古堅実吉

ふるげんさねよし



当選回数回

古堅実吉の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第118回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○古堅委員 アメリカがガットに提訴した十二品目の農産物輸入自由化要求の一つである砂糖調製品が国内砂糖生産農家の願いに反して四月一日から輸入自由化されようとしています。政府は、この輸入自由化に伴い、もし関税率の引き上げができなければ国内生産農家の打撃は避けられない、このように説明し...全文を見る
○古堅委員 砂糖含有率が八五%以上の砂糖類似品で小売容器に入っていないものは一キログラムにつき関税を九十円引き上げるが、八五%未満のものは逆に関税率を三五%から三〇%に引き下げられます。そのことに関連して、精糖工業会の話では、砂糖八四%、ブドウ糖一五%、それに化学物質一%を加えた...全文を見る
○古堅委員 関税が引き下げられれば、もうけのためにそれを利用した新たな商品開発があり得る、それは当然のことだと考えます。精糖工業会が言っている懸念は一切ないと言えるのかどうか。今、ない、そういう立場からの見通しについての御見解であったかと思うのですが、本当にそういうことが起こり得...全文を見る
○古堅委員 日本の七万三千戸の砂糖生産農家を本当に守ろうというのであれば、輸入自由化そのものをやめることだというふうに考えます。それを関税率を引き上げることによって対処しようというのであれば、砂糖含有率の基準を八五%ではなく、八〇%とか七〇%とかいうふうにもっと引き下げて安全圏を...全文を見る
○古堅委員 輸入制限撤廃でこれからは関税率だけが障壁となりますが、一キログラム九十円という関税率の設定そのものが現在の変動相場制のもとでは不安定な状況に置かれることは免れないと思います。  八九年のモントリオール閣僚会議へ参加された農水審議官が、八九年四月号の「世界の農林水産」...全文を見る
○古堅委員 お答えいただけないのですが、与えられた十五分の時間、もう過ぎようとしていますので、これで質問を終わろうと思いますが、最後に、この二議案に対する私の基本的な態度を明らかにしておきたいと思います。本日は討論の時間が設定されておりません。  今、沖縄、奄美ではサトウキビの...全文を見る
04月18日第118回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○古堅委員 最初に、公庫法の一部改正に関連して質問いたします。  態度を一言最初に申し上げておきますが、この公庫法の一部改正については我が党の基本的な態度は賛成であります。  市場規模が小さく、民間資本の小さい沖縄において、産業振興のためにも国の積極的な融資制度は大事なことで...全文を見る
○古堅委員 運用にかかわる面は公庫が直接という御返事だと思いますが、今申し上げた同様の趣旨の質問に対して公庫の側からどなたかお答えいただけますか。
○古堅委員 私がお聞きしようと思っているのは、そういうしゃくし定規的な言い分での説明を求めるというものではございません。法制度として、本土から入ってきて沖縄に事務所を置き、そこで融資を求めればそれに対してもできていきます、そういう説明を受けておりますし、仕組みとしてはそうだろうと...全文を見る
○古堅委員 ぜひ今申し上げた、指摘しております点を考慮して公庫の運営にも当たられる面で御努力を願いたいというふうに考えます。  次に、今回の法改正によって産業開発資金の需要量がふえて、その結果中小企業資金あるいは農林漁業資金など現在の重要な貸付制度へのしわ寄せが来るのではないか...全文を見る
○古堅委員 これは、今度創設される資金面での需要が将来高くなっていって、その場合どうなるかということについても当然のことながらこの時点で考えておかなくてはならぬ、そういう立場から質問しているわけなんですが、現在、例えば農林漁業資金などは貸付計画に対して実績が低いから融資計画を削減...全文を見る
○古堅委員 公庫が発行している農業資金のパンフレットによりますというと、融資を受ける資格の中に「一、経営の担当者が若年であること。二、必要な技術を習得していること。」そういうことなどが挙げられております。確かに御説明のありますように、全体として農業を取り巻く環境が厳しくて、融資を...全文を見る
○古堅委員 以上で法案に対する質問を終わりまして、わずか十分ほどしか残っていませんが、新しく就任された長官に質問させていただきたいというふうに考えます。  沖縄を担当される長官ですから沖縄の問題についてそれなりの御努力がございますし、この間も早速沖縄を訪問され、いろいろと対応も...全文を見る
○古堅委員 次に、那覇空港の民間専用化にかかわって一言お伺いしておきたいと思います。  先ほど、新たに航空自衛隊の弾薬庫が建設されることについては同僚議員から詳しく質疑がございました。政府の答弁は、県民の願いにこたえる立場とは全く逆の方向で、それを県民に押しつけようという態度に...全文を見る
○古堅委員 長官、もう時間もございませんので、一言お伺いをしておきたいと思います。  今申し上げたように、この弾薬庫の問題は、ただ単にどこかの自衛隊基地に弾薬庫をつくりますなどということとは意味が違います。那覇空港を共用している航空自衛隊とのかかわり、那覇空港を背景とする自衛隊...全文を見る
○古堅委員 終わります。
04月18日第118回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○古堅委員 米空母タイコンデロガの横須賀寄港問題について大臣にお尋ねします。  この問題は、我が国の非核三原則の立場を政府が厳格に守っていこうとされるのかどうか、そういうことにかかわる極めて重要な問題です。また、それをただすのは国会の重要な責務だとも考えております。そこでさっそ...全文を見る
○古堅委員 報道によりますと、外務省は、この回答を理解したということで、それで済ませようということのようでありますが、アメリカからきちっとした回答を得るというのが外務省の当初の約束でした。事故発覚直後の昨年五月十五日の参議院予算委員会で当時の宇野外務大臣が、「政府はやはり政府間の...全文を見る
○古堅委員 外務省は、このタイコンデロガの横須賀寄港問題を最初から明らかにしよう、そういうつもりはなかったのではありませんか。本当に明らかにするつもりで米国への照会をされたということなのかどうか、その真意をお伺いしておきたい。
○古堅委員 その回答の内容が、照会の内容に関する限りは、回答拒否の内容になっておるということについては認められますか。
○古堅委員 大臣は、日米安保条約は日米の信頼関係が根本的支柱だという趣旨のことを述べておられますが、公開公文で既に明らかになっているこのような内容についての照会にさえ、回答をもって明らかにすることを拒否してきたのでありますから、再度きちっとした照会をもって回答を求めるべきなのが日...全文を見る
○古堅委員 昨年六月八日付で渉外関係主要都道県知事連絡協議会から「空母艦載機の水没事故の究明及び核兵器特込みの疑惑解消に関する要望書」が出されております。  この協議会の会長は、神奈川県長洲知事で、青森、長崎、沖縄、北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、山梨、静岡、広島、山口、福岡の...全文を見る
○古堅委員 今のことについてぜひ大臣からお聞きしたいと思います。
○古堅委員 大臣、このタイコンデロガの航海日誌については、政府がその意思さえあれば米海軍の公文書館で入手できる問題であります。政府は、これまで米国への照会中云々で、その公文書館での入手問題を避けてこられましたが、照会に対する形式的な回答があり、照会の内容については、拒否の回答とな...全文を見る
○古堅委員 政府は航海日誌を明らかにすることをなぜかくも避けて通ろうとされるのですか。何を恐れて事実を明らかにすることにそれほど恐れをなすのですか。こういうことが明らかになれば、我が国に核の持ち込みがあった、事前協議云々という言い分は成り立たなくなる。そういうことを恐れて、国民が...全文を見る
04月25日第118回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○古堅委員 アメリカ国防省は四月十九日「アジア・環太平洋戦略構想—二十一世紀に向かって」と題する報告書を発表し、米議会に提出しています。その内容についても広く質疑しておくべきことがあるというふうに考えますが、時間もございませんので、今回は沖縄の米軍や基地にかかわる部分についての具...全文を見る
○古堅委員 日本に前方展開戦力を維持することが前提とされているこの計画で、第一段階における在沖米軍兵力の削減では具体的にどんな部隊が考えられるのか、在沖米海兵隊の削減があるのかどうかということについても御意見を伺いたい。
○古堅委員 これ以上突っ込んで聞いても答えは出てきそうにありませんので、先へ進めます。  次に、沖縄での米軍演習問題についてお伺いします。  戦後四十五年がたちました。しかし、アメリカの基地は強化されるし演習は激化で、戦場さながらの状況が続いています。そのことが県民の生命と安...全文を見る
○古堅委員 沖縄の北部地域での実弾射撃演習がたび重なる重大事故を起こし、極めて危険な演習場となっている、そのことについての認識はあられますか。
○古堅委員 先回りされて答弁までやっておられるのですが、どんな説明をされても、そういう演習場を認めるわけにいかぬというのが県民の立場です。  今まで長い間沖縄の自民党・西銘知事が、軍隊は演習をしないんでは役に立たぬなどということを言ってこられました。事故が起きれば、二度と引き起...全文を見る
○古堅委員 私は、つい最近この本をいただきました。これはあの北部訓練場の地域を抱える恩納村、そこでの一年余にわたる激しい切実な思いを込めての闘いを記録した本です。その題名は「山死して国栄え 山死なば村滅ぶ」そういう題名の本です。  その刊行に当たっての村長のあいさつ文がございま...全文を見る
○古堅委員 今示しました本の一ページ目にこういう詩文が載っています。   山は心のささえ   山死なば村も死す   山死なば我身諸共   我が身死すとも山守れ   我が心の富士恩納岳   山青き水清き   心のふるさと恩納岳   見殺すな恩納岳   戦世の思...全文を見る
○古堅委員 政府が、アメリカの立場から物を考え県民に対処するということではなしに、目前の国民の安全を守る立場から厳しくこの問題について対処してもらうよう要求して、終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○古堅分科員 那覇空港が、民間専用化への県民の願いとは逆に、年々自衛隊の基地として強化されるという方向にございます。特に今年度計画されているp3Cの那覇基地への配備は、いよいよ沖縄海上自衛隊が米軍のシーレーン防衛戦略を本格的に補完する新たな段階を意味しているというふうに考えており...全文を見る
○古堅分科員 厚木や八戸のP3Cの配備が二個飛行隊であります。約二十機規模。那覇のP3Cの今後の配備ですが、まだ未定だということなんですけれども、当初配備されると今説明がありました十機にとどめようというお考えなのか、それとも、今後さらに二個飛行隊とかいうことで増強についての計画も...全文を見る
○古堅分科員 那覇飛行場へのP3Cの配備は、配置される予定の十機でとどめるということについての方針が確認されているということでもないわけですね。
○古堅分科員 米下院軍事委員会に提出された公式資料、これはマスコミが報道しているものでありますけれども、米海軍当局が提出した資料でございます。米軍の海外基地の閉鎖計画を示しておりますけれども、その中で嘉手納のP3Cの撤去の考えを打ち出しております。これは自衛隊那覇基地へのP3C配...全文を見る
○古堅分科員 それでは前に進みます。  P2JとP3Cでは、航続距離がP2Jで二千三百マイル、P3Cでは三千五百マイル、索敵能力、情報解析能力で格段にP3Cの方が上であります。鹿児島県鹿屋基地には既にP3Cが十機配備されております。鹿屋部隊は東シナ海、那覇P3C部隊は東京からグ...全文を見る
○古堅分科員 こういう説明でありますが、今質問いたしたような、そういうことになる可能性もございますか。
○古堅分科員 それではお尋ねしますが、バシー海峡以南の今指摘した太平洋海域の哨戒もする、それは否定できない方針ではありませんか。
○古堅分科員 那覇基地から展開するP3C一個飛行隊を同時に指揮コントロールするためにつくられるのが送受信所だというふうに理解しております。送信所が本部町豊原に、受信所が国頭村伊地にそれぞれつくられようとしておりますけれども、用地の取得状況はどうなっておりますか。
○古堅分科員 それぞれの施設はいつ建設される予定なのか。さらに、本部町豊原に予定します送信所は八八%の契約がなされておるということなのですが、その範囲で施設は可能なのか、それだけでもつくるという方針なのか、そこらあたりを明らかにしてほしい。
○古堅分科員 私が質問をしているのは、八八%の契約が達成されておるのだが、それでも施設は可能なのか、あるいはその範囲で施設はつくるという方針なのかというのが質問です。
○古堅分科員 再度質問しますが、八八%では予定している施設はつくれないというふうに理解してよろしいですか。
○古堅分科員 第五航空群のP3Cが入手する潜水艦情報は、この対潜作戦センター、そこで分析されるのですか。
○古堅分科員 第五航空群のP3Cが入手した情報は、沖縄米軍にも提供されるのですか。
○古堅分科員 今までもそういう情報は、その他のP3Cのつくられた情報としてずっと提供してきたのですか。
○古堅分科員 重ねて別の立場からお伺いするのですが、提供することがあり得るということは、これまでもそうしてきた事例に照らしての説明でもあろうかと思うのですが、どういう形態で情報を提供するのか。例えば幹部が出向いていってやるのか、電話でやるのか、磁気テープのようなものを持っていって...全文を見る
○古堅分科員 嘉手納の米軍対潜作戦センターと那覇の自衛隊対潜センターの間で連絡体制がつくられるのではないかと思われますが、どうですか。
○古堅分科員 那覇基地につくられる対潜作戦センター、そこに米軍の方から出向いていって何らかの形で自衛隊とのかかわりを持つ、そういう関係もできますか。
○古堅分科員 一般的なものについて否定していませんが、私が尋ねているのは対潜作戦センターにかかわるものです。自衛隊と米軍との関係で、そういう交換があっても不自然ではないということなのですが、これは対潜作戦センターとの関係においても、そういうことがあり得るということを意味するわけで...全文を見る
○古堅分科員 対潜作戦センターに米軍が来る、そういう関係があり得るということは否定していません。そういう面で理解します。  那覇自衛隊基地に新たに三つ建設が計画されている弾薬庫のうち、一つは海上自衛隊用というふうに言われますけれども、新たに配備するP3Cに対応したものではありま...全文を見る
○古堅分科員 P3Cが配備されるので、弾薬庫としてそれだけでは間に合わなかったものを、それに合わせて増設するという意味合いは持たないのですか。
○古堅分科員 自衛隊基地としての那覇基地全体として見た立場からも、さらに今回P2JからP3Cに変わっていく、そういうことにも照らして、自衛隊の立場から那覇基地を一層強化していくということになると受けとめておられるかどうか、そこをお尋ねします。
○古堅分科員 機能の面から見ても、これまでよりは強化されるということは認めますか。
○古堅分科員 P3Cの那覇配備は、米軍から要請されている南西、南東に囲まれたシーレーン作戦を遂行するものと思われます。言いかえれば、米軍の核戦争に米軍の目となり耳となって参戦する体制を強化するものだというふうにも受け取れます。そのために民間専用空港という県民の願いが一層踏みにじら...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○古堅分科員 現在、那覇空港は、隣接する自衛隊基地、P3C対潜作戦センターの建設とか新たな弾薬庫の建設などで基地が強化され、復帰の際に民間専用空港として充実強化していくという約束とは逆の方向が強化され、県民からもそのこと自体重大問題だというふうに言われ続けております。本日はこの問...全文を見る
○古堅分科員 沖縄周辺上空の米軍演習では、例えば運輸省との合意が得られない中で強硬に実施した八八年八月のウイング・EX・マグタフ88演習、これは米海兵隊を中心に空軍、海軍の三軍の大規模な演習でした。さらには、毎年十一月から十二月にかけて実施しているビーチクレスト演習、これが最近の...全文を見る
○古堅分科員 この問題が国会で質疑となり明らかにされるに及んで、現地沖縄では大問題になりました。御存じかと思いますが、現地における報道関係も挙げてこの問題を大々的に報道し、そういうことが許されるかという立場から重視しています。民間の航空に安全を旨としての責任を持たれる立場から、こ...全文を見る
○古堅分科員 これは、第六次空港整備計画にきちっと位置づけて検討を進めるということですか。
○古堅分科員 よく理解しにくいのですけれども、第六次空港整備計画を待たずに、あのターミナル全体としての将来を考えてのそういう計画というものが可能ですか。
○古堅分科員 私の疑問、私の受けとめ方が弱いのか存じませんが、第六次空港整備計画の結論を待たずに、那覇空港ターミナルというのはこのようにきっとつくるんだということについても運輸省としては進められるのか。六次空整を待たなければ、部分的な手直しとかいうことはできるんだが、全体像をどう...全文を見る
○古堅分科員 これまで聞いてきているところによりますと、空港ターミナルの駅は滑走路の中央寄りに、中央の側に寄った方向に設置するのが理想的だというふうに伺っております。このターミナルの位置を検討する場合でも、自衛隊の那覇基地の存在が支障となっておっていろいろと制約を受けるのかどうか...全文を見る
○古堅分科員 そういう自衛隊がおるがゆえに、こうなければいけないというターミナルの位置、建設の問題について自衛隊との関係で制約を受けて、残念ながらという形でのまされるような計画に絶対なってはいかぬというふうに思うだけに、そういうことを念頭に、ぜひ県民の願いにこたえる立派なターミナ...全文を見る
○古堅分科員 これはただ単に責任ある運輸省がそういう立場を取り戻すということだけじゃなしに、我が国の主権にもかかわる大事な面を持たされたものです。おっしゃるような立場を踏まえて、強力に推進してほしいというふうに要望申し上げておきます。  次に、自衛隊と共用空港となっている那覇空...全文を見る
○古堅分科員 自衛隊基地と共用していると、たとえ民間空港が主体であっても、どうしても軍事優先の管理運用がされるのではないかという率直な私たちの懸念がございます。  そこで、まず初めにお聞きしたいのですけれども、那覇基地には常にスクランブル態勢をとっている要撃機F4戦闘機が配備さ...全文を見る
○古堅分科員 ここで言う優先権ということと便宜を図るということの意味がどう異なるのか、そこのところの説明を求めます。
○古堅分科員 あくまでも要撃機の出動に支障のない限りというものが前提となりますか。
○古堅分科員 管制上の便宜を図るということ、これはあくまで民間の航空機の安全に支障のない限りにおいての便宜ということだと思いますが、どんな事態があっても民間機の優先権を貫くということははっきりここでおっしゃれますか。
○古堅分科員 自衛隊機がスクランブル態勢に入ろうとする場合に、運輸省は多くの場合、民間機の安全を確保する立場から民間機の離陸、着陸を待機させる、そういうのが通例ではなかろうかというふうに考えますが、スクランブルしようとする自衛隊機を民間機の計画に合わせて待機させるということは実際...全文を見る
○古堅分科員 自衛隊機のスクランブルがかけられる、その場合との関係においては実際の運用の面ではどうなりますか。例えば民間機がそれなりの計画に基づいて離陸を準備した、スクランブルがかけられた、そういう民間機が相次いで離陸をする、それの順番を待ってその上で自衛隊機は離陸していくという...全文を見る
○古堅分科員 那覇空港はP3C対潜センター建設、自衛隊基地の弾薬庫などの基地が強化されるようになるなど民間専用には逆行する方向が進んでおります。自衛隊の基地強化は、基地の中ばかりでなしに、運輸省の管理する用地まで及んできているのが実情です。運輸省の管理する区域で自衛隊が一時使用し...全文を見る
○古堅分科員 今申しましたように、那覇空港は民間専用空港の約束や県民の願い、そういう方向とは逆の方向に行きつつある自衛隊基地の強化、そういうものが重大問題となっておりますが、今度はP3Cが配備され、十機もずっと常駐していく、そういう方向が進んでおりますし、先ほど防衛庁に質問をしま...全文を見る
○古堅分科員 御存じのように弾薬庫の増設も今は進められようとしております。全体としてこれでいいのかということが安全の面からも求められている、民間専用化の方向という面からも極めて重大です。この弾薬庫増設の問題については運輸省の立場からどう受けとめておられますか。
○古堅分科員 弾薬庫というのは、これは事故が起きてからではもう遅いんですよ。直接運輸省が管理する敷地内ということではなくても、あの那覇空港におる自衛隊機との関連においてつくられている弾薬庫です。そういうものについて、ただ単に基準の問題を持ち出して安全だろうなどとかいうふうなそのこ...全文を見る
○古堅分科員 最後に、最初から強調いたしましたけれども、民間空港の安全確保を最優先に考える立場にある運輸省として、今進んでいる弾薬庫の設置とかP3Cの基地としての強化とか、そういうものはどう見ても民間専用空港としての那覇空港を整備充実していくということには逆行する方向です。これは...全文を見る
○古堅分科員 終わります。
04月27日第118回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○古堅委員 タイに対する日本の投資は三百十億バーツ、一九八五年に比べて十六倍に及ぶ大変な拡大です。そこで、この投資に対する収益、投資収益はどれくらいになっているかについて伺いたい。
○古堅委員 これから把握の準備はございますか。
○古堅委員 いずれにしても、把握し国民が知ることができるような状況をつくることは好ましいことだと思います。要望を申し上げておきます。  日本企業の投資活動を税制面で保護するのが、今挙げられております租税条約だと考えております。みなし外国税額控除もそうですし、間接税額控除の規定も...全文を見る
○古堅委員 これは日本側から要求したのですか。
○古堅委員 二重課税防止という点に関連して、在日米軍に対して税が免除されている問題について伺います。  米軍人家族、米軍に対する免除総額を予算委員会で資料要求いたしましたら、承知してない、そういう回答でありました。米軍地位協定で免除しておるのですから、当然その額はどのくらいにな...全文を見る
○古堅委員 日米関係においてこれほどに手厚く税を免除するなどという関係をつくっているのですから、課税したらどの程度のことになるか、免税することによってどういうことになるかぐらいは、これは推計の程度にしろわかるのが日本側としての当然の立場だろうと思います。  日本の在日米軍経費の...全文を見る
○古堅委員 読めば脅迫に相当する言葉だなというふうに思うのが国民一般ではなかろうかと思うのですが、そういうことさえも、脅迫どころか進んでそういう方向に政治を進めようというところに今の政府の重大な問題があろうかと思います。  米議会は国防予算授権法で、米軍要員の給与以外の在日米軍...全文を見る
○古堅委員 念を押してお尋ねするようになりますが、米側に要求されておる日本人基地労働者の本給までも特別協定で負担するということがあってはならないと考えますが、大臣のお考えを伺いたいと思います。
○古堅委員 報道によりますと、三月一日、西廣防衛事務次官が記者会見されて、日米間で懸案となっている在日米軍駐留経費の日本側負担拡大について政府の検討している問題に触れて、今すぐには結論が出そうにないというかかわりの表明がございます。今質問いたしました基本給にかかわるようなことをも...全文を見る
○古堅委員 我が党はこの問題について終始一貫態度は明らかです。今政府が考えている方向と思われる、アメリカから要求されて駐留軍労働者の基本給までも負担するとか、米軍要員の負担について国防省の今回の発表にかかわるような方向での拡大を検討するなどということは、これは国民の立場から許され...全文を見る
○古堅委員 日本共産党を代表して、日タイ租税条約の承認に反対する討論を行います。  本条約は、そのねらいが主として企業、とりわけ大企業の利益を税制上保護し、独占資本の海外進出を税の面で保障するものであるとともに、国の課税権を一部制限するという問題などがあるため、反対するものであ...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○古堅委員 向精神薬条約についてお伺いしますが、関連して沖縄の米軍基地にもかかわって伺わしていただきます。  この条約がなぜかくもおくれたのかについての御質問があり、御説明がありましたが、どうしてもまだ腑に落ちない疑問が残ります。それで、最初にそのことについてお伺いするのですけ...全文を見る
○古堅委員 なれば、なぜかくもおくれたのかということについての国民一般の側への納得のいく御説明があられるはずなんです。しかし、先ほど来お二人からの質問に答えておられるのですが、それでも納得できないので、同じ質問をさせていただいているわけなんですけれども、この条約は一九七一年二月に...全文を見る
○古堅委員 御理解いただいておられると思うのですが、我が党もこの条約の批准には賛成です。それにかかわらず、皆さんの御説明が国民の側から見て納得のいく説明となってないがゆえにあえてお尋ねしているわけなんですよ。  先ほどの大臣の最初の質問にかかわる御説明、第一番目の質問者に対して...全文を見る
○古堅委員 お言葉を返すようですが、大事なことですから、限られた人員でということをおっしゃらずに、現場の要望にもこたえて、増員を含む充実強化の方向に検討してほしいということを要望申し上げておきます。  沖縄の米軍基地は、かつてそういう麻薬等の侵入路といいますか中継基地といいます...全文を見る
○古堅委員 米軍基地にかかわる取り締まりの面での手抜かりがないように引き続き十分強化策を図ってほしい、そのように考えています。  沖縄の基地は、麻薬の問題、その他の犯罪の問題、いろいろ言われて、沖縄では諸悪の根源、このように言われています。つい最近、総理府の沖縄についての世論調...全文を見る
○古堅委員 ということは、この間アメリカの国防省が東アジア戦略構想を発表した、その中で言われている米軍の縮小や基地の返還、そういうものとは直接かかわりのない立場から検討されてきたものだと考えられますし、あの東アジア戦略構想に基づいて言われているものを具体化するということになれば、...全文を見る
○古堅委員 戦略構想に言われている縮小、返還問題が具体化してくれば、今進められている二十三施設のほかにも新たに交渉の対象になってくるのが浮かんでくるというふうに理解してよろしいですか。
○古堅委員 時間が参りましたので、最後の一点。この返還交渉についての中間報告が六月にも発表されるだろうというふうに報道されております。そのような段取りがございますか。
○古堅委員 終わります。
06月01日第118回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○古堅委員 日仏原子力協定の改正がなぜ必要とされたか、そこからお尋ねします。
○古堅委員 本協定は、去る四月九日に署名されて、フランス側としてはその早期発効を強く希望しているというふうに聞いております。そのとおり間違いありませんか。
○古堅委員 外務省にいただいた資料によりますと、日仏原子力平和利用協力関係の現状というところで、今後はさらに再処理委託に伴う回収プルトニウムの返還、六ケ所村再処理施設建設等の面でも一層緊密な協力が予想されているというふうに言われています。この協定の発効が急がれているのはそのためで...全文を見る
○古堅委員 御存じのように、この六ケ所村の再処理施設の建設については地元でも強い反対がございます。あのスリーマイル島の事故やソ連における事故などを通じて、世界的な規模でも原子力エネルギーの開発の問題についていろいろと再検討が迫られる、そういう一面がございます。当然のこととして全国...全文を見る
○古堅委員 政府にとっては、スリーマイル島の事故やソビエトのチェルノブイリその他における事故、そういうことから何ら謙虚に教訓を引き出そうという真摯な態度がないような答弁に見られます。大変残念です。  スウェーデンでは、議会が一九八八年六月七日、一九九五年と九六年にスウェーデン南...全文を見る
○古堅委員 こういう大事な問題にかかわる安全性との関連では、ただ気持ちでそのように思い、決意でそうしますというふうな言葉だけでは保障されないものがあります。私たちはそうやすやすとソビエトもアメリカもその他の国々もこの原発の開発に着手したとは思わない。それにかかわらず事故が相次いで...全文を見る
○古堅委員 今お答えがありました東海村の再処理工場の能力などにかかわってちょっとお聞きしたいのですが、これが出発の当初の年間の処理能力として政府に報告されているものは何トンの予定でしたか。
○古堅委員 出発して以来、昨年末までどれだけ処理されましたか。
○古堅委員 この処理能力の問題ですが、最初の政府への申請では年間二百十トン、一日〇・七トンの予定でそれは始めたと思うのですが、その後の経緯を見ますと、年々平均的にいったということでもなく、また二百十トンに近かったなどということでもなく、申請されたものとはかけ離れた現状になりました...全文を見る
○古堅委員 以上の毎年の推移に見られるように、最初の申請とは余りにもかけ離れた実績になりました。なぜそうなったのですか。
○古堅委員 なぜもっと素直に、あった重大な問題なども含めて説明されようとはしないのですか。今安全の問題を重視する立場からのいろいろな質問をしておるのです。もう一度答えてください。
○古堅委員 いろいろな思わぬトラブルが起きるほどに、こういう重大な運営の中では計画との関係でも大きな狂いが出てくる。そこに見られるように、まだ大事な技術の面で十分完成されてない。ここにこういう計画狂いが生ずる。そこにまだまだ国民の大きな反対、それについての重大な指摘を無視して突進...全文を見る
○古堅委員 指摘はしましたから、今後の六ケ所村における核燃料サイクルの施設建設の問題を初め、原発問題についての今政府がとっておるような、電力資本がとっておるような、そういう方向ではなしに、根本的な検討を強く要求しておきます。  次に、先ほど質問ございましたが、プルトニウムの輸送...全文を見る
○古堅委員 飛行機で輸送する場合に、万一落ちたらどうするかということなどを含めていろいろと容器の問題、それが論議されてまいりました。船でも同じだろう、万一船が沈没した場合にどうなるのかということとの関係で、当然いろいろと論議がされてまいっております。今使われるところの容器は、海没...全文を見る
○古堅委員 フランスから運んでくるについて、どういうルートを通るか、詳しい説明を受けられるのには時間がございませんけれども、我が国の周囲を見ただけでも七百五十メートルではきかない深いところをずっと通ってくる、そのように思われます。万一の事故が起きた場合に耐えられない容器をもってプ...全文を見る
○古堅委員 一九六五年十二月に米空母タイコンデロガの事故が起きました。五千メートルの海底に水爆が沈んでいきました。これは耐えられないわけですから、このプルトニウムが拡散したというふうに言われています。今言うように、沈んだら間に合うような形でサルベージを持っていって回収しますなどと...全文を見る
○古堅委員 時間が参りましたので、最後の一点だけ。三十分という短い時間で質問をしても答えられないのですよ、いいかげんな答弁をされて。ですから、この問題については、みずからの命、安全を大事にする国民の立場に立って、今政府が進めているような突進型の開発ということではなしに、やはり再検...全文を見る
○古堅委員 最初に、協定の内容について一点だけお尋ねしたいと思います。  協定の第八条(d)ですが、改正の方は「「公開の情報」とは、秘密指定を受けていない情報をいう。」ということになっています。これは現在の規定をどうしてそう改めるのかということについて、いろいろ考えを読んでみた...全文を見る
○古堅委員 あえてお聞きしますが、民主・自主・公開、この三原則に照らして、公開、その態度を貫くということは安全を確保するという面からも大変大事なことだと考えます。仮にも懸念される形で、この秘密の指定を受けないものということで広げられるということになりますと、勢い公開という面で狭ま...全文を見る
○古堅委員 ちょっと関連の問題を一、二お聞きしておきたいというように思います。  先ほどお尋ねがございましたが、けさの新聞に沖縄の基地返還について大きく報道されています。大臣はきょうお帰りですから、あるいはごらんいただいていないかもしれません。その説明によりますと、複数の政府筋...全文を見る
○古堅委員 中間的な報告ということなのですが、その意味がよくわからないのです。例えば半年とか一年とか一定の期間内において話を詰めようというものがあって、その話を詰めていく段階での中間的なものか、あるいは第十五回、第十六回の日米協議委員会で一たんは返還の合意がされているもの、それが...全文を見る
○古堅委員 理解の仕方がいろいろ出そうな感じもするのですが、結局、全体としての協議の結果の合意を得たいのだが、なかなかそう簡単にいかないものがあるということを前提にしてのお話だというのであれば、申し上げたように、十五回とか十六回とかの日米協議委員会で合意に達したもの、あるいはその...全文を見る
○古堅委員 私があえて聞いておるのは、期間的な意味で今中間的と言っておるのだが、中間というのは全体のものを考えての中間なわけで、三年も四年も五年も先を考えての中間ということなのだろうか、あるいは半年とかそういうような比較的短期間においてもっと詰めて、全体としての結論が出せるように...全文を見る
○古堅委員 大臣にお聞きし、お答え願いたいのですが、沖縄の基地の占める比重というのは、言われておりますように、もう全国一般とは話にならないほど大きなものがございます。ですから、そういう日米間の話し合いが進めば返還してほしいという期待感がありますから、極めて大きな関心を全県的に持た...全文を見る
○古堅委員 米ソ首脳会議が昨日から開かれております。日本・アジアの核兵器体制にかかわって我が国の立場もありますから大臣にお聞きしたいのですが、核兵器体制の日本・アジアにおける削減の方向への期待を持っておられるのか、あるいは現状維持か、あるいはもっと強化してほしいという立場からの関...全文を見る
○古堅委員 既に行われた米ソ間の外相会議の範囲では、核兵器の全廃の方向ではなしに、かなり大きな宣伝がされながらも、実際には戦略核兵器というものは、その何十%程度しか削減されないんだ、そういう実態になろうとしております。唯一の被爆国である日本として、核兵器というのは一発もないのがす...全文を見る
○古堅委員 当たらないということは、母港化はあり得ない、そうおっしゃっていることですか。
○古堅委員 私が尋ねているのは、母港化の方向か、あるいはあり得ないという見解なのかということについてです。それを答えることができないということは、母港化もあり得るというふうに理解してよろしいですか。あえてお尋ねします。
○古堅委員 将来はあり得るということですか。
○古堅委員 まことに許せません。こういうことに明確に答えられないということは、結局質問とのかかわりでいえば将来母港化への方向も考えておるということを思っておるということにほかならないと思うのですね。断じて許せないだけに、そういう方向への検討が仮にも外務省の中にあるということであれ...全文を見る
06月08日第118回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○古堅委員 日本共産党を代表して、日仏原子力協定を改正する本件議定書に対する反対討論を行います。  本件改正が、いわゆる核兵器の水平エスカレーションを防ぐための規制をさらに強化する点については反対するものではございません。  反対する理由の第一は、今回の改正がフランスの協力を...全文を見る
06月13日第118回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○古堅委員 わずか十五分の時間ですから、御答弁は質問にずばりお答えいただきたいと要望申し上げます。  日米安保条約がこの六月二十三日で三十周年を迎えます。政府はこれまで、ソ連の脅威があるから安保が必要だ、このように繰り返し述べてまいりました。新しい情勢のもとで、その脅威はなくな...全文を見る
○古堅委員 脅威なるものは外部からの武力による侵略、そして防衛はそれに必要だということで安保、そういう説明をしてまいりました。武力による侵略の脅威がソ連の側からまだあるという御理解ですか。
○古堅委員 これだけの情勢の変化があっても、日米安保条約とのかかわりにおいて、ソビエトからの侵略ということに関する限りは何ら変化がないという対処をこれからもされようということですか。
○古堅委員 ブッシュ大統領が一九九〇年三月、アメリカの国家安全保障戦略という方針を発表いたしました。その中に、我々は、我々の軍事力を行使する必要が起きる可能性にはソ連は含まれず、第三世界においてであろうし、こう述べています。安保の当事国であるアメリカのそういう考えとは日本は見解を...全文を見る
○古堅委員 アメリカのソビエトとの関係における問題は、安保条約を結んでいる日本とのかかわりも考えた上での見解であろうと考えますが、アメリカの今言ったブッシュ見解なるものは、日本は除外した見解だという御理解ですか。
○古堅委員 先ほど引用いたしましたアメリカの国家安全保障戦略の中にも、今後の十年間にソ連がどのような進路をとろうと、ソ連は引き続き恐るべき軍事大国であり続けるであろう、そういう見解の上で、我々の軍事力を行使する必要が起きる可能性にはソ連は含まれずという見解があるのですよ。ソビエト...全文を見る
○古堅委員 日米安保条約を考えるについて言い続けてきたことは、外部からの武力による侵略、その攻撃があるから防衛のために必要だ、こういうことです。ソビエトを相手にしてそういう説明がされてきました。引き続きソビエトが侵略をもって日本に構えてくるという理解に立たない限り、日米安保条約が...全文を見る
○古堅委員 今言われたアジア周辺地域の国々というのはどこを指していますか。具体的に説明してください。
○古堅委員 ソビエトとの関係のほかに、アジアの周辺地域ということも安保を必要としている理由づけだという意味で説明をしておられるのですか。
○古堅委員 これまでいろいろと今の関連について言われているものでは、カンボジアとか朝鮮半島とか中国、そこらにおける地域紛争に関して言われてきています。そのように受けとめてよろしいですか。
○古堅委員 アジアの周辺地域、例えばカンボジアとか朝鮮とか中国、あるいはフィリピンまで含めてよろしいでしょう、それらの国々が我が国に武力をもって侵略してくるということのかかわりが幾らかでも考えられておるのですか。
○古堅委員 ずばりお答えをくださいと最初に注文をつけてもなかなか質問にまともに答えてくれない。いたずらに時間ばかりとって、もう十五分なくなった。こういう新しい情勢のもとで、外部の侵略から日本を防衛するためという主張をしてきた日米安保条約、その必要論の根拠がこの情勢のもとではなくな...全文を見る
○古堅委員 最後に、そういうまともな答えもできないような内容を前提にして、こういう安保条約を三十年続けてきただけじゃなしに、これからも続けようという態度はまことに許せません。この安保条約について、世界の情勢に見合うような形で日本が積極的にアジアの、世界の平和に貢献できる、そういう...全文を見る
06月15日第118回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○古堅委員 総理がこの六月二十三日の沖縄戦戦没者追悼式に御参加のようですから、私は、沖縄戦や引き続く戦後の沖縄の苦難の歴史を踏まえながら、率直にお聞きしたいと思います。時間は十四分という限られたわずかなものですから、簡明な御答弁をあえて要望申し上げたいと思います。  総理、今回...全文を見る
○古堅委員 第二次世界大戦で沖縄は我が国における唯一の陸上の激戦場となりました。日本はその本土決戦に備えて沖縄を捨て石に使ったのです。できるだけ長引かせた。そのゆえに三カ月も続いた。そのため、直接の軍隊ではない住民を巻き込んでのああいう悲惨な状態がつくられたのであります。まことに...全文を見る
○古堅委員 かつて天皇に来県して県民にわびてほしいという声がございました。昭和天皇は亡くなられました。我が国を代表する、そして沖縄県民に対してしかるべき謝罪にふさわしい意思表示ができるのは、国の最高責任者である総理をおいてございません。そのおつもりはございませんか。あえてもう一度...全文を見る
○古堅委員 沖縄県民の苦難の歴史は沖縄戦で終わりませんでした。野蛮きわまりないアメリカの占領が続きました。講和の締結によって沖縄は施政権が返還されると期待しておった。しかしアメリカにゆだねられました。二十七カ年です。一九七二年に闘いによって祖国復帰が実現しました。今度はアメリカの...全文を見る
○古堅委員 この問題について総理から率直にお聞かせいただきたかった。しかし時間がないので、その問題についてそれ以上重ねての質問はできなくなりました。  総理、最後の質問になるかと思います。  六月二十三日はたまたま日米安保条約発効三十周年に当たります。県民を犠牲にしながら米軍...全文を見る
○古堅委員 最後に一言。あなたはあのような悲惨な状況のもとで命を落としていかれた人々の地下からの叫びが聞こえないのですか。二度と戦を起こしちゃいかぬ、そのために、戦争のために事を構えちゃいかぬ、これが地下からの叫びであろう。自分たちのような犠牲を二度と繰り返すな、そういうことだと...全文を見る
06月18日第118回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○古堅委員 千島問題について質問いたします。  日本共産党の千島返還問題については、既に態度、主張ともに明白でありますが、本日の質問の前提となりますので、最初にその基本問題について述べておきたいと思います。  一つは、もともと北海道の一部である歯舞、色丹については、日ソ間の平...全文を見る
○古堅委員 大変基礎的、基本的な問題になりますが、今さらそんなことをという受けとめもあるいはあられるかもしれませんが、大事なことだと思いますのでお尋ねするのです。サンフランシスコ平和条約の締結に至る前に、日本がアメリカに対して歯舞、色丹、南千島、北千島、いわゆる千島列島ですが、そ...全文を見る
○古堅委員 先ほど申し上げたのですが、歯舞、色丹、南千島、北千島を含めて、個々の問題について、これ全体について同じ立場を踏まえてやっておるのですか。例えば最初からいわゆる北千島はそういう返還してほしいという日本側の努力からも除外されるとかいうふうな経緯もあるのかどうか、そこらあた...全文を見る
○古堅委員 そういう具体的な内容については、今資料をお持ちでなければ、後ほど何らかの形で、私が訪ねていくとか、あるいはそういうことなども通じて知らせてもらえる、そういう範囲にはございますか。
○古堅委員 さきの米ソ首脳会談でブッシュ大統領が千島問題を話題にされた、このように報道がされております。これは、日本政府の側から何らかの働きかけがあってそういうことがなされたのかどうか。
○古堅委員 御説明から受ける感じは、特に今回の米ソ首脳会談に当たって日本の側から話し合いとして持ち込んでほしいという要望をしてないのだが、ブッシュ大統領がなさったのだろうということとうけとめておるのですが、もし、間違いであれば訂正してください。その話し合いの内容についての報告を受...全文を見る
○古堅委員 ヤルタ協定で、スターリンが重大な誤った立場から千島列島の引き渡しを要求し、米英が同じ誤った立場からそれを容認するという内容になってしまいました。これは連合国側の領土不拡大の原則に重大に反する内容の協定になってしまったわけです。それが今日まで、戦後四十五年たつというのに...全文を見る
○古堅委員 日本政府がサンフランシスコ平和条約を締結するに当たっての吉田全権大使、そこでの演説やそれからアメリカ全権のダレス氏その他の演説内容などにも見られるように、締結のあの時点では、千島列島というものに択捉、国後などが除外されておるなどという考えでやられておるのじゃ全然ないの...全文を見る
○古堅委員 アメリカのそういう文書というのも、あのサンフランシスコ平和条約を締結した時点におけるアメリカの考えではなかったのですよ。その後のいろいろないきさつで、日米間で話し合いをしてそういう文書を出してもらおうということになったいきさつがあって、そういう文書が出てきたというだけ...全文を見る
○古堅委員 それは文書か何かで確認されておりますか。
○古堅委員 それは、いつ、どういう場で、だれが日本政府に伝えておるのですか。
○古堅委員 それは、日本政府に対する正式な話ということではないんじゃないですか。
○古堅委員 そういうことを聞いておるんじゃないですよ。政府は、一九五五年に開始された日ソ共同宣言、それに向けての交渉の中途で態度を変えました、先ほど申し上げたように。一九五六年八月十九日、ロンドンでモスクワ交渉の全権重光外相がダレス米国務長官と会談しています。その際にダレス氏は、...全文を見る
○古堅委員 時間が来ましたから。サンフランシスコ平和条約の締結に当たっては、その二条(C)項で、北千島、南千島全体を含め千島列島として放棄しておきながら、解釈でそれをごまかして、国後、択捉は放棄してないかのように装おうとしている。しかし、こんなごまかしの態度では、北千島については...全文を見る
○古堅委員 それではまるで誤った、連合国側の基本的な態度であった領土不拡大の原則となった、それを踏みにじって出したヤルタ協定を認めるということになるではありませんか。やはり領土不拡大の原則に立って日本のとるべき立場を展開してこそ、しっかりした国民の願いに完全にこたえられる道は開け...全文を見る
06月20日第118回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○古堅委員 最初に長官に、きのう発表された米軍基地返還問題について一点だけお伺いします。  私は、本日の外務委員会でこの問題について質問させていただきました。長官も御存じのように、今回の返還交渉の結果については、かなり長期にわたる交渉の経緯があるだけに、地元ではそれなりの期待感...全文を見る
○古堅委員 要望申し上げました趣旨、その立場を踏まえて、ぜひ担当大臣としての御努力をお願いしたいと思います。  次に、新石垣空港問題についてお尋ねしたいと思います。  新石垣空港建設に向けて国の予算が計上され始めてからでも十年を数えました。こんな事例というのは別にございません...全文を見る
○古堅委員 無届けによる関係者間の所有権移転問題については、報道によりますと、民事事件となって和解によって所有権はもとに戻ったということのようであります。今回の告発事件がこの民事事件の和解によって捜査に影響を生じるものであるかどうかそこについての御見解を伺います。
○古堅委員 今回の事件は、無届け行為による土地転がしが繰り返されて激しい地価高騰を引き起こすことにつながるもので、事件としては重大な事件だというふうに考えます。そのことを許さないためにも、厳正に速やかな捜査が必要だと考えます。今後の対処についての姿勢を警察庁への最後の質問としてお...全文を見る
○古堅委員 次に、国土庁への質問をいたします。  新石垣空港予定地での無届け取引による国土利用計画法違反事件は、国土庁の指導もありまして去る五月三十日やっと沖縄県が告発に踏み切り、警察による捜査も始まっております。その同じ土地に一九八九年二月国内リゾート開発株式会社と株式会社綜...全文を見る
○古堅委員 その同じ土地が投機的な土地転がしの対象とされて、今度は別の会社が無届けの土地取引を行うに至って、国土法違反事件となっているのが今捜査の対象にされている事件です。このような不勧告通知書を出すような県の態度が何をもたらしたか、歴然たるものがございます。一九八七年六月に、十...全文を見る
○古堅委員 今度は、運輸省と開発庁、お答えいただきたいと思います。  このように土地転がしでべらぼうに引き上げられた地価で飛行場用地購入のための予算を計上するということになりますと、国も県も一緒になって土地転がしに手をかすということになってしまいます。そのような予算要求ができる...全文を見る
○古堅委員 運輸省にもう一度重ねてお伺いするのですが、今さっき金額も含めて、経過も含めて申し上げました。御理解いただいたと思っていますが、これはもうべらぼうなつり上げです、土地転がしですから。投機的な意味合いにおいて、そういうことをねらってやられたものです。それを前提にして引き上...全文を見る
○古堅委員 国土庁の方にもう一度お伺いします。国土利用計画法の第十一条、「土地取引の規制に関する措置」について定めた条項でありますが、  土地の投機的取引及び地価の高騰が国民生活に及ぼす弊害を除去し、かつ、適正かつ合理的な土地利用の確保を図るため、全国にわたり土地取引の規制に関...全文を見る
○古堅委員 私がお尋ねをしておるのは、一般的なあり方、その基準の周知徹底を図っていくなどとかというようなそういう一般的なものじゃなしに、今指摘いたしました不勧告通知、それだけつり上げられた事例について県が土地投機を容認するような形で推移している問題について調べた上で、これでいいの...全文を見る
○古堅委員 国土庁が適正な価格を維持するということでの基準、その指導をされるについての基本的な態度をお示しください。
○古堅委員 こういうあり方に照らして、先ほど申し上げた不勧告通知、沖縄県が具体的になした措置については調査はしてみられたのですか。
○古堅委員 先ほども申し上げたのですが、同じ飛行場の設置されようとしている地域です。白保と、カーラ缶の方にちょっとした地域の変更があっただけです。前に予定しておった白保の飛行場のための用地に、その前年に平米七百円、高いところでその程度、そのように買い取られた、その同じような、遠く...全文を見る
○古堅委員 時間がありませんがあえて申し上げますけれども、この不勧告通知の出された土地というのは、飛行場予定地として買い取られるという動きの中にあるものです。これは牧場とされた原野なのですよ。この原野が飛行場がつくられようとするという土地騰貴にあって、土地転がしの、土地取り上げの...全文を見る
06月20日第118回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○古堅委員 最初に、議題になっております協定について二問だけ質問させていただきます。  ジュート協定についてなんですが、商品協定としては大変重要なものだというふうに考えますし、このジュート協定には価格安定を目的とする経済条項がない、欠陥を持つものと言わざるを得ない、そういう一面...全文を見る
○古堅委員 大事なことですから、ぜひ重視して努力をなさってほしいというふうに思います。  先ほど上原議員から御質問がございましたが、私も昨日発表となりました沖縄米軍基地返還問題について若干質問させていただきます。  正直申し上げて、この問題についてはかなり長期にわたってマスコ...全文を見る
○古堅委員 見ますというと、移設条件つきのものが大変多うございます。いつまでに全体についてのめどづけが考えられているのか、その見通しを聞かしてください。
○古堅委員 第十五回、十六回日米安保協議委員会で合意したものがございます。それから十数年がたちましたが、いまだに実現されないもの、例えば那覇軍港などは、今回のリストにさえ載らなかった、そういう結果になりました。アメリカは必要だと言う、日本側はそれを容認する、それでは全く前進ではな...全文を見る
○古堅委員 今の御説明を受けてもわかりますように、これは言ってみれば、やはり後退ですよ。今度は中間報告というふうに言われておるのですが、いつをもって最終報告とする考えですか。
○古堅委員 全体についての最終報告のめども、ここで皆さん説明していただけない。先ほど聞いた今回発表されたものについて、いつごろをめどにするかということについても、できるだけ早くということしかおっしゃらない。せめて今回のものについて、年内でとか何らかの形でいつまでにやろう、そういう...全文を見る
○古堅委員 第十五回、十六回の日米の委員会で合意した、そしていまだに返還が実現されずに残ってきたもののうち、今回リストに挙がったのは何%ほどに当たりますか、面積の方で。
○古堅委員 今説明がありましたように、十数年かかって合意してきたものの、残されておったものとの関連でいえば、三分の一程度しか今度リストに挙がってこない。今度の発表というのが、そういうことだけをもってしても、いかに県民に失望を与える程度のものになったかということが申せます。それだけ...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○古堅委員 明日、六月二十三日は日米安保条約発効三十周年に当たります。一昨日二十日、ミッドウェー空母の重大事故が発生いたしました。その日から自衛隊との合同演習が始められるはずでありました。それも中止されたようですが、このミッドウェーは、だれからも核兵器を搭載している艦船であろう、...全文を見る
○古堅委員 事故発生直後にミッドウェーから特別事故処理部隊の出動要請があったと新聞でも報道しておりますが、そういう立場でそれらについての確認をするという作業もしていないのですか。
○古堅委員 これは米軍から確認を求めたのですか。
○古堅委員 横須賀から処理特殊部隊の派遣がされたということは調べてないわけですか。
○古堅委員 横須賀にそういう特殊部隊が存在しているということについては認めますか。
○古堅委員 あなたは六日の参議院予算委員会で核関連の事故が発生した場合に対処するための装備の有無について把握するため、そういう部隊が存在するということについては認めておるわけでしょう。
○古堅委員 ミッドウェーにも核事故処理能力はある、このように公にされている文書を通じてはっきりさせられている問題であります。それにかかわらず、米軍が今回の事故にかかわり、横須賀の方から部隊を要請するように求めたということになれば、その事故がいかに重大な内容をなす事故としての受けと...全文を見る
○古堅委員 重大な事故と思われるがゆえに、また地元の横須賀はもちろん全国的にも今回のミッドウェーの事故というのは改めて核兵器との関連において国民の懸念を多くかき立てる一因になりました。それですからあえてお聞きしておるのです。  今の部隊の派遣、そういう要請があったというかかわり...全文を見る
○古堅委員 米軍が調査すべきであることはこれは当然でしょう。日本政府が国民のこういう疑惑にかかわって、こういう重大事故にかかわる今、質問があるわけですから、日本政府がその問題にかかわって調査をされますかということを尋ねておるのです。
○古堅委員 先ほど来ずっと質問が繰り返されましたが、核兵器にかかわる問題は、ただ単に基地一般でも装備一般のものでもない、民族的な規模で、地球的な規模において人類がどうなるか、そういうことにもつながっています。ですから、悪魔の兵器、核兵器については、一発も残さずこの地球から一日も早...全文を見る
○古堅委員 国民を欺くためのあいまいもことしたそういう態度については、国民をだます立場から明らかにするというのに、問題を明らかにしようという立場からの日米間のそういう交渉については、三十年たった今日もなぜ明らかにできないのですか。それが明らかにされれば何か悪いのですか。直接交渉に...全文を見る
○古堅委員 そんなことが了解できますか。一方の当事国であるアメリカは解禁文書でもう既に明らかにしている。直接交渉に当たられたマッカーサー元駐日大使もそのことについて遠慮なく明らかにしておられる。なぜ日本だけが国民を欺く立場でそういうことをいつまでも隠し立てしようとするのですか。そ...全文を見る
○古堅委員 それじゃ、改めてお聞きしますが、日米交渉に基づいてマッカーサー元駐日大使が通告したという寄港などは事前協議の対象にならないというふうなことは、交渉の過程であって、あの日米安保条約の改定についての合意に達したときには、別の結論が合意に達した内容であったということですか。
○古堅委員 何を聞いても、最初から主人公である国民のための政治をどうするかということに立ってまじめに答えるつもりなどさらさらないわけですから、時間の浪費になってしまいます。時間が切れてしまいました。  しかし、安保三十年がたった今日において、なお、この安保条約を一方では称賛しな...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 本会議 第30号
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○古堅実吉君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました野党四会派提出の消費税を廃止する法律案等廃止関連三法案に賛成し、同税制再改革基本法案及び政府提出の消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案、いわゆる見直し法案に反対の討論を行います。(拍手)  消費税は、...全文を見る
10月18日第119回国会 衆議院 本会議 第4号
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○古堅実吉君 日本共産党を代表して、国連平和協力法案について質疑を行います。  イラクのフセイン政権のクウェートに対する侵攻と併合は、民族自決の権利と平和の諸原則を踏みにじった侵略行為であり、断じて許すことのできないものであります。国連が、イラクの侵略を直ちに糾弾するとともに、...全文を見る
12月18日第120回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○古堅委員 最初に、万国郵便条約についてお尋ねします。  現行の郵便条約は、通常郵便物の普通料金について基本料金の上限、下限を定めています。しかし、今回の条約でそれが撤廃されます。ということは、料金値上げについて条約上は何の制限もないということになりました。  そこでお伺いし...全文を見る
○古堅委員 若干の関連質疑を行いたいと思います。  先ほど我が国から配達されない地域として、リベリア、クウェートがあるということに見られるように、万国郵便条約等に基づく各国間の協力関係も世界の平和が保たれてこそ期待ができるものだというふうに考えます。  ところで、来年一月十五...全文を見る
○古堅委員 幾つかの国々の航空機や船舶等をチャーターして支払いがなされておるということでありますが、米軍以外の他の国の軍隊向けの輸送もありましたか。
○古堅委員 次に、日本政府による輸送協力について二、三お尋ねします。  これまでに日本政府が航空機をチャーターして輸送を実施した便数は幾らか。また年度内、来年三月までの輸送計画としては何便ほど考えられているか。さらに船舶輸送についても伺いますが、これまでに平戸丸、「きいすぷれん...全文を見る
○古堅委員 今説明がありました日本政府の輸送協力は、米軍以外のものもありますか。ありましたら具体的な国名を明らかにしてください。
○古堅委員 既に時間がなくなろうとしています。  最後に、今度は大臣にお答えいただきたいというふうに思いますが、来年一月十五日以降は、国連安保理決議六七八を受けて多国籍軍からの武力行使が行われる危険性が大変強まりました。しかも、万一戦争になれば核兵器や大量の毒ガスまでが使われる...全文を見る
○古堅委員 もう時間はありませんけれども、先ほど質問いたしました日本国憲法との関係で、万一戦に突入した場合でも今のようなことを続けられるというお考えもあるのかという質問がございます。その部分については答えていませんのでお答えください。
○古堅委員 最後に一点。
○古堅委員 時間が終わりました。大臣は私の質問に答えようとされません。大事なことにかかわらずそういう態度をあいまいにされるということ自体が今日許されないことなんだ、絶対に納得できないことを厳しく指摘して、終わらせていただきます。