古川雅司

ふるかわまさし



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古川雅司の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第80回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○古川(雅)委員 私は、建設行政の一般的な諸問題の中から、きわめて初歩的にわたりますけれども、数点にわたりまして政府の御見解と具体的な対処策をお伺いしてまいりたいと思います。  最初に建設大臣にお伺いをいたしますが、新年度の予算案の審議の過程で、公共事業によって景気の対策をとい...全文を見る
○古川(雅)委員 これは万全を期していくというかけ声だけでは、これまでの繰り返しに終わるわけでありまして、具体的に、こういうふうにして発注を早めていくんだというものを、すでにお持ちであれば、ここで、はっきりさせていただきたいと思います。
○古川(雅)委員 これまで事務処理の渋滞というようなことも非常に具体的に発注をおくらせていた大きな原因になっていると思うのでありますが、この点はどうでありますか。
○古川(雅)委員 私の要望を添えて、いま、いろいろお伺いしたわけでございまして、その趣旨を十分くみ取られまして、景気の回復に、より効果あらしめるように、これだけ実効をおさめたという実績を、ぜひ、ここで残していただきたいと思います。  次に、先般の大臣の所信表明の中で建設業の振興...全文を見る
○古川(雅)委員 特に、私の知っている範囲では、非常に小さい零細業者の倒産が多いわけでありまして、いわゆる建設企業のランクでいうA、B、C、D、E、この中でA、Bは、この不況の中でも何とか、ともかくやっているわけでありますが、その下のC、D、Eというところに倒産業者が非常に集まっ...全文を見る
○古川(雅)委員 これはひとつ、ただいまの大臣の示された対策を、この時期にありまして何としても強固に推進をしていただきたい。それによって大臣の所信に述べられた「中小業者の受注機会の確保」ということが現実のものとして保証されていくものになると私は思います。  同じく、この問題に関...全文を見る
○古川(雅)委員 私は中国縦貫道路の工事の中で、すでに完成をされた部分、また現在、工事が進行している部分の工事について、一部こうした情報を入手しているわけでありますが、道路公団といたしましては、こういう重大な問題について何らかの情報を得あるいは認識をしていらっしゃいますか。
○古川(雅)委員 この点につきまして私は本日は指摘だけにとどめさせていただきます。ただ、全くそういう事実がないと断言される以上、私はあえて企業名はここで述べません、墨でつぶしてまいりましたが、これは、ある建設会社と設計コンサルタントとの間で交わされた覚書であります。これは、いわゆ...全文を見る
○古川(雅)委員 その点については、しかと承っておきます。  次に移ります。住宅問題でございますが、最初に今般、建設省では公団住宅問題対策委員会を設けられまして、当面、住宅公団が抱えております諸問題に取り組もうとしておられます。数々の問題があるようでございますが要約をいたします...全文を見る
○古川(雅)委員 ですから、私が先ほど挙げました代表的な三つの点にわたる問題も含めまして、今日に始まったことではないわけであります。しかも委員会を設置して、そこで検討をという、いわゆるお任せムードで済まされる問題ではないわけでありまして、ここで少なくとも何カ月先をめどに、あるいは...全文を見る
○古川(雅)委員 どうも竜頭蛇尾に終わってしまうような印象を否定できないわけでありますが、いずれにしても公団住宅あるいは公営住宅についての非常な不人気あるいは不満については、すでに分析も実態の掌握も、し尽くしていると思うのであります。その点に対して、あとは具体的な決断と対応策をや...全文を見る
○古川(雅)委員 私が指摘いたしました、物価の高騰に対して実収入が伸びていないということが非常に大きなネックになっているわけでございまして、いろいろ、いま数字をお並べになりまして御答弁をいただきましたけれども、実際問題は民間資金による住宅の建設の意欲というのは非常に低下してきてい...全文を見る
○古川(雅)委員 これは住宅公団に対する大蔵省からの財政投融資と、その返済計画との関連はございませんか。大蔵省の意向の問題で、いま私が指摘しました問題の解決がむずかしいという点がありましたら、その点、一言お答えいただきたいと思います。
○古川(雅)委員 その点につきましては私も今後、十分に関心を持って、その経緯を見てまいりたいと思います。  お約束の時間が非常に切迫をしたようでございますので、最後に道路問題につきまして一括して、お伺いをしておきたいと思います。答弁漏れのないように、ひとつお願いを申し上げます。...全文を見る
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○古川(雅)分科員 断片的にわたりまして、はなはだ恐縮でございますが、二、三の事項について政府の所見を伺ってまいりたいと思います。  まず最初に、広島大学水畜産学部に所属をいたしております実習船豊潮丸についてお伺いいたします。この船は非常に老朽化をいたしておりまして、設備等も非...全文を見る
○古川(雅)分科員 確認をしておきますが、これは瀬戸内海における海洋資源の確保とあわせまして、環境開発の面からも、海洋の調査研究に非常に大きな期待が持たれておるわけでございます。特に、新造に当たりましては、最新の設備を備えてということで、大学当局も非常に期待をいたしておりますとこ...全文を見る
○古川(雅)分科員 大臣の御答弁を伺いますと、非常にアメリカに対する期待ということに重点を置いていらっしゃるようでございます。大変失礼な言い方でありますが、ただ期待にとどまっているという感じを受けるわけでございまして、特にアメリカに対してそうした期待をお持ちになる以上、やはり具体...全文を見る
○古川(雅)分科員 先ほど数字を挙げて申し上げましたとおり、基金の拠出状況は惨たんたるものであります。したがいまして、国連大学の運営の見通しについては、現状ではきわめて暗いというふうに判断せざるを得ないわけであります。何か非常に中途半端な形でいま停滞をしているわけであります。いか...全文を見る
○古川(雅)分科員 先ほど、日本が余り積極的に表に出られない、いわゆる日本立国連大学という批判を浴びないようにという配慮が非常にむずかしいところだという御答弁でございましたけれども、本部が日本に置かれている以上、やはり日本の政府、特に文部大臣におかれても、この問題は、ただ単に静観...全文を見る
○古川(雅)分科員 私は、この国連大学の運営の将来の見通しについてお伺いしましたのは、実はこの研究教育センターの設置につきまして、広島が非常に強力な誘致運動を展開いたしております。これは広島県、広島市、大学それから経済、文化団体等をもちまして、国連大学広島誘置期成同盟会というのを...全文を見る
○古川(雅)分科員 大臣、この点につきましては、いまるる御説明を伺っておりますと、非常にテンポのおそい、先行きの遠いといいますか、歩みのように受け取れるわけでございますけれども、少なくとも研究教育センター、この設置につきましては、政府の方でも、ある程度日本においては候補地を挙げ、...全文を見る
○古川(雅)分科員 この二百六十五万県民の総意による熱心な要請があるということをひとつ踏まえて、強力に大臣、御努力いただきたいと思いますが、いかがでございますか。
○古川(雅)分科員 第三番目の質問になりますが、いわゆる私学の振興について、特に大学、高校における父兄の負担について若干お伺いしてまいりたいと思います。  大臣の所信表明でも、私学振興など五本の柱をお立てになりました。特に、基本的な方向といたしまして、大臣は、私学はわが国の学校...全文を見る
○古川(雅)分科員 私立学校振興助成法の第四条の、大学についてですが、いわゆる二分の一以内という規定について、実際は三分の一にとどまっているわけでありますけれども、この二分の一以内というところにかなりひっかかりがあるのではないでしょうか。ここに甘んじているのではないかという印象が...全文を見る
○古川(雅)分科員 同法の第九条の高校以下につきましては、全くそういう努力目標すら明記してなかったわけでございますけれども、この点、非常に手落ちだったのではないかという感じがいたしますが、今後これはどう対処していくか、やはりきちんと努力目標を掲げて、そういう方向に向かって助成を強...全文を見る
○古川(雅)分科員 特に高校につきましては、最近、高等学校の義務化というところまで非常に議論が進んでおるわけでございますが、広島県等につきましても、中学から高校への進学率は大体九八%、九九%に達しているような状況でございます。事務局の方にお伺いいたしますが、全国的に高校の進学率と...全文を見る
○古川(雅)分科員 私学の助成につきましては、こうした学校経営、運営に対して国あるいは地方自治体が助成をする、援助をする、それがひいては父兄の負担の軽減につながるんだというワンステップ置いた非常に間接的な効果を強調しておられるわけでございます。私、特に高等学校について申し上げたい...全文を見る
○古川(雅)分科員 終わります。
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○古川(雅)分科員 私は、恩給の問題について若干お尋ねをしてまいりたいと思います。  いわゆる恩給につきましては、終戦という特別な事情がございまして、それに関連して非常に不利な処遇を受けざるを得なかった人々に対する措置、あるいは各種公的年金等の整備拡充に伴って、その制度と恩給制...全文を見る
○古川(雅)分科員 そういう上薄下厚という傾向を取り入れてきて改善を重ねている、しかも、いまの御答弁にございましたとおり、いわゆる倍率の改善を初めとして最低額の保障というものもございますし、特に傷病恩給等につきましては非常に細かい改善が繰り返されてきているわけであります。しかもな...全文を見る
○古川(雅)分科員 昭和五十年法律第七十号によりまして、このときの改正で、いわゆる「引き続く実在職年が三年以上七年未満」の兵に対しても一時恩給が支給されることになったわけであります。ここで問題になりますのは、いわゆる三年未満についての兵に対する一時恩給ということがまだ考えられてい...全文を見る
○古川(雅)分科員 私は、きょうは軍人の恩給についてしぼってお伺いをしているわけでございまして、いわゆる公務と申しましても、戦時体制という非常に異常な状況下にあります。三年と区切ったことについて、いろいろ問題があるわけでございますけれども、これはきわめて世俗的な言い方になりまして...全文を見る
○古川(雅)分科員 この問題にちょっとこだわるようでございますが、いわゆる兵に対する一時恩給の支給については引き続く実在職年三年以上というこの引き続きという項があるわけでございますけれども、いわゆる三年以上七年未満があっても、これが断続された場合、途中で切れる。応召されて二年間兵...全文を見る
○古川(雅)分科員 調査費をつけて実態の掌握に当たるということでございますので、やがてその実数が明らかになってくると思いますが、これはどう考えても、大臣、おかしいわけですね。過去のそういう慣例と申しますか、事例にならえば、非常にむずかしい面もあるかと思いますが、一般には実在職年が...全文を見る
○古川(雅)分科員 ただいまの件につきまして、ことし一年で調査ができるかどうか、その辺ちょっと私も理解しかねますけれども、この実態が明らかになりまして直ちにそれに対する決断というのができるものでしょうか。さっきの局長の御答弁だと、非常にむずかしいというニュアンスも多少残っているよ...全文を見る
○古川(雅)分科員 これは同じような問題になりますが、昭和四十一年の法律第百二十一号の改正で、事変地または戦地において旧陸海軍の戦時衛生勤務に服した日本赤十字の救護員についての改善措置がなされております。これは、看護婦長以上については一応の措置がなされたわけでございまして、それ以...全文を見る
○古川(雅)分科員 時間が詰まってしまいまして、次に移りますが、軍人恩給の資格認定を申請する手続でございますが、非常に時間がかかるという不満が多いわけでございます。特に傷病恩給等については極端に事務が停滞をしているということでございますが、大ざっぱで結構でございます。大体年間どの...全文を見る
○古川(雅)分科員 とにかく傷病恩給につきましては極端に遅くなるわけでございまして、私は、決して正確さをどうこうしろと言うわけじゃありません。当然正確さは厳格に求められなければならないと思いますけれども、いまの御答弁では大体傷病恩給については申請が一万七千件とおっしゃったんですか...全文を見る
○古川(雅)分科員 この顧問医の陣容について手薄であるとか陣容が少ないとか、そういう主張はございませんか。
○古川(雅)分科員 いずれにいたしましても、事務処理の繁雑さというものはよく理解をできますけれども、申請をする側からすれば一日も早くその結果について知りたいということも、これはまた人情でございまして、ひとつ正確さと同時に事務処理の迅速化を図っていただくように要望いたしまして、私の...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第4号
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○古川(雅)分科員 最近の新聞報道によりますと、新幹線のレールや橋梁、そういう施設が建設当初に予想しなかった過密ダイヤによりまして非常に疲労をしている、そのために耐用年数が半減しているのじゃないか。したがって、最近レールのひび割れ、それから車体のトラブルが頻発をしているわけでござ...全文を見る
○古川(雅)分科員 一部の指摘によりますと、すべての施設を交換するのが不可能であるとすれば、いわゆる別ルートの新線の建設も考えられるというようなことが伝わっておりますけれども、そういう話が伝わりますとますます現状の新幹線に対して乗客の不安というのは高まるわけでございまして、そこま...全文を見る
○古川(雅)分科員 とにかく新聞報道が指摘するように、最近レールのひび割れ等が余りにも件数的にも多いわけでございまして、そこにいわゆる大惨事を引き起こしかねないという大きな不安があるわけでございます。この点再確認をいたしますけれども、大惨事につながるような危険性というのはないわけ...全文を見る
○古川(雅)分科員 次に、運輸大臣にお伺いをいたしますが、鉄道沿線の環境保全の問題で国鉄はいま非常に難問を抱えているわけでございます。特に防音、振動の対策、その費用につきましては、もうこれは膨大にかかるわけでございまして、運輸省の立てておられる計画によると、昭和五十三年の七月を達...全文を見る
○古川(雅)分科員 ですから国鉄の財政だけにゆだねないで、国がこれに積極的な助成をしても沿線住民の環境の保全には一つの結論を出すというふうに御相談をなさるわけですか。その方向ですか。
○古川(雅)分科員 では、以下いささか断片的にわたりまして恐縮でございますが、具体的な事例についてその対策をお伺いしてまいりたいと思います。  最初は山陽新幹線、それから山陽本線、在来線の方でございますが、その騒音、振動、それから日照権、いろいろ問題がございますけれども、まず最...全文を見る
○古川(雅)分科員 四月から具体的に協議に入るという御答弁でございますけれども、実際問題として、いつからどのような形で費用負担をされていくのか。できればその地域、どこが対象になるのか、具体的に御説明を願いたいと思います。
○古川(雅)分科員 四月から協議に入るということなんですけれども、当然協議の結論を得るめど、いつごろまでにはということは腹案としてお持ちだと思いますけれども、またその点は住民が非常に大きく期待もしているところでございまして、その時期的なめどあるいは内容についてもう少し具体的にお示...全文を見る
○古川(雅)分科員 ただいま申し上げましたのは日照権の問題でございますが、振動それから騒音の方にもいろいろ問題が残っておるわけでございまして、「新幹線鉄道騒音・振動障害防止対策処理要綱」というのがこれまた五十一年七月に出ているわけでございます。この要綱にあります対象の建物は、八十...全文を見る
○古川(雅)分科員 在来線の方は、そうやって依然として具体的な対策は出てきていないわけでございます。非常にまだ騒音被害、振動被害は続いていく、そういう不安が残らざるを得ません。ただ、さきに挙げた新幹線の振動、騒音につきましては、要綱に基づいて障害防止対策の予定を立てていらっしゃる...全文を見る
○古川(雅)分科員 沿線の環境保全の問題につきましては一応それでおきまして、次に二間ほどお伺いをいたしておきたいと思います。  山陽本線の在来線の三原駅の高架化についてでございますけれども、御承知のとおり、三原市は広島県の沿岸部の陸上交通が瀬戸内海海上交通の要衝として発展してき...全文を見る
○古川(雅)分科員 どんどん進めまして恐縮でありますが、最後に、新幹線の尾道と東広島の停車駅の設置についてお伺いをいたしたいと思います。  地元十万市民のこれは熱望でありますし、また尾道市民だけではなくて周辺の市町村からもかなりそういう要望の声が上がっているわけでございまして、...全文を見る
○古川(雅)分科員 私は、先ほど国鉄当局のお示しになった新幹線停車駅の建設費の基本的な考え方を読み上げまして、少なくともいまの尾道、東広島については、こういう条件からしても非常に困難であるということをあえて私の方から申し上げたわけでございます。いま、そういう停車駅の設置については...全文を見る
○古川(雅)分科員 終わります。
03月16日第80回国会 衆議院 建設委員会 第5号
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○古川(雅)委員 ただいま議題となっております治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、治山にも重大な問題がたくさんございますけれども、私は本日は、治水に係る諸問題の中から数項目にわたって質問をしてまいりたいと思います。なお、午前からの質疑応答に一部、重複をす...全文を見る
○古川(雅)委員 以上、多目的ダム七カ所の総事業費の合計が、ただいま御訂正をいただきました以前でも千九百八十二億円、訂正部分を修正いたしましても大体それに近い数字になると思いますが、この中で建設省負担が、その八七%前後の千七百四十一億円、この点について訂正いただいたわけですから、...全文を見る
○古川(雅)委員 そうしますと、電源開発分につきましての負担割合を算出する場合、いわゆる山元発電単価に当該ダムの設置により発生する有効出力及び有効電力量を乗じた額を基礎として算定することになっていると言われますが、この点にも相違はございませんか。
○古川(雅)委員 さらにお伺いをしてまいりますが、この山元発電単価につきましては建設大臣が関係行政機関と協議をして決めることになっている。ここで関係行政機関の各大臣が申し合わせをすることになっております。この山元発電単価は、一般の需要に応じて電気を供給する電気事業者の電気料金の算...全文を見る
○古川(雅)委員 そこで、お伺いを進めてまいりますが、昭和四十九年六月に電気料金の大幅な値上げが行われました。これは御承知のとおり平均五六・八%というきわめて大幅の値上げでございます。そこで、お伺いをいたしますが、先ほど申し上げました山元発電単価の決定につきましては、それから実に...全文を見る
○古川(雅)委員 協議に時間がかかったという御答弁でございますけれども、建設大臣が決定すべき山元発電単価の決定が、二カ月や三カ月じゃなくて実に一年九カ月もおくれているということです。これは一体どういうことなのかとお聞きしているわけでございます。
○古川(雅)委員 そうしますと、この一年九カ月という大幅のおくれは当然だということでございますか。――御答弁がもたついているようでございますけれども、その点は保留しておきます。後ほど御答弁願います。  かくして、一年九カ月のおくれの後に山元発電単価が決定をされたわけでございます...全文を見る
○古川(雅)委員 それでは先ほど列挙いたしました七つのダムの基本計画公示は四十九年以降であります。電気料金の値上げ以降のものであります。したがって、この七つのダムの総事業費に対する電源開発、建設省のいわゆる建設費負担配分につきましては、算定の基礎が変更されたわけでございます。山元...全文を見る
○古川(雅)委員 では、この山元発電単価改定後に、どのような各事業配分額の変更がなされたか、数字をお挙げいただきたいと思います。
○古川(雅)委員 これは電力料金の値上げから一年九カ月というずれがあって山元発電単価の改定がなされておりますし、その改定された五十一年三月から、すでに一年を経過しているわけでございます。今日もなおかつ、まだ、その配分額について正確な算出結果、変更後の数字をお示しいただけないという...全文を見る
○古川(雅)委員 私が伺っておりますのは、山元発電単価の改定後も一年も経過している。そんなに時間のかかるものなのかという疑問が一つありますし、これは決して少ない数字ではないと思うわけでございまして、一体いつから、その算出の作業を始めたのか、いつをめどに再び、この協議の場を開いて変...全文を見る
○古川(雅)委員 先ほど申し上げました、この特定多目的ダム法施行令の第七条になりますと、「基本計画で定められた多目的ダムの建設に要する費用についての負担割合は、多目的ダムの建設が完了するまでに物価の著しい変動その他重大な事情の変更により当該負担割合を変更する必要がある場合には、新...全文を見る
○古川(雅)委員 そうしますと先ほどから、くどいようでございますけれども、山元発電単価が改定されてから、すでに一年になるわけでございます。当然この単価の改定に伴って、いわゆる電源開発の負担分が増高することは、これは素人考えにも明らかでございましょう。各ダムごとに大体の概算の数字を...全文を見る
○古川(雅)委員 もう一度伺いますが、大川ダム、川辺川ダム、寒河江ダム、蓮ダムについては、この変更の対象にならないのですか、その根拠をお示しいただきたいと思います。
○古川(雅)委員 調整という御答弁になれば、調整しているんだろうということになるわけでございますけれども、余りにも、さっきから私、繰り返し申し上げているとおり、時間的な経過が長過ぎるわけでございます。しかも大川それから川辺川、寒河江、蓮につきましては、特に大川の方は電発分について...全文を見る
○古川(雅)委員 電力料金の値上げの後、一年九カ月を経て山元発電単価を改定した。そしてまた、この各事業の配分額についても、いまだに調整中であるということでございまして、ここに非常に大きな、私は極端に申し上げれば行政の怠慢があったんじゃないかというふうに考えられます。  もう一度...全文を見る
○古川(雅)委員 各事業配分の変更をする算出の作業が五十年の四月からという御答弁があったわけでございますが、山元発電単価は五十一年三月に改定されているわけでございます。
○古川(雅)委員 これから調整中とはいえ、この七つのダムを総合いたしまして、すでにある程度、最終的に電発の負担分がこれだけはふえるという見通しはお立てになっていると思います。先ほど十勝、大町、浅瀬石の三カ所につきましては約十三億という数字をお示しになりましたけれども、総額では大体...全文を見る
○古川(雅)委員 ちょっと、はっきりしないわけでございますが、当然、建設省予算というのは変わってくるわけでしょう、負担分が。その算出をした結果の変わった分について、これはいわゆる修正をするわけですね。これはどういう操作で行われるのですかということを聞いているわけです。
○古川(雅)委員 いずれにいたしましても、非常にこうした変更のための算出の作業がおくれているというふうに私は受け取れるわけでございます。しかも、建設大臣を中心にして、こうした作業を進めていかなければならないのですが、非常に他のいろいろな要素が多過ぎて全体的におくれているということ...全文を見る
○古川(雅)委員 いずれにいたしましても、非常に大きな数字になるわけでございまして、私は専門家ではございませんので、きわめて大ざっぱな単純な計算によりましても、この七つのダムで建設省の負担が軽くなる部分、いわゆる電発にさらに負担をかぶせる額は大体四十億以上になるのではないか。これ...全文を見る
○古川(雅)委員 この問題はこの程度にいたしまして、次に移らせていただきます。  けさほど来の質問に多少、重複をするわけでございますが、国土の体質改善につきましては、これは一朝一夕ではできないと思いますし、長い年月をかけて着実に進めるべきものだと私も理解いたします。しかし、昨年...全文を見る
○古川(雅)委員 鋭意検討中と申しましても、治水事業というのは、すでに過去からスタートしているわけでございまして、どんどん進められているわけでございますが、先ほどから申し上げてきたような上流の都市化、乱開発というのは依然として大きなスピードで進んでいるわけでございます。検討をする...全文を見る
○古川(雅)委員 要は、上流のそういう開発問題も絡みまして河川の改修が全く追いつかない。それでも、なおかつ改修に力を入れるということは事実なんでございますが、その河川改修費について公共事業関係費に占める治水対策費の割合を見てまいりますと、昭和二十年代には大体二〇%台であったわけで...全文を見る
○古川(雅)委員 総合的な対策を御検討になっていらっしゃるという御答弁の中で、先ほど建設省が河川局と土木研究所によって緊急の都市河川の水害対策として、雨水の貯留施設の開発に乗り出していらっしゃるという御答弁があったわけでございます。これは、どの段階まで進んでいるのか。本気に実現に...全文を見る
○古川(雅)委員 伺っておりますと、これは膨大な構想になるわけでございますが、これが先ほど来、挙げてまいりました都市河川、特に大型河川の災害防止のための一つの決め手になり得るのかどうか。しかも、いまお話を伺った範囲では、とても夢のような話で実現不可能とも思われますけれども、この辺...全文を見る
○古川(雅)委員 次に、五十二年度に発足をいたしまして五十六年度までの、いわゆる第五次治水事業五カ年計画でございますけれども、昨年の災害以降、建設省は全国の一級河川百九の水系について総点検を行っているというふうに伺っております。この五カ年計画を進めるに当たって、この総点検の結果が...全文を見る
○古川(雅)委員 四十七年の十一月でございますか、建設省の調査によりますと、がけ崩れの危険区域が六万七百五十六カ所、それから土砂流の危険区域が三万四千七百カ所、地すべりの危険区域が五千二百二カ所、このように調査の結果が発表されておりますけれども、その後の五年間に発生をいたしました...全文を見る
○古川(雅)委員 終わります。
03月23日第80回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○古川(雅)委員 私は地震予知、災害対策をお伺いする前に、災害対策の一般的な諸問題につきまして、二、三お伺いを進めてまいりたいと思います。  最初に、本日午前八時三十五分ごろ、岐阜県揖斐郡久瀬村東津汲地区の国道三百三号線でバスの転落事故がございまして、死者、行方不明四名、重軽傷...全文を見る
○古川(雅)委員 わかりました。雨量の量的な関係で規制はしていなかったということでございますが、実際にはこうして事故が起こっているわけでございまして、ただ単に県の管理に任せないで、建設省の方からもその点は今後厳重にひとつ御指導いただきたいと思います。  次に移ります。農林省に来...全文を見る
○古川(雅)委員 御答弁の中にも、日を追って被害の量が非常にふえている、その実態が明らかになってきていることをお示しになったわけでございますが、その対策としての天災融資法につきまして、この柑橘類の被害については、いかがでございましょう、いわゆる天災融資法の発動の見通しと申しますか...全文を見る
○古川(雅)委員 私は、非常に部分的でありますけれども広島県の方から取り寄せた三月九日現在の被害額をさっき冒頭に申し上げたわけでございますが、全く漠然としたものではないわけでございまして、この天災融資法の発動については可能性があるとかないとか、その辺の明確な見通しはお示しいただけ...全文を見る
○古川(雅)委員 同じく寒波、冷害の問題で建設省においでをいただいておりますが、いわゆる温暖地帯の住宅につきまして、今回、広島県あるいは高知県でもあったそうでございますが、山口県で高層住宅で水道管の破裂が頻発をいたしました。特に下関市の公団住宅におきましては二十日間断水をいたしま...全文を見る
○古川(雅)委員 では、いよいよ地震対策について伺ってまいります。  先ほど来数々の指摘がございましたけれども、昨年の夏東海地震が予告されて以来、地震予知に対する関心が非常に高まっているところでございます。政府に地震予知推進本部が設けられまして、観測データ、地震に関する研究資料...全文を見る
○古川(雅)委員 地震予知の防災対策の担当官庁は気象庁、建設省、科学技術庁、自治省、消防庁など十八省庁にまたがっているわけでございますが、最近ちまたでささやかれるところによりますと、この問題については各省とも非常に取り組みがあいまいである、むしろ及び腰であるという批判が強いわけで...全文を見る
○古川(雅)委員 これは非常に重要な点でございますので、長官のはっきりした御見解を伺っておきたいと思います。  行政官庁の方は学者に対して非常に期待を持つのは結構でございますけれども、学者にその判定を押しつけているというような印象を受けますし、学者の方もまた、先ほど報道を読み上...全文を見る
○古川(雅)委員 学者の側からも、それからこうしてマスコミからも、関係十八省庁はばらばらであり、特に国土庁、科学技術庁に対しては名指しで及び腰であるということを指摘しているわけでございます。そういう批判を受けておるわけでございますから、決して及び腰ではないんだということをもっとは...全文を見る
○古川(雅)委員 次に、地震の災害対策の方でございますが、一昨年から緊急災害対策本部の組織運営方法などについて、国土庁、建設省、それから厚生省、警察庁など、いま申し上げました関係十八省庁が協議をいたしまして、実際の運営要綱づくりを進めているということでございます。これは国土庁に本...全文を見る
○古川(雅)委員 時間ですから、井戸のことだけちょっと……。
○古川(雅)委員 終わります。
04月08日第80回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○古川(雅)委員 私は、建設並びに国土行政の一般的な問題につきまして、本日は二つの問題点について質問いたしたいと思います。  まず最初に、各地方自治体では、宅地の無秩庁な開発と人口流入に伴う関連公共施設の負担金の増加に非常に悩んでおります。最近、民間業者の宅地造成などに対する、...全文を見る
○古川(雅)委員 大変、多くの数に上っているわけでございますが、私の調べたところによりますと、この開発指導要綱は、その適用範囲とか、あるいは規制の基準がまちまちであります。私の手元にある資料によりますと、たとえばA市では適用範囲宅造面積が千平方メートル以上、戸数が一戸以上、公共施...全文を見る
○古川(雅)委員 行き過ぎの点について非常に強調していらっしゃるわけでございますが、確かに地方財政危機の現状では、この開発負担金が一部の地方自治体では有力な財源とみなされている。これは国の開発規制のおくれから、市町村のいわゆる自衛手段としては、やむを得ない策定である、そういう意見...全文を見る
○古川(雅)委員 ひとつ早急に政府としても対処していただきたいと思います。  では、次の質問に移ります。中小建設業者の特に公共事業の受注の確保につきまして若干、伺ってまいりたいと思います。  去る三月二日の当建設委員会におきまして私は、中小企業者が大手の建設業者の圧迫で受注の...全文を見る
○古川(雅)委員 この通達は、いまの御答弁にもありましたとおり地方建設局長あてになっているわけでございます。地建局長から関係の建設関係業者に対して監督指導を徹底するわけでございます。私は先般、具体的に中国縦貫自動車道路に関係した建設会社並びに設計コンサルタント社についての、いわゆ...全文を見る
○古川(雅)委員 この通達の内容によりますと、契約書の一部改正については、それなりの評価をするわけでございますけれども、いわゆる秘密の保持に関する第十二条に一項を加えただけで問題が解決されるとは私は決して思えないわけでございます。この点いかがでございますか。
○古川(雅)委員 設計コンサルタント会社といいましても、また建設会社といいましても多数あるわけでございますが、私は、東京都内に所在する一部と、それから中国縦貫自動車道路に関係した建設設計コンサルタント会社と関連のある大手の建設会社について調査をお願いいたしております。建設省それか...全文を見る
○古川(雅)委員 日本道路公団の方から挙げていただきました二社のほかに、私の方では日本構造橋梁研究所と極東鋼弦コンクリート振興株式会社の関係、それから、もう一つは橋梁コンサルタント株式会社と桜田機械工業並びに駒井鉄工所、トピー工業との関係、この辺を私たちの方で調査をいたしておりま...全文を見る
○古川(雅)委員 運輸省においでいただいておりますが、港湾建設事業の昭和四十七年から五十一年までの間の工事請負建設会社の実績上位三社、これは五洋建設、東亜建設それから東洋建設の三社でございますが、この三社と関係のある港湾及び空港部門の登録されている設計コンサルタント会社を挙げてい...全文を見る
○古川(雅)委員 ただいまの運輸省の御答弁のとおり、三社の建設会社そのものが設計会社として登録をされているわけでございます。これが何を物語るか、いまさら申し上げるまでもないわけでありますが、この三社の四十七年から五十一年までの受注高は、五洋建設が百五十六件四百四十八億円、東亜建設...全文を見る
○古川(雅)委員 大臣は検討ということを非常に強調していらっしゃるわけでございますけれども、先ほど挙げました四月一日付の事務次官通達では、閲覧、複写、譲渡をしてはならないという一項があるわけでございますが、これは何ら拘束性がないというか、罰則規定に類するものがないわけでございます...全文を見る
○古川(雅)委員 終わります。
04月22日第80回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○古川(雅)議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨につきまして御説明申し上げます。  住宅は、かけがえのない人間が住まうのみならず家族とのコミュニティーの形成の場であり、あすへの英気を養う場でもあり国民生活に欠かすことのできない基本的なも...全文を見る
10月26日第82回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○古川(雅)委員 建設行政の一般的な諸問題の中から、本日は道路と住宅の問題について若干質問いたしたいと思います。  最初に道路問題でありますが、建設省の国道建設計画の中で緊急最優先区間と言われているのが約三百三十カ所あると言われております。地元の事例を引きましてはなはだ恐縮でご...全文を見る
○古川(雅)委員 道路局長からも、この祇園バイパスの見通しについて、もうちょっと詳しく御説明をいただきたいと思います。
○古川(雅)委員 問題点は後ほどまとめてお伺いするといたしまして、もう一つの事例になります三原バイパスでございますが、これも建設省の国道建設計画の緊急最優先区間の一つであると私は承知いたしております。この件につきましては、現地の三原市の市議会が要望決議をいたしております。その文書...全文を見る
○古川(雅)委員 環境アセスメントの結果を踏まえてということは十分理解できるわけでございますが、三原市の場合には、すでに現時点で大気の汚染については環境基準をはるかに越えているわけであります。そういう現状から考えまして、この三原バイパスの着工へのゴーサインを出すに当たっては、これ...全文を見る
○古川(雅)委員 次に住宅の問題に移らしていただきます。  去る十月十三日、全国公団住宅居住者の総決起大会が行われました。来年七月をめどに平均五千二百円に上る家賃の値上げが計画されているということでございまして、いわゆるプール制家賃反対という要望と、また公団住宅の諸問題について...全文を見る
○古川(雅)委員 本日は私、諸問題の一端として、一つの角度からの見方でありますが、入居者に対するサービスの実態についてお伺いを進めてまいりたいと思います。  それは株式会社団地サービスについてであります。これは昭和三十六年六月二十一日に日本住宅公団法の三十二条を一部改正いたしま...全文を見る
○古川(雅)委員 日本住宅公団が設立当時で六〇%、現在六七%、この団地サービス会社に出資をいたしております。このようにして設立された法人でございますけれども、これはその性格から見て当然建設大臣の指導監督の義務があると私は考えるのですか、この点は相違ございませんか。
○古川(雅)委員 そうすると確認いたしますが、建設大臣はこの団地サービス会社に対して指導監督の責任はないということですね。そして、出資をしている日本住宅公団は、出資しているということでこれに責任かあるということが言えますか。
○古川(雅)委員 では、建設大臣もまた日本住宅公団の総裁も、この団地サービス会社が何をやっても勝手だということにはなりませんね。
○古川(雅)委員 では、この団地サービスの設立以来の事業規模についてお伺いをしてまいります。  第一点は、設立年度である三十六年、また翌年の三十七年、最近に至りまして五十年、五十一年度の営業収益の実績でありますが、三十六年が三千百七十八万円、三十七年か二億三千四十万円、五十年に...全文を見る
○古川(雅)委員 事業規模の推移について、いま御指摘申し上げたとおり間違いないということでございますが、次に、一つは営業収益の実績を見ますと、公団入居者の五十四万戸に対するサービス業として、資材納入商社やあるいは建設業等との独占的な契約によってこうした収益を上げているというように...全文を見る
○古川(雅)委員 この実態を設立当時から非常に心配をいたしまして、衆参両院の建設委員会において、この法改正のときに附帯決議を行っております。これは内容を一々朗読するまでもありませんけれども、衆議院の建設委員会の附帯決議の中には「居住者の意思が充分反映し、且つ運営が営利に走らないよ...全文を見る
○古川(雅)委員 八%の配当が高率であるかないかということはまた社会的な判断にゆだねるといたしまして、非常に時間が限られておりますので、以下問題提起を続けてまいります。当然私は今回でこの質問を終わるつもりはありません。今後も機会があったら続行してまいりたいと思いますが、人事につい...全文を見る
○古川(雅)委員 終わります。
11月14日第82回国会 衆議院 運輸委員会建設委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号
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○古川(雅)委員 ただいま議題になっております特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に関しまして、若干の質問をしてまいりたいと思います。  初めに、法案の第八条についてでありますが、「特定空港の設置者は、航空機騒音障害防止特別地区内の土地の所有者から第五条第二項の規定による用益...全文を見る
○古川(雅)委員 それでは御答弁どおり、この規定は義務が明確になっていると解釈してよろしいわけでございますね。
○古川(雅)委員 同じ第八条の二項に「買入れをする場合における土地の価額は、時価による」というふうになっております。これはすでに運輸委員会で論議をされておりますので重複をいたしますけれども、本法の適用の時限で地価が下落をした上での時価によって買い入れるということになるわけでござい...全文を見る
○古川(雅)委員 次に移りますが、民家防音について実情にそぐわないという問題がいまクローズアップされております。民家防音については、千葉県がこのたび測定をいたしまして、結果的には大体三〇ホン程度の減音効果があるというデータを出しておりますが、問題は居住性といいますか、たとえば成田...全文を見る
○古川(雅)委員 防音工事の義務づけの問題にも、いろいろ問題が残されておると思いますが、いわゆる既存の民家に対しての防音工事に対しての助成をすべきではないかという意見がかなりあります。その点に対してはいかがでございましょう。もしそれを行うとすれば、実施のめどについてもここで明確に...全文を見る
○古川(雅)委員 そこで、お伺いをさらに進めてまいりますが、いわゆる住宅地の立地規制を受けるWECPNL、いわゆるうるささ指数と言われておるものでありますが、八〇%以上及び第五条による七五以上の土地所有の実態について、個人、法人別、地主数及び面積、そういったものが本法の施行に伴っ...全文を見る
○古川(雅)委員 さらに、先ほどの質問の中でございましたけれども、特定空港は政令で指定をする予定である、運輸省、建設省両省は、先ほどの大臣の御答弁では、いまの段階では、いま直ちには成田空港しか考えていない、将来指定を広げていく予定であるというふうに御答弁なさいました。もう一度その...全文を見る
○古川(雅)委員 福岡についてはどうですか。
○古川(雅)委員 本法案の提案理由の説明によりますと、昭和四十九年三月二十六日の参議院運輸委員会における附帯決議並びに五十二年九月二十二日の航空審議会の答申を踏まえて提案をしたというふうに述べられております。これは一般には成田開港に照準を合わして、すでに一年前から準備をされてきて...全文を見る
○古川(雅)委員 もともと土地利用に関して大幅な建築制限をする法律には都市計画法があるわけでございます。その手法を導入して今回この法律案をまとめたということでございます。  非常に健康を害しておられて無理をして建設大臣に御出席をいただいておりますが、一つだけ大臣にお伺いしておき...全文を見る
○古川(雅)委員 最後に、騒音に合わせた町づくりをしようとする法案であるという批判もありますが、運輸委員会では、こうしたいわゆる異例の私権制限という手法は、今後新幹線工事等には適用しないと運輸大原が明確に言われておりますが、建設大臣、こうした手法を、同じく巨大開発であるとかあるい...全文を見る