藤原ひろ子

ふじわらひろこ



当選回数回

藤原ひろ子の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第98回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○藤原委員 郵政大臣が去る二月の九日に郵政事業に対する所信表明を行われたわけでございますが、その中で郵便事業の問題に触れて、こういうふうにおっしゃいました。「今後とも、事業運営の効率化、合理化の推進に努めますとともに、多様化する国民のニーズに即応したサービスを提供して、郵便事業に...全文を見る
○藤原委員 私は、この問題につきましては、昨年の二月にも当委員会で質問をしたことがございますが、この配達の一度化が実験的に始められましたのが一昨年の三月からですから、早く始めた局はもう二年近くになるわけですね。郵務局はこの実験について、中間的にでもまとめられたことがあるのかどうか...全文を見る
○藤原委員 あなた方は二年近くもこの実験をやりながら、中間総括もやらない。中間総括もやらないで実験局だけはふやそうとしていらっしゃる。特段の問題もないというふうな御答弁ですけれども、そういう中で、五十八年度には普通局の半分以上にも当たる局でこれを実施しようとしておられるわけですか...全文を見る
○藤原委員 実験されて、その総括もされないで断定が起こるということはやはり問題があるのではないか。ですから調査をしていただきたい。一度化によって健康が悪くなっているのかどうか、よく現場の労働者にも直接声を聞いてもらいたい。一度配達というのは、二度配達のときと比べてどう変わったのか...全文を見る
○藤原委員 先ほど同僚議員の日逓問題に対する質議を聞かしていただいておりましたが、同僚議員も言われたように、よく勉強してくださいというお言葉がございましたね。そういうことで、細かいところまで郵務局長さんが御存じないんでしょうが、調べて指摘をしたならば、それでは一度調べてみましょう...全文を見る
○藤原委員 これも私どもの調査と違うわけですから、一度調べていただきたいと思いますが、私の聞いておりますところによりますと、書留は、一度目は不在配達通知書は入れない。二度目に不在であった場合に初めて不在配達通知書を入れて、局にとりに来てください、こういうことになっているというふう...全文を見る
○藤原委員 それでは、そういう予測をしないとき、そんな予測は勝手にできないはずですね。郵便屋さんがここの家は一度配達したけれども不在だった、次も来たってどうせ不在だというふうな判断はできないわけですね。ですから、とにかく私が聞いておりますのは、一遍行ったら不在だった、そこでもうぽ...全文を見る
○藤原委員 論理的に矛盾があるとかないとかではなくて、実態はどうしているのかということを聞いたのですが、一度目に入れてもいいというふうな指導がいっているのかなとも思いますが、実際には聞いてみますと一遍目に入れてくるという状態があるわけですね。なぜかといいますと——私はそれを聞いた...全文を見る
○藤原委員 それでは御答弁になっていないわけです。私が聞いておりますのは、とめ置き郵便物がふえていくという問題について、何か解決案をお持ちですかということを聞いたわけです。それは後ほどで結構ですから、労働者の健康問題も含めて調査をされた上解決策を出していただきたい。それでいいでし...全文を見る
○藤原委員 それではよろしくお願いをいたします。  私は、この配達一度化の問題には、いまも御指摘申し上げましたが、いろいろ問題があるというふうに思っているわけです。こういうことを具体的に解決しないまま、次々にふやしていくというふうなことは、郵便事業の正しい発展のためによくないし...全文を見る
○藤原委員 それでは、少し具体的なことをお聞きしたいと思いますが、これは従来もあった制度ですけれども、集配をやっている普通局の場合、速達などの特殊郵便物の受け付けをやっておりました。これはどのようなことになるのでしょうか。その改正の中で終日受け付けるというふうになるのでしょうか。
○藤原委員 終日受け付けを行う局は減るということになるわけですね。  では、とめ置き郵便物の交付時間、これはどうなるのでしょうか。これは窓口取扱時間の短縮と同時に交付時間も短くなるのでしょうか。また、従来日曜・祭日などは午前中窓口を開いておりましたね。今回の措置で日曜・祭日は窓...全文を見る
○藤原委員 従来どおりということをいま明確におっしゃったわけです。実は、私はこのことが大変心配でしたので、一体どうなるのかなと思いましてある人に書留を出してみたわけです。先方は留守でしたので、当然不在配達通知書をポストに入れたわけですね。その不在配達通知書をここに持っているわけで...全文を見る
○藤原委員 そこで、一つだけではだめだと思って二つ出してみたのです。そうしましたら、この不在配達通知書に記入されている時間は全く一緒なんですね。これでは、これを受け取った一般の国民は従来どおりの時間に郵便局へ行けば書留や小包が受け取られる、いただくことができるということはだれも思...全文を見る
○藤原委員 その気持ちとこの文章表現、これには何も気持ちというのは出てこないわけでしょう。  私は、ここに近畿郵政局の郵務部業務課長名で集配局長あてに出された郵業丙第百号、昭和五十八年一月二十八日付の文書の写しを持っているわけです。これを読みますと、次のように書いてあるのです。...全文を見る
○藤原委員 いまの御答弁は郵政大臣のかわりに御答弁いただいたのですが、私は、二度を一度ということだけでなくて、いまの簡単に言ったら詐欺行為をどう思われますか、こういうことを言っているわけですね。詐欺行為と言えば言い過ぎかもわかりませんが、国民には、本当はそうではありませんよと言い...全文を見る
○藤原委員 いまのはちょっと、割り切ってやればよかったと言ったって、もうすでに割り切ってやっているところはあるわけですよ。そういう指示のもとでこういうはがきが行っている。それを国会答弁では、いや、従来のままです、こういうことを言っておられる。それは、現場に対する認識がないのか、そ...全文を見る
○藤原委員 もう一遍確認しておきますけれども、気持ちもあります。それから、気持ちだけと違って現実に、先ほどおっしゃったとおり、従来どおりと指導しておられるわけでしょう。だからそれじゃ割り切って、従来どおりと指導してきたのもやめてしまって共働きも取りに行けないような方に割り切ってし...全文を見る
○藤原委員 いまるる述べていただきましたが、要は、この電波監理局は全国に十局ある、これを二つ減らして八つにしたい、全国を八ブロックにするという臨調の基本答申があるから、それに沿って決めたまでだということだというふうに思うのですね。  私は、行政改革という場合に、これは単に役所の...全文を見る
○藤原委員 そうすると、昨年の九月三十日にこの問題については検討すべき問題が多いというふうに述べておられましたね。こういうことがいまも変わっていないわけですか。もう一度お願いします。
○藤原委員 実は私もそう思っているわけです。それで、どのような影響が出てくるのかということを現地の方にもいろいろ話を聞いてみたわけです。そうしますと、町長さん、村長さん、消防署長さん、農協、漁協はもちろんのこと、長野県ではめがぬ屋さんまで、廃止されたら困る、こう言っておられるわけ...全文を見る
○藤原委員 私どもが調べたのでは、苦情の申告件数というのは十生前に比べますと約三・四倍になっております。いまお答えがなかったので、これが合っているのかどうか。いまの六千件ということで、これはもっとふえているかもわからないと思うのですね。後ほどまた教えていただきたいというふうに思い...全文を見る
○藤原委員 当該地方の経済の地盤沈下になるという認識をこの地方の方が持っておられるということは大変なことだと私は思うのですね。これは地方局を減らすかどうかという数の問題じゃない、その地域の産業まで姿が変わってしまうというふうな状況が起こることに心をいたさねばならないと思うのです。...全文を見る
○藤原委員 ある種の苦痛ぐらいでは済まないのではないか、当該地方の経済の地盤沈下になるおそれがあるということをよく御認識いただいて、一般論だけおっしゃっていたのでは地元住民が大変だということを私は指摘しておきたいと思います。  次に、電電公社の改革問題についてお尋ねをしたいと思...全文を見る
○藤原委員 私は、いまの御答弁を聞きながらこう思うんですね。ひょっとすると知らぬのは総裁ばかりなりということがあるんじゃないかな。私どもが、公社はどんなことをまとめたのか教えてください、こういうふうに言いましても、内部の検討資料だからということでおっしゃらないわけですね。ところが...全文を見る
○藤原委員 私は、経営形態を考える上で大事な点は二つあると思う。簡単に言って、その一つは、先ほども触れたわけですが、国民にとってどんなメリットがあるのか、いまの御答弁はよくわからないのですが、そこの点だと思うのですね。それは使いやすくて料金が安いということだと朝の間に真藤総裁がお...全文を見る
○藤原委員 聞くところによりますと、二十兆から三十兆という費用をかけて十五年間ぐらいでやるんだとも言われているわけですね。数十兆というところも、そういう報道もあるわけですが、もし仮に十五年間に三十兆かけてやるとするならば、一生に平均二兆円の投資をするということになるわけですね。現...全文を見る
○藤原委員 それでは、その論議もう少しやりたいのですが、時間がありませんので、最後に私は、人の問題ですね。やはり公社の経営を考える上で大事なことは、職員の働く意欲と創造性ということが大変大切だ。これをどう発掘させるかという問題があろうと思うのですね。そのときに、五十三年の十月と十...全文を見る
○藤原委員 済みませんが時間が来ていますので、その細かいことは報告をしていただいたらよろしい。資料をいただけますか、どうですかと聞いておるわけです。
○藤原委員 それでは終わります。
03月03日第98回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○藤原委員 NHKの五十八年度の予算審議に当たりまして、私は、NHKがことし秋ごろから開始予定をしております文字多重放送の字幕入り番組につきまして、初めに質問をしたいと思います。  NHKは、この文字多重放送ですが、本放送としておやりになるのか、それとも実用化試験局ということで...全文を見る
○藤原委員 ですから、相談もされるでしょうが、本放送としてですか、あるいは実用化試験局としてこの話し合いをし免許申請をなさるのですか、どちらですかと聞いておるわけです。
○藤原委員 昨年の三月十八日のNHKの予算審議におきまして、私は、この方式についての技術問題、こういうものを含めまして、放送関係者の意見が一致をしていないということや、受信機を購入する視聴者が不利益にならないためにも、この放送法改正を急がずに、実用化試験局として開始をしてもおそく...全文を見る
○藤原委員 私は、郵政省の見解は昨年の三月十八日から全くごまかしだというふうに思うのですね。議事録にはっきりと出ているわけなんです。いま私自身は実用化試験局ということをはっきり言っているわけですから、それが証拠に、そのときはどうこうだというだけでなくて、その以降の動き方ですね。今...全文を見る
○藤原委員 私は、昨年のNHK予算の審議に当たりまして、字幕入り文字多重放送番組を制作する重要なポイントというのは、番組に挿入いたします字幕の要約文ではないかということを主張をさせていただきました。いま実際に放送開始に当たりまして、私は大切なことが二つあるというふうにとらえている...全文を見る
○藤原委員 今回補完放送を始めるにつきましては、NHKといたしましてもいろいろ検討していらっしゃるというふうにお聞きをしております。それから、いまもおっしゃっていました難聴者の方々、全体の福祉の関係からも意向を聞かれたということですね。  それから、私も実際にその調査をされたN...全文を見る
○藤原委員 それでは、先ほど指摘いたしました第二点につきましては郵政省の方にお尋ねをしたいというふうに思います。  それは受像機の普及の問題ですね。いままでも申し上げておりますように、今回NHKが始めます文字多重放送というのは難聴者の方々を対象にやるわけですね。ですから、難聴者...全文を見る
○藤原委員 いま電波監理局長の御言い分ですと、いろいろメーカーなんかに働きかけているという状態はあるわけですね。  大臣にもう一度確認をしていただきたいのですが、先ほどから申しておりますように、難聴者の方々のために放送法の改正が必要なんだよということが非常に強調されてこの法律を...全文を見る
○藤原委員 それではよろしくお願いいたします。  次に、出資の問題で郵政省にお尋ねしたいと思うのですが、五十八年度のNHK予算の特徴の一つは、従来は出資できないことになっていた民間会社にも出資をすることができるということだと思うのです。郵政省はこの法改正を受けてNHKが出資をし...全文を見る
○藤原委員 私はいまの御説明ではちょっと物足らないなと思うのです。といいますのは、放送局というのは、やはりよい番組を国民に提供していくということが使命だと思うのです。先ほども会長が御答弁しておられたとおりだと思うのですね。じゃ、よい番組をつくるためには、一つには視聴者の意向を多く...全文を見る
○藤原委員 いま集金の外務員さんに受信料を支払っているという人が全国に千四百二十八万人、全体の五〇・六%いるというふうなことをよくよくお考えいただいた上でNHKも決めていただきたいというふうに思うのです。  効率化ということは大変大切だ。しかし、効率化が必要だということで、それ...全文を見る
○藤原委員 終わります。
03月04日第98回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○藤原分科員 連続いたします少年非行、校内暴力事件、こういう問題はまことに胸が痛むものがございます。私はきょうは、こういう問題にもつながるであろうという問題を、子供という階層の消費者が、どのような環境のもとでどんなものを買わされているのか、子供を守るというためにいま何をしなければ...全文を見る
○藤原分科員 京都市のある小学校に調査をしていただいたわけですが、六年生のクラスを調査いたしましたところ、一クラス三十三名中そのゲームウォッチを持っております児童が二十八名で八四・八%、持っていない児童が五名で一五・二%です。この中には一人で六種類ものゲームウォッチを持っている子...全文を見る
○藤原分科員 一月二十七日付の毎日新聞ですが、「おもちゃ時評」という欄にはこういうものがあります。「一心不乱のひとり遊びや子供同士の深いかかわりを欠く」という見出しなのですけれども、このエレクトロニクスの現実を取り上げているわけですね。  それから昨年の十二月十五日の読売新聞も...全文を見る
○藤原分科員 次に、私が心配いたしますのは、身体的成長への影響の問題なんですね。  体育研究所の所長をしていらっしゃる正木健雄先生といいまして日本体育大学の教授がいらっしゃいますが、ここの体育研究会という中でこういう研究所が出された資料があるわけですけれども、この御報告によりま...全文を見る
○藤原分科員 ここ一、二年はよくなってきている。しかし、昔大臣が小学校だったころ、私も小学校だったころ、そういうころは両方一・二があたりまえで、〇・九とか〇・八とかがあればびっくりするという状態だったのが、そうではなくなっている。いまおっしゃったとおりですね。一・〇未満という子供...全文を見る
○藤原分科員 さらに通産省にお尋ねをしたいと思うのですが、子供のおもちゃの場合の安全性というのは、外傷を受けるとかあるいは毒性がある、こういう点が基準になっているようですけれども、やはり技術の進歩とともにおもちゃ自身もその性質がどんどん変わってきておりますし、今後も変わるというふ...全文を見る
○藤原分科員 私はいままで、このエレクトロニクスを応用いたしましたおもちゃのことについて取り上げてきたわけでございますが、この問題は、単におもちゃだけが切り離されてエレクトロニクス玩具というものができたわけではないわけなんですね。いわゆる先端技術の進歩の中でそういうものを応用して...全文を見る
○藤原分科員 私がなぜメーカーのことについて触れたのかといいますと、関係者の皆さんはよくよく御承知済みだと思うのですけれども、先日の十五日ですね、「ゲームウォッチやみ再販 大手三社を摘発」というふうなことで日経新聞が書いております。「電子ゲームがん具にメス トップ三社がヤミ再販」...全文を見る
○藤原分科員 それでは、ありがとうございました。
03月07日第98回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○藤原分科員 去る一月二十八日、私ども衆参婦人議員、つまり自民党、社会党、公明党、一の会の先生方、そして私たち共産党を含めまして、すべての婦人議員二十五名が連名をいたしまして、優生保護法改正に反対することを決め、林厚生大臣に申し入れを行いました。  厚生省は、この改正の問題につ...全文を見る
○藤原分科員 優生保護法の十四条一項の四号を改正して「経済的理由」を削除せよという意見を主張していらっしゃる方々は、盛んに妊娠中絶を悪だ、悪いというふうに決めつけていらっしゃるように思うのですが、私自身、子供を産み育てました母親として、また婦人として、人工中絶が母体に与える影響と...全文を見る
○藤原分科員 私は先ほども、中絶を避けるためにはまず望まない妊娠はしないこと、これが大前提であると申しましたが、それでは、この望まない妊娠をしないためにはどうするのか。政府は何ができるのか、また何をしなければならないのか、このことが大切だと思うわけです。私は、その第一は、正しい性...全文を見る
○藤原分科員 私自身も小学校の教員の経験がございますが、いま反省をしてみますと、正しい性教育を子供たちにはしておりませんでした。修学旅行の直前になって、養護教諭の援助も受けまして、スライドや掛け図を持ってきまして授業したのを思い出しているわけですけれども、あれは性教育じゃなくて初...全文を見る
○藤原分科員 私もいろいろ調べたわけですが、大学では免許取得に必要な者に対して講座が組まれているわけですね。性教育の講座はないに等しいという状況です。千葉大学で、週二時間、一年を通して性教育の講義が開講されておりますが、日本じゅうで、このほかに性教育講座は一つもないというふうな状...全文を見る
○藤原分科員 文部省は今後とも徹底を図るということでございますので、ぜひ文部大臣の方に林厚生大臣の方からも御相談をいただき、全体として取り組んでいただきたいということを強く要望したいと思うのです。  それから、私は、この教育の問題というのは、子供たちの問題だけでなくて、親自身の...全文を見る
○藤原分科員 いまお聞きのとおり、予算の面につきましても非常に少ない。それから、実施されてそれを受けている婦人の数も、全体からすればほんのわずかだというふうな点で、私は、人工妊娠中絶をなくすためには何が必要かというようなことをずっと申し上げてきましたわけですが、文部省に聞いた性教...全文を見る
○藤原分科員 それでは、そういう検討がなされてからしか動かないということで、三月十一日とも十五日とも言われていることは、それはうわさばかりであって、そうではなくて、検討後お出しになるかならないかを検討されるということと認識をして終わりたいと思います。
04月27日第98回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○藤原委員 私は、簡保にいたしましても貯金にいたしましても、特定局の果たしている役割りというのは大変大きいと思います。そこで特定局の問題についてお聞きをしていきたいと思います。  まず最初に、特定局における保険の募集ですけれども、これはどのような目標が決められ、どのような方法で...全文を見る
○藤原委員 それでは、貯金の場合はどのようにやっているのでしょうか。聞くところによりますと、郵政省は定額貯金以外は目標を決めていないというふうにおっしゃっているようですけれども、このとおりなのかどうかという点と、それから目標額はどのように決めておられるのかという点でお願いします。
○藤原委員 特定局は各郵政局の下に業務推進連絡会をつくっているそうですが、この業務推進連絡会は郵政局の下に幾つかに分かれてつくられておりますね。保険、貯金の募集で成績のよいというような連絡会はどんなところでしょうか。
○藤原委員 私どもの調査によりますと、名古屋市内のある連絡会ですが、保険の募集では全国でも有数の成績のよい連絡会だということです。ここではどのようにして成績を上げているのだろうか、成績のよいところでは。まさか一般に言われるしりたたきというふうなやり方で成績を上げるというようなこと...全文を見る
○藤原委員 先ほど貯金局長さんが定額貯金以外の目標は決めていない、つまり自主方式だというふうに言っておられるわけですが、下部へいきますとそうはなっていないわけですね、実態を調べてみますと。私はここにある連絡会の「郵便貯金奨励成績表」というのを持っているのですが、これは各局ごとに種...全文を見る
○藤原委員 特定局長といいますのは、普通局の局長さんと違って、やり過ぎがありましても身分は保障されているわけですね。ですから、そういう気持ちがあるとしたら大変なことだというふうに思うのですね。重々そんなことがないように指導すべきだと思うのですが、いまの御答弁ですと地方郵政局に任せ...全文を見る
○藤原委員 もちろん自主的、自覚的にということが大切ですし、その方針でおろされるというのは当然だと思うのですね。しかしそれが、実態は一番下で聞いてみるとそうでない、バス停待ちの人にまでやらされているという事実があるわけですから、ぜひとも聞いていただいて、そこら辺をきちんとやってい...全文を見る
○藤原委員 この特定局長さんの団体には二つありますね。一つは先ほどの特推連と言われるもので、これは特定局の業務推進連絡会、それからもう一つは特定郵便局長会、これがあるわけなんです。  この特定郵便局長会が各地区ごとに最近総会を開いておられます。この地区の総会に各郵政局の幹部が来...全文を見る
○藤原委員 それでは、この特定局長会に出席する場合は公務扱いとして出ているわけですね。
○藤原委員 それは官房長として不勉強じゃないでしょうか。私どももいろいろ調べれば、そういうものは報道もされているわけです。それは御存じの上で、知りません、つまびらかでありませんということだというふうに思っているのですけれども、それでは、事実出ておられるということですから、その立場...全文を見る
○藤原委員 ちょっと私が誤解をしておりました。きょうは官房長さんを出席要求をしておいたので、奥田さんが出てこられて、官房長かなと思ったのですが、官房長は澤田さんでしたね、どこへいらっしゃいましたか。
○藤原委員 それでは続きをいたしますが、平日の昼間からやる場合は当然年休をとって行くということなんですね。局長さんは年休の場合、自分で自分の年休を許可するわけですね。ですから、自分の好きなように休みがとれるわけです。  ところで、この郵政局の幹部が参加するという特定局長会、たと...全文を見る
○藤原委員 ことしも行っておられるし、昨年も行っておられるというようなものはきちっとあるわけですね。だから、お調べをいただきたい。後、調べてどうだったかという点は御報告いただきたいというふうに思うのですね。  要請あればそういうことは行くのが当然だというふうな御答弁がありました...全文を見る
○藤原委員 勤務時間に行って、そしてそれを人事局長はかばって、これは強弁だというふうに思うのですけれども、それでは、私はここに名古屋市の南部地区の特定局長会の総会の議案書を持っているわけですが、この議案書の「五十八年度事業計画」、これを見ますと、最初の方にはこのように書いてあるわ...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、これに出られた方に一度聞いていただけますか。いかがでしょう。聞くほどのこともないのか。
○藤原委員 じゃ、ぜひお調べをいただぎたいと思います。  なぜならば、事は非常に重要なことだ。たとえば、自民党の場合は名簿の順位を決めますのに、党員をふやした数によってその順位が上下するというやり方がとられているようにお聞きするわけなんです。岡野さんは昨年の段階では、特定局長一...全文を見る
○藤原委員 私は、特定局長が自発的にこんなことをやっているのではないというふうに見ているわけです。郵政省が省ぐるみでやっているのだという感触を深めているわけです。だから、そういうことはきちんと指導しております、そんな違反者はないのだと言っておられるが、私どもの調査では、岡野選対の...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、これもお調べをいただいてお返事をいただきたい。こういうものを知らないから、省ぐるみでないと強弁もできましょうが、一度きちんと調べていただいたら、そんな答弁を大きな顔してしていられないということじゃないかと思うのですね。私どもの調査ではそういうふうになっている...全文を見る
○藤原委員 私は、出たか出ないかという問題でなくて、予定表にはそういうことが書いてあるのは事実ですよ。それから、いま本省の櫻井國臣さんであるとか、文書課長が各ブロックの責任者になっているとか、そういう実態、それが、大臣も含めてですが、そういう体質になってきていますよ、これは大変で...全文を見る
○藤原委員 終わります。
10月04日第100回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○藤原委員 私はきょうは、織機登録制廃止の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  いま産構審・織工審合同政策小委員会、ここにおきまして、織機登録制廃止問題が審議をされております。通産大臣も、滋賀県の長浜市などは御関係がありますので大変関心をお持ちですし、いまも慎重にやり...全文を見る
○藤原委員 それじゃ、通産省といたしましては、この登録制に対するメリット、それからデメリット、こういうものをどのように考えていらっしゃるのでしょうか、お教えいただきたいと思います。
○藤原委員 この問題で、私は昨日も京都の西陣織工業組合の皆さんとお会いしてまいったわけであります。  業界では、登録制が廃止されれば各業者がばらばらの状態となり、産地組合の組織の維持が困難となり、従来組合の実施している金融等の安定事業はもとより、構造改善事業の実施も不可能になる...全文を見る
○藤原委員 繊維産業が転換期にあると予測される、これはだれしも、私自身も予測しているわけですけれども、これに対応する熱意と決意が要る。と同時に、行政としては産地の秩序破壊をするというようなことがその中でないように、弱肉強食ということが起こらないようにという指導、援助が必要だと思う...全文を見る
○藤原委員 大臣にお尋ねをいたしますが、公取は、各産地に公正な判断を下させるような判定機関というようなものを設置した方がよいということでございますが、もし設置するならば、下請の織り手さんであるとか自治体の代表も入れたようなものにする必要があるというふうに私は思うわけでございます。...全文を見る
○藤原委員 時間がありませんので先へ進みたいわけですが、一言だけ申しますと、歩引き、難引きで一番泣いている人は賃機を織っている人、その人たちですね。ですから、この人たちの意見がよく反映される、事実がよく見きわめられるという自主規制なり判定機関というものが必要だということを強調した...全文を見る
○藤原委員 そうしますと、きちんとしたビジョンをすべての組合が持っているというわけでもない。それで、結局それは現実にはつくる力がないというふうに思うわけですね。そういうようなところもあるという中で一年以内にビジョンをつくりなさいというふうなことが現実にできるのかどうかというところ...全文を見る
○藤原委員 だからこそ私は、先ほどこの調査報告書、第十次西陣機業調査委員会がまとめましたものを取り上げて、この報告をしたわけなんです。しかし、聞いておりますと、通産省はもう固定してしまっている、登録制を廃止するんだということに固定をしてしまって、答申に、無用な不安を与えないよう配...全文を見る
10月07日第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○藤原委員 文部省は、来年度、内部部局の改編を大がかりにやろうとしております。このような内部部局の改編は、いま審議されております国家行政組織法改正案が成立すれば、今後は政府の判断で勝手にやれるようになるというわけですね。  私は、部局の改編というのは、単なる組織いじりではないと...全文を見る
○藤原委員 私は、京都の大学の学費の状況は一体どうなっているのかという点でお話を聞いてみたわけでございますが、たとえば京都の産業大学では、昭和五十七年度は、入学金を含めまして年間六十八万円であったものが、五十八年度は八十七万円というふうに、その結果十九万円値上げということになるわ...全文を見る
○藤原委員 いまのは御答弁になっておりません。私が聞きましたのは、文部大臣、最終的に決めたのは、それは文部省でしょう。しかし、当初の案は五%、三%マイナス案だったということは、これは動かない事実ですね。そして、八月二十五日、自民党の文教部会幹部会が開かれて、ここで、この際、補助金...全文を見る
○藤原委員 文部省が決定したというのはあたりまえのことです。私が言っておりますのは、その場におろうとおるまいと、自民党が介入をして、そして私学助成を大幅に削ったのではないか、こういうことを言っているわけです。文部大臣は、自民党の意思は無視して概算要求をつくった、こういうふうにおっ...全文を見る
○藤原委員 自民党と相談の上、一〇%マイナスを決めたということは、いまの御答弁から明らかになったというふうに思います。  自由民主党は、さきの参議院選挙の選挙公約、どうおっしゃっておりますか。「わが党の公約 昭和五十八年 自民党」、この中には、六十三ページを見ますと、「わが国に...全文を見る
○藤原委員 私学の事情を考えるならば助成を拡大すべきではないでしょうか。いま官房長官がおっしゃることは大変矛盾があると思うのですね。そのように私学の助成を拡大すべきである。しかも、一番よく事情を知っている文部省が五%、三%、こう言っているのに、それを自民党のいろいろ御指導、御指揮...全文を見る
○藤原委員 のんべんだらりといままでやっていたということをみずから証明をされたのかもわかりませんが、そういうことですから、乱脈経理というふうなものが出てくるわけですね。きちんとよく調査をされないと。しかし、そういう乱脈経理をやっているというのがあっても、私立大学は現在三百二十六校...全文を見る
○藤原委員 文部省としてはやっと動き出したというふうに私は感じるわけです。  私は、京都市の北区というところに住んでいるわけですが、この北区に加茂川中学校という学校があるわけですね。生徒は千九百人を超えます。学級数は四十五クラスですね。まさしくマンモス校です。ここでもマンモス校...全文を見る
○藤原委員 簡単にはいかないのはよく承知をいたしております。地方自治体が苦労をしているということもよく承知をいたしております。苦労をしている、だからこそ国からの補助をすべきだ、国から温かい援助をすべきだということを主張をしているわけです。  それから、本年七月三十日に発表しまし...全文を見る
○藤原委員 それでは、ぜひ早急に必ず解決をするという方向で全力を挙げていただきたいと強く要望したいと思います。  私は最後に、一昨年秋の行革一括法で四十人学級の実行がストップされているということですが、この問題についてお尋ねをしたいと思います。  京都市の場合は、小学校で三千...全文を見る
○藤原委員 大蔵大臣特有の詭弁がいま出てまいったのですが、延びることもあればやることもある、それも国の財政状況を考慮することを義務づけてありますと。そうしたら、あなた方がおっしゃっておる公約でもないし、自民党員であり大臣であるあなた方のおっしゃることにまことに矛盾があるという点と...全文を見る
○藤原委員 いまのような様子では、文部大臣は頼りにならぬということをみずからの口からおっしゃったというふうに思うわけです。  いま進められている行政改革というのは、日本の未来を担う子供たちにまことにひどい仕打ちをしているものだというふうに思います。これでは何のための行政改革なの...全文を見る