古堅実吉

ふるげんさねよし



当選回数回

古堅実吉の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○古堅分科員 最初に、国際情勢と関連した日米安保条約、米軍基地問題について伺います。  ソ連が崩壊し、その脅威云々の口実が使えなくなった中で、政府は、冷戦後と申しても国際社会は不安定要因を包含しておりとして、日米安保条約の堅持、基地強化を強調しています。国際社会の不安定要因を理...全文を見る
○古堅分科員 まともにお答えいただけませんが、防衛白書で一九八四年と一九九二年の極東ソ連軍を対比してみると、地上軍は四十一個師団三十七万人から三十六個師団三十二万人へ、海上兵力では、水上艦艇九十隻から七十隻へ、潜水艦百四十隻から九十隻へ、航空戦力では二千二百機から千八百六十機へと...全文を見る
○古堅分科員 政府が発表している数字さえもう否定する、これは言語道断の話です  沖縄米軍基地の再編強化も露骨なものがありますよ。嘉手納基地には、在比米軍基地所属だった第三五三特殊作戦航空団、第六〇三軍事空輸支援群が一時的移駐と称していまだに居座っています。嘉手納基地では基地渉外...全文を見る
○古堅分科員 一路強化の方向が正しいとかそうなくちゃいかぬと、さすがにそういう方向での主張まではできないようです。  沖縄の米海兵隊の再編強化も、御存じのとおり大変なものですよ。在沖米海兵隊は、昨年九月、第三海兵遠征軍のもとに第三六海兵遠征隊の常駐司令部を創設しました。ベローウ...全文を見る
○古堅分科員 単なる数の異動だけでは言えない、それが今の再編強化の内容なんです。  進む再編強化の中で、沖縄では何が起きているか。米軍の強化によって沖縄の演習は激化し、県民の生命と安全が一層脅かされ、自然が破壊され続けています。キャンプ・ハンセンの県道百四号越え実弾演習は、昨年...全文を見る
○古堅分科員 一体どこが日本に攻めてくるから、万一の場合に訓練を米軍にもやってもらわなくちゃいかぬなどと考えておるのですか。とんでもない話です。そういう口実のもとであのような小さい沖縄で演習をあのように激化させて犠牲だけは強いる、それを我慢しろと言うのですか。許せません。  次...全文を見る
○古堅分科員 施設庁がお見えだと思いますが、いろいろな現地の調査をしたりアメリカとの協議に入ったりなどという過程があると思うのですね。それの段取りも含めて、手短に、どのように考えてどう進めようとしているというところあたりを聞かせてください。
○古堅分科員 もう少し先の方を聞きたいのです。現地の施設局としては、もう既にどういうところだということは十分手の内にわかっているところですよ。その調査が何も困難をきわめるなどというようなことでもない、どのくらいかかって、どのようにアメリカとの折衝にいつごろ入れる、そこらあたりどう...全文を見る
○古堅分科員 返還要請されている土地のほとんどが既に県と軍との関係において共用状態にあるとか、県民の生活に深くかかわって不可欠の状態下に置かれているところがほとんどだと聞いています。それだけに、政府がその態度をもって進めれば、その可能性は大きいというふうにも考えるのですが、どうで...全文を見る
○古堅分科員 ぜひそういう面で努力をしてほしいと強く要望を申し上げておきます。  次に、普天間基地の一部返還の要請がございます。去る二月二十三日、宜野湾市の桃原市長が沖縄開発庁、防衛施設庁に対して、普天間第二小学校の運動用地礁保のため、隣接する普天間飛行場の一部を返還してほしい...全文を見る
○古堅分科員 大変結構な前向きの姿勢だというふうに考えますし、次の世代を担う子供たちの教育の問題を抱えて、この第二普天間小学校の問題は、本当に長年にわたる解決しなくてはいかぬ課題の一つですから、ぜひ外務省としても、防衛庁の方としても、連携を取り合って早目に実現させてほしいと強く要...全文を見る
○古堅分科員 このようにすぐ難しいなどというようにして片づけずに、よく沖縄市の言い分も聞き、沖縄市周辺のそのことに伴う、もたらされた交通渋滞その他、いかに市民からの切実な要望となっているか、そういうことなども勘案の上、米軍とも折衝するなど、そういうような努力の方向、それをもってい...全文を見る
03月06日第126回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○古堅委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の予算三案に反対し、我が党提出の予算編成替えを求める動議に賛成の討論を行います。  政府提出の予算三案に反対する理由の第一は、政府案が、深刻な不況の影響を最も多く受けている中小企業・業者と国民の暮らしと営業を守る根本的対策とはなっ...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○古堅委員 長官への最初の質問ですから、基本問題について最初に伺わせていただきます。三次振計の推進の立場から、沖縄農業の基幹作物であるサトウキビの振興策についてが最初です。  沖縄における戦後のサトウキビの生産量は一九六四年が最高で二百四十三万トンでした。二次振計では一九九一年...全文を見る
○古堅委員 今お答えにもありました品質取引の問題ですが、政府は一九八九年十月に、九四年産から品質取引を実施する、そのように決定して、沖縄県サトウキビ品質取引推進協議会も設置し対策を進めてこられました。しかし、現地のサトウキビ農家は、品質取引で農家の経営が一層窮地に追い込まれるので...全文を見る
○古堅委員 品質取引の時期が迫るにつれてキビ作農家からは、糖度の基準がどこに置かれるのだろうか、サンプリングはどうなるのだろうかなどなどいろいろな疑惑が出てまいっています。農家経営に重大な影響が考えられるこの問題について、品質取引実施の条件整備も十分なされないままに、実施だけが先...全文を見る
○古堅委員 沖縄にある者からとりますと、サトウキビ、このまま推移すればつぶされるのではないか、本当にそういうふうな危機意識がありますよ。それで、長官にもう一度基本的な点でお尋ねしたいと思います。  サトウキビ農家の手取り価格はこの十年余、毎年据え置きか引き下げ、そういう措置がと...全文を見る
○古堅委員 今ありましたように、北海道のてん菜糖、それはいろいろと対策をとってそれなりの手は打ってこられたのだろうというふうに思いますが、北海道にあってはてん菜にかかわる国立の試験場とのかかわりというものがございます。沖縄のサトウキビ農業についても、先ほどこの施策についていろいろ...全文を見る
○古堅委員 質問をしたのは、農業試験場に任せておくようなそういうふうな体制ではなしに、それも抜本的に見直しして、北海道でやっているような、国の研究機関が直接サトウキビなどもタッチできるような、いろいろな組み合わせがあるかと思うのですが、結論的にそういう方向に検討が求められているも...全文を見る
○古堅委員 時間が迫っていますので大急ぎでお尋ねしたいのですが、沖縄の本部町でP3Cの送信所の建設が強行されようとしています。  地元の人々の長年にわたる反対を押し切ってああいう形で建築確認申請書を提出した、そして強行の構えを示している。なぜそのように急がなくちゃいけない、そう...全文を見る
○古堅委員 今回の建築確認申請を提出した施設は、当初の送信所建設予定地の三%にも満たない小さなところです。今回の施設は当初計画を変更した上でのことなのか、それとも当初計画はそのまま今後も所要の手続はとっていくという考えなのか、明らかにしてください。
○古堅委員 時間が参りまして予定しておった質問ができなくなってしまいましたが、冷戦後の今日、新たにP3Cの送信所を建設するなどと言って、基地強化のために住民の要求をあのように踏みにじって強行するなどということは言語道断の時代錯誤も甚だしい、そういう方向だと思うのです。断じてそうい...全文を見る
04月09日第126回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○古堅委員 最初に、カンボジア問題について伺います。  今回の日本人殺害事件は、もともと停戦合意が形だけで、ゲリラ的戦闘が激化し、特にポル・ポト派が選挙を妨害するためUNTAC要員を殺害するなど、一層軍事行動を強めてきていただけに、いわば起こるべくして起きた事件だ、このように言...全文を見る
○古堅委員 この事件は、一月以来の戦闘の激化があった、さらにUNTAC自体がねらわれてきたというこの間の経過から見ても、起こるべくして起きた事件ということになるではありませんか。そこらあたりの見解はどうなんですか。
○古堅委員 言われるように危惧されるような事態が発生し、それが激化するという中で今回の事件が起こったのです。既に一カ月前から、例えばコンポントム州ストーン地区には六部隊千八百名が集結し始めているという情報もありました。こうした中での今回の重大事態の発生です。これは自衛隊も含めて八...全文を見る
○古堅委員 ポル・ポト派のPKO活動に対する襲撃、妨害活動は現局面における彼らの戦略なんですね。したがって、今以上にエスカレートするのは必至だと見なければなりません。それでも安全だ、危険はないのだと言い張るおつもりですか。
○古堅委員 事態は、我々が指摘してきたように、停戦違反を立証する、こういう事態が一層強まりつつあります。軍事的危険もますます強まりつつあります。PKO参加の自衛隊部隊への襲撃もいつあってもおかしくない、こういう状況、事態はそういうものではありませんか。そういうことがないと言い切る...全文を見る
○古堅委員 PKO参加の自衛隊への襲撃もおかしくはない状況だ、そういうことがないとは言い切れない、危険が進んでいるというふうにしか言えない、問題はここにあります。自衛隊の駐留を続けるために、先ほど来の、午前からのいろいろな言い分を聞いておりますというと、苦し紛れに五原則違反ではな...全文を見る
○古堅委員 責任あるような答弁というものは何一つ言えないんですよね。責任をとるとも言えないし、そういうふうな心配のないようなことですということも言えませんし、責任を持ってこういう犠牲者が出ないようなことにしますということも言えない。  午前中の答弁の中で、このようにちょっと聞い...全文を見る
○古堅委員 今回の事件とカンボジアの現況から言えることは、政府がこれまでの態度に固執するのではなしに、カンボジアに対する対応を抜本的に検討し、自衛隊の撤退に踏み切ること、ここにあると思います。そのことを強く要求するものですが、大臣、お答えください。
○古堅委員 次は、我が国の政治の中でも沖縄問題ということで外務省とも深いかかわりのある問題ですので、沖縄問題についての基本姿勢について大臣に伺わしていただきます。  戦後半世紀になろうとしています。沖縄は戦後も苦難の歴史でした。解決されなければならない戦後処理問題もまだ数多く残...全文を見る
○古堅委員 今、基地がこのような形で続く限りは戦後は終わったとは思わぬ、終わるのではないという言い分については、大臣も理解された御答弁があった。しかし、安保のもとでその存続をずっと考えられるような意見も述べておられる。だからといって、一方的に沖縄に犠牲を押しつけていい、沖縄の戦後...全文を見る
○古堅委員 基本的なものに突っ込めば突っ込むほど日米安保条約ということにもなってきますので、きょうはここでの論議をこれ以上しようとは思いませんが、次に具体的な問題についてちょっとお尋ねしたいと思います。  軍用地の返還については、沖縄県が政府に対して県有地の具体例を示して要請し...全文を見る
○古堅委員 大臣、就任されて間もないことではありますけれども、そういう意味で先ほど私は余り細かい、具体的な言い方はしませんでした。しかし、県有地の返還問題などという、あるいは関係市町村などからも出ている、要は、軍用地の返還問題を何とか促進しないのでは、沖縄の振興開発にも最大の要因...全文を見る
○古堅委員 どっちかといえば今までが非常に消極的に過ぎるというふうな感を強く持ってきただけに、ぜひ御努力を願いたい、このように思います。  次に、これもちょっと具体的な問題ですが、今度は演習にかかわる問題をお聞きします。  キャンプ・ハンセンにおける県道封鎖実弾演習の激化は、...全文を見る
○古堅委員 時間もありませんので、大臣、ぜひお答えください。  一般的に演習をやめろと言うわけにはいきませんというふうに終わりますと、おまえたちそのまま我慢しろということになると聞こえます。そういうわけにはいきますまい。米側も、今まであれだけの抗議、やめろという声があってもうん...全文を見る
○古堅委員 終わります。
04月16日第126回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○古堅委員 国際移住機関憲章について、時間もございませんので、ずばり伺わせていただきます。  この憲章の第一条第一項(b)ですが、難民、避難民の組織的な輸送に関することが規定されています。これは役務提供、人的貢献について含んでいるというふうに理解してよろしいですか。
○古堅委員 済みません。ちょっと聞き漏らしました。
○古堅委員 これまで批准された、各国がやってきた役務提供、特に軍事要員の役務提供がどうであったのか、その実績などについてお聞かせください。
○古堅委員 これは具体的にどの国がということも、その資料がございますか。ありましたら説明してください。
○古堅委員 PKO法は、国際機関の要請があれば人道的な国際救援活動に自衛隊を派遣するようにしています。自衛隊を派遣しやすくするためにこの国際移住機関憲章を提起するということがあってはならぬのじゃないかというふうに考えます跡、そこらあたり、どうですか。
○古堅委員 PKO法に基づく国際的、人道的な国際救援という名のもとに派遣することを目的として批准するものではないということがわかりましたから、PKOとの関係ではいろいろと意見もあるところですから、それについて、この問題がそういうところに走ることがないように厳しく指摘をしておきたい...全文を見る
○古堅委員 発展途上国における飢餓、栄養不足人口及び求められている必要食糧の量、それについて数字的に説明してください。
○古堅委員 必要食糧量に対して、日本の外務省ODA白書に基づく数字でいいますというと約四十万トン、これはその必要量に対して〇・六%に相当するものにすぎません。余りにも少ない。一%にも満たないのがこの白書に基づく数字となっております。  日本、アメリカ、ドイツのODAに占める食糧...全文を見る
○古堅委員 いろいろな面で必要な援助を我が国が積極的に展開するということは大事なことです。しかし、今の世界情勢で、発展途上国における危機、飢餓、栄養不良、栄養失調、それに伴う死者、そういうものが余りにも残酷と言っていいほどの状況が続いておるときだけに、ただ、いろいろなところをやっ...全文を見る
○古堅委員 もう時間が過ぎましたが、今の次官の御説明にかかわらず、これはもっと真剣に検討してほしいと思うんだ。  現実にこういう飢餓、栄養失調などでどんどん、一日平均三万五千人の子供たちが死んでいるというふうな状況のもとで、いや、物を与えるなとか言うよりはつくり方を教えるような...全文を見る
○古堅委員 最初に、沖縄・金武町で起きた米兵による日本人殺害事件についてお尋ねします。先ほど上原議員から質問がございましたし、それなりの御答弁もございました。そのことを前提にして重ねて聞かせていただきたい。  四月十一日午前四時ごろ、沖縄・金武町において、同町に住む大工、与古田...全文を見る
○古堅委員 大臣、大臣にお尋ねしておるのです。基地提供している政府として、もう復帰後既に五件にも及ぶ殺人事件がある、そういうことにかかわって政府の政治的な責任というのはそれなりの重さを持って受けとめなくてはいかぬ、そういう立場で大臣としてはあられるかどうか、そのことをお聞きしてお...全文を見る
○古堅委員 物の言いようもあれば聞きようもありますよ。人の命が、地球よりも重いと言われるこの命が残虐な行為によって殺されたということにかかわって、基地の提供者としてどうなんだということを聞いておるのですよ。あなた方にはそれへの怒りが少しもないのですか。沖縄の地元新聞の社説は、冷戦...全文を見る
○古堅委員 政府はこの事件についてどのような対処をするか、進めるか、そういうことについても問われる問題です。  一つには、米軍に対して厳重に抗議の申し入れをすべきです。それをするつもりがありますか。二つには、証人の身柄を速やかに日本側に引き渡すよう強く申し入れをすべきです。それ...全文を見る
○古堅委員 説明の途中ですが、そういう詳しい説明は要りませんから。
○古堅委員 委員長、大臣から答弁させてください。
○古堅委員 抗議の申し入れもできないですか。大臣、もう一度お聞かせください。
○古堅委員 時間がないので、それ以上繰り返しません。今申し上げた趣旨に基づいて、本当に外務省が日本国民を代表する立場があると考えるのであれば、殺された人々、遺族、その立場に立って怒りを込めた対処を誠実に展開するよう強く指摘すると同時に要求しておきます。  次に、カンボジア問題で...全文を見る
○古堅委員 まあ、この期に及んでパリ和平協定の基本的枠組み云々と言って、質問にもまともに答えられない、これはもう話にならぬですね。こういう論議を聞いている国民は、あのPKO協力法、それに賛成したそういう立場の人を含めて、国民が一人として納得できるような答弁じゃないのじゃないですか...全文を見る
○古堅委員 UNTACがこれら要員についての安全を確保できるということを示せる何か根拠でもあるのですか。説明してください。ないのですか、あるのですか。
○古堅委員 先ほどもありましたが、ポル・ポト派はプノンペン市内に置いていた事務所を引き払い、キュー・サムファン議長も既に引き揚げる事態となりました。これまで政府は繰り返し、ポル・ポト派もSNCに参加しておるのでパリ和平協定の基本的枠組みが維持されているのだ、その基本はそこにあるの...全文を見る
○古堅委員 パリ和平協定の議長国であったフランスの外務省スポークスマンが、今のポル・ポト派の事務所引き揚げに関して、ポル・ポト派の撤収は、和平プロセスから撤退し、総選挙をボイコットするとの同派の意思を確認するものだ、このように対外的に表明しています。そういうことに見られるように、...全文を見る
○古堅委員 ポル・ポト派の代表がそういうことを言うからということを唯一の手がかりにそのように説明するなどということは、もう物笑いにしかならないのですよ。パリ和平協定を守ると言いながら、合意した停戦にも反してあのような残虐きわまりないことをカンボジア全域で描く。そして武器の解除にも...全文を見る
○古堅委員 時間ですから終わります。  自衛隊の海外派兵というのは、もちろんのことながら憲法に反して許されるものではなかった。しかし、多数をもってつくったPKO法、その内容となった五原則、それに照らしても派遣できなかったし、派遣した後に起きた現在進行しつつあるこの事態というのは...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○古堅委員 私は、去る三月五日の予算分科会で、在日米軍基地が冷戦後の現在もアメリカの新世界戦略に基づいて再編強化されている、その問題をとらえて指摘をいたしました。この在日米軍が米軍の新世界戦略の立場からどう位置づけられているか、その問題についてきょうは伺いたいと思います。  米...全文を見る
○古堅委員 この国防省の報告書の中で、日米安保条約の根幹にかかわる記述がございます。  第九章は「危機対処」という項目になっておりますけれども、そこで「国家安全保障の第三の基盤は危機対処であり、これは米国の戦略の重要な要素である。」とした上で、朝鮮半島と南西アジアの二つのシナリ...全文を見る
○古堅委員 あなたの解釈はそれなりにあなたの立場でいいですよ。今の質問に答えてください。
○古堅委員 さすがに否定はしてないんだが、私の質問にまともに答えるつもりもまたなさそうであります。  こういう問題が出てきた場合に、従来アメリカがその地域や部隊について呼んでいることに照らして、それがシナリオであったにしても言おうとしているものは何を指すのかということぐらいは日...全文を見る
○古堅委員 日米安保条約は、決戦戦力を在日米軍基地から送ることができるような、そういう仕組みになっておるのですか。南西アジア、いわゆるペルシャ湾地域のことでしょう。
○古堅委員 どういう意味で日米安保条約にも反しない、そんなことを言おうとするのですか。安保条約に基づくところの米軍基地の使用目的というのは限定されておるでしょう。世界じゅうどこにでもアメリカの直接の軍事行動ができるようになっておるのですか。
○古堅委員 重ねて聞きますけれども、戦闘地域に直接在日米軍基地を使って米軍機や米軍隊などが出撃できるというふうなことを今おっしゃっておるのですか。
○古堅委員 このシナリオには、南西アジア地域において危機状態が起こった場合に、決戦戦力として在日米軍をこのような形で派遣しますという趣旨のことを書いております。これも単なる移動だなどという形で許されるということですか。
○古堅委員 いいかげんなことをおっしゃらないでください。その報告書は何も空想的な描写をしたなどとかいうふうなものではありません。こう書いてあります。  シナリオは部隊と計画の評価に役立つ道具だ、「シナリオはまた、現有の兵站補給組織、作戦地域までの距離、Dデー(戦闘開始日)に投入...全文を見る
○古堅委員 あなたは、在日米軍基地と私が表現したら、そういうことはどこにも書いてない、そういうことを言い返しておるのだが、それではもう一度聞くよ。「西太平洋における一個空母戦闘群」これは何を指すか。「西太平洋における一個海兵機動展開部隊」何を指すと思うのですか。在日米軍基地以外に...全文を見る
○古堅委員 あなたは、否定するものを持っていないというような形で間接的に認めているようであるけれども、またそうでもないような気がするので、念を押してお尋ねしますけれども、「西太平洋における一個空母戦闘群」「西太平洋における一個海兵機動展開部隊」というものに該当するものを、在日米軍...全文を見る
○古堅委員 もう一度念を押してお尋ねしますよ。  南西アジア地域で危機状態が起きた、この決戦戦力として先ほど申し上げたような戦力部隊を投入するということが、在日米軍基地との関係において許されるか。単なる移動というふうな形でそういうことが許される、そんなでたらめなことをおっしゃら...全文を見る
○古堅委員 大臣から直接御答弁願いたいと思います。  今論議しているものは、アメリカの軍関係の最高の責任ある人たちがいろいろと協議してつくられた文書を、国防長官の名において議会に報告された正式の文書です。だれかがいいかげんな小説を書いて発行しているなどというものとは意味が違いま...全文を見る
○古堅委員 時間が参りましたので、この論議はまた後日続けさせていただきます。今の御答弁は断じて容認することはできません。
04月21日第126回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○古堅委員 最初に、イスラエルとの租税条約に関連して質問いたします。  イスラエル政府は、占領問題でも、また占領地からのパレスチナ人追放問題でも国際法違反を続けていますが、この租税条約を締結するについて何らの支障もなかったかどうか。基本点についてお尋ねします。
○古堅委員 パレスチナ人の追放問題ですけれども、政府はイスラエルのこの非人道的行為に対してどのような措置をとってこられたか、パレスチナ人の自決権を守るために日本政府としてどういう外交をやってこられたのか、その点についてお聞かせください。
○古堅委員 先ほども質問にありましたが、確認の意味で念を押してお尋ねしますけれども、国連安保理決議の一九六七年の二四二及び一九七三年の三三八がございます。日本政府は、ゴラン高原、ヨルダン川西岸、ガザ地区、この三つともイスラエル政府は返還すべきだという見解は明確ですか。
○古堅委員 念を押して聞きますけれども、ゴラン高原、ヨルダン川西岸、ガザ地区、この三点について今の御答弁で含まれているというふうなことですか。
○古堅委員 先ほど指摘しましたパレスチナ人追放問題にかかわる非人道的な問題、それから占領地について国連決議をも無視してじゅうりんの姿勢が続いているというイスラエルの態度、そういうものは許されてはならないだけに、経済問題優先などとかいうふうな立場で、我が国外交上、そういう大事なもの...全文を見る
○古堅委員 たしか四件、四百万ドルがあったんじゃないですか。
○古堅委員 私が調べてきたところでは、四件、四百万ドルございます。それがあったとしても大変低調だったことを物語るものであります。なぜそういうことになったのか、その一例を引用してみたいと思うのです。  一九七〇年代の石川島播磨重工業の進出問題です。  石川島はペンディク造船所建...全文を見る
○古堅委員 今おっしゃるようなことにかかわる面があったかもしれませんが、ずばり言って、そういうところからの問題じゃないのですよね。  前駐日トルコ大使のウムット・アルク氏が「トルコと日本」という本を出しています。今ここに持ってきておりますけれども、それを読みました。  当時の...全文を見る
○古堅委員 このフリー・トレード・ゾーンに進出した企業は、十年間は法人税を払わないでよいということになっています。しかも、ここで働く労働者はストライキをすることも禁止されているのであります。日本独占資本の進出は、トルコの主権の制限、労働者への抑圧とともに進んだのであります。  ...全文を見る
○古堅委員 このように、急速に件数もふえ、投資の資本もふえてまいりました。  金丸氏の役割を示す好例をもう一つ言っておきますと、第二ボスポラス大橋の開通式の問題がございます。この開通式の日程は日本の国会の日程との関連で決まったとされますけれども、御存じですか。
○古堅委員 御存じなければ申し上げておきましょう。  これも先ほど引用しました前駐日トルコ大使が本で書いています。「卓越した政治家であり、また日本トルコ友好議員連盟会長をつとめる金丸信元副総理」の出席を保証するためというのであります。トルコヘの企業進出やODA供与をめぐっては何...全文を見る
○古堅委員 私は、日本共産党を代表して、日本とトルコ及びイスラエルとの間の租税条約に反対の討論を行います。  この租税条約は、両国の租税制度の違いによって生まれる混乱を回避するため、協定で定義等を明確にすることにより、大企業に対し、国内法で定められた優遇税制の実施を確実に保障す...全文を見る
04月23日第126回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○古堅委員 この四月二十五日、沖縄県で実施される全国植樹祭に出席のため、本日、戦前戦後を通じて天皇が初めてのものとして沖縄を訪問します。  沖縄は、あの十五年にわたる侵略戦争の結末として、沖縄戦の戦場とされ、悲惨きわまりない事態となっただけではなしに、戦後二十七年にも及んでアメ...全文を見る
○古堅委員 外務大臣、これだけ大きな国際問題ともなりつつある中で、かつての田中総理並みのことを今こういうところでもおっしゃる。  改めて念を押してお聞きしますけれども、大臣は、日本のアジア諸国に対する十五年戦争は侵略戦争であったと認識することは、今日に至ってもできていないという...全文を見る
○古堅委員 侵略戦争であったということさえも明確に言えないという問題は、極めて重大な問題ですね。これは許される問題じゃないのですよ。世界各国で、あなたや日本政府の立場を除いて、あの十五年にわたるアジア諸国への戦争が侵略戦争ではなかった、このような認識に立っているところがありますか...全文を見る
○古堅委員 侵略的事実ではあった、しかし侵略戦争、このようには言えないということは、侵略的事実はあったのだが、あの十五年にわたるところの侵略戦争にも正義の主張ができるような部分があったとでもお考えですか。
○古堅委員 まあ驚いた解釈ですよ。あの十五年にわたる侵略戦争を解釈の問題などと言って、まだ国連でもそういう解釈に立って侵略戦争と言い切るようなものであったかどうかということを明確にさせられないでいるかのごとく言おうとするのは、言語道断の話です。  外務大臣、お尋ねしますけれども...全文を見る
○古堅委員 大臣、どういう御見解ですか。
○古堅委員 イラクのフセイン政権のクウェートへの侵略行為なるものは、クウェート一国を対象にしたものでした。  ところで、あの十五年にわたる、今の中国の東北部、旧満州と言っておった、そこを初めとしてアジア諸国に広げたあの戦争、イラクのあの侵略戦争、侵略行為、それとは比較にならない...全文を見る
○古堅委員 あれだけの歴史上未曾有の許しがたいことを起こして、その責任にかかわる問題、国際的な意味合いにおいては、侵略戦争であったという以外の評価を受けるものがないこの期に及んで、あくまでもああいうあいまいな態度をとるというところにこそ、慰安婦問題などを含め国際問題でも日本の態度...全文を見る
○古堅委員 政府の公式な態度であれば、一層まことにもって許すことのできない言語道断の国際世論への挑戦だというふうに思いますね。  旧ソ連ないしロシアの原潜の原子炉や核廃棄物の海洋投棄というのは、一九八〇年に日本も批准した廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約、い...全文を見る
○古堅委員 この廃棄物投棄防止条約、それに基づいて機関への通告、そういうものがなされていますか。
○古堅委員 それなれば、この投棄防止条約にも明確に反しているというふうに言えるのではないですか。この条約の条項に照らしてもそうなるのではないのですか。
○古堅委員 条約には、そのように許される範囲のものであるにしても、機関への通告というそのかかわりがちゃんとされていますよ。それがないというのであれば、そういう限りにおいてにしろ、条約違反であるということはもう明確です。その隠し立てもしてきたということをロシア自身も表明しているわけ...全文を見る
○古堅委員 ちょっとはっきりしなかったのですが、ロンドン条約に違反した事実があったとは認めたのですか。
○古堅委員 このやりとりなどで明らかなように、国際条約にも反し、国際世論にも挑戦するような、こういう態度などというものは言語道断な話ですが、ロシアとても胸を張ってそういうことがずっと主張し切れる、何ら問題にされないことだなどというふうな立場には立っていないように思います。世界で唯...全文を見る
○古堅委員 この投棄防止条約の第十四条三項(a)によりますというと、少なくとも二年に一回締約国協議会議を開かなくてはいかぬようになっていますよね。それの一番近い会議はいつごろ予定され、そしてその会議との関係で日本が何かとり得る、そういうことについての検討などもあるのかどうか。
○古堅委員 時間が来ましたから、終わりますが、G7その他あらゆる機会をとらえて、この問題について二国間でもやらなければいかぬし、幾つかの国々との関係でも重視して取り上げていかなければいかぬことは言うまでもありません。  今ありましたように、ロンドン条約の関係協議機関にあっても正...全文を見る
04月27日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○古堅委員 大臣、先ほど所信を聞かせていただきました。私はきょうはその所信に対する質問をするつもりはありませんが、しかし一言、どうしても言っておかざるを得ない気持ちになっています。先ほど来千島・ロシア問題についてはいろいろと指摘されながらも、先ほどの所信を見ますと、戦後四十七年が...全文を見る
○古堅委員 局長は沖縄にも赴任されて、沖縄文化にも大変造詣が深い、このように私も敬意を表していますが、今の結論部分、局長にとってもそのとおりだというふうに受けとめていただけるような問題指摘と必要な対策の基本が述べられていると私も考えます。この調査の結論は昨年決定された三次振計に反...全文を見る
○古堅委員 そのような調査をされ、三次振計のしかるべきところにも反映され、位置づけられたということになりますと、総合事務局を中心にして出されたこの報告書なるものは大変重要な意味を持たされているようにも思います。  それで、この方針の実際の推進は文化庁の方が担当されると伺っており...全文を見る
○古堅委員 今、局長は余り突っ込んだことをおっしゃいませんでしたが、報告書の発表は一昨年の三月なんですね。三次振計は昨年から開始されておりまして、その三次振計の推進に直接責任を持たれる開発庁としては、参考のための報告書だったにしても、みずから出して問題の所在を明らかにし、解決の方...全文を見る
○古堅委員 今度は文化庁の方に伺いたいと思います。  三次振計の「文化財の保護及び学術・文化の振興」の中で、「流出文化財の調査収集を推進しこということについての記述がございます。先ほど局長からもございましたが、その部分にかかわって担当の文化庁としてどのような対策をこれまでとって...全文を見る
○古堅委員 今の御説明は、特に沖縄にかかわって、三次振計のその記述の項にかかわっておっしゃったということではなく、全国一般のことをおっしゃっておるのですか。私が聞いていますのは、先ほど来の質疑をお聞きのことですからくどくど申し上げるまでもないと思うのですが、そういうふうにして絞っ...全文を見る
○古堅委員 くどいようですが、重ねてもう一度聞かせてください。この三次振計の、特に流出文化財の状況について調査をする、収集をするなどというくだりがございます。この三次振計は何も沖縄県が独自に県だけでどうこうなどというふうなものではございません。これは閣議決定に基づいて特別に沖縄と...全文を見る
○古堅委員 言わんとするところは御存じだと思いますから、時間もありませんしこれ以上申し上げませんが、いろいろなかかわりのあるところについてはぜひ開発庁とも相提携しながら努力をしてほしいと強く要望を申し上げておきたいと思います。  報告書によりますと、ドイツのクライナー・ヨーゼフ...全文を見る
○古堅委員 時間が参りましたからまとめを言わせていただきます。  昨年二月、上野公園の東京国立博物館で開催された復帰二十周年記念特別展、「海上の道」と題するものでありましたが、その内容は沖縄の歴史と文化そのものでありました。私はその特別展を見る機会に恵まれまして、本当に文字どお...全文を見る
○古堅委員 終わります。
04月27日第126回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○古堅委員 生物の多様性に関する条約に関して伺います。  生物の生息環境の破壊や悪化、乱獲、外来種の侵入など、人間の活動に伴うさまざまな要因により生物の絶滅のスピードはますます加速され、毎年一千種内外の絶滅が進行していると言われています。本条約は、生物の多様性の保全、種の絶滅を...全文を見る
○古堅委員 その十二種というものと、これから検討しようとしているものについて若干挙げられるものがあれば御説明いただきたい。
○古堅委員 次に、外来種の侵入に伴う自然生態系への影響について伺います。  島嶼県である沖縄は、人的影響、外的影響を非常に受けやすく、既に幾つかの事例がございます。例えば、メジロ、アライグヌジャンボタニシ、マングースなどです。  昨年十一月、行政監察局から野生生物の保護等に関...全文を見る
○古堅委員 次は、沖縄の自然の特徴の一つであるサンゴ礁の生態系保護について伺いたいと思います。  沖縄には全国のサンゴ礁の九一%、約七万九千ヘクタールと言われておりますが、それがございます。そのサンゴ礁の保護は沖縄の自然保護活動で特に重要な課題の一つであります。しかし、日本の法...全文を見る
○古堅委員 このサンゴ礁の問題は,沖縄のかけがえのない保存さるべき自然ですけれども、対症療法的ないろいろな対処の仕方もあろうかと思いますけれども、より高い立場からこの問題についての施策の検討が必要になっておるのじゃないかという気もしたので、先ほど質問申し上げたわけです。そういうこ...全文を見る
○古堅委員 今伺ってこういうことかなと思って再度質問させていただきますが、白保などあるいは沖縄本島の北部、動植物などの貴重な、そこにしか残されていない保存さるべき種が幾多ございます。そういう面で一地域をというふうな問題の考えようもあろうけれども、沖縄全体としてどうなのかということ...全文を見る
○古堅委員 もう時間がなくなりましたから、簡単に最後に一言だけ。  いずれにしても、世界遺産条約との関係で、沖縄を含む南西諸島の貴重な動植物について登録の方向を含めて環境庁としては検討の対象にされているということなんだなと受けとめてよろしいですか。
○古堅委員 終わります。
04月28日第126回国会 衆議院 本会議 第24号
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○古堅実吉君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました「モザンビーク国際平和協力業務実施計画」等について質問いたします。  今やカンボジア問題は、我が国のみならず、国際的にも極めて重大問題となっています。国連ボランティアとして派遣された中田厚仁さん射殺事件は、全国民...全文を見る
05月11日第126回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○古堅委員 きょうから始まりましたこの大事な条約の審議に当たって、これから何回か質問をする機会はあると思いますが、最初に基本的な面からお尋ねしていきたいと思います。  大臣、ユニセフの駐日代表事務所がこういうパンフレットを出しました。「児童の権利に関する条約」、御存じだと思いま...全文を見る
○古堅委員 この条約をめぐってこれまでいろいろな形で日本共産党としても申し入れをしたり、あるいは関係の委員がそれなりの立場で質問を交わしたり、この間は本会議での代表質問などもございました。そういうかかわりを通じても感じてきたことなんですが、本日始まったその審議を通じて、先ほど来の...全文を見る
○古堅委員 先ほど最初に、ユニセフの駐日代表事務所所長、そのパンフレットの序文を引用しましたけれども、これは、この国会で承認が得られていわゆる批准ということが完了していく、手続的なそういうものを済ましたことによって終わりとすることにならないものですよ。  むしろこれが出発点とな...全文を見る
○古堅委員 質問を繰り返しても恐らく同じような答弁が出てくるのかなというように思うので、時間との関係もありまして、内容にかかわるものを繰り返して申し上げませんが、これから何度かにわたってこの委員会が続きますし、質問する機会がありますから、今すぐ答えられないということの関係で、内容...全文を見る
○古堅委員 この十二条の引用しました部分、それを政府が狭く解釈して進めよう、こういう感じがした、その懸念があったのであえて質問をしたわけなんですけれども、文字どおり、この十二条は「児童に影響を及ぼすすべての事項について」というふうに、「すべての事項について」というふうになっていま...全文を見る
○古堅委員 時間が参りました。これから次々予定しているものがございまして、それはあした以降に進めたいと思いますけれども、先ほど来の質疑との関係で、このことだけは、あした以降質疑をさせていただくことの関係でちょっと確認をしておきたいというふうに思います。  二十八条です。二十八条...全文を見る
○古堅委員 終わります。
05月12日第126回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○古堅委員 きのうの質疑で、条約十二条の意見を表明する権利の対象について伺いました。小西審議官は、条約の審議過程で、結婚、職業選択、学校選択とされていたことを論拠に、十二条は、結婚、職業の選択、学校の選択といった狭い範囲を対象としているかのような説明をされました。きのうは時間があ...全文を見る
○古堅委員 要するに、権利委員会が一般原則としてその四項目を確認しておるんですよね。十二条は「自己の意見を表明する権利を確保する。」というふうに書かれておりますが、ガイドラインでは「子どもの意見の尊重」という表現が用いられています。条約十二条は原案のまま狭いと決めつけることができ...全文を見る
○古堅委員 きのう来何回かにわたって、審議過程であったところの原案にあった事例を持ち出して説明をされた。ですから、説明としては、そのような狭い意味合いにおいてこの条項は受け取られるべきだという趣旨に聞こえるような内容の説明になっていた。ですから、あえてこのようなことを言ったのです...全文を見る
○古堅委員 条約を審議する立場が逆立ちしておるのですよ。今聞いておるのは、そういうものがあった。時計を持てぬのかということでみんなでいろいろと意見を出した。そして解禁になった。自分たちが意見表明して、それができたので喜ばれた。条約の趣旨に沿うようなものじゃないかと聞いておるのです...全文を見る
○古堅委員 あえて答えようとしないので、しかし反論もないわけですから、内々は認めたということになるのでしょう。  それで、前に進みます。  第十四条一項の思想、良心、宗教の自由についての子供の権利との関連で、日の丸掲揚や君が代斉唱問題について伺いたいと思います。  学校の入...全文を見る
○古堅委員 とんでもない話です。こういう人たちがこの条約の政府側の執行者になっていくのかと思いますと、ぞっとしますよ。  日の丸・君が代が国旗であるか国歌であるか、そこを今ここで論じようとしていません。私が質問をしていますのは、この日の丸・君が代を国旗・国歌というような立場を踏...全文を見る
○古堅委員 国連子供権利委員会、そこはこのような思想、信条にかかわる問題について押しつけることができるというふうな見解をとっていますか。
○古堅委員 聞いてください。思想、良心及び宗教の自由についての児童の権利は拒否の権利が含まれることは、子供の権利委員会第三会期第五十三会議のボリビア政府レポート審査の過程で明確になっています。一九九三年一月十四日の第五十三会議でボリビア政府のレポートを審査する中で、子供の権利委員...全文を見る
○古堅委員 学校でどういう指導をするか、そういう立場からのもの、その全体についていろいろ問題にするなどとかいうふうなことを今言っているんじゃないんですよ。これはいろいろあっていいでしょう。その中で、条約十四条で明確にされている思想、良心及び宗教の自由について、押しつけられたら子供...全文を見る
○古堅委員 とんでもない話ですよ。時間がないので、この問題引き続き論じられないという面もありますけれども、しかしこの条約にとって、思想、良心、宗教の自由、それらについての子供たちの権利が認められるかどうかの問題は本当に中心的な問題の大事な一つです。今のようにして、そういうものに当...全文を見る
○古堅委員 子供たちが、自分たちが直接適用される子どもの権利条約について語り合おうということで、三つの学校の図書委員の皆さんが集まろうとした。ところが、それはいけないということであの通知を基礎にされて、それが学校使用の面で拒否されたという事例、授業中とかなんだとか、そういう問題と...全文を見る
○古堅委員 時間が参りました。終わりますが、このように逃げの答弁じゃなしに、まともに、やはり条約に照らした、その条約をどう実践していくかという、条約の求められておる立場から答弁すべきですよ。厳しく指摘して、きょうは終わります。      ————◇—————
05月14日第126回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○古堅委員 大臣にお伺いします。  政府は、ポル・ポト派の無法な激しい軍事行動の展開にかかわらず、全面戦争となっていないからパリ和平協定の枠組みが維持されている云々を続けています。政府が言う全面戦争とはどういうことを言うのか、その定義について伺いたい。
○古堅委員 カンボジアにおいて全面的に戦争が展開されるという意味はどういうことですか。もっと具体的に説明してください。
○古堅委員 カンボジア全域にわたってですか、各省、すべての省にわたって軍事行動がさらに規模を拡大していくということですか。これまで使い続けている言葉ですから、もう少ししっかりと定義をした説明をしてください。
○古堅委員 大臣、カンボジア全土、各州ということではないんだが、大部分の州において戦闘行動が展開された場合というふうに今言っている。このようなことがカンボジアで起こり得ますか。ポル・ポト軍の無法な戦闘行為とのかかわりでそういうことが言われていますが、ポル・ポト派はそのような形で全...全文を見る
○古堅委員 全面戦争がないから停戦合意は守られている、パリ協定の大枠は守られていると言ってきた。がしかし、ポル・ポト派が持っている軍隊の規模からして全面戦争を展開することは難しいということなんですね。  カンボジアにあって全面戦争が展開されるということはあり得ないだろうというこ...全文を見る
○古堅委員 犠牲者が出ない一〇〇%の可能性というのは、送らなければよかったんです。引き揚げればなくなるんです。ただ、犠牲者が出ないように手を打ちますというふうなことと、私が質問しているそういうこととはまた別の問題なんです。  あえて言えば、そういう犠牲者が出ないようにいろいろと...全文を見る
○古堅委員 犠牲者が出ないように努力をする、その展開によって犠牲者は出ないで済むというふうに考えますか。
○古堅委員 質問に答えてください。これは、全国民がそういうことについて重大な関心を持っている中での政府と国会におけるやりとりです。この危険性はあるんだが、その手は打つ、対策をとる、それによって犠牲者が出ないようになりますということがあるんですか。そういうことができると言うのであれ...全文を見る
○古堅委員 どんな手を打ったんですか。
○古堅委員  一体これまでやってきたことと今の自制を促したということとのこの違いはどこにあるんですか。それによって犠牲が出ないような、ポル・ポト派が無法行為をやめるということについての見通しはあるんですか。
○古堅委員 そんないいかげんな答弁じゃ許されぬですよ。ポル・ポト派というのは、パリ和平協定を遵守しますと、先ほども御答弁があったとおり。しかし、そういうことを言いながら、パリ協定において与えられたみずからの地位を利用しながら、パリ協定の具体的な内容をことごとく踏みにじるということ...全文を見る
○古堅委員 無責任なことをおっしゃるな。人々の命が奪われるかどうか。派遣された方々は、日夜、朝起きれば、新聞はどうだろう、テレビのニュースはどうだろう、みずからの関係者の生命にかかわることを考えて重大な関心を持ち続ける毎日なんですよ。この問題は我が国の政治の最大の焦点にもなってお...全文を見る
○古堅委員 そういうことをもって、送られた自衛隊員などがポル・ポト派などからのゲリラ展開によって起こる危険は防げるというふうに思いますか。期待していますか。
○古堅委員 努力をしているかどうかを聞いておるんじゃない。そのことによって危険を防げるというふうに考えているかどうかを尋ねておるんです。
○古堅委員 あなたは危険を完全に防ぐことはできないんだというふうな理解に立っていますか。
○古堅委員 全面戦争がないから停戦合意は破られておるんではない、しかし全面戦争があるかといえば、あり得ないだろうということになる。このようなありもしない全面戦争の問題を自衛隊をカンボジアに引き続き駐留させるその新たな根拠にして、今引き揚げなくちゃいかぬという国民の声にもこたえられ...全文を見る
05月19日第126回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○古堅委員 日本共産党の古堅と申します。  きょうは、四人の参考人から大変貴重な御意見を伺っていい勉強になったと感謝しています。私に与えられた時間はわずか十分ですから、単刀直入に伺わせていただきます。  まず最初に、波多野参考人、永井参考人にお願いします。  先ほどちょっと...全文を見る
○古堅委員 永井参考人にもう一度お尋ねしたいと思います。  十二条とのかかわりですが、学校で、校則問題で例えば丸坊主でなくてはいかぬとか、制服が何ミリ長いというだけで旅行に行かされなかったなどということが出てきていたり、深刻な事態が現場には実情としてございます。  そういう校...全文を見る
○古堅委員 永井参考人だけに質問して申しわけないのですが、最後の一点です。  先ほどもありましたが、この条約を国会に提出するに当たって、新たな立法措置は必要ないなどということを言ってきております。しかし、新たな立法措置というものが法律の改廃とかいうふうなことまで言っているのか、...全文を見る
○古堅委員 終わります。ありがとうございました。
○古堅委員 五月十七日にガリ国連事務総長が安保理事会に提出した報告は、選挙に向けたUNTACによる入念な準備にもかかわらず、選挙のための状況は、パリ和平協定が想定したものではないことは今や明らかであると述べています。国連が、現状はパリ和平協定が想定したこととは違っていると正式に報...全文を見る
○古堅委員 このように明確に言い切ったのは、今回の総長報告が初めてだと私は受けとめています。  外務大臣、大臣の認識も、現状はこの報告が述べたことと完全に一致しておりますか。それとも、日本政府としてはまだまだそういう状況ではないという認識なのか、そこをお聞きしたい。
○古堅委員 それじゃ前に進みますが、そのとおり受けとめておるということであれば、事の重大さの認識はあるということになります。  ガリ事務総長は、ポト派を除く三派が停戦第二段階でUNTACに渡した武器を返すように要求していることに対して、私は、この要求について緊急かつ綿密な検討を...全文を見る
○古堅委員 少なくとも、公にされるような安保理に報告として出されているものの中に、真剣に検討しているということになったのですよ。  考えてみてください。パリ和平協定が結ばれた。そして停戦合意だ。その後に武装解除というものが続く。先ほども論議がありましたけれども、しかしそういう方...全文を見る
○古堅委員 大臣がそう考えるということの問題じゃないのですよ。国連の責任者がその方向に真剣に検討しているという方向が示されているのです。違いますか。このようなことが正式に報告されるということ自体、国連としてはパリ和平協定が事実上崩れたということを認めているということにほかなりませ...全文を見る
○古堅委員 今どき何をおっしゃるんですか。全面戦争になっていないとか時々何か起こっている、それが終結の方向、おさまる方向に行くということであれば、解除したところの武器、それをもとに戻すなどとかいうふうな方向に、事務総長が安保理に報告するということになりますか。自衛隊を向こうに引き...全文を見る
○古堅委員 小泉郵政大臣がきのうの閣議で、カンボジアでは今国連機関要員の家族が現地を離れつつある状況だというふうに述べたと報道されていますが、そういう状況があるのですか。
○古堅委員 ということは、日本の国連機関要員の家族も現地を離れつつある、あるいはそういうふうな準備をしているという状況下にあるということですか。
○古堅委員 問題は、ここまで深刻な事態になったということが全体としてはっきりしてきたのですよ。国連の責任者がもう安全ではないというふうに言い切り、そして解除したところの武装もそれを戻す方向に検討を進める。そして、UNTACが武装したところへヘリコプターも配置するなどとかいうふうな...全文を見る
○古堅委員 重ねてお聞きしますよ。  パリ協定の選挙は全面的に否定する、敵対するそういうふうな声明を出す、同時に、シアヌーク殿下が提案した、それが唯一の道だと言い張る、パリ協定にない異質のものの主張ということになるのじゃないかというのです。
○古堅委員 ポル・ポト派の代表が声明の中で言ったシアヌーク殿下の提案というものは、パリ協定の中にありますか、ありませんか。
○古堅委員 これは明白ですよ。パリ協定にないものを主張する、パリ協定の中身は全面的に否定する、そういうポル・ポト派を、なおパリ協定は遵守しますというふうなことを言っているからといって、それを大枠は守られていることの根拠にしようという、こんな政府の態度が許されますか。  我が国に...全文を見る
05月20日第126回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○古堅委員 五月十二日の委員会で、入学式や卒業式で子供たちに強制されている日の丸・君が代問題について質問いたしました。ところで、そのときには外務省は答えられませんでした。他の省庁のそれなりの説明、それも必要とする面がございますが、この条約の解釈にかかわる大事な点は、やはり担当省で...全文を見る
○古堅委員 今の大臣のお答えでいきますと、制約しようとするものではないということになりますと、制約をしてはいかぬ、制約できないんだというふうな立場をとっていますし、その信念に基づいて子供がそれを拒否する、例えば起立させられたり君が代斉唱せよと強制される場合に、それは拒否するという...全文を見る
○古堅委員 質問になかなか答えられないのですけれども、それではあえてもう一度お尋ねします。  信念に基づいて拒否した子供を処罰したり何らかの不利益な取り扱いをするというふうなことがあってはならぬ、これが波多野教授も指摘された大事な点だと思うのですが、その指摘は正しいと思いますか...全文を見る
○古堅委員 大臣、大事な点ですからあいまいにしないでもらいたいのであえてお聞きしますが、きのう波多野教授もおっしゃいました。今も皆さんも強制されるものではないとおっしゃっている。そうであれば、入学式とかあるいは卒業式で日の丸掲揚や君が代斉唱が押しつけられるというふうな場があった場...全文を見る
○古堅委員 大臣、暴れ回って今言っているような大変なことを、混乱が起きたなどとかいうふうな場合をここで言っているのではないのです。起立をしなかったとか、あるいは歌わなかったとか、その子がみずからの信念に基づいて、強制されているようなものにはこたえなかったというふうな場合のことを言...全文を見る
○古堅委員 どういう指導がなされるかという問題についても私の立場からいろいろ問題にすべき問題があるというふうには思いますが、今ここを聞いておるんじゃないのですよ。仮にそういうことになった場合に、子供の立場からそういうことには応じないで済まされる、子供の立場が認められるなと――条約...全文を見る
○古堅委員 もう一度。とんでもない言いがかりですよ。日の丸・君が代の問題について、この思想、良心にかかわるその最大の内容ですよ、これは。こういうふうな解釈が許されるということになると、この条約も死んでしまう。  先ほど言いましたけれども、それでは言葉をかえてもう一度念を押して聞...全文を見る
○古堅委員 これはそういうことを持ち出しても、子供たちの立場でそういうことが仮になされた場合にそれを受けなくちゃいかぬ、こういう立場に子供たちが追い込まれるかどうか、そこを尋ねているのですよ。そういうことにならないだけの子供の立場というものは認められなくちゃいかぬじゃないかと聞い...全文を見る
○古堅委員 大臣、それじゃこういう指導がなされた場合に、子供が起立を拒否するとかあるいは歌わないとか、そういうふうな立場というものは子供には認められないんだ、言うとおりにやらなくちゃいけないんだという解釈ですか。
○古堅委員 指導を受けるといっても、子供がそれを聞かないという場合に、子供が不利益な取り扱いをされるというふうなことまで考えているのですか。
○古堅委員 残念ながらもうこのやりとりだけで時間が終わってしまったのですけれども、まだ委員会が予定されておりますので、きょうの皆さんの答弁、私は絶対全体として納得していません。そういう立場で、この問題について再度、場を改めて質問させていただきます。  終わります。
05月26日第126回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○古堅委員 子どもの権利条約の本委員会における審議も、きょうで最終日を迎えました。わずかな時間しかございませんので、急ぎ数点について伺わせていただきます。  最初に、子供の最善の利益という点から、一例として保育所の措置費に対する予算を取り上げて政府の施策の改善を求めたいと考えて...全文を見る
○古堅委員 保育所に対する措置費を言っておるのですがね。予算の問題を持ち出したり、あるいは児童が減っておって一人当たりは云々とかいう形で後退させることは許されないと思うので、重ねて、指摘できる点から申し上げますが、児童の数は一九八〇年が百九十九万三千人で、一九八六年が百八十一万四...全文を見る
○古堅委員 大変中身のない、つれない返事のように思いますが、問題はそう簡単なものじゃないのですね。  海部総理が出席された子供のための世界サミットで採択された宣言は、その「決意」の項で「子どもの福祉には最高レベルの政治行動が必要である。我々は断固としてこの行動を取る決意である。...全文を見る
○古堅委員 次に進みます。  条約三十七条以下の少年司法に関連して伺います。  警察での少年の取り調べについては、これまでいろいろと問題だと指摘されてきたところがございます。日弁連の「少年警察活動と子供の人権」でも、警察署内でける、殴るの暴行を受けたり、犯罪を認めなければ少年...全文を見る
○古堅委員 どういう立場でこの権利条約を実施していくかという姿勢の問われる問題なんですよね。ですから、その条約の趣旨を生かして積極的に、今挙げました二点、法務省も言っておりますように、少年法の基本にかかわる重要な点という面で受けとめられるこういうものについても、保障として必要な法...全文を見る
○古堅委員 この問題について山形弁護士会が調査をして、関係団体に対する警告や勧告も出された問題です。法律専門家が、係争中のものについては今言ったような説明の方向に問題が持っていかれるというふうなことではない結論を出して、そのようなこともしています。しかも、今の答弁の範囲内において...全文を見る
○古堅委員 時間が来ましたから終わりますが、この条約の審議を通じて数回にわたる質問をしてまいりました。残念ながら政府の態度は、条約を積極的に、その趣旨に見合うような形で実施していくという面に照らせば極めて問題が多かった、このように考えています。これから解明しなくちゃいかぬ具体的な...全文を見る
06月03日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○古堅委員 きょう最後の質問になりますが、沖縄担当の長官の御奮闘いかんが沖縄の振興開発を大きく左右する、そういう要素になりますだけに、きょうは振興開発の内容をより実効性を高めて、沖縄に喜んでもらう、そういう面からの長官の御努力も願いたいという気持ちで若干質問させていただきます。 ...全文を見る
○古堅委員 事務段階からの御答弁でいいかと思うのですが、九三年度の沖縄開発庁の本予算で公共事業の前倒し発注はどの程度の額になるか、わかりましたらお答えください。
○古堅委員 細かいことはまた後で聞かせていただきます。  沖縄振興開発計画の中で、沖縄経済の発展のために投資された国の資金の多くが本土に還流してしまうという問題がたびたび指摘され、その問題については、我が党も従来から公共事業の地元企業への発注割合をふやすよう要求し、努力もしてま...全文を見る
○古堅委員 県外は。
○古堅委員 県内と県外、わかるように説明してください。
○古堅委員 私がいただいた資料に基づく比率、その面はちょっと違いますけれども、前へ進みます。  運輸省に要求し、提出された資料によりますと、一九八九年度から一九九二年度までの平均で見ると、件数で県内企業が約四〇%、県外企業が約六〇%となっております。それを金額で見ますと、県内企...全文を見る
○古堅委員 聞いている人だれ一人、あなた以外にだれも納得していないんじゃないですかね、そんな説明では。振興開発の予算にかかわる問題ですよ。  私は、一九九二年度の港湾事業を沖縄県内で発行している建設業界紙によって事業別、企業別に調べてみました。そこでおおよその傾向がわかります。...全文を見る
○古堅委員 長官、お聞きのとおりです。もう何の説明も納得するようなものにはなっていませんですよ。建設や農水関係では若干の改善がされてきているということは、先ほど申し上げたとおりなんですが、港湾事業に関する限りはそういうことがなされずに、言われているように、本土への還流ということで...全文を見る
○古堅委員 大事なことですから長官からもお聞きしたいのですが、先ほど、経済対策閣僚会議の内容にかかわっては、長官もよく御存じの強調されたそういう面もございますから、あえてその内容に及んで申し上げることはしませんが、そういう面から、中小企業への発注というものをどう努力しなくちゃいか...全文を見る
○古堅委員 この問題についてちょっと心配している面もありますから最後に申し上げておきますが、沖縄県内では港湾事業を請け負う企業同士の親睦組織である河港会というのがあって、本土企業が十五企業、県内企業が十一企業参加している。港湾事業の発注がこの河港会に偏っているという不満が関係者か...全文を見る
○古堅委員 先ほどの質問にかかわって、運輸省からも御意見を伺っておきたい。
○古堅委員 この問題は以上で終わりますが、指摘しましたように、振興開発の予算にかかわるものですから、これを食い物にしているとかいうふうなことが言われることがないような執行の仕方というのが最善です。そういう面で、開発庁としても、運輸省としても、ぜひ、今ありましたような立場を踏まえて...全文を見る
○古堅委員 三次振計を全体として成功をさせるに基地の返還促進というものはもう切り離すことのできない大事な要素になっています。そういう意味で、沖縄県とも相提携しながら、ぜひ、直接の担当である外務省としても大きな努力を払ってほしいし、直接の所管ではないにしても、振興開発に責任を持たれ...全文を見る
○古堅委員 沖縄の戦後処理問題に共通する問題は、当事者の年齢が高齢化しているという問題です。当時、例えば三十過ぎたばかりの方でも、もう八十歳に及びました。そういう事情がございますから、協議を続けますというふうなことでは関係者は納得いかない。一日も早い問題の解決をと切実に望んでいる...全文を見る
○古堅委員 以上で終わりますが、通告してありました沖縄の国立組踊劇場の建設問題について、時間もございませんので、割愛させていただきます。  終わります。
06月11日第126回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○古堅委員 最初に、ミナミマグロの保存問題についてお伺いします。  ミナミマグロの保存のために国際法的枠組みをつくって管理することは必要だと考えております。  ところで、八〇年代に入って、台湾やインドネシアなどが新しく参入してきていますが、こうした諸国の漁業規制はこれまでどの...全文を見る
○古堅委員 それでは次に進みます。  次はILO百二十号条約に関連して伺いたいと思います。  このILO百二十号条約は、主として事務作業に従事する事務所というのが対象になっておりますけれども、建設など現場労働に従事する労働者の安全、衛生の確保も極めて重要になっています。その点...全文を見る
○古堅委員 建設業での労働者の安全、健康が問題になっておりますし、今の表明でありますと、いつごろどうという見通しもないままなんでありますが、多少不十分な面があったにしても、まずは批准をしてその上でさらに改善を目指すという方向で進めるべきだというふうに考えますし、前向きの御検討を要...全文を見る
○古堅委員 御存じのように、沖縄には厚生省管轄の国立の看護学校は愛楽園附属の准看護学校が一つあるだけで、正看養成の学校は一つもございません。今全国で厚生省管轄の国立の正看学校のない県はどこどこで、何県あるか示していただきたいと思います。
○古堅委員 かつて厚生省管轄の准看学校が全国に八十校ほどあったというふうに聞いております。これが正看学校との関係ではどんな対策をこれまで進めてこられたのか、そして、現在この准看学校なるものが何校ほど残されているのか、さらに、残された准看学校に対して今後どういう対策を進められようと...全文を見る
○古堅委員 沖縄愛楽園附属の准看学校も、今ありました御意向のように、いずれは正看学校との関係で検討される時が来るものだというふうに思われるのですね。そこで、問題を提起してぜひ御検討願いたい、そのことについて申し上げたいと思います。  実は、厚生省もよく御存じのことでありますけれ...全文を見る
○古堅委員 今申し上げた、移転のときにそういう計画があって土地も確保されたままになっているというふうなことについては厚生省も当然御存じだと思うのですが、それを御理解の上での御答弁だというふうに承っていいですか。そこらあたりちょっと確認したいのですが、そういういきさつについて、私が...全文を見る
○古堅委員 今ありましたように、地元沖縄では沖縄本島の中部地域に看護学校を設置してほしいという関係の市町村からの強い要望がございます。同時に、医療関係者などもそういう方向で挙げて要望し、運動も展開しています。この問題は、沖縄の看護婦養成の拡大施策を将来にわたって重視していかなくて...全文を見る
○古堅委員 重ねて念を押してお聞きしますけれども、正看学校との関係で、今ある十三施設の全国の厚生省管轄の准看学校、それをいずれ、困難な条件があるのだが検討していく方向だというふうにおっしゃいます。この沖縄の愛楽園も、愛楽園のある地域の状況に照らしてみれば、その困難性というのは非常...全文を見る
○古堅委員 もう時間が参りましたから終わりますが、愛楽園の准看学校はいずれその取り扱いの結論を出さなくてはいかぬ、そういう方向にある。沖縄は、正看学校が厚生省管轄のものとして一つもない少ない県の一つになっている。しかも、看護婦養成についての需要というのはなお、沖縄の離島ということ...全文を見る
○古堅委員 最初に、日中航空協定についてお尋ねします。  政府は、中国と南朝鮮が国交樹立したことを受けて日中航空路の短縮化を中国側に申し入れしています。しかし、中国と南朝鮮の話し合いはまだ妥結に至っていません。話し合いがつかない要因は何なのか、また早期妥結の可能性があるのか、そ...全文を見る
○古堅委員 関連しまして次の質問に移らせてもらいたいと思います。  東シナ海における不審船による日本船威嚇銃撃事件ですが、三月に海上保安庁の警備救難第二課長が訪中してこの問題も話し合われました。しかし、その後も日本船等に対する発砲事件が相次いでいます。五月十一日は、尖閣諸島魚釣...全文を見る
○古堅委員 今の御説明によりますと、六月の末から七月の初めごろ、中間あたりをとってということになるのかなと思いますけれども、問題は、こういうことが実効性を持って日中間の話し合いになっていく、そのためにも、中国側のしかるべき省庁を含めた話し合いということまできちっとなっていくのかと...全文を見る
○古堅委員 今回の協議で、中国船による発砲や威嚇、こういうことはあってはならぬという問題の核心をはっきりさせるような協議にしなくちゃいけないというふうに考えますが、協議はそういう方向に進みますか。
○古堅委員 日本側として、そういう方向に協議が進められるということを前提にして、実効あるものとしてどういう具体的な作業を提起したいのかというふうなことを伺いたいと思います。
○古堅委員 不審船による威嚇、銃撃、臨検等の事件がすぐに解決されるかどうかは、東シナ海を航行する漁船、貨物船、そのいずれを問わず、日本船にとって命がけの問題、文字どおり死活の問題ということにまでなってまいっています。こういう協議に時間がとられればとられるほど、先ほども二つの事件に...全文を見る
○古堅委員 すべてが中国の公船であるとか中国船であるなどというふうな形で確認されているのじゃないのですが、少なくとも中国公船がそういう類似のことをやったなどということが何件か確認されているということなどをもって類推していけば、中国ではないかというふうに言っても言い過ぎではないよう...全文を見る
○古堅委員 では、以上で終わります。
10月15日第128回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○古堅委員 細川総理は、さきの予算委員会で、国連安保理事会常任理事国入りについて、推されれば喜んで受け入れる、このような表明をしました。これは我が国の将来にとっても、政治の根本にかかわる大事なことだと考えますので、大臣にかかわってお聞きしたいと思います。  国連憲章第四十七条で...全文を見る
○古堅委員 いずれにしても、国連憲章上はそういう規定がございます。軍事参謀委員会が設置される場合に、常任理事国になっても参謀総長またはその代表者、それを出さないこともできるというふうなお考えもあるのですか。
○古堅委員 去る七日の参議院の予算委員会で総理は、改革後の常任理事国入りということではないのかという質問を受けて、必ずしもそうではない、国連改革は前提ではないというふうに言っておられるではないですか。現在の国連憲章に基づいて常任理事国入りした場合に、今の問題は避け亡通ることができ...全文を見る
○古堅委員 一九九二年六月十七日に、国連事務総長が「平和のための行動計画」という文書を出しました。これが今国連で検討されています。御存じのとおりです。その四十三項で、「特別協定の締結への長年の障害はもはや存在しない。」いわゆる拒否権を発動し続けておったような、そういうような状況は...全文を見る
○古堅委員 あなたは先ほど憲法の問題を持ち出されました。現在の日本国憲法に照らして、国連憲章に定める軍事参謀委員会、それに参加することはできないんだというふうに御理解しておられるのですか。
○古堅委員 改革を持ち出して答弁を避けようとしていますが、改革後も今のような国連軍が創設される、軍事参謀委員会がつくられる、そして、常任理事国がその構成国となるというようなことになった場合、どうですか。
○古堅委員 大臣にお答えいただきたいと思いますが、今のような形で論議を避けて通るのではなしに、我が国憲法とのかかわりでただそうとしていることを御存じなわけですから、こうなった場合はこうなるということについて、大臣から、我が国が常任理事国入りするとした場合に、現在の内容の参謀委員会...全文を見る
○古堅委員 答えられないということは、憲法とのかかわりにおいて突破することができない問題なんだと受けとめたというふうに思います。  前に進みます。  米空軍特殊部隊の嘉手納基地常駐問題について、時間も残り少ないのですけれども、急きお尋ねしたいと思います。  去る九月二十四日...全文を見る
○古堅委員 いつあったのですか、その連絡は。
○古堅委員 在比米軍部隊の沖縄移駐については当時から県民の間では大問題になりました。反対ののろしが上がり、地方議会では決議するということなども相次いで起きた問題です。そういうところを受けて松浦北米局長は、在日米軍の施設、区域が沖縄に集中しており、県民に迷惑をかけていることは非常に...全文を見る
○古堅委員 もう時間が来ましたので終わりますが、一言だけ申し述べておきたいと思います。  今のような形で沖縄県民の心を、安保条約を前面に出して踏みにじるなどというふうなこと、再編強化の方向にあるものをあたかもそうでないかのごとく描いて踏みにじるなどということは断じて許せません。...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○古堅委員 最初に、ロシアの核廃棄物海洋投棄問題について質問いたします。  今回のロシアの放射性廃棄物質の日本海への投棄は、環境を汚染し、日本国民の健康を脅かす重大問題であることは申すまでもございません。たび重なる中止要求を無視した暴挙であることも言うに及ばないことです。外交と...全文を見る
○古堅委員 ショックを受けたとおっしゃいます。国民の立場から、ロシアの今展開されている行為などというものはだれの立場からも納得できるものでない、糾弾しなくちゃいかぬ、皆そういう気持ちだと思います。  ところで、ショックを受けたとおっしゃる。そういうものについて外交的な立場からど...全文を見る
○古堅委員 この間新聞各紙にも報道されました。外交のかなめにある外務省自身が、エリツィン大統領を擁護する、そういうふうな立場から、国民の命と健康を犠牲にする、そういう考えなのかと受けとめざるを得ないような外務省首脳の言動がございます。  十九日付の各紙は、斉藤事務次官が「この問...全文を見る
○古堅委員 国民の立場に立って許されないこういう言動を、その上司であられる大臣が擁護するなどということはもってのほかです。この事務次官がどう考えてそういう言葉を言われたか、それは吟味する必要はありません。言葉にセンセーショナルなそういうとらえ方をしない方がいいなどと言って、国民に...全文を見る
○古堅委員 大臣、外交はいろいろと配慮しなければいかぬそれぞれの立場がありましょう。しかし、ばかにされちゃいかぬですよ。国際的にも通用しないようなこういう態度を許すという面からは、それぞれの立場からいろいろと配慮すべきなどとかいったふうな範囲りものではないことは言うまでもありませ...全文を見る
○古堅委員 国民の名において断固たる措置を政府がとられるよう強く要求しておきます。  次に進みます、沖縄の演習の問題です。  きのうから県道百四号を封鎖して核非核両用百五十五ミリりゅう弾砲の演習が始まっています。県道越えの実弾演習については、沖縄の米軍基地が再編強化される中で...全文を見る
○古堅委員 これまで毎年毎年演習が激化してきている、そういう状況というのが実に露骨な形であらわれていますが、十九日から始まった四日丸ごとの連続というのは、これまでかつてなかった、初めての、本当に強行のものなんです。確かに四日というのはことしの一月、六月にもありましたけれども、間に...全文を見る
○古堅委員 今、演習がふえたり減ったりする、ただふえてばかりはいないなどということをおっしゃるのですけれども、本当に日本国民、政府の立場からまともに物を言うのだったら、そういう説明というのはできないはずなんですよ、復帰後のこの経過を見れば。この二、三年というのは、もう本当に考えら...全文を見る
○古堅委員 まるで細川内閣もアメリカ政府の代理人のような言い分じゃありませんか。  終わります。
10月22日第128回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○古堅委員 最初に、ネパールとの航空協定、その後に、関連して東シナ海と尖閣列島の問題について若干質問したいと思います。ネパールとの航空協定、付表の2の注2は「ネパール王国の一又は二以上の指定航空企業は、上海と大阪との間及び上海と当該以遠の二地点との間において運輸権(途中降機に係る...全文を見る
○古堅委員 その点はわかりました。しかし、条約というのは権利義務について厳格に定められるべき性格のものだと思いますし、形式的にも相互主義を貫くということが必要かというふうに思います。  日本の航空企業のネパール乗り入れが本格化するその時点においては、この問題についてそういう立場...全文を見る
○古堅委員 その点についてはわかりました。  関連しての質問に移らさせていただきますが、最初に東シナ海にかかわる問題です。  東シナ海での日本船への威嚇銃撃事件については、この間日中間協議が行われてきておりますけれども、それらに関連して若干お尋ねするものであります。  去る...全文を見る
○古堅委員 この日中協議が行われて不法、不当な威嚇銃撃事件というのは最近おさまった感じに見えます。しかし、いっそういうことが起きないとも限りません。それの根本的な解決は、日中間におけるきちっとした内容のある合意に達する、そういうことが大事だろうというふうに思います。  年内にも...全文を見る
○古堅委員 先ほどありました年内の協議というのは、今十月でありますが、大体いつごろということでのお考えもありましょう、具体的には十一月ですか十二月ですか。
○古堅委員 現地の漁業者を初め関係者にあっては、この問題の推移というものには非常に大きな関心が払われております。最近は心配されるようなことが海上で起きていないとはいえ、今まで本当に数限りないそういう事態があっただけに、いつ起きないとも限らぬ、そういうことの根本的な解決のための努力...全文を見る
○古堅委員 一九七八年に来日した当時の鄧小平副首相は、次の世代に解決をゆだねたい、そういう趣旨のことを言われたのですね。広く新聞にも報道されました。それさえも無視したような形での昨年の領海法の公布であったように思うのです。  中国側が明らかにその副首相の日本側への公約ともとれる...全文を見る
○古堅委員 受け入れないというふうなことを政府がはっきり表明した、そういう経緯についてはよくわかりますけれども、中国側は、ああそうか、それじゃその領海法を公布したそういう態度を改めましょうということになっていないことも明確なわけです。  そういうことがそのまま推移するような形で...全文を見る
○古堅委員 今、実効的に支配しているということが目下の大事な点だというふうなことだと思うのですが、この公布された領海法の第二条には、「中国の領海は中国の領土に接する一帯の海域とする。領土は中国大陸、台湾と釣魚諸島(尖閣諸島)を含む」云々、そのように言われ、十四条では、「本条の追跡...全文を見る
○古堅委員 それでは、最後にお尋ねしますが、日本が示した抗議その他の態度について、それに対する回答といいますか、中国側はどういう態度を示したのですか、黙認されているだけですか。
○古堅委員 終わります。
11月10日第128回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○古堅委員 核兵器廃絶問題と米軍基地のPCB問題についてお尋ねします。  細川総理は九月二十七日の国連総会の演説で、核不拡散条約の無期限延長を支持すると演説されて、核兵器保有国の核兵器保有を容認する立場を改めて表明されました。これは唯一の原爆被爆国である日本国民の核兵器廃絶要求...全文を見る
○古堅委員 核不拡散条約の無期限延長ということは、核不拡散、そういう名において核兵器保有五大国の独占体制をこのまま維持するということにほかなりません。世界の願いは核兵器の速やかな廃絶であります。なぜ、そういうところで核兵器の廃絶、まともにそういうことを言うことが核兵器を速やかにな...全文を見る
○古堅委員 繰り返しの説明になろうかと思いますが、政府としては、核兵器を廃絶するという方向を考えながらも、今すぐ核兵器を廃絶しろというふうな主張はすべきでない、そういうことは言わないんだということなんですね。
○古堅委員 政府が核兵器廃絶をまともに言おうとしないその裏には、やはり核抑止の政策、そういうものが裏返しのものとしてずっとあるんじゃないですか。
○古堅委員 核兵器を廃絶すべしという、将来を考えるということを言いながら実際には核拡散防止条約の無期限延長ということは、一面核兵器体制をそのまま維持するということなんですよ。  世界保健機構(WHO)でも核兵器廃絶の必要性が強調されている、そのことについては外務大臣も御存じだと...全文を見る
○古堅委員 唯一の被爆国としてやるべき重要なこと、まさにこの核兵器廃絶について、世界に日本の立場というものを明確にして、そのためにまともな努力をするということが一番求められています。細川内閣として、そういうことはできないということですか。やるべきでないということですか。
○古堅委員 八月六日の広島宣言のそういう国民、人類の願いにもこたえられない、WHOのそういうような指摘にもこたえられない、これは、核兵器廃絶という人類の根本的な願いに日本政府が、唯一の被爆国でありながら、まともな努力をしないということを表明するものにほかならないですよ。絶対許すわ...全文を見る
○古堅委員 沖縄米軍基地の個々の所在、キャンプ、そういうことなどを明確にしてください。
○古堅委員 これらはどこがどのように処理し、その費用などの負担はどうなったんですか。
○古堅委員 次は、米軍が米本国や南朝鮮など日本以外から調達した変圧器のPCB入りの実態について質問します。  その第一点は、米側が在日米軍基地の全体を調査したか、二点は、PCB入り変圧器はどのくらい見つかったか、三点目は、そのPCB入り変圧器が米本国に搬入されたのか、三点につい...全文を見る
○古堅委員 米軍側から日本製品以外のものについての二千五百というのは初めての答えですが、米軍は在日米軍基地の全体について今調査をずっと続行しているということで、それで、その在日米軍基地の全体についての調査が済めば、政府にもその全体についての報告があるということになりますか。
○古堅委員 私が今お聞きしたのは、米軍基地全体についての調査がなされたら日本政府に対してもそういうことがきちっと報告されるかと。何か報告ということにひっかかったんでしょうかね。  合同委員会でそういうことが確認されていることは、日本政府に、どういう言葉、通報といいますかあるいは...全文を見る
○古堅委員 もう時間が来ましたから終わりますが、いずれにしても、速やかに基地全体についての調査を厳格にやってもらい、すべてのPCB入りが米軍の手によって除去されるように日本政府からも引き続き強く求めてほしい、そういうことを申し上げて、終わらせていただきます。
12月08日第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○古堅委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の平成五年度一般会計補正予算(第2号)外二案と、自由民主党・自由国民会議提出の組み替え動議に反対し、我が党提出の組み替え動議に賛成する討論を行います。  政府案に反対する第一の理由は、かつてない不況下であすの生活をどうするかという...全文を見る