藤原ひろ子

ふじわらひろこ



当選回数回

藤原ひろ子の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○藤原委員 先ほど大阪主婦同盟の後藤幸子さんから、お台所を預かる主婦の声を反映していただきました。国民の納得を得るような電気料金を払いたい、こうおっしゃっていたわけですね。広島生協連の冨田巖さんもおっしゃっていました、今日燃料費が大変な水増しをして申請されているのではないか、こう...全文を見る
○藤原委員 お答えは結構です。資料で結構ですから、それを出していただけるかどうかだけでいいです。
○藤原委員 関連して。  ただいま委員長がおっしゃったとおりだと思うのです。現在の電気料金の算定の方法は、あなた方の利潤も一応見込んで決めるということになっているわけですから、私は、企業の秘密とかこういうことで隠す必要はないと思うわけなんですね。むしろ、先ほど後藤さんがおっしゃ...全文を見る
○藤原委員 小林参考人にお願いをしたいと思います。  設備投資の問題でございますけれども、通産省が先日予算委員会に提出をいたしました資料、通産省の所管産業の主要企業設備投資の実績と計画の一覧表を見ますと、全体が昭和五十年度には五兆九千九百八十五億円、これを一〇〇といたしますと、...全文を見る
02月28日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○藤原委員 電事連の会長もしていらっしゃいます平岩参考人にお尋ねしたいと思います。  平岩参考人は、先日、二月二十日でしたか、参議院の物価問題特別委員会に御出席なさいましたね。その席上で、公益企業である電力会社は政治献金はしないことにしている、こういう発言をされていらっしゃるわ...全文を見る
○藤原委員 もちろんいまおっしゃったように、電力会社がつくっておられる子会社というのは、公益事業であります電力事業を支えるためにつくられたものですから、子会社といえども、それは電力会社と一身同体だ、こういうふうに私も理解いたしますし、会長もそういう理解のもとで東京電力としてはない...全文を見る
○藤原委員 それなら、例に出しました関東電気工事、おたくが五一%の持ち株を持っていらっしゃるという、ここはいかがなのでしょうか。
○藤原委員 どうもよく私には平岩参考人がおっしゃっている意図が通じないで、疑問が残るというばかりなんです。公開の席上ですから言いにくいのではないかというふうに理解をして、それ以上突っ込みません。しかし私どもの調べでも、こういうことがちゃんと官報に載っている。知らぬ存ぜぬと言ったっ...全文を見る
○藤原委員 いまのお答えでは、私が申しましたのではないお答えが出たわけですね。子会社、関連会社の説明を聞いているのではなくて、とにかくこういう事実があるというふうに私どもは調べましたので、平岩社長は、社長の立場あるいは電事連の会長として、公益事業でありますこういう全体の電気事業を...全文を見る
○藤原委員 ぜひよろしくお願いします。
○藤原委員 田中参考人と福田参考人にお聞きしたいと思っておりましたが、福田参考人がお帰りですので、田中参考人にお尋ねをしたいと思います。  その前に、先ほどの平岩参考人に御要望したいのですけれども、たとえばという話で申しましたが、関東電気工事について御存じないという状況がありま...全文を見る
02月29日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○藤原委員 安田参考人にお尋ねをしたいと思います。  一月の十七日に関西の消団連の皆さん方が大阪瓦斯に対しまして六十四項目にわたります質問をお出しになりましたね。これに対しまして私もここにコピーを持っておりますが、膨大な質問に対して一つ一つお答えをしていらっしゃる。これをつくら...全文を見る
○藤原委員 私は恥ずかしかったというのは非常に少額で恥ずかしくて言えないということかなと思いましたのですが、決して恥ずかしがっていただかずにきちんと出していただきたい。と申しますのは、ここに「公益企業の姿勢に関する事項」というふうな問いがあるんですが、たとえば「四九年当時の約束、...全文を見る
03月03日第91回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○藤原委員 日本共産党一革新共同の藤原ひろ子でございます。  国民生活に大きな影響と打撃を与えます電力、ガスなどの値上げの査定が慎重にかつ厳正に行われなければならないのは当然のことだと思います。私は最初に、通産省が査定をいたしますについての考え方あるいは基準の問題についてお尋ね...全文を見る
○藤原委員 四十九年は申請よりも三・五四%削減をしただけで、まあまあ申請のとおり認めたということになっております。  そこで私は、査定額に対しまして実績は一体どうなのだろうかということで調べてみたわけでございます。そうすると、四十九年は、いま八社おっしゃいましたが、私は九社の合...全文を見る
○藤原委員 それでは五十一年の改定のときはどうだったでしょうか。さっきと同じように、燃料費につきまして九社全体の申請と査定、この分についてちょっと速やかにお答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 私も調べてみました。このときは、いまおっしゃいましたように、二年原価でやられたわけですが、実績との比較で見る場合に、五十二年度の後半は円高で燃料費が下がりましたので、五十一年度だけに限って比較をしてみたわけでございます。その結果私は、通産省の査定というのは余りにも企業...全文を見る
○藤原委員 いま大臣は、実績の検討はわかりませんとおっしゃいましたけれども、大変困ったものだというふうに思います。通産省が査定をして決めたら、その実績はどうだったのかというふうな検討を行う、そうしてその後の教訓にするということが大切だと思います。この点、今度はきちんとやっていただ...全文を見る
○藤原委員 いま森山長官の御答弁どおりに、LNGの場合は、ガスの採取、液化、販売、このすべてにメジャーが必ずかんでいるというのが特徴です。いまや開発輸入が量的に見まして大部分を占めている状態ですから、このあり方についてチェックをすることが何よりも重要です。水際からこちらの部分、つ...全文を見る
○藤原委員 コントロールや権能はないなどとおっしゃっておりますと、大変なことが起こっております。生ガスが値上げになったんだからいたし方ない、OPECの値上げでこういうことになるわけですけれども、それは確かに事実であっても、それよりももっともっと大きな要因があるではありませんか。 ...全文を見る
○藤原委員 ブルネイLNG、コールド・ガス・トレーディングに出資をいたしております三菱商事の昨年の九月期中間決算によりますと、ブルネイのLNG開発投資の配当が百億円になった、こういうふうに七九年十一月二十一日、朝日新聞に出ております。ブルネイLNG及びコールド・ガス・トレーディン...全文を見る
○藤原委員 長官はこの百億円の配当金というのは御存じないということですけれども、この「大手九商社の九月中間決算 売上高は最高に」というところに、「三菱がブルネイの液化天然ガス(LNG)開発投資の配当約百億円のほか各部門で手堅い利益を計上し、」というふうにあるわけですが、御存じない...全文を見る
○藤原委員 うまくごまかしてもらったら困ると思うのです。石油というのはOPEC、つまり産油国から買っている、政府から買っているわけです。しかし、LNGというのは、あなたがさきにもみずからおっしゃったように私企業なんですから、この私企業から買っているわけなんです。政府から買っている...全文を見る
○藤原委員 通産大臣、私の質問をよく聞いていただきたい。LNGは、石油のようにOPECから、産油国から、すなわち政府から買っているんじゃない、LNGは全部私企業なんだからそういうところから買っているんだということをあれほど申しているわけです。  いま現在、わが国が輸入しておりま...全文を見る
○藤原委員 一昨年の十一月の二十三と二十五の両日でございました。川崎市の主催で東京電力東扇島LNG燃料タンク基地建設、これに伴います環境アセスメント公聴会が川崎市立産業文化会館で開かれたわけです。この公聴会に対しまして——いま通産大臣は、東電は大変公益事業として自覚を持って努力し...全文を見る
○藤原委員 私は東京電力の見解を聞いているわけではありません。通産省としての見解はどうなのか。いまおっしゃった答弁では、通産省の見解も東電と全く同じことだと言わんばかりの言い方だと思うのですが、いま通産省の御答弁に当たっては、川崎市が東電に提出した資料を見ての上の見解でしょうか。...全文を見る
○藤原委員 それでは、大臣のお目にまだとまっていないかもわかりませんから、私は委員長のお許しを得て資料のすべてを大臣にお渡ししたいと思います。どうぞ。  時間がありませんので、私はその内容を申し上げますので、資料をごらんいただきたいと思います。  まず第一に、この資料は、東京...全文を見る
○藤原委員 大臣は御存じないと思いましたので資料を配らせていただいたわけです。あなた方は事を起こした当事者であります東京電力だけの話を聞かれたのか、それとも東電以外ではだれからどういうふうに話を聞かれたのでしょうか。こういうことをなぜ聞くかといいますと、当事者があれこれ弁解するこ...全文を見る
○藤原委員 それでは私はますます理解に苦しむのです。東電と川崎市の両方から聞いた。開発行為者自身が自己の条件をよくするために市民を締め出して傍聴席を独占しようとした事件だ。こういう事件に対して、東電からも川崎市からも聞いたけれども、なおかつこれは組織的、計画的ではない、とこう強弁...全文を見る
○藤原委員 公聴会の問題だからよくわからぬとおっしゃいますが、この電力値上げが会社から申請をされて、国民はどこで物が言えるのですか。どこで物が言えるのかといったら、この公聴会しかないわけですね。ここがこんなことになっているという問題だと思うわけです。  それで、いま資料を見たと...全文を見る
○藤原委員 それでは、この予算委員会の終わりますまでに調査をお願いしたい、こういうふうにお願いしますが、いかがですか。
○藤原委員 そんな無責任なことを国民が知ったら本当に嘆かわしいと思うのではないでしょうか。川崎市が遠慮をしてこういうところでおさめているのに、その上に政府が乗っかる、全く私は政治ではないというふうに思うのです。開発行為者自身、東京電力自身が自己の条件をよくするために市民を締め出し...全文を見る
○藤原委員 最後に、通産大臣の御決意のほどを伺いたいと思うのですけれども、電力やガス料金の値上げの原因は、石油やLNGなど、エネルギーにその大部分があるわけです。政府も盛んに国民に向かってエネルギーの節約を呼びかけていらっしゃいます。しかし、日本の企業の中には、このときとばかりに...全文を見る
○藤原委員 決意になっていないんですね。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。(拍子)
03月07日第91回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○藤原分科員 昭和四十九年の五月に伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのが全党一致してつくられましてからもう早くも六年がたとうとしているわけでございます。政府としてもこの法律が成立いたしまして以来いろいろな施策を行ってきていらっしゃるわけですけれども、いままでにどのようなこと...全文を見る
○藤原分科員 それでは、現行法で振興し拡大するというお気持ちですが、ぜひとも振興し、拡大していただきたいという点できょうは御質問を申し上げたいというふうに思うわけなんです。  そこで、全国には、この法律に基づきまして伝統工芸品としての指定を受けているのは、いま百十七というふうに...全文を見る
○藤原分科員 輸入絹糸の取り扱いについては、せっかく政府が絹織物の輸入規制をして、日本の和装産業を守ろう、こういう立場に立つのであれば、輸入絹糸につきましてもこれで商社がぼろもうけをするということにならないような対策を何としても強化しなければならない。いまのお答えでは、まだいまま...全文を見る
○藤原分科員 私は、伝統的工芸品の産業と他の一般の産業と基本的な相違点があるというふうに思うのです。相違点といいますのは伝統産業固有の特徴ですね、こういうことを踏まえて私は振興対策を考える必要があるというふうに思うのです。こういう点から私は伝産法の見直しも必要じゃないかという意見...全文を見る
○藤原分科員 おっしゃったとおりだと私も理解をしているわけです。  それに加えまして、伝統的工芸産業品を製造いたしますにつきまして、振興のためには一般的な構造改善ではなくて独自のやり方が必要だ。非常に前近代的と思われるようなものを残さざるを得ない。たとえば織物につきましても西陣...全文を見る
○藤原分科員 京都の伝産品の中で圧倒的な比重を占めているのが西陣織なんですね。この西陣織の中でも西陣の帯なんですけれども、これの生産量が昭和五十年に八百六十二万六千本であったものが、昭和五十三年には六百四十三万一千本にと七四・五%に減っているわけなんですね。  それから京友禅と...全文を見る
○藤原分科員 いまではなかなかすぐにできないということは、私どももいろいろお話を聞いたり研究したりする中で理解をしているわけですけれども、しかし、やはり通産省がこういった伝統産業を守る、後継者づくりとか市場安定のためにいろいろしていただく、そのこととともに、いまの機織りに従事して...全文を見る
○藤原分科員 どうもありがとうございました。
03月19日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○藤原委員 一昨日、行政管理庁は行政改革の具体的な方策を示されたようでございますが、私は政府機構の改革問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  行政管理庁は、五十四年度中、すなわち三月の末までにその成案を得たいというふうに考えておられるようです。行政管理庁が各省庁に案を示され...全文を見る
○藤原委員 それでは郵政省にお尋ねをいたしますが、郵政省は具体的には地方貯金局の整理統廃合が問題になっているわけですけれども、この問題につきまして組合と交渉を持たれたんでしょうか。もし持たれているのであれば、そのときに労働組合に対してどのような内容を提示されたのか、お答えいただき...全文を見る
○藤原委員 政府機関におきます行政改革というものが、国民とそしてそこで働く労働者の人たちが納得するというものでなければならない、一方的なものであってはならない。いま、郵政省としても十分伝えてある、労働者の意向もよく聞いているというふうなお答えがあったわけですが、若干ずれているわけ...全文を見る
○藤原委員 実は私、一昨日京都貯金局へ出向きまして労働者の皆さんとも話し合ったわけですけれども、地方貯金局の段階での話を聞きますと、いま河野さんがお答えになったような実態にはなっていないわけですね。具体的に申しますと、局長さんの段階で職場の労働者が幾ら聞いても、あれは行政管理庁の...全文を見る
○藤原委員 それでは実際に周知徹底していないという状況が起こっているわけです。ではオンライン化の中で、京都、岡山などばっさりと統廃合させられるのではなくて、事務センターとして残るというふうに理解をしていいわけですか。
○藤原委員 いまの御答弁では、肝心なこと、一番聞きたいことがやはり伝わっていないという状況がそういう中で生まれているんだというふうに思います。  郵政大臣、あなたの管轄下で働いている労働者が新聞情報などに左右されて大変な心配をしている、こういう状態をぜひとも早くなくしてもらいた...全文を見る
○藤原委員 それでは、KDDの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず大臣にお尋ねしたいのですけれども、綱紀点検委員会というものができておりますけれども、委員長はどなたなのでしょうか。また、委員長の権限はどのような権限が与えられていたのでしょうか。
○藤原委員 それでは、昨年の十二月二十一日でしたね、郵政省から提出をされました資料によりますと、課長級以上で接待を受けた人が五十三年の七月から五十四年の九月までに三十五人おられます。これは実数で、私どもこの表によって見ました。これは大臣官房、電波監理局そして電気通信監理室という御...全文を見る
○藤原委員 全く人をばかにし、国会を無視する答弁だと思います。  私どもの調査では、あなたも異動後の顔合わせということで招待を受けているわけなんですね。綱紀点検委員会の責任者であるあなたが隠そうとするような態度をとるくらいですから――あなたは理事会の説明でも終始一貫、これはネク...全文を見る
○藤原委員 国民の負託を受けている私どもに、ここにあるのかどうか、委員長であるあなたの名前が、固有名詞でなくてもあるのかどうかさえ言えない。全くこれでは、それじゃあなたを証人として喚問でもしなければ、うそ偽りはありませんと宣誓でもして言っていただかなければ本当のことは言わない。こ...全文を見る
○藤原委員 寺島さんも職員の一人として自主的に申告をされたかもわからぬというようないまの御発言ですね。それでは、申告をされたのでしたら、この資料のイニシアルはどれに当たるのですか、いかがでしょう。
○藤原委員 それでは寺島さん、あなたは参議院の逓信委員会で、私は疑惑を受けるような接待を受けたことはない、こういうふうに言わておられますね。――お忘れになりましたか。これは会議録に出ているわけです。疑惑を受けるような接待を受けたことはないと明言しておられるわけですが、それでは疑惑...全文を見る
○藤原委員 疑惑を受けるような接待は受けていないというふうにおっしゃっているわけです。  それはとにかく、それでは接待を受けたことがありますか、いかがでしょうか。
○藤原委員 それでは、報告をしておられるわけですから、あなたは五十三年の七月一日から電気通信監理官ということで現在に至るまでその職におられるわけです。そうしますと、報告をされた中で、いつどこで、だれとこの接待を受けたのかどうか、飲食をともにされたのか、お答えいただきたいと思います...全文を見る
○藤原委員 それでは、幾ら聞いても綱紀点検委員会というのを全面的に信頼をしておられるようですので、委員長の方からいまの問題について、寺島さんのイニシアルはどれなのか、いつどこで、だれと接待を受けておられたのか申告をされたような発言ですから、きちんと御報告をいただきたいと思います。
○藤原委員 いまあなた方の仲間から逮捕者まで出ているという状況の中で、今日までは儀礼的なということを言っていたけれども、そういう社会通念に入るようなことでもやめよう、こうおっしゃっている人たちが、固有名詞が出るからとか。問題があったかのように思われるからとか――みんな思っているわ...全文を見る
○藤原委員 いま見ますと、先ほどまでおられました江上郵務局長がおられませんが、次に江上さんにお尋ねしたいと思いますので、来られるまでちょっと私は待っていたいと思いますが、もう一つ小山官房長に……。  こういう押し問答が会議録にも載り、国民の目にも触れ、そんなことで本当に郵政事業...全文を見る
○藤原委員 何が謙虚ですか。謙虚というふうな言葉はそんなところに使ってもらいたくない。全く日本語がわかっていないと思いますよ。たびたび申しておりますがと、そのたびたび申しておられることが私どもには理解ができないということだから聞いているわけです。  みずから努力して一生懸命やっ...全文を見る
○藤原委員 待たしていただきます。
○藤原委員 江上郵務局長にお尋ねしたいと思います。いかがですか、御気分でも悪いのでしょうか。
○藤原委員 四時半ごろからというようなことはどこで――私どもの方はそういう通告をした覚えがございませんが、政府委員室を通して江上郵務局長をお願いしたい――四時半ごろというのはどこかからか連絡があったのですか。
○藤原委員 ところで、昨日逮捕されました松井元監理官、この人の後任者であった江上さんが監理官当時、あなたはKDDからどんな接待を受けられたでしょうか。
○藤原委員 個人的なことは慎まさしていただきますと、本当にあきれ返ってあいた口がふさがらぬ。まるで郵政省の官房が取り仕切っているのだから――そんなに小山官房長は、綱紀点検委員長は権限を持っていられるのですが。一番初めに私、権限についてお聞きをいたしましたが、目的はおっしゃいました...全文を見る
○藤原委員 そんなこと聞いてないでしょう。江上さん、あなたはこうこうしかじか、こんなことがありませんでしたか、どうしましたかと質問したら、あなたの締めつけがあるから答えられないと、こう言っていられるわけでしょう。そんな権限があるんですかと言うたら、綱紀点検委員会はいついつ発足いた...全文を見る
○藤原委員 それじゃ江上さん、先ほどの、松井さんの後を取けてKDDからどのような接待を受けられたか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 あなたは組織の方で一切取り仕切っていると存じていても、御当人の委員長が存じていない、こういうふうに言っておられるわけです。これは詭弁だし、みずからのことをみずから明らかにしようとしない。ということは、疑惑がある、質問をすると言っていても何か出てこないというふうなところ...全文を見る
○藤原委員 もう全くあきれ返って物が言えない。他人のそら似だったのでしょうかね。江上さんが銀座の「ブルボン」という高級クラブで接待を受けていたという証言があるようなことでも、私は「ブルボン」というのはどこにあるか知りませんと。それでは次に進みましょう。  逮捕された松井氏、日高...全文を見る
○藤原委員 それでは、そのときあなたはどんな招待を、接待を受けられたでしょうか。
○藤原委員 これは綱紀にかかるかかからないか、まだわかってないわけでしょう。それでは疑惑が全くこれにはあるということをみずから告白しておられるということになるのですが、そう受けとめますよ。いいですか。疑惑が持たれない接待もあるかもわかりませんね。寺島さんは参議院では、疑惑を持たれ...全文を見る
○藤原委員 では、疑惑を持たれないような接待はあったわけなんですね。  私どもの調査によりますと、KDDの旧社長室は一九七六年ごろから、海外接待の際は四段階に分けて接待をしております。それによりますと、Aランクはオン・デマンド・べーシスということで、お望みどおりということになっ...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、最後までジュネーブにいたということなんですね。じゃジュネーブにおられる間にKDDから受けた接待を具体的に、いつどこで、どのような接待を受けたのか。このことはこの綱紀点検委員会の中に入らない問題だ。――横でこんなことして合図せぬでよろしい、奥山さん。何でそんな...全文を見る
○藤原委員 許しがたいことですよ。全くばかにした態度ではありませんか。そしてぴょこぴょこと出てきて、にやにやと笑うて、申しわけありません、これから気つけます、そんなことで本当にこの疑惑が、逮捕者まで出している郵政省の疑惑が晴れるのですか。  大臣、いかがでしょうか。いまの行為に...全文を見る
○藤原委員 大臣、誤解しておられますよ。本人さんは接待を受けていないなどとは言わないで、これは組織の手でいまかかっているんだから、個人的に言ったらいかぬのですという答弁が一番初めだったでしょう。みずから、どうもおかしいようなことをやっていましたよと言わんばかりの答弁だったから私は...全文を見る
○藤原委員 その経地というのはどこですか。直行便がないのは私も存じております。ジュネーブから真っすぐには帰れないだろう、こう思いますが、どこにお寄りになったのですか。
○藤原委員 毎日海外に行くのでしたら覚えていないということがあるかわかりませんけれども、帰りはパリに寄られたのではありませんか。そのパリではどんな接待を受けられたでしょうか。
○藤原委員 どこへ寄ったかもわからないということですけれども、行かれた会議の中では一切初めから最後まで何にも接待はなかったのですか。なかった方がおかしいのと違いますか。
○藤原委員 ちょっとおくれてこられて一層動転しておられるのか、問いに対して答えがきちんと出ないわけですね。  もう一度お聞きいたしますが、あなたはITU管理理事会第三十三会期会合、これはちゃんと出ているわけですね。電波時報にきちんと出ているわけですね。行ったことは認めた。それか...全文を見る
○藤原委員 大臣、何を言われたか、もう一ぺん言うてください。
○藤原委員 いま大臣は、疑惑を受けるような接待は受けてない、こういうふうに言っている。私が聞いているのは、疑惑は別にしてと言っているでしょう。そういうような接待はあったんですかどうですかと聞いているわけです。江上さん、いかがですか。
○藤原委員 郵政省というところは答弁をそのようにぐるになってやるところなんですか。そういう印象しか私は持ちませんよ。私どもはなぜこのように聞くかといいますと、私どもの調査では、KDDの元海外事務所員から江上貞利郵政省電気通信監理官を接待したと証言を得ているわけです。だからこそ聞い...全文を見る
○藤原委員 じゃ、受けないような接待は受けたということですね。
○藤原委員 ですから、疑惑を持たれない接待なら受けたということに、そういうお返事がいまあったわけなんですね。で、松井氏がきのう逮捕された。七七年五月からのITU管理理事会で五十数万相当の供応を受けている。その翌年にITUに行った江上さんに何にもない、こんなことは全く考えられない。...全文を見る
○藤原委員 「のぞんだ」ということはどういうことですか。要求をしたということですか。その場に臨む、その場に行くということですか。
○藤原委員 いや、わからないから聞いているんです。どういうふうに理解をしていただいたかわからないから聞いているんです。いかがですか。
○藤原委員 それじゃ、みずから接待を望んだのではない、しかし、望んだのではないけれども相手が勝手にやってくれた、こういうことですか。自分は要求はしていない、けれども相手はやった、こういうことですか。
○藤原委員 それでは、私は、いろいろお望みどおりというふうなことではないけれども、望まれるままにいろいろなことがあった、こういうふうに理解ができるわけなんですね。松井さんが行かれて五十数万円というふうなホテル代、いろいろ接待費、旅費、そういうものが前年に出ている。しかもお望みどお...全文を見る
○藤原委員 おわかりにならなければ、もう一度説明をいたします。  松井氏が七七年五月から開かれましたITUの管理理事会で五十数万相当の供応を受けたわけです。その翌年このITUの会議に臨まれた江上さんに何もなかった、こういうことは考えられないわけです。だから聞いたということを理解...全文を見る
○藤原委員 いま大臣が警察庁を全面的に信頼をしておるというふうな態度の御発表、答弁があったわけです。まあ後でつけ加えられた問題は、時間がありませんが、後大臣ときちんとお話し合いをしたい、こういうふうに思います。  警察庁に、それでは捜査当局にお尋ねをいたしますけれども、今後捜査...全文を見る
○藤原委員 国民は非常に期待をいたしております。やっと官界に手がついた、こういう感じなんですね。次は政界との関係にメスを入れるべきだというのが圧倒的な国民の声だ。それを重視したいということですから御期待を申し上げたい、こういうふうに思うわけですが、そういうことをやらないで、これで...全文を見る
04月01日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第9号
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○藤原委員 きょうから四月です。きのうまで黒い制服を着ておりました国会の衛視さんも衣がえをいたしました。ところが一方、国民の物価に対する気持ちはなかなか衣がえをすることができない。まだまだ黒い洋服を着せられたままという状態が今日の姿だと思うのです。とりわけ民間公共料金の横綱であり...全文を見る
○藤原委員 それでは通産省にこの査定の結果につきまして具体的にお尋ねをしたいと思います。  まず、最初に減価償却ですけれども、北海道電力の査定につきましては次のように言っているわけです。それは、減価償却費については定率償却の導入は料金への影響も少なくなく、最近の経済社会情勢にか...全文を見る
○藤原委員 通産省が定率法を導入した根拠となっております脱石油の推進を図るため、こういうことであるということですけれども、それは本州、四国、中国に限定されたものではなくて、北海道でも同じです。まして一〇〇%火力に依存しております沖繩の場合はもっとそのことが要求されているはずだ、こ...全文を見る
○藤原委員 電気事業法によりますと、電気事業者が一般電気事業者すなわち九電力に電力を販売する、こういう場合には通産大臣の認可した料金によらなければならないということになっておりますね。この場合の認可料金の決定につきましても、一般電気事業者の料金を決定する場合の基準に準じて査定をす...全文を見る
○藤原委員 それでは、いまお聞きしましたようになぜ認可事項になさっておられるのか、そこを言ってください。
○藤原委員 私はいまの御説明では納得ができませんね。卸電気事業者が一般電気事業者、すなわち九電力に販売をする電力の料金単価が通産大臣の認可事項になっているというのはなぜなのかというと、一般の需要家に九電力が売る電気料金が不当に高くならないために認可料金にしているのだというふうに私...全文を見る
○藤原委員 長官の前にもうだめだとぴしゃっと戸を立てられて、長官が言われたってだめだというように受け取れるわけですけれども、申しわけないと思うならば公表をすべきだ。明確な理由があるのだったら納得しますと、こういうことならば引き下がれるわけですけれども、全くおかしいなと思います。 ...全文を見る
○藤原委員 それではなぜ認可料金にしているのかという問題になってきますね。ですから、一般的にはないということははっきりしている。しかし、いまのもの以外に個々の企業のそういうものがあれば、時間がないのでぜひ一覧にして教えていただきたいということをお願いをいたしておきます。
○藤原委員 委員長、どうもありがとうございました。それじゃよろしくお願いをいたします。  それじゃ次に、経企庁にお尋ねをいたしたいと思うのですが、鉄鋼の値上げ問題についてでございます。  電力、ガス料金の値上げはさまざまな物資に対して価格引き上げの口実を与えております。とりわ...全文を見る
○藤原委員 鉄鋼業界のプライスリーダーであります新日鉄、ここが三月四日に鋼材をトン当たりで九千円の値上げを公式に発表いたしました。その値上げの理由としては、まず第一には電気料金値上げを含む四月からの燃料関係費がトン当たり六千円だ、二つ目には四月から値上げになります鉄鉱石等のものが...全文を見る
○藤原委員 その値上げ幅がそのまま認められるのはおかしいということで、長官の御発言で、これは便乗値上げだ、しっかり見ていただいているというふうに思っておりましたが、便乗値上げを総力を挙げて監視するという大平首相のお言葉などから考えますと、どうもきょうは歯切れが悪いというふうに思う...全文を見る
○藤原委員 この二月は政府主導で省エネ月間というのを設けたりして、本当に小まめにスイッチを切るなどして節電をせよということで国民も一生懸命それを守ってきたわけですね。灯油も節約しました。自動車をなるべく利用するなというようなことなども、国民総ぐるみの運動をやってきたわけです。しか...全文を見る
○藤原委員 答弁だけでなくてぜひともお願いをしたいと再度強調したいと思います。  時間がありませんので、最後に公取にお尋ねをしたいと思います。  今度の総合物価対策で「同調的値上げの動きを注視する。」とありますけれども、具体的にどのような対策を検討しておられるのか。鉄鋼につい...全文を見る
○藤原委員 長官、いま私はこういう動きがあるのを調査をして厳しく監視をしていただきたいと再度強調したわけです、監視につきましては。そうしたらもう早速お隣に座っておられる公取委員長は、いまのお話では、この発表は通告をしただけなんだ、まだ実現してないんだ。発表しただけで、いままで触れ...全文を見る
○藤原委員 時間がありませんから最後に、同調的とか的が入ったからいかぬということでしたけれども、私は、直意はおわかりいただけるだろう。的が入ろうが入るまいが、要はそういったような便乗値上げなど同調値上げを抑えなければいま大変だという趣旨を言っているわけです。北海道電力だって、これ...全文を見る
○藤原委員 終わります。
04月09日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○藤原委員 今日ほど国民が逓信行政に対しまして関心を持っているときはございません。その一つは、公共放送機関でありますNHKに対して、政権政党であります自民党の放送内容あるいは経営内容の介入につながるNHKのあり方についての調査委員会の設置の動きでございます。もう一つは、昨年来から...全文を見る
○藤原委員 私は、もちろんこういう事件が起こったわけですから、国民の前にきょう心からおわびをされるのは当然だと思います。同時に、私がお尋ねいたしましたのは、このKDD事件の原因について大臣の所信をお尋ねしたわけですけれども、それは御答弁はなかったわけです。先ほど同僚委員の質問に対...全文を見る
○藤原委員 去る三月十九日の当委員会におきまして、私は、江上氏が昭和五十三年にジュネーブに出張したときにKDDの接待を受けたのではないか、こういうことをただしたのは大臣もよく覚えていらっしゃるだろうと思います。これに対して江上氏は、かたくなに否定をいたしました。私は繰り返し何度も...全文を見る
○藤原委員 大臣はいまの答弁では、それでは言ったことだけ信頼をして、江上氏自身の人格については信頼をしていらっしゃらないのですか。
○藤原委員 それでは、江上氏を信頼できないという根拠はまだございます。それは江上氏が辞任いたしました後の昨日の記者会見で、国際電話料金の値下げ問題での当時の服部郵政大臣の態度の急変について問われて、そのようなこと、つまり態度の急変を感じたことはなかった、こういうふうに答えておりま...全文を見る
○藤原委員 今日この事態が起こっている郵政大臣が、当時のことを少しも知らないなどとぬけぬけと御答弁されるのは全く無責任きわまると思います。記者会見で何を言ったか存じない――国民はいま皆新聞を非常に関心深く見詰めているわけです。その場に立ち会っておられなくても、あれだけ共通の記事が...全文を見る
○藤原委員 何ということをおっしゃるのでしょうか。それでは新聞記事は皆うそだ、こういうことになると思います。私どももその場にいなくとも、新聞記事の共通した面、真実を語る赤旗、こういったものが調査をしているわけです。伝聞によって物事を言えないなどというのはどういうことでしょうか。そ...全文を見る
○藤原委員 違っておれば私は大変幸いだと思います。KDDから受領をいたしました金品の額がきわめて少ないとか、またその趣旨を特定するのが困難であるとかの理由から刑事責任は問えないといえども、いわゆるKDD灰色官僚多数を捜査当局はすでにつかんでいる、こういうふうに言っております。この...全文を見る
○藤原委員 すれ違って強弁をそのまま続けられますので、私は次に、大切なNHKの予算審議の方に移りたいと思います。  四月七日から番組に一層工夫が注がれて、「ワイドニュース」など私も期待をして見せていただいたわけですけれども、新しい出発をしておられるということが私にも理解ができま...全文を見る
○藤原委員 放送法第二十二条(委員の報酬)に基づいてそれは行われているというふうに理解をいたします。  それでは、この経営委員の人たちが辞任をする場合、退職金あるいはそれに類するようなお金が支払われているでしょうか。もし出しておられるとするならば、それはどのような基準で出してい...全文を見る
○藤原委員 それでは、勤務年数は大体二期で交代をしていらっしゃいますけれども、こういう人がおやめになる場合は幾ら払われているのでしょうか。
○藤原委員 経営委員の皆さんは常勤役員ではなくて、いまも御答弁でおっしゃいましたように非常勤でございますね。その非常勤の役員の方が、退職金といいますか、辞任をされるときに、二期六年で七百万円いただくというやり方が社会通念を逸脱しない範囲かどうかは、それはその人の理解の差があると思...全文を見る
○藤原委員 私は、経営委員会が最高の議決機関ということで経営委員の皆さん方が非常に責任を重く感じられて、NHKをよりよくしていこうということで御論議もしておられるのではないかということは理解はできます。しかし、それは想像の範囲でありまして、経営委員会の内容が公開されるわけでなく、...全文を見る
○藤原委員 それでは、次にNHKの予算について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、受信料の免除についてお尋ねをいたします。  NHKの受信料の免除の基準を見てみますと、免除の対象というのは大きく言って三つに分類ができると思います。まず一つは社会福祉対策、こうい...全文を見る
○藤原委員 それではNHKにお尋ねいたしますが、NHKの調査によりますと、昭和五十三年度の滞納件数のうちに、航空騒音による難視聴を理由にしている人たちが五万八千件いらっしゃいますね。これは年々増加をしているようですけれども、航空機騒音という場合に、米軍機、自衛隊機、こういうものが...全文を見る
○藤原委員 民間空港に比べまして、基地周辺の方が滞納者が少ないようですけれども、その原因の一つに対象地域の広さの問題があるように私は思うわけなんです。基地周辺受信者に対します免除の対象地域はいわゆる一キロと五キロ、こういう範囲の受信者を対象にするとNHKの免除基準に書かれているわ...全文を見る
○藤原委員 一般空港の周辺対策というのは、特にNHKとしては免除の規定をつくっていらっしゃるのでしょうか、どうでしょうか。
○藤原委員 いまの運輸省の御答弁では、運輸省が独自におやりになっているようです。対象地域も相当広げておられるようにいまお聞きをいたしました。それに比べまして、基地周辺の対策は対象地域もNHK任せだ、こういうことになっているようなんですけれども、防衛庁としては、この対象地域の拡大と...全文を見る
○藤原委員 民間空港と劣っているか劣っていないかの判断はそれぞれ別だと思うのですけれども、騒音測定と頻度をもとにして数値であらわすというふうなことなど、運輸省がとっておられるものの方が、一般的に一キロ五キロ、こういうことだけでなくて、素人目の私どもにも納得がいくというふうに思いま...全文を見る
○藤原委員 いま、運輸省も防衛庁の方も、NHKから事情をよく聞いてやりたいというふうな御答弁があったわけですけれども、NHKの方はいかがでしょうか。いまの御答弁に対して、どういうふうにしてほしいという希望があったり、いままでそういったことがやられてきたのかどうか、今後どうしたらい...全文を見る
○藤原委員 運輸省、防衛庁にいままで相談されたようなことなんかはあるわけですか。
○藤原委員 それでは、次の問題に入りたいと思います。  私は、三年前から米軍関係者の受信料不払い問題について質問を続けてまいりました。NHKと政府の対策をただしてきたわけですけれども、どういうふうにこれが進展をしているのかという点を改めてお尋ねをしたいと思います。  この一年...全文を見る
○藤原委員 全く気の遠くなるような話ですけれども、それでは郵政省はこの一年間何をしていらっしゃったでしょうか。
○藤原委員 昨年私がこの場でこの質問を申し上げましたところ、平野電波監理局長がこう申されました。NHKの勧奨状況を見守っております、さらには外務省と相談をして勧奨の成果が上がるよう努力をいたします一きょうの答弁と全く同じだし、NHKを見守っておられるだけだし、また外務省と相談をし...全文を見る
○藤原委員 粘り強くやっても、払う者がいたら取りなさいというふうな状態でしょう。そうすると、これはNHKと相手の問題でないということは昨年も私は質疑を申し上げました。これは日本の主権にかかわるような話で、電波は遠慮なく金網の中でもどこへでも行くけれども、受信料を取りに行く方は金網...全文を見る
○藤原委員 三年も見守っていて、いつまでもと言う、石の上にも三年という言葉がありますけれども、NHKが相談に来たら言うてやる、これは前のときもこの答弁の繰り返しだったわけですね。そういう中でやっと外務省と相談をしますと昨年はおっしゃったわけです。おたくは外務省に対してどんな働きか...全文を見る
○藤原委員 私の質問に対してお答えが的外れです。外務省に対して郵政省は何を働きかけてこられたか、このことをお尋ねしているわけです。
○藤原委員 郵政省はお殿様ですから、NHKがやいやいと言うていかなかったら知らぬ顔という状態だということが明らかになったわけです。こういう中で、外務省にはいろいろと意見交換という、まあいろいろというのが具体的にわかりませんけれども、いろいろなどと言うときには余り何もしていないとい...全文を見る
○藤原委員 ただいま熟慮しているということですけれども、もう六千八百件送って四件しか返ってこない、そんな状態を熟慮していたって困るわけです。取るべきところからきちっと取ってもらうということが、いま受信料の値上げの問題に非常に重要なわけでしょう。こういうこともしないでおいて値上げを...全文を見る
○藤原委員 それでは郵政省が働きかけない限り、外務省は動かないのは当然ではありませんか。外務省としては、昨年の答弁から一歩も出られない。それは郵政省が働きかけないからだということです。そんな自分のところの担当でもないもののところにわざわざ乗り出していって、NHKの受信料いかがでご...全文を見る
○藤原委員 電波監理局長の言うとおりでございますといういま御答弁をいただきましたが、それならば郵政省はサボっていたということを認められたのではないかと私は思います。私は、NHKは熟慮していないで、早速郵政省にももっと強力に働きかけるということが必要だと思いますが、NHKいかがでし...全文を見る
○藤原委員 この問題は、再三指摘をしてまいりましたように、放送という日本の法律を在日米軍すなわちアメリカ政府の一機関が、日本政府の解釈とは異なった解釈をしている、それを実力でもって日本の国に押しつけてきている、こういう性格の問題であるわけです。こんなことが許されるならば、放置され...全文を見る
○藤原委員 それでは最後にNHKの会長さんから、いま郵政省は租税、公課とは考えないということの明言があったわけです。NHKの努力を待ってということがあるので、最後にもう一度御決意のほどを聞かしていただいて、質問を終わらせていただきたいと思います。
○藤原委員 終わります。
04月16日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○藤原委員 今回起こりましたKDD事件は、政官界を巻き込んだ一大疑獄事件に発展をしていると言っても過言ではないと思います。また、こうした中で国民は、KDDが何の目的あるいは動機をもって多額の金品を政官界にばらまいたのか、また、ばらまいた先は一体だれなのか、この点につきまして真相解...全文を見る
○藤原委員 大西郵政大臣は、衆議院の逓信委員会及び各委員会あるいは参議院の予算委員会などでもいまのような御答弁を判で押したように繰り返していらっしゃるわけですが、答弁用紙の答弁用の答弁の繰り返しではなく、真の原因は何なのですかというふうに聞いたわけですが、一歩もその域を出ないとい...全文を見る
○藤原委員 それでは今回の事件が、逮捕されました人物の個人的な資質の問題なのか、いまの御答弁ではそのように聞こえるわけですけれども、あるいはまた、それは会社の経営体質によるものか、一体どちらなんでしょうか。
○藤原委員 それでは増田社長は、四月八日に起訴されました松井、日高、佐藤の三人の起訴状をお読みになりましたでしょうか。
○藤原委員 起訴状にはこのように書かれているわけです。「佐藤は、社長室次長兼総務課長事務取扱だった西本正と共謀のうえ、同社などにおいて、松井及び日高に対し、同社の費用でイタリア及びスペイン旅行に招待することを約束した。これに基づいて、昭和五二年六月三日から同月一七日までの間、松井...全文を見る
○藤原委員 古池会長が経営刷新委員会の委員長でしたけれども、増田社長が後を受け継いでおられるというふうに私は認識をしているのですが、このような起訴状さえもお読みになっていないというふうなことではいかがなものかと私は思います。こういうふうに、組織的犯罪だと思われるような起訴状である...全文を見る
○藤原委員 それでは増田社長、あなたはきのう、この逓信委員会を前にされて記者会見を行っておられます。きょうの各新聞に報道されているわけですが、今年度は会社の交際費を八億円余りにするのだ、つまり五十三年度の交際費の三分の一にするのだというふうな発言をなさっていらっしゃいます。三分の...全文を見る
○藤原委員 遠慮するといいますか、当然そういったものは不必要だというふうに思うのです。新聞報道では、どうも官界に対する中元、歳暮の贈答はやめるけれども、というふうなことが書かれておりましたね。官界に対する中元、歳暮をおやめになる理由は何でしょうか。
○藤原委員 そういうあいまいなといいますか、態度が新聞に報ぜられているわけですね。しかし、いま社長さんの御答弁では、官界はやらない、法律に基づくような、問題があるような疑惑を会社としては起こすべきでない、政界もやらないつもりだがと、だががつくわけですね。官界に対する贈答は一切行わ...全文を見る
○藤原委員 私は、この官界と政界に対して使い分けをしなければならない、ここの理由をお聞かせいただきたいのですが、いかがでしょうか。
○藤原委員 日本の社会のその一員だとおっしゃいますが、その日本の社会では、いまKDDのような事件、多かれ少なかれあるであろうという予測も立つわけですけれども、これだけえげつないといいますか、物すごいことはまあないわけですね。個人であれ会社であれ、とにかくKDDがこういう未曾有の大...全文を見る
○藤原委員 今度の事件の特徴は、多額の金品を政、官界に対して贈与して、しかもその贈与は当然ある目的を持って行われていた、こういう認識の仕方が今日では常識になってきているわけです。その目的が、会社の運営について便宜や供与を与えてほしいということであり、また収賄側にとっては、贈与を受...全文を見る
○藤原委員 ぜひともそういう方向で、こういった日本の腐敗が起こる土壌ですね、これを突き崩すための本当に毅然たる態度をとっていただくことを心から期待を申し上げます。  では、引き続きKDDにお聞きをいたしたいと思います。現在、KDD法の第十一条で「取締役及び監査役の選任及び解任、...全文を見る
○藤原委員 郵政省の様式に基づいて、いまおっしゃいました貸借対照表及び損益計算書及び利益処分案を出されていることはわかっているわけですけれども、それだけではなくて、さらに付属資料としてお出しになっているのではないでしょうか。何を出されているでしょうか。
○藤原委員 私は、あなたのところの経理部に問い合わせをして聞いたわけですけれども、付属資料として社内の手持ちの資料を、郵政省の求めに応じて分析資料を出している、それは非常に詳細なものなんです。たとえばどんなものがありますかと聞きましたら、比較貸借対照表あるいは比較収益、費用明細書...全文を見る
○藤原委員 木村さんはいまのところ確認がないようなお答えですが、それは私の方がきちんと確認をいたしました。これはKDDの経理部の財務課長さんから聞いているわけです。求めに応じて出しているかもわからないということですが、これは出しているということなんですね。その上に立ってお尋ねをし...全文を見る
○藤原委員 敏腕なる新聞記者の方がこれを書いておられるのですが、四月四日の朝日では「しかも、KDDの経理部長が電気通信参事官クラスに関係資料の大筋を、会計課長が副参事クラスに詳細を説明までしていた。」こういうふうに書いておられるわけですね。そうすると、五十三年度に交際費が二十二億...全文を見る
○藤原委員 御専門のあなたなら、報告をされなくても、この題目を読み上げまして――KDDは出した、私の調べでも出した。そうすると、納税引き当て額の計算説明書も含まれているならば、その中に交際費の非課税限度の超過額であるとか退職引当金の超過額、賞与引当金の超過額、そういった課税所得の...全文を見る
○藤原委員 それが怠慢であり、なれ合ってきた郵政省の姿をみずから暴露された。しかるべき立場にある者がしかるべき立場にある人から聞いた、しかし後は報告を受けていない、こんなばかな答弁はないと思うのですね。  さらに郵政省にお尋ねをしますが、現行法の第十二条で「会社は、毎営業年度の...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、当然そうであるならば、なぜ今回の法改正で資金の計画や収支予算の項目というのを挿入されたんでしょうか。
○藤原委員 いまの御説明では、いままで書いてないけれどもきちっと出させていた、今度はわざわざ明記するんだ、その理由は何かということですが、いま一歩突っ込んだ監督が必要だ、だから書くんだというだけではどうもはっきりしないわけですね。  取締役及び監査役の選任に当たっては郵政大臣の...全文を見る
○藤原委員 事前に相談はあるようなんですけれども、それではKDDの側はだれがそのことを言いに来て、郵政省の側はだれがその話を聞かれたんでしょうか。
○藤原委員 それでは、そういったことはきちんと記録に残っているのでしょうか。
○藤原委員 いま、KDD側からだれが来られて郵政省ではだれがその話を聞かれましたかと聞いたら、過去のことだから私は知らない、こうおっしゃったわけですね。それでは、知らないだけでなくて、そういう場合には記録にとどまっているんでしょうか。記録にとどまらないからそういうことは全然わから...全文を見る
○藤原委員 では五十三年の場合はどうだったかということはいかがでしょうか。
○藤原委員 五十三年の場合、別に記録がなくてもいいのですけれども、だれが来られてだれに話をされたかということを覚えていらっしゃると思うのですが、いかがでしょうか。
○藤原委員 調べたらわかりますか。
○藤原委員 五十三年当時に電監室におられた方がまだいらっしゃいますね。そういう方に聞いてもわかりませんか。
○藤原委員 それではお確かめをいただいて、私の方にお答えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか、やっていただけますか。
○藤原委員 当時の責任者、いま覚えていらっしゃらなくても名簿で見れば私どもにさえわかるわけですから、そういうもので調べていただいて、聞いていただければ簡単にわかることだと思いますのでぜひお調べいただいて、その結果を御報告いただきたいと思います。もう一度、いかがでしょうか。
○藤原委員 それでは増田社長さんにお尋ねをしたいと思いますが、社長さんは五十二年の株主総会で取締役を一度おやめになっておりますね。このときは自分の意思であやめになったのでしょうか、いかがでしょう。
○藤原委員 自分の意思でおやめになったのであれば、どういう理由で、またいつごろ決心をされたのでしょうか。
○藤原委員 増田さんがおやめになりましたときは、園田元官房長官が当時の小宮山郵政大臣に働きかけて増田さんを役員からおろしたのだ、こういうふうに言われているわけですね。KDDとの強い癒着がうわさをされております服部元郵政大臣は新聞記者の皆さんに対して、役員人事について積極的に介入を...全文を見る
○藤原委員 いま大臣がおっしゃいましたように、幾ら法律を使っても守るべき人たち、執行する人たちがいいかげんな態度ではだめだ、こういうことでございますが、法をネコに小判というふうなものにするのではなくて、そういう点で私どもも十分検討もし、そしてよりよいものをつくっていく、また網の目...全文を見る
○藤原委員 それじゃ終わります。
04月22日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第12号
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○藤原委員 私は、経済企画庁の業務運営上の問題についてきょうは質問をさせていただきたいと思います。  昨今、政府機関や政府関係機関を巻き込みました不正、汚職、こういう事件が頻発をしております中で、高級官僚の天下り問題、この問題は世間の大変厳しい批判を浴びているところでございます...全文を見る
○藤原委員 通産省にお尋ねしたいと思いますが、通産省といえば日本の産業政策を立案し実施するという重要な部門でございます。民間の企業にとりましては通産省が一体何を考えているのか、あるいはどのようなやり方で仕事をしているのかという点につきましては大変興味しんしんだということで目を皿の...全文を見る
○藤原委員 それでは民間企業以外、すなわち政府機関あるいは特殊法人、こういうところからはそれぞれ何人採用しておられるのか、経済企画庁と通産省とそれぞれお答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 それでは通産省にお伺いをいたしますけれども、通産省にこういう人たちを入れなければ仕事に支障を来すというふうなことがございますか。
○藤原委員 通産省の場合は民間企業が出向させている社員ですね、この人たちはいま調査員ということで受けていらっしゃるということですが、私が民間企業からの出向社員、この人のことをいろいろお聞きするのはなぜかということですけれども、これは皆さん方もよく御承知のように、通産省というところ...全文を見る
○藤原委員 人事に関する書類ということで大変慎重だというお答えでしたけれども、政府の職員の任免に関する規定というものが公開できない、だれがどこへ行くのか人名まで言ってくださいというのではなくて、どのようにしてそれが決められているのかというふうなことが公開できないのはちょっと行き過...全文を見る
○藤原委員 それじゃ人事に関する書類であるのに経企庁は出したということが悪いというふうなことになってくるわけですね。そうじゃないわけです。秘密書類でもありませんし、まあ言ったらそんなに隠そう、隠そうと石頭になってがんこに強固にそんなことを守られるような必要はないと思うのですね。私...全文を見る
○藤原委員 いまここで私がこれから出すようにしますとはなかなかおっしゃりにくい立場だということは理解できますので、ぜひ持ち帰っていただいて御相談もいただいて、このような調査員の採用にかかわる内規ですね、簡単なものなんですね、こういうものさえもとにかく人事に関するということでくくっ...全文を見る
○藤原委員 それでは、そういうことを私は強く要望して、経企庁の方にお尋ねをしたいと思います。  経企庁の皆さんの言い方ではこういう人たちは委嘱調査員と言うのだそうですけれども、いただいた資料に基づきますと経企庁にはこの委嘱調査員が現在四十九名いらっしゃるわけです。もしこの人たち...全文を見る
○藤原委員 行政管理庁にお尋ねをしたいと思うのですが、いま私が申し上げております委嘱調査員制度ですね、経企庁の職員定数は現在五百二十五名です。委嘱調査員の数は四十九名ですから、約一割になるわけです。この人たちが経企庁の職場で働いていらっしゃるというわけなんです。この人は、いまもお...全文を見る
○藤原委員 行政管理庁は、この国家公務員の定員が減りさえすればよいというふうな考え方で定員問題を見てもらっては困ると思うのです。この委嘱調査員の人たちには日当で四千六百円を支払うことになっているそうです。そうしますと、一カ月に二十五日勤務したとしますと、その収入は十一万五千円にし...全文を見る
○藤原委員 しかし経企庁は別にそういう人材を視野を広げさせるために個人の養成をするところではないと思うのですね。ですから、営利を目的にしている企業が何のメリットもないのに社員を出向させるというふうなことは絶対にない。これは常識で考えたってそうだと思うのですね。  四十八年、四十...全文を見る
○藤原委員 役所の側から考えますと、大変便利で安上がりだという状況はありますね。日当を出して、あとは補てんをしてもらえるというふうな中で、知識もいろいろ持っておられる。しかし、こういう委嘱調査員制度なるものに乗っかって、企業のお助けをかりて仕事をしているというふうな状態をつくって...全文を見る
○藤原委員 長官に最後にお尋ねしたいと思うのですが、企画庁からいただいた資料によりますと、一番新しいのが五十四年四月現在で、人数が二十一人おられるという中で、たとえば調査局には中部電力とか新日鉄、大丸、三菱電機、住友信託銀行、関西電力、富士銀行、それから全農連、三菱信託銀行、東洋...全文を見る
○藤原委員 私は、物価安定政策会議についても質問をしたいと思っておりましたが、もうあと一分しかございませんので、割愛をしたいと思います。  これは、要は、物価安定政策会議というふうなものは、行政管理庁の方から言ったら、一口で言えば、行政管理庁の通達を見ますと、これは違法じゃない...全文を見る
○藤原委員 時間が参りましたので……。とにかく国家行政組織法第八条、この規定を守っているからいいとかいかぬとか私は言っていないんですね。この物価安定政策会議をもっと重視して、ここの意見を尊重するためには、こういうものも誤解が起こらないように整備すべきではないかということを言ってい...全文を見る
10月15日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○藤原委員 大臣は本日の委員会の冒頭で郵政行政に対するお考えをお述べになったわけでございますが、まず第一番に触れられましたのは綱紀の問題についてでございました。私は最初にこの点についてお尋ねをしたいと思うわけでございます。  昨年の十月に発覚をいたしました公共通信機関国際電電株...全文を見る
○藤原委員 この問題はきょうは突っ込んでやろうとは思っておりませんので、いまのはさらに次の機会に譲っていきたいというふうに思っております。  次に、来年一九八一年、これが一九七六年の第三十一回国連総会で決議をされました国際障害者年、この年に当たるわけです。この国際障害者年の目的...全文を見る
○藤原委員 それでは、国際障害者年を来年に控えまして、郵政省、電電公社、NHK、個々にそれぞれの施策につきまして具体的にお尋ねをしていきたいと思います。  まず郵政省にお尋ねをしたいのですが、先日郵政省の説明によりますと、政府の推進本部の決定に基づいて、いま大臣もおっしゃった電...全文を見る
○藤原委員 障害者の皆さんは情報伝達の手段におきましてもさまざまな困難があるわけですね。少しでも郵便を利用していただけるようにするというのは大変いいことだと私は思うのです。また事業促進の意味からも大切なお客様だというふうに思うわけです。ところが、この制度、「青い鳥のはがき」の京都...全文を見る
○藤原委員 PRもよいと思います。しかし、結果的にいまの答弁は施策に魂を入れるという立場ではないと思います。身障者の意向を確かめないでとおっしゃる。それでは確かめたことがあるのかどうか。確かめもしないでおいて、意向も確かめないでそぐわないというようなことは、それはいただけない。名...全文を見る
○藤原委員 いま一番高いものでも、障害者が車いすに乗ってポストに入れるのに不便はないとおっしゃったわけですが、私のところへは不便だという投書が来たから、こうして質問を申し上げているわけです。だから、そういう一方的な見解で断言をされるというようなことなく、もっと調査もするし、個別的...全文を見る
○藤原委員 それでは、御要望があればぜひ設置をしていただき、促進をしていただきたいと思います。  私がいまここにお持ちしましたのは、盲人用のダイヤル盤です。これは電話局へ行けばただでくださる。電電公社は大変いいことをしてくださっている。非常にモダンなものですけれども、しかしその...全文を見る
○藤原委員 それから、難聴者向けのシルバーホン「めいりょう」ですね、こういったものもいろいろ工夫して開発しておられるわけです。五十一年十二月に設置を開始されて四年になるわけですが、全国八十五万台の公衆電話のうち、設置されているのはたったの二千五百台。これは五十四年度末だそうです。...全文を見る
○藤原委員 それでは、NHKにお尋ねをしたいと思います。  逓信委員会におきまして私も過去二回ほど、手話通訳などを入れたらどうかというふうな質問もさせていただいたわけです。そういったものも含めて、手話通訳だけでは不十分だというふうな点で「聴力障害者の時間」という隔週の定期番組を...全文を見る
○藤原委員 聾唖者の御意見を直接にお伺いしますと、テレビのドラマなど、こういうものが放映された場合、この番組に字幕を入れて貸し出ししてもらえぬだろうか、これが強い要望なのですね。京都市の聴覚言語障害者センターというのがあるのですが、それは聴言障害者の生活の充実と社会的自立のために...全文を見る
○藤原委員 どうもありがとうございました。
10月22日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○藤原委員 まず、お尋ねをいたしますが、仲裁裁定をすぐ実施されないで議決事項にされたのはなぜなのか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 つまりいまの御答弁では、前の国会で郵便法の改正ができなかったから仲裁裁定が実施できないというふうなお答えだったと思うのですが、今春の通常国会で審議すら入れずに廃案になってしまったというのは、一体なぜだったでしょうか。それはKDDの汚職事件が発覚をして、多くの大臣経験者...全文を見る
○藤原委員 ただいま御答弁のとおり、郵便というのは、国民生活やあるいは産業活動にとって不可欠な基本的な通信手段であるというふうに思います。  前回、昭和五十一年の値上げの結果、翌年の物数が大幅に減少いたしましたね。回復するのに三年もかかったわけですけれども、次もそういうことは再...全文を見る
○藤原委員 これからの答弁でぜひお願いしたいと思うのですが、決して懇談会をしているわけではございませんので、私は重要な郵便法の真剣勝負のつもりで立っておりますので、郵務局営業課についてだけでも相当な時間をとられているわけです。ですから、答弁は簡潔にお願いをしたいということをぜひお...全文を見る
○藤原委員 私も現場の局へ行って、どんなことをやっているのかというのをお尋ねをしてまいりました。郵便局の皆さんの説明にも、利用を勧奨する、奨励をするパンフレット、こういう「DM作戦」であるとか、それからこのような「商売上手」であるとか、非常によくできたパンフレットですけれども、こ...全文を見る
○藤原委員 大口需要者、ダイレクトメール、これをふやしていくことが悪いというわけでは決してないと思うのです。  それで、先ほど御答弁いただきましたように、郵便の基本的な役割りというのはやはり信書を中心として通信手段を全国的に確保する、だから国がそれを保障して営業しているというこ...全文を見る
○藤原委員 見学に来る子供というのは大体二年生が中心でございます。それはなぜかといいますと、二年生の社会科の教科書に「ゆうびんを はこぶ 人」というのが出てくるわけです。これは教育出版の教科書ですけれども、学校図書であるとか東京書籍であるとか、大体小学校二年生の教科書は皆載ってい...全文を見る
○藤原委員 さらにこれ、表は大変きれいなんですが、裏はもういっぱい漢字を並べて何をかいわんやというものですから、その点はぜひいまの趣旨をお願いをしたいということです。  さらにもう一点、この際子供たちに手紙のよさを知らせ、手紙すなわち文字を書く習慣をつけさせるために私はもう一つ...全文を見る
○藤原委員 それでは次に、郵便コミュニケーションに関する調査研究会、この調査によりましても、集配を速く確実にということが国民の強い要望だというのがデータ的にも出ている。だれでも利用しやすい郵便というのが私はこの郵便事業の使命だというふうに思うわけです。ところが、郵便の利用促進には...全文を見る
○藤原委員 大臣にお尋ねしたいのですけれども、実情をちょっと言わしていただきますと、窓口時間が短縮されます、そうしますと、共働きで昼間職場に働いている人たちにとって非常に不便なわけですね。それは、家に書留が来た、普通の日、平日にとりに行かなければなりませんが、とりに行けないわけで...全文を見る
○藤原委員 いまの郵政省のやり方というのは、国民に対して手紙を出してくれ、出してくれということで、いろいろな方法を考えて一生懸命やる。けれども、配達の方はできるだけ手抜きをするというふうな姿勢があるというふうに感じるわけですね。  事実、誤配に対する苦情も大変多いわけです。私の...全文を見る
○藤原委員 国民の中で御支持がないから私は質問を申し上げているということなんですね。郵政省が考えられているのは、とにかく赤字だからということでダイレクトメールを中心にして業務用の通信をふやすことは一生懸命やるけれども、配達の方はどんどん手抜きをする、これでは余りにも企業主義だとい...全文を見る
○藤原委員 次に進ませていただきます。  今度の法改正ですが、なぜ法定制を緩和するのでしょうか、お答えいただきたいと思います。
○藤原委員 厳しい条件をつけてということですけれども、法定制を緩和する「当分の間」ということは、いままでの答弁でも明らかになりましたように、累積欠損金が解消されるまでというふうに言われたわけですが、法定制を緩和する最大の理由は、累積欠損金が大きくなったから、それで、いままで料金変...全文を見る
○藤原委員 財政法三条につきましては、同僚議員からずっと今日までるる説明があり、御答弁がありましたので、私はそれを繰り返さないということにいたしておきます。  その中で、法定制を緩めたらこの累積欠損金というのは必ず解消されるという保証があるわけなんですね。その点いかがでしょうか...全文を見る
○藤原委員 法改正をして、そして議会制民主主義を破壊をして、国会での審議を経ずして法定制を緩和してしまうという重大な問題でありますのに、させなくちゃならぬ、これでは困るわけです、そんなあいまいなことでは。させます、こういうふうにしたら必ずなります、このことがはっきり提起されなけれ...全文を見る
○藤原委員 人件費、物件費につきましては後の論議で行いたいと思いますが、もう少し突っ込んでお聞きいたしますと、五十六年度、五十七年度、郵便物はどの程度に伸びるというふうに見ておられるのか、それは一種と二種、それぞれどうなのか、あるいは三種、これはどうなるのか、ここのところをちょっ...全文を見る
○藤原委員 三種の方をぜひ御報告をお願いをいたします。  私は、先日から審議をずっと聞かしていただき、また、いまも郵務局長が十年間に二回程度値上げして累積赤字をなくすというふうに、もう何度かここで答弁をしておられるわけですが、そのお考えに間違いないわけですね。
○藤原委員 先日来そういう御答弁でしたので、私は当局に、それじゃその具体的なプランを出してください、言いかえれば、累積赤字解消計画、この資料を出してくださいとこう言いましたら、資料要求もしたのですけれども、そんなものはないということを言われてみたりしているわけですが、いま試算があ...全文を見る
○藤原委員 大臣の御指示で資料を出すなというふうなことがあるというのはゆゆしきことだというふうに思います。(山内国務大臣「違うんですよ」と呼ぶ)それから、いまのは最初はそう言われたわけですが、いまデッサンの段階だ、デッサンの段階は大臣にもお見せしないものなんだ、私たちの関係者の中...全文を見る
○藤原委員 全くあいまいなんですねへどこをつかんだらいいか、ヌエみたいな答弁で。  きちんと確認をいたします。十年間で二回値上げをしたら二千四百億円の赤字はなくなります、だから法定制緩和をいたします、それはかくかくしかじかでございます、もちろん大臣にも見せて、そして国会に資料提...全文を見る
○藤原委員 それは許されませんよ。十年間で二回値上げすれば大丈夫です、私たちも国民に報告する義務がありますから、こういう資料に基づいて、これなら大丈夫でしょうというふうな説明をしなければならないかもわからないわけですね、値上げになってしまったら。そのときに、何かしらんあいまいで、...全文を見る
○藤原委員 法定制を緩和する、「当分の間」というのは非常にあいまいな法律であるということが私はここで明確になったというふうに思うのですが、そういう中でいまの、十年間で二回値上げするのはかくかくしかじかこのようなことだというプランをいま大臣の方から出すという御答弁がありましたので、...全文を見る
○藤原委員 三種はすでに法定制というようなことではなく省令扱いということになっていますから、そういった本当に切々とした声を聞こうとする努力なしにそういうことを簡単にされては大変だということです。  時間がありませんので、次に人件費の問題ということでお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○藤原委員 実は私はこの請負の問題について具体的にお聞きをしたいと思って、理事会で日本郵便逓送の社長であります広瀬弘さんにこの委員会に出てきていただいていろいろお聞きをしたいというふうにお願いをいたしましたところ、大変残念なことには出席できないということでございました。広瀬さんと...全文を見る
○藤原委員 運輸省が毎年出しております運輸白書を見せていただきますと、区域トラックの場合というのは四五%程度が人件費ですね。それから路線トラックの場合は五〇%を少し超える程度が人件費です。白書の中にコストを人件費だというふうに発表がされているわけですね。委託料の場合も、運送会社に...全文を見る
○藤原委員 余り時間がありませんのでそこでやりとりできませんので、次に進みます。  郵便自動車の運送部門を圧倒的に請け負っている――運送は大部分外部に委託しているんだというふうにいま郵務局長さんの御答弁がありましたが、その中でも大部分を請け負っているという日本郵便逓送、日逓でご...全文を見る
○藤原委員 十四名中六名。私が申しましたのは、社長と、常務取締役は三人おられますね。そうしますと、いまお答えはありませんでしたが、いただきました資料を見ますと、取締役社長広瀬弘さんが郵政省出身、常務取締役のうち青山幸夫さん、植木精一さんが郵政省からの天下り、四人中三人というふうな...全文を見る
○藤原委員 魚津郵務局長はとんとん拍子に御出世なさったというふうに聞いておりますが、いつ大臣になられたんでしょうか。私は大臣に対して答弁を求めたんです。しかも、それはいろいろありましょうが、中小業者の方も御不満があろうが、それは今後の問題として、いろいろな経過があるので七五%にな...全文を見る
○藤原委員 大臣は、今度の郵便法を審議いたす冒頭のごあいさつ、所信表明的なものがありましたが、綱紀の粛正ということは堅持する、保持するということを言明されたわけですね。そうすると、いままでは、能率が上がるとか御答弁になったような場合に、専門家、よく知っている人がこの役職につくのも...全文を見る
○藤原委員 見守るだけでなくて、すぐに手を打つ、検討するというふうにしないとまたまたぞろぞろと出てくる。あの問題は、先日も申しましたように、郵政省の方から、ございません、ありません、こう言って出てきた、そういう経過がありますから、ぜひともそれを、郵政大臣として当時私はいなかったと...全文を見る
○藤原委員 最後に大臣にお答えいただいて私の質問を終わりたいと思います。  アメリカの場合は、郵便事業だけ独立をして公社制度でやっておりますが、政府から補助金を出しております。フランスとか西ドイツは国営ですけれども、電信電話もあわせて一緒の会計でやっているわけです。とにかく郵便...全文を見る
10月23日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○藤原委員 私が昨日の委員会で要求をいたしました資料が先ほど提出をされましたので、村上委員の持ち時間の中で若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、いただいた資料を見てみますと、昭和五十九年と六十二年にそれぞれ二〇・八%の値上げを予定することになっております。そういたし...全文を見る
○藤原委員 いまお答えにありましたように、五十九年の値上げで封書が七十円、はがきが五十円、それから六十二年には封書が八十五円、はがきが六十円。そういたしますと、現在から比べますと、封書というのは七〇%上がる、それからはがきは何と二〇〇%引き上げられることになるわけです。それは本当...全文を見る
○藤原委員 それでは大臣にお尋ねをしたいのですけれども、物件費については新経済社会七カ年計画というものを根拠にして出した、こうおっしゃっているのですが、この新経済社会七カ年計画というものはどういうものかといいますと、昭和五十四年から昭和六十年までの計画でございますね。六十四年まで...全文を見る
○藤原委員 いま申しましたように、非常に非科学的だし、幾ら試算であっても余りにひど過ぎるということを指摘いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
10月24日第93回国会 衆議院 逓信委員会公聴会 第1号
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○藤原委員 まず最初に、大島公述人それから菅原公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  私は今回、郵便法等の一部改正案の審議に当たりまして、一種、二種郵便料金の法定制緩和、このことを行う根拠は全く薄弱だというふうに理解を一層深めてまいったわけでございます。と申しますのは、郵政省...全文を見る
○藤原委員 次に、もう一度大島公述人にお伺いをいたしたいと思います。  郵政省は今回、この法定制緩和につきまして、今後の計画をどうするのかという中で、十年間に二回値上げをすれば累積赤字はなくなるのだ、こういうふうに断言をしてこられたわけでございます。そして昨日、それの試算なるも...全文を見る
○藤原委員 それでは次に、生内公述人にお願いをしたいと思います。  このたびの郵便料金の平均値上げ率というのは一・六倍と大幅でございます。この値上げの率は、五十年度から五十四年度の物価変動率四七・一%を大幅に上回るものになっている、こういう状況なんですが、この中で、全国難聴者連...全文を見る
○藤原委員 最後に、福田公述人と大島公述人にお尋ねしたいと思います。  一種、二種の料金の引き上げとともに第三種の郵便料金、これも低料金のもの、十五円から三十五円になるという計画がございます。昭和四十一年当時は封書は十五円、はがきは八円、それに対して第三種は三円だったわけですね...全文を見る
○藤原委員 どうもありがとうございました。終わります。
10月29日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○藤原委員 私はここに「拝啓郵政大臣様」という聴覚障害者の訴えの写しを持っております。ちょっと読んでみたいと思います。  郵政大臣様、私共聴覚障害者の団体では、この  機関紙や会報の占める使命は、他団体のそれよ  りは更に重要なのです。コミュニケーションの  不自由のため...全文を見る
○藤原委員 発言中ですが、そのことは何遍か説明がありましたから、総理のこの手紙に対するお返事を国民にしていただきたいと思います。
○藤原委員 それでは、引き続きまして総理に二つまとめてお聞きをいたします。  今回の郵便料金の値上げ幅ですけれども、前回の値上げのときを基準に見ましても、消費者物価の上昇を上回るという問題点がございます。またそれだけではありません。法定制が外されるという期間は物価等変動率に従っ...全文を見る
○藤原委員 終わります。
10月30日第93回国会 衆議院 本会議 第10号
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○藤原ひろ子君 私は、日本共産党を代表いたしまして、郵便法等の一部改正案並びにその修正案に対しまして反対の討論を行います。  まず第一に指摘しなければならないのは、本法案が、国鉄、たばこに続いて、郵便事業を国民から離反させる法定制の緩和、事実上の法定制撤廃を内容としている点であ...全文を見る
10月31日第93回国会 衆議院 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号
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○藤原委員 まず、郵政省にお尋ねをしたいと思います。  現在の放送法は、放送番組の編集につきまして国家の行政権力による干渉など規制を厳しく排除しているところでございますが、郵政省は、この放送の自主性について、その確保がなぜ必要と考えておられるのか、まずお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○藤原委員 私は、そのような簡単なことではないと思うのです。そういう認識では、後々の質疑が大変だなということをまず感じます。  この放送大学学園は、財政的には国が出資をして、補助金を出すことになっております。組織、人事については、学園の最高責任者であります理事長を文部大臣が任命...全文を見る
○藤原委員 さらに、郵政省にお尋ねをいたします。  郵政省は、文部省との協議の中で、放送大学学園という放送事業者の放送の自主性、つまり、番組編集権の独立を保障する最大の担保が大学の自治にある、こういうふうにおっしゃっているわけです。  それでは、既存の大学の教授会に与えられて...全文を見る
○藤原委員 郵政省にこれが答えられないのはまことに残念です。大学の自治などといろいろ言いながら、では、ほかの大学はどうなっているのかと言ったら、文部省しか答えられないといった状態では、私は、この放送大学学園法案というものは、ますます不安定きわまりないというふうに思います。大学の自...全文を見る
○藤原委員 私がお聞きいたしておりますのは、理事長及び監事などの任命に際して、その役員の選出母体、こういうものについての理念が何ら明記されていないではないかという点をお聞きしているわけです。この点もう一度明確にお答えをいただきたいわけですが、大臣が任命されるという理事や監事につい...全文を見る
○藤原委員 ただいまのお答えでは、役員の選出母体についての理念は何ら明らかにされていないということがはっきりしたと思うわけです。  今回の法案では、役員の選出や任命に当たりまして、文部大臣の考え、つまり、公権力の介入の余地が残されております。これでは放送大学学園における放送の自...全文を見る
○藤原委員 この本の第十章を読ませていただきますと「愛国心教育と国を守る気概」の中で「戦争の場合には特にそうである。市民防衛体制がしっかりできていれば、いたずらに貴い生命を失うことはないのである。仮に核兵器による攻撃を受けたとしても」云々、こういうふうにして戦争、とりわけ核戦争を...全文を見る
○藤原委員 国を愛することは、親を愛し妻を愛し、それは教育勅語の肝心のところを抜いたものと同じでございますね。「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ」、これはだれが聞いてもいいことです。その後が大変だという論議があるわけですが、あなたもいま、それと全く同じことをおっしゃってい...全文を見る
○藤原委員 私が想像や恣意的に申しているのではなくて、ここに書いてあるわけです。あなたが政策委員の一人であるものの中に書かれていることを言っているわけですから、私の勝手な判断などではないということは明らかですし、国防教育と言ったような覚えはないというのならば、この書かれている政策...全文を見る
○藤原委員 まさか政府広報のスポットが入るというふうなことはないでしょうね。いかがでしょうか。
○藤原委員 いろいろ御答弁されますけれども、なぜこのように何度も繰り返しお尋ねをするかといいますと、放送大学学園の「目的」を見ますと、「当該大学における教育に必要な放送を行うこと等により、大学教育の機会に」云々、こういうふうに規定されているわけですね。この「等」ということ、このと...全文を見る
○藤原委員 それでは、この「等」というのは、学習センター、スクーリングあるいは印刷による教材、こういうものがあるから入れたのだ、では、三十分講義があって、その次の三十分そこの間は、いま言われたような入学募集などであって、絶対にほかのものはないというふうに考えていいわけですね。
○藤原委員 それでは、大学局長さんはそうおっしゃいますけれども、これを決める編集権は理事長にあるわけですね。文部大臣が任命をされた理事長がこれを決めるわけです。どうしますか、この理事長に対して文部大臣は、こういうスポットなどを入れてはならないというふうなことが言えるわけですか、い...全文を見る
○藤原委員 具体的イメージは、余りテレビを見ていらっしゃらないので、わからないのかもしれませんが、民放ではCMがよく入りますね。いまの子供には十五分ずつ休憩しないといけないぐらいの間隔でCMが入ってくるというふうな状況も、文部省であるならばよく御存じかと思いますが、まあ、そういう...全文を見る
○藤原委員 文部大臣、いかがでしょうか。
○藤原委員 そのような漠然としたことを聞いているのじゃないのです。先ほど申しましたように「当該大学における教育に必要な放送を行うこと等により、大学教育の機会に」云々とあるここの点、この「等」というのが大変あいまいだ、だから、権限でもって政府広報を入れてみたり、いろいろなことをやろ...全文を見る
○藤原委員 大学局長が出てこられるわけですけれども、私が聞いておりますのは、この法案では理事長一人が番組編集権を握っている。理事長が絶対の権限がある。しかも、この理事長の任免権は文部大臣が握っている。その当人である田中文部大臣が、先ほど取り上げました「これからの日本」という本の政...全文を見る
○藤原委員 それでは、さらに郵政大臣にお聞きをいたしますが、郵政大臣よろしいでしょうか。  放送が持っております特質から、放送メディアか有事の際に利用されるということを断じて許すべきではない、電波や放送の免許を与える責任者として、この点についていかがでしょうか。
○藤原委員 私は、そのような答弁をされても、今日の情勢からいたしまして、非常に危惧の念を禁じ得ないわけです。それは具体的に申し上げますと、さきの文部大臣であり、防衛庁長官でありました三原朝雄さんも、この雑誌「國防」、これで「有事には電波の統制という問題が起こるかもしれないのに、何...全文を見る
○藤原委員 それでは、ここに書いてあるようなことは、政策委員に名前は連ねているけれども、文部大臣としてはこういう考え方は全くないというお答えと認識していいのでしょうか。
○藤原委員 それでは、この名前を連ねているのは、まあ、かっこうがいいから並べておくけれども、しかし、そのような文教政策はとらないということでございますね。そうしますと、このあなたが任命をされる理事長であるとか監事であるとか、審議会も全部あなたの任命になるわけですけれども、そういう...全文を見る
○藤原委員 私は、これまでの委員会を通じまして、この放送大学学園という放送事業者が、公権力からの介入を組織や人事、こういう面でも防止をして、そして放送の自主性を確保することができるのかどうか、大変不安に思うわけです。いまスポットの点についてはそんなことはしないのは当然だ、こういう...全文を見る
○藤原委員 しかし、その不安としてそういうものが起こってきたら、支払い義務などと言われておりますけれども、その点NHKに対する問題として担当責任者であります郵政大臣はいかがでしょうか。
○藤原委員 思いますということで、思ったけれどもそうじゃございませんでしたというふうなことになりかねないわけなんですね。先ほどの同僚委員の御質問に対しても、競合するじゃないか、それじゃ調整いたしますというふうなことが不用意に出てくるというこの郵政大臣の御答弁がなかなか信頼しにくい...全文を見る
11月12日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○藤原委員 私は、過日の当委員会におきまして、来年の国際障害者年の取り組みについて質問をさせていただきました。国際障害者年の目的であります障害を持つすべての人々の社会への完全参加と平等を実現していく上で、今日、NHKが国際障害者年の趣旨を広く普及をして、障害者の皆さんを励ます番組...全文を見る
○藤原委員 いま御答弁いただきましたように、障害者の雇用問題というのは非常に重要でございます。わが国では、身体障害者雇用促進法によりまして、障害を持つ人々の雇用を企業の社会的な責務として位置づけ、障害者の雇用を一層促進していくんだということを明記いたしております。来年の国際障害者...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁によりますと、五十三年、五十四年、五十五年、いずれの年度におきましても、法定雇用率でございます一・五%を満たしていないわけでございますね。身体障害者雇用促進法は、未達成企業には罰金として納付金を納めることになっているわけですけれども、NHKは幾ら納めていら...全文を見る
○藤原委員 私は、このようにお金で解決すればよいというふうな考えは全くけしからぬ、許せないと思うわけですけれども、こうしたことについて労働省はどうお考えでしょうか、御答弁をいただきたいと思います。
○藤原委員 いまの御答弁のとおりに、納付金を納めているからそれでよいというものではない、この法定雇用率を達成するためにぜひ努力せよという労働省の御答弁もあったわけですが、私も直ちに法定雇用率を達成すべきだ、こういうふうに思いますが、それではそうした計画をNHKは持っていらっしゃる...全文を見る
○藤原委員 ほかの大企業に比べたらまだましなんだ、それを多とせよということを熱心におっしゃっているわけですが、私の質問は、そういう一・五にあしたからせよというのではなくて、それを達成すべく計画があるのかないのか、あれば出してください、なければどういうふうな意図を持っておられるので...全文を見る
○藤原委員 NHKは視聴者からの受信料で成り立ち、電波というものは国民のものだ、これは一貫して言われてきているし、NHKもその認識を持って事業を進めていらっしゃるというふうに私は認識をいたしております。こうしたNHKの公的な立場から申しまして、他の企業と同じというのではなくて、ま...全文を見る
○藤原委員 私も、仕事の中身につきまして特殊な状況にあるといいますか、身体障害者がかえって大変だという仕事もあろうかと思います。しかし、一万六千人の方々を雇用していらっしゃる中で、多方面にわたる仕事があります。それからまた、先ほど申しましたような公共の福祉ということについて皆さん...全文を見る
○藤原委員 杉山参考人にお越しいただいております。お忙しいところ大変ありがとうございます。  テレビジョン放送が国民の文化的な日常生活に必要不可欠となっております今日、この辺地難視解消に対する国民の要望というのは大変強くなってきているわけでございます。ことしの第二十八回の民放の...全文を見る
○藤原委員 近畿地方、京阪神の広域圏におきましては、地形からきます辺地難視地域を大変多く抱えております。その上、都市化によります宅地造成などによって新たな難視地域も生まれてきているわけです。特にNHKの微小電力テレビジョン放送局がすでに設置されております地域での民放の難視聴地区に...全文を見る
○藤原委員 亀岡につきましては重点地区としていま調査して、まとまったときはすぐ計画に上がっていくということですが、郵政省としてもこの民放の計画を促進されるように努力をするというふうにさっきおっしゃったのですが、この亀岡地区につきましてどうでしょうか。
○藤原委員 それでは、郵政省としても、状況把握だけでなくて、この促進方にぜひとも御努力をいただき、御指導を強力にされるようにお願いをして次に進みたいと思います。  京阪神の広域圏におきましても、五十四年度末のミニサテは、NHK八十七局に対しまして民放四社は八十三局、微小局は、N...全文を見る
○藤原委員 今後の問題として、いま局長さんもおっしゃいましたが、辺地難視の解消のためには一層NHKと民放の連携が必要でございます。これからNHKが置局をするときには極力民放も共同で置局をするべきだというふうに思いますが、民放はどうお考えになるでしょうか、またNHKはいかがお考えで...全文を見る
○藤原委員 具体的に挙げました亀岡のような点が全国的に見てもたくさんあるわけですから、そういう点ぜひ御協力をお願いをしたいと思います。  それから、NHKの方から聞くのを忘れました。NHKどうぞ。
○藤原委員 最後に大臣にお考えをお聞かせいただいて終わりたいと思いますが、テレビジョン放送難視聴対策調査会の報告書の中でも、民放には貴重な電波を託された者として難視聴解消に努める責務がある、こういう意見が強いというふうに指摘をされているわけです。私も、民放が国民の電波を国民の負託...全文を見る
○藤原委員 終わります。