渕上貞雄
ふちがみさだお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月27日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 私は、安全問題、それから地域公共交通の活性化の問題について幾つか質問をしたいと思いますが、その前に、今最大の政治課題になっております道路財源の問題について大臣に質問申し上げたいと思うんでありますが、大臣もさっき同僚の質問に対してお...全文を見る |
○渕上貞雄君 やはり行政上の運営上起きてきた問題でございますから、その辺もひとつ原因究明の中にきちっと明らかに入れて、法律上過ちじゃないけど運用はどうなのかというところまでひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。 それから、道路財源問題については、法案が提出をされ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 では、具体的に質問をさせていただきますが、鉄道、バスは身近な交通機関として親しまれてきました。しかし、御案内のとおり、自家用の増大に伴いましてかなり公共交通の衰退というものが明らかになってきました。 そこで、政策として打ち出された規制緩和というのが出てきたわけで...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 ただいまも予算の関係について報告がございましたけれども、貸切りバスに関する安全対策検討委員会では、今もお話ありましたように、貸切りバス事業者を選択できる仕組みを構築しようと。事業者の安全等に対する取組の状況について、評価、それから公表する仕組みを検討するということに...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 私は、ただ単なる情報公開ではなくて、やっぱり内部での意思統一は大事なことだと思いますし、やはり外部に対してどのように知らせていくかということも大事なことではないかというふうに思います。 バス車両についても安全評価が分かるようにされてはどうかと、このように思うわけ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 じゃ、よろしくお願い申し上げておきます。 先ほど、午前中にも同僚議員の方からも御質問があっておりましたけれども、ちょっとすっきり、胸にすとんと落ちないといいましょうか、どういうことをイメージすればいいのか、話を聞いただけではちょっと分かりませんでした。したがって...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 離島における生活交通でありますバスの運営が大変疲弊しているわけでありますが、したがって、そこで少し大胆なことになるかもしれませんが、無税にするとか、多少補助金をもう一回見直すというようなことをやって離島のバスを守ってもらいたいと思うの...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 よろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、タクシー問題についてお伺いしますが、規制緩和以降深刻な状況が生まれておることについては大臣十分御理解のことだと思います。したがいまして、規制緩和と相まって、いわゆる結果として出てきた供給過剰状態が高進をしておりますし...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今お答えになりましたように、そういう要望が出ていることに対して、国土交通大臣としてどのようなお考えで、どのような政策を実施しようとしているか、聞きたいと思いますが。 | ||
○渕上貞雄君 その点はひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。 次に、航空安全の確保の問題についてお伺いをいたしますが、今年に入りまして航空管制をめぐるトラブルが三件発生をしております。いずれも管制官の指示に反して航空機の滑走路誤進入、離着などが行われたわけですが...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今お話ありましたように、やはりここ十年間の発着回数は飛躍的に伸びておりますけれども、管制官の数は余り伸びていないというか、余り変わらないというのが実情でございます。 したがって、この間のやはり管制トラブルが発生をしている空港では、新千歳それから関空、中部国際など...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 事安全に関する問題でございますから、どうかひとつ慎重に確実にやっていただきたいと思います。 先般、気象庁が毎日二回、気球を使って上空の風や気温などを測っている全国十八か所の高層気象観測網のうち、仙台と那覇の二か所は三月いっぱいで観測を打切りを計画しているという報...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 他のところは廃止しないと言っているわけですよ。ここだけ廃止すると。将来とも廃止しないのかと言ったら廃止しないとこう言っているんで、やはり必要ではないかと思うんですが。 大臣、どうですかね。そこら辺り再検討してみて、安全運航が絶対大丈夫だというようなことは、私、や...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
04月10日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第4号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、今度の法律につきまして質問させていただきますが、四面環海の海洋国家である我が国において、なぜ今日までこのような法律がなかったのか、どのような理由で法律を制定していなかったのか、そしてなぜ今提出されようとしているのか、お伺いいたし...全文を見る |
○渕上貞雄君 法案の提案説明の理由の中では、領海等における外国船舶の航行の秩序を明確化し、不審な行動を行っている外国船に対して適切に対処できるようにする必要があると言われておりますが、今日まで不審な行動をする船に対して適切な対応がなされてこなかったのでしょうか。私はやってきたと思...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 国交省の資料によれば、不法船舶それから特異行動船舶は必ずしも増加の傾向にあるとは言えないという資料がございますが、そのような認識でいいのかどうか。また、本法律がなかった場合といいましょうか、今までなかったわけですが、今後新しく成立したとすれば、不法船舶それから特異行...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これまで行ってきました検挙、警告それから退去に至った事案はどのような内容のものがあるかお知らせ願いたいと思いますが、またこれらの対応について問題となった点はあったかどうか、あるとしたらどういう点があったかお伺いいたします。 | ||
○渕上貞雄君 今幾つかの問題点について説明がございましたが、提出法案によってこれらの問題は解決すると思いますかどうですか、いかがでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 よろしくお願い申し上げておきます。 それから、不審な船舶に対しては、これまで漁業法、それから海上保安庁法、それから自衛隊法などを根拠にして対応をしてきたと思いますが、これらの法を適用することでどういう問題が出てき、どういう問題が足りなかったのか、また他の法令では...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 次に、立入検査の拒否や退去拒否に遭った場合の対応はどのような方法が考えられておられるんでしょうか。銃による威嚇又は船体に対する危害射撃も想定されているのでしょうか。その点、いかがでございましょうか。 | ||
○渕上貞雄君 冒頭の質問の答弁や大臣の答弁などでも明らかになってきましたが、国家主権にかかわる問題等について、この法案は目的とするところ大変重要な法案だと思っていますね。ですから、基本的にはやはり海上法における問題点としては、相互主義的発想によって今日まで策定されてきたといいまし...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 大臣ね、不利益な取扱いはないように努力するというお話でございましたが、大臣もお話しになりましたように、北方領土あり、竹島あり、尖閣諸島あり、南の諸島がありますね。大変広い中でのこういう法案を作って不利益な取扱いがあるかないかというところは、非常にこれから先の海上保安...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
04月24日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第6号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 私は、これまで航空・鉄道事故調査委員会の独立性を求めて、まず八条委員会から三条委員会にしなさいと何回もここの席で言いました。だけれども、なかなか聞いていただけませんでした。かなり抵抗があったように思っておるところでございますが、国土交...全文を見る |
○渕上貞雄君 三条委員会に格上げされたことについて私は評価をしたい、このように思っております。 そこで、更にお願いしたいのは、いわゆる管制官など国土交通省の職員に対する調査が必要になった場合、三条委員会に格上げをされたといえども省の外局であるわけでございますから、十分な対応が...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げます。 やはりこれも事故調の在り方についてお願いをしてきたことでございますけれども、一九七二年に交わされた警察庁と当時の運輸省との覚書についてでありますが、せっかく八条委員会から三条委員会に格上げをされたのですから、犯罪捜査及び航空事故調...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 設置されます運輸安全委員会は航空・鉄道事故委員会と海難審判所が統合されますが、高度複雑化、多発化する事故やインシデントの原因究明など、事故分析のためには大幅な機能、体制強化が必要だと思いますが、統合によって人員が削減されるというふうに聞いておりますけれども、これはや...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 事故の調査報告書は、事故再発防止の観点から、可能性も網羅されております。刑事責任を課するために必要な厳格性は要求されておりません。国際民間航空条約、ICAO条約では事故調査報告書を裁判の証拠として使用することを厳しく制限をいたしております。また、海難審判庁が海難審判...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 運輸安全委員会の原因究明過程における審議が非公開で行われ、弁護人の参加も認められなくなるとすれば、事故の原因究明が著しく後退をし、現行の海難審判で認められている受審人の権利である補佐人の選任権さえ侵害されるおそれがあります。事故被害者の遺族などの関係者が傍聴でき、事...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 検討した結果駄目だなんて言わないようにひとつお願いを申し上げておきます。 海難審判所は、準司法機関として地裁相当の機関にふさわしい位置付けを確保すべきと考えますが、格下げされることによって社会的な威信と独立性を著しく損なわれるおそれがあるのではないかと思われます...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 新たに設置をされます運輸安全委員会では、地方事故調査官が配置をされるようになっています。私は良いことだと思っております。私は現行の航空・鉄道事故の調査官の配置方法について地方にも配置すべきものと考えを持っていましたが、先ほども申し上げましたとおり今回は配置される。 ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 提出法案は新たに観光庁を設置しようとするものですが、観光庁の設置によってどのような効果があると考えられておりますか。先ほどいろんなことはお話しいただきました。また、改めて外局を設置することは、政府・与党が進めている行政機構のスリム化に反することではないかと思うんです...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 現在、独立行政法人国際観光振興機構がありますが、観光庁と国際観光振興機構との役割分担はどのようになるのでしょうか。 また、国際観光振興機構については、独立行政法人であることから整理合理化計画の対象となっていますが、国際観光振興機構の在り方についてどのように考えて...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
04月24日 | 第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第2号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 また同じような質問をするのかというようにこの質問を聞けば委員の方は思うと思うんですが、あきらめずにちょっと聞きたいと思っているんですが。 多少重複してもお答えいただきたいと思うんですが、政府・与党で決められておる道路財源の〇九年度...全文を見る |
○渕上貞雄君 分からないということは、修正だとか再提案しないということであろうと思います。 そこで、委員長、お願いなんですが、せっかくここで連合審査をやっていくことになりました。できれば、財金の委員長と国土交通の委員長でお話をいただいて、参議院はやはり参議院らしいことをきちっ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 では、よろしくお願いしておきます。 大いにやはり、修正協議というのは国民から見て注視される問題であろうと、このように思っておりますので、成立しますよう、御配慮いただきますようお願いを申し上げておきたいと思います。 今道路財源問題で、財源の一般化という問題につ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 私、今委員長に修正協議の場所をお願いを申し上げた。したがって、そこでやはり一般財源問題は問題になってくると思うんでありますね。ですからお聞きをしたところでございました。 そこで、この一般財源化していく場合の問題として、私たちもいろいろ考え方を持っておりまして、交...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 貴重な御提案であれば、御検討いただきたい。そして、やはりせっかく道路財源というものを問題化されている、問題として、やはりこれから先の交通にかかわる総合的な政策の在り方等も含めて考えていかなければなりませんので、財政問題重要でございますから、よろしくお願いを申し上げま...全文を見る | ||
05月09日 | 第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第3号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。御苦労さまでございます。 今問題になっております道路財源の問題について、これまでの自動車ユーザー側から道路整備のためとして税を取ってきましたね。政府は受益者負担論で課税根拠と今までは説明をしてきたわけです。で、一般財源化する場合に課税根...全文を見る |
○渕上貞雄君 財務大臣。 | ||
○渕上貞雄君 大変これ、ユーザー側からの意見があることはもう承知の上での答弁だと思いますけど、やはり納税者が理解をしていくためには完全な一般財源化する前に私はやるべきことがあるのじゃないかと、このように思っているところでございまして、一つは持続可能な交通関係の社会資本の整備をして...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 私は、さきの連合審査のときにも、ここで協議会をつくってすべきではないか、それはこの前の冬柴大臣からの答弁で、国会法の五十九条でどうにもならぬと、しかし修正はできるわけですから、その協議、参議院としてやるべきではないか、このように思っていたんです。 それはなぜかと...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これから先の議論にもまちたいと思いますが、そこのところも約束は約束でございますんで、公的、そこの点もよろしくお願いを申し上げます。 最後の質問になると思いますが、揮発油税は財源特例法で道路特定財源となっております。財源特例法の期限が切れたということは、揮発油税の...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 福田総理に御質問申し上げますが、通告しておりませんけれども、道路財源をめぐる今の国会の状況、一体国民はどう受け止めているか。私は、非常に静かに怒っていると、こういうふうに思っております。そのことにやはり、福田総理の政治信条として、国民...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今の総理の決意は分かりました。だけど、具体的にどこでどういうふうにやっていくかということはないじゃないですか。そこら辺りがやっぱり問題じゃないでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 できる限りやはり与野党協議をした上で、再可決などをやらないような状況というのを生み出していくのは、必ずしも与党だけではない、私たちも真剣に考えますよ。ですから、やっぱりそこのところは考えていきたいと、このように思いますし、政府の方も、総理の方もしっかり考えてやってい...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今回提案をしておられます法案と政府・与党が決定をした、〇九年度から一般財源化と五年間の中間計画を打ち出しておりますけれども、今出されておる法案との関係で私矛盾があると思いますね、考え方にね。今の間、十年間五十九兆というのは明確になっているわけですが。 それで、政...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 矛盾はしていないと言いますけれども、現実、皆さん方が与党で決めたことと提案していることは矛盾しているわけですよね。そこを言っているわけですよ。ですから、何ぼそこを説明しようとしても、なかなか理解が得られない。したがって、明確に国民に対してやはり一般財源化すると、そこ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 時間ですから終わります。 | ||
05月15日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第8号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上ですが、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案は、国の重要文化財などに指定されていないが、地域の城壁や寺社といった歴史的資産の中核に市町村が取り組む町づくりを支援するというものですが、その前に、これらの重要文化財や歴史的資産に対する落書きや破...全文を見る |
○渕上貞雄君 文化庁に対する質問これで終わりですから、どうぞお引き取り願って結構です。ありがとうございました。 次に、歴史的風致の維持向上に関する法案につきまして、お尋ねをいたします。 これまで歴史的な資産を守るための法制度は幾つかあったにもかかわらず、改めてこのような法...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 では、そのような法案を制定することによってどのような効果があるとお考えなんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 歴史的風致を生かした町づくりを推し進めるために、市町村は国が示した基本方針に基づいて歴史的風致維持向上計画を作成することになりますが、その計画を国が認定するという制度となっておりますし、国の認定を受けるということは、今日の地方分権に反するようになると思うんであります...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 国の認定を受けることによる計画のメリット、それからまた認定が取り消されるような状況になった場合のデメリットはどのようなものがあるのか、お伺いします。 | ||
○渕上貞雄君 市町村の策定する歴史的風致維持向上計画によって計画区域内の建造物の保全が図られるとのことですが、計画には期間があると思うんですね。どれくらいの期間を想定しているのでしょうか。また、計画期間経過後の指定建造物等の扱いはどのようになるんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 計画に基づいて保全すべき建造物と指定された場合であっても、建造物を所有する者がこれに同意せず拒否をした場合はどのようになるのでしょうか。また、指定について同意したものの、その計画期間途中において指定解除を申し出た場合の扱いはどうなるんでしょう。 | ||
○渕上貞雄君 法案は、所有する建造物が歴史的建造物と指定されますと、その所有者に管理義務が課されます。管理義務を課すのであれば所有者に対して何らかの支援措置を行う必要があると考えますが、この点、どのように考えられておられるのでしょうか。どのような支援措置が重要と考えられております...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 管理義務を課せられることによって所有者はその使用をどの程度制限されるんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 歴史的風致維持向上施設や建造物の管理等、行政の補完的機能を担わせるために、市町村長は歴史的風致維持向上支援法人を指定することができることになりますが、現在、支援法人に指定することのできるような団体や組織はどのようなものがあるのでしょうか。また、支援法人への支援措置等...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 歴史的風致区域内には、重点区域内には歴史的建造物以外の建物も存在すると思いますが、それらの建物はその形状を始めとして自由に変更することは可能と考えておられるんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 法案は、伝統行事の復原や再生についても支援するようになっておりますが、伝統行事の多くは地域に根差しているとはいえ、やはり神社仏閣との関係が深く、宗教的行事とも言えます。 どのような伝統行事に対して支援しようとしているのか分かりませんが、伝統行事の復原、再生に国が...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 予算とのかかわりが出てくる問題でもございますので、扱いについてはここはひとつ慎重にやっていただきたいと要望だけ申し上げておきたいと思います。 歴史的風致の維持向上にしましても、観光圏の整備による観光旅客の来訪についても、移動手段の確保は必要かと思います。その場合...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案についてお尋ねしますが、法案で言う観光圏とは、先ほども質問であったようでございますけれども、どのような考え方なんでしょうか。定義や範囲があれば御説明願いたいと思います。 | ||
○渕上貞雄君 観光圏整備計画の作成に当たって、市町村のメリット、それから地域住民のメリットはどこにあるとお考えですか。 | ||
○渕上貞雄君 観光圏整備事業の実施に当たって関係法律の特例が設けられておりますが、旅行者の安全、安心を確保する上で、届出をもって事足りるとすることがあってはならないと思います。特に交通機関においては、何よりも安全運行の確保、観光旅客の安全に直結するものですから、運行計画の変更や回...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 観光旅客の対象とする共通乗車券に係る運賃又は料金の割引についても届出の特例が設けられています。観光圏内に隣接する交通事業者、さらには観光圏内交通事業者間において公正競争のバランスを欠くことがないということはないんでしょうか、その点いかがでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 観光客が増えることによって起きる問題としてごみ問題、それからし尿処理問題や事件事故、加えて風紀の乱れが懸念されますが、これらの問題についてどのように対処されようとしておりますか。 | ||
○渕上貞雄君 最後になります、済みません。 観光圏となった地域とそうでない地域の場合の活性化の度合いによっては地域間格差が生まれると思うんですが、その点いかがお考えでしょうか。 この点を質問して、皆さんのお許しを少しいただいて時間延長しますが、御理解いただきたいと思います...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月22日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第10号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 提案されております法案につきましては、まあ遅きに失したという感がないわけでもないわけでございますけれども、再び国が鉄道を支援するという方向を打ち出したことについては、私は高く評価をしたいと思います。 そこで、なぜ今この時期にこ...全文を見る |
○渕上貞雄君 現在でも県や沿線市町村が線路保存費、それから電路保存費、それから車両保存費などの設備維持費の補助をしたり、さらには固定資産税相当額の補助を行っているところでありますが、鉄道軌道整備法それから地域自立・活性化交付金等の現行法においても対応をすることができるのではないか...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 資産と言えるかどうか甚だ疑問ですが、施設整備の負担を軽減すれば赤字事業者の八割を超す事業者が黒字に転換すると言われておりますが、公有民営導入の効果はどのくらいあるとお考えになっておりますか、お尋ねをいたしますが。また、公有民営化を導入しようと用意をしている事業者はど...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今日、自治体が所有する公営交通事業の多くが赤字経営という中で、施設使用料を取らず無償貸与することを前提とした三種鉄道事業を行うことの自治体のメリットはどこにあると国土交通省はお考えになっておられるのか、公有民営化による鉄道事業者のメリットはどこにあるか、単に経費負担...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 多くの地方鉄道は経営環境の厳しい中で頑張っておるわけでございますが、地方鉄道同様に沿線自治体の財政もまた大変厳しい実態にあるわけでございまして、私もそのように認識をしているわけですが、そのような財政状況の中で継続的、安定的に鉄道事業を維持していくことができるかどうか...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 提案理由説明において大臣は、鉄道事業再構築事業の対象を継続が困難となり又は困難となるおそれがあると認められる場合と述べられておられますけれども、これは先ほど同僚の方々も質問をされておったようでありますが、困難となるおそれとはどのような状況にあるのか、これは簡単で結構...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 鉄道事業再構築実施計画に当たって、鉄道事業再構築事業に係る鉄道事業者のその他の者の全員の合意により実施計画を作成することになっていますが、その他の者とはだれを指しているのか、また当該鉄道事業者の労働組合は該当するかどうか、お伺いいたします。 | ||
○渕上貞雄君 それは、具体的には労働組合も含むということで考えておってよろしいか。──はい、ありがとうございました。 鉄道事業再構築実施計画に定める事項の中に、旅客鉄道事業の経営の改善に関する事項というのがありますが、経営改善とは具体的にはどのような改善を指すのか、お伺いいた...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これらの実施計画が達成されない場合又はされなかった場合は、国土交通省はどのように対応されようとされているんですか。 | ||
○渕上貞雄君 公有民営の導入によって、施設保有に関する経営負担の軽減がなされ運行業務に専念できるとされていますが、運行するためには運転士の確保が当然でありますけれども、実態は運転士不足が深刻な状況に実はなっておりまして、本来ならば鉄道事業者として運転士を自社養成すべきなのでしょう...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 この点は、地方鉄道にかかわる運転士の養成については、そんなに、JRだとか大手私鉄のように一遍に何十人も採用するわけじゃないですね。一人か二人とか、それも例えば二年に一回とか、そういうような状況で出てくるわけですよ。ですから、そこに逆にちゃんとした施設を造らなきゃなら...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 いずれにいたしましても、鉄道輸送の使命は安全輸送の確保にあると思います。鉄道事業再構築実施計画の認定に当たっては、安全輸送の確保について慎重に判断をされることをまずはお願いを申し上げておきたいと思います。国として、鉄道支援を更にひとつ充実させていただきたいと思います...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 | ||
05月29日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第12号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 海上運送法及び船員法について質問をいたします。 これまで、日本船籍、日本人船員の減少対策として、日本人船員と外国人船員との混乗化や乗務員の少数精鋭による近代化船の取組、それから税制による支援措置等の施策を講じてきましたけれども...全文を見る |
○渕上貞雄君 法案は、安定的な海上輸送の確保を図るために必要な日本船舶の確保、それから船員の育成確保を図ることを内容としておりますが、安定的な海上輸送はどのようなものなのでしょうか。 また、本法律案の成立によって日本船舶、日本人船員の減少に歯止めが掛かるとともに、必要な船舶、...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 試算によれば、必要な船舶数は四百五十そう、船員五千五百人とのことですが、四百五十そうを必要とする根拠並びに五千五百人の算出に当たっての予備率五〇%とした根拠は何でしょうか。特に、船員不足の中で予備率五〇%というのはもう既に絵にかいたもちではないかというような気がしま...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 必要な船員数五千五百人は、海技資格を必要としない部員は含まれておりません。部員を確保する必要はないとお考えなんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 日本人船員減少に歯止めを掛ける有効な施策の一つとして、船員税制の導入が考えられます。これらは海上で働く船員によっても非常に関心の高く、実現を切望する声が多くあります。また、この間行われてきました交通政策審議会海事分科会国際海上輸送部会の答申においても導入を検討すべき...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 検討した上で実行できますように御期待申し上げておきます。 法案は、これまで国内海上輸送に限られた船舶運航事業者に対する航海命令の範囲を国際海上輸送にも命ずることができるようにしていますが、どのような理由から拡大をするのでしょうか。つまり、これまでは国内海上輸送に...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 では、どのような状況のときに国際海上輸送に対する航海命令が出されるのでしょうか。また、航海命令の対象となる船舶事業者、船舶はどのような基準で選ぶんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 航海命令は船舶運航事業者の意思いかんにかかわらず運送を強制されるわけですが、そこで働く船員、それから使用人、従業者についてはどのようになるのでしょうか。また、これらの人たちが乗組みを拒んだ場合どんなことになるんでしょうか、お伺いいたします。 | ||
○渕上貞雄君 先ほども議論がございましたが、航海命令に出される非常時には武力攻撃事態等及び緊急対策事態並びに周辺事態は含まないとの説明がなされておりますが、再確認の意味で質問いたしますが、何をもって含まないと解釈できるんでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 航海命令発動の想定事例では、国内事故、それから災害発生時の外国からの緊急物資輸送、外国で災害、治安悪化等が発生をした場合、邦人救出、便宜置籍国である外国で治安悪化が発生をした結果、それから当該国籍船が運航できなくなった場合などが挙げられていますが、かなり適用範囲が広...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 固い決意、大変ありがとうございました。 次に、職場環境、労働環境の改善は船員確保の育成のみならず健康確保にとっても必要なものであり、今回定める時間外労働の限定時間設定や休息時間の設定は一定の評価をすることはできますが、これらが本当に実行されなければ職業的な魅力を...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 最後の質問になりますけれども、燃料費の高騰が続いており、内航、カーフェリー、旅客船、港湾船、各部門においての緊急的な課題となっておりますが、国交省の対応を聞いて、質問を終わります。 | ||
06月05日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第14号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 法案は、港湾の適切な管理を通じて国民の安全、安心の確保を図ることを目的に、非常災害が発生をした場合の措置等について改定するものですが、幾つかの点をお尋ねをして、あと確認をさせていただきたいと思います。 まず初めに、条文第五十五...全文を見る |
○渕上貞雄君 次に、港湾広域防災区域の指定について、あらかじめ当該港湾の港湾管理者と協議をし、その同意を得て告示する。港湾広域防災施設の指定は、災害発生時に国土交通大臣の判断で指定することになっているのでしょうか、どうでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 港湾広域防災施設について期間を定めて自ら管理することができるとありますが、期間の定めとはどのような基準で考えられておるのか、また、自ら管理するとは、緊急物資の輸送に携わる船舶の入出港管理についても国交大臣が行うことになるのでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 本条に基づく港湾運送事業者については、港湾運送事業法第十八条の二に基づき、自発的な港湾運送事業者がない場合あるいは不足している場合は公益命令によって行われるのでしょうか、いかがでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 港湾広域防災区域において行われる港湾運送事業は、事業者が事業許可を受けた港湾の範囲を超えて行うことはないのでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 ないと確認しておっていいですか。 | ||
○渕上貞雄君 大規模災害の発生時における緊急物資の輸送は極めて重要なものですが、そのためには港湾運送業務の担う労働者を港湾ごとにあらかじめ一定の数確保する必要があると考えますが、政府としてどのように確保するのでしょうか。法的根拠がありましたら示していただきたいと思います。 | ||
○渕上貞雄君 重要国際埠頭の制限区域の出入管理についてお尋ねをいたします。 第五十条の二の第三号に、個人識別情報の照合を受ける者はその使用料を負担しなければならないとありますが、これは当該施設で働く労働者が使用料を負担することはないですね、確認させていただきたいと思います。 | ||
○渕上貞雄君 できるだけそのように御指導願いたいと、このように思っております。 次に、法案から少し離れますけれども、国民生活にかかわる重要な問題ですのでお聞きをいたしますが、沖縄県に有村産業というフェリーの会社があります。沖縄本土から宮古、石垣、台湾を結ぶ航路を持っているので...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 今日のあしたの話ですからね、すぐとはできないと思うんですが、やっぱりここに五百名近い働いている人がおられるわけで、沖縄県の現状等々を考えてみると、すぐさま雇用が確保できるなんというのは大変難しい状況にあると思いますが、やはりそこに働いている労働者の生活権確保のために...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 離島航路におけるこの路線の割合というのは空港利用者の方が多いわけでして、船で移動というのは少ないんですが、船しか利用できない人もおられることを考えて、大臣が言われましたけれども、そこの自治体が要望がありましたらひとつ積極的に受けていただいて航路再開のために御努力いた...全文を見る | ||
06月10日 | 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第15号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 スカイマークの件についてお伺いをいたしますが、先日のスカイマークの欠航は、同社のパイロット二名が突然辞め、これを補充することができなかったことが原因だと報道されておりますが、同社の予備のパイロットを確保していればこのようなことはなかっ...全文を見る |
○渕上貞雄君 パイロットの乗務時間にかかわる乗務割りの基準には違反をしておりません、運航計画に問題はなかったとのことですが、たった二人パイロットの欠員によって運航便の一割が運休となるような運航計画であること自体、それが問題だと思うんですが、それを許可した運輸省の責任は一体どうなん...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 世界的にパイロット不足が言われておりますが、予備のパイロットの確保の運航に関する規制や基準をパイロットの負担を軽減することも含めて抜本的にやはり見直すべきではないかと考えますが、その点いかがでございましょうか。また、パイロットの予備率についてどのように考えておられる...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 この間、空港障害や管制トラブルが多発をしており、中には管制官のミスが刑事責任を問われる事態も発生をしております。トラブルの原因についてはそれぞれあると思いますが、空港の過密化というのも一因ではないかと考えられます。 そのような中、羽田では四本目の滑走路が完成をす...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 安全は大臣言われたとおりでございますので、更に努力、お願いを申し上げておきたいと思います。 提出法案の第十六条の二項において、旅客取扱施設利用料の認可に当たって、能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものを超えないものであるかどうかを審査とありま...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 計画では、二〇一〇年から羽田空港は二十四時間化が予定をされていますが、二十四時間化すれば当然利用者のアクセスについても準備すると思うのでありますが、二十四時間化に伴う空港アクセスの整備について国土交通省はどのような対策を取られておるのか、関係事業者との話合い、協議は...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 大体いつごろ結論がそれ出るようになるんでございましょうかね。ちょっとこれ、通告はしていませんけれども、アクセス問題について。 | ||
○渕上貞雄君 ありがとうございました。 政府は、環境サミットと言われる北海道洞爺湖サミットに向けて、国内、国外のCO2の削減の取組を積極的に提唱しておられますが、提出法案のとおり空港の二十四時間化が行われれば、空港分野のCO2の排出量が大幅に増加するとともに、空港ターミナルを...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 二〇〇六年のいわゆる行革推進法で、空港整備特別会計において経理されている事務及び事業については、将来において、独立行政法人その他の国以外の者に行わせることについて検討すると、そのようにされていますが、国土交通省は空港の民営化についてどのように考えられておるのか、民営...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 この法案の提出に先立って、空港に関するいわゆる外資規制を政府は先送りをいたしましたが、この空港の外資規制について国土交通省はどのようにお考えなのでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 時間ですので終わります。 ───────────── | ||
11月13日 | 第170回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 麻生総理は、財政支出額五兆円程度、事業規模で二十兆円規模の追加経済対策を発表いたしました。どう見てもこれは選挙対策かなと、こういうふうにしか私には思えませんし、延命策かなと一方でも思うわけでございます。 そうはいっても追加経済...全文を見る |
○渕上貞雄君 追加経済対策には、国土交通省にかかわる問題としてもう一つ、高速道路料金の大幅引下げがありますが、これはETCを使っていない人には関係がないことでありまして、もう既に発表されるや否や、いろんな話題になっている。一つは交通渋滞、環境の悪化、それからトラック運転手さんなん...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 よろしくお願いを申し上げておきます。 次に、私は運輸安全マネジメント制度を高く評価をするものでありますし、更なる制度の充実と浸透を希望するものです。運輸安全マネジメントがねらいとするところは、陸海空の運輸事業者のトップから現場まで一丸となって安全管理体制を構築す...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 二年間という短い期間のために評価を実施した運輸事業者の数の割合が少ないのは残念なことでありますが、今後五年、十年、二十年と経るに従って、更に運輸事業者の安全意識が高まり、制度のねらいとするところが達成できればと大いに実は期待をしているところであります。 そこでお...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これまでありました航空・鉄道事故調査委員会が海難審判所と再編をされ、この十月から運輸安全委員会としてスタートいたしました。残念ながら私が思っておるような機構にはなりませんでしたけれども、引き続き機会あるごとにこの問題については追及をしてまいりたいと思いますが、今日は...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 しっかり頑張っていただきたいと思って、期待しております。 私は、事故調がこれまで補えなかった被害者や遺族の対応について運輸安全委員会が積極的に対応をされることを望むものです。 そこでお伺いをいたしますが、運輸安全委員会は、事故調のように国だけに勧告を出すので...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 航空・鉄道事故調査委員会の事務所は東京の一か所だけでしたが、運輸安全委員会になって八か所の地方事務所が設置をされたことは委員会の活動にとって大変よいことだと思いますが、私も常々地方事務所に寄って、事務所の必要性を感じておりましたし、設置の方をお願いを申し上げておりま...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 地方事務所には地方事故調査官が配置をされていますが、各事務所にはどれぐらいの人数が配置されていますか。調査官は陸海空に精通しており、いかなる内容につきましても対応できるものと理解をしてよいのでしょうか。 それから、運輸安全委員会のホームページを見せていただきまし...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これは質問に入れていませんけど、従来ですと運輸局に人がおりましたね。そして、そこがまず行って東京からこちらに来ていたというのが実態だったと思うんです。それはそのまま従来どおり考えておっていいんですか。 | ||
○渕上貞雄君 はい、それは分かりました。 この間の議論におきましても何度となく指摘をしましたが、運輸安全委員会には国際民間航空条約附属書をしっかりと踏まえた上で対応を強く望むものであります。特に、附属書でも原則禁じている調査記録の捜査への利用について行われないようにすべきであ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 これで終わりますが、従来ですと、やはり先に物を押さえた方が先で、刑事事件になっていたじゃないですか。ですから、しっかりひとつそこの点は頑張っていただくようにお願いを申し上げて、質問を終わります。 | ||
11月27日 | 第170回国会 参議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 提出法案の審議に当たりまして、幾つか住宅に関連する問題について大臣並びに関係者の方から認識並びにお考え方をお伺いいたしたいと思います。 初めに、公営住宅単身者入居についてお伺いをいたします。 公営住宅の入居に当たって、公営...全文を見る |
○渕上貞雄君 今住宅に入っている方が、売却をすることによって出ていかなきゃならないという状況でございますから、差し迫った問題でありますので、早急に検討をよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。 三年前、耐震強度偽装事件が発生をして多くの国民に不信と不安を与え、建物に対す...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 住宅ローンの問題ですが、アメリカのサブプライム問題が即頭に浮かんでくるわけでございますが、必ずしもアメリカだけの問題ではないというふうに思っております。国内においても類似した問題がありました。ここでは制度の内容については触れませんが、問題に対する認識と今後の対応につ...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 住宅ローン制度は住宅取得に当たって大変重要な要素があり、制度の充実が住宅取得促進につながるものと思います。そのためには信頼の置ける制度の確立が必要と考えますが、これからの住宅ローンの制度と在り方についてはどのようにお考えになっておられるのか。特に、今回提出法案の関係...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 住宅が幾ら長期優良であってもそれを維持することができないようなローン制度では意味を成しませんので、しっかりと制度の構築をしていただきたいと思います。 そこで、提出法案についてお伺いをいたしますが、この法案によって受ける国民の利益はどのようなものがあるとお考えでし...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 長期優良住宅ということで建築コストが上昇することによって購入価格の上昇や維持管理費用の増加も見込まれると思います。そこで、長期優良住宅の認定を受けた住宅の購入者のメリットについてはどうお考えでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 提出法案では、認定長期優良住宅の建築、維持保全の状況に関する記録の作成、保存について規定をしていますが、長期的にはどのような内容を記録、保存しなければならないのか。また、保存方法はどのようなものを考えておられるのか、質問いたします。 | ||
○渕上貞雄君 長期優良住宅と認定された住宅の所有者にとって書類、定期点検結果等を作成、保存することのメリットについてはどのようにお考えでしょうか。 | ||
○渕上貞雄君 質の高い住宅を長期にわたって使用することは、適切な維持管理が求められることになると思います。このことは、住宅所有者の意思とは別に、建物の改善、補修を求められるようにも思いますが、維持管理は所有者の自由意思になるものかどうか、お伺いいたします。 | ||
○渕上貞雄君 では、住宅所有者が作成、保存を怠った場合にはどのような結果が生じるのでしょうか。罰則が適用されるのでしょうか。相続等によって現所有者以前から保存がなされていないような場合はだれが罰せられるのか、お伺いします。 | ||
○渕上貞雄君 地球温暖化問題や廃棄物問題など、環境問題からもこの法案提出の意味するところだと理解をいたしますが、建設段階における施策の充実のみならず、長期間使用する住宅所有者に対する支援の充実がなければ長期優良住宅を建設することの意味がないようにも思われますが、住宅所有者に対する...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 長寿命の住宅政策を推進することの意味については大臣の方からお伺いをいたしましたが、住宅を取り巻く経済社会情勢の今後の変化を予測することは大変困難なことではないかと思いますし、百年、二百年先の社会を正確に見通すということは更に困難な情勢ではないかと思いますが、今の時点...全文を見る | ||
○渕上貞雄君 終わります。 |