西田実仁

にしだまこと

選挙区(埼玉県)選出
公明党
当選回数3回

西田実仁の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田でございます。  全くテーマは変わりまして、今月の二月の十日に、一年前でございますけれども、預金者保護法が施行されまして、ちょうど一年がたつわけでございます。昨年末ぐらいから起きてきた例えば菓子メーカーの問題あるいは湯沸器のメーカーの問題とか、この安全...全文を見る
○西田実仁君 全体としては確かにこの預貯金者保護法ができることによって随分お金の安全ということが守られてきていると、私もそう思っておるわけでございますが、ただ、課題がないかといえば、またそういうことでもないだろうというふうに思います。  特に、この偽造キャッシュカード又は盗難キ...全文を見る
○西田実仁君 今お話しいただきましたとおり、この監督指針が改正されまして、顧客対応と今三番目に言われたところでございますけれども、利用者保護を徹底する観点から、真摯な顧客対応を行う態勢が整備されているかどうかということが盛り込まれているという御答弁でございました。  この利用者...全文を見る
○西田実仁君 そういうことになるはずなんですけれども、様々なこの被害補償をめぐって問題が起きてきておりまして、特にこの中小の地域金融機関を相手取ったその被害補償について、裁判所に提出された準備書面等を私もいろいろと読ませていただいておりますけれども、その中には、例えばこんな、ある...全文を見る
○西田実仁君 私も全く同感でございまして、これが正式に準備書面として出されているということで唖然としたわけでございますけれども、この被害、様々、過去被害ということにつきましては、附則がこの本法には付いておりまして、その第二条におきまして、本来、法理論上は、法律が施行されてから適用...全文を見る
○西田実仁君 金融機関の方からすると、こうした預金者保護法、一年しか施行してたってもおりませんので、これからより浸透して、まだ知らない人も随分多いかと思いますけれども、これが浸透していけば被害補償がなされると同時に、いわゆる成り済ましも増えてくるんではないかということを大変に懸念...全文を見る
○西田実仁君 実際に成り済ましということは、そもそも立法の過程でも随分と議論がなされました。そのことを防ぐためにどうするのかということもあえて条文の中にも入れて、捜査当局への申出、あるいは金融機関から問われた場合には十分な説明をしなければならないということも規定しているわけでござ...全文を見る
○西田実仁君 金融機関の方からは、この被害補償に当たりまして、その可否を判断するときには捜査当局との協力というのが大変に大事であるというふうに言われているわけでございまして、特に、なるべく迅速に金融機関が対応しようと、補償に関して対応しようとしても、捜査当局からまたその協力がなか...全文を見る
○西田実仁君 あと残りは、この附帯決議に、これは与野党一致して出されたものでございますけれども、附帯決議の中に幾つか今後の課題として挙げられていることがございます。  この現状を確認していきたいと思いますけれども、一つには、やっぱりこの盗難通帳に関する扱いでございまして、その盗...全文を見る
○西田実仁君 これについてはしっかりとした本人確認がなされていないケースも随分散見されておりまして、例えばマンション名が間違っているのにそのまま払い出してしまったというようなケースも実際にありますので、ここはしっかりとその徹底をしていただきたいと、また本人確認が十分でない場合には...全文を見る
○西田実仁君 今言われた数字は多分全銀協の方が調べた数字を言っているのであって、ほかの業態についてはまだ調べてないと、今月中にまとめるというふうにたしか確認をしていたんですけれども、最後そこだけ確認して、終わりたいと思います。
○西田実仁君 終わります。
03月15日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○西田実仁君 公明党の西田でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  また今日、東証の西室社長にも大変お忙しい中、また御足労いただきまして誠にありがとうございます。  今日、大臣所信に対する御質問ということで、この所信の中にもございましたとおり、我が国の市場を金融・資...全文を見る
○西田実仁君 これは確認ですけれども、この東京の国際金融市場にしていこうということにつきましては、金融庁の今のお話の審議会と、あと総理がお作りになっているこのアジア・ゲートウェイ戦略会議、また経済諮問会議のスタディグループというんでしょうか、この三つのところで同じようなテーマでや...全文を見る
○西田実仁君 この東京が国際金融都市として発展をさせていく、マネーマーケットを国際的に魅力のあるものにしていくという発想は大変に結構だと思いますが、これ過去を振り返ってみますと、こうした言い方っていうんですかね、東京が国際金融都市として発展させるその可能性が高いという主張は、八〇...全文を見る
○西田実仁君 まあこの中曽根民活との違い、今お話しいただきましたが、その十年後ぐらいに今度は第二次橋本内閣ではいわゆるビッグバン構想というのが提唱されまして、明確に総理の指示として二〇〇一年には東京市場をニューヨークやロンドンに匹敵する国際金融資本市場にするという指示が当時出され...全文を見る
○西田実仁君 ということは、国際的な競争を激化させることが、より国内の金融機関の収益力の向上につながる、こういうお考えでよろしいんでしょうか。
○西田実仁君 そういう期待感の裏で、現実に起きている、先ほど来からお話ある日興コーディアル事件とか、あるいは企業と監査法人との癒着というんでしょうか、そういう問題、いわゆる不祥事が続発しておりまして、これはもう言うまでもなくビッグバンの精神にもどう見ても反している事例が続発をして...全文を見る
○西田実仁君 そこで、今日は西室社長にもお越しいただいておりますので、東証さんにお聞きしたいと思いますけれども。  先ほど東証に上場している外国企業の話をさせていただきましたが、外国企業の東証上場が進まないということのみならず、上場を廃止するという外国企業も相次いでいるのも、こ...全文を見る
○西田実仁君 そういう中で、一方、東証としては上場問題を抱えながら、同時に主要国の証券取引所との提携についても進めようとなさっておられると思います。今の魅力ある市場にしていくというところでの様々な施策の中にも、こうした東証自体のグローバリゼーションということもあろうかと思いますが...全文を見る
○西田実仁君 そうした東証自体の体制の改革とか、様々なグローバリゼーションということがどんどん進んでいくという一方で、今大臣からお話がありましたとおり、東京の国際金融マーケットとしての魅力を高めていくという。東京に金融面においてもかなり、そういう意味ではかなり魅力のあるインフラが...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございました。  最後に、五分ですけれども、西室社長はこれで結構でございます。ありがとうございました。  中小企業向けの動産担保融資についてちょっとお聞きしたいと思いますが、この担保という概念がこれまでとはやっぱりだんだん変わりつつあると。あえてざくっ...全文を見る
○西田実仁君 是非そこはどんどん進めていただきたいと思いますが、この動産担保融資を本当に普及していこうと思うと、やはり金融庁による適格担保の認定ということが大変重要な要素になってくるんじゃないかというふうに思うんですね。  新BIS規制の実施に伴う告示がございますけれども、そこ...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今回のこの国税二法につきまして、尾身大臣にお聞きしたいと思います。  まず、この小泉政権における財政改革ということと、この安倍政権における財政改革ということでは、当然時期も異なることもあるんですけれども、課せられたこの改革の課題...全文を見る
○西田実仁君 正にこの雪だるまをいかに小さくしていくのかという先ほどお話もございました。  そこの国債残高の膨脹ということについてどう考えるかをお聞きしたいと思いますが、今回、この特例公債法の第二条四項のところを見てまいりますと、特例公債につきましては速やかな減債に努めるという...全文を見る
○西田実仁君 正にこの、先ほど中川委員からも御指摘ございましたけれども、プライマリーバランスの均衡あるいは黒字化といっても、これは一里塚にすぎないわけでございます。  お手元にお配りさせていただきました三枚目の方ですけれども、国債整理基金の資金繰り状況等についての仮定計算という...全文を見る
○西田実仁君 正に企業が国を選ぶ時代になってきているということはもうそのとおりだろうというふうに思っておりまして、そういう中で、今私が一つの議論として大臣から教えを請うたのは、正にこの法人税率を引き下げたことで税収がその限りで企業増益になって穴埋めができるかどうか、これはやってみ...全文を見る
○西田実仁君 正にこの日本とドイツ、まあドイツの今話をしていただきましたけども、先ほど私が表で日本とドイツの単純な名目GDPと家計消費の比較をさせていただいたときにお示しさせていただいたとおり、ドイツの場合は日本と違って、過去十年間を見ても名目GDPは着実に成長している。その中で...全文を見る
○西田実仁君 正に今おっしゃっていただいたとおり、成長しているから法人税率を下げられるという場合の成長は、何が成長するのかが大事なわけでありまして、輸出とか設備投資だけではなく、これからもずっと持続的にそれだけで経済を引っ張れるかというと、決してそういうことではないだろうと。当然...全文を見る
○西田実仁君 以上です。
03月20日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は委嘱審査ということで、私の方からは、特に金融面でございますけれども、クレジット市場におけます基本的な情報インフラとされる格付機関の行動規範につきまして今日はまずお聞きしたいと思います。  この格付機関というのは、言うまでも...全文を見る
○西田実仁君 今、私が最初に申し上げました様々な、漏れ聞こえてくる様々な格付機関をめぐる問題点ですね、仮にこれがあるというふうに金融庁として判断なさった場合に、その予防あるいはその是正策が必要になろうかと思いますけれども、その場合にはどのようなことをなさるんでしょうか。
○西田実仁君 私が申し上げているのは、行動規範にどう書いてあるかということではなくて、現実がどういうことが起きているのかということで、まあ仮に問題点が起きた場合に、この第三者格付機関の自主性あるいは公平性ということと行政指導的な通達との関係をどのように考えておられるのかということ...全文を見る
○西田実仁君 今おっしゃったいわゆる指定格付機関というのは、五つ指定をなさっておりますね。今おっしゃったように、指定の意味ですけれども、これはどういう意味なんでしょうか。
○西田実仁君 この指定というのは、決して監督をするとかいう意味合いではない、あるいはその格付機関がどういう機関かということを評価するものでもないということだと思いますが、であるならばなぜ指定するのかというふうに逆に思っておりまして、市場で市場の評価を待つ、あるいは市場での競争原理...全文を見る
○西田実仁君 しかしながら、仮の話で恐縮ですけれども、何か問題点等が起きた場合には何らかの是正策を、是正措置をとるということなんでしょうか。
○西田実仁君 表面的にまだ問題が露出しているわけじゃございませんけれども、先ほどおっしゃったいわゆるチャイニーズ・ウオールですね、この八〇年代後半の格付機関設立に当たりましては、格付対象に関する情報を格付機関外部に漏らさないという意味でのチャイニーズ・ウオール原則というのの遵守が...全文を見る
○西田実仁君 この格付機関の重要性というのはこれからどんどん増していくというふうに思いますので、今後この格付機関がきちっとクレジット市場の中で適切に機能していくということが大事だと思っておりまして、今のちょっと議論をお聞きいただいて、大臣の方から一言、この格付機関、日本における格...全文を見る
○西田実仁君 もう一つの話題ですけれども、消費者金融につきましてでございますが、この消費者金融についてはさきの国会でも法律が通りまして改正がなされるということになったわけでございますが、その後の様々な影響、またフォローもきちっと議決をした国会としてもしていかなきゃならないというふ...全文を見る
○西田実仁君 そういう中で、この大手の何社かがまとめている数字を見ますと、いわゆる成約率が、申込みに行って断られるあるいは成約できるという、成約できる場合の成約率、これがかなり直近でいきますと下がってきているというふうに報道なされておりますけれども、まずこの現状、どう見ておられま...全文を見る
○西田実仁君 報道ベースですけれども、大手四社の一月の新規融資申込み者数からしますと成約率は前年同期で二割ぐらい下がって、成約率として四四%ぐらいになっているということですね。実数でいきますと、七万六千人がいわゆる申込みをしたけれども融資がお断りというふうにされたという現状がある...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
03月23日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日、お昼どきにこうした質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。また、大臣、副大臣におかれましても、大変にありがとうございます。  特別会計に関してまず私の方から申し上げたいのは、特別会計のこの今回の整理合理化につ...全文を見る
○西田実仁君 是非この事業仕分という手法をしっかりと特別会計の継続的な改革の中で確立をし、そして無駄な事業等はなくしていく、あるいは民間にできることは移していくということを今後も継続的に行い、またその過程そのものをしっかりと国民に広く公開をしていっていただきたいというふうに御要望...全文を見る
○西田実仁君 是非、大変な作業だと思いますけれども、よろしくお願い申し上げたいと思います。  続いて、外国為替資金特別会計につきましてお伺いをさせていただきたいと思います。  その問題意識は冒頭申し上げましたとおり、この厳しい財政の中で資金的な余裕が仮にあれば、国債償還財源に...全文を見る
○西田実仁君 正に、百兆円外貨準備高があるといっても、それはある意味でこの裏側には見合いで負債があると。為券を発行して調達しているということもあって、それを返していくということが基本であるということだと思うんですね。  じゃ外為特会なるものはどういうふうな収支になっているのかと...全文を見る
○西田実仁君 外為会計におきましては、そういう収支のところを見ますと随分変化が出てきているわけでございますが、もう一つ、次の表四の貸借対照表を見ていただきますとお分かりになると思いますけれども、平成十七年度には、本年度利益を、外国為替資金特別会計法第十三条の規定によって一兆六千二...全文を見る
○西田実仁君 先ほど十七年度、十八年度の本年度利益の使い方、処分の仕方について、最初ちょっと触れさせていただきましたが、十七年度は外国為替資金特別会計法に基づいて利益が上がった分は積立金と一般会計に繰り入れていると。十八年度は根拠法は異なりますが、特別会計に関する法律に基づいて、...全文を見る
○西田実仁君 もう時間もないので私の方で申し上げますが、この積立金の目的というのは、今おっしゃったようにこれまでと変わらないと。将来の歳入不足に備えるということが一つ、そしてもう一つは外貨資産の評価損の見合いという、多分この二つをいろんな書類読むと書いてございますので、積立金はそ...全文を見る
○西田実仁君 この積立金がどんどん増えているというのは、そういう意味では、急速な円高が発生して巨額の評価損が発生し得るということを当局として認識しているということになるんじゃないでしょうか。
○西田実仁君 健全性に注意しながら評価損を生まないにはどういうふうにして運営していくのかということが大事だと思いますし、経済そのもののかじ取り、ここも大変に重要になってくると思いますけれども、この積立金を適正に積立てをしていくということ、そして通貨外交をきちっと運営していくという...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
03月29日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今般の関税定率法の改正案につきまして、幾つか確認をさせていただきながら質問をさせていただければと思っております。  お手元に配らせていただきましたものは、新聞社、業界紙でございますけれども、昨年の一年間のコンテナ取扱量をランキン...全文を見る
○西田実仁君 今御丁寧にいろいろと御答弁いただきましたけれども、今回のこの関税定率法の改正も、正にそうした国際競争力、港湾も含めてでございますけれども、港湾も含めた物流、また物流産業の国際競争力、これを強化していくための一つの環境整備として通関制度を改善していこうと、こういうこと...全文を見る
○西田実仁君 こうしたそのシームレスなアジアをつくっていくときに、今のシングルウインドーの支援、お金の面も、どういうふうなスキームでそうした支援をしていくのか、債務保証していくのか、あるいは基金みたいなのをつくっていくのかですね、この辺はどんなお考えなんでしょうか。
○西田実仁君 次に、日本が取り組むべき課題ということで今回の法整備の中身に入っていくわけでありますけれども、今回のこの法改正で、こうした国際競争力を高めていく物流を目指したときにどういう環境をつくらなきゃいけないのかというところで、この通関制度をどう改善していくのか、それによって...全文を見る
○西田実仁君 できることからということでいえば、特にその電子化ということは大変重要になってくる。特に、府省庁間でのパートナーシップでいえば、来年の十月に次世代シングルウインドーの開発がなされ、いわゆる府省共通ポータルというのができるというふうに聞いているわけでございますが、この次...全文を見る
○西田実仁君 来年の十月にそうしたNACCSセンターを中心にして府省共通ポータルがシングルウインドーとして開発されるというお話でございますが、これもうちょっと早められないのかと、その開発を、そういう声も出てきているようですけれども、これはなかなか難しいんでしょうか。
○西田実仁君 そうだと思いましてお聞きしましたけれども、この府省共通ポータルに民民も加えてほしいという声も随分ございまして、今NACCSと民間団体が運営するシステムとのEDIがどこまで進んでいるのかということを踏まえながら、この次世代シングルウインドーにおける、民民もどこまで加え...全文を見る
○西田実仁君 来年十月にこの次世代シングルウインドーが開発されるというときに、その次はどういうふうに考えているのかと聞くのもちょっとどうかとも思いますけれども、次世代のその次ですね、次々世代というのはどういうふうな構想をお持ちか、お持ちであれば可能な限りお答えいただければと思いま...全文を見る
○西田実仁君 そうした外国との連携や、また地方の港湾との連携も含めて開発にお願いを申し上げたいと思いますが。  もう一つ、府省庁間でのパートナーシップのもう一つは、官民でのパートナーシップということになろうと思います。今回の改正案の中には、日本版C—TPAT導入の基盤としての通...全文を見る
○西田実仁君 元々アメリカで始まっているC—TPAT自体は、セキュリティーの強化ということで、例の九・一一以降、国際物流関係の組織を統合して、そして税関の国境保護局が示すセキュリティーガイドラインに従ってそれぞれがセキュリティーを強化すると、こういうようなかなり一本化した形でのセ...全文を見る
○西田実仁君 今お話ありましたように、経産省プログラムと税関でのプログラムの整合性というか、利便性を高めるための様々な整理というものが今回なされるということを御指摘いただきましたが、この経産省プログラムですね、一番やはりいわゆるコンプライアンスの中で重視されるというか問題だなと私...全文を見る
○西田実仁君 これは、中小企業が大変に苦しくて何かそういう違反してしまうという、それももちろんいけないわけですけども、そうではなくて、もうかなり有名な大企業ですね、こうした大企業がこうした安全保障輸出管理に反してしまうという、このコンプライアンスのそもそも在り方そのものがかなり問...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
04月26日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は、FRC報告ということで、まず総論的に大臣にお聞きしたいと思っております。  このFRC報告が国会で報告される根拠となっている金融機能の再生のための緊急措置に関する法律ということで、その法律自体は金融機能の再生ということが...全文を見る
○西田実仁君 正にそうした細かいいろいろな施策を打ちながら、もう救済ということではなくて、やっぱり独り立ちをしていくという段階だと思いますし、まあいわゆる銀行弱者論みたいなものはもうそれは虚構であろうと思いますので、こうしたものは捨て去って本当に地元の企業に役に立つような金融機関...全文を見る
○西田実仁君 私の知っているケースでは、もう四千万ぐらい掛かっているところも中小企業でありまして、なぜそんなに掛かるかというと、複数の金融機関のいろんな債権を調整しなきゃいけないわけですけれども、それぞれの金融機関からそれぞれこの財務デューデリというものを求められるわけであります...全文を見る
○西田実仁君 預金者に一千万円までということで自己責任を今求めている政策を取っているわけであります。しかし、そういう政策を取りながら、一方でそれを保証する機構が、預保機構が過去の資産毀損を自力で回復できないというのであると、自己責任ということの代償である最低限の保証機関としての信...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  この経済・物価情勢の展望、いわゆる展望レポートの最新版を拝見させていただきました。  この将来展望の第一回、二〇〇〇年の十月三十一日版から最新のものまでを見ますと、大きく三つの期に分かれるのではないかと私は理解をしております。速...全文を見る
○西田実仁君 私の表現で言えば、何でもありの金融政策を早期に是正していくというプロセスの第一弾はマネタリーベースの無制限な拡大の廃止でありました。第二弾としてゼロ金利の廃止、そして今第三弾目に入っているのは、今総裁がおっしゃったことを私なりに理解しますと、形式的な金利の復活から金...全文を見る
○西田実仁君 補完貸付けによってそうした巨額な日銀貸出しの実行が行われたという御説明でした。技術的にはそういうことなんでしょうけれども、いわゆるその思惑どおりにいかなかった場合でも、もちろん担保の枠内でありますけれども、日銀信用で救済されるというのは分かりませんけれども、巨額の貸...全文を見る
○西田実仁君 よく分かりました。その辺の課題はあると思います。  次に、長期金利でございますけれども、教科書的に言えば、短期金利は中央銀行が政策的に管理をする、長期金利は市場の成長率とかあるいはインフレ予測とかあるいは中央銀行の政策に対する信認度によって形成されると、これは教科...全文を見る
○西田実仁君 成長通貨の供給として実行してきたこの国債の買いオペが、従来からいろいろ変わってきている中で日銀券の見合いの資産をどうしていくのかということは、さらにいろいろ内部で検討なさっていると思われますけれども、今後もその成長通貨の供給をどうするのかということを是非とも鋭意御検...全文を見る
○西田実仁君 私が今日銀に申し上げたかったことは、今のいろんな、間口が広くて実際に残存期間が短いがためにそういう形になっているというお話でありますけれども、長期金利の形成そのものをやはり市場にゆだねるというその市場構造の正常化ということをやらなければならない課題として今日本の市場...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月17日第166回国会 参議院 内閣委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず、私の方からは、今回、各種公庫が統合することによって日本政策金融公庫というのができるわけでございますけれども、危機対応のみならず、従来の借入顧客層が借入れできなくなるのではないかという声はやはり私のところにも随分地元の中小零細...全文を見る
○西田実仁君 是非とも、それよろしくお願いしたいと思います。  この日本政策金融公庫の発足につきましては、昨年の制度設計にも簡素かつ効率的な運営ということがうたわれているわけであります。そうはいっても、政府一〇〇%出資の政府機関としながら民間並みの効率を求めていくという大変難し...全文を見る
○西田実仁君 結局、政府系機関でありながら民間並みの効率を求める。四つを一つにして、支店の統合とか様々なバックヤードの効率化とか、そういうことはできると思うんですね。結局、やっぱり縮小均衡をいかに成功させるかと。そして、縮小均衡が成功した暁には、資金調達のもっと多様化とか、もっと...全文を見る
○西田実仁君 そういうことなんだろうと思いますけれども、先ほど私が具体的な数字で申し上げたのは、そういう政策金融機関として果たすべき役割がもちろんあるということを私も冒頭で申し上げたわけなんです。それを持続可能にしていくためにも、じゃ、どういう収益構造を持っていったらそれが持続可...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございました。  国会のガバナンスということも再三大臣から、また今副大臣からもお話がございましたので、話題はちょっと次に移らせていただきまして、先ほど議論にもなりましたけれども、特殊法人等の累積欠損金の償却ということにつきまして財務大臣にお聞きしたいと思...全文を見る
○西田実仁君 国民に還元されるという意味で、研究開発費の場合ですけど、今までは出資金だったのを補助金等にしたと。ただ、私が問題にしているのは、出資金か補助金等かということを問題にしているのではなくて、その見合いの資産があるべき四条公債を充てているか充てていないかということを問題に...全文を見る
○西田実仁君 保険金を出している保険加入者からすると、それが五年ぐらいたったらいつの間にか、さっき一兆三千億と言われましたけれども、それは一つの機構だけの話で、二つの機構を合わせて特別会計では二兆円ぐらいになりますけれども、それが毀損しているということ、何かいつの間にかそうなって...全文を見る
○西田実仁君 いずれにしましても、先ほどのお話の続きでございますけれども、この四条公債は財政法第四条のただし書に規定されて発行されて、なぜこういうものが有効なのかということは一般解釈として定着しているものがあるわけですね。ですから、そのことをやっぱり分かりやすく説明しなきゃいけな...全文を見る
○西田実仁君 もう終わります。  いずれにしても、後世に負担を課すわけですから、その資産が何ら明確な説明がなくなくなってしまうということがないように、我々国会としてもしっかりと見守っていきたいというふうに思っています。  ありがとうございました。
05月29日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は一般調査ということでございまして、最初にまず、生命保険の名義借り、また架空契約ということにつきましてお聞きしたいと思います。  これは、契約者が入った覚えのない架空契約あるいは名義借り契約といったいわゆる不正契約が見付かっ...全文を見る
○西田実仁君 正に、こういう不正はなぜ起きるのか、その不正の温床はどこにあるのかという根本までさかのぼって対応しなければならないと私は思います。  その不正の温床は、会社にもちろんよりますけれども、契約の取付けにかかわる営業体制そのものにやっぱりあるのではないか。そういうことを...全文を見る
○西田実仁君 是非、信頼関係ということにかかわる大事な問題でございますので、徹底した調査とともに適切な指導もお願いしたいというふうに思います。  続きまして、前回質問させていただいたことに対しての、若干ちょっと分からない点もございましたので、財務省さんにお聞きしたいと思います。...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、償却、償還額も前回累積でお示しいただきましたけれども、今の比率で大体償却しているということも基本的には考えればよろしいんでしょうか。
○西田実仁君 前回御答弁いただいたときに、ちょっと一つ分からないのは、大臣の方からこのいわゆる特殊法人から機構を独法化したときの出資金による償却ということですけれども、大臣の御答弁では、出資金見合いの支出が有形無形の資産として残り、将来国民がその利益を享受し得るということから公債...全文を見る
○西田実仁君 よく分かりにくいのは、次長がおっしゃっている公共事業費、出資金、貸付金の区分ごとの経理は行っていないと、個別の資産の残存価値という考え方は取っていないというふうに再三おっしゃっておられますよね。そういう御答弁がある一方で、全体としては四条公債に見合った資産価値を有し...全文を見る
○西田実仁君 前回もちょっとお聞きしましたけれども、総合減債制度そのものは理解しますが、全体として国民の資産に後世に残しているというお答えなんですが、それが目に見えにくいというか非常に分かりにくいというところだと思うんですね。  四条公債が充てられるのは公共事業のほかに貸付金、...全文を見る
○西田実仁君 ということは、そういう国の資産管理ということで考え方を変えたということ、この水田大臣の答弁は恒久資産であるということで、そういう意味では償却はしないという考え方だと思いますので、変えられたんだろうというふうに理解いたします。  それで、残り時間ないので、外為特会の...全文を見る
○西田実仁君 ちょっと時間がないのでどんどんお聞かせいただきたいと思いますが、先ほど、冒頭、申し上げ、冒頭というかこの質問の項目で最初申し上げましたとおり、いわゆる本年度利益の処分状況を見ていただきますと、一般会計歳入への繰入れが一兆から二兆円なのに対して、本来的な意味での価格変...全文を見る
○西田実仁君 それはそうだとして、貸借対照表を見ていただきますと、ではこの積立金が本当に価格変動準備金たり得るのか、今の御説明、たり得るのかというところで貸借対照表を見ていただきますと、積立金というのは下に、貸方のところにございまして、この積立金の細目を見ますと、積立金は全額が財...全文を見る
○西田実仁君 直ちに必要でないから預託金七年以上のものが多くても構わないという御答弁ですね。
○西田実仁君 それで、そういう七年以上のものが過半を占めている、大半を占めているということだと思います。  最後ですけれども、これはもう既に国会で承認をしていることなので、国会のガバナンスということでやや反省も込めて申し上げれば、この貸方の外国為替資金証券、いわゆる為券の発行額...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月31日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  これまでは十分にいろいろと議論がございました。新会社が今後どういうビジネスをしていくのかというビジネスモデルにつきましては後ほどお聞かせいただくとして、これまでなかった論点からまずお聞きしたいと思います。  それは、新会社の経営...全文を見る
○西田実仁君 特にこの移行期におきましては、完全民営化されてからは当然もう民間会社ですからそれはもうそうなんでしょうけど、移行期、特にこれからの三年ぐらいの間というのは新しいビジネスモデルを確立していく大変重要な時期になるんじゃないかというふうに思うわけですね。そのときにその経営...全文を見る
○西田実仁君 そういう元々入行をされたときの志と組織の在り方が変わってくることに伴って、あるいはもっと別の場所で働きたいというような若い方も随分いらっしゃるんだろうというふうに思いますけれども、政投銀さんの方ではこうしたような現象は起きているんでしょうか。あるいは起きていないかも...全文を見る
○西田実仁君 そこで、そうした志を持った若い方々、職員の方々が、特に今公益性という話をされました、民営化するということと公益性の担い手になるということとが、これが大変に難しいチャレンジだろうというふうに思います。午前中からずっと議論がございました。  率直に申し上げまして、この...全文を見る
○西田実仁君 ということは、分けないで一緒にしてやっていくということですよね。  そうしますと、これ大臣にじゃお聞きしますけれども、先ほど御答弁ありましたけれども、平成二十年度予算以降だと思いますけれども、各省庁で、じゃ政投銀の新しい会社を一つの移行期も含めて活用していこうとい...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、仮にそうなった場合には、先ほど私申し上げた分けないということである以上、一つの箱の中にその政策的な金融をする融資と、それから純粋の民間としての融資なり出資をする機能と両方一緒になっていますよね。政策的な金融をするところには別途予算措置なり法律で手当てをす...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、じゃ今後政策的な金融を行うときには、普通の民間企業も政投銀も全く同じ立場で入札じゃないけど参画をして仕事を取れるかもしれないと、こういうことでしょうか。
○西田実仁君 分かりました。  次に、出資先企業の扱いということについてお聞きしたいと思います。今、政投銀さんが出資をされている会社はいっぱいあると思いますけれども、特に出資比率が二割以上の会社について今後どうしていくのかということをお聞きしたいと思います。  全部で八十社弱...全文を見る
○西田実仁君 そのグループ形態におきましても、銀行法上は五%ですけれどもグループ形態は一五%ですよね。そうなると、それ以外のところの処理をどうするのかという観点はどうでしょうか、完全民営化後ですけど。
○西田実仁君 この出資をしている会社の健全性ということがどの程度確保されているのかということでございます。  出資比率が二割を超えているような出資先でかなり赤字、赤字というか資産が毀損しているというところも、これは政策的な意味合いがあるからそれ自体がいい悪いということではないと...全文を見る
○西田実仁君 その評価委員会ですけれども、この評価委員の構成というのはどういうふうなことを想定されているんでしょうか。
○西田実仁君 原則として時価評価ということですけれども、もう一方で時価によることが適当でないケースもあるとここに書いてありますが、これは具体的に何を想定しているんでしょうか。
○西田実仁君 先ほど今後のビジネスモデルのところで、法の第一条の目的規定でございますけれども、出資と融資を一体的に行うという部分の話をさせていただきました。ちょっとそこに戻らせていただきますけれども。  直近での出資、融資のそれぞれの総資産に占める比率、出資対融資の比率が今どう...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、今出資はもうほんのごくわずかですよね。今三千億とおっしゃいましたっけ、三千四百ですね。全体が十三兆ですか。しかし、軸足は出資に置いていこうというお話ですと、完全民営化という段階ではこれは大体半分ぐらいずつになるというイメージなんでしょうか。
○西田実仁君 確かに、政策コストとかを見ても、金利が一%上がったときに政策コストが二千億くらいでしょうか、アップするというような試算もあるようです。当然、これから民間からも借入れをする。金利の上昇基調にもあるという局面ですので、そうした調達金利が当然上がってくる。そこで、融資だけ...全文を見る
○西田実仁君 そういうようなことも考えておられるんでしょうけれども、この当初の制度設計ではたしか、もしその預金業務を開始するのであれば預金保険機構に加入するというふうな制度設計になっていたんじゃないかと思うんですけれども、今回、この譲渡性預金のみ、まあ等と書いてございますけれども...全文を見る
○西田実仁君 もうこれで終わりますけれども、最初に冒頭私の方で質問させていただきましたこの人材の登用ということについては、やっぱり制度をいろいろと変えることももちろん大事なインフラですけれども、そこの中で働く人がやっぱりやる気を持たないと何をどう変えても何も良くならないというのが...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○西田実仁君 公明党の西田でございます。  前回に引き続きまして、若干補充的にも質問をさせていただきたいと思います。  先般、今いろいろ上場企業における決算短信等発表になっておりますけれども、この三月期の上場しております地銀の決算も発表になっておりました。全部で八十九行だと思...全文を見る
○西田実仁君 すべてが採算に合わないというお話でございますけれども、(発言する者あり)すべてが採算に合っているわけではないとおっしゃいましたよね。どのぐらい採算に合わないものがあるんですか。
○西田実仁君 今後、移行期間中でございますけれども、そうすると、今お話しいただいた地銀の七十行とMアンドAのネットワークを結んでおられる。また、九十三の地銀、信金等と包括的な業務協力協定も結んでおられる。こうした地域金融機関のいわゆるリレバン強化を側面から支援していこうというこれ...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、そうしたリレバン強化を支援していくという姿勢には変わりないと、こういうことだろうと思います。しかし、先ほど総裁おっしゃったように、そうはいってもすべてが採算に合うわけではないので、もしそれを続けていこうと、すべてを続けていこうとするのであれば何らかの政策...全文を見る
○西田実仁君 ちょっと私、まだよく理解できていないんですけれども、いわゆる危機対応という業務と、それからそうではなくて、政策関与型の出融資ということとは、これは概念、中身としてはオーバーラップはするんでしょうか、しないんでしょうか。
○西田実仁君 分かりました。  具体的にお聞きした方がいいと思いますので、例えば政投銀で進めてこられたベンチャー企業向けの知的財産権担保融資というのがいろいろ先駆的にやっておられたと承知しております。こうしたことは、今のお話ですと、決して危機対応ではなくて政策関与型の融資という...全文を見る
○西田実仁君 地域金融機関の話に戻しますと、その不良債権処理というのは、先ほど申し上げましたとおり二極化していますので、有力地銀のところは二%台になっているけれども、それ以外のところは五%以上という、かなり二極化の中で地銀の再編も起きつつあるというふうに思います。そうした地域金融...全文を見る
○西田実仁君 政策金融ということでずっとこの改革がなされているわけでありますけれども、次のテーマです、政策金融というのは必ずしも政策金融機関だけではなくて、政策金融類似業務を実施している独立行政法人というのが幾つもあろうと思います。この実態につきまして、まずお聞かせいただければと...全文を見る
○西田実仁君 こうした政策金融類似業務を実施している独法の今後の役割についてお聞きしたいと思います。  政策金融機関の改革が行われていく中で今政投銀の議論をしているわけですが、この移行期間を経て完全民営化すればもちろん、移行期間中につきましてもいわゆる政策金融として行うものでは...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、その受皿にはならないというお話でございました。しかし、やっぱりどうしても危機対応も含めて必要な場合には各省庁が予算措置なり法律を作るなりして対応すると、こういうことだと思うんですね。  再三大臣からも、そうした担当の官庁が政投銀を活用するんであればそれ...全文を見る
○西田実仁君 しかし、どこかでそれをコントロールしないといけないんじゃないでしょうか。束ねて新しい機関をつくれと私は言っているわけじゃ全くありませんで、それぞれの各省庁がそれなりの予算措置なり立法措置をとろうとするときに、それをやはり最終的にどこがコントロールしていくのかというこ...全文を見る
○西田実仁君 最終的には、そういう意味では財務省のところで予算措置のところはコントロールするということに当然なるんだと思います。  その際に、先ほど内閣府の方からも御説明いただきましたけれども、いわゆる政策金融類似業務を実施している独法は今後安易な受皿にならないと、縮小していく...全文を見る
○西田実仁君 分かりました。  次に、出資先企業の扱いということで前回お聞きしたときに、ややちょっと私も聞き忘れたことがございましたので、お答えいただければと思います。  出資比率が今、政投銀では二割以上、二〇%以上の会社は七十八社ほどあるという前回お話を申し上げました。その...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、じゃ一五%ルールが適用されない形態をできる限り取ろうという、そういう御意思でしょうか。
○西田実仁君 では、財務省さんにお聞きしますけれども、仮に適用除外にならないような形態を取った場合という仮の話で恐縮ですが、その場合、その一五%を超えた分は国が承継をするというようなことも考えられるんでしょうか。
○西田実仁君 この新会社に組織替えするときに出資金の毀損が起きている場合どうするのかということについてお聞きしたいと思います。  前の質問の御答弁では、新会社が承継します資産、負債の再評価に当たっては、途中飛びますが、特殊法人等の独法化に伴う承継資産及び負債の時価評価の方法につ...全文を見る
○西田実仁君 じゃ、そうした不良資産は国が承継することはないと、こういう御答弁でございましたので安心をしました。  それでは、最後に附則の六十六条、六十七条の「検討」というところで若干確認をさせていただきたいと思います。  この六十七条にございます、「政府は、会社の長期の事業...全文を見る
○西田実仁君 そうしますと、この「必要な措置」の中には、例えば完全民営化の猶予とかいうようなことは全くないということで、一応確認です。
○西田実仁君 その上で、完全に民営化されたとしても、これは政府保証債とか財融資金が当然借入残があると思うんですね、五から七年たっても当然あると思います。こういうことを指して、これは対等な競争条件と言えないんじゃないかとかいう指摘が当然あると思うんです。  だとすれば、例えば移行...全文を見る
○西田実仁君 この移行期間中に資金調達がなかなか難しい、今の勝さんのお言葉をおかりすると、自立するまでの激変緩和、こういうことでそういう考え方の整理をしているということであることを理解いたしました。  少し早いですけれども、終わりたいと思います。ありがとうございました。
06月12日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日、三十分の一般調査のお時間いただきましたので、二つか三つほど時間のある限りお聞きしたいと思っております。  全般的なテーマとしましては、利用者保護あるいは顧客保護ということについてお聞きしたいと思っております。  最初に、...全文を見る
○西田実仁君 そういう中で、今申し上げました割販法の中身の話ですけれども、訓示規定になっていてなかなか効力が上がっていないんではないかというふうに私は問題意識として持っておりますが、この点はいかがでございましょうか。
○西田実仁君 これから中間取りまとめ、また最終的な取りまとめと、議論は進んでくるんだろうと思いますけれども、今御指摘いただきましたように、この努力規定をどう変えていくのかということと絡めまして、いわゆる総量規制というか、そうした過剰与信が起きないように何らかの基準を設けてはどうか...全文を見る
○西田実仁君 もちろん、割販法だけではなくて、特商法も含めてというお話でございました。  今私がお聞きしたのは、過剰与信というところに絞って、幾つも論点ありますので、時間の限りもあるので、過剰与信をどう防いでいくのかという点のみ今日は取り上げております。その中で、そうした基準な...全文を見る
○西田実仁君 この悪質業者をいかに排除するのかということについて、次はお聞きしたいと思います。  実際にこのクレジットという仕組みを利用して悪質業者がそれを利用しているということも随分見られるわけですね。じゃ、クレジット会社、信販会社が加盟店をきちっと管理すればいいじゃないか、...全文を見る
○西田実仁君 この参入規制の問題も確かに重要な論点だと私も思います。  加えて、いわゆる割販法三十条の四でいう抗弁、対抗の話でございますが、結局、未払金については支払の拒絶ができますけれども、既払い金については拒絶ができないということに相なりますと、そもそもそういう悪質業者が仮...全文を見る
○西田実仁君 今御指摘なさったことは、いわゆる販売業者と信販業者ともに、これは共同責任規定というところまで発展する議論になるんでしょうか。
○西田実仁君 このカードとかクレジットそのものは利便性が高いし、また今後ますます発展していくとは思うんですけれども、その前提として利用者の保護とか顧客保護ということがきちっとしたベースがないと安心して使えない、こういうことでありますので、今いろいろと政府の方でも議論をなさっておら...全文を見る
○西田実仁君 次に、お手元に配らせていただいたグラフは銀行カード被害についてです。ちょっとタイトルに不備がございますけれども、これは被害者団体の方々が作られたグラフでございまして、被害時期別補償された割合(部分補償含む)と書いてございますのは、何の被害かということが書いてありませ...全文を見る
○西田実仁君 是非ともよろしくお願いしたいと思います。  残りの時間は、昨日ですか、発付されました、業務改善命令が出されましたけれども、特に投信の窓販に関して初めて業務改善命令が出されまして、詳しい事情は、時間もありませんので、もう大体皆さんも御承知だと思いますから省きますけれ...全文を見る
○西田実仁君 今回のこの証券事故に対する対応というのは、やはりその背景としていわゆる営業成績とのかかわりということもあるんじゃないかというふうに非常に思うわけですね。  こうしたことを引き起こす要因、背景、これについてはどういうふうに認識し、それについてはどういう監督なり要請を...全文を見る
○西田実仁君 当該銀行は今年二月にも行政処分を受けているわけでございますので、それでしかも大変に大きな会社でございますし、今後そうしたきめ細かい改善、対応策の掌握等をしていただきながら、顧客が安心して取引できるように是非とも万全な体制をお願いしたいと思います。  以上で終わりま...全文を見る
06月15日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  副大臣には急遽お願いいたしまして、誠にありがとうございます。なるべく、事前のレクは多分受けておられないと思いますので、大きな話、もしお答えできるところはお答えいただきたいと思っておりますけれども。  まず最初に、監査人の独立性と...全文を見る
○西田実仁君 そういう具体的なことが今回の改正案に盛り込まれているわけですけれども、違反が発覚した場合、経営陣の刑事責任という形でそれを補う方法もあるんだろうというふうに思うんですね。金融商品取引法におきまして、こうした不正会計行為に関与した経営陣への最高懲役というのが盛り込まれ...全文を見る
○西田実仁君 これは監査人の地位の強化ということを引き続きお聞きしたいと思いますけれども、会社側がこの監査人気に入らないというときに、気に入らないだけじゃなくてもいろんな理由があると思いますけれども、交代をされる場合があると思うんですね。監査人が交代した場合の理由の開示ということ...全文を見る
○西田実仁君 今証券取引所の規則において監査人交代の理由を開示するようになっているという、そういう御答弁がございました。  しかし、例えば、その理由が不明瞭である場合どうするのかと。理由は一応書いてあるけれども、不明瞭な場合に、例えばその前任の監査人に対してヒアリングを実施する...全文を見る
○西田実仁君 加えて、上場していない会社の場合は交代の理由の情報開示はどういうふうになるんでしょうか。
○西田実仁君 調査室の方でいただいた資料を見ますと、この監査人の交代についての諸外国の対応と比較してみますと、例えばアメリカなどでは、上場会社のケースですけれども、監査人が交代した場合には監査人との間の意見の不一致の有無等及びそれに対する監査人の意見を臨時報告書で開示すると、また...全文を見る
○西田実仁君 じゃ、後で教えていただければと思いますが。  問題は、日本の場合そういうできる規定になっているのに対して、アメリカやあるいはイギリスとか、フランスもそうですけれども、基本的に意見陳述をするということが求められていると思うんですね。日本と欧米諸国とでは、そういう意味...全文を見る
○西田実仁君 もう一つ、今回の改正案の中で、監査人が不正また違法行為を発見したときの対応についてでございます。  この不正、違法行為発見時の対応については、監査人が財務書類に重要な影響を及ぼす不正、違法行為を発見した場合であって、監査役等に通知するなど被監査会社の自主的な是正措...全文を見る
○西田実仁君 具体的に決算の数値にこのぐらいの、何%ぐらい影響を及ぼすとか、それによって大きく変動するというようなことも想定されるんでしょうか、含まれるんでしょうか。
○西田実仁君 そうして、監査人が当局に申出をした場合の後の話でございますけれども、監査人が当局に申し出たと、その後、どういう手続がなされていくんでしょうか。
○西田実仁君 そうすると、当局、金融庁としては、そうした事実かどうか、その不正、違法行為だというふうに指摘された事柄について、当該会社に対して何か通知をしたり指導をしたりするということなんでしょうか。
○西田実仁君 監査報酬についてお聞きします。  先ほども議論にございましたけれども、その監査報酬をだれが決めるのかという、いわゆるインセンティブのねじれの問題ですが、例えばこういう意見もあります。  証券取引所等に監査料を実際プールして、それから配付していったらいいんじゃない...全文を見る
○西田実仁君 法務省はどんなお考えでしょうか。
○西田実仁君 いろんなこのインセンティブのねじれをどう克服するのかということについては意見があろうと思いますので、鋭意御検討いただきたいと思いますが、この監査報酬の情報開示ということについてお聞きしたいと思います。  これは、企業の抱えるリスクに応じた監査報酬の支払ということを...全文を見る
○西田実仁君 大臣にも大変お忙しい中を戻っていただきまして、呼吸も整われたんじゃないかと思いますので、最初に大臣にお聞きしようと思った問題、何度もお答えいただいていることでもありますけれども、お聞きしたいと思います。  今回、昨年の六月ですか、四大監査法人がそろって金融庁から業...全文を見る
○西田実仁君 公認会計士・監査審査会という形に改組されて、そうした客観的な立場で検査、監査したことによって明るみになったという経緯だと思います。  よく、こういう話というのは、今回の改正案のきっかけにもなっているんだと思うんですけれども、冷静に事実を見ると、じゃ監査法人すべてが...全文を見る
○西田実仁君 確かにそういう構造的な急成長を遂げていく中で、急拡大したがゆえの監査会社としての内部の内部統制自体がきちっとしていなかったということは大変大きいと私も思うわけでございますが、職業人としての倫理ということについて、どう確立していくのかということについて次にお聞きしたい...全文を見る
○西田実仁君 確かに大学院教育ですので所管ではないと思いますが、中身の話についてもうちょっとお聞きしますと、そうはいいながら、抽象的に、道徳のようにこれは大事だよとかいうような一般論での職業倫理教育ということでは余り期待もできないわけで、ある意味、いろいろと事件も、不祥事も起きて...全文を見る
○西田実仁君 次に、公認会計士・監査審査会につきましてお聞きしたいと思います。  今回の法改正の第四十九条の四のところに公認会計士・監査審査会における報告徴収及び立入検査ということが新たに規定をされているわけであります。この審査会が直接監査事務所を検査するということがこれまでは...全文を見る
○西田実仁君 そういう意味では、間接方式を変えることではないということでございました。  今おっしゃった、調査を拒否しているというケースが現実にどの程度あるのでしょうか。また、今回の四十九条の四では、調査を受けていないというのは新設法人の話でしたので理解しますが、調査を拒否して...全文を見る
○西田実仁君 是非、間接方式という原則を貫いていくということであれば、そこは慎重に検討いただきたいというふうに思います。  その上で、この審査会の審査、検査の結果、何か問題がある、あるいは改善すべき点がある、こういう場合にどうするのかということについてちょっとお聞きしたいと思い...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、公表しないケースというのはあるんですか。つまり、監査して、今四大監査法人の話もございましたけれども、今私が申し上げたアメリカの場合は、そういう名前も含めて公表するケースと公表しないケースというのがあるわけですね。  日本の場合は、今お話をお聞きしている...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、全般的に監査の質を高めるということを審査会の方で、これは高めるんだから、個別名は公表しないけれども、何がどう足りないのかという改善すべき点は公表をするということですよね。  しかし、その検査の内容を公表するかしないかという、そういう考え方もあると思いま...全文を見る
○西田実仁君 残りの時間が迫ってきましたので、次の話題に移りたいと思いますけれども、内部統制報告制度における監査人による監査ということについてお聞きしたいと思います。  いろんな論点があろうと思いますけれども、いわゆる日本版SOX法と中小企業の監査費用の負担軽減ということについ...全文を見る
○西田実仁君 日本の場合には、そうした形で企業の規模とかいうことで適用除外をつくるとかいうことではなくて、全般的にそういう莫大な費用が掛からないような配慮がなされているということでございます。  今六つ御指摘いただいたものの一つに、監査業務と非監査業務の同時提供の禁止ということ...全文を見る
○西田実仁君 この内部統制報告書、先ほど申し上げましたとおり、インセンティブのねじれのところでちょっと申し上げたわけでございますけれども、本当に制度、あるいはそれを報告をさせて、じゃガバナンスが向上するのかと。なかなか、本当に悪さを起こしているのはごく一部の不祥事を起こしている会...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は電子記録債権法案につきまして、まず初めに、先ほど来からお話ございますけれども、この法案が中小企業の資金繰りの改善に果たす役割というお話が先ほど大臣からございました。そういうことを大変期待しているわけでありますけれども、であれ...全文を見る
○西田実仁君 例えば、いわゆる電子記録原簿は、法案の中では磁気ディスクでなければならない、こう定めがございます。例えば、中小企業がこの原簿にアクセスする場合に、これは必ずインターネットでなければならないのか、それとも、例えばファクスとか電話とかでもアクセスが可能なのかどうか。こう...全文を見る
○西田実仁君 初期コストをいかに小さくしていくのかということについてお聞きしたいと思います。  中小企業にとって、この仕組みに参加をしていく際のコストを最小化する。今ございます税制の中では情報基盤強化税制というものが、高度な情報セキュリティーが確保された情報システムに対して適用...全文を見る
○西田実仁君 是非とも、この仕組みをスムーズに定着させていくためにも様々な検討をお願いしたいと思っております。  利用手数料についてお聞きしたいと思います。  この水準、また課金方法についてはこれから様々なビジネスモデルの中で検討されていくんだろうというふうに思いますけれども...全文を見る
○西田実仁君 是非、その業務規程を決める際に、今大臣が御答弁いただいた中小企業への配慮というものが十分に行き渡るようなきめ細かい支援なり助言をお願いしたいというふうに思います。  中小企業が電子記録債権での支払を希望しても、支払企業から確実に振り出してもらえるかどうかが大事にな...全文を見る
○西田実仁君 是非そうした整備を進めていただきまして、これまでの様々な中小企業、下請企業の資金繰りが大変に親企業によって妨げられている面もありましたので、それが今回改善されることを是非とも期待したいと思います。  今回の手形を電子手形にしていくということは、すなわち売り掛け債権...全文を見る
○西田実仁君 電子記録債権がこれで成立することになれば、今後、今おっしゃった売り掛け債権担保融資についても、この普及の後押しということにもつながるんではないか、その大きな契機になるんではないかと思いますが、この点いかがでございましょうか。
○西田実仁君 次に、この電子手形を実現していく際の実務上の幾つかの課題についてお聞きしたいと思います。  一つは、不渡り時のペナルティーの話でございますが、これについては先ほど御答弁ございました。今の現行の手形と電子手形が併存して、今後、手形は、今も減ってきているわけですけれど...全文を見る
○西田実仁君 あと、原簿情報の参照権限の問題についてお聞きしたいと思います。  現在では、原簿に登録された債権情報は、当事者、すなわち債権者、債務者しか参照できないわけでありますけれども、債権の決済をする際に金融機関が当該債権情報を参照できないと資金決済できないわけでございまし...全文を見る
○西田実仁君 最後に、認証セキュリティー対策についてお聞きしたいと思います。  情報システムの観点、電子債権記録機関についてのビジネスモデルはどうなるのかという議論は既にございました。加えて、セキュリティー対策ということも大変重要な問題だと思っております。電子記録債権の情報シス...全文を見る
○西田実仁君 この情報セキュリティーの問題は大変に重要でございますので、是非とも慎重によく監督をしていただきたいというふうに思います。  ちょっと早いですけれども、以上で終わりたいと思います。
06月28日第166回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  午前中からいろいろと既に指摘もされております。なるべく重ならないような形での御質問をさせていただければと思います。ただ、最初は、今回の改正案の抑止効果ということについて実効性がどれほど担保されているのかということについてお聞きした...全文を見る
○西田実仁君 確かに、そういう意味では今回の法改正が改革の大きな前進になってくるという、また抑止効果も期待できるというふうに今御答弁ございました。  この政治資金につきましては、収入と当然支出と両方、両面あるわけですね。今回の政治資金規正法におきましては、特に支出の透明度をいか...全文を見る
○西田実仁君 確かに、インターネットで一部公開されております。しかし、実際には役所に赴かないとなかなか分からないという問題があるわけでございまして、この収入と支出のバランスという、公開度のですね、透明度を高めるということでのバランスを取るためには、これ施行規則を改める必要があるん...全文を見る
○西田実仁君 例えば、アメリカなんかでは政治委員会の選挙運動費用収支報告書で一件当たり二百ドル超の支出等については明細を記載しなければならない、しかし領収書は添付義務がないと。また、イギリスでは政党の選挙費用収支報告書で一件二百ポンド超の支出について明細を記載し、領収書の添付も求...全文を見る
○西田実仁君 次、総務大臣にお聞きしたいと思います。収支報告書に対する会計監査ということでちょっとお聞きしたいと思います。  イギリスにおきましては年間収支二十五万ポンド超の政党は監査が必要とされております。また、フランスにおきましても事業所の異なる会計監査役二人以上の監査証明...全文を見る
○西田実仁君 今後、そうした議論を是非とも深めていきたいというふうに思います。  収支報告書の公開ということについて、併せて総務省にお聞きしたいと思います。  この収支報告書の公開につきましては、アメリカでは提出後四十八時間以内にネットで公開されると思います。また、イギリスで...全文を見る
○西田実仁君 続いてお聞きしたいんですけれども、この収支報告書の提出先について併せて総務大臣にお聞きしたいと思います。  我が国では政治団体に総務大臣所管の政治団体と都道府県所管の政治団体とがあるわけであります。そして、そのことから収支報告書の提出先もそれぞれ総務大臣と都道府県...全文を見る
○西田実仁君 この政治資金規正法の施行規則の中には様々なことが定められておりますけれども、そもそも私自身もまだ政治家になって大変に短いわけでございますけれども、一つの項目に何を、どの項目に当てはまるのかということを書くガイドラインというか、分からないことが結構正直言ってあります。...全文を見る
○西田実仁君 この点、総務省の方、いかがでございましょうか。
○西田実仁君 残りの時間ちょっとございまして、若干重なる部分もございますけれども、確認のためにもう一度お聞きしておきます。  明細の記載を五万円以上とした根拠、また五万円以上の支出に領収書を添付することとした理由、これについて発議者から改めてちょっと簡単にまとめていただければと...全文を見る
○西田実仁君 このほかの、資金管理団体に限定した理由とかあるいは不動産取得の制限等については、もう何度もこれも御答弁いただいていますので省きたいと思います。  最後に、今回の政治資金規正法とは直接関係ございませんけれども、今、選挙も近づいておりまして、いろんな市町村が合併をして...全文を見る
○西田実仁君 終わります。ありがとうございました。
10月30日第168回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。引き続き御質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、改正建築基準法の運用につきまして、一点だけお聞きしたいと思います。  いわゆる構造計算適合性判定に回される対象となる建築物の範囲につきましては、高度な構造計算を伴う建築物...全文を見る
○西田実仁君 我々も、申し入れたことに対してしっかりフォローアップしてまいりたいと思っております。  残された時間は、車の安全と安心ということで、特に整備に関しまして御質問させていただきたいと思います。  今、国土交通省といたしましては、日車協や日整連に対しまして点検整備不良...全文を見る
○西田実仁君 車両法ではフレームなどの重要な部位の修理を行う技術者の資格要件というものは規定されておりません。また、フレーム修正作業を分解整備記録簿に記録することも、記載することも求められていないと。今の、最近の自動車の大半はいわゆるモノコック構造になっておりまして、わずかな衝撃...全文を見る
○西田実仁君 この十一月からいわゆるMOTASを利用した自動車登録情報の電子情報提供制度というものが始まります。今後、こうした事故を起こした車両、またそれをどこでどう点検したのか、いわゆる中古車のトレーサビリティーということを、こうした電子情報の提供も利用しながら、今後の方向とし...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
10月31日第168回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  この委員会、初めてでございますけれども、どうかよろしくお願い申し上げます。  今日、防災また減災という観点で最初にお聞きしようと思っているのは、道路橋を含む道路の維持管理ということについてでございます。  近年、この道路橋など...全文を見る
○西田実仁君 九割が市町村におきましては定期的な点検がなされていないと。これは、今後ますます、五十年たとうとしている、ピークに達しようとしているときで大変に心配な点でありまして、なぜこのようなことになってしまうのか、御見解をお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 原因としては、財政が足りない、財源の問題と、また点検する技術者が不足していると、こういうことを原因に挙げているわけですね。これ、なぜ財源が不足しているのかとか、あるいは技術者が不足しているのかというのは、表面的にはそういうことなんでしょうけれども、その背景にそういう...全文を見る
○西田実仁君 政令で別途定めるとなっていながら政令そのものが作られていないというのは、昭和二十七年に道路法できておりますけれども、それ以来変わってないわけでございまして、その理由として今幾つかの点挙げられました。  しかし、今の理由を述べられたことは今までの国会答弁でも繰り返さ...全文を見る
○西田実仁君 もうずっと検討し続けてきているわけでありまして、いつまで検討すると答えが出てくるのかよく分かりませんが、私は、市町村で点検等がなされていない理由の一つとして、もちろん財源の問題もあります、これはその後申し上げますけれども、しかし、技術者不足あるいは点検そのものをどう...全文を見る
○西田実仁君 その有識者懇談会で今後中身を詰めていくということになろうと思いますけれども、鉄道についての定期点検は、これはきちっと法律で周期等も定められて、国土交通省告示で明確に定められているわけですよね。ですから、道路についても、やはりこれ今後、五十年が間もなくたとうとしている...全文を見る
○西田実仁君 是非その取組をお願いしたいと思います。  先ほど政務官がおっしゃられました道路橋の長寿命化修繕計画、これを補助して進めていくわけですが、その補助の採択要件として道路管理者の定期点検ということを掲げておられますよね。この自治体における点検、補修ということを更に促進し...全文を見る
○西田実仁君 あわせて、国民への情報の公開ということについても御意見をお聞きしておきたいと思います。  アメリカなどでは実際に橋梁の点検データを公開することによって様々な注意喚起も含めて情報が共有されているわけでありまして、日本においても今後こうした橋梁の点検を促して、そして点...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございました。  次のテーマでございますけれども、利根川流域の堤防強化につきましてお聞きしたいと思います。  今年二〇〇七年はカスリン台風から六十年、関東から東北にかけて戦後最大級の被害をもたらしたわけでありまして、一千人以上の方がお亡くなりになりまし...全文を見る
○西田実仁君 この今試算は、六十年前のカスリン台風よりも雨水が二割ほど多いということを前提に試算されているというふうに思っておりますが、そういう大量の雨水が利根川に流れ込んで堤防が決壊してしまうと、洪水が起きた場合にどういう被害があるのかということだと思います。そのカスリン台風で...全文を見る
○西田実仁君 単に栗橋町一地域の問題というよりも首都圏全域にまつわる話でございますので、是非、国としてその責任を持って対応していただきたいと思います。  併せてお聞きしたいのは、やはり地域の防災力ということがよく言われます。その中で、水害に対しては水防団というものが大変重要な役...全文を見る
○西田実仁君 確かにこの水防団というのは自治事務になっていますし、ですから出動手当とか訓練手当とかもすべて自治体が決めているわけでありますが、全国平均を見ますと、出動手当は平均団員一人一回につき二千六百五十二円と、出動するのに二千六百五十二円なわけですね。訓練手当二千八百七十円と...全文を見る
○西田実仁君 是非、検討の方よろしくお願いしたいと思います。  最後に、ちょっと地元の問題なんですが、秩父に二瀬ダムというダムがございまして、ここの地すべりの問題が大変に住民の方々が心配なさっております。私も現地に何度か、何度かというか一度行かせていただいて、二年前ですけれども...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
11月02日第168回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  午前中に引き続きまして、私の方からも幾つか御質問させていただきたいと思います。  この法案、とにかく被災者の方々がもう待ちに待っていらっしゃる法案でございますので、より良いものに、またより使い勝手のいいものに仕上げていくというこ...全文を見る
○西田実仁君 幾つかの複数の要因が重なってやはり支給率が低いということにつながっているんだろうと思うわけであります。とりわけ大きな問題点としては、一つはやはり住宅本体への支援がなされていないということ、そしてもう一つ、私自身が大変認識しているのは、やはり使い勝手の悪さ、特に手続等...全文を見る
○西田実仁君 具体的にお聞きしますと、現行法による支給申請書兼使途実績報告書、こうしたたぐいは必要なんでしょうか。
○西田実仁君 そうしますと、概算払で一定額を支給して、その後領収書の提出を求める、何を買ったのかということを報告するわけですね。
○西田実仁君 そうすると、領収書の提出は要らないということですね。
○西田実仁君 なぜ使途を定めるのかという先ほどの午前中の質問に、それは悪用されるからであるということでございました。領収書は要らないということで、それは防げるんでしょうか。
○西田実仁君 制度ができれば、それを悪用する人というのはどんな制度もあると思いますので、それを言っていたらもう切りがないと思うわけでありますので、であるからこそ、与党案は渡し切りにして、むしろ被災者の方に自由に使ってもらえるような使い勝手の良さというものを追求したんではないかなと...全文を見る
○西田実仁君 申請から支給までの期間が、二〇〇四年十一月二十四日、災害特のこの委員会で森議員が質問されている中に、二か月、二割というようなことで大変に遅いということを御批判されていらっしゃいました。  この申請期間ですけれども、現行法では、生活関係費は十三月、居住関係費のうち家...全文を見る
○西田実仁君 私もこの委員会で初めていろいろとお聞きしていますので細かいことを聞いていて誠に恐縮ですけれども、できる限り理解しようと思ってお聞きしておりますので御理解いただければと思います。  生活関係経費は、現行では三十品目というふうに定めております。民主党さんの案では、聞き...全文を見る
○西田実仁君 民主党さんの案では、被害実態に応じた支給額の違いというのがございます。全壊は最大五百万、大規模半壊が最大二百万、半壊が最大百万と、こういうふうになっているようでございます。  そこで、まず政府参考人の方にお聞きしたいと思いますけれども、この全壊、また大規模半壊、半...全文を見る
○西田実仁君 民主党さんの改正案は今の定義と何か変わるところありますでしょうか。
○西田実仁君 そうしますと、全壊の場合、補修に対する支援というのはどういうふうになるんでしょうか。
○西田実仁君 与党案では、建て直し、住まいの再建の仕方によってこの支援額を変えて柔軟になっているわけですね。大規模半壊でも補修の場合も当然あるし、また全壊といっても補修の場合もあるわけであります。したがって、全壊の中でも補修することに対する支援がなされると、こういう仕組みになって...全文を見る
○西田実仁君 そうすると、住宅を建て直す、購入をする、あるいは建設をするという行為がありますね。全壊の方の住宅の購入、建設、その際には最大五百万円が払われる、生活費も入れてですね。大規模半壊の場合は、同じ住宅の建設、購入にもかかわらず、民主党案では最大二百万円、こういうことになり...全文を見る
○西田実仁君 同じ住宅の建設、購入で、全壊と大規模半壊でその支援額が異なるということですね。  ここは、私もプロではありませんので厳密なことは分かりませんけれども、大規模半壊で建て直す場合は、正に大規模半壊ですので当然解体費用とか全部出てきますね、と思います。全壊の場合も当然そ...全文を見る
○西田実仁君 先ほど発議人からも御指摘ございましたとおり、全壊で住宅を補修によって再建をしているというのは知事会の調査によれば全壊世帯の約三三%あるわけですね。これは決してまれなケースではないという数字だと思うんです、三三%というのは、三分の一ですから。  つまり、私が申し上げ...全文を見る
○西田実仁君 もう一つ、民主党さんの案で教えていただきたいのは、この対象世帯の支給限度額をいろいろ定めておりますけれども、持家と借家の場合の別で何か違いがあるのか、また居住場所の県内、県外の別によって支援額に何か違いがあるのかどうか、これについてお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 ちょっと通告してなかったことを聞いてしまいまして済みません。通告したことに従って、済みません、質問させていただきましょう。失礼いたしました。  次に、遡及について、もう午前中御議論ございましたので確認でございますけれども、よく言われるのは、遡及は本制度がそもそも持...全文を見る
○西田実仁君 その場合に、既に現行の枠組みで支給を受けている被災者の方々にはどのような支給の仕方になるんでしょうか。
○西田実仁君 遡及の問題では、政府の不作為ということを再三御指摘なさっておられます。  平成十六年の改正の際に全会一致で決めたことが幾つもあろうかと思いますが、私は当時議員じゃありませんでしたけど、それを確認をさせていただきたいと思いますが、その際、四年後の見直しということは全...全文を見る
○西田実仁君 最後に私の意見でございますけれども、今御提出いただいているこの法案につきましては、とにかく被災者の方々に使い勝手良く、また住宅本体にもしっかり使えるようにと、こういう御趣旨だろうと思っておりまして、それをとことんやはりより良いものを追求していくことが必要であろうと思...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
11月28日第168回国会 参議院 本会議 第10号
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○西田実仁君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました法案に関しまして、総理並びに関係大臣に対して質問をいたします。  海上自衛隊による給油支援は、ともすれば国際的に通用しない理屈で内にこもりがちな日本が、堂々とかつ黙々と公海上で効率的に活動していることを、新しい日本、...全文を見る