渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○委員長(渕上貞雄君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、図らずも委員長の大任を仰せつかりました。  環境問題は国政上の重要な課題であり、本委員会に課せられました任務はまことに重大なものがあると認識いたしております。  この上は、委員各...全文を見る
04月06日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず「委員の異動について御報告をいたします。  去る三月十八日、安恒良一君が委員を辞任され、その補欠として堂本暁子君が選任されました。  また、去る三日、中村鋭一君が委員を辞任され、その補欠として栗森喬...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 去る三月二十五日、予算委員会から、四月六日の一日間、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  予算の説明については既に...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 大臣、ちょっとまとめて。
○委員長(渕上貞雄君) 堂本さん、もう時間ですから。
○委員長(渕上貞雄君) 時間ですから。
○委員長(渕上貞雄君) 以上をもちまして、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十一分散会      ―――――・―――――
04月07日第123回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○渕上貞雄君 私は、雲仙・普賢岳の問題について質問をしてまいりたいと思います。  長崎の雲仙・普賢岳は、一昨年の十一月に噴火をしてからもう一年半近く経過しておりますが、火山活動というのは一向に鎮静化の様子を見せておりません。それどころか、三月一日には雨のために土石流が水無川流域...全文を見る
○渕上貞雄君 九州では雲仙・普賢岳の噴火に続きまして、もう既に御案内のように、桜島、霧島山系の新燃岳も噴火活動が活発化しているところでございまして、地元では雲仙・普賢岳の噴火と何か関係があるのではないかというふうに大変心配をしているわけでございますけれども、せんだって、火山噴火予...全文を見る
○渕上貞雄君 こういう火山噴火活動と関連づけられてないという結論を今言われましたですね。それはどういう判断によるものなんですか。
○渕上貞雄君 それでは、結論的に言いますと、雲仙・普賢岳と桜島、霧島山系のやつは関係ないと、まあそう心配することはないと、こういうふうに考えてよろしいですか。
○渕上貞雄君 雲仙・普賢岳の土石流やそういうものの結果、八千人近い住民の方々が今なお避難生活をされているわけであります。この状態がもう一年以上続いているわけでございまして、他の自然災害と違いまして大変な地元では状況になっているわけでございますが、そういう避難生活の中から、大変不幸...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいまの運輸大臣の発言に、やっぱり島原に住んでいる方々は本当に勇気づくと思うんですよね。ですから、一刻も早く政府の方で考えていただくようにお願いを申し上げたいと思います。  そこで、今それは当面緊急な措置として二十一分野九十項目のことが具体的に行われておりますけ...全文を見る
○渕上貞雄君 その点はひとつよろしくお願いしておきますけれども、現地の所長の意見を聞きますと、やはり予算には限度がありますので、不十分とは言いませんが十分な体制ではありませんと、こういうふうに言っているわけでございまして、この際新たに噴火状況ということになったら、自衛隊のヘリコプ...全文を見る
○渕上貞雄君 運輸の分野でも島原鉄道に対する復旧というのは島原半島の住民にとっては非常に重要なことでありますが、いつ土石流が起こるかわからない。先ほど申し上げましたような雨量ですらすぐ線路が埋まってしまうような状況でございますが、島原鉄道に関して、特に安全運行の立場から、そういう...全文を見る
○渕上貞雄君 簡単にはいかないと思うんですね、あそこは。ちょっとした雨であれだけの土石流が流れてくるところですから、しょっちゅう不通になっているということです。今から、雨季に入る段階で十分な体制をどうとるかということなども、どうかひとつ十分注意してやっておいていただきたいというふ...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり、今申し上げましたように、ボランティアで協力していこうという人たちは比較的学生や若い人たちが多いようでございますので、その人たちを考えますとただ単に雲仙・普賢岳ということだけではなしに、こういう大きな災害が起きた場合、こういうようなボランティア協力ができるよう...全文を見る
○渕上貞雄君 国際宅配便の問題についてかなり問題が多いということで、運輸経済研究センターの実施しましたアンケートの調査によりますと、国際宅配便利用者の約一八%が何らかのトラブルに遭っだということですが、それはどのような内容で、そして運輸省としてはそれらのトラブルの問題について、こ...全文を見る
○渕上貞雄君 片一方で海外旅行を推進しておいてどんどん海外に人を行かせて、人が行けばやっぱり荷物がついてくるわけであります。恐らくトラブルが起きるとしたら、私は個人旅行者というのが多いのじゃないかというふうに思うんです。トラブルの中でも、新聞報道によりますと免税手続に関するものが...全文を見る
○渕上貞雄君 それはできるだけそういうことをやって、トラブルのないようにお願いをしておきたいと思います。  同時に、アンケートの中で、宅配便サービスを取りやめた理由として料金が高いというふうに言われているわけでありますが、料金のシステムはどんなふうになっているのか御説明願いたい...全文を見る
○渕上貞雄君 関連いたしまして、国内航空の宅配便については品物の責任限度額は一個当たり幾らというふうに上限が決められておると思いますが、国内便と国際宅配便の場合、責任限度額はどうなっておりましょうかね。
○渕上貞雄君 国内のやつは三十万円じゃなかったですかね。
○渕上貞雄君 その差の十万円はどういう考え方になるんですか。
○渕上貞雄君 いずれにしても、その上限の枠を外すというわけにはいきませんか。
○渕上貞雄君 それでは、地方バスの補助金問題についてお伺いをいたしたいと思います。  地方のバス路線の状況についてはもう既に御案内のとおりであると思いますが、毎年この難しい時期に予算を上積みしていただいている運輸省の努力については敬意を表しておきたいと思うし、今後もさらにひとつ...全文を見る
○渕上貞雄君 地方バス路線維持費補助金交付要綱の第二十三条には、「予算の範囲内において」とありまして、各バス会社からの申請が予算をオーバーした場合にカットされるという事態が起きています。ですから、そのことで大変地方のバスは頭を痛めておるわけでございますけれども、これはどういうこと...全文を見る
○渕上貞雄君 今ある程度やむを得ない場合というふうに言われましたが、ある程度やむを得ない場合というのはどういうことを指しているのでございましょうか。
○渕上貞雄君 積算の根拠は、前年度の八月末までに前々年度のやつを推定して行うということの答弁がございましたけれども、ここ数年ずっとそういう状況が起きているわけでございますが、それは多少見積もりが甘かったというんでしょうか推定が甘かったというんでしょうか、それはどういうことなんでご...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり地域住民にとっては地方のバスというのが最後の足ですから、経営が不安定になってくるということになると安全運行上の問題も問題になってくるわけでございますし、その点、特に補助制度のよって立つ精神というものにかんがみますと、私は、全額補助してしかるべきであろう、こうい...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  その査定をするに当たりまして、経営努力といいましょうか合理化基準といいましょうか経営改善指針といいましょうか、そういうものを提出しなければならないようになっていると思いますが、間違いないかどうか。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 その標準的な経費、その後平均的な経費というふうに言われたと思うんですが、それを上回る場合は合理化努力が足りないということなんですか。どういうことなんでしょう。
○渕上貞雄君 最後の質問になりますが、先ごろ全運輸省の労働組合が「過疎地に残された「最後の公共交通」」という報告書を発表したと新聞で報道されておりました。やはりこの報告書におきましても、国の補助金制度をよりどころにせざるを得ないという実態が明らかになったというふうに言われています...全文を見る
○渕上貞雄君 どうもありがとうございます。  終わります。
04月15日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六日、粟森喬君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) 簡潔に、ひとつよろしく。
○委員長(渕上貞雄君) 今の資料が出せるかどうかというような点については。
○委員長(渕上貞雄君) お答えはひとつ簡潔に。
○委員長(渕上貞雄君) どうでしょうか。質問がわからなければもう一度広中先生から。
○委員長(渕上貞雄君) 本件に対する質疑は以上で終了いたします。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 次に、公害防止事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十七分散会      ―――――・―――――
04月22日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として橋本孝一郎君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 公害防止事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(渕上貞雄君) 先ほどの中村環境庁長官の発言の中に不穏当と思われる言辞があったように思われますので、理事会において速記録を調査の上、適当な処置をとらさせていただきます。
○委員長(渕上貞雄君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(渕上貞雄君) 速記を起こしてください。
○委員長(渕上貞雄君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論を行います。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  公害防止事業団法の一部を改正する法律案に...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 次に、自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十五分散会      ―――――・―――――
04月24日第123回国会 参議院 本会議 第12号
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○渕上貞雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本法律案の主な内容は、最近における環境行政の主要課題の変化に的確に対応するため、公害防止事業団の業務として、新たに産業廃棄物処理施設・一体緑地整備事業、国...全文を見る
05月13日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十二日、橋本孝一郎君が委員を辞任され、その補欠として山田勇君が選任されました。  また、本日、西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として粕谷照美君が選任...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に神奈川大学外国語学部教授猿田勝美君、早稲田大学理工学部教授大聖泰弘君、大阪府環境保健部環境...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案を議題といたします。  本案についての趣旨説明は既に聴取をいたしております。  本日は、本案審査のため、参考人の方々から御意見を賜ることにいたします。  参考人の方々に一...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) どうもありがとうございました。  次に、大聖泰弘参考人にお願いをいたします。大聖参考人。
○委員長(渕上貞雄君) どうもありがとうございました。  次に、服部正敏参考人にお願いいたします。服部参考人。
○委員長(渕上貞雄君) どうもありがとうございました。  次に、溝口勲参考人にお願いいたします。溝口参考人。
○委員長(渕上貞雄君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の方々からの御意見の聴取は終わりました。  これより参考人の方々に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(渕上貞雄君) 以上で参考人の方々に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言お礼を申し上げます。  本圧は、長時間にわたりまして貴重な御意見をお聞かせいただきましてまことにありがとうございました。委員会を代表して厚くお礼を申し上げます。  本日はこれにて...全文を見る
05月14日第123回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○渕上貞雄君 本日は、船員法の審議中でありますけれども、くしくも信楽高原鉄道が事故を起こした。日でもあります。  現地ではいろんな行事が行われておりますけれども、早くも一年が実は経過をしたわけでありまして、当時亡くなられた四十二名の方々に謹しんで哀悼の意を表するとともに、六百名...全文を見る
○渕上貞雄君 その点については、大臣、ひとつよろしくお願いを申し上げておきます。 それでは、船員法関係について入ります。  先ほど同僚委員の方からも御質問がございましたけれども、とりわけ内航海運にかかわる船員の労働行政問題についてお伺いをしていきたいと思います。  一つには、...全文を見る
○渕上貞雄君 今お伺いしますと、大体船員労働者全般にかかわる基本的な問題であろうというふうに思いますが、とりわけ船員法の今言われたような職務内容にかかわる違反の件数、それから年間大体どの程度あるのか。そして、違反の主な内容。それから、監査はどのように行われておるのか。  とりわ...全文を見る
○渕上貞雄君 監査をされた対象件数はどれぐらいになりますか。
○渕上貞雄君 それが監査件数。そのうち約二割にかかわるものが何らかの違反をしている、こういうことでございますね。  したがって、これだけ多くのものが違反として挙がってくるというのは監査体制に問題があるのじゃないか。もう少しきっちり指導をしていかないと。結局今言われた監査対象にな...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われたように、やはり恐らく内航関係は中小零細企業が多いわけでありますから、なかなか法を守るといっても一匹オオカミ的船主というのが多いだろうし、船主と荷主との関係からいくとなかなか難しいことがあるんじゃないかと思いますが、私はやはり今日の船員問題の中にも今言われた...全文を見る
○渕上貞雄君 採用時における問題についてはわかりますし就業規則に書かれている定員もわかるわけでありますけれども、先ほど申されましたように、定員を考えていく場合に実数で考えていく場合と、プラスアルファで船を動かしていく、同時に一杯の船を動かしていくに当たっての乗組員、そこに休日を与...全文を見る
○渕上貞雄君 それは企業間の格差によっても予備の定員のとり方についてはいろいろあると思いますが、また後ほどお伺いをしたいと思います。  労働時間の問題は、とりわけ先ほど櫻井委員も言われたように、物流にかかわる仕事をしているトラック業界とこの内航業界というのが大変長時間労働になっ...全文を見る
○渕上貞雄君 その点はまた後ほど。  七百トン未満の船舶の場合に内航では九〇%以上を占めているというふうに言われていますね。今までは労働時間に関しては適用除外、今回以降は船員法の労働時間が適用、こういうことになってまいりますけれども、現在ではどのような段階に労働時間の短縮はいっ...全文を見る
○渕上貞雄君 ちょっと質問の仕方が悪かったかもしれませんけれども、具体的に労働時間を考えていく場合に、やはり七百トン未満についても現行の四十八時間をこれまでに四十四時間に段階的に短縮すべきであったというふうに考えるんですが、その点はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 次は、やはり労働時間を短縮し、同時に休日、休暇をふやしていくというのが目的になると思います。  その場合、先ほども答弁があったように思うんですが、補償休日について買い上げの問題等を諮問しているというふうに言われました。しかし、船員労働者の賃金が低いだけに、休日買い...全文を見る
○渕上貞雄君 定員の問題の中で、法の六十九条と七十条の関係であります。  大まかには先ほどの質問でわかりましたが、どちらが原則でどちらが特別な規定になるわけですか。六十九条と七十条、労働条件の問題と安全条件の問題というのはどちらが定員問題を考えていく場合には、主従の関係はないと...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは六十九条も七十条も双方満たしておかなければならないというふうに理解しておけばいいんですか。
○渕上貞雄君 時短の問題につきましては、先ほども言われましたように、十七日ですかに六十三年改正船員法の再検討を奥田運輸大臣は諮問されているようでありますが、陸上でも同じく労働基準法の改正に加えて業種ごとの共同時短の実施計画策定をすべきだというふうに言われていますし、海上でも同じよ...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の改正船員法の再検討をする場合に、そういうことも含めて検討される事項に入りますか入りませんか。
○渕上貞雄君 原則はそうであるかもしれませんが、やはりそういうものは行政で、運輸省としてやはり今の実態で内航海運は物流の基幹産業として位置づけて、それをどうしていくかというときには、それぐらい大胆にやっぱり発想していくべきではないかと思うんです。  やはりマスコミ、新聞の報道に...全文を見る
○渕上貞雄君 御検討いただきたいということはそこに任せるということですか、それとも検討しろというふうに言っているんですか。
○渕上貞雄君 よろしくひとつお願いを申し上げます。  続いて、内航運賃問題に入りたいと思いますが、やはり産業の基幹の物流、これを運んでいるということからすれば、石油、鉄鋼、セメントと荷主の力が圧倒的に強いところと運賃交渉をしていくわけでありますから、これは運ぶ側が弱いというのは...全文を見る
○渕上貞雄君 これはいつごろ毎年告示されているわけですか。
○渕上貞雄君 その標準運賃に対する理解は、標準運賃を超えるような状況になってきたのでもうしないと。標準というんだから標準のとり方は上があってもいいし下があってもいいし、そこには多少の幅があってもいいと思うんですが、超えちゃいかぬという理屈はどこにあるんですか。
○渕上貞雄君 やはり運送業者の立場が今認識されているように大変弱い。運送業者の方が弱いという立場に立たされるから、やはり運賃というものをある程度標準的に示して弱い立場を補強しながらその業界を守っていこうというか安定的に運航させていこうというのがねらいだろうと思うんですよ。それをや...全文を見る
○渕上貞雄君 それは、運賃問題についてそういう協議をされていっているわけですかね。その場合に、結局この内航海運業法の十六条の意味は、その場合でもやはり標準であるかどうかということについて監査まではいかないかもしれないけれども、ある程度適正な運賃をとりなさいとか指導できるということ...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり一定の拘束力というか指導力を持つと思うんですが、現在まで運輸大臣は勧告したことがありますか、ありませんか。
○渕上貞雄君 どういう場合に運輸大臣は勧告をすることになりますか。
○渕上貞雄君 そうすると、昭和四十六年の五月までは出したけれども、それ以降はそういう標準運賃を出していないということは、ある程度荷主と業界の間で話し合いがついている、こういうルールが確立し一定程度運輸省としても認められる、こういうことになると思うんですが、その標準運賃の中に船員労...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われたことは理解しますけれども、標準運賃を決めていく場合、例えば四十一年と四十六年に決めていった標準運賃があるわけですね。その中で船員費の占める割合というのはわかりますか、わかりませんか。
○渕上貞雄君 現行、大体おおむねどの程度と理解されていますか。
○渕上貞雄君 それは難しいかもしれないけれども、内航海運がこれほど深刻な状況になっているときにはやはり運賃問題についてある程度労務費等を考慮しながらやらないと、結局運送業者が受けて、言葉は悪いけれども、その後何は何はピンはねして、あとの用船料を出していくわけでしょう。そのピンはね...全文を見る
○渕上貞雄君 一人も船員を雇用していないという業者の数はわかりますか。
○渕上貞雄君 一人の船員も持たない業者が運航しているということは、やはり目的は船員コストのダウンをねらっているんじゃないですか。その点いかがでございますか。
○渕上貞雄君 私はそういう理解ではなしに、やっぱりこの業者はきっちり船員も持つ、そうした上で内航海運をきっちり立て直していく、近代化していかない限りいつまででも荷主から縛られて、そして運送業者から縛られる。その下で働いている労働者というのはいつまでたっても浮かばれないと思います。...全文を見る
○渕上貞雄君 みなし船の問題等もありますので、先ほどからずっと答弁聞いていますと、今から実態調査をします、船員の問題についても今からやりますと、大体何やっておったのかなというふうに思いますね。そういう印象を深くしますよ。ですから、ひとつ真剣にまじめにきっちりやって、明確に答えを出...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ検討中のものは早急に検討して実施をしていただきたいと思いますし、やはり産業基礎物資の輸送という社会的な大きな使命を担っているわけでありますから、船員の方々が安心して働けるようなそういう業界になっていくよう指導していただきたいと思います。  そこで、大臣...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月20日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十八分休憩      ―――――・―――――    午後一時三十分開会
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、久保田真苗君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君が選任されました。
○委員長(渕上貞雄君) 休憩前に引き続き、自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) 長官、御意見ございませんか。
○委員長(渕上貞雄君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  本案の修正について沓脱タケ子君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。沓脱君。
○委員長(渕上貞雄君) これより原案並びに修正案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案について採決に入ります。  ...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 少数と認めます。よって、沓脱君提出の修正案は否決されました。  それでは次に、原案全部の採決を行います。本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(渕上貞雄君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、西岡瑠璃子君から発言を求められておりますので、これを許します。西岡君。
○委員長(渕上貞雄君) ただいま西岡君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(渕上貞雄君) 全会一致と認めます。よって、西岡君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、中村環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 次に、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十八分散会      ―――――・―――――
05月25日第123回国会 参議院 本会議 第17号
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○渕上貞雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、大都市地域を中心とした窒素酸化物による大気汚染の現状にかんがみ、特定の地域について自動車から排出される窒素酸化物の総量の削減等に関する所要の措置...全文を見る
05月27日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る二十一日、三重野栄子君が委員を辞任され、その補欠として久保田真苗君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(渕上貞雄君) 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。     午前十一時二十九分休憩      ―――――・―――――     午後一時開会
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(渕上貞雄君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、真島一男君が委員を辞任され、その補欠として藤田雄山君が選任されました。
○委員長(渕上貞雄君) 環境庁もよろしゅうございますね。
○委員長(渕上貞雄君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、西岡瑠璃子君から発言を求められておりますので、これを許します。西岡君。
○委員長(渕上貞雄君) ただいま西岡君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(渕上貞雄君) 全会一致と認めます。よって、西岡君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、中村環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十一分散会      ―――――・―――――
05月29日第123回国会 参議院 本会議 第18号
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○渕上貞雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図る体系的な制度を整備しようとするものであって、その主な内容は次のとおりであります。  第一は、希少野...全文を見る
06月18日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十八日、藤田雄山君が委員を辞任され、その補欠として真島一男君が選任されました。     —————————————
○委員長(渕上貞雄君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、本調査のうち、環境と開発に関する国連会議に関する件につきまして、政府から報告を聴取することといたします。  それでは、中村環境庁長官から報告を聴取いたします。中村環境庁長官。
○委員長(渕上貞雄君) 以上で環境と開発に関する国連会議に関する報告の聴取は終了いたしました。     —————————————
○委員長(渕上貞雄君) 次に、請願の審査を行います。  第一七四号水俣病問題早期徹底解決のための裁判所和解(解決)勧告の国による即時受諾と和解交渉の国会による促進に関する請願外百五十件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会における協議の結果、第二〇六五号地...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定をいたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     —————————————
○委員長(渕上貞雄君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渕上貞雄君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     —————————————
○委員長(渕上貞雄君) 私ごとになりますけれども、任期満了と同時に委員長を退任することになりました。  この際、この場をおかりいたしまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。  委員長に選任されて以来、理事会を初め委員各位の御協力を得まして、無事委員長の職員を全うす...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○渕上貞雄君 ただいま運輸大臣から今後の運輸行政に携わる者としての決意表明をいただきました。どうか今後の運輸行政が国民から信頼足り得るような行政になるようにひとつ、大臣の話を聞けば任期短いというお話も聞きましたが、そうあきらめずにきっちり下部の指導をやっていただきたいと思っている...全文を見る
○渕上貞雄君 今大臣、最後の方に言われましたけれども、やっぱりこの事故で亡くなられた四十二名の遺族の方々はかなり早くから、事故原因について明らかにしてほしい、情報は公開してほしい、原因追求について進捗状況はどうなっておるのか知らしてほしいとかな旦言ってきたわけですよ。ですから、大...全文を見る
○渕上貞雄君 どちらが先かは別だとか言われますけれども、今大臣、人命安全が第一だというふうに言われたわけですよ。だとするなら、信楽高原鉄道事故、続いて島原事故が起きたようなことを二度と起こさないためには、早急に原因を追求して明らかにして二度と再び起こらないようにしなければならない...全文を見る
○渕上貞雄君 では、ひとつ年内にできるだけ詳しく具体的に報告を願っておきたいと思いますが、その報告が一年半以上もかかってなおかつまだ出得ないというところにやはり問題の難しさがあると同時に、その調査機関のあり方にも私問題があるのではないかというふうに実は思っているわけでございます。...全文を見る
○渕上貞雄君 さっきも申し上げましたけれども、やはりもう事故が起きたら、二度と再び起こさないようにどうしていくかということを考え、そして事故原因を早急に追求して次の安全対策をどう求めていくかということが大切なことであろうと思うんですね。  今、答弁の中にもありましたように、航空...全文を見る
○渕上貞雄君 私はこの安全問題については、やはり統一的に、海、空、陸、関係ないと思うんですよ。ですからどうかひとつ、今最後の方に言われましたように、こういう事故調査委員会の一元化が一つと、そういうものをひとつ設置をして全般的な安全問題に携わっていただくように御要請を申し上げておき...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくひとつお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、佐川問題については同僚の櫻井委員の方とかなりダブるところがございますので省略をさせていただいて、物流二法というのは、これはトラック業界といいましょうか、運輸業界にとって国鉄改革にも匹敵するような大きな問...全文を見る
○渕上貞雄君 この物流二法の場合の経済的な規制と社会的な規制とが相まって初めてこれが具体的に効果あらしめるものになってくると思うんですが、そのときに、この物流二法を議論していく過程の中で、一つはやはり業者に対する厳正な処分というのをかなり議論しておったと私は思うん です。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほど、この物流二法の実施状況についてのフォローアップの問題についてはいま少し時間をかしてほしいということでございましたが、やはり三年を経過した場合に一定の評価をして問題点を明らかにして対策を講じていこう、こういうふうに言われておったわけでありますが、やはりこれらの...全文を見る
○渕上貞雄君 あと、国鉄改革問題等について質問するようにしておりまして通告をしておりましたが、関係者の方々、時間でございますので、次回のときに譲らさせていただいて、これで質問を終わります。
12月08日第125回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○渕上貞雄君 今日まで努力をされてきた政治改革協議会の皆さん方には本当に御苦労さんだったと思います。  しかし、リクルート事件の反省から、今日の政治腐敗に対する政治改革をやっていこう。リクルート事件、共和事件、そして今回の佐川事件、もしこれが前国会で成立をしておったならば、この...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、選挙運動の期間の短縮の問題でありますけれども、これは長ければいいというものでもないし短ければいいというものでもないわけであります。運動の期間を今回の場合は縮めていますけれども、大体どういうふうに考えられておるのか。  国民のサイドからすれば、選挙運動の期間が...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、供託金の引き上げの問題でありますけれども、二倍に引き上げた根拠というものを一つ示していただきたいと思います。やはりお金がなければ、どんどん引き上げていけばお金がなければ立候補できない、こういうような選挙制度のあり方というのはちょっと問題があるのではないか。した...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、政治資金規正法関係に移りますけれども、十八項目プラスアルファの問題については、十八項目についてはやはりリクルート事件の反省の中からこういう問題が出てき、そしてその後また新たな事件として共和、佐川が出てくる。佐川事件に対応するためには一体どうすればいいのか、こう...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、政治資金のパーティー関係でありますけれども、政治資金のパーティーが国民からの批判を受けて余り最近派手に、露骨にやられていないことも、だんだん自粛の方向へ向かっているんではないか、ひょっとしたら私どもが知らない結果かもしれませんけれども。しかし、やはり別枠で制限...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、公務員の関与の制限の問題については、贈収賄事件が起きるいわゆる政界・財界・官界と言われるような汚職構造というものがあるわけでありますけれども、今回は一定程度公務員の関与を制限したことについては私は前進であると思うんですが、法文の中で「その地位を利用してこという...全文を見る
○渕上貞雄君 具体的にはどのような例がございましょうか。
○渕上貞雄君 続いて定数是正の問題についてお伺いいたしますが、違憲状態を三倍以内に抑えるためにとりあえず緊急的な是正として今提案がございましたけれども、やはり定数是正、違憲状態、それから一票の格差の問題、国民の選ぶ権利の問題等考えますと、やはり定数問題というのは政治活動における重...全文を見る
○渕上貞雄君 今もお話の中にございましたように、国会決議の問題でございますけれども、ここの中にも、やはり六十年国勢調査の確定人口の公表を待って速やかに抜本改正を検討すると。衆議院はまだ任期はあるわけでありますから急いでやることはないと思うんでありますが、その点国会決議に私は反する...全文を見る
○渕上貞雄君 十分に理解がいけば理解はしていきたいと思うんでありますが、今回の場合は余りにも矛盾が多いと私は思うんです。  総定数の削減の問題でありますけれども、ただいま申されたように暫定処置の場合に、抜本改正にいかないのになぜ今総定数の削減を必要とするのか。例えばこれは明治二...全文を見る
○渕上貞雄君 定数是正の問題で、前回が八つだから今回一減らそう、前回ふやしたので今回一減らそう、そういうことだからやはりいろんな矛盾が逆に拡大をしてくる。したがって、最大の格差だけ二・七七倍に縮めた結果どういう現象が生まれているかというと、都道府県の定数と人口の逆転の増大というの...全文を見る
○渕上貞雄君 我慢しろと言われるけれども、では今東京の総定数は四十四です。本来ならば四十九にしなければならない人口増があるわけですよ、しかし、東京八区を減ずることによって四十四が一減るという事実を申し上げておきます。もう一つは、宮城県の場合は総定数は現行の九のままでいいわけであり...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいままで議員発議による政治改革三法案について議論をしておったわけでありますが、これから総理に対して政治改革についての総理の政治姿勢についてお伺いを申し上げておきたいと思います。  まずは、ロッキード、リクルート、共和、佐川と続く一連の疑惑事件が、それぞれの節目...全文を見る
○渕上貞雄君 マスコミ報道によりますと、宮澤内閣の支持率がだんだん減ってきている。その支持率が減ってきている最大の原因は何かと言えば、政治改革が国民が期待しているほど思うようにいかない。同時に、景気対策に対しても余り芳しくない。そういうものと相まって、やはり今認識で明らかになりま...全文を見る
○渕上貞雄君 総理、ただいま日程はおくれていないというふうに言われましたけれども、十一月末には出すという日程には実はおくれているわけですから、その点はひとつしっかりしておっていただいた上で、どうか抜本的な解決について次回の国会の中で明らかにしていただくようにお願いを申し上げておく...全文を見る
○渕上貞雄君 定数是正の問題については、やはり最高裁の判決、おおむね三倍を超えてはならない、同時に国会決議を含めてあるわけでございまして、基本的に今回の九増十減案では三・三八倍から二・七七倍に実は縮小していくわけでありますけれども、その二・七七倍というのを緊急是正の場合にどういう...全文を見る
○渕上貞雄君 今総理言われましたように、二倍程度ということでございますので、ぜひともどうか抜本改革のときにはその道筋というものを明らかに示していただきたいと思います。  その二・七七倍の評価をすると同時に、その裏でどういう現象が行われているかといいますと、その結果逆に中選挙区の...全文を見る
○渕上貞雄君 選挙区だというふうに理解をすれば、先ほどの三法案審議の過程の中でも明らかに同僚の議員からも質問がございましたけれども、結局中選挙区制の持っている大原則というのは、定数人口比例配分というような原則が私はあると思うんですね。その上に立って国会決議というものが私は出てきて...全文を見る
○渕上貞雄君 ぜひとも抜本改正のときには二人区・六人区の解消に努めていただきたいし、都道府県単位における逆転現象が起こらないようにひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  選挙制度の問題についてでありますけれども、前国会で小選挙区並立案なるものが廃案になりました。...全文を見る
○渕上貞雄君 腐敗防止の施策についてでありますけれども、抜本改正を出したいと言っているんで、今回の金権腐敗に対する国民から信を得るという立場で三つの法案を提案されました。それらの法案で十分だとは考えていないと思いますし、やはりロッキード、リクルートそして今回の共和、佐川事件という...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。