筆坂秀世

ふでさかひでよ



当選回数回

筆坂秀世の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○筆坂秀世君 私は、アフガン復興国際会議をめぐるNGOの出席拒否問題、それをめぐっての今回の田中外務大臣の更迭問題に絞ってお伺いしたいと思います。  今回の事態の直接の原因というのは、田中外務大臣と野上事務次官の国会での答弁が食い違っているということでありました。これについては...全文を見る
○筆坂秀世君 要するに、結局統一見解は出せなかったと、出したのは食い違い見解を出したということですね。今おっしゃった理事会に出したのもこれ統一していないですよ。違っておるということを証明する文書が出てきたと。  統一見解はいつ出すんですか。
○筆坂秀世君 要するに、統一見解は出せないということですよ。つまり統一していないからですよ。つまり食い違ったまま、そのままだということです。  要するに、食い違ったままでこの問題を放置するというのは、真相はやぶの中に閉じ込めるということにこれなるわけです。当然ですね。そのために...全文を見る
○筆坂秀世君 総理は問題の重要性が全然分かっていない。  もう一つ言いたいのは、水掛け論にしちゃいけないんですよ。何で水掛け論にするんですか。水掛け論というのは、要するに真相は解明しないということと一緒なんですよ。しかし、問題そんな軽い話じゃないです。だれの発言が食い違っている...全文を見る
○筆坂秀世君 過程じゃないでしょう。
○筆坂秀世君 言った言わないじゃないんですよ。現に実害が出ているんですよ。  だったら、総理もさっきの、午前中の答弁でもおっしゃった、不適切な決定をやったという、外務省の事務当局が不適切な決定をやったってあなたはおっしゃったでしょう。それは事実でしょう。
○筆坂秀世君 駄目です、そんな答弁すり替えちゃ。  不適切な決定やって、現にいったん出席拒否したんじゃないですか。そして、現に出席できなかったじゃないですか。その事実は認めるでしょう。
○筆坂秀世君 それじゃ、総理、聞きますよ。出席拒否をやった、二十日は、これ、NGOだけが集まる会議ですよ、それにも出席できなかった。本会議の一日目も出席できなかった。これは結構なことだというふうに総理はおっしゃるわけですね。
○筆坂秀世君 だから、総理、本当に事の重大さが分かっていない。  いったん出席拒否の決定をやったわけですよ。そして、NGOが二つ出席できなかった、現に。あなたは結果的にと言うけれども、最後の一日しか出れなかったんですよ。そして、それに対して世界から批判の声が上がったでしょう、一...全文を見る
○筆坂秀世君 このアフガン復興国際会議というのは世界から注目されているんですよ。そしてアフガン復興、あるいはそれ以前のアフガン難民支援、そして今後復興をどうするか、NGOの役割を日本政府がどう見ているか、あるいは日本の外務省がどう見ているか。ところが、事務次官までNGOの役割を大...全文を見る
○筆坂秀世君 そうすると、総理は、田中外務大臣が、これは欠席させている、出席を拒否していると、これはとんでもない、出席させなさいというふうにやられた対応というのは大変正しかったと、こういうふうに判断されているわけですね。
○筆坂秀世君 収まっていないでしょう。  ところが、その正しい決定をやった田中外務大臣が更迭されたじゃありませんか。更迭どころか、御本人は今日、私は罷免されたとおっしゃっていますよ。何で正しい決定をやった外務大臣が、そういう点じゃ日本の面目を保ったわけでしょうが、何で更迭される...全文を見る
○筆坂秀世君 問題は、なぜ紛糾したかですよ。どちらかがうそをついたから紛糾したんでしょう。正直に言った方が何で責任を取らされるんですか。そんなばかな話はないじゃありませんか。もし処分するなら、それは国会という場でうそをついた、そして紛糾させた、その責任者をちゃんと究明してこれを処...全文を見る
○筆坂秀世君 何でこれぐらいのことが総理は分からないのかな。  だって、この問題の本質は言ったか言わないかじゃないんですよ。小泉内閣の外務省というのが、一人の政治家が介入すればそれに直ちに屈服する、そして外交がねじ曲げられる、それが、そういう外交でいいのかどうかと、これが問われ...全文を見る
○筆坂秀世君 私と総理と言った言わない論争をやってもしようがないので、次進めましょう。ただ、問題の本質はそういうことですよ、あなたね。  それで、外務省の中東アフリカ局長に聞きますよ。  衆議院で答弁されていることだけれども、十九日の午後、ジャパン・プラットフォームの大西さん...全文を見る
○筆坂秀世君 鈴木議員が何の圧力も掛けて、加えていなかったら、何も鈴木議員に説明に行くことないですよね。何で鈴木議員に説明に行けと言ったんですか。
○筆坂秀世君 だれからどんな意見の開陳があったんですか。
○筆坂秀世君 それじゃ何で鈴木議員に説明に行けと言ったか、何の説明にも、分からないでしょう、だれが聞いたって。
○筆坂秀世君 全く駄目だ。言ったことは、鈴木さんが対外経済協力委員長ということと、そういう議論があったということ。何のことか、何にも明らかになってないじゃないですか。(「よく分かるじゃないか」と呼ぶ者あり)じゃ、あなたが説明しなさい。(「よく分かるじゃないか」と呼ぶ者あり)じゃ、...全文を見る
○筆坂秀世君 様々な議論としか言ってないじゃないか。様々な議論だけじゃないか。(発言する者あり)
○筆坂秀世君 これからこうするというだけの話じゃないですか。そんな答弁求めていないですよ。何で鈴木議員に説明に行けと言ったのか、このことを聞いているんですよ。何一つ答えていないじゃないですか。
○筆坂秀世君 その十二月の草の根無償資金の使途と、一月の行われた会議に出席するかどうかということと何の関係があるんですか。
○筆坂秀世君 それじゃ答弁になっていないでしょう。それは十二月の説明だけですよ。一月の会議に、会議のときに既に出席決まっていたわけでしょう、だって十九日の六時までにもう登録するんだから。なのに、何でそのときに、あなたは事態打開のためにと衆議院で言っていますよ。事態が切迫していると...全文を見る
○筆坂秀世君 だったら外務省に説明すればいい話でしょうが。
○筆坂秀世君 だから、事態とは一体何なんですか。そして、それは外務省がそう思ったというんでしょう。だったら外務省に説明を大西さんはすればいいわけです。何でそれが外務省の判断が鈴木さんに説明しなきゃいけないんですか。そこが何にも分からないでしょう。ここが飛んでいるんですよ。
○筆坂秀世君 私は実に具体的に聞いているんですよ。何で鈴木議員に説明する必要があったのか、事態打開とは一体何の事態だったのか、それを聞いているんです。
○筆坂秀世君 答えてないですよ。委員長、分かっているでしょう、さっきから質問に答えていないんですよ。
○筆坂秀世君 それじゃ、私の方から言いましょう。  要するに、大西さんたちを出席させる気なら事態切迫とは言わないですね。淡々と受付すれば、登録してもらえばいいだけの話です。しかし、これは出席させたくないという圧力が鈴木議員から掛かっていたと。だから、このままだったらこれは大変な...全文を見る
○筆坂秀世君 だから、結局、何で鈴木議員に説明に行ったのかということはあなた正直に言わないわけですよ、言えないわけですよ。  逆に言えば、これ聞いていてわかりますよ、いかに鈴木議員というのが、鈴木宗男議員というのが外務省に対して影響力を持っているか。しかし、外務大臣じゃないです...全文を見る
○筆坂秀世君 奇怪至極な話なんです。NGOの出席拒否は外務省の事務当局の判断で決めたんです。今度、出席させようというのに、何で職を賭してやらなきゃいけないんですか。簡単な話でしょう。最高責任者事務次官でやったんだから、事務次官が出席拒否と決めたんだから、ああ、やっぱり出席させよう...全文を見る
○筆坂秀世君 総理、本当にこの問題の事の重要性を分かっていない。だって、政治家が介入して国の外交がねじ曲げられて、それで良しとする、そんな小泉内閣に、私、日本の外交を担う資格はないということを言わざるを得ない。  引き続きこの問題は徹底究明するということを申し上げて、私の質問を...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○筆坂秀世君 私は、外務省と鈴木宗男議員をめぐる問題について幾つか質問をしたいと思います。  鈴木議員と外務省をめぐる外務省の調査報告によりますと、いわゆるムネオハウスについて、この仕事を受注した渡辺建設、犬飼工務店、このほかに四社が入札説明会に参加したというふうにありますけれ...全文を見る
○筆坂秀世君 この場合の入札参加資格はどうなっていましたか。
○筆坂秀世君 この外務省の報告を拝見しますと、入札参加資格を有するほかの三社というふうにありますね。この入札参加資格を有する他の三社、つまり渡辺建設工業、犬飼工務店以外の他の三社とはどこですか。
○筆坂秀世君 大和工商リースは、そもそも参加資格がなかったということですね。これは、本社が北海道内にはないと、したがって参加資格がなかったということです。  じゃ、山九の本社はどこにありますか。
○筆坂秀世君 山九の本社は東京にあるんです。  つまり、大和工商リースも北海道にはないんですよ。大阪と東京にあります、本社は。山九も東京にあるんです。何でこれが入札参加資格あるんですか。この報告じゃ、大和工商リースは入札参加資格ないと、北海道に本社がないから。しかし、山九だって...全文を見る
○筆坂秀世君 この報告が間違っているということになりますね。まず一か所間違いがありました。  それじゃ、施工実績不足で辞退した二社、施工実績が足りなかったと。十分な施工実績を有する者というのがありますよね。十分な施工実績がなかったというので辞退したのが二社あると書いてありますで...全文を見る
○筆坂秀世君 この問題は、今度の国会で大問題になって、異例の、外務省が、園部参与とおっしゃいましたか、調査して国会に報告されたものでしょう、川口外務大臣の責任で。そんなことが何ですぐに答えられないんですか。そのぐらいの資料を準備しておくの当たり前でしょう。質問を一々一々、十問全部...全文を見る
○筆坂秀世君 じゃ、国土交通省北海道局ですか、来られていますね。来られていますね。  村井建設、こちらは根室管内で十分な施工実績はありますか。
○筆坂秀世君 中身、言ってください。
○筆坂秀世君 それは根室管内ですか。
○筆坂秀世君 つまり、根室管内じゃないですね。さっき言いましたでしょう、根室管内というのは根室、中標津、標津、こういうところですよ。釧路と阿寒なんだから、根室管内では実績ゼロだということです。つまり、村井建設はこれ外れるということです。  さっきも答えできないんで、私の方から言...全文を見る
○筆坂秀世君 答弁になってないですね。私、昨日今日で調べたものだ、これ。こんなものすぐ分かるじゃないですか。  しかも、この文章自身がおかしいんですよ、報告書読んでごらんなさい、あなた、川口大臣。「入札参加資格を有する他の三社のうち、二社は自社の施工実績が不足であるとして参加を...全文を見る
○筆坂秀世君 大臣、聞いてなかったんですか。今したでしょうが、いかにこの報告書がでたらめか。園部さんの責任にしちゃだめですよ。だって川口大臣の名前でこの報告出したんでしょう。そんな無責任な答弁ないですよ。
○筆坂秀世君 実に役人的な答弁ですね。今、私が指摘したんだから、その指摘に基づいて再調査します、そしてこの部分については少なくとも再報告します、それが日本語の答え方でしょうが。評論家のような話じゃないですか、それじゃ。まあいいでしょう。  それは再調査して報告するということです...全文を見る
○筆坂秀世君 だって、これ大問題でしょう。一般競争入札でやったのが、実はそうじゃなかったと。そこで鈴木議員の関与があったということが大問題になったんですよ。しかも、それに外務省がかかわって偽装工作やっていたという話じゃないですか。本当に事の重大性が大臣はお分かりになっていない。 ...全文を見る
○筆坂秀世君 ですから、七か所も作っているような国がロシア以外にありますかと聞いているんです。
○筆坂秀世君 この七つの日本センターのうち、鈴木宗男議員が開所式に出掛けたものはありますか。
○筆坂秀世君 この日本センターというのも、やはりこれ鈴木宗男議員とまた結び付いているんです。サハリンには行かれている。そして、ニジュニノブゴロドというところの日本センター、これは招待もされて鈴木宗男議員は行っています。  この七つの日本センターの所長というのは民間企業の出身者で...全文を見る
○筆坂秀世君 ちょっと資料を配付してください。    〔資料配付〕
○筆坂秀世君 今、答弁があったとおり、実態は日本商社センターですよ、松下電器除けば。有名商社、ほとんど全部入っています。異常ですよ。今、資料を配付していただいておりますけれども、これ見ますと、商社から日本センターに行く、俗に言う一種の天上がりのようなものですね。  これ、逆に今...全文を見る
○筆坂秀世君 しかも、これらの商社からは、自民党の政治資金団体である国民政治協会、ロシア支援が始まってからの十一年間で二十一億一千九百三万円と巨額の政治献金なされている。もちろん、これが全部ロシア支援と結び付けて私、言うつもりはありませんが、しかし十一年間で二十一億ですよ。年間二...全文を見る
○筆坂秀世君 総理が初めて聞かれたのも無理もないと思う。私も実は、これを見て初めて知りました。  もちろん移転登記はできないんです、今は。これは法務局でも受け付けられません。ですから、やり方はどうかといいますと、念書を出すそうです、念書を。もし返ってくれば必ず私どもが買いますと...全文を見る
○筆坂秀世君 領土問題というのは今、日ロ間にまたがる言わば最大の外交案件というふうに言ってもいい問題。そこに政治家まで絡んでこういう動きがあるということになれば、これは外交上も本当に許されない問題になってくると思います。  しかも、今行われている土地買いあさりの対象となっている...全文を見る
○筆坂秀世君 私たち、この北方領土といいますか、歯舞、色丹、千島の問題については、歯舞、色丹は元々北海道の一部だと、これはサンフランシスコ条約に基づいても日本から奪う権利はどこもない。同時に、千島も歴史的に日本の領土だと。全千島が日本のものなんだというのが私たちの立場でありますけ...全文を見る
○筆坂秀世君 この矢臼別への海兵隊の実弾砲撃演習が移転をするという話が持ち上がったときに、関係自治体、厚岸町、浜中町、これはどういう態度を一番当初は取っておりましたか。
○筆坂秀世君 今、防衛庁長官からも御答弁あったように、当初、厚岸町そして浜中町、これは絶対反対だと、最終的に受け入れるのはやむを得ないというときにも、反対だと、あるいはあくまでも本当は反対だと、こういう態度を取られていました。  そこへ乗り出してきたのがまたまた鈴木宗男議員なん...全文を見る
○筆坂秀世君 実は送別会まで行っていますね。それが佐々木憲昭議員が明らかにした防衛庁の内部資料に書かれています。  海兵隊の演習というのは、大分県日出生台、宮城県の王城寺原、そして東と北の富士演習場。国会議員が主催して歓迎会やったところありますか。
○筆坂秀世君 何で鈴木宗男議員が歓迎会までやったのか。私、分かる気がします。また新しい利権が、これで作ることができると思ったからですよ。そう思うしかないですよ。  防衛施設庁に聞きますけれども、矢臼別演習場におけるSACO関係経費による工事契約で、食堂厨房新設工事を請け負った企...全文を見る
○筆坂秀世君 隊舎。
○筆坂秀世君 聞いた名前ですよね。食堂厨房二億三千四百六十七万五千円、これは犬飼工務店。隊舎は一億九千二百十五万円、渡辺建設工業と。あのムネオハウスでジョイントを組んだ企業二つがここでも大口の建設工事です、これは。これはしっかり取っているということであります。  しかも、資料に...全文を見る