二見伸明

ふたみのぶあき



当選回数回

二見伸明の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第147回国会 衆議院 本会議 第5号
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○二見伸明君 私は、自由党を代表し、小渕総理の施政方針演説等政府四演説に関連し、我が党の考え方を申し上げつつ、総理の御所見を伺いたいと思います。  私は、西暦二〇〇〇年という節目の年は、今世紀中にやるべくしてやれず、先送りをしてきた難しい課題に挑戦し、決着をつけると同時に、相互...全文を見る
03月23日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○二見委員 自由党の二見伸明です。本日は、いろいろな御意見をありがとうございました。  私は、憲法論の立場からいきますと改正論者であります。基本的人権、国民主権、平和主義、これは定着しています。と同時に、むしろ私は、基本的人権、国民主権、平和主義というものを、より深く、さらに発...全文を見る
○二見委員 実は、憲法の問題は、そういう自衛隊に関係する問題というのは、日本では憲法解釈というやり方でやっているわけですね。  本当に憲法に合わせるように政治をすべきだ、これは私は正論だと思います。ところが、憲法に合わせたような政治はできない、こういうふうに変えなきゃならないと...全文を見る
○二見委員 実は別の件ですけれども、先生の御著作を読んでおりましたらば、憲法の前文には基本的人権という言葉がないということですね。国連憲章には、基本的人権、人間の尊厳という言葉が明記されています。ところが、憲法三原理だといいながら、基本的人権という言葉は前文には見当たりません。生...全文を見る
○二見委員 終わります。
○二見委員 自由党の二見伸明です。  制定過程につきまして、改正説、無効説、八月革命説、大変興味深く拝聴いたしました。結論を言うとよくわからぬなということであります。  私の立場はどちらかというと八月革命説に近いのです。理屈だけを言いますと、理屈で考えると無効説なんですけれど...全文を見る
○二見委員 私は実は憲法改正論者なんです。現行憲法の持つ、いわゆる三原理といいますか、基本的人権、それから国民主権、恒久平和主義、これを私はさらに深め、発展させた立場での憲法改正論者であります。もしこの三原理の一つでも否定するようなことがあれば、それは憲法改悪でありまして、それは...全文を見る
○二見委員 「支える意思と諸力」の中で、先生は、「第二は、支える力の側面である。」というところで、「また、マクロ的にいって、日本国憲法が国内外の勢力によって動揺させられることもなかった。」私は、これは表面的に見ればそうです。  なぜこうだったかと言うと、例えば一番大事な問題は自...全文を見る
○二見委員 恒久平和主義という概念ですけれども、憲法制定当時に描いた恒久平和主義と今とはかなり隔たりがあると思います。このギャップ、この隔たりを埋めるのは、やはり憲法改正以外にはないと私は思っています。  例えば、護憲論の立場に立つ方は、純粋の護憲論者であるならば、自衛隊は即時...全文を見る
○二見委員 私は、二度と侵略戦争はしてはならないということは、もう当たり前だと思います。したがいまして、九条の一項というのは、私は大変大事な条文だと思っております。しかし、自衛隊というものを日陰者に扱っておくことがいいのかどうか。国連のいろいろな平和活動に日本が参加をすることにス...全文を見る
○二見委員 最後に、制定過程の議論、私もこれは大事だと思います。ただ、例えば天皇について、マッカーサーの文書では「エンペラー イズ アット ザ ヘッド オブ ザ ステート」となっているのですね。それが、憲法では「象徴」というふうになっている。  実は、私は、ちょうど中学へ入った...全文を見る
○二見委員 幹事会で御協議の上、お取り計らいをお願いします。
04月11日第147回国会 衆議院 本会議 第23号
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○二見伸明君 私は、自由党を代表して、総理の所信表明演説に対して質疑を行います。  まずもって、現在闘病中の小渕前総理に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い御回復をお祈り申し上げております。  また、有珠山噴火により避難生活を送られている皆様にお見舞い申し上げ、疲労、心労...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○二見委員 自由党の二見伸明です。  私の立場は、先生のお言葉をかりますと、正統としての改憲論者だと思います。  実は、先生の一九九六年六月の外交フォーラムを読みながら、二、三お尋ねしたいと思いますけれども、先生のこの論文の冒頭に、マッカーサーと幣原首相との会話の内容が出てい...全文を見る
○二見委員 また、横田喜三郎教授の論評を先生は引かれていますね。  それは、第九条が一九二八年の不戦条約第一条に等しいと指摘するものであった。その意味するところは、双方とも侵略戦争のみの放棄であるとの解釈にあった。「不戦条約でも国際法上自衛のための戦争は禁止されてはいないし、自...全文を見る
○二見委員 実は私は、昭和二十二年五月三日は新制中学一年でして、社会科の先生が、これから日本は戦争をしない、軍備も持たない、そういう憲法ができたんだ、こう教えてくれました。私、そのときに、もし日本が攻められたらどうするんですかと伺ったらば、社会科の先生が、そのときは世界じゅうが日...全文を見る
○二見委員 大変貴重な御意見、ありがとうございました。
○二見委員 自由党の二見伸明でございます。  実は、知事の公選ということは、確かに官選から公選に変わるときの変化というか、これは革命的な変化だと私は思います。だけれども、私なんかは公選知事のもとで生まれ育っているものですから、そこら辺のことはよくわかりません。むしろ今公選知事の...全文を見る
○二見委員 実は、今地方分権とか、人によっては地方主権とかという議論がされております。例えば、外交、安全保障、財政、金融とかそういう仕事は国がやって、そうでないものは地方に任せてしまおうというのが、大ざっぱな言い方ですけれども、地方分権ですね。  そうすると、そういう地方分権、...全文を見る
○二見委員 これは「地方自治」の八章を盛り込まれたときとは若干時代がずれるんだと思いますけれども、先生の「新憲法の成立」という古川さんとの対談がありますね。あれを拝見しておりまして、いわゆる警察の制度の問題が出てまいりました。日本の警察制度、当時は憲法九条の立場から考える場合と、...全文を見る
○二見委員 ありがとうございました。
04月27日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○二見委員 自由党の二見伸明であります。  昭和二十二年五月三日、私は、当時の言葉でいう新制中学一年生であります。ですから、現憲法とともに歩んできた第一世代だと私は思っております。  その立場から申しますと、いわゆる憲法の原理という基本的人権の尊重、国民主権、平和主義、それか...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第9号
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○二見委員 自由党の二見伸明であります。  制定過程について十人の参考人からの意見、大変貴重で有意義だったと思います。その参考人との質疑の中で憲法九条に関する質疑が多かったことは、ある意味では非常によかったというふうに思います。同時に、これから議論される憲法改正の中心は、まさに...全文を見る
05月25日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第10号
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○二見委員 出たり入ったりして、参考人の御意見を十分に聞けなかったことを申しわけなく思います。それで、あるいはダブるかもしれませんけれども、ちょっとお尋ねしたいと思います。  実は、警察予備隊違憲訴訟判決ですけれども、このいただいた資料によりますと、憲法八十一条では、「最高裁判...全文を見る
○二見委員 としますと、この解釈は今後永久に変わらないということになりましょうか。それとも、解釈は変わることも将来あり得るでしょうか。
○二見委員 実は、抽象的違憲審査をやろうとする場合は、今の解釈ですとできませんですね。もし抽象的な違憲審査をしようということになりますと、憲法を改正しなければできませんか。憲法を改正しないで、解釈でもってできますか。
○二見委員 ということは、もしそういうものにする場合には、憲法を改正する以外にはないというふうに、そう解釈していいわけですね。そう考えていいわけですね。
○二見委員 はい。ありがとうございました。     ————◇—————