渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公共事業の無駄について御質問いたします。  私は、国土交通省の最大の課題は、国民への安心、安全を提供することだと考えております。しかし、ここ数年の規制緩和や構造改革によって、この安心、安全が揺らいでいるように感じてなりません。民間に...全文を見る
○渕上貞雄君 言葉上は分かるんですけれども、具体的なものとしてぴんとこう来ないものですから、まあ、これまた後ほど議論したいと思います。  次に、まちづくり交付金についてお伺いをいたしますが、所信でも述べられております、求められるのは成果、それから方法は地方に任せることを基本とし...全文を見る
○渕上貞雄君 地域活性化促進についてお伺いいたしますが、大臣は、地域活性化の促進のために地方鉄道、バスの公共交通サービスの再生等を推進すると述べておられますけれども、交通、運輸をどのように再生を図ろうとしているのか、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 じゃ、次に行きます。  生活交通の維持と確保についてお伺いいたしますが、鉄道、バスの規制緩和によって車社会に取り残された人を始めとするあらゆる移動制約者の交通手段確保に先行き不安が非常に高まっております。私は、通勤、通学、通院、買物の足を確保するために、バスは赤字...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、緊急保全整備事業、災害復旧支援についてお伺いをいたします。  鉄道の規制緩和から丸三年がたちましたが、ここに来て廃線や事業廃止の動きが顕著となっています。その理由の一つに、緊急安全性評価に基づく緊急保全整備事業への投資があることを御存じだと思います。現在ある...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、クリームスキミングと独禁法についてお伺いをいたします。  一部都市間高速バスにおいて、貸切り専業事業者の参入により激しい運賃競争が起きています。既存事業者は一般路線と高速バスをネットワークとして事業運営を行っており、貸切り専業者が収益性の高い高速のみに参入す...全文を見る
○渕上貞雄君 規制緩和後、最も規制緩和の影響を強く受けているのがタクシー労働者であろうと思いますから、タクシー労働の実態についてお伺いをいたします。  規制緩和後二年間で一万台を超えるタクシーが増えたといいますが、本当に適正な運行が確保されているのでしょうか。大阪では千六百台も...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、タクシー事故の増加についてお伺いしますが、全国的にもタクシーが第一当事者となった事故が急増をしています。一九九六年から二〇〇三年の間に件数は約三割以上も増えておりますし、低価格競争の激戦地となっている大阪でも特に事故件数が跳ね上がっていると聞いています。これは...全文を見る
○渕上貞雄君 この点は厳しくひとつ監督していただきたいということを要望しておきたいと思います。  運賃の認可についてお伺いをいたします。  自動車、自動認可枠を下回る運賃が相次ぎ認可されていますが、私は三年前に、低額運賃には厳正に対応すべきで認可する場合でも期限を付すよう求め...全文を見る
○渕上貞雄君 車輪脱落事故についてお伺いをいたしますが、先ほども大臣の方が答弁をされておりましたけれども、本委員会におきましても前回議論になったことだと思いますが、国土交通省としての取組と対応についてもう少しお伺いしたいと思いますが、あわせて、当該の神奈川県警は整備不良だけでなく...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますが、再規制と安全に対する大臣の決意についてお伺いいたします。  私は、規制緩和と安全問題は二律背反の関係にあると常々考えてきましたが、残念ながら、このことが現在立証されつつあるように思います。交通運輸の基本は安全輸送の確保であります。  先ほ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
03月24日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  懇談の場の設置についてお伺いをいたします。  政府は、一九九七年四月、公共事業コスト縮減対策関係閣僚会議において、公共事業コスト縮減対策に関する行動指針が策定され、政府全体でコスト縮減する取組が開始され、二〇〇三年三月には国土交通省公共事業...全文を見る
○渕上貞雄君 関係団体の中には労働組合も入っていると理解しておっていいですね。  次に、公共事業の品質管理と社会保険加入の問題についてお伺いをいたします。  国土交通省がまとめた二〇〇二年度建設業構造基本調査結果を見ましても、二一%の建設業者が経常赤字であり、七〇・八%の企業...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしく御指導お願いを申し上げておきます。  次に、法八十条と一括申請についてお伺いをいたします。  国土交通省は、十六日、介護輸送に係る法的取扱い方針を定め、関係各所にお知らせをしています。また同日、福祉有償運送及び過疎地有償運送に係る道路運送法第八十条一項に...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、労働時間等の改善基準についてお伺いいたします。  いずれにいたしましても、今回の通達や取扱いによりまして道路運送法の四条一項、それから四十三条の一項、八十条の一項のいずれかの許可を得ることになりますが、そこで、まず初めにお尋ねをいたしますが、国土交通省におけ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、介護輸送運転者についてお伺いをいたします。  自動車運転者の労働時間等の改善のための基準は、乗合バス、貸切りバス、タクシー、トラックを重点事業としていますが、これはあくまで重点であって、他の輸送業務に携わる運転者もその対象となっていることは御存じのとおりであ...全文を見る
○渕上貞雄君 労働時間の管理について伺います。  では、労働時間等の改善基準に基づくところの介護輸送運転者の労働時間管理についてはだれがどのように行うのでしょうか。  それから、専属の運転手であるならばなおさらのこと、他の職種と掛け持ちというようなことであれば、運転者の労働時...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、安全についてお伺いをいたしますが、通達では、第二種運転免許を基本とするが、これにより難い場合は十分な能力及び経験を有していると認められることを要するとありますが、十分な能力と経験を有しているのであれば、第二種免許取得を義務付けるべきではないでしょうか。  第...全文を見る
○渕上貞雄君 質問を終わりますけれども、今第二種免許を持っておる方が確保されにくいと言われましたですかね、いかがですか。
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 渕上です。  これまでの成果と問題点、今後の方向性についてお伺いをいたします。  奄美群島は、一九五三年のクリスマスの日に本土復帰をしてから今日までほぼ約半世紀を経ました。また、小笠原は、一九六八年に復帰し、この間ずっと特別措置法が存在をしている。振興法が延長さ...全文を見る
○渕上貞雄君 ソフト面の施策の充実についてお伺いをいたします。  特別措置法に基づく公共事業補助率かさ上げによって公共事業に過度に依存をし、島の持ち味であるはずの自然が破壊をされて、大事な観光資源がどんどん失われているという声が上がっております。自然環境に配慮をした事業を行い、...全文を見る
○渕上貞雄君 主にやはり奄美の場合は、小笠原についてもそうでありますけれども、観光というのが非常に重要な産業だと思いますので、とりわけ交通通信に対する確保について一層の御努力をお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、人材の育成についてお伺いをいたします。  国及び地方...全文を見る
○渕上貞雄君 では、離島空港、アクセスの改善についてお伺いをいたします。  地元からは、例えば五万円パックなどで島々を伝い歩くことができないかという趣旨で、奄美諸島の島々を周遊できる航空運賃の設定についての提案が出されていますが、離島にとって航空アクセスの充実は悲願とも言えます...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、小笠原空港問題の状況についてお伺いをいたしますが、前回改正時には、「空港整備構想の推進を図るため諸課題の解決に努めるとともに、自然環境の保全にも十分留意すること。」という附帯決議がされました。  二〇〇一年の十一月十三日、東京都は小笠原諸島父島の時雨山付近に...全文を見る
○渕上貞雄君 テクノスーパーライナーへの支援についてお伺いをいたします。  新会社の保有するテクノスーパーライナーの第一船は、この春、東京―小笠原航路に投入される予定と聞いております。これにより、本土から小笠原へのアクセスが大幅に改善され、都民の利便性の向上や小笠原の活性化に大...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、五年間の延長問題についてお尋ねをいたしますが、奄美法それから小笠原法、ともに五年間延長されることになりますが、五年という根拠は一体どこにあるのか、そして五年で本当に自立が達成できるのかどうか。せっかく今回この二つの特別措置法が五か年間延...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
03月25日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  空域の過密化と管制についてお伺いをいたします。  二〇〇九年に完成する四本目の滑走路によりまして、発着量が現在の年間二十八万回から四十一万回への増加を計画しておりますが、大変狭い空域に航空機が集中して今以上の過密となり、安全性が保てるかどう...全文を見る
○渕上貞雄君 騒音、電波障害についてお伺いをいたします。  国交省の飛行ルート案では騒音や電波障害などの問題が生じることが十分考えられますが、特に重量級の国際線航空機によって更に騒音が増大、拡大することは論をまたないと思います。騒音、電波障害対策をどのように考えて対策されようと...全文を見る
○渕上貞雄君 しっかり調査をやった上で、対策を十分お願いをしておきたいと思います。  次に、東京湾の環境についてお伺いをいたします。  空港拡張と発着回数の増加に伴う東京湾の環境保全と船舶の安全確保、さらには漁民の被害についてどのように把握され、それぞれどのような対策を行おう...全文を見る
○渕上貞雄君 羽田の国際化と成田の位置付けについて大臣にお伺いをいたしますが、本法案は東京国際空港の再拡張事業への特別措置法でありますが、新たに拡張される四本目の滑走路等を整備することによって増加する発着容量に国際定期便の就航を図ることも考えられています。  これまで首都圏にお...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  ユーザーの登録についてお伺いいたします。本件の目的は、今までも御議論がありましたように、自動車ユーザーの負担軽減の観点からワンストップサービスシステム化を導入するというものでありますが、現在、ユーザー自身が自動車登録を行っている手続件数は年間...全文を見る
○渕上貞雄君 ユーザーの負担についてお伺いをいたしますが、ただいま登録手続の比率をお伺いいたしましたが、ユーザーの多くは販売店等に手続をゆだねておりまして、必ずしも手続を煩雑等を感じているとは私は言えないと思いますね。その程度の負担は、販売店等がゆだねた場合であっても当然であると...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、経済効果についてお伺いいたしますが、ワンストップシステム導入によって生まれる経済的効果はどれぐらいあると試算しておられますか。
○渕上貞雄君 次に、デジタルデバイド対策についてお伺いをいたします。  今や国民生活にとって自動車はなくてはならない移動手段になっておりますし、その利用人口、年齢は大変幅広いものとなっております。今回示されておりますワンストップサービスシステム化では、手数料や税の支払などが電子...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、住民基本台帳カードを持っていない人への対応についてお伺いをいたします。  ワンストップサービスシステムの入口と言える本人確認については住民基本台帳カードを持っていることが前提となっておりますが、これらを持っていない場合はどのような対応をされるか、お伺いいたし...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、プライバシー保護のセキュリティーについてお伺いをいたします。  現在進められておりますIT化の中で非常に大きな問題となっているのが、先ほども議論になりましたけれども、個人情報の流出であります。ここに来て大量の個人情報流出事件というのが頻発をしておりますし、I...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  道路四公団を民営化する理由について大臣にお伺いいたします。まず初めに、今回提案をされております道路四公団を民営化する理由について、改めてお尋ねをいたします。  なぜこれまでどおり公団ではいけないのか、道路四公団のどこに問題があったと...全文を見る
○渕上貞雄君 今、問題点について、様々な問題が出されましたけれども、ただいま答弁された問題点が民営化することによって解消することができるということでございますけれども、現在の公団であっても、組織や運営等、抜本的に見直していくことができれば解消できた問題ではないかと思うんであります...全文を見る
○渕上貞雄君 今の答弁ではすとんと落ちてこないですね。ここらが、やっぱり道路公団民営化に対する国民の批判というものが私は出てきているんじゃないかというふうに思うんでございますが、それはそれといたします。  次の問題として、自主経営権の問題についてお伺いをいたしますが、法案では、...全文を見る
○渕上貞雄君 結果的には、じゃ最終的には大臣が決めるというふうに考えておっていいの、そういうふうに考えて。
○渕上貞雄君 先ほど道路公団総裁のいろんな御意見を聞いておりまして、ちょっと、少し私の聞き違いがあるかもしれません、勘違いがあるかもしれませんが、大臣、雇用問題についてお伺いをしたいと思います。  ただいま、道路四公団では大体一万人を超える人が現在働いておるわけですが、今後は三...全文を見る
○渕上貞雄君 その再配置をしていくときに、それぞれの会社が判断をして余剰人員が例えば出るとしますね。その場合の扱いはどのようになるんですか。
○渕上貞雄君 恐らく各労働組合もあると思いますから、理事者側と労働組合の側できちっとそういうところの問題について話合いをして決めていただいて、雇用不安のないようにひとつどうか努めていただくようにお願いを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  民営化委員会の意見書と政府案の相違点についてお伺いをいたします。  本法案の提出までの経過についてはもう触れませんけれども、民営化推進委員会がまとめられました意見書が提出をされておりまして、四法案、必ずしも一致していることはないと、一致して...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、新規建設の借金についてお伺いをいたしますが、新規道路を建設する資金調達には政府保証が付きます。借金の返済は新設の機構の裁量にゆだねる、これでは政府が借金して建設するのと実態は同じではないかと考えられますが、見解はいかがですか。
○渕上貞雄君 次に、債務の増大の要因についてお伺いいたしますが、公団が四十兆という膨大な債務を抱えるに至った要因は何であったかと。なぜこれほどまでに膨らんだか、と考えているのか、お尋ねをいたします。
○渕上貞雄君 次に、返済期間の根拠についてお伺いをいたしますが、機構によると債務の返済期間を四十五年としておりますけれども、その根拠をまずは一つ示していただきたいと。また、経済だとか金融状況の変化によって返済の根拠が崩れた場合はどのようにしようとしているのか、お考えをお伺いいたし...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、技術水準の維持についてお伺いをいたしますが、公団を民営化することによってこれまで維持、蓄積をしてまいりました保守や管理を始めとするノウハウが低下するのではないかと恐れられるんでありますが、民営化してもこれまでどおり技術水準を維持し、向上をさせることが大事だと考...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、無料開放後の維持と管理費用についてお伺いをいたします。  これはかなり先のことを聞きますけれども、料金徴収期間満了後は道路資産等の道路管理者への帰属により高速道路は無料開放されることになりますが、その後の高速道路の改善や維持修繕などの管理については道路管理者...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月25日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三先生方、大変御苦労さまでございます。  今日ほど技術が発達をして、情報社会になってきて、非常に社会は発展をしてきたと思います。しかし、それほど社会が発展をしてきたにもかかわらず、国民の生活は本当に豊かになったと国民が実感しているか...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、堤参考人にお伺いいたしますけれども、堤参考人のお話を聞いていて、これほどすぱっと世の中いけば大変いいだろうなというふうに思いながらもなかなかいかないところが大きな問題でございまして、いわゆる、言われましたように、行政改革というもの、同時にその行政改革を行ってい...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、最後に林参考人の方にお伺いをいたしますが、大変参考になるアンケートを取っていただきまして、大体国民が考えられている意向と余り変わらないのではないかというふうに思っております。  今後の道路公団整備の在り方というところで、参考人のお話によりますと、道路の建...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。御苦労さんでございます。  今、御三方の御意見を聞いていて一体どういう法案を審議しているんやろかと、こういうような疑問が出てきましたし、なぜ今民営化しなきゃならないのか、する必要があるのかどうなのかということなんです。  本来、やは...全文を見る
○渕上貞雄君 山口参考人にお伺いいたしますけれども、先ほど御説明のございました、将来の収益性の問題のところのお話がございました。なるほど、これから先は少子高齢化社会ということになれば、結果的に、自動車の台数はあったにしても、自動車を運行する人たちはだんだんだんだん減ってくるという...全文を見る
○渕上貞雄君 杉山参考人にお伺いしますけれども、結果的には、最初高速道路を造っていくときは全部税金で造ったはずですね、全部……
○渕上貞雄君 ええ、借入金、失礼しました、借入金で造ったはず。で、それは全部補てんを、借入金で造ってくる。そして後、運営は通行料でやっていくというようなことになってきたわけですが、その場合、今度造っていくときは地方も負担をするということになりますね。その場合、やっぱり私は道路とい...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  公団としての問題認識について総裁にお伺いをいたしますが、公団当事者からお伺いするのはひょっとしたら筋違いかもしれませんが、これまでいろんな方、場所、さらには委員会等において公団問題が指摘されましたが、公団としてどのような問題認識を持っておられ...全文を見る
○渕上貞雄君 公団民営化について再び総裁にお伺いいたしますが、さきの委員会において、私はなぜ公団を民営化するのかという問いをいたしましたところ、国土交通省は、公団では改革できないという答えをいただきました。  当事者である道路公団といたしましては、公団では改革できないという答え...全文を見る
○渕上貞雄君 高速道路の無料化について総裁にお伺いいたしますが、法案では、四十五年後には高速道路無料化、無料開放するようになっております。その後の保守管理費用については道路管理者が負うということが国交省の答えでございました。  受益者からの料金収入を生み、大きな社会的資産となっ...全文を見る
○渕上貞雄君 総裁、どうぞ、私はもうこれ質問終わりましたから、お引取りください。  次に、ファミリー企業の改革についてお伺いをいたします。  道路公団の問題は、四十兆の債務の返済問題だけではなく、ファミリー企業の存在も指摘されていますが、ファミリー企業の改革はどのように考えら...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、管理コスト削減についてお伺いをいたします。  債務の返済のための取組といたしまして、新規建設コストや管理コストを削減することが前提となっていますが、高速道路における自動車の走行安全を確保することは大変重要なことであると考えています。  特に、管理費の削減に...全文を見る
○渕上貞雄君 民営化による国民のメリットについてお伺いをいたします。  道路公団の民営化によって国民はどのようなメリットを享受することができるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 次に、責任の所在の問題についてお伺いをいたしますが、民間である新会社が建設不要と判断をした場合であっても、社会資本整備審議会の判断で道路建設が可能となりますが、社会資本整備審議会の判断において建設が進められたことにより新会社が建設不要と判断をした内容どおりの結果とな...全文を見る
○渕上貞雄君 そこはそこでこれから先の問題になりますから、またお伺いすることにいたしましょう。  最後になりますけれども、税の優遇措置についてお尋ねをいたしますが、公団民営化後の新会社に対する税の優遇措置はどのようなものがなされるのか、措置の内容を含めてお尋ねをいたします。
○渕上貞雄君 今言われたことで、それ以上のものはありませんね。
○渕上貞雄君 終わります。
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○渕上貞雄君 民営化問題について今日までいろいろ議論をしてきましたし、私は、これまでの委員会審議におきましても、民営化の必要性について国土交通省、道路公団にお尋ねをいたしてきましたが、なぜ民営化なのか、なぜ民営化しなければならないのか、いま一つ釈然といたしません。  公団の問題...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、副大臣に責任問題についてお尋ねをいたしますけれども、さきの参考人質疑におきまして櫻井よしこ参考人は、政治や官僚の介入の余地は担保され、自分で判断する民営化にはならない、どんぶり勘定、プール制による弊害は拡大をされる、これからも政府保証による借金で二千キロの道路...全文を見る
○渕上貞雄君 国、地方の役割分担、必要な改革を行うということまではだれしも分かると思いますね。では、そのとき、失敗に終わったときにだれが責任を取るのかと、こう聞いているわけで、ちょっと私にはぴんと今の答弁ではきませんけれども、時間がございませんので次に移ります。  公団改革の見...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  この法案を提出するに当たりまして、道路関係四公団民営化推進委員会の議論の過程その他、多くが情報公開され、最初から国民の前にその議論が公開されておったということは、私は大変これは良かったことだと思うし、道路公団問題を議論するに当たって国...全文を見る
○渕上貞雄君 分かりました。  続いて大臣にお伺いいたしますけれども、今、民間でできることは民間でということですが、道路公団改革の場合は、先ほども議論になっておりましたけれども、四十五年には道路管理者に所有権が移転をいたしまして高速道路は無料開放することになっております。四十五...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、公団の民営化の共通点と相違点について総理にお伺いいたしますが、道路四公団の民営化問題というのは、小泉総理自身が道路公団の民営化を改革の大きな象徴として位置付けられておりますね。無駄な道路は造らないと明言をしておりますし、高速道路の新規建設を抑制するという考...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、かなりこの法案を作るに当たって抵抗勢力という言葉が話題を呼びましたけれども、新会社は会社の自主的な経営判断に基づく申請方式となっていますが、政府が株式の三分の一を持ち、代表取締役の人選や事業計画は国土交通省の許認可を要し、新会社が建設不要と判断した場合であって...全文を見る
○渕上貞雄君 私、責任問題について何回も質問いたしましたが、総理は衆議院の国土交通委員会において、同僚議員の公団債務の肥大化の責任の質問に対して、政治の責任ではないかと答えておられます。公団を民営化することによってその責任を果たすことができるとお考えになっているのでしょうか。また...全文を見る
○渕上貞雄君 この法案で示されております四十五年というのを、ひとつそこまできちっとこの問題を解決するように期待をいたしまして、終わります。
10月28日第161回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今なお余震が続いております新潟中越地震を始め台風、風水害に遭われた、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されています皆様にお見舞いを申し上げておきたいと思います。  既に、政府は対策委員会を始め補正予算編成に向...全文を見る
○渕上貞雄君 今の答弁で言われて、その空白地域という言葉があるということ自体、私はおかしいと思うんでありますけれども、そういう言葉がないようにひとつ御努力いただきたいと思っております。  次に、地震の予知とともに重視しなければならないのが気象予報ではないかと思っています。  ...全文を見る
○渕上貞雄君 まあひとつよろしくお願いしておきます。  この災害関係につきましては集中審議が行われる予定とも伺っておりますので、災害関係から少し離れて、交通政策についてお尋ねをしたいと思います。中でも、タクシーの規制緩和について何点かお伺いをします。  初めに、九月の十六日に...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、大口割引についてもお伺いしますが、大口の定義、基準、通達では何も示されておりませんが、どれぐらい利用すれば、タクシーを利用すれば大口と言うのか、その範囲についてお知らせください。
○渕上貞雄君 事業者が大口と認めれば三割まで値引きをすると。何も知らない一般の利用者はメーターの料金どおりで通常運賃を支払う。こういうことになれば、道路運送法の第九条で禁止されております不当な差別取扱いに当たるのではないか、いかがですか。
○渕上貞雄君 御案内のように、タクシーの運賃収入の八割近く占めるのは人件費でございますけれども、運転手さんの年収というのは他産業の六割にしかすぎませんし、年収二百五十万未満のところが十七県にも実は及んでいるわけです。実は、タクシー労働者の悲鳴が聞こえるようでございます。値下げ競争...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大臣からも冒頭ごあいさつございましたが、運輸の基本は何といっても安全輸送にあると思いますし、安全、安心が基本だと思いますが、再度、今回のような地震災害等々からくる交通にかかわる国民の期待というのは大変多いわけで、そのときに災害に見舞われました...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
11月08日第161回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○渕上貞雄君 幾つかの審議案件ございますけれども、時間も限られておりますので、同僚議員に引き続きまして、自動車運送事業における事故防止対策に関する行政の評価・監視結果に基づく勧告についてお尋ねをしたい、幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、事故の増加についてお尋ねをい...全文を見る
○渕上貞雄君 その事故報告制度についての勧告では、報告が遅延している事業者に対しての督促を徹底すること、それから、報告が繰り返し遅延している事業者及び報告を提出していない事業者に対しては監査を実施し、指示に従わないことについては厳正な処分を行うようその処置を国土交通省に求めている...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、今回の調査対象となった事業者のうち、いわゆる労働時間の改善基準の違反となっている項目、件数について業種別にお教えいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 今報告がございましたその労働時間の改善基準違反となった事業者への指導はどのような、なされているのか、そして指導後の点検はどうなされているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 次に、規制緩和以降の国土交通省による監査結果によりますと、ハイ・タク関係では圧倒的に運輸規則の二十一条違反が大変多いことが明らかになりました。行政処分に占める二十一条違反の割合と件数についてお教えいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 次に、国土交通省と厚労省の間で相互通報制度が締結されていますけれども、これは先ほどもお話がございました。その結果、勧告では幾つかの指摘がなされておりますけれども、私自身としては、やっぱりこの体制で人が非常に少ないのかなと。少ない結果、こういうものが出てきているのかと...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、今もお話ありましたけれども、いわゆるこのような勧告が出た後、その半年から一年ぐらいの間、ある程度の猶予を見て、そしてその結果どのようになっているのか再度調査をしようと、このようなお話でございましたけれども、ではどのような改善を図っているのか具...全文を見る
○渕上貞雄君 最後ですが、今言われましたように、我が国として一時期一万人を超えた交通事故死亡率というものが大変だんだん最近減ってきていると。こういう努力があってこそ初めて今、国が目標としている五千人台というのを目指そうと。大変なことでございますけれども、要は、やっぱり、なりわいと...全文を見る
11月10日第161回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○渕上貞雄君 お話を聞いていますと、大変夢のある話を聞かせていただいたんで、なるほど、これがこのまま実現できればすばらしいなと、このように実は思っているところなんですが。  構造改革、経済財政のところの経済成長ですね。昔のようにバブル経済ということにはならないと思いますけれども...全文を見る
11月15日第161回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○渕上貞雄君 少子化対策に関する政策評価についてお伺いをいたします。  まず初めに、「評価の結果及び意見」についてですが、評価では、仕事と子育ての両立に係る負担感は、いまだ十分とは言えないものの、総じて、総じて緩和されているとしていますが、本当にそうなのかどうなのか。  例え...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、子育てそのものの負担感は必ずしも緩和されているとは言えない、その原因として、子育てに伴う経済的な負担感が増大していることが挙げられております。こういう評価について私も同様でございまして、内閣府の少子化対策に関する特別世論調査を始め、どのアンケートにおいても、仕...全文を見る
○渕上貞雄君 家庭や子育てに夢や希望を持つことができる社会づくりにつきましては良いことですが、問題は、今日のような景気低迷の中で正社員を減らして人件費の圧縮によって若者がフリーターや派遣など不安定な就労状態に放置されていることはないでしょうか。  十月二十九日の総務省が発表いた...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、外部の要因として理想の子供の数の減少を挙げていますけれども、これは外部要因とすることではないと私は考えます。問題は、理想と予定、現実のギャップであり、そのギャップが埋まらないために理想の子供の数が減少傾向にあるととらえるべきではないかと思います。子供をもっと産...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、より充実発展をさせていただきたいと思います。  最後になりますけれども、母子家庭白書、母子家庭の母の就業の支援に関する年次報告によりますと、母子家庭の所得は一般家庭の約四割、約八割が生活が苦しいと感じています。厚労省は三位一体改革の代替案において、国...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
11月16日第161回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  法律の効果、意義と認識、普及状況についてお伺いをいたします。  住宅の品質確保促進等に関する法律、いわゆる品確法の成立、施行は、高くやはり評価されるべきだと思いますが、この法律が有効に広く活用されるためには一般の設計者、すなわち建築...全文を見る
○渕上貞雄君 評価費用の在り方についてお伺いをいたしますが、本制度については義務付けを伴うものではなく、共通ルールに基づいて性能を表示するかどうか、第三者機関に評価を依頼するかどうかについては、住宅を取得しようとする方や住宅生産者、販売者などの任意の選択にゆだねられていますが、設...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、既存住宅の評価の実績についてお伺いをいたします。  既存住宅性能評価といって、新築の性能評価制度とは評価項目が異なりますが、中古住宅の性能を測る制度が二〇〇二年からスタートしています。今後は、住宅の高寿命化とストックの有効活用が求められることから、住宅の性能...全文を見る
○渕上貞雄君 なお一層の御努力を御期待申し上げます。  それで、既存住宅に対する今後の評価制度の推進についてお伺いしますが、性能評価基準の制定は、単に現実的な正しい資産評価の実現にとどまらず、設計の重要性の認識が広く社会に普及する効果もありますし、適切な管理維持がすべての利益に...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅関連事業者と評価機関についてお伺いをいたします。  ハウスメーカー系や建設会社系、それから大手ゼネコン又は設計事務所など、住宅関連事業者の系列又は子会社の評価機関との独立性は、先ほども同僚議員が質問をしておりましたけれども、どのように担保されているのでしょうか...全文を見る
○渕上貞雄君 この法律のやはり評価というものは独立性に私はあると思うんで、今回の場合は別にいたしましても、今後ひとつ強化していくようにお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、評価員についてお伺いいたしますが、評価員については、住宅性能評価機関が性能評価に関する講習を修了...全文を見る
○渕上貞雄君 一定数以上はどう、一定数のという、まあこれはいいでしょう。はい。  じゃ次に、信頼性、公正性の確保についてお伺いをいたしますが、住宅性能表示制度では、日本住宅性能表示基準に則して設計住宅性能評価を行い、その設計住宅性能評価に沿って建設住宅性能評価を行うことになって...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
11月17日第161回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上ですが、若者の雇用問題についてお伺いをいたします。  私は、やはりもう少し地域で働く場所をどのように提供をしていくのか、地方でとも言っていいと思いますけれども、いわゆる働きたくても働く場所がないというのが今地方の実態だと思うんですが、そのことについてど...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  台風災害、それから新潟中越地震に対して亡くなられた方にお悔やみを申し上げると同時に、被災者に対してお見舞いを申し上げる次第でございます。  また、政府におかれましても、現地の方からいろんな要望、要求など出ておりまして大変だと思います...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、なお一層安全のために御努力を願いたいと思います。  次に、近隣民間施設の利用について、新潟中越地震で宿泊客のキャンセルが相次いでいるということなどについて、当地のおかみさんらが来て報道されておりましたが、やはり旅館側とすればキャンセルが相次いでいるこ...全文を見る
○渕上貞雄君 どうぞよろしくひとつお願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけれども、大臣にお伺いしますが、国土交通省とJR各社は、脱線の直接の原因を解明するとともに新幹線の安全性の向上に結び付けなければなりません。直下型に備えて車両やレールを脱線しにくい構造にす...全文を見る