西田実仁

にしだまこと

選挙区(埼玉県)選出
公明党
当選回数3回

西田実仁の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第193回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  大変長時間になってまいりましたけれども、大臣におかれましては御答弁のほどよろしくお願いいたします。  まず、私は、犯罪被害者支援について今日はお伺いをしたいと思います。身近なところにも実際に犯罪に遭われた被害者の方から様々お話を...全文を見る
○西田実仁君 今お話しの総合的対応窓口なんですけど、これちょっと通告していませんけれども、私、地元の埼玉でも各市町村でその総合的対応窓口というのを一覧表が出ていますので見ましたけれども、これ総合的対応窓口とか犯罪被害者という言葉はなかなかないんですね。例えばどういう名前かというと...全文を見る
○西田実仁君 是非、そういう充実させていくときにちゃんと御案内をしていただくという人が、必要があると思います。ぱっと行ったら多分分からないと思いますのでね。  今御指摘いただきましたような途切れのない支援というためには、いわゆる事件が起きた直後の裁判をどう乗り越えるのかというこ...全文を見る
○西田実仁君 その際、被害者の方々がよくおっしゃるのは、身近なところでと先ほど申し上げました、一番今いいなと言われているのは、やっぱり市区町村におけます条例ですね、これが、やはり条例がきちんとできているところについては様々な支援が非常にきめ細かくやられているという話をお聞きします...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございました。  委員長のお許しがございましたら、松本大臣はここで御退席いただければと思います。
○西田実仁君 次に、地方創生と広域連携につきまして、山本大臣にお聞きしたいと思います。  私は、前にも予算委員会でも申し上げていますが、地方創生には広域連携というのが非常に大事だというふうに思っております。観光におきましても、介護やあるいは防災という点につきましても、一つの自治...全文を見る
○西田実仁君 このさいたまプロジェクトを始めといたしまして、今全国に八つ展開されております広域地方計画に位置付けられました広域連携プロジェクトというものは関係省庁が団結をして支援していく必要があると考えます。  そこで、再び国交省にお聞きしますが、広域地方計画に位置付けられまし...全文を見る
○西田実仁君 こうした広域連携の取組を後押しをするためには、地方創生交付金というものが大変重要であると私も認識をしております。  そこで、内閣府にお聞きしたいと思います。  今、国としても大事なプロジェクトというふうに言っていただいた、さいたま市のこの東日本の広域連携プロジェ...全文を見る
○西田実仁君 この地方創生加速化交付金事業としては、今日お手元に委員の皆様にもお配りをさせていただきました。  例えば軒先マルシェというのがありまして、無償で百貨店等の軒先の提供を受けて、今まで百貨店では取り扱うまでに至っていない逸品をテストマーケティングするという、そういう軒...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  このさいたま市、稼ぐ力をどう高めるかということと同時に、先ほど申し上げましたように、首都の中枢機能を支える災害時のバックアップ拠点機能の強化も重要であります。これらを含めた都市基盤の強化をこれから進めていくわけでありますが、まず内閣府にお...全文を見る
○西田実仁君 このさいたま市の位置付けとして、特に新都心が災害時のバックアップ拠点としてテックフォースの進出拠点には位置付けられました。これ、国交省ですね。また、広域防災機能を補完するオープンスペース等を整備していく必要も今後はございまして、指定を継続するとともに、必要に応じてそ...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  続きまして、全く違うテーマですが、天下り対策の在り方についてお聞きしたいと思います。引き続き山本大臣は、今度は国家公務員制度の担当大臣としてお聞きしたいと思います。  今回の文科省によります天下り問題につきましてどう考えていくべきなのか...全文を見る
○西田実仁君 なぜこういうことが起きるのかということを十年前の議論で、この参議院の内閣委員会で国家公務員制度改革基本法が成立した際の議事録をもう一度読み直しました。本委員会で十五項目にわたります附帯決議が実は平成二十年六月五日の日に可決をされております。その七のところを見てまいり...全文を見る
○西田実仁君 この決議の第八にはこのようなことが書かれまして、内閣委員会で可決をされました。幹部候補育成課程の整備及び運用に当たっては、同課程が現行キャリア制の追認的制度とならないように配慮し、特にその期間、内容等が硬直的なものにならないよう留意すること、また、公務員が憲法第十五...全文を見る
○西田実仁君 今日は、お忙しい中、一宮総裁にもお見えいただいております。お聞きします。  先般の所信で総裁はこうお述べになられました。人事院は、国民に対し公務の民主的かつ能率的な運営を保障するための人事行政の公正を確保すると、こうおっしゃっておられます。  人事院には非常に超...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  いずれにしましても、こうした再発防止をこの参議院の内閣委員会でも附帯決議もし、もちろん法律も作り、行政監視委員会でも様々提言、提案をしてきて、しかし、これが繰り返されるということであれば、やはり内部統制では限界があるんではないかというふう...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  山本大臣、一宮総裁への御質問はここまでですので、委員長のお許しがあれば御退席願えればと思います。
○西田実仁君 最後に、子供の貧困対策について加藤大臣にお聞きしたいと思います。  先日、全国に先駆けていわゆる家でも学校でもない第三の居場所として日本財団の皆さんが展開しております第三の居場所へ行ってまいりました。全国で百か所つくるという予定のようですが、第一号が埼玉の戸田市に...全文を見る
○西田実仁君 是非お願いしたいと思います。  最後に、今お触れになっていただきました子供食堂について一問。  先日、埼玉の川口市の子供食堂を拝見しました。一年間、公民館の料理実習室で、月に一回、子供食堂と学習支援、イベントなどを実施している団体でした。公民館の使用は三月いっぱ...全文を見る
○西田実仁君 終わります。     ─────────────
04月13日第193回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず、子供の貧困対策の中で、とりわけ地方公共団体向けの交付金につきまして加藤大臣にお伺いをしたいと思います。  先般、二〇一五年度から始まりました自治体向けの地域子供の未来応援交付金の利用状況が報告をされました。補正予算で組まれ...全文を見る
○西田実仁君 まさに、これから行っていくという意味でもどんどんこれから利用されていくというふうにならなきゃならないと思うわけでありますけれども、また、この自治体向けの交付金がより活用されるような、申請要件等を柔軟化しているという面も伺ってはございます。  しかし、この交付金の性...全文を見る
○西田実仁君 是非、この一覧とともに、それをどう組み合わせれば地域のニーズに合うのかというところまでかなり丁寧にやらないとなかなか分からないという声も聞きますので、よろしくお願いしたいと思います。  子供の貧困対策についてはここまででございますので、委員長のお許しがございました...全文を見る
○西田実仁君 次に、災害時に使用されますレッカー車の取扱いにつきまして、担当の松本大臣にお聞きしたいと思います。  災害、大規模自然災害等で、起きた際に、消防車や救急車など緊急自動車が道路を走行するためには、道路上に捨ておかれた被災車両の排除というものは決定的に必要でございます...全文を見る
○西田実仁君 今大臣からお話がございましたように、この緊急自動車の指定につきましては、高速道路上においては全ての県で指定されるようになったという話でした。  しかし、今日取り上げたいのは、高速道路はもちろんですけれども、こうした被災車両の排除等は一般道路におきましても必要になる...全文を見る
○西田実仁君 研究いただけるということで、是非現場で、例えば東日本の大震災の際、あるいはゲリラ豪雨等で水害があった常総市等の場合に、レッカーの災害協定を結んでおられる民間の方が現場に行ってどういう場面に出くわして、どういうもどかしさを持ちながら人命を助けるために頑張ってきたのかと...全文を見る
○西田実仁君 最後になりますけれども、このレッカーの作業中の事故というものが絶えません。昨年も、私どもが聞いているところでは、数名のレッカー隊員が作業中に事故に巻き込まれて亡くなっているとも聞いてございます。こうした作業中の事故、亡くなるという最悪の事態に至らずとも、事故をどのよ...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
04月18日第193回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、提案募集方式を活用いたしました地方分権改革についてお聞きしたいと思います。  この提案募集方式は、これまでの地方分権の改革を踏まえまして平成二十六年より導入をされました。その...全文を見る
○西田実仁君 今大臣からお話ありました大阪府の豊能地区の例というのは、それ一件しかないということで活用されていないという指摘をしたわけでありますが、この事務処理特例制度そのものについての考え方は、大変都道府県に捉え方に温度差がございます。  地方自治法におきまして、この事務処理...全文を見る
○西田実仁君 提案募集方式というのには、事務処理特例制度と異なりまして法的な根拠がないということでありまして、提案募集方式は、言うまでもなく、総理を本部長として全閣僚を構成員とする地方分権改革推進本部において決定された地方分権改革に関する提案募集の実施方針に基づいているということ...全文を見る
○西田実仁君 この提案募集方式では、非常に限られた時間の中で国と提案団体との対話がなかなか十分になされないという不満も出ているようであります。また、国の対応方針に対して提案団体が異議を唱えて国に対して再考を促すプロセスも必ずしも十分ではないという指摘も聞かれてまいります。  そ...全文を見る
○西田実仁君 是非、そうした地方の発意に基づく分権改革をより一層強力に進めていただきたいと思います。  順番をちょっと変えまして、森林法の改正についてお聞きしたいと思います。  今回の改正案の中には、都道府県による地域森林計画における森林施業の合理化に関する事項の変更等に係る...全文を見る
○西田実仁君 よりその地域に密着したところで森林計画をスムーズに進めていくということは必要であろうと思います。  これに関しまして、森林法というか森林の整備に関しまして、直接今回の法改正とは違いますけれども、質問を一問させていただきたいと思います。  昨年、与党税制大綱を私自...全文を見る
○西田実仁君 しっかりと検討を進めていただきたいと思います。  最後に、中核市におけます児童相談所の設置支援についてお聞きしたいと思います。  児童福祉法が改正をされまして、施行後五年をめどに中核市、特別区に児童相談所を設置できるようになりました。時間がないので質問を飛ばして...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  国家戦略特区法、また構造改革特区法の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。  この特区が突破口になりまして規制改革というものが始まっている。まだまだ十分ではないのかもしれませんけれども、それは事実だろうと思います...全文を見る
○西田実仁君 この国家戦略特区の全国展開を図るために、この通常国会にも、既に成立をしております都市緑地法等の一部を改正する法律案、これを一つの成功例というか事例として特区制度の有用性またメリットについて分かりやすく御説明いただきたいと思います。
○西田実仁君 そういう大変にうまくいった事例についても、特区がいかに有用かということは、一般の国民の皆さんにも理解していただく、PRしていただくということも大変大事ではないかというふうに思います。  そこで、もう一つ、民泊の話も、特区で行っている東京都大田区にも私も行ってまいり...全文を見る
○西田実仁君 是非、そういう好事例としてお伝えいただきたいと思います。  まち・ひと・しごと総合戦略におきましては、国家戦略特区との連携ということが記されています。しかし、具体的にどう連携しているのかというのは正直余り見えてきません。地方創生と特区の事務局同士の情報の共有という...全文を見る
○西田実仁君 残された岩盤規制ということで挙げられている幾つかのテーマの一つに、幅広い分野におけるシェアリングエコノミーというのが挙げられております。そこにおいて、ライドシェア、自家用車のライドシェアというものの検討もこのいわゆる幅広い分野の一つに含まれるんでしょうか。
○西田実仁君 このライドシェアにつきまして国交省にお聞きしたいと思いますが、いわゆるライドシェアの提案について、どこに問題があると国交省としてはお考えになっているのか。ライドシェアと国家戦略特区法で法定されました自家用自動車の活用拡大とはどう違うんでしょうか。
○西田実仁君 今御指摘いただきましたように、昨年の国家戦略特区法の一部を改正する法律案におきましては、この自家用有償運送の拡大ということで、今言われたとおり、基本的には自家用有償運送と同じ仕組みで、対象となる主な運送対象が訪日外国人を始めとする観光客になるということでございまして...全文を見る
○西田実仁君 そういう意味で、何か影響が起きたときにはきちんと検証をしながらやっていくということだと思います。  先ほど国交省から御説明ございましたように、昨年の特区法では、自家用有償運送の拡大として主な運送対象が観光客等に拡大するという改正が行われましたが、運送主体とかあるい...全文を見る
○西田実仁君 利用する人にとってみれば、一見、バスやタクシーと同じように、知らない人が運転するところに乗るという形態、態様は同じなわけですね。だけど、一方は有償で、一方は有償ではないと、登録あるいは許可が必要でないという、他人様の車に乗るという形において、一般のユーザーからすると...全文を見る
○西田実仁君 今御指摘のテレワーク推進センター、東京都と厚労省で七月ですか、設置を飯田橋の方でされるというふうに聞いておりますが、このセンターの設置については、法律上、センターを設置するということが書いてあるわけではありませんで、「情報の提供、相談、助言その他の援助」という援助規...全文を見る
○西田実仁君 多種多様な既存のスキームを円滑に活用していただくということが必要でありまして、そのためには何よりも人材をどう育てるのかということがこの特区において、国からの支援はもちろん必要なんですけれども、それを受ける側の特区の方に、自律的に進めていくには人を育てていかないと永続...全文を見る
○西田実仁君 一方で、関係府省庁におきましては、支援策をパッケージで実施する必要があると思います。  例えば、応募あるいは報告のために省庁ごとに提出義務のある書類や資料の一本化を図る、あるいは他省庁の助成を得ている案件への支援は一切不可といったような要件の緩和ということも必要で...全文を見る
○西田実仁君 今回の法改正の附則には、検討規定が二つ設けられております。いずれも一年以内に検討、措置するということで、附則第二条には、特に自動車の自動運転や小型無人機の遠隔操作、ドローンですね、又は自動操縦その他これらに類する高度な産業技術等の発展のために規制の見直しを一年以内に...全文を見る
○西田実仁君 最後に、この近未来技術の開発の目的ですけれども、法律にもありますように、産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成と、こうされているわけであります。  例えば、自動走行についてでありますけれども、産業の国際競争力の強化ということの目的を達成するためには...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
06月07日第193回国会 参議院 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  私自身、今年の一月から八回にわたりまして行われました全体会議にも臨ませていただきました。各党各会派の意見を取りまとめていただきました衆参の正副議長の皆様、そして各党各会派の皆様、さらには政府関係者や有識者会議の皆様方に心から感謝を...全文を見る
○西田実仁君 昨年の陛下のお言葉を発せられて以降実施されました主な報道機関による世論調査では、大抵、六割以上の国民の皆様は、退位について、今の天皇陛下だけに認める特例法ではなく、今後の全ての天皇に認める制度改正を望んでおられる姿がございました。しかし、今回の法改正におきましては、...全文を見る
○西田実仁君 一代限りの特例法とすることによりまして、国会において、その時代の国民の意識、社会状況、天皇の年齢や皇位継承者の年齢、皇室の状況などを踏まえ、法律案として慎重に審議することが望ましいというわけであります。  ただし、特例法とはいえ、重要な先例となりますので、将来のこ...全文を見る
○西田実仁君 今回の特例法では、皇室典範の附則に、特例法が皇室典範と一体を成すものであるという規定を盛り込むよう求めております。  皇室典範という名前の法律に退位を規定しないと憲法違反になるのではないかという意見が一部にございました。しかし、明治憲法下での皇室典範と日本国憲法下...全文を見る
○西田実仁君 現在、皇族の十八方、うち、今後婚姻による皇族の身分を離れる可能性がある女性皇族は七方、皇族男子は四方でありますが、悠仁親王殿下の世代はお一方のみであります。安定的な皇位の継承をどう確保していくのか、皇族制度をどう維持していくのか、女性宮家の問題も含め、しっかりと議論...全文を見る
○西田実仁君 終わります。ありがとうございました。
06月13日第193回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  残された時間もう僅かだと思いますので、二問ほどお聞きしたいと思います。  一問は、日本版レギュラトリーサンドボックス、いわゆる規制の砂場についてでございます。この規制の砂場というのは成長戦略の一つの柱にもなってございますが、そも...全文を見る
○西田実仁君 今回の法改正によりまして、既存の法令に新しい技術を適用するための法改正あるいは特区法の法改正について、今後一年以内に検討、措置するということも定められてございます。  山本大臣に、その際、法令等の改正した場合に、法文上に、何度も言われている安全性への十分な配慮とい...全文を見る
○西田実仁君 保育人材の確保についてお聞きしたいと思います。  今回、小規模認可保育所の対象年齢の拡大ということが盛り込まれておりますけれども、そこにおいても保育人材の確保というのはもう喫緊の課題であります。  先日、これは小規模認可保育所じゃありませんが、都内のある幼稚園に...全文を見る
○西田実仁君 今御説明いただきましたように、大事なのは、厚生労働省の人材サービス総合サイトというところに掲載を必須とするということが私は大事だと思うんです。こういう紹介事業所のホームページも私も幾つも調べましたけれども、大体、求職者向けに無料であるということがやたらに喧伝される一...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  まず初めに、昨日未明、またしても北朝鮮が断じて許されない弾道ミサイルの発射を行いました。相次いでの国連決議等に明白に違反するものでございまして、改めて総理に、この北朝鮮問題に対する取組、そしてその決意ということをお聞かせいただきた...全文を見る
○西田実仁君 今総理からも中国の更なる役割の慫慂というお話もございました。朝鮮半島の非核化ということについては日中共通の目標でありまして、それを堅持し、そしてそれを実現をしていくというためにも、中国との更なる連携の強化ということを図っていかなければなりません。  先般、我が党の...全文を見る
○西田実仁君 ありがとうございます。  続きまして、森友学園への国有地売却等に関する会計検査の結果についてお聞きしたいと思います。  会計検査院は、言うまでもなく憲法上独立した地位を、内閣から独立した地位を与えられておりまして、特別な調査権限というのがございますが、その会計検...全文を見る
○西田実仁君 この妥当性を確認できないということですけれども、今パネルを見ていただきますと、「会計検査院法」と。この院法は相当特別な調査権限を会計検査院に与えております。(資料提示)  第二十条におきましては、この会計検査というのは常時会計検査を行うことができると。国会から要請...全文を見る
○西田実仁君 重ねてお聞きしますけれども、なぜ会計検査院は今回自ら調査をするということはされなかったんでしょうか。
○西田実仁君 この法律には、検査上の必要によりというふうに書いてあるんですけど、今のお答えは検査上の必要がなかったという、そういう御答弁でしょうか。
○西田実仁君 今回の経緯をちょっとパネルで見ていただきたいと思います。  これまでも種々御指摘いただいておりますが、そもそも国有財産をどう評価するかという、そもそも財政法を基にして国有財産評価基準というものが内規で定められております。不動産鑑定士による不動産の鑑定評価がなされ、...全文を見る
○西田実仁君 普通は三か月以上掛かるものが二週間でやって、ぎりぎりの対応だったという、そういう御説明でした。  この流れの中で、近畿財務局におきましては、先ほど申しましたこの失念というのは、つまり忘れてしまったというこの評価調書の作成、これはしかし、同じ場所、別の学校法人に対し...全文を見る
○西田実仁君 同じミスというのは、つまり評価調書を作るのを失念していたというミスが何件あったんですか。
○西田実仁君 これは内規にはもちろん反することですね。
○西田実仁君 こうした内規違反がある、正式な行政手続が取られていないということでございます。  しかし、最後は決裁をして決裁文書ができているわけでありますけれども、ということは、さっきおっしゃった九件ですか、これも同じように、なくても決裁しているということですか。
○西田実仁君 ということは、評価調書がなくても決裁をするということが、かなり頻繁というか、九件はあるということですね。
○西田実仁君 いずれにしても、何が正しい手続なのかというのが非常に分かりにくいです。  そして、決裁におきましてはその個別の事情が今回は記載されていないということが指摘されておりますけれども、これはなぜそうなったのか。
○西田実仁君 いずれにしても、この失念というのはほかにも何件もあるという話もございました。  財務大臣に今後の改善策についてお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 先ほど理財局長から、部門間の連携が良くなかったという、なかったという話がありました。検査院報告の中にも、大阪航空局と近畿財務局の間で全く情報が共有されておらず責任がどこにあるのか分からないという指摘もございました。まさにこれは行政の組織あるいは人事全般にわたる問題点...全文を見る
○西田実仁君 人事院総裁にお聞きしたいと思います。
○西田実仁君 今お答えいただきました総務省の行政評価局、また人事院、さらには各省庁の中においても内部の統制機関、行政の統制機関としての役割があるわけであります。しかし、今、こうした行政を担当する公務員の働きぶりということを内部で統制していくとともに、参議院の改革協議会におきまして...全文を見る
○西田実仁君 話は変わりまして、経済の話をさせていただきたいと思います。  今回また連立政権合意というものが、三回目、第二次安倍内閣で交わされました。一回目、二回目にあって今回の連立政権合意になかった言葉が、一つはデフレという言葉でございました。一回目も二回目もデフレからの脱却...全文を見る
○西田実仁君 総理にもお聞きしたいと思います。  この大企業における労働分配率の低下に対する認識と、改善に向けた意欲をお聞かせいただきたいと思います。
○西田実仁君 中小企業の事業承継問題についてお聞きします。  本会議におきましても、山口代表から質問をさせていただきました際に、事業承継税制については抜本的に改革をするというお話も総理からいただきました。  経産大臣にお聞きしたいと思います。なぜ今中小企業の事業承継問題なのか...全文を見る
○西田実仁君 税制に関しましては、私もその一員ですが、与党税制協議会でしっかりと抜本的な事業承継税制改革していきたいと思います。  しかし、税だけではやはりなかなか解決するわけではありません。後継者難の問題もありますので、そのマッチングとか事業承継した方への支援とか予算措置も含...全文を見る
○西田実仁君 平成二十八年の七月から、新たに機械等を取得した中小企業、これは赤字の人でも固定資産税を半分にするという特例措置がとられて、大変に利用が増えているというふうに聞いてございます。  まず、経産大臣に、この固定資産税特例措置を利用した企業の数あるいは利用業種の実態につい...全文を見る
○西田実仁君 毎月もう二千社以上ですね、どんどん申請し、認められているということだと思いますが、これ実際に、しかし、固定資産税特例利用した設備投資が全体でどのぐらいに上り、それがGDPをどのぐらい押し上げているのかというもし数字があれば教えてください。
○西田実仁君 この固定資産税は、しかし、自治体の基幹税であります。この特例に対するいろんな批判の声は、特例措置がなくたって元々投資するものを単に減税しているだけだったら減収になる一方じゃないかという大変根強い批判もございまして、ここは是非総務大臣に、自治体を所管する総務大臣に御所...全文を見る
○西田実仁君 経産大臣には、中小企業あるいはその団体からどんな声が上がっているのか、ちょっと御紹介いただきたい。
○西田実仁君 生産性を上げるということが賃金を上げることにもつながっていくわけで、赤字の中小企業も含めて、思い切った手だてでやはりこの生産性を二〇二〇年までに上げていくということは大変大事だというふうに思います。  しかし、一方で、総務大臣がおっしゃるように、これは基幹税であり...全文を見る
○西田実仁君 次に、軽減税率制度の確実な実施についてお聞きしたいと思います。  この軽減税率制度を確実に実施するということはさきの連立政権合意の中にも書かれております。今、説明会がいろんな税務署で行われておりまして、ここにありますけど、この「よくわかる軽減税率制度」という、こう...全文を見る
○西田実仁君 連立政権合意には、確実に実施するというこの軽減税率について書かれているとともに、この導入を決めた税制改正大綱には、この導入、運用に当たり混乱が生じないよう政府・与党が一体となって万全の準備を進めるというふうにされております。  総理に、あと実施まで二年と迫りました...全文を見る
○西田実仁君 次に、被災地の中小企業の二重ローン対策についてお聞きしたいと思います。  我が党では、去る九月に小野寺大臣の地元にお邪魔しまして、この東日本大震災事業者再生支援機構による二重ローン解消の支援先にいろんな、お聞きしました、もっとニーズがあるんじゃないかと。この支援決...全文を見る
○西田実仁君 復興庁は来年のその支援決定期限である二月二十二日以降のニーズにどのようなケースがあるかというアンケート調査をされたのがこれでございまして、現時点で相談希望という者がこれまでの相談件数と同じ、あるいはもっと多い、地域によっては、そういうニーズが大変あるということもこれ...全文を見る
○西田実仁君 この機構法の改正というのは、議員立法ですから、我々与党としては既にそれを決めさせて、三年の支援期間の延長という改正案を出そうと思っておりますが、野党の皆さんにも幅広く御理解いただけるように、また丁寧に進めていきたいというふうに思います。  最後に、林業の成長産業化...全文を見る
○西田実仁君 今、税制の協議でも森林環境税ということをいろいろと議論しているところでありますが、森林の整備には、その前提として路網をどう整備するのかということ、これは山が急峻だったりすると切り出しも大変ですから、そういうことも配慮して配分も決めなきゃいけないというふうに私は思いま...全文を見る
○西田実仁君 終わります。
12月06日第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  私は、日本の二院制におけます憲法上の権限について考えてみたいと思います。  現行の衆参両院における権限の配分の大前提は、両院共に全国民の代表であることによります。もしそれを侵すような改正が行われれば、参議院の機能、そして憲法上ま...全文を見る