渕上貞雄

ふちがみさだお



当選回数回

渕上貞雄の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第2号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  突然降ってわいたようなこの構造設計偽造問題、発生したときにはびっくりいたしました、こんなことがあっていいのかどうか。同時に、現代の社会といいましょうか、事件、事故というものが世相を表すというふうに言われていますように、現代社会とい...全文を見る
○渕上貞雄君 いや、私は、住宅ローンに関する限りは金融機関も検査能力を持っていると思うんですね。恐らく、これがそれ相当の担保物件であるかどうかというのを銀行側も検査していると思うんですよ。その検査責任というのもあると思うんですが、その点、いかがでございますか。
○渕上貞雄君 これらについては、なお私ども検討してまいりたいと考えています。  それから、次に中川参考人にお尋ねをいたしますが、地元の業者を信頼をして総研の御紹介があったというお話でございました。  そこで、改めて、平成設計及び姉歯建築設計事務所を設計者とした経緯についていま...全文を見る
○渕上貞雄君 分かりました。  次に、仙田参考人にお尋ねをいたしますが、経歴でもお分かりのように、参考人は東京工業大学の名誉教授で日本建築学会の会長を務めた経験をお持ちでございますが、日本建築学会は昨年の十二月二十六日に今回の偽装問題で緊急の集会を開き、参考人も出席をされており...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほど建築士の制度の改革の問題について御提言がございました。現在の複雑な建設設計に対応した専門性というのはやはり明確化しなきゃならないと思いますね。  それから、生産体制における設計、施工、それから監理の分離、資格の更新制、罰則の強化などを求めると。言うには非常に...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。今日は大変御三人の参考人、御苦労さまでございます。  まず、宮本参考人にお伺いいたしますが、建築士の資格を持つ者が構造設計書を偽装するという、人々の財産はおろか命さえ脅かす事件が発生をいたしました。    〔委員長退席、理事山下八洲夫君...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは、参考人三人の方にそれぞれお伺いをいたしますが、建築家の資格制度についてのお考え方についてどのように考えられているのか。    〔理事山下八洲夫君退席、委員長着席〕  我が国で建設の設計監理を行うためには建築士の資格が必要です。我が国は、建築士は約九十万...全文を見る
○渕上貞雄君 最後に、榊原参考人、それから和田参考人にお伺いしますが、私たちが疑問に思うのは、なぜ現場で今回の事件分からなかったのか、何回もチェックがあったはずだというふうに思っているわけですね。それでもやはりこういう事件が起きたということは、今回の事件を教訓といたしまして検査の...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
02月03日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  東横イン問題について質問をいたします。  まあ遵法精神もなければ、弱者に配慮をする精神も持たない経営者が造ったビジネスホテルチェーンの大手の東横インが、建築確認後に無届けで不正改造していた問題が明らかになりました。耐震偽装問題が世の中を騒が...全文を見る
○渕上貞雄君 横浜市の対応についてお伺いしますけれども、東横イン横浜日本大通り駅日銀前の場合は、建築確認を行った日本ERIが完了検査を行っております。それで、民間検査機関は車いす対応の元客室の検査までしなかったと言っております。横浜市役所の目と鼻の先であります。市が完了検査を行え...全文を見る
○渕上貞雄君 今お話ありましたように、例えば駐車場条例、それから福祉のまちづくり条例、消防法、ハートビル法等、縦割りの検査体制でありますね。ですから、それが横横につながってない、そういうところがやっぱり問題ではないかと。  今お話ありましたことは、総合的な検査チェック体制が必要...全文を見る
○渕上貞雄君 耐震偽装問題を受けて建築基準法等の強化、改正の議論が始まっておりますが、市当局としては条例にその強行規定がないために、かなり悪質な事案の場合、罰金を払えばいいだろうと開き直っていると、そう言われたらそれでおしまいだという認識を持っているようでございますね。ですから、...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、ハートビル法と交通バリアフリー法の総合法案の提出を国土交通省としては予定をされているようでありますが、今回の事件の教訓から、真に実効性のある規定を盛り込むべきだと考えますが、その点いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 これを今国会に提出することになりますか。
○渕上貞雄君 次に、マンションなどの耐震偽装問題で、国土交通省は再発防止策を盛り込んだ中間報告案を社会資本整備審議会基本制度部会に示して、部会は同案を大筋で了承をしたようでございます。これを受けて、国土交通省は今国会で建築基準法を改正する方針だと言われております。  そこで、現...全文を見る
○渕上貞雄君 現行の建築基準法の下で、建築主事による検査が事実上行われなかったり、仮に検査が行われたといたしましてもおざなりな検査に終始をしております。結果が、やはり欠陥住宅被害を発生させる要因になったのではないかと思います。  そこで、我が国は、一部住宅を除いて施工業者とのか...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしく。
02月15日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  参考人の方々、本日は大変御苦労さまでございます。  まず水野参考人にお伺いしますけれども、格差問題で地域間格差の問題、とりわけ地域、地方におりますと、中央はいいけれど地方はまだまだだなと。だけれども、最近は、以前ですと、まあその...全文を見る
02月22日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございます。  同じ質問になると思いますけれども、日本経済のグローバル化、すなわち国際競争化時代における我が国の日本的な経営の特徴でありました年功序列、終身雇用、この面について、必ずしも私は悪いと...全文を見る
03月01日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  どうも四名の参考人の方、御苦労さんでございます。  まず、熊谷参考人の方にお伺いしますが、おたくの会社で物づくり匠制度というのを導入されておるように聞いておりますが、これは海外でもこのようなことをやられておるのかどうかが一つ。国内の場合、先...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  大臣は所信の冒頭において、国土交通行政の最重要課題は国民の安全と安心を確保することだと述べていますが、今国民は不安と不信の中にいると思います。これまで起きてきた航空、鉄道、バス、タクシー事故の増加や、構造計算書偽造問題による住生活基盤...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣の決意は分かりましたが、ただいま大臣のその認識をお伺いいたしましたが、これらの事故が近年増加しているというふうに、どのように認識されておりましょうか。
○渕上貞雄君 大臣の認識と合うところ合わないところ、あると思いますけれども、私は、何といっても今進められております規制緩和の結果ではないかというふうに思っています。例えば航空や鉄道では、整備の外注やブラックボックス化が進むとともにコストの削減のために労働者の削減が行われています。...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいま各モードごとにお答えをいただきましたが、どうも後追いのような感じがしないわけではありません。  で、言われていますように、安全マネジメント計画の仕組みの導入や運送事業者に対する監視監督体制を強化するとのことですが、提出されています法案は安全統括管理者を設け...全文を見る
○渕上貞雄君 交通運輸を始め建設関係においても耐震偽装問題が、姉歯氏でなく、札幌、福岡においても発覚をしています。小泉首相の掲げる構造改革は、民間にできることは民間にと言い、各分野における各種規制を緩和をしてきました。その結果がさきに質問したような状況を生んだものだと私は思います...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣は所信において、鉄道、バス等について、地域住民との協働の取組を積極的に支援し、利用円滑化、活性化の推進すると言われております。これでは運輸行政を所管する官庁として鉄道、バスに対してどのような施策を持っているのか、また活性化を図ろうとしているのか見えてきません。中...全文を見る
○渕上貞雄君 首都高速王子線の供用開始からもう三年余が経過をいたしました。供用開始と同時に騒音、振動問題が発生をし、私も現地調査を行ってまいりました。現地の住民の声を聞きまして、旧首都高速道路公団に申入れを行ったり、昨年の委員会で質問いたしました。昨年はやっと専門機関による調査が...全文を見る
○渕上貞雄君 ひとつ積極的にやっていただきたいし、施工者がいないというのもちょっとおかしな話でね。そこは真剣にひとつ探して、努力してください。  ちょっと委員長、あと一つだけ。ちょっと時間超えるけどお許しをいただきたい。よろしくどうぞ。  工事が原因となって家屋の傾斜等に対す...全文を見る
○渕上貞雄君 大臣、これ、私、一年前に言っているわけですよ。そして、大臣はやると、こう言っているわけですね。ですから、今聞いたような経過ですよ。ですから、ひとつ積極的にこの問題が解決できるようにお願いを申し上げておきたいと思います。  あと、北海道関係についてちょっと時間がなく...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  北海道開発は、開発庁以来、一九六八年の第一次から定員削減計画をまじめに協力をしてまいりまして、一九六七年のピーク時には一万一千七百六十三名から五千四百八十名に純減をし、全道二百五十ありました事業所、事務所も百二十八と半減をしております...全文を見る
○渕上貞雄君 北海道道州制特区についてお伺いをいたします。  現在、内閣府で法案作成の動きが進んでいますが、提示されました法案の考え方によりますと、分権自治の推進どころか道州制特区推進に名をかりたリストラの受皿づくりにすぎない内容となっております。法案では、事務の移譲に伴い、職...全文を見る
○渕上貞雄君 景気は回復をしていると言われておりますけれども、景気にも地域差がありまして、北海道経済は非常に厳しい実態にあります。  法案の考え方によりますと、五年後から北海道特例が縮小され、将来的には他府県並みになると言いますが、北海道特例の廃止に伴う北海道経済への影響につい...全文を見る
○渕上貞雄君 道州制特区について、肝心の道民に対する説明は全くと言っていいほど行われていないし、北海道知事も今のままでは受け入れられないと言っております。余りにも拙速過ぎるのではないかと思うんですが、北海道開発庁を所管する国土交通省としてはどのように考えておられましょうか。
○渕上貞雄君 北海道関係の質問についてはこれで終わります。何か局長、御用があるようでございますので、御退席を願って結構でございます。  自動車事故の件数の増加はしていないものの、事故被害者は〇五年においても約七千人もの人が被害に遭われておりますし、自動車事故対策機構では、自動車...全文を見る
○渕上貞雄君 過日、この委員会におきましてお話をお伺いしましたが、これまでの鉄道線、特に地方鉄道においては、台風被害や地震等による橋脚流失や落石、雪崩などにより、自前での復旧ができずに鉄道線廃止に追い込まれる事例があります。現在の災害復旧補助は経営規模の収支によって受けられないと...全文を見る
○渕上貞雄君 地方鉄道再生プロジェクトの実施に当たっては、各地方鉄道事業者の厳しい経営実態を踏まえ、近代化設備の補助対象要件の緩和や補助率の上積みなどを図るべきだと考えますが、その見解はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 時間でございますので、あと地方バスの維持問題についてお伺いするようにしておりましたけれども、時間ですので、終わります。
03月23日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  私は、さきの委員会において、多発をいたしました事故、トラブルについての認識、原因、対策についてお伺いをいたしました。今日は、相次ぐ事故、トラブルが発生をしたことに対する監督庁としての責任をどのように認識されているのか、大臣にお伺いいたします。
○渕上貞雄君 しっかり取り組んでいただくことを要望をした上で、どうかその責任体制についてもはっきり各所明確にされるようお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、交通運輸において発生をしております事故、トラブルの発生について、国土交通省は運輸の安全の重要性についてどのように...全文を見る
○渕上貞雄君 国土交通省は、運輸の安全を確保するために法律や規制それから予算処置を含めてどのような取組をこの間されてきたのか、また、これらの取組で十分安全が担保されているかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 これまで、発生をします事故の分析を踏まえて安全に対する取組をどのようにされたのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 今回提出をされています法律案により、今後重大事故が発生することのないよう運輸の安全が確保されるとお考えになっているでしょうかどうか。  また、法律案が、どのような点が安全確保に効果があるとお考えになるんでしょうか。お伺いいたします。
○渕上貞雄君 先ほども議論がありましたけれども、私はやはり運輸事業における規制緩和が職場における合理化や効率化を進めた結果、事故やトラブルの発生を招いているのではないかというふうに考えておりますけれども、その見解はいかがでしょうか。  また、国土交通省は規制緩和と安全監視のバラ...全文を見る
○渕上貞雄君 朝も同僚議員の方から質問があっておりましたけれども、今日もまたマスコミに載っているような状況。したがいまして、改めて陸海空における安全確保の問題について、大臣の決意といいましょうか、私何回も聞いておりますが、良くなってないというところは一体どこに問題があるのかも含め...全文を見る
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の方々、本当に御苦労さんでございます。今日はありがとうございました。  まず、家田参考人にお伺いをいたしますが、私は、事故調査委員会を設置をして事故の原因について究明すべきだというのはずっと言い続けてきて、ようやく今調査...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、佐藤参考人にお伺いいたしますけれども、今まで事故に関していろんな現場で法的に携わってきておられて、やはり事故が起きたらすぐ現場の人が責任を追及される。で、そういう今言われたような、先ほどお話あったような、現場の人が常に処罰の対象になっていますね。ですから、そこ...全文を見る
○渕上貞雄君 最後に稲垣参考人の方にお伺いをいたしますが、先生のこのいただいたチャートの四番の一番下に「「墓標安全」を脱却し、「予防安全」の実現へ」と。誠に当を得た言葉だと思いますね。  これは私、東武の竹ノ塚の踏切事故、このことを考えますと、人柱が立たないとどうも安全問題につ...全文を見る
○渕上貞雄君 その場合、例えば今の鉄道であれ、いろんな施設というのは大変古くなってきていますね。だけれども、非常に近代化されて技術が発展をしてきています。そうしてくると、やっぱりヒューマンエラーというのは、その技術に対する教育みたいなものはすべてにおいて行わなきゃならないと思うん...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。ありがとうございました。
03月28日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  先日も指摘いたしましたが、運輸事業における規制緩和が職場の合理化、効率化を招いて、ヒューマンエラーの主な要因になって事故やトラブルの発生につながっているのではないかと思っています。また、経済的規制と社会的規制は運輸事業にあっては表裏一...全文を見る
○渕上貞雄君 バス事業の参入規制緩和やタクシー事業への参入規制緩和等が職場の合理化、効率化を招いて、安全上の支障を生ずる要因になっているのではないでしょうか。特にタクシー運転手の労働環境が大変厳しい状況の中で、長時間労働など安全上問題ではないでしょうか。その見解はいかがでございま...全文を見る
○渕上貞雄君 輸送の安全確保には、そこで働く労働者の労働条件、それから健康管理など維持確保することが何よりも必要と考えます。  しかし、例えば自動車運転手の労務改善基準の違反状況を見ますと、労働時間、休憩時間、休息時間等の違反が増えています。「自動車運送事業における安全対策の新...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では、鉄道事業法の目的に輸送の安全の確保を明記するとともに、事業者に対して輸送安全確保に努力義務を課すことになっていますが、違反者に対する罰則はなく、これでは輸送の安全確保のための実効性があるとは言えないと思いますが、その見解はいかがでございましょうか。また...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では新たに安全統括管理者を置くことになっておりますけれども、これによって輸送の安全が確保されると考えられておられますか、どうですか。
○渕上貞雄君 事業者はその安全統括管理者の意見を尊重しなければならないと、こういうことになっておりますけれども、どのように担保するのでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 各運輸事業において受委託がかなり進んでいると思いますが、まず初めに、輸送モードごとに管理の受委託状況をお教えいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 では、業務の管理の受委託の許可に当たって、輸送の安全確保はどのようにされておられるんでしょうか。
○渕上貞雄君 管理の受委託はコスト削減のために行われていると私は認識をしています。特に、業務委託はコスト削減そのものでありますし、私はこのような業務委託が輸送の安全を脅かす原因の一つになっているのではないかと思っているんですが、見解はいかがでございましょう。
○渕上貞雄君 この間の事故、事件を基に、国土交通省は動力車操縦者の資格等の検討をされておられるようでございますが、元々このような免許はなかったはずですが、操縦者免許を導入した経緯を教えていただきたい。また、動力車操縦者免許は全国一本の免許となっていますが、一度取得をしたならばほと...全文を見る
○渕上貞雄君 「自動車運送事業における安全対策の新たな展開」の中で、どうも気になる文面がございまして、「車両安全等に関する新技術の活用」の②において、デジタルタコグラフを活用し、運転者の労働時間管理の確実・効率化が明記されていますが、これは何を意味するのでしょうか。何を意味するの...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
03月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  まず初めに、危険箇所の半減目標についてお伺いをいたします。  本法案によりますと、造成宅地防災区域の指定のみならず、災害防止措置を講ずる宅地所有者など、積極的な取組が必要となっております。このために、国土交通省は、平成十八年度予算において、...全文を見る
○渕上貞雄君 宅地は個人の財産であります。その宅地の耐震化補強工事に国費を投入するためには、支出に見合うだけの公共性、公益性が必要です。宅地改修工事にかかわる支援措置についてどのような公共性、公益性があると考えておられますか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 平成十八年度の税制改正要望として、国土交通省は、盛土宅地にかかわる耐震改修促進税制の創設、耐震改修費用の一〇%程度の税額控除を要求していましたが、結果として認められませんでした。これが認められなかったのはどのような理由なのでしょうか。また、既存の制度を活用した税制面...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いしておきます。  本法案によって指定されました宅地、造成宅地防災区域内の宅地所有者等は、擁壁設置、災害防止のための措置を講ずるよう努めなければならず、宅地所有者の自助努力が求められております。  そこで、この本制度の実効を期待するためには、法案の趣...全文を見る
○渕上貞雄君 危険な大規模谷埋め盛土は全国に千か所あると推定をされておりますが、谷埋め盛土以外の危険な造成地についても指定されるのでしょうか。また、地震以外の災害も想定をして指定するのでしょうか。
○渕上貞雄君 既に工事が完了し住宅が建設されている造成宅地の危険性は外見上簡単には識別できないものと思われますが、都道府県知事は指定に当たって、危害を生ずるものの発生のおそれを適切に判断する技術及び能力を有していると考えていいのでしょうか。指定の責務を負う都道府県、政令都市、中核...全文を見る
○渕上貞雄君 現行法では、宅地造成工事規制区域内の宅地所有者は、その宅地を常時安全な状態に維持するように努めなければならないと規定をしているのに対し、今回の法案では、造成宅地防災区域内の宅地所有者は、災害が生じないようその造成宅地について擁壁等の設置又は改造その他必要な措置を講ず...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  独立行政法人の現状について、長所、それから問題点、総合的にどのように評価しておりますか、まずはそれからお伺いをしたいと思います。
○渕上貞雄君 役職員の非公務員化にするのはいかなる理由からでございましょうか。それで、非公務員化によりどのような効果があると考えられておりますか。これまでいかなる理由で公務員とされていたのでしょうか。お伺いいたします。
○渕上貞雄君 非公務員が業務を担うこととなる中で、各独立行政法人の業務運営や人事運用について的確に進めるためにはどのような対応をされようとしているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 役職員の身分を非公務員化することにより、国家公務員法等による身分保障がなされておりましたが、職員や職員団体の理解は得られているのでございましょうか。また、非公務員化することによって職員の士気というものが低下するおそれがあるのではないかと思うんですが、いかがでございま...全文を見る
○渕上貞雄君 では、職員の雇用の確保は十分に図られているんでしょうか。また、在職期間の通算など、職員の退職手当に関する規定は、職員が不利益を受けるようなことがないように手当てをしているのでございましょうか。いかがでしょう。
○渕上貞雄君 その点はひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  特定独立行政法人等の労働関係に関する法律に基づき設立をされました労働組合について、これまで有していた法的地位は保たれるのでしょうか。いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 役職員を非公務員とするにもかかわらず役職員に秘密保持義務を課し、また役職員の刑法その他の罰則の適用について、法令により公務に従事する職員とみなすのは適切と考えておられるのでしょうか、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 役職員が秘密保持義務に違反をした場合、罰金は、国家公務員法に基づいて守秘義務違反の場合は一年以下の懲役又は三万円以下の罰金より重い罰則、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金となっているのはどのような理由からでございましょうか。
○渕上貞雄君 法案では、土木研究所と北海道開発土木研究所の統合、それから海技大学校と海員学校の統合によりまして、先ほどもちょっとお話出ておりましたけれども、どのような効果があるのか、得られるのか、お伺いをします。
○渕上貞雄君 終わります。
04月05日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号
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○渕上貞雄君 どうも、参考人の方、御苦労さんでございます。  まず、大久保参考人にお伺いしますが、高齢者雇用問題を考えるときに、今の団塊の世代と言われるところの一固まりの大きな固まり、ここの対策と一般的な高齢者に対する対策の違いはあっていいのではないか。今、その固まりが終わった...全文を見る
04月13日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  昨年十一月十三日に発生をしました、中国吉林省にある中国石油吉林石化公司の石油化学工場爆発がありました。爆発では、有害物質のベンゼンが同省の松花江に流れ込み、水道供給が停止するなど被害が出ております。そして、下流のロシア領のアムール川で...全文を見る
○渕上貞雄君 今回提出をされました法案では、新たな船舶所有者に対して資機材の義務付けを課していますが、海運業界の経営環境を考えた場合に、原油価格の高騰に伴うコストや安全対策に必要なコストについては、適切にやはり運賃に転嫁させる必要があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 ケミカルタンカー等による事故は毎年多発、多数発生をしているようでありますが、このような事故の中には、船員の居眠りなどが原因だと言われておりますけれども、これはケミカルタンカーを始めとするタンカー船員等の過酷な労働環境が影響しているのではないかと思うんでありますが、そ...全文を見る
○渕上貞雄君 要員の確保についてお伺いをいたしますが、防除措置等3において、「排出油等の防除に関し必要な知識を有する要員を確保しておかなければならない」とありますが、必要な知識を有する要員の数はどれくらいと考えられておりますか。
○渕上貞雄君 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の中で、船長らは危険物の排出のおそれがあるときは最寄りの海上保安庁の事務所に通報しなければならないとしていますが、ここで排出のおそれという表現がありますが、おそれは個々人の判断に任せるということでしょうか、それとも何らかの例示...全文を見る
○渕上貞雄君 独立行政法人の海上災害防止センターの業務等において、緊急に排出油等の防除のための措置を講ずる必要がある場合において、一定の要件を満たすときは、独立行政法人海上災害防止センターに対し排出油等の防除のための措置を講ずるべきことを指示することができるとありますが、この一定...全文を見る
○渕上貞雄君 この法律の持つ性格上から考えまして、法律が成立をした場合、二〇〇七年四月一日から施行されるようでありますけれども、施行することにより今後どのような効果があるかお伺いをして、質問を終わります。
○渕上貞雄君 終わります。
04月18日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  法案は、いわゆるハートビル法、それから交通バリアフリー法を一本化を行うものでございますが、一本化する意義とその効果はどのようなものか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 バリアフリー化がより一層促進されることを期待をしておきます。  二〇〇〇年に施行されました交通バリアフリー法では、各交通機関ごとに数値目標を設け、二〇一〇年までに達成するよう求められていますが、既に丸五年経過をいたしたものの、車両等の適合車両数は他の施設整備に比べ...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案の要旨では、市町村が定める重点整備地区において、高齢者、障害者等の計画段階からの参加が言われておりますが、これまでの法律においてはなかなかこの参加の機会や意見や発表の機会が多くありませんでした。今回の法案では、これらの機会をどのように担保されたのか、お伺いい...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の法案の目的は施設業者に対する義務付けを行われるわけですが、エスカレーター、エレベーターのメンテナンスの費用についてお伺いを申し上げます。  公共交通事業者等の基準適合義務等において、その後これらの該当公共交通移動円滑化基準に適合するよう維持しなければならない...全文を見る
○渕上貞雄君 何らかの方法をこの問題については考えていただきたいと思っておりますので、改めて検討、研究をお願いを要望しておきたいと思います。  現在、エスカレーター、エレベーターのメンテナンスの多くは施設業者で行われていると思いますが、なぜ鉄道事業者の自家整備が進まないのか。そ...全文を見る
○渕上貞雄君 福祉タクシーについてお伺いいたしますが、提出法案では公共交通事業者にタクシー事業者が含まれましたが、タクシー事業者に対する支援措置は考えられておるのでしょうか。また、どのような車両を想定されているのでしょうか。基準がありましたらお教え願いたいと思います。
○渕上貞雄君 バリアフリーは施設設備だけの整備すればよいというものではないと思います。やはり一人一人の障害者に対する差別や偏見をなくす意識のバリアフリーが必要だと考えます。これまでどのような取組がなされてきたのでしょうか、また今後どのような取組をされるのでしょうか、お伺いをいたし...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり大事なことですから、今後積極的にひとつ事業展開をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  事後評価といいましょうか、事後チェックといいましょうか、東横イン偽装は顕著な例でありますけれども、やはりそれぞれの事業実施後に適切な維持管理がなされているかどう...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
04月19日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号
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○渕上貞雄君 どうも参考人の方、お疲れさまでございます。  社民党の渕上でございます。  まず、佐々木参考人にお伺いをいたしますが、女性の雇用の問題の場合で問題になってくるところは、やっぱり結婚、出産、育児というのが働き続けていく場合に大変大きな一つの問題になっているところで...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  四名の参考人の方、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  皆さん方のお話を聞いていて、先ほど成立をしましたバリアフリー法、ハートビル法というのが、皆さん方の生活の中に、日常活動の中に大変評価されているとい...全文を見る
○渕上貞雄君 野村参考人にお伺いしますけども、今もお話ありましたように、障害者にとって最も必要なものが情報。今情報をどのような形で提供するといいましょうか、どういうところが不足して、どういうところが問題点なのか、やっぱり受け手の側としての障害者の方々だとか高齢者の方々にどういう情...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  鉄道、バスの需給調整規制が廃止をされ、地方の鉄道、バスの廃止が続いておりますが、これは交通機関のバリアフリー問題どころか、移動の選択肢を減少させるものであり、その影響を一番受けるのが高齢者であり障害者であり学生など移動に制約のある人々...全文を見る
○渕上貞雄君 需給調整以降の、今お話ありましたように、急激に生活路線の廃止が増えておりますけれども、このような過疎化した状況下において、今後どのように移動制約者の足の確保を行っていこうとしているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 私は、これまで幾度となくその制定を求めてきましたけれども、やはり移動の権利を保障する上では法的な担保というものが必要であり、また重要なことだと考えるんですが、特に今回の法の一本化に当たって、移動の自由を確保することを明記すべきではないかと思うんでありますが、その見解...全文を見る
○渕上貞雄君 交通バリアフリー法の第二条の五項に示されました、先ほども質問があっていたようでございますが、特定旅客施設が、施行令において、一日当たり平均的な利用者の人数が五千人以上であることとされました。これはやはり都市部と過疎地域をある意味では差別するものではないかと考えられま...全文を見る
○渕上貞雄君 STSについては、交通バリアフリー法の制定時に附帯決議を付しましたが、その後の進捗状況はどうなっていますか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 交通バリアフリー法の制定時にも、ホームドア等の設置について議論をされました。移動円滑化基準においても、プラットホームにホームドア、可動式ホームさく、点字ブロックその他の視覚障害者の転落防止をするための設備を設けることとなっています。  しかし、その設置がなされた路...全文を見る
○渕上貞雄君 段差の解消についてお伺いをいたしますが、移動円滑化基準において、車両とホームの段差について、「できる限り平らであること。」とありますが、今も多くの駅では整備が後れているように思われます。これは、基準を明記していることが、ある意味では非常にあいまいな基準になっているの...全文を見る
○渕上貞雄君 通告しておった質問、全部終わっていませんけれども、時間でございますので、これで終わります。
04月26日第164回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  国民投票制度を論ずるには、我々は、まず大前提として、憲法の意義、役割についての認識を共有しておくべきだと思っています。  憲法は何のために存在するのか。国家権力を制限する行為規範として存在するものであり、国民の行為規範として...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  提出法案に移動円滑化経路協定というものがございますが、移動円滑化経路協定とはどのようなものなのでしょうか。また、今後どのような役割や効果があるのでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 移動手段としてのハンドル式電動車いすは今後広く普及することが予想されます。ハンドル式電動車いすによって移動を保障するためには、先ほどもお話ありましたけれども、車両の開発又は人員の配置など解決すべき課題があります。  車両の開発については、やはり行政が積極的に財政面...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の法案では身体障害者の代わりに障害者等が挿入されましたが、その趣旨というものが余り明確でありません。車いすを利用される人だけではなくて、視覚・聴覚障害者、知的障害者、精神障害者の皆さん等にも、当然この法案の対象としてみなされるべきであろうというふうに考えます。妊...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では、基本構想策定時の協議会制度の法定化、それから住民等の基本構想の作成提案制度の創設など、住民などの計画段階からの参加が促進する措置が盛り込まれました。これは大変大きな前進と評価をしたいと思います。この中に具体的に当事者がどのように参加できるか考える必要が...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、バリアフリーに関する様々な苦情、問題を受け止める組織を行政の側に設置する必要があると考えます。確かに基本構想に住民が参加をすることは重要ですが、日々の生活で遭遇する諸問題を解決する場を設けることによってバリアフリー法が有効性を発揮をし改善されていくと考えますが...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいまの問題は大変難しいことは分かっておりますが、今回の法案で身体障害者の代わりに障害者という言葉が挿入されると。この文言の意味というのは大変重いものだと私は思いますね。そうすると、障害者の期待というものはそこにやっぱり集まってくると思うんですよ。今答弁でありまし...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月10日第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄です。  「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について、これまで多くの参考人の方から意見表明がありましたが、残念ながら、意見の多くは使用者の立場に立ったものが多かったように思います。  多様化する雇用という議題からすれば、や...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。バス関係について、まずお尋ねをいたします。  提出法案では、コミュニティーバスや乗り合いタクシーが乗り合い許可、法第二十一条から法的に格上げされて、公共交通の空白地域、それから過疎地域並びに団地輸送等に限定をされてきた枠組みというものが取...全文を見る
○渕上貞雄君 現在、コミュニティーバスを中心に百円運賃が一般化していますが、そもそも百円運賃は特別割引運賃であったと思いますが、改めてお伺いしますが、特別割引運賃の定義はどのようなものでしょうか。  私は、コミュニティーバスの百円運賃については一定のルールを設けるべきだと考えま...全文を見る
○渕上貞雄君 これまで厳しい経営環境の中で長年にわたって生活交通であるバス路線を維持をしてきた労使の努力というものを顧みず、自家用自動車の有償運送許可を登録制とはいえ法的に容認することとするのであれば、やはり生活交通の維持方策について明確な方針を提示すべきではないかと思うんですが...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では新たな協議会の合意が条件とされておりますが、地域協議会と地域公共交通協議会の位置付けが各自治体を含めて関係者に周知徹底されていない中で、新協議会が機能するかどうかというのは疑いを持っているところでございますが、とりわけ市町村の合併移行期にありますので、自...全文を見る
○渕上貞雄君 福祉タクシー関係についてお伺いをいたします。  提出法案では、NPO等による有償輸送を法的に位置付けることになりますが、これはタクシーなどの旅客運送事業における許可制と異なりまして、登録制では、参入に当たって運輸当局による事前審査が行われないということで、安全など...全文を見る
○渕上貞雄君 今の問題は、やっぱり先ほど同僚議員がお話しになりましたように、タクシー事業者は事業者なりの努力を今日までやってきていることについては、どうかひとつきっちり評価をした上で今後指導に当たっていただきたいと思います。  運営協議会が設置されることになりますが、やはり問題...全文を見る
○渕上貞雄君 先ほども同僚議員の方で質問がございましたけれども、輸送の対価の問題についてお伺いいたしますが、輸送対象者が移動制約者であることを考慮しますと、よりこの対価というのは明確でなければならないと考えております。先ほどは実費の範囲内というふうなお答えでございますが、現行、先...全文を見る
○渕上貞雄君 運転者の資格の問題について、第二種免許を基本としながらも、一定の講習を修了すれば第一種免許でも可能というふうになっておりますが、一定の講習とは公的機関による講習修了者と考えていいのでしょうか。もし公的機関以外を考えられておるようでしたら、私はやはり公的機関が行うよう...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり身体に障害を持つ方の輸送が主になると思いますし、ここのところはひとつできる限り責任を持った機関が講習を行っていただくように要望を申し上げておきたいと思います。  次に、セダン型の自動車の使用を解禁をした場合、白タク行為の温床となることが懸念をされます。白タク...全文を見る
○渕上貞雄君 車両に表示を明確にするという、今三つの問題を言われましたけれども、これはある程度義務付けになりましょうかね。
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  最後になりますけれども、大臣にお伺いいたしますが、提出法案では省令において明確にする部分がありますが、既存の業者や労働者においては多くの不安や疑義が存在をしておりまして、関係者の意見を十分聞いた上で省令を作成をしていただきたいと思うんで...全文を見る
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げて、終わります。
05月16日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  先日は、西鉄の香椎線、高架線の開通のためにお越しいただきまして、どうもありがとうございました。非常に交通環境が良くなりましたのでお礼を申し上げておきたいと、このように思っておるところでございます。(発言する者あり)実はそのようにしたい...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の都市計画法の一部を改正する、行うことになるんですが、都市計画の役割はどのように変わるのか、また今後、都市のあるべき姿についてはどのように考えているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 今回の改正によって、まちづくりの基本的な方向が見直されることになると思うんですが、将来のまちづくり、都市施策をどのような方向へ導こうとしているのか、お伺いをいたします。
○渕上貞雄君 今回の都市計画改正案と中心市街地活性化法改正案は、中心市街地再生を進める上でどのような役割分担となるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 中心市街地の活性化には、個人商店の魅力を増進するような施策を講ずる必要があると考えますが、中心市街地の活性化法の改正と大規模集客施設の立地規制によって既存の中心市街地の活性化に十分な効果が期待できるかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 法案とは少し逆説的な質問になるかと思いますが、日本の社会は、やはり今、自動車依存型の社会になっていると思います。今回の改正は、大規模集客施設の郊外立地を規制するものであり、郊外居住者や自動車を利用した大規模集客施設の利用者のニーズに沿っていないと思われますが、このこ...全文を見る
○渕上貞雄君 今後、特に地方都市においては鉄道やバスを有効に利用したネットワーク形成が重要となってくると思いますが、まちづくりを進める上での公共交通機関をどのように位置付けておられるのでしょうか。また、使い勝手の良い公共交通機関にするためにどのような施策をお考えなのでしょうか。そ...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつよろしく、積極的なお取り組みをお願いを申し上げておきたいと思います。  中心市街地では駐車場が不足をしているため交通渋滞が起こりやすく、このため郊外の大型店舗に人が流れてしまう状況にあります。人を中心市街地に呼び戻すためには、市街地の周りに駐車場を設置...全文を見る
○渕上貞雄君 どうかひとつ、新たに、やはり新しい都市をつくるわけですから、公共交通を生かしたまちづくり、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  近年、モータリゼーションの進展により、中心市街地の空洞化と郊外での急速な開発や環境問題など、新たな都市問題が発生をしています...全文を見る
○渕上貞雄君 まあ人間がやることですから計画どおりにはいかぬことはいいんで、将来、夢を持ってやっていきましょう。  そこで、お伺いいたしますが、今回の提出法案は、消費者それから商店主などに大きな影響を与えるものでありますが、このため、大規模商業施設関係者それから地域住民など多様...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月17日第164回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、与党案提案者にお尋ねをいたします。  二〇〇四年一月の最高裁は、〇一年参議院選挙の最大較差を、五・〇六倍について六人が違憲とし、合憲とした九人の多数意見の中でも、四人が補足意見として、次回選挙で漫然と現状が維持されたままなら違...全文を見る
○渕上貞雄君 民主党提案者にお尋ねをいたします。  民主党は、日本海に面する隣接の鳥取と島根を合区することで、最小選挙区との較差は、高知県を一としたときの千葉県が三・八〇三倍になっています。一方で、最高裁では、今回の判決に関連をして、憲法が選挙に関しては国民がすべて平等であるべ...全文を見る
○渕上貞雄君 引き続き民主党案の提案者にお尋ねをいたします。民主党の機関紙「プレス「民主」」百四十四号の中で江田五月議員のインタビューが掲載をされておりますが、そこでは「鳥取県と島根県の一体性はかなりあり、そう違和感はないはずです。」とされています。  私は、両県にもそれぞれ違...全文を見る
○渕上貞雄君 与党案、民主党案の両提案者にお伺いをいたしますが、そもそも現在の参議院選挙区選挙制度の基本的な仕組み、すなわち選挙区を都道府県単位とした上、各選挙区の定数を偶数にして、選挙の都度半数改選とするという仕組みを維持しつつ、さらに定数を増やさないことを前提とする限り、定数...全文を見る
○渕上貞雄君 与党案、民主党案の両提案者にお伺いをいたします。  選挙制度は、国会の土俵をどうつくるかという議会政治の基本であり、国民の参政権にかかわる民主主義の根幹です。私どもは、あくまでも選挙制度は国民の参政権にかかわる重要問題であり、選ばれる側の論理よりも選ぶ側の論理が優...全文を見る
○渕上貞雄君 同じ一票なのに較差が五倍も違うというのは民主主義の根幹にかかわる問題です。専門委員会の報告書は、較差是正の後も、参議院の在り方にふさわしい選挙制度の議論を進めていく過程で、定数較差の継続的な検証等を行う場を設け、調査を進めていく必要があるとしています。  今回の案...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 経済産業委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  九八年に市街地活性化させるためのまちづくり三法が制定をされました。中心市街地の現状をどのように認識されているのか、また、まちづくり三法は中心市街地活性化にどのような効果があったのか、具体的な事例があればお示し願いたいと思います。
○渕上貞雄君 では、まちづくり三法はどのように評価されるんでしょうか。
○渕上貞雄君 法制定後も中心市街地の衰退は必ずしも歯止めが掛からない状況にあるのではないかと思うんですが、その理由についてどのようにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 中心市街地の活性化はまちづくり三法がありますが、これらは都市部におけるまちづくりと思われます。しかし、各市町村は過疎化の進行に悩まされていると思いますが、このような過疎地の市町村の活性化についてはどのようにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 まちづくり三法制定以降、中心市街地活性化のためにはこれまで都市計画法はどのように改定されたのでしょうか。また、その効果をどのように認識されているのか。さらに、今回、都市計画法を改正する趣旨は何でしょうか。
○渕上貞雄君 中心市街地は、商業業務それから居住等の都市機能が集積をしているばかりではなく、やはり長い歴史の中で伝統文化財産を有しています。このため、中心市街地を再生させるためには、多くの人々が来訪するような人的交流の場、それから商業の活性化など環境整備が必要でありまして、そのた...全文を見る
○渕上貞雄君 中心市街地の衰退の原因には、大規模集客施設の郊外出店のみならず、病院や市役所、学校などの公共公益施設がやはり郊外に立地したことも挙げられます。  提出法案では、大規模集客施設の郊外出店に対する規制が設けられ、地方公共団体の施設の郊外立地にも都市計画手続が必要とあり...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月18日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今日は大変御苦労さまでございました。  まず、富塚市長にお伺いをしたいと思うんですが、市長のお話を聞きながら、まちづくりというのと併せて人づくりをどのようにやっていくのか、人づくりにはやっぱり大きな目標が必要だと、市としては文教都市...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、今日の国民の生活を大きく変えていったというか、非常に問題になっているところは、一つは持家制度があると思うんですね。都市づくりと持家制度。ここのところがやはりかなり都市開発とのかかわりの中で、新たに開発をしていかなきゃならないというような要求というのが出てくる。...全文を見る
○渕上貞雄君 それでは次に、浅見参考人にお伺いしますが、今、都市開発をやっていく場合、各民間の企業も大きな力を持ってきておるし、大型な開発もやってきていると思うんですが、ともすれば民間というのは利益を追求する余り公的なものがだんだんだんだん薄れてくるのではないかと。  したがっ...全文を見る
○渕上貞雄君 最後に、阿部先生にお伺いしますけれども、お話を聞く中で、住民を守る視点というのが大きく欠落している、そのことがやはり政策を誤る一つの大きな原因になっているんじゃないかというようなことをおっしゃったと私は思うんですが、やはりドイツの経験と今度の法案改正に伴うこれから我...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月22日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○渕上貞雄君 社会民主党・護憲連合の渕上貞雄でございます。  今回の行政改革は簡素で効率的な政府を目指すものとされています。  さて、国家行政組織法第一条は、国の行政事務の効率的な遂行のために必要な国家行政組織を整えることを目的とするとし、国家公務員法第一条は、職員がその職務...全文を見る
○渕上貞雄君 以下、いわゆる市場化テスト法案について質問をいたします。  まず、市場化テストに伴う雇用労働条件の問題についてお伺いをいたします。  民間事業者が落札をした場合の公務員の処遇についてお尋ねをいたします。  民間企業等への移籍後の再任用について、民間競争入札実施...全文を見る
○渕上貞雄君 国と民間企業との間の人事交流に関する法律や公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律を用いた職員の派遣はあり得るのかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 地方公共団体について第十六条第二項第九号はあるものの、国家公務員の場合は第三十一条と異なり、地方公務員の退職手当の特例規定は設けられていない。しかし、地方独立行政法人法五十九条以下には、移行型地方独立行政法人の設立に伴う措置として職員の引継ぎや退職手当の特例等の規定...全文を見る
○渕上貞雄君 国の行政機関だけでなく、独立行政法人や特殊法人等も市場化テストの対象となっています。しかし、これらの職員の雇用労働条件を確保するための規定整備が何ら示されておりません。職員の雇用労働条件は重要であり、制度整備が行われないまま独立行政法人等の市場化テストの対象にすべき...全文を見る
○渕上貞雄君 いわゆる一円落札についてお伺いをいたします。  過去に何度も社会問題となり、自治体は最低限度価格を設けるなどダンピングを防止するべく対応してきました。官民競争入札等の場合は不当廉売の規制については本法案には盛り込まれていないが、どのように対応しようとお考えになって...全文を見る
○渕上貞雄君 官民競争入札等の監理委員会についてお伺いをいたします。  市場化テストについて、コストだけが優先されがちになれば、サービスの質の低下につながってしまいます。また、肝心のサービスの受け手である利用者や現場でサービス提供に従事している労働者の意見の反映がなされないのは...全文を見る
○渕上貞雄君 私は、国の予算関係にかかわる問題であるから国会の同意は必要だというふうに考えております。したがって、御要望だけ、このように努力いただきますようお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、公共サービス実施民間事業者の資格の問題について、これは先ほども議論あってお...全文を見る
○渕上貞雄君 既に、これらの窓口業務については、従来、業務委託等の方法で対応している自治体もあると聞いております。  現行法ではできないのかどうか、この法案が通らないとできないというわけではないのではないかと思うんでありますが、見解はいかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 第三十四条二項は、窓口業務を実施できる公共サービス実施民間事業者の基準を定めているが、この基準と、地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律に基づく郵便局の指定基準、窓口業務を扱える郵便局は一定の水準以上のものは同じ内容である。そうだとすると、プライ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、公共サービス実施民間事業者の情報公開と監督の強化等についてお伺いをいたします。  自治体の指定管理者の場合、委託料積算根拠などは開示すれば企業が損害を被るおそれがあるし、事業情報として非開示になる場合が多いと思います。そこで、官民競争入札に当たって、民間側は...全文を見る
○渕上貞雄君 民間はそれぞれいろんなことを言って言い逃れるんじゃないですか。その点の答弁がないんじゃないかと思うんですが。
○渕上貞雄君 東京都千代田区で、プールの委託業者が監視員の人数や資格を守ってないことが分かりました。業者が必ずしも契約内容どおりとすることは限らない。公共意識を持たない人が公共施設を管理運営すると、こういうことがどんどん起こってくるのではないかと思います。ということが推測をされま...全文を見る
○渕上貞雄君 公共サービス実施民間事業者の守秘義務についてお尋ねをいたします。  法案では、第五十四条で「公共サービスの実施に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用した者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。」として、罰則付きで守秘義務を課しています。しかし、のぞき見...全文を見る
○渕上貞雄君 公共サービス実施民間事業者の責任の問題についてお伺いをいたします。  市場化テストで民間が落札をした場合、国民や利用者に対する責任の所在があいまいになる心配がないのかどうかについてお尋ねをいたしますが、昨年の八月の宮城県沖地震では、民間のノウハウなどを活用し、効率...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の市場化テストの場合、落札業者の撤退リスクについての歯止めはどのようになっているのか。  奈良県野迫川村の温泉宿泊施設、野迫川温泉ホテルハイ・タトラでは、二〇〇五年の四月に三年間の契約で指定管理者制度を導入したが、二〇〇六年一月には業者が契約期限を待たずに撤退...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月23日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  都市計画の決定権者は基本的には市町村でありますが、今回の改正によって、第二種居住地域、準居住地域、工業地域の各地域や非線引き都市計画域内の白地地域では、これまで制限がなかった大規模集客施設について制限されることになるものの、市町村の開...全文を見る
○渕上貞雄君 大規模集客施設の立地は利便性の向上、雇用の創出、税収増加等が期待される反面、地域の無秩序な開発、施設周辺での交通渋滞、生活環境の悪化、既存の中心市街地の一層の衰退が懸念されます。消費者、地元住民、市町村、周辺市町村及び都道府県など、関係者に与える影響は大きいものがあ...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では、準都市計画区域の指定権者を市町村から都道府県としています。都道府県は準都市計画区域を指定しようとするときは、あらかじめ関係市町村の意見を聴かなければならないとされています。この指定により当該市町村にとって大きな影響を受けることが予想されます。このため、...全文を見る
○渕上貞雄君 準都市計画区域制度は、都市計画区域外での用途混在等による無秩序な開発を防止するため二〇〇〇年に創設をしましたが、現在、三市町村が活用しているにすぎません。これまでの指定状況は低いと思いますが、その理由はどこにあるとお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 提出法案によれば、準都市計画区域の指定範囲が農地等へ拡大されることになりますが、それにより活用の実績が上がると考えているのでしょうか。  また、農地について準都市計画区域を指定する際に、農林水産省等の農地担当部局との調整を円滑に行う必要があると思いますが、どのよう...全文を見る
○渕上貞雄君 今回新たに、まちづくり推進に関し経験と知識を有するものとして国土交通省令で定める団体が一定の土地の区域について、都道府県、市町村等に対し、都市計画の決定又は変更することを提案することができることになっております。具体的には、どのようなものを想定しているのでございまし...全文を見る
○渕上貞雄君 駐車場法についてお伺いをいたします。  モータリゼーションの進展により自動車依存の社会となっていますが、都市部においては駐車場が大変不足をしており、自動車保有者は郊外の駐車場の完備された大型店に流れてしまう状況にあります。中心市街地を活性化するためには、公共交通の...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、新住宅市街地開発法関係についてお伺いをいたします。  ニュータウンが高度成長期の都市への急激な人口集中による住宅需要に対応するため市街地の周辺部に開発をされてきました。しかし今日、少子高齢化社会を迎えて、急激だった住宅需要も安定化をしてきておりますし、このよ...全文を見る
○渕上貞雄君 新法の目的が、これまでの人口集中の著しい市街地周辺地域における大規模な住宅供給から、住宅需要に見合った適正規模での住宅供給との考え方の転換が行われております。附則の第六条により、予定区域及び施行区域については、改正後、新住法に適応する土地の区域とされることになります...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
05月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  現在、我が国の住宅政策は、公営住宅、公団住宅、それから公庫融資の三本柱を中心として、住宅建設計画法に基づいて住宅建設五か年計画に従って進められてきたと思います。  もう既に各委員からいろんな指摘がされておられますが、今年度末で終了い...全文を見る
○渕上貞雄君 では、提出法案とこれに基づく新たな計画体系を整備することによってどのようなことを実現しようとしているんでしょうか。また、これまでの枠組みでは実現できなかったのかどうなのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 総務省住宅・土地統計調査、住宅ストック数の状況によりますと、一九七三年には住宅戸数が世帯数を上回って、以来既に三十余年が経過をしておりますが、この間、年間百万戸以上の住宅供給がなされており、二〇〇三年には住宅ストック数の約五千四百万戸に対して総世帯数が四千七百万戸と...全文を見る
○渕上貞雄君 近年の住宅政策においては市場重視、ストック重視と言われ、公的主体中心による住宅の新規建設から民間主体中心による住宅の整備改善へとシフトされていますが、あくまでハードである住宅を主たる政策対象としながら、関連するソフト分野である住生活についても対象が広がっています。 ...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案において住宅建設計画法が政策対象としてきました住宅の建設の必要性と重要性はどのように位置付けられておられるのか、住生活の安定の確保及び向上の促進のための手段の一つにすぎなかったと理解していいのかどうか、その点はどうでしょうか。
○渕上貞雄君 国民の居住に関する権利を憲法第二十五条に基づく基本的人権、生存権の一つとして基本法に制定すべきとの議論が従来からあったように伺っておりますが、今回の提出法案に居住に関する権利規定がなされなかったのはどのような理由からなされなかったのか、御説明いただきます。
○渕上貞雄君 住宅建設五か年計画の中でも、第三期計画からは居住水準の目標を掲げ、住宅政策の重点を住宅ストックの質の向上や良好な住環境の確保に移行してきたにもかかわらず、依然として低水準になっている原因をどのように分析されているのか、その原因は、新たに策定される住生活基本計画におい...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では、住宅関連事業者の責務について規定をされております。  昨年秋に発覚をいたしました構造計算書偽装問題により、事業者に対する国民の信頼は大きく揺らいでおりますし、この法律の趣旨に従って、事業者が住生活の安定確保及び向上の促進に寄与するためには、どのような...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅政策は各地の事情に合わせて作り、実施していくべき地域政策的色彩が濃い分野であり、そのためには、極力、地方にその主体を移していくことが望ましいとする考え方がありますが、その場合に、住宅政策における都道府県と市町村の関係、役割分担をどのように考えているのでしょうか。...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、一九八七年から十年間程度、建設省は住宅基本法の制定を促す国会の質問に対して、国民のコンセンサスを主な理由に消極的な姿勢を示し続けました。住宅政策の基本法制制定に関する国民のコンセンサスは十分熟したと見ているのでしょうか。見ているとしたら...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。四名の参考人の方、長い時間御苦労さんでございます。  まず、青山参考人にお伺いをいたしますが、今回の基本法の改正というのは、量から質へというふうに変わってきたというのはやはり国民の意識の変化もあるというふうに思います。そのときに、住宅プラ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、内田参考人にお伺いをいたしますが、住宅に対する国民の意識というのは、私は持家というのが非常に強いと思うんですね。そのときに公的住宅が果たす役割というものは一体どのような役割というものを持たなければならないのかというのが一つと、これまで国が進めてきた住宅政策につ...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、松尾参考人にお伺いをいたしますが、今度の基本法の制定の中で最も大事なことは住民参加、いわゆる地域住宅協議会というものをつくり上げて、そこの中でまちづくり、それから住宅問題について考えるというように住民参加型の方針が書かれているわけですが、ここのところは私最も難...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、坂庭参考人にお伺いをいたしますが、やはり住宅困窮者に対する提供というのは私は基本的には国、自治体の役割、任務であろうというふうに思うんですが、そこから、最近の政治の動向から官から民へと、民でできるだけやれるものはやっていこうという風潮になっているところでござい...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  かつてバブル期には地上げによる強制立ち退きの事例が多発をいたしましたが、今日では都市再生の名による強制退去があり、公共住宅の建て替えによる事実上の立ち退きも起きているのです。公営住宅においても安心して住んでいられない状況が生じつつあり...全文を見る
○渕上貞雄君 住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策の方向性や具体的内容は、各地域における気候、地形、歴史、文化、経済などで異なると思っているのですが、法律において基本的理念を全国一律の内容で記述することは適当とは言えないのではないかと思うんですが、いかがでございましょうか...全文を見る
○渕上貞雄君 「住宅の需要及び供給に関する長期見通しに即し、」とありますが、この長期見通しについては、現行の住宅建設計画法二条にも同様の規定があります。具体的にどのような見通しを持っておられるんでしょうか。
○渕上貞雄君 住宅関連事業者が適切に講ずる責務を有すると規定をされていますが、この必要な措置の具体的な内容についてはどうお考えですか。
○渕上貞雄君 社会資本整備審議会答申では、公営住宅における入居者、非入居者間の不公平の存在、それからコミュニティーのバランスの低下など、現行制度が抱える問題点を抜本的に解消するためには民間住宅を活用した家賃補助が効率性の高い政策手段であると、諸課題の克服に向け具体的な検討を進める...全文を見る
○渕上貞雄君 全国計画に即して都道府県計画が策定をされることになりますが、住生活基本計画の全国計画は施行後速やかに策定すべきものと考えますが、いつごろ策定する予定か、お尋ねをいたします。
○渕上貞雄君 全国計画においては国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する目標を定めることといたしております。国民の住生活が安定し、かつ向上するという手ごたえは、期待感が持てるような具体的で分かりやすいアウトカム目標とすべきと考えますが、具体的にはどのような内容を定めることを...全文を見る
○渕上貞雄君 住宅建設五か年計画及び都道府県住宅建設五か年計画で定められていた住宅の建設目標及び公的資金による住宅の建設の事業量が住生活基本計画では定められなくなることにより、公的住宅の役割が低下するのではないかと考えられますが、その見解はいかがでしょうか。
○渕上貞雄君 全国計画にかかわる評価において、その評価の結果、目標達成が困難な状況にあることが明らかになった場合の対応についてどのように考えているのでしょうか。また、達成状況の地域ごとの差が大きい場合、国として何らかの対応をされるんでしょうか。
○渕上貞雄君 都道府県計画は全国計画に即して策定をされますが、全国計画が政策評価により見直された結果、都道府県計画と国とのそごが生じた場合、どのように解決をすることになるんでしょうか。都道府県が自らそのそごを認識し見直すことになるのでしょうか、それとも都道府県がそごに気付かない場...全文を見る
○渕上貞雄君 その場合、都道府県の効果の評価は行うんでしょうか。それで、仮に行う場合、各都道府県が独自に行うのでございましょうか。いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 地域住宅協議会は、地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法の第五条によりますと組織することができるとの規定ですが、都道府県計画は、地域における住宅政策に関する基本的な計画ですから、地域住宅協議会は必ず組織してこの協議に応じることとすべき...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますが、住宅政策の重点が量から質へ変化することにより、国土交通省が取り組むだけでは不十分ではないかと考えていますが、他府省との連携は今後どのように協力していくのか、大臣のお考えを聞いて、質問を終わります。
06月06日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  昨日から本日、大変マスコミをにぎわしております村上ファンドの村上世彰氏が逮捕されるという事件が起きました。そのとき、象徴的な言葉としてプロ中のプロが誤った、プロ中のプロが誤ったと。なぜプロ中のプロが誤るかということをやっぱり考えてみま...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の問題というのは、やはり直接構造計算書の偽装を行った姉歯元建築士と同建築士に対して直接、間接圧力を掛けた関係者がおったのではないかと。やはり一連の特異な事件としてこの問題をとらえるべきではないのではないかというふうに私は思います。その後、福岡、横浜、埼玉、札幌な...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の提出法案につきまして、大臣は三月三十一日の記者会見において、建築サイドの問題、建築行政サイドの問題、住宅取得者の保護の問題等について、今後更に検討をして、徹底して見直しをしていくという趣旨の発言をされておりますし、先ほどもその趣旨に従った発言があったと思ってお...全文を見る
○渕上貞雄君 とりわけ今答弁のございました問題点の中での消費者の保護の問題については、ここの視点というのが、やはり造る側の方に非常に有利になっておるようでございまして、やはり消費者の視点というものを今後十分検討していただいて、消費者保護の立場でどうかひとつ考えていただくようにお願...全文を見る
○渕上貞雄君 欠陥住宅については以前より社会的に大きな問題となっておりますし、また最近は悪質リフォーム詐欺の問題が起きています。  これらは悪質の事業者によって引き起こされた人為的な被害という点では、今回の構造計算書偽装問題と共通しているものと思われます。特に、被害者への公的支...全文を見る
○渕上貞雄君 分かったようでちょっと分からぬような感じになりますけれども、まあ基本的なところでそのことは理解できますが、逆にこれは監視強化をして悪質業者に対する取締りを強化する以外ないのかという印象を持ちますが、その点はまた後ほど私どもも研究をしていきたいというふうに考えています...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の問題が発生をいたしましたきっかけというのは、指定確認検査機関イーホームズからの連絡でしたが、国土交通省の初期対応が不適切であったのではないかという指摘がございますが、どのようにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 やはり、最近は内部告発問題等含めて、こういう情報関係について、やっぱり行政としても住民の願いというか要求というか、住民が問題にしているところは何かというところを早く今度は的確に対応できるような体制というものを省内の中でも検討いただいて、十分これらの問題について対応い...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月08日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、私が最後でございますので、もうしばらく。本日は御苦労さまでございました。  まずは小川参考人にお伺いをいたしますが、先ほどの意見陳述の中にもございましたが、団体加入の義務付けの問題について問題を提起されておりますけれど...全文を見る
○渕上貞雄君 次に、尾竹参考人にお伺いをいたしますが、先ほど問題を提起をされました中に、地位の向上と独立性の確保と。前回のときも環境問題について常に消費者の立場から御発言いただいたと思いますし、やはりこの独立性の確保というのは今の建築士にとって最も大事なことではないか。今回の姉歯...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  次に、岡田参考人にお伺いをいたしますが、今回の事件を考えてみますと、やはり建築確認業務というところが大きな一つのポイントであったろうと私は思っておりますが、これだけ多くの物件を年間に検査をしなければならないという、人手の問題、費用の問題...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  では、最後に片方参考人の方にお伺いをいたしますが、建築士の資格制度の問題について、このような事件が起きた場合、資格制度の在り方の問題もやはり検討すべきではないかというふうに私自身考えますが、やはり再点検をし直して、資格問題について再考す...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  建築士制度についてお伺いをいたします。  提出法案には職責に関する規定が設けられていますが、現行法においては別の条項にあった規定とほぼ同じ内容でありまして、単にスライドさせただけのことのように思われますが、他の法律の類似規定を合わせ...全文を見る
○渕上貞雄君 建築士が構造計算によって建築物の安全性を確かめた旨の証明書を設計の委託者、建築主、元請の設計者に交付する規定は責任の所在を明確にする上で有効なものと考えられますが、この証明書はどのように活用されることを想定しているのでしょうか。  また、下請によって構造計算が行わ...全文を見る
○渕上貞雄君 建築士がその構造計算書によって建築物の安全性を確かめるというような証明書の問題でございますので、その点ははっきり今申し上げられたようにきちっとしておいていただきたいというふうに思うんです。  それから、現行の制度では、建築士の業務に関する禁止規定はありません。ただ...全文を見る
○渕上貞雄君 建築士は、一回の建築士試験に合格をすれば永久に資格が与えられることになっています。資格問題については、今日、私、参考人にもちょっと質問をしたところでございますが、やはり今日、建築に関する技術や工法、それから素材、材料、設備等の変革、高度化は著しく、知識や経験において...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり、事件、事故が起きたわけですから、やはり資格の問題について一回当たればそれでいいという問題では今回の場合なかったと思うんですね。ですから、でき得れば国土交通省においても資格の問題についてはどうかひとつ具体的に検討いただければと、御要望だけ申し上げておきたいと思...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいまも質問いたしましたが、賠償責任保険の内容について検討課題があるものの、現行制度の下で建築士事務所に対し保険への加入、保険金額の引上げなどを働き掛けるなど、早急に取り組めることがあると思われますが、国としてはどのような取組をお考えになっているのでしょうか、お伺...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案の二十四条の五第三号で保険契約書類を閲覧させることとなっていますが、建築士事務所が受託した多数の物件において瑕疵があった場合、支払うべき保険金額が高額になってしまう場合もあることはさきに指摘をいたしましたが、加入をしている保険金の額を確認しただけでは設計等を...全文を見る
○渕上貞雄君 業務の一括下請、いわゆる丸投げについてお聞きをいたします。  参考人からもこの問題については考え方についてお聞きをしたところでございますが、例えば分譲マンションを例に取れば、建築主、分譲業者は大半がゼネコン施工というブランド名をアピールをして販売促進に生かして、実...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
06月13日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、シンドラー社のエレベーター事故についてでございますけれども、耐震偽装の次は今度はエレベーターかと、一体おれたちはどこに住めばいいのかというような不安で一杯になっているのではないかと、このように思います。今、この事件については調査...全文を見る
○渕上貞雄君 構造計算適合性判定制度の導入に当たっては、都道府県知事は、申請者の提出した構造計算のチェックにとどまらず、再計算まで行おうと考えているのでしょうか。また、再計算で採用する構造計算方法は申請者と同じ方法に限るのでしょうか、お尋ねいたします。
○渕上貞雄君 提出法案では都道府県知事が構造計算適合性判定の全部又は一部を行わせる機関を指定することとしていますが、どのような機関を指定することを想定しているのでしょうか。機関の具体的な要件はどのようなものか、お尋ねいたします。
○渕上貞雄君 都道府県によっては区域内に構造計算適合性判定が行われる機関がないところもあり得ると思いますが、その場合はどのようにするのでしょうか、区域外の機関を指定することも可能なのでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 今回の構造計算書偽装問題ではマンションにおいて甚大な被害が発生をしたところであり、マンションにおいては多数の者が長時間過ごすことから倒壊等などの際に人的被害のリスクが非常に高いこと、それから居住者、建築物に関する専門知識を持たないことが多いことなど、安全性を確保する...全文を見る
○渕上貞雄君 完了検査については従来から義務付けられており、本来は一〇〇%実施されるべきものでありますが、実態は全国平均で七三%にとどまっています。  完了検査が一〇〇%実施されない原因と理由、それから一〇〇%に近づける方策について、国としてどのようにお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 大臣認定を取得している構造計算プログラムは二〇〇六年二月現在で合計百六件ありますが、特定行政庁や指定確認検査機関ではほとんど所有していないと聞きます。  プログラムを持ったことも使ったこともない機関が十分な検査を行うことができるのでしょうか、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 住宅性能表示制度は、第三者機関が設計図書の審査や現場検査等を行い、性能評価表示し、評価書を発行するなど、住宅の品質を確保し消費者の保護を図るものですが、その利用は任意であることからまだ十分な利用実態とはなっていませんが、また今回、建築確認のみならず、住宅性能評価の過...全文を見る
○渕上貞雄君 提出法案では多岐にわたる罰則の強化を図ることとしています。罰則強化をされれば一定の抑制は期待できると思いますが、悪意のある不正、偽装、改ざん等の行為に対してはどの程度抑止効果があると考えていましょうか、いかがでしょうか。
○渕上貞雄君 最後になりますが、この建築にかかわる問題についての事件、事故が様々起きておるところでございますけれども、最後に、今回の建築基準法の改定によって国民の信頼が回復できると大臣はお思いになっているんでしょうか、大臣の認識をお伺いをして、質問を終わります。
○渕上貞雄君 終わります。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、スカイマークの方にお伺いをいたしますが、規制緩和、参入自由の時代になって、スカイマーク、新たに航空業界に参入をしてきた。スカイマークとして航空業界に参入をしてくるときの決意についてどのような決意があったのか、まずは社長の考えをお...全文を見る
○渕上貞雄君 衆議院の議事録も読ませていただきました。そこで西久保社長、労働組合に対する社長の考え方、認識についてお伺いいたします。
○渕上貞雄君 次に、日航の方にお伺いをいたしますが、安全と利潤というものは似て非なるものでありまして、ここのところは相対立する矛盾でもあろうと思うんですね。しかし、経営が思わしくなくなってきたときに、まず最初に犠牲になってくるところは多くのところ安全ではないか。安全のところの投資...全文を見る
○渕上貞雄君 今言われたことについてどうかひとつ現場で具体的に実施をしていただく、そのことを通して、事故がないことが今言われたことの証明になっていくだろうと、このように思います。  私どもがもらいました調査室からの資料による新聞によりますと、やはり社内における派閥の問題がかなり...全文を見る
○渕上貞雄君 航空会社の性格上、業種別に労働組合ができることについて私は是としますが、これが会社としての分断支配にならないようにだけ御注意申し上げておきたいと思います。  時間もなくなりましたが、最後に全日空にお伺いをいたしますが、やはり会社として運営をしていく場合、例えば他の...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますが、国土交通省にお伺いいたしますが、なお航空業界に対して抜き打ち検査やらなければならない状況というのが存続していると思いますね。同時に、常駐体制をまだ続けておられるようでございますが、抜き打ち検査並びにこの常駐体制に対して今の時点でどのようにお考...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
10月26日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、質問に入ります前に、先ほど同僚議員からも御批判をいただきましたが、冬柴大臣を始めとして公共交通にかかわる者に対して、大変、飲酒運転にかかわって、御心労、御心配を掛けたことについて、会社として十分反省をして、従業員一同、今再発防止...全文を見る
○渕上貞雄君 ただいまの答弁にもございましたが、いわゆるこの取組では、暮らしの事故、消費者が関係する事故の情報収集、それから原因の分析や再発防止策を検討するということでございますけれども、ただ単に消費者用製品に限定するのではなくて、国民生活全般にかかわる安全、安心を確保するという...全文を見る
○渕上貞雄君 内閣府の方々、御苦労さまでございます。ありがとうございました。あと質問ありませんので、どうぞお引き取ってください。ありがとうございました。  では、冬柴大臣にお尋ねをいたしますが、自民党と公明党の連立政権合意における重点政策課題について、都市と地方の格差を是正する...全文を見る
○渕上貞雄君 もう一つある、もう一つ、もう一つ。
○渕上貞雄君 やはり地方の格差という問題が社会的な問題になっているときですから、これをひとつどうか政策の中に生かしていただくように御要望を申し上げておきたいと思います。  次に、大臣も発言をされておられますように、国民の安全、安心のための取組が喫緊の課題であり、国民の安全、安心...全文を見る
○渕上貞雄君 では、具体的にお伺いをいたしますが、最初に構造計算書偽装にかかわる問題についてでございますが、再発を防止し、建築物の安全性を確保するための取組が当然のことでございますが、被害に遭われたマンションの住民の方々の救済についてもやはり取組を進める必要があると思います。中で...全文を見る
○渕上貞雄君 生活再建のための望む声が大変多うございますので、そこら辺りひとつどうか国土交通省としても十分耳を傾けてやっていただきたいと思います。  タクシーの規制緩和が行われまして四年九か月が経過をいたしました。この間、マスコミでも取り上げられましたように、タクシー運転手の労...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、運賃問題についてお伺いをいたします。  各地でタクシー運賃改定の動きが報じられておりますけれども、申請理由の中には賃金、それから労働条件の改善が強調されております。国土交通省はこの審査に当たって、賃金、労働条件の改善を重視して臨まれる...全文を見る
○渕上貞雄君 労使問題で逃げてしまうと社会問題になるわけですよ。だから、社会問題にならぬでいいようにきちっとやってもらいたいというのがこちらの願いですから、要望を申し上げておきます。  なお、時間でございますし、大臣に決意表明を聞く質問をしておりましたけれども、時間でございます...全文を見る
11月02日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  核保有に対して、最近、政府・与党内からの発言が相次いでいますが、これは大変許し難い私は発言だと思っております。  閣僚や政権与党であるならば、やはり憲法、非核三原則の国是によって発言すべきであります。決して発言は自由とはならないと思うんです...全文を見る
○渕上貞雄君 憲法もよろしくひとつどうぞお願いを申し上げておきたいと思います。  本年の七月五日に行われました入港禁止の閣議決定における禁止理由ではテポドン二号を含めた弾道ミサイル又は何らかの飛しょう体が発射されたものと文言になっていましたが、さきの大臣提案の説明では、弾道ミサ...全文を見る
○渕上貞雄君 衆議院の国土交通委員会において私どもの同僚議員が分析結果の調査報告の提出を求めましたところ、今後の情報収集活動に支障が生ずるおそれも私どもは考慮しなければならないと言って、報告書は作らないとされたということでございますけれども、このような制裁措置をとるに至った発射実...全文を見る
○渕上貞雄君 やはり国民というのは、どういうことになってどういう発射があったのか、どこでどうなったのかというのはあの時点では非常に不明確だったんですよ。ですから、一体何がどうなっているかという不安な状況の中であの事態を迎えてきて、そして核問題なども含めて、これ今後、やはり核の脅威...全文を見る
○渕上貞雄君 外務省はどう考えている。
○渕上貞雄君 万景峰号92号の入港期間は六か月としたと。それは、六か月間にすれば大体効果が出てくるであろうと。その効果の評価の仕方の問題でもあるかと思うんですが、物的なのか人的なのか、どういうことがその六か月の判断の理由になったのかお伺いいたします。
○渕上貞雄君 十月十一日の閣議決定により、更なる制裁措置がとられていますけれども、制裁解除の条件は具体的にどのように考えられておりますか。
○渕上貞雄君 最後になりますけれども、安倍総理の所信表明において、核・ミサイル問題については、日米の緊密な連携を図りつつ六者会合を活用して解決を目指すと言われましたが、制裁措置だけではやはり私は問題の解決は困難であろうというふうに考えます。  対話と圧力ということを言われておる...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
11月08日第165回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございますが、まず厚労省にお伺いをいたしますけれども、安倍総理が所信表明の中で、二〇一〇年までにはフリーターをピーク時の八割に減らすと、こういうふうに積極的に数字を示されましたね。やはり、具体的に二割の人は何とかなるでしょうが、残り八割の人たちのフ...全文を見る
○渕上貞雄君 簡単で結構です。
11月22日第165回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、御苦労さんでございます。  まず、城参考人にお伺いいたしますけれども、私は、終身雇用、年功序列というのはそう悪い制度ではないというふうに思っています。しかし、現代の社会に合うかどうかというようなところで修正はすべきだと...全文を見る
○渕上貞雄君 緩やかに変わるんじゃないんですか、極端に変わるんですか。
12月01日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  長い時間、参考人の方、大変御苦労さまでございます。貴重な御意見をいただきまして感謝を申し上げる次第ですが、各現場で又は研究でいろいろ教育問題について発言をされたり実践をされていることに、まず敬意を表します。  今、私はこうい...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  なおそれぞれの先生方の御意見いろいろあるなと思いながら改めてまた聞かさしていただきましたが、世取山参考人にお伺いしますけど、憲法を改正して教育基本法を改正することが最もいいと。なるほど非常に明快だなと、こういうふうに思いました。  そ...全文を見る
○渕上貞雄君 ありがとうございました。  終わります。
12月07日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  公述人の皆さん方、本当に御苦労さんでございました。今日はありがとうございます。  まずは、浅川公述人にお伺いをいたしますが、その前に私は、やはり今教育基本法をめぐって教育問題の様々な課題がようやく国民の皆さん方の入口のところで議...全文を見る
○渕上貞雄君 では次に黒沢公述人にお伺いをいたしますが、今の社会的な全体的な状況をとらえた上で、社会的な現象として起きてきている格差問題という問題を考えていく場合に、教育の持つ意味というところをもう少しちょっと具体的に御説明いただければというふうに思うんですが、この格差社会のもう...全文を見る
○渕上貞雄君 次は小林公述人にお伺いをいたしますが、先生の経験され、そして専門学校に行って教師として教えられて、そういう経験からだと思うんですが、地域社会全体で子供を育てていこう、こういうふうに先ほど述べられたと思うんですね。そしてもう一つは、相談できる窓口、これも恐らく地域で相...全文を見る
○渕上貞雄君 では、最後になりますが、喜多公述人にお伺いいたしますが、やはり我が国の基本的な物事の考え方、それから物事を解決をしていく仕方というところにも多少問題があるのではないかというふうに先生のお話を聞きながら思ったわけですが、それはやはり我が国といいましょうか、今まで、問題...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  構造計算書偽装問題は、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与えただけでなく、国民の間に建築物の耐震性に対する不安と業界への不信を広げたとともに、その偽装をそれぞれの段階で見抜くことができず、制度に対する信頼が大きく失墜をいた...全文を見る
○渕上貞雄君 世の中、悪いことするのは一杯おるわけでしてね、新しく法律作ればどうやって抜け道考えるというのはおるわけで、なかなか難しいことですが、法を作ることによってそういうことの今後事故がないように、ひとつ努力していただきたいと思います。  構造計算書の偽装を見抜くことができ...全文を見る
○渕上貞雄君 結果として制度に不備があるためにこのような法改定を行うものと理解をしますが、私は、国として被害に遭われた住民の皆さんに対する援助はもちろんのこと、やはり被害者住民の皆さんに謝罪をすべきだと考えるんですが、その点はどうでございましょうか。
○渕上貞雄君 民間検査機関に対して、耐震データだけでなく、防災上の安全を考えると、やはり民間の場合は早さを競うと思うんですね。したがって、民間機構だけに任せていいのかどうかという疑問が少し残ると思うんであります。このような疑問や不安を改定することによって解消することができるかどう...全文を見る
○渕上貞雄君 失われた信頼を回復するには大変な努力が要ると思うんですね。今回の法を改定することによって建築士に対する信頼が回復できると考えているかどうか。もちろん、これは建築士業界全体の努力もさることながら、どういう業界自体も努力するかどうかというところにもありますけれども、建築...全文を見る
○渕上貞雄君 姉歯氏の裁判の中でもいろんなことが言われておりますけれども、やはり生活のためと言ってみたり、自分の技術をアップするために、他に信頼してもらうためにはうそでも何でも言ってしまうというような、大変悪質な行為であったことはもう裁判の中でも明らかになっているわけですが、提出...全文を見る
○渕上貞雄君 今回提出をされました法案では多くの登録機関や講習機関の規制が設けられておりますが、やはり大変複雑な、だんだんだんだん複雑にやはりなってくると私は思うんですね。そこで、やはり公益法人への業務拡大ということにつながるのかどうか、その点をお伺いいたします。
○渕上貞雄君 時間でございますので、質問通告していますが、次回にすることにいたします。  終わります。
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  本日は、参考人の方々、大変御苦労さまでございます。  まず、村上参考人にお伺いをいたします。  今般の事件では、法令を守るべき資格者である建築士が職業倫理を逸脱をして構造計算書を偽装するという、国民の信頼を根底から失う事件が発...全文を見る
○渕上貞雄君 今お話ありましたように、今回の場合は社会的な問題になったわけですね。大変国民に対して不安を与えたわけですから、ですから緊急性あったことは、これは了解します。  その上に立って、先生、どうでしょうかね、やっぱり場当たり的、緊急性を場当たり的とは言いませんけれども、や...全文を見る
○渕上貞雄君 その場合、建築基準法の第一条で書かれている目的というのがあります。加えて、やはり消費者保護という立場で建築基準法も考えなきゃならないと思うんですが、その点、いかがでございましょうか。
○渕上貞雄君 それでは、業界を組織をされておる三人の方にそれぞれ同じ質問をいたしますけれども、私はやはり国民の生命と財産を保護するという立場で、ということは、やはり消費者保護の立場を明確にしていかなきゃならないと思うんであります。そこで、その点が少し業界としての発言というのはちょ...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。
12月12日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○渕上貞雄君 後藤先生に先やってもらえる。
○渕上貞雄君 どうも済みません。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  九・一一以降、国内外においてテロ対策が強化をされていますが、旅行者や観光者、利用者がより安全に移動できるようにすることがやはり観光振興にとっては大変重要なことだと思います。そのために、各交通機関における安全対策が急がれるところですが、...全文を見る
○渕上貞雄君 法務省にお伺いいたしますが、空港での入国審査は安全対策上大変重要なことだと思いますが、慎重になればなるほど審査時間や待ち時間が長くなるという問題が発生をしておりまして、法務省ではその対策としてセカンダリー審査やプレクリアランス審査といった制度を導入されておりますけれ...全文を見る
○渕上貞雄君 入国審査については、今報告ありましたように主要な空港では臨機応変な対応がなされ改善をされていると思いますが、一種以外の地方空港においては十分な改善が取られていないと思います。不定期便、チャーター便への臨機応変な処置というものは大変重要だと思いますが、これもまた一定の...全文を見る
○渕上貞雄君 法務省関係についてはこれで質問を終わりますから、退席して結構でございます。  続きまして、外国人の国内観光旅行への支援促進のための環境整備を図ることは大変重要なことであります。特に、駅、ターミナル等の交通結節点の整備、モード間の乗り継ぎの利便性を高めるためのアクセ...全文を見る
○渕上貞雄君 とりわけ新幹線におけるそういう大型荷物を設置するところ、利用者を多く座らせたいという気持ちは分かりますが、そういう施設も必要だと考えますので、適切な御指導をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、観光需要を創出するには、やはり観光客を引き付ける魅力...全文を見る
○渕上貞雄君 観光需要の創出に当たっては、持続可能な観光開発の観点からも既存のインフラの活用が大変私は重要であると思います。既存のインフラを最大限活用した中で新たな観光資源として魅力が引き出されるものと思いますし、既存のインフラの活用についてどのように考えておられるか、質問いたし...全文を見る
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、この基本法をつくることによって何を変えようとし、何が変わろうとしているのか、そして経済効果はどの程度を考えられておるのかお伺いして、質問を終わります。
○渕上貞雄君 終わります。
12月14日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  社民党は、北朝鮮が国際社会から度重なる中止の要求を無視して核実験をした、強行したことについて断固抗議するとともに、六か国の間での確認し合った共同声明及び核問題とミサイル問題について日朝平壌宣言に違反するものであるとの立場から、本承認案...全文を見る
○渕上貞雄君 今回の十月十三日の閣議決定では、「必要な人道上の配慮を行うとともに、法令の執行に支障を及ぼさないようにする。」とはどういうことを想定していたのでしょうか。  また、七月五日の閣議決定の中では、必要な人道上の配慮を行うとされていただけなんですね。法令の執行に支障を及...全文を見る
○渕上貞雄君 六か国協議の問題について、先ほど同僚議員の方から数多く質問がされておりましたけれども、この六か国協議について日本国としてどのような態度で臨むのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 六か国協議の進展状況によっては、特定船舶の入港禁止措置も含めて一連の北朝鮮への対応を見直す考えがあるかどうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 在日朝鮮人に対する民族差別等迫害行為が社会的に助長され、事件が相次いで起きていますが、朝鮮学校に対する嫌がらせ、それから生徒たちへの暴行、暴言事件が日本各地で頻発をしていますが、その発生状況についてお伺いいたします。
○渕上貞雄君 この件につきましては、各地の弁護士会などから、在日コリアンの子供たちへの嫌がらせ、脅迫的言動、暴行などを防止、それから在日コリアンの子供たちが安心して通学、通い、生活できるようにするための対策を直ちに実現してほしいという要望等が強く出されておる声明などが出ております...全文を見る
○渕上貞雄君 核実験をめぐって国連安保理決議の一七一八号が行われていますが、社民党は国連が速やかに決議を上げたことを歓迎する立場に立っていますが、国連憲章の四十一条に基づく非軍事的制裁に限られていることが重要であると考えられます。中でも、この制裁決議に含まれている船舶検査は、非軍...全文を見る
○渕上貞雄君 国連安保理決議のそのインスペクションを仮に実施するに当たって、海上保安庁はどう対応されるのでしょうか。海上保安庁独自のインスペクションはできるのでしょうか。また、領海及び接続水域、排他的経済水域、公海のそれぞれについて海上保安庁としても独自にインスペクションを行うこ...全文を見る
○渕上貞雄君 国際海洋法条約では百十条に強制的な臨検の権利の定めがありますが、これは海賊行為、それから奴隷取引、無許可放送、無国籍の船舶などの場合に限られています。国連決議の一七一八号の八項の(f)に規定をされたインスペクションと国連海洋法条約の臨検の権利はどこが一緒でどこが違う...全文を見る
○渕上貞雄君 終わります。