西田実仁

にしだまこと

選挙区(埼玉県)選出
公明党
当選回数3回

西田実仁の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月28日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  さきの参議院選挙で初当選をいたしまして、本日が最初の質問となりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)ありがとうございます。  まず冒頭、午前中にもお話ございましたけれども、度重なる台風、また新潟県中越地震、謹んでお...全文を見る
○西田実仁君 私、初めてですので、この間の大臣の所信的なごあいさつに基づいてお聞きしたいと思っております。  まず最初の経済財政運営に関する基本的な考え方というところで、これは御確認でありますけれども、子や孫に負担を先送りしない持続可能な財政制度と、こういう表現をされております...全文を見る
○西田実仁君 午前中にも御議論ございましたけれども、正にその二〇一〇年代初頭の基礎的財政収支の黒字化を目指すと、こういうふうに言われ続けておられるわけでありますけれども、念のために数字を確認いたしますと、この平成十六年度の当初予算、国債費は十七兆五千六百八十六億円、そして新規国債...全文を見る
○西田実仁君 正にそのところが一番重要だと思っておりまして、プライマリーバランスの均衡化ということは大変に大事なことではございますけれども、単に税収でやるということではなくて、やはり成長、特に国の経済規模に対する債務残高の比率をある一定にし、収縮させていくということを考えたときに...全文を見る
○西田実仁君 続きまして、平成十七年度予算編成についての先般のごあいさつでございますけれども、これもごく当たり前といえば当たり前ですが、ごもっともなことをおっしゃっているのは、従来にも増して歳出の抑制と予算配分の重点化、効率化を行ってまいりますと、このように宣言をされているわけで...全文を見る
○西田実仁君 続きましては税制改革につきましてお話をお伺いしたいと思います。  この所信的なあいさつの中でも、国、地方のいわゆる三位一体の改革や社会保障制度改革といった重要な課題に取り組みつつと、このように述べられておられるわけでありますけれども、まずこの三位一体の改革について...全文を見る
○西田実仁君 続きましては、世界経済の安定と発展への貢献という項目のところで大臣がアジア債券市場の育成イニシアチブ等について言及をされておられますけれども、ここは、端的に申し上げまして、このアジアの経済秩序、あるいは金融、地域金融連携、あるいは金融秩序というものを保っていこうとす...全文を見る
○西田実仁君 続きまして、伊藤大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、大臣のごあいさつの中で、金融システムの安定強化に関しては、平成十六年度末までに不良債権問題を正常化させ、平成十七年四月から予定どおりペイオフ解禁拡大を実施すると、このようにおっしゃっているわけでございますけれども...全文を見る
○西田実仁君 中小企業、中小・地域金融機関に関しても言及されているわけでありますけれども、これを素直に読むと、中小・地域金融機関の収益力も回復し、そのことによって同時にこの不良債権が優良債権化していくというふうにも読めるわけでございます。  しかしながら、一方で、その後段に言わ...全文を見る
○西田実仁君 地域の金融機関と密接不可分である中小企業の再生につきまして関係各位の方にお伺いしたいと思いますけれども、私も選挙区が埼玉で、首都圏ではございますけれども、その県も大変広うございまして、地域によっては様々な中小企業、なかなかまだ前向きな投資に向かわない、ある意味で攻め...全文を見る
○西田実仁君 今御指摘の中小企業の再生について今お話しいただいたわけでありますけれども、一つは大変相談件数が多いと、でもなかなか処理ができないというのが私も埼玉県で中小企業再生支援協議会でもお聞きした正直なところだというふうに聞いております。  そこで、今一部で言われております...全文を見る
○西田実仁君 ちょっと観点が全く違う件を一つお聞きしたいと思いますけれども、年金を担保としたローンについてお伺いしたいと思います。  これは地元で様々な方から実はお話をいただきまして、年金を担保としておじいちゃん、おばあちゃんがローンを組んでしまって、それを全額返済に充てなきゃ...全文を見る
○西田実仁君 原則は年金権を担保にしてローンは組めないということですけれども、例外規定が決められているということだというふうに思います。それがその福祉医療機構を通じての融資ということで、これは全国の普通の銀行で、あるいは国民生活金融公庫で、どこでもはっきり言って受付がされていると...全文を見る
○西田実仁君 最後に金融庁にお聞きしたいと思いますけれども、これはかつて委員長もこの委員会で御質問されたようでありますけれども、消費者金融について大変にコマーシャルが多くて、テレビ等で非常に上手な作り方をされております。私も小さな子供が二人ほどおりまして、知らないうちに口ずさんで...全文を見る
○西田実仁君 是非、中学、高校もそうですけれども、小学校のころからもうほとんど刷り込まれて、頭の中にその音楽とともにその企業名がもう何か肉化してしまっているという問題もあると思いますので、小学校からも是非検討していただきたいと思います。  これで質問を終わります。
11月02日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  本日はお忙しいところ、日銀総裁を始め関係各位の皆様、ありがとうございます。  まず初めに、これまでの議論でもございましたけれども、今回の展望レポートに示されております来年度の実質GDPの成長率の見通しでございますけれども、中心値...全文を見る
○西田実仁君 先般のこの委員会でも趣旨説明ございましたけれども、この通貨及び金融の調節に関する報告書につきまして、特に先ほどもちょっと議論になりました物価面につきまして記載がございますのは、企業部門における生産性の向上や人件費の抑制等が商品市況等の上昇の影響を吸収する効果もあり、...全文を見る
○西田実仁君 大体理解できましたけれども。  続きまして、長期金利、先ほど来から問題になっておりますけれども、これは今、国債がどのように引き受けられているかという主体別の統計等ございますけれども、市中の金融機関がやはり当然のことながら非常に多くの国債を引き受けているわけでござい...全文を見る
○西田実仁君 続きまして、この量的金融緩和のお約束、約束の部分でございますけれども、常々、日本銀行といたしましては、開かれた日銀ということを言っておられますし、また市場との対話ということも非常に重視をされておられるとは思いますけれども、より重要なことは、今のこの政策につきまして、...全文を見る
○西田実仁君 再三申し上げますけれども、市場との対話も大事ですけれども、そうした国民生活そのものに、国民との対話ということについても今後いろいろ留意をして分かりやすい説明をなるべくしていただくということが大事ではないかというふうに思っております。  今、総裁のお話の中で、資源、...全文を見る
○西田実仁君 まあそういう意味で大変に難しいかじ取りの局面にいよいよ突入してくるわけでございますけれども、いわゆるこの出口戦略のところでお聞きしたいのは、先ほど来総裁がおっしゃっている、ゆとりを持った政策というお話をされました。これは岩田副総裁も前に御発言されておられましたけれど...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、それは、かつてその一%という数字を言われているわけですけれども、そういう水準でしょうか。
○西田実仁君 ということは、来年度の見通しは〇・一%、そんな単純じゃないんでしょうけれども、まだ来年はそういう出口戦略なりを考える時期ではないという御見解になるんでしょうか。
○西田実仁君 先ほどの専門的なCPIの構成要件についてお話ありましたけれども、庶民の生活からしますと、生鮮食料品を除いた物価というのは本来あり得ないわけでありまして、金融政策を考えるときにはいろんなことを考えられると思いますけれども、今、普通の生活からして、物価ということで一般の...全文を見る
○西田実仁君 農林水産。
○西田実仁君 質問を終わります。
11月04日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  足利銀行についてお伺いしたいと思っておりまして、埼玉県、私、選出でございますけれども、埼玉県の特に県北地域におきましては実はあの足利銀行をメーンバンクといたしております中小企業が数多く存在しておりまして、とりわけ埼玉には昔からの地...全文を見る
○西田実仁君 同時に、事情は分かりましたけれども、感想としては、なぜそこまでやっても再生できなかったのかというか、銀行が破綻しちゃったのかと非常に残念なわけで、多大な影響を中小企業に与えているということをあえて申し上げたいと思いますけれども。  大臣としましては、今、ちょっとお...全文を見る
○西田実仁君 次に、RCCの企業再生業務につきましてお聞きしたいと思います。  と申しますのも、大変に中小企業にとって、特に足銀をメーンとしたところにとりましては、こうしたRCCのいわゆる企業再生第二部の業務でございますけれども、この再生に関して大変に大きな期待をしているという...全文を見る
○西田実仁君 このRCCの立場ですけれども、ちょっとよく理解できていないんですけれども、いわゆる一民間サービサーとしての仕事、株式会社はもちろん株式会社なんですけれども、一民間サービサーとしてそうした企業再生に取り組むのか。もう一方は、いろんな雑誌等にも再生第二部長の方が書かれて...全文を見る
○西田実仁君 そこでお聞きしたいんですけれども、この再生の手順でございますけれども、これは経営者をいかに説得するかというところから始まりまして、デューデリをいわゆる行っていくわけですけれども、私はこれはどうしたらいいのか知恵を働かさなきゃいけないと思いますけれども、いわゆる今、足...全文を見る
○西田実仁君 せっかく来ていただきました預金保険機構の理事長の方から、今のお話、いわゆる外部監査費用、デューデリ費用等について何らかのファイナンスを付ける必要があるかどうか、検討する意味があるのかどうか、これについてちょっとお答えいただけますか。
○西田実仁君 是非、適切にやっていただいていると思いますけれども、数千万円近く掛かるという御認識は多分もちろんお持ちだと思いますので、その辺、今まで普通に足銀と付き合っていたときには決して破綻懸念先でも何でもない企業が急に破綻懸念先に追い込まれようとしているという、そこを何とか再...全文を見る
○西田実仁君 もう時間もないんで最後の質問をしますけれども、受皿金融機関につきまして、まず預金保険法百二条第三号におきましては、受皿機関への営業譲渡などによって特別危機管理銀行が終了するまでの期間には制限がないということになっておりまして、いつ、要するにいつ受皿銀行というのは決ま...全文を見る
○西田実仁君 これも現場からでは、例えばどこが受皿金融機関になるのかもちろん分からないわけで、いろいろな交渉があるんでしょうけれども、仮に埼玉県内に店舗のない金融機関に受け継がれた場合どうなのかという非常に実務的な問題でございまして、それは別に足銀さんが今まで持っていた支店をその...全文を見る
○西田実仁君 正に三号措置が取られた背景を御説明いただきましたけれども、最後に一言だけ申し上げたいのは、正に栃木県を中心とはしますけれども、埼玉県のこの県北地域も大変に影響が大きいと。これに対して、大変に、どちらかというと、栃木、栃木というと温泉とかいろいろ言われていますけれども...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。どうかよろしくお願いいたします。  先ほど野上委員からもお話ございましたけれども、私の方からは、先般公表もされました財政審のこの十年展望というんですかね、この試算につきましてちょっとまず最初にお話をお伺いしたいと思います。  結論か...全文を見る
○西田実仁君 せっかくこの資料には、議論の材料として示されたと、こういうこともございますので、もちろんこれでやっていくということはないということは前提の上で、せっかくですので議論を深めていきたいというふうに思っております。  そこで、あえてお聞きしますけれども、仮に消費税が二一...全文を見る
○西田実仁君 あえて御試算いただきまして、議論ですので、またあえて申し上げますけれども。  そうしますと、これまでこの潜在的な国民負担率を五割、いわゆる日本の税の歴史を見てまいりますと、言うまでもなく五公五民というか、四公六民でも結構ですけれども、これは一つのメルクマールという...全文を見る
○西田実仁君 この試算がせっかく出ましたので、これはそんなに重要視しなくていいと言われれば、それまでで議論が終わってしまいますけれども、取りあえずこの試算に基づいていかに大変な姿かということをあえて申し上げさせていただきます。  まず、消費税率二一%に持っていこうと思えば、小泉...全文を見る
○西田実仁君 それはもうおっしゃるとおりだと思いますし、また前回似たような御質問をさせていただいたときにも大臣から御答弁いただきましたけれども、私としても、本当の財政再建あるいは真の財政再建というのは究極的にはやはりいかに税収の上がる経済の体質に変えていくのかと。いわゆる日本の経...全文を見る
○西田実仁君 正に私自身は高度成長の最後のときに生まれまして、世代は違うわけで、おっしゃることはよく理解できますけれども。少子高齢化による日本の経済の体力がどうしても弱まってくるという御指摘だったろうかとも思います。それを踏まえた上で当然考えていかなければいけないと、これもよく理...全文を見る
○西田実仁君 私も単純に考えているわけではなくて、確かにこの九七年の消費税引上げあるいは保険料の引上げということが日本の経済にどのような影響を与えたか、単純でないということはよく理解をしておるつもりでございます。その上であえて、これまでの議論のまとめたものが政府税調から出てきたも...全文を見る
○西田実仁君 全く話題が異なりますけれども、人民元の通貨につきまして、ちょっと御意見というか御感想というか、お聞きできればと思っております。  人民元の切上げにつきましては、前大臣、塩川大臣のときにはかなり積極的な御発言もあったやに記憶しておりますけれども、最近この人民元の動き...全文を見る
○西田実仁君 最後、金融庁、大臣に、伊藤大臣にお聞きしますけれども、この動産担保融資というものがこれから広まってくるということで、これを根付かせていくために中小企業への資金ルートというものを太くしていくという意味では意味あるものだというふうに認識しておりますけれども、一方で、在庫...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
11月16日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  先ほど若林委員からも御指摘がありました点から、まず御質問をさせていただきたいと思います。  昨日、竹中大臣の方から、このFTAに関しまして、今後経済財政諮問会議におきまして基本戦略を練っていくと、こういう報道がございまして、その...全文を見る
○西田実仁君 そうしますと、どこの国との交渉からやっていくかという、いわゆる戦略的にですね、あるいは日本の農産品、センシティブ品目、どれを取りどれを守るかという、こうした基本戦略が経済財政諮問会議において最終的に決定されるということでもないということでしょうか。
○西田実仁君 その経済財政諮問会議の役割というのは大変に大きな意義があると私も認識はしておりますけれども、事このFTAに関しましては、農業とも絡みまして、大変に総合的な判断というのが必要になってまいりますので、必要なときに農業関連の人を呼んでそこでやるというような報道もありました...全文を見る
○西田実仁君 このメキシコとのFTA交渉におきましては、既に、この日本の農産物の平均関税は一二%ぐらいと認識しておりますけれども、関税が既に低くてもう競争にさらされている品目につきましては、これはもうどんどん関税撤廃に応じていく、それ以外の米等を始めとしたセンシティブな産品につき...全文を見る
○西田実仁君 これはちょっと大きな話で恐縮でございますけれども、せっかくですので大臣にお聞きしたいと思いますけれども、よく言われるのは、日本は農産物に関しまして輸入自由化ということになかなか取り組めないと、であるがゆえに、メキシコとの経済連携協定におきましても、あるいはアジアとの...全文を見る
○西田実仁君 そこで、アジアとの経済連携協定の交渉につきまして、もっとスピードアップをというような中で、農水省さんの方でみどりのアジアEPA推進戦略と称したものが今回発表されまして、六項目にわたりましてポイント等も挙げられているわけでございますけれども、言っていることはみんないい...全文を見る
○西田実仁君 この中で、日本から農産物の輸出に力を入れるということも指摘されておりまして、日本の農業にとって新たな市場を開拓していくんだという、そういう意気込みも記されているわけでありますけれども、具体的に日本から農産物輸出、対アジア向けということで今どんな取組をされておられるの...全文を見る
○西田実仁君 もう時間がございません。最後の質問でございますけれども、これはセーフガードの、特に一般セーフガードではなくていわゆる緊急措置、牛肉と豚肉のみに適用される緊急措置について御質問を財務省、財務大臣にお聞きしたいと思います。  これはもう御存じのとおり、昨年八月に冷蔵の...全文を見る
○西田実仁君 だと思いますけれども、WTOの条約による規定ではないはず、サイドレターだと思いますので、特に主要国であるアメリカとの交渉等によってまた前向きに検討いただけるようお願いして、最後、質問を終わりたいと思います。
11月25日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。両参考人、お忙しいところ、大変にありがとうございます。  まず、古沢参考人にお伺いしたいと思いますけれども、今回のこの業法の改正の大きなねらいとして、信託というこの仕組みを日本の金融システムの中にいかに根付かせて普及させていくかという...全文を見る
○西田実仁君 今回のこの業法改正に先立って金融審議会でもいろいろと議論がございました。その報告書の中にはこういう一項目ございまして、「我が国における信託会社の事業展開が、今後、国際的な広がりを持つ可能性があることにも十分留意して制度を構築すべきである。」と、そういう意見書が報告書...全文を見る
○西田実仁君 次に、新井参考人、先生にお聞きしたいと思いますけれども、今回のこの業法に足りない部分を随分御指摘いただきました。その中で、特に福祉信託という点について、もっとこの信託という仕組みを生活支援あるいは後見制度との結合ということを御指摘されたんだろうというふうに認識してお...全文を見る
○西田実仁君 今現実にある、信託銀行がやっておられる特定贈与信託という仕組みがありますけれども、これは、数字を見ると、過去五年ぐらいでどんどん受益者数は減っておりますし、また受託件数も漸減していると、こういうことなんですけれども、これは古沢参考人にお聞きしますけれども、やはりこれ...全文を見る
○西田実仁君 質問を終わります。どうもありがとうございました。
○西田実仁君 私の方からは、まずこの業法の改正の施行日につきまして、先ほど大塚委員からもお話ございましたけれども、改めて確認をさせていただきたいと思います。  先ほどの御答弁では、速やかに実施したい、あるいは早ければ年内施行も視野に入れたいと、こういうお話がございました。しかし...全文を見る
○西田実仁君 是非そういう形で、この信託という仕組みが改めて世の中に広まって浸透していくためにも十分な体制を整えた上で施行されることを願ってやまないわけでございます。  次に、この改正による、今回の業法改正による新規参入の想定等につきまして先ほど来からお話もございました。基本的...全文を見る
○西田実仁君 次に、行為規制についてですけれども、第二十七条で規定されております信託財産状況報告書の作成義務につきまして、どういった場合にこの作成義務が要らないのか、不要なのかということについて、具体的に幾つか項目を挙げていただければと思います。
○西田実仁君 ディスクロージャーが大事なわけでございますけれども、それはもちろんただではございませんで、ディスクロ自体はやはりコストが掛かるということもありまして、顧客によっては、信託報酬料を下げてもらう分、そのディスクロはもう省いてもらいたい、できる限り少なくしても結構だという...全文を見る
○西田実仁君 ちょっとよく分からないところがありますので、ほかのところもお聞きしますけれども。  先ほど大塚委員との議論の中で出たものだと思いますけれども、取締役の兼職の制限につきまして十六条で定められているわけで、その具体的なものが府令で更に規定されているということが、たしか...全文を見る
○西田実仁君 今回の業法の改正で信託専門店舗というものが解禁をされる方向であるということが衆議院でも議論されておりました。  これ自体は、兼営法の信託銀行が銀行業務を行わず、信託のみを、信託業務のみを行う店舗を想定しているということでございますけれども、やはりこれは元本を保証す...全文を見る
○西田実仁君 是非、その同じ店舗で、信託専門店舗といっても、今回この業法改正でいろんな信託契約代理店とかあるいは受託販売業とか信託会社とか、様々その名前が新しく出てきておりまして、その中で信託専門店舗といきなりこう言われても、恐らく普通のお客さんにとっては元本保証かどうかというこ...全文を見る
○西田実仁君 続きまして、兼業規制なんですけれども、第五条七項に、「他に営む業務を営むことがその信託業務を適正かつ確実に営むことにつき支障を及ぼすおそれ」という記載がございます。  信託業に新たに子会社として参入する場合はそんな問題は起きないわけでありますけれども、そうではなく...全文を見る
○西田実仁君 主業といっても、新たに参入してくる企業にとっては、当然今まで業があって、新たに参入をしてくる会社にとっては実態的には主業には最初はならないですね、やっぱり。スタートした時点でゼロから始めるということになります。この場合でも認められるというふうに考えればいいんでしょう...全文を見る
○西田実仁君 それは、将来、となればいいと。そこに特に一年とかあるいは二年とか三年とか、特にその期限は設けないということでしょうか。
○西田実仁君 続いて、その担い手としてのTLOにつきましてお聞きしたいと思います。  TLOがこの信託業務を営む場合には、確認ですけれども、最低資本金は、特にそれは基準としてはないと、要らないと、供託金は必要ということになろうと思います。  大学内で開発された様々な知的財産を...全文を見る
○西田実仁君 続きまして、今回、この信託業法の改正の意義として、担い手を拡大し、また受託財産を拡大していく、自由化していく、二つの自由化ということがうたわれているわけでありますけれども、特に、私の考えとしては、この信託という仕組みを広めていく上に当たって、特に二つの点が必要だと思...全文を見る
○西田実仁君 是非、今、既にかなり中小企業の資金調達に役立っているスキームを更により良くしていくためにもそうした運用をお願いしたいと思います。  この信託の普及啓蒙ということにつきましてちょっとお聞きしたいんですけれども、今申し上げましたとおり、中小企業の経営者の方々にこの信託...全文を見る
○西田実仁君 特に、この信託というスキームを使って中小企業はこんなメリットがあるという成功事例というかモデルケースみたいなものを、やっぱりその仕組みを抽象的に何か説明してもなかなか手触り感というか手ごたえがあるものではございませんので、そうした、この信託を使った資金調達等々につき...全文を見る
○西田実仁君 今のこの大田区のケースでもそうなんですけれども、個々の中小企業はそもそも信託銀行と余り付き合いがないと。午前中も信託協会の会長さんがおっしゃっていましたけれども、店舗数が少なくて信託銀行そのものも中小企業と余り接点がないと。このマッチングをさせていくために財団法人た...全文を見る
○西田実仁君 後でこの大田区の、そんなに難しいスキームじゃございませんので、ちょっと事前に言っていればよかったんですけれども、昨日たまたま急に聞いたものですから、申し訳ございません。後でそのスキームをお渡しして、是非検討いただければと思います。  最後になりますけれども、もう一...全文を見る
○西田実仁君 質問を終わります。ありがとうございました。
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  本日は大変にありがとうございます。今まで議論がございましたので、それに追加する形で御質問させていただきたいというふうに思います。  先ほど来からお話ありましたとおり、参考人がおっしゃったとおり、百人以上の人員を投じて過去の営業行...全文を見る
○西田実仁君 今の二点目の方は、仮に違法行為があった場合には損害賠償に応じるかどうかという御質問につきましてはどのようにお考えになっているでしょうか。
○西田実仁君 先ほど峰崎委員からも御指摘ありましたけれども、シティバンクは二〇〇一年八月に一度業務改善命令を受けているわけでございますけれども、その後、当局からの検査は今回の件が発覚するまでなかったと聞いております。日本の金融当局からの様々なフォローアップ等が一切なかったのかどう...全文を見る
○西田実仁君 すると、ずっと金融庁に報告をしてきたというお話になりますと、今日に至るまで常に情報を金融庁と交換したにもかかわらずこのようなことになってしまったということをおっしゃっているんでしょうか。
○西田実仁君 最後の質問でございますけれども、これから日本での展開についてというテーマでございます。一部報道等ではサービサー事業にも進出をされるというようなことも報じられておりまして、先ほど来から言われている様々な調査の結果というものがやはりまだはっきりしない段階で、果たして日本...全文を見る
○西田実仁君 質問を終わります。  ありがとうございました。
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日はありがとうございます。  今、大塚委員からもるるお話ございましたので、追加的なところだけお伺いしたいと思います。  まず、今社長おっしゃった自主規制機能の発揮という点につきまして、具体的に申し上げますと、九月だったと思いますけ...全文を見る
○西田実仁君 じゃ、今回の場合は九月の時点で調査をしたかどうかということはコメントいただけないということでしょうか。
○西田実仁君 もう一つ、自主規制機能ということで、ちょっと細かい話で恐縮ですが、先ほどの日本テレビ等の話で、上場廃止と上場継続の分かれ目のお話を御説明いただきました。東証の規則では、この有価証券報告書の虚偽記載について、明示的にそれが上場廃止基準になるとは記されていないというふう...全文を見る
○西田実仁君 次に、失われた投資家の信頼をいかにして取り戻していくのか、先ほど来からお話はこれがメーンテーマなわけですけれども、具体的には「会社情報等に対する信頼向上のための上場制度の見直しについて」というのを既に公表されておりました。ここで「適時適切な情報開示に関する宣誓」とい...全文を見る
○西田実仁君 そうしますと、西武鉄道がジャスダックに上場するとかしないとかという報道もありまして、こうした厳しい投資家の信頼を回復していくという措置を他の取引所との連携という点ではどうお考えなんでしょうか。また、それが一つと、もう一つは、西武鉄道の、併せて関連した質問として、ジャ...全文を見る
○西田実仁君 今、最初の方で申し上げた他の取引所との規則等に関して、上場廃止基準あるいは投資家の信頼を取り戻すための様々な、この宣誓を含めてなんですけれども、そうした他の取引所とのこうした規則に関する連携、あるいはその本になる何か法律あるいは政令等が必要とお考えになるかどうか、最...全文を見る
○西田実仁君 終わります。  ありがとうございました。
12月02日第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  本日は、まず、さきに日本と中国との間で首脳会談が行われました。小泉総理を中心にお聞かせ願いたいと思います。  午前中の質疑でもございましたけれども、総理は、持論であります中国は脅威ではないと、チャンスなんだと、このように強調され...全文を見る
○西田実仁君 午前中も、また今も議論ございましたけれども、対立点があるのは、これは必ずしも中国との関係だけではなくて、どの国ともそういった点はあるわけでございまして、問題は相互にいかに信頼関係を築くかということが大事であると思います。相互の信頼関係があれば、対立点があってもそれは...全文を見る
○西田実仁君 今回のビエンチャンでの首脳会談、ほかにも重要な点があると思います。余り新聞等で報道されておりませんが、私は大変今後の日本にとって大事な首脳会談、特に総理とインドの総理との、首相との対談が行われたということを大変重視をしております。  日本のアジア外交を考えた場合に...全文を見る
○西田実仁君 正に今、総理御指摘いただきましたとおり、このインドプラスASEANプラス3、ここのところは、インドのシン首相が言っておられますけれども、アジア繁栄の弧と、不安定の弧に対する正にアジア繁栄の弧というふうに指摘をしているわけでございまして、日本としても、今申し上げました...全文を見る
○西田実仁君 今御指摘いただいたとおりでございますけれども、中長期的には、今後、郵政民営化の議論を進めていく中で、こうした中小企業を再生していく資金に使っていくということも是非お考えいただきたいということを御指摘して、終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。(拍...全文を見る