藤原ひろ子

ふじわらひろこ



当選回数回

藤原ひろ子の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
議事録を見る
○藤原委員 私は、きょうは郵便の合理化と申しますか効率化と申しますか、この問題について質問をさせていただきます。  まず最初に、昭和五十三年十二月一日に郵便規則を改正いたしまして、五十七年四月一日より実施することになっております高層ビルの集合受箱の設置の問題でございますね。これ...全文を見る
○藤原委員 京滋の公団自治協は、近畿郵政局との交渉をいたしました。その席で一人暮らしで病気の人、余り外出をしない人に対しての扱いはどうするのかという公団自治協の問いに対しまして、郵政省は、申し出があれば当該局の判断で対処する、こういう回答をしておりますが、このような特例的な扱いを...全文を見る
○藤原委員 郵便規則改正につきまして関係住民に対する周知ですね、これはどのような方法でいつごろおやりになったのでしょうか。
○藤原委員 私がいま挙げます例は、いまお挙げになりましたのとは真っ逆さまの例なんですが、実は私のところに京都市内の西陣というところがあるわけですね。公団住宅に住んでおられる方からこの問題のお話があったわけです。よく聞いてみますと、昨年の七月に管理人を通して自治会に話があった、こう...全文を見る
○藤原委員 実はもっとひどいところもあるわけですね。それは、京都の山科郵便局の目の前に建っている京都市の供給公社の分譲住宅です。ここの管理組合に郵政省から話があったのは昨年の十一月だというのですね。そしてここにも、三月の末までに集合受箱をつくらなければ配達しません、こう言っている...全文を見る
○藤原委員 この話はいま私が申し上げました二つの団地だけで起こっているのではないのですね。また京都ばかりではないのです。大阪市浪速区の桜川団地では、一階に集合受箱を設置するスペースがなくて、二階に設置するということで工事を進めようとしましたが、住民の反対が起こっていま工事をストッ...全文を見る
○藤原委員 いま大臣は事実関係は御存じありませんが、実は私はうそを言っているわけではなくて事実であるわけですね。それを調査していただくのは大変結構ですし、その調査の結果こういうことであれば、三月三十一日だ、四月一日から郵便とめ置きだというふうなことはなさらないでしょうね。いかがで...全文を見る
○藤原委員 全く官僚的答弁が出たというふうに思います。何ら動きもないところはどういうところなのかということを私は申し上げたわけですね。三年間放置して、昨年の七月であるとか十一月であるとかに通告をして、そしてこの動きがないというふうにきめつけてしまうということが、なぜ基本的、原則的...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃっているような例があるとすれば、私はためにする反対運動をしているところだと思うのですね。そういうところがあるかないのか知りませんが、先ほどから私が申しております例は、三年前に決まっているのにいままで知らせなくて放置してきたじゃないか、そういう中で四月一日と...全文を見る
○藤原委員 私は、その働きかけが三年間であるのか、昨年七月や十一月に聞いた話であるのか、それを十把一からげにみそもくそも一緒にして、法律が出ました、言いました、やるんです、これはいけませんよと言っているわけですね。十分御理解がしていただけないようですが、大臣いかがでしょうか。そう...全文を見る
○藤原委員 事実関係を調べて、その事実に基づいて住民の納得がいくという解決をしていただくことを強く要望して、次に進みたいと思います。それの処置につきましては、どういうふうな処置がされたかは後ほど聞かしていただきたいというふうに思います。  次に、速達郵便の配達についてお尋ねをし...全文を見る
○藤原委員 京都の場合は、二月八日から左京というところでこれが実施をされているのですね。私どもは、一方的にこんなことがやられたら困るということで、左京の局長に申し入れをしたわけです。これが二月六日ですが、この日に私どもの党の市会議員さんが京都の市役所の助役さんに言うたわけです。こ...全文を見る
○藤原委員 私はその場所を固有名詞まで挙げたわけですから、ぜひ調査の上、改善をお願いをしたいと思います。  次に、郵便の合理化問題の中で一番大きな問題に、昨年の三月以降から実験的に始められております一度配達の問題についてお伺いをしたいと思います。  これは現在全国五十六局で実...全文を見る
○藤原委員 昨年の十一月十八日だったと思いますが、私と村上議員とで、この問題につきまして郵務局長さんからお話を聞いたことがございます。そのときに、二度配達を一度にするということは、何十年来やってきた制度を変更するのですから、実験局からは特別の報告をとって現場の状況がよくわかるよう...全文を見る
○藤原委員 昨年のお会いしたとき以来、業務運行記録表というのはずっと毎日とっておられるものであって、実験局としての特別の報告ではないという指摘を申し上げました。実験局を設置しておきながら、なぜ科学的なデータに基づく――その実験はよかったのかどうだったのか、悪ければ改善しなければな...全文を見る
○藤原委員 私は、一度配達に変更するというこの問題が本当にうまくいくのかどうか、大変気になるわけです。  そこで、一月二十九日に、これの実情を知るために郵務局に幾つかの資料を要求したわけです。ところが、この資料がいまだに届かないわけです。目下現場の局から集めている、こういうこと...全文を見る
○藤原委員 この実験局の中で、いままでに一日じゅう配達しなかった区、いわゆる欠区というのは出ておりませんでしょうか。
○藤原委員 欠区がないということで安心してお休みになれると思うのですけれども、事実はそうではないわけですね。京都西郵便局の場合は欠区が何回か出ているわけです。これは私どもの調査ですが、一月十三日に二つの区で、十九日と二十五日にそれぞれ一つの区で、二十九日には七区で出ているのですね...全文を見る
○藤原委員 ぜひとも事実に基づいて現場で調査をしていただくように、近畿郵政局からの報告は、いいところばかり報告が行っているという状態であることは私は確信を持って言うことができます。  私は、なぜこんなことになるのかということを調うたわけです。一度配達に移行する以前は一体どうであ...全文を見る
○藤原委員 京都西だけでなくて、先日村上氏と申し上げましたが、大阪にもそういうことがある。その結果どうなったかということもまだお聞きしていないわけですから、ぜひともそれも含めて実態とその措置について御報告をいただきたいと思います。  次に、私は、盲人用の郵便物についてお尋ねをし...全文を見る
○藤原委員 確かに、おっしゃるとおりに点字図書がふえて、その利用をする盲人の方も大変ふえているわけですね。これは、盲人の方たちの運動であるとか、点字図書館などに働いていらっしゃる関係者の皆さん方の御努力で、点字図書が発展してきているんだというふうに考えられるわけですけれども、しか...全文を見る
○藤原委員 大臣、ちょっと見ていただきたいんですが、簡単な質問です。これは点字の洋書なんです。この本とこの本と、どっちが大きいと思われますか。こっちですね。子供が見ても、それはもちろんこっちが大きいですね。面積から言ったらそうだと思うのですね。ところが、これが残念なことに、大臣が...全文を見る
○藤原委員 情勢は発展しておりまして、四十一年は先ほどのでよかった、しかし今日の時代の趨勢としてこの大きさが大変ふえてきている、そういうことであれば、やはりそれに合ったようなものに変えていくということが必要であろう。私は^ぜひともこの問題は情で受けとめていただきたい、心で受けとめ...全文を見る
○藤原委員 それでは、具体的にお聞きをしていきたいと思います。  あなた方からいただきました資料を見ますと、不正な方法で金を捻出しているという部署の大どころはどこかというと、第一番に秘書課の一億六千五百万円です。二番目には職員部の一億六千百万円、三番目は第二業務管理部の八千五百...全文を見る
○藤原委員 近畿通信局の秘書課というのはどのような仕事をしているところでしょうか。また、近畿通信局におきます秘書課の位置というのはどんなものなのか、明らかにしていただきたいと思います。
○藤原委員 秘書課といいますのは、それでは通信局の中枢神経と言われるほどの部署だというふうに私は理解をいたしております。この秘書課がどのようなところにどんな方法で一億六千万円もの金を支出していたのか、当然明らかにしなければならない問題だと思うのですね。  そこで、お聞きをします...全文を見る
○藤原委員 それでは、十二月十六日に不正経理が行われた当時の秘書課長、安達さんですね、この人を諭旨免職の処分にされましたが、この課長は、それじゃどのようなことをやられたのでしょうか。
○藤原委員 その私的な会食というのはいつ、どこで、だれと会食をしたのですか。
○藤原委員 それではいまその調査を持ってきておられないけれども、調査はあるわけですね。
○藤原委員 どうして提出できないのですか。綱紀の粛正の位置にあった人がこういうことをするならば、明らかにすべきではないでしょうか。いかがでしょう。
○藤原委員 それでは、続いて職員部の問題についてお聞きをします。  あなた方が発行しておられる例規集の組織編を読んでみますと、職員部の仕事というのは、主として職員の福利厚生であるとか労務管理であるとか労組対策、これを行う部署として私は理解をいたしましたが、それで間違いないでしょ...全文を見る
○藤原委員 その職員部が、秘書課に次いで、一億六千百万円もの金を空会議であるとか空出張ということで不正な方法で金を捻出していたわけです。職員部というのは、先ほども私が申しましたように労組対策を行う部署である。この一億六千百万円というのは全額労組接待として行われていたのでしょうか。
○藤原委員 労組対策若干とかレクリエーションとかタクシー代とかですが、それの内訳ですね。若干といっても人によって若干と思うか思わないかということもありますし、資料を出していただきたい。いまの内訳をお出しいただけますでしょうか。
○藤原委員 まず大まかなのを見せていただいた後、それではいろいろ質問を申し上げたいと思います。  秘書課と職員部の二つの部署だけで近畿通信局の不正経理の額は七億七千六百万円の四二%を占めているわけです。先ほども申しましたように、近畿通信局の中枢であります秘書課及び職員を管理する...全文を見る
○藤原委員 もう諭旨免職までされたわけでしょう。人の首を切る、その人を免職にするというふうなことがそうやすやすとできるものではないと思うのですね。四方八方からいろいろ検討し、事実に基づいて決断をなされたと思うのです。そうすれば、もうできたら出しますじゃなくて、もうできたという先ほ...全文を見る
○藤原委員 それはいつできるのですか。
○藤原委員 先ほど森谷さんがおっしゃった程度のことなら、もう少し詳しく、いつどこでだれがだれに対してというようなことぐらいはわからなければ出ないわけですから、当然資料として出していただけるでしょうし、大ざっぱなものは出すとおっしゃったわけですが、もう少しお約束をきちんとやっていた...全文を見る
○藤原委員 私は、また村上議員も毎回主張いたしておりますのは、国民の電話料であるわけですね。ですから、やはりそういう不正経理などは絶対に起こしてはならない、今後起こさないためにもきちんとそういうものは天下に公表されるんだということがなければ絶滅が期せないというふうに思うから言って...全文を見る
○藤原委員 時間がございませんので、最後に大臣にお尋ねをして終わりたいと思います。  電電の不正経理の事件につきまして、その全容を国民の前に明らかにして、その上に立って再発防止の手だてを講ずる、このことなしには国民から負託をされた電電事業の信頼は取り返せないというふうに思うわけ...全文を見る
02月26日第96回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○藤原分科員 私は、きょうは労災保険の問題について質問をいたします。  まず最初に、労災保険と健康保険とはどこがどう違うのか、簡単に御説明いただきたいと思います。
○藤原分科員 つまり、労災とは企業の責任によって生じた負傷であるとか病気であるわけですね。労働者を国と企業の責任によって社会に復帰させるということを目的とするものがこの労災保険であるわけです。  ところが、「労災保険における「はり、きゆう及びマッサージ」の施術に係る取扱いについ...全文を見る
○藤原分科員 私は、山林、建設、製材の各労働者や看護婦さんであるとか保母さんであるとか、そういった方たち、労災認定患者さんですけれども、に直接お会いしてお話を聞いてまいりました。  チェーンソーを使って振動病になった京都の山林労働者は、夜、腕がしびれて寝られない、はりをしてもら...全文を見る
○藤原分科員 労働省が予算委員会に提出された主な職業病の認定件数、この資料を見せていただいても、いまおっしゃったような数字が出ているわけですね。つまり、職業病の中では上位を占めているということになるわけです。したがって、はり、きゅう、マッサージの取り扱いをどうするのかということは...全文を見る
○藤原分科員 事務連絡によりますれば、「「はり、きゆう」の効果は、通常六か月以内に現われるとされ、これ以上の期間にわたる施術の必要性は医学的には明らかでないので、いたずらに長期にわたるものについては、主治医等に当該「はり、きゆう」の施術の必要性について意見を求め対処すること。」こ...全文を見る
○藤原分科員 この四十九号によりますと「いたずらに長期にわたるものについては、」云々というふうに述べておられますが、こんなことを言っていていいのでしょうかね。私は、全く不穏当なけしからぬ発言だなというふうに読ませていただきました。なぜかといいますと、お医者さんは患者さんが苦しんで...全文を見る
○藤原分科員 健保に準拠を拳々服膺してもらったら困る、こう言っているのですが、また御答弁はそういうことになるわけですね。  私は、なぜこのような問題が起こるのか、こう考えますときに、労働省は労働災害というものについての研究、検討が余りされていないのじゃないか。労働災害の特殊性と...全文を見る
○藤原分科員 いまお聞きをしておりますと、できるだけ早くとかいうことですが、それはいつごろまでなのか、どこの先生に意見を求めているのか、いつごろ結論を出すのかという問いに対するお答えではなかったわけですね。  しかし、専門家の方から意見を聞いてまとめたいということでございますが...全文を見る
○藤原分科員 聞いていらっしゃる先生方は、六カ月でよい、一般治療との併用はだめだという意味の意見を言われる先生なんですね。私は、お医者さんにも聞きました。また、医師から指示を受けてはり、きゅうをやっておられるはり、きゅうの先生にも聞いたわけですけれども、そういうふうに、六カ月でい...全文を見る
○藤原分科員 終わります。
03月08日第96回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
議事録を見る
○藤原分科員 五十六年度の中学生の検挙、補導人数は、戦後初めて十万人を突破したと報道されております。その特徴は、第一に、従来から教育困難校と言われている学校よりも、比較的問題事象の少なかった学校にも突出してきたことです。第二に、こんな子がと言われるように、その底辺が広がっているこ...全文を見る
○藤原分科員 次に、私は、子供の非行、暴力問題を防ぐためにも、常に教師と子供の触れ合う時間が必要だというふうに思います。特に中学校では、一日の始めと終わりにホームルームを行って生徒と触れ合う時間をとる、これは荒れている中学校では大きな役割りを果たすのではないでしょうか。  そこ...全文を見る
○藤原分科員 諸澤局長は、文部省がどう言った、教育委員会がどう言ったということに余り拘束されない方がいい、こう言いながら、私は、そういう点でも教育委員会が学校の意見をよく聞き、地域なり学校の実情に合わせて主体的に考え、決めることが大事だと思う、こう言っていらっしゃるように、教育委...全文を見る
○藤原分科員 短い時間ですので、答弁を簡単に、重複しないようにお願いをしたいと思います。  いまおっしゃいましたけれども、五十七年度文教予算、これは学校施設整備費は大幅にカットする、学校体育施設を減らして、プールは八百四十カ所を八百九カ所に減らすとか、ふやすべき教材費は一〇%減...全文を見る
○藤原分科員 そのせっかくの努力が、先ほどのようなことになっております。学校も貸さないというふうなことで、どうして本当に地域の皆さんと話し合い、協力して子供たちを守ることができるでしょうか。  次に私は、いろいろここに持ってきておりますが、先生方は何とかして子供の非行、暴力をな...全文を見る
○藤原分科員 終わります。ありがとうございました。
03月18日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
議事録を見る
○藤原委員 私は、NHKの五十七年度予算審議に当たりまして、まず最初に、難視解消問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  一昨年の十一月でした、私は、当委員会におきましてこの問題を取り上げましたときに、京都府の亀岡市における民間放送の難視問題に触れたことがございます。それ...全文を見る
○藤原委員 では次に、私は、文字多重放送に関連いたします、聴覚障害者のための字幕入りテレビ番組の実施の問題について質問をいたしたいと思います。  今日の技術革新の目覚ましい中で、テレビが国民生活に大変大きな役割りを果たしているということは、毎回指摘されているとおりでございます。...全文を見る
○藤原委員 ただいま電波監理局長おっしゃいましたように、もう四年前に試験的に実施をいたしました音声多重放送と同じように始めるということは可能であるわけです。なぜ私がいまこの放送法改正の問題を出したのかと言いますと、放送法が改正されれば字幕入りテレビ放送が実施されるという期待を聴覚...全文を見る
○藤原委員 パターン方式とコード方式が併用されて受信者が不利益をこうむらない、そういう受信者への配慮というものが一番重要かと思いますが、いまの御答弁をよく聞いていると、どちらかというと郵政省はパターン方式の方に肩入れをしておられるようにも聞こえたわけですけれども、ここに私はTBS...全文を見る
○藤原委員 いままで私、郵政省の法改正の説明を聞いてきましたのでは、あすにでも字幕入りの番組放送ができるような印象を受けておりました。しかし、いまのお話では、一体いつから始まるのかよくわからぬな、希望も含めてという御答弁ではよくわからぬなというふうに思うわけなんですね。聴覚障害者...全文を見る
○藤原委員 先日、私どもは郵政省から放送法改正の説明を受けたわけでございます。そのとき、法改正をすればNHKや民放各社に対してそれをてこにいたしまして強力に字幕入りテレビ放送の実施を指導できるのだという説明をいただいたわけなんですね。しかし、これは別の言い方をいたしますと、放送事...全文を見る
○藤原委員 NHKはすでに四年前に、字幕入りテレビ番組の実施にはめどがついているという状態はあるわけですね。番組に字幕を入れるために専門家が必要だというふうに先日の分科会で答弁をされているわけなんです。その専門家というのは、どのようなことをする専門家なのか、また、その中ではどの専...全文を見る
○藤原委員 私どもは先日NHKの技研を見せていただいたわけです。そのときに、「北から南から」という番組に字幕を入れました「炭焼小屋のアイデア農業」というのがあったわけです。これは試作品として二十分番組だとおっしゃっていたわけですが、字幕入り番組をつくる作業にどれくらいの時間がかか...全文を見る
○藤原委員 二十分番組という比較的単純な番組の場合でも大変な時間がかかり、それに対して大変な御努力をしていただいているというふうに思うわけです。これがドラマになりますと、もっと大変ですね。  ここに私は「ぶんぶく茶がま」の字幕入りのビデオの要約文を持ってきたわけですが、これは聴...全文を見る
○藤原委員 私がお尋ねしたのに対する答えがちょっと外れているのですが、とにかく、郵政省は、各民放はこの文字多重の準備はしているけれども、要は、いま言ったような専門家の用意はしているかどうかはわからない、つかんでおられないということがはっきりしたと思うのですね。  私は、先ほども...全文を見る
○藤原委員 私は、一昨年の十月に、やはりこの難聴者向けのビデオライブラリーのことにつきまして質問をしたことがあるのですが、ことしになりまして、本格的に事業をやっておられる聴力障害者情報文化センター、それと京都には聴言センターというのがあるのですが、ここに行きまして、どのようにして...全文を見る
○藤原委員 放送した番組に字幕を入れる事業をしているのは、全国で東京と京都と神奈川、この三カ所にあるわけですね。ところが、この字幕を入れるためにもう一つ大変障害がございます。それは番組の著作権の問題なんですね。  そこで、NHKにお尋ねをしたいわけですが、NHKが著作権を持って...全文を見る
○藤原委員 いまおっしゃった「面白ゼミナール」を見ました高度難聴の十一歳の女の子が非常に喜んだというはがきが来ておりますので、ちょっと急いで御紹介をしたいと思います。  ちょっと前を省きます。「ワー出た!分る分かる」と画面に吸い込まれて居りました。そして「お母さん、私、物知りに...全文を見る
○藤原委員 一般図書が読める、用が足せるのだというのは余りにも冷たい御答弁だなというふうに私は思います。その聴覚障害者の方々は、このビテオを借りるのに――一般の人はそんなものを郵送料を出してわざわざ借りることをしないわけですね。ぜひこれを見たいということで、一般に三十年、私たちは...全文を見る
○藤原委員 それでは、将来の問題を近い将来ということでぜひお願いいたします。終わります。
04月20日第96回国会 衆議院 内閣委員会逓信委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○藤原委員 関係者のすべての皆さんには、おなかも減っておりますでしょうに、大変遅くまで御苦労さんでございます。なるべく重要な部分以外は重複を避けて質問させていただきます。  五十七年三月十五日に出されました、先ほど来討論になっております自民党田中政調会長の回答につきまして、郵政...全文を見る
○藤原委員 第二点日は、密接な関係にある中小企業とはどのようなものかとお尋ねしたのですが、それでは「中小企業」という定義をどのように定めているのでしょうか。現在の中小企業の大部分は大企業の下請か関連会社であると言われております。このような下請もしくは関連会社の場合は、営業上の必要...全文を見る
○藤原委員 その点がなかなか具体的に出てこないようですけれども、それでは、これらの中小企業が必要とするデータ通信とはどんなものがあり得るのか。販売とか在庫管理システムや技術計算システムはもうすでに電電公社がサービス提供しているわけですからこれ以外のものということになると思うわけで...全文を見る
○藤原委員 いろいろ言われておりますが、大企業と関係を持たない中小企業のためにデータ通信を利用する道を開くといいましても、考えてみると、どうも具体的なイメージが出てこないのではないかと思うわけです。一方、大企業の場合は共同使用の使用形態の枠を広げることによって電話的な通信も可能に...全文を見る
○藤原委員 大企業と関係を持たない中小企業の場合でも、今回の改正によって利益が受けられるのだというふうにもし主張がされるとするならば、それは具体的な構想がどのようにして行われるのか、どんな人たちによってどのようにして行われるのかというふうなことがここで明らかにならなければならない...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、自信が持てたとか、前にもやっていたからやれるだろうとかというのでなくて、制度的な保証としてはどんなものを制度としてつくられるのか、いかがでしょうか。
○藤原委員 制度的な保証というような点でも御答弁いただけませんので、どうも私としてはこの点については余りりっぱな歯どめができる有効な手だてが余り考えられていないなと思うわけです。  それじゃ、次に全体の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、今回の法改正によりまして、全...全文を見る
○藤原委員 私は、国民的なコントロールを欠落させて野放しにしていくと、全国ネットワーク通信の必要性のあります大企業だけが便利に、しかも安く活用していくということになるだろうと思うわけですね。その結果、一層大企業の支配力が強化されて、人間そのものをロボット化するというふうな企業主義...全文を見る
○藤原委員 中小企業は共同利用すればいいんだ、よくなるんだというふうな何か夢があるような話もありますが、私は先ほど申しましたように、マイクロコンピューター、パーソナルコンピューター、こういうものでいままでやっているわけですから、中小企業が大変喜ばれるような状態はないのじゃないかな...全文を見る
○藤原委員 それでは、電電公社の方にお尋ねをいたしますが、専用線と特定回線ですね、これの使用実態というのはどのようにつかんでいらっしゃるでしょうか、調査をされたものがありましたら御説明をいただきたいと思います。
○藤原委員 電気通信ユーザー協議会がまとめましたユーザー白書というのが先日新聞にも載りましたけれども、これによりますと、一日当たり五時間二十分だというふうに言われております。専用線や特定回線の使用料は、いまの御答弁では一日一時間四十分、百分を基準にして定めるということですから、五...全文を見る
○藤原委員 それでは、行管、電電、それぞれのお考え、それから郵政大臣、先ほどから何遍かお願いしているのですがお立ちいただけませんが、最後に、電話網とは別にこういう格安で使えるデータ通信の特定回線網が併立することになるわけですから、この間のバランスというものをとる必要があるだろう。...全文を見る
○藤原委員 いま三省庁の御答弁で共通しておりますことは、電話の料金体系を今後見直していくというふうなことは共通しているわけです。もう一つ突っ込んで、一般国民向けにもいまよりも安くて電話がかけられるという措置をとらないと大変不公平になる。そこのところは三省庁相通じて明快には出ていな...全文を見る
○藤原委員 いまのOECDのこの保護八原則ですね、これがあるわけですが、これらが守られるのは当然だというふうに思います。個人情報に関して言いますと、思想、信条、宗教、職業、取引、経歴、犯罪、財産や所得、それから身体的な特徴や健康状態など、個人のプライバシーに関する事項というのは、...全文を見る
○藤原委員 私はデータ通信の無統制の枠を広げるというふうな措置をとる限り、当然ながらこのプライバシーの保護法、これも提案すべきだというふうに思うのです。むしろプライバシーの保護法を先行させなければならないというふうに思うのです。欧米諸国ではすでに十年も前から立法化が進んでいるわけ...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁ですが、一言で言えば、大丈夫だ、緩和されるものでも何でもないとおっしゃっていますが、三時以降の討論は非常な矛盾をはらんでいるということが浮き彫りになった。今日幾つかの問題点を私も指摘をさせていただいたんですけれども、今回のこの公衆電気通信法の改正というのは...全文を見る
04月21日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
議事録を見る
○藤原委員 私は、まず最初に、日本新聞協会の山田さんにお尋ねをしたいと思います。  昨年の十二月二十四日に新聞協会がお出しになりました要望書を拝見いたしますと、その中で、文字多重放送につきまして、「現行放送法に規定される、いわゆる放送番組の編集基準などの適用は望ましくない」とい...全文を見る
○藤原委員 私の党自身も赤旗という新聞を持っているわけです。こういう中で、新聞としての良識に基づきながら、表現の自由ということもありますし、もちろんいまおっしゃったような自主規制というものは行いながら、事実に基づいて真実を報道するという立場に立っているわけです。ところが、放送法は...全文を見る
○藤原委員 民放連の泉参考人にお尋ねをしたいと思うのですが、三月二十三日付の民放連の機関紙「民間放送」によりますと、三月十八日の民放連の放送法制委員会の会合に出席をした郵政省の志村電波監理局企画課長が「NHKの第三者利用の場合、民放と同じCMを流すのは問題があるのではないか。この...全文を見る
○藤原委員 そうしますと、NHKの第三者機関というものはどのようなやり方をするべきなのか、具体的なイメージをお持ちであったらちょっと教えていただきたいと思います。
○藤原委員 競合するということは、スポンサーが侵害してくるという意味なんですね。
○藤原委員 それじゃ、討論はしておられなくても、あるべき姿として、さっきの陳述でもおっしゃっていました、NHKは受信料だ、それから民放はスポンサーがついて広告料を取ってというやり方なんだから、そういう二本のいまの放送のあり方を変えてはならないんじゃないかという御意見でしたね。そう...全文を見る
○藤原委員 それでは、NHKと民放両方に数点お聞きしたいのですが、それは文字多重放送の独立利用と補完利用ということなんですが、まず、文字多重放送の実施について具体的なスケジュールというのは現在立てていらっしゃるのか、それともこれから立てられていくのか、いかがでしょうか。
○藤原委員 いまの点で、泉参考人がおっしゃった、コードでできたなら一、二年後に実用化できるように考えているということでしたね。この法案は、「公布の日から起算して六月を経過した日から施行する。」こういうふうになっておりますね。いよいよ参考人質疑が終わって、あしたまた討論やって採決に...全文を見る
○藤原委員 それでは、独立的な利用としての放送というのはどのような内容の番組が考えられるのか。これもNHK、民放、両方にお聞きしたいのと、時間の節約上、もうあと二つ、一遍にお願いをしますが、文字多重放送を実施する場合に、放送施設費以外の運営費はどのくらい必要なのか。それから、次に...全文を見る
○藤原委員 泉参考人に意見として申し上げたいのですけれども、聴覚障害者の要望です。これは、もちろんニュースとかそういう文字で表現できるものであれば、文字多重ということでニュースの時間でなくてもいいということになりますけれども、こういった方々が強く要望しておられるのは、われわれ健常...全文を見る
○藤原委員 終わります。
04月22日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
議事録を見る
○藤原委員 放送法の改正案を審議するに当たりまして、まず最初に確認をしておきたいことがございます。それは、昭和二十五年に電波三法が提案をされ、このとき提案の説明を行いました網島電波監理長官がこう言っておられます。「旧無線電信法の建前を捨てまして、万人の電波利用の自由を認めておるの...全文を見る
○藤原委員 それでは、次に、多重放送の問題についてお尋ねをいたします。  今回の法改正の最大の理由は、テレビジョン多重放送を実用化するというところにあるというのが郵政省の説明でございます。すでに音声多重放送は、実用化試験の段階に入ってもう四年になりますし、それから、文字多重放送...全文を見る
○藤原委員 先日、わが党の村上議員も指摘をいたしましたように、放送の多様化に関する調査研究会議のアンケート調査では、テレビの音声多重放送受像機の購入欲求度は、東京では、「現在家にある」と「近いうちに買いたい」、こういう人を合わせて二四・九%、甲府では二六・五%しかありません。また...全文を見る
○藤原委員 もう結構です。電波監理局長、質問に対して答えていただきたい。もうずっと何日もやったことをまた繰り返し繰り返し、時間ばっかりとられている。  私が聞きましたのは、このように国民の関心が低いのはどこに理由があるのですか、こういうことを聞いたのです。そうしたら、食べたこと...全文を見る
○藤原委員 それでは具体的にお尋ねをいたします。  今回の法改正では、文字多重放送を行うことができる者は、一つには、現在テレビジョン放送を行っている放送局ですね。そしてもう一つは、この放送局と放送施設の賃貸契約を結んだ者。この両者に対して文字多重放送の免許を与えることになってい...全文を見る
○藤原委員 それでは、次に、第十三条の二で「テレビジョン放送をする無線局の免許がその効力を失つたときは、そのテレビジョン放送の電波に重畳してテレビジョン多重放送をする無線局の免許は、その効力を失う。」こういうことになっておりますね。これは、既存の放送局が違法なことを行って放送の停...全文を見る
○藤原委員 大変なことだと思うのです。好ましくないと思うのは私もそれは同じでございます。しかし、万々が一そういうことが起こった場合には、救済措置もない。そうなったらいわゆる親ガメに乗っております子ガメである文字多重放送事業者は、もし仮にそのような事態が起きてもその不利益を甘んじて...全文を見る
○藤原委員 NHKの場合でも、賃貸する第三者機関というのは、NHKが出資をした子会社にやらせる、こういうわけですね。民間放送の場合でもこれと似たような形になるのは当然のことだろうと思うのです。それは、だれに貸すかを選択する権利を持っているのは既存の放送局ですから、そうなるのは当然...全文を見る
○藤原委員 歯どめがあるのかないのか、法律的に何条にそれでは書いてあるのかということを聞いているのです。
○藤原委員 歯どめが制度的にないわけですね。それでは幾ら技術が進んで使える電波がふえても、国民の使える電波というのは生まれてこないわけですね。電波は万人のものと百万遍言っても、これは口で言っているだけで絵にかいたもちでございます。だからこれではだめです。  また、このことは単に...全文を見る