古川太三郎

ふるかわたさぶろう



当選回数回

古川太三郎の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第123回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○古川太三郎君 日本人の食生活というのが今非常に変わってきました。これは夫婦共稼ぎとかそういったこともございますし、また冷蔵庫とかそういったものの普及もございます。そういう意味から買いだめするような形にもなってきた。毎日近所で買うというようなことも非常に少なくなってくることも事実...全文を見る
○古川太三郎君 二十一世紀の課題というのは、生活大国並びに人間味あふれるコミュニティーライフと言われております。私たちの生活空間は、単に家を持つだけでなく、町づくりそのものにまで広がっております。伝統的商店街の地盤沈下と中小商店の減少が叫ばれる中、今後は町づくりの視点から小売業、...全文を見る
○古川太三郎君 エネルギーについての意見を申し上げます。  今、我々の生活の周辺を眺めるとき、石油なしては到底考えられない状況にあると申しても過言ではありません。衣料品、建材、化粧品、包装パック、生活用品等、まさに思わぬところにまで石油を原料にした製品がつくられております。この...全文を見る
○古川太三郎君 若干の補足を行います。  今後はエネルギーの消費地それから生産地という確立されたものでなくて、消費地で熱あるいはエネルギーなどを利用していくという地域分散型の推進を図ることが必要かと思います。つまり、エネルギー供給をその地域で賄えるようにし、またそこで余ったエネ...全文を見る
03月12日第123回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○古川太三郎君 これからは公取委員長に主にお尋ねしたいと思うんですが、きょう「独占禁止法の刑事罰規定の見直しについて」というぺーパーをいただきました。これは、去年の秋に宮澤内閣ができたときに、私は、この刑事罰の五百万というのは何とも抑止力にならないじゃないかということを代表質問で...全文を見る
○古川太三郎君 法人と個人の上限をどうのこうのとか切り離すとか、そういったことを今議論しません、時間がないですから。だから法人の上限についてだけのことに絞って考えてほしいんですが、これからのことですけれども、今委員長は関係各方面の理解を得るために公表もしなかったと、それでどういう...全文を見る
○古川太三郎君 いろいろのとかそういったあいまいな言葉を使わないでほしいんで、どことどことどういうところにそういうお話をされたのか。私は、この法律自身が非常に中立性が必要だと思うんで、まただれのためにあるかということもありますので、どこに、この関係方面に相談されたのかをお聞きした...全文を見る
○古川太三郎君 経済団体に説明されました。そして、与党である自由民主党にも説明されました。野党は入っていませんね。関係各省にも説明されました。消費者団体にはどうでしたか。
○古川太三郎君 簡単に答えてもらわないと、私の持ち時間は非常に少ないものですから意を尽くせないと思うので。  こういったことは関係諸団体に聞かれるのもいいことなんですが、これはやっぱり一番大事なことは、消費者団体とかそういった各方面の意見をたくさん聞くということが私は必要じゃな...全文を見る
○古川太三郎君 そういったことを私は聞いていないんで、おっしゃったから申し上げますけれども、フローなら九十二倍だというようなことも出ていますね。ストックなら五十倍だ、時価に直したら百七十倍だ、こういうことでしょう。これ五百万を何倍にしたんですか。二十倍でしょうが。そんな数字どこに...全文を見る
○古川太三郎君 一番最後におっしゃった絶えず見直し、検討しろ、これはやっぱり少ないという判断がその中に入っているんですよ。そういったことを私は言い合いしたくはないですけれども、問題はそういう安易な、これは本当に犯罪の抑止力とするならば高ければ高いほどいいわけなんですね。逆に言えば...全文を見る
○古川太三郎君 もうこれ以上続けてもしょうがないですから、今度は大臣にお聞きします。  私のこれは選挙区からの疑問なんですが、大臣のところと同じように福井県というのは原子力発電のたくさんあるところなんです。それも非常に早くからつくりました。五十年以前にできた原子力については電源...全文を見る
○古川太三郎君 ちょっと、美浜町だけじゃなくて、これは高浜町にも一号機があるわけなんで、そこのところも……。
○古川太三郎君 それは、今美浜町だけとおっしゃいましたけれども、高浜町もあることはどうなりますか。
03月25日第123回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○古川太三郎君 そんなには聞くところはございませんが、今の話を受け取って聞かせていただくんですが、先ほどから参考人の皆さん、答申に沿って努力するというようなお話がございますけれども、本当に答申でいいのかどうか。今同僚議員が質問したようなところもあると思うんですが、本当に日本の石炭...全文を見る
○古川太三郎君 もう一点だけお聞きしますが、そういう日本の国内炭はそれだけ残す価値があるんだというお二人とも御認識なんですけれども、ならば、もう少し違った答申が出てもいいし、また法案も出てもいいと思うんですけれども、これは、よくよく目的を定めないで、本当に自然死していく、安楽死す...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○古川太三郎君 きょう一日聞いておりますと、本当に有意義な質問ばかりで私があえてもう質問する必要はないような思うんですけれども、残念ながら、お答えを聞いていると、そのいい質問がまたわからなくなる。本当に政府の石炭政策があるのか、本当に政策と言えるのかどうかということになりますと非...全文を見る
○古川太三郎君 言わんとすることはわかりますけれども、しかし政府としてまあ十年間やってみればいいじゃないかと。    〔理事松尾官平君退席、委員長着席〕 皆さんが考えられるようなことをその方向でどんどんやってくださいと。目標も設定値も何もないというようなことになりますと、これ...全文を見る
○古川太三郎君 企業の経営の問題だとすれば、今は黒字になる炭鉱はないんでしょう。先ほども答弁されていましたけれども、あるんですか、たくさん。六つ残っていると言われても、それの幾つが悠々として千円の炭価にされても生き残れるのかどうか、その辺を。
○古川太三郎君 少なくとも今の生産量を維持することはもう無理なんですね。それははっきりしていますね。では、どのくらいの生産量を維持するという企業からの報告がありましたか。
○古川太三郎君 今までは国内炭のことばかりの話でしたけれども、とにかく国内需要から見れば生産は非常に低くなってきている。大きな意味でのセキュリティーを考えた場合、石炭がこれからどんどん国内でも需要は多くなってくる。少なくとも十年後には三千万トンぐらいは余分に輸入していかなきゃなら...全文を見る
○古川太三郎君 日本の石炭企業が海外に出ていっている、こういった形がどこの国に行ってまたどのぐらいの開発をしているのか、もし事情がわかれば、お伺いしたいと思います。
○古川太三郎君 終わります。
03月27日第123回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○古川太三郎君 このような法律ですから、もうほとんどの質問の点は問題になったと思うんですが、先ほどからの問題点で、これはやっぱりおかしいというのが、看板倒れではないかと。輸入促進という大きな看板がありますけれども、先ほどからの質問のとおり、それに対する輸入がどれだけふえていくんだ...全文を見る
○古川太三郎君 確かに、目的はそうです。しかし、この事業に参加する方たち、これが今までの輸入業者ばかりというわけにもまいらないと思うんです。そういうノウハウを持っているのは輸出業者にたくさんいらっしゃいます。また、そういう地域も輸出業者が輸入してきたからこそ、利用してきたからこそ...全文を見る
○古川太三郎君 対内投資ですけれども、これは輸入促進とはどういう関係になりますか。
○古川太三郎君 では、お聞きしたいんですけれども、この対内投資する外資系企業ですね。この企業の定款、目的に輸出というような項目があったときには、この法案の適用になるんですか。それともはねるんですか、そこら辺。
○古川太三郎君 今いみじくも自分でおっしゃったと思いますけれども、これは輸入促進というような看板をかけるからいけないんで、貿易の活性化とかということなら話はわかるんですよ。わざわざ、今輸入というのが本当にこう日本のコンセンサスを持っていると、だからこそ安易な法案でも通るだろうと、...全文を見る
○古川太三郎君 では、もう一つお聞きしますけれども、対日投資と、要するに外資系の資本を多く入れたいと、これがこの法案の目的だと思うんです。じゃ、この法案が通ることによって適用になる外資系企業というのは、その資本が三分の一、今お話がありましたけれども、三分の一というのは解せぬじゃな...全文を見る
○古川太三郎君 いまだにちょっとわからないんですが、三分の一というのは、これは外資系企業が三分の一であればいいということでしょう。日本が七〇%持っていいということでしょう、反対に言えば。これは多数決で言えば、日本の企業が主導権を持つということに変わりがないでしょう。三〇%というの...全文を見る
○古川太三郎君 いや、何だかさっぱりわからないですね。外資系の企業が来る、さあ外人が来る、技術者が来る、そういった技術者が何か頑固だと。だから何ですか。三〇%と七〇%の違いがどうなんですか。頑固だから物が進められない、あるいは社長が自分の意思を通したい、こう言うなら外資系が七〇%...全文を見る
○古川太三郎君 こればっかり余り議論したくはございませんけれども、今しかしやっぱり整理しておきた、いのは、外資系企業というのは、先ほどからもおっしゃるように、とにかく社長を自分がとってワンマンでやりたい、自分の論理で進めたいというのが外資系企業の多くの人が私はそうだと思うんです。...全文を見る
○古川太三郎君 国際交流の促進という大きな目的がある以上は、とにかく向こうが五一%以上持ちたいと言って、日本がいやそれは困るというようなことは言わさないようにしてもらいたい。せっかくの目的がありながらそのような形で日本から追い出したら、余計に外国からの非難が多くなるだろう、私はそ...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○古川太三郎君 今の続きで、製造物責任法を聞きたいと思いましたけれども、もうそれは別に初めから言っていませんでしたから。このPL法については、私自身も代表質問させていただきました。その中で、本当に一日でも早く成案が得られることを望むことを申し上げたんです。いま一度、同僚議員がおっ...全文を見る
○古川太三郎君 緊急対策をとられて、世間では余り効果がないんじゃないかという声も多く聞きます。そういったことの一つとして、それはやはり前と同じような、いつもの不景気のときと同じような財政の前倒しだけではだめだと、今これをやりますと、設備投資そのものがもう冷え切っている。また同じよ...全文を見る
○古川太三郎君 個人の所得関係でも四%ぐらいの伸びがある、このようにおっしゃいましたけれども、これはひとつ私が余りここら辺はわかりにくいのですが、公定歩合が〇・七五%下がりました。これは、下がることは確かにいいことなんでしょうけれども、日本の個人の約七百兆円と言われる預金の問題で...全文を見る
○古川太三郎君 先ほども同僚議員がちょっと聞いておられたと思いますけれども、住宅ローンの下げ方ですけれども、これはきょうなんかの新聞を見ていますと短期プライムは相当下がったようですが、長プラの方はなかなか下がりにくいという状況があるようですが、本当に個人の何といいますか住宅ローン...全文を見る
○古川太三郎君 経企庁長官にちょっとお尋ねしたいんですが、私は、こういう状態はむしろインフレになっていくんではないかというような懸念を持っているんですが、そのことをやっぱり一番敏感に感じて株が下がったんではないか、そういうことまで思っているんですけれども、とにかく公定歩合を下げる...全文を見る
○古川太三郎君 いずれにしても、こういった事柄でもしインフレとかそういったことになる場合には年金生活者なんかを非常に苦しい目に遣わすことになりますので、ここら辺のかじ取りは十分に気をつけてやっていただきたいと要望する次第です。  いま一つ、今経済というのは非常にボーダーレス化し...全文を見る
○古川太三郎君 今のお話を伺って安心はするんですけれども、やはり日本での生産というものをなるべく少なくして、まあ空洞化ということで非常に恐れられることもあるかもしれませんが、余り護送船団的に全部を助けていくんだというような方向でのかじ取りであるならば、これはいつまでたっても貿易不...全文を見る
○古川太三郎君 最後に一点。今、環境問題というお話も出ました。環境問題と貿易という形で、きょうの新聞だったか何かちょっと見たんですけれども、なかなか難しい問題があろうかとは思いますが、しかし発展途上国の貿易を先進国がエゴであるいは環境というにしきの御旗で制限するようなことがあって...全文を見る
04月16日第123回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○古川太三郎君 二、三の質問をさせていただきます。  規制対象になる特定計量器ですけれども、これは現在あるものがもうその必要性がなくなる、あるいはこれからまた新しいそういう規制対象の特定計量器が必要になってくるというようなことが恐らく起こってくるだろうと思うんですが、そういう判...全文を見る
○古川太三郎君 私は、その選定する基準をどのようなといいますか、変えていく場合に、民主的にだれが見てもこれは納得するんだというような形で変えていけるものかどうか。  これは例としては非常に適切でないかもしれませんけれども、今の印鑑証明のことですけれども、自分を証明するのにいまだ...全文を見る
○古川太三郎君 いま一つ、指定検定機関の検定について、その手数料なんですけれども、一たんこの手数料が決められると、なかなか恐らく低くなっていかない。特にその検定機関が公益法人というような形になりますと、これは半独占的になる。本当はこういう検定というのは、今までの目視ではなくて、ど...全文を見る
○古川太三郎君 最後に、大臣にお聞きしたいと思いますが、この計量器の規制ですけれども、通産省では九〇年のビジョンとして、基本姿勢といいますか、自己責任の原則というものを明確に打ち出していらっしゃる。この計量器の規制は、確かに国民の非常に利益になることではございますけれども、余り規...全文を見る
04月23日第123回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○古川太三郎君 今も同僚議員が法律が重なる部分についてお聞きされたし、それについてはわかったんですが、いま一つだけ、この特定中小企業の集積化の法律と、伝統工芸の部分ですけれども、伝統工芸の法律の適用があって、なおかつ集積化の適用はあるのかどうか、このことをちょっと聞かせてください...全文を見る
○古川太三郎君 その指導を行うというのは、重なることによって重複の適用はあるんですか、ないんですか。  先ほどは、それは確かに目的とか政策が違うという部分はありますよ、あるけれども、これはまた重なって適用があるというお話でしょう。
○古川太三郎君 この集積法というのは、確かに後ろ向きじゃなくて前向きの政策だと、対策だと。こういうことは、ある意味で非常に新しい感覚あるいは非常に前進した政策だと思うことは思うんですけれども、適用によっては非常にまた間違いが起きやすい。後ろ向きの対策ならば、それはやむを得ないだろ...全文を見る
○古川太三郎君 こういうのは、国が基本の指針をつくる、そして県がその計画書をつくるというようなことで、私が私がさせてほしいという部分があればそれでいいんですが、そう食指も動かない、余りしたくもないけれども、しかし特典を考えればやってみたいというような業種もあろうかと思います。こう...全文を見る
○古川太三郎君 これは、私は調査したわけではございませんからわかりませんが、本来ならば、個別企業の戦略といいますかそういうことからすれば、余りにその地域が一緒になるということについて嫌う企業がたくさんあると思うんです。しかし、地域的にそのようなものが指定されたという場合、これは村...全文を見る
○古川太三郎君 そうすれば、ある意味では一〇〇%そこに力を注ぐということになりまして、従来やっていた事業というのは閉鎖するというようなことになりますと、事業転換法ですか、それとまた重なってくるんですが、こういうような重複の適用はどうなるんでしょうか。
○古川太三郎君 そのあたりの人の心というのはなかなかわかりづらいものだと思うんですが、ましてや小さな地域に行きますとなおさらそういう葛藤があるのではないかと思うので、そういう適用について慎重にしていただきたい。  いまもう一つは、せっかくそのような集積をおやりになっても、これは...全文を見る
○古川太三郎君 成功することを祈りますけれども、やはり全部が成功するとは限らないものですから、少し注意をしていただこうという趣旨から申し上げたんです。  今度は、私が出ています福井県のことで大変恐縮なんですけれども、繊維産業は大変盛んでございます。しかし、もうほとんどの企業が賃...全文を見る
○古川太三郎君 その集積が、今の財政からの制約か知りませんが、法律では四十七というような形で始まろうかと思うんですが、それが五十になり六十というような数字になった場合でもことしじゅうにやれるものかどうか、それが一つです。  いま一つは、先ほど申しました、一つの県で三つか四つでき...全文を見る
○古川太三郎君 財政面ではその枠内で確かに工夫ができると思うんですが、その数が多くなればなるほど、上限の話をしますけれども、税制面で非常に減収になるんじゃないかな、こういう心配もあるわけなんで、得べかりし税が上がってこないとか、こういう心配とは関係なく今のは分割ができるんですか、...全文を見る
○古川太三郎君 しかし、今の論理でいきますと、従業員にたくさん給料を払えば税収は上がるんですよ。その論理はちょっといただけないけれども、まあそれはそれでいいとしましょう。  地域外からの業者の参加というのは、これは可能なんですか。要するに、集積ということは企業の集積だとは思いま...全文を見る
○古川太三郎君 これは、過疎化対策として都市に集中している企業を若干過疎地に持っていく、それがそこでまた一つの集積ができるなら恐らくいいんでしょうけれども、それから新たな集積を呼びかけるというような場合にこの適用はあるのかどうか、ちょっとお伺いします。
○古川太三郎君 話は変わりますが、投資育成会社に対する引き受けも非常に特典があります。中小企業というのは皆さん小さいものだと思ってはおりますけれども、三百人以下であれば何億でも構わないというような特典にもなろうかと思うんですが、そういったことは大企業への投資に道を開くということに...全文を見る
○古川太三郎君 こういうせっかくの集積をしながら力をつけていくという意味では、大企業からむしろ離脱できる企業集積というものを私たちは夢を見るんですけれども、しかし現実を見ますと、今は非常に技術の高速化とかあるいは情報化が盛んでございます。そういう意味で、資本の集約化がもう非常に進...全文を見る
○古川太三郎君 もう二点ほどで終わりたいと思いますが、財政とか税制とかあるいは金融、こういった面で非常に恩典を受けることになるわけなんですけれども、せっかくそのような恩典を与えながら企業を育成するんですから、そこに働く従業員の労働条件ぐらいは最低限守らせるような方法というのはない...全文を見る
○古川太三郎君 最後に、大臣に一つだけお聞きして終わりたいと思います。  今、日本の技術を移転してほしいというのが、韓国とか台湾、そういったところからも非常に大きな声で言われております。この技術移転の要求されている現状と、集積化というのはやっぱり一つの技術を磨いていかなきゃなら...全文を見る
05月12日第123回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○古川太三郎君 先ほども同僚議員が聞かれたかと思いますけれども、金属鉱業事業団の上に、上にというのか別に指定鉱害防止事業機関というのを設置される。その意味はわかることはわかるんですけれども、本来ならば事業団のところでこの事業も遂行していいんじゃないかというのが一般的にはそう考えら...全文を見る
○古川太三郎君 金属鉱業事業団の鉱害対策というのもあることはあるのだろうと思うんです。それにまた、指定鉱害防止事業機関を設けるというのならば、これは坑廃水対策だと思うんですけれども、金属鉱業事業団だけの鉱害対策、これは一体どういう役割になってくるのですか。
○古川太三郎君 私が聞いているのは、金属鉱業事業団のそのものの鉱害対策、この役割というのは一体どういうものかと申し上げているんです。
○古川太三郎君 先ほどの同僚議員の発言にもありましたけれども、鉱害防止の費用というのと復元費用というのは非常に性質も違うだろうし、後にやるということは大変な負担がかかってくる。そういう意味から、金属鉱業事業団そのものも鉱害対策についてやはり真剣に考えていられるんだろうと思うんです...全文を見る
○古川太三郎君 先ほどからの話ですと、百ほどあった鉱山が今二十六ぐらいになっておる、そして国内の銅の自給率というのは〇・四ぐらいになってしまった。不足分はどうしても海外に出て開発輸入というのをやっているんだろう、私はそう思うんですけれども、これは日本の埋蔵量が減少したというよりも...全文を見る
○古川太三郎君 それじゃ、開発輸入なら経済的に合うというのはどういう理由からなんですか。
○古川太三郎君 それはわかるのですが、例えば労働力が賃金が安いとかあるいは鉱害防止に費やす費用が少なくて済むとか、そういうこともあるんですか、どうですか。
○古川太三郎君 今もう御承知のとおり、二十年前にはたくさん日本もこういうイタイイタイ病とかそういったものが起こりましたが、日本におくれて今これが世界で起こっているというのが現状でございます。それだけに、鉱害対策について日本が本当に無関心であってはならないと思うんです。そういった面...全文を見る
○古川太三郎君 最後に、大臣にお聞きしたいんですけれども、今確かに日本の公害が二十年おくれで途上国に輸出されていると言われているときなんです。その外国では、現地政府の規制が非常に不十分だというのも一つあります。いま一つは、規制があっても監視体制が弱いというのがあります。今また規制...全文を見る
05月21日第123回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○古川太三郎君 重複を避けたいと思いますけれども、この法律案そのものは確かに物流業の効率化を目指したもので、それ自体は、私たちは何も異議を唱えるものではございません。今まで、日本の国の経済が効率化効率化ということで進んできたことも事実なんです。その間にどうなったかと。新幹線ができ...全文を見る
○古川太三郎君 これは大臣でなくて結構ですけれども、その配慮していただくということは大臣のお言葉でございますが、それならばこの法案の中でどこでそういう配慮がされているのか。今までのお話を聞いていますと、大体結果的にそうなるだろうというようなニュアンスしか入ってこないものですから、...全文を見る
○古川太三郎君 十四条でそのような指導をしていただけるということなんですが、そこはどういうようにかみ合っていくんですか。労働組合あるいは労働者の意見を聞くとかというようなことになるんだろうと思うんですけれども、もう少し具体例を挙げて、その関与するような方法を教えていただけませんか...全文を見る
○古川太三郎君 それは結果的に経営者も潤ったから従業員も潤うという意味ならば、別に何も私はこんなことを申し上げることはないんですけれども、そういう恩恵的なものじゃなくて、せっかくそういった国の予算も使って、国もそれを推進するんだということであるならば、やっぱり従業員がかみ合う、何...全文を見る
○古川太三郎君 この法案についても、労働者の方からも相当の期待をしていることがありますので、できるだけその労働条件の改善に向かうようにやっぱり御指導をいただきたい、このようにお願いしたいと思います。  これはちょっと私の誤解かもしれませんけれども、この法案でメリットを受けるのは...全文を見る
○古川太三郎君 重複を避けたいものですから、ほとんどもう大体皆さん聞かれていますので、この程度にいたしましょう。
05月26日第123回国会 参議院 商工委員会 第11号
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○古川太三郎君 青柳参考人にちょっとお聞きしたいんですが、クレジットの一件当たりの一番小さい債権というのは幾らぐらいで、大体また平均はどのぐらいあるか。あるいはまた、一件当たりの期間ですね、割賦販売信用の期間、一番最短はいついつか、何回ぐらいか。また最高は何回ぐらいか、ちょっとお...全文を見る
○古川太三郎君 金額だけ聞かせてください。余りたくさん言われると時間がないものですから。
○古川太三郎君 最大でそうすると三年ぐらいということと理解していいですね。  クレジットの場合は、リースと違って一つの債権も小型ですし、また期間も短いように思うんですが、こういうことから債権譲渡に適していると。むしろ私は、リースの方が適しているのだけれども、クレジットは適してい...全文を見る
○古川太三郎君 青柳参考人と小山参考人お二人に聞きたいのですけれども、今までこのお話を聞いていますと、資金調達ができるものだったら今何でも欲しいというようにも聞こえるんです。先ほど、金利の問題よりも資金調達にメリットがあるんだというお話も小山参考人はなされたように思いますけれども...全文を見る
○古川太三郎君 もう御存じだと思うんですが、きょうの日経新聞に、ノンバンクも貸金業とは別の分野であれば、区別できるんならばCPの発行もするようになるというような記事をお読みになっただろうと思いますけれども、むしろこれが本体で、この突破口を開くことによって皆さん方の業界は大いに伸び...全文を見る
○古川太三郎君 別に皮肉を言うわけじゃないですけれども、銀行からももうちょっと難しい、本来ならば、社債やCPもなかなか難しい、これは制度的なものがありますが。今現在でも、五千万ぐらいならば機関投資家に売買できる。それをわざわざこの法律をっくってまでということになりますと、ああそう...全文を見る
05月28日第123回国会 参議院 商工委員会 第12号
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○古川太三郎君 わずか三十分の質問時間ですので、細かいことはお聞きできないと思いますが、この法律全体を見てみますと、確かに投資者保護という目標が大きく掲げられてはおりますけれども、その内容を子細に検討しますと本当かなというような部分も多くあるように思うんです。いま一つは、なぜ今こ...全文を見る
○古川太三郎君 今いみじくもおっしゃいましたけれども、そういう債権ならば、債権の内容が本当にわかる層、それだけを対象にすればいいわけなんです。先ほどからも同僚議員が質問しておりますけれども、これが五千万程度ならば、それだけのことを見る能力もある人だし、またそれだけの可処分所得のあ...全文を見る
○古川太三郎君 普通の株券とか、そういう直接の会社が見える形のものであれば、非常に安心して買えるし、またどういった人でも少し研究すればうまみもあるだろうと思うんですね。でも、この複雑なたくさんある債権を一つのものに束ねて売買する場合には非常に知識が要ると思います。また、金利計算も...全文を見る
○古川太三郎君 自己責任の範囲ならばもうこれほうっておけばいいんです。これを関与されるから、小口の投資家まで巻き込んでしまうんです。そのことだけ私は注意しておきたいと思います。それが証拠に、附帯決議案にもそういったことがいろいろ書いてあるんですよ。みんな賛成される方も、この法案は...全文を見る
○古川太三郎君 今、ノンバンクは大変な事情にあるだろうと思うんですね。それはもう公知の事実だと思うんです。そういうところで銀行は締め出した、BIS規制もいろいろあるでしょうけれども。そして本来ならば、CPや社債とかいうものを出さなきゃならぬときにも、そういったところも今は制度上で...全文を見る
○古川太三郎君 多くの投資家を巻き込むとおっしゃいますけれども、こんな難しい債権を買う人はいませんよ。本当にわずかのお金で老後を楽しもうと思っている人たちは買いません、どんなことがあるかもわからないです。金塊とか何かなら皆さん知っているから、これはいいやというような形で買う人もい...全文を見る
○古川太三郎君 時間も来ましたので、最後にもう一つだけお聞きしますが、クレジットの関係では契約規模も小さいし、また期間も非常に短いだろうと思うんです。そういうクレジットとリースとを同じような法律の枠でできるものかどうか、そういったことも若干私は疑問に思うんです。しかも、クレジット...全文を見る
○古川太三郎君 私は、連合参議院を代表して、ただいま議題となっております法律案について反対の討論を行うものであります。  この法案は、まず、自由市場経済における自己責任の原則に逆行するものであり、国の手厚い保護、監督、規制のもとで行われる経済秩序は、自己責任原則下の自由市場には...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○古川太三郎君 時間もないということで、十分ぐらいですから本当に大ざっぱのことしかお聞きできないと思いますけれども、今までの議論を聞いておりますと、どうしても環境の問題であるにもかかわらず環境庁が一歩下がったような感じに受け取られる。しかも、一番私この法律で非常に何といいますか、...全文を見る
○古川太三郎君 私が特に申し上げたいのは、今まで日本では割と行政指導とかいうので大変この二、三年いろいろと問題を起こしてきた、またそれが表面に出てきたという経過もございます。こういう許認可の問題についではどうしても国民の権利と義務、そういった関係で大きくかかわってくるものだと思う...全文を見る
○古川太三郎君 それでは、お聞きしますけれども、外国の環境基準の資料、こういったものは既に環境庁でお持ちなのかどうか。こういったことをお聞きしたいと思います。
○古川太三郎君 例えば、外国でこういった基準がありますとかいうようなことは、一つも今のところはないんですか。やはり相当お持ちなんでしょう。そういったものをちょっと出してください。
○古川太三郎君 今のような答弁でもわかると思うんですが、そういう資料とか、そういったものが少ないだろうという趣旨で、私の方は政令、省令にゆだねても仕方がないだろうという気持ちがあるわけなんです。しっかりとした資料があるならば、本来ならば法律できっちりとその要件、手続を明記したい、...全文を見る
○古川太三郎君 全部。どういったものを考えているのか。
○古川太三郎君 情報公開の意思があるのかどうか。
○古川太三郎君 終わります。
○古川太三郎君 もう遅くもなりましたし、議論も大体尽くされてきたと思います。  けさもお話ししましたように、この法律はなかなか条約と一致しない言葉も使ってありますし、なじまないのかどうだか知りませんが、とにかくちぐはぐな部分も多々見受けられる。しかも、それが法律でなくて後でいろ...全文を見る
○古川太三郎君 そういうことだろうと思いますけれども、やはりこういうことは条約ですので、日本の国民もそれに沿った精神状態に持っていくということが大切だと思うんです。これはすぐにというわけではございませんけれども、とにかく一年以内にこの法律をもう一度見直してみるということが必要では...全文を見る
○古川太三郎君 その配慮ですけれども、これは法人だとか人が責任を持つということが確定してから措置をするんですか、それとも事前にその措置命令ができるのか、どちらですか。
○古川太三郎君 もう時間も余りないんですけれども、罰を科するかどうかということよりも、人体に影響するとか生活環境を著しく害するというような緊急の場合は、やはり国がその代替的な処置をするとかいうようなことも考える必要があるんではないかという気がいたします。  そういったことも含め...全文を見る
12月08日第125回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○古川太三郎君 連合の古川でございます。まず、金子参考人からお聞きしたいと思いますが、金子参考人の先ほど出ました論文、「刑事罰の強化」という論文でございますが、これはことしお書きになったもののように考えますので、既に課徴金の改善が行われた後のことであろうと思うんですが、そういう中...全文を見る
○古川太三郎君 先ほどから罰金は行政罰ではないんだということでのお話もありましたが、確かに罰金は公取が告発権を行使して、後に裁判所で決めることなんです。この量刑に当たってはいろいろの事案を加味して量刑を決定するだろう、こう思うんですが、本当にその幅を少なくするというよりも多くする...全文を見る
○古川太三郎君 もう時間もありませんが、今までは低い水準であった、だけれども今度は高い水準になった、これだけ高くなったから抑止力があるんだというんじゃなくて、今の経済事情に合わせてこれではやはり合わないなという問題と、それからこういったことをやったらこれだけの罰金、重い犯罪なんだ...全文を見る
○古川太三郎君 今まで話がありましたように、法律をどういじってもこれはやっぱり公取が行動しない限りは本当に何にもならないということがはっきりしたわけなんですけれども、五百万円を一億円に上げたところで本当に抑止力があるかということもその面から考えてみなきゃならぬと思うんです。これが...全文を見る
○古川太三郎君 委員長がそうおっしゃるなら仕方ないですけれども、委員会の独立性とかあるいは信頼性を確保する意味ではやはりもう少し努力してみるというような気合いが欲しい、私はそう思っております。  また、課徴金のことをおっしゃいましたけれども、課徴金そのものは、これは利得したもの...全文を見る
○古川太三郎君 経済犯罪というのは、これはとにかくやり得というものがあれば必ず出てくるんです。だから、本当にもうこれはしてはえらい損だというような、そういう経済効果というものも大きな要素だと私は思っているんです。そういう意味で、得したものが後で課徴金で取られ、そしてまた罰金で多く...全文を見る
○古川太三郎君 そういういろいろのもろもろの活動の仕方、活動と言っちゃ語弊がありますけれども、公取の努力の仕方、これはよくわかります。しかし、それが本当に国民に通じるのは、少なくとも研究会で数億と言われていたものが一億になってしまった、やっぱりその力に対する何といいますか、不満と...全文を見る
12月09日第125回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○古川太三郎君 せっかく官房長官がおいでのようですから官房長官にちょっとお聞きしたいんですが、きのうからの参考人の御意見も、一億円ならば大体満足できるというようなお話もございました。しかし、書かれている論文なんかには五億円が妥当だという参考人もいらっしゃいました。また、数億という...全文を見る
○古川太三郎君 先ほどもちょっと申しましたが、日本の経済力、日本の企業の体力の強大さといいますか、ならばアメリカとやっぱり匹敵するぐらいの大きなものであるだろうと私は思うんです、企業一つ一つを見てみても。問題は、国民の意識がどこまで来たかどうかというようなこともございますけれども...全文を見る
○古川太三郎君 社会的にバランスのとれたということになれば議論がなかなかしにくいんで、数億というものが研究会でも発表された、これが一億になったという政治的な配慮、これは何と何を配慮されたか、どういったことを配慮されたかそのことをお聞きしたいんです。  そしてまた今、中小企業なん...全文を見る
○古川太三郎君 私は、人が話しているところをもうそれでいいとか、それは聞いたとかいうのはなかなか気が弱いものだからよう言わぬですけれども、だから黙って聞いておればもう十分ぐらいになってしまうから本当に困るんですけれども。  それはそれとして、日本の企業というのは非常に特殊だ、こ...全文を見る
○古川太三郎君 もう時間も来たようですから、最後に、決して私は公正取引委員会をどうのこうのと言うんじゃなくて、むしろ本当に気張ってやってほしい、こう思っているんですよ。それだけに政府なりあるいは国会なりに公取委員長から、こういう制度をもし変えてもらえばいいんだとかいうような御希望...全文を見る