渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  今国会は政治家の政治と金に決着を付ける国会になりました。非常に残念なことでございますけれども、そういう事件が発生したこと、我々政治家の一人としてやはり反省しなければならない問題が含んでいると思います。なぜあのように鈴木宗男さんが力を得たのかと...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣言われましたように、基本的には政治家個人の問題の、政治姿勢、政治倫理の問題であろうというふうに思いますね。そのことは別にしても、やはり規制されるところは、法律やそういう規則で縛るところは私はきちっと縛っていくべきだろう、同時にやはり改革をすべきところはきちっと改...全文を見る
○渕上貞雄君 大変御苦労さまでございます。更に安全対策強化のために頑張っていただきたいと思います。  次に、〇二年度の予算案ですが、明日委嘱審査があるからそこで聞けばいいので、基本的なことだけお伺いをしておきたいと思います。  予算の重点配分として、都市再生、環境問題等など重...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、都市再生問題についてお伺いいたします。  これも法案で日切れで出てきますから、基本的な考え方だけ。多少この問題について大臣も所信の中でも述べられておりましたけれども、土地の流動化、不良債権の問題の処理、そして民間の業者に自由に計画させて任せていく、どうもそこ...全文を見る
○渕上貞雄君 この問題については、後ほど法案のときにまた十分審議をさしていただきたいと思っております。  次に、鉄道事故調の問題についてお伺いをいたします。  昨年、法改正をいたしまして、長年、私この問題で情熱を燃やしてきた一人であるものですから、大変事故調が発足したことにつ...全文を見る
○渕上貞雄君 これはちょっと質問には項目としていないんですが、分かるかな。例えば、今、事故調をやって、すぐ改善すべき問題点があればその場でやっぱり指導しているわけですか。その点はいかがでしょうか。
○渕上貞雄君 まだ発足したばかりでありますから多少いろんな問題はあると思いますけれども、今の状況でそういう状態である、状況にあることについて分かりました。なお一層御奮闘願いたいと思っておるところです。  では次に、タクシーの割引運賃の問題についてお伺いをいたします。  割引運...全文を見る
○渕上貞雄君 非常に運賃が多様化し、自由化することによって利用者が判断できない運賃というものが現在出てきているわけですね。したがって、やはりだれにでも分かるような運賃、それから信頼される運賃、それから納得のいく運賃でなければならないと思うのでありますけれども、近畿地区における遠距...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、私は毎回毎回委員会が開かれるたびに総合交通体系問題の基本法について常に質問しているわけでありますけれども、交通基本法の制定についてやはり考えていくべきではないか。国土交通省となった以上、総合的に政策的に考える一つの大きな基本的な問題では...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  先ほどの予算の説明の中でも明らかにしておりましたが、国土交通省の重点的な施策としてバリアフリーの問題と環境問題のことを言われました。とりわけ、二十一世紀、これから環境の世紀というふうに言われたところでございますが、昨夕、政府の地球温暖化対策推...全文を見る
○渕上貞雄君 業界だけの努力では大臣、大変難しいと思いますので、政府のやはり強力な後押しというのが必要ではないかと思いますので、今後ともなお一層環境のために御努力いただくことを要望しておきたいと思います。  各同僚議員からもお話ありましたけれども、次に各地の入札制度の改革につい...全文を見る
○渕上貞雄君 入札制度のそういう改革の推進というのはやはり国として積極的に私は進めていくべきであろうというふうに思うわけです。  なぜ問題かといえば、やはり公共投資にまつわる不正の問題、それから公共投資の額という問題について、やはり他の欧米に比べて国内の総生産費でも大変多いとい...全文を見る
○渕上貞雄君 なお一層、ひとつ努力していただくことを期待申し上げておきたいと思います。  次に、JALとJASの統合問題について公正取引委員会からの見解が出ております。これは先ほど田名部議員も質問しておりましたけれども、三月の十五日の日に公正取引委員会が競争を妨げるという理由か...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、気象衛星ひまわり五号についてお伺いをいたします。  先日、NHKの番組において富士山レーダーを建設をした人々のドキュメンタリーが放送をされておりました。富士山レーダーは一九五九年の伊勢湾台風を教訓に建設されたものと理解していますが、その後、気象衛星の打ち上げ...全文を見る
○渕上貞雄君 国産ロケットでいくということですから、それはそれとして、大臣、設計寿命が五年も超えているわけですね。今なお次の、次打ち上げるのは国産でいくということはお伺いいたしましたが、今なお次の衛星打ち上げのめどが立っていないということは、危機管理が非常に甘いのではないかと思う...全文を見る
○渕上貞雄君 くれぐれも失敗のないようによろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、地方中小私鉄の安全対策の問題でございますが、安全の確保は輸送の生命でもありますし、規程の遵守は安全の基礎でもありますし、執務の厳正は安全の要件であると思います。これら安全規範綱領とし...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、昨日も質問があっていたと思うんでありますが、トレーラーの車輪脱落事故についてお伺いをいたします。  今年の一月十日の、横浜市の県道において走行中のトレーラーの左前車輪が、重さ約百四十キロが外れて、近くを歩い...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われました、最後の方に言われた問題について、やはりだんだんその原因になるところについて明らかになってきているわけでございますから、これらの問題については取締りと相まって指導強化をしていくことをお願いをしておきたいと思います。  なお、具体的な実が上がりますよう...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  都市再生は数次にわたる改正を通して、現在どのような形で進行しているかどうかについてお伺いをしたいと思います。  まず、本来、都市再生とは人々の活動するオフィスや住宅を大量に供給することを短絡的に意味するものではないことは、お互い認識の一致の...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、都市再開発法の関係についてお伺いいたします。  民間事業者への第二種事業の問題についてお伺いをいたしますが、先ほども同僚議員の方から質問があっていたようでございますけれども、民間事業に第二種事業の施行権限を認めることは土地の強制収用権を認めることでありますし...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、三分の二の同意についてお伺いをいたします。  一定の要件を付け地権者の権利に配慮したとしても、地権者の三分の二の同意さえあれば再開発できるというのは、これまでほぼ全員の同意が必要だったことを考えますと、今後、弱い者がどんどん追い出されて、地域のコミュニティー...全文を見る
○渕上貞雄君 民間事業者の土地の収用問題についてお伺いをいたしますが、私どもの党の立場としてはこの法案について反対をする立場なのでありますけれども、強制するにいたしましても、せめて土地収用という強権を極力発動させないよう、また民間事業を強力に指導すべきではないかと思っていますし、...全文を見る
○渕上貞雄君 平成十年度の土地の取得問題についてお伺いをいたします。  十年度になぜこのように無理に土地を取得したのでしょうか。また、開発に着手できていないのはなぜか。その土地を持っていた企業の経営が悪化をしているためであると考えざるを得ませんが、この点、国土交通大臣はきちっと...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、譲渡企業の倒産問題についてお伺いをいたします。  譲渡した企業のうち、これまでに倒産したものはありますかどうか。それから、具体的に示していただきたいと思います。  また、譲渡した企業が倒産したため、当初予定をしていた開発ができずに、機構が取得した価格より再...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、業務の延長についてお伺いをいたします。  今後、民都機構が取得した土地について、開発を予定している企業の倒産が相次げば機構は膨大な不良債権を抱えることになりますが、そのおそれがあるのではないかとちょっと心配をしているところでありますけれども、今回、土地取得譲...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の法案を改正するに当たって、政治の責任の問題についてお伺いをしたいと思います。  今回、法案を延長いたします。結果として国民には絶対迷惑を掛けない、税金は投入しないという国土交通大臣は約束ができるかどうか。また、税金を投入するということになった場合の大臣の責任...全文を見る
○渕上貞雄君 大変大事なことでございますので、御苦労の多いことだと思いますけれども、どうかひとつ頑張っていただきたい。そして、このようなことのないようにお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、都市再生特別措置法の関係についてお伺いいたしますが、都市住民への潤いについての...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、環境問題についてお伺いをいたします。  この法律では環境への配慮がどのように行われるのでしょうか。また、法定の環境アセスメントだけでなく、地方公共団体が独自に行っている条例による環境アセスメントも着実に行う必要があると考えますが、見解はいかがでございましょう...全文を見る
○渕上貞雄君 今御答弁ございましたけれども、扇大臣、地方公共団体が独自にやはり環境アセスメントを行い、それを着実に実施をすることを含めて環境への配慮というのは大変大事なことではないかと。それはだんだん市街地の拡大が、拡大をしていない、拡大止まりになっている。再開発をしていく場合に...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしく御指導いただきますようにお願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけれども、住民の意見反映についてお伺いをいたします。  この法律に定める基本方針の策定、都市再生緊急整備地域の指定、それから地域整備方針の策定に当たり、パブリックコメントの実...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
03月28日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  三人の先生方、大変御苦労さんでございます。私がしんがりでございますので、いましばらくのお付き合いをいただきたいと思うんですが。  三人の先生方それぞれにお伺いをいたしますが、この都市再開発法の一番の問題点は、やはり土地収用権という権を民間の...全文を見る
○渕上貞雄君 三人の先生方に。
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  では、伊藤先生にお伺いをいたします。  今、大体全体の議論を聞いていて、問題はやはり、国としての都市づくりの理念ということについてかなり多く先生の御意見をいただきましたけれども、やはり五十年掛けて都市を再生化させていく、その過程の中で...全文を見る
○渕上貞雄君 じゃ次に、小泉先生にお伺いをいたしますが、開発をしていくときに、これだけ基本的な個人の権利が入り組んできている、そしてその権利と権利のぶつかり合いが出てくる、そこで住民と開発の側に争いが起きてくる、その解決の処置として住民参加、情報公開ということをやることを通して開...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  次に、石田先生にお伺いをしますが、この法律の中で合意を、住民合意をしていく場合に、いろいろな合意形成を作っていく場合に三分の二の条項というのがございます。あと三分の一の人たちは反対だとか、いろんな形で賛成できないということになったときの...全文を見る
○渕上貞雄君 三人の先生方、大変ありがとうございました。  では、終わります。  ありがとうございました。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  都市再生特別措置法案についてお尋ねをいたします。  まず、地方分権についてお尋ねいたします。  内閣総理大臣を本部長とする都市再生本部が法定をされ、本部が基本方針を策定することになり、都市再生緊急整備地域は政令で指定され、地域整備方針は本...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、都市計画マスタープランとの整合性についてお伺いをいたします。  都市再生緊急整備地域、同事業計画の認定、特別地域の指定などが上からの意向で行われるならば、従来取り組まれてきた都市計画マスタープランの否定につながりはしないかと危惧されます。都市再生緊急整備地域...全文を見る
○渕上貞雄君 町の景観デザインと歴史的環境資産の活用と支援についてお伺いをいたします。  都市再生緊急整備地域の指定、民間都市再生事業の計画の認定、都市再生特別地区の指定、その他の都市計画決定及び都市再生事業の実施に当たっては、周辺の既成市街地の都市環境やまちづくりとの調和に配...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われたことはまちづくりにとって大変重要なことだと考えます。したがって、やはり建物総体だとか全体を残すということはなかなか無理があるにしても、積極的にそういうまちづくりの中に歴史と伝統的な建築物など等については、今御意見伺いまして分かりましたが、積極的にひとつ残し...全文を見る
○渕上貞雄君 午前中の参考人も、その点については研修、教育が非常に重要な効果があるというふうに言われておりましたので、その点もひとつどうか参考で取り上げて実施をしていただきたいと御要望申し上げておきたいと思います。  次に、都市再開発法等の一部を改正する法律案についてお伺いをい...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、大臣にお伺いをしたいと思います。  午前中の参考人の質疑の中でも、都市開発をめぐる思想性、理念、哲学という問題をかなり議論になられました。そこの欠如というものが日本の都市づくりにおいてやはり問題点ではなかったかと、今後の課題でもあると...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  整備法の目的と大規模改修問題について、とりわけ全国新幹線鉄道整備法の第一条の目的の中では「高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、」となっていることはもう既にお...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、では、その解釈に基づいてやはり新幹線を整備をしていくという場合に、やはりこの制度をどのように具体的に実施するかというところが問題でありますけれども、なぜ、この問題について、官主導でこういうことを制度化するのかという点について明確なお答えをいただきたいわけであり...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、大規模改修工事費の積立て問題についてお伺いいたしますが、特定都市鉄道整備促進特別措置法に基づく特定都市鉄道整備積立金制度では指定法人に非課税で積立てを行うことになっておりますけれども、今回の制度では引当金はどこに積み立てるんでありましょうか。
○渕上貞雄君 なぜこの企業内で積み立てて、この特定都市整備基金の方に、制度があるにもかかわらず、積み立てた方が私はより明確になると思うんですが、その点はどうなんですかね。
○渕上貞雄君 大臣にお伺いしたいと思うんでありますけれども、やはりこういう補修事業をしていく場合に住民等の理解というのは非常に大事なことであると思うんでありますが、その点についてお伺いをしたいんですが。  通常、補修それから改修を行っていく場合、鉄道の、何といいましょうか、特殊...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり、この種問題でありますから、今言われたようなことを十分地域住民の方に御説明をいただいて、納得の上で工事進めていただくようお願いを申し上げて、質問を終わります。
04月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○渕上貞雄君 脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準とは何か。昨年十二月十二日に厚生労働省から出されました基発第一〇六三号通達で示されました認定基準とはどのようなものなのか、何を認定される基準なのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 一〇六三号の通達に示されています過重負荷の有無の判断について、いわゆる一〇六三号の通達では過重負荷の有無の判断が示されておりますけれども、業務の過重性の具体的な評価に当たっては疲労蓄積の観点から労働時間について十分検討するよう通達されております。  具体的にはどの...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、自動車運転者の労働時間の改善のための基準とは何か。平成九年三月十一日の基発第一四三号で、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の一部改正についてというものが出されておりますけれども、これはどのようなものなのでしょうか。
○渕上貞雄君 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間について、改善基準では貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間についてはどのようになっていますか。  また、改善基準の違背率はどの程度ありますか。各年ごと、調査対象事業者数を含めて、過去五年間、お教え願い...全文を見る
○渕上貞雄君 そこで大臣、今、厚労省の方からも説明がございましたいわゆる過労死としての認定基準とする時間外労働において、発症前一か月ないし六か月間にわたって一か月四十五時間を超えての時間外労働、又は発症前一か月おおむね百時間又は発症前二か月ないし六か月にわたって一か月当たりおおむ...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいまの大臣の決意が具体的に現場で生かされるように期待を申し上げておきたいと思います。  厚労省の方、ありがとうございました。  次に、自動車運送事業規制緩和後の事業者数の移推について。  約十一年前に自動車運送事業の需給調整規制が廃止をされました。新規参入...全文を見る
○渕上貞雄君 事業用自動車の重大事故の発生件数について。  事業用自動車の重大事故の発生件数について、昭和、失礼しました、平成二年以降どのようになっているかお教え願いたい。先ほど、一年間の統計でしたんでしょうか、三万三千二百九十一というのは。そこら辺りの数字、分かればお教え願い...全文を見る
○渕上貞雄君 これらの重大事故について、やっぱり国土交通省は特別な対策を立てて具体的に事故を減らすようにひとつ努力をお願いをしておきたいと思います。  次に、地球温暖化対策推進大綱について。  地球温暖化推進本部は、本年の三月十九日に地球温暖化推進大綱を決定をいたしました。こ...全文を見る
○渕上貞雄君 なお一層の御努力をお願いを申し上げておきます。  次に、八八年附帯決議の実施状況について。  八八年の貨物自動車運送事業法案に対する附帯決議では、緊急調整措置、それから標準運賃・料金及び荷主への勧告に関する規定については、具体的にその要件を明らかにし、適切かつ機...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、貨物運送取扱事業と港湾運送事業の関係についてお伺いをいたします。  貨物運送取扱事業法は国際一貫物流に対するための海上輸送やトラック運送など、各輸送モードを一括して輸送を請け合う貨物運送取扱事業を対象としての法律で、港湾運送事業は除外されています。しかし、現...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、貨物輸送取扱事業者に輸送安全の責務、実運送事業者は安全第一義として輸送を受託するものですが、荷主や荷主代行のコスト削減などの無謀なニーズによって不安全を承知で請け負わなければならない実態があることについて、先ほどいろんな質疑の中からも明らかなようでございます。...全文を見る
○渕上貞雄君 モーダルシフトの推進についてお伺いをいたします。  これまでの説明によって貨物自動車の規制緩和後の実態について明らかになりましたし、環境面からは鉄道貨物輸送の有用性が明らかになったと思います。私は、今本当にしなければならないことは、貨物自動車運送事業の規制緩和を更...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月16日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄です。  シックハウス対策関係についてお伺いをいたします。  シックハウス症候群対策についてまずお伺いいたしますが、これが社会問題となって久しいわけですが、なぜこれほどまでに対策が遅れたのか、これまで放置していた国の責任というものをどのように考え...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、化学物質の規制についてお伺いをいたします。  規制する化学物質が、厚生労働省の指針の値が定められているものでも十三種類あるというふうに言われておりますけれども、二種類の物質しか規制をしない。これは先ほども議論がありましたが、その禁止と区別の違いについて御説明...全文を見る
○渕上貞雄君 二種類の、二種類だけの対策について厚生労働省にお伺いしますが、今回二種類の物質しか規制しなくても十分な対策になると考えているかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 次に、建築基準確認後のシックハウスについてお伺いをいたします。  建築基準法による対応では、建築基準を確認時に満たしていても、その後、化学物質の基準濃度をクリアしているかどうか分からないわけでして、シックハウスを引き起こす可能性もあると考えられます。その見解はいか...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、業者の免責についてお伺いいたします。  今回導入される基準を満たしていれば、その後シックハウスになっても業者は免責されるのかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 今のお答えですと、非常に、今までのこの問題についての現れてくる現象面についての環境の変化によって随分違うと。したがって、出てくるかどうかについてはケース・バイ・ケースと。もう一つは、やはり建築をしていく場合の契約の在り方で変わってくると、こういうふうに理解しておけば...全文を見る
○渕上貞雄君 この問題はまた研究さしていただきます。  次に、悪質な業者の規制の問題についてお伺いをいたします。  建築基準法ほど守られていないという法律はないとちまたで言われておりますけれども、今回のような法改正を行っても悪質な業者を規制することはできないと私は思うんであり...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、既存の住宅対策についてお伺いいたしますが、今回の制度は住宅を新築、改築などを行うときに初めて規制をされるものですけれども、既存の住宅対策はどのようにお考えなのでしょうか。
○渕上貞雄君 次に、シックハウス対策の公的な支援についてお伺いをいたします。  シックハウスに悩む人に対する対策が何らかやはり講じる必要があるのではないかと思いますが、例えば治療費の一部負担だとか、住宅の改築に対して何らかの公的な支援をすると、しなければならないと、しようという...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、建築基準法関係についてお伺いをいたします。  総合設計制度の住民参加についてお伺いいたしますが、総合設計制度は都市計画で定められた規制を特定行政庁が個別に許可をし、緩和をするものですが、その手続に住民が参加をしておりません。都市計画の例外となる制度になぜ住民...全文を見る
○渕上貞雄君 総合設計制度の廃止についてお伺いいたします。  総合設計制度は、特定行政庁に広範な裁量権を与えて、不十分ながら住民参加手続を得て決まった都市計画の例外を特定行政庁の思うがままに認めるものであり、業者との癒着の温床にもなると考えられます。このような問題のある総合設計...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、総合設計確認化についてお伺いいたします。  今回導入されるいわゆる総合設計の確認化は、都市計画の例外を建築確認で安易に認めるもので問題であり、このような手続は導入すべきではないと考えますが、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 先ほども議論になりましたけれども、斜線制限の緩和について。  今回導入される斜線制限の緩和処置は、先ほどもちょっと議論ありましたけれども、市街地の環境悪化を引き起こすことになるのではないかというふうに思うんでありますが、特に斜線制限の緩和に際しては住民の意見という...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、日影規制緩和と住民意見の反映についてでありますけれども、現在、日影規制が課せられている地域について、今回の改正案に従い日影規制を緩和する際にはやはりそこに住んでいる住民の方々の御意見を聞くべきではないかというふうに思うんでありますが、その点はいかがでございまし...全文を見る
○渕上貞雄君 東京都の場合についてお伺いいたします。  これ、先ほども議論がありましたので質問することがいいかどうかもちょっと私自身も悩んでいるところでありますけれども、日影制限が課せられています東京の場合、今回の改正によってどんなふうに変わっていくのでしょうかね。具体的な形と...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、都市計画法関係についてお伺いをいたします。  都市計画提案制度についてお伺いいたしますが、今回創設をされる都市計画の提案制度では、道路、高層建築物等の建設反対のために提案することは認められると考えますけれども、見解はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 なお質問通告しておりましたけれども、時間の関係で終わります。
04月18日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、大変御苦労さんでございます。  まず、岡田参考人に御質問申し上げますが、先ほどの説明の中で情報公開のお話ございました。そのときに、大いに情報公開すべきは失敗した例だと。これは最も我が国で出しにくい、隠す、言わない、こう...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、尾竹参考人にお伺いいたしますけれども、化学物質過敏症への対応ということで化学物質使わない環境作りというお話がございました。とりわけ、生産者、消費者、そして設計事務所が手を結んでいろいろやっていこうというお話がございました。これを具体的にどのような形でどういうふ...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、片方先生にお伺い、参考人の方に御質問申し上げますが、今回の規制緩和ということを考えて、かなりいいお話がありました。結果として、現在、非常に住みにくい環境になりつつある。住み続けることができないような状況が生まれてきつつある。その結果として、非...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  都市計画法関係について、市民チェックについての見解をお伺いいたします。  無駄な公共事業を市民がチェックするために、道路等の建設反対を内容とする都市計画の提案がなされた場合、地方公共団体がこれを真摯に受け止めて、できるだけ尊重した判断をする...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、都市計画制度と住民の参加についてお伺いいたしますが、現行の都市計画制度は住民参加が必ずしも十分ではありませんし、都市計画への住民の参加を求めるには、都市計画の原案の段階から住民の意見を十分に聞くよう徹底すべきだと考えますが、いかがですか。
○渕上貞雄君 建築基準法関係についてお伺いいたします、斜線制限について。  斜線制限については、特定行政庁が都市計画審議会の議を経て定めることになっていますけれども、特定行政庁とはどこでしょうか。また、特定行政庁が指定しない限り斜線制限の緩和は行われることはないのですか。斜線制...全文を見る
○渕上貞雄君 防災についてお伺いをいたします。  これまでの建ぺい率では住居系は六〇%しか認められていませんでしたが、八〇%という値もメニューとしては選択可能となっております。八〇%の建ぺい率というと建物と建物の間に余り余裕がない状態になってまいりますし、また容積率においては住...全文を見る
○渕上貞雄君 総合設計制度についてお伺いいたしますが、総合設計制度は今回の改正の中で最も問題があるものと考えます。  建ぺい率や容積率については都市計画決定手続の中で少なくとも住民の意見が反映される可能性がありますが、総合設計制度では申請許可制度のために住民の意見が全く反映され...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣にお伺いしますけれども、私は前回の質問においても述べましたけれども、そこに住むやはり住民の意見が反映されるような制度を行うべきであると考えますし、制度そのものを廃止すべきだとも考えます。これからのまちづくりはやはりそこに住む人たち、自治体が責任を持って行うと考え...全文を見る
○渕上貞雄君 住民の意見をひとつ今の姿勢で十分聞いていただくようお願い申し上げます。  緩和の基準についてお伺いいたします。  総合設計制度を実施する場合であっても、その緩和基準は政令で定めるのではなくて市町村が条例で定めるべきだと考えますが、その見解はいかがでしょうか。
○渕上貞雄君 次に、シックハウス対策の啓蒙についてお伺いいたしますが、これまでの審議を通じて、国としてのシックハウスに対する姿勢というものがだんだん見えてきましたけれども、現在なおやはり苦しんでいる人たちがいるわけですから、新築とか改築とかだけでなくて、既存の住宅対策についてもな...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、税制についてお伺いいたしますが、シックハウス対策を行った住宅に住宅金融公庫や年金住宅融資の枠を拡大するというお話などはお伺いをいたしました。化学物質対策に効果的な住宅改修などを進める場合に、健康に配慮したそういう住宅をやっていく場合に、なお一層健康住宅というよ...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大臣にお伺いいたしますが、自然素材見直しへの支援について見解をお伺いいたしますが、化学物質による室内汚染が懸念される建材、合板、ビニールクロス、塗料、シロアリ駆除剤などです。  合板はホルムアルデヒド、塗料は溶剤のトルエンやキシレン、シロア...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月25日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  自治体取組の支援についてお伺いをいたしますが、現在、自治体で住まいの健康診断が実施されているところは東京都、横浜市などであると聞いていますが、東京都の場合、住まいの健康・快適度診断で、都民の要望に応じて保健所の環境衛生監視員などが実際に住まい...全文を見る
○渕上貞雄君 今もお話ありましたけれども、公共的建築物のバリアフリーについてお伺いいたします。  今回の改正案ではバリアフリー対応を義務付ける公共的建築物を二千平方メートル以上としていますけれども、建物の大小にかかわらず、公共的建築物すべてにバリアフリー対応を義務付けるべきだと...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、公官庁の施設のバリアフリーについてお伺いいたしますが、国や地方公共団体の官公庁施設について率先してバリアフリー対応とすべきではないかと考えますが、いかがですか。
○渕上貞雄君 次に、既存の公共的建築物のバリアフリーについてお伺いいたします。  既存の公共的建築物についてもバリアフリー対応をするよう義務付けることはできないでしょうか。いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 次に、公的支援についてお伺いいたしますが、既存の公共的建築物のバリアフリー対応を促進するために公的支援が必要ではないかと考えますが、いかがですか。
○渕上貞雄君 学校のバリアフリーについて、学校についてもバリアフリー対応を義務付けるべきではないかと考えますが、いかがですか。
○渕上貞雄君 不特定多数の利用する施設についてお伺いいたしますが、ホテルや百貨店のような不特定多数の人が利用する民間の施設についてバリアフリー対応を義務付けるべきではないかと思います。  特に、参考人の発言の中にもありましたが、ホテルの共用部分はバリアフリーとなっていても部屋の...全文を見る
○渕上貞雄君 マンションなどのバリアフリーについてお伺いいたします。  高齢化が進む中で、公共的建築物でなく、マンション等の共用部分についてもやはりバリアフリー対応を進める必要があると思います。そのための対策はどのように考えているのか、お考えをお示しいただきたい。
○渕上貞雄君 次に、基準の見直しについてお伺いいたしますが、参考人の方からもありましたが、現在のバリアフリーの基準は十分でないという御意見がございます。今後、障害者等の意見を十分聞いて基準を見直すべきではないかと考えますが、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 バリアフリー化の目標や計画についてお伺いいたします。  今後、国として、公共的建築物のバリアフリー化の目標や計画を定めて必要な施策を講じていくべきではないかと考えますが、御見解をお伺いいたします。
○渕上貞雄君 終わります。
05月08日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渕上貞雄君 私は、国会移転調査会の意義と効果については全体一致するところであろう、こういうふうに思います。したがって、議論の段階は終わったのではないか。それは、十六項目の評価項目をきちっと評価をした上でそれぞれ地域を選択したということになったわけですから、私はもう判断の段階、物...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  環境問題についてお伺いをいたします。  マリンレジャーを楽しむ人たちは、お話のように、近年増加傾向にありますし、国民にとっても大変身近なレジャーとなってきております。それだけに、楽しむ人たちのマナーやルールについてはやはり厳格に守らなければ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、係留されていないプレジャーボートについてお尋ねをいたします。  国土交通省の調べによりますと、プレジャーボートの実情調査で保管状況が把握できなかった艇が十二・八万そう、全体の三八%に上っておりますし、放置艇を合わせますと実に七九%のプレジャーボートは保管内容...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、酒酔い操縦と取締りについての見解についてお伺いをいたします。  今回の船舶職員法の改正では、小型船舶操縦者が遵守すべき必要最低限の事項として酒酔い操縦の禁止が盛り込まれておりますが、どうも酒酔い操縦の認識が私どもと違うように思えてなりません。  衆議院の国...全文を見る
○渕上貞雄君 水上ボート、プレジャーボートの利用の制限について見解をお伺いしたいと思います。  現行法では、基本的にはどこの海でも河川でも湖でもプレジャーボートを楽しむことが可能でありますし、利用地域が特別制限されておりません。このために、海水浴でにぎわう場所や民家が密集する河...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、マリンレジャーの健全な発展のために国として、大臣、やはり海洋国としての我が国、マリンレジャーというのはこれからますます発展していくと思うのでありますけれども、大臣はどういう見解でございましょうか。お伺いして、質問を終わります。
06月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  法案提出の理由とその背景についてお伺いをいたします。  午前中、午後と各委員の発言並びに答弁を聞いておりまして、この問題、なかなか難しい問題だな、さてどのように理解すればいいのか、こういうことを考えますと、いま一度やはり今回提案をされました...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、基本方針についてお伺いをいたします。  大臣は、マンション建て替えの円滑化等に関する基本的な方針を定め、これを公表しなければならないとありますが、この基本方針には具体的にどのようなことが盛り込まれるのでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 権利関係も当然盛り込まれると思いますが、そのように理解しておいていいですか。  次に、建て替え決議についてお伺いをいたしますが、区分所有法では第六十二条において建て替え決議が定められていますが、これまでこの建て替え決議に基づき建て替えが行われた建物の数はどれぐらい...全文を見る
○渕上貞雄君 税制についてお伺いをいたします。  建替組合が行う権利変更に伴う資産取得については税制上の措置がなされているのでしょうか。また、なされるとしたらどのような措置ですか。あわせて、今回の措置される税制がありましたら、教えていただきたいと思います。
○渕上貞雄君 建て替えに参加しない人に対する措置についてお伺いをいたします。  法の第九十条では賃借人及び転出区分所有者の居住の安定の確保を施行者並びに国及び地方公共団体に努力規定を設けていますが、建て替えを行おうとするマンションの多くは築後年数が相当経過したものとのことですけ...全文を見る
○渕上貞雄君 売渡し拒否についてお伺いいたします。  建て替えに同意せず、建替組合に対しても売渡しを拒否した場合についてはどのような処置がなされるのでしょうか。
○渕上貞雄君 途中脱退、解散についてお伺いいたします。  建て替えに同意いたしましても、その途中で組合を脱退した場合、又は組合が解散した場合は、計画はどのようになるんでしょうか。
○渕上貞雄君 容積率の割増しについてお伺いをいたします。  建て替えマンションの容積率を割増しした建て替えは可能なのかどうなのか。可能であるとするならば建替組合が販売してよいのかどうか。その場合、収益金に対する税制上の扱いはどうなるのか。また、売れ残りが発生した場合はどうなるの...全文を見る
○渕上貞雄君 都市計画との関連についてお伺いをいたしますが、本法案が成立すればマンションの建て替えが進むものと思われますけれども、先ほどのどなたかの質問にもありましたけれども、都市計画との関連はどのようになるんでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 終わります。
06月06日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○渕上貞雄君 本当の最後は社民党の渕上でございまして、どうぞいましばらくお付き合いを願いたいと思うんですが。  今、田名部先生の方からもお話ございましたけれども、門田先生と丸山先生、耐用年数、住宅の耐用年数について、木造とコンクリではそれぞれ違うと思うのでありますけれども、大体...全文を見る
○渕上貞雄君 御三方からそれぞれ耐用年数にかかわる問題と今回の法案の作りの関係について大変いい御意見をいただきまして、ありがとうございました。  そこで、千代崎参考人の方は、建て替えよりもどうも補修に力を入れた方がいいのではないかというふうに、私、お話を聞きながらそう思ったとこ...全文を見る
○渕上貞雄君 門田参考人にお伺いいたしますけれども、阪神・淡路の大震災を経験をされて、恐らく貴重な体験をされ貴重な御意見をいただきましたことを感謝申し上げますが、そこで、建て替えにおける公的な関与についてどのようにお考えでございましょうか。
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、丸山参考人にお伺いいたしますが、住宅政策上の問題でもあろうかと思いますけれども、建て替えの合意手続における客観的要件のあいまいさというもの、先生は不満というような言葉で示されたのではないかと思いますけれども、今回の法律を制定をするに当たって、...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  終わります。
06月11日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  団地型マンションの建て替えについて多くの方々から指摘事項がございましたので、その指摘事項に対しての今後の対策についてお伺いをいたします。  参考人の質疑におきましても、最も対策が遅れており、今回の法案では不十分であるという指摘がなされました...全文を見る
○渕上貞雄君 どうぞ、指摘されました事項については今後十分検討をされた上で遺漏なきをお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、私的財産権の制限についてお伺いをいたします。  憲法二十九条では財産権を認めております。これを侵してはならないということになっております。区分所...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、危険又は有害マンションの建て替えについての判断基準についてお伺いをいたします。  法案では、市町村長は保安上危険又は衛生上有害な状況にあるマンションの区分所有者に対して当該マンションの建て替えを行うべきであると勧告することができると、このようになっております...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、住宅の空き数と家賃についてお伺いをいたしますけれども、先般の委員会において、建て替えに参加しない人への対応について、先ほども質問があっておりましたけれども、お答えもさきの委員会でいただきました。たとえ五分の四の建て替え決議が可決されたといたしましても、五分の一...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、家賃負担の軽減の問題についてお伺いをいたします。  建て替えに参加できない人たちの理由は建て替え資金不足の問題が最も大きいものと思われますけれども、ローンも終わりまして、ついの住みかとして考えられた人たちが賃貸し住宅に入居して家賃を払うという負担感は大変大き...全文を見る
○渕上貞雄君 時価の問題についてお伺いしますが、計画段階なのか完成段階なのか、算定を判断をする時点というのはいつなのかについてお伺いいたしますけれども、時価というのは大変難しいというお話は参考人の方々からもいろいろお聞きいたしました。また、さきの一般的な質問の中からでも大変難しい...全文を見る
○渕上貞雄君 公的機関の活用問題についてお伺いをいたします。  国土交通省の調べでは、築三十年以上のマンションのうち建て替えを検討したり関心があるという建物が六五%あります。十年後にはこうしたマンションが百万戸に近づくと見られておりますし、老朽化で住む人が減って、適切な管理もさ...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大臣、今後の国土交通省としての我が国における住宅政策についての決意についてお伺いをして、質問を終わります。
○渕上貞雄君 終わります。
07月02日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について御質問いたします。  まず、環境省についてお伺いいたしますが、廃棄物排出量の将来の予測とリサイクル関連法による減量効果についてお伺いをい...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、廃棄物溶融施設の有用性についてお伺いをいたします。  今回の一部改正は廃棄物の海面処理延命施設を特定施設に追加するものでありますけれども、廃棄物の発生量をそのままにしてこうした施設を建設することが真の意味でのごみ問題を解決する手段となるかどうか、甚だ疑問であ...全文を見る
○渕上貞雄君 廃棄物溶融施設の安全確保についてお伺いいたしますが、ただいま溶融施設による環境への影響につきまして御説明があったところでありますけれども、必ずしもそれが安全であるかどうかという確信を持つような答弁ではございませんでした。  そこで、溶融施設の安全性をどのように確保...全文を見る
○渕上貞雄君 現在、今御説明ありましたように、約五十を超える溶融施設が稼働しているようでありますけれども、恐らく、私どもが報告を聞いていますのは何回か事故があったようでございますけれども、事故の調査のための専門機関はあるんでしょうか、ないんでしょうか。これを将来設置する、ないとす...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、廃棄物海面処分場についてお伺いをいたしますが、海面処分場は、内陸における最終処分場の不足を補う上、内陸以上の処分能力を有すると言われておりますけれども、予定されております海面処分場の場所と、その能力はどれぐらいあるのでございましょうか。  また、これから本格...全文を見る
○渕上貞雄君 環境庁さん、ありがとうございました。結構でございます。  次に、静脈物流について、先ほど同僚議員からも質問があっておったようでございますけれども、新総合物流施策大綱では、循環型社会実現のために静脈物流システムの構築が言われておりますけれども、今回の改正法案を含めて...全文を見る
○渕上貞雄君 首都圏整備法及び近畿圏整備法の一部を改正する等の法律案について質問いたしますが、工場制限法の目的と背景について、この工場制限法が制定された目的並びにその背景についてお伺いいたします。
○渕上貞雄君 本法の提案理由についてお伺いをいたします。  法律制定以降、制度の見直しを行いながらその効果を上げてきたとのことですが、今なぜこれを廃止しなければならないのか、どのような弊害があるんでしょうか。そのまま置いておってもいいのではないかと思うんですが、いかがですか。
○渕上貞雄君 一極集中の是正についてお伺いをいたします。  都市部への過度な集中を是正するための施策を現在取り組んでおりますし、国会の中では、御案内のとおり、特別委員会を設置して一極集中排除のための国会移転等の議論があるところであります、その是非は別でありますが。また、大学の地...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
07月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。道路運送車両法の改正につきまして御質問申し上げます。  まず一番目に、介護タクシーについてお伺いをいたします。  厚生労働省は、訪問介護の報酬体系の見直しの中で、現行行われているいわゆる介護タクシーについて通院等のための乗車、降車の介助に特化し...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、不法投棄自動車についてお伺いをいたします。  平成十三年の八月の調査では全国で約十二万六千台もの不法投棄又は野積みされている使用済みの自動車があることが明らかになっております。本法の施行により、不法投棄又は野積みされるような使用済自動車はどれぐらい減少すると...全文を見る
○渕上貞雄君 御期待申し上げておきますので、なお御努力いただきたいと思います。  永久抹消登録問題についてお伺いいたします。  厚労省の方、ありがとうございました。お引取りくださって結構でございます。  これまで発生をいたしました不法放置自動車の多くは、車の所有者によるナン...全文を見る
○渕上貞雄君 産業局の方、ありがとうございました。結構でございます。  次に、街頭検査の問題についてお伺いをいたしますが、先ほども同僚議員から質問があっておりましたが、私も長い間乗用車の運転していますけれども、引っ掛かったことがないですね。ですから、引っ掛かったというのはちょっ...全文を見る
○渕上貞雄君 車両運行の停止について、先ほども初日の出暴走ということが問題になっておりましたが、あのテレビを見ていまして、いわゆるどういう、どのような場合に摘発をして、どういう手順でもって車両を停止するのか、その手順はどうなっておるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 終わります。
07月11日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○渕上貞雄君 ただいま隣で田名部先輩のお話を聞いて、なるほどだなと私自身も思います。五十年もたっているのに一体どこがどうだというところが非常に大事なことではないかと思うんですね。  したがって、時代も変わり、新しくやはり大きく世の中が変化をしていこうとするときに、今回またこの振...全文を見る
○渕上貞雄君 議員立法という性格もございますけれども、なお一層期待、希望の持てるようなことを今後実施していただきますよう、希望を申し上げておきたいと思います。  次に、観光の再定義についてお伺いをいたします。  均衡ある発展の時代は終わりまして、地域間競争の社会に突入したと、...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、公共交通の確保と離島バスの補助制度についてお伺いをいたします。  現行法の交通確保では、空路、海路を中心に、島内は道路の建設が中心となっておりますが、島内の公共交通の確保は地域を一体的に形成する上で不可欠なものでありますし、島を訪れる方の観光客にとっても必要...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
07月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  自動車関係の、とりわけタクシー問題についてお伺いをいたします。  まず、需給調整規制緩和後、新たに国土交通省として許認可事業から自由競争社会へ対応できるような新たな事業へ展開をしていく、こういうことから実施をされたわけでありますが、まず定額...全文を見る
○渕上貞雄君 認可に当たっては、今御答弁があったとおりであろうと思います。  では、実態はどうなっているかというところが問題でございまして、タクシー運転者について私どもが理解をしている範囲を少し説明をさせていただきたいと思うんですが、安全輸送と利用者保護、接客サービスの担い手は...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ大臣、十分見守っておっていただきたいと思うのでありますが、特にタクシー労働者の場合の賃金が出来高払いの賃金になっているわけですから、稼がない限り賃金が確保できないという賃金上のシステムになっていることはお分かりのことだと思います。  今、安かろう良かろ...全文を見る
○渕上貞雄君 それは分かりました。  次に、大臣もお答えがございましたけれども、期間限定中の対応の問題についてでありますが、六か月、一年間期限付の認可になっているわけですが、実車率など輸送実績の向上を前提とした事業者は必ず申請をしてくるわけですが、見込みをそのまま了承したという...全文を見る
○渕上貞雄君 では、認可の条件の推移についてお伺いしますけれども、この間、収入割れをして認可条件どおりに推移しない場合、認可を取り消すことが当然だと思うんですが、そこのところはどうでしょうか。  それからまた、大幅な遠距離割引を導入した有力な事業者は、運収が減収したら賃金を下げ...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしく厳しく判断をしていただきたいと、このように思っているところです。  恐らく、まだまだ私は運賃にかかわる問題については様々な問題が出てくるであろう、安売り競争がより加速することは私は間違いないと思うんです。そこで、規制緩和問題で、とりわけタクシー労働者はそう...全文を見る
○渕上貞雄君 どうか、今言われましたことについてひとつ御期待を申し上げておきますから、よろしく厳しい点検のほどお願いを申し上げておきます。  次に、鉄道関係について御質問申し上げます。  まず、ホームのさく設置の促進に関する検討委員会についてお伺いいたします。  昨年、一昨...全文を見る
○渕上貞雄君 とりわけホームの安全問題については今後ともひとつ一層の御努力をお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、地方鉄道問題に関する検討会についてお伺いいたしますが、鉄道局では地方鉄道問題に関する検討委員会というものを立ち上げておりますけれども、その意義と目的と検討...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、地方中小鉄軌道事業者の安全対策についてお伺いいたしますけれども、平成十四年の二月の二十六日、鉄道局長より各運輸局長あてに地方中小鉄軌道業者の安全対策についてという通達が出されております。通達では、とりわけATSの緊急整備についての計画策定と提出を求められており...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になると思うんですが、最近、一昨日も、直接駅員ではありませんけれども、東京駅の売店の方が殺されるという事件がございました。これに似たような事件が、鉄道係員に対してもちょくちょく暴行事件、暴力事件が発生しているわけでありますけれども、やっぱり世の中がちょっと...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。  あと、終わりますって言っちゃいましたけれども、大臣、先ほども、やはり国土交通省になってきた、その決意は分かりました。しかし、やはり国土交通省になっても、いわゆる一番大事なことは交通運輸にかかわってはやっぱり安全確保の問題だろうと、こういうふうに思う...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  午前中から工作船の視察に行きましたことについて同僚議員からの質問やお話ございました。ほぼ私も認識同じくするところでございまして、また大臣からもその状況、対策、予算等についても御説明がありました。国の安全にかかわることでありますから、どうかひと...全文を見る
○渕上貞雄君 同じく総務省に質問をいたしますが、ILOの九十四号条約の趣旨の徹底について御質問をいたします。  ILO九十四号条約では、国の、自治体といった公の機関が民間会社に公共サービスを委託したり公共事業を請け負わせたりするに当たって、その地域の平均的な労働条件を切り下げる...全文を見る
○渕上貞雄君 総務省の方、どうもありがとうございました。あと質問ありませんから、どうぞお引き取り願って結構でございます。ありがとうございました。  さて、そこで、国土交通省にお伺いいたしますが、バスの入札、落札についてであります。  最近の入札の結果を聞きますと、公認の運賃と...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、判断基準の明確化についてお伺いをいたしますが、今後ますます自治体運営のバス運行の入札等が増えてまいると思います。単に安い金額というだけではなくて、社会的価値が加味されるような入札等を考えるべきだと私は思います。そのためには、バス運行対策費補助交付要綱の七条三項...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、タクシーの規制緩和、これは大阪地域の実態把握について御質問いたします。  本年の二月の改正道路運送法の施行から十か月がたとうとしています。大阪地域では既に二十種類を超える運賃が存在をしておりまして、業界関係者さえ訳が分からぬような状況だというふうに言っていま...全文を見る
○渕上貞雄君 どうか、新しい制度を取り入れてまだ時間的にはたっていないんで、どうかひとつ実態調査をよろしく今後お願いを申し上げて、実態把握に努めていただきたいと思っています。よろしくお願いを申し上げます。  次に、緊急調整措置の発動要件の見直しについてお伺いをいたします。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 ちょっと時間がありませんけれども、最後に大臣に、工作船の問題を含めて、例えば操舵室のところのガラスがああいうような状況だったというようなこと。とりわけ国土交通省は、陸海空にかかわる安全の問題であります、とりわけ人命にかかわる問題。しかし、そこで働いている人たちの安全...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
11月26日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大規模修繕の決議要件についてお伺いをいたしますが、マンションの住環境を良好に維持して保持していくためには外壁や屋上防水、給排水管等の大規模修繕を定期的に行うことが必要でありますが、これらの修繕費用は多額を要するために、現行法では大規模修繕を実...全文を見る
○渕上貞雄君 では、特別多数決議は、文字どおり特別の決議という位置付けがされているというお話でございました。では、なぜ五分の四や四分の三という数字が決められているのか、その根拠についてお伺いいたします。
○渕上貞雄君 物事の決議をしていく重要性に従って変えていると、こういうふうに理解しておけばいいですか。はい。  では次に、法第十七条の改正では、改良を目的とし、かつ、著しく多額の費用を要しないものとの規定を形状又は効用の著しい変更を伴うものに変更されていますけれども、形状又は効...全文を見る
○渕上貞雄君 では次に、費用のいかんにかかわらず、区分所有者の半分によって共用部分の変更ができることについては、たとえ必要を感じていても経済的な理由で参加できない区分所有者にとっては大変重い負担になると思います。また、建て替えとなれば更に重い負担となるのでありますけれども、何か具...全文を見る
○渕上貞雄君 特別に経済的な負担を、経済的な措置を取ってやろうというような考え方はない、それはお互いに積み立てておきなさいと、こういう、冷たいのか温かいのかよく分かりませんね。  次に、規約、議事録など及び集会・決議の電子化についてお伺いをいたします。  規約、議事録等及び集...全文を見る
○渕上貞雄君 建て替え決議についてお伺いいたします。  現行の区分所有法では、費用の過分性の要件等を満たしている場合に、区分所有者及び決議権の各五分の四以上の特別決議を得て初めて建て替えをすることができますが、改正案では、費用の過分性の要件が撤廃され、区分所有者及び議決権の各五...全文を見る
○渕上貞雄君 さて、ここで、大規模修繕に参加できない人や反対の人、そして建て替え決議に賛成できない人についてお話をお聞きしたいと思います。  だれしも修繕や建て替えができればよいと考えると思っていますけれども、社会的な弱者や高齢者や障害のある方、あるいは病気や事故などで長期療養...全文を見る
○渕上貞雄君 公営住宅に優先的に入居と言われましたけれども、さきに国土交通省からお伺いをしましたところ、平成十二年度末の東京二十三区内における公営住宅の空き戸数は九百三十一戸しかありません。また、公団住宅の空き戸数は二百四十二戸しかないとのことです。今後、この法案の成立によって建...全文を見る
○渕上貞雄君 私は建て替えを促進させることも大事なことであると思いますけれども、新築や既存のマンションの耐久性を向上させるという技術をやはり集積をさせていくことも大事ではないかと。そのことによって、新築だけではなくて、非常にいいマンション環境というものを作ることになるのではないか...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
11月28日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。本日は大変貴重な御意見、ありがとうございました。改めてまたマンションに対する認識をしているところでございまして、以下、御質問申し上げます。  まず、山田先生にお伺いいたしますが、今度の法改正の最大の問題点は、六十二条の一項だと思いますね。そこで、...全文を見る
○渕上貞雄君 では次に、藤木先生にお伺いをいたしますけれども、実は私、こういう新しく建てる技術というのは相当進んでおるというふうに思います。  昨日のこの委員会の中における質問も、いわゆる改築についての技術のノウハウについてやはり積極的に国は支援をし、開発をしていくべきではない...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、谷垣参考人にお伺いをいたしますが、昨日、私、一番最後の委員会の質問で、この法律の文章は非常に難解だと、もう少し平易にすべきではないかというふうに実は政府の方に質問したわけです。私もそう思うと言いながら文章に書かれているのは大変難しいわけですよ。担当者の方がそう...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 渕上でございます。  優先入居家賃の補助について再度お伺いをいたします。  前回の質疑におきましても、区分所有権を失う人たちに対する対策についてお伺いをいたしました。公共住宅への優先入居あるいは従前入居の入居者用賃貸住宅制度、それから特定優良賃貸住宅制度があると...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ、できないということは分かりますけれども、考慮していただきたいと思います。  次に、マンションの建替えの円滑化等に関する基本的な方針においても、第五項で居住の安定に関する項がありますが、その文言は「努めなければならない。」、「努めることとする。」となって...全文を見る
○渕上貞雄君 区分所有権の喪失についてお伺いをいたします。  合理的な建て替えの制度に伴う権利の制約であれば、憲法第二十九条の定めるところの正当な補償については、権利の内在的制約であり、補償の必要はないというふうにお聞きをしていますが、多数決だけをもって財産権を制約してしまうこ...全文を見る
○渕上貞雄君 では、建て替えの費用の負担ができず、建て替えの参加困難な高齢者などについて、その居住の安定、コミュニティーの維持の観点から、継続居住の意思を有する人に対して建て替え後の再建マンションの一部を公営住宅又は公的借り上げ住宅として提供して、所要の家賃補助等を行うということ...全文を見る
○渕上貞雄君 管理組合の管理者に対する過度な負担にならないかどうか、午前中の参考人の方でも管理組合のことについていろいろお話を聞き、参考になりました。  改正案では、管理組合、管理者に対して代理権を認めるとともに、原告又は被告となることができるものとなっておりますけれども、管理...全文を見る
○渕上貞雄君 情報の提供についてお伺いいたします。  午前中も参考人の方々に情報開示の問題等、情報の問題等についてもお聞きいたしましたけれども、やはり不十分ではないかという御意見であったように思っています。  本来ならば、マンション居住者が、購入しようとする、しようとしている...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
12月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○渕上貞雄君 この独法の改正に当たって、特別、大臣を設けてやっているわけですね。ですから、私は、やはり基本的なことについてはその大臣に聞きたいというふうに思ったんだけれども、出るの出ないのという話がありました。だから、そのことは本当に、これやる気あるのかないのかというふうに思いも...全文を見る
○渕上貞雄君 あのね、答弁者として大臣として出てきたらどうだと、大臣に質問したいと。──いえいえ、違う違う、石原大臣、行革大臣にね。
○渕上貞雄君 ちょっと質問の仕方が悪うございました。
○渕上貞雄君 ここのところはいろいろ評価の仕方はあるところでございますが、民間でやれることは民間へ、地方でやれることは地方で、当たり前のことでありますから、素直に、こういうことをやらなくても、やはり国は行政としてやる、積極的にやっぱり私はやっていくべきであったと思うんですね。その...全文を見る
○渕上貞雄君 権限を移譲して金額も移譲する、できましたらついでに人も移譲していただいて、やはりバランスある国づくりやらなきゃならないと思うので、権限、金額の移譲については積極的に支援申し上げますが、人もついでにやはり地方にやっていただくようにお願いをしておきたい。  そこで、特...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、事前事後のチェックの国の関与の問題についてお伺いいたしますが、独立行政法人の運営については、〇一年十二月十九日の閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画において、主務大臣の一般監査権を廃し、主務大臣による関与を必要最小限度のものに限定しています。また、本年の...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、国土交通省の九法律案の独立行政法人を可とした理由、それから民間を可とした理由についてお伺いいたしますが、今回提出の九法律案のうち、六つの特殊法人、認可法人は独立行政法人化、三つの特殊法人、許可法人は民間法人、特殊会社となっていますけれども、独立行政法人化、民間...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、鉄建公団と運輸施設整備事業団の統合問題についてお伺いいたします。  鉄道建設公団の役割については、この点は高く私は評価をしたいと考えております。今回の法案を見てみますと、鉄道建設公団と運輸施設整備事業団を統合し独立行政法人とするものとなっております。私は、こ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、統合後の法人の業務の範囲では、これまで鉄建公団が担ってまいりました都市鉄道線及び民間線事業については新規事業が含まれていませんが、今後、運政審答申第十八号、東京圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画については、第十九号、中長期的な鉄道整備の...全文を見る
○渕上貞雄君 では、答申、政策遂行については影響はありません、従来どおり遂行してまいりますというふうに理解しておっていいですね。  次に、雇用、労働条件問題についてお伺いいたしますが、特殊法人、認可法人から独立行政法人になっています。又は特殊会社と組織変更されることが、組織変更...全文を見る
○渕上貞雄君 たまたま新しく変更するときはいろんな事故が起きますから、一切合財この法案に明記したとおりにひとつ実行していただくようにお願いをしておきます。  次に、東京地下鉄株式会社についてお伺いをいたしますが、東京地下鉄株式会社法案は営団地下鉄の民営化に向けた過渡的な段階とし...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
12月10日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  まず、TAJIMA号事件についてお伺いをいたします。海上災害の防止という観点から、視点から、まず初めにお伺いをしたいと思います。  本年の四月七日、台湾沖の公海上、姫路に向かう航行中の日本の会社が所有、管理しますパナマ船籍大型原油タンカーT...全文を見る
○渕上貞雄君 国の枠を超えた商船を取り巻く動きと法整備の乖離について、国としてこの問題を放置すれば、日本商船の中核を担う便宜置籍船すべてが無法状態になるという切実な訴えが船主協会や海員組合から寄せられております。  便宜置籍船の実情を踏まえ、公海上の船舶内で犯罪が発生をした場合...全文を見る
○渕上貞雄君 冬場ですから、大臣、お体大切に。  どうかひとつ、こういう事件、発生してはならないと思うのでありますけれども、やはり法的な整備というのは必要だと思いますので、引き続き御努力をいただいて早期に御提案願うようにお願い申し上げておきたいと思います。  次に、海洋汚染及...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、一九九七年のロシア・タンカーのナホトカ号の海難、流出油災害への対応では、指揮系統が混乱をして、船頭多くして船山に登ると言われましたけれども、同センターの根拠法であります海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律では、油防除の措置は海上保安長官の指示によって行うこと...全文を見る
○渕上貞雄君 油流出対策のために油処理剤としてゲル化剤が使用されますが、この成分の多くはノニルフェノール物質を含んでいることが指摘をされております。海にばらまく処理剤による生物への影響や残留性など環境への影響が心配されますが、どのように評価されているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 独立行政法人自動車事故対策機構法についてお伺いをいたしますが、本年の八月、総務省より出されました認可法人に関する行政評価それから監視結果報告において、療護センターの運営について、「今まで以上の費用が支出されると想定されることから、その効率的な運営が必要となっている。...全文を見る
○渕上貞雄君 委員長、配慮ありがとうございます。  最後に、要望だけ申し上げておきたいと思います。  重度の後遺障害が存するために治療及び常時の介護を必要とする事故被害者やその家族にとって療護センターは心の支えでありまして、生きる望みでもあります。今日、いろんな意味での効率化...全文を見る