二見伸明

ふたみのぶあき



当選回数回

二見伸明の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第91回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○二見委員 最初に、物価問題についてお尋ねをしたいと思います。  総理大臣に初めに、現在の物価情勢をどう認識されているのかお尋ねしたいわけでありますけれども、一月の卸売物価は前月比二・一%のアップであり、年率換算二八・三%という大変な上昇であります。これは総理御存じのように、前...全文を見る
○二見委員 日銀総裁は所用がおありだそうでございますので、最初に二、三お尋ねをしたいと思います。  私は、これからの物価問題を考えた場合に、やはりインフレマインド、さらに仮需要、これが一番恐ろしいと思います。そのためにも金融政策は早目がよいと私は思うわけでありますけれども、日銀...全文を見る
○二見委員 四半期ごとに日銀はマネーサプライの予想値を出しておりますけれども、この予想値というのは、もし予想値が大幅に狂うようなことがあれば、単なる予想値ではなくて目標に近い予想値なのか。ということになれば、予想値を大幅に狂うようなことになれば厳しい措置をとるということになるので...全文を見る
○二見委員 参議院の補正予算の審議でも、公定歩合の引き上げについての議論があったようでありますけれども、公定歩合をいつ引き上げるか、何%かということは、ここでお聞きしても御答弁ないのがあたりまえだと思いますけれども、ひとつ現在、予算案の審議中でございますけれども、予算案の審議にか...全文を見る
○二見委員 予算案の審議にはかかわりがなく判断される、一般論としてそういうふうに判断するということで了解してよろしゅうございますか。  もう一点、公定歩合を引き上げるかどうかということになる場合に問題となるのは、いわゆる長期プライムレート、長期金利だと思います。前回十一月に公定...全文を見る
○二見委員 総裁、ありがとうございました。  総理大臣に改めてお尋ねいたしますけれども、やはり景気を今後持続的に維持しなければならない、物価を安定させると同時に、景気を持続的に維持しなければならない、そのためには、まずインフレにならないようにしなければならぬ、そのために監視員の...全文を見る
○二見委員 総理大臣にお尋ねしますけれども、一昨日の参議院の予算委員会で、物価抑制の面から言うと公共料金値上げは大きな要素なので、当局の査定については幅、時期など厳正を期してほしい、こういう日銀総裁の答弁があったそうであります。公共料金の引き上げ問題については、政府とわれわれ野党...全文を見る
○二見委員 そういたしますと、実施時期をおくらせることもあり得るというふうに理解してよろしゅうございますか。
○二見委員 この問題は、大分論議されておりますので、これ以上繰り返しませんけれども、ただいまの総理の御答弁ですと、実施時期については、どうやら申請どおりお認めになるような感じがいたします。これはやはり今後の物価対策を考えた上で好ましくはない。実施時期についても、申請者側の意向では...全文を見る
○二見委員 この問題は、これ以上お尋ねしても、それ以上出てこないだろうと思いますので、これで打ち切りますけれども、十一月の公定歩合の引き上げのときには金利が据え置かれておりますので、公定歩合が引き上げられれば、やはり常識的には引き上げられるのではないかなという感じを持っているわけ...全文を見る
○二見委員 自民党との話し合いということ、それからしばらく時間をかしていただきたいということは、もう私たちも何度も聞いているわけであります。過去四回、この法案は日の目を見なかったのでありますから、ことし突然出てきたわけではありません。ですから私は、総理大臣が積極的に反対論を説得す...全文を見る
○二見委員 環境庁が自民党の政務調査会と前向きで検討中ということはわかりました。問題は、政府部内の環境庁ではなくて、長い間環境アセスメントに実質的に反対してこられた通産省のお立場であります。  通産大臣にお尋ねをいたしますけれども、経団連は二月十三日、「環境影響評価制度の立法化...全文を見る
○二見委員 通産大臣、お尋ねしますが、ヒヤリングの最中だと言いますけれども、大体このヒヤリングは、いまのペースでいくとどのぐらいかかりますか。
○二見委員 冗談じゃありませんよ。法案は、環境庁の原案はきのう、きょうできたのじゃないんだ。通産大臣、ヒヤリングしておりますと言うが、もう過去に四回も出ているんだ。この調子でいけばこれは三年も五年もかかりますよ。冗談じゃありませんよ。いいですか。  それでは通産大臣に伺いますが...全文を見る
○二見委員 通産大臣、これはもう一度聞きます、民主主義に対する基本的な認識だから。住民参加はけしからぬのですか。住民参加はけしからぬ、審議できない、そんなこと言われたのじゃ……。
○二見委員 通産大臣、住民参加が差し支えないならば法案をつくればいいじゃないですか。なぜ反対する理由があるのですか。反対しなければならない理由は一体どこにあるのですか。しかも、科学的合理的な予測手法、これが確立されてない。新しい技術でやれなんてどこにも言ってないのです。いまある現...全文を見る
○二見委員 それはだけど通産大臣おかしいですよ。  もう一点通産大臣にお尋ねいたしますけれども、行政指導でやりたいというわけでしょう。通産省資源エネルギー庁が去年出したむずかしい要綱がありましたですね。「環境影響調査及び環境審査に伴う地元住民等への周知等の措置要綱」、これでやれ...全文を見る
○二見委員 冗談じゃありませんよ。  環境庁、通産大臣の言い分をあなたはどう思いますか。
○二見委員 通産大臣は先ほど鋭意ヒヤリングをしていると言うけれども、ヒヤリングしているのは時間かせぎですな。いかがですか。本気になって、今国会で何とかこの法案を提出し、成立させようというお気持ちはあなたにあるのですか。あなたは行政指導で何とかやっていきたい、法案はできるだけつくり...全文を見る
○二見委員 法律と行政指導はどう違うのですか。
○二見委員 いいですか。行政指導ならば弾力的にやれるということは、いいかげんにやるということではありませんか。法律でやれば義務化される、きちんとやらなければならない。行政指導ならば、行政措置ならばどうにでもなる。中公審の答申にもそう書いてありますよ。いままでは、行政指導ではやるべ...全文を見る
○二見委員 環境庁に伺いますが、通産省のこのペースでヒヤリングをやったらどのぐらいかかりますか。
○二見委員 一週間でヒヤリングが終われば、そこで通産省としては明確に態度が出ますね、やれるという。
○二見委員 通産大臣、もう一度くどく言いますけれども、このアセスメントに一番反対しているのは、通産省の所管では電力会社だ。電力会社は、一方では料金値上げをしてくれと頼みながら、もう一方ではアセスメント法なんかつくってもらっちゃ困る。どうですか、これは余りにも横暴でしょう。通産大臣...全文を見る
○二見委員 この問題は、環境アセスメントをつくるということは、わが国の環境行政にとっても大事な問題であります。しかも、いまの通産大臣の御答弁は、委員長お聞きのように、余りにも恣意的であり、常識判断には苦しむ答弁が続出しております。このままでは、この問題については審議できません。(...全文を見る
○二見委員 要するにそれは行政指導じゃなくて、この種の問題を法律できちっとやるべきだと総理大臣はお考えになった上で、そして一週間ぐらいヒヤリングがあとかかるそうですから、せめて一般質問の終わるぐらいまでの間に、明確な形で法案を提案されるということに受けとってよろしゅうございますか...全文を見る
○二見委員 私は、この問題でこれ以上もう言いたくないのです。言いたくないのだけれどもやはり言わざるを得ないのは、ずっと同じ似たような答弁が過去何回も行われてきたわけですよね。これが初めてきょうここで問題にされての総理大臣の御答弁であれば、これは前向きだなと……(大平内閣総理大臣「...全文を見る
○二見委員 それでは、この問題についてはその結果をもうしばらく推移を見させていただきたいと思います。ただいまの総理大臣の御発言は総理大臣としての御発言でございますので全面的に信用させていただきます。  さらに私は、関連質問がありますので、時間がありませんので簡単に防衛問題につい...全文を見る
○二見委員 アメリカの国防報告の中でこういうところがありますね。われわれは最近の会談において、ペルシャ湾付近及び一般にインド洋における米国のプレゼンスの増強が日本の安全に貢献するであろうことを強調した。日本の政府首脳はこの点を認め、また一般的にたとえときどき、一時的に西太平洋及び...全文を見る
○二見委員 それではこれに関連してお尋ねいたしますけれども、実は私は日本語の方はまあ人並みでございますけれども横文字の方は余り得意じゃありませんのでわからないのですが、これは外務省にお尋ねします。  アメリカの国防報告の中で百八十ページのCの一だと思うのですけれども、この中に、...全文を見る
○二見委員 アメリカの空母は地中海に二隻、西太平洋に二隻配置されておりますけれども、しかし、最近のペルシャ湾におけるいろんな情勢にかんがみて、西太平洋にある航空母艦は実際にはインド洋に行っておりまして、西太平洋は空っぽというのが実情だそうでございます。国防報告のいまの記述はしたが...全文を見る
○二見委員 ということは、インド洋にもう一隻プラスする、現司令官か何かアメリカの下院だかどこかで証言されておりますね。もう一隻航空母艦ほしい、よこせ。そういうことを考え合わせますと、アメリカはもう一隻航空母艦、空母を西太平洋じゃなくてインド洋に持っていきたいんだろうと思います。そ...全文を見る
○二見委員 しかし、アメリカがインド洋に空母をもう一隻派遣したいという考え方があり、ということは当然どこに母港を求めるかということはあたりまえの話でありますから、それに対して要請がないから考えられないとかなんとかということではなくて、日本としてのきちんとした態度というのは考えてお...全文を見る
○二見委員 それは母港化もあり得るということですか。
○二見委員 地元住民の賛成が得られない場合には母港化は困難ということになり得ますか。
○二見委員 もう一点簡潔にお尋ねします。  極東の周辺についていろんな議論がございました。特に多賀谷書記長に対する伊達条約局長の答弁が問題となっております。私はそのことをきょうここでお尋ねしようとするのではないのですが、条約局長は再答弁の中で、極東の周辺とは極東の平和及び安全を...全文を見る
○二見委員 関連質問をお願いします。
03月07日第91回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○二見委員 本論に入ります前に、一月三十一日の矢野委員のいわゆる空出張等不正経理についての政府の統一見解を要求したわけでありますが、この政府の統一見解を、もう大分日にちもたっておりますのでまとまっていることと思いますので、明らかにしていただきたいと思います。  さらに、同じく一...全文を見る
○二見委員 私は、本日は、先ほど大出委員が冒頭に質問されましたいわゆる二十万ドルの授受についての問題と、円対策、財政再建、住宅問題等について政府の見解を承りたいわけでありますけれども、日銀総裁が所用がおありだそうでございますので、最初に円対策の方から御意見を承りたいと思います。日...全文を見る
○二見委員 五十三年の十二月には円は一ドル百九十五円でありました。そのときにはドイツマルクは一ドル一・八二マルク、スイスフランは一ドル一・六二フランであったわけであります。その後ことしの二月までの約十三、四カ月間の推移を見てまいりますと、もちろんドイツマルクやスイスフランも上がっ...全文を見る
○二見委員 現在、円が弱くなっている原因は経済的な要件だけではなくて、たとえばアフガンに対するソ連の侵攻、ペルシャ湾の状況、中東問題、そうした緊迫した国際情勢がアメリカのドルを実力以上に心理的に強くさせているというふうに、いまの日銀総裁の御答弁を理解したわけであります。  もう...全文を見る
○二見委員 それでは重ねてお尋ねいたしますけれども、私は、円安を背景とした物価騰勢には歯どめをかけなければならないというふうに認識をいたしております。角度を変えてちょっとお尋ねをするわけでありますが、これは経済企画庁とも関係がございますので御両者からお答えいただきたいわけでありま...全文を見る
○二見委員 先ほど日銀総裁は、公定歩合の引き上げについて当面は考えていないとお話しございました。これは考えているという御答弁を求める方が無理な話だと私も承知しております。  重ねてその点についてお尋ねしますけれども、これからも円安傾向がもし続く、あるいは二百四十七、八円でそれ以...全文を見る
○二見委員 大変くどくなって申しわけございませんけれども、一般論としてお尋ねいたしますが、先ほど上半期の景気はどうかというお尋ねをしたところ、九月までは見通すのはちょっとむずかしいけれども、かなり景気は底がたい動きをしているという総裁の御答弁がありましたし、経企庁長官もやはり景気...全文を見る
○二見委員 簡単にお願いしたいのですけれども、一般論として、いまここで公定歩合を再引き上げした場合に、物価問題じゃなくて景気に大きな影響が出るかどうかということで私は御意見を承りたいわけであります。その点について、もし差し支えなければお答えいただきたい。いかがでございましょうか。
○二見委員 総裁、どうもお忙しいところありがとうございました。  いずれにいたしましても、物価問題というのは非常に重大な局面にあることだけは事実でございます。この問題を解決しなければ円安の傾向には歯どめがかけられないだろうと思います。実はこれは日本の景気全体との関係も出てまいり...全文を見る
○二見委員 それでは、けさの各紙で報道されました二十万ドル授受についてお尋ねしたいと思います。大出委員がかなり質問されておりますので、また、しかもこれは公判中の事件でもございますので、私も事実関係の確認にとどめたいと思いますが、お尋ねしたいと思います。  実は小佐野公判の最大の...全文を見る
○二見委員 この補充訂正書の中に「小佐野は、そのころ右二〇万ドルをサンズホテルに対する前記(第九、一)の残債務二〇万ドルの支払にあてた。」とありますけれども、この「そのころ」というのは昭和四十八年十一月三日午後五時四十八分以降、かなり近い時日だというふうに理解してよろしゅうござい...全文を見る
○二見委員 さらにもう一点確認をいたします。この中に「その後小佐野は同行者と共に、同日午後五時ロスアンゼルス発の」云々とありますけれども、この「同行者」というのは単数でございましょうか、複数でございましょうか。
○二見委員 さらにもう一点確認をいたします。  K・ハマダが一体だれかということが大出委員から質問がありました。これは、K・ハマダはK・ハマダであるという法務省の御答弁でございましたけれども、それではこのK・ハマダという人は、ロッキード事件とは深いかかわり合いがある人なんでしょ...全文を見る
○二見委員 いや、初めて出てきたのは私もわかるんだよ。ロッキード事件に関係のある人なのか、ない人なのかということなんです。
○二見委員 それではもう一点お尋ねしますけれども、今回の補充訂正の裏づけとなる資料は、日米司法共助協定の成果と考えてよろしいのでしょうか。
○二見委員 日米司法共助協定に基づいて裏づけの捜査が行われてまいりまして、そして二十万ドルどこへ行ったのだろう、こういろいろと使い道を捜していたところ、たまたまK・ハマダという名前が出てきたというだけのことなんでしょうか。  さらにもう一点お尋ねしますけれども、これは航空機の委...全文を見る
○二見委員 これは公判中の問題でございますので、事実の確認にとどめたいと思います。  次に、先ほど冒頭に大出委員から自社公民四党の合意メモについて大平総理大臣の答弁をいただいたわけでありますけれども、この件に関連してさらに二、三政府にお尋ねをしたいと思います。  私たちは、今...全文を見る
○二見委員 大蔵大臣、そうおっしゃいますけれども、実質的には予算書の内容というのは修正されているのではないのでしょうか。中身と形式が違う。形式は確かに当初お出しになったものと同じでありますけれども、実際には中身が違う。中身が違う以上、中身と形式の違うものを議決するというのは法律的...全文を見る
○二見委員 私は、政府がどうしても書きかえに応じない、これは二つあるかなと思っているのです。  一つは、議事日程の都合で、書きかえていたんでは暫定予算を組まなければならない、だから書きかえたくないんだという、そういう議事日程上の都合で書きかえに応じない、そうも解釈できる。  ...全文を見る
○二見委員 議事日程とか国会の修正権の問題を念頭に置いていないんだ、そういろいろおっしゃいますけれども、私はそうは思えないのです。事実、五十二年には書きかえの修正をしているのです。五十二年と五十五年とで大きな変化があったわけじゃないのです。五十二年に書きかえができて、五十五年にで...全文を見る
○二見委員 それは、今回の合意事項の執行については今後誠意を持って対処してもらわなければ困るし、適切に対処してもらわなければ困るわけであります。  それでは、もう一点大蔵大臣の御見解をただしておきたいと思いますけれども、いわゆる自民党と社公民三党の間で、物価対策費五百億円が合意...全文を見る
○二見委員 もう一度これは確認いたしますけれども、この修正問題のときには、自民党と社公民三党の政調会長、政審会長がいろいろと協議したわけであります。この五百億円の物価対策についても、自民党、社公民四党の政調、政審会長の協議、意見というものを十二分に尊重するというふうに理解してよろ...全文を見る
○二見委員 繰り返すようでありますけれども、私は、今回の予算修正をめぐる、あくまでも書きかえに応じないという大平総理大臣の姿勢には強い不満を持っております。これは、やはり立法府としての大きな検討課題だろうと思うし、これからもさらに論議を詰めていかなければならない問題であるというふ...全文を見る
○二見委員 国土庁は、五十四年度に要注意の地域を二百三十七地域ピックアップいたしまして、四半期ごとに土地取引の動向だとか土地利用の動向、地価の動向について分析、予測をしてまいりました。その結果に基づいて規制区域、いわゆる十二条で地価凍結の対象に最もなりやすい地域二十四地域について...全文を見る
○二見委員 すると、二百三十七地域では、地価の高騰というのは実需と供給のアンバランスからきた地価高騰なんでしょうか、それともいわゆる仮需要も若干見受けられる段階になっているのでしょうか。その点いかがですか。
○二見委員 五十五年度に調査しようとしている特別詳細調査地域、これは現在はともかく、放置しておくと仮需要が発生するおそれが大きいと判断される地域でしょうか。そして、その二十四地域というのは主として三大都市圏というふうに理解してよろしゅうございますか。
○二見委員 住宅問題、土地問題というのは非常に大きな問題でございますけれども、一つは地価の問題があります。私はこの後、許された時間内でさらにこの問題を詰めたいわけでありますけれども、話の筋から若干飛びまして、住宅公団の総裁がお見えになっておられるようでございますので、私は住宅問題...全文を見る
○二見委員 いや、総裁はどうも私の質問を取り違えたようでありますけれども、私は、完成後供用、要するに使われていない団地について御報告を求めたわけであります。かつて予算委員会あるいは建設委員会等では、団地はつくった、募集はしたけれども応募者が少なくて入居者が少ないということは大分問...全文を見る
○二見委員 私の方が調べたところによりますと、五十四年十二月末現在でありますが、団地名と所在地と戸数と完成年月を申し上げます。  朝日ヶ丘団地、千葉県千葉市、戸数千四百七十六戸、完成年月五十一年四月。塩浜四丁目団地、同じく千葉県市川市、戸数二千五百六十三、完成年月五十三年十二月...全文を見る
○二見委員 私は、京都の宇治の中川原団地というのを調べました。これは昭和五十年十二月に用地買収をいたしまして、五十一年八月に着工し、五十二年十月に完成いたしました。完成後二年四カ月たった現在でも、全く募集せず、ほったらかしであります。近所では幽霊屋敷と言われています。現在住宅公団...全文を見る
○二見委員 つくったけれども一人も入居させられない。つくる前にわからなかったのですか、そんなことは。これは自分の金でつくるのならば、つくりました、入りません、そんなことは一向に関係ないです。個人の財産で、個人のお金でやるのならば、つくりました、いろいろな事情があって、たとえば排水...全文を見る
○二見委員 要するにそういう弁解にはつき合い切れないのです。下水道ができませんでした、何ができませんでした。つくる前からはっきりしておくのじゃないか、そんなことは。これは、結局はこの費用だって、もとをただせば国民のお金でしょう。自分のポケットマネーじゃないんでしょう。ポケットマネ...全文を見る
○二見委員 私は、でき上がったけれども入居させるわけにはいかない団地が十七団地、八千二百三十二戸あるという指摘をしたわけであります。私は、こういう事態が生じるのは建設を決める以前に問題があったのだと思います。  私はもう一つ別のことで指摘したいのですけれども、いま、つくったけれ...全文を見る
○二見委員 公団にもう一点お尋ねいたします。  先ほど私が質問しなかったにもかかわらず、総裁の方で先に気を回されて御答弁がありましたけれども、その問題を重ねて御質問いたします。  いわゆる土地区画整理事業を行った後の民有地の問題です。これは法的な措置はなかなかむずかしいと思い...全文を見る
○二見委員 終わります。(拍手)
03月08日第91回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○二見委員 最初に、環境庁長官にお尋ねいたします。  アセスメント法案の進行状況はどうなっておりましょうか。
○二見委員 もう法案作成は大詰めに来ているというふうに理解してよろしいのかどうか、それが一点。それから、おくれている理由はどこら辺にあるのでしょうか。
○二見委員 二月十五日の私の質問に対して総理大臣は、今国会提出に最大限の努力をされる旨お約束があったわけでありますけれども、環境庁長官、重ねて伺いますが、今月中に何とか国会に提出はできるのでしょうか。
○二見委員 官房長官、お尋ねします。  環境庁長官は今月中に国会に提出すべく最大の努力をされるそうでございます。また今月中に提出されることを心から期待をしておるわけでございますけれども、調整役と申しますか、いろいろお取りまとめ役の労をとられております官房長官としては、環境庁長官...全文を見る
○二見委員 今月中に提出されることを心から期待をいたします。  総理大臣、次に海洋開発について二、三お尋ねをしたいと思います。  海洋開発審議会は、昨年八月に海洋開発に関する第一次答申、ことしの一月二十二日に第二次答申を提出いたしました。海洋はわが国社会経済を支える大きな役割...全文を見る
○二見委員 確認いたしますけれども、私は各省庁でやってきたことを否定するわけじゃありませんけれども、答申では、各省庁でやってきたことを、それだけではだめだ、むしろ海洋というのは開発だけではなくて環境保全も必要でありますし、総合的な計画が必要だから、各省庁でお互いに連絡し合ってやる...全文を見る
○二見委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、海洋開発というのは、国内の体制及び法律の整備とあわせて、私は、第三次海洋法会議の今後の推移が大きな問題になると思います。  それでお尋ねいたしますが、第三次海洋法会議の第九会期が今月ニューヨークで開かれていると聞き及んでおります。そして...全文を見る
○二見委員 海洋法会議でのまとまる可能性は大体どうなんでしょうか。かなりまだ厳しい段階でしょうか。
○二見委員 いずれにいたしましても、時間もありませんので深い質問はいたしませんけれども、海洋開発はやはり今後の日本にとって大事な問題だと私も認識しておりますし、政府もそのつもりでお取り組みをいただきたいと思います。  次に、公正取引委員会にお尋ねいたしますけれども、鉄鋼大手四社...全文を見る
○二見委員 残り時間がありませんので別の質問をいたしますけれども、いずれにいたしましても便乗値上げは厳重に監視していただかなければならないと思います。  財政再建について。財政論からいくと、財政再建は非常に重大な課題でございますけれども、非常に残り時間の少ない中で単純にお尋ねを...全文を見る
○二見委員 いずれにしても、これはその三つのうちのどれかしかないのです。それで、政府は数年財政収支試算というのを国会に提出をしてまいりました。これは新経済社会七カ年計画をそのとおり実行する、一方では特例公債を五十九年度にゼロにした場合に六十年度の財政はどうなっているかというものを...全文を見る
○二見委員 以上で終わります。(拍手)