藤原ひろ子

ふじわらひろこ



当選回数回

藤原ひろ子の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第94回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○藤原委員 日本共産党の藤原ひろ子でございます。  私は、乳幼児の対策について質問をさせていただきたいと思います。  昨年の通常国会で共産党・革新共同の田中美智子前衆議院議員がベビーホテルの問題で質問をいたしまして、政府に調査を要求いたしました。また、先日来、当委員会で同僚委...全文を見る
○藤原委員 この数日来、厚生省は、同僚議員の質問に対しまして、あれこれの思いつき的な対応策を答弁いたしておりますが、児童憲章、児童福祉法の理念に沿った対策をとるためには、なぜ、いまベビーホテルが生まれているのか、なぜこのような社会問題になるまでに至っているのか、その原因と責任の所...全文を見る
○藤原委員 ベビーホテルが存立をいたしますもう一つの大きな原因でございますが、これもすでに大臣御承知でしょうが、TBSのレポートで明らかになりましたように、本来であれば、乳児院とか学童保育所など保育所以外の児童福祉施設で措置しなければならないという子供たちがベビーホテルに入ってい...全文を見る
○藤原委員 いまの大臣の御答弁で明らかになったと思うのですが、ベビーホテルが発生をして社会問題化してきた背景の原因ですね、ここが明確でないということです。  一つは、公的な保育施設が、多様化した保育ニード、みんなの要求に対応し切れていないということがまず第一点。二つ目には、乳児...全文を見る
○藤原委員 国の行政責任というのは明白だと思うわけです。人間には、あなたの名前どおり素直さが必要だ、率直さと謙虚が必要だと思うのですね。そういたしますと、どうでしょうか。昭和五十年の十一月に行政管理庁から「幼児の保育及び教育に関する行政監察結果に基づく勧告」これが出されております...全文を見る
○藤原委員 二十七ページだけで結構です。
○藤原委員 そこまでで結構です。  いまお読みいただきましたとおりですね。これがいまから五年も前に勧告として、同じ政府内から出ているわけですね。このときに厚生省がこの勧告を真っ正面から謙虚に受けとめて、これを拳拳服膺して行政施策に取り入れていたならば、今日のように、マスコミであ...全文を見る
○藤原委員 後ろの発言のとおり、ずっと自民党の政府がこれを担当をしておられたわけで、個人がかわったからといってその政策が引き継がれているわけでございますから、いまの御答弁どおり、この勧告を正面から受けとめて、現実可能なこのことを早速やっていただきたい。  二番目の解決策は、保育...全文を見る
○藤原委員 もう一つは、私が調査いたしました結果から言いましても、非常に不十分であっても、いまある施設を知らない人が多いということなんですね。  そこで、全国百六十一カ所の児童相談所がある。全国で三千名の婦人少年室協助員がおられる。千四十七名の母子相談員、さらには約十六万人の児...全文を見る
○藤原委員 これまで述べてまいりましたように、現在ある制度あるいは現在ある施設あるいは有資格者、こういった方々を積極的に活用して、また機能を高めていくならば、大部分は解決されると私は思います。そして一方で、働く婦人が保育と仕事を両立してやっていけるように、総合的で抜本的な対策を講...全文を見る
○藤原委員 最後に、いまの長官の御答弁でいろいろ討論すべき点があると思います。しかし、時間がありませんからそれは後に回しますけれども、子供と親を近づけるというふうなお医者さんの立場からの御見解、いまそうしたくてもできないという状況をるる述べたわけでございますが、婦人よ家庭に帰れと...全文を見る
○藤原委員 予算の編成当時に復活折衝最後の段階で、大臣、あなたは、軍事予算を増額するのに外務大臣まで走り回るのはいかがなものかと発言をし、福祉予算獲得のためには、ふところに辞表まで入れて奮闘されたと聞いております。もう一度あのときの気魄に立ち返ってもらって、るる私が述べました抜本...全文を見る
02月25日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○藤原委員 会計検査院は、昨年十二月十日昭和五十四年度の決算検査報告を内閣に提出いたしました。     〔委員長退席、畑委員長代理着席〕 この中で幾つかの不正事項、不当事項が指摘をされているわけでございますが、その中でも件数から言いましても、また金額から言いましても、最大のも...全文を見る
○藤原委員 それでは電電公社にお尋ねをいたしますが、この問題は、一昨年の通常国会でわが党の東中議員が指摘をしましたのが事の始まりでございますが、このときに当時の小澤監査局長がこう言っておられます。「管理者職員が会食するとかいう場合は、もちろん個人負担をすべきであるというふうに私ど...全文を見る
○藤原委員 何が自主的でしょうか。一体何を言いたいのですか。いま会計検査院が答弁されたこととは全く違うわけです。あなた方、予責法をどう勉強されていらっしゃるのですか。何と書かれているのですか。きょうは時間がございませんので、私はこの問題につきましては次の機会に質問をしたいと考えて...全文を見る
○藤原委員 次に、私は郵便事業の問題、その中でも配達の問題についてお尋ねをしたいと思います。  昨年の臨時国会でも郵便事業につきましていろいろ論議をされたわけですが、その中でも郵便事業の性格、使命は、憲法で保障された通信の秘密を守り、信書の送達を行う、こういう非常に重要な役割り...全文を見る
○藤原委員 この非常に重要な郵便業務に携わっておられる人々の中に団地配達員と呼ばれる人たちがおられます。私はこの人たちがどんな仕事をしていらっしゃるのか調査をしてみました。たとえば、京都市に大原野局というのがあります。ここの局は洛西ニュータウンという大きな団地を抱えておりますが、...全文を見る
○藤原委員 パートタイマーは、労働時間以外の点ではフルタイムの労働者と何ら異なるものではない、こういうことでございますね。このことは婦人少年局の通達だけではなくて、労働基準局の方も、労働基準という機関誌、広報誌の八一年の二月号を見せていただいたわけですけれども、おたくの方も同じよ...全文を見る
○藤原委員 そこで団地配達員、いわゆるママさん配達員の問題でございますが、郵政省にお尋ねをしてまいりたいと思います。  主婦のパートタイマーによる団地配達は、十年前の昭和四十五年に始まっております。現在、全国で約百六十局に約千三百名のママさん配達員がおられるということです。 ...全文を見る
○藤原委員 勝手に労基法を解釈して、地域に応じた賃金を考えているということですけれども、労働省の答弁ですと、パートタイマーというのは、労働時間が短いだけで、それ以外ではフルタイマーと何ら異ならないということなんですね。婦人少年局の第五号、この通達でも、パートタイマーの賃金について...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁は全く矛盾をしていると思うのですね。本務者と非常勤とは、地位の差からこういう賃金にも格差が出てくるのだ、あり得ることだ、あたりまえだ。パートというのはこれはほとんど団地ママさん、婦人ですね。全く私は婦人に対する差別発言に等しいというふうに思うのです。パート...全文を見る
○藤原委員 魚津郵務局長は実際に見て歩かれて、実際の方からお話を聞かないからそんなのんきなことを言っていられる。いいくらいなことを言っていられると思うのです。労働基準局の方でもきちんとこういうものを出しているのですよ。かわって読み上げますと、「パートタイマーは正社員等と異なり、労...全文を見る
○藤原委員 郵務局長、言えば言うほど歴史的恥をかくと思うのですね。このらち外にあると考えていないとおっしゃいますが、らち外にあるから問題にしているのです。らち外に置かれているという現実が厳然としてあるわけです。後でも言いますけれども、年次有給休暇がとれておりますか。解雇というとき...全文を見る
○藤原委員 婦人というのは大変正直なんですね。人が休まれてその分がふえる、しかし四時間の中で配らなければならない、こういう方がおられるわけですね。そうしたらゆっくりゆっくりその人の分五時間やればつけてやるけれども、おまえはあほだ、四時間の中で配っているから金はやらない、こういうこ...全文を見る
○藤原委員 もう一遍パートに対する問題についてよく労働基準法を御研究いただきたい。  次に、労働基準法第三十九条では、一年間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者には最低六日間の年次有給休暇を与えなければならないということになっております。先ほど年次有給休暇はあるというふう...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃったように就業規則で一年勤めた人は十日、六年の人は十六日、こういうふうに決まっているわけです。ところが実態は違うんですね。私の調査したところでも年休のとれないというところがたくさんあるわけです。就業規則を使用者側が破っているわけです。とんでもないことではあ...全文を見る
○藤原委員 ぜひそのようにしていただきたいと思います。  労働省、こういう場合も年休は与えられますでしょうね。たとえば、局の指示で四人のローテーションを組まされて、三日出勤して一日休み、つまり毎日出勤するのは三人だ、こういう勤務形態でやっている場合ですね。もちろん四人とも一年以...全文を見る
○藤原委員 労働省、ちょっと聞き損ないしておられますが、一日しか出勤していないんじゃなくて、三日出勤して一日休んでいる、こういう例ですから。時間がありませんので、また後ほど個別にお尋ねをしていきたい。いまのはちょっと誤解があるということなんです。  そうすれば、ママさん配達員に...全文を見る
○藤原委員 私は、ママさん配達員の労働条件についてきょうはずっと質問をしてまいったわけですけれども、ずっと見てみて、この特徴は、賃金を初め労働条件が全国の各局でばらばらであるということですね。そして重大なことに、当然守るべき労働基準法や郵政省の定めた規則そのものも十分に守られてい...全文を見る
○藤原委員 最後に郵政大臣にお尋ねいたしますが、民間ではなくて、先ほども申しました、政府が責任を持って事業をしている、こういうところにパートがおられるわけですね。そういう中で、労働省から、先ほど申しましたようなこういった通達が出ていることを御存じだったのか御存じなかったのか、もし...全文を見る
○藤原委員 終わります。
02月27日第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○藤原分科員 日本共産党の藤原ひろ子でございます。  私は、伝統産業に働く労働者の問題についてお聞きをしたいと思います。  伝統産業は、古くから継承されてまいりましたわが国の誇るべき工芸品産業であり、その上、地場産業として地域経済の重要な担い手になっているということは御承知の...全文を見る
○藤原分科員 伝統産業の指定を受けております京都の西陣での話ですけれども、短大を卒業しまして、ある機屋さんに勤めている二十三歳の娘さんがおります。この娘さんは、西陣織というものに大変関心と研究意欲を持ちまして、ほかにも就職の道はあったのですけれども、この伝統産業を生きがいとして受...全文を見る
○藤原分科員 私は、後継者の問題を考えます上でさまざまな後継者育成事業を進めていくとともに、もう一方で、いま現在、こういった伝統産業に従事をしている人たちの生活と健康を守る、このことが非常に重要だ、労働条件の改善がどうしても必要だというふうに思います。この労働者を保護するものとし...全文を見る
○藤原分科員 京都の伝統産業、西陣織だとか京友禅には千を超える企業が存在をいたしておりますが、労働省は、この二つの業種に対する監督の重点を何に置いていらっしゃるのでしょうか、お尋ねをいたしたいと思います。
○藤原分科員 実は私、この伝統産業の労働者の問題では、健康のことが一番気になるわけです。産地でも健康の問題が重視をされまして、十年ほど前から西陣健康対策委員会というのがつくられて、関係者の方々もずいぶん努力をされてこられたわけです。昨年五月から十二月にかけまして、京都府労働等災害...全文を見る
○藤原分科員 健康診断が行われていないところがあるわけですが、さらに問題なのは、なぜ先ほど述べましたような健康状態になっているのかということだと思います。先ほどの健康調査では、仕事が立ち詰めだから、こういうふうに答えた人が七七%、仕事に縛られる時間が長いからというのが五五・七%、...全文を見る
○藤原分科員 やはり現実には協定なしで長時間労働や休日労働がやられているところがたくさんあるわけです。では、なぜこのような長時間労働が行われているのかということですけれども、私は、この賃金形態にも問題があるというふうに思います。京都府、京都市、それから西陣織工業組合は、内機の織り...全文を見る
○藤原分科員 私は、この伝統産業振興のために、健康の問題、長時間労働の問題、あるいは賃金の問題を伺ってきたわけでございますが、なぜ私の指摘したようなことが起きるのか、ここのところを明らかにすることが何よりも必要であるというふうに私は思います。  こういったことが起こっている重要...全文を見る
○藤原分科員 昨年四月に京都の上労働基準監督署は、西陣機業労働条件自主点検、こういうのを実施されております。私も、その調査結果をここにいただいておりますが、この調査は、千を超える対象事業所の中でその回収が二百四十四ということですから、不十分さは免れません。それでも幾つかの問題が指...全文を見る
○藤原分科員 同時に、健康診断の徹底、これもおやりいただくわけですね。
○藤原分科員 それでは、三点目に監督体制の問題ですが、労働省の関係で昭和四十年以降二十六の法律、規則の施行と、十二の新規業務が導入をされているわけですが、いずれも人員体制の保障のないままやられているわけです。それらが結局臨検監督にしわ寄せされてきている。このことは、先ほども局長さ...全文を見る
○藤原分科員 安心をしていられると大変ありがたいのですが、念のために申し上げますと、私は、伝統産業や地場産業を振興、発展させていく、こういう点から見ましても、そこで働く労働者の健康や生活を守る、労働基準法の定める最低の労働条件を徹底していくということがどうしても必要だ、これがなけ...全文を見る
03月02日第94回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○藤原分科員 関係者の皆さん、遅くまで大変御苦労さまでございます。  ただいま午後の七時を過ぎました。ちょうどこの時間は、春休みでなければ、勤労学生の皆さんは昼間の仕事で疲れました体にみずからむちうって、学問をしたいという意欲を燃やして夜間大学で学んでいる時間でございます。私は...全文を見る
○藤原分科員 憲法二十六条そして教育基本法に定められました教育の機会均等、国民はひとしく教育を受ける権利を有する、この精神に基づいて、さまざまの原因で昼に学ぶことのできない人人に教育を受ける権利を保障する、このために夜間学部が設置をされているというふうに思うわけです。この働きなが...全文を見る
○藤原分科員 もう一つ大蔵省にお尋ねをしたいと思いますが、五十四年度、どれだけの勤労学生が控除を受けているのでしょうか。わかりましたらお答えをいただきたいと思います。  所得税の免税点というのは五十二年度以降、不当にも七十九万円ということで据え置かれたままですけれども、勤労学生...全文を見る
○藤原分科員 控除額は四年間据え置かれたままだということになるわけですね。
○藤原分科員 実は私、京都にあります立命館大学に参りまして、大学当局や勤労学生からいろいろと実情を聞いてみたわけでございます。この大学の二部といいますのは一部への転入は認めない、こういう制度をとっております。全国的に見ますと、一部の入試に失敗をしたということでとりあえず二部に入学...全文を見る
○藤原分科員 最近の物価の高騰は大変なもので、昭和五十五年度は、政府の見通し六・四%をはるかに超えまして、八%になるのではないかとさえ言われているわけです。その中でも教育費の伸び、これが一番大きいと言われております。総理府統計局の発表いたしております物価指数を見ますと、政府が免税...全文を見る
○藤原分科員 バランス論ですけれども、どうも大蔵省は庶民に対して余り熱心でないと思うのです。大企業のための公共投資とか軍事拡大予算、こういうものとのバランスを考えてみたらとんでもないことになっているわけですよ。ですから、こういうような軍事予算をわずか削れば全く実現可能なことではあ...全文を見る
○藤原分科員 就学保障のために努力をしていらっしゃる、通達を出したり実態調査をしたり、その実態調査ではいま七割が配慮を受けているというお答えでしたけれども、実態は実はそうなっていないわけですね。この夜学生白書によりますと、就学時間に優遇制度があると答えた夜学生は四一・四%なんです...全文を見る
○藤原分科員 私は、日本の未来を背負う青年の学ぶ権利を保障するという点で重要なお仕事ではないかというふうに考えるわけですから、徹底するためにはあるいは大学と連携をするということも必要でしょうし、いまはやっているはずという御答弁でしたが一度検討していただいて、もしそういうことができ...全文を見る
○藤原分科員 私は、経済的な面あるいは労働の実態から勉学条件の改善ということを要求しているわけですけれども、ここで最も本質的な問題というのは、やはり国として国民の教育を受ける権利をどう総合的に保障するのか、昼学べない勤労者が困難な経済あるいは労働条件、こういうものを乗り越えて学ぼ...全文を見る
○藤原分科員 今日でも、勤労者のための夜間大学の存在価値というのは非常に大きい。もっと振興充実すべきだ。いま二部の志願者数は横ばいになってきております、先日も、文部省の方からもお聞きをいたしましたけれども。しかし、国立ても設置数をふやせば、確実に学生数もふえております。一方、大学...全文を見る
○藤原分科員 はい。  最後に、いまの御答弁とあわせて、お尋ねをしておきたいと思うのですが、いまの文部大臣のお話は、私が申しました経常費の二分の一補助、これに対するお考えはなかったわけですから、後で担当の方からお聞きしたいのと、その私学に対する二分の一助成の実現というのと同時に...全文を見る
○藤原分科員 わかりました。  この点はぜひ改めるべきだというふうに考えます。最近、北里大学など、不正乱脈というふうな大学の経営が社会問題になっているわけですから、良心的に努力をし、父母負担の軽減を真剣に考えているという大学にこそ、こういう点を十分評価をして配分をすべきだという...全文を見る
03月19日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○藤原委員 NHKの皆さんにはお疲れのところ御苦労さんでございます。民放連の衆参考人には大変お忙しい中を御無理を申し上げましてありがとうございました。  最近の新聞やテレビでは校内暴力であるとかあるいは家庭内暴力、こういった問題が大きく取り扱われているわけでございます。このよう...全文を見る
○藤原委員 私は、その基本は児童憲章であり、国連の児童権利宣言である、こういうふうに思っております。子供は人類の宝であり、民族の宝です、しかも、この宝は内面からも外からもみがくという営みがなければ値打ちが出てまいりません。子供たちが宝でなくなれば、民族と人類にとりましてそれは破滅...全文を見る
○藤原委員 私はここに学用品のキャラクター商品を少しだけ持っておりますが、これはゼンダマンづきの筆箱です。それから、ウルトラマンであるとか怪獣であるとか、そういうものがついている定規です。そのほかにも、町にはこういったものがあふれているわけです。私も先日百貨店の学用品売り場をのぞ...全文を見る
○藤原委員 この番組のヒーローはこのように商品になっているわけです。  私はここに、子供たちが消しゴムと呼ぶおもちゃを持ってまいりました。これは学習に使う消しゴムではないわけです。テレビ番組に登場するヒーローとか怪獣とか、これを型にはめまして固いゴムでつくられているわけです。こ...全文を見る
○藤原委員 おっしゃるとおりでございまして、この高価なおもちゃが半年あるいはせいぜい一年足らずでもうすたれてしまって、はやらなくなるわけですね。いま一番はやっておりますのはこれなんです。これがテレビで映されるわけですね。  「機動戦士ガンダム」と言います。  昔は、幼いころ遊...全文を見る
○藤原委員 ぜひ、先ほども申しましたように、アメリカでできて日本でできないことはない、顔の色が白くても黒くても黄色くても、やはり子供の幸せを願う心は同じだという立場で禁止をお願いをしたいと思います。  それから、アニメ問題に関連をいたしましていま一つお願いをしたいわけですが、先...全文を見る
○藤原委員 民間放送といいますのは宣伝、広告、コマーシャルによって成り立っているのですから、私は決してCMのすべてを否定するというわけではございません。しかし、少なくとも子供番組だけはもうけの対象にすることは許されないというふうに思いますし、これは子供を持つすべてのお父さんお母さ...全文を見る
○藤原委員 先ほどのFCTの調査でも明らかでございますように、民放の中で申し合わせ基準などはつくっているがなかなか実際に守られていないという状況ですので、ぜひお互いに主体性を持ち、自覚を持ってやっていただく御討議をお願いしたいと思う次第でございます。  さらに、こうしたCMの量...全文を見る
○藤原委員 ぜひそういった提案の御検討、両方でお願いし、よい意味の競争などもしながら、コンクールなどもお願いをしたいと思います。  時間が参りましたので、私は、在日米軍の受信料問題、これは四年か五年越しで毎年聞いておりましたのですが、次に回させていただきたいというふうに思います...全文を見る
04月01日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○藤原委員 まず最初に、私は年金を担当いたします保険の労働者を含めて郵政労働者の労働条件に関することについてお尋ねをいたします。  政府は、昨年の通常国会以来、公務員労働者に定年制を設ける、また退職手当法を改正しようということをねらっているわけですが、これらの改正によりまして、...全文を見る
○藤原委員 いまの所管は内閣委員会ですが、その後どういうふうになるのか、退職手当法が改正されたら、この郵政労働者の定年あるいは退職金、これはどうなるんでしょうか。
○藤原委員 退職手当法につきましては、すべての公務員と三公社の職員の退職金を約一〇%減額するということですけれども、これは郵政労働者を含めてすべての公務員と三公社に働く労働者の生活に直接打撃を与えることは明白であるというふうに私は思うわけです。それだけではなくて、公務員の労働条件...全文を見る
○藤原委員 大臣は、世間が言っているという言い方でまことに巧妙に公務員に対する攻撃をなさっているわけですけれども、政府は公務員労働者には団体交渉権も団体行動権も認めない、三公社五現業の労働者には団体行動権を認めないという制度を押しつけたままで、重要な労働条件にかかわる問題まで一方...全文を見る
○藤原委員 なければ私はそれで結構でございますが、今後もそのようなことがないように厳重に御注意を申し上げておきます。私は、たとえ下請といえども国営事業をやっているわけですから、そこで働く労働者に対して労働条件の切り下げになるような合理化を結果的には押しつける、そういうことを絶対に...全文を見る
○藤原委員 それでは毎年度ごとの目標のようなもの、これは設定されないのですか。
○藤原委員 目標額を設定してやっております部局は、保険局の関係だけではなくて貯金局の場合も同じことをやっているわけですね。私は四年前の貯金法の改正のときにも、貯金の目標とその遂行状況、これについてお尋ねをしたことがございます。改めて貯金の関係のことについてお尋ねをしたいというふう...全文を見る
○藤原委員 私もこの資料をいただいておりますが、ことしの一、二月と昨年の一、二月を比べますと、ことしの場合は落ち込みが大変多いわけです。これはなぜでしょうか。
○藤原委員 私も京都で調べてみますと、昨年と比べましてことしは落ち込んでおります。ところが貯金の外務の人たちから見れば、これは単に落ち込んでいるというだけでは済まされないわけなんです。ある局では十七人ほど貯金課の人がいるそうですけれども、そのうちの八割の人が二月は募集手当が三分の...全文を見る
○藤原委員 現場ではもっと深刻に、もっと戦々恐々としているという事態ですが、局長さんは案外把握していらっしゃらないというふうに思うのですね。私はなぜこんなことになっているのか大変不思議に思って調べてみたのです。そうしましたら、貯金の外務の人にとってみれば募集手当というのは収入の重...全文を見る
○藤原委員 私は、きょうはこの問題を審議するのが重点ではありませんので余り突っ込みませんけれども、現場ではいろいろと混乱が起こっているということは素人の私にもわかるわけですから、いろいろと御注意をすべきではないかというふうに御提案を申し上げるわけです。  私もいろいろ話を聞いて...全文を見る
○藤原委員 それでは、この点はいまおっしゃったとおり、大蔵大臣が言っておられることはとんでもないことだというふうに思いますので、いま再度の御確認でございましたので、ぜひともそれで進めていただきたいと要望をいたします。  では、法案の内容についても二、三点お聞きをしたいと思います...全文を見る
○藤原委員 戦争が国民のささやかな蓄えにまで壊滅的な打撃を与えた、また郵便年金の制度が戦後のインフレに対応できなくて年金制度としての意味を持たなくなった、それで募集も停止せざるを得なくなったというようなことだろうと思うのですが、それではなぜ十三年も改善することなく放置されていたの...全文を見る
○藤原委員 そこで今回の特別措置の内容でございますが、対象といたします契約件数、年金額、これは幾らになるのでしょうか。
○藤原委員 これまでにも今何と同様の特別措置が行われているわけですね。昭和二十二年以前の郵便年金契約に関する特別措置、それから簡保の方では昭和二十四年五月以前の簡易生命保険契約に関する特別措置というのが実施をされております。それぞれ契約者からの申し出に基づいて契約を消滅させて、保...全文を見る
○藤原委員 私はこの簡保の特別措置に関連をいたしまして、四年前の当委員会で質問をしたことがございます。こうした特別措置などの実施に当たっての周知徹底を行っていくという問題であったわけですが、契約解消の申し出をするということは契約者にとって決して損にならない、むしろ契約解消の申し出...全文を見る
○藤原委員 こうした加入者サービスというのは事業者として年金の実質的な価値を維持し得なかったということに対するせめてもの責務だと思うわけですね。ぜひとも加入者への徹底が十分図られるように、こういうことを強く要望をしておきたいと思います。  さて最後に、根本的な問題でございますが...全文を見る
○藤原委員 大臣は、先日の当委員会で同僚委員の質問に対して、日本の公的年金制度は充実している、その上で個々人の多様な要求にこたえていくために郵便年金をという旨の答弁をなさったわけなんですね。いまは、公的年金が大変大切だと私が主張いたしましたのも、おっしゃるとおりだというふうにおっ...全文を見る
○藤原委員 あの長い戦争で苦労をして日本の発展を担ってこられたお年寄り、多くの方々が戦争の犠牲になったけれども、いま長生きしていただいているお年寄りはその方の分まで生きていただかなければならないし、国家がやはり大切にするという政治をしなくてはだめだというふうに思うわけです。いまこ...全文を見る
04月08日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○藤原委員 私は、いま問題になっております電電公社の経営委員であった岩澤靖氏の問題について質問をさせていただきます。  私があえて今日この問題を取り上げますのは、大臣ももう十分御承知のとおりに、電電公社の経営委員は日本電信電話公社法第十条で「公社の業務の運営に関する重要事項を決...全文を見る
○藤原委員 岩澤氏から一身上の都合によりという理由で辞職願が出されたということですが、この理由自体どうもあいまいな感じを受けます。一身上の都合というのはどんなことでしょうか。政府は本人に確かめられたでしょうか。
○藤原委員 本人に確かめもしないで世間の風間で辞任を認めたということになるわけですね。
○藤原委員 私が聞いておりますのは本人に確かめたのかという点で、辞意がかたいの何のと言っておられるのは、秘書を通じて、第三者を通じてということなんですが、あなた方郵政省は岩澤氏から辞職願が出された時点で、引き続き電電公社の経営委員としてその任にとどまるように、辞意がかたいとおっし...全文を見る
○藤原委員 どうもおかしいですね。内閣として責任を持って岩澤氏を公社の経営委員にすべく国会の承認を求められたわけです。ところが、責任を持って推薦された内閣あるいは郵政省は岩澤氏の辞職願の内容すら本人に確かめられもしない。しかも、辞職される際も全く慰留もされていない。それじゃなぜこ...全文を見る
○藤原委員 岩澤氏の場合はどちらだったんですかし
○藤原委員 一般的には所管の省庁が推薦するということですけれども、そういたしますと岩澤氏の場合は、郵政省の方から公社の経営委員としてふさわしいということで御推薦をされた、このように私は理解をいたしますが、それで郵政省はいいでしょうか。
○藤原委員 そんないいかげんなあいまいな答弁では全く困ります。内閣が責任を持って国会の承認を求められた人事であるわけですね、内閣官房、岩澤氏がどこから推薦をされたのか、責任を持って答弁をしてください。郵政省では非常に無責任です。
○藤原委員 ことだと思いますじゃなくて もう過去の、事実あなた方がやってきたことをそのままお答えいただいたらいいわけで、全く無責任な答弁が続いていると思います。  内閣の責任で提案をされてきた人事であるわけです。電電公社の経営委員としてその責務を全うするにふさわしい人物として推...全文を見る
○藤原委員 それでは次にお聞きをいたしますが、公社の経営委員の選考に当たっての基準というのが当然あるわけですね。どうなっているでしょうか。郵政省、御答弁を願います。
○藤原委員 いま御答弁されました、経営委員たるにふさわしい広い経験や豊富な知識ということは一体どういうことでしょうか。もう少し私に理解できるように説明をしていただきたいと思います。
○藤原委員 それでは岩澤氏の場合も、その経歴から見て経営委員にふさわしい広い経験や豊富な知識を備えられている、経営委員たるにふさわしい人物だと判断されたわけですか。その点いかがでしょうか。
○藤原委員 それではここに持ってまいりましたものでお尋ねをいたしますが、電電公社にお聞きをしたいと思います。  共和電業という東証二部上場の企業がございますが、この共和電業という企業と岩澤氏の関係について、わかっておりましたらお答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 いま共和電業との関係をお聞きしたわけですが、岩澤氏は、おっしゃったとおり昭和五十四年の三月に共和電業の代表取締役会長に就任をしております。財界では、東証第二部上場企業であります共和電業の買い占めが、岩澤氏の北海道から中央への進出作戦の緒戦だった、こういうふうに言われて...全文を見る
○藤原委員 ふさわしい人がこういうことになったんですから、非常に調査が不十分であり、いいかげんであったということがはっきり証明されるというふうに思います。  次に、岩澤氏を公社の経営委員に推薦するという判断をされたのはいつごろでしょうか。郵政省、お答えください。
○藤原委員 お忘れになっているようですのでお教えいたしますと、昭和五十五年十月三十一日に任命されております。昨年の九十三国会に、岩澤氏の経営委員任命の承認を国会に求められたわけですから、当然この前に決められていたということなんですね。もう一点お聞きいたしますが、岩澤氏が共和電業の...全文を見る
○藤原委員 顧問になったことを御存じだったでしょうか。
○藤原委員 ここに昭和五十六年一月一日発行の共和電業社内報「共和ライフ」がございます。この中で、最高顧問としての新年のメッセージが書かれているわけです。岩澤氏の年頭のごあいさつです。ここで岩澤氏はこう言っております。「私は昨年一身上の都合により会長を辞任いたしました。」と述べてい...全文を見る
○藤原委員 いま御答弁されました金額は本社及び四つの出先機関のみの数字であって、地方電気通信局などの購入分につきましては掌握し切れていないということなのですね。
○藤原委員 私どもの調査によりますと、岩澤氏が経営委員に就任をされました昭和五十五年度の共和電業からの公社の物品購入額というのは六千四百万円にも上っております。先ほど読み上げました同じ新年のメッセージの中で岩澤氏は、「会長を辞任したとはいえ血と汗のこもった共和電業は私にとって表裏...全文を見る
○藤原委員 そのようないいかげんな答弁では納得することができません。私たち調査をしたわけですから、六千四百万円という数字はいいかげんに大きくして架空のものを出しているというものではないわけです。これは郵政省として調査すべきではないでしょうか、共和電業にとってみれば電電公社は重要な...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、再度この調査をされる意思はないわけですか。私どもの調査ではこういうふうに食い違いも起こっているけれども、前に調査したのだからもういいのだ、辞任をして、秘書がだれかが持ってきて、会いもしないで、はいよろしい、こういうことでいいのだということでお済ましになるわけ...全文を見る
○藤原委員 就任をした後にこの事態が起こったわけですよ。それでも、この以前にやったのだからいいのだ、電電公社が言ったけれども、私どもでさえ調査すれば食い違っているのだということを申し上げているにもかかわらず、それは欠格条項にも該当しないのだと、それでもなおかつ強弁なさるのでしょう...全文を見る
○藤原委員 それでは大臣、ぜひとも調査をしていただきたい。やぶさかではないということですが、大臣からお答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 よく打ち合わせをしていただきたいわけですけれども、実は先ほども申し上げましたように、電電公社は現在のところ、その公社本体と四つの通信研究所しか把握できていない、地方のところが把握できていないという現状ですから、郵政省はきちんとこの調査をすべきだ、こういうことを再々私は...全文を見る
○藤原委員 私が電電公社に、共和電業との関係を要求いたしましたところ、電電公社がまず本社の分だけ持ってこられて、ゼロ、ゼロ、ゼロというふうなので、何もありませんと実は持ってこられたわけです。そうじゃないでしょう、武蔵野電信研究所とか横須賀とか茨城とか建設技術開発室とか、そういうと...全文を見る
○藤原委員 それでは、さらにお尋ねをいたしますが、岩澤氏と自民党との関係について郵政省はどの程度のことを御存じなのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
○藤原委員 官房長というのは、余り何も知らぬでいい役職なんでしょうかね、岩澤氏あるいは岩澤氏の関係する企業が昭和五十二年から五十四年の期間にかけまして、わかっているだけでも、たとえば国民政治協会に一億二千万円もの政治献金をしているのです。しかし私どもの調査では、単なる岩澤氏個人あ...全文を見る
○藤原委員 そういうことをよく承知の上で、役員だけでなしに、こういった中身もよく御承知の上で経営委員に推薦をされたわけでしょうか、
○藤原委員 公社の経営委員の欠格条項の中には、政党の役員は除くことになっております。これに該当するとまではまいりませんけれども、これでは、自民党を支えてくれた見返りとして推薦をした、こういうふうに言われても仕方がないではないのでしょうかね。私が指摘をいたしましたように、今回の問題...全文を見る
○藤原委員 その一番最初からいろいろ意図を持って推薦なさるということは恐らくないでしょう。十分全力を挙げておやりになったというふうに思うのですけれども、こういうことが起こってきた、今後厳正にということですけれども、もう少し具体的に、私どもが調べただけでもこれだけある。そうすると、...全文を見る
○藤原委員 日本語というのはたくさん抽象的な言葉があるわけですね。より一層深く、広く、厳正にとおっしゃってもちっとも具体的じゃないわけですね。  そこで、私は最後に一つ提案をしたいと思うのですが、いかがなものでしょうか一政府が今日のこの事件から教訓を導いて、この際電電公社の経営...全文を見る
○藤原委員 しかし、議運の方の御意見を聞きましても、それに大変な時間をとるわけにもいかないというふうな事態の中で、こういった半ぺらの紙に経歴書を書いたのが出されて簡単な説明があるというふうな状態ですけれども、それではその方の簡単な経歴はわかるけれども、識見、電電公社に対してどんな...全文を見る
○藤原委員 終わります。
04月09日第94回国会 衆議院 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号
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○藤原委員 関係者の皆さんには大変御苦労さんでございます。私は電電公社の納付金の問題を中心に質問をさせていただきます。  政府は今回赤字財政を理由に電電公社から毎年千二百億円を向こう四年間国庫に納付させようとしております。これは電電公社が五十二年度以降黒字経営を続けていることに...全文を見る
○藤原委員 昭和五十一年当時中曽根長官は自民党の幹事長をやっておられましたから、この重要法案であります電話料金の値上げについては当然その内情をよく知っておられたはずでございます。それにもかかわらず後で訂正をしなければならないような本会議答弁をなさったということは、長官、あなたの本...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁は全く長官の本音は出されておりません。先ほど同僚議員の発言に対してあなたは、七重のひざを八重に折ってお願いする、こういうふうにお答えになっていたわけでございますけれども、政府側がたとえ平身低頭なさっても私は納得できません。しかしきょうはあなたが早くお帰りに...全文を見る
○藤原委員 財政を再建しなければならないというのが大蔵大臣の大義名分のように承りました。非営利事業体からも納付させなければならないという状況に本当にあるのかどうかという点で、私は具体的にお聞きをしていきたいと思います。  五十六年度の一般会計のうちに社会保障関係費は、対前年度で...全文を見る
○藤原委員 今年度の防衛関係費は二兆四千億円で、前年度の伸び率は正確に申しますと七・六一%でございます。事実上戦後初めて社会保障費の伸びを上回る予算になっているわけでございます。これは全く軍備拡大、軍事優先の予算でございます。なぜこんな軍拡予算を組まなければならないのでしょうか。...全文を見る
○藤原委員 いま、後年度負担につきまして減っているのだ、だからそれは大したことないんだというふうな意味のお答えがあったのですが、経団連の防衛生産委員会特報NO177というのを持っているわけですけれども、これを見せていただきますと、防衛庁の渡邊経理局長、大臣ではございません、経理局...全文を見る
○藤原委員 大したことはないというふうな認識は誤りですよ、こういうふうに私は御指摘申し上げているわけでございます。  そこで、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、政府は財政危機を打開するために行政改革をと盛んに言っておられるわけです。人減らしもしなければならない、こうも言っておられ...全文を見る
○藤原委員 こういう国民にとりまして不要な部門こそを削るべきではありませんか。三月十七日付の日経新聞に財界五団体でつくっている行政改革推進五人委員会、ここの三月十六日の記者会見の内容が報道されておりますが、この中で日向方斉関経連会長がこう言っておられます。「財政合理化に際しても防...全文を見る
○藤原委員 先日、園田厚生大臣は、行管庁の勧告も五年前にあったのだから、五年のおくれを取り戻すべくがんばります、こういう御答弁でしたから必ず御要求があると思います。その際に、軍事優先というふうなことで未来を担う子供たちが二の次にならないようにぜひお願いいたしますが、その点簡単にい...全文を見る
○藤原委員 国民が大きな目をみはっておりますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  私は軍事費をふやすために電電公社から納付金を取るといったやり方はやめるべきだというふうに思うのです。御存じの方もあるかと思いますが、戦前にもこれとよく似たことが行われております。昭和十三年三月...全文を見る
○藤原委員 郵政省の電気通信政策局長である守住さんにはもう少しよく調べておいていただきたかったと思うのです。  「郵政百年史」を見ますと、「十三年度から始まった臨時軍事費への繰入金は、四億一、〇〇〇万円に達し、公債収入の約二・六倍に及んだ。この点からみれば、通信事業公債は、軍事...全文を見る
○藤原委員 ものすごい数でございますが、この問題は、昭和五十三年の十一月十七日に参議院の逓信委員会におきましてわが党の沓脱議員が取り上げたことがございますので、公社の方もよくおわかりだと思います。苦情はなかなか減らないどころかふえる一方である。  それからその次に私は、これは数...全文を見る
○藤原委員 料金問題のトラブルが年間二十万件を超えるということがはっきりしたわけでございますが、こんなことこそ何をほっておいても手をつけなければならないことだと思います。いまいろいろとお述べになり、コストが高くなるからなかなか進まないのだということですが、先ほども申したように、商...全文を見る
○藤原委員 技術は進展している、商用にも供せるのだとあなたたちの内部情報にちゃんと書かれているわけですね。ですから、要はやる気があるかないかということです。技術の面はいろいろ詳しくおっしゃっても、私も専門家でございませんからわかりませんから、そういう国民の要望に対して聞く耳がある...全文を見る
○藤原委員 この宅内度数計の実用化は、電電事業が国民から信頼をされるためにもぜひともやらなければならないことだと私は思うわけでございます。いま総裁からは、研究している限りはやる気があるのだというふうにおっしゃいました。ぜひとも促進をさせていただきたい。  郵政大臣からは安くない...全文を見る
04月22日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○藤原委員 先日来各委員会におきまして取り上げられておりますように、四月の九日、午前十時三十分ごろ、日本の船籍日昇丸という貨物船が米海軍の原子力潜水艦ジョージ・ワシントン号によって沈没させられた、こういう事件が起きたわけでございます。  この日昇丸には乗組員十五名が乗っており、...全文を見る
○藤原委員 それでは防衛庁にお尋ねをしたいと思いますが、日昇丸の通信長は遭難通信を送った、一方海上保安庁の海上局ではその通信について傍受していないということであるわけですね。  今回の事件に関連しまして、ある軍事評論家がこう言っておられます。今回の事故は、米原潜がよほどの油断が...全文を見る
○藤原委員 それでは、発見した後どのようなことをされたのでしょうか。また、海上保安庁のどこに、いつ、どういう内容で知らされたのでしょうか。十三名の救助は、海上保安庁の説明によりますと、五時八分に終了したというふうに聞いておりますが、それに間違いないのでしょうか。
○藤原委員 発見をしたのが午前四時二十五分と先ほどおっしゃったわけですが、保安庁への通報が午前五時四分。そうすると約四十分もかかっているわけですね。これは一体なぜでしょうか。また、保安庁の説明によりますと、第一報の内容は、北緯三十一度二十八分、東経百二十九度二十分、漂流中のゴムボ...全文を見る
○藤原委員 いままでの説明を整理してみますと、まず第一に、護衛艦は信号弾を見て現場に急行した。それは海上で緊急事態が起きているということであるわけですね。それを知って現場に向かった。二つ目には、救助作業の開始が午前四時四十二分だ。三つ目には、そして救助が終了する直前の午前五時四分...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁では国民は納得するものではない。特にこの新聞には、遺体になられた御主人に対して、本当に新聞記事を読んでも胸が痛むというふうな状況が出ているわけですけれども、発見したのが午前四時二十五分、海上保安庁に第一報を入れたのが午前五時四分、救助し終わったのが午前五時...全文を見る
○藤原委員 それでは海上保安庁は、船籍愛媛県、それから船名は日昇丸、十三名救助という第一報を聞かれてどのようお措置、つまり対策ですね、これをとられたのでしょうか。第一報を聞いた後ほどのような具体的な行動をとられたのでしょうか。さらには、第二報は何時に聞いて、聞いた後は何をされたの...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃいましたように、第一報で救助中の通報があった。つまりそれは、船籍は愛媛県、それから船名は日昇丸、十三名が救助、こう言ってきた内容であるわけですね。海難救助を使命とする保安庁ですから、ここには当然日本の船舶のことに関する書類というのはきちんと備えつけられてい...全文を見る
○藤原委員 人命にかかわることですからね、確実なことで、もう死んでしまった、浮いているかもしれないというようなことを通報したって何もならないわけですからね。ひょっとしたら行方不明者がいるから、極力みんなで応援をして人命を救助するために協力してくれ、こういうことを通報されてあたりま...全文を見る
○藤原委員 この不法無線局の九割が二十六メガヘルツ帯から二十八メガヘルツ帯までの周波数を使用するという不法な市民ラジオであるわけですね。これらわが国では使用できない多チャンネル、高出力の送受信機で、いまおっしゃいましたように一般にハイパワー市民ラジオ、こういうふうに言われているわ...全文を見る
○藤原委員 輸出用であった製品が国内に出回ったということが主な原因だというふうにおっしゃっているように思うのですけれども、電波といいますのは限りある資源ですね。国民の共有財産でもあるわけです。現在では日常生活の上でこれはもう欠かすことのできないものであるわけですけれども、不法な機...全文を見る
○藤原委員 このようなハイパワー市民ラジオであるとか高出力の小型発信機というような違法な機器を取り締まっていく上で、どうしても製造販売についても郵政省と通産省が必要な協力をして全力を挙げていただかなければならない。今後ともその点強力に御努力をいただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○藤原委員 私もハムをやっておられる方々にお会いしてお話を聞いてきたんですけれども、たとえば大阪の身体障害者団体連合会の事務局長をやっておられる田中逸郎さんという方ですけれども、障害者の中で自動車を運転する人も大変多くなってきている、山道などで故障したときにハムの仲間に呼びかけて...全文を見る
○藤原委員 終わります。
04月23日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○藤原委員 郵便為替、振替法、この質問に入る前に、私は一、二点郵政省に確認をしておきたいということがありますので、その点からまず質問をさせていただきたいと思います。  去る二月二十五日でございましたが、当委員会で私は団地配達員の処遇の問題についてお尋ねをいたしました。その中で団...全文を見る
○藤原委員 大きなアンバランスが生じている点を指摘をしてどのようにされましたかという質問をしているわけですが、通達に違反があるかないか、そういうことできょうは論議をしようとはしておりません。私どももきょうは国政の運営に協力をして質問時間数をそれぞれ十分ずつ減らしているという状況で...全文を見る
○藤原委員 それでは、郵務局長が先日来説明をされた時間給より低い賃金のところがあれば、そのところは最低賃金、つまり最低の時間給というところまで引き上げるということをお約束いただけますでしょうか。
○藤原委員 また、郵政省がお調べになったところで、実際の仕事は団地配達員としての業務に従事をさせているが、しかし採用するときは一般の非常勤職員、こういうことで雇用をしているという方たちが東海、近畿、それから東京、そういったところなど各地方の郵政局管内にいるように思うのですね。しか...全文を見る
○藤原委員 それでは引き続きまして、団地配達員の労働条件の一つでございます年休の問題についてお尋ねをしたいと思います。  前回の質問の中でも、郵務局長は、労働基準法第三十九条の要件に合致する人の場合は最低年十日の年休を与えることになっている、このように御答弁をいただいたわけでご...全文を見る
○藤原委員 郵務局長さんのお言葉でございますが、私どもがつかんでいる中ではまだそうなっていないというのがあるので、ちょっと質問をしたいわけですが、二月二十五日に質問して、約二カ月たっているわけですね。そこで、私もせっかく取り上げたわけですから、お約束いただいた中でどうなっているの...全文を見る
○藤原委員 私がいままで指摘をいたしました団地配達員の賃金と年休の問題につきましては、今日改めて問題になるのは、前回も申し上げましたように、郵政省の側に、雇い入れに当たっては労働条件を明示すべきこと、こういう労基法の第十五条一項の規定が完全に実施されていないからだというふうに思う...全文を見る
○藤原委員 前回の質疑の中で、団地配達員に対する基本的な考え方であるとか、あるいは処遇の問題について、皆さん方が考えていらっしゃることと私が理解をしていることに違いがあるというふうに私は思ったわけなんです。この点につきましては後の機会に譲りたいというふうに思うのですけれども、とり...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁では、昨年確定をいたしました体制でことしもやっていくということでございますね。このことに関連をしてお尋ねをしたいと思うのです。  たしか昨年だったと思いますが、京都の貯金局の局舎の移転が計画をされて、予算も要求していたというふうに用いておりましたが、この...全文を見る
○藤原委員 もう一度お尋ねしますが、京都貯金局の局舎移転というのはなくなって、いまのままでやるということですか。
○藤原委員 将来的であって、その将来というのはいつの時期か、近い将来か遠い将来かということも決まっていないわけですね。
○藤原委員 それでは、いま説明された程度のことは、該当する地方貯金局の職員の方々にも早く説明をしていただきたいと思うのです。こんな簡単なことまで当局側がはっきり言わないという中で、京都貯金局の職員の方に私が出会いますと、あれどうなっているんだろうかということで、日々が非常に不安だ...全文を見る
○藤原委員 それではぜひそういった問題は、職員の方にも周知徹底といいますか、疑問を持ったままで仕事をしているという状態がないように指導をしていただきたいというふうに思うのです。  それでは次に、郵貯のオンライン化に伴う職員の訓練の問題について若干お尋ねをしたいと思うのですが、郵...全文を見る
○藤原委員 貯金の業務にとりまして気を配らなければならないことは、郵便であるとか保険の業務と違いまして、全国約一万三千ある無集配の特定郵便局、これが非常に大きな役割りを果たしているという観点が大事じゃないかと私は思うのです。この一万三千局の無集配局にもすべてに端末機を入れて初めて...全文を見る
○藤原委員 無集配の特定郵便局の職員数はおわかりになりませんか。
○藤原委員 それじゃ平均年齢とか平均の勤続年数もおわかりになりませんでしょうか。
○藤原委員 質問に当たりまして私ども郵政省の方から資料をいただいたのですね。これによりますと、五十四年十月二日現在ですが、無集配特定郵便局の職員数、平均年齢及び平均勤続年数、これを一覧にしていただいて、男子は四十三歳三カ月、平均勤続年数は二十三年三カ月、女子は平均年齢が三十四・九...全文を見る
○藤原委員 多分間違いないということでいいのですね、人事局から出ておろうとどうであろうと。いかがですか。
○藤原委員 人事局から出たのであると間違いでしょうか。これに基づいて質問をしたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○藤原委員 特定局といいますのは、婦人の職員が非常に多いという職場ですね。これが特徴だというふうに思います。それに、平均年齢が三十四歳ということですから、ほとんどの方は家庭を持っておられる、子供さんがいらっしゃる、そういう条件のもとで働いているわけなんです。その上、特定局は職員の...全文を見る
○藤原委員 今日、訓練はすべての地域で完了しているわけでもなく、今後引き続き残りの地域の職員の方々を対象にこの訓練を行っていかなければならない、こういうふうに思われるわけですけれども、皆さん方はいままでやってきた訓練の中で、何か改善すべきだという点は持っておられるのでしょうか。ま...全文を見る
○藤原委員 訓練につきまして、私が職員の方から聞いている点を申し上げたいと思いますので、ぜひ御参考にしていただきたいと思うわけでございます。  一つは、訓練で出張をした職員のかわりにアルバイトを雇えということになっているようですけれども、そのアルバイトは特定局にすべて任されてい...全文を見る
○藤原委員 終わります。
06月03日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
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○藤原委員 私は、同僚議員からもいま御指摘がありましたが、都市におきますテレビの受信障害につきまして幾つか質問をさせていただきます。  今日、過密な都市部におきまして、建物の高層化によりましてテレビの電波障害が大きな問題になっております。特に東京における新宿副都心の超高層ビル群...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁によりますと、中野五丁目、野方それから新井周辺地区の障害の主たる原因はSKKと特定できるというふうにおっしゃったわけでございます。その中で、SKK及びサンシャイン60の超高層ビルによって中野区の地域に深刻な影響を及ぼしているわけですけれども、ただいまもあり...全文を見る
○藤原委員 では、当然経過も御承知になっているわけですが、中野の区民の皆さんからのこれらの要望に対しまして、郵政省は、電波障害の原因者というものに対してどのような行政指導――いまも聞いていますと、どうも当事者間のことはいろいろとおっしゃっているのですが、郵政省は一体何をしたのか、...全文を見る
○藤原委員 いま御答弁された行政指導によりまして、何度も要請を繰り返してこられた新井、野方、中野五丁目、鷺宮、この地域の受信障害はいまの対策によって解決の方向に向かっているのかどうか。解決の方向に向かっているのであれば、そのめどはいつなのかということをお答えいただきたい。私も先ほ...全文を見る
○藤原委員 先ほど私はわざわざ確認したわけですが、NHKの御説明では、中野区内の中野五丁目などの地域における電波障害の主たる原因というのはSKK、つまり新宿副都心の超高層ビル群だということがはっきりしているわけです。そうすれば郵政省は、従来からテレビの都市難視の解決策として、原因...全文を見る
○藤原委員 確かに常識から考えても複合もあろうかというふうに思いますが、先ほどもそのために詳しく説明いただいたのですが、主たる原因はSKKにある、こういうことがはっきりしているわけですね。それでもいや複合だ何だかんだと言ってぐずぐずしていたら全く日が暮れる、そして夜が明けるという...全文を見る
○藤原委員 SKKや新都市開発センターの態度、これを知っているわけですか。大臣に陳情されたお話の内容ではなくて、その後体然としてSKKや開発センターが言っている態度とか見解、こういったものを知っているか、こう言っているのです。知っているとか知らぬとかいう答弁まで一々後ろの方に耳打...全文を見る
○藤原委員 そんなことも知らないでどういう行政指導をやられているのか。電波障害の原因者に責任をとらしていくということが、それではできないではありませんか。御存じないのでしたら、私が調べましたことを申し上げたいと思います。  昭和五十四年十月十九日、新宿新都心開発協議会つまりSK...全文を見る
○藤原委員 ここまでの議論で明らかになりましたように、中野区の中野五丁目、新井、野方、鷺宮、その地名までは知らぬとおっしゃっておりましたが、ぜひただいま認識していただいて、この地域の電波障害の原因についてはNHKの調査でも特定されて明らかなわけなのですから、主たる原因はSKKにあ...全文を見る
○藤原委員 今日の都市の受信障害というのは年々増加の傾向にあるわけです。NHKの推定でも五十四年三月末で難視の戸数というのは五十四万世帯もあると言われている状況です。今後も都市の過密化、高層化によって一層深刻な問題になっていくであろうということは火を見るよりも明らかです。したがい...全文を見る
○藤原委員 非常に時間が限られておりますので、私は大臣に二問だけお尋ねをしたいと思います。  今回政府が、郵政、電電、国鉄など三公社五現業職員の賃上げに関する公労委の仲裁裁定を議決案件として国会に付議したことは、法律に定められた政府の仲裁裁定実施義務を怠るという、まことに不当な...全文を見る
○藤原委員 政府は裁定を実施する予算がないということを理由にされておりますけれども、今回の仲裁裁定の賃上げ内容を見ますと、三公社五現業平均で七・六四%、一万三千九百九十六円で、ベースアップ分は五・三八%となっております。昨年の消費者物価の上昇率が七・八%ですから、この裁定そのもの...全文を見る
○藤原委員 本来賃金であるとかあるいは退職金などのこの労働条件、これは労使の団体交渉によって解決すべき問題でございます。ところが、政府は、公務員二法によって民間よりも低い公務員の退職金を削った上に、スト権剥奪の代償として設けられておりますこの公労委の仲裁裁定、これを完全実施しよう...全文を見る
08月26日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
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○藤原委員 私、きょうは郵便貯金のあり方の問題について質問をさせていただこうと思っているわけでございますが、その前に一点だけ確認をしておきたいと思います。  それは、去る八月十七日の夕刊で報道いたしておりますが、郵便小包業務の縮小を郵政省が考えているという問題でございます。郵政...全文を見る
○藤原委員 よくわかりました。それでは本論に入らせていただきます。  金融の分野における官業のあり方についての懇談会の報告書の中で触れられております預貯金金利の一元的決定につきましては、預金者の利益が損なわれるものであり受け入れることはできないと郵政省は反対の態度をとっておられ...全文を見る
○藤原委員 そういたしますと、預金者保護の観点を貫いていかなければならないということになるわけですね。私もその点賛成です。しかし、やや不安そして疑問が残りますので、改めてお尋ねをしていきたいと思います。  いままで郵貯金利の決定につきまして、過去を振り返ってみますと、あなた方は...全文を見る
○藤原委員 郵便貯金の金利引き下げというのは、過去十年間で八回も行われてまいりました。しかも、その利下げというのは事実上公定歩合の引き下げに連動して行われてきたわけです。国民が貯蓄を目的といたしますのは、貯蓄増強中央委員会の貯蓄に関する世論調査でも明らかになっておりますように、単...全文を見る
○藤原委員 それで、民間の小口預金を含んでいますか。
○藤原委員 私は、金利決定の一元化につきましては、貯金をいたします国民大衆の利益の増進を考慮することを趣旨としております郵便貯金法第十二条第二項の前段部分を事実上放棄するものだ、こういうことで容認をできるものではないということをはっきり申し上げておきます。郵便貯金というものは、そ...全文を見る
○藤原委員 それでは次に、郵貯の資金運用につきましてお尋ねをしたいと思います。  郵便貯金法の第一条は、郵貯につきまして「簡易で確実な貯蓄の手段としてあまねく公平に利用させることによって、国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的とする。」こううたっております。こ...全文を見る
○藤原委員 それでは、この郵貯資金を原資といたします財政投融資につきましてもその趣旨が貫かれるべきだと思うわけです。     〔委員長退席、畑委員長代理着席〕 ところが、現在財投の制度、運用には問題点が多いわけです。郵政省としても抜本的見直しということをこの中で主張しておられ...全文を見る
○藤原委員 あなた方は、財投については郵便貯金資金の性格に応じた対象に運用されるというふうに要求をしていらっしゃるわけですけれども、この対象というのは具体的にどういうものなのか、説明をしてください。
○藤原委員 資金運用部資金法では、資金運用審議会を設置して資金運用部資金の運用に関して審議をするということになっておりますね。郵政省からは内閣総理大臣の任命によりまして二名の専門委員がここに出ております。それは貯金局長と簡保局長のお二人でございます。この人たちはこの審議会の中で、...全文を見る
○藤原委員 近年に至ってこの種の問題が出てきているという御答弁でしたけれども、なぜいままでそのような主張をしてこられなかったのでしょう。ちゃんと法律でも、この審議会を設置して、それにお二方が出ることができるという場がありますのに、なぜそのような主張をされてこられなかったのでしょう...全文を見る
○藤原委員 ちょっと御答弁になっていないと思うのです。郵政省が現在主張しておられる点、つまり財投の批判ですね。これを、今日まで資金運用審議会で強力に主張する場というものはきちんと保障されていたわけです。その場その場でとか、ばったり会ったときにとか、そういうことでなくて、きちんと保...全文を見る
○藤原委員 答弁になっていないわけです。折を見てとか、機会を見てとかでなくて、資金運用部資金法では、資金運用審議会を設置をして、そこで資金運用部資金の運用に関して審議をする、郵政省から貯金局長簡易局長が出られるんだ、そういう場が保障されてあるのに、なぜ折を見てとか機会を見てなどと...全文を見る
○藤原委員 では次に、自主運用の一方法といたしまして郵貯による国債の引き受けを提起しておられるわけです。しかも、この方が現在やられている資金運用部資金による引き受けよりもいいというふうに説明をしていらっしゃるわけですが、それはどういう点なんでしょうか。
○藤原委員 私どもは一貫して国債の増発政策というものには反対をして、国民の立場に立った行財政の改革と国債発行の計画的で大幅な縮減を図るように要求をしてまいりました。今日の財政危機の重大な原因の一つといたしまして、過去の国債発行のツケだということは自明のところです。今後とも国債の大...全文を見る
○藤原委員 あなた方が国債の発行、これは引き受けないというのならともかく、高い利回りなら引き受けますよと、こう言っていらっしゃるんですから、これは国債発行の歯どめどころか、高利の国債増発を主張するものであって、かえって財政の負担を大きくすることにしかならないんじゃないでしょうか。...全文を見る
○藤原委員 自主運用による国債の引き受けというのは、郵貯にとりましては高利を手にするという当面の利益はありますけれども、それと引きかえにどうなるか。郵貯のあり方をゆがめて、健全な経営を阻害して国民の支持をも得られなくなる可能性があるというふうに、きわめて危険なものだと思うのです。...全文を見る
○藤原委員 具体的なことは検討中ということでございましたが、検討中であればこそ私はこのことを主張をするべきだと思いますし、きょうの場があってよかった、こういうふうに思うのですが、検討の中に私が申し上げましたことなど検討をしていただけるでしょうか。
○藤原委員 ぜひ参考にして検討していただきたいと思います。  そこで一つだけ、さらに検討していただきたいのですが、私の方はもう少し具体性を持っておりますので申し述べておきたいと思います。  いま、三百万円が定額ということですね。その中で現行七十万円貸し付け、こういうふうになっ...全文を見る
○藤原委員 また直接運用といたしまして、地方債の引き受け拡大の話がございました。政府資金でのこの引受枠を拡大するということは賛成なんですけれども、これも何ら郵貯で独自にやらねばならないものだとは思えないわけです。ですから、これも現在の資金運用部資金や財投を改善をして、抜本的に改善...全文を見る
○藤原委員 どうもありがとうございました。
10月30日第95回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○藤原委員 NHKの総合放送研究所の全国調査によりますと、五十五年度のNHKテレビの学校放送を利用いたしております小学校は、全国二万五千校のうち二万三千四百四十校、全体の九四%に当たるわけでございます。これは五十五年度からのNHKの新しい試みなどの成果があらわれて、学校放送が小学...全文を見る
○藤原委員 今日、子供たちは自然に触れる機会が大変少ないというふうな状況に置かれておりますばかりか、自然に触れようとすれば危険が伴うというふうな自然破壊の中で生活をしております。こういう中で、映像的な情報というのは、現実では体験できない生物の育ち方の様子がわかります。また、実際行...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃいました三つの点は賛成なんですが、ちょっとひっかかりますのは、目で見るところにポイントがあるということですね。確かにそうですが、私は、この「炭酸水」の放映を見まして、それにとどまらずに、この放映は、テキストを見ますと、もっとたくさん二酸化炭素を水に溶かして...全文を見る
○藤原委員 このたびの事故で、今後の番組制作や企画という上で、危険を伴う実験は避けるんだ、やめてしまうんだ、つまり君子危うきに近寄らず番組というふうなことになってしまっては、学校放送をやる価値はなくなるというふうに私は思うわけです。消極的な解決の方法というのは、科学的な認識とは似...全文を見る
○藤原委員 この学校放送の中のメンバーを見ましても、いろいろ専門家がいらっしゃることはわかるわけですが、会長さん、いま申しましたスタッフ、ここに理科の方が小学校では必要だという意見を申し上げておりますので、ぜひ後々の検討に入れていただきたいということを要望だけさせていただきます。...全文を見る
○藤原委員 それでは次に、行政改革に関する問題についてお尋ねをしたいと思います。  今月の七日に第二臨調の第四部会は、郵政省と科学技術庁の所管いたします特殊法人について現状説明を求めたというふうに言われております。私どもは、汚職や不正をなくして国民に開かれた行政を行うということ...全文を見る
○藤原委員 それじゃ郵政省にお尋ねをいたしますが、現在特殊法人と名のつきますものは百を超えてあるわけですね。私はNHKと他の特殊法人とは非常に大きな相違点があるというふうに考えているんですが、その認識についてお聞きしたいと思うわけです。  そこでまず、相違点はあるというふうに考...全文を見る
○藤原委員 それでは臨調の事務局に来ていただいておりますが、ここはNHKと他の特殊法人との違いについてどのように認識していらっしゃるでしょうか。
○藤原委員 郵政省は去る七日の第四部会への説明の中で、NHKの場合は現行の経営形態が適当であるという説明をされたようですけれども、その理由を答えていただきたいと思います。  また、国とNHKの関係はどのような形が望ましいというふうに考えておられるのか、臨調にはどのようにその点を...全文を見る
○藤原委員 いまのお答えのとおり、現在の経営形態が適当であるというふうに説明をされたにもかかわらず、十月八日付の新聞報道によりますと、経営委員会が機能していない、経営改善、合理化努力が不十分であるという意見が出されたと言われておりますし、また別の報道によりますれば、番組の制作に費...全文を見る
○藤原委員 田中電波監理局長はこの春の通常国会で、実情調査あるいは勧奨のための基地立ち入りということも必要だろうというふうに答弁されているわけですから、この春以来具体的に動いてこられただろうというふうには思うのです。それを受けて外務省は、この基地への立ち入りができるように米軍に交...全文を見る
○藤原委員 NHKは郵送で契約勧奨してもほとんど効果は期待できないというふうに言っているわけです。立ち入りというのは、それができたからといって基本的な解決にはなりませんけれども、少しは前進するというふうに思います。立ち入りが実現するというのは見通しとしてどうなんですか、あるのです...全文を見る
○藤原委員 私が国会で初めてこの問題を取り上げましてからすでに四年と半年たっているわけです。担当の郵政大臣も五人目になられたわけでございます。それでもなおなかなか解決がされません。一体政府は本気になってこの問題を解決する気があるのだろうか、いいかげんにしてくださいと腹立たしくさえ...全文を見る
○藤原委員 それでは四年半前から一歩も前進をしていない。NHKがやってほしいと言うてきたらやってやります、これが四年半前の答弁ですけれども、逆に後戻りしているというふうな状況にさえあると思うのですね。私は何たることぞと思うわけですが、米軍の言いますように、NHKの受信料が地位協定...全文を見る
○藤原委員 終わります。