藤原ひろ子

ふじわらひろこ



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藤原ひろ子の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○藤原委員 私、共産党の藤原ひろ子でございます。小宮山郵政大臣並びに関係の皆さん方に質問を申し上げたいと思います。  政府は、閣議決定をもちまして、婦人問題企画推進本部を設置いたしまして、「今後十年間の展望に立って、我が国における婦人問題についての目標と課題を明らかにし」と、こ...全文を見る
○藤原委員 このように婦人職員を多く雇用している郵政省は、婦人の地位の向上のために今日までどのような努力をしてこられましたか。また国内行動計画に沿って今後どのような施策をしていらっしゃるのか、もう少し具体的にお伺いしたいと思います。
○藤原委員 労働省にお尋ねをいたしますが、国内行動計画の中では、雇用における条件整備といたしまして、昇進昇格についてどう書かれておりますか。またもう一つ、政策決定への参加につきましては、公務員についてどう書かれていますか、お尋ねをいたします。
○藤原委員 どうもありがとうございました。  郵政大臣、それではあなたは国務大臣の一人として、いま御答弁いただきましたこの目標達成のために、先ほどお答えもありましたが、着実にこれを推進し、国民の各層とともに婦人の地位の向上、福祉のために努める、こういうふうにお答えになったと思い...全文を見る
○藤原委員 それでは具体的にお尋ねをしたいと思います。  郵政事業職員給与基準、これの準則を見てみますと、普通職群で最高の職務給は特別級となっております。では、東京地方簡易保険局、ここには特別級適用者は何人おられるのか。そのうち男性、女性はそれぞれ何名でしょうか、お答えをいただ...全文を見る
○藤原委員 それでは一級の適用者は何名おられて、そのうち男性は何人、女性は何人、おのおのお答えいただきたいと思います。
○藤原委員 いまのお答えでは特別級は婦人はたった五%ということです。それから一級も男子は六〇%であり、女子は三七%である。このように婦人の適用者が実際には少ないのではないか。  郵政省の普通職群の特別級及び一級の昇格資格の最低要件というのは一体どのようになっているのか、お尋ねを...全文を見る
○藤原委員 その最低要件ならばもっと婦人にも適用されてよいというふうに私は思います。しかし、そういう説明だけでは私は納得するわけにはいかないわけです。なぜかと申しますと、東京地方簡易保険局、ここに限りませず、東京地方貯金局におきましても、また京都地方貯金局におきましても事実は全く...全文を見る
○藤原委員 いろいろ言っていただいたわけですけれども、一つは均衡上好ましくない、女子だからということではないとおっしゃいますが、それでは先ほど言いましたような人数の結果から見ますと、能力がないということを、女子をそのように採用すれば物事を狂わすというふうなことを言外におっしゃって...全文を見る
○藤原委員 それでは後で調査をしていただきたいと要望いたします。私の調査ではこういう実態であったわけです。これらの人たちはほとんど頭打ち、こういう状態で、次の級に進めないでおられるわけです。このことはもう御存じのとおり、そのまま労働者の賃金にはね返っているという実態です。同じ時期...全文を見る
○藤原委員 先日の所信表明では、郵政大臣は、「簡易保険につきましては、現在、保有契約件数五千万件、保有契約高三十兆円を超え、また、これまで蓄積された資金総額は、まもなく八兆円に達する世界有数の国営保険事業に発展いたしております。」こう言って胸を張って表明をされたわけでございます。...全文を見る
○藤原委員 抽象的ではなくて、先ほど具体的に提案をいたしました、すべての職員は勤続二十年で一級に、勤続三十年で特別級にする、このことを御検討いただくということを約束をして、次に移りたいと思います。  郵便貯金の金利引き下げの問題で質問をいたします。  新聞報道にまりますと、政...全文を見る
○藤原委員 先ほどの問題が絵にかいたもちになりそうなので、もう一遍申し上げたい。  私は、女子だけをそのようにせいということを言っておりません。すべての職員に対して、まじめにまともに働いておられる方々に、これに対する具体的提案を検討してください、こういうことを言っているわけです...全文を見る
○藤原委員 しかし、先ほど実態を申し上げましたとおり、東簡保のときも、東京の貯金局も京都の貯金局も、具体的にそのために例を挙げたわけです。非常に女性が差別を受けている、こういう実態の中で、それは昇任昇格は賃金と表裏一体なんだということを具体的に申し上げたわけですから、これを御理解...全文を見る
○藤原委員 それでは、質の問題として全く同じだ、日銀や大蔵省の圧力には同調いたしませんというこの福田前大臣以上に、考えたこともないということをおっしゃっていらっしゃるので、私は明確であるというふうに理解をいたします。  それでは電信電話の事業について質問をしたいと思います。 ...全文を見る
○藤原委員 そういう法のもとで、この問題を具体的にお聞きをしたいと思うわけです。  いま電電公社が開発をし、普及をしようとしておられる福祉電話「あんしん」というのがございます。これは全国でどれぐらい普及をしているのでしょうか。
○藤原委員 それでは、この電話を設置する場合に、どれだけの経費がかかり、基本料とか付加使用料あるいは電話料はどのようになっているのか、御設明をお願いいたします。
○藤原委員 いま付加使用料だけでも三千五百円、非常に高いです。そうしますと、年間にいたしますと、四万二千円もかかるわけです。なぜこんなに高いのか、御説明いただきたいと思います。
○藤原委員 電電公社は、この電話を利用する人は一体どんな人たちだというふうにお考えになっておりますか。
○藤原委員 ひとり暮らしということでありますと、普通に考えただけでも大変悪条件の中におられる。生活については非常に困窮をしておられるというふうな場合、ボーダーラインにおられるというふうな状態にある方、この方たちがこの「あんしん」というのを必要としておられるのではないでしょうか。と...全文を見る
○藤原委員 福祉電話につきましては、私は次にお尋ねをいたそうと思っております。ごまかしていただいては大変迷惑をこうむるわけでございます。  私は「あんしん」につきまして、これがいま五十一年度から売り始めて百九十二台。五十一年度から売り出してでも、もちろん最近だという逃げがあるか...全文を見る
○藤原委員 この寝たきり老人や身障者のための福祉電話というのは、厚生省で調べても、対象者は五万九千人だというふうに聞いております。これを設置する場合の設備料、債券、基本料、通話料、これはどのようになっておりますか、お尋ねをいたします。
○藤原委員 いまの御説明どおり、三分の一自治体が負担をしている。自治体では福祉電話を設置いたしまして、基本料やある程度の度数料、こういうものまで自治体が負担しているということを電電公社は御存じなのかどうか、お尋ねをいたします。
○藤原委員 地方自治体は、現在、地方財政危機の中で負担措置をとっているわけです。公社は昨年十一月、電報電話料金の大幅な値上げをされました。そのため、福祉電話を設置しております自治体は、一層大きな負担になっております。こういう中で、自治体の立場からいたしますと、福祉電話の設置はした...全文を見る
○藤原委員 住宅用電話の据え置きは、制度上は何に基づいて行われているのですか、この法律の条項を明らかにしていただきたいと思います。
○藤原委員 住宅用の電話は据え置いておいて、この福祉電話は値上げをする、こんなばかなことはないわけで、許せないことだと思います。住宅用電話の通話料を据え置いた、こういうことでありますから、当然福祉電話については、この通話料だけではなくて、基本料金も含めて引き下げるべきだ、こういう...全文を見る
○藤原委員 公社は、大企業が主に使いますビル電話、電話ファックス、データ通信、こういう設備、サービスの付加使用料や専用線の料金は現行のままで据え置いております。多くの国民が利用する電話料金、設備料、電報料金、これだけを値上げをしているわけです。こんなことでは国民のための電信電話事...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。  今日国民の生活は、交通事故の激増や公害、環境汚染などによりまして、現在だけではなくて将来にわたる生活が大変脅かされております。歴代の自民党政府の福祉社会実現といいますのは全くかけ声だけに終わり、国民総生産はアメリカに次い...全文を見る
○藤原分科員 現在の生命保険各社、この保有契約高の合計は五十一年上期で三百一兆円となり、四十九年度と比べますと五〇%の増加を示しております。またその資産におきましても十三兆七千九百三十五億円で、四十九年度に比べますと約二五%の増加でございます。このような急成長の陰には、いま全国で...全文を見る
○藤原分科員 この問題は改めて質問をしたいと思います。  大蔵省では、外務員の方々は事業者という取り扱いをしているようですけれども、この人たちの賃金実態を調査してみますと、たとえば日本生命の基幹職員の方は、基本給十万円でそれに歩合給などがつきまして約二十万円ぐらいになっているそ...全文を見る
○藤原分科員 この問題につきまして、おっしゃるとおり直接介入はできないだろうと思います。しかし、実態をよくつかんでいただかないと大変な事態が起こっている。そういった中で、この物価高騰の中で、賃金が四倍になっているというふうに安心をしておられては大変だというふうに私は思いますので、...全文を見る
○藤原分科員 この状態は新たな問題を引き起こしております。それは登録外務員の大量導入、大量脱落ということです。保険部長さんにお尋ねいたしますが、昭和四十五年以降の新規登録者数と、登録を取り消しました人の数、これを各年度ごとに御説明いただきたいと思います。
○藤原分科員 いまの経過はどういうふうに分析をしておられますでしょうか。
○藤原分科員 かなりの改善がされているというお答えでございますが、実は私の調査によりますと、たとえば日本生命では、昭和五十年の決算期におきまして養職採用率というのは四九・九%です。つまり、新規登録外務員の倍の導入が行われているという事実をこれは示しているというふうに思います。あな...全文を見る
○藤原分科員 それでは今度は労働省にお尋ねいたしますが、職業安定法第四十一条には何が定めてあるのですか、どういうことをうたっているのか、御説明をいただきたいと思います。
○藤原分科員 それでは主査、主査のお許しをいただいてこの資料を労働省と大蔵省の方に見ていただきたいと思います。——これは日本生命が昨年行ったものですが、赤線が引いてあるところ、この「基盤開拓運動推進施策」、「一般部員の部」では、「八、九月の委嘱者が十二月一日付までに採用となった場...全文を見る
○藤原分科員 それでは、直ちに実態を調査をして御報告をいただきたいと思います。よろしいでしょうね。
○藤原分科員 こんなことはこの一社だけではなくてほかにもあるわけです。  もう一つこれを……。これが実物ですが、これは住友生命京都支社の資料ですが、これもよく見ていただきたいと思います。「岡山粉砕の年 七七幕明け」、こういうことです。そして、まさにあすは、春けんらんの京のグラン...全文を見る
○藤原分科員 このように好ましくない事態が起こっているわけですから、いまのお言葉どおり、緊急に手当てをしていただきますように重ねてお願いを申し上げたいと思います。  そして、これは朝日生命でも同じことです。昭和五十一年度の新人導入特別施策というものを打ち出しまして、この中を見ま...全文を見る
○藤原分科員 さらに、問題であることを御指摘申し上げたいと思います。  日本生命では、全国支部長の補佐の教育の会議が先日行われましたが、ここで新人導入のことをカモネギというふうに表現をしているではありませんか。まさにカモがネギをしょってくることに期待をし、ハッパをかけているわけ...全文を見る
○藤原分科員 あなた方は、新外野制度への移行というのは、末端で働いている人たちがどのような実態にあるのか、よく実態をつかんで、それに見合った対処をしなければ、あなた方が考えておられるのとは全く逆方向に現実は進んでいるということです。  私は、まだ、外務員の身分問題とか賃金問題と...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○藤原委員 まず、経営委員の大来佐武郎氏に関してお伺いをいたします。  いま日韓関係をめぐります諸問題が大きな政治問題になっております。韓国では民主主義を圧殺して独裁体制をしいて、諸外国から非難を受けております。その他韓国をめぐる数多くの問題がございますが、重要問題の一つは、ソ...全文を見る
○藤原委員 大臣は聞いておられたということでございます。NHKの本来のあり方から見て、このような人物をNHKの経営委員に置いているというのは、まことに不適切と言わざるを得ません。大臣は、NHKの使命に照らして、大来氏のような人物が経営委員であることによって国民の支持と理解がより得...全文を見る
○藤原委員 この問題をはっきりしないとNHKは大変なことになる可能性をはらんでいると私は心配をしております。大来氏がNHKの経営委員だということが国民の間に知れ渡っていないから、勧告しなくてもみずからおやめになるであろうというふうな答弁がいままであったりしたわけですが、いま辞任の...全文を見る
○藤原委員 いままでNHKの集金労組の人たちの話では、小野前会長の田中邸訪問が報道されるや否や、これに抗議するという視聴者が受信料の不払いを始めて、それは約二千五百件も出たということです。昭和五十一年九月四日付の毎日新聞では、「六月の値上げの時は、それなりに説得する論理があった。...全文を見る
○藤原委員 大来氏の経営委員の任命に際しましてわが党だけが反対をしておりました。大来氏は自他ともに認める三木総理の政策ブレーンであり、三木前内閣のイデオローグであったわけです。このことはいまの文部大臣海部氏も三木内閣の官房副長官の当時、経済雑誌に公然と発表をしておられたものです。...全文を見る
○藤原委員 初めが聞き取りにくかったわけですけれども、現在は構成は全く変わっていないということでございます。附帯決議の格段の配慮を行うこと、こういうふうになっておりますこれは、構成を変えない格段の配慮と理解をしておられるのかどうかお尋ねをいたします。
○藤原委員 現在日本人口の構成を見ますと、婦人が人口の半数近くおります。また青年は人口の二割を占めております。そして労働者が圧倒的に多いわけです。ところが、NHKの経営委員の中にこれらの階層の人たちが婦人の一名を除いて全然入っておりません。果たしてこれで視聴者の意向を受けとめ、的...全文を見る
○藤原委員 大来氏の例もありますので、今後慎重に検討し、いまの国民各層から出られるという配慮をもう一度強く要望をしておきます。  次に進みます。  NHKの経営委員と審議会の一つであります郵政審議会の性格はどのように違うのか、御説明をいただきたいと思います。
○藤原委員 つまり郵政審議会は具申をするところである、経営委員会は重要事項を決定をする権限を持っている、こういう権限と責任を持つ重要な位置を占めるものであるというお答えでございました。そうしますと、政府は経営委員の選任に当たりまして両議院に同意を求めるときは、委員会の場において各...全文を見る
○藤原委員 いままでのようなやり方ですと、大来氏が出てきたというふうなときにも明確にならないまま選んでしまうという事態が起こったと思います。経歴書の簡単なものを配るというようなやり方ではなくて、みんなの前にいま申しました意見の陳述をさせるなど、今後再度検討していただきたいと思いま...全文を見る
○藤原委員 公開をして、傍聴者などがあれば不自由になるというふうにお考えになっているわけでしょうか。
○藤原委員 国民は、視聴者のさまざまな意見は一体どのような形で反映をされているのか、大変深い関心を持っているわけです。公共放送、つまり国民による国民のための放送局、これをつくり上げていくためには、原則として公開すべきだと私は考えますが、工藤経営委員長はいかがお考えでしょうか。
○藤原委員 私も、原則として公開をするということを申し上げたわけです。それはそのたんびすべて公開できない点もあるかもわからないと思いますが、原則としては公開すべきだというふうに考えますが、私の考えは間違っているでしょうか。
○藤原委員 先ほど以来ずっと述べてきました経営委員の問題がございますので、やはり民主的にだれにでもどこでも公開ができる、そういう中で本当に国民のための国民の手による放送局になることを強く私は念じている次第でございます。  では、次に移りたいと思います。  現在NHKは、基地の...全文を見る
○藤原委員 一般空港の場合を調べてみますと航空機騒音に係る環境基準、これに沿って空港周辺の住民に対しまして、WECPNL八十以上、こういうところは半額、同じく七十五以上の地域は四分の一のテレビ受信障害の補助を行っております。このように航空機の騒音というのは、一キロ、五キロというよ...全文を見る
○藤原委員 結局、一キロメートル、五キロメートルの検討をする用意があるということですか。
○藤原委員 一般空港の場合は、環境基準に沿って補償しているわけです。軍事基地の場合はそうではない、私は納得がいかないわけです。ですから、あいまいではなくてぜひとも御検討いただきたい、こう思います。それでなくても周辺の住民は軍事基地がある、こういうことによって生活環境破壊をされて多...全文を見る
○藤原委員 それでは、NHKの受信料の性格について、私は最初に郵政省にお伺いをしたいと思います。  昭和五十年の三月十三日、当委員会におきまして田邊委員が次のように質問をしておられます。「NHKというものに対する国民との意思的な合意というものは、普通の商行為によるところの契約と...全文を見る
○藤原委員 そうしますと、当然日本国内に居住をしている人が受信設備を設置しておれば、放送法三十二条によってNHKと受信契約を結ばなければならない、こういうことになるわけですか。
○藤原委員 それでは、NHKにお尋ねいたしますが、在日米軍基地内の場合に、受信料をどのように集金をしていらっしゃるのか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 それではなぜ契約をされないのか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 在日米軍の基地内に入れない理由は、一体何でしょうか。
○藤原委員 それではもう一度郵政省にお尋ねをいたしますが、在日米軍基地内であっても放送法は適用をされるのでしょうか。
○藤原委員 そうしますと、当然在日米軍基地内におきましても、受信設備を設置いたしておれば、放送法三十二条に基づいてNHKと受信契約を結ばなければならないのではないでしょうか。契約するためにNHKはどのような努力をしておられるでしょうか。
○藤原委員 NHKがおっしゃったとおり、地位協定の十三条というのは、その一に「合衆国軍隊が日本国において保有し、使用し、又は移転する財産について租税又は類似の公課を課されない。」こういうふうに書かれてあります。これに受信料は該当しない、こういう立場でいろいろと働きかけておられると...全文を見る
○藤原委員 NHKの集金人が基地内に入れるように、郵政省はいままでその手だてをしていたのかどうか、大臣、お答え願いたいと思います。
○藤原委員 特段の配慮はしていないということですが、ゆゆしき問題だというふうに思います。沖繩の読谷村というところがありますが、ここは沖繩ステーションを持つFBIS、つまり海外放送情報サービス、こういう機関があります。FBISは、外国放送はもちろんのこと、日本の国内放送などの傍受を...全文を見る
○藤原委員 NHKと郵政省は、米軍からの申告なり、とにかく基地内に入れるような措置をとり、直ちに契約をするという話し合いを行うべきだと思います。  郵政省は、特別この点について手を打っていない、こういうことでございますが、工藤経営委員長がおっしゃいました、鋭意努力をされるのと同...全文を見る
○藤原委員 前に述べました田邊委員に対する御答弁も、石川電波監理局長は明確に答えられていたわけでございます。きょうも明確に答えられたわけですから、ぜひとも一日も早くこういった全くアメリカべったりというふうな姿をなくしていくように強く要望して、次に移りたいと思います。  私は、去...全文を見る
○藤原委員 宮古島の下地所長さんは、収納率を上げるために二月は月の十日ぐらいは夜に集金に歩いておられました。また八重山の所員の方は、片道二十キロメートルを超します石垣島の北端まで泊まりがけで集金に行き、月に半分は外務に精を出しておられます。全く涙ぐましい奮闘をしておられます。しか...全文を見る
○藤原委員 先ほどもおっしゃいましたように、沖繩の場合は本土と事情が違いまして、先に民放が発足をしたという歴史的な経過がございます。ことし一月二十九日の琉球新報に三十八歳の主婦の方から、「受信料値上げで問う」、こういう投書が寄せられております。それはこういうふうに書いてございます...全文を見る
○藤原委員 それでは、そういった反省の上に立って実施をしていきたいという会長のお答えでございますが、これを現場で実践に移すにはどうやっていくのか。沖繩の場合は、現在すべ取集金人の方々が全契約者を一軒一軒回るのですから、この人たちの果たす役割りは非常に大きいわけでございます。まず集...全文を見る
○藤原委員 いま本土で行われております委託集金人に対する業務講習、これでは私は不十分だというふうに思いますが、改善をするおつもりはございますか。
○藤原委員 教育というものは非常に大切さがあるわけですから、手がけていただくことを心からお顔いをしたいと思います。  宮古島では世帯数は一万四千十一軒、契約数は一万二千二百五十件、普及率は八五%です。受信料の収納率は目標を七〇%に置いておられますが、実際には回収できるのは半数以...全文を見る
○藤原委員 よろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に、集金人の問題ですけれども、集金に行きまして契約者の意見が出ても、まず集金人が番組を見ていない、テレビを見ていない、こういう状態です。そして賃金は歩合制ですから、一々応答していては能率が上がらない、集金人の側にはこうい...全文を見る
○藤原委員 大臣にお尋ねいたしますが、沖繩復帰後五年を経過したわけです。県民生活は、これで本土並みになったというふうにお考えになっているのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 沖繩県の統計年鑑を調べてみますと、県民の純生産は、農林水産業の第一次産業が五・二%、製造建設業の第二次産業が二〇%です。第三次産業が七五%、つまり卸とか小売業とか金融やサービス業が沖繩の四分の三まで占めているわけです。この中で農業生産が年々下がっているという状態です。...全文を見る
○藤原委員 私は大変不満に思います。二十七年間の長きにわたって日本政府は沖繩を放置し続けておきながら、一体胸の痛みも感じられないのでしょうか。沖繩県民のすべての方々に納得のいく誠実な御答弁をお願いしたいと思います。
○藤原委員 大臣、私は、沖繩の現地調査に基づいて、NHKの受信料値上げは本土並みではなくて本土と沖繩の格差を一瞬拡大するものである、このように指摘をして、質問を終わりたいと思います。
03月15日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。  四十八年の石油ショック以来引き続く不況の中で、とりわけ繊維産業、その中でも和装産業の不況は大変深刻でございます。  西陣織工業組合の滋賀理事長は、西陣業界は戦後例を見ない不況だと、次のように述べておられるわけでございま...全文を見る
○藤原分科員 いまおっしゃいました昨年の韓国との二国間協定に基づく韓国側の自主輸出規制、わが国から言えば輸入規制ですけれども、これはことしの三月、つまり今月で一年を迎えるわけです。日本の通関統計によりますと絹織物は合計いたしますと一千百万七千平方メートル、こういうふうになっており...全文を見る
○藤原分科員 約束をされたということでございますが、自主規制の枠が守れなかった場合、いまの統計で見ますと、本当に危ないというふうに私は思うわけですけれども、日本政府はどのような対策をとられるのですか。今年度の輸入超過分を来年度の枠の中に組み入れるというようなことをおやりになるので...全文を見る
○藤原分科員 もしおさまらない場合はどうなさるのですか。絶対におさまるわけですか。
○藤原分科員 日本の場合に、今年度に引き続きまして減産をせざるを得ない状況、こういうことにあるわけですけれども、今日韓国産のものが同じ程度に入ってくるというだけでも困っておりますのに、枠を広げると大変な状態になります。政府が現在行っております二国間の交渉で、日本の減産見込みに合わ...全文を見る
○藤原分科員 減らす方向でがんばるということでございます。一層御奮闘いただきますように、私は深刻な具体的な例を挙げておきたいと思います。  さきにも述べましたように、絹産地では親機はもちろんのこと、賃機の場合は不況の波をもろにかぶっております。たとえば整経業を営んでおられる方で...全文を見る
○藤原分科員 この不況の中で西陣の業者や織物労働者は一丸となりまして、日本の歴史的な伝統工芸品であります西陣織を継承発展させようと懸命な努力をしておられます。西陣を守り伝統産業を守る対策といたしまして、経営安定基金の創設、これも一つの方法であるといま思考されているわけです。不況対...全文を見る
○藤原分科員 要するに国または自治体が半額出資するものでないと、この租税特別措置法の適用は受けられない、こういうことを御説明になったわけでございますね。現在、地方自治体の財政はどうなっていると認識をしておられるのでしょうか。地方自治体は軒並みに赤字に転落をしております。財政の運用...全文を見る
○藤原分科員 ぜひともこういったことを御検討いただいて研究をしていただきたいと思います。  先日お部屋へ来ていただいて話し合ったわけですけれども、これは大蔵省のすることだというようなお答えもあったわけなんです。この大蔵省とか国税庁とかは、いかにして税金を取るかということばかりを...全文を見る
○藤原分科員 この点、通産省も大蔵省も少し詳しく研究をしていただいて、何とか減免措置に持っていけるという方法を考え出していただきたいと思います。  それから、伝統的工芸品産業の振興に関する法律、これが昭和四十九年に制定をされているわけです。この中では、伝統的工芸品に指定をされま...全文を見る
○藤原分科員 あらゆる面から検討を約束していただいたわけでございますが、ぜひ急いでお願いをしたいと思います。  同時に、いまおっしゃった地元の地場産業であるから地方自治体が奮闘せよ、こういうことです。おっしゃるとおり、京都府におきましても京都市におきましても本当に必死になってや...全文を見る
04月12日第80回国会 衆議院 決算委員会 第13号
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○藤原委員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。皆さん、大変遅くまで御苦労さんでございます。  私の質問は、すべて倉成企画庁長官にお尋ねをいたしたい、こう思っております。  まず最初に、先般の予算委員会の中で、長官も出席しておられたわけでございますが、ソウル地下鉄の問題に...全文を見る
○藤原委員 この疑惑が起こりました原因は、政府が負うべき監督責任を果たしていらっしゃらないからだ、こういうふうに思います。政府のやらなければならない、まず第一の課題は、疑惑を解明して、今後再びこういったことが起きないための措置を講ずることだ、こういうふうに私は思いますが、いかがで...全文を見る
○藤原委員 ここにあります海外経済協力基金の業務方法書、これの第三条第一号を見ますと、「政府の海外経済協力に関する基本政策に即応するとともに、資金の貸付け、出資及び調査の実施に当っては、資金の効率的利用を図り、その適正を期すること。」このように述べられているわけでございますが、「...全文を見る
○藤原委員 それでは、この「適正」という中身は、不当な利潤を得させない、こういうことも含んでいるということでございますね。
○藤原委員 具体的にお聞きいたしますが、私手元に持っております「輸出入契約申告書」これは基金に提出いたしますものですが、これには予想利益を書かせる項目がございます。一体、何のために予想利益を書かせておられるのですか、御説明いただきたいと思います。
○藤原委員 この予想利益につきまして、去る三月十六日の予算委員会の中で、わが党の正森議員が質問をいたしました。これに対しまして、三菱商事の社長さん田部文一郎さんが「商社の手数料は、危険がないのでございますから、二%くらいが通例のレートでございます。」このように述べておられます。予...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃいましたように、三菱商事の場合は、当初の予想利益率二%に比べまして、実際には仕入れ価格のいま一二%とおっしゃったのですけれども、先日の答弁では一〇%から一一%という粗利益を上げておられるということが予算委員会の中で明らかになったわけでございます。これは三菱...全文を見る
○藤原委員 経済企画庁関係法令集、これの海外経済協力基金法の「目的」のところ、第一条を見ますと「海外経済協力基金は、東南アジア地域その他の開発途上にある海外の地域の産業の開発又は経済の安定に寄与するため、その開発又は安定に必要な資金で日本輸出入銀行及び一般の金融機関から供給を受け...全文を見る
○藤原委員 それでは、予想利益を何のために書かせるのでしょうか。全く意味がないというふうに思います。まるのみにするだけで、何を審査するのでしょうか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 さらに問題なのは、メーカーの価格につきまして、三月十六日の予算委員会の審議の中で、会計検査院が次のようにお答えをなさいました。「私ども海外経済協力基金に対しましては検査権限がございまして、そちらで持っていらっしゃる資料については十分われわれも徴取いたしましたし、調査も...全文を見る
○藤原委員 先日来あれだけの疑惑が出ました予算委員会の、あの中身でございますが、不当だというふうにはお考えになっていないのでしょうか。そういうニュアンスが私には感じられるわけですが、疑惑が生じている、その疑惑の真実性も明らかになってきているわけですけれども、そういったようなことは...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁に見られるようなところに、この基金融資を食い物にされてきた、また許してきたというものがあるのではないかと思うわけです。ですから、いまここにメスを入れて、これを許さないというふうな制度的な保障、これをつくる必要があるというふうに思いますが、長官はこのようなこ...全文を見る
○藤原委員 時間がありませんので、具体的に申せませんが、ぜひともそういったことを検討してメスを入れていただきたいと思うわけです。  海外経済協力基金の設立趣旨から申しましても、商社とメーカーの間での契約関係の書類、こういったものを基金に提出させて会計検査院の検査ができる、そして...全文を見る
○藤原委員 先ほどの予想利益二%ということで融資の許可を受けて、それが一〇%も超すような一二%というふうな状態になっている。先ほど私は、これを国民に返済すべきだ、相手国民に対しても経済協力にうたわれているとおり、これをするのが当然だというふうに申し上げたわけですけれども、これに対...全文を見る
○藤原委員 先日の予算委員会、あのやりとりが、あれで放漫に流れていないというふうな御認識ならば、私は大変な認識だというふうに思います。  時間がありませんので、これが突っ込めないわけですけれども、ぜひとも私きょう申しました趣旨を検討され、この附帯決議にのっとってやっていただきま...全文を見る
04月13日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○藤原委員 私は去る四月一日、東京の地方簡易保険局を訪れまして、局長さんや部課長さん初め働く皆さん方が国営保険事業を下から支え、一層発展させたい、こういう強い願いを持って鋭意努力していらっしゃるお姿に接してまいったわけでございます。東簡保は、昭和四年に当時五百万円をかけて建設をさ...全文を見る
○藤原委員 それでは、今度の一級で四十年勤続という方々が三人、この方々は、当然のことであって、四十年も勤続したから昇格する、昇任するというふうな、また退職金がプラスされるような配慮はしなくてもよい、つまり能力がないからこういう差ができても仕方がないというふうな結論でございますか。
○藤原委員 私は、先日も申しましたように、役付をたくさんつくるということが重要だとは申していないわけでございます。このことが、先ほど申しましたように退職にまで、老後の保障にまで響いてくる、こういうものだから十分な配慮が必要なのではないか。先日申しましたのは、たとえば二十年で一級に...全文を見る
○藤原委員 加入者サービスと資料整備ということでございます。オンライン化は、端末機にこの契約の番号と情報を打ち込むということだけでオーケー、こういう総合機械化システムですけれども、これは労働者の首切りにはまさかつながらないわけでしょうね。お尋ねいたします。
○藤原委員 定員減ということは首切りということでしょうか。同時に、配置転換ということも考えられると思います。配置転換ももちろん必要に応じてはやらなければならないと思いますが、本人の意思を無視したようなやり方、こういうことにつながるということではないでしょうね。お尋ねいたします。
○藤原委員 いまおっしゃいましたように、いまのままではそう減員はしなくてもいい、将来減員するときも意思に反したようなやり方はやらない、また、配置転換ということも起こってくるだろうけれども、本人の納得しないやり方はやりたくない、こういうことでございましたので、その方向でぜひともお願...全文を見る
○藤原委員 私は人事に介入しようと思いませんので、これはそんなに突っ込もうとは思っておりません。とにかく民主主義にのっとり、不公平をなくし、公正に本人さんの意思を尊重し、だれが見ても当然だというやり方をすべきだというふうに思いますので、その点の指摘をさせていただくわけでございます...全文を見る
○藤原委員 私は、一日じゅうあの不愉快な音の中で働くことが続きましたならば難聴になるなど音の影響度によっては労働者の健康に影響が起こるのではないか、入っただけでこういうふうに感じたわけですけれども、いま突然の質問でということでございますが、そういった点は余りお気になさっておられな...全文を見る
○藤原委員 労働者の健康保持の観点から現在でも気をつけているということでございましたし、今後一層気をつけていただきたいわけです。  この騒音の点も感じましたことでございますが、もう一つ大変気をつけておられるにしてはどうかと思う点があるわけです。それば、センターやサブセンターは機...全文を見る
○藤原委員 騒音にいたしましても冷房の問題にいたしましても、音だけでなくぜひとも科学的に検討をして、長い間の病気で苦しむというようなことが労働者にないようにぜひお願いをしたいと思います。  次に質問を続けたいと思います。  支払課の職員の方は疾病による入院保険金の業務処理が大...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃいました、事務処理上、大変複雑な面がある。こういう点改善していただくのは重要だと思います。もう一つ言っておられる、医学的に専門知識を必要とするため大変困難性があるという中で、労働者がおっしゃっているわけですが、これらの業務に携わっている人たちの要望は何かと...全文を見る
○藤原委員 いまの講習会では不十分だという声でございます。ぜひこれを徹底して開く必要があるというふうに思います。  それからまた、支払い課とか料金課などでは、オンライン化に対します作業の変化、こういったものが生まれておりました。この中で、事故が起こっているわけです。けれども、そ...全文を見る
○藤原委員 事前に十分やってあるというふうにおっしゃるわけですけれども、二月十四日にオンラインのサービスを開始されておりますのに、簡易生命保険業務の総合機械化に伴う地方簡易保険局の事務取り扱い手続、こういうテキストが職場に届いたのはやっと三月三十一日だ、こういうことです。これはい...全文を見る
○藤原委員 周知したつもりだということでも、相手はそうは言っていないという点を十分配慮していただきたいということと、もう一つ、テキストにつきましても、コピーのものを出したということですが、職場に十分整っているというような状態ではありません。基本データの解説書、これが早急に必要です...全文を見る
○藤原委員 十分だというふうにお考えになっているかもわかりませんが、実際は、英語の解説書にいたしましても、大変な苦労であるわけですね。そういった点でぜひともその要望にこたえられるように、せめて二人に一冊、全員一つずつあればよけいよろしいというものだと思いますが、いろいろの事情もあ...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁にもありましたし、先ほどの「展望」の四月号、同じ方が書いておられますけれども、新聞、雑誌などで全国的にも呼びかけている。そういう努力にもかかわらず当初予定したよりもはるかに少ない。加入者サービスと事務の改善を図る上からも残念なことだというふうに書いておられ...全文を見る
○藤原委員 もう少し突っ込んでお尋ねをしたいわけですけれども、私は、郵政省が対象となっている各契約者の方に一体どんなものを送られたのか、現物を資料でいただいたわけでございます。その内容を見て感じましたことは、なるほど大変詳しく書いておられるわけです。これだけ詳しく書いてあるのにな...全文を見る
○藤原委員 書いてないとは言ってないわけなんです。一目でよくわかるように、これをもらった方が得なんだなとだれにでもわかりやすくぜひ書いていただきたい、改善をしていただきたいということを申しているわけです。よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、時間がありませんので次に進...全文を見る
○藤原委員 先日当委員会の質疑の中では、郵便貯金の目標額、これはあくまで自主目標なんだ、無理のない額だ、しりたたきの状態をつくらなくても十分に達成できる目標だ、こういうのが御答弁の筋だったというふうに思います。また、奨励方法での質疑もあったわけでございますが、職員がやる気になり、...全文を見る
○藤原委員 先日いただきました郵政省提出の資料を見ますと、たとえば四十九年度は、目標額が五兆四千億円に対しまして一二三%の達成率です。五十年度は七兆一千億円に対して一一三%、五十一年度は八兆三千億円に対して一〇六%、こういうふうになっております。それでよろしいですね。
○藤原委員 それからもう一点ですけれども、ここ十年の間に目標の達成率が一〇〇%を割った年はあるのかないのか、いかがでしょうか。
○藤原委員 先日お電話でお尋ねしたところでは、十年の間に一〇〇%を割ったということはなかったということを私は知らせていただきました。こういう中で何となあと驚いているわけですけれども、先日来の討論の中で、各郵便局に目標達成のための強制はしていないんだということでしたし、私もそれは賛...全文を見る
○藤原委員 全国には未達成局もあるわけですから、いまのように涙ぐましい努力はそんなにむちゃくちゃにしなくてよいということだというふうに思います。  それから、また別のところの話ですけれども、ある特定局の局長さんは、目標を達成させるために自分の資産を売って貯金をされた、こういうお...全文を見る
○藤原委員 また、全局全完という言葉が使われておりますね。全局がすべて完成せよ、全完ですね。こう言って特定局の部会やブロックごとに毎月の達成状況、これをグラフにして他の局と競争させるというふうなことがやられているわけです。つまり部会内、ブロック内のすべての局が完全に目標を達成しよ...全文を見る
○藤原委員 これも特定局のお話ですが、最後に大臣に一言お聞きします。十五分までで終わります。  ここでは、貯金のための奨励物資、こういうものを買いますのに、予算が足りなくなった、だからほかの費用を削ってこの奨励物資を購入して、目標達成のために努力をしているというふうな話も聞いた...全文を見る
04月14日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
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○藤原委員 私は、自動販売機の問題について質問をしたいと思います。  ここに日本自動販売機工業会の資料がございますが、これによりますと、昭和五十一年の十二月現在の各種自動販売機の普及台数は、五十一年一年間で三十万台ふえまして約三百十万台でございます。これは国民三十六人に対して一...全文を見る
○藤原委員 それでは、この自動販売機が国民生活の中で一体どんな役割りを果たしているのか、そのよい面と悪い面があるというふうに思いますが、あわせて通産省にお答えいただきたいと思います。
○藤原委員 いまのお答えですと、自動販売機は便利でよいものだ、こういうことで一般化、普及化している、こういう状態でございますが、私は少し観点を変えまして、この問題を検討していきたいというふうに思います。  そこで、まず大蔵省にお尋ねをいたしますが、酒、たばこを未成年者が自動販売...全文を見る
○藤原委員 警察本部のこの調査によりますと、少年に対する喫煙補導の状況は、昭和四十六年は三千七百三十三人、これを一〇〇として計算いたしますと、昭和五十年は五千八百一人、こういうことで一五五・四%の増という状況でございます。中でも、特に心が痛みます問題は、十四歳未満の少年の増加が大...全文を見る
○藤原委員 対面販売ではないという自動販売機は、人に見られて都合の悪いものを大変便利に手に入れる、こういうことができる特徴を持っております。また自動販売機は販売をする品物が一目でわかる、こういう仕組みになっております。これが子供を持つ親の心配の種でありますし、今日全国的な問題にな...全文を見る
○藤原委員 私は、先日、吹田市に参りまして、青少年対策室の方や青少年の環境をよくする会の事務局長さん、母親連絡会の方々とお話をさせていただきました。自動販売機を媒体として販売されるものから子供たちをどうして守るのか、皆さんは大変深刻に考えておられます。吹田市ではPTAや自治会、防...全文を見る
○藤原委員 私はここに青少年大阪府民会議と大阪府が合同主催いたしました出版物自動販売機と青少年に関する懇談会の報告書を持っております。この中で豊中市の代表は、せめてポルノ雑誌は自動販売機による販売はやめて対面販売にしてもらえないか、こういう意見を出しておられます。これは子供のこと...全文を見る
○藤原委員 さらに、私は自動販売機を中身商品だけの問題として考えるわけにはいかない、こういうふうに思います。子供の教育にとりましても重大な問題だと思います。毎日新聞の三月五日付の「編集者への手紙」、この欄には「自動販売時代への警告」と題しました文章がございます。その中には「子供は...全文を見る
○藤原委員 時間がございませんから、この問題の最後に経企庁長官にお伺いを申し上げます。  私は決して自動販売機をなくせ、こういう立場からお話をしているのではありません。昭和四十六年の末で百三十九万台であったものが五十一年の末では三百万台を超える、こういうことで二倍以上にもなって...全文を見る
○藤原委員 きょうずらりと皆さんにお越しいただきましたのにあらわれておりますように、この自動販売機の問題は、大変各省庁にまたがっているわけでございます。そんな点で、先ほど申しましたように、子供たちは消費者の中に含まれているのだ、青少年たちのことも含んでいるという立場から、ぜひいま...全文を見る
○藤原委員 いまの大臣の御答弁のとおり、経企庁でも奮闘するが、総理府が責任を持つべきだ、取りまとめをすべきだというお話でございます。特によろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、私は、この自動販売機の普及と運用に当たっての問題について少し質問をしたい、こういうふうに思いま...全文を見る
○藤原委員 では、国民生活局長さんにお尋ねをいたしますが、いまのずっと各省のお答えで、完全実施というのはなかなかされていないという現状が明らかになったわけですが、消費者の立場から見て、完全実施されなくてもよいものなのかどうか、お尋ねをしたいと思います。
○藤原委員 東京都が昨年の九月二十六日から十月一日までの間に行っております抽出調査によりますと、自動販売機の統一ステッカー、これをきちんと完全に張っている、完全記入をしているというものは、食品関係では三一・七%、雑誌関係は三五・九%ということになっております。もちろん政府の通達は...全文を見る
○藤原委員 登録をしなければならない業種などは、皆さん方のいまの指導でできるのでしょうが、日用品だとか出版物のようなものは指導するところがありません。部屋に来ていただいていろいろ教えていただこうと思いましたが、大変、私、困難をしたわけです。ルートがないと思うわけです。だから大変む...全文を見る
○藤原委員 適用されるとしましたならば、その責任を果たすための体制として、この自動販売機の管理者名といいますか、販売者名は当然明らかにしておく義務が法律的にもあるというふうに思いますが、その点は法務省、いかがでしょうか。
○藤原委員 考えられないことがいま現実にちまたにあふれているわけです。  最後に、長官にお尋ねをしたいと思います。  自動販売機を利用した人なら大部分の人が一度ならず経験しておりますことですが、お金を入れたにもかかわらず品物が出てこない、それを言おうとしても相手はいない、管理...全文を見る
○藤原委員 るる述べました中で明らかになりましたとおりに、仕組みの裏をくぐってこういったことがやられている、これが消費者の立場として大変な迷惑をこうむっているということです。こういう中で、先ほど御答弁にもありましたように、東京都などは条例で規制するというようなことをして一生懸命奮...全文を見る
04月21日第80回国会 衆議院 決算委員会 第17号
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○藤原委員 現在、埼玉県の飯能市では、四月十四日告示、二十四日投票ということで、市議会議員の選挙が行われております。小宮山郵政大臣は、四月十七日、日曜日にこの選挙の応援に行かれたわけでございます。また、そのほかにも保守系の無所属候補のためにも何度か演説をされているようでございます...全文を見る
○藤原委員 国会議員が郷里の発展のためを願わない者はない、私も同じでございます。京都出身でございますが、京都の民主府市政を守り、発展させるために国会の中で奮闘したい、こういうふうに思っているわけでございます。こういった中で、引き続き大臣はこうおっしゃっております。  「商店街の...全文を見る
○藤原委員 おっしゃいますとおり、私も逓信委員のメンバーの一人でございます。だからこそ、この問題が非常に重要だ、こういうふうに思うわけです。  なぜかと申しますと、私が思っているところと全然違うところを、るる述べられたわけでございますが、私が問題にいたしておりますのは、郵政大臣...全文を見る
○藤原委員 国民の皆さんに、大いにお役に立つということと、個人として、この発言をされたということとは、全く別の問題でございます。さきの文の最後に言っておられますように、自分の兄貴分という佐藤さんが行けば、判こを押すというのは、一体郵政大臣の職務の私物化だ、こういうふうにお考えには...全文を見る
○藤原委員 いま郵政大臣から、ばんと押すとは申しておりませんということでございましたが、私、テープできちんと聞いております。もし大臣が御希望ならば、私の二十分という枠以外の時間をとっていただけるのならば、委員長のお許しを得て、テープレコーダーの準備もいたしておりますので、ここでか...全文を見る
○藤原委員 熱意の発露というのは、どなたにもあろうと思うわけです。しかし、郵政行政の上から言えば、国民の零細な貯蓄であります郵便貯金の運用について、大臣個人が私物化するというようなことはできないことなんです。幾ら熱意の発露であるといったって、こんなことはできないことであり、断じて...全文を見る
○藤原委員 飯能市の発展のために大臣が願われる心と、私が京都の発展のために願う心と、それぞれ選出の方々が地元のことを思われる心と、それと地元だけではなくて、日本の国政が発展する、こういう心は皆同じだと思うわけです。ですから、大臣が飯能市のためを思ってやったのだということは、それは...全文を見る
○藤原委員 時間が参りましたので、終わりたいと思いますが、あくまでも大臣は、私が誤解をしているんだ、こういうふうにおっしゃるわけですが、決して誤解はいたしておりません。言葉どおりに受け取っているわけです。その言葉の裏までくみ取れというふうな思想であれば、それこそ、ばんと押したなら...全文を見る
○藤原委員 終わります。
04月21日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○藤原委員 まず経済企画庁にお尋ねを申したいと思います。  為替差益を物価に還元するという場合でございますが、それにはまず最も重要なことは、差益がどこにたまっているのか、このことを明らかにすることが重要だと私は思いますが、いかがでしょうか。
○藤原委員 先日の参議院の予算委員会の経企庁長官の答弁では、消費者物資について調査中だというふうにお答えになっておりましたが、その場合に、日本の輸入総量の六割以上を占めます大商社にメスを入れるということが最も肝心なことだ、こういうふうに考えます。  そこで、当然、調査する場合に...全文を見る
○藤原委員 それでは、具体的にお聞きをしたいと思います。  農林省にお答え願いたいわけでございますが、大商社の扱う輸入水産物につきまして、差益はどこに滞留をしておりますでしょうか。もしわかっておりましたら、この御答弁をいただきたいし、まだわからないということであれば、簡単にその...全文を見る
○藤原委員 私どもの調査によりますと、北米からの輸入水産物のシェアの二〇%を持っております丸紅では、宝幸水産、中村水産、丸紅冷蔵などと共同で買い付け、販売業務を行っており、損益や為替リスクにつきましては五〇対五〇ないし七五対二五で分け合う、こういうことになっております。こういう仕...全文を見る
○藤原委員 この取引形態を見ますと、為替の差益は丸紅と共同事業者であります相手方の両者に一〇〇%滞留している、こういうことになりまして、還元される仕組みにはなっていないわけでございます。これが問題なのであって、ここにメスを入れるべきだ、こういうふうに思いますが、いかがでしょうか。
○藤原委員 私のお会いいたしましたこの担当課長さんは、円高傾向が続く限り差益は出る、こういうふうにおっしゃっていたわけでございます。ですから、直ちに調査をすべきだというふうに強く要望いたしたいと思います。  次にお尋ねいたしますのは、木材のことでございます。木材価格についてです...全文を見る
○藤原委員 委員長のお許しを得てちょっと図を配りたいと思います。——いまお渡しをいたしました図のAと表の一、これをまず見ていただきたいと思います。これは私どもの調査でございますが、一立方メートルにつきまして、五十一年の一月から三月までは契約価格は四十八ドル八十六セント、四月から九...全文を見る
○藤原委員 経企庁の長官は、参議院の予算委員会で、原材料の物資については業者間の話し合いに任せて大丈夫だ、こういうふうに答弁をしておられます。その例証としまして、卸売物価が下がっている、こういうふうに言われましたが、木材についてもこういうふうに考えておられるのか、経企庁にお尋ねし...全文を見る
○藤原委員 大変困難だということですけれども、いまお配りしました図のBを見ていただきたいのです。この図は農林省が出しております統計情報部の資料をもとにして私どもでつくったものでございます。北洋材の中で代表的なものとしてエゾマツ板と平割りについて、昨年一年間の卸売価格と小売価格を指...全文を見る
○藤原委員 この図のBは農林省の統計情報部、おたくのこれを指数化して図にしたものです。
○藤原委員 しかし、おたくの方の資料によりましてこの北洋エゾマツの卸、小売価格の推移を描けばこういうことになるわけです。そういった中で、先ほど申し上げましたように、これをごらんのとおり、この小売価格との比較をいたしましたら、差益というのはほとんど還元されていない。いま実例を挙げま...全文を見る
○藤原委員 一般的な話ではなくて、ぜひいまおっしゃいました追跡調査、これを急いでやっていただきたい。対象に木材を挙げて調査するということですから、追跡ですから、これは急がなければならないというふうに思います。  それから、流通段階が大変複雑だ、こういうふうにおっしゃいましたが、...全文を見る
○藤原委員 いま挙げました例で私が調査してもこういうことですから、ぜひ徹底的なメスを入れるということをお願いしたいというふうに思います。  それでは、次の問題に進みたいと思います。  為替差益を消費者に還元するという問題では、先日来議論になっております石油の問題、これがござい...全文を見る
○藤原委員 これまでの長官の御答弁が繰り返し話し合いを見守っているのだということでしたので、事の進展状況というのは大変よくつかんでいらっしゃるのだろう、こういうふうに考えていたのです。この相手を報告していただきたい、こう言ったけれども明確に出ないわけですので、私は大変心配になるわ...全文を見る
○藤原委員 私は京都でこの問題を少し調べてみたわけでございます。軽油の需要が大きい京都市の交通局、ここでは確かに値上げの話が持ち込まれております。一キロリットル二千円と二千四百円の二つ、こういう問題ですね。しかし、これらはいまからの交渉の問題だ、こういうふうに話しております。これ...全文を見る
○藤原委員 いまの調査をするという御答弁は、国政の最高機関で御答弁になったことでございます。四十七年のときには調査が一年もかかっているではありませんか。これは動かせない歴史的な事実だと思います。このような歴史を絶対に繰り返すことがないように、いま御答弁いただきました調査をするとい...全文を見る
05月11日第80回国会 衆議院 本会議 第25号
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○藤原ひろ子君 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいま議題となっております藤田正明沖繩開発庁長官に対する不信任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  一昨日、九日の内閣委員会は、軍用地の継続確保のための沖繩県の区域内の駐留軍用地に関する特別措置法の審...全文を見る
05月12日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第14号
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○藤原委員 現在インフレと不況の中で国民生活は深刻な状況に陥っております。インフレ、不況の中で預貯金は目減りの一途をたどっており、預貯金者はますます不安になっているわけでございます。こういう中で国民の零細な貯金を預かっておられる郵政大臣として貯金者の利益を守ることは当然のことだ、...全文を見る
○藤原委員 それでは、今回財界の要請によって景気を回復する、こういうことで公定歩合を引き下げ、それに伴って預金金利の引き下げを行いました。しかし、郵便貯金の金利の問題というのは、景気回復にすぐ伴うわけにはいかないと思います。なぜならば、国民がこの物価高の中で食べるものも十分食べな...全文を見る
○藤原委員 この郵便貯金金利引き下げ問題は、朝から同僚議員が二人も質問をなさいました。私は同じ答弁を聞こうと思って質問申し上げているわけではございません。午前中は私、物特委員会で質問をいたしましたので、どうしてもここに来て皆さんの御答弁を聞くわけにいかなかったので、そのために代理...全文を見る
○藤原委員 郵政大臣が郵政審議会に郵便貯金金利引き下げの諮問を行い、十日の審議会はこの郵便貯金の金利引き下げの答申をした。こういう中で、本来国民の零細な貯金、先ほどから言っておりますこの貯金を預かる郵政大臣は、第一義的に貯金者の立場に立って言動すべきである、こういうふうに思います...全文を見る
○藤原委員 それでは、郵便貯金の金利の引き下げについて再考していただきたい、こういうことを強く要請をして、私は次の質問に移りたい、こう思います。  まず、電話の加入区域外の電話設置の問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  群馬県の勢多郡黒保根村は現在全戸が集団電話に加...全文を見る
○藤原委員 御努力いただいているわけですけれども、この黒保根村は全戸が集団電話加入ということで、全く同じ条件のもとで電話を利用していた人たちが、電話が自動化した、こういうことに伴って一般電話になる。このために普通加入区域に住んでいる人たちとの間に六万三千円から十八万円もの格差が生...全文を見る
○藤原委員 いま説明している人たちは、特別加入区域に住んでいるといっても現在集団電話を利用して電柱もケーブルもという路線設備はもうすでにあるわけなんです。それでもなおかつ路線設備費として百メートルにつき九千円も取られる、こんなことは全く私には納得がいかないわけです。普通加入区域の...全文を見る
○藤原委員 全部お取りかえになるのかと聞いておりましたら、そうでもない、そういった取りかえなければならないケースも多い、それには差がある。そうしますと、お金は一律に取られるわけですが、その点は矛盾を感じられないのでしょうか。私は、あなた方が言われることが、三人三様、入れかわり立ち...全文を見る
○藤原委員 その見通しがこの群馬県の黒保根村にどう響いてくるのか、これを具体化していただきたいのですが、先ほどの総裁と違う方の御答弁では、加入区域制度というのがあるんだ、一般加入したら設置費を取るんだ、これがたてまえなんだ。しかし総裁はちょっとニュアンスが違って、国民の立場に立ち...全文を見る
○藤原委員 それでは総裁が自信を持ってお答えになったというふうには考えられないのですけれども、こういった全く予盾した、たてまえと本音は違うということが現実あるわけなんです。それで、私は本当に本音なんだということで電電事業を進めていただきたい。そのために、ちょっと角度を変えて質問を...全文を見る
○藤原委員 ことしの一月の中旬でしたが、公社の幹部の人事が報道されました新聞を見て、私はどうしても理解ができないことがあったので、きょうは質問をしたいと思います。  といいますのは、一月十七日に四人の方たちが理事に任命をされた。そうすると、その翌日の一月十八日に全く同じ名前の人...全文を見る
○藤原委員 新しく改革をするために慎重にお考えになって、しかしまだ慣例をそのままやっておられるのかもわかりませんけれども、たった一日任命されて、明くる日やめる、余り慎重な結果とは思えないと私は考えるわけです。  そこでもう少しお聞きしますが、それでは、公社法で定めておられる理事...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、一日でおやめになったこの方たちは、理事としてどんなお仕事をされたのか。書いてないというので何にもしてないのか、それとも一日理事という中で何を一体されたのか、理事という肩書きがついて。
○藤原委員 理事になっても実際には何の仕事もできない、したくてもできないというのが当然な姿だというふうに思います。けれども、いま御説明を聞いておりますと、従来からの慣例で単なる形式的な処遇なんだ、長い間の功績をたたえて、ということでございますが、理事という公社の最高幹部の任用をそ...全文を見る
○藤原委員 それでは、十名以内つくってよいということで、何人かは実際に理事として働ける人、あとの人は肩書きといいますか、十名以内になるために苦心をしてやるのだとおっしゃいましたが、苦心ではなくて苦肉の産物だというふうに思うわけですけれども、こんな一日理事をつくってもよいというよう...全文を見る
○藤原委員 四人で二百三十万ぐらいになるのと違うでしょうかね。たった一日理事だ、肩書きだけだということでこのような費用が出ていく。聞いたところでは、国会の運転手さんは退職のときに係長という名前をもらわれるそうです。一日係長だというふうに思いますが、この運転手さんたちはそれじゃこの...全文を見る
○藤原委員 先ほど国鉄や専売はどうなのかということをお聞きしたのですが、私の調べたところでは、他の公共企業体ではこのような形で役員人事を行っているという例はないわけなんです。それでいいのでしょうか、その点ちょっとお答えがなかったのでお願いいたします。
○藤原委員 先ほど実質的な優遇措置はないという御答弁があったわけですけれども、今日まで一日理事の人たちが電電公社を退職していまどのようなところに就職をしておられるのか、総裁は御存じでしょうか。
○藤原委員 これらの人たちの就職先は富士通株式会社、日本通信株式会社、目黒通信株式会社、日本船舶通信、日本電話番号簿株式会社、こういうところでございます。いずれも公社の関連企業に就職をしておられるわけなんです。しかも役職はどうかと言うと、社長さんであったり取締役に就任をしておられ...全文を見る
○藤原委員 一日理事と就職先とは関係ないというふうにおっしゃいますけれども、それはやはり有利な条件になっているという点では私は確かだと思います。総裁がもし違うということであれば科学的な根拠をいただきたいし、ならなくても、一日理事の肩書きをつけなくてもその人はそういったところにちゃ...全文を見る
○藤原委員 総裁の同僚諸君というのはこういった一日理事を選ぶ人だけなのか。私は総裁の同僚諸君は何万という労働者ではないか、こういうふうに思うのです。  それじゃその労働者方が何十年勤められて退職されるときにこのような条件をもらっているのかどうか、就職先までも保証されるような状況...全文を見る
○藤原委員 いま理事と先ほどの加入区域の問題とは結びつかないというふうにおっしゃいましたけれども、私は結びつくと思うのです。  それは先ほども述べましたように、総裁、また総裁を頂点とする電電公社の姿勢のあり方、こういう点では全く結びつく話だ、こういうふうに思うわけです。一方、こ...全文を見る
○藤原委員 それでは、私は次に郵便の問題についてお聞きをしたいと思います。  まず最初に郵務局にお尋ねをいたしますが、郵便を利用する場合には、当然のことですけれども、郵便法の規定に示されている、拘束されるというふうに思いますけれども、それは間違いないのでしょうか。
○藤原委員 もう一つ、お尋ねをいたしますが、郵政省の職員が差し出す郵便物の中には、郵便法の適用を受けないものもあるのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 いまの御答弁ですと、郵政省の職員が差し出すという場合も、もちろん郵便法の適用を受けるのだということでございます。郵便法の十九条で定められている、書留郵便にしなければならないものは、普通郵便として差し出してはならない。もし差し出したならばそれは郵便法違反になる、こういう...全文を見る
○藤原委員 そうしますと、利用者が、その利益は保障されなくてもよいということで、普通郵便物に現金などを封入をいたしました郵便物を差し出してもよいわけですか。
○藤原委員 いまお尋ねしたのは、利用者が、その利益は保障されなくてもよいということで、普通郵便物に現金を封入した場合、こういうものを差し出してもよろしいのですかということを聞いているわけです。
○藤原委員 じゃ、利益を保障するんだ、保護してやるんだというために現金書留にしなければならない、普通郵便では罰則はないけれどもいけないのだ、こういうことでした。それから、集配の途中でそういったものが現金が封入されているというふうなことがわかった場合には、それを返すんだというふうに...全文を見る
○藤原委員 その点、わかりました。  ところで、この郵政監察の行う活動というのは、郵便法の枠を超えてこの法律に規制されないでこれができるのかどうかということですが、先ほどは試験通信の場合は許容されるのだ、許されるのだというふうにおっしゃったわけなんですけれども、そうなんですか。
○藤原委員 それは、郵便法のどこに、何条の何項に書いてあるのでしょうか。教えていただきたいと思います。
○藤原委員 明文化されていない。それじゃ解釈は、勝手に解釈していいものでしょうか。つまり、法文の行間にそれが書いてあるのだ、こういうことですか。そんな勝手に解釈するということが、この監察局については行間に書いてあることを理解をしてやってよいというふうにどこに書いてあるのかどうか、...全文を見る
○藤原委員 郵務局というところは、法の解釈をそのように勝手に解釈してよいということになっておる局ですか。
○藤原委員 法の解釈に第一義的とか第二義的というようなことがあれば大変な問題だというふうに思いますが、第一義的に考えては、監察局は法に明文化していないことをやってもいいのだ、まかり通るのだ。第二義的に考えたらそれじゃどうなるのですか。
○藤原委員 私は、まことに勝手な解釈の仕方だというふうに思います。郵政省設置法の第二十二条にもこの郵政監察官に対する条項の中には、そんなことは一行だって半行だって書いてないというふうにも思いますし、監察局ならば、監察官ならばこれをやっていいのだというようなことはどこにも書いてない...全文を見る
○藤原委員 法益を守るということであれば、勝手な法解釈をしてよいということではないというふうに私は申し上げているのです。そうではないと、同じ答弁ばかりで、これはもう晩までかかっても、あしたの朝までかかってもこれはもういつまででもかかりますので、こんな法の解釈を、法益を守るためには...全文を見る
○藤原委員 安易ではないということですが、そのとおりだろうとは思います。こういうことをやるときにはより高度な目的のために最終ぎりぎりまで胃が痛むような思いをしてまで努力をしておられるというふうなことは理解はできるわけです。しかし、先日関東郵政監察局が試験通信に名をかりて普通封書に...全文を見る
○藤原委員 時間もありませんので最後に郵政大臣にお尋ねをいたしますが、私はここに「警察時報」の二十六巻十一号という写しを持ってきたわけです。これには次のように書かれているわけです。「 昭和四十六年五月一日、福岡地裁小倉支部は、特別司法警察職員の捜査方法について、注目すべき決定を下...全文を見る
○藤原委員 郵便法の第十九条、これは利用者の保護の立場でこれができた、一貫してこういうことです。ですから、捜査をするということに相なりました場合に、その不着だった郵便物は、現金を入れてはいけない、先ほどの御説明にもあったように、第四十条、第四十一条というふうなことが適用される、そ...全文を見る
05月12日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第12号
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○藤原委員 私は、石油の価格につきまして、とりわけガソリンの価格について、まず通産省にお尋ねをしたいと思います。  いま石油元売の各社は、一斉に価格値上げの交渉に入っております。通産省は、この価格交渉を見守るのだと今日まで再三言ってこられたわけでございますが、価格交渉のないガソ...全文を見る
○藤原委員 いま走ってきていただいて、早速で大変でございますが、もうちょっと大きい声でお答えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ガソリンの価格は、元売会社から特約卸売店、それから末端特約店あるいは代理店、こういうガソリンの流通経路に沿って決められていくと...全文を見る
○藤原委員 おっしゃるとおりならば幸いなんですけれども、ガソリンはじりじり下がっているというわけにもなかなかいかない。元売会社の希望価格を実現するために、末端ではいまおっしゃっていることと逆の大変な問題が起こっておるわけです。  ここに一つの具体的な例がありますけれども、これは...全文を見る
○藤原委員 この事件は、発端が価格カルテルにあるというふうに私は考えます。  以下、具体的にお尋ねをしていきたいわけでございますが、三月十七日午後一時から、東京都の石油商業組合台東支部北部十七日会、この業者の方たちが日興信用金庫の三階の会議室で会合を持って、元売がガソリンの価格...全文を見る
○藤原委員 私の調べでは、これが行われましてこの発言があったわけです。そして十七日会に参加をするという佐藤商店が、独自の経営努力によって価格を据え置く、こういうチラシを、自分のお金を出してみずから新聞折り込みで配ったわけでございます。これに驚いた石油商業組合台東支部では、四月七日...全文を見る
○藤原委員 いま調査中ですから、公取の方でもこのチラシも恐らく手に入れておられるだろうと思いますが、これが二種類のチラシでございます。——この第二号のチラシは、先ほどちょっと言いましたように、代金も、また新聞折り込みの手配も佐藤商店以外の人の手によって体制がとられているわけです。...全文を見る
○藤原委員 初めに述べました四月十八日のいやがらせ、これを五リットル作戦、こういうふうに呼んでいるようでございますが、この事件は、第二号のチラシの内容を佐藤商店が実行しないことをおそれて、第二号のチラシの内容といいますのは、「五月一日より石油製品を値上げさせて頂きます。」というこ...全文を見る
○藤原委員 この十七日会での取り決めが実行に移されておらなければカルテルの問題は消えるわけですけれども、この異常な事態は単に十七日会、業者間のちまたの争いだ、これだけにはとどまらずに、その背景はもっと重大な問題があるのだ、こういうふうに私は考えます。これこそ私が最初に通産省に聞い...全文を見る
○藤原委員 呼んで聞かれたということで、中身はどんなことを聞かれたのですか。
○藤原委員 聞かれたら、向こうはどう答えたのですか。この東京新聞の記事が事実だというふうに言ったわけですか。
○藤原委員 大協石油は、四月二十日の夜に販売課長が佐藤商店を訪問いたしております。そしてこのように述べております。「いま業界の中では、値上げをやりたい意向があり、それは、われわれも認めねばならない。お願いをしたいとも思っている」、こういう発言をしております。また「自由競争がたてま...全文を見る
○藤原委員 業界の近代化とおっしゃいますけれども、現実に起こっている現象というのは、全く原始的なひっかき合いをしているというふうなことが起こっているわけですね。  さらに通産省にお尋ねをしたいと思いますが、あなた方は石油卸店から末端に売るときの価格、仲間卸価格相場がほとんどの油...全文を見る
○藤原委員 ここに、全く同じだという一覧表が出ておるわけです。これは新聞社でも知っておる。それじゃ新聞社が独自にいろいろ調べるのかというと、そうではなしに、やはり出るべきところからこの記事を教えてもらうというふうなものであろうと思うのです。これは後で、よかったらコピーでもいたしま...全文を見る
○藤原委員 燃料油の中で揮発油、軽油、灯油、こういったようなものは安値も高値もどの会社もずらりと、書く必要がないほど全く同じだ。もちろん潤滑油とかそういうことになると少々違いますけれども、いま質問しているガソリン、こういった点なんかでは全く一緒だというふうな一覧も出ているわけです...全文を見る
○藤原委員 正直者がばかをみているいま現在の状態だというふうに思うわけです。ですから、大臣おっしゃいましたように、公取が徹底して調べていただくということをここでも改めてお願いをしたいし、それから、ガソリンについても過当競争でばらついているというお話もあったわけですが、それでは商店...全文を見る
05月19日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第16号
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○藤原委員 本日は、関係者の皆さん方にはお忙しい中をわざわざお越しいただきまして、本当に恐縮でございます。私、藤原ひろ子でございます。  私は、国際電信電話事業の性格から言いまして、国際電信電話を支えております中心はオペレーターの方々、電話交換手の方々だ、このように思うわけです...全文を見る
○藤原委員 私は労働者の話に基づきまして、先日KDDで働く方々の健康の問題で少し調べてみたわけでございますが、大変胃を痛めておられるという方も多いようでございます。これは、先ほど社長さんもおっしゃいましたように、仕事の特殊性からくるものだというふうに私も見たわけでございますが、そ...全文を見る
○藤原委員 切迫流産が年間三十人から三十五人、そうすると実際に流産してしまった人は五年間でたったの四人だ、国際電電のいろいろな婦人に対する温かい施策の中で切迫流産はとまったんだというお答えでございますか、いまのは。
○藤原委員 それでは具体的に頸肩腕症候群、この職業病についてお伺いをしていきたいと思います。  去る五十年の七月二日でしたが、当委員会におきましてわが党の土橋委員が「労働基準監督署は、これは頸肩腕症候群だと言えば、それはそのまま従いますね。」という質問をしたわけでございますが、...全文を見る
○藤原委員 そういたしますと、労働基準監督署が申請者に対しまして業務上の認定を下した場合に、会社は具体的にどのような措置をとっていらっしゃるのか、明らかにしていただきたいと思います。
○藤原委員 そうしますと、当然そのことは認定患者に対する措置とあわせて今後患者を出さないということで、労働基準監督署が業務上だ、こういうふうな理由をつけた場合に、会社側のとるべき措置があるというふうに思うわけですが、今後羅病者を出さないということでの措置について、会社としては具体...全文を見る
○藤原委員 いろいろ配慮をしていらっしゃる四つが出たわけですけれども、いまおっしゃっていただきました会社側の対策といいますのは、では具体的に効果があらわれているのかどうか、現実はいかがでしょう。
○藤原委員 それでは認定理由につきまして具体的にお聞きをしたいと思います。  国際電電のオペレーターが昭和五十年十一月二十二日に八人、昭和五十一年六月十二日に三人がそれぞれ頸肩腕症候群で東京の中央労働基準監督署におきまして業務上というふうに認定をされております。その業務上認定の...全文を見る
○藤原委員 実は四月二十六日にわが党の山中議員が参議院の逓信委員会で質問をして、資料提出要求をいたしまして、調査結果が私の方には四月二十七日に届いているものでございます。労働省の労働基準局補償課からこういうふうにきちんと出ているわけなんです。まだ監督署からはそういったことは届いて...全文を見る
○藤原委員 もともと婦人といいますのは深夜勤務は認められていないわけです。しかし、先ほども申しましたように、国際通信を行っていく上では、婦人の深夜業務は必要だということから法的にも認められているわけです。けれども、これは決して婦人の母性保護をおろそかにしてよいというものではないと...全文を見る
○藤原委員 これは個人に来たもので私たちはもらっていないということですけれども、現在の深夜勤務による疲労というのも罹病の要因ということで指摘されているわけですから、当然いまの深夜勤務の条件というのは改善されなければならないという立場で私は質問をしているわけです。ところが先ほどから...全文を見る
○藤原委員 労働基準監督署のこれは、政府機関の言われたことでもあるから慎重に受けて考えたいということでございましたが、これが言っておりますのは、先ほどから何度も言いますように、認定の理由の一つに「国際電話の性格上業務に深夜業が含まれており、これによる疲労も考えられる」んだというふ...全文を見る
○藤原委員 会社として当然労働基準監督署の決定に従うというふうにはおっしゃったわけですから、そう言った以上、現在の深夜勤務の条件をもっと具体的に改善をしていくべきだというふうに思うわけです。この問題につきましては、これが出てまいりました四月二十六日の参議院逓信委員会におきましても...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁は、実際にかかっておられる患者がもしもこれを聞かれたら大変だ、一層不安になるだろうというふうに思うわけです。なぜかといいますと、あなたはそこに向かないからまあこっちの方に来なさい、それも、そういった職業病にかかったという中で配慮があって、もっと軽作業のとこ...全文を見る
○藤原委員 私はここに労働者、特に患者さんたちの要求書を持っているわけです。これによると、昭和五十年十月二十三日、中央労働基準監督署より、私たちのかかっている頸肩腕症候群が業務に起因したものであると認められた。しかし、業務上と認定されながらすでに三カ月を経ているけれども、いまだに...全文を見る
○藤原委員 時間が終わったという通告がありましたので最後にしたいと思うのですけれども、あなた方の責任で労働者が病気になっているんだ、その労働者がもとの体に返せ、そしてもとの健康な体になってまた職場で一生懸命働きたい、こう言っているんですし、これを実現するのはあなた方の責任だという...全文を見る
○藤原委員 それでは、先ほどの私どもの手元にあります労働省からの報告ですけれども、調査事項と調査結果につきましては社長さんに送っていただきたいということは申し上げますが、送れないということであれば、私の方でコピーでもいたしてお届けいたしますので、ぜひともここに書かれておりますこと...全文を見る
05月24日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第15号
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○藤原委員 昨日の調査に基づきまして、私も、先ほどからお話が出ておりますかまぼこなどの原料でありますスケソウすり身の価格の異常な値上がりの問題、出荷量の問題につきましてお尋ねをしていきたい、こういうふうに思います。時間も限られておりますので、単刀直入にお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○藤原委員 去る五月十一日の参議院の物価問題特別委員会でわが党の渡辺武議員が取り上げました塩釜市におけるすり身の入荷問題に対して水産庁は、五月十二日に現地で関係者を集めて話し合いの場をつくるということを御答弁になりました。その話し合いの結論は、一体どういうことになったでしょうか。...全文を見る
○藤原委員 私が聞いておりますのは、大洋漁業、日水、道漁連などが塩釜に対して出荷できる量を連合会に報告することになっている、こういうことです。そして二十三日、昨日でございますが、これまでに報告をされたのは日水だけで、それも二百トンという数量でございます。その上、これの販売先は、昨...全文を見る
○藤原委員 それでは、もう一つお尋ねをいたしますが、ここに五月十二日の話し合いのときに配られました資料がございます。これによりますと、四月の生産、出荷、在庫の数字があるわけです。これは全国冷凍魚肉協会のつくった資料だということですけれども、この生産と出荷の数量というのは水産庁の方...全文を見る
○藤原委員 それでは、この数字はどこから報告をされたものですか。また、報告に基づいて水産庁の方が調査、点検をした上、確認をしたものでしょうか、いかがでしょうか。
○藤原委員 このいまお見せいたしました資料の一番下の欄を見ますと、一月から四月までの出荷量は、昨年は六万三千五百トン、ことしは八万二千百トンということになっております。昨年より二九%も多く出荷していることになっているわけです。多く出荷しているにもかかわらず、値段の方はどうなってい...全文を見る
○藤原委員 私は、昨日の委員派遣の一週間前、今月の十五日から十八日にかけまして、塩釜を初め八戸など東北の地で関係者の皆さんのお話を聞いてまいりました。その中で、たとえばこうおっしゃっております。それだけ出荷しているのならどこにどれだけ出ているのか教えてほしい、こういうお話も聞きま...全文を見る
○藤原委員 練り製品の原料でありますすり身は、一般的に言われているのは、陸上生すり身が六万トン、それから陸上の冷凍すり身が二十万トン、これが普通使われる原料です。これの冷凍すり身の販売網の圧倒的部分を押さえているのがこの三者ですから、これがいまの二百海里問題、日ソ漁業交渉の難航に...全文を見る
○藤原委員 五月二十日の朝日新聞の夕刊に載ったものですけれども、島根県のかまぼこ業者の方が工場閉鎖をする、こういう記事が載っております。それは「中間製品のすり身が思惑買いされたまま倉庫に眠っているため、かまぼこ業者にとっては原料不足となったうえ、数カ月で五割近く値上がりしたことが...全文を見る
○藤原委員 水産庁はこの異常価格についてもっと真剣な調査と認識を持つ必要がある、こういうふうに思います。私どもが現場で調査をしてみますと、この価格は人為的につくられた疑いがきわめて強いわけです。塩釜のかまぼこ業者は三月十六日の水産庁の通達によって買いを手控えたわけです。すると、も...全文を見る
○藤原委員 すり身価格の高騰は、まさに仕組みとして自由に思惑買いができるようになっております。それでは、これはすり身の場合には特殊なケースなのか、こういうことでしょうか。確かに集販機関の管制という点では特別なものかもしれません。しかし、大手水産会社や大商社などの支配は他の一般業に...全文を見る
○藤原委員 この表は水産庁の方からいただいた表ですけれども、おわかりになりませんか。私の手元に来ているわけですけれども。
○藤原委員 つまり、在庫はふえているわけです。スルメイカの流通価格動向ですけれども、これはニュージーランドのイカも含まれているわけですね。ですから、豊漁だということが言えます。それに価格は、昨年の一ケース当たり二千円台と比べて、ことしは四千円前後、こういうことになっているわけです...全文を見る
○藤原委員 五十一年度のあれはわかりませんか。
○藤原委員 いまおっしゃっていただきましたものでもわかりますように、イカの水揚げの主要港、これは八戸です。ここで全国の相場も決まる、こういうふうに言われております。  そこで、資料をお渡しいたしますので、見ていただきたいと思います。——これは、私が、市場で毎日公表される相場と買...全文を見る
○藤原委員 先ほど訂正がございましたが、もう一つ、この間レクチュアに来ていただいたのといまのお答えと違うのです。とにかく、八戸が一番入っている船の数が多い、それでいいわけですが、この間のとはちょっと違うようです。五十一年に八戸は八十八隻というのを、おたくの方からお聞きしているわけ...全文を見る
○藤原委員 私どもが日水に聞きましたところでは、日水は、契約船を昨年は八隻、ことしは十三隻持っております。これは北洋の母船式漁業に参加する独航船の船主でイカ船の船主である船を主に組織しているものです。このように契約船はふえているわけです。これとの取引は主に市場を通さずに相対で取引...全文を見る
○藤原委員 私どもの調査では、五月十二日の段階で十七隻ございます。これらの船は、いま指摘した契約船であり、一船買いであるわけです。これこそまさに買い占めではありませんか。市場を通じても、また契約船という形態を通じても買い占めが行われているとしか言いようがない状態なのです。そして、...全文を見る
○藤原委員 時間がありませんのであれですけれども、いまこれだけの具体的な資料をお示しして、あなたたちがまだ手がついていないという事実も明らかになったのに、もともとこういった調査はまるでせぬでもいいことなのだ、これは基準にないのだと言わんばかりのお答えは、まことに遺憾だ。いま消費者...全文を見る
○藤原委員 これに対して倉成長官は、この買占め売惜しみ防止法の発動をしても効果が出るかどうか十分考える必要があり、現在調査中だ、一握りの心得違いのために買占め売惜しみ防止法を発動して魚関係者にやる気をなくさせるようなことはしたくない、こういう御答弁をされたそうでございますが、朝か...全文を見る
○藤原委員 この魚価の高騰が問題となりまして、経企庁長官が買占め等防止法の発動を検討する、こういうふうに言明をされてからもうすでに一カ月以上たっているわけです。その間政府は調査など努力をした、こういうふうにおっしゃいますが、事態はいま述べましたとおりだというふうに思います。さらに...全文を見る
○藤原委員 私は、背広を着て、夏服を着てあのマイナス三十度のところに入って調査をしていただきたい、こう言っているわけではございません。防寒具をそろえてはいけないということを言っているわけではありません。これだけ魚価の高騰、これだけ本当に国民が困っているこの事態の中で、防寒具を五十...全文を見る
05月25日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第17号
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○藤原委員 私は、電波障害によりますNHK受信料の不払い問題と国の責任につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  現在、受信機を設置していてもNHKと受信契約を結んでいないという人たちは全国にどのくらいいらっしゃいますか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 そのうち、高層建築物等によります電波障害のためにNHKのテレビが見えない、こういう理由で受信料を支払っていらっしゃらない方はどのくらいありますでしょうか。
○藤原委員 正確にはわからないということでございますが、当然いまのシステムではいたし方ないと思います。しかし、高層建築のビルの障害によって見えない、そのためにわざわざお金を出すというのはいやだとおっしゃる方は常識で考えても幾ばくかはあるだろう、幾ばくどころか相当数あるであろうとい...全文を見る
○藤原委員 それでは郵政省にお尋ねをいたしますが、高層建築物などの、この理由によりまして起こります電波障害について、その障害を除去するためにどのような行政指導を今日まで行ってこられましたでしょうか。
○藤原委員 いろいろ行政指導を行っておられるわけです。しかしそういっても、現に各地の都市で難視によります紛争が起こっているわけです。それで、高層建築物によります電波障害というのは、いまもおっしゃいましたように明らかに人為的なものである。人為的な行為によってもたらされました電波障害...全文を見る
○藤原委員 先ほど行政指導につきましていろいろお答えをいただいたわけでございますが、もう一歩踏み込んでお聞きいたしますといろいろなたてまえが出てくるわけです。しかし、このたてまえは全く本音と違ってきたというふうなことを感じるわけです。といいますのは、当事者間でおやりなさい、これが...全文を見る
○藤原委員 慎重にしていただくということは、大変遅いということや不公平があってはこれは慎重にならないと思うわけです。私は、電波障害を取り除き、そして受信料が正常に入ってくるように郵政省は責任を持つべきだと言っているので、それに対して郵政省がかわりにお金を払ってあげなさい、経費を持...全文を見る
○藤原委員 どうもありがとうございました。  いまお聞きいたしましたのは、文化勲章など個人に渡るという分ももちろんあるわけですけれども、大体助成というのは、芸術団体個々に対して政府として助成をしていらっしゃるというふうに思われたわけですが、政府といたしまして個々の芸術家に対する...全文を見る
○藤原委員 日本の芸術文化を継承、発展させるためにそれぞれの芸術団体あるいは個々の芸術家の方々が大変御努力をなさっているわけでございますが、日本の文化の発展のためにも、文化庁として物心両面にわたります一層の援助を当然行う必要があるというふうに私は思います。  個々の芸術家の方々...全文を見る
○藤原委員 それでは労働省にお伺いいたしますが、事業者が仕事上の都合でアルバイトを雇って、その仕事の中で災害が起こった場合、その責任は使用者側にあるのか、それとも被使用人が負うべきものなのか、どちらでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 私がこのことをお伺いいたしますのは、去る一月二十六日にNET番組の収録中に出演者の一人がライオンによる傷害をこうむった、こういう事件があったわけでございます。このような事例を見るまでもなく、芸能人の方々がその出演中に予測し得ない事故、危害を受けるということは当然あるわ...全文を見る
○藤原委員 それでは芸能人の方々が出演中、公演中に起こった災害はどのような方法で補償されているのか。だれがそういった目に遭っているかわからない、ライオン事件以外は余りつかんでいない、新聞に出る以上はつかめないというふうなことでしたら、補償もだれがどのように出しているのか、自己負担...全文を見る
○藤原委員 それじゃNHKにお伺いをいたしますが、NHKのテレビやラジオ等に出演される方がその出演中あるいはリハーサルのときに災害が起こった場合、どのような補償をされているのでしょうか。
○藤原委員 それじゃ、その補償というのは予算で裏づけているわけですか。お尋ねいたします。
○藤原委員 それでは、NHKの場合は個々の芸能人がNHKと契約を結んだ場合、その契約の中で、出演中あるいは録画中における災害が起こった場合に何らかの措置を講ずるということが明記されているわけですね。
○藤原委員 芸能人の方々が放送番組へ出演する行為というのは、当然その番組の制作担当者の指示のもとに行われているというふうに思うわけです。したがいまして、個々の芸能人の方のテレビの出演中あるいは録画中における災害というのは、放送事業者がその責任を負うべきことは当然だというふうに思う...全文を見る
○藤原委員 原則的にはそうだけれども、違う場合もあるということですか。
○藤原委員 ケース・バイ・ケース、誠意を持って話し合うということは当然なことだと思います。私が言っておりますのは、芸能人の方々が出演中において災害を受けた場合、その補償というのは当然全面的に放送事業者が負うべきものだ、こう考えているわけです。その補償というのは、方法としては幾らで...全文を見る
○藤原委員 ここに社団法人日本芸能実演家団体協議会、芸団協の資料といたしまして、「芸能人の生活と意識」という昭和四十九年に発行されたものを持ってきたわけですけれども、ここにこのように書いておられます。仕事上のけがや事故ですね。そういう問題について「俳優では約三〇%が傷害の経験をも...全文を見る
○藤原委員 いろいろという言葉、私は大変あいまいだと思うのです。もっと科学的に真実を見詰めるというためには、ここにこれだけ芸団協の方でさえ病名を挙げ、何日間の治療を要したかとか、その後どうなっているのかということまで言うているわけですから、人を寄せ集めていろいろと聞いたということ...全文を見る
○藤原委員 先ほどの私の質問に対しまして文化庁のお答えは、日本の芸術それから文化の発展、育成のためにそれぞれの芸術団体等に助成をしているということもおっしゃったわけでございます。私はこれに賛意を表しますと同時に、日本の伝統、文化、芸術、これを守るために一層必要な助成金の増額という...全文を見る
○藤原委員 そのためにもまず調査が要る、関係者を呼んで聞かれたり、それこそいろいろな方法を使って調査をする、その上に立っていまのような状態から本当に解放される、安心して日本の文化、芸術を守り発展させることができるという条件をつくり出す。そのためにも、いま検討するということでござい...全文を見る
○藤原委員 言葉じりをとらえるわけではありませんが、私、最後ですので、ちょっと一言、あれですけれども、会長さんが芸能人よりも自分の方が低いというような状態がある、これは全く御冗談でしょうというわけなんです。いま私は本当にまじめに述べたつもりなんですね。ライオン事件などであんな人権...全文を見る
○藤原委員 終わります。ありがとうございました。
06月08日第80回国会 衆議院 逓信委員会、電波放送に関する小委員会 第1号
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○藤原小委員 最初に、資料要求をさせていただきます。  二つございますが、一つは民放各社の他事業への投資の状況ですね。内容といたしましては、各社別そして各年度別に投資額をお知らせいただきたい。昭和四十五年から現在に至るまでの様子で結構でございます。それから事業別、つまり投資先で...全文を見る
07月25日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第18号
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○藤原委員 農林省にお尋ねをしたいと思います。  去る二十一日、鈴木農林大臣は、生産者米価決定の談話の中で、今後とも米の消費拡大に一層努めるほか、米需給の均衡を回復するための各般の施策を講じる必要があると考えている、このように述べられましたが、従来からお米の消費を拡大するという...全文を見る
○藤原委員 その結果、どういう効果があったでしょうか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 お米の消費量は、国民一人当たり昭和三十七年で年間百十八・三キログラム、こういうことでしたが、昭和五十年度には八十八・一キログラム、こういうふうに大きく減退をしておりますけれども、それはどういった理由でしょうか。
○藤原委員 食糧管理月報、この四月号を見ますと、お米の消費量の減退の基本的な要因というのが、農林省食品総合研究所食品流通研究室長の田村真八郎さんですか、この方が言っていらっしゃいます。いまの御答弁と大分違うわけですけれども、こう言っておられます。「戦後の時代は鬼畜・米塩」——鬼畜...全文を見る
○藤原委員 先ほどの第二問への答弁でもありましたけれども、特に力を入れているのが学校給食の問題だ、こういうふうにおっしゃっておりました。私も五十二年度の米の消費拡大関係の予算を調べてみました。そうしますと、学校給食に重点を置いておられるということは確かに見受けられたわけでございま...全文を見る
○藤原委員 すべての子供は賢く、そうしてたくましく豊かに育つという可能性を持っておる、こういうふうに私は考えます。この可能性を最大限に引き伸ばして、次代を担う青少年を育成する、これが国の責任だ、こういうふうに思います。それを可能にするためには、あらゆる条件を整えてやること、環境を...全文を見る
○藤原委員 京都には京都府農林漁業関係団体協議会というのがございます。ここに加盟している団体は三十三団体ですけれども、たとえば京都府農業協同組合中央会、このような農協四連、それから府の農業会議あるいは府の漁業協同組合連合会、そして府の米穀小売商業組合、それから全日農京都府連合会、...全文を見る
○藤原委員 それでは、食糧管理月報、これの二月号を見ますと、足立己幸先生という女子栄養大学の助教授、この方が論文の最後の締めくくりでこうおっしゃっております。「米が余ったからそれを処分するために……という発想は食べ手の人間不在で「食事」とは全く別の次元の発想である。「めし食」の発...全文を見る
○藤原委員 それではお尋ねいたしますが、昭和五十二年度の米消費の関係予算、これを見ますと、そのポイントは、先ほどおっしゃいましたように、学校給食用の米穀値引き売却というものにあるというふうに考えております。先ほど三五%値引きしているということを御答弁いただきましたね。それは確かで...全文を見る
○藤原委員 三五%下げなければ給食だって成り立たないということは、いまおっしゃったと思うのですね。コストが高くなるのですから、わざわざ高いものを、パンから米飯に切りかえるというようなことは文部省もしない、一般にも受け入れられない、だから三五%という値下げを行ってやって、そして米の...全文を見る
○藤原委員 それでは、基本的な考え方の立場が違いますので、朝までやっていても同じことだと思います。  そこで、経済企画庁長官にお尋ねをいたします。長官は米審に行かれましたので、代理でいらっしゃる責任ある方に長官の御答弁をお願いしたいと思うわけでございます。  いまずっとお聞き...全文を見る
○藤原委員 長官がおられませんので、これ以上申し上げませんが、最後に要望申したいと思います。  先ほど手元に諮問の説明及び諮問案をいただいたわけですけれども、これを見ますと、諮問の中で、家計の伸び率と消費者米価の上昇率を比較して今回の消費者米価上昇率の上限をはじき出しておられま...全文を見る
10月18日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会連鎖販売・ネズミ講等調査小委員会 第1号
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○藤原小委員 私はここに一通の手紙の写しを持っておりますが、これを書かれた方は京都の方でございます。ネズミ講天下一家の会・第一相互経済研究所の会員である方ですが、この方はこのようにおっしゃっております。ちょっと読んでみます。  「先輩会員や私達の中心人物千葉の「葉山謙」という男...全文を見る
○藤原小委員 この問題は大変急ぐわけですから、必要としている、こういうふうにも言われるわけです。何よりも早くということが望まれているのですから、特段の御努力をお願いをしたいと思います。  そこで、まず法務省にお尋ねをしたいと思います。  財団法人天下一家の会の前身であります財...全文を見る
○藤原小委員 そうですか。それじゃ待っている方がいいですか。——それじゃお待ちいたします。——いいですか。  財団法人天下一家の会の前身であります財団法人肥後厚生会、これが長い間の眠りから覚めて動き出して、現在の財団法人天下一家の会に登記の変更が行われる、こういう過程の中で、民...全文を見る
○藤原小委員 このような法人の登記をめぐりまして、ことしの八月七日の朝日新聞の熊本地方版によりますと、こういうふうに言っております。「これに対し、財団法人「天下一家の会」の理事でもある中谷正次郎第一相研副会長は「手続きに問題がないからこそ登記されている。設立者から頼まれ、会で引き...全文を見る
○藤原小委員 その登記にミスがあったということを、いつ気がつかれたのでしょうか。
○藤原小委員 法務省は昨年の二月ごろからこのことに気がついていた。しかし、そのことは何ら触れずにことしの八月まできていたわけですね。この天下一家の会の会長が内村健一氏、彼は昭和四十六年に所得税法違反で熊本国税局の強制調査を受けていた、こういう人物であることは、熊本に住んでいる人な...全文を見る
○藤原小委員 この登記のミスにつきましては、初歩的なミスが生まれているわけですけれども、なぜこのようなミスが生まれたのか。あなた方は一体どのように考えておられるのでしょうか。  私も申請書の写しをもらって持っておりますけれども、これを見ますと、まず初心者というか法人登記になれな...全文を見る
○藤原小委員 人員が少ない、手が足りない。言いわけだけではなくて、実際そういう事態だと思います。それなれば、このように人員を配置すべきだという要求を積極的にされるということも必要だと思います。  同時に、もう一つ質問いたしました法人登記の誤りがこれ以外にもあるのかないのか、それ...全文を見る
○藤原小委員 それではどれぐらいあるのか調べられたことがございますか。であろうということでなくて、もしもそういった数などが科学的に出てくれば、人員増だって正当に要求ができる。そういうこともなしに、調査もしないで、ただあるであろう、人手が足りません、これでは納得ができないわけですか...全文を見る
○藤原小委員 それでは県外で活動してもよいということになるわけですか。
○藤原小委員 それでは、先ほどから同僚議員が質問されております民法第七十一条の件ですけれども、広く県外で活動するということになると、認可をされている条件に反して活動した場合にはこの七十一条の条項が適用できるのではないか、こういうふうに思うのですが、その点、いまのですと、これが適用...全文を見る
○藤原小委員 それでは、法務省の刑事局にお聞きをしたいと思います。  先ほどからお話が出ておりますように、東京で活動することがいまのではできないのではないかという判断に立てば、こういった財団法人が現に東京に事務所を持って天下一家の会ということで活動している、こういう場合にはどん...全文を見る
○藤原小委員 それでは活動してもよいということになるわけですか。
○藤原小委員 それでは、七十一条に該当するというふうに考えますと、権利を持たないという人が県外でやる場合活動できない。そういう権利を持たない者が勝手に権利を行使した場合に——しかし、そんなことが許されるのでしょうか。そういうことであれば、だれでもそんなことをやり出すのではないか、...全文を見る
○藤原小委員 それじゃ七十一条適用ということがされるとして、天下一家の会がそういうことを無視して右往左往しているということであれば、全く無法地帯のようなことが許されているのではないかというふうに思いますが、そうすれば、こういった法律自身の改正も含めて、そんなことができないような措...全文を見る
○藤原小委員 それでは、その点もう一度お答えをいただきたいと思います。
○藤原小委員 先ほど申しましたように、こういうことが許されているということであれば大変なことだというふうに思いますが、法律自身の改正も含めて、こんなことができないような措置というものがなければならないというふうに思いますが、どうでしょうか。
○藤原小委員 朝からこれだけ議論をして堂々めぐりやら穴の中へ入ってにっちもさっちもいかないというふうな質疑が交わされているわけですから、いまの御答弁のようにぜひとも御検討いただいて、抜本的に対策を立てていただきたい。強く要望をしたいと思います。  それでは、厚生省にお尋ねをした...全文を見る
○藤原小委員 明快にお答えをいただきたいんですが、幾つかございますではなくて、それは言うていただかぬでも私見たらわかるわけですから。厚生省の主として主管する内容のように私は考える、こういう目的などの内容を見てですね。で、あなたはいかがですか、こう聞いているわけです。
○藤原小委員 日本語は大変微妙で大変便利であるわけです。立場にもあるのでなくて立場にあるというふうに思います。それはなぜかと言いますと、昭和十八年にできました許可認可等臨時措置法、これがございますね。これがなければ、これは当然あなたの省で所管すべき法人であるわけです。いままで述べ...全文を見る
○藤原小委員 それでは、それは私も正しく理解をしたい、このように思います。  先ほどお見せになった事業概要ですけれども、ここの十四ページに写真が出ているわけです。これはここにあるのですけれども、後で見ていただいても結構です。昭和五十一年度の北海道大会の写真を見ますと、「宗教法人...全文を見る
○藤原小委員 適切な指導というのはどういう指導でしょうか。それから、それはいつだれにどのような手段でおやりになったでしょうか。電話かあるいは書類でもっておやりになったのでしょうか、いかがでしょうか。
○藤原小委員 この事業目的がもう完遂しているという点から見ましても、いま課長さんがおっしゃいました法人を解散せよというふうな指導をなさったということは、大変適切であったというふうに私は思います。  同時に、先ほどから論議をされております民法七十一条で設立認可の取り消しを行えとい...全文を見る
○藤原小委員 それでは、それに対してどのような回答があったのでしょうか。八月二日に委員会に出られてすぐされたということでしたけれども、もう二カ月半もたっているのですが、いままでに熊本県からどう言ってきたのでしょうか。
○藤原小委員 では、課長さんは、この指導なさったことに対して二カ月半鋭意努力中だという回答で、それでいいわけですか。心休まっておられるわけですか。
○藤原小委員 この早急とか、また日本語は便利なわけですけれどもね。熊本県をお呼びになりましたか。電話で言うている、二カ月半も検討中、それでは全く厚生省はばかにされていると私は思うわけです。国民の怒りは本当に大変なものだ。この中で困っている人は大変な数に上っている。全国大会まで開い...全文を見る
○藤原小委員 それでは、いつそれをやられたか、どう回答してきたか。もう二カ月半もたっているからまだ検討中というようなばかなことは絶対にあってはならないと思うわけです。それではぜひとも、たとえば早急にですから、きょう委員会が済めば帰られたらすぐということが一番早急ですし、それができ...全文を見る
○藤原小委員 これは私個人に対する返事ではなくて、本当に多くの国民の方々が期待をしておられる。一日も一時間も早く、一刻も早くということで待っておられるという立場に立ってぜひこのお返事をいただけることを強く要望したいと思います。  なぜこのようにしつこく言いますかといいますと、厚...全文を見る
○藤原小委員 先ほど小委員長もおっしゃいましたけれども、正しい姿とかあるべき姿はないということをおっしゃって、あなたは、そうですというふうにお答えになったと私は後ろの席で理解したわけです。聞き損ないでしょうか。
○藤原小委員 実態を知り得ていないということはサボリましたということにほかならないというふうに思うわけです。私はそんなことはないと思いますけれども、もう八月二日から二カ月半、向こうが回答しないということと、それじゃ厚生省も実態を調査しなかったということと全くイコールになるというふ...全文を見る
○藤原小委員 私はここに、熊本経済研究会の「くまもと経済」といいまして、季刊でしたか、部厚い雑誌が出ているわけですけれども、これをコピーしてまいりましたけれども、これは熊本で出版をされております。  この中で、内村健一、この人自身が財団法人天下一家の会のことについて次のように述...全文を見る
10月27日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○藤原委員 輸入牛肉の小売高値を中間業者から吸収する、こういう意図のもとに、輸入チルド牛肉に対しまして調整金を十一月より二百五十円アップするというお話が一昨日も出ております。これに対しまして、全国のチェーンストア協会は、この調整金の引き上げによって小売価格を引き上げないと採算が合...全文を見る
○藤原委員 要するに大体大丈夫だということですね。  それでは続いてもう一つお伺いをいたしますが、牛肉の場合、輸入牛肉を含めまして、卸値が小売の段階では正しく反映されていなくて高いという現象が、先日来ずっと指摘をされてきたわけでございます。この理由は一体どこにあるのか、原因がど...全文を見る
○藤原委員 いま幾つか挙げられましたが、流通段階に大変問題があるということが重要だというふうに私は考えます。しかし、先日来の御答弁ではここのところが、原因につきまして明確に答えられていないわけです。いまも現象としてはああしている、こうしているということは述べられるわけですが、一体...全文を見る
○藤原委員 この食肉のうち加工用に回っているものは約二〇%だというふうに聞いておりますけれども、そういうふうに考えてよいわけですか。
○藤原委員 それでは食肉を大量に使用する食肉加工業界、このうちの大手五社というのは、牛肉の購入量は、昭和四十八年決算と五十二年の決算を比較してみますと、一三五%の伸びになっているわけです。すなわち三万八千二百六十二トンから五万一千七百二トン、こういうふうにふえてきております。これ...全文を見る
○藤原委員 大手食肉加工業、ここは五十一年度決算と五十二年度決算を比較してみましても、その売り上げの伸びというのは一三%、ほかの業種に比べまして大きく伸びているわけでございます。  そこで、引き続き農林省にお尋ねをいたしますが、この食肉大手企業の伸びは一体何によるものだと思って...全文を見る
○藤原委員 委員長のお許しをいただいて、この資料をちょっと見ていただきたいと思います。  ただいまお配りいたしましたものは、有価証券報告書、これに基づいて独自でつくった資料でございます。これを見ていただいてもわかりますように、この大手五社の生肉の売上高の伸びは、四十七年度を一〇...全文を見る
○藤原委員 もう一つ、「日本ハムの生肉売上高の推移」という表を見ていただきたいと思います。  これによりますと、生肉の売上高は、昭和四十九年から五十年の七月三十一日までの一年間と、五十一年の七月三十一日までの一年間の比較をしてみますと、四一%の伸びとなっております。中でも生牛肉...全文を見る
○藤原委員 おっしゃるとおり、この食肉大手五社は、明らかに生肉販売に乗り出してきているということです。これは私の個人的な判断でそう言っているのではないわけで、日本ハム自身が言っているわけです。  私はここに、昭和五十一年の十一月三十一日付で、日本ハムが増資申請書、これに添付をし...全文を見る
○藤原委員 簡単にお願いいたします。
○藤原委員 食肉センターの整備事業、これが完備すればこういったことがなくなっていくようにもとれる農林省の答弁だったのですが、こういったものが実際に大蔵省に報告されている、これを見ただけでもそういった五大メーカーを野放しにしてはだめだ、ここにメスを入れるということが重要だということ...全文を見る
○藤原委員 伊藤ハムの社長さんということでございます。伊藤ハムといえば、いままで私が指摘してまいりました食肉大手五社のうちの一つです。そこの社長さんが役員で入っている。これも国民の側から見ますれば、大変おかしいということになるだろうと思います。きょうは時間がありませんので、この問...全文を見る
○藤原委員 それでは、文部省にお尋ねをいたしますが、輸入牛肉を使いたいという学校現場からの希望量というのは、五十二年度では幾らあったのでしょうか。
○藤原委員 それでは二千トンの枠ですから、足らないわけですね。お聞きをいたしますと、どんどんこの需要がふえているということです。初め、輸入牛肉に対して調理の仕方など理解が深くならなかったというときには、希望どおりの量がもらえていた。しかし、だんだんと普及をしてまいりまして需要がふ...全文を見る
○藤原委員 ボイルドビーフ、煮沸肉ですね、これにつきましては、いま調理の講習などをして普及に努めておられる努力を文部省はしておられるわけですけれども、しかし、当面、日々の問題だというふうに思うわけです。文部省としては現場の様子を細かくおつかみになっていらっしゃると思いますけれども...全文を見る
○藤原委員 慎重に検討するということですが、これは前進的に受け取ってよいものだろうと私は思うのです。なぜかといいますと、この学校給食というのは三食のうちの一食なんですね。食べることは生きることだというふうに私は思います。そうしますと、日本の将来を背負う子供たちの健康を考えれば、こ...全文を見る
○藤原委員 きょうは課長さんが御出席ということで、たびたび謝っていただいた中で、大変答弁としては苦しいだろうと思いますので、ぜひとも農林省として前向きに検討していただきたい。農林省は、国内の畜産を高めるために、安い輸入牛肉と、飼料費等で高くつくというふうな和牛とのつり合いを考えて...全文を見る
○藤原委員 経済企画庁長官にお尋ねをしたいと思います。  各省庁や各部門の担当が専門、専任の仕事に精魂打ち込めて従事することは私は非常に重要だと思います。しかし、そのセクションは、自分の持ち場だけ必死に守ればよいというだけではなくて、その持ち場は全体にどう機能し国民生活を安定さ...全文を見る
○藤原委員 それでは石油の問題に移りたいと思います。通産省にお尋ねをいたします。  七月一日から原油価格は昨年比一〇%の上昇ということでございますが、一バレル当たりCIF価格で、昨年十二月から現在にかけて何ドルから何ドルになったのでしょうか、お述べいただきたいと思います。
○藤原委員 OPEC値上げ以前のCIF価格十二・五八ドル、これを円換算すると、当時レートが一ドル当たり三百二円と言われておったわけですから、一キロリットル当たり二万三千五百六十円、こういうことでしたね。そこで一〇%値上げの後のCIF価格は十三・八二ドル、これをとって、現在の円レー...全文を見る
○藤原委員 それでは、一ドル二百五十円で換算をいたしますと、二万一千七百三十円ということになると思うわけです。これは計算に間違いないと思います。これを値上げ以前の価格と比べてみますと千八百三十円安くなっているわけです。要するに、一ドルが二百五十円の水準のときには、支払いをする原油...全文を見る
○藤原委員 昨日参議院でわが党が提出いたしました資料は持ってきていただいているでしょうか。もしなければここにございます。  これを見ていただいたらいいわけですが、私は、石油製品価格のプライスリーダー的存在であります出光の場合で計算をしてみたわけです。出光は、OPECの二本立て値...全文を見る
○藤原委員 先ほど少し触れましたが、いまの計算方法では為替差益の還元には全く触れていないわけです。それでいて値下げができるわけです。これまでの政府の発言は、出光に代表されますように、価格凍結の言葉の陰で値下げの回避をしよう、こういう動きに便法を与えるもの、結果的にはこうなるのでは...全文を見る
○藤原委員 計算方法を知っていたという確認がただいまあったわけです。通産省はこれまで、マクロ計算と称して、五十二年度中に円高による為替差益が五千億円出るが、OPECの一〇%値上げによるコストアップ分が五千億円、備蓄、防災費などでコストアップ分が千五百億円、こういう計算で先ほども示...全文を見る
○藤原委員 いろいろ言いわけがつくわけです。認めておきながら、またしかしということで言いわけがつくわけですけれども、時間がないのでこれ以上言えませんが、通産省の値下げ指導は当然で、とんでもないことをするのでもないし、お恵みでするのでもないし、恩に着せてするわけでもない、仕事をやら...全文を見る
○藤原委員 私はすれ違っていないと思います。なぜかと言いますと、もちろん、いまおっしゃった、十月から二百五十円台だというふうな点はあるといたしましても、現実そうだ。そうすると、これは認めざるを得ない状態に来ている。そこで土俵は一つになったと思うわけです。ただすれ違っている点がある...全文を見る
○藤原委員 これがすべてだというふうには私も思わないわけですが、いまこういった傾向にあるということは事実である、動かしがたい事実であるというふうに思うわけです。お言葉を返すようでございますが、先ほどの日本の食肉の問題にいたしましても、いろいろ私の申し述べましたように、伊藤ハムであ...全文を見る
11月02日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○藤原委員 現在、インフレと不況のもとで国民生活は大変困難をきわめております。しかも、このような状態の中で、ことしに入りまして二度にわたる郵便貯金の金利引き下げが行われました。過去を振り返ってみましても、一年間に二度にわたる金利の引き下げが行われた例はほかにはございません。今回の...全文を見る
○藤原委員 景気回復等の理由で金利が引き下げられたということでございますが、わが党の荒木議員が、先日、十月十二日の予算委員会で明らかにいたしましたように、各企業に対して金利引き下げが景気に及ぼす効果についての聞き取り調査を行いましたが、その結果、各企業の中で、電気事業連合会、伊藤...全文を見る
○藤原委員 御老人のために施策を行っているということでございましたが、それは政府が行っているのではなくて、零細預金者の貯金を使っているということで、本当に老人福祉のために心を尽くしているということにはならないと私は思う次第でございます。  次に、前回五月の金利引き下げのときにも...全文を見る
○藤原委員 先ほど私どもの調査でも述べましたように、この引き下げによってどのような変化が起こってきたのか、一つ一つについてもっと具体的な調査をし、その結果を明らかにすべきだというふうに思いますが、そういった調査は一体できるものなのでしょうか、できないものなのでしょうか、お尋ねをい...全文を見る
○藤原委員 それでは、調査されたいまの段階で結構ですから、私どもの手元にいただきたいということを要望しますとともに、この御老人の声あるいは中小零細業者の人たちがこの金利引き下げによってどのような状態になっているかというようなことについて、できないというのではなくて、ぜひ手を尽くし...全文を見る
○藤原委員 それでは、いまのあらわれが景気回復をしたという証明になるわけですね。
○藤原委員 憂慮すべき事態というところまでわかっているのですから、この金利引き下げによって景気がどのように回復してきているのかという具体的調査をぜひともしていただくことを強く要望して、時間がありませんので次に進みたいと思います。  郵便貯金の現在高は三十四兆円にも上っております...全文を見る
○藤原委員 願わくはバランスのとれた金利であるのが望ましい。しかし失業者を出さないこと、景気回復が大事だ、物価も徐々にまあまあ何とかなっているじゃないかという意味の御答弁だと思うのですけれども、それでは先ほどから郵政省に聞いておりますように、景気回復についてどのような景気回復にな...全文を見る
○藤原委員 はい、わかりました。  前半と後半はないんだ、主と従はないんだ、両方ともだとおっしゃいますが、新聞の投書その他によっても、もう貯金をするのいやだ、協賛団体なんかもうお断りしようというふうな事態が、両方同じように尊重してやったつもりでもすぐの結果として出ているとするな...全文を見る
○藤原委員 土光会長がどれだけ郵便貯金をしておられるのか、どれだけ大銀行に預金をしておられるのか、まあ笑い話だと思いますからお尋ねいたしませんが、だれが聞いたって常識ででも判断ができる。そのような苦しい御答弁をなさるのは全くこっけいだとしか私には思えないわけです。  私がこのこ...全文を見る
○藤原委員 厳正に選ぶということに重点をかけていただきたいと思います。いまは大変偏っているというふうに私は感じているわけです。いまのが厳正だというふうには考えないという意味で御答弁をいただいたと確認したいと思います。  次に、金利問題一つをとってみましても、国民の理解と協力を得...全文を見る
○藤原委員 次に、私は、郵便配達の問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、最初に、確認をしておきたいと思いますが、現在の郵便の収集及び配達の業務は、郵便法五十六条、郵便規則第二条及び郵便集配運送計画規程に基づいて行われているというふうに理解をいたしておりますが、それでよ...全文を見る
○藤原委員 郵便の配達区は市内と市外とに分かれておりますね。市内と市外というのは、配達度数はどのように変わっているのでしょうか。
○藤原委員 それでは、次に、郵便集配運送計画規程の第二章の「集配」と、それから第一節の「郵便区」に該当するところで、第七条に「郵便区市内の設定」という条項がありますけれども、ここにはこのように書かれております。「郵便区市内は、集配局所在地及びこれと人家の連なる集落をもって、その地...全文を見る
○藤原委員 それでは、郵便集配業務の問題で具体的にお聞きしたいと思います。  京都府に向日町郵便局というのがございます。私も三回ほど、今日までいろいろなことで寄せていただいたのですが、ここで聞いてみますと、ここの担当している地域は京都市の南西に当たる向日市及び長岡京市であるわけ...全文を見る
○藤原委員 そこで、私はお尋ねをしたいと思うわけですが、郵政省の郵務局が編集をしました規画例規集の四十九年度版の二百五十六ページですけれども、ここに「郵便集配運送計画規程の改正  昭和二十七年八月三十日 郵施六四九」という通達文書があるわけですが、これによりますと、このように書...全文を見る
○藤原委員 だから、私は一番初めに確認をしたというふうに思いますが、この配達の業務は、郵便法五十六条、また郵便規則第二条及び郵便集配運送計画規程に基づいて行われるというふうに理解してよろしいかと一番初めに聞いたら、よろしいということなので私は論議を進めてきているつもりです。しかし...全文を見る
○藤原委員 それでは、この答申というのは労働者にとっては全く気の毒なものだというふうに思うわけです。私は、戸数だけでなくて、配達量の推移についても調査してみましたが、普通、速達、書留、通常郵便だけを見ましても、昭和四十一年度を一〇〇といたしますと、五十一年度では二三六・七%という...全文を見る
○藤原委員 私は、市内と市外という問題でずっと一貫して聞いているわけですが、その中でもう少し具体的に聞いていきたいと思います。一向日市に物集女町というところがありますけれども、ここは五十二年七月一日現在の世帯数が千六百七十九世帯です。この中に市内の区域があるわけです。それは二百五...全文を見る
○藤原委員 事業の効率化になっていないから質問をしているわけです。  先ほど、人がふえているということもちょっとおっしゃっておりましたけれども、昭和四十一年度の該当職員を一〇〇といたしますと五十一年度は一四四・一%で、確かにふえているわけです。しかし、先ほど述べました配達量の推...全文を見る
○藤原委員 これは多少のゆとりを持たせてつくられたことになるというふうに理解をいたしました。  それでは、この標準日数よりもおくれて配達された場合にはどういうことになるのでしょうか。多少のゆとりを持ってこの日数表をつくったが、しかし、このとおりに到着しなかった場合、郵政省として...全文を見る
○藤原委員 一般郵便の場合も問題がありますけれども、速達の場合は一体どうするのか。速達料金として特別に料金を取っているのですから、それがおくれたら一体どうなるのか。たとえば国鉄の場合には、急行料金や特急料金というのは、二時間以上おくれますと払い戻しをするわけですけれども、郵便料金...全文を見る
○藤原委員 それでは一日一度ということの検討をこれからもしていただかなければならないと思いますが、その検討のときに労働者はどうなるのか。配達度数が変われば郵便ダイヤも変更になるだろうし、労働条件が変化してくるだろうと思いますが、そういう労働条件が悪化されないのかどうか。こういう可...全文を見る
11月15日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○藤原委員 先日来からの議論にあります輸入麦の為替差益の還元につきまして少しお聞きをしたいと思います。  今年度の予算に比べまして輸入麦についてはどれくらいの利益が出る見通しなのか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 私は、あなた方が幾つか前提を置いた上で計算をされた資料をいただいているわけです。これを見ますと、円は一ドル二百八十円というレートを使って試算をしておられるわけですが、これによりましては五百五十二億円の黒字になるという見込みの試算をちょうだいしたわけです。現在、円は一ド...全文を見る
○藤原委員 それでは麦の価格は据え置くということでしょうか。簡単に明確にお答えいただきたいと思います。
○藤原委員 差益が出ているにもかかわらず値下げもしない、また、据え置くということもはっきりしない、これでは為替差益は国民に還元されないということになるわけですけれども、輸入麦の場合、それができないのはなぜなのでしょうか。お米の関係なのでしょうか。はっきりお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○藤原委員 いろいろ言われるわけですけれども、結局はお米の関係だというふうに思うわけです。私も、お米の消費拡大は確かに重要なことだ、こういうふうに思います。  そこで経済企画庁長官にお尋ねをいたしますが、私は、政府がこの春以来言ってこられました為替差益は国民に還元すべきであると...全文を見る
○藤原委員 私は、いただきましたこの政府試算の五百五十二億円、これでも消費者米価を少なくとも十キログラム当たりで八十円は値下げが可能だというふうに思います。現在のレートの動向から見ますと、十キログラム当たり百円は値下げができるだろう。政府は、口では為替差益は国民に還元する、こうお...全文を見る
○藤原委員 農林省から出された意見ということですけれども、それじゃこれは何を主要な目的としてお出しになったのでしょうか。
○藤原委員 それじゃ、農林省はこの問題を国民に出すに当たって、どこの研究機関で研究をされて、その研究はいつから始めて、いつそのことを提示しようという結論に到達をしておられるのでしょうか。
○藤原委員 あなた方の責任で研究をしているというものではないということが明確になったというふうに思いますが、そうなんですか。
○藤原委員 このように米粉入りのうどんをつくったりそばをつくったりするのは新しい試みですね。それを国民の嗜好だということで、農林省は別に研究することもなく業者に依頼をしている、任しているわけですけれども、それじゃ業者の皆さん方はいろいろ御工夫をしておられる、今後も質問していきます...全文を見る
○藤原委員 私は、ちょっと常識外れの大変虫のいい話だなというふうに思います。こういう中で、あなた方はお米で十万トン、米を粉にすると十万トンは八万トンになるというふうに昨日聞いたわけですけれども、これを小麦粉に混入して使いたいということのようですけれども、小麦粉でつくります製品すべ...全文を見る
○藤原委員 ここに私どもの機関紙であります赤旗が、香川に行って調査し取材したのを持っております。  香川というところは喫茶店でもうどんが出るというような状態です。高松市栗林町でうどんの卸小売を営んでおられる上原実さん、五十一歳の方ですか、「うどんに米の粉をまぜるなんて——。高松...全文を見る
○藤原委員 長い歴史の中でその土地の風土に即したつくり方、食べ方が工夫されて、めん類業者の不断の研究、努力、こういう中で今日まで育て上げてきました名産品にまで米粉を入れてその味や特徴を消してしまうというようなことは、よもやなされないだろうというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○藤原委員 農林省でお金をかけて研究したりなさらないから、いまのようなことだと思うのです。そばのよいのはほとんどそば粉だ。そうすると小麦粉はつなぎに入れているわけですね。米粉を入れたら、いまでさえぼろぼろになると言っておられるわけですから、もっと皆さんしっかり研究なさったら、そん...全文を見る
○藤原委員 では、国民の声、つまり業者の声をよく聞いていただくということだと思います。  ここに、昭和四十七年八月二十五日付で農林省が告示をしました即席めん類の日本農林規格というのがあります。これによりますと、もともと即席めんには米粉を入れてもよいことになっておりますね。明快に...全文を見る
○藤原委員 私どもも、知る範囲では、米粉入りの即席めんをつくっているというところはなかったわけです。それで、農林省ならおつかみになっているかと思ってお尋ねをいたしたのですが、農林省の答弁でも、米粉入りのものをつくってよいと明示してある即席めんに現在米粉を使っていない。しかし、以前...全文を見る
○藤原委員 そんな中で、あなた方は、即席食品を生産している食品工業界にも米粉の混入についての協力を要請しておられますね。いかがでしょうか。
○藤原委員 米粉を入れてつくってもよいということになっている即席めんの業界にわざわざあなた方が要請しなければならない、こういう事態になっているわけですね。こんなことにこそ、いま大変重大な問題になっている矛盾した姿が私は出てきていると思います。食品工業界は、入れてもよいことにはなっ...全文を見る
○藤原委員 あなたは大変矛盾した御答弁だというふうに私は思いますが、言っておられる方は思われないから平気で御答弁になるのかもわかりませんが、調査していないというのに何がわかるんだろうと思っていたら、わかることがあると、それは小麦粉が安いと言われました。つまり米粉は高いということで...全文を見る
○藤原委員 二%や三%ならば大したことはないのだ、一貫してこういう気持ちが土台にありながら、どの製品にどの程度入れられるかただいま検討中でございますということが必ず答弁の初めについて何遍かお聞きしたわけですけれども、その二%、三%入りがこれだという話を私はしているわけです。だから...全文を見る
○藤原委員 助成の予算は持ち合わせておらぬ、企業は研究をせいと言うて、予算は持っておるだろう、こういうことですか。私は、中小零細企業がうどん屋さん、そば屋さん、めん業者だということを調査してきたわけですけれども、そういった方たちの研究は当然であって、しかし、一番初めに、米粉を入れ...全文を見る
○藤原委員 それじゃ業者はそれを喜んで協力しておられるというふうに認識しておられるわけですね。
○藤原委員 もう一つ違う立場からお尋ねをしてみたいと思うのですが、一袋に二十五キログラム小麦粉が入っておりますね。これはそばですけれども、これをゆでうどんにしますと約三倍の七十五キログラムになるそうです。そういう二十五キロが七十五キロにふくれ上がるという中で、うどんの玉は三百個か...全文を見る
○藤原委員 私は、一番最初に申しましたように、米の消費拡大を非常に重要だというふうに考えているわけです。ですから、十万トンを米粉入り、源泉混入しまして、もう日本じゅうのうどんやそばは全部米粉入りだというふうな一律的なやり方はだめなのではないかという問題提起が一つあります。  そ...全文を見る
○藤原委員 また、この要請書には、混入率の検知は不可能だということで書いておられます。「米にせよ他の穀物にせよ混入の検知は不可能とも云え、仮に両者間に価格差があれば、混入率の不正が行なわれる可能性がある。」こういうところまで専門家は指摘をしておられるわけです。そして「古来伝承のめ...全文を見る
○藤原委員 いまのとおり、需要に対してきちんと供給をする。幾ら言っても納得しない、説得を聞かない、それじゃおまえら言うこと聞かないのだったら小麦粉を渡すのを減らすぞというようなことは言わないという御答弁をいまいただいたというふうに思います。  業者の方々が納得するというその裏づ...全文を見る
○藤原委員 めん製品で消費者と直接つながっておられるのはうどん屋さんであり、そば屋さんです。その人たちが自信の持てる製品をつくらなくてはだめだ、こう思います。こういう施策は、あなた方がいま米粉を入れて変質をさせようとしておられる、こういうことを推進しようとしておられるわけですから...全文を見る
○藤原委員 期間があるとおっしゃっていますが、私は、五十三年度からでは、まだ研究もできていないし予算も組んでないし、大変だなあと思うわけですけれども、それでは、その五十三年度から進めるというような施策でもし失敗したら、いまのように業界が不振だ、営業困難だというふうなことがあったら...全文を見る
○藤原委員 現時点で見通しがないというようなことを具体化されるというのは大変不当なことだと思います。もっときちんと、この見通しはどうだ、お客さんも大丈夫だと安心して買ってくださるよということでしてもらう、そうでないと業者は納得がいかない。見通しは暗い、政府は、倒産しようが何もめん...全文を見る
○藤原委員 いま大臣は、農林省は米の消費拡大に大変苦労しておられるというふうにおっしゃいました。確かにその面はあるだろうと思います。しかし、きょうの答弁である限り、苦労しておられないというふうなことも一理あるのではないか。これだけ消費拡大のために調査し研究もしなければならないもの...全文を見る
11月16日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○藤原委員 参考人及び関係者の皆さん、長時間にわたりまして大変御苦労さんでございます。モスクワオリンピックの放送権問題につきましては重複を避けまして、私は二、三の点について質問をさせていただきたいと思います。  オリンピックのテレビ中継につきましては、IOCの企画等によりまして...全文を見る
○藤原委員 それでは、NHK会長及び民放連の会長にお尋ねをしたいと思いますが、IOC規則等に基づいて行われました今回のテレビ朝日の契約についてどのように考えておられるのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 民放連会長に対して再度お尋ねをいたしますが、私か聞いておりますのは、今回のテレビ朝日の契約かIOC規則等に基づいて一般的な商業ベースで行われている、そのことについてどのように考えていらっしゃるかということをお聞きいたしているわけでございますが、その点再度お答えをいただ...全文を見る
○藤原委員 そういう中で今回のモスクワオリンピック放送権問題が国民の間で大変な問題になっておりますが、NHK、民放連会長及びテレビ朝日はこのことに対してどう受けとめておられるか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 視聴者にしてみますと、そんな各放送局の争い事は何ら関係はないというふうに思うわけです。それよりも、オリンピックの中継放送がよい映像ですべての国民が見られるということに一番強い関心があるし、それが強い願望であろうというふうに思います。私は、私自身が何人かの視聴者の方々に...全文を見る
○藤原委員 いまいろいろ物議が醸されている放送局の間でこういったことを今後繰り返してはならないという点につきましては、私は民放連会長のおっしゃったことも賛成でございます。しかし、繰り返してはならないという今日までの経過について何遍聞いても、朝からずっと同じことが繰り返されているわ...全文を見る
○藤原委員 私がここで言っておりますのは、国会や行政府が放送局に対して、法律によって認められている枠内で放映をされたり運営されたりしているところの、そのことについてくちばしを入れるという意味のことを言っているのではありません。  国会や行政府ではなくて、国民がテレビの番組その他...全文を見る
○藤原委員 視聴者がいろいろな番組につきまして批判の自由を持っているということは当然のことでございます。そうでなければ、国民は一方的に流される電波をただ黙って見たり聞いたりしている。こういうことでは戦前の軍国主義の時代、暗黒の時代と全く同じだということになってしまうわけです。これ...全文を見る
○藤原委員 テレビやラジオにつきましては、番組をつくって流す側と、また、それを見たり聞いたりする側、つまり放送局と視聴者の両者があって初めて成り立つものだと思います。そして、視聴者国民は単に見るだけでなくて、また聞くだけでなくて、当然の権利として、番組につきましても批判をし要求を...全文を見る
○藤原委員 国民が公然とテレビ番組に対して批判をすると、それが圧力をかけたことになるとするならば、国民は批判の自由を奪われてしまうということになると思います。国民がテレビ番組に対して批判することを許さないということになれば、それは民主主義の否定であり、日本国憲法そのものを否定する...全文を見る
11月17日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○藤原委員 きょうは長官がお忙しいということで、御所用がおありということでございますので、私、質問の順序を変えて、まず石油製品の価格についてお尋ねをしていきたい、こう思っております。  石油の為替差益につきましては、衆参両院の各委員会でこれまでずいぶんと議論がなされてまいりまし...全文を見る
○藤原委員 「灯油の在庫量調べ」という表を先ほどそちらの方にお渡しをしてあると思うわけでございますが、この表を見ますと、国民に最も関係の深い流通業者の在庫、これが昨年の七月は三十九万八千トンでございます。これに対して、ことし七月には三十八万二千トンということに減っているわけです。...全文を見る
○藤原委員 それでは通産省は、この憂うべき状態はなぜ起きているのかというと、いまおっしゃったようなことですか。もう少し深く、なぜこれが起きるとお考えになるのか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 業界ではこのように言っているわけでございます。大手燃料商社が、日石、出光の価格据え置き決定以降に、先安と見て買い控えを続けたために相場は弱含みで推移し、流通在庫も過小になっている、こういうふうに言っておりますが、私もそのとおりではないかというふうに思うわけです。ことし...全文を見る
○藤原委員 努力は続けていただくということは大変大切です。しかし、いまおっしゃったように、自信があるというお答えのようですけれども、それで言い切られていいのかどうかというふうに私は思います。  ところで、問題の灯油価格についてでございますけれども、それでは現在末端での灯油価格と...全文を見る
○藤原委員 通産省の調査によると、いまのように価格が下がっているところもあるようですけれども、これはなぜ下がっているのでしょうか。つまり元売り価格が下がっているためなのか、それとも末端の小売業者が独自に下げておられるのか、どのように考えておられるでしょうか。
○藤原委員 私の調査によりますと、次のような実態が起こっているわけです。現在行われております今需要期の灯油の価格が、十八リットル当たりということで調べたわけですが、日吉団地、ここでは七百十円が七百三十円に、町田山崎団地では六百七十五円が六百八十五円に、千葉県の習志野台団地で六百七...全文を見る
○藤原委員 いま個々に固有名詞を挙げたわけでございますから、ぜひ調査を行っていただきたいと思います。通産省の調査とは全く逆の現象が末端では起きているというふうに私はこの調査に基づいて思っているわけです。  元売りが下げない限り、このインフレの中で、末端でコスト上昇分を吸収できな...全文を見る
○藤原委員 ぜひともその御指導を徹底していただきたいと強く要望いたして、次の質問に続けたいと思います。  私が十月の二十七日でございましたけれども、出光の資料を示しながらこの価格引き下げ指導を迫りましたときに、通産省は、まだ二百五十円を割ってもいないしというふうな御答弁だったわ...全文を見る
○藤原委員 通産省はいつも、円高見通しが予想できないということとOPECの値上げを持ち出して、値下げ指導ができないということを強調し続けておられます。それでは、現在の情勢のもとで円が急落するというふうに考えておられるのでしょうか。
○藤原委員 OPECにつきましても、最近の新聞報道を見ましても、おおよその予想が出ているわけです。それによりますと、余り大幅な値上げは見込まれていない。通産省としても、大幅値上げを見込んでいることはよもやないはずだし、上げ幅縮小の努力をするはずだというふうに私は思います。私どもの...全文を見る
○藤原委員 その適切な対処は、値上げをするという方向ではないというふうに思います。値下げかあるいは少なくとも据え置きになるのではないか、いまの情勢ですと、私たちの目で見たってそういうふうにしか考えられない。いかがなんでしょうか、適切な指導というのは、値上げも含む適切な指導ですか。
○藤原委員 それでは最後に、経企庁長官にお尋ねをしたいと思います。  通産省は、大臣もいらっしゃいませんからなかなか責任のある答弁もしにくいというふうに思うわけですけれども、長官は、国務大臣として、この冬を国民が安心して過ごせるように、国民生活を預かるという立場から強力に指導し...全文を見る
○藤原委員 次に、私は小麦粉の流通問題について農林省にお尋ねしていきたいと思います。  十月二十日付の日本経済新聞によりますと、「全国製粉工場の在庫 三十万トン割る低水準に」という見出しで、その中に、「米食奨励をタテに、政府・農林省が払い下げ小麦を意識的に抑制しているためで、製...全文を見る
○藤原委員 全体として不足していないということでございますが、実は私どもは末端の業者の方々から、小麦粉が手に入らなくなったという訴えを聞いたわけでございます。それで、私は大変不思議に思いまして、津川議員と協力いたしまして実情をちょっと調べてみたわけです。青森の食糧事務所の弘前支所...全文を見る
○藤原委員 委員長、ちょっとお許しをいただいて、資料をお渡ししたいと思います。——いまお渡しいたしました資料のナンバー一を見ていただきたいのですけれども、これは「穀類を主原料とする主要加工食品の生産量」でございます。大企業の製品であります食パンや即席めんの生産量は、小麦粉全体の生...全文を見る
○藤原委員 私どもは、これは食糧管理年報からとりましたから、恐らくこれはあなた方もお認めになるでしょうし、もう御承知のはずだと思うわけです。私は、パン業界の最大の大手であります山崎製パンと、即席食品の大手メーカーであります日清食品の場合、これがどうなっているのか調べてみたわけです...全文を見る
○藤原委員 先ほど申しましたように、こういった現象が農林省の方もお認めになっているように末端では起こっているわけですね。ですから、今後とも指導を強めるということですけれども、答弁倒れといいますか、それに終わらないように、ぜひとも徹底的にやっていただきたいと思うのですが、いかがでし...全文を見る
○藤原委員 ぜひともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから、これも青森の食糧事務所の弘前支所の調査でございますが、製パン業者製めん類の業者の実態はやはり粉を手に入れることが大変窮屈だ。そのために、銘柄の選択が困難で、思っている品質のものが手に入らないのだ、こういう...全文を見る
○藤原委員 計算の上で数十銭ということが出るわけですね。しかし、このごろは十銭というような、数十銭というようなお金はないわけです。そうしますと、五円ぐらいは簡単に上がるわけですね。そういったことが庶民の生活を非常に——おやきは例に挙げた一つなわけですが、物価に大変はね返るというふ...全文を見る
11月22日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○藤原委員 大臣初め関係者の皆さん、大変おそくまで御苦労さまでございます。私は、きょうは私立大学の学生生活と授業料の問題についてお尋ねをしたい、こう思っております。  きょうは、大学の危機打開のための大学関係七団体によります大きな決起集会が行われております。七団体と申しますのは...全文を見る
○藤原委員 現在小中学校は義務教育で、高校進学率は五十一年度には九二・六%で、大学の場合には三三・九%となっております。基本法の経済的差別を受けないという精神からいたしますと、能力があれば貧しい人の子供でも大学に入学することはできるわけでございますね、いまの御答弁からいたしますと...全文を見る
○藤原委員 あなた方がつくられました学生生活実態調査によりますと、たとえば家庭の年間収入が三百五十万円未満で見ますと、五十一年度調査で大学生は全体の四一・一%です。私立になりますと比率が下がりまして三六・三%となっております。この比率は年々下がる傾向にございます。言いかえますなら...全文を見る
○藤原委員 奨学資金につきましてもなかなか困難な問題があるというふうに私は実態をとらえているわけでございます。私が聞いておりますのは、極端な言い方をいたしますと、お金はなくても能力さえあれば大学に行けるのか、そういうことになっているのかということが聞きたいわけです。一体そういう仕...全文を見る
○藤原委員 私は、ここに全学連が出しております「祖国と学問のために」という新聞を持っているわけですけれども、これをちょっと御紹介をしてみたいと思います。  「五〇〇万円の学費を納めるために「金策に走りまわる父母の姿をおもうといたたまれない」と遺書を残して、私立岐阜歯科大学に合格...全文を見る
○藤原委員 よく御存じだということでございます。  それでは具体的に聞いてまいりたいと思います。  経企庁にお尋ねをいたしますが、四十九年から五十二年にかけまして消費者物価の上昇率はどういうふうになっていますでしょうか。
○藤原委員 それでは、同じ時期の私立大学の授業料の上昇率はどうなっているでしょうか。
○藤原委員 消費者物価指数は四十九年度から五十一年度に一二二・二%になっております。この間授業料の方は一四八・六%になっております。これでは大学生活は大変なものになっていることが明らかであるわけです。  大学生協の調査によりますと、一カ月の食費が一万七千二百九十円、一日にいたし...全文を見る
○藤原委員 それでは、いま申し上げましたことは事実でないということなのか、それとも、そこまで調査をしていないということなのか、いかがでしょうか。
○藤原委員 先ほど、一般的に学生はきちんと食事をしているというふうに認識しているという御答弁があったわけですが、このかなじ伸子さんという人が調べたと同じ調査をしておられないかもわかりませんけれども、一般的に、先ほどおっしゃったように学生はよく食べているというふうにお考えでしょうか...全文を見る
○藤原委員 それでは、あなた方の調査によって私は議論を進めていきたいと思います。  家庭からの仕送りが、私立大学の場合に、四十九年度と比較して五十一年度は三七・八%もふえているわけです。それに比べまして家計の収入は、いわゆる平均世帯で二五・五%しか伸びておりません。あなた方のは...全文を見る
○藤原委員 ぜひともさらに調査をして実態を知っていただきたい、明らかにしていただきたい。その上に立って日本の教育ということを考えていただくということを強く要望したいと思います。  私立大学におきます授業料といいますのは、学生生活を送る上で非常に重大な役割りを占めております。これ...全文を見る
○藤原委員 国立、公立の授業料は公共料金だというふうにいまお答えがあったわけですけれども、それでは、私立大学の授業料がどういう性格のものか、文部省にお伺いをしたいと思います。公共料金なのでしょうか、いかがでしょうか。
○藤原委員 先ほどのお答えも、それから昨日私の部屋へお越しいただきました方も、文部省の説明によりますと、教育に対する対価なんだ、こういうことであり、大学と学生の契約であるというふうにきのうも御説明をいただいたわけです。そういうことなんですか。
○藤原委員 国立大学の授業料は公共料金で、私立大学の授業料は公共料金ではない、こういう別の見解がいま出たわけでございます。同じ大学の授業料で——同じといいますのは、国立と私立と違うというふうにおっしゃるかもわかりませんが、学ぶ側にとりましては、たまたま国立に入れた、たまたま私学に...全文を見る
○藤原委員 それではこの点につきましてもう少しお聞きをしていきたいと思いますが、なぜこのような制度になっているのでしょうか、御説明をいただきたいと思います。
○藤原委員 それでは、文部省に対して届け出をするときに、まず学則の改定と授業料の値上げを決定する権限が各私学の理事会にあるわけですけれども、このやり方でよいのだ、このやり方に誤りはないというふうにあなた方は考えておられるわけですか。
○藤原委員 もう一度お尋ねをいたしますが、あなた方は、この届け出制によりまして授業料の改定ができる、つまりこの制度は教育の振興にとって欠くことのできないものだ、いま私学の特色を生かし自主的な運営に任せている、そういうことが届け出制によって効果があるんだという意味のお答えでございま...全文を見る
○藤原委員 それでは、教育の振興という点から見まして、届け出によって授業料を変更するというこの制度は絶対に守らなければならないのかどうか、これはいかがでしょうか。今後も絶対に届け出制を守らなければならないという制度になっているのかどうか、いかがでしょうか。
○藤原委員 それでは逆にお尋ねをいたしますが、届け出ではなくて政府の認可制によりますとどのような障害が出てくるというふうにお考えでしょうか、具体的にお答えいただきたいと思います。
○藤原委員 届け出制は大変自主性を重んじておられるという御答弁でございますけれども、これは後ほど議論を進めていきたいと思います。  私は、大学の自治と自主性というものは、教育においては何かというと、ルイ・アラゴンが適切に言っております。「学ぶとはまことを胸に刻むこと、教えるとは...全文を見る
○藤原委員 自主性といいますのは、みずからの自覚に基づくものですから、おのずからそこに民主的であるということがなければいけないと思います。一方的ではだめだと思います。ところが、どうなっているでしょうか。この届け出制によりまして、私、最初に述べましたように、私立大学の授業料は毎年ほ...全文を見る
○藤原委員 そういう中で、先ほど申しましたような裏口入学、こういったことが起こっている一つの原因にもなってくるというふうに思うわけです。もちろんこの自主性、公共性、これを尊重する、民主的に評議員会が開かれる、評議員会のメンバーが、学校側の代表あるいは先輩の皆さん、そして学生や教職...全文を見る
○藤原委員 それはちょっと答弁が違っていると思うのですが、私がお尋ねしているのは、このように経理の公開、こういったことを事実やっているところもある、多くの教職員や学生が私学においてこれを望んでいる、この要求は不当なのかどうかということの見解をお尋ねしているわけです。いかがですか。
○藤原委員 それじゃ、自主的に判断をして経理の公開を行うということは認められるということでございますね。邪魔はしないということですね、簡単に言うたら。
○藤原委員 私はここに学校法人立命館寄附行為、同じく学校法人立命館館則を持ってきております。立命館はこういうものも公開をしているわけです。公に広く皆さん方に発表しているわけです。ここでは、学校運営の上でも教育の上でも何の支障も起こっていないわけです。むしろ、学生や職員の方々も当局...全文を見る
○藤原委員 日本の教育を動かしておられる文部省が、いま京都で起こっている立命館のことをよく知らないという状態はまことに残念だと思います。  先ほど言われたように、自主性を尊重し、くちばしを入れないというふうな点では、悪い意味のくちばしを入れてはよくない、教育の内容にかかわるよう...全文を見る
○藤原委員 最初にも述べましたけれども、私大の乱脈事件がいま社会的な問題になっておりますが、これらの大学は経理の公開をしているでしょうか。していないわけですね。そういうことをしていない大学では乱脈事件が次々に表に出てくるというような可能性もあるわけです。知らない者が多いからです。...全文を見る
○藤原委員 それでは、もう時間が参っておりますので、最後に経企庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  私はきょう、大学における授業料の問題についてお聞きをしてまいりました。いま大学生の生活は、このインフレの中で大変な状態になっております。また、大学生を持っております父母も大変...全文を見る
○藤原委員 見解の相違が出て、立場が全然違うということでそういうことになろうかと思いますけれども、根本的な考え方、合意のもとで納得のもとで行わなければならないという点では、どなたも一致できることではないかというふうに思います。ぜひとも文部省でも、届け出制あるいは認可制、それをした...全文を見る
12月21日第84回国会 衆議院 逓信委員会電波・放送に関する小委員会 第1号
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○藤原小委員 私は、テレビの難視聴対策につきましては、今回特に都市の集中化あるいは過密化によりまして起こされております問題としまして、中高層ビル等の障害物による電波障害、いわゆる都市難視の問題を中心にしてお聞きをしたいと思います。  都市難視でもビル陰障害は比較的その原因がはっ...全文を見る
○藤原小委員 その原因者責任主義をとってこられた経緯というものを詳しく述べていただいたわけですが、そういった中で障害地域あるいは障害世帯数というのは少なくなってきているのでしょうか、どうでしょうか。
○藤原小委員 私は、都市難視について質問をしていきたいという中で、いま郵政省がとられてきた態度、いわゆる原因者責任主義の精神について具体的にお聞きをしていきたいと思います。ちょっと時間がありませんので、御答弁は簡単にお願いをしたいと思います。  名古屋の駅構内に名古屋ターミナル...全文を見る
○藤原小委員 郵政省がいまおっしゃったような指導で果たしてこの紛争が解決できるのかどうか、大変疑問のあるところでございます。といいますのは、恵那市長の再三の申し入れに対しまして、昭和五十二年十一月二十二日に、名古屋ターミナルビル株式会社の管理部長から恵那市民生部環境課長あてに次の...全文を見る
○藤原小委員 デリケートな問題で、五段階評価の三になるのかどうかということですが、この写真を見ていただきたい。二重映りになっているということはこの写真に撮っても明らかであるわけです。それからまた制度的なものを欠いている。デリケートな問題というのは後の質問で進めていきたいというふう...全文を見る
○藤原小委員 受信者にしてみますれば、自分のテレビに乱れた映像が映し出されている。しかも、その原因がはっきりしているにもかかわらず、電波障害の監督官庁であります郵政省の指導があいまいなためにその矛先をNHKに向けているわけです。このような郵政省の行政指導の立ちおくれによってNHK...全文を見る
○藤原小委員 この指導要領は原則的な考え方を示したものということで、原則はそうであるけれども実態はそうでないのだというふうにもとれる答弁であったと思うのですが、しかし、後で、建物が原因の場合、建築主の負担というのが慣行だとおっしゃいましたけれども、これはNHKの調査によりますと建...全文を見る
○藤原小委員 東海電波監理局の放送部長がおっしゃった言葉について先ほど述べたわけですけれども、いまのお考えに基づいたものが出ているわけですか。  それでは、NHKの調査ははっきりしているわけですけれども、それについて、三年間の経緯の中で本省はお調べになったことはないわけですか。...全文を見る
○藤原小委員 東海電波監理局の放送部長は、名古屋ターミナルビルは負債を抱えているから負担能力に限界があるということまで言っているわけですね。そういう断定的なことを言ってよいものかどうか、そうすると現地でもっと話し合いの余地があろう——詰めていると言われるけれども、こういう方向が出...全文を見る
○藤原小委員 一日も早く解決のために努力をしていただきたい。心から強く要望したいと思います。  NHKが出しておられます資料によりましても、受信障害等による難視聴のために受信料を滞納しているという人たちが、四十二年度末一万件に対しまして五十一年度末では四万件にも上っているわけで...全文を見る
○藤原小委員 先日の十二月二日、三日の新聞によりますと、服部郵政相が二日午前に、閣議後の記者会見で、櫻内建設相の了解も得ているということで、建築基準法の改正というふうな問題も出しておられるわけです。先ほどはベターであるかどうか詰めている最中だと同僚議員の質問についてもおっしゃって...全文を見る