渕上貞雄

ふちがみさだお



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渕上貞雄の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月09日第120回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○渕上貞雄君 政府全体としての総合交通体系の確立について御質問申し上げていきたいと思います。  運輸問題を展望するに当たって、やはり長期の展望が不可欠であろうと思います。現在の運輸政策審議会の答申は昭和五十六年のもので、現在の日本が抱えております経済、社会、自然という観点に立ち...全文を見る
○渕上貞雄君 それらの認識の上に立ちまして、現在運輸政策審議会でそれぞれの課題に対する問題について審議中ということでございますけれども、物流関係につきましては昨年の十二月に答申が出されておるようでございますけれども、他の項目についてはいつごろ答申が出される予定になっておるのか明ら...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは次に経済企画庁にお伺いしますけれども、昭和四十六年に総合交通体系の答申が出されまして、その後六十三年には二十一世紀の総合交通体系研究会の中間報告などの研究がされていますけれども、答申が出されてから約二十年を経過していますし、現状を踏まえての答申というのは、若...全文を見る
○渕上貞雄君 その必要性は認めた上で経済企画庁、そういう方針を出していくという考え方はお持ちですかどうですか。
○渕上貞雄君 運輸大臣の所信でも明らかなように、現在の運輸を取り巻く環境というのは大きく変化しているという認識で一致をしているわけでございますので、やはり新たな交通ビジョンというものを作成していく必要というのが私はあるのではないかというふうに思っているところでありまして、とりわけ...全文を見る
○渕上貞雄君 その開発利益の還元の問題については大体具体的な認識が一致してそれぞれの協力が得られるような体制といいましょうか、そういう状況にあるのか。それともまだ検討を加えて、これから先具体的に実施していこうとしているのかどうか、そこら辺がわかれば明らかにしていただきたいと思いま...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは経済企画庁並びに運輸大臣、これから先の九〇年代は二十一世紀を見据えた総合的な交通政策問題について中長期のビジョンを出し、これから先の交通政策問題についての方向を明らかにして積極的に取り組んでいただきたいことを要望しておきたいと思います。  次に、平成三年度...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは運輸省の概算要求についてお伺いしますけれども、運輸省の概算要求について生活関連重点化枠でどのような要求をされたのか、主たる項目と要求総額をひとつ示していただきたいと思います。
○渕上貞雄君 生活関連重点化要求の枠は国全体で二千億でした。ところが今お話にもありましたように運輸省一省だけで一千七百三十五億を要求するというのは、今までの予算要求では一体まじめに要求しておったのかどうかというふうにも思われる額でもありますし、またどう見ても多少過大な要求ではない...全文を見る
○渕上貞雄君 また後ほど質問いたしますけれども、これらの生活関連重点化枠の要求という予算の仕組み、これについて財政当局の方にお伺いをしますが、来年度以降もこのような状況というのを続けていくのかどうか。同時に、来年度以降も続けていくとするならば、やはりこれらの枠についてこれだけ多く...全文を見る
○渕上貞雄君 来年続けますか、続けませんか。
○渕上貞雄君 ぜひとも必要だからと思いますので続けていただきたいと思うわけですが、運輸省の生活関連重点化枠の要求で認められた具体的な事項と予算の額をひとつ示していただきたいと思います。
○渕上貞雄君 金額についてはわかりましたけれども、生活関連重点の予算を見る限り、運輸省の部内の配分として鉄道、港湾、空港に対するそれぞれの配分の率を今示していただきましたけれども、港湾事業が金額だけ見ると何か非常に多く優先的に取り扱われているような気がします。  したがいまして...全文を見る
○渕上貞雄君 地下鉄の補助金が生活関連重点化枠の中で認められたというのは、やはり地下鉄の建設費が非常に高くつく、それから、大都市圏の交通混雑の緩和に役立つとか通勤通学の混雑緩和対策という側面が強いのではないかというふうに思うわけでありますけれども、地下鉄の補助金が生活関連重点化枠...全文を見る
○渕上貞雄君 通勤混雑の緩和ということにつきましては、現在やっぱり運輸関係の課題の中では最も重要な課題だと私は思っています。  現在の経済状況を見ましても、一人当たりのGNPは世界一と言われていますけれども、どう考えてみても豊かさを実感できるような状況ではないと思います。その原...全文を見る
04月11日第120回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○渕上貞雄君 海事大国としての日本の基本的な考え方について、運輸省に御質問申し上げたいと思います。  まず、我が国は国土の全体を海で囲まれていますし、我が国は今や、以前からでもそうでありますけれども、海洋先進国として成り立っていた国でございますし、同時に経済大国とも言われ、技術...全文を見る
○渕上貞雄君 今回導入されます新システムについて御質問を申し上げます。  GMDSSは、条約の改定に伴いまして一九九九年の二月一日から全世界的に導入を図るということになっておりますが、一定の期間を設けて実施に移していくということになっておるようでございます。遭難通信等について新...全文を見る
○渕上貞雄君 条約の改定が一九九二年の二月一日に発効し、一九九九年に全世界的に新システムに移行していくわけでございますが、実際に船の運航に当たっている人たちの間でGMDSSという新システムに対する信頼性がいま一つないようにも思われますし、そういう御意見があることも私ども承っている...全文を見る
○渕上貞雄君 今、望ましいというふうに言われましたけれども、やはり新しいシステムを実際に運営する者にとっては多少の不安もあることは事実でございますし、新システムに現行のモールス設備を補助制度として活用していくべきではないかと思うわけです。必ずしもモールス設備というのが劣るわけでも...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、そういう新システム導入後の雇用の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  過日、全日本海員組合が組合員の意識調査を行ってコメントを実は発表しているわけでございます。  それによりますと、収入、全体的評価や仕事の将来性に関しては、海で働くことについてほ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、同じ雇用問題でありますが、通信士の現状の動向について運輸省として実態を具体的にどのように把握されておるのか説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 次に、船上保守の無線通信士の資格の問題についてお尋ねを申し上げます。  今年の二月四日の海上安全船員教育審議会の答申に新資格による配乗表が載っていますが、今回の法改正に伴って示されておるような配乗表なのかどうか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
○渕上貞雄君 そういう新しい設備の保守の態様によって海技士の必要資格が決められると思うんでありますが、それらの問題については労使協議会で決めていくのか、恐らくある程度一方的に船主側が決めていくことになるのではないかと思うんでありますけれども、その組み合わせ等の問題については一般的...全文を見る
○渕上貞雄君 海上安全船員教育審議会の答申で「法施行後一定の慣熟期間」を設けた経緯について御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 一定の慣熟期間においては「船上保守を行える者を乗り組ませること。」として不安の解消を図っていますけれども、船舶の置かれております特殊な条件を考えていく場合に、私ども経験がないものですから想像でございますけれども、やはり非常に不安になるのではないか。したがいまして、船...全文を見る
○渕上貞雄君 海上安全船員教育審議会において労働者側委員が要望しておりました船上保守を基本とした海技士(電子通信)の配乗についてはどういうふうにお考えでございましょうか。
○渕上貞雄君 国内の場合だとかというのはわかるわけです。例えば、二つの地点を定期的に運航している船舶についてはある程度想像ができるわけです。しかし、半年とか一年とか長い期間の航海をやって、そして寄港しないで各地を転々としていく、いわゆる外航クルーズ船や不定期船や漁船で陸上保守を選...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、郵政省の方にお伺いいたしますけれども、陸上保守の制度を確立していく場合に、保守の安全性と確実性を考えていく上で資格制度を検討していくべきではないかと思います。  次に、資格制度を検討していく場合、やはり通信士の資格を活用すべきだと思いますが、検討していただけ...全文を見る
○渕上貞雄君 長距離カーフェリーの通信士の配乗についてですが、長距離カーフェリーについても旅客を多数乗船させる観点から、安全を重視して通信士を乗せる必要があると思うんでございますけれども、現状はどうなっておりますか、その実情について御説明願いたい。  二つ目には、国際航行に従事...全文を見る
○渕上貞雄君 命令など具体的な基準の策定については、ひとつ関係者の意見を聞いてほしいと思うのでありますけれども、法改正に伴う実施に向けての命令、細目を定める場合に、特に無線の設備の二重化と陸上保守は電子通信の海技士資格と密接な関係がございますので、具体的な基準を策定するに当たって...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました船舶安全法及び船舶職員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
04月18日第120回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案、鉄道整備基金法案及び全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議...全文を見る
04月25日第120回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○渕上貞雄君 ただいま提案をされています日本国有鉄道清算事業団法の一部を改正する法律案でございますけれども、国鉄時代の長期債務返済の問題というのは国鉄改革の重要な課題でありますし、巨額の国有財産の分割、整理でありまして、その債務の整理をめぐっていろんな意見があります。  新会社...全文を見る
○渕上貞雄君 今、大臣に答弁願いましたように、できるだけ国民の負担が少なくなるように、ひとつ今後とも努力を願いたいと思います。  次に、償還財源としての土地売却収入は七七兆円とされていましたが、その後、平成元年には九・九兆円と運輸省は実は試算をしているわけです。現在の時点ではど...全文を見る
○渕上貞雄君 土地の売却収入がただいま申されましたように十五兆円程度としますと、清算事業団の要処理債務残高が約十一兆円に減少するわけでありまして、JR株式のうち売却の可能性が高い本州三社の株式総数は合わせて八百二十四万株あるわけですけれども、仮にこれらの株が大手の私鉄鉄並みに額面...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいま判断が難しいということで、それはそれなりに理解をしたいと思いますけれども、国鉄改革の中で示された十三・八兆円という国民の負担額は、土地売却収入とJRの株式売却収入が確定しないと、今言ったようなことになる。しかし、幾つかのやはり仮定といいましょうか、そういうも...全文を見る
○渕上貞雄君 大蔵省では毎年、「国債整理基金の資金繰り状況等についての仮定計算」というものを国会に提出しているのは御存じのことだと思います。大蔵省は、これは毎年やるということになっておるわけでございますが、運輸省の場合も「国鉄清算事業団長期債務の状況」という国民負担推計試算を平成...全文を見る
○渕上貞雄君 では、国会に提出していただくということで理解しておいていいですか。
○渕上貞雄君 だけれども、平成元年五月には運輸省の資料として出していますね、「国民負担と株価との関係」というのを。そういうものも出せないですか。
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきます。  じゃ、次に移りますが、長期債務の返済の重要な問題であります株の売却は、借金の整理の主要な役割を果たしていかなければならないと思います。  JR株式の上場をめぐってJR東海が、またはJR東日本、どちらが先かというちまたの議論...全文を見る
○渕上貞雄君 大体、いつごろになるかはここでは答えられないんですか。
○渕上貞雄君 いろんな配慮があることもわかりますが、では、平成三年度の国鉄清算事業団の予算には二百万株分として千五百億円が計上されていますけれども、なぜ二百万株としたのか、そこらあたりの説明をお願いします。
○渕上貞雄君 とりあえず仮置きした数字で二百万株と言われましたが、いずれにいたしましても分割売却ということで考えてよろしゅうございますか。
○渕上貞雄君 仮に、平成三年度においてJRの株式の売却が実施され、予算計上額を上回る売却収入が確保された場合、どのように対応しようとしているのか。今の株式状況から考えて、そう以前ほどのようにはならないとも、思いますけれども、確実に私はやはり売却収入はふえるというふうに思いますので...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、ではその債券というものにつきましてはどのように募集していくのか。一般債券は公募を考えているようでありますけれども、今度の新しい問題として債券を募集していく際には、NTTのときのような抽せんを行うことを想定しているかどうかお伺いします。
○渕上貞雄君 できるだけ多く公募があるように望んでおるわけでありますけれども、今の経済状況からして平均的なやはり勤労者といいましょうか商店主といいましょうか、そういう方々が債券に魅力を感じて、購入したいという人が相当数に上ってきた場合に、国民の批判や非難を受けることのないように、...全文を見る
○渕上貞雄君 公募していく場合、そういう仕組みを考えられたならば、恐らく事前に公表していくことになるだろうというふうに思ってよろしゅうございましょうか。
○渕上貞雄君 かなり多額の債券になってくるわけでありますから、その債券の引き受けにつきましては、やはり安定株主対策を考えていくことが必要ではないかというふうに思いますけれども、安定株主対策として、また、この会社の持っている公共性にかんがみまして、やはり国が一定比率をそういう安定株...全文を見る
○渕上貞雄君 国が保有すべきでないということよりも、やはり一定程度国有財産を処分してそういう会社をつくっていくわけでありますから、その会社は将来にわたって国としても責任があると思いますから、そこらあたりもう少し検討すべきじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○渕上貞雄君 できるだけ、やはり公正、妥当に信頼を得られるようにやっていただきたいと思います。  それから、債券の引き受けにつきましては、やはりいろんな国民からの疑惑の目で見られることのないように、あくまでもやはり慎重で公正でなければならないと思いますし、特別の、特定の企業グル...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ、そういうことをすることによって、ひとつ公正で慎重にやっていただきたいと思います。  次に、新会社の事業概要をひとつ説明していただきたいと思います。また、新会社の資本金をどのように考えているのか伺います。
○渕上貞雄君 資本金は幾らぐらいを予定されていますか。
○渕上貞雄君 NTTの場合は七千八百億でしたか。三千億だというと、かなりやはり日本でも有数な企業になっていくというふうに思うわけであります。他の従来やっています類似の大手不動産会社と比較をいたしますと、新会社はかなり大きな会社になっていくと思いますけれども、一体どういうふうに考え...全文を見る
○渕上貞雄君 いわば、この会社というのは、日本一の不動産会社が出現するわけであります。しかし、この会社というのは、今まで申し上げましたように、単なる民間会社ではございませんし、国民共有の国鉄の資産そのもので発足するわけでありますから、極めて強い公共性を持っていると言っても過言では...全文を見る
○渕上貞雄君 十年間のそういう制約があった上で、先ほど答弁のありましたように、十分に収益性は見込まれるというふうに御答弁いただきましたけれども、新会社の収益性をやはりある程度見越しておると思うわけでありまして、十年間のそういう監督下にあって以降、例えば株式を上場していこうとすれば...全文を見る
○渕上貞雄君 今、答弁ありましたけれども、かなり大きな会社でありますから、一千二百億円以上という利益を見込まれるということでございますけれども、具体的に、やはりそれだけの自信といいましょうか、あの地域だからこそ簡単にできるし、それ以上見込まれると、こういうことでございましょうか。
○渕上貞雄君 次に、株式関係についてお伺いしますが、JR株式の売却収入の使い道について一つ確認をしておきたいと思うわけであります。  この売却収入については国鉄の長期債務の償還財源に充てられるわけです。この基本方針については、先ほども答弁ありましたように、変わりないというふうに...全文を見る
○渕上貞雄君 では、巷間うわさされているような、例えば、整備新幹線の建設財源に使うというようなことはありませんね。
○渕上貞雄君 次に、特別債券について、その具体的な仕組みをひとつ説明していただきたいと思います。
○渕上貞雄君 では、具体的に債券の発行総額と債券の金利、それから債券の額面、それから債券の口数、それから償還期間等についてどう考えているのか御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 債券の金利が事業団債券の約半分だというふうに今言われましたけれども、なぜそんなに低く設定されたのか、その理由についてお伺いします。
○渕上貞雄君 そのような低利で十年間も長期に資金を運用するわけでありますし、しかも現在、先ほど言われていますように、株、債券が低迷している段階で、資金調達業務がまだ本格的には回復していないというふうに言われていますけれども、やはり会社を経営していく場合にはリスクというものはあるわ...全文を見る
○渕上貞雄君 新聞によりますと、平成四年度にはこの特別債券のほかにNTT、それからJT、それからJRの政府放出株が売却されるというふうに報道されていますけれども、そういうところが重なることによって、我が国の金融市場というのは世界有数なものになっていることはなっているわけでございま...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、清算事業団の出資子会社関係の問題について質問申し上げたいと思います。  国鉄清算事業団の出資会社の概要を説明していただきたいと思います。
○渕上貞雄君 それでは、今説明がございましたように四つの出資会社があるわけでありますけれども、非常に類似したような会社をなぜこんなにつくらなくてはならなかったのか。今、御説明を聞きますと、役職員を含めてということでございますけれども、例えば、レールシティ汐留企画の場合、役員が十一...全文を見る
○渕上貞雄君 そういう頭でっかちのことをやめたいと思って、国鉄は民営・分割したんじゃないですか。  そこで、私は、やはりそういう専門職は専門職で、いろんなそういう分野で調査機関もあるわけですからやらせればいいと思うわけであります。やっぱり自分たちの就職先をつくっているのかなとい...全文を見る
○渕上貞雄君 今、言われた人事の関係についてはそれなりに理解をしておきたいと思います。  これらの子会社は一定の役割と任務を持っているわけで、その役割と任務が終わった段階ではどういう形になりましょうか。
○渕上貞雄君 多くのそういう出資会社をつくっているわけでございますけれども、必ずしもそういう会社をつくらなくてもいいんじゃないか。それぞれの会社が分野を多く持っていけばいいわけでありまして、非常に似たような業種をやる上に、開発は開発だけ、その土地における仕事は仕事だけというような...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、不動産変換ローンのためにその会社を設立しなければならないということでございましたが、今二社あるわけですね。
○渕上貞雄君 ふやしますか、ふやしませんか。
○渕上貞雄君 汐留地区における暫定利活用の状況と、事業団がどれぐらいの収益を上げているのかがわかれば、簡単で結構ですから御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 汐留貨物駅の跡地は国鉄の発祥の地だとも言われていますし、ここを起点にして横浜まで走った記念碑などがあるところでございますから、国鉄にとっては手放すにはちょっと惜しいなというところではないかという気もしないわけではありませんが、そういうところでございますし、開発をめぐ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に移ります。  平成三年度の行革大綱の中では、土地の処分について、先ほど大臣も申されましたけれども、「平成九年度までにその実質的な処分を終了する。」とあります。国鉄清算事業団というのは、その時点になったらどういう条件のもとで解散するのか。それは、まだ問題が残って...全文を見る
○渕上貞雄君 JR三社については、その株式売却について一応めどが立ったと言われていますけれども、JR貨物とJR北海道、それから四国、九州の各会社の株式の上場というのは大体いつごろになるのか。
○渕上貞雄君 できるだけ早期にというふうに今申されましたけれども、今言われた北海道、四国、九州というのは、大体状況から見て大変難しいのではないかというふうに思われるわけです。なかなか早期にならないのじゃないか。それは、やはり経営安定基金によって辛うじて黒字になっているという現状を...全文を見る
○渕上貞雄君 現在、清算事業団の職員というのは何人おられるのでございましょうか。仮に解散ということになった場合に、また同じようなことは繰り返さないとは思いますけれども、事業団の職員のあり方、処遇についてどう考えられるのでしょうか。
○渕上貞雄君 土地の処分をめぐりまして、地価を顕在化させないというのを原則にしてこれまでいろんな措置をとってきたと思いますが、具体的に説明を願いたいと思います。
○渕上貞雄君 土地の問題について、清算事業団に移換された土地の中で、全国でどの程度の紛争中の件数があるのか、ないのか。それから、現在、土地全体についての登記だとか分筆だとかというのはどんなぐあいになっておるかを御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 そういう不確定なものがあれば、いつまでたっても清算事業団は残るわけでありますから、ひとつ鋭意努力していただきたいと思います。  この不動産変換ローンの方式では幾らの収入が得られるのか。また、地価を顕在化させないという効果と同時に、地価を顕在化させないということを逆...全文を見る
○渕上貞雄君 そういう批判がないことをひとつ願っておきたいと思います。  新たに始めようとする事業団債の方式で土地の処分を予定していますのは、汐留地区のほかにどのような箇所がございましょうか。
○渕上貞雄君 名古屋の笹島地区はいかがでしょうか。
○渕上貞雄君 じゃ、今申された予定されているような土地についても、やはりそれぞれの出資会社をつくっていくわけですか。
○渕上貞雄君 大臣にお伺いしたいと思うのですが、今まで議論してきましたように、国鉄の長期債務返済が終わるということは、国鉄の用地の売却、それから、鉄道整備基金からの収入とJRの株式上場によって初めて民間の企業体になるわけでありますし、国鉄の民営・分割化が完成するわけであります。 ...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました日本国有鉄道清算事業団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     日本...全文を見る
05月22日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○渕上貞雄君 ただいま議題となりました問題につきまして、御質問申し上げます。  まず、会計検査院に、ODA関係について御質問を申し上げたいと思います。  昭和六十三年のODAの事業費が一兆三千四百八十七億円、平成元年度がODAの事業費一兆三千六百九十八億円、平成二年度ODAの...全文を見る
○渕上貞雄君 海外での検査活動には、報告書にもございますように相手国の主権の問題だとか、体制の問題だとかあると思いますけれども、陣容二十三名で設置をした後約三年を経過しているわけでありますけれども、この間の業務の実績と三年間経過した後の問題点について明らかにできればしていただきた...全文を見る
○渕上貞雄君 今答弁ありましたように、大変大切ないろいろな問題を抱えておることもわかりますけれども、これから先、国家予算の中に占めてまいりますこれらの海外援助に対する問題につきましては、検査院の中でもひとつ目を光らしていただきたいと思うし、今後やはり拡充していく分野ではないかとい...全文を見る
○渕上貞雄君 ODAにつきまして、六十二年度も国際協力事業団で航空運賃の問題が実は取り上げられました。ODAの事業につきましては、これが初めてではなかったかと思われるわけでありますが、六十三年度の決算報告で初めて特記事項として今回取り上げられております。  調査対象の件数が、直...全文を見る
○渕上貞雄君 毎年度の決算検査の報告の中で、税金のむだ遣いが繰り返し報告をされているわけであります。  納めるときに不正があれば、大変問題になりまして刑事罰にまで発展をするわけでありますけれども、これらの税金のむだ遣いというのは国民の間に非常に税に対する不信を生む。その不信を解...全文を見る
○渕上貞雄君 外務省にお尋ねいたしますけれども、ODAの問題につきましては相手国からの要請主義に立っているわけでありますが、やはり一番最初に関与するのは外務省の在外公館でありますし、そこでもって受け付けたもの、そしてそれがどういうふうにしていくかというふうに決まった後、プロジェク...全文を見る
○渕上貞雄君 ぜひともひとつ評価室を強化されて国民の信頼にこたえていただきたいと思うわけであります。頑張っていただきたいと思います。  次に、その援助を実施した後は相手国の協力の範囲でしかこれらの決算検査もできないわけでありますし、ODA体制の理念というものは外交と密接不可分に...全文を見る
○渕上貞雄君 外交問題でありますから大変難しいと思いますが、ひとつどうか丁寧にやっていただきたいと思います。  ODAの決算の中であらわれていますけれども、外交上の配慮という言葉が実は多く使われておるわけであります。今外務大臣もおっしゃいましたそれらの四つの項目などが相手国に明...全文を見る
○渕上貞雄君 相手国の要請でありまして大変難しいということもわかりましたけれども、やはりそうであればあるほど、では、我が国として援助を行う場合に事前の調査が大変重要な問題であろうというふうに考えます。しかし、援助を行う場合の事前の調査というものが私は不十分でないかというふうに思う...全文を見る
○渕上貞雄君 続いて、ふるさと創生の問題についてお伺いを申し上げます。  実は、ちょうど今のこの会計年度の時代には、ふるさと創生ということで華々しい政策の訴えがあったわけであります。ちょうど我が国の経済構造が大きく変化をする中で、諸機能がやはり東京圏一極集中というのが非常に拡大...全文を見る
○渕上貞雄君 自画自賛されることは非常に大切なことだと思いますし、今大臣言われたように、財源の少ない地方財政にとっては大変よかったという評価がありますから、私ども大臣今言われたように思いますけれども、やはりこれから先が私は大事じゃないかというふうに思うわけであります。  当初、...全文を見る
○渕上貞雄君 では、非常に評価をされたわけでありますから、その評価された部分について具体的な資料があればひとつ提出を願いたいと思います。  今自治大臣は大変評価をされたわけでありますが、大蔵大臣に質問通告をしていたかどうかわかりませんけれども、こういう話はするよというふうに言っ...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは次に、今度大変な事故が起こりました信楽高原鉄道関係につきまして御質問申し上げます。昨日、この委員会でも同僚の議員から質疑がございましたが、確認したい部分がございますので、少しだけ質問させていただきたいと思います。  まず、亡くなられた方々の御遺族や負傷され...全文を見る
○渕上貞雄君 では、交通安全期間中に近畿運輸局では常にそういう査察を行っているのかどうか。現在までの経過について御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 では、こういう交通安全期間中については、今回の場合は通常の査察であったというふうに理解しておっていいわけですね。そういうふうに理解しておきたいと思います。  次に、小野谷信号所の離合待避場所が設置されたのはいつで、実際に使用し、連行を開始した日はいつからでございま...全文を見る
○渕上貞雄君 信楽鉄道における実施までの乗務員に対する教育訓練の実施状況について説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 その事実確認というのはなぜできないんですか。
○渕上貞雄君 昨日も同僚議員の方から質問がございましたけれども、JR西日本の臨時乗り入れ問題については、具体的な契約、連行についての協定書はあるということでございますが、乗務員に対する教育訓練というのは昨日報告がありましたのでわかりますけれども、その心得や運転規則上の問題について...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ努力をしていただいて、正確な報告を願いたいと思います。  次に、私どもがいただいた報告書、それからマスコミ等が発表しておりますそれぞれの駅の発車時間の違い、おくれ時分の違い、それから事故発生時の時刻の違いなどがございますけれども、これらの問題につきましては今...全文を見る
○渕上貞雄君 今度の事故の関係で、今大変問題になっていますのが賠償の支払いの問題であろうと思うわけです。  昨日も御報告ありましたように、県が中心となって鋭意誠意を持って努力する、こういうことになっておりますけれども、一回こういう大きな事故が起こりました場合に、これらの中小にお...全文を見る
○渕上貞雄君 では、大臣、ひとつお願いしておきますけれども、やはり十分検討していただいて、第三セクターや中小民鉄の経営が安心してできるように御努力を願いたいと思います。  次に、今現在事故の原因の究明のための調査がなされておると思いますけれども、行政上の調査、それから刑事上の調...全文を見る
○渕上貞雄君 ちょっと質問が悪かったかと思いますが、例えば日航の航空機事故が起きますと航空機事故調査委員会みたいなものが設置されますね。しかし、こういうような重大事故が起きた場合に、従来そういうものはなかったように思うわけですけれども、今まで、警察と運輸省、そういうところだけの事...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の事故の原因につきましては、人的なもの、誤作動、機械の故障、いろいろやはり条件が重なって起きたと推測されるわけでありますが、事故は一方的に発生するわけではございませんので、私はマスコミの中で見られるように、事故の責任を他に転嫁させるような発言というものはやはり慎...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、とりわけ第三セクターや地方の中小民営鉄道というものは企業的に弱い立場にございますので、災害や今回のような重大事故が起きました場合に、いわゆる地方の経営の危機になってくるということが一番最初に問題になってくるわけでありますので、やはりあの...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月30日第120回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
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○渕上貞雄君 ただいま、去る五月十九日に調査に行きまして、委員長から信楽鉄道とJRの正面衝突事故に関する視察の報告、運輸大臣並びに運輸省からも事故の概要、運輸省としての決意や取り組みについての御説明がございました。  この事故で亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げるとと...全文を見る
○渕上貞雄君 事故の発生後、事故原因の究明がそれぞれの機関の立場で行われていますけれども、この種問題については時間の経過とともに事故の風化を恐れるわけであります。やはり事故が社会に与えた影響、また、社会の不安などを考えますと、今言われたようなことだけではどうも納得がいきかねるわけ...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ、積極的に運輸省としてもそれらの問題について取り組んでいただきたいと思います。  今回の事故を思いますときに、全国に三十五の第三セクターの会社がありますけれども、もとより中小民鉄の場合も経営環境というものはそう変わらないし、合理化も限度ぎりぎりいっぱいのとこ...全文を見る
○渕上貞雄君 ぜひともいろいろ検討されて、ひとつ安心して乗れる第三セクターや地方の中小民鉄の経営に指導を強化していただきたいと思います。  次に、今回のように臨時運行を行う場合、やはり今後こういう異なる会社の線路に乗り入れていく場合の安全運行対策として何らかの基準を設定すること...全文を見る
○渕上貞雄君 今、適切に指導いたしておりますと。今回の事故の場合はどういう感想を持っていますか。
○渕上貞雄君 事故の原因の問題については、また後ほどお伺いしますけれども、警察庁の方にお伺いいたします。  信楽高原鉄道の乗務員が亡くなっておられること、衝突した車両の損壊が激しいこと、マスコミの中でも報道されていますけれども、専門的な知識が必要で科学警察研究所の応援を得ながら...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の方ちょっとわからなかったのですが、どのくらいの期間がかかりますかという質問に対して、かなり時間がかかる。かなり時間がかかるということはどういうことだと考えればいいんですかね。
○渕上貞雄君 この事故で亡くなられた方や負傷された方、同時にあわせてこれから先の運行に対する安全対策を考えていく場合に、事故原因の究明が最も必要なわけです。最も大切なことなんですよ。そのことがかなりの時間だとか半年とか一年だとかという非常にあいまいなことではいけないのではないでし...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ、刑事上の責任は責任として事故原因究明に全力を挙げていただきたいと思うわけであります。  今回の事故に関しまして、刑事責任の追及は警察、検察のそれぞれの立場で行っていますし、同時に運輸省も両鉄道に対して恐らく原因の調査を行っていると思いますが、再発防止の...全文を見る
○渕上貞雄君 今、警察庁の方からも答弁をいただいてお聞きのように、なかなか事故原因の究明については時間がかかる。しかし、一方では証拠書類というのはたくさんあるし、海や空と違って比較的やりやすい。では、なぜもっと早くできないのですか。  私は、今回の事故のような場合に、警察と皆さ...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、やはり警察の方は、事故の原因がどこにあり、その捜査の過程で刑事罰をどうしていくかという目的が明確になっていると思うのです。しかし、運輸の場合は、やはりこれらの事故を二度と再び起こさない、こういうことが事故調査の原則であるべきだと思うわけです。  そういう立場...全文を見る
○渕上貞雄君 では、これらの事故の原因の調査の主体というのは運輸省なんですか。
○渕上貞雄君 その第三者を入れるという考え方については、はしにも棒にもかからないということなんでしょうかね。
○渕上貞雄君 やはり私は、事故の原因究明についての運輸省の立場というのは、事故が起きた反省と同時に再び起こさない、そして国民の信頼を得る、こういう立場で今後とも事故原因の究明に当たらなければならないと思いますから、どうかひとつ検討していただきたいと思うわけであります。
○渕上貞雄君 ぜひともひとつ、運輸大臣、よろしくお願いを申し上げておきます。  次に、他社他線への相互乗り入れというのは、もう大都市ではそれぞれ日常化されていますけれども、今回のように信楽鉄道線に乗り入れていくような運行のあり方の場合の事故の補償問題については、どこに責任がある...全文を見る
○渕上貞雄君 では、自治省の方にお伺いします。  運輸大臣もたびたび申されていますし、滋賀県知事、それから信楽高原鉄道の社長も申されていますけれども、誠意を持って対応していきたいと。運輸大臣も滋賀県に対しては被害者救済を要請している。自治省におきましては、県、町の関係者の間で検...全文を見る
○渕上貞雄君 大変難しい問題だとは思いますけれども、どうかひとつ自治省の方も滋賀県並びに信楽町、それから信楽高原鉄道に対するそういう支援につきまして検討していただいて、十分な補償ができるようにひとつお願いを申し上げておきます。  これらの被害者の補償の問題について、運輸省はどう...全文を見る
○渕上貞雄君 ぜひとも、ひとつ自治省と緊密な連携をとりまして、亡くなられた方々やまだ入院されている方々に対する十分な補償について、協議の上、誠意を持ってひとつ行っていただきたいというふうに考えているところであります。  次に、簡単なことですが、このワンマンの申請について何両で申...全文を見る
○渕上貞雄君 それ以上に何か条件はありませんか。
○渕上貞雄君 ワンマン運行を認めていく場合に、多客特における取り扱いなどというのもあると思うんですが、私は、この場合は恐らく四両で運転していますから、信楽鉄道の場合は、その日は車掌さんが必要であったと思います。  それで、事故当時乗務をしていた人は旅行センターの事務員というふう...全文を見る
○渕上貞雄君 では、最後の質問になりますけれども、このような事故が起きますと第三セクターや地方の中小民鉄はすぐ経営危機に陥り、会社倒産か路線の廃止かということが実はすぐ問題になるわけであります。大臣は他の委員会の中で、再開の問題についてはJRにも相談に乗るよう指示する、指導すると...全文を見る
○渕上貞雄君 質問を終わります。  ありがとうございました。
06月12日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○渕上貞雄君 午前中も同僚の委員から幾つかの質問がございましたけれども、戦後十八代目の検事総長として筧栄一検事長が就任をされまして五月で約一年を経過したわけでありますけれども、就任のときに会見で、検察のあり方について、厳正公平、不偏不党を堅持して、悪質な犯罪を徹底的に追及し、国民...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、いずれにしてもどこでどういうふうに間違って入力されたかということについては判明をしないわけですね。  しかし、この事件で被害を受けた人が、宮崎地検と延岡支部に抹消することの証明を出してほしい、自分が間違って入力されていたわけですから、間違っていましたと、...全文を見る
○渕上貞雄君 では、次に移りますが、公判中の事件で、証拠書類が焼却処分になった、その上で公訴取り消しがありました福井地検の問題であります。  福井地裁におきまして審理中の業務上横領事件を担当しておりました福井地検の検事が、ダンボール箱五箱に入れて倉庫に置いていた証拠書類を、約三...全文を見る
○渕上貞雄君 その際の横領事件で、被告人から勤め先でありました農協に対して約六百万円が弁済されているわけでありますが、その際の約束で、無罪だったらという前提がついていますが、無罪だったらその金額は返してもらうと。そのために、今回のような事件が起こりまして証拠書類が焼却によって裁判...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、農協の方から具体的にそういう相談がありました場合は、具体的な処置をとるということでございますか。
○渕上貞雄君 では次に移りたいと思います。  昨年の十一月、これは大分地検で起きた事件でありますが、「数字操作は身内の都合」という大分地検が起訴件数の水増しを行っているとの報道がありましたけれども、この水増しというのは、例えば保険会社から治療費などをだまし取った詐欺事件では、保...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、支部の統廃合にかかわる人員の増減についてやられた事実は全くなかった、こういうふうに理解していいわけですかね。
○渕上貞雄君 したがって、支部の統廃合とかかかわりなく、人員の増減についても関係なかったということになって現在の人員がいると、こういうふうなことで理解しておいてようございますか。
○渕上貞雄君 六月十一日、昨日の朝の、私、どこのテレビかよくわかりませんでしたけれども、松山地裁宇和島支部の事件だと思うのでありますが、判決文の中で主文と中身の数字の違いというのが報道されておったようでありますが、この事件について、そのようなことがあったのかどうか、事実かどうか。...全文を見る
○渕上貞雄君 じゃ、単なる記述のミスみたいなことを言われますけれども、私は、そういう判決文を出すときのその文章をどこかで読み合わせするとか点検するとか、そういうことをきっちりしていると思うんですが、そういうところでは裁判所はわからないんでしょうかね。どうなんでしょうか。
○渕上貞雄君 この事件の間違いというのは、通常の手続をやっても間違っていたんですかね。それは裁判中でなかなか難しいから答えられないと言っていますけれども、通常の手続をきちっとやっておけばこの事件は起こらなかったように今の説明では受けるわけですが、いかがですか。
○渕上貞雄君 本来起き得ることのないことが起きたわけですが、今言われたように、裁判中のものであればこれ以上質問は差し控えておきたいと思います。  では、次に移りまして、検察官のお目付役の制度であります検察審査会の制度に関する問題で、先ほど総理府が発表されておりますが、検察審査会...全文を見る
○渕上貞雄君 かなり宣伝されておるようでありますけれども、なおかつ三一・二%程度にとどまっているというところについて、やはり私は何らかの原因があるのじゃないかと思いますので、いま少し検討していただいて、国民に理解ができるように知らせていただきたい、こういう方法をひとつ工夫していた...全文を見る
○渕上貞雄君 けさほどからも取り上げられておりますし、先ほども質問申し上げましたように、他人の前科の記入や証拠の焼却や起訴件数の水増しなど、一つ一つは小さな問題でありますけれども、事が国民の権利に直接かかわる問題であるだけに、私は大変影響は大きいものがあるというふうに思います。 ...全文を見る
○渕上貞雄君 では次の問題へ移ります。  法務省にお尋ねしますけれども、現在の地方入国管理局、それから入国管理のその事務所などの職員の定員と、現在の充足状況について、どうなっておるのか御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 午前の部で具体的な外国人の入国管理の扱いの問題について議論されましたけれども、結局どういうところに問題があるのか、私はやはり少し人員が足りないのではないかというふうに認識しているわけでありますが、本院におきましても、第百二十回国会におきまして、法務局、更生保護官署、...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、私どもに対しても職員の方々から増員の請願が来ていますし、大臣ひとつ、そろそろ予算のそういう時期になってまいりましたので、ひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  では、次に、最高裁判所の移転の問題であります。  裁判所法の第六条は、「...全文を見る
○渕上貞雄君 まあ国会も移転しようということでございますので、余りそっけない返事よりも、どうか検討していただきたいというふうに思っております。  次に、登記特別会計についてでございますけれども、登記特別会計につきましては、登記の関係事務のコンピューター化を図るために昭和六十年に...全文を見る
○渕上貞雄君 あと質問をつくっていましたけれども省略させていただきます。  人権侵犯にかかわる問題につきまして、最近の部落差別事件の特徴と傾向を明らかにしていただきたいことが一つ。もう一つは、人権侵犯事件とは何か。また人権侵犯事件とする法的根拠とは一体何か。恐らくもうおわかりの...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、きょうも新聞報道にございました戸籍謄本の横流し事件、部落差別につながる身元調査の有力な基礎資料となります戸籍が悪用、不正利用されているわけでありますが、これらは、一つ一つそういう問題が起きたたびに地道な努力をしながら積み上げてきたわけでありま...全文を見る
06月26日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○渕上貞雄君 それでは、通勤災害の問題につきまして御質問申し上げます。  この通勤災害問題につきましては法律制定までかなりいろんな問題がございましたけれども、その制定以降いろんな形で今日まで実施をしてまいりました。したがいまして、この制度の趣旨といいましょうか、立法で意図したも...全文を見る
○渕上貞雄君 今、大臣が申されましたように、私傷病とは違うし、業務上と同一の災害として扱う、こういうふうになりまして、国は遺族補償につきましては満額支給、両方とも同じような形で支給をしてまいる。しかし、企業の場合の補償につきましては、労災と通災の場合に差が実は具体的にあるわけであ...全文を見る
○渕上貞雄君 この通災の場合に、かなり実施後問題になりました通勤のあり方等をめぐっていろんな議論があったわけでありますけれども、例えば労働者本人のミスだとか怠慢だとか不注意だとかを中心にして重大な過失にはどんな例があるか、二、三ひとつお知らせ願いたいと思います。
○渕上貞雄君 それでは、具体的にお尋ねをいたしますけれども、三月五日の日の午前八時三十五分ごろ、東京都品川区南大井五、JR東海道線桐畑踏切、遮断機それから警報機付で、静岡発東京行き上り普通電車に、遮断機をくぐり抜けて踏切内に入ってきた同区大井、バスガイドの名本晶子さん二十一歳がは...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいま、前後の状況等を調査した上で適切な判断を後日明確にしたいということですけれども、この種の事故は現在までありましたかありませんでしたか。
○渕上貞雄君 では、いつごろその審理の状況については結論が出る予定になっていますか。
○渕上貞雄君 この種の事例の案件につきまして、そういう審理の日程は大体どれぐらいかかっていますか。
○渕上貞雄君 恐らく九州から出てきてそこのバス会社に就職をして二、三年たって、親元を離れて働いて、そしてそういう交通事故に遭われて亡くなられたということで、親御さんの気持ちなどを考えますと、この種問題についてはやはり早急に結論を出していくべきであろう。そして、迅速に処理することが...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ早くやっていただきたいと思うんです。先ほど御質問申し上げましたとき、具体的にこの種の例は承知しないということでございましたが、例えばこのような場合には支給制限というのが行われると思うんですけれども、どういうことになりましょうかね。
○渕上貞雄君 では、できるだけ迅速にひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  この場合、この種労働災害が起きた場合の運輸省の扱いでありますけれども、本人に対する所属事業所の扱いはどういうふうな形になっていましょうかね。
○渕上貞雄君 先ほども申し上げましたように、この踏切において三月五日、三月十八日と事故が実は発生をしているわけでございますけれども、事故発生後、この踏切の改善といいましょうか、そういうものは具体的にどういうふうになっておるか御説明願いたいと思います。
○渕上貞雄君 せんだっての踏切道改良促進法のときにもかなり議論になりましたけれども、道路と鉄道の交差箇所が全国で五万七千カ所、そのうち約四〇%、二万二千五百カ所ぐらいが立体交差に実はなっているというのをお聞きしているわけでありますが、その際費用が非常に多くかかったり工事期間が長く...全文を見る
○渕上貞雄君 その結果、工事が進んでいないということはないでしょうね。
○渕上貞雄君 運輸省として踏切の立体交差だとか地下道だとかということを積極的に進めていくことが交通安全、それから交通混雑の防止、それから周辺地域における環境、これはそこに住んでいる方々の了解を得なければならないと思いますけれども、やはり積極的に運輸省としてもそういう安全問題につい...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほどの踏切では何とか地下道をつくっていきたいという御説明がございました。例えば、何人かその踏切で亡くならないと早急にそういうものは実施しない、こういう姿勢では私はだめではないかというふうに思うわけです。かなり以前の運輸委員会における議論の中においても、東京都内には...全文を見る
○渕上貞雄君 余りにもさきの踏切で三月五日、三月十八日と亡くなったものですから、その結果地下道にするというのはちょっと考え方が甘いと思いますが、運輸省はそういうことなく積極的にやるということでございますから、どうかひとつ頑張ってやっていただきたいと思います。  次に、運輸政策審...全文を見る
○渕上貞雄君 では、答申の主な内容は、今御説明がございましたように、高速鉄道ネットワークを再構築していきたい、そのためには新幹線の建設と含めて在来線を強化していきたい。在来線を強化していくということにはかなり財政も伴うと思うわけですけれども、その点では新幹線の場合には、具体的にど...全文を見る
○渕上貞雄君 これまた、後ほどいろんなところでこの答申内容については勉強させていただきたいと思います。  次に、JRの株式上場問題についてお伺いをしたいと思います。  どうも午前中の議論などを聞いていますと、何やらうさん臭い、どうにもならぬような状況に実はなってきたのかなと。...全文を見る
○渕上貞雄君 それらの意見を受けまして、平成三年度中にJR株式は上場するという閣議決定がございますけれども、運輸大臣としてその上場を延期するかまたは見直すか販売するのか、そこらあたりの認識について、大臣、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 時間になりましたので、あと多くの質問通告をしておりましたけれども、これで終わります。
07月04日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○渕上貞雄君 平成元年度、それから昭和六十三年度の決算で、中小企業設備近代化資金、これは六十三年度で八件、平成元年度で八件、中小企業高度化資金が六十三年度で七件、中小企業信用保険公庫が十二社で百四十八件、それぞれの不当事項、それから処置要求事項が指摘をされておりますし、これらの事...全文を見る
○渕上貞雄君 本日の元年度の報告書の中にも、それから六十三年度の報告書の中にも、最後の方では同じようなことが述べられておるわけです。したがいまして、やはりそういう言葉だけではなしに、これから先一体再発防止をどのように具体的にしていくかという、通産省としての姿勢ぐらいはやはり答弁と...全文を見る
○渕上貞雄君 現在もなお再発防止について具体的に努力されておるということでございますので、今後ともこのような指摘されるような事項のないようにひとつ努力をしていただきたいと思います。  続きまして、中小企業高度化資金の貸し付けの問題について、指摘にもございますように、貸付対象にな...全文を見る
○渕上貞雄君 ここらは毎年毎年検査をされていると思うわけですけれども、今通産省の方からも再発防止の問題については御回答があったわけでありますが、中小企業事業団としてもそのような再発防止のために具体的にどのような形で指導されておるのか、お聞きしたいと思います。
○渕上貞雄君 では具体的には、もちろん県が仕事をするわけでありますから、そういう指導につきましては具体的には県にするわけですか、県から各事業団の方に指導をしていく、こういう形になるわけでございますか。
○渕上貞雄君 次に、中小企業信用保険公庫の件ですけれども、これにつきましても保険金の回収金がありながら報告漏れとなっている件が百四十八件、こういう報告漏れなどの指摘を受けるというようなことは、一体どのような形でなってくるわけでございましょうか。どうもそこらあたり、通常の運営の中で...全文を見る
○渕上貞雄君 具体的に指摘をされたことについての改善に対する対策はわかりましたけれども、じゃ現在まで、そういう指摘のございました中でも、特に回収に当たっての把握というのはどういうふうにされていたんですか。
○渕上貞雄君 今の答弁と先ほどの答弁とをお聞きしてわかりますように、大体こういうことは通常の運営の中で常に業務として改善をしていかなきゃならない問題だと思うんですよ。五項目にわたる検査院からの指摘がなされて、なおかつそうしなければならないような事務能力しかないのかなというのが実は...全文を見る
○渕上貞雄君 指摘事項の中で過怠金の制度の見直しを指摘されて、一〇・九五%から一四・六〇%に引き上げたというふうに先ほど答弁がございましたけれども、この制度そのものの見直しというのは率の引き上げだけでいいのかどうか、率を引き上げることによって全国一律でこういうような形になっていく...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは次に、会計検査院にお聞きをしたいと思うんですが、今まで再発防止の考え方やこれからの取り組みのことについてはそれぞれ説明があったので御理解いただけると思うんですが、中小企業設備近代化資金それから中小企業高度化資金について、平成元年と昭和六十三年の貸し付けが不適...全文を見る
○渕上貞雄君 もう一つ、検査院に聞きたいわけです。  中小企業信用保険公庫の場合に、保険の回収金の公庫への納付につきましては、納付金の確保に努め保険事業の適正な運営を図る必要がある。処置事項として多くの項目を指摘されて、ただいま信用保険公庫の方からも説明ございましたけれども、公...全文を見る
○渕上貞雄君 では次に、大店法の問題についてお伺いをしたいわけであります。  独自規制の問題について、通産省、自治省も規制の見直しについてそれぞれ議論されておるわけでございますが、とりわけ自治省は、通産省の運用適正化措置を受けて各都道府県あてに独自規制の是正に向けて通達を出して...全文を見る
○渕上貞雄君 じゃ、運用適正化措置を行った結果、かなり具体的にそういう事例が進んでいるということだというふうに理解していいと思いますが、その結果大店審で実質審議が開かれていく、そういう場合に、今まではいろんなところで規制の結果いろんなことがあったと思うんですけれども、一つには、商...全文を見る
○渕上貞雄君 今度の具体的な法改正に伴いまして商調協そのものが廃止をされるということになるわけでございますが、当時議論になりましたように、全国で千を超える商調協に取ってかわって大店審が審議をしていく、それらのことについてはかなり無理があるのではないかというふうに言われましたし、通...全文を見る
○渕上貞雄君 五月十五日の日経新聞でかなり大きく取り上げられました件でございますけれども、まだ実施もされていないのに早々とマスコミがいろんな見解を出したようでございますが、その真偽のほどについてひとつ明確にしていただきたいと思うわけです。  二年後の法の見直しを見送るということ...全文を見る
○渕上貞雄君 時間ですので、終わります。
09月19日第121回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○渕上貞雄君 私は本日は、五月十四日に起こりました滋賀信楽高原鉄道の列車衝突事故についてお伺いをしたいと思います。  まず、事故の原因の究明についてお伺いをいたしますけれども、今回の事故は信号システムの異常が原因でないか、あるいはまた、当時行われておりました陶芸祭によって電力が...全文を見る
○渕上貞雄君 国鉄がJRに民営化される。そして、鉄道経営全体を見ますと、経営方針といいましょうかそういうものが、どうももうけ主義といいましょうか商業主義といいましょうか、そういうものに走り過ぎて、その結果、やはり技術に対する理解度といいましょうか、安全を軽視するような事故というの...全文を見る
○渕上貞雄君 事が保安に関する問題でありますので、今言われたように他の鉄道事業者に対してもやはり影響のあることでありますから、十分にひとつ検討をしていただくように、問題が徹底的に解明できるまでやっていただきたいと思います。  次に、事故原因の究明の調査体制についてでありますけれ...全文を見る
○渕上貞雄君 国鉄のようなときには国全体が責任を持って事故調査をやっていく、しかし、今回のような場合は、例えばJRに分割されているというような状況になってきて、大変私は以前とは違う状況が出てきているんじゃないかというふうに思うわけです。したがって、今考えられておるということは、今...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、できるだけそういうものを発展させて国民から信頼を受けるようなそういう事故調査委員会というものをつくっていただいて、安心と安全を国民に与えていただきたい。同時に、それに携わる人たちが常に確信を持って安全運行で日常の業務ができるようにお願いをしておきたいと思い...全文を見る
○渕上貞雄君 運輸省はこの事故後、第三セクターや中小の民鉄などに経営基盤の脆弱な鉄道事業者を対象として新しい保険制度を七月一日から導入しております。遅きに失したという感はないでもありませんけれども、大臣表明どおりこういうものを設置していただいたことについては、やはり私は率直に評価...全文を見る
○渕上貞雄君 今、大臣が言われましたように、認識については私どもとそう変わりありませんので、具体的に信楽町から、高原鉄道の方から相談ございましたときにはひとつ自治省との関係をよろしくお願い申し上げておきたいと思います。  それから次に、運転の再開の問題についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○渕上貞雄君 私どものところにも信楽高原鉄道、信楽町、それから滋賀県から運行再開についての強い要望が来ておるわけでありますから、ひとつどうか、大臣の積極的に協力するという、それからいろんな具体的な措置をとられておるわけでありますので、一刻も早い再開をお願い申し上げておきたいと思い...全文を見る
○渕上貞雄君 最後でありますけれども、欠損補助の問題について。  信楽高原鉄道は、昭和六十二年の七月十三日から第三セクターとして開業したわけでありますけれども、従来まではほぼ収支が均衡していたわけですが、平成二年度以降経常疫益では五百万円の赤字が実は出ているわけです。第三セクタ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
12月17日第122回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○渕上貞雄君 ただいま同僚議員の佐藤さんの成田、国鉄問題にかかわるお話を聞きながら、運輸省としていろんなものを引きずってきているんだな、そしてやはりここ一番解決をしなければならないのは、やっぱり人間問題をきっちり片づけていかなくてはならないのだなという印象を今の質問を聞きながら持...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり私は、こういう過疎地における地方鉄道を守っていくということは、これから先高齢化社会を迎えるに当たって交通弱者というのが、弱者と言っていいかどうかわかりませんが、多く発生してくる状況が生まれてくるわけでありますから、安心して安全に乗れるというものを提供していくこ...全文を見る
○渕上貞雄君 その点の調査はひとつ運輸省としても十分やっていただきたいと思うんですが、それに加えて、やはり私は、さっきも問題になりましたように、赤字体質から黒字体質へと、それを一生懸命追求するが余りに安全面が軽視されたのではないか。  したがって、そこらあたりの経営体質の問題に...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり運輸省もそのような姿勢でひとつお願いをしたいわけでありますが、ちらちら聞こえてくるのは、そうは言っても赤字ではないですか、もう補助金で打ち切りますよというような形になるようなことですから、どうかここはひとつ、こういう地方の公共交通を守るということは、やはり国の...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは逆に、乗り入れることについてJR会社と第三セクターの間で話ができれば乗り入れは自由だということですか。
○渕上貞雄君 それじゃ、また別な機会に御相談申し上げて具体的には聞きたいと思います。  では次に、現在、亡くなられた方々との、また負傷された方々との補償交渉が行われておると思いますけれども、その進捗状況はいかがでございましょうか、    〔委員長退席、理事櫻井規順君着席〕
○渕上貞雄君 私は、これは何か事故原因とのかかわり合いでいろんなことが言われておったというふうにも思っていましたけれども、事故原因とは関係なく補償問題については進められているというふうに理解してよろしゅうございますか。
○渕上貞雄君 その場合、その補償財源というものは信楽高原鉄道にはないでしょうし信楽町にも限度はありましょうし、いずれかどこかが補償していくと思うのでありますが、それらの補償の財源対策についてどんなふうに考えられていますか。
○渕上貞雄君 この事故の補償問題をどう扱うかということについて、やはり第三セクターだとか中小民鉄をめぐる経営環境の悪化からくる問題からすれば、これから先、二度と起きてはならない事故でありますけれども、事故ですからいつ起こるかわかりませんので、その場合の財源対策として新たにこの事故...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ、遺族の方々の補償の問題については、さっきの話のようにまた年を越すようなことになってはならないと思うし、財源も十分だとあれば誠意を持って交渉すれば私は早急に解決していくのではないかというふうに思いますし、片や十二月八日に運行を再開したわけでありますから、どうか...全文を見る
○渕上貞雄君 あそこはいつ崩れてくるかわからぬわけですよ、同じところだから。そうすると、急いでやらせた結果、もとどおりの原形復旧だとするとやっぱりちょっと危ないんじゃないかというふうに思うわけです。せっかくお金をかけてやってまた同じような被害に遭ったときに、島原鉄道の今の財力、資...全文を見る
○渕上貞雄君 時間ですから最後になりますけれども、私はやっぱり今、運輸行政の中の最大の目玉はこれだと思うんですよ。  だから、実力大臣としてこれだけはおれがやるということのためには、何か特別対策室か何かをつくって、そこで情報を集中的に管理して、それを具体的に線区別にソフト面、ハ...全文を見る