点は御理解いただきたいと思います。
12月16日第113回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 政府委員からお答え申し上げたとおりでございまして、やはり生活排水対策は緊急な課題でありますし、きょう閣議で環境庁長官から公共用水面での水質状況の御報告がございまして、六十二年度におきましてもBODの環境基準未達成地域が三割ぐらいあるということでございます...全文を見る
12月19日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず、高齢化社会のイメージ、どういうふうに考えているかということにつきまして申し上げますが、御承知のように、平均寿命がどんどんと延びてきまして大変な高齢化社会になるわけであります。  そういうことから考えますと、どういう社会を建設していくかということは...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 整理をいたしますと、交通機関の関係ではやはり厚生省ではないと思います。それから、今、総理がお答えになられました一般的な福祉対策ということになりますと厚生省の所管でございますから、所得保障、それから障害者の皆様方にとって社会参加促進であると か、それから...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後本格的な高齢化社会に到達するわけでございまして、福祉の最も基本的といいますか、重要な問題として在宅福祉という問題がございます。今までは保険の問題、医療の問題、福祉の問題、各分野でそれぞれ力を入れてきたわけでございますが、これからはこれを総合的に、保険...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 増岡元大臣のときからしばしば議論していただいておる問題でございまして、確かにそういうことがあろうかと思います。ですから、基準の認定という問題については、的確にやはりやっていかなきゃならぬわけでございまして、そういうふうに努力してみたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) この問題、私もさんざん議論を実はさせていただきました。つまるところは、やはり他の制度に波及をするという点が非常なネックになっておるわけでございまして、これまさに今後の私どものきめ細かな厚生行政、福祉政策を進めていく上で検討すべき問題だと心得ております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 介護手当の問題でございますが、いろいろな御意見もございますし、また難しい問題もございます。今、公党間で協議中でございますので、その協議を見守りながら政府部内で慎重に検討をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 予算編成の過程の中で検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 寝たきりの方の数は現在六十万人で、二十一世紀、昭和七十五年で約百万人と見込まれております。  それから家庭奉仕員、現在二万七千人でございまして、昭和七十五年にこれを五万人にふやしていくという目標でございます。
12月20日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) OECDの第一回目の厚生大臣会議がことしの七月にパリで開催されたわけでございまして、私も参加をいたしました。提唱国ということもございまして副議長に選任をされまして、おかげさまで会議で非常に重要な役割を担わさしていただきました。  会議は、社会保障の将来...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) これからの福祉を考えますと、やはり個人の自立自助、社会の相互扶助、それから国と地方の公的なサービス、この三つが大きな柱になるわけでございまして、この三つが相互に機能しかつ補完し合うというところに立派な内容充実をしている福祉というものの実現が期待されるとい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 問題は、エイズの蔓延を防ぐためにどういうやり方が効果があるかと、こういうことになると思うわけでございまして、一方におきましてはサーベイランス体制の機能強化をすればいいじゃないかと、こういう御意見も今承ったわけでございますが、やはりこの法律をつくった方がよ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 法案をつくるということは時期尚早じゃないか、こういう御指摘が第一。これは、英国の四年前の状況と今の我が国の状況は非常によく似ておるわけでございます。患者数、それから法案の制定につきましての議論、よく似ておるわけでございますが、それから四年後の昨年、英国は...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) まず第一番目の御質問に対してでございますが、これは法律の目的を私は素直に申し上げたわけでございまして、決して感染もしくは患者になっておられる方は関係ないという趣旨のことを申し上げたわけではございません。法律は、一方で蔓延の防止を目的としながら、一方では患...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズがその主な感染経路において性行為であるという点で、性病予防法の対象疾患と共通しておるということでございます。しかし、エイズは極めて新しい感染症である、また世界じゅうで急速に蔓延しており、今後我が国でも患者の増加が予想される、さらに確実な治療方法がな...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ対策におきますカウンセリングの役割という問題でございますが、御指摘のように私も極めて重要な問題だと思います。この体制の整備につきましては、私ども早急に図っていく必要があると考えておりまして、その場合、我が国の実情に合った方法で実施していくことができ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 検討さしていただきたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) このエイズの対策を進めていく場合に極めて大事なことは、先ほどからいろいろと御意見の中にございました潜るという問題、これはつまりは感染者が病院へ行くことによって自分が特定をされる、こういう心配だと思うわけでございます。法律上この点については御承知のようなこ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私どもの考え方は、しばしば申し上げておりますように、この病気はまだ治療方法が確立しておりませんし、一たんこの病気になりますと致命率が高い。そういう病気から国民を守るという立場でございまして、そういう立場からこの法律が有効であろうというふうに考えて御提案を...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 血液製剤を使うことによりまして結果としてエイズに感染した、しかも発病した、こういう一連の問題につきましては非常にお気の毒だ、患者にとりましてはまさに不可抗力であったわけでございますから、大変お気の毒なことだと私も率直に思います。  この法案を提出いたし...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御指摘のように、エイズ対策は、単に疾病の予防というだけではなくて、人権への配慮など各方面にわたる総合的な対策が必要でございます。このために、昨年、御承知のようにエイズ問題関係閣僚会議が設置されまして対策大綱というものがまとめられておるわけでござい...全文を見る
12月20日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 昨年の税制改正に伴いまして、今御指摘のような年金受給者の国民健康保険税がこれまでの取り扱いに比べまして有利になった方と不利になった方がある、これは承知をいたしております。ただいま御指摘の点は、十一月、衆議院の村山喜一先生からも御指摘がございまして、あれは...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 社会保険診療報酬につきまして税制の特別措置があるわけでございますが、そのことにつきましては、先生御承知のように、昭和二十九年来長い経過、経緯がございます。一言で言えば、医療の持つ高い公共性、それを社会的に評価をして、その結果として税制の特別措置が行われて...全文を見る
12月21日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘のようなプライバシーを守る、人権を守るということは、エイズ対策を進めていく上で極めて重要な柱でございまして、今御指摘の点につきましては十分これから検討してまいらなきゃならない、さように考えております。
○国務大臣(藤本孝雄君) 差別、偏見の問題につきましては、これはやはりこのエイズにつきまして社会が正しい理解をすることによってエイズ感染者、患者に対して社会が差別、偏見を持たない、温かく受け入れられるような、そういう社会をつくっていくということが最も基本的に大事な問題であると考え...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) その御答弁の前に、救済策の医療手当、この支給要件の緩和の御指摘がございました。私といたしましては、御指摘の趣旨に沿いまして再検討をいたすことをお約束いたします。  それから、ただいまの法案の取り扱いの問題でございますが、エイズという大変難しい病気が世界...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 血友病患者の方々の中でエイズに感染された方々、まことに不可抗力であったわけでございまして、お気の毒だと思っておるわけでございます。こういう状況を考えてみますと、これは法的な国の責任の有無にかかわらず、救済対策というものはこれを誠心誠意実施していかなければ...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) カウンセリング体制の整備でございますが、これはエイズ対策におきますカウンセリングの役割が非常に重要であるわけでございまして、我々といたしましても、我が国の実情に合った方法で実施していくことができるように、カウンセリングの手法の開発、また関係者にお願いをい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 御指摘の問題につきましては、御承知のようにこの法律で血友病の患者は分離しておるわけでございまして、そのような考え方でいるわけでございます。  さらに、この法案につきましては、やはり患者、感染者の人権、プライバシーの保護と同時に、二次感染を防いでいくとい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ対策を進めていく上では、感染を心配する人がプライバシーの保護に不安を持ちまして検査を受けに来なくなる、そういうことがないようにしなければならない、それは全く御指摘のとおりだと思います。このために匿名の検査体制、この整備は急がなきゃならぬわけでござい...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 私の発言についての御指摘がございましたので申し上げたいと思いますが、不可抗力という言葉は確かに使いましたけれども、これは血友病患者にとって不可抗力であった、こういう意味で申し上げたわけでございますので、ぜひ御了解いただきたいと思います。
○国務大臣(藤本孝雄君) 血液製剤を使うことによりましてエイズに感染また患者になられた方々、これは先ほど申し上げましたように、全くその製剤を使うということが不可抗力であったわけでございまして、そういう点では避けられなかったという意味でこれは大変御同情申し上げておるわけでもあります...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) エイズ対策を進めていく上で、今御指摘がございましたような患者、感染者、この方々に対する社会としての差別、偏見、この問題をなくしていくということは極めて重要な課題であると思います。そのためにはやはりエイズに対する正しい知識を持ってもらう。それで、この病気は...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
12月21日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 今後の社会保障費用の財源についてというまず最初のお尋ねにつきましては、やはり基本的には、受益と負担の関係がより明確な保険料を基本としながら、税による財源を適切に組み合わせてまいるという考え方は従来御答弁申し上げたとおりでございまして、しからばその割合はど...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 所得の平準化の問題でございますが、昭和二十年代また三十年代に比べますとこの所得の平準化という問題は進んできておるように思いますが、昭和五十年以降でございますが、最近はほぼ横ばいで推移をしておると存じております。御指摘のように、社会保障制度というのは所得の...全文を見る
○国務大臣(藤本孝雄君) 毎年物価スライドを実施することにつきましては、先般の年金審議会におきまして完全自動物価スライドの御提言をいただいたわけでございまして、その御提言を踏まえまして、次期制度改正におきまして前向きに検討する所存でございます。