渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○渕上貞雄君 参考人の方々、本当に御苦労さんでございます。今日はありがとうございました。  それでは、香西参考人の方にお伺いいたしますけれども、少子高齢化社会の中のページ、四ページに書かれております米国二・一という数字がございます。私はかなりここも低いのかと思っていましたら、こ...全文を見る
02月23日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の先生方、大変御苦労さんでございます。  まずは、黒川参考人にお伺いをいたしますけれども、地方の自立が進み、地方分権が進めば一番最初に問われるのは政治だというふうに先生言われておりますが、先生のイメージする政治が崩壊をしていき、...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。附帯決議に対する認識について大臣の見解をお伺いいたします。  私は今ここに、一九八六年、昭和六十一年十一月二十八日、本院の日本国有鉄道改革に関する特別委員会において行われました日本国有鉄道改革法案、旅客鉄道株式会社及び日本貨物株式会社に関...全文を見る
○渕上貞雄君 私どももそのように認識しておりますから、どうかひとつ尊重していただきたいと思います。  次に、地域中小企業への配慮について今、副大臣の方から認識をお伺いいたしました。ここで、国鉄改革関連八法案附帯決議並びに二〇〇一年、平成十三年十一月七日に出されています大臣告示第...全文を見る
○渕上貞雄君 今申し上げましたように、やはり地方の生活路線を担当するところは、やっぱり内部補助的な役割として、もうかる路線はきちっともうかってもらいたいと、その代わり赤字のところも運営していくということでその地域全体の生活交通の足を守っているという、どうか実情を踏まえていただいて...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、規制緩和についてお伺いをいたしますが、先ほど少し触れましたけれども、二〇〇二年二月の道路運送法が改定をされまして需給調整が廃止をされました。その後、路線バスや高速バス、貸切りバス、さらにはタクシーにおいて様々な事態が発生をしておりますし、その一つ一つの事象が悪...全文を見る
○渕上貞雄君 規制緩和実施をした後、もう三年以上たっておりますから、どうかでき得れば、これらの問題、実態を踏まえて調査なり行っていただいた上で御検討いただきたいと御要望を申し上げておきたいと思います。  次に、安全輸送問題についてお伺いをいたします。  何度も申し上げますけれ...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○渕上貞雄君 公述人のお二人の方、本当に一日御苦労さんでございます。どうも私が最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  まずは、藤原公述人に御質問を申し上げますが、先ほどのお話の中で、心は人と人との間で育つと、ではその育ち方をどうしていくのかと、それは生徒、それか...全文を見る
○渕上貞雄君 既に時間になっておりますけれども、公述人の方二人おられますので、皆さん方のお許しをちょっといただきまして一つだけ。  環境はごみだと、ごみから人間の生き方の価値を考えようと。すばらしい提言でございました。ただしかし、世の中ある程度今の生活を維持していくということに...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  日米特別協定の一つであります思いやり予算について御質問申し上げます。  今、日米両軍の、失礼しました、米軍の再編に伴って新たな負担が求められる可能性というものがありますが、どのようにまずは考えられておられるのか。  そもそも、米軍...全文を見る
○渕上貞雄君 総理、今外務大臣が我が国も大変厳しい財政状況下にあると、このように言われましたけれども、なお総理としてやはり今外務大臣が言われたような認識であるのかどうか、お伺いします。
○渕上貞雄君 次に、米軍の陸軍第一軍団司令部と新司令部、UEXの違いと極東条項についてお伺いをいたします。  極東条項問題については先ほども同僚議員の方からも質問があってましたけれども、政府は神奈川県のキャンプ座間の米軍、新司令部を受け入れる方向の調整を行っておると聞いておりま...全文を見る
○渕上貞雄君 安保条約にかかわる、外務大臣、極東条項に抵触するんではないかと思うんですが、その点はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 次に米軍の、米軍基地の共同使用問題についてお伺いをいたしますが、自衛隊と米軍による米軍基地の共同使用の促進は、自衛隊の米軍と一層一体化というふうになってくると思うんでありますが、集団的自衛権の行使に直接つながるものと言わざるを得ませんし、どのような規模で共同使用を行...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  新潟の中越大地震災害復旧工事の代金の支払状況についてお伺いをいたします。  御案内のように、昨年の十月に起きた新潟中越大震災の復興、復旧工事は、現在、十九年ぶりの大雪の中で今もなお懸命に行われております。発注者として現場を管理する国...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、支払の条件の繰上げについてお伺いをいたします。  通常の公共事業は、役所の積算がまずあり、その上で幾つかの業者が参加をして入札が行われ、その結果、落札業者と役所の間で工事契約が結ばれ、工事が始まります。ところが、私たちが聞いたところでは、年末までに完了させた...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、生コンの品質の確保の問題についてお伺いいたしますけれども、やはりこのような緊急な事業を行っていく場合に問題になってまいりますのはやっぱり生コンの品質の問題になってくるわけでございまして、過去の幾多の経験の中から考えてみましてもいろんな問題が発生をしておりますし...全文を見る
○渕上貞雄君 はい、もうまとめます。  したがいまして、長期的な利益を我々はやっぱり考えなければなりませんので、こういうような値引き業者に対する指導についていかがお考えでしょうか、お伺いして、終わります。
○渕上貞雄君 終わります。
03月18日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  最近、国土交通省にかかわっての事故、くろしお鉄道、東武鉄道の踏切、日航問題、はたまた海では海賊問題、先ほど大臣の方から安全総点検をやるという決意の表明がございました。やはり未然に事故を防ぐためにも、この総点検、大変必要だと思います。賛...全文を見る
○渕上貞雄君 今参考人の方から言われましたその高速王子線の飛鳥山ジョイント騒音問題が一つだと思うんでありますね。  そこでお伺いをしますが、この問題については、東京都北区堀船一丁目沿線の住民や地域区議の供用開始直後から公団に対して改善を強く求めて要求を出されていると私は思います...全文を見る
○渕上貞雄君 いろんな対策までは分かりましたが、いつまでやりますか、いつまで。
○渕上貞雄君 毎日毎日、瞬時に起こっている音ですから、参考人、やはりきちっと急いで対策やってくださいよ。国土交通省の方も厳重に指導していただいてやっていただくようにお願いします。  同じく、その付近の、北区の堀船三丁目の付近のやはり走行振動、騒音に係る問題で、遮音壁の問題でござ...全文を見る
○渕上貞雄君 住民にとっては毎日のことですからね、公団側も大変だと思いますけれども、しっかりやっていただきたいと思います。  そこで、大臣、お伺いしますけれども、やっぱり便利さを享受する反面、裏側の問題としてやっぱり犠牲と負担があることは間違いないんです。しかし、だからといって...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣もよく御存じのようでございますので、一刻も早い解決を願って、終わります。  ありがとうございました。
03月29日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  去る三月の二十日に十時五十三分ごろ発生をいたしました福岡県西方沖地震に対して、北側大臣を始めとして、国土交通省の方々の御努力と関係者の皆さんの御協力に対して深く感謝を申し上げます。  なお、地震の性格上でしょうか、港が大変やられてお...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、先ほども同僚議員の方から質問がございました公契約の制定の問題についてでありますが、契約段階で、今も申し上げましたように、価格が低ければ低いでいいと、そこが受注していくということに今往々にしてなっているものですから、やはり私はこのILOの第九十四号条約、それは先...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、共通仕様書の違反問題についてお伺いをいたします。  先ほどの議論でも明らかなように、安かろう悪かろう、これをやめたい、できるだけ公共工事における質の確保をやりたいというのがこの法案の目的だと、こういうふうなお話がございました。私は、さきの予算委員会で、新潟中...全文を見る
○渕上貞雄君 もし、このようなことがあってはならないことでありますから、再発防止のために努力をいただきたいし、もし新たな問題として審査の結果そういうものが出てくれば報告願いたいと思っているところでございます。  次に、行政指導の問題についてお伺いをいたしますが、企業には営業の自...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
03月31日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  下水道事業は、膨大な公共事業投資による各自治体の財政問題、それから役割及び重要性に比して維持管理において九割が民間委託されている実態など、多くの問題を抱えていると言えます。  今回の法改正には、流域管理としての高度処理、それから流域...全文を見る
○渕上貞雄君 規制値と自治体財政の支出についてお伺いをいたします。  計画水質基準はかなりの強制力を持った規制値として設定しなければ、各自治体は財政支出に対する合意は大変難しいと考えますが、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 その場合の財政支出の合意についてはどのようにされますか。
○渕上貞雄君 料金負担に対する住民の合意の問題についてお伺いをいたします。  他市に高度処理を依頼をする自治体は、財政支出を伴い下水道料金に負担が上乗せされると思いますが、住民の合意はそう簡単には得られないと思うんでありますが、いかにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 事故時の問題についてお伺いをいたします。  監視調査体制について、事故時の措置義務付けは私は良いと思います。各自治体で悪質排水に対する監視調査の体制がなければ実効性に乏しいのではないでしょうか。全国でこのような体制を取っておられる自治体はどれほどあるか、お知らせく...全文を見る
○渕上貞雄君 民間委託についてお伺いをいたします。  ほとんどの自治体が処理場の運転管理を民間委託しており、今後、民間企業に丸投げ的な委託としてやる。で、包括的民間委託の推進を国土交通省は挙げていると聞きますが、罰則ある事柄に対して民間企業が監視調査を行うのか、自治体としてどの...全文を見る
○渕上貞雄君 下水道事業の公的管理についてお伺いをいたします。  水環境問題は二十一世紀の最重要課題であり、政府の各報告も指摘をするとおりであります。水環境におけるサイクルの一つである下水道事業への期待はますます高まっています。しかし、今下水道事業の現場では、さきの包括民間委託...全文を見る
○渕上貞雄君 大事なことでございますので、よろしくお願いを申し上げておきます。  最後になりますけれども、大臣にお伺いをいたしますが、先ほど大臣も答弁の中でも明らかにされましたように、二十一世紀は水の時代だというふうに認識されておるように答弁がございました。今回の法改正にかんが...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月05日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大臣、このような問題で委員会を開催をしなけりゃならないということは、大変私自身残念なことに思っております。これからも、今日多くの同僚議員から安全問題について議論がございました。どうか、安全は運輸の第一の原則でございますから、しっかり守っていた...全文を見る
○渕上貞雄君 今までの議論で、利益第一主義、安全無視、効率優先、ここを改めない限り、私は良くならないと、このように考えますから、今の大臣の決意でしっかり御指導いただきたいと思います。  私は、さきの大臣の所信表明のときに、客室乗務員の派遣制度の導入問題についてお尋ねをいたしまし...全文を見る
○渕上貞雄君 現場の実態からすると、いろんなマニュアルがございまして、それぞれの会社、会社でいろいろ違う、そして飛行機によっても違う。そういうことになってくると、なかなかそこのところの意思疎通というのができにくい状況にあるというのが今のどうも現場からお話を聞きますとあるようでござ...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ大変なことだと思いますが、まちづくりとの関係もございますし、やはり踏切問題について、どうかこれから先も積極的な御努力をお願いを申し上げておきたいと思います。  最後の質問になりますけれども、やはり事故は二度と再び起こしてはならない、しかし安全に終わりはないわ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。改正航空法のメリットについてお伺いをいたします。  改正航空法は、利用者にどのようなメリットがあるのか、またお考えでございましょうか。航空の安全確保という一番重要な視点を超えたメリットがあるならば、それをお示しいただきたい。
○渕上貞雄君 次に、垂直管制間隔による管制官の負担の問題についてお伺いいたします。  垂直管制間隔を半分に短縮しても危険はないということですが、今まで以上に航空機が航行することによる管制官に一層の負担が掛かることになるのではないかと思うんですが、その点、いかがでございましょうか...全文を見る
○渕上貞雄君 管制官の配置の問題についてお伺いいたします。  そもそも、管制官の配置はどのような基準でなされているのでしょうか。適正な配置で行われているのか、また、それは管制官に過度な負担を強いるようなことになるものではないかと思うんですが、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 横田空域の返還問題についてお伺いをいたしますが、空域の容量拡大のためには米軍が管制を行っている横田空域などの返還を求めていくことがむしろ重要だと考えますが、今取組の進捗状況はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 嘉手納のラプコンの訓練についてお伺いをいたしますが、嘉手納ラプコンについては返還に向けて訓練が開始されたと聞いていますが、現在の進捗状況はどうなっておりますでしょうか。    〔理事佐藤雄平君退席、委員長着席〕
○渕上貞雄君 管制についてお伺いをいたしますが、管制官がいない空港には離着陸する航空機に情報入手を義務付けるとのことでございますが、今まで何もしてこなかったということ自体安全対策上問題ではないかと思いますし、少なくとも旅客定期便が運航しているところについては管制を行うようにすべき...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほども同僚議員の方からお話ございました、御質問ございましたが、語学のチェックの問題についてお伺いをいたします。  法律はパイロットに対して語学チェックをするようにしていますが、必ずしもパイロットだけでいいとは思いませんが、相互の意思疎通にとっては、国内外を問わず...全文を見る
○渕上貞雄君 民間の委託について、これもお話がございましたけれども、例えば三菱ふそう事件などを見ますと、航空機の安全上極めて重要な航空機設計検査を民間にゆだねてしまって本当に大丈夫なのかどうかという心配をするわけでございますし、この問題について多く事故を発生をしていることなどを考...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月06日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。参考人の方、大変御苦労さんでございました。  今、私は、非正規の社員がだんだんだんだん増えているという一つの側面というのは、やはり全体的な労務費、賃金の抑制に一面あるのではないか、したがって、非常に雇用形態を不安定化させるということは同時...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大気汚染の悪化問題について質問をいたします。  本法案は二酸化炭素の排出量と物流コスト引下げを目的としたものでありまして、国土交通省はそれぞれ二割程度の削減が可能としていますが、物流拠点施設への集約化を進めますと、地域的には大気環境は悪化す...全文を見る
○渕上貞雄君 直接的な規制についてお伺いしますけれども、今回の新法では地球温暖化や大気汚染の防止に役立つと今も御説明ございました。私は、地球温暖化や大気汚染を防止するには物流業者や荷主に対して直接的な規制を課することが必要ではないかと思うんですが、いかがでございましょう。
○渕上貞雄君 次に、税制問題について、税制の特例について御質問申し上げます。  今回の新法に関連をしまして、従来、倉庫業を対象としていた税制を新法の認定を受けた施設に対するものに組み替えると聞いております。そうなりますと、新法による施設の認定を甘くすることになるのではないか、ば...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、雇用創出の対応についてお伺いをいたします。  物流拠点施設における荷さばきや流通加工等によって地域雇用が創出になるとのことですけれども、既に、先ほども質問があっておったようでございますが、3PLが実施されているアメリカでは、アウトソーシング化に伴って雇用創出...全文を見る
○渕上貞雄君 雇用問題というのは必ず起きてくる問題だと考えておりますし、既にアメリカではこのことが問題になっているという先例もあるわけでございますから、国土交通省として雇用問題についてはひとつ十分配慮いただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。  最後の質問になりますけ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  都市再生施策と効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年五月の八日、都市再生本部が設置をされました。これにより都市再生にかかわる各種の施策が取り組まれていると思いますが、この間の施策において都市の再生は進んでいるんでしょうか、どうで...全文を見る
○渕上貞雄君 地方都市の再生についてお伺いします。  私もいろんな地方都市を訪ねる機会がありまして、町の様子などを注意深く見ているわけでございますけれども、駅前を中心とした商店街は依然としてシャッター通りが増えているというのが現状ではないかというふうに認識をしているところです。...全文を見る
○渕上貞雄君 金融支援措置についてお伺いいたしますが、現行法におきましては国が指定する都市再生緊急整備地域における民間都市開発事業に対する金融支援措置が講じられていますが、現行の制度とは別に新たに金融支援措置を制度化する理由は何でございましょうか。
○渕上貞雄君 次に、関係住民の意見の反映についてお伺いをいたします。  本法律案では、大臣は民間都市再生整備事業計画を認定しようとするときには関係市町村や公共施設管理者などの意見を聴くということになっておりますが、認定申請がなされるような民間都市開発事業は地域にも大変大きな影響...全文を見る
○渕上貞雄君 小規模事業への支援についてお伺いいたしますが、本法律案に基づいて認定する民間の都市開発事業は、施行区域面積を〇・五ヘクタール以上とする旨政令で定める見込みとのことでございますけれども、先ほども少し触れましたが、地方都市の中心市街地における商店街などの活性化のためには...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、民間都市機構出資金についてお伺いしますが、本法律案に基づく民間都市機構の出資のための資金はどのように措置されるのでしょうか。また、出資先の民間事業者が倒産をした場合は、民間都市機構の出資金の取扱いはどのようになるんでございましょうか。
○渕上貞雄君 その民間都市機構が出資をしてきました事業において、出資先というんでしょうか、支援先というんでしょうか、民間事業者が倒産などにより開発が中止になった事業と金額、いわゆる塩漬けとなっているものはどれくらいあるんでございましょうか。また、今後それをどのようにしようと考えて...全文を見る
○渕上貞雄君 区画整理会社の追加についてお伺いしますが、土地区画整理事業についてなぜこの時期に区画整理会社を施行者に追加するのでしょうか。その理由は何か、お伺いします。
○渕上貞雄君 区画整理会社の閲覧の問題についてお伺いしますが、市街地再開発組合や土地区画整理組合における会計帳簿や通常総会の議案である事業報告書などの閲覧に関する規定が整備されておりますけれども、区画整理会社にも組合と同様、会計帳簿の閲覧などに関する規定を整備することが必要ではな...全文を見る
○渕上貞雄君 特別決議の事項についてお伺いをいたします。  本法律案は、事業計画の決定を総会における特別決議の事項から普通決議事項に変更する内容ですが、変更する理由は一体何でございましょうか。  私は、事業計画は組合の権利に大きな影響を与えるものですから、これまでどおり特別決...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月19日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  この委員会で何回も大臣の方からは、安全問題に対する認識について私はお伺いをいたしました。今日も大臣の方から、経済を優先させる余り、経済的な足を優先させる余り社会的な規制をおろそかにしてはならない、この点では安全問題について大臣も私も変...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣の怒りもそこまで来ている状況を生み出した日航、会社に責任がある。そこで、国土交通省も会社に対して何回も何回も何回も事故あるたびに勧告を出し、注意をし、いろんなことをやってきた。結果として、ここに来て今日議論しなきゃならないようなことになりましたが、そのもとになっ...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、安全対策というのは終わりがないというふうに思います。引き続き安全対策に対してしっかりやっていただきたいし、今大臣がお話しになられましたように、日航に対する一応の評価をしている、非常に微妙な言葉を使われております。私は、やはりそれほど事故というものに対して、人命...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、いま一度、根拠の見直しなども含めて考えていただきたいと思います。  もう一つ簡単な質問でございますけれども、脱出に当たって、やはり今は、以前であれば飛行機、ビジネスマンの方だとか一定の乗客数でございました。大衆化してきただけに、障害者の方もおられれば...全文を見る
○渕上貞雄君 なぜそんなことを言うかというと、今のドア数に対して、必ずしも一つのドアに客室乗務員がいるかというと、いない場合があるんですね。いない場合がある。そういう場合には対応ができないはずですよ。だから、私は、何とか見直してほしいと、こういうふうに言っているんでございまして、...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり運航ダイヤというものが基準になっていると思うんですよ、経営はすべて。ですから、ここを見直すかどうかのお答えですからイエスかノーかで答えていただきたいんですが、あわせて、報告書の中では、だれかが実施していると、思い込みだと、こういう文言がございますけれども、同時...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月20日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号
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○渕上貞雄君 どうも参考人の方々、大変御苦労さんでございます。同じような質問になるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。  まずは工藤参考人にお伺いをしたいんですが、私は若者から、別にと、いろいろ話をして別にと言われると頭にかっとくる年代でございまして、若者との対話を...全文を見る
04月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  緊急点検の結果についてお伺いをいたします。  国土交通省は、一昨年の一連の台風や豪雨による水害の発生を受けて、国及び都道府県が管理する河川における堤防などの河川管理施設の緊急点検を実施をしているようでございますが、その緊急点検の結果どのよう...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、改正水防法の施策の効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年の六月、改正水防法の施行後三年が経過をいたしました。昨年の七月以降は一連の水害が多発をいたしまして甚大な被害が発生をしていますが、改正水防法に基づいて講じられた水災被害の防止軽減施策は、今回の被害の...全文を見る
○渕上貞雄君 今も少し答弁がございましたが、では今回の改正の施行によって講じられた施策は、水害等の被害発生に関してどの程度防止軽減効果があるとお考えになっていますか。
○渕上貞雄君 水位情報の通知先の問題についてお伺いをいたしますが、国土交通大臣が指定をした水位情報の通知等を行う河川における水位情報の通知先は、従来から情報伝達体制の考え方に従いまして都道府県知事と指定をされていますが、昨年の一連の豪雨災害の経験を踏まえるならば、水災の防御及び避...全文を見る
○渕上貞雄君 検討して、ひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、情報の共有と伝達について、具体的な事例に照らし合わせてお伺いをいたしますが、昨年の十月二十九日発生をいたしました由良川洪水時、情報の共有が必ずしもスムーズにいかず、観光バスが水没をし、三十七名...全文を見る
○渕上貞雄君 昨年の事故はテレビを見ていてはらはらどきどきをした事故でございましたので、できるだけ共有をして、事故のないようにひとつこれからもお願いをしておきたいと思います。  続きまして、浸水想定区域における円滑かつ迅速な避難を確保する措置の拡充についてお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問ですが、避難確保計画の公表方法についてお伺いをいたします。  地下街等の所有者に義務付けられている避難確保計画の公表については、その具体的な内容と方法をどのように想定をしておられましょうか。
○渕上貞雄君 終わります。
04月26日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まずは、西日本旅客鉄道福知山線において、あの大惨事、大事故に遭われた、そしてお亡くなりになられた方、あわせて、傷を負われた方々に対して心からお悔やみを申し上げると同時に、負傷者の方、一日も早い回復を祈っているところでございます。我が党...全文を見る
○渕上貞雄君 次に対象地域の問題について、先ほども議論あっておりましたが、本法案の対象地域は大都市圏となっていますが、地方都市までやはり広げるべきではないでしょうか。また、環境重視の時代、高齢化時代における鉄道の政策的意義を考えますと、地方鉄道の維持を国としても支援すべきではない...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきます。  次に、保安装置の改良問題についてお伺いをいたします。  速達性の向上を図るために既存の施設の利用や短絡線整備などが計画されていますが、現実的な問題として、相互乗り入れを行う鉄道事業者間の保安装置、例えばATSが異なっている...全文を見る
○渕上貞雄君 事は安全にかかわる問題でございますので、国としてもその点十分な御配慮をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、点字ブロックの問題について先ほども同僚議員から質問があっておりましたが、法案のもう一つの目的であります駅内外の一体的整備による交通結節機能...全文を見る
○渕上貞雄君 その点、やはり健常者と障害者の間の落差というのは大きいんで、ひとつどうか、今も御答弁いただきましたが、障害者団体との意見交換の場というものをつくっていただくというお話でございましたので、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、鉄道員への第三者行為の...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月11日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号
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○渕上貞雄君 参考人の方、大変御苦労さまでございます。社民党の渕上でございます。  まず梅津参考人にお伺いしますけれども、最近のライブドア事件、それからJR西の問題などを考えてみますと、やはり企業文化というものが非常に大事なことではないかと。余りにもその二つの事件をテレビなどで...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。  私は、本法案の施策を進めることによって懸念されます影の部分に対しセーフティーネットが施されているかどうかについて焦点を当てて質問をしたいと思います。  まず、雇用問題でありますが、特定国際コンテナ埠頭が整備されることによってコン...全文を見る
○渕上貞雄君 雇用の心配のないように、どうぞよろしくお願い申し上げます。  三〇%削減問題についてお伺いをいたします。  雇用問題と同時に心配なのがダンピングによる労働条件の悪化でございまして、スーパー中枢港湾の三〇%のコストの削減を目標にしていますが、どうやって三〇%の削減...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、労働環境整備の支援策についてお伺いをいたします。  現在、ほとんどのコンテナターミナルが交代制なしの残業によって行われているというのが実態でございまして、港の三百六十四日二十四時間稼働を推進するためには、港湾労働者の福利厚生施設の充実や交代制の導入を始め、良...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、港湾安定化協議会の設置の具体化の問題についてでありますが、地方港などの規制緩和を進めるに当たって、港湾運送事業の在り方に関する懇談会が持たれました。その報告書によりますと、規制緩和に対するセーフティーネットの方策の一つとして、港湾安定化協議会、これ仮称でありま...全文を見る
○渕上貞雄君 できるだけ早急というのは大体どれぐらいのスパンを考えられておりますか、設置するに当たって。協議会を設置したいと、それは中央にまず設置したいと、そして、できたらそれを順次地方にもやっていきたいというふうに言われていますが、大体どれぐらいの期間で早急に設置する、その早急...全文を見る
○渕上貞雄君 港湾の発展と安定化のためにはひとつ早急にやっていただいて、協議会の発足をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、特定国際コンテナ埠頭の運営者についてでありますが、労働問題など大きな混乱を起こす企業はやはり特定コンテナ埠頭の運営者として私はふさわしく...全文を見る
○渕上貞雄君 埠頭の近代化、御努力いただいておると思いますし、引き続きよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけれども、セーフティーネットの方策の徹底について大臣にお伺いをいたしますが、スーパー中枢港湾の規制緩和によりまして雇用不安や労働条件の悪化が起こ...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  まず、冒頭に当たりまして、今回の悲劇的な凄惨な事故に遭われてお亡くなりになられた方々に対してまずは御冥福をお祈りしますと同時に、遺族の皆さん方に対して謹んで哀悼の意を表したいと思います。また、五百四十名に及ぶ負傷された方々の一...全文を見る
○渕上貞雄君 まず、社長、順番が間違っているんじゃないですか。会社を立て直すこと、社長の責務でありましょう。しかし、今回の事故の発生からこの事故再発防止を考えていく場合の出発点の視点というのは、もちろん今言われたような安全対策、当然のことであります。しかし、脱線転覆、マンション激...全文を見る
○渕上貞雄君 これから先のJR西の会社の姿勢を見守っていきたいと思っています。    〔理事大江康弘君退席、委員長着席〕  そこでお伺いしますが、私は、運転安全確保に関する省令というのがございます。御存じのことだと思います。今回の事故はこの省令の第二条、これを全く無視して利益...全文を見る
○渕上貞雄君 省令の無視といい、この日勤勤務の問題については国土交通省からも指導を受けたと思うんであります。しかし、そのことがなお良くなっていないということを考えますと、国土交通省にお伺いしますけれども、事故発生以降、JR西日本に対してどのような指導監督をされたのか、そしてその監...全文を見る
○渕上貞雄君 今、大臣が言われたことはそのとおりだと思うんです。  ただ、しかし、利益優先を第一の課題とするJR西にとっては、私は、安全の省令第二条だとかJR内部に起きている問題について国土交通省が具体的に通達を出し監督をしていく。そういう過程で、本当に私はいろんなことについて...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」を議題とした本調査会における参考人の意見は傾聴に値する意見が多く、議題の具体化は意見の実現とも言えるほど大変充実した内容の調査会であったと思います。この間、調査会をリードさ...全文を見る
○渕上貞雄君 じゃ、いいですか。
○渕上貞雄君 成熟社会における経済の活性化、それを求めてきたのが市場経済、そして競争社会、結果として生まれてきているのが格差社会。格差社会が進めば進むほど、私は、社会はだんだんだんだん不安になってくる。不安になってくればその不安のところをどのように解消していくのかというところをど...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  サービス低下の懸念についてお伺いをいたします。  本法律案により、通訳案内業の免許制が通訳案内士の登録制に緩和されますが、通訳ガイド間の競争状況が生まれることによって、通訳ガイドの就業時間や料金など、条件悪化や通訳案内サービスの低下...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、通訳案内言語についてお伺いをいたしますが、現在の通訳案内業の免許保有者は英語が多く、訪日旅行者数が増加しているアジア諸国の言語を始め、他の言語はまだまだ少ないというのが実態でございますが、このような実態を今後どのように改善されようとしているのか、お伺いをいたし...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、知識、能力維持向上のための措置についてお伺いいたします。  本法律案では、国土交通大臣及び都道府県知事は必要に応じ、講習の実施、資料の提供その他の措置を講ずるものとすると規定をされていますが、知識及び能力の維持向上を図るため国などはどのようにこれから措置を講...全文を見る
○渕上貞雄君 外国人旅行者への周知問題についてお伺いをいたします。  外国人旅行者が本法律を知らないために、無資格ガイドや通訳案内士の資格を持っていない海外ツアーの添乗員が報酬を得て通訳を行うことも考えられますが、どのように本法律案の趣旨を外国人旅行者等に周知するのでございまし...全文を見る
○渕上貞雄君 白バス問題については、ひとつどうかよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、個人情報問題についてお伺いをいたします。  地域限定通訳士試験の事務を行う指定試験機関は個人情報や試験問題を取り扱うことになりますが、これらの情報の漏えいが起こらないような...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、案内表示の配慮についてお伺いをいたします。  本法律案により公共交通機関は外国語による案内表示が義務付けられていますが、一律に義務付けられましても、すぐに対応できることが困難な場合もあると思うんでありますが、ここのところは是非柔軟な対応を取っていただくように...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。  まず初めに、新町参考人にお伺いをいたしますが、四月の十四日に提出をされました業務改善命令、警告に対する改善措置の中で、経営者として反省すべき点、改善すべき点は何かというふうに言っているのは、風通しの良い職場風土の醸成に努力すると言われて...全文を見る
○渕上貞雄君 経営と現場の間での風通しの悪さということは、現場の代表が労働組合だとすれば、先ほどのお話から考えてみると、労働組合と会社の間の風通しが最も悪いんじゃないかと私は思っております。  そこでお伺いをしますが、五月の十五日に起きましたJALの七二六便のトラブルの問題でご...全文を見る
○渕上貞雄君 えてして職場環境が悪く風通しが悪いというのは、事故原因をすべてそこに働いている現場の人に責任を取らせるからこういうことになるんですよ。ただ、今社長が言われたように、教育問題と保安の問題については、これは処罰の対象じゃなくて徹底的に教育をしていくようなことから、ただ教...全文を見る
○渕上貞雄君 やはりこれまでずっと参考人のお二方からも前回から聞いておりまして、航空関係といいましょうか、この業界というのはやっぱりチームワークが最も大事なことではないかと、このようにいろいろ答弁を聞き、質問を聞きながら思っているところです。  したがって、そのチームワークが大...全文を見る
○渕上貞雄君 局長、事故調査委員会に対する社会の評価というものはどのように、身内ではないかと思われているわけですよ。どうも、しょせん身内がお互いやっていることではないかと思っている社会の批判に対してどう考えられておりますか。
○渕上貞雄君 やはり事故が起きたときには、国土交通省だけでなくても、こういうところまで批判があるということをどうかひとつ真摯に受け止めていただきたいと私は思います。  そこで、大臣にお伺いしますが、大臣は事故調査委員会の強化を言われておられます。私も強化すべきだと、これは考えて...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月09日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今朝、朝からずっと同僚議員の意見を聞いておりまして、国が考えている新たなる五年の計画がどのようなものかと、概略どういう形で我が国の住宅政策が今後進んでいくのか、見えてくるかなというふうに思って期待をしておりましたけれども、なかなか見え...全文を見る
○渕上貞雄君 余り期待されてないんじゃないですか。どういう認識ですか。  私は、やはり片一方で皆さん方は、例えば地域のニーズは地域のニーズにこたえてと、こういう言い方するじゃないですかね。ですからやはり、そこのところはもう少しやはりきちっとした法案整備をお願いをしておきたいと思...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、指導監督交付金についてお伺いいたしますが、本法律案は、都道府県知事が事業主体に対して行う指導監督に要する費用の交付金を廃止するとのことでございますけれども、これにより都道府県の指導監督事務に支障があるのかないのか、お聞きいたします。
○渕上貞雄君 仕事はさせるがお金はやらないと、こういうことですか。自治事務の権限移譲はするけれども財政は付けてやらないと、したがって地方は地方でやりなさいと、こういうことを言っているわけでございますか。そういうふうに理解しておけばいいんですか。
○渕上貞雄君 それはまた別の機会にやります。  次に、地方住宅供給公社関係についてお伺いをいたしますが、住宅不足の著しい地域の基準についてお伺いをいたします。地方公社は、住宅の不足の著しい地域において住宅を必要とする勤労者に居住環境の良好な住宅を供給するための業務を行うとされて...全文を見る
○渕上貞雄君 特段、国が具体的にこれこれの条件があるので設立してやりなさいというようなことは言っていないと。では、住宅不足の著しい地域の基準というのは特段、そこの自治体が必要と思えばそういうもんだと、そういうふうに理解をすればいいんですか。  ですから、やはり私は、もちろん産業...全文を見る
○渕上貞雄君 御存じのことだと思いますが、今三団体が解散をしたいということを言っているようでございますが、既に解散を決定しておるようでございます、三団体が。その解散理由はいかがでございましょう。解散理由いかがじゃいかぬですね、解散理由は何でしょうか。
○渕上貞雄君 国土交通省はその三団体に対してどのような指導をされたのか、また三団体が解散を決定するに当たって国土交通省としてどういう認識を持ち、どのような指導をされたのか。同時に、その三団体に近い状況の団体あるのかどうかをお知らせいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 今、解散に当たってのことについては分かりましたが、この三団体の負債については残るんですか、残らないんでしょうかね。
○渕上貞雄君 解散をするというのは、一定の役割が終えたというふうな認識なんでしょうか。
○渕上貞雄君 ならば、平成十五年度の、これは国土交通省の資料でございますけれども、応募率を見てみますと、青森が三・六倍、岩手が四・四倍、福島が四・八倍となっておりますが、他県の応募率と比較しても必ずしも低いという倍率ではありませんね。  これだけの応募があるにもかかわらず、役割...全文を見る
○渕上貞雄君 はい。
○渕上貞雄君 それは後ほど議論することにいたしまして、解散規定を追加をしておられますね。今回、新たに解散できる規定を追加をしておられますが、この追加する理由は、どういう理由で追加をしようとしているんでしょうか。
○渕上貞雄君 私は、やっぱり国民の住宅に対する期待というものは大変大きいし、これから先、先ほども大臣も言われたように、高齢化社会になっていく、バリアフリーの社会に住宅を造り替えていかなければならない、量から質の時代に変わっていく。そういうときに、やはりこういう政策としてどういう住...全文を見る
○渕上貞雄君 その場合、運輸大臣の許可が要りますか、要りませんか。
○渕上貞雄君 国土交通。人間が古いもんですから、大変失礼をいたしました。  恥ずかしいことをやりましたんで、これで質問を終わります。
○渕上貞雄君 失礼いたしました。終わります。
06月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございますが、やはり私は、今回の法案をめぐって、一つはやはり住宅の質的な転換をどう求めていくのか、二つ目にはまちづくりをどうしていくのか、三つ目にはやはり、先ほどもお話ございましたように、災害時の扱...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月16日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公団賃貸住宅の位置付けについてお伺いをいたしますが、まず始めに、国の住宅政策の中で、住宅政策の大転換期を迎えておりますが、公団賃貸住宅はどのように位置付けられておるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 次に、住宅政策について大臣にお伺いをいたしますが、今回の法案提出に当たって、市場重視とストック活用、それから住宅セーフティーネットの機能の向上ということをうたわれておりますけれども、さきの参考人の質疑におきまして、多和田参考人の方から意見表明がございました。セーフテ...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきます。  次に、住宅金融公庫法の関係についてお伺いいたしますが、特別勘定について、本法律案で言う既往債権管理特別勘定とはどれくらいの規模になるのでございましょうか。また、将来どれくらいの損失が発生すると見込んでおられるんでしょうか。 ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、優遇措置の廃止の周知についてお伺いいたしますが、本法律案では住宅積立郵便貯金や住宅宅地債券の利用者に対する優遇措置及び積立制度が一部を除き廃止をされることになりますが、廃止に関する周知についてはどのようにされていますか。
○渕上貞雄君 次に、独立行政法人都市再生機構法関係についてお伺いをいたしますが、ニュータウン用地の処分の見通しについて、先般、多摩ニュータウンの事業の記事が新聞に掲載をされていましたが、都市機構が早期処分するとしているニュータウンの用地の処分見通しについてどうなっていますか、お伺...全文を見る
○渕上貞雄君 土地処分の方法等についてお伺いをいたしますが、土地処分を優先する結果、周辺の居住環境に悪影響を与えるような施設用地として売却をしたり、地方公共団体に負担を押し付けるようなことがあってはならないと考えますが、土地処分の相手先、処分方法等の考え方についてお伺いをいたしま...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、大臣にお伺いをいたしますが、国は、だれもが安心して住み続ける住まいの確保のために、やはり今まで以上に住宅政策を拡充強化をしていくべきだと考えますが、大臣は、本法律案によってこのような住宅政策が遂行できると思われますか。いかがな認識でございまし...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月28日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公庫住宅ローンの廃止の問題についてお伺いをいたします。  住宅金融公庫の機能に住宅ローンがありますが、これを民間の競争原理にゆだねてしまうということはどうしても疑問を感じざるを得ません。住宅公庫の廃止によって、高齢者や低所得者、自営...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅水準の確保について局長にお伺いいたします。  住宅公庫は、単に融資という機能だけでなくて、その融資条件には住宅規模等の設定がなされていることにより、住宅の質を一定の水準に確保するという側面を持っておりますが、今後はどのように確保されるのでしょうか。
○渕上貞雄君 十五条では、経済事情の急激な変動その他の事情が生じた場合において、国民の居住の安定確保を図るために金融上の支援を緊急に行う必要があると認めるときは、機構に対して必要な措置をとることを求めるとありますが、どのような場合を想定をされ、どのような金融上の支援を行おうと考え...全文を見る
○渕上貞雄君 MBSについてお伺いをいたします。  どうも最初からこの住宅金融公庫整理ありきで進められていることに非常に私は不快感を感じるところですが、さらに、民業を圧迫するから住宅ローンをやめ、民間金融機関への支援、補完に回るということに至っては、国民無視も甚だしいと言わざる...全文を見る
○渕上貞雄君 その民間金融機関が預貯金を資金にしているために長期的なローンを商品化できないために証券化して買い取るということでありますけれども、商品化できないならば公庫ローンは民業圧迫をしているとは言えないのではないかと思うんですが、その点いかがですか。
○渕上貞雄君 MBS発行についてお伺いをいたしますが、新独立法人は民間金融機関支援のための資金調達方法としてMBSの発行によって賄うということになっておりますけれども、このことが住宅金利の上昇又は不安定につながらないかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 金融公庫理事にお伺いをいたしますが、職員の問題ですけれども、常勤職員数の四%以上を削減、職員本俸引き下げ、給与体系の変更などが計画をされていますが、これにより財務はどれぐらい改善されるんでしょうか。  また、関係職員との話合いについてはどのようになっているのか、お...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅政策について大臣にお伺いして質問を終わりますが、国民の住宅確保をすべて民間の競争原理にゆだねてしまうということは、国が住宅政策から全面的に撤退することにつながらないかどうか、その点をお伺いして、終わります。
07月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第26号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず初めに、北側大臣が昨年の九月に就任をいたしまして以来、航空、鉄道、バスの事件、事故、さらには橋梁建設談合、そして住宅リフォーム詐欺事件、加えて風水害や地震など自然災害の発生に対する対応、対策の日々であったと思われます。大変御苦労さ...全文を見る
○渕上貞雄君 そこで、事件、事故に対して、事故をどう防止していくのか、安全と安心、信頼をどう確保していくか、それらの問題について逐次御質問を申し上げていきたいと思います。  私は、交通運輸における規制緩和については、当初から安全運行を確保することに危惧をしておりました。正にその...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ実効あるものによろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、事業改善命令についてお伺いをいたしますが、さきの本委員会においても同僚の議員の方から質問されておりましたけれども、私も、経営者にとって事業改善命令は余り重きを成していないのではないか...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり命令を出した以上、出した後の点検、確認をきちっとやって、管理監督をひとつよろしく強化をしていただくようお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、航空機事故調査委員会の設置法案の附帯決議問題についてお伺いをいたします。  私は、この間、航空・鉄道事故調...全文を見る
○渕上貞雄君 今報告がございましたように、十項、十一項には、やはり私は日本版NTSBの設置をしてほしいという願いが込められていると思います。  そこで、したがって航空・鉄道事故調査委員会を三条委員会にするということだけではなくて、陸海空すべてを網羅をした事故調査委員会の設置が必...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、十分これまでの事故、それから調査委員会の経過を踏まえていただいて御検討いただいて、三条委員会の方へ移行できるような状況というのをつくっていただきたい、このように御要望をまずは申し上げておきたいと思います。  次に、談合再発防止の問題についてお伺いをい...全文を見る
○渕上貞雄君 時間になりましたので、最後に要望だけして終わりにしたいと思いますが、談合再発防止の問題については、やはりペナルティーを強化する以外に私はないと思います。したがって、これまで国土交通省でいろんな処分にかかわる問題については処分の中身の検討をひとつ十分やっていただきたい...全文を見る
07月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第28号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  これまでの五次にわたる全総計画では、国土の均衡ある発展を実現することが基本的な課題であったと思いますが、その課題は現在どの程度解決されたと認識をしておられるでしょうか。また、国土の均衡ある発展のための施策が、結果として公害や自然破壊を...全文を見る
○渕上貞雄君 現行法において、国土総合開発計画とは、全国総合開発計画、都道府県総合開発計画、地方総合開発計画及び特定地域総合開発計画から構成されていますが、このうち都道府県総合開発計画と地方総合開発計画はいずれも策定実績がありません。これまで一度も策定されなかった理由について、ど...全文を見る
○渕上貞雄君 少子高齢化社会の到来により、今後、人口規模の小さな地方部においては過疎化と高齢化が一層進行することが見込まれます。それによって、教育、医療、交通等の社会サービスが満足に受けられない地域が増大することが予想されますが、新しい国土形成計画ではどのような生活基盤にかかわる...全文を見る
○渕上貞雄君 本法律案では、国土形成計画のうち全国計画については、政策評価に基づく政策評価の対象としていますけれども、広域地方計画や国土利用計画などはその対象となっておりません。このように政策評価の取扱いについて差異を設けるということはどういうことなのでしょうか、お伺いいたします...全文を見る
○渕上貞雄君 本法律案では、先ほども議論ございましたけれども、国土の利用、開発及び保全という用語を、利用、整備及び保全と改め、利用、整備及び保全を国土の形成と呼んでいますが、新しい国土形成計画において開発の持つ意義が変わるのでしょうか。変わるとすれば、どのような意義を有するのであ...全文を見る
○渕上貞雄君 本法律案では、国土形成計画に盛られる基本的方針と施策について、全国と広域の二層の計画体系の中でどのような実効性を持たせようとしているのか、また都道府県、市町村の計画については法案化しないとなっておりますが、その理由は何でございましょうか。
○渕上貞雄君 国土の形成計画の基本理念に関する規定に「国土形成計画は」とありまして、国の本来果たすべき役割を踏まえ、国の責務が全うされることになるよう定めるとありますけれども、国土形成に関する国の役割と責務とはどのようなことを考えておられるのか、御質問いたします。
○渕上貞雄君 全国計画に定める事項として、国土の形成に関する基本的な方針、それから国土の形成に関する目標があります。この目標を達成するために全国的な見地から必要と認められる基本的施策に関する事項を定めることになっております。具体的にはどのような内容を指しているのでございましょうか...全文を見る
○渕上貞雄君 全国計画に定める事項として、国土の形成に関する基本的な方針、それから国土の形成に関する目標があります。この目標を達成するために全国的な見地から必要と認められる具体的かつ明確なものといいましょうか、全国計画が政策評価の対象になることを踏まえますと、具体的かつ明確なもの...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほども同僚議員が質問をしていたと思いますけれども、国土交通大臣が全国計画の案を作成する際には、国民の意見を反映させるために必要な措置を講ずることとしていますが、どのような方法により国民の意見を聴取するのでしょうか。また、どのような段階で意見を求めるのか、具体的にお...全文を見る
○渕上貞雄君 全国計画に係る提案の主体については都道府県又は指定都市としていますが、今後の人口減少などを考慮したときに、都道府県や指定都市だけでなく、指定都市以外の市町村も提案主体に含める必要があると考えますが、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 終わります。
07月19日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第29号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の先生方、大変今日は長いこと御苦労さんでございます。今日、皆さん方の御意見を聞いて、三人の方々、なるほどだなと、そうだそうだと思いながらお話を聞かさせていただきました。  そこで、印象的に申し上げますと、三人の参考人の方...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。
07月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第30号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。  今後、策定される国土形成計画について、都市集中ではないかというふうに懸念をされますけれども、国土の均衡ある発展という考え方は従前どおり維持されるかどうか、お答えいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 本法律案においては、開発中心の国土計画から利用と整備と保全との均衡の取れた成熟社会型国土計画へ転換するとしております。現行法においても、利用、開発及び保全を図ることが目的とされていたにもかかわらず、なぜ開発中心に傾いていったのか、傾いた原因についてどのように考えてい...全文を見る
○渕上貞雄君 国土計画は、戦後の荒廃した国土を開発をし、経済成長に伴い増加する数々の需要に対応するための基礎整備が必要とされていた時代には、国の方向性や資源配分の在り方を示すものとしての役割があったと考えますが、急激な成長が見込めず、人口減少社会の到来、地域や個人の多様性が重要視...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  〇四年五月の国土審議会調査改革部会報告、「国土の総合的点検」では、今後の国土計画は目指すべき国の形を目標として具体的に示すべきであると指摘をしていますが、政府として目指すべき国の形をどのように考えておられるんでしょうか。
○渕上貞雄君 国土に関する諸計画については、その目的や実態の施策との関係などが分かりづらく、国民の理解を十分得ているとは思えません。国土形成計画の策定に当たっては、その必要性や役割について十分国民の理解を得る必要があると思いますが、どのように認識されているのでしょうか。  また...全文を見る
○渕上貞雄君 せんだっての参考人の方の御意見にもございましたけれども、今後の国土の形成を考える場合、諸外国、特に東アジア諸国との競争と交流の視点は欠くことのできない要素であると思います。国土形成計画を策定をする際には、東アジア諸国との活発な意見交換を図ることなどにより、計画を実効...全文を見る
○渕上貞雄君 ここで、少し個別的な内容についてお伺いをいたしますが、広域地方計画の作成について、その広域地方計画案の作成はだれが行うのでございましょうか。
○渕上貞雄君 広域地方計画協議会には、必要に応じて広域地方計画の実施に密接な関係を有する者を加えることができるとしていますが、具体的な人を、どのような人を想定しているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 地方協議会での協議が難航して、一部の広域地方計画区域のみの計画が策定をされないという事態が生じることも懸念をされます。その結果、隣接する広域地方計画区域の計画との間では施策の円滑な実施に支障が生じることも考えられますが、このような場合、国としてはどのような対応をされ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
07月26日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  参考人の方は、長い間本当に御苦労さんでございます。私が最後でございますから、よろしく御協力のほどお願いを申し上げる次第でございます。本日は、本当にお忙しい中、このような会に出席をいただきましたこと、ありがとうございました。  ま...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、三澤参考人にお伺いをいたします。  そこに今座られておられても、台風七号がやってきていますから、住民のことを考え、地域のことを考えたら、こんな話いつまでやっとんのやというふうに思っているのではないかとお察しを申し上げる次第でございますが、まず被害のないこ...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、山下参考人にお伺いをいたしますけれども、九州も大変離島の多いところでございまして、過疎地と似たようなところだというふうに思っているんですが、お金を預けたり小包を送ったりするところ、これは非常に郵便局と密着のある生活。そして、最近では地域の物産を売り込むため...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは次に、佐野参考人にお伺いをいたしますけれども、NTTの民営化にかかわる過程の問題については十分御説明をいただきました。やはり、ちょっとNTTと局の違いは、やはり直接顔が見えるかどうかというところが大きな問題ではないか。  最近社会的な問題になっているおれお...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、やはり郵政を民営化していこうというのは、これから先の、はがき、切手、そういうものというのが今言われたようなことでだんだんだんだん少なくなっていくだろうという見通しを立てているんじゃないかと。  ただ、では、そのことが十分に対応できるような、利用する人たちに対...全文を見る
○渕上貞雄君 では、最後になりますが、原参考人にお伺いをいたします。  今、過疎地で一番問題になっているのは高齢化問題。高齢者がやはり安心して暮らせる地域社会づくりをどうやっていくのか、こういうことで日夜御努力されていると思います。  その場合、郵便局それから地方自治体、社会...全文を見る
○渕上貞雄君 今、町村合併、それから農協の合併、学校の統廃合、恐らく今後も郵便局の統廃合というのは過疎地域においては特に出てくるのではないかと想像されます。ですから、私どもはやっぱりそうあっては国土の均衡ある発展、そしてひとしく国民が受けられる福祉というものをきちっとやはり保障し...全文を見る
○渕上貞雄君 力強いお話を聞きましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
08月04日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第31号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  二〇〇一年の法改正によって、PFI事業である公共施設と民間収益施設が合築される場合、国公有財産、行政財産である土地をPFI事業に貸し付けることが可能になっております。  今回の法改正では、PFI事業者から民間施設部分を譲渡された第三...全文を見る
○渕上貞雄君 行政財産は国民全般に行政サービスを滞りなく供給するために用いられるという高い公共性を有しています。国有財産法や地方自治法では、行政財産は行政目的のために利用されるべきものであるため、貸付け、私権の設定等を原則として禁止をし、違反をする行為は無効としているほどの重要性...全文を見る
○渕上貞雄君 改正案では、国や自治体が認めさえすれば民間収益施設の譲渡を受けた第三者への土地の貸付けが可能になります。行政財産の公共性を考えますと、事業期間満了後もPFI事業者でもない全くの第三者の利益追求のために国公有地の貸付けを引き続き認めることはなぜなのでございましょうか。...全文を見る
○渕上貞雄君 民間収益施設を第三者に譲渡することについてはPFI事業者の自由にゆだねられているのでしょうか。  行政実例では、行政財産の目的外使用の許可を受けた者が他の者に当該行政財産の全部又は一部を転貸しすることは許可処分の性質上認められないので、知事は黙認し放置すべきではな...全文を見る
○渕上貞雄君 行政財産の高い公共性からしますと、実際の貸付けに当たりましては条例又は議会の議決による場合でなければならないと考えますが、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 既に東京都では、南青山一丁目の都営住宅建て替えに当たりまして、民間活力の導入ということで、南青山一丁目団地建替プロジェクトとして、PFI的手法による整備を都市再生に基づく第一号として推進をしています。  このプロジェクトは、公募の結果、七十年間定期借地権で、三井不...全文を見る
○渕上貞雄君 本改正法案第九条の二では、地方自治法二百四十四条の二に基づき、PFI施設を指定管理者にゆだねる場合、指定の期間、それから議会の議決等についてPFI事業の円滑な実施に配慮することを明記をしております。  PFIでは、資金だけでなく企画、管理、運営などもすべて民間手法...全文を見る
○渕上貞雄君 時間です。終わります。
10月25日第163回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  福知山線事故についてお伺いをいたします。  百七人が亡くなった兵庫県尼崎市のJR電車脱線事故について、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、九月六日、発生から四か月ぶりに中間報告を発表いたしました。しかし、遺族からは報告書に対して...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、今回の事故調査は、事故調の活動の試金石となる事故調査の対象について、単に脱線のメカニズムという技術的な課題を解明するだけでなく、今も大臣から報告ございましたが、企業の体質と経営システム上の原因も含めた事故の背景要因、それから各関係者の人的要因、さらに犠牲者軽減...全文を見る
○渕上貞雄君 大変な作業だと思いますが、どうか事故のないようにひとつ、これから先も事故が起こらないようにどうかひとつ立派な報告書を出していただくようにお願い申し上げておきます。  兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故を受けて、航空・鉄道調査委員会の在り方を考えるシンポジウムでも、...全文を見る
○渕上貞雄君 安全と安心の公共交通の実現に向けて、運輸事業者、行政の安全責任の強化、それから事故調査委員会の独立性及び権限の強化、被害者ケアの充実などを内容とする運輸安全基本法、仮称ですが、制定すべきではないかと考えます。そのような声もまた遺族や鉄道安全推進会議などから上がってい...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、鉄道の災害復旧補助の枠組みの見直しについてお伺いをいたします。  最近、集中豪雨や台風等によって鉄道の被災事例が頻繁をしています。復旧まで長期に掛かる例や、新線建設と同じぐらいの費用が掛かるわけでございまして、運賃収入に見合わないなどの理由で廃線の危機にさら...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきます。  アスベスト対策については、やはり私は全面禁止、それは生産、それから販売、使用についてもすべきだと思いますし、その措置をとるべきだと考えておりますが、現在は事後的な補償、それから救済立法などの話が進んでおりますけれども、あわせ...全文を見る
○渕上貞雄君 国土交通省は、マンションや一戸建てに使われている吹き付けアスベストについて、飛散防止、それから除去を所有者に義務付けるため建築基準法改正を検討していますけれども、石綿の除去費用などの融資などの経済的支援制度についても併せ検討すべきではないかと考えますが、いかがでござ...全文を見る
○渕上貞雄君 道路財源問題について質問するように通告しておりましたが、時間の関係で質問できません。  先ほど基本的な議論があったようでございますが、見直しに当たって公共交通の拡充のために頑張っていただくことを最後に申し上げて、質問を終わります。
10月27日第163回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、建築基準法の改正に伴って徐々に被害が少なくなってきていることは御案内のとおりでございまして、地震はいついかなるときに起こるか分からないわけでございますが、今回の法改正を契機にして、住宅・建築物の耐震改修に国土交通省はどうかひとつ...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ国土交通省として最大限の御支援をよろしくお願いを申し上げます。  福岡県の場合、福岡県西方沖地震の発生を受け、専門家が自宅などに訪れ、福岡県の耐震診断アドバイザー派遣制度への申込みが増えております。住宅の耐震性に対する関心の高さは改めて浮き彫りになって...全文を見る
○渕上貞雄君 耐震改修が人生の大事業とならないように、ある程度簡便で安価な耐震改修工法を開発することが重要なことだと思いますが、国土交通省はどのようにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 何らかの耐震措置を行う必要があると感じた住宅の所有者等が気軽にどうしたらいいかと相談できることや、相談を受けた専門家の処方が信頼できる一定の方式に基づいて行われることが安心して気軽に相談できる体制づくり、そういうもの、体制づくりを行うべきではないかと考えますが、その...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅の耐震診断、耐震改修の実施は個人の責務であると同時に、都道府県と市町村が積極的な役割を果たさなければならない。  具体的には、県内の旧基準による木造住宅を対象に耐震診断を行い、耐震措置が当面不要なものと早急に必要なものとを峻別し、市町村はその結果をできるだけ把...全文を見る
○渕上貞雄君 震災対策を進めていく上で公共の建築物、特に防災の拠点などになる市役所、先ほども学校の件が議論されておりましたが、それらの建築物についても耐震改修を進めていくことが何よりも緊要ではないかと考えます。  今年の九月の中央防災会議の議論でもありますように、そのことなどを...全文を見る
○渕上貞雄君 最後になりますが、住宅建築物の耐震性の確保についての大臣の決意をお伺いして、質問を終わります。