西田実仁

にしだまこと

選挙区(埼玉県)選出
公明党
当選回数3回

西田実仁の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第189回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  派遣の皆様方、大変にお疲れさまでした。また、御報告ありがとうございます。  私の方からは、特にイギリスにおきます行政監督としての上院の役割の御報告をいただきましたが、この点についてお聞きしたいというように思ってございます。  ...全文を見る
02月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  私の方からは、問題意識として最初に申し上げたいと思いますが、原油価格について今日お聞きしたいと思っております。  原油価格が、今まで原油百ドル時代と言われる時代がしばらく続きましたけれども、昨年六月以降でしょうか、急落をいたしま...全文を見る
○西田実仁君 過去の経験からいたしますと、原油価格が高騰し、その後急落をするという後には、新しい均衡価格というものを見出すまでにマーケット、二年ぐらい掛けているという傾向があろうかと思うんです。  今回も、そういう意味では、百ドルから五十まで下がって、多少、今の日銀展望レポート...全文を見る
○西田実仁君 これは私が言うまでもありませんが、金融政策も財政も、当然ですけれども、いかにして暮らしを良くしていくのかということに目的があるわけであります。  原油下落というのは、先ほど総裁もおっしゃったように、言ってみれば三十年ぶりの日本経済にとってのボーナスなわけですね。こ...全文を見る
○西田実仁君 三十年ぶりのボーナスと申し上げましたけれども、一九八四年にOPECのカルテルが崩壊して三十ドルから十五ドルになるという、こういうことというのはしょっちゅうあるわけじゃありません。せっかくこのボーナスが日本経済に今もたらされようとしているわけでありますから、これをいか...全文を見る
○西田実仁君 先ほどもお話がございました家計貯蓄率の話を金融政策の面からお聞きしたいと思います。  日本の家計貯蓄率が二〇一三年度、初めてマイナスに転じたということで、マイナスの三兆七千五百億円と。企業の貯蓄は三十二兆六千億ということで、金融機関は五兆九千億の黒字、政府は三十兆...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。よろしくお願いいたします。  先日、参議院の財政金融委員会では埼玉県を視察をいたしました。その際、地元の経済団体の皆様方から、補正予算に盛り込まれましたプレミアム付き商品券に対しましては大きな期待が寄せられたわけでございます。公明党の...全文を見る
○西田実仁君 次に、子供医療費の窓口負担軽減と国からの補助の減額についてお聞きしたいと思います。  今国会には医療保険制度の改革法案が出されております。国民健康保険制度を安定化させ、どんな地域におきましても住民の方が安心して医療を受けられる保険制度を堅持していくためにも、こうし...全文を見る
○西田実仁君 地方単独事業であります子供医療費の窓口負担の軽減と国保の国庫負担の減額調整措置につきましては、今お話がございましたように、三十年前に創設された古い制度であります。この間に少子化などの社会状況は大きく変化をしている。また、ただいま大臣からも御答弁ありましたように、地方...全文を見る
○西田実仁君 ただいま厚生労働大臣からは、これまで約三十年間続いてきました子供医療費の窓口負担を軽減すると国からの補助が減額されるという措置の在り方も含めて、子供医療費の在り方を広く検討する場を設けるという画期的な御答弁をいただきました。これまで同種の質問につきましては慎重に検討...全文を見る
○西田実仁君 ただいま太田大臣からは、お住まいの方々の居住の安定に向けまして、前向きで大変具体的な取組についての御答弁をいただきました。是非ともこの方向性でよろしくお願い申し上げます。  次に、消防防災ヘリやドクターヘリの操縦士の養成についてお聞きします。  消防防災ヘリやド...全文を見る
○西田実仁君 総務省消防庁におきましても消防防災ヘリの操縦士の安定的な確保のための検討会を立ち上げ、平成二十七年度末までに対策を取りまとめると伺いました。一方、国交省では、今お話しのように、今年の夏までに対策をまとめると伺いました。各省庁が連携して取り組んでいくということはもちろ...全文を見る
○西田実仁君 ただいま総理から、ヘリ操縦士の安定確保についての重要性を、その御認識を示されました。同時に、関係省庁一体でということで国を挙げての取組という決意も示していただきました。是非、具体的な検討を行っていただき、前向きに前に進めていただきたいと思います。  続きまして、中...全文を見る
○西田実仁君 平成二十七年度予算には、非正規雇用の企業内におけるキャリアアップ、処遇改善などを実施した事業主に包括的に助成するキャリアアップ助成金が盛り込まれております。  パネルにもございますように、その予算額は年々増えてございます。キャリアアップ計画認定件数も増えております...全文を見る
○西田実仁君 最後に、道路上の広告物の広告料の取扱いについてお聞きしたいと思います。  道路を占用した広告物の広告料の取扱いについては、パネルを見ていただくように、こういう形で使われておりますが、中心市街地の活性化を担うまちづくり会社の多くは、駐車場経営による収益、あるいは公的...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず、私の方からは、平成二十七年度の与党税制大綱には、我が党が主張いたしまして、その考え方として、格差の固定化につながらないよう、機会の平等や世代間、世代内の公平の実現、簡素な制度の構築といった考え方の下、不断の見直しを行わなけれ...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございました。  続きましては、納税猶予制度についてお聞きしたいと思います。  この四月一日から、換価の猶予につきましては、従来の税務署長の職権によります執行から納税者の申請によるものに変わるわけでございます。その目的といたしまして、これは二十六年度改...全文を見る
○西田実仁君 早速具体的にこれまでとは異なる対応をしていただいているようでございまして、是非とも、中小企業の方にも知っていただけるような、また利用いただけるような換価の猶予制度ということにしていければというふうに思います。  続きまして、この二七改正の中で特に所得拡大促進税制、...全文を見る
○西田実仁君 今おっしゃっていただいたように、中小企業にとりましては、要件の緩和をしてより利用しやすくしているということでございます。  是非、せっかくつくった制度でありますので、特に中小企業にも、適用割合は五五ということでありますが、全体の法人の中での中小企業の割合からすると...全文を見る
○西田実仁君 今、事後的に税収弾性値は一・〇というふうになるというお話でございました。  この名目GDPに対する税収の弾性値というのは、過去三十年間、例えば一九八四年から二〇一三年度まで、マイナスになると弾性値できませんから、マイナスを除くと二・八であります。過去二十年間では三...全文を見る
○西田実仁君 長期で見て、先ほど私幾つも数字を言ったわけでありますので、余り反論になっていないと思いますが。  大事なことは、私がここで申し上げたいのは、何が正しいということではなくて、政府は政府としてそういう試算をされるのは結構でありますが、やはりこれは、議会は議会で、こうい...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず、この税関におけます薬物対策、対象は規制薬物、指定薬物に該当する可能性のある全ての物質ということになるわけでありますけれども、そのうち、何が危険ドラッグで、あるいは規制薬物、指定薬物なのかということを見分けるには、まさに時間と...全文を見る
○西田実仁君 できる限り速やかに危険ドラッグかどうかということを見分けていくために、百九十九の官署に分析機器やあるいは人材が十分に足りているのかどうか、先ほども少し議論がございましたが、今後の取組も含めまして、大臣の御決意をお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 是非、こうした速やかに見分ける能力を高めていくための体制づくりについてお願いしたいと思います。  現行法におきましては、指定薬物につきまして、税関は輸入者に医薬品医療機器等法上輸入が認められている旨の証明がされない限り輸入の許可をしないとなっておりましたのが、改正...全文を見る
○西田実仁君 この危険ドラッグに関しましては、原料物質の輸出国側における規制強化も大事であろうというふうに思います。当然、水際対策として入ってくる際の厳しく取締りもしなければいけませんけれども、その物質を輸出する側に対しましてもきちんと規制を強化して、そういうものを輸出しない体制...全文を見る
○西田実仁君 それに関連しまして、危険ドラッグに関して、関税として関税技術協力というのをずっとODAの一環として行ってこられたと思いますけれども、今回こうした危険ドラッグ対策をより拡充をしていくというところで、今後この関税技術協力、予算も含めてどのように取り組んでいかれるのか、財...全文を見る
○西田実仁君 最後にEPAについてお聞きしたいと思います。  EPA税率の適用を受けられる企業をより利用を増やしていこうと、こういうことで、様々な努力を財務省としてもされていることは承知しております。EPAの締結が増えていく中で、その利用企業も増えつつあります。  例えば、特...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず初めに、保険代理店の委託型募集人制度の適正化に関しましてお聞きしたいと思います。  委託型募集人の適正化期限が、この間の三月三十一日でございました。それが過ぎまして、元々この委託型募集人の適正化というのは、保険業法に定める再...全文を見る
○西田実仁君 まさに今はまだ途中なんですけれども、直接雇用というのが一番ヒアリングでは多いという話でした。また、廃業、引退をする例も多いということでございます。  直接雇用というのは、言うまでもありませんけれども、外務員から直接雇用するわけでありますので、様々なコストというのが...全文を見る
○西田実仁君 是非、そうしたヒアリング等を行って、きめ細かく対応いただきたいと思います。  次に、前々回お聞きしましたが、税収の弾性値につきまして、今日も内閣府の審議官にお見えいただいておりますので、質問させていただきたいと思います。  前回この委員会で内閣府の方にお聞きした...全文を見る
○西田実仁君 今日、朝、内閣府の方が説明に来られて数値を示されて、私も見たんですけれども、これ資料で出されておりませんけれども、今言われた安定的にGDPと税収の比率が保たれているというのは、そういうところだけの数値を出してきているんですけれども、八五年から二〇一三年まで見ていくと...全文を見る
○西田実仁君 盛り込まれていないということであります。  最後に大臣にお聞きしたいと思いますが、一国の財政を論じるに当たって、やはりなぜ租税弾性値が一・〇というふうにとどまるのか。これは内閣府の一つの参考資料ですから、別にこれにこだわる必要はないのかもしれませんが、しかし、財政...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず日銀の黒田総裁に御認識をお聞きしたいと思いますが、異次元緩和から二年が経過をいたしました。景気の立ち直り、ビジネスマインドの改善と。先ほど来から話がある数字の物価そのものを除けば所期の目的は達成しつつあるのではないかと、このよ...全文を見る
○西田実仁君 所期の目的を所期の効果というふうに言い換えられまして、また物価の基調は著しく改善している。これはアメリカでの御講演でもそのようなお話があったというふうに思っておりますが。  今お話がありましたGDPギャップでありますが、日銀統計では、昨年の第四・四半期、マイナス〇...全文を見る
○西田実仁君 先ほど来からお話がございます原油価格の下落というのは予想外であるということは、確かにそうであろうと思います。  一方で、今日もお話がありましたが、この原油価格が現状程度の水準から先行き緩やかに上昇していくという前提、これは具体的な数字として、先物価格等を見てこの二...全文を見る
○西田実仁君 物価二%の目標達成が重要であるというのは、それはそれで、別にそれを変えるべきだというふうに申し上げているわけではありません。余りそのこと自体に、何か物価が上昇する、七十に上がることを前提にして、一種の賭けのようにして、そのために何が何でもそうするんだみたいなもしお考...全文を見る
○西田実仁君 先日終わりましたG20中央銀行総裁会議におきましても話題になりましたAIIBについてお聞きしたいと思います。  今日は、副大臣にもお越しいただきましてありがとうございます。このAIIBにつきましては、二〇一三年の二月に行われましたG20財務大臣・中央銀行総裁会議に...全文を見る
○西田実仁君 最後にお答えいただければと思いますが、黒田総裁、ADBの総裁のときに副総裁が金さんでして、AIIBの初代総裁というふうに一般的には報じられ、それは分かりません、しかし、それはともかくとして、ADB黒田総裁当時の副総裁の仕事ぶりなり、どのような御感想をお持ちなのか、お...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今回の政投銀法の改正につきまして、やや詳細なところも含めて改めて確認を幾つかさせていただきたいと思います。  特定投資業務に関しましての質問でありますが、これは今回法改正が必要になった一つの理由として政府出資ということが挙げられ...全文を見る
○西田実仁君 今大臣が最後のところでおっしゃったのは、この附則の第二条の二十のところに書かれている十年間の時限措置ということでございます。ここは条文上、努めなければならないという努力義務とされているわけでありまして、これによって固定化懸念が完全に払拭されるのかという疑問も湧きます...全文を見る
○西田実仁君 今、実務上の要請ということでございますが、そもそも今回の法改正の目的は、附則第二条の十五にございますが、民間資金の成長分野への成長マネーの供給、提供ということの呼び水効果ということであろうかと思います。そして、それは、もっと言えば、民間による自立的な資金供給というこ...全文を見る
○西田実仁君 投資を実施した後なんですけれども、投資案件は民間に早期に譲渡するというふうに考えておられるのか、その法令上の位置付け等についてお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 特定投資指針にそれをきちんと位置付けるということでございます。  先ほど大臣からもお話がございましたが、この政府出資分というものをどうきちんと区分経理して固定化懸念を払拭するのかということでの工夫として、この出資分は、今回、附則の第二条の二十三に特定投資準備金とい...全文を見る
○西田実仁君 あわせて、第二条の二十三の第七項には特定投資剰余金を設けると、このように定められておりますけれども、この意味するところは何か、お聞きしたいと思います。
○西田実仁君 附則の第十条には特定投資業務に関する検討という規定がございますが、ここにおきましては、政府は、この法律の施行後の適当な時期において云々かんぬんとあって、国の関与の在り方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとすると、こ...全文を見る
○西田実仁君 それは、特定投資業務が、時限措置でありますけれども、ありていに言えば、民間の成長資金供給が進んでいけばもうこの業務は十年を待たずに終えると、こういう意味も含んでいると理解してよろしいでしょうか。
○西田実仁君 重ねてお聞きしますけれども、それは十年を待たずに終えるということを意味しているのか、含んでいるのかということについてお答えいただきたいと思います。
○西田実仁君 その上で、この第二項のところには、しかし、政府は、今申し上げた第一項の検討を行うに当たっては、一般の金融機関を代表する者その他の関係者の意見を聴かなければならない、こういうふうにしているわけですね。  ここはなかなか難しい問題でありまして、民間による成長資金の提供...全文を見る
○西田実仁君 最後に大臣にお聞きしたいと思いますが、今回の法改正の目的は、やはり、繰り返し今御答弁もいただきましたが、民間による自立的な成長資金の供給、これができるだけ速やかに達成されるということが大事なわけでありまして、そうでないと、いつまでたってもこの政投銀が出ていったら民間...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○西田実仁君 引き続きよろしくお願いいたします。  私の方からは、中小企業にとって使い勝手のよい研究開発税制ということの問題意識から質問をさせていただきたいと思います。  平成二十七年度の税制改正におきましては、企業の技術研究費に税優遇を認めるいわゆる研究開発税制がこれは拡充...全文を見る
○西田実仁君 今、大臣に受け止めをお述べいただきました。一つは、八千件という租特の適用実態調査の数字を挙げられましたけれども、中小法人というのは二百五十万社あるわけで、そのうちの八千件ということですので、六七%ですか、適用調査では利用しているということですけれども、全体の母集団が...全文を見る
○西田実仁君 まさに今分かりやすく御説明いただきましたけれども、そこが問題ではないかというふうに私は思っているわけですね。  例えば、具体的に分かりやすく言うと、製造方法の開発は税務上は対象になります。しかし、会計上は対象外と。他方、サービスの開発というのは、会計上は対象になる...全文を見る
○西田実仁君 まさに、そういう意味で、研究開発税制という言い方は、これまではそれで良かったかもしれませんが、これからは、例えばイノベーション税制とか、そういう言い方にして、工学系も、デザインの考案といったようなマーケット、あるいは人文・社会科学系というんでしょうか、サービスという...全文を見る
○西田実仁君 まさに今、質の高い研究開発という話がありました。質の高いという、その質の高い研究開発には、これまでのような工学系や自然科学系のみならず、新しいサービスの開発、あるいは組織の改善ももしかしたら含まれるかもしれません。  こうした、放っておくと過小投資に陥るリスクを回...全文を見る
○西田実仁君 まさに議論を深めなきゃならないと思いますね。  ばらまきをしようという、何でも対象にしようといった話をしているわけではなくて、真のイノベーションとは何なのか、日本にとってどういうイノベーションが必要なのかというときに、これまでの発想の延長だけでこの研究開発税制を考...全文を見る
○西田実仁君 そういうことじゃないと思いますね。  要は、専ら要件なので、専ら要件をクリアするためには何時間どうのこうのという、そういう何かサポートが中小企業はないと、大企業のようにもう外形的に専ら要件をクリアできるところと中小企業は違うわけでありますので、単に周知徹底を図れば...全文を見る
○西田実仁君 そういう事実はあるのかもしれませんけれども、要は、真のイノベーションをやろうとしている中小企業に使いやすくするためにどういう環境を整える必要があるのかということで、専ら要件を何か外して、のべつ幕なしに全て使えればいいということを議論しているわけではないんですね。ただ...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は、これまでも何度かお聞きをしましたけれども、内閣府の中長期の経済財政に関する試算、今年二月に諮問会議に提出をされましたこの試算の中での、特に税収の見積りにつきましてお聞きをしたいと思っております。  この中長期の経済財政に...全文を見る
○西田実仁君 法的根拠はないんですけれども諮問会議に出された重要な参考資料、これを共有しているということではないかというふうに思います。  その上で、この経済財政モデルにおけるまず税収の見積りの中で所得税収ですね、所得税におきましてはどのように推計をされているのか。所得税は累進...全文を見る
○西田実仁君 それは公開されているんですか。
○西田実仁君 続いて、法人税でありますが、法人税の税収の推計方法をお聞きしたいと思います。  法人税収こそ、繰越控除がこれから解消されていく、デフレ経済から脱却する中で、そうした景気回復期においては経済成長を上回って税収が伸びていくんではないかというふうに思われますけれども、い...全文を見る
○西田実仁君 今、安定的に経済が成長しているときには法人税収は租税弾性値としてそんなに上回らないんだという話を多分されたんだと思いますけれども、しかし、この繰越控除の解消そのものは、つまり安定化するのは、二〇二〇年までの間に少しずつですけれども、むしろ巡航速度に入るのは二〇二〇年...全文を見る
○西田実仁君 そうしますと、所得税、法人税、消費税、その他の税収もございますけれども、こうしたこの三つの主要税目を別個に試算はしていることに加えて、それにその他の税収も加えたものを税収という項目で記載をしているということなんでしょうか。全体の税収を推計するモデルというのがあるんで...全文を見る
○西田実仁君 今言われた後半のところの、その他の税収について一定の仮定を置いてもごもごとおっしゃいましたけど、それは何か、どういう仮定を置いて、酒税はこうだとかというふうにして、何か公開されているんですか。
○西田実仁君 じゃ、是非お願いいたします。勉強させていただきます。  この租税弾性値が結果として一になるということが、これまでの当初予算と決算との乖離ということをどう説明するのかということをこちらに来られたときにお聞きしたときに、こういうものを作りましたということで御説明いただ...全文を見る
○西田実仁君 よく分かりました。  今御説明のように、おおむね過去のトレンドを捉えているという中長期試算だということを今強調されたと思いますが、これなぜ二〇〇〇年前は調べていないんですか。
○西田実仁君 この二〇〇〇年の前の、出されていないということでありますので、先ほど来から申し上げておりますように、二〇〇〇年度以降というのはずっとデフレ局面なんですよね。そのときの数字しかないので仕方ないのかもしれませんけれども、バブル崩壊以前の正常経済において日本のGDPと税収...全文を見る
○西田実仁君 どう検討されるのか、なかなか難しいとは思いますけれども。  モデル自体は、やはりおっしゃるとおり、構造が変わるときというのはもうこれまでのモデルは使えないんですよ。使えないというか、余り役に立たないんですよ、構造が変わるわけですから。かといって、私が置いた前提は荒...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今回の改正法案によりまして、これが全面施行した後には、これまで被害を訴える人のほとんどがいわゆるプロ向けファンドの販売の対象から外れるということになろうかと思います。しかし、この規制が強化される前に、つまり全面施行になる前に悪質フ...全文を見る
○西田実仁君 この附則に罰則に関する経過措置というのも設けられておりますが、これについてちょっと御説明いただけますか。
○西田実仁君 冒頭申し上げましたように、この改正法の全面施行前にどうしても荒稼ぎをするような悪質ファンドがいる可能性が、出ないとも限らないということでありまして、現行法の運用も含めまして対応できることはなるべくして、被害者を出さないようにしなきゃいけないわけでありますが、どういう...全文を見る
○西田実仁君 次に、不適切なファンドを届出の段階でどう排除するのかということについてお聞きしたいと思います。    〔委員長退席、理事若林健太君着席〕  今回は、届出制は変えずに、登録制にすることはないわけでありますが、この特例業務の届出におきまして、何をどう審査するのか、届...全文を見る
○西田実仁君 続いて、プロ向けファンドの出資者の範囲見直しについてお聞きしたいと思います。  特例業務届出者によるプロ向けファンドの販売が認められる投資家に該当することの確認はどのように取るのか。例えば、今回の改正では、富裕層個人、すなわち、それは投資性金融資産は一億円以上保有...全文を見る
○西田実仁君 この等の中には、親族等も入るのでしょうか。
○西田実仁君 ベンチャーファンドにつきましては、通常のプロ向けファンドと、さらにその販売の対象、出資者の範囲を広げるということのお話が今一部ございましたが、なぜこのベンチャーファンドにのみそのような出資者の範囲を広げることを認めるのか。また、ベンチャーファンドとは何かという定義に...全文を見る
○西田実仁君 もう時間でありますので、飛ばしまして、最後お聞きしたいと思いますが、日本証券業協会では、高齢顧客に対する勧誘、販売に関する自主規制等の制定ということが、一昨年でしょうか、定められてございます。それぞれの会社が、高齢者とは何かとか、あるいはその際の取引をどうすべきかと...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
05月27日第189回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  かねてより私は、国民主権の憲法の下、良識の府である参議院は、公共の利益、すなわち全国民に共通する社会一般の利益の実現を超党派で目指すよう努力すべきではないか、特に行政の組織、人事に対する統制という観点が重要であり、政府と官僚機構を...全文を見る
05月28日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  本日は、両参考人、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  まず、河合参考人にお聞きをしたいと思います。  いただきましたペーパーの二ページ目の四のところに、日本の選択、設立協定の精査と判断基準と...全文を見る
○西田実仁君 もう一つ、伊藤先生にお聞きしたいと思います。  先生のこのレジュメには、アメリカがイギリスを抑えられず経済外交力低下ということが書いてございます。経済外交という観点から、今回の一連の流れについて、日本、アメリカ、それぞれどう見ておられるのかということとともに、来月...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
06月10日第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は、四人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。  まず初めに、主権者教育について杉浦参考人にお聞きしたいと思います。  事前にいただいた資料でも、今お話にもありましたが、選挙に行く動員という教育ではなくて、例えば政...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  次に、インターネットによる選挙運動の解禁による影響と課題につきまして、桐谷参考人、また原田参考人にお聞きしたいと思います。  御案内のとおり、インターネットによる選挙運動というのが一昨年の四月に成立をいたしまして、既に参議院の選挙、衆議...全文を見る
○西田実仁君 投票率の向上のための方策ということについて、竹村参考人にお聞きしたいと思います。  もう言うまでもなく、投票率は近年非常に下がっておりますし、また、さきの統一地方選でも低くなってきているわけでありますけれども、若い人たちを中心に投票率をいかに上げていくのかという、...全文を見る
○西田実仁君 終わります。ありがとうございました。
07月24日第189回国会 参議院 本会議 第33号
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○西田実仁君 井上哲士議員から三問いただきました。  自民・四野党案への評価についてお尋ねがありました。  自民・四野党案は、合区という点では私ども提案と同じ方向性であると認識しております。ただ、一票の較差が三倍に達する改革案では、憲法が求める投票価値の平等の要請に応えるには...全文を見る
07月29日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
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○西田実仁君 おはようございます。公明党の西田実仁でございます。  昨日から当委員会が審議をスタートいたしました。用意しました質問をする前に、冒頭、まず二点、昨日の委員会を受けまして総理に見解を伺いたいと思います。  昨日、存立危機事態への対応ということが戦争への参加なのかと...全文を見る
○西田実仁君 もう一つお伺いしたいと思います。  同じく存立危機事態への対応ということが、我が国への攻撃はまだないのにそれに対して対応するというのは先制攻撃ではないか、こういう趣旨の質疑も昨日あったかと記憶をしております。  そもそも、先制攻撃というのは、相手方が武力を行使し...全文を見る
○西田実仁君 それでは、質問に、用意されたものから入りたいと思います。  なぜ今平和安全法制なのか、国民の皆様方を守るという視点から具体的に議論を深めなければならないというふうに思います。今回の平和安全法制が違憲なのか合憲なのかということにつきましても、まさにこの日本を取り巻く...全文を見る
○西田実仁君 今お話がございました例えば北朝鮮の弾道ミサイル、大変に軍事技術自体が高度化している、飛躍的に向上しているということでありますので、それへの対処は日米の共同対処によらなければならないという御指摘でありました。  そうでありますので、例えば、日本海の公海上で北朝鮮のミ...全文を見る
○西田実仁君 こうした、今総理から、現状の認識、またそれへの対処のお話をいただいたわけでありますが、そこで防衛大臣にお聞きしたいと思います。  今回のこの平和安全法制全体の法整備によりまして、特に日本とアメリカとの一体運用がどう強化されていくのか、その法制との関連を具体的に分か...全文を見る
○西田実仁君 ただいまは、抑止力の強化、向上ということがこの平和安全法制によって成し遂げられるというお話をいただきました。  他方、先ほど総理も少しお話をされましたけれども、中国は、例えば海洋における不測の事態を回避、防止するための取組にも大変強い関心を示しているわけであります...全文を見る
○西田実仁君 一昨年、政権交代してすぐでありました一月の二十五日、我が党の山口代表は訪中をいたしまして、総理から親書をいただき、習近平氏と約七十分間意見交換をいたしました。その際、この海空連絡メカニズムの早期開始を山口代表から強く促させていただきまして、先方からも、様々な課題に対...全文を見る
○西田実仁君 今御指摘ありました二〇〇八年の日中共同声明、この協議を更に加速をしていくと、こういう話もいただきました。  次に、平和安全法制によって抑止力がどう高まるのかという先ほど来からお話がございますが、もう少し踏み込んでお聞きしたいと思います。  今回の法整備により、こ...全文を見る
○西田実仁君 今お話がありました、今回の自衛隊法九十五条を改正して九十五の二にこの武器等防護の拡大ということが盛り込まれたわけでありますけれども、今お話しのように、防衛大臣が判断をするというふうになっているのはなぜか、また内閣がどう関与していくのか、これにつきましてお聞きしたいと...全文を見る
○西田実仁君 今お話がございましたように、抑止力を高めていく、そのために日米の共同対処能力を向上させる、それは平時からいろんな手だてをしてできるようにしよう、していこうというのが今回の平和安全法制でありますが、だからといって、いつでもどこでも米軍等と自衛隊がお互いの武器等を守り合...全文を見る
○西田実仁君 今、総理からその思いを伝えていただきました。  そこで、今度は、平和安全法制全体に対しましての我が党側も与党協議を通じまして訴えてきたことを中心にお話をさせていただきたいと思います。  パネル三をお願いしたいと思います。  今回、公明党は、この平和安全法制全体...全文を見る
○西田実仁君 今お話がありましたように、他に適当な手段がないということを政府が国会にきちんと説明をする、その義務が負わされたということでございます。そうであれば、仮に、任務遂行中に他に適当な手段があるというふうに判断した場合、それは国会が対処措置を終了すべきことを議決するというこ...全文を見る
○西田実仁君 変わるものではないということでありますので、それだけ国会の責務は大変に重いというふうに思います。  続いて、自衛隊を海外に派遣する際の三つの原則、自衛隊の海外派遣三原則についてお聞きしたいと思います。  公明党は、与党協議におきまして、法制度上の歯止め、すなわち...全文を見る
○西田実仁君 国会承認について、存立危機事態への対処のための防衛出動に係る点をお聞きしたいと思います。  昨日も議論がございました。存立危機事態であっても武力攻撃事態等にはならないケースがあり得る、これは別の観点、概念であるためということが議論を、衆議院でも、昨日もされていたと...全文を見る
○西田実仁君 具体的な事例も引きながらお話をいただきました。可能な限り事前承認、特に例外的にホルムズの話もなさいましたけれども、これは事前承認というお話でございました。  続いて、三原則の三つ目、自衛隊員の安全の確保というパネルに移りたいと思います。  自衛隊員の安全確保につ...全文を見る
○西田実仁君 自衛隊が後方支援する際の実施区域の指定につきましてお伺いしたいと思います。  一昨日の本会議におきまして、我が党の荒木議員からの質問に対しまして、総理は、後方支援における実施区域の指定に関して、今現在戦闘行為が行われていないというだけではなく、自衛隊の部隊等が現実...全文を見る
○西田実仁君 今総理から明確に御答弁いただきましたように、総理大臣また防衛大臣、内閣としてしっかり関与した上で、自衛隊の安全確保たる後方地域支援でそうした期間中にそうした戦闘行為が発生しないということがきちんと指定をされるという手続面に踏み込んでの御答弁もいただきました。  続...全文を見る
○西田実仁君 それでは、先ほど三重の歯止めという話で憲法適合性、法制度の話をしました。そしてもう一つ、政策判断ですね。憲法には当然適合していなければならない、そして法律上もきちんと定められていなければならない、しかし、法律上できるからといって全てやるわけではない。これは、しっかり...全文を見る
○西田実仁君 今総理からは、こうした三つの視点を踏まえて適切に実施計画あるいは基本計画に盛り込んでいくと、こういうお話でございました。  そこで、一つ一つちょっと掘り下げてお聞きしたいと思いますが、まず一番目の視点である我が国の主体的判断ということについてはどのようになされてい...全文を見る
○西田実仁君 今お話がありましたように、我が国の国益あるいは国際情勢、そして国民の皆様方の利益、理解、こういうものなどを日本にとって必要かどうかと判断をしていかれるということであります。  その我が国の主体的判断という意味でいいますと、例えばISILに対する作戦の後方支援、これ...全文を見る
○西田実仁君 あくまでも我が国の主体的判断としてISILに対する作戦の後方支援は行わないと、こういうお話もございました。  三つの視点の二つ目でございますけれども、自衛隊にふさわしい役割とは一体何かということについてお聞きしたいと思います。  自衛隊の能力、装備、また経験など...全文を見る
○西田実仁君 三つの視点の三つ目でありますが、平和外交努力、これは前提として外交交渉を尽くしていく上で判断をするという意味であろうかと思います。加えて、非軍事分野での貢献も必要であると。今年二月に、開発協力大綱の基本方針の第一には「非軍事的協力による平和と繁栄への貢献」を挙げてお...全文を見る
○西田実仁君 今総理から三つ目の視点として平和外交努力、特に内戦に逆戻りしないようにするために日本ができることを挙げていただきました。  残り僅かでございますが、PKO協力法について少しだけお聞きしたいと思います。  今回の国際平和協力法におけます自衛隊員の安全確保ということ...全文を見る
○西田実仁君 終わります。どうもありがとうございました。
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今日は、東日本大震災事業者再生支援機構の取組につきましてお伺いしたいと思います。  この機構につきましては、平成二十四年の三月に業務を開始をいたしました。私ども、野党時代にこの機構法を提出し、当時与党の民主党政権でも御理解いただ...全文を見る
○西田実仁君 今後の取組の課題ということについても併せてお聞きしたいと思います。  この機構法では、施行後三年以内に必要な措置を講ずるというふうになっておりまして、様々な施行の状況について検討を加えていただいたと思います。  その上で、今後の課題として、特に支援決定期限はあと...全文を見る
○西田実仁君 こうした機構の取組全般につきまして麻生大臣にお聞きしたいと思いますが、今後の災害金融の一つのモデルとして今回の機構がどういう役割を果たしているのか。特に、地域完結型の事業再生ということについて、いろんなノウハウが地域金融機関にも習得されつつあるんだろうと思いますし、...全文を見る
○西田実仁君 この被災地の事業者の方々の再生を応援するということは、まさに仕事をつくって、暮らしとか生活を再建していくということに直結する話で、大変重要な役割を機構は果たしておられると思いますので、引き続き、御苦労も多いと思いますけれども、頑張っていただければと思います。  次...全文を見る
○西田実仁君 この賃貸不動産の抵当取引というのは中小企業金融の大きな柱の一つになっているわけでありますので、そうしたことに弊害が出ないよう注意深く金融当局としてもしっかりその議論の推移と、また実態を見ていく必要があるのではないかと思いますけれども、最後に大臣にコメントをいただきた...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
09月10日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  今の若林先生の御質問と重なるんですけれども、今回のG20、財務大臣・中央銀行総裁会議を終えての議論をさせていただきたいと思います。  今回のG20におきましては、今日の世界経済にとって最大の課題であります中国経済及び人民元切下げ...全文を見る
○西田実仁君 日本の対中輸出比率というのは一八%、中国輸出比率が一〇%以上の、世界の中で日本を除く国々への日本の輸出は三一・五%なんです。つまり、対中輸出の直接、間接の依存度という、日本経済にとっての依存度というのは実は五〇%なんですね、この一八と三一を足しますと。日本の輸出の半...全文を見る
○西田実仁君 人民元の話ですが、中国はもう既に世界一の貿易大国であります。その元の動向が世界経済に大きな影響を与えることは言うまでもありません。先ほど来話しました基準値制度を、不透明であるのでこれ改めていくと。そして、資本取引の自由化と人民元のオフショア市場とオンショア市場の乖離...全文を見る
○西田実仁君 終わります。