渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 大変御苦労さまでございます。私は社民党の渕上でございます。  せんだって、森総理、アメリカのブッシュ大統領との間で日米首脳会談が開催されました。そのときに、アメリカ大統領と森総理との間で幾つかの約束をされております。  その一つに、不良債権の処理の問題と財政再建...全文を見る
○渕上貞雄君 総理が向こうにおられて本当のことはわからないと言われましたけれども、不良債権問題と建設業界とのかかわりというのは大変大きな問題がございます。それと銀行とのかかわり、ここのところはやはり監督官庁としての国土交通省としての一定の方針なり役割というものを出さなきゃならない...全文を見る
○渕上貞雄君 このことはまた別に置くといたしましても、次に、ディーゼル車の総量規制の問題について見解を伺いたいんですが、尼崎の公害訴訟、それから名古屋南部公害訴訟判決においても、排ガス問題の差しどめについて大変厳しい判決がなされました。このことは、現在までの国の行政のあり方も含め...全文を見る
○渕上貞雄君 どうか、こういう規制の問題については、やはり事業を円滑に進める上においても全国的な基準というのは大変必要なことであろうと思いますから、東京都だけがそこを規制するということになってもこれ非常に行政のあり方として私は問題だと思いますから、積極的にどうか進められることを御...全文を見る
○渕上貞雄君 段階も必要でしょうけれども、越えることも必要だと思いますから、どうかひとつ急いでやっていただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、二十一世紀にふさわしい住宅政策問題についてお伺いをいたします。  ライフステージの変化に伴いまして、自由に住みかえ...全文を見る
○渕上貞雄君 やはりこれから先の近代的な生活をしていく上において、一人当たりの住宅面積の広さというのは大変重要なことだと思いますし、バリアフリー化だとか省エネルギー化の住宅も考えていただいて、優良などうかひとつ住宅を供給していただくことをお願い申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 交通基本法の制定問題と総合交通会計制度の創設の問題と生活交通の維持の問題について質問通告しておりましたけれども、時間でございますので、次回に譲らさせていただきます。  ありがとうございました。
03月27日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  踏切道改良促進法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  踏切種別ごとの踏切事故の発生件数と事故の内容についてお伺いをいたします。第一種踏切道での事故件数と事故の内容、第二種、第三種、第四種の事故件数と事故の内容についてお伺いした...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、ボトルネック踏切道における事故の件数はどれぐらいあるのか。また、ボトルネックの踏切道以外の今後の対策についてお伺いをいたします。  先ほど種別ごとの事故件数と内容についてお聞きをいたしましたが、今回の改正では、特にボトルネック踏切の改良が喫緊の課題として取り...全文を見る
○渕上貞雄君 ボトルネックと言われる踏切が千ありますね。それ以外に、やはり大きな都市、地域を分断しているというようなところはどれぐらいあるかわかりますか。
○渕上貞雄君 ボトルネック以外のところも交通遮断しているところはありますから、どうかそこのところの促進方もひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思っています。  次に、踏切遮断機の指定基準の対象となる踏切の数についてお伺いをいたします。踏切遮断機を設置すべき踏切道の指定基準...全文を見る
○渕上貞雄君 それの三分の一に当たるところが今回のこの法律にかかわるところと理解しておいていいですか。踏切の数だけが三千あるというふうにだけ理解していればいいですか。
○渕上貞雄君 済みませんでした。  次に、法に基づく改良計画の未実施の数と、その対応についてお伺いいたしますけれども、踏切道改良促進法に基づいて改良計画が作成されたにもかかわらず、これを実施または計画どおりに実施できなかったものについてはどれくらいありますか。このような場合、ど...全文を見る
○渕上貞雄君 それはよろしくひとつお願いを申し上げておきたいと思います。  それから、連続立体交差化における鉄道既設分の事業者の負担の根拠についてお伺いをいたします。指定事業者における費用負担部分において、鉄道事業者の負担が、連続立体交差の場合、鉄道既設分が五から一四%となって...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、単独立体交差化における受益相当分の算出の方法についてお伺いいたしますが、では単独立体交差化では受益の相当分となっていますが、その受益相当分とはどのように算出をするのでしょうか。
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、踏切道の将来の構想についてお伺いいたします。  先ほど同僚議員からのお話もありましたが、法律は五年間、それから事業計画は十年間というようなことを言われましたね。しかし、そこには何らかの整合性がなきゃならないと思うので、やはり今後の、今...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ踏切遮断による、先ほど大臣の方からもお話がありましたように、地域の分断だとか経済的な損失だとか、事故による損失だとか、いろいろございます。これを改良することによって大幅に縮小することができるわけですから、どうぞこれから先もひとつ踏切の改良についてさらに努...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。  高齢者の居住の安定確保に関する法律案について御質問をいたします。  まず初めに、本法案の借家対象者はどれくらいいるのか。本法案は高齢者の円滑入居を援助することを目的に設けられた制度でありますが、本法案施行後のその対象となる借家単身者ま...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、障害者の入居についてお伺いいたします。  老後を安心して暮らせる住宅や老人ホームなどの整備は重要な政策課題であります。ひとり暮らしや老夫婦の住む住宅のバリアフリー化も進める必要があります。お年寄りが安心して過ごせる住まいづくりを目的に掲げて提案されている本法...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われましたように、やはり障害者に対してとりわけ入居困難な状況というのは、一般的に民間の場合、特にいろんなテレビ報道等でも見られますから、最後に言われましたように、整備だとか優先入居だとか、そういうところに対してやはり十分な手当てと補助をよろしくお願い申し上げてお...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、滞納家賃保証よりもやはり公的な住宅提供をすべきではないかと思うんですが、登録を受けた賃貸し住宅の家賃にかかわる債務を高齢者居住支援センターが保証することになっておりますね。保証期間は六カ月分ですが、高齢者が家賃滞納した場合、果たして六カ月あればその後の支払いが...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、高齢者居住支援センターの基金運用と滞納家賃発生の見込みについて、お伺いをいたします。  高齢者居住支援センターとして指定された法人が滞納家賃の保証をする基金を国費で二十億円で造成するということになっていますね。以後の基金運用についてはどのように考えているのか...全文を見る
○渕上貞雄君 特別なインフレだとか経済事情は別にいたしましても、この基金制度に対する国民の批判というのはちょっと今別な角度から見ても非常に高いわけでございますから、運用に当たってはひとつどうか慎重にやっていただきたいと思います。  次に、家賃保証委託契約は強制なのか、それから保...全文を見る
○渕上貞雄君 入居しない事態が起きるかもしれません。起きるんじゃないかと私は思いますけれども、そこのところはかもしれないじゃないんじゃないかというふうに思うんですが、後ほどで結構です。  次に、貸し手不安の解消はどうしていくのかということが問題になりますが、高齢者の入居に関する...全文を見る
○渕上貞雄君 それはよろしくお願いしておきますけれども、やはり現場における対応ということになるということですね。では、その現場における対応の保障というのはちゃんと保障をいただけるというふうに考えておっていいですね。そのように御確認をさせていただきたいと思います。  公営住宅使用...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大臣にお伺いします。戦後、衣食住、衣と食は大体満足できる状況になってきていると、上を見れば切りがありませんけれども、住宅問題というのはかなり深刻な問題になってきていますね。ちょっと外れるかもしれませんが、日本の住宅政策と労働者の雇用政策、これ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公務員制度改革の進め方についてお伺いをいたします。  中立公正で国民から信頼される質の高い効率的な行政の実現を目標といたしまして、去る三月二十七日に公務員制度改革の大枠というものを決定されました。その策定をされた過程を見ますと、大臣...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり改革をやっていくときというのは大変決意が重要なことだと思うんで、まずはそういう国としての方向性を明らかに示していくわけですから、やはり質の高い行政サービスというものを国民は望んでいると思います。  したがって、そういう質の高い行政サービスを望むに当たって、今...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ若い人たちが自信を持って、誇りを持ち、そして安心して暮らせるといいましょうか、安心して働くことができる、そういう制度をつくっていただきますよう、各界との協議、とりわけ労働組合との協議をお願い申し上げておきたいと思います。  次に、沖縄における公共交通の...全文を見る
○渕上貞雄君 大変失礼いたしました。公共交通、公共交通と常に言っているものですから、公的交通でございまして、御指摘をいただきまして反省をしたいと思います。  沖縄における乗り合いバスの事業の健全化の問題についてお伺いをしておきますけれども、やはり沖縄におけるバスが大変危機的な状...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月10日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、本日は大変御苦労さまでございます。  まず、井口参考人にお伺いいたしますが、鉄道事故調査検討委員会の座長を務められて、今回の日比谷線脱線事故の事故原因の解明のために大変御努力願ったことに感謝を申し上げます。  そのと...全文を見る
○渕上貞雄君 我が国では、まだまだそういう国民意識の啓蒙というんでしょうか、そういうものは大変大事なことだと思いますが、したがって、事故現場だけでなく事故原因について、その背景というものをやはり調査をしなくてはならないと思うんですが、その点のお考えはいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  では次に、臼井参考人にお伺いいたしますけれども、臼井参考人は、先ほどの報告の中でもございましたように、遺族の立場から事故調査機関の設立を目指してさまざまな運動をされてきました。今回は、また鉄道事故調査委員会の設置をこの国会の場で審議して...全文を見る
○渕上貞雄君 被害者でなければわからないお気持ちだと思いますが、先ほどの報告の中で、調査は家族のためにするものだと、非常に感銘深い言葉をいただき、今はまた、事故はなくならない、なくならないけれどもどう少なくしていくかと。我が国土交通省のこの委員会も事故撲滅のために努力をしてまいり...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大野参考人の方にお伺いしたいと思うんですが、今、羽田空港に行って書店を眺めますと、墜落事故にかかわる書物がたくさん出ています。それに、いろんな御意見があることも本の中から読めば、それが事実とすればそのとおりであろうというふうに思います。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
04月12日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  事故調の独立性について同僚の議員の方から何回もお話あったようでございますけれども、いわゆる事件の調査に当たっての公平中立、科学性、それをどのように具体的にどう保障をしていくのかといった場合に、その事故調の独立性というのが求められる。そ...全文を見る
○渕上貞雄君 このことについては参考人の方々からは、日本人の意識の問題、文化の問題、それから社会性の問題、国民の認識の問題等、いろいろ大変難しい条件もあるとか、我が国の制度、あり方などについてもいろいろ御意見をいただきました。なるほど大変難しいものだなと思いながら、事故ということ...全文を見る
○渕上貞雄君 事故の性格上そういうことも必要であろうと思いますので、どうか運営に当たってよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、情報公開と被害者、遺族への対策の問題についてでありますけれども、この点は、日比谷線の脱線事故の場合の事故調査委員ですか、あの委員長の会...全文を見る
○渕上貞雄君 これは最も大事なことだと思いますし、どうかひとつ、今後とも積極的な情報公開を求めていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、警察の捜査と事故調の関係についてでございますけれども、アメリカの場合のこの事故調の考え方と、我が国にお...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ事故が起きないようにすべきでありますが、どうかひとつ、起きたときの処置として今後こういう法案ができていくわけですから、ひとつ十分な注意と、それからルールをきちっと確立できるような体制というものをつくっていただきたい。  次に、勧告制度についてお伺いします...全文を見る
○渕上貞雄君 再発防止のために一元的に指導していくことについてはわかりました。よろしくひとつお願い申し上げておきたいと思います。  次に、鉄道における重大インシデントの報告と解析についてでありますが、航空における重大インシデントの報告についてはといいましょうか、航空の場合はすべ...全文を見る
○渕上貞雄君 インシデントの収集と関係者へのフィードバックシステムについてお伺いいたします。  インシデント調査と並んで重要なのは、やはり小さな事故から教訓を学ぶということであろう。一定規模以下の運転阻害事故については届け出の必要がありません。それから、運転阻害事故の大半は国土...全文を見る
○渕上貞雄君 よりひとつ収集していただいて、事故再発防止のために調査、資料分析を行っていく、そして事故のないようにひとつお願いを申し上げておきたいと思います。  事故調の任意調査についてお伺いいたします。事故調査委員会の調査について、改正案の第二条の二の四項で鉄道事故の定義をし...全文を見る
○渕上貞雄君 発生した事故のすべての調査を実施する、鉄道事故の場合は一定程度重大インシデントというくくりがあるのじゃないんですか。そこら辺のところは大丈夫ですか。まあやってもらえばそれで結構であります。  では、車両事故と原因についてお伺いいたします。鉄道車両の検査については、...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほどの答弁はわかりました。国土交通省内でその点の分析その他についてひとつ十分やっていただくようにお願い申し上げておきたい。  それから、静止輪重比の管理分析についてでありますけれども、日比谷線事故の報告では、「静止輪重管理の実施状況や達成実績等の分析を行い、継続...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、安全に対する大臣の決意をお伺いしたいわけですが、先般、参考人質疑におきまして、信楽事故の被害者として鉄道事故の再発防止に向けて約十年間いろんな取り組みをされてきた臼井参考人は次のように言われました。事故調査とは遺族を納得させるだけの質を持って...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
05月24日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公共事業の見直しによる予算の編成についてお伺いをいたします。  国土交通省は、公共事業の抜本的見直しについてそれぞれの事業分野ごとに改革の大枠をまとめる方針を明らかにいたしました。その結果、来年度の予算編成はどのように変わるのか、ま...全文を見る
○渕上貞雄君 緊急なもの、必要なものについてはわかりますけれども、やはりせっかく見直したら、見直した結果がどこにあらわれてくるかというのは予算しかないわけですが、大臣として、見直したものについては明らかに予算上変更する、積むところにはきちっと積む、切るところはきちっと切る、そうい...全文を見る
○渕上貞雄君 改革の問題については大いに期待をしておりますから、御努力いただきたいと思います。  次に、先ほども議論になっておりましたけれども、道路特定財源の見直しについてお伺いをいたしますが、小泉首相の掲げる財政構造改革の柱の一つとして道路特定財源の見直しが言われておりますし...全文を見る
○渕上貞雄君 何か今まで不必要なものまでやっておったように聞こえますけれども、その点はひとつ不必要なものは切っていただくことはまずお願いしておきますけれども、いわゆる道路財源という目的税で持ってきて、先ほどもいろいろお話ありました、納税者の立場との関係もございますし、それを使用し...全文を見る
○渕上貞雄君 質問を変えますけれども、輸送の安全を確保するのには何が必要か、大臣はどう考えているのかお聞きしますが、先ほども空の航空機事故の問題が議論になっておりましたけれども、とりわけさきの航空事故調査委員会の法案一部改正のときにも議論になりました。私は、大臣に対して安全に対す...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ、言われるとおり国土交通省の持つ安全第一は原則でありますから、なお個々の確保ができますように日ごろの御努力をお願いをしておきたいと思います。  次に、タクシーの問題についてお伺いいたしますが、タクシーの需給調整規制撤廃後の対応についてお伺いをします。  ま...全文を見る
○渕上貞雄君 今、最後の方で時間的余裕というふうに言われましたが、どれぐらいの時間を想定されていますか。
○渕上貞雄君 できるだけそのように努力していただくように要望を申し上げておきたいと思います。  次に、私どもこの道運法改正に伴って附帯事項を十三項目ほどつけました。その中で、やはりタクシーの場合問題になってきますのは、乗務キロの問題になってくるわけでございまして、その点は最高乗...全文を見る
○渕上貞雄君 これもひとつできるだけ早急に検討をいただいて、お示しいただきたいと思います。  次に、同じく附帯決議の中で求めておりました協議機構の設置の問題についてお伺いいたしますが、附帯決議で求めましたタクシー関係者による協議機構の設置について、国土交通省ではその設置のための...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけそういう地域の、機構の設定については、そういう要望にこたえていただきたいと思います。  次に、やはりこの大きな改革の中の一つで非常に問題になってくるところは賃金の問題でございますけれども、累進歩合制度と年間収入に対する見解をお伺いしたいと思いますが、累進...全文を見る
○渕上貞雄君 これは厚生労働省にもお伺いをしまして、できるだけそういうことのないようにということで調査もお願いをしていますので、国土交通省としてもひとつ業者に対する御指導をよろしくお願い申し上げておきたいと思います。  次に、新たな運賃の設定でございますけれども、運賃の上限はど...全文を見る
○渕上貞雄君 これもまたよろしくひとつお願い申し上げておきます。  次に、バス関係についてお伺いいたしますけれども、バス運行対策費の補助金の交付要綱についてでございますが、一つは、地域協議会についてお伺いをしたいと思います。  需給調整規制撤廃後の生活路線の維持対策のための運...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、生活交通路線の要件についてお伺いいたしますけれども、単一自治体が広域である場合、市街地中心へのアクセスキロが二十キロ、三十キロなどの生活路線が存在しているのも実態でございまして、これから先ますます自治体の統廃合なんかができるとすれば、このようなことが多く起こる...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、地域協議会、それから補助要綱と業者のギャップの問題でございますけれども、補助金の交付を受けて路線維持や経営の存続を考えますと、旅客を無視した系統整理に業者を走らせる可能性が十分考えられます。そこで、生活確保対策のための地域協議会の設置と補助要綱が現実の業者の動...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしく。最後の質問になりますけれども、補助対象事業者の選定要件についてお伺いいたします。  安全輸送の確保の観点からお伺いいたしますが、要綱第二章の第七条第三項では、都道府県知事は、乗り合いバス事業者であって、地域協議会の結果に基づいて、都道府県の定める一定の要...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月29日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  先ほども同僚議員の方からちょっとお話あっておりましたけれども、今回、省庁が再編される、そして国土交通省が新たに生まれると。しかし、相変わらず国土地理院、そして海上保安庁というところから別々に法案が二本出てくる。本来、省庁再編をしてくるとすれば...全文を見る
○渕上貞雄君 きのうからずっと話を聞いていて、目的が違う、当たり前のことであって、だけれども、行政的には私は統合したからといって何ら問題はないと思うんだけれども、土地と水の違いとか言って説得力が余りないと思うんですが、ひとつそこらあたりは納得のできるような話をしていただきたかった...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、この基準の違いによって、今の大臣の話を聞いておれば事故がなかったというふうに聞こえるわけでございますけれども、この基準の違いによって現在まで事故が具体的に発生しておったのかどうか、その点いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 事故が起こらないことを願っておりますけれども、新しくこういう機械やそういうものを入れて変更すると、往々にして事故が起きるんじゃないかと逆に思いますね。例えば鉄道事故であれば、信楽事故のことなんかを考えると機種を変えることによって事故が起きているようなことがありますか...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、水路業務法の第九条の水路測量の基準についてでありますけれども、九条におきましては、世界測地系に従って行うことが適当でないもの、「適当でないもの」という文言が出てきますけれども、「適当でないもの」というものはどういうことを指しておるのか、また省令で定める経緯度に...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、国の安全の問題についてお伺いしますけれども、測量や水路測量を世界の標準に改めると、そして改めるけれどもそれを使う衛星は外国のものを使う。そうした場合に、この測量法及び水路業務法というのは、もともとの由来を考えると非常に軍事的なにおいのする話なんですね。そうする...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月31日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  まず、倉庫業の施設の整備についてお伺いをいたします。  九割以上が、先ほどのお話でもありましたように、中小零細の倉庫業というふうに言われておりますし、これまで地域における地域経済の発展、それから地域における重要な役割を果たし、同時に住民の生...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、危険物、毒劇物保管についてお伺いをいたします。  営業倉庫には、消防法、薬物法等によって取り扱いをする規制がされていますし、危険物、準危険物、特殊可燃物、高圧ガス、毒劇物、薬物が保管をされております。このほか、化学薬品、化学製品などは組成が複雑で、思わぬ化学...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、やはり防火性等に係る特別の規制が必要ではないかということに対して人的な強化をしていく、こういうふうにお答えになったんですな、そのように理解しておっていいですか。
○渕上貞雄君 次に、倉庫の証券についてお伺いしますが、倉庫証券の社会的信用は、倉庫業者全体が発券業者と相手の資格を具備する能力を持つことによって維持されているものでありますよね。倉庫業の許可制を維持して業者の資質向上を図るようにしなければ、倉庫証券の社会的な信用は希薄なものになっ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、倉庫料金の事前届け出制について、お伺いいたします。  倉庫業の料金制度は、各事業者が定めた料金を事前に届け出て、合理的なものと承認をされて初めて届け出料金として機能するものでありますが、また、幅料金制度も導入され、極めて穏やかな規制によって営業倉庫の公共性が...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、雇用の問題についてお伺いいたします。  中小零細の倉庫業者は、倉庫機能の維持向上と労働者の雇用保障で精いっぱいの経営状態にあるとお伺いをしております。このために、一時は三K職場と呼ばれるなど、倉庫労働者の賃金は世間水準よりも低位にあり、労働時間も長く、国の施...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり倉庫ばっかり建って人間が大事にされぬというようなことはいかぬわけですから、とりわけ、経営の健全化を通して、雇用の安定のためにひとつ国土交通省としても努力をしていただきますようお願いをまず申し上げておきます。  最後になりますけれども、規制緩和がこれ以上進めば...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  ITコントロールについてお伺いをいたします。  竹中経済財政担当大臣を初めとして、政府・与党はIT国民運動ばかり今主張されておりますけれども、これは経済対策としてITのミニバブルを想定して株価を上げて不良債権を処理するというもくろみだったと...全文を見る
○渕上貞雄君 その点については、ひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、中小企業に優しい金融環境についてお伺いをいたします。  特別保証制度をめぐる詐欺事件については、このところ大変多く発生をしていますが、制度存続を望む中小企業者の声もありました。この制...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、プルサーマル再処理政策の撤退と自然エネルギーの促進についてお伺いをいたします。  もう既に御存じのとおり、刈羽村住民投票の結果を見るまでもなく、住民が持っている不安、危険性、安全性が保障されない、そのような危険なプルサーマルに対して国民はノーと表明をしている...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣が最後の方に言われましたように、我が国は資源が大変少ない国でありますから、どうかひとつ積極的にこの自然エネルギーの活用について政府としても取り組んでいただきますよう御要望を申し上げておきたいと思います。  次に、構造改革とデフレ経済についてお伺いをいたします。...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月05日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大臣、一日も早い回復を願っています。  水防法の一部を改正する法律案について質問をいたします。防災計画及び浸水想定区域についての住民への周知についてお伺いをいたします。  大河川の破堤の頻度は減少する一方で、中小河川における外水はんらんや...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願い申し上げておきます。  次に、ハザードマップについてお伺いいたします。洪水ハザードマップの作成、公表は水害防止上極めて有効な施策であると考えて、促進が期待をされております  そこで四点お伺いいたします。  まず第一点目は、自主的に洪水ハザードマッ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、地下空間の水害についてお伺いをいたします。  平成十一年、河川のはんらんにより、先ほどもお話ありましたが、博多の地下街で水害がございました。都市の中小河川などに起因する浸水は、大河川と異なり降雨から浸水までの時間が短いため、より迅速な情報伝達が求められており...全文を見る
○渕上貞雄君 なお一層の努力をひとつ期待を申し上げておきます。  次に、気象業務法の一部を改正する法律案について御質問申し上げます。  気象測器の検定有効期間の延長について御質問いたします。気象業務法の一部を改正する法律案では、気象観測に用いる器具、装置についての検定有効期間...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月07日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。  国鉄分割・民営化についてお伺いをいたします。国鉄分割・民営化から十四年が経過をいたしまして、今、本州三社の完全民営化に向けて法案の審議が行われておるところですが、改めて分割・民営化が何であったかというのを総括すべきであろうというふうに思...全文を見る
○渕上貞雄君 民営化して会社がもうかるようになってよかったと、その評価はそれでいいと思いますよ。しかし、やっぱり我が国の動脈としての公共交通のあり方という視点をもう少しきちっと持った上で、国民の財産としてJRをどう考えていくのかという視点をどうかひとつ今後なお大臣豊富化していただ...全文を見る
○渕上貞雄君 とにかく経営安定のためには安全が一番ですから、なお一層ひとつ安全について会社も努力をしていただきたいことをお願い申し上げておきます。きょうは参考人、ありがとうございました。私、質問今後ありませんから、どうぞお引き取り願えればと思っています。  次に、民営化は安全を...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣の思いどおり経営陣が考えて、責任を持ってやることを期待を申し上げておきます。  同時に、公表だけではいかぬですね。やっぱり経営者をきちっと処罰していくということがないとだめですよ。ただ公表して悪かっただけでは世間から批判を浴びるだけでだめだと思うので、そこのと...全文を見る
○渕上貞雄君 分割され民営化されていく、そして先ほど御質問いたしましたコンクリート剥離の問題が起きる。そのとき私は質問したんですが、そのときの鉄道の技術の総合的な研究の高さというのは物すごくあったと思うんですよ。そして、当時コンクリートが落下することについても予見をしておった。し...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくひとつお願いしておきます。  次に、指針制度についてお伺いをいたします。午前中も議論があったと思うんですが、本法案が成立すると完全民営化になってまいりますが、その後も指針が導入をされますけれども、政府の介入の余地が少し残るわけですね。完全民営化とは少し矛盾...全文を見る
○渕上貞雄君 わかりました。「当分の間」というのは非常にあいまいだということがわかりました。  特例措置の継続の問題についてお伺いいたしますけれども、本法案によってJRの本州三社が完全民営化されることになるんですが、地方税の特例措置が引き続き継続をされます。これは他の民営鉄道と...全文を見る
○渕上貞雄君 中小企業者への配慮の問題について、地元商店街への影響配慮の問題については先ほど御質問があったとおりでございますから。ただ単に地元商店街だけの問題ではなくて、やはり中小鉄道それからバス事業、これは民間、公営を問わず、バス事業とのかかわり、やはりそこにも配慮しなければな...全文を見る
○渕上貞雄君 罰則についてお伺いいたしますけれども、指針に基づく命令違反に対して、新会社の取締役となっていますね。この取締役とはだれを指すのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 それは新会社または事業者ということではなくて、それを担当する取締役を処罰するということ。それはちょっと……。
○渕上貞雄君 よくわかりました。  最後の質問になりますが、JRの北海道、四国、九州、それに貨物、政府としてどう今後考えられておるのか御所見をお伺いして、私の質問を終わります。
06月12日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○渕上貞雄君 参考人の方々、大変お忙しい中、きょうは御苦労さまでございます。社民党の渕上貞雄でございます。  まず、岡田清参考人にお伺いをいたしますが、国鉄民営・分割化、既に十五年がたとうとしている。十五年の意味は一体何かというところが大きな問題でございますが、やはり民営化につ...全文を見る
○渕上貞雄君 同じ参考人のお名前で岡田尚さんの方にお伺いしたいのでありますが、同じく十四年間経過する中でやはり今日の問題を抱えている、そして特徴的な問題は先ほど千四十七名問題等でお話しございましたけれども、国鉄の民営・分割化の持つさまざまな要因、そのことが今日までこういう状況にな...全文を見る
○渕上貞雄君 もう一度岡田清参考人にお伺いいたしますけれども、ヨーロッパの鉄道のことを考えますと必ずしも民営化じゃありませんね。不完全民営化と言っていいと思うのでありますが、いわゆるイギリスの場合もサッチャー政権ではああいう形で民営化していく、しかしもう一度少し行き過ぎたのではな...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、南谷参考人にお伺いいたしますけれども、JR東海の葛西社長が執筆をしております「未完の「国鉄改革」」という中に、完全民営化が内包する問題点として四点挙げられております。葛西社長の個人的な見解なのか、JR東海全体の見解なのかは、恐らく個人の見解だろうと私は本を読み...全文を見る
○渕上貞雄君 最後に梅原参考人にお伺いしますけれども、先ほどの御説明と各委員の質問に答えてお話がございましたが、聞けば聞くほど四国は民営化できないなと。ここはもう民営化されずにそのまま国のものでやった方が、社長もそう苦労せぬでいいのやないかなというふうに思います。  同時に、そ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月19日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○渕上貞雄君 政府再保険制度の評価についてお伺いいたします。  車の保有者の加入が義務づけられている自賠責保険は、我が国の画期的な被害者保護制度であると思います。特に、政府再保険制度が果たしてきた役割は大きく、自賠責保険の根幹をなすものであると考えます。今回の改正法案はこの政府...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、保険金の支払いの適正化機能確保と国の役割についてお伺いをいたします。  政府再保険の持つ、損保会社の経営が悪化しても保険金が被害者に支払われるようにとのリスクヘッジ機能は既に不要のことですが、近年、損保会社の破綻というケースも発生をしておる中で、本当に政府再...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、金融庁にお伺いをいたします。  保険金の提示についてお伺いいたしますが、任意保険の支払いの際、保険会社の当初の提示額と最終的な保険金の支払い額に大きな相違があると聞いております。このことは保険会社は当初の段階で適正な保険金の提示を行っていないということを意味...全文を見る
○渕上貞雄君 引き続き、金融庁にお伺いいたします。  任意保険の支払いの基準の提示をお願いしたいと思うんですが、支払い適正化措置の一環として自賠責保険の支払い基準は被害者に対して提示されることになります。このことは、被害者に対する情報提供の充実になるため大変結構なことだと思いま...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、同じく金融庁にお伺いをいたしますが、自賠責と任意保険の関係についてお伺いいたします。  一九九八年七月の任意保険の自由化以降、利益確保のために任意保険を払い渋るケースがふえていることが自賠責の支払いにも影響しているのではないかと思います。九八年七月の損害保険...全文を見る
○渕上貞雄君 制度に対する信頼というのは非常に大事なことでして、ですから払い渋りがありますと、それはそれぞれ損保会社の競争関係もあると思いますけれども、やはり問題は制度に対する信頼、そしてこの制度を変えようとしていくことについて国民の信頼というものを考えなきゃならないと思いますの...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、国土交通省にお伺いいたしますが、被害者救済、事故防止対策の充実についてお伺いをいたします。  今回の制度改正において、先ほども質問が出ておりましたけれども、運用益の二十分の十一をユーザーに還元して、残りの二十分の九を被害者救済と事故防止対策に充てることとされ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月21日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、本日は御苦労さまでございます。  まずは、西崎参考人に御質問申し上げます。  今回の制度改正において、今も議論になっておりましたが、運用益の二十分の十一をユーザーに還元をする、残りの二十分の九を被害者救済対策と事故防...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、倉沢康一郎参考人にお伺いいたしますが、事故が増加するにつれて、損保会社の保険金支払いが適正に行われているかを国がチェックして、さらに保険料を運用した利益で、例えば植物状態など重度の後遺障害を背負った交通被害者を救済する事業を行うなどの点がますます重要になってき...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、荒木襄参考人にお伺いいたします。  交通事故被害者救済のための強制保険である自賠責保険で、損保保険会社が、国土交通省から被害者や遺族に適正な保険金が支払われていないと指摘をされて、被害者側に保険金を追加払いしたケースが、過去十年間で三千八百十二件、総額にいた...全文を見る
○渕上貞雄君 なお、先ほども参考人の方からお話ありましたように、制度に対する不信というものがどこから生まれていくかというのは、おぼろげながら事故原因の調査だとか事故にかかわる問題のように思いました。恐らくそういうものが、今言われたことで、やはり基準と結果についての点検というものが...全文を見る
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  被害者救済の強化についてお伺いいたします。国が損害保険会社の集めた保険料の六割を預かって運用して被害者対策に充てていた再保険制度を廃止することに伴う最低限の条件は、やはり被害者保護の充実強化であると考えます。そもそも、その運用益は自賠法によっ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、遺族の心のケアについてお伺いいたします。  不幸にして事故で亡くなられた遺族、家族への心のケアについても、やはり積極的に取り組まなければならない課題だと考えております。したがって、やはり調査したり研究をしたり、その対策を講ずるべきであると考えますが、これはぜ...全文を見る
○渕上貞雄君 かなり深刻な状況でございますし、今、大臣言われましたように、身近な問題を例に出されて言われましたように、今後、今全国で五十カ所、都道府県にあるということでございますので、私ども、実態を調査しながら再度また御提言申し上げたいと思っておりますので、よろしくお願いします。...全文を見る
○渕上貞雄君 どうか、これは今後ますます充実をさせていく必要があると思いますので、一層の御努力を要請しておきたいと思います。  次に、指定紛争処理機関についてお伺いいたします。再保険制度の廃止後は保険金額の適否をどうチェックするのかが重要となってまいりますし、新たな被害者保護の...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、紛争処理機関の財政基盤についてお伺いいたします。  法案では、紛争処理機関の財政的基盤については明らかにされておりません。紛争処理機関の運営経費の原資については、その財政的基盤を保険会社に完全に依存するというふうに、朝の参考人の方はそのように報告をしておった...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、自算会についてお伺いいたします。  自算会の主な業務は、自賠責、任意保険の料率算出と自賠責保険の損害調査、データバンク業務などがございますが、中でも自賠責保険の損害調査は、中立公平の立場から損害調査がなされることが求められております。しかし、自算会の会員は損...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、自賠責の査定に警察調書の活用をすべきではないかと思うのでありますが、死亡事故の無責事案が毎年五百件を超していると言われております。査定の結果を裏づける客観的な根拠があれば問題はないと思うのでありますが、自算会には警察のような人員も事故調査能力もないと思いますし...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますが、これからもやはりこの件について改革は進めていくべきだと思っておりますし、本法案につきましては政府再保険制度の廃止を主な内容としております。  課題は山積していると思いますが、例えば先ほども御質問申し上げました遺族の心のケアの問題、PTSD対...全文を見る
06月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  不法係留の実態についてお伺いいたします。小型船舶の登録等に関する法律案が可決されますと、二十トン未満のすべての小型船舶の登録が所有者に義務づけられ、不法係留船の解消とマリーナの利用促進効果が期待されます。  そこでお伺いしますが、現在あるマ...全文を見る
○渕上貞雄君 不法係留の各県の対策との関係についてお伺いいたしますが、不法係留につきまして各自治体は頭を悩ませていると先ほどもお話がございました。  自治体によっては、独自に条例で届け出制を導入したり強制撤去、競売、廃船処分といった規制を設けているところでありますが、新法によっ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、放置船対策についてお伺いいたします。  法の第十二条で、滅失、沈没もしくは解撤された場合等においては抹消登録の申請を行わなければならないとされていますが、廃船、不法投棄はこの条項で対応できるのでしょうか。特に、今回の法案において二十トン未満の船舶も登録の対象...全文を見る
○渕上貞雄君 撤去費用の負担の問題についてもう少しお伺いいたしますけれども、先ほどのお話では、大体撤去費用は一そう二十四万から三百万程度かかるというふうに言われましたが、現在、全国で不法係留の撤去費用に公費は幾らぐらい使われているか。できればコストのかからない処分の方法を考えなけ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、PRについてお伺いいたしますが、高知県でも不法係留阻止をねらって、プレジャーボートの係留・保管の適正化に関する条例で届け出制を導入いたしましたが、届け出件数が実態に比べて大変思わしくないと聞いております。今回の法案に基づき、国も届け出制のPRをきちんとしなけれ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、小型船舶の利用税についてお伺いいたしますが、滋賀県のように法定外目的税として、プレジャーボートの利用者を課税対象とした小型船舶湖面利用税を検討しているところもございます。実現に向けたハードルは非常に高いと言われていますけれども、政府として、小型船舶に対する自治...全文を見る
○渕上貞雄君 質問する場所が、国土交通省じゃない、財務省にすべきことだろうと思いますが、そういうお話がありましたら、ひとつよろしくお願いします。  次に、ガソリン税についてお伺いをいたします。道路を走らないプレジャーボートやヨットやモーターボートなどガソリンを燃料として使う小型...全文を見る
○渕上貞雄君 そのときは賛成をいたしますから、どうぞひとつ御検討の上御提案をいただきますようによろしくお願いをして、質問を終わります。
06月26日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大臣、土地収用をめぐっては、これまで多くの事業においていろんな、さまざまな問題が起きていますが、大臣はなぜこのような問題、とりわけ混乱が生じたものと考えておられるのか、混乱の原因は何と思っているか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 午前中ちょっとおりませんでしたものですから、申しわけない。  事業認定前の事前の相談についてお伺いいたしますが、現行法では土地収用法などの通達、それから例規及び裁決例により事業認定事前相談の活用という項目があり、大規模、長期的な事業などについて、事業着手前に公益性...全文を見る
○渕上貞雄君 では、通達が廃止されるということは、事前の相談的なものは行わない、こういうことになるんですか。
○渕上貞雄君 では、事前相談と今回義務づけられる事前説明会、これはどちらが先になるんですか。
○渕上貞雄君 先ほども問題になっておりました認定の判断についてお伺いいたしますが、国土交通省が事業者の場合でも、同じ省の総合政策局の収用管理室が認定庁となりますね。国土交通大臣の部下である収用管理室長が公益性の判断を独自にできるのかというと、そこは問題があるのかなというふうにも思...全文を見る
○渕上貞雄君 では、左手で申請して右手で許可すると、わかりやすく言えば。そのときに認定庁がイエスとかノーとか言う。それは大臣の意向と違うというようなことになるわけでしょう。どういうことなのでしょうか。だから、先ほどお手盛りとかということになるんじゃないかと同僚の議員が言ったわけで...全文を見る
○渕上貞雄君 では次に、住民の合意という要件についてお伺いいたします。  静岡空港事業については、住民投票が行われるのではないかと聞いております。工事は既に着工しております。しかし、滑走路のど真ん中にある地権者は同意をしておりません。トラスト運動もあります。このような状態で工事...全文を見る
○渕上貞雄君 結果として、例えば静岡空港の場合はこの法を適用した場合どのような形になるか、ちょっと質問通告はしていませんが。
○渕上貞雄君 その場合、公益上の必要とは何を指すかということをお伺いいたしますが、法第二十条は事業の認定要件でありますが、第四号に「公益上の必要」という文言があります。公益上の必要とは一体何を指すのか、お伺いをいたします。事業認定の最終判断を収用管理室長が行うのであれば、事業を申...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣、その場合、今言われたような要件というものを情報公開をすることによって理解が得られる。そのときに下した判断についても情報公開するというふうに考えておっていいわけですか。はい、わかりました。  それでは、審査の過程の公開についてお伺いいたしますが、事業認定の審査...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、第三者機関の意見の尊重についてお伺いしますが、認定前に第三者機関の意見の聴取が義務づけられましたが、第三者機関とされる社会資本整備審議会は大臣の諮問機関であります。しかも、中央建設業審議会や道路審議会、河川審議会など九つの審議会が省庁再編で合体したものでありま...全文を見る
○渕上貞雄君 これは今までにない大変いいことだと思います。したがって、透明性、公開性、それから説明の責任といったような問題について大臣も先ほどから答弁されておりますし、そこで出された意見については恐らく要約して公開される、同時に、そのことは発言者の署名もあると思います。ですからそ...全文を見る
○渕上貞雄君 そうでしたね。何回も、公開じゃなくて公表と大臣は答弁されておりましたね。  次に、附則にある経過措置についてお伺いをいたします。環境アセスメント法ができたときの経過措置も同様でしたが、どうもこの経過措置というのはおかしいのではないかと思います。大規模公共事業で環境...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月28日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、大変御苦労さまでございます。  まず、石川参考人にお伺いをいたしますが、日ごろ行政を行う立場で大変ごみ問題等について御苦労されておられるようでございまして、その点は感謝を申し上げる次第でございますが、土地収用法の手続と...全文を見る
○渕上貞雄君 もう少し時間があればというふうに思うんですが、申しわけありません。  そこで、次に栗原参考人にお伺いをいたしますが、社会経済情勢の変化に応じた見直しが必要だと。その一つの特徴的なお話として、公から民、民から公への新しい概念と。新しい概念といった場合に、私どもがこれ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、松尾参考人にお伺いいたしますが、「土地収用法の精神」の(1)から(3)までのことについて、いかに具体的にこれらの問題について実質的に実行していくかというところが大変難しい問題でございます。その実行していく過程の中で何が問題点かと先ほど最終的にまとめられたことは...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、標参考人にお伺いをいたしますが、ずっとお話を聞いていて、行政側は結果だけしか知らせない、だからその結果に対して不満だから要求をする、いろんな調査をやってくる、それも一顧だにしない、こういうお話がございました。したがって、これから先の新しい行政...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
10月25日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  去る九月十一日、同時多発テロが発生をし、多くの人命が亡くなりました。月並みではありますけれども、哀悼の意を表しておきたいと思います。  一般乗客の方々を含めて、常に、ハイジャックの場合、安全、生命、財産を守る立場で安全第一に仕事をし...全文を見る
○渕上貞雄君 そのことが法案提出をおくらせた最大の理由ですか。
○渕上貞雄君 我が国における危機管理問題が事件が発生するたびに問題になっているわけですから、国土交通大臣としても今後常に危機管理問題についてはやはり注意して、早急にこういう問題について対応できるように、私どもの印象としてはどうもどさくさ紛れにやってきたような印象、しかし時系列に聞...全文を見る
○渕上貞雄君 もう少し、ちょっと具体的な問題についてお伺いいたしますけれども、周辺事態法を審議しておりましたときの参議院の外交・防衛委員会におきまして、当時の野呂田防衛庁長官は不審船について、二十一日深夜から断片的な情報があったと述べております。とすれば、担当省庁である海上保安庁...全文を見る
○渕上貞雄君 海上保安庁法の第二十五条の趣旨からして、今回の法案については逸脱しているんではないかというふうに思えるんですが、不審だからといって危害射撃を容認することは警察活動を超えたものであり、海上保安庁が軍隊並みの武力行使を行うことにつながり、庁法第二十五条の「この法律のいか...全文を見る
○渕上貞雄君 防衛庁にお伺いいたしますけれども、海上警備行動とはいかなるものか。特別必要がある場合と判断した場合の具体的な理由をお伺いするわけですが、同じく九九年の三月の能登半島沖の不審船事案について、海上自衛隊に海上警備行動が発動されたが、一体海上警備行動とはどういうことなのか...全文を見る
○渕上貞雄君 わかりました。  他に質問項目を出しておりましたけれども、時間でございますので、終わります。
○渕上貞雄君 私は、ただいま議題となりました海上保安庁法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論をいたします。  今回の改正案は、第一義的にはいわゆる不審船対策とされています。当時、社民党は、政府による自衛隊の海上警備行動発令を批判するとともに、領海の警備は海上保...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  先ほど同僚議員から、ハイジャックにかかわる安全対策問題について、水際作戦の強化だとか補正予算にかかわりなく直ちに予算を措置して安全対策に努めたという非常に力強いお話をいただきました。その反面、報道によりますと、高速特殊警備艇の追加建造...全文を見る
○渕上貞雄君 与党自民党の中には、さっき大臣がお話しになったように、海上保安庁を経験をされた強力なバックがあるわけですから、これにめげることなくよろしく、また自民党の方も頑張っていただきたいと思います。  それは、これから先を考えてみますと、配備されている関係からいけば九州海域...全文を見る
○渕上貞雄君 委員長、ちょっと私の聞き違いかもしれぬけれども、もし今の大臣の答弁の中で、言葉の文言だけの話だと思いますから、精査していただいて、修正するところは修正してもらって結構ですから。その点は特別言いませんが、あとはお任せしておきます。自衛隊基地七五%と言ったところは米軍基...全文を見る
○渕上貞雄君 その基地があるからお客さんが来なくなったので、早く基地縮小のためにどうかひとつ御努力をいただきたいと思っております。  続いて、道交法の改正の問題でございますが、来年の二月から道交法の改正が施行されるわけでありますが、それに当委員会における法改正に伴う附帯決議をつ...全文を見る
○渕上貞雄君 今お話聞きまして、附帯決議に沿っていろいろ仕事をされておられることに感謝申し上げますが、よりひとつ充実した政令、省令になることを御期待を申し上げておきたいと思います。  次に、タクシーの緊急調整措置の問題についてお伺いをいたします。  附帯決議では、緊急調整措置...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、特別監視地域、それから緊急調整地域の指定要件でありますけれども、今お話しになったような条件について、やはり大変厳しい状況にあると。それは、なぜ私どもはそんなことを言うかというと、やはりそこに働いている人たちの生活条件をどのように具体的に保障していくかというとこ...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、これを指定要件として決める、そうしたら来年の二月にそういう状況が出てくる、なお悪化してきたら、また今度は緊急調整指定地にする、その上で具体的にレッドカードになってきたら調整をしていくと、こういう時系列に考えておっていいですか。
○渕上貞雄君 どうかひとつ、タクシー業界を取り巻いている状況というのは、今日の不景気もありますけれども大変な状況でございますので、国交省としてもこういうせっかく新しい試みをやるわけですから、適正にできますように御要望を申し上げておきたいと思います。  その場合の、法施行と同時に...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、運賃の問題についてお伺いいたしますが、タクシーの運賃について。タクシー運賃と附帯決議の関係についてお伺いいたしますけれども、附帯決議では「不当競争を引き起こすおそれのある運賃を排除するため、具体的な基準を設け、厳正に運用すること。」、こういうふうになっておりま...全文を見る
○渕上貞雄君 人件費のところは大変問題になるところでございまして、その点はひとつ厳格に適正に、なるほどと思うような審査をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  時間が余りありませんが、ちょっと質問する予定をしておりましたけれども、もう一つ、じゃ、やっておきますかね。 ...全文を見る
○渕上貞雄君 恐らく、新しい運賃制度の導入ですから、利用者との間でトラブルのないような表示、指示、それから案内はひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思っております。なお、基準についてもやはり明確に示していくということが利用する利用者の立場に立てば安心されることでありますから...全文を見る
○渕上貞雄君 他に質問の通告をしておりましたけれども、時間の関係で終わります。来られた方、大変申しわけありません。  ありがとうございました。