古川太三郎

ふるかわたさぶろう



当選回数回

古川太三郎の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第125回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○古川太三郎君 改革連合の古川です。きょうは井上議員が質問だったんですが、外国に出張しておりますので私がかわって質問させていただきます。  最近は、役所と一般の企業との契約関係で競争入札をしなければならないというのが大きな世論でございます。そういう中で、今まで一番不思議だなと思...全文を見る
○古川太三郎君 今おっしゃったのは件数ですか。
○古川太三郎君 二万八千件とおっしゃいましたね、総契約件数は。
○古川太三郎君 小さい数字はいいですが、大ざっぱに二万八千件。そして一般競争入札をしたのは二百八十八件、これは一%ですね。一%というと、よく考えてみれば百件あってその一つですよね。これはちょっといかにも一般競争入札契約としては少ないんではないでしょうか。契約自体が不明朗な部分が大...全文を見る
○古川太三郎君 細かい数字は言ってないんで、金額にしてもこのときには二千百億ぐらいの契約をなさったわけですね、この期間に。それでよろしいですか。そして、その間にどのくらいの契約高があったんですか。それをちょっと聞かせてください。
○古川太三郎君 それにしても二%に満たないですね。これは特殊事情はよくわかりますよ。しかし、こういう一般競争入札が本来ならば原則であるべきところを一%や二%の契約をやっていて、不明朗だと言われてそうじゃないと言い返す何か根拠でもありますか。
○古川太三郎君 努力されているのはわかりますが、どういう努力をして一%か二%になったんですか。本来ならば、努力されたのならば三〇%あるいは四〇%、特殊事情があるとしてもそのぐらいまでは努力していっていけるんじゃないかなと思うんですけれども、そういう割合はできないんだという何か事情...全文を見る
○古川太三郎君 勧告の中にも、指名競争の指名業者をもっと多くしなさいという勧告もありましたね。その辺の努力はどうなさっていますか。
○古川太三郎君 機会均等の原則とか公正性の確保、こういったことを言われます。今後一般競争入札の拡大、これについてまだまだ努力される意思がありますか、また余地がありますか、それだけ聞かせてください。
○古川太三郎君 大臣がいらっしゃるので一問だけお聞きしたいと思いますが、先ほど同僚の守住議員から郵政三事業について、独立採算制がある、そしてそれは国家の法令に基づいてきちっとしているんだと、こういうようなお話がございましたけれども、一般の国民が見ているのは、国家のそういう財政上の...全文を見る
○古川太三郎君 それでは自治省にお聞きしますが、これは昔から何回も言われていることだと思うんです。また新聞にもたくさん出ていることだと思うんですが、今の地方自治という観点から、もう戦後五十年もたったと思いますし、その制度を本当に育成していく意味ならば、これは自治省の方としては人事...全文を見る
○古川太三郎君 これは大臣でなくて結構ですけれども、この人事交流というのは言葉はいいんですが、実際はやはり予算の獲得であったりあるいは許認可の便宜を受けるとか、そういうようなことがあるんじゃないかと一般に見られている。そういう見られ方をすることはやはりこれは我々国政選挙についても...全文を見る
03月25日第126回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○古川太三郎君 まず、公取委員長にお聞きしたいと思います。  先ほどからの質問で山梨建設業協会のお話もありました。そういうことで独禁法に違反しないかするかとかいうような議論もございました。ここでは大学の講座ではございませんから、そういう法律の解釈をしても意味がないことなんで、新...全文を見る
○古川太三郎君 重ねて聞きますけれども、公取委員会というのは検察庁とまた別個の捜査をする権限もございます独立の機関です。何も検察庁の捜査、その成り行きを見守ってからやらなきゃならぬとか、そういう問題では決してないわけですね。何か人ごとのように他人様のようなことを委員長はおっしゃい...全文を見る
○古川太三郎君 簡単に終わろうと思ったんですけれども、そうおっしゃるとどうしてもしつこくならざるを得ないんで恐縮ですけれども、きのうの宮澤総理の予算委員会の中で日本新党の武田さんと民主改革連合の磯村が話ししておりますけれども、それに対して宮澤総理は、公共事業の発注、契約、入札の透...全文を見る
○古川太三郎君 企業とか産業界を預かっていらっしゃる通産大臣にお聞きしたいんですが、最近いろいろ問題になっております使途不明金でございますが、使途不明金が見つかったような会社、こういった会社にはもう公共事業の入札を排除する、五年間ぐらいは、というようなおつもりはございませんか。そ...全文を見る
○古川太三郎君 確かにそれは、税の所管といえばそうなるでしょうけれども、会社の活動として、そしてまた産業の仕組みとして、それに公共的なものが絡み合ってくるというようなことから考えて、使途不明金というのは、どうしてもこれは会社から会社に行っているというお金は少ないだろうと思うんです...全文を見る
○古川太三郎君 少なくとも使途不明金が何%以上あるような会社は公共事業にかかわってもらっちゃ困る。逆に言えば税金がどこに還流しているかわからない、こういうような考え方もあり得るわけなんです。また、公共事業の入札資格にはとにかく赤字であってはなかなか入札できないとかいうようなことが...全文を見る
○古川太三郎君 今までの税法からだけですとどうしても過少申告加算税とかあるいは重加算税、せいぜい取ってそのぐらいのものなんですよね。もっともっと社会的制裁がやっぱり必要じゃないかというのが今の世論ではないか、こう思うんです。  そういう意味から、少なくとも国が発注するようなもの...全文を見る
○古川太三郎君 ちょっと時間がないので一つだけお聞きしたいんですが、今、繊維の問題ですけれども、MFAという国際繊維の取り決めがございますね。それについて日本は、その条項を発動したことはスイスと同じように一回もないと言われております。  このように円高になってきますと、今までの...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○古川太三郎君 民主改革連合の古川です。  最初に、先ほど藁科議員からも質問があったと思いますが、創業関係の問題です、開業、廃業の問題です。  開業が非常に少なくなってきたと、それだけに経済の活性化が危ぶまれるということはもう御承知のとおりだと思うんです。その開業の率ですが、...全文を見る
○古川太三郎君 先ほども申しましたように、分社化によって開業していくというのは、これはもうIBMなんかでもその傾向があるんじゃないか。あるいはまた、これはもうどうしても大会社になればだんだんとそのようになっていくだろう、松下産業の社長の交代なんかもそういった面を示唆しているんじゃ...全文を見る
○古川太三郎君 きのうは森通産大臣がいらっしゃるところでお話少ししたんですが、大臣も石川県のことだし、隣の福井県についてはよくわかるというようなお話をしていただきました。その続きをさしていただきたいんです。  今の日本の貿易収支から見て非常に反対の方向の議論をするように思われる...全文を見る
○古川太三郎君 何事にも限らず、確かに中進国から追い上げてくるような産業、こういったものについての輸入規制というのは、これはなるべくしない方がいいことは当然でございますけれども、アメリカにおいても、MFAの関係で言えば四条の二国間協定ですか、繊維の取り決めで三十カ国もそういうMF...全文を見る
○古川太三郎君 今そういうお話をいただきましたので、私はこれ以上このことについて質問する気持ちはないです。  いずれにしても、繊維というのも衣食住の一つですから、この産業がもう過去の産業だというようなことではなくて、やはりどうしてもそれは維持していかなきゃならぬ大きな産業の一つ...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○古川太三郎君 民主改革連合の古川です。  先ほどのマクロでどれだけ省エネができるかというような話はよくわかったんですが、この法案で建物というような表現もございます。この建物の部分で申しますと、二千平方メートル以上の大きな建物についてはこの法律が適用されるということなんですけれ...全文を見る
○古川太三郎君 指導、助言とかあるいは助成をする部分がございますね。その建物というのは二千平方メートル以上のことを言っているんでしょう、この法案では。
○古川太三郎君 例えば二千平方の建物がどれほどの熱量を使うのか、基準があるんですね。そして、この助成とかそういったものをしていくためには、どのあたりまで下がればこういう助成の適用があるのか、こういうことです。
○古川太三郎君 そういう基準がないのに省エネ努力の強化を役所がする、そしてまた基準がないのにそういう支援をしていく。これは非常に不確かなものであって、やはり相当の基準があって積算できて初めてこういったことの適用があるはずだと思うんだが、その基準も何もない。ただ役所がそう判断するだ...全文を見る
○古川太三郎君 一つの基準を設けて今一〇〇とすれば、こういった法案の適用をしていけば例えば二千平方メートルの建物ならばどのぐらいまで下がるのか、その目標値というのはないんですか。
○古川太三郎君 大臣に申し上げますけれども、答えをいただきたいと思います。  この法案そのものの趣旨はよくわかるんです。しかし、今の答弁のように何の基準もなくただ努力目標だ、努力するというものについてこの法案の適用があるということになれば、これはもう指導や助言という、とにかく本...全文を見る
○古川太三郎君 いや、私の申し上げるのはそういう行政コストだけの問題じゃなくて、行政が本当に民間に関与する、そういうものを少なくしたい、こういう考え方です。  例えば建築物あるいは機械器具また照明に至るまでいろいろと細かく規定していく、こういったことは本当に経済的なインセンティ...全文を見る
○古川太三郎君 行政コストはまあいいですよ。それよりもあめとむちの使い分けですね。だったら、その中間に基準があるはずです。その基準もあいまいなんです、今の話を聞いていますと。それはグロスではよくわかります。石油換算で三千万キロリットルですか、削減していくというような目標もよくわか...全文を見る
○古川太三郎君 そう言われると、窓とかあるいは外壁からの五メーターとかなんとかいう法案の趣旨はどういうことですか。
○古川太三郎君 細かいことはわかりませんが、大ざっぱに言ってこれは合っているかどうか知りませんが、例えば天井を低くすれば省エネの効果は大きいだろう、天井を高くすれば省エネはちょっと難しいだろうというようなことの判断基準までを国がやるべきことじゃないと思うんですね。もしそういうよう...全文を見る
○古川太三郎君 例えば、公民館にしろ補助金でやる場合には、これは東京の公民館も田舎の公民館も皆同じ形だとか、床面積が同じ平方メートルだとかいうような右へ倣えしていくような方向になるべくならないようにしたいという気持ちから申し上げるんで、決して省エネに反対だとかいう趣旨ではないんで...全文を見る
○古川太三郎君 期待じゃなくて、実際そういう 人がいた場合に公表できるかどうか。この公表するということも、簡単でありながらなかなか難しいんです。政治的な有力議員が、あれはちょっと公表は困ると言われて、またぐらぐら。こういうようなのは交通違反でも何でもたくさんあるんです。そこら辺...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○古川太三郎君 朝からの論議で、この不正競争防止法の目的に関しては同僚議員が質問しております。そして、またそれについてのお答えもいただいておりますが、事業者間だけを規定するということについては局長の先ほどからの答弁だけでは非常に不十分だ。もし事業者間だけだというならば被害者の大多...全文を見る
○古川太三郎君 私が聞いているのは、九条とか十条は事業者間という概念がむしろ入ってこない。そういうものをなぜ目的のときに事業者間だけに絞るのか。そこをちょっと今までの議論を聞いていて不思議に思ったからお聞きしたので、そのことを聞いているのです。
○古川太三郎君 それならば、パリ条約の十条の二に規定しているように「国民を不正競争から有効に保護する。」とか、こういった保護規定もこの目的に入れてもいいんじゃないか、こう思うわけなんです。もしそういうように国民の保護規定が入れば、これは被害者である消費者団体も差しとめとかそういっ...全文を見る
○古川太三郎君 一般条項のことじゃない、保護規定。この規定では、「各同盟国は、同盟国の国民を不正競争から有効に保護する。」というのが(1)にあるわけなんですね。ということは、日本の法律にも不正競争防止法にその目的を、国民を不正競争から有効に保護するという保護規定を入れて何ら悪いこ...全文を見る
○古川太三郎君 今局長がおっしゃっているのは意味もわかるんですけれども、先ほどからこの目的に関して消費者団体の訴訟適格ですか、そういったものがないこと、これは今仕方ないと。それは、またほかに景品表示法とかあるいは個別の宅建取引法あるいは旅行業法、訪問販売法、薬事法、食品衛生法、家...全文を見る
○古川太三郎君 ドイツの例なんか持ち出されましたけれども、ドイツの例で言えば、これは消費者団体が訴訟すれば補助金なんかもらえるとか、いろいろの制度があるからそういう乱用制度が出てくるので、その部分を乱用だということでむしろ修正しているんですよ。そうじゃなくて、日本の消費者が裁判や...全文を見る
○古川太三郎君 この法律自体の基本は、工業所有権法なんかで保護されてない、要するに権利としてしっかりとした概念がない不正というような社会通念でこれは悪いんだよというものの列挙でしょう。そういう意味で、これは権利と違うわけなんです。それを侵害したとか侵害しないとかいう場合に、非常に...全文を見る
04月15日第126回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○古川太三郎君 大体もう質問の部分は終わったんじゃないかなと思うんですけれども、ただ私自身ちょっと聞き違えたのかなと思ったりするところで二、三お話を聞かせていただきたいと思います。  一つは、先ほどからよく言われているんですが、出願と審査請求の比率なんです。これは日本では出願が...全文を見る
○古川太三郎君 一昨日はペーパーレス計画を十分に見せていただきましたけれども、そういうことで確かにこれからデータが非常に蓄積されてくる。そしてその編集も特許庁でおやりになるということですから、私は一つの国有財産だ、こう思うんですね。  その管理をしていくためにも、またこれを公開...全文を見る
○古川太三郎君 それは、特許庁の中で使う場合には無料になっているんですか。
○古川太三郎君 話を変えまして、今度の法改正では、権利の成立を早期に実現するとかあるいは国際調和といった目的で出願の内容を、出願人にそういう義務を負わせているような部分がございます。しかし、その反対に行政サイドにおいてもすごく努力が必要なところがあるのではないか。  今まで出願...全文を見る
○古川太三郎君 いずれにしても、補正が制限されるようになりましたし、早期に権利を実現しなければならぬという要請もありますから、またそれが拒絶された場合には異議の申し立てがきっちりできるようにその理由書はしっかりと書いていただきたい、こう思っております。  また、余り書いていない...全文を見る
○古川太三郎君 もう聞くことはございませんので、最後に大臣に強く御要望を申し上げたいと思うんです。  アメリカが日本に要求していることは、大体これからの特許制度については必要な方向だろうと、私はそう思っているんです。日本がアメリカに要求する項目、これも大変大切なことで、今後特許...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○古川太三郎君 この法律の大義名分は、資金の還流だということが言われております。確かに、途上国に対しての資金の還流というのは非常に大事なことではございます。しかし、お金というのは利益があるところに回っていくもので、わざわざ国が大きなリスクを背負いながらお金を強制的に、強制的にと言...全文を見る
○古川太三郎君 機関車論とかいうのが昔はありました。アメリカが機関車になって引っ張らなきゃだめだと。日本もまた黒字がなければこういう還流もできないよというような、その傲慢な部分はやはりよくないだろう、こう思っております。  とにかく、先ほども申しましたが、お金というのは利益を追...全文を見る
○古川太三郎君 いずれにしても、この法案の貿易保険というのは、確かにお金は世界に還流して回っていく。しかしまた逆に、民間であれば日本にまた返ってくる性格のものであるだけに、これが黒字減らしたと、それは一時的なものであって行く行くは非常に大きなものでまた返ってくる。  今商社に行...全文を見る
○古川太三郎君 これは物の例えで大変恐縮ですけれども、金持ちからお金を借りる場合には、貸す方としてはお前に貸してやるんだぞと、こういうような非常に傲慢な態度に出ますね。それを、今の話からしますと国際貢献だよ、お前に貢献してやっているんだよと。これではやっぱり今度返すときにはその分...全文を見る
○古川太三郎君 じゃ、最後に。海外投資保険の前の限度額が六千二百億ですね。今度は三千百億円予算化されております。六千二百億の予算化をされながら平成元年は三百五十四億、二年は一千億、三年は八百億、大体予算の本当に五分の一もお使いになってない、そういうことで今度三千百億という予算化を...全文を見る
○古川太三郎君 終わります。
04月27日第126回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○古川太三郎君 けさ方から貿易黒字、円高、こういった問題が議論されております。一番今日本が考えていかなきゃならないのは、円高をどう切り抜けるかという問題ではなくて、むしろ黒字をどう減らすべきかということだろう、私はそう思うんです。そのことを真剣に今考えなきゃならないときだと思うん...全文を見る
○古川太三郎君 確かに、輸入をふやすということ、今ではそれしかとるべき道はないだろう。生産を少なくするというようなことはなかなか難しいだろう。これは非常に不景気になりますから余計にまた輸入が少なくなってしまう、こういう構造になっているだろうと思うんです。  しかし、輸入をふやす...全文を見る
○古川太三郎君 まあ長官のお話で仕方ないだろうとは思いますけれども、とにかく日本の企業は、バブルのときにファイナンスで、ただ同然のお金で人がやるから我も我もということで設備投資をたくさんしたことは事実ですね。去年もそうです が、ことしも設備投資をしようという企業なんてほとんどな...全文を見る
○古川太三郎君 よその国は聞いていません。もうさっき言ったでしょう。
○古川太三郎君 その統計は私は随分実際を見てない統計じゃないかな、こう思うんです。なぜならば、一緒に外国から帰る人の中をうろうろしてみればよくわかると思うんですが、これはちょっと出すのは嫌だなとか、そういう会話というのは帰りの飛行機なんかではたくさんあるんですよ。そんな十二万ぐら...全文を見る
○古川太三郎君 とにかく関税を下げていくんだという努力をされていることはよくわかるんですけれども、一般の国民の人たちを一人ずつの場合、そういう面で非常に見落としている。業者ばかりを皆さん方がよく考え過ぎているんじゃないか。何もお皿だけじゃなくて、ナイフなんかでも同じなんです。ネク...全文を見る
05月11日第126回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○古川太三郎君 先ほどから聞いていますと、集団化とかあるいは共同化あるいは高度化というような言葉がたくさん出てくるんです。これはもう日本が高度成長時代に嫌というほど使った言葉で、現在それが本当に小規模の企業に必要なのかどうか、そのことをまずお聞かせ願いたい。確かに必要な部分もある...全文を見る
○古川太三郎君 確かに、流通とか生産の面ではそういう基盤整備というのも必要だろうと思いますけれども、まあ三人とかあるいは五人だからその企業が生きられるんで、それ以上になったらそれはもう無理だからつぶれてしまうんだというような企業も割とあることは事実なんです。そういったところが、こ...全文を見る
○古川太三郎君 午前中の村田議員の質問にもありましたけれども、アドバイザーと経営能力はこれはもう大いに違うだろうと思うんです。そういう中で、今まではアドバイザー的な仕事として商工会議所というのは、非常に有意義であったことも認めます。それは、やはり自主団体であったからこそまたそうい...全文を見る
○古川太三郎君 こういう採算ベースに合わないものならば、本来ならば地方公共団体に助言して、そしてそれを実施していくというような方法が一番いいだろうと思うんです。商工会議所がみずから事業者として入っていくことについては非常に中立性も害されるし、しかも助言ならば今まで大変なノウハウを...全文を見る
○古川太三郎君 谷村参考人にお聞きします。  今の続きで恐縮なんですけれども、確かに今は大事なときかもしれません。それだけに、本来ならば出直して会頭を選ぶべきだと思うんですが、人材は石川会頭以外にいらっしゃらないんですか。こういうことを申して本当に申しわけないんですけれども、日...全文を見る
○古川太三郎君 これ以上私から言う筋合いではございませんけれども、とにかく商工会議所という大きな公共的な団体であるということを本当に認識していただきたい、こう申し上げたいというふうに思います。  それと、商工会議所では今度の労基法の改正の時短について反対の意見を述べられたという...全文を見る
○古川太三郎君 しつこいようですけれども、人を雇用する場合、これは二十四時間拘束していいというようなことはだれも考えない。じゃ、六時間までいいだろうとか五時間までいいであろう、だんだんと世の中が進歩するに従って、しかもまだ豊かになるに従って、これはだれでも何時間が最低だと、最高働...全文を見る
○古川太三郎君 もう時間もございませんが、とにかく円高だから不況だとか、また今のバブルの崩壊で不況だとかというようなこともあろうかと思いますが、円高で経営が苦しいというようなときに合理化をしていく、これはまあ必要かもしれませんけれども、みんなが合理化するんだったらまた円高になるよ...全文を見る
05月13日第126回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○古川太三郎君 この前からの経過を見ますと、この法案が成立しますと小規模事業者に対する支援、これが非常に公共的なものとして地方活性と言われるんでしょうけれども、基盤施設事業、こういった事業までされていく、それだけに行政が大きくコミットされるということが言えると思うんです。それだけ...全文を見る
○古川太三郎君 長官のお話ですけれども、原則をゆがめたときには問題だと、聞いていますとゆがめるまでは兼業していても構わないんだと、これじゃやっぱり商工会議所のあるいは商工会の信用をなくすんじゃないでしょうか。李下に冠を正さずという言葉もございます。やはり、そういった中立性が本当に...全文を見る
○古川太三郎君 これは水かけ論かもしれませんけれども、しかし商工会議所を見る目、そしてこれから行政がこれだけの大きな予算を組んでコミットしていく、こういったことの中でやはり議員との兼業はだれが見てもこれはおかしい。(「兼業じゃないんだ」と呼ぶ者あり)兼業と言わなくてもこれは二つの...全文を見る
○古川太三郎君 何回言っても仕方ないんですが、これがアメリカだとか、イギリスとか、こういうような形での商工会議所なら私は結構だと言うんです。だけれども、今はもう実態はどんどんとドイツ式になってきているんです。それはおわかりだと思う。行政がそこまでコミットしていくならば、やっぱり役...全文を見る
12月03日第128回国会 参議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○古川太三郎君 日本・新生・改革連合の古川でございます。  何といいますか、規制緩和は非常にいい面もありますが、またそのために非常に弊害もあるだろうと、こう思うんです。例えば、今規制緩和が本当に流行語のように叫ばれてはおりますけれども、これを行って経済がよくなるというものでも決...全文を見る